PDD図書館管理番号 0001.0096.3000.11
百 科 辞 書 《るた》 編集:獨 澄旻
-------- るた --------------------------------------------------
★るたー
【ルター】
◇Martin Luther(マルチン・ルター)
○[人]ドイツの宗教改革者(1483〜1546)。
「ルッター」,「ルーテル」とも呼ぶ。
参照⇒うぉるむすていこくぎかい(ウォルムス帝国議会)
るーた
【ルータ】
◇[フ]loutre
○[哺](フランス語で)カワウソ(川獺)。
⇒かわうそ(カワウソ,川獺,獺)
るーたー
【ルーター】
◇[英]looter
○(英語で)略奪者・強奪者。
参照⇒[4]るーと(ルート)
るちあ
【ルチア】
◇Lucia
○[人]スペイン語圏・イタリアの女性名。
参照⇒さんたるちあ(サンタルチア,サンタ・ルチア),るちゃ
ーな(ルチャーナ)
◎「光を導く人」の意味。
英語圏の「ルーシー(Lucy)」に相当。
[1]るちあーの
【ルチアーノ】
◇[西]Luciano
○[人]スペイン語圏の男性名。
◎「光を導く人」の意味。
イタリア語の「ルチャーノ(Luciano)」に相当。
★[2]るちあーの
【ルチアーノ】
◇Lucky Luciano
○[人]アメリカ暗黒街のボス(1897〜1962. 1.)。シチリア生れ。
本名はサルバトーレ・ルカーニア(Salvatore Lucania)、ニッ
クネームはチャールズ・ラッキー・ルチアーノ(Charles Lucky
Luciano)。
英語読みで「ルシアーノ」とも呼ぶ。
参照⇒まふぃあ(マフィア)(2)
るちな
【ルチナ】
◇[羅]Lucina、[英]Lucina(ルサイナ)
○(1)[ロ神]出産・安産の女神。
のちに結婚生活の女神ユノ(Juno)と同一視されるようになっ
た。
参照⇒ゆの(ユノ)
◎ギリシア神話の「エイレイテュイア(Eileithyia)」に相当する。
参照⇒えいれいてゅいあ(エイレイテュイア)
○(2)(転じて、英語で)産婆(サンバ)([英]midwife)。
るちふぇる
【ルチフェル】
◇[葡]Lucifer
○⇒るしふぁー(ルシファー)
るちゃーな
【ルチャーナ】
◇[伊]Luciana
○[人]イタリアの女性名。
参照⇒[1]るちあ(ルチア)
◎「光を導く人」の意味。
男性形は「ルチャーノ(Luciano)」。
るちゃーの
【ルチャーノ】
◇[伊]Luciano
○[人]イタリアの男性名。
◎「光を導く人」の意味。
スペイン語圏の「ルチアーノ(Luciano)」に相当。
女性形は「ルチャーナ(Luciana)」。
るーちょ
【ルーチョ】
◇[伊]Lucio
○[人]イタリアの男性名。
◎「光を導く人」の意味。
女性形は「ルチア(Lucia)」。
★るちん
【ルチン】
◇rutin
○[生化]ソバ(蕎麦)にふくまれるポリフェノール。
るちん
【縷陳】
○⇒るせつ(縷説)
るーちん
【ルーチン】
◇[英]routine
○(1)決まりきった仕事。日常の仕事・日常業務。日課。
◎ルーチンワーク
○(2)[計]あるプログラムの一部分を構成する、一つのまとま
りをもった処理手順。
メインルーチン(main routine)・サブルーチン(subroutine)
や共通ルーチン・汎用ルーチンなどがある。
参照⇒さぶるーちん(サブルーチン)
○(3)[劇]型にはまった演技。
るつ
【ルツ】
◇Ruth
○(1)[聖]⇒るつき(ルツ記)
○(2)[聖]『旧約聖書』「ルツ記(the Book of Ruth)」の女主人
公。
マーロン(Mahlon)の妻、義母はナオミ(Naomi)。
参照⇒るつき(ルツ記)
◎英語読みは「ルース」。
ベーブ・ルース(Babe Ruth):⇒るーす(ルース)
[1]るーつ
【ルーツ】
◇[英]roots
○(1)[植](植物の)根。根元。
参照⇒ね(根)
○(2)[動](動物の)付け根・根元。
○(3)(物事の)根源・根本。起源。
○(4)(人の)祖先・始祖。
[2]るーつ
【ルーツ】
◇[英]Roots:The Saga of an American Family
○[文]アメリカの小説家アレックス・パルマー・ヘイリー(Alex
Palmer Haley)(1921〜1992)の小説。
◎1976(昭和51)刊行。
るつぇるん
【ルツェルン】
◇[独]Luzern、[フ]Lucerne
○(1)⇒るつぇるんしゅう(ルツェルン州)
○(2)スイス、ルツェルン州の州都。
北緯47.06°、東経8.30°の地。
〈人口〉
1997(平成 9)5万7,700人。
1998(平成10)5万7,200人。
2000(平成12)5万7,000人。
2002(平成14)5万7,100人。
るつぇるんしゅう《るつえるんしう》
【ルツェルン州】
◇[独]Kanton Luzern、[フ]Lucerne canton
○スイス中央部の州。州都はルツェルン。
〈面積〉
1,493.40平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)36万1,500人。
るっか
【ルッカ】
◇[伊]Lucca、[フ]Lucques
○(1)(Provincia di Lucca)⇒るっかけん(ルッカ県)
○(2)イタリア中央部、トスカーナ州(Regione Toscana)北西部
のルッカ県南部にある県都。
セルキオ川(Fiume Serchio)の西方(右岸)に位置する。
聖マルティノ大聖堂(Duomo di San Martino)や聖ミケレ教会
(Chiesa di San Michele)などがある。
〈人口〉
1991(平成 3)8万6,188人(推計)。
◎プッチーニ(Giacomo Puccini)の生誕地。
るっかけん
【ルッカ県】
◇[伊]Provincia di Lucca、[英]Lucca District/Lucca Prov-
ince
○イタリア中央部、トスカーナ州(Regione Toscana)北西部の
県。
県都はルッカ。
るつき
【ルツ記】
◇[英]the Book of Ruth
○[聖]『旧約聖書』の中の一書。
女主人公ルツがボアズ(Boaz)と結婚しダビデ(David)の先祖
となる。
参照⇒なおみ(ナオミ)
るっく
【ルック】
◇[英]rook
○チェスの駒(コマ)の一つ。
⇒[1]るーく(ルーク)
るっくあうとまうんてん
【ルックアウト・マウンテン】
◇[英]Lookout Mountains/Lookout Mts
○[地]アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)北
部からジョージア州(Georgia State)北部にまたがる山脈。
7つの州が見渡せるという。
るっくさっく
【ルックサック】
◇[独]Rucksack
○⇒りゅっくさっく(リュックサック)
[1]るっくす
【ルックス】
◇[英]looks/feature(フィーチュア)
○顔つき・顔かたち・顔の造作(ゾウサク)。容姿(ヨウシ)・容貌(ヨウボ
ウ)・スタイル(style)。外見。
[2]るっくす
【ルックス】
◇[フ]lux
○[光]⇒るくす(ルクス)
るっこら
【ルッコラ】
◇[伊]rucola
○[植]⇒[3]ろけっと(ロケット)
るっそふぁいる
【ルッソファイル】
◇[英]Russophile
○親露家。
るっそふぉうぶ
【ルッソフォウブ】
◇[英]Russophobe
○排露主義者。
るったー
【ルッター】
◇Martin Luther(マルチン・ルッター)
○[人]⇒るたー(ルター)
★るつぼ
【坩堝】
○
◎人類のルツボ(a melting pot of races):アメリカ合衆国の
代名詞。
るでぃあーな
【ルディアーナ】
◇Ludhiana
○(1)(Ludhiana District)⇒るでぃあーなけん(ルディアーナ
県)
○(2)インド北部、パンジャブ州(Punjab State)中東部のルデ
ィアーナ県北部にある県都。
るでぃあーなけん
【ルディアーナ県】
◇[英]Ludhiana District
○インド北部、パンジャブ州(Punjab State)中東部の県
県都はルディアーナ。
るていん
【ルテイン】
◇[英]lutein、[独]Lutein
○[生化]カロチノイド([独]Carotinoid)の一種。
血清・卵黄などの黄色色素。
強い抗酸化作用がある。
◎食品ではホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多
く含まれている。
るーてぃんぐ
【ルーティング】
◇[英]looting
○(英語で)略奪・略奪行為。
「ルート(loot)」とも呼ぶ。
参照⇒[4]るーと(ルート)
るーてしあ
【ルーテシア】
◇[登録商標]Lutecia
○[交]ノルー社製の乗用車。
フランス名は「クリオ(Clio)」。
るーてーず
【ルー・テーズ】
◇Lou Thesz
○[人]⇒てーず(テーズ)
るてちあ
【ルテチア】
◇[羅]Lutetia
○[歴]フランスの首都パリの古代名。
⇒ぱり(パリ,巴里)
るーてる
【ルーテル】
◇Martin Luther(マルチン・ルーテル)
○[人]⇒るたー(ルター)
るてん
【流転】
○[楽]藤田まさと作詞、阿部武雄作曲の歌謡曲。
歌は上原敏。
◎1937. 7.(昭和12)レコード発売。
るてん
【流転】
【流轉】
○(1)時や場所、状況・現象などが流れ移ること、移り変わる
こと。
○(2)[仏]人の生死・因果が、輪が廻(マワ)るように絶えず変化
して止(ヤ)まないこと、常に繰り返されること。輪廻(リンネ)、輪
転(リンテン)。
るーでんどるふ
【ルーデンドルフ】
◇Erich Friedrich Wilhelm von Ludendorff(エイリヒ・フリ
ードリヒ・ウィルヘルム・フォン・ルーデンドルフ)
○[人]ドイツの軍人(1865〜1937)。
第一次世界大戦では東部戦線参謀長。ヒンデンブルク指揮下、
1914. 8.(大正 3)タンネンベルクの戦いでロシア軍に大勝。
1916(大正 5)ヒンデンブルク参謀総長のもとで参謀次長とし
て事実上の戦争指導者となる。
1918(大正 7)辞職。
1923.11.(大正12)ヒトラーとともにミュンヘン一揆を企てた
が失敗。
★[1]るーと
【ルート】
◇[英]root
○(1)根(ネ)。根元・付け根。
参照⇒[1]るーつ(ルーツ),ね(根)
○(2)[言]語根。原形(動詞の基本形)。
○(3)[数]根(コン)。特に平方根。
参照⇒こん(根)(),へいほうこん(平方根)
[2]るーと
【ルート】
◇[英]route
○(1)通路・道筋(ミチスジ)・路線。
○(2)経路・手づる・便法。
[3]るーと
【ルート】
◇[フ]route
○(フランス語で)通り・街路・道路。
◎シュマ(chemin):小道。
[4]るーと
【ルート】
◇[英]loot
○(1)戦利品・略奪品。
○(2)略奪・略奪行為。
「ルーティング(looting)」とも呼ぶ。
○(3)[他動](……から)分捕る・(……を)略奪する。
○(4)[自動]略奪する・横領する。
◎ルーター(looter):略奪者・強奪者。
★[5]るーと
【ルート】
◇Elihu Root
○[人]アメリカの弁護士・外交官(1845. 2.15〜1937. 2. 7)。
1899〜1904(明治32〜明治37)陸軍長官(Secretary of War)。
1905(明治38)ルーズベルト(Theodore Roosevelt)大統領から
ハイ(John Hay)(1838〜1905)の死後に国務長官(Secretary of
State)の指名を受ける(〜1909)。
1907(明治40)オランダのハーグ(Den Haag)で開催された第二
回万国平和会議に日本と南米諸国を参加させる。
1908(明治41)高平・ルート協定(Root-Takahira Agreement)
を調印。
1912(大正元)ノーベル平和賞を受賞。
参照⇒はーぐみっしじけん(ハーグ密使事件),たかひらるー
ときょうてい(高平・ルート協定)
るーど
【ルード】
◇[英]rood
○(1)教会の内陣(ナイジン)仕切り(rood screen)の聖壇上に置か
れている十字架上のキリスト受難像(crucifix)。
参照⇒くるしふぃくす(クルシフィクス)(1)
○(2)イギリスの土地面積の単位の一つ。約1,011.7平方メート
ル。
4ルード=1エーカー(acre)。
○(3)イギリスの長さの単位。
5.5〜8ヤード(yards)。5.0〜7.3メートル。
るどぅー
【ルドゥー】
◇Claude-Nicolas Ledoux(クロード・ニコラ・ルドゥー)
○[人]フランスの建築家(1736〜1806)。
ルイ十六世の宮廷建築家として活躍。
独特な幾何学的形態の建築を構想した。
るーどうぃっひいっせい
【ルードウィッヒ一世】
【ルードウィッヒ1世】
◇Ludwig I
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ一世,ルードウィヒ1世)
るーどうぃっひにせい
【ルードウィッヒ二世】
【ルードウィッヒ2世】
◇Ludwig II
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ二世,ルードウィヒ2世)
るーとヴぃひ
【ルートヴィヒ】
◇[独]Ludwig
○[人]ドイツ語圏の男性名。
◎英語の「ルイス(Louis,Lewis)」、フランス語の「ルイ(Louis)」
に相当する。
るーとうぃひいっせい
【ルートウィヒ一世】
【ルートウィヒ1世】
◇Ludwig I
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ一世,ルードウィヒ1世)
るーとヴぃひいっせい
【ルートヴィヒ一世】
【ルートヴィヒ1世】
◇Ludwig I
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ一世,ルードウィヒ1世)
★るーどうぃひいっせい
【ルードウィヒ一世】
【ルードウィヒ1世】
◇Ludwig I
○[人]フランク国王・西ローマ皇帝( 778〜 840)。カール大帝
(Karl der Grosse)の第3子。
「ルートウィヒ一世」,「ルードウィッヒ一世」,「ルートヴィヒ
一世」,「ルートビヒ一世」,「ルイ一世」,「敬虔王(ケイケンオウ)」とも呼
ぶ。
参照⇒ろたーるいっせい(ロタール一世,ロタール1世),べる
だんじょうやく(ベルダン条約)
るーとうぃひすはーふぇん
【ルートウィヒスハーフェン】
◇Ludwigshafen
○ドイツ南西部、ラインラント・ファルツ州(Bundesland
Rheinland-Pfalz)南東部の都市。
北緯49.48°、東経8.44°の地。
ライン川(der Rhein)の対岸はマンハイム(Mannheim)。
総合化学製造会社BASFの本社がある。
〈人口〉
1970(昭和45)17万9,286人。
1990(平成 2)16万2,173人。
るーとうぃひにせい
【ルートウィヒ二世】
【ルートウィヒ2世】
◇Ludwig II
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ二世,ルードウィヒ2世)
るーとヴぃひにせい
【ルートヴィヒ二世】
【ルートヴィヒ2世】
◇Ludwig II
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ二世,ルードウィヒ2世)
★るーどうぃひにせい
【ルードウィヒ二世】
【ルードウィヒ2世】
◇[独]Ludwig II/Ludwig der Zweite
○(1)[人]東フランク王( 804ころ〜 876)。ルードウィヒ一世
(Ludwig I)の次子、フランク王ロタール一世(Lothar I)の弟、
西フランク王カール二世(Karl II)の兄。
「ルートウィヒ二世」,「ルードウィッヒ二世」,「ルートヴィヒ
二世」,「ルートビヒ二世」とも呼ぶ。
参照⇒べるだんじょうやく(ベルダン条約)
○(2)[人]バイエルン国王(1845. 8.25〜1886. 6.13)。本名は
ルートヴィヒ・フリードリヒ・ヴィルヘルム(Ludwig Fried-
rich Wilhelm)。
ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)近くの
シュタンベルク湖(Starnberger See)湖畔で水死体で発見。自
殺説と暗殺説がある。
「ルートウィヒ二世」,「ルードウィッヒ二世」,「ルートヴィヒ
二世」,「ルートビヒ二世」とも呼ぶ。
◎「ルードウィヒ」は英語読みで、ドイツ語読みは「ルートヴィ
ヒ」。
★るーどうぃひよんせい
【ルードウィヒ四世】
【ルードウィヒ4世】
◇Ludwig IV
○[人]神聖ローマ皇帝(1287ころ〜1347)。在位:1328〜1347。
「ルイ四世(Louis IV)」とも呼ぶ。
参照⇒かーるよんせい(カール四世,カール4世)
★るーとさばく
【ルート砂漠】
◇Dasht i Lut、[英]Lut Desert
○[地]イラン東部、イラン高原にある砂漠。
面積約5.2万平方キロメートル。
るとば
【ルトバ】
◇Ar-Rutbah
○イラク西部、アンバル州(Muhafazat al Anbar)西部の都市。
るーとびひいっせい
【ルートビヒ一世】
【ルートビヒ1世】
◇Ludwig I
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ一世,ルードウィヒ1世)
るーとびひにせい
【ルートビヒ二世】
【ルートビヒ2世】
◇Ludwig II
○[人]⇒るーどうぃひ(ルードウィヒ二世,ルードウィヒ2世)
るどべきあ
【ルドベキア】
◇[学]Rudbeckia
○(1)[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ルドベキア属
の属名・植物。北アメリカに約30種が分布。
「オオハンゴンソウ属」とも呼ぶ。
○(2)[植]([英]rudbeckia)(1)の一種、オオハンゴンソウ(大反
魂草)の別称。
⇒おおはんごんそう(オオハンゴンソウ,大反魂草)
るーとますたー
【ルートマスター】
◇[英]Route Master
○[歴][交]ロンドンを走るドア無し2階建ての赤いバス。ロン
ドン名物だった。
◎1956(昭和31)運行を開始。
1968(昭和43)製造終了。
2005.11.14(平成17)観光用路線の遺産ルートを運行開始。
2005.12. 9(平成17)最終運行で一般路線から引退。
るとりおんふぁん
【ル・トリオンファン】
◇[フ]Le Triomphant(勝利)
○[軍]フランス海軍のル・トリオンファン級戦略型原子力潜水
艦。
「トリオンファン」とも呼ぶ。
◎1994(平成 6)進水。
2009. 2.(平成21)イギリスの原潜バンガード(Vanguard)と大
西洋で衝突事故を発生。フランスは6日、イギリスは16日に発
表。
るどるふこ
【ルドルフ湖】
◇[英]Lake Rudolf
○[地]⇒とぅるかなこ(トゥルカナ湖)
るーとろくじゅうろく《るーとろくじふろく》
【ルート66】
◇[英]Route 66
○[TV]アメリカのTV映画。
◎1960.10. 7(昭和35)アメリカで放送開始。
1964(昭和39)アメリカで放送終了。
◎ルート66はアメリカの国道66号線。シカゴとロスアンゼ
ルス間、約4,000キロメートルを結ぶ。
るどん
【ルドン】
◇Odilon Redon
○[人]フランスの画家(1840〜1916)。
リトグラフを得意とする。
シュールレアリズムの先駆。
[1]るな
【ルナ】
◇[羅]Luna
○(1)[ロ神]月の女神。
◎ギリシア神話の「セレネ(Selene)」に相当する。
○(2)[古][計]立石電機(オムロン)社製のUNIXマシン。
[2]るな
【ルナ】
◇[露]Luna
○(1)(luna)(ロシア語で)月。
◎太陽はソンツェ(solntse)。
○(2)[宇]ソ連の月ロケット。
○(4)[軍]ソ連の無誘導地対地ロケット。西側NATO名はフ
ロッグ(Frog)。
⇒[2]ふろっぐ(フロッグ)
★るなおーびたー
【ルナ・オービター】
◇[英]Lunar Orbiter
○[宇]アメリカの無人月周回探査機。
参照⇒あぽろけいかく(アポロ計画)
るーなてぃっくあさいらむ
【ルーナティックアサイラム】
【ルーナティック・アサイラム】
◇[英]lunatic asylum
○[古](精神障害者の)精神病院。
参照⇒せいしんかびょういん(精神科病院)
るなん
【ルナン】
◇Joseph Ernest Renan(エルネスト・ルナン)
○[人]フランスの宗教史家・言語学者(1823〜1892)。
るにおーね
【ルニオーネ】
◇[伊]L'Unione、[英]the union
○(イタリア語で)連合・団結。
るーにーびん
【ルーニービン】
◇[英]loony bin
○[古][俗]精神科病院の差別語。
⇒せいしんかびょういん(精神科病院)
◎「気違いの(loony)置き場(bin)」の意味。
るにん
【流人】
○流罪(ルザイ)に処せられた罪人。
「りゅうじん」とも読む。
参照⇒るざい(流罪),りゅうじん(流人)
るぬヴぃえ
【ルヌヴィエ】
◇Charles Renouvier(シャルル・ルヌヴィエ)
○[人]⇒るぬーびえ(ルヌービエ)
るぬーヴぃえ
【ルヌーヴィエ】
◇Charles Renouvier(シャルル・ルヌーヴィエ)
○[人]⇒るぬーびえ(ルヌービエ)
るぬびえ
【ルヌビエ】
◇Charles Renouvier(シャルル・ルヌビエ)
○[人]⇒るぬーびえ(ルヌービエ)
★るぬーびえ
【ルヌービエ】
◇Charles Renouvier(シャルル・ルヌービエ)
○[人]フランスの哲学者(1815〜1903)。
「ルヌーヴィエ」,「ルヌビエ」,「ルヌヴィエ」とも呼ぶ。
★るねさんす
【ルネサンス】
◇[フ]Renaissance
○[歴][芸]14世紀末〜16世紀、イタリアに興りヨーロッパ全土
に広まった、古代ギリシア・ローマの古典文化を復興して、中
世で失われた人間性を復活させようとした文化現象・文芸運。
「ルネッサンス」とも呼ぶ。
◎英語:レネイサンス(Renaissance)。
ドイツ語:レネイサンス(Renaissance)。
イタリア語:リナッシメント(Rinascimento)。
スペイン語:レナシミエント(Renacimiento)。
るねっさんす
【ルネッサンス】
◇[フ]Renaissance
○[歴][芸]⇒るねさんす(ルネサンス)
るねまぐりっと
【ルネ・マグリット】
◇Rene Francois Ghislain Magritte
○[人]⇒まぐりっと(マグリット)
るのー
【ルノー】
◇[登録商標]Renault
○(1)[経]フランスの自動車製造会社。
〈子会社〉
ダチア(Dacia):ルーマニア。
◎1899(明治32)ルノー3兄弟が創業。
1999(平成11)日本の日産を支援。
○(2)[交]ノルー社製の自動車。
◎ルノー・トゥインゴ(Twingo)。
ルノー・メガーヌ(Megane)。
ルノー・クリオ(Clio)=ルノー・ルーテシア(Lutecia)。
ルノー・セニック(Scenic)。
ルノー・アヴァンタイム(Avantime)。
ルノー・カングー(Kangoo):多目的小型車(MPV)。
ルノー・ラグナ(Laguna)。
★るのあーる
【ルノアール】
◇Pierre-Auguste Renoir
○(1)[人]フランスの画家(1841. 2.25〜1919.12. 3)。
「ルノワール」とも呼ぶ。
○(2)[俗][食]⇒ぎんざるのあーる(銀座ルノアール)
るのーかんぐー
【ルノー・カングー】
◇Kangoo
○[交]⇒かんぐー(カングー)
るのわーる
【ルノワール】
◇Pierre-Auguste Renoir
○[人]⇒るのあーる(ルノアール)
[1]るーばー
【ルーバー】
◇[英]louvar
○[魚]⇒あましいら(アマシイラ)
★[2]るーばー
【ルーバー】
◇[英]louver
○(1)[建]屋根窓・しころ櫓(ヤグラ)。
○()
○()[建]⇒よろいど(よろい戸,鎧戸)(1)
○()[建](louver board)⇒よろいいた(鎧板)
るばしか
【ルバシカ】
◇[露]rubashka
○[服]ロシア男子の民族衣装の一つ。ブラウス風のゆったりと
した上衣で、詰め襟(エリ)・左明きボタンが特徴。襟や袖口(ソデ
グチ)には刺繍がほどこされている。
裾(スソ)をズボンの上に出し、ウエストを紐(ヒモ)で結んで着用
する。
「ルバシュカ」,「ルバーシカ」,「ルパシカ」とも呼ぶ。
◎女性:⇒さらふぁん(サラファン)
るばーしか
【ルバーシカ】
◇[露]rubashka
○[服]⇒るばしか(ルバシカ)
るぱしか
【ルパシカ】
◇[露]rubashka
○[服]⇒るばしか(ルバシカ)
るばしゅか
【ルバシュカ】
◇[露]rubashka
○[服]⇒るばしか(ルバシカ)
るばーぶ
【ルバーブ】
◇[英]rhubarb
○(1)[植]([学]Rheum rhaponticum)ナデシコ目(Caryophylla-
les)タデ科(Polygonaceae)ダイオウ属(Rheum)の多年草。シベ
リア南部・中国北部・チベット原産。
大きな株となり、葉柄は長さ30センチ前後で赤味を帯び、蓚
酸の酸味と香味がある。
欧米で広く栽培し、葉柄を食用とする。
日本には明治期に渡来。
「ショクヨウダイオウ(食用大黄)」,「マルバダイオウ(丸葉大
黄)」,「ラバル」とも呼ぶ。
◎英語では「パイプラント(pie plant)」とも呼ぶ。
○(2)[植]ダイオウ(大黄)の英語名。
⇒だいおう(ダイオウ,大黄)
○(3)[薬]大黄根の英語名。
⇒だいおうこん(大黄根)
○(4)[俗](英語で)激論・口論。
るぱん
【ルパン】
◇[フ]Arsene Lupin(アルセーヌ・リュパン)
○[文]フランスの探偵小説家モーリス・ルブラン(Maurice Le-
blanc)(1864〜1941)の作品「怪盗ルパンもの([英]Arsene Lupin
cycle)」に登場する主人公。
るばんぐとう《るばんぐたう》
【ルバング島】
◇[英]Lubang Island
○[地]フィリピンの南シナ海に浮かぶルバング諸島の主島。ル
ソン島の中央部西側、ミンドロ島の北西方。
北緯13.75°、東経120.17°の地。
◎1972.10.19(昭和47)地元警察隊が元日本兵2人を発見、銃撃
戦となる。小塚金七(コヅカ・キンシチ)一等兵は射殺され、小野田寛
郎(オノダ・ヒロオ)少尉(1922. 3.19〜)は負傷して逃走。その後、戦
友や家族による救出作業が行われる。
1974. 2.26(昭和49)キャンプしていた日本人青年が小野田少
尉と接触。3月10日小野田少尉に残置諜者を命じた元上官の命
令により下山。12日帰国。
小野田少尉は陸軍中野学校二俣分校の出身であった。
小野田少尉は『わがルバング島の30年戦争』を著す。
小野田少尉は1975. 5. 8(昭和50)ブラジルに出国。
2004(平成16)小野田寛郎、ブラジル空軍からサントス・ドゥ
モン勲章(the Santos-Dumont Medal)を受章。
参照⇒りくぐんなかのがっこう(陸軍中野学校)
るぱんさんせい
【ルパン三世】
○(1)[漫]モンキー・パンチ(本名:加藤一彦)原作の漫画。およ
びその主人公。
◎1967. 8.〜1969(昭和42〜昭和44)週刊誌「漫画アクション」に
連載。
○(2)[TV][映](1)のアニメ化作品。
るはんすく
【ルハンスク】
◇Luhans'k
○(1)(Luhans'ka Oblast)⇒るはんすくしゅう(ルハンスク州)
○(2)ウクライナ共和国東部、ルハンスク州の州都。
北緯48.57°、東経39.33°の地。
「ルガンスク(Lugansk)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1989(平成元)49万7,000人。
2001(平成13)46万3,100人。
2004(平成16)44万5,900人。
るはんすくしゅう《るはんすくしう》
【ルハンスク州】
◇Luhans'ka Oblast
○ウクライナ共和国東部の州。南西部をドネツク州(Donets'ka
Oblast)に接し、北部・東部・南東部をロシアに隣接。
州都はルハンスク(Luhansk)。
「ルガンスク州([露]Luganskaya Oblast)」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万6,684平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)254万6,200人。
2004(平成16)242万7,700人。
るび
【ルビ】
○[印]振り仮名用活字。また、振り仮名そのもの。
◎ルビを振る,総ルビ,パラルビ,モノルビ,グループルビ
◎語源は五号活字の振り仮名である七号活字が欧文活字のルビ
ー活字体とほぼ同じ大きさだったことから。
参照⇒るびーかつじたい(ルビー活字体)
★るびー
【ルビー】
◇[英]ruby
○(1)[鉱]赤色の鋼玉(コウギョク)。
腕時計の軸受けにも使用された。
「紅玉(コウギョク)」とも呼ぶ。
◎七月の誕生石。
○(2)[印](ruby type)⇒るびーかつじたい(ルビー活字体)
るぴー
【ルピー】
◇rupee
○(1)[経]インドの通貨単位。
略号は「R」。
1ルピー=100パイサ(paisa)。
参照⇒[2]あな(アナ)
○(2)[経]パキスタンの通貨単位。
1ルピー=100パイサ(paisa)。
参照⇒[2]あな(アナ)
○(3)[経]スリランカの通貨単位。
1ルピー=100セント(cents)。
○(4)[古][経]ビルマの通貨単位。
参照⇒ちゃっと(チャット)
○(5)[経]([葡]rupia)⇒[2]るぴあ(ルピア)
◎サンスクリット語の「鍛造した銀」から。
るーぴー
【ルーピー】
◇[英]loopy
○(1)[形]輪のある。
○(2)[俗][形]狂った、いかれた。
◎「同じ事を繰り返し(loop)たり、繰り返し言う人」の意味。
病気(チック症)の可能性もある。
参照⇒るーぷ(ループ),ちっくしょう(チック症)
[1]るぴあ
【ルピア】
◇rupiah
○[経]インドネシアの貨幣単位。
略号は「Rp」。
[2]るぴあ
【ルピア】
◇rupia、[英]rupee
○(1)[経](スペイン語・ポルトガル語・イタリア語で)ルピー。
⇒るぴー(ルピー)
○(2)[古][経]ポルトガル領インドの貨幣単位。
「ルピー」とも呼ぶ。
[3]るぴあ
【ルピア】
◇[英]rupia
○[病]蠣殻疹。吹き出物の一種。
るびーかつじたい
【ルビー活字体】
◇[英]ruby type
○[古][印]欧文活字の大きさの1つ。約5.5ポイントの活字。
ポイント制が制定される以前のイギリスでの愛称。アメリカ
ではエゲート(agate)(メノウ)と呼ばれた。
「ルビー」とも呼ぶ。
参照⇒ぽいんと(ポイント)(4)
◎振り仮名用活字をさす「ルビ」のもととなった。
参照⇒るび(ルビ)
るびこん
【ルビコン】
◇[英]the Rubicon、[伊]le Rubicone
○[歴]イタリア中部のアペニン山脈(the Apennines)に発し東
流して、イタリア北部のリミニ(Rimini)付近でアドリア海に注
(ソソ)ぐ川。
古代ローマ時代、ローマ共和国とカエサル(シーザー)が治め
ていたローマ属領キサルパナガリアの境をなしていた。この川
以西はローマの元老院直轄領であり、この中には軍隊は一切入っ
てはならないという法律があり、軍隊がこの川を渡ってイタリ
アに入るときは武装を解く習わしであった。
紀元前49年、カエサルは元老院に対する敵対行動となること
を承知の上で「骰子(サイ)は投げられた(The die is cast.)」と叫
んで渡河しローマ市に進軍。宿敵ポンペイウスの軍勢の討伐・
鎮定に成功して政権を握った。
◎現在、ローマ郊外を流れている小さなフューミチーノ川
(Fiume Fiumicino)、別名ルビコーネ川(Fiume Rubicone)と言
われている。
◎以後、重大な決心をして行動することを「ルビコン川を渡る
([英]cross the Rubicon)」と言うようになった。
るびこんがわ
【ルビコン川】
◇[英]the Rubicon、[伊]Fiume Rubicone
○[歴]⇒るびこん(ルビコン)
るーびっくきゅーぶ
【ルービックキューブ】
【ルービック・キューブ】
◇[登録商標]Rubik's Cube
○正六面体(cube)のパズル。各面が9分割されて6色に塗られ、
それぞれが上下・左右に回転でき、全ての面を同じ色にする玩
具。
◎1974(昭和49)ハンガリーの建築家エルノー・ルービック(Erno
Rubik)が考案。
1980. 7.25(昭和55)ツクダオリジナルから発売され、たちま
た100万個以上を販売する爆発的ブームとなる。
★るぴなす
【ルピナス】
◇[羅]lupinus
○(1)[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ハウチワマメ属
(Lupinus)植物の総称。一年草または多年草。北アメリカ・南
ヨーロッパ原産。
初夏、藤の花を逆さにしたような直立する花穂に、白・黄・
桃・紅・紫などの小花が鮮やかに群がって咲く。
「ルーピン(lupin)」,「ハウチワマメ(羽団扇豆)」,「ノボリフジ
(昇り藤,昇藤)」とも呼ぶ。
○(2)[農]その園芸種の通称。
キバナルピナス・ラッセルルピナスなど。
るびーのゆびわ
【ルビーの指環】
○[楽]松本隆作詞、寺尾聰(ソウ)作曲の流行歌。
歌も寺尾聰。
◎1981. 2. 5(昭和56)シングルレコード発売。
★るびゃんかひろば
【ルビャンカ広場】
◇[英]Lubianka Square
○ロシア共和国の首都モスクワ市にある広場・地名。
旧称は「ジェルジンスキー広場(Dzerzhinsky Square)」。
◎1926(大正15)ジェルジンスキー広場からルビャンカ広場と改
称。
るーぴん
【ルーピン】
◇[英]lupin
○[植]⇒るぴなす(ルピナス)
るーぷ
【ループ】
◇[英]loop
○(1)(糸・紐・リボンなどで作った)輪。
○(2)[服]衣服の紐やボタンなどを掛け合せるための環(ワ)。
○(3)[服]ベルトを通す輪。
○(4)旗竿(ハタザオ)などを通す輪。
○(5)カーテンをまとめて窓際に止める紐。
○(6)[運]テニスで、ゆるやかな弧を描く打球。
○(7)[運]フィギュアスケートで、規定の滑り方の一つ。結び
目型。
○(8)[放]ループアンテナの略称。
○(9)[交]ループ線の略称。
○(10)[空]航空機の宙返り。宙返り飛行。
○(11)[計]プログラムの中で、一定回数またはある条件を満た
すまで、同じ処理を繰り返すこと。また、その命令群。
るーふあいりす
【ルーフアイリス】
【ルーフ・アイリス】
◇[英]roof iris
○[植](英語で)イチハツ。
⇒いちはつ(イチハツ,一八,鳶尾,紫羅傘)
るぶあるはりさばく
【ルブアルハリ砂漠】
【ルブ・アル・ハリ砂漠】
◇[英]the Rub al-Khali Desert
○[地]アラビア半島南部にあるアラビア砂漠の一部。
面積約64.8万平方キロメートル、長さ(西南西〜東北東)約
1,200キロメートル、幅(南北)約650キロメートル。
北部(サウジアラビア領)にガワール油田(Ghawar oilfield)
がある。
「ルブアルハーリー砂漠」とも呼ぶ。
参照⇒ねじど(ネジド)
るぶあるはーりーさばく
【ルブアルハーリー砂漠】
◇[英]the Rub al-Khali Desert
○[地]⇒るぶあるはりさばく(ルブアルハリ砂漠,ルブ・アル・
ハリ砂漠)
[1]るふぇーぶる
【ルフェーブル】
◇Georges Lefebvre
○[人]フランスの歴史学者(1874〜1959)。
[2]るふぇーぶる
【ルフェーブル】
◇Henri Lefebvre
○[人]フランスの唯物論者(1901. 6.16〜1991. 6.29)。
るふぇーぶるでたーぷる
【ルフェーブル・デタープル】
◇Jacques Lefebvre d'Etaples
○[人]フランスの人文学者・神学者(1455ころ〜1536)。
フランス語訳『聖書』を完成。
るーぷかーぺっと
【ループカーペット】
◇[英]loop carpet
○毛を輪状に植え込んだ絨毯(ジュウタン)。
参照⇒ぱいるかーぺっと(パイルカーペット)
るふと
【ルフト】
◇[独]Luft
○(1)空気。
○(2)息。
○(3)空中。
るふとあんぐりふ
【ルフトアングリフ】
◇[独]Luftangriff
○(ドイツ語で)空襲。
るふとしゅぴーげるんく
【ルフトシュピーゲルンク】
◇[独]Luftspiegelung(空気の反射)
○[気](ドイツ語で)蜃気楼(シンキロウ)。
⇒しんきろう(蜃気楼)
るふとばーふぇ
【ルフトバーフェ】
◇[独]Luftwaffe
○(1)(ドイツ語で)空軍。
○(2)[古](特に)ナチス時代のドイツ空軍。
るふとはんざどいつこうくう《るふとはんざどいつかうくう》
【ルフトハンザドイツ航空】
◇[独]Deutsche Lufthansa AG
○[経]ドイツの航空会社。ヨーロッパ大手の国際航空会社。
略称は「LH」。
◎1926. 1. 6(大正15)ドイツルフトハンザ(Deutsche Luft
Hansa AG)としてベルリンで創業。
1954. 8. 6(昭和29)現名に社名変更。
1955. 4. 1(昭和30)西ドイツに開業。
るぶなん
【ルブナン】
◇[フ]revenant、[英]revenant
○⇒れぶなんと(レブナント)
◎「ルブニア(revenir)」の名詞形。
参照⇒るぶにあ(ルブニア)
るぶにあ
【ルブニア】
◇[フ]revenir、[英]come back
○[自動](フランス語で)戻って来る・帰って来る。
参照⇒れぶなんと(レブナント)
るぶまがわ《るぶまがは》
【ルブマ川】
◇[英]Ruvuma River、[フ]Riviere Ruvuma
○[地]アフリカ南東部、マラウイ湖(Lake Malawi)から流出し、
ケニアとモザンビークの国境を東流してインド洋に注(ソソ)ぐ川。
るーぶり
【ルーブリ】
【留】
◇[露]rubl'、[英]rouble
○[経]⇒るーぶる(ルーブル,留)
るーぶる
【ルーブル】
【留】
◇[英]rouble、[露]rubl'(ルーブリ)
○(1)[経]ロシア連邦などの通貨単位。
1ループル=100コペイカ(kopeika)。
略号は「Rbl」。
○(2)[歴][経]旧ソ連の通貨単位。
1ループル=100コペイカ。
略号は「Rbl」。
るぶるじぇ
【ル・ブルジェ】
【ルブルジェ】
◇[フ]Le Bourget
○⇒るぶーるじぇ(ル・ブールジェ,ルブールジェ)
るぶーるじぇ
【ル・ブールジェ】
【ルブールジェ】
◇[フ]Le Bourget
○フランスの首都パリ郊外の地。
フランス航空博物館がある。
「ル・ブルジェ」とも呼ぶ。
◎1937(昭和12)ル・ブールジェ空港(l'aeroport Le Bourget)、
開港。
2003. 6.14(平成15)第45回パリ航空ショー(the Paris Air
Show)を開催。15〜22日は一般公開。
★るーぶるびじゅつかん《るーぶるびじゆつくわん》
【ルーブル美術館】
◇[フ]Musee du Louvre、[英]the Louvre
○[美]フランスのパリにある国立美術館。
フランソワ一世(Francois I)に始まり、ルイ十四世(Louis
XIV)のとき財務総監コルベール(Jean-Baptiste Colbert)によ
り収集品が急増。1789年のフランス革命以降、ルーブル宮(Pal-
ais du Louvre)で公開され、ナポレオン(Napoleon)の戦利品な
ども収容。
参照⇒おるせーびじゅつかん(オルセー美術館)
〈構成部門〉
古代オリエント部:『ハムラビ法典』など。
古代エジプト部。
古代ギリシア・ローマ部:『ミロのビーナス』など。
彫刻部。
ルネサンスおよび近世絵画部:『モナリザ』など。
素描部。
工芸部:王室の財宝を展示。
◎1989(平成元)美術館の入り口であるガラスのピラミッド(ア
メリカの建築家I.M.ペイの設計)を設置。
2005. 9.(平成17)人気絵画の写真・ビデオ撮影を禁止。
るぶんばし
【ルブンバシ】
◇Lubumbashi
○アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧ザイール)南東部の都市。
カタンガ州(Katanga Province)の州都。
南緯11.66°、東経27.48°の地。
旧称は「エリザベートビル(Elisabethville)」。
〈人口〉
1984(昭和59) 56万4,800人。
1994(平成 6) 85万人。
2002(平成14)107万4,600人。
るーべ
【ルーベ】
◇[独]Loewe/Lowe
○[哺](ドイツ語で)ライオン。
⇒らいおん(ライオン)
るーぺ
【ルーペ】
◇[独]Lupe、[英]magnifying glass/loupe(ループ)
○小型の拡大鏡。虫眼鏡(ムシメガネ)・天眼鏡(テンガンキョウ)。
参照⇒むしめがね(虫メガネ,虫眼鏡),てんがんきょう(天眼
鏡)
るべら
【ルベラ】
◇[英]rubella
○[病]⇒ふうしん(風疹)
るーべんす
【ルーベンス】
◇Peter Paul Rubens(ペーター・パウル・ルーベンス)
○[人]オランダのフランドル派の画家・バロック絵画の巨匠・
外交官(1577. 6.28〜1640. 5.30)。
ドイツのジーゲン(Siegen)に生れ、イタリアに学ぶ。
宮廷画家となり、スペイン・フランス・イギリスに外交使節
として赴(オモム)き、宮廷外交にも活躍。豊富な色彩で雄大華麗
な作品を多く遺(ノコ)す。
代表作は『愛の園』・『マリー・ド・メディシスの生涯』・
『パリスの審判』など。
「リュベンス」とも呼ぶ。
◎ベラスケス(Diego Velazquez)・レンブラント(Rembrandt
Harmenszoon van Rijn)と並ぶ17世紀近代絵画の代表的画家。
るぽ
【ルポ】
◇[フ]reportage
○[文]ルポルタージュの和略語。
⇒るぽるたーじゅ(ルポルタージュ)(1)
るぽ
【ルポ】
【Lupo】
◇[登録商標]
○(1)[交]フォルクスワーゲン社製の乗用車。
○(2)[古][計]東芝のワープロ。
◎2000(平成12)撤退。
るーぽ
【ルーポ】
◇[伊]lupo
○[哺](イタリア語で)オオカミ(狼)。
⇒おおかみ(オオカミ,狼)
るぼっくす
【ルボックス】
◇[登録商標]Luvox
○[薬]藤沢薬品工業株式会社製のSSRI(選択的セロトニン
再吸収阻害剤)。
参照⇒えすえすあーるあい(SSRI)
るぼふ
【ルボフ】
○⇒りぼふ(リボフ)
るぽるたーじゅ
【ルポルタージュ】
◇[フ]reportage
○(1)(新聞・放送などの)現地報告・報告文。探訪記・探訪。
英語で「レポート(report)」とも、和略して「ルポ」とも呼ぶ。
○(2)[文]作者が主観を排除して社会の出来事を客観的な記述
で記述する、記録的要素の強い文学作品。
「記録文学」,「報告文学」とも呼ぶ。
◎第一次世界大戦後に生れた文学様式・分野。
るまいさ
【ルマイサ】
◇Ar Rumaythah
○⇒るめいさ(ルメイサ)
★るーまにあ
【ルーマニア】
【羅馬尼亜】
◇Romania/Rumania
○ヨーロッパ南東部の共和国。
首都はブカレスト(Bucharest)。
参照⇒わらきあ(ワラキア),だきあ(ダキア)
〈面積〉
23万8,391平方キロメートル。
(*)日本の本州よりわずかに広い。
〈人口〉
1977(昭和52)2,166万人。
1984(昭和59)2,290万人。
1988(昭和63)2,304万人。
1992(平成 4)2,281万0,000人。
1995(平成 7)2,269万3,000人。
1997(平成 9)2,257万人。
2002(平成14)2,169万8,200人。
2003(平成15)2,159万0,000人。
〈歴代大統領〉
初代:チャウシェスク(Nicolae Ceausescu):1974〜1989。
イオン・イリエスク(Ion liescu)(1930. 3. 3〜):1990. 5.
〜、1992.10.〜、2000.12.〜。
コンスタンティネスク(Emil Constantinescu):1996.11.〜。
トライアン・バセスク(Traian Basescu):2004.12〜。
◎地方行政区:県(judet *、[英]* County)。
◎1881(明治14)ルーマニア王国、成立。
1940.11.(昭和15)枢軸国に参加。ソ連軍が接近すると国王ミ
ハイがクーデターを敢行し、連合国側に参戦。
1945(昭和20)国民民主戦線政府、成立。
1947(昭和22)王制を廃して人民共和国となる。
1965(昭和40)チャウシェスク政権、樹立。
1989(平成元)チャウシェスク政権が崩壊し、国名をルーマニ
アと改め共和制となる。
1991(平成 3)新憲法公布。
るまん
【ルマン】
【ル・マン】
◇Le Mans
○フランス北西部、ペイ・ド・ラ・ロアール地域圏(Region
Pays de la Loire)北東部のサルト県(Departement Sarthe)中
央部にある県都。
ルマン二四時間耐久レースの開催で知られる。
◎1923(大正12)ルマン24時間レース([英]Le Mans 24-Hour
Race)を初開催。
るーみー
【ルーミー】
◇Jalal al-Din Muhammad al-Rumi(ジャラル・アルディン・ム
ハンマド・アッルーミー)
○[人]⇒めぶらーな(メブラーナ)
るみうぉーる
【ルミウォール】
◇[登録商標]Lumiwall
○[建]シャープ社製の、太陽電池と発光ダイオード(LED)を
一体化した半透明のガラス壁。
日中は透明で太陽光を透過しつつ発電し、夜間はLEDで発
光して照明にも使用できる。
◎2004.11. 1(平成16)新発売。
るみっくす
【ルミックス】
【LUMIX】
○[写]松下電器産業のデジタル一眼レフカメラ。
本体はオリンパスと、レンズはドイツのライカカメラとの共
同開発。
◎2006. 6.21(平成18)松下電器産業、7月22日に発売と発表。
るみなりー
【ルミナリー】
◇[英]luminary
○(1)(太陽・月などの)発光体。
「ルーミナリー」とも呼ぶ。
参照⇒るみなんと(ルミナント)(2)
○(2)(霊感・直感のある)指導者。
「ルーミナリー」とも呼ぶ。
○(3)有名人。
「ルーミナリー」とも呼ぶ。
るーみなりー
【ルーミナリー】
◇[英]luminary
○⇒るみなりー(ルミナリー)
るみなんす
【ルミナンス】
◇[英]luminance(ルーミナンス)
○(1)発光性。
「ルーミナンス」とも呼ぶ。
○(2)[光]輝度。
「ルーミナンス」とも呼ぶ。
るーみなんす
【ルーミナンス】
◇[英]luminance
○⇒るみなんす(ルミナンス)
るみなんと
【ルミナント】
◇[英]luminant(ルーミナント)
○(1)[形](luminous)発光の、発光する、輝く。
○(2)発光体。
「ルーミナント」とも呼ぶ。
参照⇒るみなりー(ルミナリー)(1)
るーみなんと
【ルーミナント】
◇[英]luminant
○⇒るみなんと(ルミナント)
るみねいしょん
【ルミネイション】
◇[英]rumination
○⇒はんすう(反芻)
るみのーる
【ルミノール】
◇[英]luminol
○[化]化学ルミネセンスを示す有機化合物。3-アミノフタル
酸ヒドラジドの別名。化学式はC8H7N3O2。
白色の結晶。融点319〜320℃。水に不溶で、アルカリ性溶液
に可溶。
そのアルカリ性水溶液を過酸化水素・オゾンなどで酸化する
と、励起(レイキ)状態になって青白色の弱い蛍光を発する。また、
鉄・銅などは触媒となり、より強く発光する。
過酸化水素やシアンイオンの定量試薬、血痕(ケッコン)の検出試
薬として用いられる。
参照⇒るみのーるはんのう(ルミノール反応)
るみのーるしけん
【ルミノール試験】
◇[英]luminol test
○肉眼では判別できない血痕(ケッコン)の検出法。
ルミノールのアルカリ性溶液と過酸化水素の混合液を噴霧す
ると、血痕であればルミノール反応により暗所で青白く発光す
る。
犯罪捜査などで利用される。
参照⇒るみのーるはんのう(ルミノール反応)
るみのーるはんのう《るみのーるはんおう》
【ルミノール反応】
◇[英]luminol reaction
○[化]ルミノールと過酸化水素水の混合液に、ヘモグロビンの
鉄分が触媒として作用し、青白く発光する現象。
この反応は、犯罪捜査などで血痕(ケッコン)の鑑識に利用されて
いる。
参照⇒るみのーる(ルミノール)
るみもじ
【ルミ文字】
◇[英]Rumi script
○[言]マレーシア語に適応させたローマ字。
◎アラビア文字化したものは「ジャウィ文字(Jawi script)」と
呼ぶ。
るーみんぐ
【ルーミング】
◇[英]rooming
○(1)[形]下宿している、下宿の。
○(2)[名]部屋借り・間借り。
○(3)[和製英語]部屋のレイアウト。
家具・家電などを好みに合せて配置すること。
◎英語では"room arrangement","room arranging"。
るーみんぐいん
【ルーミングイン】
◇[英]rooming-in
○(病院で)母子同室。
出産した母親が同室で新生児を保育すること。
るーみんぐはうす
【ルーミングハウス】
【ルーミング・ハウス】
◇[米]rooming house
○(アメリカ・カナダで、家具付き・賄<マカナ>いなしの)下宿屋。
◎イギリスでは「ロッジングハウス(lodging house)」。
[1]るーむ
【ルーム】
◇[英]room
○(1)部屋(ヘヤ)。
◎ルームメート(room mate)
○(2)[教]学級・クラス。
◎ホームルーム
[2]るーむ
【ルーム】
◇[英]loom
○(1)機(ハタ)・織機(ショッキ)。
○(2)[海](ボートの)オール(oar)の柄(エ)。
るむんば
【ルムンバ】
◇Patrice E.Lumumba
○[人]コンゴ民主共和国(旧:ザイール)の政治家(1925〜1961)。
第二次世界大戦後、政治活動を始めて民族運動を推進。
1958(昭和33)コンゴ民族運動(MNC)を結成。
独立をめぐってカサブブ(Joseph Kasavubu)と対立。
1960. 5.(昭和35)選挙でMNCが第一党となる。
同年6月30日ベルギーから独立してルムンバは初代首相、カ
サブブは初代大統領となるが、5日後に独立に反対するベルギ
ー人への暴動が発生してベルギー軍が軍事介入。また、親ベル
ギー派のチョンベ(Moise Kapenda Tshombe)がカタンガ州(Ka-
tanga Province)の独立を宣言してコンゴ動乱(Congo Crisis)
に発展。
同年9月、モブツ(Mobutu Sese Seko)に政権を奪われ、12月
に捕われて、翌年1月に殺害。
るめいさ
【ルメイサ】
◇Ar Rumaythah
○イラク南部、ムサンナ州(Muhafazat Muthanna)北部の都市。
州都サマワの北北西約40キロメートル。
北緯31.53°、東経45.22°の地。
「ルマイサ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1957(昭和32) 7,600人。
1965(昭和40)1万0,400人。
2004(平成16)3万1,300人。
るめいらゆでん
【ルメイラ油田】
◇Ar-Rumaylah、[英]Rumaila oilfield
○イラク東南部、バスラ(Basra)南西のクウェート国境近くに
ある油田地帯。
[1]るーめん
【ルーメン】
◇(単数形)lumen/(複数形)lumina
○[光]光束の国際単位系(SI)の組立単位。単位記号は「lm」。
1ルーメンは、光度1カンデラ(candela)の点光源が単位立
体角(1ステラジアン)に放射する光束。
参照⇒[1]るくす(ルクス)
[2]るーめん
【ルーメン】
◇[英](単数形)rumen/(複数形)rumena
○(1)[哺]⇒はんすうい(反芻胃)
○(2)[哺]反芻動物の胃の第一室(第一胃)。
参照⇒はんすうい(反芻胃)(1)
るもい
【留萌】
【留萠】
◇[日]Rumoi
○(1)⇒るもいしちょう(留萌支庁,留萠支庁)
○(2)⇒るもいし(留萌市)
○(3)[交]⇒るもいえき(留萌駅)
るもいえき
【留萌駅】
○[交]北海道留萌市にある、JR留萌本線の駅。
大和田(オオワダ)駅と瀬越(セゴシ)駅の間。
◎1997. 4. 1(平成 9)留萠(ルモイ)駅を字体変更。
るもいえき
【留萠駅】
○[古][交]⇒るもいえき(留萌駅)
るもいし
【留萌市】
◇[日]Rumoi Shi
○北海道北西部、日本海に面する市。留萌支庁の所在地。
るもいしちょう《るもいしちやう》
【留萌支庁】
【留萠支庁】
◇[日]Rumoi Shicho
○北海道北西部、日本海に面する支庁。
支庁所在地:留萌市。
所属:留萌郡・苫前郡(トママエグン)・増毛郡(マシケグン)・天塩郡
(テシオグン)(一部)。
◎もと十ヶ国の天塩(テシオ)の一部。
るもんど
【ル・モンド】
◇[フ]Le Monde(世界)
○[通]フランスの代表的な高級夕刊新聞。
パリ発行。
政治・経済・外交記事を中立的立場で分析・解説し、知識層
に影響力が強い。また、写真や漫画は掲載しない。
参照⇒[2]ふぃがろ(フィガロ),りべらしおん(リベラシオン)
◎1944(昭和19)パリ解放後、対独協力紙「ル・タン(Le Temps)
(現代)」の施設を受け継いで創刊。
2005(平成17)経営難打開のため外部資本の導入を決定。
るら
【ルラ】
◇[英]roller
○[印]⇒ろーらー(ローラー)(4)
★[1]るーらー
【ルーラー】
◇[英]ruler
○(1)支配者。
○(2)定規(ジョウギ)。
○(3)
[2]るーらー
【ルーラー】
◇[英]roller
○⇒ろーらー(ローラー)
★るり
【ルリ】
【瑠璃】
◇[英]lapis lazuli
○[鉱]青い宝石。七宝の一つ。
「ラピスラズリ」とも呼ぶ。
★るり
【瑠璃】
○(1)[鉱]⇒るり(ルリ,瑠璃)
○(2)
○(3)
○(4)[古]ガラスの古称。
るりいろ
【瑠璃色】
○(1)[色]紫色をおびた深い青色・紺色。
◎C=97,M=74,Y=0,B=0。
○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。濃い浅葱(アサギ)色。
★るりかけす
【ルリカケス】
【瑠璃懸巣】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)カラス科(Corvidae)の鳥。
奄美大島と徳之島にのみ生息する天然記念物。
◎鹿児島県の県鳥。
るりからくさ
【ルリカラクサ】
【瑠璃唐草】
○[植]ネモフィラ(nemophila)の和名。
⇒ねもふぃら(ネモフィラ)
るりがわら《るりがはら》
【瑠璃瓦】
○[建]瑠璃色の釉(ウワグスリ)をかけた瓦。
寺院などに使用する。
るりすたん
【ルリスタン】
◇Luristan
○(1)[古]イラン西部のロレスタン州(Lorestan Ostan)地方の
歴史的名称。
⇒ろれすたんしゅう(ロレスタン州)
○(2)[歴]⇒るりすたんぶんか(ルリスタン文化)
るりすたんぶんか《るりすたんぶんくわ》
【ルリスタン文化】
◇[英]Luristan Culture
○[歴]イラン西部のルリスタン地方、ザグロス山脈(Zagros
Mountains)北部に栄えた古代文化。
年代は紀元前19〜10世紀(BC.2000〜BC.1000)ころ、または紀
元前8〜7世紀ころ。
青銅器の剣・斧(オノ)・馬具・装身具など種類が豊富で、それ
らには動物のデザイン(意匠)が施されている。
るりとう
【瑠璃灯】
○(1)ガラス(瑠璃)製の油皿を内部に納めた六角形の吊灯籠(ツリ
ドウロウ)。
一般の陶製では足元など下部を照らすことができないので工
夫されたもの。
○(2)[劇]歌舞伎・文楽で用いる照明具。
四角い板に垂直に板をつけた、小さなL字型のロウソク立て
で、舞台の端などに並べて飾りとして使用する。
◎名称は(1)のように足元を照らすためと思われる。
るりみぞかくし
【ルリミゾカクシ】
【瑠璃溝隠】
◇[英]lobelia
○[植]⇒ろべりあ(ロベリア)(2)
るるー
【ルルー】
◇Gaston Leroux
○[人]フランスの推理小説作家(1868. 5. 6〜1927. 4.15)。
★るーる
【ルール】
◇Ruhr
○(1)[地](Fluss Ruhr)⇒るーるがわ(ルール川)
○(2)ドイツの産業中心地。
◎1923〜1925(大正12〜大正14)フランスが占領。
るるあぶーる
【ルルアブール】
◇Luluabourg
○[古]コンゴ民主共和国の都市カナンガの旧称。
⇒かなんが(カナンガ)
るるあぼるぐ
【ルルアボルグ】
◇Luluabourg
○[古]コンゴ民主共和国の都市カナンガの旧称。
⇒かなんが(カナンガ)
★るーるがわ《るーるがは》
【ルール川】
◇[独]Fluss Ruhr、[英]the Ruhr
○[地]ドイツ西部を流れるライン川(Fluss Rhein)の支流。
るるす
【ルルス】
◇Raimundus Lullus
○[人]スペインの思想家(1232ころ〜1316)。
るるつとう《るるつたう》
【ルルツ島】
◇[フ]ile de Rurutu、[英]Rurutu Island
○[地]南太平洋、ツブアイ諸島の一島。
参照⇒つぶあいしょとう(ツブアイ諸島)
るるですきち
【ルルデス基地】
◇[英]the Lourdes station
○[歴][軍]ソビエト連邦時代からキューバにあったロシア共和
国の電子情報収集施設。
ハバナの南方約25キロメートル。
1964(昭和39)ソビエト連邦がアメリカの軍事通信情報の傍受
を目的に設置。
2001(平成13)2億ドル(約260億円)の年間維持費を節約する
ため廃止を決定。
2002. 1.27(平成14)解体作業を完了。
参照⇒えしゅろん(エシュロン)(3)
るるど
【ルルド】
◇Lourdes
○フランス南西部、ミディ・ピレネー地域圏(Region Midi-Pyr-
enees)南西部のオートピレネー県(Departement Hautes-Pyre-
nees)にある、ピレネー山脈の町。
大理石・スレートを産出。
聖泉のマサビエルの洞窟(Grotte de Massabielle)の上にロ
ザリオ聖堂があり、ローマ法王が聖母マリア出現の奇蹟を認め
たカトリック教の聖地で、多数の巡礼者が訪れる。
〈人口〉
1968(昭和43)1万8,310人。
◎1858. 2.21(安政 5)聖母マリアが洞窟内で14歳の少女ベルナ
デッタ・スビルー(Bernadetta Soubirous)(1844〜1879)の前に
出現。お告げに従って地面を掘ると泉が湧き出し、多くの病人
や怪我人を癒(イヤ)す。
2004. 8.14(平成16)ローマ法王ヨハネ・パウロ二世、訪問。
◎オック語では"Lorda"。
るるぶ
【るるぶ】
○[通]JTB(日本交通公社)パブリッシングの女性向け旅行月
刊誌。
地域版も多数出版されている。
◎誌名は旅行の楽しみである「見る・食べる・遊ぶ」から。
◎1973(昭和48)創刊。
2011. 4.27(平成23)るるぶ梅田、発売。
るーれおー
【ルーレオー】
◇Lulea
○スウェーデン北部、ノルボッテン州(Norrbotten Province)
の州都。
〈人口〉
1992(平成 4)6万8,523人(推計)。
るーれっと
【ルーレット】
◇[フ]roulette
○(1)回転盤を使用する賭博(トバク)の一種。また、その回転盤。
回転盤の円周に赤と黒に交互に塗り分けた00と0〜36の
数字の小さな38区画を設(モウ)け、円盤を回転させて小さな球を
投げ入れて転がし、円盤が停止したときに球がどの番号に入っ
ているかを当てるもの。
回転盤の数字に相当する区画のテーブルがあり、止まる数字
を予想してチップをその場所に置いて賭(カ)ける。区画をまた
いで二つまたは四つの数字に賭けることもでき、また複数に置
くこともできる。
◎ルシアンルーレット(Russian roulette):⇒るしあんるーれっ
と(ルシアンルーレット,ルシアン・ルーレット)
○(2)(洋裁などで)布地・紙などの上に目印として点線の穴を
あける道具。柄の先に歯車がついたもの。
○(3)銅版画などで、版面に細かい刻みをつける道具。
るろう《るらう》
【流浪】
○(1)さすらうこと、さまようこと。
○(2)故郷を離れて、あてもなく流れ歩くこと。
◎流浪の民(タミ)
るーろーはん
【ルーローハン】
【魯肉飯】
◇[中]luroufan
○[料]台湾料理の一種。
炒めたブタ肉に、砂糖・醤油・コショウ・五香粉(ゴコウフン)な
どの調味料を加えて煮込み、温かいご飯にかけたもの。
るわんだ
【ルワンダ】
◇Rwanda
○アフリカ大陸中東部にある、内陸の共和国。北をウガンダ、
東をタンザニア、南をブルンジ、西をコンゴ民主共和国とキブ
湖(Lake Kivu)に接する。正称はルワンダ共和国(Republic of
Rwanda)。
首都はキガリ(Kigali)。
住民はバンツー系黒人。フツ族(Hutu):80%、ツチ族(Tutsi)
:19%、トゥワ族(Twa):1%。
公用語はフランス語とキニヤルワンダ語。
高原の農業国で、主産物はコーヒー。錫(スズ)・タングステ
ンなども産する。
参照⇒ぶるんじ(ブルンジ)
〈面積〉
2.6万平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)446万人。
1984(昭和59)590万人。
1988(昭和63)675万人。
2003(平成15)781万人。
〈歴代大統領〉
カイバンダ(Gregoire Kayibanda)(1924〜1976)(フツ族):
1961.10.26〜1973. 7. 5。
ハビヤリマナ(Juvenal Habyarimana)(1937〜1994)(フツ族)
:1973. 7. 5〜1994. 4. 6。
ビジムング(Pasteur Bizimungu)(1951〜)(フツ族):1994. 7.
19〜2000. 3.23。
ポール・カガメ(Paul Kagame)(1957〜)(ツチ族):2000. 3.
24〜。
◎17世紀、ツチ族のルワンダ王国が建国。
1889(明治22)ドイツ保護領。
第一次世界大戦後、1916. 5.(大正 5)ベルギー委任統治領。
1959(昭和34)から暴動が多発。
1961. 7.25(昭和36)国王(Kigeri V Ndahindurwa)、国外逃亡。
1962. 7. 1(昭和37)共和国として独立。
1973(昭和48)ハビヤリマナ少将、クーデターで大統領就任。
1994. 4.(平成 6)ハビヤリマナ大統領暗殺事件発生。
1994(平成 6)4〜6月ルワンダ大虐殺発生。
◎ルアンダ(Luanda)はアンゴラ人民共和国の首都。
★るんがおきやせん
【ルンガ沖夜戦】
◇[英]Battle of Tassafaronga(タサファロンガ海戦)
○[歴]第二次世界大戦中の1942.11.30(昭和17)深夜、南太平洋
のガダルカナル島(Guadalcanal Island)北岸で行われた日本海
軍とアメリカ海軍の戦い。
制海権のないガダルカナル島へ物資輸送する日本軍の第二水
雷戦隊(駆逐艦8隻)をアメリカ軍の巡洋艦隊(重巡4隻・軽巡
1隻・駆逐艦6隻)が迎撃したもの。
物資の詰まったドラム缶を海中に投下中にアメリカ軍に発見
され、投下を中止して反撃したもの。
作戦(ねずみ輸送)そのものは失敗したが、アメリカ軍の重巡
の撃沈1隻・大破3隻・戦死者395名に対し、日本軍は駆逐艦
の撃沈1隻・戦死者197名であった。
参照⇒がだるかなるのたたかい(ガダルカナルの戦い)
◎タサファロンガ岬(Tassafaronga Point)はホニアラ(Honiara)
の北西に位置する。
るんがみさき
【ルンガ岬】
◇[英]Lunnga Point
○[地]南太平洋、ソロモン諸島(the Solomon Islands)南東部
のガダルカナル島(Guadalcanal Island)北岸の岬。
アイロンボトム海峡(Ironbottom Sound)に面し、ソロモン諸
島の首都ホニアラ(Honiara)の東方に位置する。
参照⇒るんがおきやせん(ルンガ沖夜戦)
るんぐうぇさん
【ルングウェ山】
◇[英]Rungwe Mountain
○[地]アフリカ東部、タンザニア南部のキペンゲレ山地(Kipen-
gere Range)西部にある最高峰。標高2,961メートル。
参照⇒きぺんげれさんち(キペンゲレ山地)
るんげ
【ルンゲ】
◇[独]Lunge
○(1)[医]肺・肺臓(ハイゾウ)。
⇒はい(肺)(1)
○(2)[俗]肺結核・肺病の俗称。
るんぜ
【ルンゼ】
◇[独]Runse
○[運](登山用語)⇒くーろあーる(クーロアール)
るんた
【ルンタ】
◇[チベット語]rlung rta(風の馬)
○[宗]チベット仏教で掲げる、馬の絵に獅子・龍・ガルーダ
(聖鳥)・虎を配し、経典を印刷した旗(タルチョー)。
「ルンター」とも呼ぶ。
モンゴル語では「ヒーモリ(kei mori)(風の馬)」。
参照⇒たるちょー(タルチョー),がるーだ(ガルーダ)
るんたー
【ルンター】
◇[チベット語]rlung rta
○[宗]⇒るんた(ルンタ)
★るーんたい
【ルーン体】
◇[英]runic fonts
○[印]ルーン文字をまねた書体。
神秘的な力があるとされる。
参照⇒るーんもじ(ルーン文字)
るんだするしゅう《るんだするしえ》
【ルンダスル州】
◇[英]Lunda Sul Province
○アフリカ南西部、アンゴラ北東部の州。北部をルンダノルテ
州(Lunda Norte Province)に接し、東部をコンゴ民主共和国
(旧ザイール)に隣接。
州都はサウリモ(Saurimo)。
るんだのるてしゅう《るんだのるてしう》
【ルンダノルテ州】
◇[英]Lunda Norte Province
○アフリカ南西部、アンゴラ北東部の州。南部をルンダスル州
(Lunda Sul Province)、西部をマランジュ州(Malanje Prov-
ince)に接し、北部・東部をコンゴ民主共和国(旧ザイール)に
隣接。
州都はルカパ(Lucapa)。
るんとふんく
【ルントフンク】
◇[独]Rundfunk
○[放](ドイツ語で)放送。
るんとふんくぜんだー
【ルントフンクゼンダー】
◇[独]Rundfunksender
○[放](ドイツ語で)放送局。
るんぱっと
【ルンパット】
◇Lumphat
○(1)(Phumi Lumphat)⇒るんぱっとぐん(ルンパット郡)
○(2)カンボジア北東端、ラタナキリ州(Khett Ratanak Kiri)
南部にある州都、ルンパット郡の郡都。
メコン川([英]the Mekong River)支流のスレポック川(Tonle
Srepok)河畔に位置する。
北緯13.51°、東経106.98°の地。
るんぱっとぐん
【ルンパット郡】
◇[クメール語]Phumi Lumphat、[英]Lumphat District
○カンボジア北東端、ラタナキリ州(Khett Ratanak Kiri)南部
にある郡。
郡都はルンパット。
るんびに
【ルンビニ】
◇[梵]Lumbini
○(1)[歴][仏]⇒るんびにー(ルンビニー)
○(2)(Lumbini Zone)⇒るんびにちほう(ルンビニ地方)
るんびにー
【ルンビニー】
◇[梵]Lumbini
○[歴][仏]古代インド、迦毘羅衛(カビラエ)国にあった園林。
ブッダ(釈迦<シャカ>・釈尊<シャクソン>)の誕生の地。
現在のネパール王国南部、インド国境に近いタライ地方のル
ンミディ村。
「ルンビニ」,「ルンビニ園(エン)」,「藍毘尼(ランビニ)」,「藍毘尼園
(ランビニオン)」とも呼ぶ。
◎浄飯王(ジョウボンオウ)の妃(キサキ)摩耶夫人(マヤブニン)が産期近づき
生家に帰る途中、この園の無憂樹(ムウジュ)下に休息した時にブッ
ダを出生したという。
参照⇒まやぶにん(摩耶夫人)
◎5世紀には中国僧の法顕(ホッケン)が、7世紀には玄奘(ゲンジョウ)
がこの地を訪れている。
1896(明治29)アショカ王が紀元前3世紀に建立した石柱が発
見され、刻文によってブッダ誕生の地であることが確認された。
1997(平成 9)世界遺産に登録。
るんびにえん《るんびにゑん》
【ルンビニ園】
◇[梵]Lumbini
○[歴][仏]⇒るんびにー(ルンビニー)
るんびにちほう《るんびにちはう》
【ルンビニ地方】
◇[英]Lumbini Zone
○ネパール中南部の地方。北部をダウラギリ地方(Dhawalagiri
Zone)、北西部をラプティ地方(Rapti Zone)に接し、南部をイ
ンドに隣接。
行政所在地はブタワル(Butawal)。
〈6地区(郡)〉
グルミ地区(Gulmi District)。
パルパ地区(Palpa District)。
アルガカンチ地区(Arghakhanchi District)。
ナワルパラシ地区(Nawalparasi District)。
ルパンデヒ地区(Rupandehi District)。
カピルバストゥ地区(Kapilbastu District)。
〈面積〉
8,975平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)280万8,000人。
2004(平成16)287万0,500人。
るんぺん
【ルンペン】
◇[独]Lumpen(ぼろ,ぼろ服)
○ボロ(繿褸)をまとってうろつく人。浮浪者。失業者。乞食(コ
ジキ)。
るんぺんぷろりあーと
【ルンペンプロレタリアート】
◇[独]Lumpenproletariat、[英]rabble-proletariat
○[経]資本主義社会の最下層に位置する浮浪的な極貧層。
長期にわたる失業と窮乏で労働意欲を失い、労働者層から転
落したもの。
参照⇒ぷろれたりあ(プロレタリア)
るーんもじ
【ルーン文字】
◇[英]rune/runes/rune script/runic alphabet
○(1)[言][歴]古代ゲルマン族の、祖ノルド語および古ノルド
語の文字。
長短の直線を主体とした音素文字で、24種から成る。
ローマ・ギリシア文字から変形・発達したもので、3世紀こ
ろに始まり、キリスト教の普及によって11〜13世紀にすたれた
が、ゴートランドでは17世紀まで使用された。
神秘的な力があるとされ、墓石や刀剣などに彫り刻まれ、ま
た石や木に彫られた碑文が各地に残っている。
参照⇒そうぃろ(ソウィロ)
○(2)[印]⇒るーんたい(ルーン体)
るーんらーと
【ルーンラート】
◇[独]Rhonrad
○[運]⇒らーと(ラート)
----------------------------------------------------------------