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百 科 辞 書 《さま》 編集:獨 澄旻
-------- さま --------------------------------------------------
★さま
【狭間】
○(1)城壁に設けた、弓・鉄砲などで場外の敵兵を射つための
穴。
「はざま(狭間,迫間)」とも、弓のものを「矢狭間(ヤザマ)」、鉄
砲のものを「鉄砲狭間(テッポウザマ)」とも呼ぶ。
◎英語:ループホール(loophole)/クレネル(crenel,crenelle)。
○(2)
○()
さまー
【サマー】
◇[英]summer
○[暦](英語で)夏・夏期。
ざま
【座間】
◇[日]Zama
○(1)⇒ざまし(座間市)
○(2)[交]⇒ざまえき(座間駅)
ざまえき
【座間駅】
○[交]神奈川県座間市にある、小田急小田原線の駅。
相武台前(ソウブダイマエ)駅と海老名(エビナ)駅(海老名市)の間。
ざまきゃんぷ
【座間キャンプ】
◇[英]Camp Zama
○[軍]神奈川県中部、座間市と相模原市にまたがる在日アメリ
カ軍基地。面積約235万平方メートル。
在日アメリカ陸軍の指揮命令を統括。
「キャンプ座間」とも呼ぶ。
◎1945(昭和20)陸軍士官学校を接収して設置。
参照⇒りくぐんしかんがっこう(陸軍士官学校)
さまーさると
【サマーサルト】
◇[英]somersault(サマーソールト)
○⇒さまーそると(サマーソルト)
ざまし
【座間市】
◇[日]Zama Shi
○神奈川県中部、相模原の中央部にある市。
JR相模線・小田急電鉄線が通じる。
東部に日産自動車工場が進出するなど、住宅・大工場の進出
による都市化が著しい。
〈人口〉
1970(昭和45) 5万6,727人。
1995(平成 7)11万8,146人。
◎古称は「伊佐間」で、もと八王子から平塚に至る宿場町、中世
・近世は八王子街道の市場町。
1937(昭和12)陸軍士官学校など旧陸軍の施設が設けられ、相
武台(ソウブダイ)と呼ばれた。
第二次世界大戦後、米軍基地(座間キャンプ)が相模原市との
間に置かれる。
1971(昭和46)市制。
参照⇒ざまきゃんぷ(座間キャンプ)
◎沖縄県島尻郡(シマジリグン)には座間味村(ザマミソン)がある。
さます
【冷ます】
○(1)熱いものを冷(ツメ)たくする・冷(ヒヤ)やす。
○(2)高ぶった感情を鎮(シズ)める・落ち着かせる。
○(2)高まった興味を衰(オトロ)えさせる。
○(3)深い悲しみを鎮める。
○(4)不安を鎮める。
★さます
【覚ます】
【醒ます】
○
ざます
【ざます】
○(1)[歴]江戸時代、遊里で主に遊女が用いた里言葉(サトコトバ)
の一種。
「ある」,「だ」などの補助動詞の丁寧語で、「であります」,「で
ございます」の意味。
◎「ござります」,「ございます」が略されたものという。
○(2)[東京方言](転じて)東京山の手の有閑階級の婦人語。
現在は「ざあます」の方が多く使用される。
参照⇒ざあますことば(ざあます言葉)
◎明治維新後、地方から東京に集まって山の手に暮らした人た
ちが、遊里で生国のなまりを隠す言葉と知り、夫人などに使用
させて普及したもの。
さーますれーすとう《さーますれーすたう》
【サーマスレース島】
◇[英]Samothrace Island
○[地]⇒さもとらきとう(サモトラキ島)
さませっと
【サマセット】
◇Somerset
○(1)(County of Somerset)⇒さませっとしゅう(サマセット州)
○(2)(Somerset County)⇒さませっとぐん(サマセット郡)
○(3)アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南西部のサマセット郡の郡都。
「サマーセット」とも呼ぶ。
さまーせっと
【サマーセット】
◇Somerset
○⇒さませっと(サマセット)
さませっとぐん
【サマセット郡】
◇[英]Somerset County
○(1)アメリカ合衆国北東部、メーン州(Maine State)中西部の
郡。
郡都はスコーヘガン(Skowhegan)。
「サマーセット郡」とも呼ぶ。
〈人口〉
1980(昭和55)4万9,989人。
1990(平成 2)4万9,767人。
2000(平成12)5万0,888人。
2005(平成17)5万1,667人。
○(2)アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南西部の郡。北西部をウェストモアランド郡
(Westmoreland County)に接する。
郡都はサマセット。
「サマーセット郡」とも呼ぶ。
さまーせっとぐん
【サマーセット郡】
◇[英]Somerset County
○⇒さませっとぐん(サマセット郡)
さませっとしゃー
【サマセットシャー】
◇[英]Somersetshire
○[古]⇒さませっとしゅう(サマセット州)
さまーせっとしゃー
【サマーセットシャー】
◇[英]Somersetshire
○[古]⇒さませっとしゅう(サマセット州)
さませっとしゃーしゅう《さませつとしやーしう》
【サマセットシャー州】
◇[英]Somersetshire
○[古]⇒さませっとしゅう(サマセット州)
さまーせっとしゃーしゅう《さまーせつとしやーしう》
【サマーセットシャー州】
◇[英]Somersetshire
○[古]⇒さませっとしゅう(サマセット州)
さませっとしゅう《さませつとしう》
【サマセット州】
◇[英]County of Somerset
○イギリス、イングランド地方南西部の州。ブリストル海峡
(Bristol Channel)に面する。
州都はトートン(Taunton)。
「サマーセット州」とも呼ぶ。
旧称は「サマセットシャー(Somersetshire)」,「サマーセット
シャー」,「サマセットシャー州」,「サマーセットシャー州」とも
呼ぶ。
さまーそると
【サマーソルト】
◇[英]somersault(サマーソールト)
○(1)(手を着いて行う)前方または後方へのでんぐり返し。
「サマーサルト」とも呼ぶ。
○(2)(手を着かない)宙返り。
⇒ちゅうがえり(宙返り)(1)
さまつけぬぷりやま
【サマツケヌプリ山】
◇[日]Samatsukenupuri Yama
○[地]北海道、根室支庁と網走支庁にまたがる火山。標高1,063
メートル。
さまっら
【サマッラ】
◇Samarra
○⇒[2]さまら(サマラ)
さまな
【サマナ】
◇[パーリ語]samana
○[仏]⇒しゃもん(沙門)
さまに
【様似】
◇[日]Samani
○(1)⇒さまにぐん(様似郡)
○(2)⇒さまにちょう(様似町)
さまにぐん
【様似郡】
◇[日]Samani Gun
○北海道中南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)の郡。
様似町(サマニチョウ)のみ。
さまにちょう《さまにちやう》
【様似町】
◇[日]Samani Cho
○北海道中南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)様似郡(サマニグン)の町。
さまのつかさ
【左馬寮】
○[歴]「さまりょう(左馬寮)」の別称。
⇒さまりょう(左馬寮)
ざまみ
【座間味】
◇[日]Zamami
○(1)[地]⇒ざまみじま(座間味島)
○(2)⇒ざまみそん(座間味村)
ざまみじま
【座間味島】
◇[日]Zamami Jima
○[地]沖縄本島西方、慶良間列島(ケラマレットウ)の島。
ざまみそん
【座間味村】
◇[日]Zamami Son
○沖縄県島尻郡(シマジリグン)の村。
慶良間列島(ケラマレットウ)の座間味島(ザマミジマ)・阿嘉(アカ)島・慶
留間(ゲルマ)島などから成る。
★さまよう
【彷徊う】
○
さまよえるおらんだじん
【さまよえるオランダ人】
◇[英]Flying Dutchman
○⇒ふらいんぐだっちまん(フライング・ダッチマン)(2)
さまよえるおらんだせん
【さまよえるオランダ船】
◇[英]Flying Dutchman
○⇒ふらいんぐだっちまん(フライング・ダッチマン)(1)
さまよえるみずうみ《さまよえるみづうみ》
【さまよえる湖】
◇[英]the Wandering Lake
○[地]ロプノール湖(Lop Nor Lake)の別称。
⇒ろぷのーるこ(ロプノール湖)
[1]さまら
【サマラ】
◇Samara
○(1)(Samarskaya Oblast)⇒さまらしゅう(サマラ州)
○(2)ロシア共和国南部、サマラ州中央部にある州都。
ボルガ川中流の東岸(左岸)に位置する河港都市・重化学工業
都市。
工作機械・農業機械・石油化学工業・食品加工などが発達。
〈人口〉
1977(昭和52)120万人。
1994(平成 6)122万2,500人。
◎1937(昭和12)ロシア革命の指導者クイビシェフ(Kuibyshev)
を記念し、サマラからクイビシェフに改称。
第二次世界大戦中、多くの政府機関がモスクワから疎開。
1991(平成 3)旧称サマラに復する。
[2]さまら
【サマラ】
◇Samarra
○イラク中北部、サラハディン州(Muhafazat Salahad-Din)の
州都。
チグリス川(the Tigris)沿いの都市。
「サーマラ」,「サマッラ」とも呼ぶ。
参照⇒まるうぃやみなれっと(マルウィヤ・ミナレット)
さーまら
【サーマラ】
◇Samarra
○⇒[2]さまら(サマラ)
さまらしゅう《さまらしう》
【サマラ州】
◇[露]Samarskaya Oblast、[英]Samara Region
○ロシア共和国南部の州。
州都はサマラ。
〈面積〉
53,600平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)323万9,737人(10月9日現在)。
さまらん
【サマラン】
◇Semarang
○インドネシア、ジャワ島中央部北岸にある港湾都市。ジャワ
テンガ州(Propinsi Jawa Tengah)の州都。
南緯6.97°、東経110.42°の地。
タバコ・砂糖などを輸出。
「スマラン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1971(昭和46) 65万人。
1980(昭和55)102万6,000人。
1990(平成 2)100万3,600人。
2002(平成14)124万5,000人。
さまりあ
【サマリア】
◇Samaria
○(1)[歴]古代パレスチナ(Palestina)中部の一地方。
ソロモン王の死後にヘブライ王国が南北に分離し、紀元前9
世紀初め、北のイスラエル王オムリ(King Omri)が首都として
建設。
のち、ヘロデ王(Herod the Great)が「セバステ(Sebaste)」と
改称。
BC. 722、アッシリアに占領されて王国の滅亡後、住民を奴
隷として連れ去り、アッシリア人・アラム人が移住してユダヤ
教と異教との混合がなされたため、エルサレムのユダヤ人から
異教徒として差別の対象となった。
参照⇒さまりあびと(サマリア人)
◎ヘブライ語の"Shomron"から。
○(2)パレスチナ中部の丘陵地帯の地方名。
1948(昭和23)ヨルダン領。
1967(昭和42)イスラエルが占領。
さまりあごしょ
【サマリア五書】
◇[英]the Samaritan Pentateuch
○[宗]サマリア人が用いる聖書。モーセの五書と同じで、他は
聖書として認めない。
「サマリア聖書」とも呼ぶ。
さまりあせいしょ
【サマリア聖書】
◇[英]the Samaritan Bible
○[宗]⇒さまりあごしょ(サマリア五書)
さまりあびと
【サマリア人】
◇[英]Samaritan
○哀れみ深い人・慈善家。困っている人に真の友となる人。
「よきサマリア人(good Samaritan)」とも呼ぶ。
◎『聖書ルカ伝』から。
さまりあびときょうかい《さまりあびとけふくわい》
【サマリア人協会】
◇[英]the Samaritans
○[宗]精神的な悩みをもつ人々の救済を目的とする団体。
◎1953(昭和28)ロンドンに創設。
さまりてーぬ
【サマリテーヌ】
◇[フ]La Samaritaine
○[経]フランスの首都パリ、ポンヌフ橋(Pont Neuf)のたもと
にある百貨店。
アールデコ様式の建築で知られる。
「ラ・サマリテーヌ」とも呼ぶ。
◎1870(明治 3)創業。
1905(明治38)現在のビルを建造。
2001(平成13)LVMHグループが買収。
2005. 6.15(平成17)安全上の理由から閉館。
さまりょう《さまれう》
【左馬寮】
○[歴]律令制で衛府(エフ)に属し、右馬寮(ウマリョウ)とともに御所
の馬や御牧(ミマキ)を管理した役所。
「さまのつかさ(左馬寮)」,「ひだりのうまづかさ(左馬寮)」と
も呼ぶ。
参照⇒めりょう(馬寮)
さまりんだ
【サマリンダ】
◇Samarinda
○インドネシア中央部、カリマンタン島(Pulau Kalimantan)
(ボルネオ島)東部のカリマンタンティムール州(Propinsi Ka-
limantan Timur)(東カリマンタン州)の州都。
南緯0.50°、東経117.15°の地。
〈人口〉
1980(昭和55)26万4,718人。
1990(平成 2)33万4,851人。
2000(平成12)34万6,959人。
★さまるかんど
【サマルカンド】
【撒馬児干】
◇Samarkand、[英]Samarqand
○ウズベキスタン共和国東部、サマルカンド州(Samarkand
Wiloyati)南東部にある州都。
〈人口〉
1993(平成 5)368,000人(推計)。
1998(平成10)388,000人(推計)。
◎13世紀、ホラズム朝イスラム帝国の首都。
14〜15世紀、チムール帝国の首都。
さまるかんどしゅう《さまるかんどしう》
【サマルカンド州】
◇Samarkand Wiloyati、[英]Samarqand Region
○ウズベキスタン共和国東部の州。
州都はサマルカンド。
〈面積〉
1万6,400平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)232万2,000人(推計)。
2002(平成14)274万9,100人(推計)。
さーまるりあくたー
【サーマル・リアクター】
◇[英]thermal reactor
○(1)[機]自動車などのエンジンの排ガスを少なくする装置。
○(2)[原]熱中性子炉・熱中性子増殖炉。
参照⇒ぷるさーまる(プルサーマル)
さまわ
【サマワ】
◇As Samawah
○イラク南部、ムサンナ州(Muhafazat Muthanna)北部にある州
都。ユーフラテス川南岸の河港都市。
北緯31.32°、東経45.28°の地。
「サマーワ」,「アッサマワ」,「アッサマーワ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1957(昭和32) 2万6,800人。
1965(昭和40) 3万2,600人。
1985(昭和60) 7万5,293人(推計)。
2004(平成16)13万1,900人。
◎2003(平成15)イラク戦争後にオランダ軍と自衛隊の宿営地が
あった場所。
参照⇒いらくふっこうしえんとくべつそちほう(イラク復興
支援特別措置法)
さまーわ
【サマーワ】
◇As Samawah
○⇒さまわ(サマワ)
さまんがん
【サマンガン】
◇Samangan
○(1)(Velayat-e Samangan)⇒さまんがんしゅう(サマンガン州)
○(2)アフガニスタン北部、サマンガン州の州都。
さまんがんしゅう《さまんがんしう》
【サマンガン州】
◇Velayat-e Samangan、[英]Samangan Province
○アフガニスタン北部の州。北部をバルフ州(Velayat-e Balkh)、
北東部をクンドゥズ州(Velayat-e Qunduz)、東部をバグラン州
(Velayat-e Baghlan)、南部をバーミヤン州(Velayat-e Bamian)
に接する。
州都はサマンガン。
さまんさ
【サマンサ】
◇[英]Samantha
○[人](ユダヤ教徒・キリスト教徒の)女性の名前。
◎ヘブライ語で「神のお告げ」の意味。
さまんちょう《さまんてう》
【サマン朝】
◇[英]Samanid Dynasty
○[歴]⇒さーまーんちょう(サーマーン朝)
★さーまーんちょう《さーまーんてう》
【サーマーン朝】
◇[英]Samanid Dynasty
○[歴]中央アジアのペルシア系(イラン系)イスラム王朝( 819
〜 999)。
アッバス朝(Abbasid Caliphate)( 750〜1258)の乱れに乗じ
てイランの豪族が分立。
トルコ系のカラハン朝(Qarakhanid Dynasty)( 940ころ〜
1132)に滅ぼされる。
「サマン朝」とも呼ぶ。
さみ
【サミ】
◇Sami
○ラップ人(Lapp)の自称。
⇒らっぷじん(ラップ人)
さみ
【沙弥】
○[仏]⇒しゃみ(沙弥)
[1]さみー
【サミー】
◇Sammy
○[古][俗]アメリカ兵。
◎第一次世界大戦当時、アンクル・サム(Uncle Sam)からヨー
ロッパ人がつけたあだ名。
参照⇒あんくるさむ(アンクル・サム)
★[2]さみー
【サミー】
○[経]パチスロ機の大手製造会社。
さーみ
【サーミ】
◇Sami
○ラップ人(Lapp)の自称。
⇒らっぷじん(ラップ人)
さみかいすいよくじょう《さみかいすいよくぢやう》
【沙美海水浴場】
○岡山県倉敷市玉島黒崎(タマシマクロサキ)にある海水浴場。
1880(明治13)開場で、日本最古と言われている。
◎1989(平成元)沙美西浜が県の海岸整備事業により人工海浜と
なる。
さみだれ
【さみだれ】
○[軍]海上自衛隊の「むらさめ型」護衛艦(DD106)。
4,550トン。乗員約190人。
広島県呉市の呉基地に配属。
◎2000. 3.21(平成12)竣工。
2004. 2.15(平成16)テロ対策特別措置法に基づく米英軍支援
のためアラビア海へ出港。
さみだれ
【五月雨】
○[気]陰暦五月ころに長く降り続く雨。梅雨(ツユ)。
「さつきあめ(五月雨)」とも呼ぶ。
★さみっと
【サミット】
◇[英]summit
○主要先進国首脳会議。
日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・
カナダ・ロシアの首脳による世界の政治経済運営に関する会議。
毎年一回開催。
◎1975.11.(昭和50)第1回ランブイエ(仏)。カナダ・ロシアを
除く。
1976. 6.(昭和51)第2回サンファン(合衆国領プエルトリコ)。
カナダが初参加(G7)。
1983. 5.(昭和58)第9回ウィリアムズパーグ。
1986. 5.(昭和61)第12回東京。
1987. 6.(昭和62)第13回ベネチア。
1988. 6.(昭和63)第14回トロント。
1989. 7.(平成元)第15回パリ・アルシュ。
1990. 7.(平成 2)第16回ヒューストン。
1991. 7.(平成 3)第17回ロンドン。ゴルバチョフ大統領が招
待される。
1992. 7.(平成 4)第18回ミュンヘン。
1994(平成 6)第20回ナポリ。ロシアが正式参加。
1995(平成 7)第21回ハリファックス(カナダ)。
1997(平成 9)第23回デンバー(米コロラド州)(G8)。
1998(平成10)第24回バーミンガム。
1999. 6.(平成11)第25回ケルン。
2000. 7.(平成12)第26回九州・沖縄。首脳会議は名護市(ナゴ
シ)、蔵相会議は福岡市、外相会議は宮崎市。
2002. 6.(平成14)第28回カナナスキス(カナダ)。
2003. 6.(平成15)第29回エビアン(フランス)。
2004. 6.〜10(平成16)第30回シーアイランド(アメリカ)。
2005. 7. 6〜 8(平成17)第31回グレンイーグルズ(イギリス)
(G8+4)。中国・インド・ブラジル・南アフリカ共和国が参
加。
2007. 6. 6〜 8(平成19)第33回ハイリゲンダム(ドイツ)。
2008. 7. 7〜 9(平成20)第34回洞爺湖(日本)。
2009. 7. 8〜(平成20)第35回ラクイラ(イタリア)。
2010. 6.25〜27(平成22)第36回ムスコカ(カナダ)。
さみっとぐん
【サミット郡】
◇[英]Summit County
○アメリカ合衆国中央北東部、オハイオ州(Ohio State)北東部
の郡。北部をカイヤホガ郡(Cuyahoga County)に接する。
郡都はアクロン(Akron)。
カイヤホガ川(the Cuyahoga River)が北流する。
さむ
【サム】
【SAM】
◇[英]surface-to-air missile
○[軍]⇒えすえーえむ(SAM)
さむい
【作務衣】
○[服]⇒さむえ(作務衣)
さむいあさ
【寒い朝】
○[楽]佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の歌謡曲。
歌は吉永小百合・和田弘とマヒナスターズ。
◎1962(昭和37)発売。
さむいとう《さむいたう》
【サムイ島】
◇[タイ語]Koh Samui/Ko Samui
○[地]タイ南部、タイランド湾(Gulf of Thailand)西部にある
島。
〈面積〉
280平方キロメートル。
さむえ
【作務衣】
○[服]僧が作務(労働)のときに着る衣服。
上衣は袖は筒袖で打合せ式、下衣はズボン状で裾がつぼまっ
ている。
素材は藍(アイ)染めの木綿など。
「さむい(作務衣)」とも呼ぶ。
参照⇒じんべえ(甚兵衛)(2)
さむかわまち《さむかはまち》
【寒川町】
◇[日]Samukawa Machi
○神奈川県中央部、高座郡(コウザグン)の町。
◎香川県大川郡(オオカワグン)には寒川町(サンガワチョウ)(現:さぬき市)
があった。
さむげたん
【サムゲタン】
【参鶏湯】
◇[朝]samgyetang
○[料]朝鮮料理(韓国料理)の一種。
雛鳥の中に糯米(モチゴメ)・ナツメ(棗)・朝鮮ニンジンを詰め、
水炊きにしたスープ(湯)
さむすぐん
【サムス郡】
【三水郡】
◇[朝]Samsu-gun、[英]Samsu county
○⇒さんすいぐん(三水郡)
さむすん
【サムスン】
◇Samsun
○(1)(Samsun Ili)⇒さむすんけん(サムスン県)
○(2)トルコ北部、サムスン県の県都。
北緯41.29°、東経36.33°の地。
〈人口〉
1970(昭和45)13万4,081人。
1980(昭和55)19万8,749人。
1990(平成 2)30万4,176人。
2000(平成12)36万3,180人。
★さむすんぐるーぷ
【サムスン・グループ】
【三星グループ】
◇Samsung
○[経]韓国の大手財閥。
◎現代(Hyundai)・LG・SKとともに韓国四大財閥の一つ。
さむすんけん
【サムスン県】
◇[トルコ語]Samsun Ili、[英]Samsun Province
○トルコ北部の県。北部を黒海に面する。
県都はサムスン。
〈面積〉
9,579平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)116万1,207人。
2000(平成12)120万3,681人。
さむそん
【サムソン】
◇[ヘブライ語]Samson(太陽の人)
○[聖]『旧約聖書』「士師記(シシキ)(Judges)」に登場する、イス
ラエルの士師(Judges)。怪力の英雄。
ペリシテ人(Philistines)との戦いで活躍したが、愛人デリ
ラ(Delilah)に怪力の秘密を知られる。彼女の裏切りで怪力の
源である髪を切られて、ペリシテ人にガザで捕えられ、盲目と
されて牢獄(ロウゴク)につながれる。
最後は神の助けでペリシテ人の神殿を倒し、無数のペリシテ
人を殺し、自らも死んでイスラエルを救ったとされる。
参照⇒ぺりしてびと(ペリシテ人)
さむたーぐん
【サムター郡】
◇[英]Sumter County
○アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)中南
西部の郡。南部をリー郡(Lee County)に接する。
郡都はアメリカス(Americus)。
さむたーとりで
【サムター砦】
◇[英]Fort Sumter
○[歴]⇒さむたーようさい(サムター要塞)
さむたーようさい《さむたーえうさい》
【サムター要塞】
◇[英]Fort Sumter
○[歴]アメリカ合衆国南部、サウスカロライナ州(South Caro-
lina State)南東部のチャールストン湾口にあった、イギリス
植民地時代の要塞。
東方のサリバンズ島(Sullivans Island)にはモールトリー要
塞(Fort Moultrie)があった。
南北戦争当時、北軍の要塞。
「サムター砦」とも呼ぶ。
◎1861. 4.12(文久元)南軍が砲撃し、南北戦争の火蓋(ヒブタ)が
切られた。
さむっと
【サムット】
◇[タイ語]samut
○(タイ語で)海。
さむっとさこーんけん
【サムットサコーン県】
◇Samut Sakhon
○(1)(Changwat Samut Sakhon)⇒さむっとさこーんけん(サムッ
トサコーン県)
○(2)タイ王国中央部、サムットサコーン県南部にある県都。
◎「海(samut)と河川(sakhon)」の意味。
さむっとさこーんけん
【サムットサコーン県】
◇[タイ語]Changwat Samut Sakhon、[英]Samut Sakhon Prov-
ince
○タイ王国中央部の県。首都バンコクの南西で、東部をサムッ
トプラカン県(Changwat Samut Prakan)に接し、南部をタイラ
ンド湾(Gulf of Thailand)に面する。
県都はサムットサコーン。
さむっとぷらかん
【サムットプラカン】
◇Samut Prakan
○(1)(Changwat Samut Prakan)⇒さむっとぷらかんけん(サムッ
トプラカン県)
○(2)タイ王国中央部、サムットプラカン県西部にある県都。
「サムットプラカーン」,「サムットプラーカーン」とも呼ぶ。
◎「海(samut)と要塞(prakan)」の意味。
さむっとぷらかーん
【サムットプラカーン】
◇Samut Prakan
○⇒さむっとぷらかん(サムットプラカン)
さむっとぷらーかーん
【サムットプラーカーン】
◇Samut Prakan
○⇒さむっとぷらかん(サムットプラカン)
さむっとぷらかんけん
【サムットプラカン県】
◇[タイ語]Changwat Samut Prakan、[英]Samut Prakan Prov-
ince
○タイ王国中央部の県。首都バンコクの南東で、東部をチャチュ
ンサオ県(Changwat Chachoengsao)、西部をサムットサコーン
県(Changwat Samut Sakhon)に接し、南部をタイランド湾(Gulf
of Thailand)に面する。
県都はサムットプラカン。
「サムットプラカーン県」,「サムットプラーカーン県」とも呼ぶ。
さむっとぷらかーんけん
【サムットプラカーン県】
◇[タイ語]Changwat Samut Prakan、[英]Samut Prakan Prov-
ince
○⇒さむっとぷらかんけん(サムットプラカン県)
さむっとぷらーかーんけん
【サムットプラーカーン県】
◇[タイ語]Changwat Samut Prakan、[英]Samut Prakan Prov-
ince
○⇒さむっとぷらかんけん(サムットプラカン県)
さむつへじゃヴぁへちちく
【サムツヘ・ジャヴァヘチ地区】
◇Samtskhe-Javakheti mkhare、[英]Samtskhe-Javakheti Re-
gion
○⇒さむつへじゃばへちちく(サムツヘ・ジャバヘチ地区)
さむつへじゃばへちちく
【サムツヘ・ジャバヘチ地区】
◇Samtskhe-Javakheti mkhare、[英]Samtskhe-Javakheti Re-
gion
○グルジア南部の地区。西部をアジャリア自治共和国(Ajaris
Avtonomiuri Respublika)に接し、南東部をアルメニア、南部
をトルコに隣接。
行政所在地はアハルチヘ(Akhalts'ikhe)。
「サムツヘ・ジャヴァヘチ地区」とも呼ぶ。
〈面積〉
6,412平方キロメートル。
★さむにうむ
【サムニウム】
◇[羅]Samnium
○[歴]イタリア半島中南部のアドリア海(Mare Adriatico)側
(東側)にあった古代国家。ウンブリア(Umbria)・サビニウム
(Sabinium)の南方、ラティウム(Latium)・カンパニア(Campa-
nia)の東方に位置する。
サムニウム人([英]Samnite)の居住地。
紀元前5世紀後半、カンパニアに進出。
紀元前4〜3世紀、領土を拡大しようとして起こした3度の
サムニウム戦争([英]Samnite Wars)で古代ローマに屈服して併
合された。
〈サムニウム戦争〉
第1次:BC. 343〜BC. 341。
第2次:BC. 326〜BC. 304。
第3次:BC. 298〜BC. 290。
さむねいる
【サムネイル】
◇[英]thumbnail
○(1)親指(thumb)の爪(nail)。
「サムネール」とも呼ぶ。
○(2)ごく小さいもの。
「サムネール」とも呼ぶ。
○(3)[計]一覧表示させるために画像を縮小させた、小さな画
像。
「サムネール」とも呼ぶ。
○(4)[形]小さい、短い、簡潔な。
「サムネール」とも呼ぶ。
◎サムネールスケッチ:⇒さむねいるすけっち(サムネールス
ケッチ,サムネール・スケッチ)
さむねいるすけっち
【サムネールスケッチ】
【サムネール・スケッチ】
◇[英]thumbnail sketch
○(1)寸描(スンビョウ)。
○(2)基本構想を簡潔に示す、初期段階の草稿(ソウコウ)。
さむねーる
【サムネール】
◇[英]thumbnail
○⇒さむねいる(サムネイル)
ざむふぁらしゅう《ざむふあらしう》
【ザムファラ州】
◇[英]Zamfara State
○⇒ざんふぁらしゅう(ザンファラ州)
さむむ
【サムム】
◇[アラビア語]samum
○[気]⇒しむーむ(シムーム)
さむらい
【サムライ】
◇[登録商標]Samurai
○[交]スズキ社製のスポーツ用多目的車(SUV)ジムニー
(Jimny)のアメリカ販売名。
⇒じむにー(ジムニー)
★さむらい《さむらひ》
【侍】
◇[日]samurai
○(1)[歴]
「武士(ブシ)」とも、また江戸時代には町人(チョウニン)(庶民)から
俗に「にほんざし(二本差,二本差し)」とも呼ばれた。
参照⇒にほんざし(二本差,二本差し)(1)
○(2)(転じて)気骨(キコツ)のある人物。
◎「(主君の傍にに)仕える(さぶらふ)者」の意味。
★さむらいどころ《さむらひどころ》
【侍所】
○[歴]鎌倉・室町幕府の政治機関。
◎1180(治承 4)源頼朝が設置。
さむらおんぐん
【サムラオン郡】
◇Phumi Samraong
○カンボジア北西部、オッドー・ミアンチェイ州(Khett Otdar
Meanchey)の州都。
北緯12.47°、東経105.57°の地。
〈人口〉
2004(平成16)2万6,400人。
さむろーたくしー
【サムロータクシー】
◇Samlor Taxi
○[交]⇒とぅくとぅく(トゥクトゥク)
★さめ
【サメ】
【鮫】
○[魚]軟骨魚綱(Chondrichthyes)板鰓亜綱(バンサイアコウ)(Elasmo-
branchii)の内で、ネコザメ目(Heterodontiformes)・カグラザ
メ目(Hexanchiformes)・ネズミザメ目(Lamniformes)・ツノザ
メ目(Squaliformes)などエイ目(Rajiformes)以外のものの総称。
古称は「鰐(ワニ)」。
関西地方以西では「フカ(鱶)」とも呼ぶ。
参照⇒ちょうざめ(チョウザメ,蝶鮫)
◎歯の化石は俗に「天狗(テング)の爪」と呼ぶ。
コバンザメ(小判鮫)は硬骨魚(スズキ目)。
◎英語:シャーク(shark)。
さーめ
【サーメ】
◇Saame/Same
○ラップ人(Lapp)の自称。
⇒らっぷじん(ラップ人)
さめうらだむ
【早明浦ダム】
○高知県北部にある、吉野川上流のダム。
香川県・徳島県に生活用水を供給。
◎1994. 7.(平成 6)利水貯水率ゼロとなる。
2006. 8.19(平成17)利水貯水率ゼロとなる。
さめうらわん
【鮫浦湾】
◇[日]Sameura Wan
○[地]宮城県石巻市南東部、牡鹿半島(オシカ・ハントウ)基部東岸にあ
る、太平洋に面する湾。
北岸は寄磯半島(ヨリイソ・ハントウ)。
ホヤ(海鞘)の養殖が行われている。
参照⇒おしかはんとう(牡鹿半島)
さめがい《そめがゐ》
【醒井】
◇[日]Samegai
○滋賀県北東部、米原市(マイハラシ)南部の地名。
◎旧住所は坂田郡(サカタグン)米原町(マイハラチョウ)醒井。
さめがたせんすいかん
【サメ型潜水艦】
◇[英]shark class submarine
○[軍]⇒さんおがたせんすいかん(サンオ型潜水艦,鮫型潜水艦)
さめがはし
【鮫が橋】
【鮫ヶ橋】
◇[日]Samegahashi
○[古]江戸、四谷大木戸の外の南側にあった地名。
岡場所(オカバショ)で、切見世(キリミセ)などがあった。
明治時代には東京最大の貧民窟となった。
参照⇒よつや(四谷)(2)
◎現在の東京都新宿区の若葉(ワカバ)・南元町(ミナミモトマチ)・須賀
町(スガチョウ)あたり。
さめぐれろぜもすばねてぃちく
【サメグレロ・ゼモスバネティ地区】
◇Samegrelo-Zemo Svaneti Mkhare、Samegrelo and Zemo Sva-
neti Region
○グルジア中西部の地区。西部をアブハジア自治共和国に隣接
し、南西部を黒海に面する。
行政所在地はズグジジ(Zugdidi)。
〈面積〉
7,440平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)42万4,746人(1月12日現在)。
2002(平成14)46万6,100人(1月17日現在)。
さめこもん
【鮫小紋】
◇[日]same komon
○[服]細かい白点を鱗(ウロコ)状に重ねた、鮫皮(サメガワ)のような
模様に染め出した小紋。
江戸時代は裃(カミシモ)に用いられた。
江戸小紋三役の一つ。
◎紀州徳川家の定め小紋は極鮫。
参照⇒さだめこもん(定め小紋,定小紋)
ざめつ
【挫滅】
◇[英]crush
○[医]衝撃・圧迫など外部からの強いダメージ(損害)で、内部
の組織が潰滅(カイメツ)すること。
参照⇒ざしょう(挫傷)
◎挫滅傷(crush injury)
ざめつしょうこうぐん《ざめつしやうこうぐん》
【挫滅症候群】
◇[英]crush syndrome
○[病]⇒くらっしゅしんどろーむ(クラッシュシンドローム,ク
ラッシュ・シンドローム)
さめはだ
【鮫肌】
【鮫膚】
○(1)サメ(鮫)の皮のようにザラザラとした人の皮膚。
○(2)[俗][病]魚鱗癬(ギョリンセン)の俗称。
⇒ぎょりんせん(魚鱗癬)
さめんじけん
【沙面事件】
◇[中]Shamian Shijian
○[歴]⇒ごさんじゅうじけん(五・三〇事件,五・三十事件,五
卅事件)
ざめんほふ
【ザメンホフ】
◇Lazarus Ludwig Zamenhof/Ludwik Lejzer Zamenhof
○[人]ロシア支配下のポーランドの眼科医(1859.12.15〜1917.
4.14)。ユダヤ系。ワルシャワ生れ。
1887. 7.(明治20)国際共通語のエスペラント(Esperanto)を
考案・発表。
著書は1887(明治20)『国際語(Lingvo Internacia)』など。
参照⇒えすぺらんと(エスペラント)
さーも
【サーモ】
◇[英]thermo-
○[接頭語]「熱」を表す言葉。
◎サーモケミストリー(thermochemistry):熱化学。
サーモダイナミクス(thermodynamics):熱力学。
サーモメーター(thermometer):温度計。
サーモカップル(thermocouple):⇒ねつでんつい(熱伝対)
サーモス(thermos):魔法瓶(商標名)。
さもあ
【サモア】
◇Samoa
○(1)[地](Samoa Islands)⇒さもあしょとう(サモア諸島)
○(2)⇒さもあどくりつこく(サモア独立国)
さもあしょとう《さもあしよたう》
【サモア諸島】
◇[英]Samoa Islands
○[地]南太平洋中央部に散在する群島。
主な島はサバイイ島(Savaii Island)・ウポル島(Upolu Is-
land)、アメリカ領ツツイラ島(Tutuila Island)の3島。
◎1898(明治31)西経171°を境に、アメリカ領東サモア(Ameri-
can Samoa)とドイツ領西サモア(Western Samoa)とに分割。
2009. 9.29(平成21)朝、サモア諸島沖でマグニチュード8.3
の地震が発生。
さもあどくりつこく
【サモア独立国】
◇[英]lndependent State of Samoa
○南太平洋、サモア諸島主要部の島群から成るイギリス連邦に
属する国。
首都はウポル島にあるアピア(Apia)。
住民はポリネシア人。
主要言語は英語とサモア語。
通貨単位はタラ(tala)。
旧称は「西サモア(Western Samoa)」。
〈面積〉
2,842平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)15万人。
1984(昭和59)16万人。
1988(昭和63)16万人。
1995(平成 7)16万6,000人。
2001(平成13)17万9,058人(推計)。
◎1892(明治25)日付変更線の西側から最大貿易相手国のアメリ
カと同じ東側に移行。
1920(大正 9)ニュージーランドの委任統治領。
1947(昭和22)ニュージーランドの信託統治領。
1962. 7. 1(昭和37)西サモア(Western Samoa)として太平洋
諸島中で最初に独立。
1997. 7.(平成 9)国名を西サモアからサモアに改称。
2011.12.(平成23)ニュージーランド領トケラウ諸島(Tokelau
Islands)とともに日付変更線の東側から西側に移行し、29日の
翌日が31日となる。
さもいぇーど
【サモイェード】
◇Samoyed
○⇒さもえど(サモエド)
さもういすとば
【サモウイストバ】
◇[露]samoubiistvo、[英]suicide
○(ロシア語で)自殺。
⇒すーさいど(スーサイド)
さもえど
【サモエド】
◇Samoyed
○(1)([英]Samoyedic peoples)中央シベリアに住むモンゴル族
の一支族。
「サモエード」,「サモイェード」とも呼ぶ。
○(2)[哺](Samoyed dog)⇒さもえどけん(サモエド犬)
さもえーど
【サモエード】
◇Samoyed
○⇒さもえど(サモエド)
さもえどけん
【サモエド犬】
◇[英]Samoyed dog
○[哺]シベリア原産の犬の品種。厚毛の白またはクリーム色の
中型犬。
サモエド族がソリ(橇)犬として使用していた。
単に「サモエド」とも呼ぶ。
さーもかっぷる
【サーモカップル】
◇[英]thermocouple
○[物]⇒ねつでんつい(熱伝対)
さもぎてぃあじん
【サモギティア人】
◇[英]Samogitians
○リトアニア西部に居住する民族。
リトアニア語では「ジャマイチエイ(Zemaiciai)」,「ジェマイ
チャイ」と呼ぶ。
ざもく
【ザモク】
◇[露]zamok
○(ロシア語で)城。
⇒しろ(城)
◎ロシア文字では"замок"。
さーもこん
【サーモコン】
◇[英]thermoconcrete
○[建]サーモコンクリートの略称。
⇒さーもこんくりーと(サーモコンクリート)
さーもこんくりーと
【サーモコンクリート】
◇[英]thermoconcrete
○[建]セメントに水と発泡剤を混ぜて作る、気泡を含んだコン
クリート。
軽量で耐熱性・吸音性に優れた建築材。
「サーモコン」,「発泡コンクリート(foam concrete)」,「パーラ
イト(perlite,pearlite)」とも呼ぶ。
参照⇒ぱーらいと(パーライト,波来土)(3)
さもさ
【サモサ】
◇samosa
○[料]インドのスナック料理。
ギョウザ(餃子)風の生地に、野菜や炒(イタ)めた挽(ヒ)き肉を
挟(ハサ)んで油で揚げたもの。
参照⇒ぎょうざ(ギョウザ,餃子)
さもす
【SAMOS】
◇[英]satellite and missile observation system
○[軍][天]アメリカ合衆国の軍事用偵察衛星。
◎1960(昭和35)第1号、失敗。
1961(昭和36)第2号、南北両極を通る軌道に乗り成功。
さもす
【サモス】
◇Samos
○(1)[地](Nisos Samos)⇒さもすとう(サモス島)
○(2)(Nomos Samos)⇒さもすけん(サモス県)
★さもすけん
【サモス県】
◇[希]Nomos Samos、[英]Samos Prefecture
○ギリシア東部、エーゲ海東部にあるサモス島・イカリア島
(Ikaria Island)と周辺の属島から成る県。
県都はサモス。
さーもすたっと
【サーモスタット】
◇[英]thermostat
○[電]自動的に調整して温度を一定に保つ装置。自動温度調節
器・恒温装置。
バイメタルや水銀の膨張などを利用して温度を感知し、その
温度に応じて電気回路を開閉し、熱源を制御する装置。
さもすとう《さもすたう》
【サモス島】
◇[希]Nisos Samos、[英]Samos Island
○[地]小アジア西岸、エーゲ海の小島。ギリシア領。
さーもすふぃあ
【サーモスフィア】
◇[英]thermosphere
○[気]⇒ねつけん(熱圏)
さーもすふぇあ
【サーモスフェア】
◇[英]thermosphere
○[気]⇒ねつけん(熱圏)
さもとらきとう《さもとらきたう》
【サモトラキ島】
◇[希]Nisos Samothraki
○[地]地中海北東部、エーゲ海北東部にある小島。
北緯40.45°、東経25.60°の地。
ギリシアのエブロス県(Nomos Evrou)に属する。
地中海性気候。
ドイツ語で「サモトラケ島(Insel Samothrake)」、英語で「サ
ーマスレース島(Samothrace Island)」とも呼ぶ。
〈面積〉
183.8平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)3,083人。
2001(平成13)2,723人。
さもとらけとう《さもとらけたう》
【サモトラケ島】
◇[独]Insel Samothrake
○[地]⇒さもとらきとう(サモトラキ島)
★さもとらけのにけ
【サモトラケのニケ】
◇[独]Nike von Samothrake、[英]Nike of Samothrace/Wing-
ed Victory of Samothrace
○[美]ギリシアのサモトラキ島(Nisos Samothraki)で出土した
とされる勝利の女神像。高さ254センチメートル。
船首に降り立ったばかりの姿をダイナミックに表現したもの。
頭部と両腕は欠けて現存しない。
◎「ニケ」の英語読みは「ナイキ(Nike)」、またローマ神話の「ビ
クトリア(Victoria)」に相当。
さーもばりっくだんとう
【サーモバリック弾頭】
◇[英]thermobaric warhead
○[軍]建物などを破壊せず、そこに潜んでいる人々を高熱と衝
撃波で殺害する兵器。
最初の爆発でアルミニウム粉末などの混合燃料を噴霧しエア
ロゾル状にして点火し、高圧の衝撃波を作り出す気化燃料爆弾
(FAE)。
市街戦や強固な複合施設・洞窟(ドウクツ)などに使用される。
参照⇒なぱーむだん(ナパーム弾),はくりんばくだん(白リン
爆弾,白燐爆弾)
◎2003. 5.14(平成15)ラムズフェルド米国防長官、ヘルファイ
アー・ミサイルを増強したサーモバリック弾頭を、イラク戦争
で初めて使用したと表明。
参照⇒へるふぁいあー(ヘルファイアー)
さーもぴれー
【サーモピレー】
◇[英]Thermopylae
○(1)[地]⇒てるもぴらい(テルモピライ)
○(2)[歴][海]イギリスのティー・クリッパー(tea clipper)。
参照⇒てぃーくりっぱー(ティー・クリッパー)(1)
さーもふぁいる
【サーモファイル】
◇[英]thermophile
○好熱性細菌。
さもわーる
【サモワール】
◇samovar
○ロシアのお茶用の湯沸かし器。銅製で中央に炭火を入れる。
さもん
【沙門】
○[仏]⇒しゃもん(沙門)
[1]さーもん
【サーモン】
◇[英]salmon
○[魚](英語で)サケ(鮭)。
⇒さけ(サケ,鮭)
[2]さーもん
【サーモン】
◇Salmon
○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)中北部の
レムヒ郡(Lemhi County)中北部にある郡都。
サーモン川(Salmon River)とレムヒ川(Lemhi River)の合流
点。
さもんちょう《さもんちやう》
【左門町】
◇[日]Samoncho
○東京都新宿区南東部、四谷地区の地名。
参照⇒おいわいなり(お岩稲荷,於岩稲荷)
さーもんとらうと
【サーモントラウト】
◇[英]salmon trout
○[魚]ヨーロッパ原産のニジマス(虹鱒)。
陸封型のニジマスと異なり降海型。サケ(鮭)と同様に大型で
銀色、味もあまり変らない。
海で養殖もされている。
「トラウトサーモン」,「ウミマス(海鱒)」,「海産ニジマス」とも
呼ぶ。
さやいんげん
【サヤインゲン】
【莢隠元】
○[農]インゲンマメ(隠元豆)を未熟果の柔らかいサヤ(莢)のま
ま煮て食べる品種。また、その食用とするサヤ。
サヤの丸い品種の丸莢(マルサヤ)と、サヤの平たい品種の平莢(ヒ
ラサヤ)がある。
丸莢は泥鰌(ドジョウ)隠元など、平莢はモロッコインゲンなど。
参照⇒いんげんまめ(インゲンマメ,隠元豆,菜豆)(1),さやえ
んどう(サヤエンドウ,莢豌豆),すじとり(筋取り)
さやえんどう《さやゑんどう》
【サヤエンドウ】
【莢豌豆】
○[食]エンドウを未熟なうちに莢(サヤ)のまま食用とするもの。
軟化栽培したものを「絹さや(絹莢)」とも呼ぶ。
参照⇒さやいんげん(サヤインゲン,莢隠元),すじとり(筋取
り)
◎夏の季語。
さやがた
【紗綾形】
○卍(マンジ)のそれぞれの端をつぎつぎと他の卍に繋いでできる
連鎖文様。
仏教とともにインドから中国に伝わり、中国で紗綾の地紋に
用いられた吉祥文(キッショウモン)。
参照⇒まんじ(卍)(1)
◎紗綾形綸子(リンズ)
さやく
【鎖鑰】
○(1)錠(ジョウ)(鎖)と鍵(カギ)(鑰)。
○(2)(転じて)戸締(トジマ)り。
○(3)(特に)外敵の侵入を防ぐ重要な場所。
◎北辺鎖鑰:江戸末期の北海道の別称。
さやぐち
【鞘口】
○(1)⇒こいぐち(鯉口)
○(2)本心を隠した、うわべだけの口上。
さやぐみ
【鞘組】
◇[日]sayagumi/saya-gumi
○[建]屋根の上に重ねて載(ノ)せた二重屋根。また、その構造
・工法。
土蔵・石蔵などの塗り込めた屋根の上に猫石(ネコイシ)を据(ス)
え、さらにその上に合掌組(ガッショウグミ)した屋根を葺(フ)いたも
の。
防火・断熱・雨仕舞(アマジマイ)のために行なわれる。
◎屋根と屋根の間は通風のため吹き曝(サラ)しになっている。
さやちょう《さやちやう》
【佐屋町】
◇[日]Saya Cho
○愛知県西部、海部郡(アマグン)の町。北部を津島市に接する。
〈面積〉
18.65平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万9,802人。
◎1955(昭和30)佐屋村と市江村の一部が合併して発足。
さやま
【狭山】
◇[日]Sayama
○(1)⇒さやまし(狭山市)
○(2)⇒おおさかさやまし(大阪狭山市)
○(3)[地]⇒さやまきゅうりょう(狭山丘陵)
さやまいけ
【狭山池】
◇[日]Sayama Ike
○[地]大阪府中南部、大阪狭山市にある灌漑用溜池(タメイケ)。約
4万平方メートル。
7世紀前半の造成とみられる。
現在は大和川支流の西除川(ニシヨケガワ)(天野川)を狭山池ダム
で堰き止めている。
参照⇒しきはこうほう(敷葉工法),さやまこ(狭山湖)
◎『古事記』・『日本書紀』に記載があり、日本最古の溜池の
一つ。
1608(慶長13)改修。
さやまがおかえき《さやまがをかえき》
【狭山ヶ丘駅】
○[交]埼玉県所沢市の西北にある、西武池袋線の駅。
小手指(コテサシ)駅と武蔵藤沢駅の間。
◎1915. 4.15(大正 4)池袋駅〜飯能駅間の開通の際、元狭山駅
として開業。同年8月、地元の要望により三ヶ島村駅に改称。
1933(昭和 8)現名に改称。
さやまきゅうりょう《さやまきうりよう》
【狭山丘陵】
◇[日]Sayama Kyuryo
○[地]東京都東大和市・東村山市と埼玉県入間市・所沢市とに
またがる丘陵。
◎狭山湖(山口貯水池)・多摩湖(村山貯水池)がある。
参照⇒さやまこ(狭山湖)(1),たまこ(多摩湖)
さやまこ
【狭山湖】
◇[日]Sayama Ko
○(1)[地]埼玉県南端の狭山丘陵、所沢市にある山口貯水池の
通称。
1934(昭和 9)東京都の水道用貯水池として完成。
参照⇒たまこ(多摩湖)
◎桜の名所。
○(2)[古][交]⇒さやまこえき(狭山湖駅)
さやまこえき
【狭山湖駅】
○[古][交]西武狭山線の西武球場前駅の旧称。
⇒せいぶきゅうじょうまええき(西武球場前駅)
★さやまさんじゅうさんしょ《さやまさんじふさんしよ》
【狭山三十三所】
○
< 1>金乗院(コンジョウイン)(山口観音):埼玉県所沢市。
さやまさんふどうじ
【狭山山不動寺】
○⇒さやまふどう(狭山不動)
さやまし
【狭山市】
◇[日]Sayama Shi
○埼玉県南部の市。
入間川に航空自衛隊入間基地がある。
◎1954(昭和29)市制。
◎大阪府には大阪狭山市がある。
さやまはん
【狭山藩】
◇[日]Sayama Han
○[歴]後北条氏、北条氏盛から始まり明治維新まで存続した藩。
大阪府南河内郡を経て現在の大阪狭山市。
さやまふどう
【狭山不動】
○埼玉県所沢市上山口(カミヤマグチ)にある狭山山不動寺。
災難除けで著名。
◎本堂は京都東本願寺から移築したもの。
勅額門・多宝塔・孔子廟などがある。
さやんさんみゃく
【サヤン山脈】
◇[英]Sayan Mountains、[露]Sayanskiy Khrebet、[モンゴル
語]Soyony Nuruu
○[地]モンゴル共和国北方、ロシア連邦との国境をほぼ東西に
走る山脈。
さゆ
【白湯】
【素湯】
○[食]沸(ワ)かしただけで何もまぜないで飲む湯。
◎白湯で粉薬(コナグスリ)を飲む
◎主にお茶など他の飲み物に対して使われる。
さよう
【佐用】
◇[日]Sayo
○(1)⇒さようぐん(佐用郡)
○(2)⇒さようちょう(佐用町)
○(3)[交]⇒さようえき(佐用駅)
さようえき
【佐用駅】
○(1)[交]兵庫県佐用郡佐用町佐用にある、JR姫新線(キシンセン)
の駅。
播磨徳久(ハリマトクサ)駅(南光町)と上月(コウヅキ)駅(上月町)の間。
○(2)[交]智頭急行(チヅキュウコウ)の駅。
久崎(クザキ)駅(上月町)と平福(ヒラフク)駅の間。
さようぐん
【佐用郡】
◇[日]Sayo Gun
○兵庫県西部の郡。
佐用町(サヨウチョウ)・上月町(コウヅキチョウ)・南光町(ナンコウチョウ)・三
日月町(ミカヅキチョウ)の町。
さようそ
【作用素】
◇[英]operator
○[数][計]⇒えんざんし(演算子)
さようちょう《さようちやう》
【佐用町】
◇[日]Sayo Cho
○兵庫県西端、佐用郡の町。北部・西部を岡山県に隣接。
県立西はりま天文台があり、口径2メートルの大型望遠鏡
「なゆた」を一般公開。
〈面積〉
115.78平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)8,789人。
◎1928(昭和 3)町制施行。
1955(昭和30)平福(ヒラフク)町・長谷村・石井村・江川村を編入。
★さようなら《さやうなら》
【さようなら】
【左様なら】
○別れの挨拶(アイサツ)の言葉。
短く「さよなら」と言うことが多い。また、軽く「じゃあね」と
も言う。
古くは「さらば(然らば)」も用いられた。
◎「(別れの理由を述べて)それならば」の意味。
◎英語:⇒[1]ぐっどばい(グッドバイ)
ドイツ語:⇒あうふびーだーぜーえん(アウフビーダーゼー
エン)
フランス語:⇒あでゅー(アデュー)
スペイン語:⇒あでぃおす(アディオス)
[1]さよなら
【さよなら】
○[俗]⇒さようなら(さようなら,左様なら)
[2]さよなら
【さよなら】
○[楽]小田和正作詞・作曲の歌謡曲。
歌はオフコース。
◎1979.12.(昭和54)レコード発売。
さよならはだんすのあとに
【さよならはダンスの後に】
○[楽]横井弘作詞、小川寛興作曲の歌謡曲。
歌は倍賞千恵子(バイショウ・チエコ)。
◎1965. 3.(昭和40)レコード発売。
さよならをするために
【さよならをするために】
○[楽]石坂浩二(コウジ)作詞、坂田晃一作曲の歌謡曲。
歌はビリー・バンバン。
◎1972. 2.(昭和47)レコード発売。
★さより
【サヨリ】
【細魚】
【針魚】
○[魚]ダツ目(Beloniformes)サヨリ科(Hemiramphidae)の近海
魚。
体長は細長く、約40センチメートルくらい。下顎(シタアゴ)が
長く突き出ている。
体色は背面が青緑色で、腹面は銀白色。腹部の内側は黒い薄
膜で覆(オオ)われている。
春から秋にかけてが旬で、肉は白く味は淡泊で美味。
◎春の季語。
細身で色白だが腹黒い美人の形容に使用される。
◎英語:ハーフビーク(halfbeak)。
イタリア語:エミランフィディ(emiranfidi)。
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