フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0096.2000.24

                 百   科   辞   書     《る》      編集:獨  澄旻

-------- る ----------------------------------------------------
る
	【ル】
	◇[フ]loup
	○[哺](フランス語で)オオカミ(狼)。
	 ⇒おおかみ(オオカミ,狼)
る
	【流】
	○⇒るざい(流罪)(3)
るー
	【ルー】
	◇[英]Lou
	○[人]英語圏の女性名ルイーズ(Louise)の愛称。
るあーぶる
	【ルアーブル】
	◇Le Havre
	○フランス北部、オート・ノルマンディー地域圏(Region 
	Haute-Normandie)北部のセーヌマリティム県(Departement 
	Seine-Maritime)西部にある都市。セーヌ河口北岸の港湾都市。
	 北緯49.50°、東経0.12°の地。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)21万7,881人。
	 1982(昭和57)19万8,875人。
	 1990(平成 2)19万5,854人。
	 1999(平成11)19万3,259人。
るあぺふさん
	【ルアペフ山】
	◇[英]Mount Ruapehu
	○[地]ニュージーランド北島のトンガリロ国立公園(Tongariro 
	National Park)にある活火山。標高2,797メートルで、北島の
	最高峰。
	◎1995(平成 7)噴火。
	 2007. 9.25(平成19)噴火。
るあん
	【ルアン】
	◇Rouen
	○⇒るーあん(ルーアン)
るーあん
	【ルーアン】
	◇Rouen
	○フランス北部、オート・ノルマンディー地域圏(Region 
	Haute-Normandie)の主都。セーヌマリティム県(Seine-Mari-
	time Department)南部にある県都。
	 北緯49.44°、東経1.08°の地。
	 セーヌ川下流の右岸にある河港・工業都市。パリの外港。
	 ルーアン大聖堂(Rouen Cathedral)がある。
	 「ルアン」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)11万4,927人。
	 1982(昭和57)10万5,100人。
	 1990(平成 2)10万2,723人。
	 1999(平成11)10万8,758人。
	◎10〜13世紀、ノルマンディー公国の首都。
	 1431(永享 3)ジャンヌ・ダルク(Jeanne d'Arc)火刑の地。
	 劇作家コルネーユ(Pierre Corneille)の生誕地。
るあんだ
	【ルアンダ】
	◇Luanda
	○(1)(Luanda Province)⇒るあんだしゅう(ルアンダ州)
	○(2)アンゴラ(Angola)人民共和国の首都。ルアンダ州の州都。
	 「ロアンダ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1970(昭和45) 47万5,000人。
	 1993(平成 5)200万人(推計)。
	◎ルワンダ(Rwanda)はアフリカ大陸中央部にある共和国。
るあんだしゅう《るあんだしう》
	【ルアンダ州】
	◇[英]Luanda Province
	○アンゴラ(Angola)人民共和国北西部、大西洋に面する州。
	 州都はルアンダ。
るあんなむた
	【ルアンナムタ】
	◇Luangnamtha
	○(1)(Khoueng Luangnamtha)⇒るあんなむたけん(ルアンナム
	タ県)
	○(2)ラオス北西部、ルアンナムタ県中東部の県都。
るあんなむたけん
	【ルアンナムタ県】
	◇[ラオ語]Khoueng Luangnamtha、[英]Luangnamtha Province
	○ラオス北西部の県。南西部をボケオ県(Khoueng Bokeo)に接
	し、北東部を中国、北西部をミャンマーに隣接。
	 州都はルアンナムタ。
るあんぷらばん
	【ルアンプラバン】
	【ルアン・プラバン】
	◇Luang Prabang
	○(1)(Khoueng Luang Prabang)⇒るあんぷらばんけん(ルアン
	プラバン県,ルアン・プラバン県)
	○(2)ラオス北中部、ルアンプラバン県西部にある県都。
	◎もとランサン王国(the Lan Xang Kingdom)の首都ムアンスワ
	(Muang Swa)で、王宮があった。
	 参照⇒らんさんおうこく(ランサン王国)
るあんぷらばんけん
	【ルアンプラバン県】
	【ルアン・プラバン県】
	◇[ラオ語]Khoueng Luang Prabang、[英]Luang Prabang Prov-
	ince
	○ラオス北中部の県。
	 県都はルアンプラバン。
★るい
	【ルイ】
	【路易】
	◇[フ]Louis
	○(1)[人]フランス語の男性名。
	◎英語の「ルイス(Louis,Lewis)」、ドイツ語の「ルートヴィヒ
	(Ludwig)」に相当する。
	○(2)[人]ルイ一世:⇒るーどうぃひいっせい(ルードウィヒ一
	世,ルードウィヒ1世)
	○(3)[人]ルイ二世:⇒るーどうぃひにせい(ルードウィヒ二世,
	ルードウィヒ2世)
	○(4)[人](ルイ四世)⇒るーどうぃひよんせい(ルードウィヒ四
	世,ルードウィヒ4世)
	○(5)[人](ルイ五世)西フランクの最後の王。在位: 986〜
	 987。
	○(6)[人]ルイ六世:⇒るいろくせい(ルイ六世,ルイ6世)
	○(7)[人](ルイ七世)フランス王。在位:1137〜1180。
	 妃はアリエノール・ダキテーヌ(Alienor d'Aquitaine)で、
	王の死後のイングランド王ヘンリー二世(Henry II)に嫁してい
	る。
	○(8)[人]ルイ八世:⇒るいはっせい(ルイ八世,ルイ8世)
	○(9)[人]ルイ九世:⇒るいきゅうせい(ルイ九世,ルイ9世)
	○(10)[人](ルイ十一世)フランス王(1423〜1483)。
	○(11)[人](ルイ十二世)フランス王(1462. 6.27〜1515. 1. 1)。
	在位:1498〜1515。
	○(12)[人]ルイ十三世:⇒るいじゅうさんせい(ルイ十三世,ル
	イ一三世,ルイ13世)
	○(13)[人]ルイ十四世:⇒るいじゅうよんせい(ルイ十四世,ル
	イ一四世,ルイ14世)
	○(14)[人]ルイ十五世:⇒るいじゅうごせい(ルイ十五世,ルイ
	一五世,ルイ15世)
	○(15)[人]ルイ十六世:⇒るいじゅうろくせい(ルイ十六世,ル
	イ一六世,ルイ16世)
	○(16)[人]ルイ十七世:⇒るいじゅうななせい(ルイ十七世,ル
	イ一七世,ルイ17世)
	○(17)[人]ルイ十八世:⇒るいじゅうはっせい(ルイ十八世,ル
	イ一八世,ルイ18世)
	◎ルイ・ナポレオン,ルイ・フィリップ,ルイ・ブラン
★るいヴぃとん
	【ルイ・ヴィトン】
	◇[登録商標]Louis Vuitton
	○[服]フランスの高級ブランド・グループ。正称はモネ・ヘネ
	シー・ルイ・ヴィトン(Moet Hennessy Louis Vuitton)。
	 旅行カバンやショルダーバッグなどの皮革製品で知られる。
	 ファッション・皮革製品の他、酒類・香水・化粧品・時計・
	宝石とその小売りなどの部門がある。
	 略称は「LVMH」。
	◎1981(昭和56)東京都中央区銀座7丁目にルイ・ヴィトン・ジャ
	パンの直営第1号として銀座並木通り店を開店。
	 2002. 9. 1(平成14)東京都渋谷区神宮前に表参道店を開店。
	地上8階、地下2階建て。
るいえき
	【涙液】
	◇[日]ruieki、[英]lacrimal fluid/tear fluid/tear、[羅]
	lacrimae
	○[医]涙腺の分泌液。
	 ムチン(mucin)(粘液素)を含む。
	 眼球を乾燥などから保護するため、絶えず少量づつ分泌され、
	大半は涙道を経て鼻腔内に排出される。
	 単に「涙(ナミダ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒るいせん(涙腺),るいどう(涙道)
	◎涙液の約90%が涙道に流れ、約10%が眼の表面から直接蒸発
	する。
るいかん《るいくわん》
	【涙管】
	◇[日]ruikan、[英]tear duct/lachrymal duct
	○[医]涙道の別称。
	 ⇒るいどう(涙道)
るいき
	【涙器】
	◇[日]ruiki、[英]lacrimal apparatus、[羅]apparatus lacri-
	malis
	○[医]涙を分泌する涙腺(ルイセン)と、それを鼻腔に導き排出する
	涙道(ルイドウ)との総称。
	 参照⇒るいせん(涙腺),るいどう(涙道)
★るいきゅうせい《るいきうせい》
	【ルイ九世】
	【ルイ9世】
	◇Louis IX
	○[人]フランス王(1214〜1270)。在位:1226.11. 8〜1270. 8.
	25。ルイ八世(Louis VIII)の長男。
	 1297. 8.11(永仁 5)聖人に列せられ、別称は「聖ルイ(Saint 
	Louis,St.Louis)」,「サンルイス」,「セントルイス」。
るいく
	【ルイク】
	◇[蘭]Luik
	○リエージュ([フ]Liege)のオランダ語名。
	 ⇒りえーじゅ(リエージュ)
るいけつそ
	【類血素】
	◇[英]haematoidin/hematoidin
	○[生化]ビリルビン([英]bilirubin)の別称。
	 ⇒びりるびん(ビリルビン)
るいさいと
	【ルイサイト】
	◇[英]lewisite
	○[化]ヒ素(砒素)を主成分とする糜爛性(ビランセイ)毒ガスの一種。
	 第一次世界大戦で使用された。
	◎アメリカの化学者ルイス(William Lee Lewis)の発明により
	命名。
るいさんき
	【累算器】
	◇[英]accumulator
	○[機]⇒あきゅむれーたー(アキュムレーター)(3
るいじあな
	【ルイジアナ】
	◇Louisiana
	○⇒るいじあなしゅう(ルイジアナ州)
るいじあなこうにゅうち《るいじあなこうにふち》
	【ルイジアナ購入地】
	◇[英]the Louisiana Purchase
	○[歴]1803(享和 3)第3代アメリカ合衆国大統領ジェファーソ
	ンのときにフランスから購入した広大な土地。
	 東はミシシッピー川から西はロッキー山脈、北はカナダから
	南はメキシコ湾に及ぶ。
	 参照⇒[1]らさーる(ラ・サール)
るいじあなしゅう《るいじあにしう》
	【ルイジアナ州】
	◇[英]Louisiana State
	○アメリカ合衆国南部の州。北部をアーカンソー州(Arkansas 
	State)、東部をミシシッピー州(Mississippi State)、西部を
	テキサス州(Texas State)に接し、南部をメキシコ湾(Gulf of 
	Mexico)に面する。
	 州都はバトンルージュ(Baton Rouge)。
	〈面積〉
	 11万2,836平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)422万1,800人。
	 2000(平成12)446万9,000人。
	 2002(平成14)446万2,700人。
	◎郡:[英]* Parish(他州の"county"に相当)。
	◎フランス王ルイ十四世(Louis XIV)に因(チナ)む。
	 フランス系住民は「クレオール([フ]Creole)」と呼ばれる。
	 もと奴隷州:⇒どれいしゅう(奴隷州)
るいじあなまま
	【ルイジアナ・ママ】
	◇[英]Louisiana Mama
	○[楽]ジーン・ピットニー(Gene Francis Alan Pitney)(1941
	〜2006)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌もピットニー。
	◎1962(昭和37)漣健児の訳詞、飯田久彦の歌でレコード発売。
るいししつ
	【類脂質】
	◇[英]lipoid
	○[化]脂肪に類似する性質や構造をもつ化合物の総称。
	 エーテル・ベンゾールなどの溶媒に溶ける脂溶性の天然物。
	 「リポイド」とも呼ぶ。
	◎現在は「複合脂質」が用いられ、「類脂質」はあまり使用されな
	い。
	 参照⇒ふくごうししつ(複合脂質)
るいしば
	【ルイシバ】
	◇Lysva
	○ロシア共和国中西部、ペルミ州(Permskaya Oblast)中東部の
	都市。
	〈人口〉
	 1989(平成元)7万7,500人。
	 2002(平成14)7万1,148人。
	◎ロシア文字では"Лысьва"。
るいしゃむく
	【ルイシャム区】
	◇[英]Lewisham Borough/Borough of Lewisham
	○イギリスの首都大ロンドン(Greater London)中東部、テムズ
	川(the Thames)南岸の一行政区画。東部をグリニッジ区(Green-
	wich Borough)、西部をサザーク区(Southwark Borough)に接す
	る。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)21万5,300人。
★るいじゅうごせい《るいじふごせい》
	【ルイ十五世】
	【ルイ一五世】
	【ルイ15世】
	◇Louis XV
	○[人]フランス王(1710〜1774)。十四世の曾孫。
	 1715(正徳 5)即位。
	 愛人はポンパドール夫人(Marquise de Pompadour)(1721〜
	1764)。
	◎パリのコンコルド広場中央に像がある。
★るいじゅうさんせい《るいじふさんせい》
	【ルイ十三世】
	【ルイ一三世】
	【ルイ13世】
	◇Louis XIII
	○[人]フランス王(1601〜1643)。ルイ十四世の父。
	 参照⇒りしゅりゅー(リシュリュー),あまりりす(アマリリス)
	(3)
★るいじゅうななせい《るいじふななせい》
	【ルイ十七世】
	【ルイ一七世】
	【ルイ17世】
	◇Louis XVII
	○[人]フランス王ルイ十六世と王妃マリー・アントワネット
	(Marie-Antoinette)の息子(1785. 3.27〜1795. 6. 8)。
	 1792(寛政 4)国外逃亡を企(クワダ)てたとして両親とともに捕
	らえられて収監。
	 1795(寛政 7)監獄で結核により死亡。
	◎収監中に他人とすり替わり生き延びたとする説があったが、
	サンドニ近郊の教会(the Saint Denis Basilica)に保存されて
	いた心臓のDNA鑑定から、2000(平成12)心臓が本人のものと
	断定された。
★るいじゅうはっせい《るいじふはつせい》
	【ルイ十八世】
	【ルイ一八世】
	【ルイ18世】
	◇Louis XVIII
	○[人]フランス王(1755.11.17〜1824. 9.16)。在位:1814〜
	1815、1815〜1824。
	 ルイ十五世の孫、ルイ十六世の弟、ルイ十七世の叔父。
	 1815(文化12)ナポレオンの百日天下で一時ベルギーに逃亡。
★るいじゅうよんせい《るいじふよんせい》
	【ルイ十四世】
	【ルイ一四世】
	【ルイ14世】
	◇Louis XIV
	○[人]フランス王(1638. 9. 5〜1715. 9. 1)。在位:1643〜
	1715。
	 ルイ十三世とアンヌ・ドートリッシュ(Anne d'Autriche)の
	長男。ルイ十五世の祖父。
	 1685(貞享 2)ナントの勅令(L'Edit de Nantes)を撤回。
	 「太陽王(le Roi Soleil)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まざらん(マザラン),るいじあなしゅう(ルイジアナ州),
	どらごねいど(ドラゴネイド)(1)
★るいじゅうろくせい《るいじふろくせい》
	【ルイ十六世】
	【ルイ一六世】
	【ルイ16世】
	◇Louis XVI
	○[人]フランス王(1754〜1793. 1.)。在位:1774〜1792。ルイ
	十五世の孫。妃はマリー・アントワネット(Marie Antoinette)。
	 参照⇒まりーあんとわねっと(マリー・アントワネット)
るいじょう
	【累乗】
	◇[英]power
	○[数]同じ数値または変数をいくつか掛け合わせること。また、
	その積。
	 数値または変数の右肩に掛け合わせる個数を小さく書き表す。
	その個数を「冪(ベキ)」,「冪指数(ベキシスウ)(exponentiation)」と呼
	ぶ。
	 「冪乗(ベキジョウ)」,「乗冪(ジョウベキ)」とも呼ぶ。
★るいじんえん《るいじんゑん》
	【類人猿】
	◇[英]anthropoid/ape
	○[哺]
	 直立して歩く尾のないサル。
	 チンパンジー(chimpanzee)・ゴリラ(gorilla)・オランウー
	タン(orangutan)・ギボン(gibbon)(手長猿)など。
	 俗に「尾無しザル」とも、英語で「アンスロポイド」,「エイプ」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒さる(サル,猿)(1)
	◎ドイツ語:メンシェンアフェ(Menschenaffe)。
[1]るいす
	【ルイス】
	◇[英]Louis/Lewis
	○[人]英語圏の男性名。
	◎女性形は「ルイーズ(Louise)」。
	 フランス語の「ルイ(Louis)」、ドイツ語の「ルートヴィヒ(Lud-
	wig)」に相当する。
[2]るいす
	【ルイス】
	◇Lewes
	○イギリス、イングランド南東部イースト・サセックス州(the 
	County of East Sussex)の州都。
[3]るいす
	【ルイス】
	◇Lewis
	○(1)[人]英語圏の男性名。
	○(2)(Lewis County)⇒るいすぐん(ルイス郡)
	○(2)[軍](Lewis gun/Lewis machine gun/Lewis automatic)
	ルイス式軽機関銃の略称。
[4]るいす
	【ルイス】
	◇Gilbert Newton Lewis
	○[人]アメリカの物理化学者(1875〜1946)。
[5]るいす
	【ルイス】
	◇William Lee Lewis
	○[人]アメリカ合衆国の化学者(1878〜1943)。
	 毒ガスのルイサイト(lewisite)を発明。
	 参照⇒るいさいと(ルイサイト)
[6]るいす
	【ルイス】
	◇John Llewellyn Lewis(ジョン・ルイス)
	○[人]アメリカの労働運動家(1880〜1969)。
	 参照⇒しーあいおー(CIO)
[7]るいす
	【ルイス】
	◇Clarence Irving Lewis
	○[人]アメリカの論理学者・哲学者(1883. 4.12〜1964. 2. 3)。
	 ラングフォード(Cooper Harold Langford)(1895〜1964)とと
	もに様相論理学(modal logic)を体系付ける。
[8]るいす
	【ルイス】
	◇Sinclair Lewis
	○[人]アメリカの作家(1885〜1951)。
[9]るいす
	【ルイス】
	◇Clive Staples Lewis(C.S.Lewis)
	○[人]イギリスの評論家・作家・中世学者(1898.11.29〜1963.
	11.22)。
	 作品は1936(昭和11)『愛の寓話(The Allegory of Love)』、
	1941(昭和16)『悪魔の手紙(The Screwtape Letters)』、1950
	〜1956(昭和25〜昭和31)連作童話『ナルニア国物語(The Chron-
	icles of Narnia)』など。
るいーず
	【ルイーズ】
	◇[英]Louise
	○[人]英語圏の女性名。
	 愛称は「ルー(Lou)」。
	◎男性形は「ルイス(Louis,Lewis)」。
るいすぐん
	【ルイス郡】
	◇[英]Lewis County
	○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)北西部の
	郡。南東部・南部をアイダホ郡(Idaho County)、西部をネズパ
	ース郡(Nez Perce County)に接する。
	 郡都はネズパース(Nezperce)。
るいすたるく
	【ルイス・タルク】
	◇Luis Taruc
	○[人]フィリピンの抗日ゲリラ組織フクバラハップの指導者
	(1913〜)。
	 参照⇒ふくばらはっぷ(フクバラハップ)
るいすとん
	【ルイストン】
	◇Lewiston
	○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)北西部に
	あるネズパース郡(Nez Perce County)の郡都。
るいすばーぐ
	【ルイスバーグ】
	◇Louisburg
	○アメリカ合衆国南東部、ノースカロライナ州(North Caroli-
	na State)北東部にあるフランクリン郡(Franklin County)の郡
	都。
	 北緯36.10°、西経78.30°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)3,037人。
	 2000(平成12)3,208人。
るいすびる
	【ルイスビル】
	◇Louisville
	○⇒るいびる(ルイビル)
るいぜっと
	【ルイゼット】
	◇[フ]la Louisette
	○[古]⇒ぎろちん(ギロチン)
るいせん
	【涙腺】
	◇[英]lacrimal gland、[羅]glandula lacrimalis
	○[医]涙液を分泌する器官。
	 目尻(メジリ)側、眼球の上外側の眼窩(ガンカ)部と眼瞼(ガンケン)
	部にあり、多数の導管が結膜に開く。
	 分泌は瞬(マバタ)きの刺激のほか、副交感神経・交感神経の支
	配も受ける。
	 涙液を排出する涙道(ルイドウ)と合せて「涙器(ルイキ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒るいどう(涙道),るいえき(涙液)
	◎爬虫類以上の動物にみられる。
るいせんがゆるい
	【涙腺が緩い】
	○[慣]涙(ナミダ)もろい。
るいせんこ
	【ルイセンコ】
	◇Trofim Denisovich Lysenko(トロフィム・ルイセンコ)
	○[人]ソ連の農学者(1898〜1976)。ウクライナ生れ。
	 キエフ農業専門学校を卒業。
	 オデッサの選択遺伝研究所でヤロビザーチヤ([露]yarovi-
	zatsiya)(春化処理)の研究から、植物の発育段階説を発表。人
	為的な環境条件の変化による獲得形質が遺伝に転化するという
	環境遺伝学を説き、それに基づいた播種(ハシュ)に成功。
	 さらに弁証法的唯物論に基づく科学としてソ連の政策に沿っ
	たミチューリン生物学([英]Michurinistic biology)を提唱し、
	染色体によるメンデル・モーガンの遺伝子説を形而上学的理論
	として批判した。また、遺伝学者バビロフ(Nikolaj Ivanovich 
	Vavilov)らを学界から追放。
	 1939〜1956(昭和14〜昭和31)全ソ農業科学アカデミー総裁。
	 1966(昭和41)学説の矛盾や独裁的行動を批判され、失脚。
	◎ルイセンコ学説(Lysenkoism)。
るいぞん
	【ルイゾン】
	◇[フ]le Louison
	○[古]⇒ぎろちん(ギロチン)
るいてん
	【涙点】
	◇[英]dacryon(ダクリオン)
	○[医]目がしら寄りにある涙の流出口。
	 涙道(ルイドウ)の始まりで、涙小管へと続く。
	 涙の約9割がここから流出する。
るいでんぷんしつ
	【類澱粉質】
	◇[英]amyloid/starchlike substance
	○[生化]⇒あみろいど(アミロイド)
るいでんぷんたい
	【類澱粉体】
	◇[英]amyloid/starchlike substance
	○[生化]⇒あみろいど(アミロイド)
るいどう《るいだう》
	【涙道】
	◇[日]ruido、[英]lacrimal passage
	○[医]涙液を眼から鼻腔に導く管の総称。
	 目頭(メガシラ)寄り、上下の眼瞼縁にある二つの涙点が入口で、
	ここから涙小管が鼻側に走り、上下合して涙嚢(ルイノウ)となり、
	さらに鼻涙管となって鼻腔底部に下る。
	 「涙管」,「涙路」とも呼び、涙液を分泌する涙腺(ルイセン)と合せ
	て「涙器(ルイキ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒るいせん(涙腺),るいえき(涙液)
	◎涙液の約90%がここを通り、約10%が眼の表面から直接蒸発
	する。
	 参照⇒どらいあい(ドライアイ)
	◎上涙点・下涙点・上涙小管・下涙小管。
るいなぽれおん
	【ルイ・ナポレオン】
	◇Charles Louis Napoleon Bonaparte
	○[人]フランスの皇帝ナポレオン三世。
	 ⇒なぽれおんさんせい(ナポレオン三世,ナポレオン3世)
るいにくしゅしょう《るいにくしゆしやう》
	【類肉腫症】
	◇[英]sarcoidosis
	○[病]⇒さるこいどーしす(サルコイドーシス)
るいはっせい
	【ルイ八世】
	【ルイ8世】
	◇Louis VIII
	○[人]フランス王(1187〜1226)。在位:1223. 7.14〜1226.11.
	 8。フィリップ二世(Philippe II)の子、ルイ九世(Louis IX)
	の父。
	 別称は「獅子王(le Lion)」。
るいびとん
	【ルイ・ビトン】
	◇[登録商標]Louis Vuitton
	○[服]⇒るいヴぃとん(ルイ・ヴィトン)
るいびる
	【ルイビル】
	◇Louisville
	○アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Common-
	wealth)北部にあるジェファーソン郡(Jefferson County)の郡
	都。
	 「ルイスビル」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)34万人。
★るいふぃりっぷ
	【ルイ・フィリップ】
	◇Louis Philippe
	○[人]フランス王(1773〜1850)。
★るいぶらん
	【ルイ・ブラン】
	◇Jean Joseph Charles Louis Blanc
	○[人]フランスの政治家(1811〜1882)。
るいべ
	【るいべ】
	【ルイベ】
	○[食]サケ(鮭)を凍らせたもの。
	 凍ったまま薄切りにして、刺身(サシミ)のようにショウガ(生姜)
	醤油・ワサビ(山葵)醤油などで溶けかけを食べる。
	◎アイヌ語で「溶けた食べ物(魚)」の意味。
	 元来はタラ科のコマイ(氷下魚,氷魚)を用いていた。
るいへき
	【塁壁】
	○[軍]⇒きょうしょう(胸墻)(1)
★るいぼす
	【ルイボス】
	◇rooibos
	○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)の針葉樹。
	 南アフリカのセダルバーグ山脈(Cedarberg Mountains)地帯
	にのみ自生。
	 学名は「アスパラサス・リネアリス(Aspalathus linealis)」。
るいらん
	【累卵】
	○(積み重ねた卵<タマゴ>のように)きわめて不安定で危険な状態
	のたとえ。
	◎累卵の危機
るいろ
	【涙路】
	◇[日]ruiro
	○[医]涙道の別称。
	 ⇒るいどう(涙道)
★るいろくせい
	【ルイ六世】
	【ルイ6世】
	◇Louis VI
	○[人]フランス王(1081〜1137)。在位:1108. 8. 3〜1137. 8.
	 1。フィリップ一世(Philippe I)(1052〜1108)の子。
	 別称は「肥満ルイ([フ]Louis le Gros,[英]Louis the Fat)」。
	◎生年は1078年とも。
るうぇんずるるおうこく《るゑんずるるわうこく》
	【ルウェンズルル王国】
	◇[英]Rwenzururu Kingdom/Kingdom of Rwenzururu
	○アフリカ中東部のウガンダ共和国内の南西部にある王国。
	 王都はカセセ(Kasese)。
	◎1962. 6.30(昭和37)トロ王国(Tooro Kingdum)からの独立を
	宣言。
	 1962.11.(昭和37)ウガンダからの独立を宣言。
	 1967. 9. 8(昭和42)ウガンダの王制廃止でトロ王国が消滅。
	 1994. 3.(平成 6)ルウェンズルル運動の長老、前年に再置さ
	れたトロ王国を公式に承認。
	 2007.10.19(平成19)政府未承認で再置。
	 2009.10.19(平成21)ウガンダ政府、王国を承認。
るうぇんぞりさんち
	【ルウェンゾリ山地】
	◇[英]Ruwenzori Range
	○[地]コンゴ民主共和国(旧ザイール)とウガンダ共和国の国境
	にある、標高4,500〜5,000メートルの火山群。
	 アルバート湖(Lake Albert)からエドワード湖(Lake Edward)
	の間、東西約50キロメートル・南北約130キロメートルに広が
	る。
	 最高峰はスタンリー山(Mount Stanley)のマルゲリタ峰(Mar-
	gherita Peak)(5,109メートル)。
	 「ルウェンゾリ山脈」とも呼ぶ。
るうぇんぞりさんみゃく
	【ルウェンゾリ山脈】
	◇[英]Ruwenzori Range
	○[地]⇒るうぇんぞりさんち(ルウェンゾリ山地)
るぅだんて
	【ルゥダンテ】
	◇[フ]roue dentee
	○[機](フランス語で)歯車。
	 ⇒はぐるま(歯車)(1)
るーえす
	【ルーエス】
	◇[英]lues
	○⇒ばいどく(梅毒,黴毒)
るえだでんたーだ
	【ルエダデンターダ】
	◇[西]rueda dentada
	○[機](スペイン語で)歯車。
	 ⇒はぐるま(歯車)(1)
るおー
	【ルオー】
	◇Georges Rouault(ジョルジュ・ルオー)
	○[人]フランスの画家(1871〜1958)。
るおぞく
	【ルオ族】
	◇Luo
	○ケニア西部からウガンダ北部に居住する部族。
	〈人口〉
	 1994(平成 6)318万5,000人(ケニア在住)。
るおーたでんたーだ
	【ルオータデンタータ】
	◇[伊]ruota dentata
	○[機](イタリア語で)歯車。
	 ⇒はぐるま(歯車)(1)
★るか
	【ルカ】
	【路加】
	◇[羅]Lukas、[英]Luke(ルーク)
	○[聖]キリストの弟子。
	 『ルカ福音書(the Gospel according to Luke)』・『使徒行
	伝(the Book of Acts)』の著者とされる。
	 参照⇒るかふくいんしょ(ルカ福音書)
るーか
	【ルーカ】
	◇[伊]Luca
	○(1)[聖](イタリア語で)キリストの弟子ルカ。
	 ⇒るか(ルカ,路加)
	○(2)[人]イタリアの男性名。
	◎「光を導く人」の意味。
[1]るがー
	【ルガー】
	◇[独]Luger
	○ドイツ製の半自動拳銃(semiautomatic pistol)。
	 独特のトグルジョイント遊底機構(toggle-joint breech mech-
	anism)と呼ばれる尺取虫状の機構を採用。
	 ドイツを初め、ブラジル・ブルガリア・フィンランド・イラ
	ン・スイス・トルコなど多くの国の軍用銃に採用された。
	 「パラベラム(Parabellum)」とも呼ぶ。
	 参照⇒[1]ぼちゃーど(ボチャード)
	◎1898(明治31)オーストリア人G.ルガー(George Luger)が発
	明。
	 1900(明治33)軍用の9ミリ口径(9ミリ・パラベラム)と、民
	用の7.62ミリ(30口径モーゼル弾)が製造。
	 1908〜1938(明治41〜昭和13)ドイツ陸軍の制式拳銃(P08
	と呼ばれる)。のちワルサーP38に制式拳銃の座をゆずる。
	 参照⇒わるさー(ワルサー)
	◎「パラベラム」はラテン語の「戦争に備えよ(para bellum)」か
	ら。
[2]るがー
	【ルガー】
	◇[登録商標]Ruger
	○アメリカのスターム・ルガー(Sturm Ruger)社製の輪胴式拳
	銃(revolver)・銃器。
るかしえーヴぃち
	【ルカシエーヴィチ】
	◇Jan Lukasiewicz
	○[人]⇒るかしぇびち(ルカシェビチ)
るかしぇヴぃち
	【ルカシェビィチ】
	◇Jan Lukasiewicz
	○[人]⇒るかしぇびち(ルカシェビチ)
るかしぇびち
	【ルカシェビチ】
	◇Jan Lukasiewicz
	○[人]ポーランドの論理学者(1878〜1956)。
	 多値論理学(many-valued logic)の立場から様相論理学([英]
	modal logic)を研究。
	 「ルカシェヴィチ」,「ルカシエーヴィチ」,「ルカーシェビチ」と
	も呼ぶ。
るかーしぇびち
	【ルカーシェビチ】
	◇Jan Lukasiewicz
	○[人]⇒るかしぇびち(ルカシェビチ)
[1]るーかす
	【ルーカス】
	◇Lucas
	○(Lucas County)⇒るーかすぐん(ルーカス郡)
★[2]るーかす
	【ルーカス】
	◇Robert Emerson Jr.Lucas
	○[人]アメリカの経済学者(1937. 9.15〜)。
	 1959(昭和34)シカゴ大学、卒業。
	 1995(平成 7)ノーベル経済学賞、受賞。
★[3]るーかす
	【ルーカス】
	◇George Jr.Lucas
	○[人]アメリカの映画監督・プロデューサ(1944〜)。カリフォ
	ルニア生れ。
	 1973(昭和48)『アメリカン・グラフティー(American Graf-
	fiti)』、1977(昭和52)・1980(昭和55)・1983(昭和58)『スタ
	ー・ウォーズ(Star Wars)』シリーズ。
るーかすぐん
	【ルーカス郡】
	◇[英]Lucas County
	○アメリカ合衆国東部、オハイオ州(Ohio State)北西部の郡。
	北部をミシガン州に隣接し、東部をエリー湖(Lake Erie)に面
	する。
	 郡都はトレド(Toledo)。
るかーち
	【ルカーチ】
	◇Gyorgy Lukacs
	○[人]ハンガリーの哲学者・文学史家(1885〜1971)。
るかでん
	【ルカ伝】
	【路加伝】
	○[聖]⇒るかふくいんしょ(ルカ福音書)
るかーにあ
	【ルカーニア】
	◇[羅]Lucania
	○[古]イタリアのバジリカータ州(Regione Basilicata)・地方
	の古称。
	 ⇒ばじりかーたしゅう(バジリカータ州)
るかにあさん
	【ルカニア山】
	◇[英]Mt.Lucania/Mount Lucania
	○[地]カナダ北西部、ユーコン地方(Yukon Territory)南西部
	にある、セントエリアス山脈(St.Elias Mountains)の一峰。標
	高5,229メートル。
	 「ルケニア山」とも呼ぶ。
[1]るがーの
	【ルガーノ】
	◇[西]lugano
	○[鳥](スペイン語で)マヒワ(真鶸)。
	 ⇒まひわ(マヒワ,真鶸)
[2]るがーの
	【ルガーノ】
	◇Lugano
	○スイス南部、ティチーノ州(Cantone Ticino)南部のルガーノ
	郡(Distretto di Lugano)の郡都。
	 北緯46.01°、東経8.94°の地。
	〈人口〉
	 2009(平成21)5万4,437人。
るかぱ
	【ルカパ】
	◇Lucapa
	○アフリカ南西部、アンゴラ北東部のルンダノルテ州(Lunda 
	Norte Province)東部にある州都。
るかぱちおり
	【ルカ・パチオリ】
	◇Luca Bartolomes Pacioli
	○[人]⇒ぱちょーり(パチョーリ)
るかぱちょーり
	【ルカ・パチョーリ】
	◇Luca Bartolomes Pacioli
	○[人]⇒ぱちょーり(パチョーリ)
るかぷ
	【ルカプ】
	◇[フ]Le Cap
	○ハイチの都市カパイシアン(Cap Haitien)の略称。
	 ⇒かぱいしあん(カパイシアン)
★るかふくいんしょ
	【ルカ福音書】
	◇[英]the Gospel according to Luke
	○[聖]『新約聖書』の中の一書(四福音書の第三福音書)。
	 使徒パウロの伴侶であった医師ルカ([羅]Lukas)が、異教徒
	のキリスト教への改宗のためイエスの生涯を述べて、その救霊
	が異教徒にまで及ぶことを著したもの。
	 「ルカ伝(路加伝)」とも呼ぶ。
	 略称は「LUK」。
るがんすく
	【ルガンスク】
	◇[露]Lugansk
	○⇒るはんすく(ルハンスク)(2)
るがんすくしゅう《るがんすくしう》
	【ルガンスク州】
	◇[露]Luganskaya Oblast
	○⇒るはんすくしゅう(ルハンスク州)
るーきー
	【ルーキー】
	◇[米]rookie
	○(1)[運](野球・プロスポーツの)新人選手。
	○(2)新人・新兵。
	◎新兵を意味する「リクルート(recruit)」から転化。
るーきーみあ
	【ルーキーミア】
	◇[英]leukemia/leukaemia
	○[病]⇒はっけつびょう(白血病)
[1]るーく
	【ルーク】
	◇[英]rook
	○(1)[鳥](英語で)ミヤマガラス(深山烏)。
	 ⇒みやまがらす(ミヤマガラス,深山烏)
	○(2)(英語で)ペテン師・イカサマ師。
[2]るーく
	【ルーク】
	◇[英]rook
	○チェスの駒(コマ)の一つ。城をかたどったもの。
	 将棋(ショウギ)の飛車(ヒシャ)に相当し、縦・横にいくつでも移動
	できる。
	 「ルック」,「キャッスル(castle)」,「城将」とも呼ぶ。
	 参照⇒ひしゃ(飛車)
	◎イタリア語:トッレ(torre)。
[3]るーく
	【ルーク】
	◇[英]Luke
	○(1)[人]英語圏の男性の名前。
	○(2)[聖]⇒るか(ルカ,路加)
るーくー
	【ルークー】
	◇[英]roucou
	○[植]⇒べにのき(ベニノキ,紅木)
るくおいる
	【ルクオイル】
	◇[登録商標]Lukoil
	○[経]ロシア最大の石油会社。
	 参照⇒がすぷろむ(ガスプロム)
	◎1993(平成 5)民営化。
	 1997(平成 9)ルクオイルが主導するコンソーシアム、イラク
	と西クルナ油田共同開発の契約に調印。
	 2002.12. 9(平成14)イラク石油省、西クルナ油田共同開発の
	契約破棄を通知。
[1]るくす
	【ルクス】
	◇[フ]lux
	○[光]照度の国際単位系(SI)の組立単位。単位記号は「lx」。
	 1ルクスは、1平方メートルの平面を1ルーメン(lumen)の
	光束で一様に照らしたときの照度。
	 「ルックス」,「メートル燭光(ショッコウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒[1]るーめん(ルーメン)
[2]るくす
	【ルクス】
	◇[フ]luxe
	○華美・贅沢(ゼイタク)。
	 参照⇒でらっくす(デラックス)
[1]るくせんぶるく
	【ルクセンブルク】
	◇Luxemburg
	○(1)西ヨーロッパ、ドイツ・ベルギー・フランスに囲まれた
	立憲君主国。西部をベルギーのリュクサンブール州(Province 
	de Luxembourg)に隣接。
	 首都はルクセンブルク。
	 ユーロ圏の一国。
	 正称はルクセンブルク大公国(Grand Duchy of Luxembourg)。
	 フランス語名は「リュクサンブール(Luxembourg)」。
	〈面積〉
	 2,586平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)36万人。
	 1984(昭和59)36万人。
	 1988(昭和63)37万4,000人。
	 1995(平成 7)40万5,000人。
	◎地区:[フ]District de *。
	 郡:[フ]Canto de *。
	◎1839(天保10)西部をベルギーに割譲し、リュクサンブール州
	(Province de Luxembourg)となる。
	 参照⇒りゅくさんぶーるしゅう(リュクサンブール州)
	○(2)ルクセンブルク大公国の首都。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)8万人。
	 1991(平成 3)7万5,377人。
	◎ドイツ語の"Luetzelburg(小さい城)"から。
[2]るくせんぶるく
	【ルクセンブルク】
	◇Rosa Luxemburg
	○[人]ドイツの婦人社会主義者・経済学者(1870〜1919)。ポー
	ランドから移住。
	 第一次世界大戦に反対しリープクネヒト(Karl Liebknecht)
	らとスパルタクス団([独]Spartakusbund)を結成。
	 ドイツ共産党を組織。
	 武装蜂起の際、捕えられてリープクネヒトらとともに虐殺さ
	れた。
	 著書は『資本蓄積論』など。
るくそる
	【ルクソル】
	◇Luxor、[アラビア語]al-Uqsur、[フ]Louxor
	○エジプト中東部、ケナ県(Muhafazat Qina)中南部にある都市。
	 北緯25.70°、東経32.65°の地。
	 ナイル川中流東岸(右岸)にある観光都市。
	 「ルクソール」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 55平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1986(昭和61)27万4,074人。
	 1996(平成 8)36万0,503人(11月19日現在)。
	 2003(平成15)42万1,500人。
	◎古代都市遺跡テーベの南にあり、カルナック神殿・ルクソル
	神殿などがある。
	 参照⇒てーべ(テーベ)(1),おうけのたに(王家の谷),[2]かる
	なっく(カルナック)
	◎1997.11.(平成 9)イスラム原理主義過激派組織「イスラム集
	団」による銃撃テロ事件で62人が死亡(内、観光客日本人10人)
	(ルクソル事件)。
	 参照⇒あるじゃまーいすらみあ(アルジャマー・イスラミア)
るくそーる
	【ルクソール】
	◇Luxor
	○⇒るくそる(ルクソル)
るくそるしんでん
	【ルクソル神殿】
	◇[英]Luxor Temple、[フ]Temple de Louxor
	○[歴]古代エジプトの都市テーベの南、ルクソル(Luxor)にあ
	るアモン(Amon)を主神とする神殿。
	 アメンヘテプ三世(Amenhetep 3rd)が建立、アモン・ムート
	(Mout)・コンス(Khonsou)の3神を祀(マツ)る。
	 ラムセス二世(Ramses II)(ラメス二世)が北部のピュロンと
	それに続く列柱のある中庭を増築。
るぐどねんしす
	【ルグドネンシス】
	◇[羅]Lugdunensis/Lugdonensis
	○[歴]フランス北西部、ブルターニュ(Bretagne)地方の古代ロ
	ーマ時代の古称。
	 また、ガリア(Gallia)の中の属州([羅]provincia)名。
	 北東部をベルギカ(Belgica)、東部を高地ゲルマニア(German-
	ia Superior)、南部をアキタニア(Aquitania)に接する。
るくむぐん
	【ルクム郡】
	◇[英]Rukum District
	○⇒るくむちく(ルクム地区)
るくむちく
	【ルクム地区】
	◇[英]Rukum District
	○ネパール中西部、ラプティ地方(Rapti Zone)中央部の地区。
	南部をロルパ地区(Rolpa district)に接する。
	 行政所在地はジュムリカーランガ(Jumlikhalanga)(別称、ム
	シコット<Musikot>)。
	 「ルクム郡」とも呼ぶ。
るくら
	【ルクラ】
	【LUCRA】
	○[交]富士重工業社製の小型車。
	 ダイハツ工業のタントエグゼを背高タイプにしたOEM車。
	 参照⇒すばる(スバル,SUBARU)
	◎2010. 4.20(平成22)新発売。
るくるす
	【ルクルス】
	◇Lucius Licinius Lucullus
	○[人]古代ローマの執政官・将軍・富豪(BC. 118〜BC. 57)。
	 BC.  74〜BC.  66、ポントゥス(Pontus)の王ミトリダテス六
	世(Mithridates VI)と戦う。
	 富と贅沢(ゼイタク)な生活で知られる。
るくれちあ
	【ルクレチア】
	◇Lucretia
	○(1)古代ローマ伝説中の貞婦(テイフ)の名前。
	○(2)(転じて)貞婦の鑑(カガミ)。
るくれちうす
	【ルクレチウス】
	◇Titus Lucretius Carus
	○[人]⇒るくれてぃうす(ルクレティウス)
るくれてぃうす
	【ルクレティウス】
	◇Titus Lucretius Carus
	○[人]古代ローマの詩人・哲学者(BC.  94ころ〜BC.  55ころ)。
	 「ルクレチウス」とも呼ぶ。
[1]るくれーる
	【ルクレール】
	◇[フ]LeClerc
	○[人]フランスの姓。
	◎"Clerc"は「聖職者」。英語の「クラーク(clerk)」と同源語。
[2]るくれーる
	【ルクレール】
	◇[フ]Leclerc
	○[軍]フランス陸軍の主力戦車(T5/T6)。
	◎1991(平成 3)量産開始。
るけい
	【流刑】
	○⇒るざい(流罪)
	◎「りゅうけい(流刑)」とも読む。
るけった
	【ルケッタ】
	◇[伊]ruchetta
	○[植]⇒[3]ろけっと(ロケット)
るけにあさん
	【ルケニア山】
	◇[英]Mt.Lucania/Mount Lucania
	○[地]⇒るかにあさん(ルカニア山)
るーげーりっぐ
	【ルー・ゲーリッグ】
	◇Lou Gehrig
	○[人]⇒げーりっぐ(ゲーリッグ)
るーげーりっぐびょう《るーげーりつぐびやう》
	【ルー・ゲーリッグ病】
	◇[英]Lou Gehrig's disease
	○[病]⇒[1]えーえるえす(ALS)
るけりーの
	【ルケリーノ】
	◇[伊]lucherino
	○[鳥](イタリア語で)マヒワ(真鶸)。
	 ⇒まひわ(マヒワ,真鶸)
るげん
	【縷言】
	○⇒るせつ(縷説)
るこく
	【漏刻】
	○[歴]⇒ろうこく(漏刻,漏剋)
るこてぃきあ
	【ルコティキア】
	◇[希]Loukotikia
	○[歴]フランスの首都パリの古代名。
	 ⇒ぱり(パリ,巴里)
るこら
	【ルコラ】
	◇[伊]rucola
	○[植]⇒[3]ろけっと(ロケット)
るーこりあ
	【ルーコリア】
	◇[英]leucorrhea/leucorrhoea
	○[病]白帯下(ハクタイゲ)。
[1]るごーる
	【ルゴール】
	◇[英]Lugol's solution/Lugol solution/Lugol's iodine
	○[薬]⇒るごーるえき(ルゴール液)
[2]るごーる
	【ルゴール】
	◇Jean Guillaume Auguste Lugol
	○[人]フランスの医師(1786〜1851)。
	 1830(天保元)ころ、ルゴール液([英]Lugol's solution)を創
	製。
	 参照⇒るごーるえき(ルゴール液)
るごーるえき
	【ルゴール液】
	◇[英]Lugol's solution/Lugol solution/Lugol's iodine
	○[薬]ヨウ素(沃素)とヨウ化カリウムの水溶液にグリセリンな
	どを加えた、赤褐色の混合液。
	 殺菌・防腐・消毒作用をもち、咽頭炎(咽頭カタル)・喉頭炎
	(喉頭カタル)・扁桃炎・皮膚病などで殺菌消炎治療剤として患
	部に塗布する。
	 また、グラム染色にも用いる。
	 日本薬局方名は「複方ヨードグリセリン」。
	 単に「ルゴール」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふくほうよーどぐりせりん(複方ヨードグリセリン)
	◎1830(天保元)ころ、フランスの医師ルゴール(J.G.A.Lugol)
	(1786〜1851)が創製。
るこるびゅじえ
	【ル・コルビュジエ】
	◇Le Corbusier
	○[人]フランスの建築家・画家(1887〜1965)。本名は"Charles 
	Edouard Jeanneret-Gris"。スイス生れ。
	 フランスのロンシャンの礼拝堂、ニューヨークの国連本部ビ
	ルや日本の国立西洋美術館などを設計。
	 画家オザンファン(Amedee Ozenfant)とピュリスム(purisme)
	(純粋主義)を推進。
	 「ル・コルビュジェ」,「コルビュジエ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぴろてぃ(ピロティ)
	◎ドイツのグロピウス(Walter Adolf Georg Gropius)とともに
	近代建築の祖。
るこるびゅじぇ
	【ル・コルビュジェ】
	◇Le Corbusier
	○[人]⇒るこるびゅじえ(ル・コルビュジエ)
るざい
	【流罪】
	○(1)罪人を遠方へ追放する刑罰。島流し。
	○(2)[歴]近世の遠島(エントウ)の別称。
	 ⇒えんとう(遠島)
	○(3)[歴]律令制の五刑の一つ。罪人を遠い辺鄙な土地に送り、
	その地を出ることを禁ずる。死刑に次いで重い刑罰。
	 遠流(オンル)・中流(チュウル)・近流(キンル)の三流(サンル)があり、流
	刑地は京都を基準に決められ、遠流は伊豆・安房(アワ)・土佐・
	佐渡(サド)、中流は信濃(シナノ)・伊予(イヨ)、近流は越前・安芸(ア
	キ)。
	 参照⇒ごけい(五刑)
	◎流罪に処せられた罪人は流人(ルニン)と呼ぶ。
るさか
	【ルサカ】
	◇Lusaka
	○アフリカ南部、ザンビア共和国の首都。
るさむぼ
	【ルサムボ】
	◇Lusambo
	○[古]コンゴ民主共和国の都市カナンガの旧称。
	 ⇒かなんが(カナンガ)
るーさん
	【ルーサン】
	◇[英]lucerne/lucern
	○[植][農]⇒[1]あるふぁるふぁ(アルファルファ)
★るさんちまん
	【ルサンチマン】
	◇[フ]ressentiment
	○(1)恨(ウラ)み・怨恨(エンコン)・遺恨(イコン)・憎悪(ゾウオ)・羨望(セ
	ンボウ)・嫉妬(シット)などの感情が反復され、内攻して心中に積っ
	ている状態。
	○(2)[哲]ニーチェの用語。
	 強者や支配者に対する反感・敵意・復讐心(フクシュウシン)などが、
	弱者や被支配者の自己防衛として奴隷道徳([独]Sklavenmoral)
	を形成していると説く。
	 参照⇒けんいどうとく(権威道徳)
[1]るーしー
	【ルーシー】
	◇[英]Lucy
	○[人]英語圏の女性名。
	◎「光を導く人」の意味。
	 スペイン語・イタリア語の「ルチア(Lucia)」に相当。
[2]るーしー
	【ルーシー】
	◇Lucy
	○[生]1978(昭和53)エチオピアで発見されたアファール猿人
	(アウストラロピテクス・アファレンシス)化石の通称。
	 女性で推定20歳、身長110センチメートル、体重27キログラ
	ム、脳の重さ400グラム、二足歩行の形跡があった。
	 約320万年前の猿人で、約200万年前に誕生した原人の祖先と
	考えられている。
	 参照⇒あうすとらろぴてくすあふぁれんしす(アウストラロ
	ピテクス・アファレンシス),けにあんとろぷすぷらてぃおぷす
	(ケニアントロプス・プラティオプス),がるひえんじん(ガルヒ
	猿人)
[3]るーしー
	【ルーシー】
	◇Lucy
	○[漫]アメリカの漫画「ピーナッツ(Peanuts)」に登場する、勝
	気な女の子。チャーリー・ブラウン(Charlie Brown)の友達。
	 参照⇒ぴーなっつ(ピーナッツ)(2)
[4]るーしー
	【ルーシー】
	◇Lucy
	○[人]アメリカの女優ルシール・ボールの愛称。
	 ⇒るしーるぼーる(ルシール・ボール)
るーじ
	【ルージ】
	◇Ludz
	○⇒うっじ(ウッジ)
るーしあしとらすふれっしゅめんそーる
	【ルーシア・シトラスフレッシュ・メンソール】
	◇[登録商標]LUCIA citrus flesh menthol
	○日本のタバコの銘柄の一つ。低臭気製品。
	◎2003. 2. 3(平成15)東京都限定で発売(20本入り280円)。
	 2003.11.(平成15)全国発売。
るしあーの
	【ルシアーノ】
	◇Lucky Luciano
	○[人]⇒[2]るちあーの(ルチアーノ)
るしあんうるふはうんど
	【ルシアンウルフハウンド】
	◇[英]Russian wolfhound
	○[哺]⇒ぼるぞい(ボルゾイ)
るしあんるーれっと
	【ルシアンルーレット】
	【ルシアン・ルーレット】
	◇[英]Russian roulette
	○命懸(イノチガ)けの賭(カ)け、または決闘の一種。
	 回転式ピストルの弾倉(ダンソウ)に一発だけ実包(弾丸)を入れ、
	一度弾倉を勢いよく回して実包の位置をわからなくし、自分に
	番になったものが自分で自分の頭に銃口を向けて引き金を引く
	もの。
	 「ロシアンルーレット」,「ロシア式ルーレット」とも呼ぶ。
	 参照⇒るーれっと(ルーレット)(1)
るしたにあ
	【ルシタニア】
	◇[羅]Lusitania
	○[歴]イベリア半島西部の古代ローマ時代の古称。歴史的地域名。
	 また、ヒスパニア(Hispania)の中の属州([羅]provincia)名。
	 北部をタラコネンシス(Tarraconensis)に接する。
	◎現在のポルトガルとスペイン西部。
るしたにあごう《るしたにあがう》
	【ルシタニア号】
	◇[英]the Lusitania
	○[歴]イギリスの豪華客船。
	 3万5,000トン、全長250メートル。
	◎1907(明治40)竣工。
	 第一次世界大戦中の1915. 5. 7(大正 4)、ドイツの潜水艦が
	アイルランド沖で撃沈(ルシタニア号事件)。乗っていた中立国
	のアメリカ人124名が犠牲となり、アメリカ参戦の原因となっ
	た。
	 参照⇒むせいげんせんすいかんさくせん(無制限潜水艦作戦)
るしふぁー
	【ルシファー】
	◇[英][葡]Lucifer、[羅]Lucifer(炎を運ぶ者)から。
	○(1)[ロ神]明けの明星の擬人。
	 ギリシア神話のフォスフォロス(Phosphorus)に当たる。
	○(2)[天]明けの明星の別称。
	 「フォスフォロス」とも呼ぶ。
	○(3)[宗]キリスト教の、堕天使(ダテンシ)・悪魔・魔王・サタン。
	 「ルシヘル」,「ルシフェル([葡]Lucifer)」,「ルチフェル」とも
	呼ぶ。
	◎もとは天使であったが、神とその座の高さを競い、驕慢(キョウ
	マン)のため天上を追われた事から「堕天使」と呼ばれる。
	 参照⇒みかえる(ミカエル),てんし(天使)(2)
るしふぇりん
	【ルシフェリン】
	◇luciferin
	○[生]生物の体内で発光を起こす物質の総称。
	 酵素ルシフェラーゼ(luciferase)の触媒作用を受け、酸化さ
	れて光を発するが、熱は伴わない。
	 発光細菌やホタル・ウミホタルなどに存在していて、発光生
	物ごとに特有の低分子構造をもっている。
	 「発光素」とも呼ぶ。
るしふぇる
	【ルシフェル】
	◇[葡]Lucifer
	○⇒るしふぁー(ルシファー)
るしへる
	【ルシヘル】
	◇[葡]Lucifer
	○⇒るしふぁー(ルシファー)
るしゃ
	【流沙】
	○⇒りゅうさ(流沙)(1)
るしゃとりえのほうそく《るしやとりえのはふそく》
	【ル・シャトリエの法則】
	◇[英]Le Chatelier principle
	○[化]⇒るしゃとりえぶらうんのほうそく(ル・シャトリエ=
	ブラウンの法則)
るしゃとりえぶらうんのほうそく《るしやとりえぶらうんのはふそく》
	【ル・シャトリエ=ブラウンの法則】
	◇[英]Le Chatelier-Braun principle、[独]Le Chatelier-
	Braun-Prinzip
	○[化]可逆反応が平衡状態にある時、外部の温度・圧力・濃度
	などの条件を変化させると、その変化によって生ずる影響を打
	ち消す方向に反応が進み、新しい平衡状態に移動するという法
	則。
	 「ル・シャトリエの法則」,「平衡移動の法則」とも呼ぶ。
	◎1884(明治17)フランスのル・シャトリエ(Henry Louis Le 
	Chatelier)が提唱。
	 1887(明治20)ドイツのブラウン(Karl Ferdinand Braun)が補
	足。
るしゃな
	【盧舎那】
	○[仏]⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
るしゃなぶつ
	【盧舎那仏】
	◇[梵]vairocana
	○(1)[仏]『旧訳華厳経』の本尊。
	 蓮華蔵(レンゲゾウ)世界に住し、大光明を放ち、知恵の光であ
	まねく法界(万物存在の真理)を照らし輝かすという仏。
	 『華厳経』と『梵網経』の2経典が、この仏を説いている。
	 『新訳華厳経』では「毘盧遮那仏(ビルシャナブツ)」と呼ぶ。
	 「盧舎那」,「毘盧遮那如来(ニョライ)」,「毘盧遮那」,「遮那」,「舎那」
	とも呼ぶ。
	◎東大寺の大仏が有名。
	◎梵語の「ヴァイローチャナ(vairocana)」の音写語で、「太陽」
	の意味。「大日」,「遍照」,「光明遍照」と漢訳される。
	○(2)[仏]真言密教で、大日如来([梵]maha-vairocana)と同じ。
	 ⇒だいにちにょらい(大日如来)
	◎『大日経』の正式名称は『大毘盧遮那成仏神変加持経』。
	○(3)[仏]天台密教で、人間界に出生した釈迦(シャカ)。
るーじゅ
	【ルージュ】
	◇[フ]rouge
	○(1)[色][形]赤い。
	◎ムーランルージュ(Moulin-Rouge):⇒むーらんるーじゅ(ム
	ーランルージュ,ムーラン・ルージュ)
	 クメール・ルージュ(Khmer Rouge):⇒くめーるるーじゅ(ク
	メール・ルージュ)
	○(2)口紅。
	 ⇒くちべに(口紅)
	○(3)頬紅。
るじゅつ
	【縷述】
	○⇒るせつ(縷説)
るじゅーんきち
	【ルジューン基地】
	◇[英]Camp Lejeune Marine Corps Base
	○[軍]アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Caro-
	lina State)南西部にある海兵隊の基地。
るしーるぼーる
	【ルシール・ボール】
	◇Lucille Desiree Ball
	○[人]アメリカのコメディー女優(1911. 8. 6〜1989. 4.26)。
	ニューヨーク州セラロン(Celoron)生れ。夫はデジ・アーネズ
	(Desi Arnaz)。
	 愛称は「ルーシー(Lucy)」で、1951.10.15〜1956. 9.TV番組
	『アイ・ラブ・ルーシー(I Love Lucy)』をデジ・アーネズと
	共演してヒット、国民的人気者となる。
	◎『アイ・ラブ・ルーシー』は日本では1957〜1959(昭和32〜
	昭和34)放映。
るーす
	【ルース】
	◇George Herman Ruth
	○[人]アメリカのプロ野球選手(1895. 2. 6〜1948. 8.16)。愛
	称は「ベーブ・ルース(Babe Ruth)」,「バンビーノ(the Bambino)」,
	「長打の皇帝(the Sultan of Swat)」。
	 投手から外野手に転向。
	 1920(大正 9)ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)か
	らニューヨーク・ヤンキース(New York  Yankees)へ移籍(金銭
	トレード)。
	 1927(昭和 2)年間60本塁打を達成。
	 終身本塁打数714本、打率0.342、打点2209、四死球2056を記
	録。
るーず
	【ルーズ】
	◇[英]loos(ルース)
	○(1)[形]緩(ユル)んだ、たるんだ。だぶだぶの。
	 参照⇒るーずそっくす(ルーズソックス)
	○(2)[形]しまりがない、だらしない。
るずうぶん《るづうぶん》
	【流通分】
	○[仏]科文の一つ。経典の最後にある、経典を後世に伝えるた
	めの方法などを述べた部分。
	 参照⇒かもん(科文)(1)
るーすす
	【ルースス】
	◇[羅]lusus、[英]jest
	○(ラテン語で)戯(タワム)れ・気まぐれ。
るーすすなとぅらえ
	【ルースス・ナトゥラエ】
	◇[羅]lusus nuturae(造化の戯れ)、[英]jest of nature
	○[生]奇形・異形。
	◎バラエティー([英]variety):変種。
るーずそっくす
	【ルーズソックス】
	◇[和製英語]loose socks
	○[服]足首付近をたるませて履く、緩い感じの長靴下(stock-
	ings)。
	 主に女子高生が使用したが、多くの学校では禁止されていた。
	 参照⇒れっぐうぉーまー(レッグウォーマー)
るすたび
	【ルスタビ】
	◇Rustavi
	○グルジア共和国南東部、クベモカルトリ地区(Kvemo Kartli 
	Mkhare)中東部にある主都。工業都市。
	 北緯41.55°、東経45.03°の地。
	〈人口〉
	 1979(昭和54)12万9,084人。
	 1989(平成元)15万9,016人(1月12日現在)。
	 1991(平成 3)15万9,000人。
	 2002(平成14)11万6,384人(1月17日現在)。
	◎ロシア文字では"Рустави"。
るすつむら
	【留寿都村】
	◇[日]Rusutsu Mura
	○北海道南西部、後志支庁(シリベシシチョウ)虻田郡(アブタグン)の村。
	 赤い靴公園がある。
	 参照⇒あかいくつ(赤い靴)
るすと
	【ルスト】
	◇[独]Lust
	○(1)(ドイツ語で)気持ち・やる気。
	○(2)(ドイツ語で)喜び・快楽。
	○(3)(ドイツ語で)欲望・肉欲。
	 参照⇒りびどー(リビドー)
[1]るーずべると
	【ルーズベルト】
	◇Theodore Roosevelt(セオドア・ルーズベルト)
	○(1)[人]アメリカの第26代大統領(1858〜1919)。在任:1901
	〜1909。
	○(2)[軍]⇒せおどあるーずべると(セオドア・ルーズベルト)
	(2)
[2]るーずべると
	【ルーズベルト】
	◇Franklin Delano Roosevelt(フランクリン・ルーズベルト)
	○[人]アメリカの第32代大統領(1882〜1945)。在任:1933〜
	1945。T.ルーズベルトの遠縁。A.E.ルーズベルトの夫。
	 ニューディール政策を断行し、大恐慌を切り抜ける。
	 1942(昭和17)日系人12万人を敵性人種として隔離を指令。
	◎第31代大統領ハーバート・フーバー(Herbert Clark Hoover)
	のメモに、「対独戦に参戦する口実を作るため、日本の真珠湾
	攻撃を事前に察知しながら放置」とある。
	 マッカーサー(Douglas MacArthur)は「ルーズベルトは1941年
	夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、
	戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。
[3]るーずべると
	【ルーズベルト】
	◇Anna Eleanor Roosevelt
	○[人]アメリカの著述家・婦人政治家(1884〜1962)。
	 T.ルーズベルトの姪。F.D.ルーズベルトの妻。
るすらん
	【ルスラン】
	◇Ruslan
	○[俗][空]ロシア(旧:ソ連)の大型輸送機アントノフ124型
	(An−124)の通称。
	 最大積載量120トン。全長69.1メートル。
	 参照⇒あんとのふ(アントノフ)
るーずりーふ
	【ルーズリーフ】
	◇[英]loose-leaf(ルースリーフ)
	○加除式のノート・帳簿。
	 中身の用紙が一枚一枚ばらばらで、用紙にある穴を開閉する
	綴(ト)じ具(binder)にはめて綴じるもの。挿入・取り外し・並
	び替えが自由にできる。
	 A4サイズは30穴、B5サイズは26穴。
	 用紙はリフル(refill)と呼ぶ。
	 参照⇒りふる(リフル)(2)
るーずりーふばいんだー
	【ルーズリーフ・バインダー】
	◇[英]loose-leaf binder(ルースリーフ・バインダー)
	○ルーズリーフの綴(ト)じ具。
	 参照⇒るーずりーふ(ルーズリーフ)
るせつ
	【縷説】
	○詳細に説明すること。こまごまと述(ノ)べること。
	 「縷述(ルジュツ)」,「縷言(ルゲン)」,「縷陳(ルチン)」とも呼ぶ。
るせな
	【ルセナ】
	◇Lucena
	○フィリピン、ルソン島(Luzon Island)中南部ケソン州(Que-
	zon Province)の州都。
るせーばー
	【ルセーバー】
	◇[登録商標]LeSabre
	○[交]ビュイック(Buick)の一車種。
	 ⇒びゅいっく(ビュイック)
るせるさん
	【ルセル山】
	◇[インドネシア語]Gunung Leuser、[英]Mount Leuser
	○[地]⇒ぐぬんるせる(グヌン・ルセル)
るせるさんこくりつこうえん《るせるさんこくりつこうゑん》
	【ルセル山国立公園】
	◇[英]Gunung Leuser National Park/Mount Leuser National 
	Park
	○⇒ぐぬんるせるこくりつこうえん(グヌン・ルセル国立公園)
★[1]るそー
	【ルソー】
	◇Theodore Rousseau
	○[人]フランスの画家(1812〜1867)。
★[2]るそー
	【ルソー】
	◇Henri Rousseau(アンリ・ルソー)
	○[人]フランスの画家(1844〜1910)。
	 22年間パリ市の税関吏として勤め、正規の絵の教育を受けな
	かった。
★るそー
	【ルソー】
	【婁騒】
	【魯叟】
	【蘆騒】
	◇Jean-Jacques Rousseau(ジャン・ジャック・ルソー)
	○[人]フランスの啓蒙思想家・文学者(1712〜1778)。
	 参照⇒みんやくやっかい(民約訳解)
るそふぉびあ
	【ルソフォビア】
	◇[英]Russophobia
	○[心]ロシア嫌い。
	 「ルソフォーブ(Russophobe)」とも呼ぶ。
るそふぉーぶ
	【ルソフォーブ】
	◇[英]Russophobe
	○[心]⇒るそふぉびあ(ルソフォビア)
★るそん
	【ルソン】
	【呂宋】
	◇[英]Luzon Island
	○[地]フィリピン群島最大の島。東部をフィリピン海(Philip-
	pine Sea)、西部を南シナ海(South China Sea)に面する。
	 南西部に首都マニラ(Manila)がある。
	〈面積〉
	 10万4,688平方キロメートル。
	◎マニラ(Manila)郊外のディラオ(Dilao)に日本人町があった。
----------------------------------------------------------------