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百 科 辞 書 《せは》 編集:獨 澄旻
-------- せは --------------------------------------------------
せばすちゃん
【セバスチャン】
◇[英]Sebastian
○(1)(Sebastian County)⇒せばすちゃんぐん(セバスチャン郡)
○(2)[人]英語圏の男性名。
愛称・短縮形は「バスチャン(Bastian)」。
○(3)[人](Saint Sebastian)⇒せばすてぃあぬす(セバスティ
アヌス)
◎古代パレスチナの都市セバステ(Sebaste)から。
参照⇒さまりあ(サマリア)(1)
せばすちゃんぐん
【セバスチャン郡】
◇[英]Sebastian County
○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)西
部の郡。西部をオクラホマ州(Oklahoma State)に隣接。
郡都はフォートスミス(Fort Smith)。
〈人口〉
1999(平成11)10万6,252人(7月1日現在)。
せばすて
【セバステ】
◇Sebaste
○(1)[古]⇒さまりあ(サマリア)(1)
○(2)[古]⇒しばす(シバス)
せばすてぃあぬす
【セバスティアヌス】
◇[羅]Sebastianus、[英]Saint Sebastian
○[宗][人]古代ローマの近衛兵・聖人(?〜 288ころ)。
三世紀末、ローマ帝国皇帝ディオクレティアヌス時代に迫害
に遭い、柱に縛られて矢を射られ殉教したと伝えられる。
疫病に対する守護聖人。聖日は1月20日。
「セント・セバスティアン」とも呼ぶ。
せばすとぽり
【セバストポリ】
◇Sevastopol'
○ウクライナ共和国南部のクリム(クリミア)自治共和国南西部
の都市。
クリム半島(poluostrov Krym)(クリミア半島)南西部、黒海
に面するセバストポリ湾(Bay of Sevastopol)の港湾都市。
〈人口〉
1989(平成元)35万5,000人。
◎"Sebastopol"の綴りは旧式。
◎クリミア戦争中、1854〜1855(嘉永 7〜安政 2)湾口を塞(フサ)
いで要塞化し、包囲するイギリス・フランス・トルコの連合軍
と349日籠城戦を行い屈服(Resistance of Sevastopol)。
1997(平成 9)20年間の期限付きでロシア黒海艦隊(Black Sea
Fleet)が駐留中。
せばた
【背旗】
○⇒さしもの(指物,差物)(1)
せぱたくろー
【セパタクロー】
◇sepa takraw
○[運]肩から先を使わない、バレーボールに似た球技。
籐製(トウセイ)の球を相手の陣地に蹴(ケ)り込んで得点を競う。
◎マレー語の「セパ(蹴る)」とタイ語の「タクロー(球)」の合成語。
せばて
【セバテ】
◇[ヘブライ語]Shevat
○[暦]ユダヤ暦の第5月(旧第11月)。
参照⇒ゆだやれき(ユダヤ暦)
せぱるかー
【セパルカー】
◇[英]sepulcher
○(英語で)岩を掘った墓または霊廟(レイビョウ)。
参照⇒ぐれいぶ(グレイブ)
せばん
【セバン】
◇Sevan
○(1)[地](Sevana Lich)⇒せばんこ(セバン湖)
○(2)アルメニア共和国東部、ゲガルクニク州(Gegharkuniki
Marz)北西部、セバン湖北西岸の小都市。
北緯40.55°、東経44.95°の地。
ここからラズダン川(Rijeka Hrazdan)が流出。
「セヴァン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1989(平成元)2万7,000人。
2001(平成13)1万8,776人。
せばんがわ《せばんがは》
【セバン川】
◇[英]Severn River/the Severn
○[地]イギリス南西部、ウェールズ(Wales)中央部からブリス
トル海峡(Bristol Channel)に注(ソソ)ぐ川。
満潮時に河川が逆流する海嘯(カイショウ)現象が発生する。
「セヴァン川」,「セバーン川」とも呼ぶ。
せばーんがわ《せばーんがは》
【セバーン川】
◇[英]Severn River/the Severn
○[地]⇒せばんがわ(セバン川)
せばんこ
【セバン湖】
◇Sevana Lich、[露]Ozero Sevan、[英]Lake Sevan
○[地]アルメニア中東部、小カフカズ山脈(Lesser Caucasus
Mountains)の南西麓にある湖。海抜約1,900メートル。
ゲガルクニク州(Gegharkuniki Marz)に含まれる。
北西のセバンからラズダン川(Rijeka Hrazdan)が流出。
「セヴァン湖」とも呼ぶ。
〈面積〉
1,360平方キロメートル。
★[1]せぴあ
【セピア】
◇[英]sepia
○(1)イカ(烏賊)の墨。
○(2)セピア色の絵具。
参照⇒せぴあいろ(セピア色)
◎ギリシア語の「イカ(sepia)」から。
[2]せぴあ
【セピア】
◇[フ]sepia
○[動](フランス語で)イカ(烏賊)。
⇒いか(イカ,烏賊)
せぴあいろ
【セピア色】
◇[英]sepia
○[色]黒茶色〜赤褐色。
白黒の写真(印画紙)は年数を経るとセピア色に変色すること
から、セピア色で描かれた絵は古さを感じさせる効果がある。
参照⇒けいらんし(鶏卵紙),せぴあ(セピア)
ぜびう
【ゼビウ】
◇[英]zebu
○[哺]⇒こぶうし(コブウシ,瘤牛)
せぴおらいと
【セピオライト】
◇[英]sepiolite
○[鉱]⇒かいほうせき(海泡石)
ぜひにおよばず
【是非に及ばず】
○(1)(事態が切迫して)論じ合っている余裕がない。
○(2)しかたがない・やむを得ない。
○(3)[歴]本能寺の変で、織田信長が明智光秀の謀反(ムホン)と聞
いたときに発した辞世の言葉。
参照⇒ほんのうじのへん(本能寺の変)
ぜびゅー
【ゼビュー】
◇[英]zebu
○[哺]⇒こぶうし(コブウシ,瘤牛)
せびりあ
【セビリア】
◇[西]Sevilla、[英]Seville
○(1)(Provincia de Sevilla)⇒せびりあけん(セビリア県)
○(2)スペイン南部、アンダルシア自治州(Comunidad Autonoma
de Andalucia)の州都、セビリア県の県都。河港都市。
〈人口〉
1974(昭和49)59万人。
1986(昭和61)65万1,000人。
せびりあけん
【セビリア県】
◇[西]Provincia de Sevilla、[英]Seville Province
○スペイン南部、アンダルシア自治州(Comunidad Autonoma de
Andalucia)西部の県。東部をコルドバ県(Provincia de Cordo-
ba)、南東部をマラガ県(Provincia de Malaga)、南部をカディ
ス県(Provincia de Cadiz)、西部をウエルバ県(Provincia de
Huelva)に接する。
県都はセビリア。
★せびろ
【背広】
○[服]
狭義には背広の上着(ウワギ)を指す。
前ボタンによって二つボタン・三つボタン、背中の切れ込み
によってセンターベンツ(center vent)・サイドベンツ(side
vents)・ベンツ無しなどがある。
「スーツ(suit)」とも呼ぶ。
参照⇒せんたーべんつ(センターベンツ,センター・ベンツ),
さいどべんつ(サイドベンツ,サイド・ベンツ)
◎襟(エリ):⇒おりえり(折り襟,折襟)
◎英語の"civil clothes(シビル・クロッズ)"の当て字(語源)
と言われている。
せびろぐみ
【背広組】
○[俗][軍]防衛省の内部部局の俗称。
略称で「内局」とも呼ぶ。
⇔せいふくぐみ(制服組)
せーびん
【セービン】
◇Albert Bruce Sabin
○[人]アメリカの微生物学者(1906〜)。旧ソ連(現:ロシア)生
れ。
1921(大正10)渡米。
1955(昭和30)急性灰白髄炎(小児麻痺)の予防経口ワクチンを
開発。
参照⇒せーびんわくちん(セービン・ワクチン)
せーびんわくちん
【セービン・ワクチン】
◇[英]Sabin vaccine
○[薬]急性灰白髄炎(小児麻痺)の予防経口ワクチン。
弱毒性の生ワクチンで、飲用後10日ほどで免疫による抵抗力
が生れる。
「生ワクチン」とも呼ぶ。
参照⇒せーびん(セービン),そーくわくちん(ソーク・ワクチ
ン),きゅうせいかいはくずいえん(急性灰白髄炎)
◎1955(昭和30)セービンが予防経口ワクチンを開発。
1959(昭和34)ソ連で急性灰白髄炎(小児麻痺)の予防経口ワク
チンを実用化。
せふ
【セフ】
【SEV】
◇[露]Sovet ekonomicheskoi vzaimopomoshchi
○[経]⇒こめこん(コメコン,COMECON)
せぶ
【セブ】
◇Cebu
○(1)[地](Cebu Island)⇒せぶとう(セブ島)
○(2)フィリピンのセブ島中央部の東岸にある都市。
東方沖にリゾート地マクタン島(Mactan Island)がある。
参照⇒せぶとう(セブ島),まくたんとう(マクタン島)
〈人口〉
2001(平成 9)73万3,000人(推計)。
せーぶ
【セーブ】
◇[英]save
○(1)救う・救助する・助ける・救済する。
○(2)蓄える・貯蓄する。
○(3)節約する・切り詰める。
○(4)抑制する・省(ハブ)く・抑(オサ)える。
○(5)[運]プロ野球で、勝利に貢献した救援投手に与えられる
記録。
自チームがリードしている時に救援し、そのリードを最終回
まで守り切ったが勝ち投手になれなかった投手。
○(6)[計]主記憶装置にあるデータを補助記憶装置に書き込む
こと。
○(7)[計]補助記憶装置のデータをCDやDVD・FD・MD
などに書き込んで、バックアップ(backup)を作ること。
○(8)[計]⇒すとあ(ストア)(3)
[1]せーぷ
【セープ】
◇[フ]cepes
○[植]⇒やまどりたけ(ヤマドリタケ,ヤマドリ茸,山鳥茸)
[2]せーぷ
【セープ】
◇[蘭]zeep
○セッケン(石鹸)。
⇒せっけん(セッケン,石鹸)
ぜぶ
【ゼブ】
◇[英]zebu
○[哺]⇒こぶうし(コブウシ,瘤牛)
ぜぶー
【ゼブー】
◇[英]zebu
○[哺]⇒こぶうし(コブウシ,瘤牛)
★ぜふぁー
【ゼファー】
◇[英]zephyr
○()[気]西風・そよ風
○()[服]
○()[交](Zephyr)イギリスの自動車名。
○()[ギ神](Zephyr)ゼフィロス(Zephyros)の英語名。
⇒ぜふぃろす(ゼフィロス)
ぜふぁーま
【ゼファーマ】
◇[登録商標]Zepharma
○[経]大衆薬製造会社の一社。アステラス製薬の子会社。
胃腸薬ガスター10(テン)、風邪薬プレコール・カコナール、
消毒薬マキロンなどを販売。
参照⇒あすてらすせいやく(アステラス製薬)
◎2004.10.(平成16)山之内製薬と藤沢薬品工業の大衆薬事業を
統合して発足。
せふぁらでぃ
【セファラディ】
◇Sepharad
○⇒せふぁるでぃ(セファルディ)(1)
せふぁるでぃ
【セファルディ】
◇[英](単数形)Sephardi/(複数形)Sephardim(セファルディム)
○(1)スペイン・ポルトガル系のユダヤ人。スペイン語にヘブ
ライ語を交(マジ)えた混成語ラディノ語(Ladino Language)を用
いる。
「セファラディ(Sepharad)」とも呼ぶ。
参照⇒あしゅけなーじ(アシュケナージ)
◎イスラエルでは中流階級以下を構成。
○(2)アラブ・アフリカ・アジアに住むユダヤ人。
参照⇒あしゅけなーじ(アシュケナージ)
せふぁるでぃむ
【セファルディム】
◇[英](複数形)Sephardim
○⇒せふぁるでぃ(セファルディ)
せふぁろにあとう《せふあろにあたう》
【セファロニア島】
◇[英]Cephalonia Island
○[地]⇒けふぁりにあとう(ケファリニア島)
せふぃーどくーさんみゃく
【セフィードクー山脈】
◇Selseleh-ye Sefid Kuh/Selsela-i-Safed Koh、[英]Safed
Koh Mountains/Safid Koh Mountains、[フ]Montagnes du
Safed Koh
○[地]アフガニスタン北西部をほぼ東西に連なる山脈。全長約
480キロメートル。
北側のトルケスタン山脈([英]Torkestan Mountains)との間
をモルガーブ川(Darya-ye Morghab)が西流し、南側をハリルー
ド川(Rudkhaneh-ye Harirud)が西流。
西端はトルクメニスタンのコペトダグ山脈(khrebet Kopet-
dag)へと続く。
旧称は「パロパマイサス山地(Paropamisus Range)」,「パロパ
マイサス山脈」とも呼ぶ。
参照⇒ぱろぱまいさすさんち(パロパマイサス山地),[2]とる
けすたんさんみゃく(トルケスタン山脈)
◎ウルドゥー語で「白い(safed)山(koh)」の意味。
せふぃーろ
【セフィーロ】
◇[登録商標]CEFIRO
○[交]日産自動車(株)の高級乗用車(セダン)。
海外ではマキシマ(MAXIMA)、北米ブランド名はインフィニティ
(Infiniti)。
ぜふぃろ
【ゼフィロ】
◇Zefiro
○[軍]イタリア海軍のフリゲート艦。
母港はタラント(Taranto)海軍基地。
ぜふぃろす
【ゼフィロス】
◇[希]Zephyros
○[ギ神]トラキアの洞穴に住む西風の神。花の女神フローラの
恋人。
「ゼファー([英]Zephyr)」とも呼ぶ。
参照⇒ひゅあきんとす(ヒュアキントス)
◎東風の神:⇒えうろす(エウロス)
南風の神:⇒のとす(ノトス)
北風の神:⇒ぼれあす(ボレアス)
せーふがーど
【セーフガード】
◇[英]Safeguard
○[軍]アメリカ海軍の救難艦(ARS50)。
満載排水量3,181トン。
母港は在日アメリカ海軍佐世保基地。
せーふこふぃーるど
【セーフコフィールド】
【セーフコ・フィールド】
◇[英]Safeco Field
○アメリカ合衆国北西部、ワシントン州(Washington State)
北西部の都市シアトル(Seattle)の一地区。
アメリカの球団シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)の
本拠地。
せぷしす
【セプシス】
◇[英]sepsis
○[病]⇒はいけつしょう(敗血症)
せぷたー
【セプター】
◇[登録商標]Scepter
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車。
◎1992. 9.(平成 4)発売。
せーぷたけ
【セープ茸】
◇[フ]cepes
○[植]⇒やまどりたけ(ヤマドリタケ,ヤマドリ茸,山鳥茸)
せぷたごん
【セプタゴン】
◇[英]septagon/heptagon
○[数]⇒しちかっけい(七角形)
せふたり
【セフタリ】
◇[トルコ語]seftali
○[植](トルコ語で)モモ(桃)・モモの実。
⇒もも(モモ,桃)
せぷたんぐる
【セプタングル】
◇[英]septangle
○[数]⇒しちかっけい(七角形)
せーふてぃー
【セーフティー】
◇[英]safety
○(1)安全・無事。
○(2)[機]安全装置。
参照⇒せーふてぃーればー(セーフティー・レバー)
○(3)[運]野球の安打。
せーふてぃーぴん
【セーフティーピン】
◇[英]safety pin
○[機]⇒あんぜんぴん(安全ピン)
せーふてぃーべると
【セーフティー・ベルト】
◇[英]safety belt
○(1)[交]⇒しーとべると(シートベルト)
○(2)(高所で働く人の)命綱(イノチヅナ)。
せーふてぃーればー
【セーフティー・レバー】
◇[英]safety lever
○(1)[機]ある機構が作動しない状態に切り替える装置。
○(2)(特に)オートマチック・ピストル(自動式拳銃)のスライ
ド(遊底)横に着いている安全装置。
これを安全側に倒しておくと引き金を引いても撃鉄が降りず、
弾丸は発射されない。
参照⇒はーふこっく(ハーフコック)
せぷてっと
【セプテット】
◇[伊]septetto、[英]septet
○(1)[楽]七人で楽器を演じること。七重奏。また、その音楽。
参照⇒[1]そろ(ソロ)(1)
○(2)[楽]七人で歌うこと。七重唱。また、その音楽。
○(3)[楽]七人の踊り手による舞踏。
せぷてんばー
【セプテンバー】
◇[英]September
○[暦]九月(9月)の英語名。
略号は「Sep.」,「Sep」,「SEP」。
参照⇒くがつ(九月,9月)
◎「七番目の月」の意味で、古代ローマでは一年の初めが3月で
あったことから。
せぷてんばーむーん
【SEPTEMBER MOON】
○[楽]ちあき哲也作詞、矢沢永吉(エイキチ)作曲の歌謡曲。
歌は矢沢永吉。
◎1982(昭和57)発売。
せふと
【セフト】
◇[英]theft
○盗(ヌス)み・窃盗(セットウ)。窃盗罪。
せぶとう《せぶたう》
【セブ島】
◇[英]Cebu Island
○[地]フィリピン諸島中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)
にある島。東方にはレイテ島(Leyte Island)、南方にはボホル
島(Bohol Island)、西方にはネグロス島(Negros Island)があ
る。
中心都市はセブ。
マクタン空軍基地(the Mactan Air Base)がある。
参照⇒まくたんとう(マクタン島)
せぷとぅあぎんた
【セプトゥアギンタ】
◇[羅]Septuaginta、[英]the Septuagint
○[聖]⇒しちじゅうにんやくせいしょ(七十人訳聖書)
せぶは
【セブハ】
◇Sebha
○リビアの都市。
⇒さぶは(サブハ)
せーふはうす
【セースハウス】
【セース・ハウス】
◇[英]safe house
○(1)盗聴・監視などの恐れのない家・場所。
○(2)(転じて)隠れ家(ガ)・秘密集合場所。
◎類語:⇒あじと(アジト),あるせいしあ(アルセイシア)(3),
あさいらむ(アサイラム)
[1]ぜぶら
【ゼブラ】
◇[英]zebra
○[哺](英語で)シマウマ(縞馬)。
⇒しまうま(シマウマ,縞馬,斑馬)
[2]ぜぶら
【ゼブラ】
◇[登録商標]Zebra
○(1)[経]筆記具製造会社の一社。
本社は東京都新宿区東五軒町。
○(2)[交]インドネシアのアストラ・ダイハツ・モーター
(Astra Daihatsu Motor)社製の商用軽4輪自動車。
日本名は「ハイゼット(HIJET)」。
ぜぶらす
【ゼブラス】
◇[英]zebrass
○[哺]オスのシマウマ(zebra)とメスのロバ(ass)との交配種。
せぶらとさん
【セブラト山】
◇[インドネシア語]Gunung Seblat、[英]Mount Seblat
○[地]インドネシアのスマトラ島(Pulau Sumatra)西岸のバリ
サン山脈(Pegunungan Barisan)の山。標高2,383メートル。
ケリンチ・セブラト国立公園([英]Kerinci Seblat National
Park)に含まれる。
せぶりさん
【背振山】
◇[日]Sefuri San
○[地]⇒せふりやま(背振山)
せふりさんち
【脊振山地】
◇[日]Sefuri Sanchi
○[地]福岡県と佐賀県との境をほぼ東西に走る山地。
筑紫山地(ツクシサンチ)の一部で、東西約50キロメートル、南北約
25キロメートル。最高峰は脊振山(セフリヤマ)(1,055メートル)。
隆起準平原で、断層崖も発達。茶やミカンの栽培が行われて
いる。
せふりやま
【背振山】
◇[日]Sefuri Yama
○[地]福岡県と佐賀県との境にある山。標高1,055メートルで、
筑紫山地(ツクシサンチ)・背振山地の最高峰・主峰。
「せぶりやま(背振山)」,「せふりさん(背振山)」とも呼ぶ。
参照⇒せふりさんち(背振山地)
〈背振神社〉
山頂に上宮があり、神功皇后三韓征伐の折に勧請したものと
伝えられる。
古く渡唐の僧の信仰を集め、最澄・空海なども渡唐の際に祈
願している。また栄西が茶を移植した所としても知られる。
せぶりやま
【背振山】
◇[日]Seburi Yama
○[地]⇒せふりやま(背振山)
[1]せーぶる
【セーブル】
◇[英]sable
○(1)[哺]クロテン(黒貂)の英語名。
⇒くろてん(クロテン,黒貂)
○(2)[服]クロテン(黒貂)の毛皮。
参照⇒くろてん(クロテン,黒貂)
[2]せーぶる
【セーブル】
◇[フ]Sevres
○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-de-
France)中北西部のオートドセーヌ県(Departement Hauts-de-
Seine)中央部の小都市。
北緯48.82°、東経2.21°の地。
首都パリ西郊に位置する。
「セーヴル」とも呼ぶ。
〈面積〉
3.91平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)2万1,990人。
1999(平成11)2万2,754人。
せぷるくろ
【セプルクロ】
◇[西]sepulcro
○(スペイン語で)墓。
⇒はか(墓)
★せーぶるじょうやく《せーぶるでうやく》
【セーブル条約】
◇[英]the Treaty of Sevres/the Peace Treaty of Sevres
○[歴]第一次世界大戦後、1920. 8.10(大正 9)パリ郊外のセー
ブルでトルコ帝国(オスマン帝国)が連合国と結んだ平和条約。
「セーヴル条約」とも呼ぶ。
参照⇒がじあんてぷ(ガジアンテプ)(2)
〈主な条約内容〉
ダーダネルス海峡の開放(国際化)。
メソポタミア・パレスチナをイギリスの、シリアをフランス
の委任統治領とする。
エジプトを英国の保護国とする。
軍備制限・治外法権の復活など。
◎ケマル・パシャ(アタチュルク)ら民族主義者の猛反対で批准
されなかった。
1920. 5.(大正 9)スルタン政権とは別にケマルらのアンカラ
政権が樹立。
1921. 9.(大正10)アンカラ政府軍、サカリヤの戦い(Battle
of Sakarya)でギリシア軍を破る(ギリシア・トルコ戦争)。
1922.10.(大正11)セーブル条約の破棄を宣言。
1922.11.(大正11)スルタン制廃止(オスマン朝の滅亡)。
1922.11.〜1923. 7.(大正11〜大正12)ローザンヌ会議でセー
ブル条約の改訂を審議。ケマルのトルコ国民党の主張が認めら
れる。
1923. 7.(大正12)ローザンヌ条約でセーブル条約を改訂。
1923.10.(大正12)トルコ共和国、成立。
参照⇒ろーざんぬかいぎ(ローザンヌ会議)(1),ろーざんぬじょ
うやく(ローザンヌ条約)
ぜぶろいど
【ゼブロイド】
◇[英]zebroid
○[哺]シマウマ(zebra)とウマ(horse)との交配種。
せぶんいれぶん
【セブンイレブン】
【セブン・イレブン】
◇[英]Seven-Eleven
○[経]最大手のコンビニエンス・ストア。
本社は東京都千代田区。
◎1973(昭和48)セブンイレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂と
米サウスランド社(Southland Corporation)が提携して設立。
1974. 5.(昭和49)東京都江東区豊洲に1号店を出店。
2003. 8.31(15)店舗数、1万0,002店となる。
せぶんぎんこう《せぶんぎんかう》
【セブン銀行】
○[経]各種口座振替・代金収納サービスで集客力をはかった、
イトーヨーカドー・グループのインターネット金融機関。
スーパーのイトーヨーカ堂や、コンビニのセブンイレブンに
ATMを設置。口座維持手数料は月額105円。
◎2001. 4.10(平成13)アイワイバンク銀行(IYバンク銀行)と
して設立。
2005.10.11(平成17)セブン銀行と改称。
せぶんしすたーず
【セブンシスターズ】
◇[英]Seven Sisters
○(1)[古][経]国際石油資本(メジャー)の通称。
⇒[3]めじゃー(メジャー)
○(2)インド北東端、アッサム地方にある7つの州の総称。
参照⇒あっさむ(アッサム)
◎アルナーチャル・プラデシュ州(Arunachal Pradesh State)。
ナガランド州(Nagaland State)。
マニプル州(Manipur State)。
アッサム州(Assam State)。
ミゾラム州(Mizoram State)。
メガラヤ州(Meghalaya State)。
トリプラ州(Tripura State)。
せぶんすたー
【セブンスター】
◇[登録商標]Seven Stars
○日本のタバコの銘柄の一つ。
◎1969(昭和44)発売。
★せぶんれいや
【セブン・レイヤ】
【7レイヤ】
◇[英]seven layers
○[通]OSIの通信処理のための7階層(layer)。
<7>アプリケーション層(application layer)。
<6>プレゼンテーション層(presentaion layer)。
<5>セッション層(session layer)。
<4>トランスポート層(transport layer)。
<3>ネットワーク層(network layer)。
<2>データリンク層(data link layer)。
<1>フィジカル層(physical layer)。
★せべく
【セベク】
◇Sebek
○[エジプト神話]古代エジプトのワニ(鰐)の神。
「ソベク(Sobek)」とも呼ぶ。
◎コム・オンボ(Kom Ombo)の神殿にはワニのミイラが安置され
ている。
参照⇒こむおんぼ(コム・オンボ)
ぜーべっく
【ゼーベック】
◇Thomas Johann Seebeck
○[人]ドイツの物理学者(1770〜1831)。
1821(文政 4)二種の金属でつくる閉回路の両端に温度差をつ
くると電流が生じる現象(ゼーベック効果)を発見。
熱電対を初めて作った。
ぜーべっくこうか《ぜーべつくかうくわ》
【ゼーベック効果】
◇[英]Seebeck effect
○[電]熱電気(thermoelectricity)現象の一つ。
二種の金属でつくる閉回路の両端に温度差をつくると電流が
生じるもの。
熱電対(thermocouple)に利用されている。
参照⇒ねつでんつい(熱伝対)
◎1821(文政 4)ドイツの物理学者ゼーベック(Thomas Johann
Seebeck)が発見。
せぺと
【セペト】
◇[エジプト語]sepet
○[歴]⇒のもす(ノモス)(2)
せーべる
【セーベル】
◇[露]sever、[英]north
○(ロシア語で)北。
⇔ゆーぐ(ユーグ)
★せべるす
【セベルス】
◇Lucius Septimius Severus(セプティミウス・セベルス)
○[人]ローマ皇帝(AD. 146〜 211)。在位: 193〜 211。
部下の近衛軍に擁立される。
「セヴェルス」とも呼ぶ。
★せべるなやぜむりやとう《せべるなやぜむりやたう》
【セベルナヤゼムリヤ島】
◇[露]Ostrov Severnaya Zemlya
○[地]カラ海(Karskoye More)とラプテフ海(More Laptevykh)
の間にある、ロシアの北極海上の島。
タイムイル自治管区(Taimyrsky Autonomous Okrug)に属する。
◎ロシアにはノバヤゼムリヤ島(Ostrov Novaya Zemlya)もある。
せべろどねつく
【セベロドネツク】
◇Syeverodonets'k
○ウクライナ共和国東部、ルハンスク州(Luhans'ka Oblast)西
部の都市。
◎ドネツク州(Donets'ka Oblast)には州都ドネツク(Donets'k)
がある。
せべろどびんすく
【セベロドビンスク】
◇Severo-Dvinsk
○(1)ロシア連邦北西部、ロシア北部のアルハンゲリスク州(Ar-
khangelskaya Oblast)北西部、白海(ハッカイ)(Beloye More)に面
する都市。
◎2005. 8. 1(平成17)軍用艦修理工場で退役原子力潜水艦の解
体作業中に爆発事故が発生。作業員1人が死亡、1人が負傷。
○(2)[軍]ロシアの原子力攻撃潜水艦。
水中排水量1万1,800トン。全長120メートル、全幅15メート
ル。
◎1993.12.(平成 5)起工。
2006(平成18)就役予定。
せべろもるすく
【セベロモルスク】
◇Severomorsk
○ロシア北西部、ムルマンスク州(Murmanskaya Oblast)北部の
都市。
軍港には北洋艦隊の司令部がある。
参照⇒あんどれあわん(アンドレア湾)
せべろもるすくかいぐんきち
【セベロモルスク海軍基地】
◇[英]Severomorsk Naval Base
○[軍]ロシア北西部、ムルマンスク州(Murmanskaya Oblast)北
部の軍港。バレンツ海コラ半島北西部の入り江に位置し、ムル
マンスク市の北東方。
ロシア北方艦隊司令部(Northern Fleet Headquarters)があ
る。
「セベロモルスク軍港」とも呼ぶ。
せべろもるすくぐんこう《せべろもるすくぐんかう》
【セベロモルスク軍港】
◇[英]the naval port of Severomorsk
○[軍]⇒せべろもるすくかいぐんきち(セベロモルスク海軍基
地)
せぽい
【セポイ】
◇Sepoy
○[歴]イギリスの東インド会社がインド経営の武力として用い
たイギリス陸軍のインド人傭兵。
◎セポイの反乱:⇒せぽいのはんらん(セポイの反乱,セポイの
叛乱)
せぽいのはんらん
【セポイの反乱】
【セポイの叛乱】
◇[英]Sepoy Rebellion/Revolt of Sepoy/the Indian Mutiny
○[歴]1857. 5.(安政 4)に起きたインド最初の反英戦争。
19世紀初頭以来、インド人の反英意識が高まり、これがセポ
イにも影響。イギリス軍の弾薬筒に牛・豚の脂を使用している
とのうわさが流れたのが誘因となって、北インドのメールト
(Meerut)のセポイが武装反乱を起してデリーを占領。数ヶ月後
には農民・封建土侯も合流し北インド全域に拡大。ムガール帝
国の皇帝を擁立したが、人望がなかっため反乱軍の内部が分裂、
イギリス本国から派遣された軍隊の出動によって1859. 7.(安
政 6)ようやく鎮定された。
この結果、ムガール皇帝が廃されてムガール帝国は滅亡し、
インド統治権が東インド会社の手からイギリス本国政府の直接
支配に移された。
参照⇒せぽい(セポイ)
◎ヒンズー教徒とイスラム教徒が連帯したことも評価されてい
る。
せぼね
【背骨】
【脊骨】
○[医]⇒せきちゅう(脊柱)
せぼりあ
【セボリア】
◇[英]seborrhea/seborrhoea
○[病]脂漏・脂漏症。
⇒しろう(脂漏)
せぼーりゃ
【セボーリャ】
◇[西]cebolla
○[植][農](スペイン語で)タマネギ(玉葱)。
⇒たまねぎ(タマネギ,玉葱,葱頭)
せぽるくろ
【セポルクロ】
◇[伊]sepolcro
○(イタリア語で)墓。
⇒はか(墓)
せまふぉ
【セマフォ】
◇[英]semaphore
○(1)手旗信号。
⇒てばたしんごう(手旗信号)
○(2)[交](鉄道の)腕木式信号機。
⇒うでぎしきしんごうき(腕木式信号機)
○(3)[計]コンピュータで、資源の相互排除P・V命令。また、
その排他的処理方式。
あるプロセス(タスク)はOS(システム)にP命令で資源を指
定して待機(sleep)する。OSはその資源を占有しているプロ
セスまたは先に待機しているプロセスがなければ、そのプロセ
スにV命令で合図を送って起動(wake up)する。起動されたプ
ロセスは所定の処理が終るとOSにその終了(資源の解放)を知
らせる。
「セマホール」とも呼ぶ。
参照⇒はいたしょり(排他処理),[1]きゅー(キュー)(4)
◎V:[蘭]verhoog(加える)、[英]increase。
P:諸説ある。
<1>[蘭]prolaag。
<2>[蘭]probeer te verlagen(試して減らす)、[英]try-
and-decrease。
<3>[蘭]probeer(試す)、[英]try。
<4>[蘭]passeer(渡す)、[英]pass。
◎オランダの計算機科学者エドガー・ダイクストラ(Edsger
Wybe Dijkstra)(1930〜2002)が考案。
せまほーる
【セマホール】
◇[英]semaphore
○⇒せまふぉ(セマフォ)
せまるはこがめ
【セマルハコガメ】
【背丸箱亀】
○[爬]八重山諸島の石垣島と西表島、および中国と台湾に生息
する陸生のハコガメ。
参照⇒はこがめ(ハコガメ,箱亀)
◎1972. 5.15(昭和47)国の天然記念物に指定。
★せみ
【せみ】
【セミ】
【蝉】
○[虫]カメムシ目(半翅目<ハンシモク>)(Hemiptera)セミ科(Cicadi-
dae)の昆虫の総称。
〈鳴き声〉
ジージー:アブラゼミ(油蝉):⇒あぶらぜみ(アブラゼミ,油
蝉,鳴蜩)
ジィジィ:ニイニイゼミ(にいにい蝉):⇒にいにいぜみ(ニ
イニイゼミ,にいにい蝉,ニイニイ蝉)
カナカナ:ヒグラシ(蜩)。
ミーンミンミン:ミンミンゼミ(みんみん蝉)。
オウシイツクツク:くつく法師(ツクツクボウシ)。
シャーシャー:クマゼミ(熊蝉)。
◎松尾芭蕉『奥の細道』:閑(シズカ)さや岩にしみ入る蝉の声。
「しずけさや(閑さや)」とも。
◎英語:シケイダ(cicada)/シカーダ(cicada)。
ドイツ語:チカデ(Zikade)。
フランス語:シガル(cigale)。
イタリア語:チカラ(cicala)。
スペイン語:シガラ(cigarra)。
ぜみ
【ゼミ】
◇[独]Seminar
○[教]ゼミナールの和略語。
⇒ぜみなーる(ゼミナール)(1)
せみえき
【瀬見駅】
○[古][交]⇒せみおんせんえき(瀬見温泉駅)
せみおんせんえき《せみをんせんえき》
【瀬見温泉駅】
○[交]山形県最上郡最上町(モガミマチ)にある、JR陸羽東線(リクウ
トウセン)の駅。
鵜杉(ウスギ)駅と東長沢(ヒガシナガサワ)駅(舟形町)の間。
◎1999.12. 4(平成11)瀬見駅を改称。
せみころん
【セミコロン】
◇[英]semicolon
○[言]欧文の句読点(クトウテン)の一つ。「;」。
ピリオド(period)(.)より軽く、カンマ(comma)(,)より重
い。
二つの対照的な文章の間や、ある語などとその説明の間など
に使われる。
◎「:」はコロン(colon)。
参照⇒[1]ころん(コロン)
せみすたー
【セミスター】
◇semester
○[教](学校の二学期制度の)学期。
アメリカの大学では「セッション(session)」とも呼ぶ。
◎三学期制度の学期は「ターム(term)」。
せみでぃーぜるえんじん
【セミディーゼル・エンジン】
◇[英]semidiesel engine
○[古][機]⇒やきだまえんじん(焼玉エンジン,焼き玉エンジン)
せみでぃーぜるきかん《せみぢーぜるきくわん》
【セミディーゼル機関】
◇[英]semidiesel engine
○[古][機]⇒やきだまえんじん(焼玉エンジン,焼き玉エンジン)
せみなー
【セミナー】
◇[英]seminar
○⇒ぜみなーる(ゼミナール)
せみなりー
【セミナリー】
◇[蘭]seminarie、[英]seminary
○[宗]キリスト教カトリック系の神学校。
特に、牧師養成学校。
◎ユダヤ教の神学校:イエシバ(Yeshiba)。
イスラム教の神学校:マドラサ(madrasah)。
★せみなりお
【セミナリオ】
◇[葡]Seminario
○[宗]キリスト教イエズス会の宣教師が開いた神学校。
ぜみなーる
【ゼミナール】
◇[独]Seminar、[英]seminar
○(1)[教]大学の授業の一種。
教師の指導の下(モト)に専門的な題目について、小人数の学生
が自らの研究を発表・討論する学習法。
和略語で「ゼミ」とも、「演習(エンシュウ)」とも、英語で「セミナー」
とも呼ぶ。
○(2)[社]講師を呼んで行う講習会。
講師による講演の後に参加者との討論を行うものが多い。
「セミナー」とも呼ぶ。
せみねちょう《せみねちやう》
【瀬峰町】
◇[日]Semine Cho
○[古]宮城県北部、栗原郡(クリハラグン)の町。
◎2005. 4. 1(平成17)栗原郡の全9町1村が合併して栗原市を
発足。
せみのーる
【セミノール】
○(1)(Seminole)もとフロリダ半島に住んでいた北米インディ
アンの一種族。
現在はオクラホマ州(Oklahoma State)に移住。
○(2)(Seminole County)⇒せみのーるぐん(セミノール郡)
○(3)[農](seminole)オレンジの一品種。温州(ウンシュウ)ミカンに
似て、皮が薄く小形。
せみのーるぐん
【セミノール郡】
◇[英]Seminole County
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部の
郡。
郡都はサンフォード(Sanford)。
〈人口〉
1980(昭和55)17万7,779人。
1990(平成 2)28万7,529人。
2000(平成12)36万5,196人。
2005(平成17)40万1,619人。
せみぱらちんすく
【セミパラチンスク】
◇Semipalatinsk
○カザフスタンの都市セメイ(Semey)の旧称。
⇒せめい(セメイ)
せみぱらちんすくかくじっけんじょう
《せみぱらちんすくかくじつけんぢやう》
【セミパラチンスク核実験場】
◇[英]the Semipalatinsk nuclear test site
○[歴]中央アジアのカザフスタン北東部の旧秘密都市セミパラ
チンスク21(Semipalatinsk 21)にあった世界最大級の核実験
場。
実験場の54%が東カザフスタン州(Vostochno-Kazachstan-
skaya Oblast)、39%がパブロダール州(Pavlodarskaya Oblast)、
7%がカラガンダ州(Karagandinskaya Oblast)に属する。
略称は「SNTS」。
◎1949〜1989(昭和24〜平成元)約470回の核実験が繰り返され、
1991(平成 3)閉鎖。
1996(平成 8)アメリカと結んだ協定に基づき、残留放射性廃
棄物などによる汚染拡大を防ぐため、地中にある186ヶ所の坑
道を対象に破壊作業が続けられ、2000. 7.29(平成12)封鎖作業
が完了した。
★せむ
【セム】
◇Sem
○[聖]『旧約聖書』「創世記」に登場するノア(Noah)の長男。
参照⇒[1]のあ(ノア)
せむ
【セム】
【SEM】
◇[英]slow eye movement
○[医]半醒半睡状態または入眠期の眠りが浅いときに現れる、
ゆっくりとした眼球運動。
参照⇒れむすいみん(レム睡眠,REM睡眠)
ぜむくりっぷ
【ゼムクリップ】
◇[登録商標]Gem clip
○紙を挟(ハサ)む文具の一種。
針金を細長い渦巻状に曲げたクリップ。書類・伝票などをま
とめるのに用いる。
せむし
【せむし】
【傴僂】
◇[英]hunchback、[中]tuobei(駝背)
○[差別語][病]背骨(セボネ)が後方に湾曲して弓状に盛り上がり、
前かがみになる病気。また、その病気の人。
医学用語は「せきちゅうこうわん(脊柱後湾,脊柱後彎)」。
古称は「くぐせ(屈背,傴僂)」,「せぐせ(背曲)」,「だはい(駝背)」。
⇔はとむね(鳩胸)(1)
参照⇒せきちゅうこうわん(脊柱後湾,脊柱後弯,脊柱後彎),
のーとるだむのせむしおとこ(ノートルダムのせむし男,ノート
ルダムの傴僂男)
◎古くは背中に虫がいると考えられたことから。
ぜむすとぼ
【ゼムストボ】
◇[露]zemstvo
○[歴]ロシアの地方自治体の機関(1864〜1917)。
アレクサンドル二世(Aleksandr II)の治世に設置。
地主・都市居住者・農民の3者から選出された代表で運営さ
れるが、地主層が多く選出されるシステムであった。
ロシア革命によって廃止。
せむでぃんり
【セムディンリ】
◇Semdinli
○トルコ南東端、ハッカリ県(Hakkari Ili)南東部の町。
北緯37.30°、東経44.57°の地。
〈人口〉
1990(平成 2) 7,001人。
2000(平成12)1万4,177人。
せむてっくす
【セムテックス】
◇[登録商標]Semtex
○[軍]プラスチック爆弾の一種。
「コンポジションC−4(Composition C-4)」とも呼ぶ。
せむなん
【セムナン】
◇Semnan
○(1)(Semnan ostan)⇒せむなんしゅう(セムナン州)
○(2)イラン北部、セムナン州西部の州都。
北緯35.55°、東経53.38°の地。
「セムナーン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1986(昭和61) 6万4,891人。
1991(平成 3) 7万5,131人。
1996(平成 8) 9万1,045人。
2006(平成18)12万4,999人。
せむなーん
【セムナーン】
◇Semnan
○⇒せむなん(セムナン)
せむなんしゅう《せむなんしう》
【セムナン州】
◇Semnan ostan、[英]Semnan Province
○イラン北部の州。東部をホラサン州(Khorasan ostan)、西部
をテヘラン州(Tehran ostan)に接する。
州都はセムナン。
「セムナーン州」とも呼ぶ。
〈人口〉
1986(昭和61)41万7,035人。
1991(平成 3)45万8,125人。
1996(平成 8)50万1,447人。
2006(平成18)57万0,835人。
せむなーんしゅう《せむなーんしう》
【セムナーン州】
◇Semnan ostan、[英]Semnan Province
○⇒せむなんしゅう(セムナン州)
せむりきがわ《せむりきがは》
【セムリキ川】
◇[英]the Semliki River
○[地]中央アフリカ東部、グレートリフトバレー(the Great
Rift Valley)のコンゴ民主共和国(旧:ザイール)とウガンダの
国境沿いにある川。
エドワード湖(Lake Edward)北部から流出し、スタンレー山
(Mount Staley)の西部を流れ、アルバート湖(Albert Nyanza)
南部に流入する。
流域はオカピ(okapi)の生息地。
せめい
【セメイ】
◇Semey
○中央アジアのカザフスタン東北部、東カザフスタン州(Vosto-
chno-Kazachstanskaya Oblast)北部の都市。
シベリア平原西部にあるイルティシ川(Reka Irtysh)の河港
都市。
旧称は「セミパラチンスク(Semipalatinsk)」。
参照⇒せみぱらちんすくかくじっけんじょう(セミパラチン
スク核実験場)
〈人口〉
1995(平成 7)32万0,200人(推定)。
◎1718(享保 3)現在地より18キロメートル下流にロシアの要塞
が創建。
1778(安永 7)現在地へ移動。
1991(平成 3)カザフスタン独立後、「セメイ(Semey)」と改称。
せめだいん
【セメダイン】
◇[登録商標]Cemedine
○(1)[経]接着剤製造会社の一社。
本社は東京都品川区。
◎1923(大正12)今村善次郎が東京で創業。
1948(昭和23)株式会社今村化学研究所を設立。
1956(昭和31)セメダイン株式会社に社名変更。
○(2)セメダイン社製の接着剤。
工作などで、木材やプラスチックの接着に使われる。
せめたりー
【セメタリー】
◇[英]cemetery
○(教会に付属しない)共同墓地・霊園。
「セメトリー」とも呼ぶ。
参照⇒ぐれいぶやーど(グレイブヤード)
◎教会付属の墓地は「チャーチヤード(churchyard)」。
せめとりー
【セメトリー】
◇[英]cemetery
○⇒せめたりー(セメタリー)
★せめる
【責める】
○
「責(シオ)る」とも呼ぶ。
せめん
【セメン】
○[建]セメントの和略語。
⇒せめんと(セメント)(2)
★せめんてーしょん
【セメンテーション】
◇[英]cementation
○(1)[化]金属の表面処理法の一種。ある金属の表面に他の元
素を接触・加熱し、浸透・拡散させて被覆層をつくる処理法。
表面が改質して耐食性・耐候性・耐磨耗性などが高まる。
「金属浸透法」,「浸透法」とも呼ぶ。
参照⇒ちっかこう(窒化鋼)
○(2)[工](特に)製鋼法の一種。鍛鉄(タンテツ)を炭粉の中で継続
的に高熱を加え、炭素を吸入させて鋼鉄(コウテツ)(はがね)にする
処理法。
「炭素鋼化法」,「浸炭法」とも呼ぶ。
○(3)[建]岩石の割れ目や軟弱地盤にセメントや水ガラスなど
を注入し固化・安定化させること。また、その方法。
トンネル掘削などでは漏水・湧水の防止のために行われる。
「セメント注入」,「セメント注入法」とも呼ぶ。
参照⇒みずがらす(水ガラス,水硝子)
★せめんと
【セメント】
◇[英]cement、[中]shuini(水泥)
○(1)無機質の接合・接着材料の総称。
歯科用充填材など。
○(2)[建]石灰を主成分とする建築材料。
「セメン」,「洋灰(ヨウカイ)」とも呼ぶ。
参照⇒しりかせめんと(シリカセメント),えーえるしー(AL
C),こんくりーと(コンクリート,混凝土)
◎普通のセメント:⇒ぽるとらんどせめんと(ポルトランド・
セメント)
高炉セメント:⇒こうろせめんと(高炉セメント)
モルタル(mortar):⇒しっくい(漆喰)
○(3)⇒せめんとまち(セメント町)
せめんとしつ
【セメント質】
◇[英]cement
○[医]歯根(シコン)の表面をおおう薄い骨質の層。
「白亜質(ハクアシツ)」とも呼ぶ。
参照⇒しこん(歯根),えなめるしつ(エナメル質)
せめんとちゅうにゅう《せめんとちゆうにふ》
【セメント注入】
○[建]⇒せめんてーしょん(セメンテーション)(3)
せめんとちゅうにゅうほう《せめんとちゆうにふはふ》
【セメント注入法】
○[建]⇒せめんてーしょん(セメンテーション)(3)
せめんとまち
【セメント町】
◇[日]Semento Machi/Cement Machi
○大分県津久見市の地名。
せもべんて
【セモベンテ】
◇[伊]Semovente(自走の)
○[歴][軍]イタリア軍の突撃砲。
第二次世界大戦で活躍。
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