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                    PDD図書館管理番号       0001.0094.3000.04

                 百   科   辞   書    《らつ》     編集:獨  澄旻

-------- らつ --------------------------------------------------
★らつぁれっとぬおぼとう《らつあれつとぬおぼたう》
	【ラツァレットヌオボ島】
	◇[伊]Isola del Lazzaretto Nuovo
	○[地]イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)の州都ベネ
	チア(Venezia)のサンテラズモ島(Isola di Sant'Eerasmo)南西
	沖の小島。
	 参照⇒らっざれっと(ラッザレット)
らつぃお
	【ラツィオ】
	◇[伊]Lazio
	○(1)(Regione Lazio)⇒らつぃおしゅう(ラツィオ州)
	○(2)[歴]古代ローマの発祥の地となった、イタリア半島中部
	の西側、テベレ川南部の流域。
	 アペニン山脈以西とティレニア海(the Tyrrhenian Sea)との
	間にある平野地帯。
	 英語名は「ラティウム(Latium)」,「ラチウム」。
	 「ラチオ」とも呼ぶ。
	◎ここの住民が本来の「ラティーニ(Latini)(ラテン人)」。
らつぃおしゅう《らついおしう》
	【ラツィオ州】
	◇[伊]Regione Lazio、[英]Lazio Region
	○イタリア中部の州。
	 州都はローマ(Roma)。
	 「ラチオ州」とも呼ぶ。
	 参照⇒らつぃお(ラツィオ)(2)
	〈面積〉
	 1万7,203平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)517万0,672人。
	 2001(平成13)497万6,184人。
	〈5県〉
	 ローマ県(Provincia di Roma)。
	 フロジノーネ県(Provincia di Frosinone)。
	 ラティーナ県(Provincia di Latina)。
	 リエーティ県(Provincia di Rieti)。
	 ビテルボ県(Provincia di Viterbo)。
らっかー
	【ラッカー】
	◇[英]lacquer
	○(1)塗料の一種。
	 ニトロセルロース・合成樹脂などを揮発性溶剤に溶かし、顔
	料をまぜたもの。
	 乾燥が速く、光沢・耐水性・耐摩耗性がある。
	 主に家具や自動車などの吹付け塗料に用いる。
	 「パイロキシリンラッカー(pyroxyline lacquer)」,「ピロキシ
	リンラッカー」,「セルロース塗料(cellulose paint)」とも呼ぶ。
	 参照⇒わにす(ワニス)
	◎ドイツ語:ラク(Lack)。
	○(2)[植](英語で)ウルシ(漆)。
	 ⇒うるし(ウルシ,漆)
らっかえだにかえらず《らくくわえだにかへらず》
	【落花枝に返らず】
	◇[中]luohua nan shangzhi(落花難上枝)
	○(1)[慣用句]『伝灯録(Chuandeng Lu)』にある言葉。
	 ひとたび散った花は再び枝に戻らないということ。
	◎「破鏡不重照(pojing bu zhong zhao)、落花難上枝」とある。
	 参照⇒はきょうふたたびてらさず(破鏡再び照らさず)
	○(2)(転じて)死んだ者は再び生き返らないこと。
	○(3)(転じて)一度破れた男女の仲は二度と元通りにはならな
	いということ。
	 参照⇒はきょうふたたびてらさず(破鏡再び照らさず)(2),ふ
	くすいぼんにかえらず(覆水盆に返らず,覆水不返盆)(2)
	○(4)(転じて)一度過ぎ去った時は、再び帰らないということ。
らっかさん
	【落下傘】
	◇[フ]parachute
	○[空]⇒ぱらしゅーと(パラシュート)
	◎軍歌(見よ落下傘):⇒そらのしんぺい(空の神兵)(2)
★らっかせい《らくくわせい》
	【ラッカセイ】
	【落花生】
	◇[学]Arachis hypogaea
	○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ラッカセイ属(Arach-
	is)の一年生作物。
	 英語名は「ピーナッツ(peanuts)」。
	 「なんきんまめ(ナンキン豆,南京豆)」とも呼ぶ。
	◎国産の7割は千葉県産。
	◎英語の「ピー(pea)」は「エンドウ(豌豆)」の意味。
	 参照⇒えんどう(エンドウ,豌豆,園豆,薗豆)
	◎英語:ピーナッツ(peanuts)/グーバー(goober)/グラウン
	ドナッツ(groundnuts)。
	 ドイツ語:エルトヌス(Erdnuss)。
	 フランス語:アラシド(arachide)。
	 中国語:花生(huasheng)/(殻なしの)花生米(huashengmi)。
らっきーすとらいく
	【ラッキーストライク】
	【ラッキー・ストライク】
	◇[登録商標]Lucky Strike
	○アメリカ製タバコの一銘柄。ブラウン・アンド・ウィリアム
	ソン(Brown & Williamson Tobacco Corporation)(B&W)の登
	録商標名。
	◎「運よく(lucky)金鉱を掘り当てた(strike)」という意味。
	 参照⇒[2]ぼなんざ(ボナンザ)(2)
★らっきょう
	【ラッキョウ】
	【辣韮】
	【辣韭】
	◇[学]Allium chinense
	○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ネギ属(Allium)の
	多年草。
	 葉は細長く中空で群がり生ずる。秋に紅紫色の小さい花が咲
	く。
	 鱗茎に臭気があり、主に漬物にして食用にする。
[1]らっく
	【ラック】
	◇[英]rack
	○(1)置き棚。(列車などの)網棚。
	◎マガジンラック(magazine rack),まぐさ棚(hayrack)。
	○(2)[機]平板に歯車と同様の歯を付けたもの。
	 ピニオン(pinion)と呼ぶ小歯車と噛み合せ、回転運動を直線
	運動に変えるもの。
	 「歯竿(ハザオ)」,「平板歯車(toothed bar)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぴにおん(ピニオン)(2)
	○(3)[古](the rack)中世の責め道具・拷問台の一種。
	 手・足を引き伸ばすもの。
	○(4)拷問。
[2]らっく
	【ラック】
	◇Lacq
	○フランス南西部、アキテーヌ地域圏(Region Aquitaine)南西
	端のピレネーアトランティク県(Departement Pyrenees-Atlan-
	tiques)北部の村。
らっくざー
	【ラックザー】
	◇Rach Gia
	○ベトナム南西端、キエンジャン省(Tinh Kien Giang)の省都。
	◎漢字表記は「迪石」。
らっくなう
	【ラックナウ】
	◇Lakhnau、[英]Lucknow
	○⇒らくなう(ラクナウ)
らっくらんどくうぐんきち
	【ラックランド空軍基地】
	◇[英]Lackland Air Force Base/Lackland AFB
	○[軍]アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)中南部
	のベクサー郡(Bexar County)の郡都サンアントニオ(San Anto-
	nio)南西郊にある空軍基地。
	 北緯29.38°、西経98.62°の地。
★らっこ
	【ラッコ】
	【猟虎】
	【海獺】
	【獺虎】
	◇語源はアイヌ語。
	○[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)の哺
	乳類。
	◎英語:シーオッター(sea otter)。
らっさむ
	【ラッサム】
	◇rasam/rassam
	○[料]南インドのスープ状のスパイス料理。
	 トマトとタマリンド(豆)にクミンとコショウ(胡椒)を使った
	辛いスープ。
	 参照⇒さんばる(サンバル)
	◎"rasam"は「エッセンス」の意味。
らっさーる
	【ラッサール】
	◇Ferdinand Lassalle(フェルディナント・ラッサール)
	○[人]⇒らさーる(ラサール)
らっざれっと
	【ラッザレット】
	◇[伊]lazzaretto
	○(1)[医]伝染病病院・ハンセン病院。
	○(2)[医]隔離病院。
	◎英語:ラザレット(lazaret,lazaretto)。
らっざろ
	【ラッザロ】
	◇[伊]lazzaro
	○(1)[歴]ナポリの最下層市民・乞食(コジキ)・宿無し。
	 「ラッザローネ(lazzarone)」とも呼ぶ。
	 参照⇒らざろ(ラザロ)(2)
	○(2)[古](イタリアで)ハンセン病患者。
	 参照⇒らざろ(ラザロ)(2),はんせんびょう(ハンセン病)
らっざろーね
	【ラッザローネ】
	◇[伊](単数形)lazzarone/(複数形)lazzaroni
	○[歴]⇒らっざろ(ラッザロ)(1)
[1]らっしゅ
	【ラッシュ】
	◇[英]rush
	○(1)突進すること。殺到すること。急いですること。
	◎コールド・ラッシュ,帰省ラッシュ,建設ラッシュ
	○(2)[運]ボクシングなどで、猛攻撃。
	○(3)ラッシュアワー(rush hour)の略称。
	○(4)[英]ラッシュプリント(rush print)の略称。
	 ⇒らっしゅぷりんと(ラッシュプリント,ラッシュ・プリント)
[2]らっしゅ
	【ラッシュ】
	◇[英]rush
	○[植]イグサ(藺草)の英語名。
	 ⇒いぐさ(イグサ,藺草)
[3]らっしゅ
	【ラッシュ】
	【Rush】
	○[交]トヨタ自動車が販売する小型スポーツ用多目的車(SU
	V)。
	 ダイハツ工業のビーゴ(Be−Go)のOEM。
	◎2006. 1.17(平成18)ダイハツ工業と同時発売。
らっしゅあわー
	【ラッシュアワー】
	【ラッシュ・アワー】
	◇[英]rush hour
	○[交]朝夕の、通勤者・通学者などで乗り物が一時的に混雑す
	る時間帯。
	 単に「ラッシュ」とも呼ぶ。
	◎大体、混雑するのは1時間くらいであることから。
らっしゅぷりんと
	【ラッシュプリント】
	【ラッシュ・プリント】
	◇[英]rush print
	○[映]撮影後、ネガ・フィルムから焼き付けたままで未編集の
	ホジ・フィルム。
	 単に「ラッシュ」とも、「デイリーラッシュ(daily rushes)」,
	「デイリーズ(dailies)」とも呼ぶ。
	◎出来上がりを確認するため、急いで作ることから。
らっしょう《らつせう》
	【辣椒】
	◇[中]lajiao
	○[植]⇒とうがらし(トウガラシ,唐辛子,唐芥子,蕃椒)
らっしんぐ
	【ラッシング】
	◇[英]lashing
	○⇒けいさく(繋索)
[1]らっせる
	【ラッセル】
	◇[独]Rassel
	○(1)⇒がらがら(がらがら,ガラガラ)
	○(2)[病]⇒らっせるおん(ラッセル音)
[2]らっせる
	【ラッセル】
	◇Russell
	○(1)[歴][軍]アメリカ海軍のシムス級の駆逐艦(DD414)。
	◎1939.11. 3(昭和14)竣工。
	 1942. 5.(昭和17)珊瑚海海戦に参加。
	○(1)[軍]アメリカ海軍のミサイル駆逐艦(DDG59)。ミサ
	イル追跡システムを搭載したイージス艦。
	◎1995. 5.20(平成 7)竣工。
★[3]らっせる
	【ラッセル】
	◇John Russell(1st Earl of Russell)
	○[人]イギリスの自由主義政治家(1792〜1878)。
[4]らっせる
	【ラッセル】
	◇Bertrand Arthur William Russell(3rd Earl Bertrand Rus-
	sell)(バートランド・ラッセル)
	○[人]イギリスの数学者・哲学者・著述家(1872〜1970)。
	 数学者として出発し、ホワイトヘッドとの共著(1910〜1913
	年)『数学原理(Principia mathematica)』3巻によって今日の
	記号論理学の基礎を築く。認識論においては、物理学の対象を
	手がかりにして精神的でも物質的でもない中間的実在を想定す
	る。
	 フェビアン社会主義・平和主義・世界連邦主義の立場から政
	治・社会・教育・文化の各方面で広範な著作活動を展開し鋭い
	現状批判を行う。
	 第一次世界大戦中に非戦論を唱え反戦行為によって投獄され、
	母校ケンブリッジ大学を追われる。
	 第二次世界大戦後は核兵器に反対し、原水爆禁止運動(パグ
	ウォッシュ会議)・ベトナム戦争反対運動などを推進。
	 以後、著述と社会運動の面で広範な評論活動を行う。
	 1950(昭和25)ノーベル文学賞、受賞。
	 著書は1912年『哲学の諸問題』・1914年『外界はいかにして
	知られるか(Our knowledge of the external world)』・1918
	年『Roads to freedom』・1946年『西洋哲学史(A history of 
	western philosophy)』・1948年『人間の知識』・『社会改造
	の原理』など多数。
★[5]らっせる
	【ラッセル】
	◇Ken Russell
	○[人]イギリスの映画監督(1927〜)。
らっせるおん
	【ラッセル音】
	◇[独]Rasselgeraeusch/Rasselgerausch、[英]bubbling sound
	(水泡音)
	○[病]肺臓・気管支・気管などの呼吸器に異常があるとき、聴
	診器を当てると聞える、分泌物などの停滞で発する異常呼吸音。
	 単に「ラッセル」とも、「ラ音」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぜんめい(喘鳴)
	◎"Rassel(ラッセル)"は「(玩具の)ガラガラ」、"Geraeusch(ゲ
	ロイシュ)"は「雑音」の意味。
	 「ラ音」の「ラ」は「(「口」偏+「羅」)」とも書く。
らっせるしゃ
	【ラッセル車】
	◇[英]snowplow
	○[交]機関車の先頭部にくさび形(楔形)のスキ(鋤)と車体両側
	または片側に開閉翼を取り付けた除雪車。
	 冬季、走行しながら線路上に積もった雪を押しのけて排除す
	る。
	 参照⇒ろーたりーしゃ(ロータリー車),ささらでんしゃ(ササ
	ラ電車)
	◎本来はアメリカの「ラッセル除雪車会社(Russell Snow Plow 
	Co.)」の製品。現在の社名は「ラッセル車両除雪車会社(Russell 
	Car & Snow Plow Co.)」。
	◎DD18型ラッセル車。
らっせん
	【ラッセン】
	◇Lassen
	○(1)[地](Lassen Peak)⇒らっせんぴーく(ラッセンピーク)
	○(2)[軍]アメリカ海軍のアーレイ・バーク級(Arleigh Burke 
	Class)イージス駆逐艦(DDG82)。
	◎2001(平成13)就役。
らっせんぴーく
	【ラッセンピーク】
	◇[英]Lassen Peak
	○[地]アメリカ合衆国カリフォルニア州(California State)北
	部、カスケード山脈(the Cascade Range)にある火山。
	 標高3,187メートル。
	 ラッセン火山国立公園(Lassen Volcanic National Park)に
	含まれる。
らっそ
	【ラッソ】
	◇[西]lasso
	○⇒なげなわ(投げ縄,投縄)
らっち
	【ラッチ】
	◇[英]latch
	○(1)(ドア・門などの)掛けがね・留めがね。
	○(2)[交](専門用語)駅の改札口。
らっち
	【拉致】
	○⇒らち(ら致,拉致)
らっと
	【ラット】
	◇[英]rat
	○[哺](英語で)ドブネズミ(water rat)・クマネズミ(black 
	rat)などの総称。
	 マウス(mouse)より大形のものを指す。
	 参照⇒くまねずみ(クマネズミ,熊鼠)
	◎英米では、ネコが追うものはマウス、イヌが追うものはラッ
	トという。
らっとしょとう《らつとしよたう》
	【ラット諸島】
	◇[英]Rat Islands
	○[地]北太平洋、アリューシャン列島(Aleutian Islands)中西
	部の諸島。
	 キスカ島(Kiska Island)・小キスカ島(Little Kiska Island)
	・セグラ島(Segula Island)・クボストフ島(Khvostof Island)
	・ダビドフ島(Davidof Island)・小シトキン島(Little Sitkin 
	Island)・ラット島(Rat Island)・アムチトカ島(Amchitka Is-
	land)・サーバラス島(Cerberus Island)から成る。
★らっぱ
	【ラッパ】
	【喇叭】
	○(1)[楽]金管楽器の総称。
	 特に、吹口の反対側が漏斗(ロウト)状(アサガオ状)に大きく開
	いているもの。
	 「唐人笛(トウジンブエ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちゃるめら(チャルメラ),[2]びゅーぐる(ビューグル)
	◎軍隊ラッパ:⇒とつげきらっぱ(突撃ラッパ,突撃喇叭),きしょ
	うらっぱ(起床ラッパ,起床喇叭),しょうとうらっぱ(消灯ラッ
	パ,消灯喇叭,消燈ラッパ,消燈喇叭),しゃまーど(シャマード)
	○(2)漏斗状に大きく開いているもの。
	◎ラッパズボン:⇒[1]ぱんたろん(パンタロン)(2)
	○(3)特に、メガフォン・拡声器。
	 参照⇒めがふぉん(メガフォン)
	○(4)
★らっぱ
	【乱波】
	【亂波】
	○(1)[古]戦国時代の間者(カンジャ)。
	 「草屈(クサカマリ)」,「伏せかまり」,「すっぱ(透波,素っ破,水波)」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒くさかまり(草屈),かんじゃ(間者)
	○(2)
★らっぱうに
	【ラッパウニ】
	【喇叭海胆】
	◇[学]Toxopneustes pileolus
	○[動]棘皮動物門ウニ綱ホンウニ目(Echinoida)ラッパウニ科
	(Toxopneustidae)の一種。
	 ラッパ状に開くトゲ(棘)が密生。
らっぱずぼん
	【ラッパズボン】
	【喇叭ズボン】
	○[服]⇒[1]ぱんたろん(パンタロン)(2)
らっぱそつ
	【喇叭卒】
	◇[英]bugler(ビューグラー)
	○[古][軍]軍隊ラッパを吹奏する兵卒。喇叭手(ラッパシュ)。
らっぴしゅう《らつびしう》
	【ラッピ州】
	◇[フィンランド語]Lappi Laani、[英]Lapland
	○フィンランド北部の州。
	 州都はロバニエミ(Rovaniemi)。
	 参照⇒らっぷらんど(ラップランド)
らっぴんぐ
	【ラッピング】
	◇[英]wrapping
	○(1)包装材料。包み。
	 参照⇒わいやらっぴんぐ(ワイヤラッピング)
	○(2)⇒らっぴんぐぺーぱー(ラッピング・ペーパー)
	○(3)[服]服の縁どりに用いるテープ。
らっぴんぐぺーぱー
	【ラッピング・ペーパー】
	◇[英]wrapping paper
	○包み紙・包装紙。
らっぴんぐほいる
	【ラッピングホイル】
	【ラッピング・ホイル】
	◇[英]wrapping foil
	○⇒あるみはく(アルミ箔)
★[1]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]lap
	○(1)ひざ(膝)。
	◎ラップトップ(laptop):⇒らっぷとっぷ(ラップトップ)
	○()
★[2]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]lap
	○(1)[運]走路の一周。
	○()
[3]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]Lapp
	○⇒らっぷじん(ラップ人)
★[4]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]rap
	○(1)コツコツまたはトントンと叩(タタ)く音。また、叩くこと。
	 参照⇒らっぷげんしょう(ラップ現象)
	○(2)[俗]おしゃべり。
	 参照⇒らっぷみゅーじっく(ラップミュージック)
[5]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]wrap
	○(1)[動]包(ツツ)む・包(クル)む。
	◎ラッピング(wrapping):⇒らっぴんぐ(ラッピング)
	○(2)食品包装などに用いる透明な薄いフィルム。
	 原材料は日本で主流のポリ塩化ビニリデンや、安価なポリエ
	チレン・塩化ビニール樹脂など。
	 塩素を含むポリ塩化ビニリデン・塩化ビニール樹脂などは燃
	やすと有害なダイオキシンが発生する。
	 参照⇒だいおきしん(ダイオキシン)
	〈家庭用ラップの商品名〉
	 サランラップ:旭化成社製。
	 クレラップ:クレハ社製。
	○(3)[服]襟巻き・肩掛け・ひざ掛けなどの、体を被(オオ)うも
	の。
[6]らっぷ
	【ラップ】
	◇[英]Dr.Ralph Lapp(ラルフ・ラップ)
	○[人]アメリカの核物理学者(1917〜2004. 9. 7)。ニューヨー
	ク州バファロー生れ。
	 シカゴ大学で物理学の博士号を取得。
	 第二次世界大戦でマンハッタン計画に従事。
	 その後、核実験で発生したフォールアウト(死の灰)による放
	射線の健康面への影響を訴え、大気圏での核実験に反対。
	 1958(昭和33)『第五福竜丸の航海』を出版し、第五福竜丸事
	件を世界に紹介。
	 参照⇒だいごふくりゅうまる(第五福竜丸)
らっふぁが
	【ラッファガ】
	◇[西]rafaga
	○(1)[気](スペイン語で)突風。
	 ⇒とっぷう(突風)
	○(2)[軍](スペイン語で)一斉射撃。
	 ⇒いっせいしゃげき(一斉射撃)
らっふぃか
	【ラッフィカ】
	◇[伊]raffica
	○(1)[気](イタリア語で)突風。
	 ⇒とっぷう(突風)
	○(2)[軍](イタリア語で)一斉射撃。
	 ⇒いっせいしゃげき(一斉射撃)
らっぷおんがく
	【ラップ音楽】
	◇[英]rap music
	○[楽]⇒らっぷみゅーじっく(ラップミュージック)
らっぷげんしょう《らつぷげんしやう》
	【ラップ現象】
	◇[英]rap phenomenon
	○超常現象の一つ。
	 発生源がないと思われるのにカタカタ・コトコトなどという
	騒音が聞こえる現象。
	 超低周波や心霊現象として説明されることが多い。
	 参照⇒ていしゅうは(低周波),やなり(家鳴り,屋鳴り)(2)
★らっぷじん
	【ラップ人】
	◇Lapp
	○ノルウェー・スウェーデン・フィンランドからロシアのコラ
	半島(Kol'skiy Poluostrov)にかけて居住する少数民族。
	 主な生業はトナカイの遊牧・漁労・狩猟。
	 自称は「サミ(Sami)」,「サーミ」,「サーメ(Saame,Same)」。
	 参照⇒らっぷらんど(ラップランド)
	◎英語:ラップランダー(Laplander)。
らっぷとっぷ
	【ラップトップ】
	◇[英]laptop(膝<ヒザ>の上)
	○[計]携帯用の小型パソコン。
	 日本では「ノート(note)」,「ノート・パソコン」と呼ばれるこ
	とが多い。
	 参照⇒ねっとぶっく(ネットブック),ぼーどぴーしー(ボード
	PC)
らっぷみゅーじっく
	【ラップミュージック】
	◇[英]rap music
	○[楽]リズムにしゃべり言葉を乗せた音楽。
	 「ラップ音楽」,「ヒップホップ(hip-hop)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ひっぷほっぷ(ヒップホップ)(1),すくらっち(スクラッ
	チ)(4)
らっぷらんだー
	【ラップランダー】
	◇[英]Laplander
	○(英語で)ラップ人(Lapp)。
	 ⇒らっぷじん(ラップ人)
★らっぷらんど
	【ラップランド】
	◇[英]Lapland
	○[地]スカンジナビア半島(Scandinavia Peninsula)の最北部
	の北極圏地域。
	 先住民はラップ人。
	 参照⇒らっぷじん(ラップ人),らっぴしゅう(ラッピ州)
	◎1996(平成 8)スウェーデン北部のラポニア地域([英]Lapon-
	ian Area)、世界複合遺産に登録。
★らっふるず
	【ラッフルズ】
	◇Thomas Stamford Bingley Raffles
	○[人]イギリスの東インド植民地の政治家(1781〜1826)。
	 イギリス植民地行政官(administrator)として活躍。
	 1818(文政元)スマトラ島で寄生植物ラフレシア(Rafflesia)
	を発見。
	 1819(文政 2)ジョホール王からシンガポールを租借(ソシャク)。
	 参照⇒[2]じょほーる(ジョホール),らふれしあ(ラフレシア)
	◎ラッフルズ・ホテル(シンガポール)
らーてぃ
	【ラーティ】
	◇[ヒンディー語]lathi/lathee
	○(1)インドで、木に鉄板をかぶせた棍棒(コンボウ)。
	 参照⇒かなぼう(金棒,鉄棒),かなさいぼう(鉄撮棒,鉄尖棒)
	○(2)(特に)インドの警官が使用する警棒。
らてぃうむ《らちうむ》
	【ラティウム】
	◇Latium
	○[歴]⇒らつぃお(ラツィオ)(2)
らてぃおえっせんでぃ
	【ラティオエッセンディ】
	【ラティ・エッセンディ】
	◇[羅]ratio essendi
	○[哲]⇒じつざいりゆう(実在理由)
らーでぃきーや
	【ラーディキーヤ】
	◇Al-Ladhiqiyah
	○(1)(Muhafazat al Ladhiqiyah)⇒らーでぃきーやしゅう(ラ
	ーディキーヤ州)
	○(2)シリア北西部の港湾都市ラタキア(Latakia)のアラビア語
	名。
	 ⇒らたきあ(ラタキア)
らーでぃきーやしゅう《らーぢきーやしう》
	【ラーディキーヤ州】
	◇Muhafazat al Ladhiqiyah、[英]Ladhiqiyah Province
	○シリア北西部、地中海に面する州。南部をタルトス州(Muha-
	fazat Tartus)に接する。
	 州都はラタキア(Latakia)。
らでぃげ
	【ラディゲ】
	◇Raymond Radiguet(レイモン・ラディゲ)
	○[人]フランスの小説家・詩人(1903. 6.18〜1923.12.12)。パ
	リ郊外のサンモール(Saint-Maur)生れ。
	 20歳で夭逝(ヨウセイ)。
	 作品は1923(大正12)『肉体の悪魔(Le Diable au corps)』
	・1924(大正13)『ドルジェル伯の舞踏会(Le Bal du comte 
	d'Orgel)』など。
★らでぃっきお
	【ラディッキオ】
	◇[伊](単数形)radicchio/(複数形)radicchi(ラディッキ)、
	[学]Cichorium intybus var.sylvestre
	○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)キクニガナ属
	(Cichorium)の多年草。チコリ([英]chicory)の変種。
	 外見は紫キャベツに似るが、太い葉脈は白い。
	 葉は厚くしなっとして、ほろ苦く、サラダなどの風味づけ・
	色彩りに用いる。
	 「赤チコリ」,「赤芽チコリ」,「レッドチコリ(red chicory)」,
	「トレビス([フ]trevise)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちこり(チコリ)
	◎イタリア語では「ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレビゾ
	(Radicchio Rosso di Treviso)(トレビゾの赤いラディッキオ)」
	とも呼び、トレビゾはイタリアの地名で、フランス語名がトレ
	ビス(Trevise)。
	 参照⇒とれびぞ(トレビゾ)
らでぃっしゅ
	【ラディッシュ】
	◇[英]radish
	○(1)[植]ハツカダイコン(二十日大根)。
	 ⇒はつかだいこん(ハツカダイコン,二十日大根)
	○(2)[農](特に)赤いハツカダイコン。
	◎日本のダイコンは"Japanese radish","Japanese white rad-
	ish"。
[1]らてぃーの
	【ラティーノ】
	◇[伊]latino
	○[形](古代)ローマの、ラテン語の。
	◎「(現代)ローマの」は「ロマネスコ(romanesco)」。
[2]らてぃーの
	【ラティーノ】
	◇[西]Latino
	○⇒ひすぱにっく(ヒスパニック)(3)
らでぃのご
	【ラディノ語】
	◇[英]Ladino Language
	○[言]スペイン語にヘブライ語を交(マジ)えた混成語。
	 スペイン・ポルトガル系のユダヤ人セファルディ(Sephardi)
	が用いる。
	 参照⇒せふぁるでぃ(セファルディ)(1),いでぃっしゅ(イ
	ディッシュ)
らてぃふぃや
	【ラティフィヤ】
	◇al Latifiya
	○イラク中央部、バビル州(Muhafazat Babil)北西部にある、
	ユーフラテス川東岸の町。バクダッドの南西約50キロメートル、
	アルファルージャ(al Fallujah)とヒッラ(al Hillah)のほぼ中
	間。マフムディーヤ(al Mahmudiyah)の西方約20キロメートル。
	 北緯33.03°、東経44.18°の地。
★らてぃふぃんでぃうむ
	【ラティフンディウム】
	◇[羅]latifundium
	○[歴]古代ローマの大土地所有制。
	 有力市民が占有し、占領地から連れて来られた奴隷を使役。
	 紀元前2世紀ころから普及し、プロウィンキア(provincia)
	(属州)にも拡大。
	 中小農民の没落から共和制の危機をもたらした。
	 非能率の生産性と、帝政期のパックス・ロマーナ(Pax Romana)
	によって奴隷供給が途絶え、紀元3世紀ころにはコロヌス(co-
	lonus)制に移行していった。
	 参照⇒ぱっくすろまーな(パックス・ロマーナ)
らてぃふんでぃお
	【ラティフンディオ】
	◇[西]latifundio
	○[経]ラテン・アメリカにみられる大土地所有制。
	 参照⇒あしえんだ(アシエンダ)
らでぃん
	【ラディン】
	◇Osama bin Laden(オサマ・ビン・ラディン)
	○[人]⇒びんらでぃん(ビンラディン)
らてぃーんせいる
	【ラティーンセイル】
	◇[英]lateen sail
	○[海]⇒だいさんかくほ(大三角帆)
らでつきーこうしんきょく《らでつきーかうしんきよく》
	【ラデツキー行進曲】
	◇[独]Radetzkymarsch、[英]Radetzky March
	○[楽]ヨハン・シュトラウス一世(Johann Strauss I)(1804〜
	1849)作曲の行進曲。
	 運動会などでよく使用される。
	◎1848(嘉永元)北イタリアの独立運動を鎮圧したオーストリア
	の将軍ヨーゼフ・ラデツキー(Josef Wenzel Graf Radetzky 
	von Radetz)(1766〜1858)を称え、同年に作曲。
らでふぁんすちく
	【ラデファンス地区】
	◇[英]La Defense district
	○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-
	de-France)中央部のオートドセーヌ県(Departement Hauts-de-
	Seine)東部の地区。首都パリ北西郊の副都心。
	 県都ナンテール(Nanterre)の東方。
★らてん
	【ラテン】
	【羅甸】
	【拉甸】
	◇Latin
	○地名。
[1]らーてん
	【ラーテン】
	◇Lathen
	○ドイツ北西部、ニーダーザクセン州(Bundesland Nieder-
	sachsen)西部、エムスラント郡(Landkreis Emsland)中北部の
	町。
	 北緯52.87°、東経7.32°の地。
	 オランダとの国境近くに位置する。
	 リニアモーターカー「トランスラピッド(Transrapid)」の実験
	線がある。
	◎2006. 9.22(平成18)走行車両と作業車との衝突事故が発生。
	23人が死亡、10人が負傷。
[2]らーてん
	【ラーテン】
	◇Rathen
	○(1)ドイツ東部、ザクセン州(Bundesland Sachsen)南部の町。
	○(2)ドイツ南西部、ザールラント州(Bundesland Saarland)の
	町。
	 北緯49.55°、東経6.92°の地。
らでん
	【螺鈿】
	○工芸の一つ。貝殻の真珠色の光る部分を薄く切り、漆器など
	の表面にはめこみ磨いた装飾。また、その物。
	 オウム貝・ヤコウガイ(夜光貝)(屋久貝<ヤクガイ>)・アワビ(鮑)
	などを使用する。
らてんあめりか
	【ラテンアメリカ】
	◇Latin America
	○[地]スペイン語・ポルトガル語などラテン系言語を主要言語
	とする中南米諸国の総称。
	 新大陸にヨーロッパ人が入植した際、スペイン人やポルトガ
	ル人の移民を中心に開拓された文化圏。カトリック教やラテン
	系言語などラテン文化を基調とする社会。
	 具体的には、メキシコ・中央アメリカ・西インド諸島・南ア
	メリカを指す。
	 ⇔あんぐろあめりか(アングロ・アメリカ)
	◎このうちスペイン語を公用語とする諸国を「イスパノアメリ
	カ([西]Hispanoamerica)」と呼ぶ。
	 ポルトガル語のブラジルを含む場合は「イベロアメリカ
	(Ibero-America)」と呼ぶ。
	 ハイチのみフランス語(クレオール)を公用語とする。
らてんあめりかけいざいいいんかい
	《らてんあめりかけいざいゐゐんくわい》
	【ラテンアメリカ経済委員会】
	◇[英]Economic Commission for Latin America
	○[経]⇒えくら(エクラ,ECLA)
らてんあめりかだんけつきこう
	【ラテンアメリカ団結機構】
	◇[英]Latin American Solidarity Organization
	○⇒らそ(ラソ,LASO)
らてんく
	【ラテン区】
	◇[フ]Quartier Latin
	○⇒かるちぇらたん(カルチェラタン,カルチェ・ラタン)
らてんくぉーたー
	【ラテン・クォーター】
	◇[英]the Latin Quarter
	○⇒かるちぇらたん(カルチェラタン,カルチェ・ラタン)
らてんくろす
	【ラテンクロス】
	【ラテン・クロス】
	◇[英]Latin cross
	○⇒らてんじゅうじか(ラテン十字架)
★らてんご
	【ラテン語】
	◇[英]Latin
	○[言]古代ローマ帝国時代に公用語。
	◎古代ラテン語(old Latin):〜BC.  75。
	 古典ラテン語(calssical Latin):BC.  75〜AD. 175。
	 後期ラテン語(late Latin): 175〜 600。
	 中世ラテン語(medieval Latin,middle Latin): 600〜 1500。
	 近代ラテン語(modern Latin,new Latin):1500〜。
らてんじゅうじか《らてんじふじか》
	【ラテン十字架】
	◇[英]Latin cross
	○一般的な、縦長の十字架。
	 参照⇒じゅうじか(十字架)
★らーと
	【ラート】
	◇[独]Rad(輪)、[英]hoop
	○[運]「ルーンラート(Rhonrad)」の和略語。運動用具の一つ。
	 「フープ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぞーぶ(ゾーブ)
	◎1925(大正14)ドイツのオットー・ファイク(Otto Feick)が子
	供の遊び用具として考案し、雑誌に発表。
	 1989(平成元)日本ラート協会(Japan rhonrad association)、
	設立。
らど
	【ラド】
	◇rad
	○[原]吸収された放射線量(吸収線量)の単位。
	 放射線の被照射体が1グラム当り100エルグのエネルギーを
	吸収する場合を1ラドとする。
	 人間の場合、350ラド程度で50%の致死量となる。
	 SI単位(国際単位系)ではグレイ(gray,Gy)を用い、1/100
	グレイが1ラドにあたる。1000ラドは1100レントゲン。
	 記号は「rad」、「rd」も用いられる。
	 参照⇒[2]ぐれい(グレイ)
	◎単位名はラテン語のラディウス(radius)(光線)に由来する。
	 俗説では、ネズミ1匹を殺すのに必要なX線量の単位として
	名付けられた。
	◎1956(昭和31)よりレントゲンに代わって用いられる。
[1]らーど
	【ラード】
	◇[英]lard
	○[料]ブタ(豚)の脂身(アブラミ)から採った料理用のあぶら(脂)。
	 乳白色で半固体。揚(ア)げ物や中華料理の炒(イタ)め物などに
	使用される。
	 「豚脂(トンシ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒へっと(ヘット)
	◎セッケン(石鹸)・ロウソク(蝋燭)・減摩剤(ゲンマザイ)の製造
	原料ともなる。
	◎スペイン語:マンテカ・デ・セルド(manteca de cerdo)。
[2]らーど
	【ラード】
	◇[ペルシア語]Raad(雷鳴)、[英]thunder
	○[軍](Raad Missle)⇒らーどみさいる(ラード・ミサイル)
らとヴぃあ
	【ラトヴィア】
	◇Latvia
	○⇒らとびあ(ラトビア)
らどぅが
	【ラドゥガ】
	◇[露]Raduga(虹)、[英]rainbow
	○[軍][天]ロシアの軍事静止通信衛星。
	 参照⇒もるにあ(モルニヤ),ごりぞんと(ゴリゾント)(2)
	◎2001.10. 6(平成13)「ラドゥガ1」を、カザフスタンのバイコ
	ヌール宇宙基地からプロトンKロケットで打ち上げ、7日未明
	に軌道投入に成功。
らどがこ
	【ラドガ湖】
	◇[露]Ladozhskoye Ozero/Ladozhskoe Ozero、[英]Lake Rado-
	ga
	○[地]ロシア共和国北西部、フィンランド国境近くにある湖。
	北部をカレリア共和国(Respublika Kareliya)、南部をレニン
	グラード州(Leningradskaya Oblast)に囲まれている。
★らとけ
	【ラトケ】
	◇Martin Heinrich Rathke
	○[人]ドイツの発生学者・解剖学者(1793〜1860)。
	 ラトケ嚢を発見。
★らとけのう《らとけなう》
	【ラトケ嚢】
	◇[英]Rathke's pouch
	○[医]胚形成における脳下垂体(pituitary gland)の一前段階。
	 原始の口咽頭膜(buccopharyngeal membrane)の頂部(roof)が
	上方に陥入した袋状のくぼみ。
	 のちに前葉が形成される。
らとびあ
	【ラトビア】
	◇Latvia
	○ヨーロッパ北東部、バルト海沿岸の共和国。正称はラトビア
	共和国(Latvijas Republika)。バルト三国の一つで、北をエス
	トニア、南をリトアニアに接する。
	 首都はリガ(Riga)。
	 人口の5割強がラトビア人、3割強がロシア人。
	 「ラトヴィア」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 6万4,589平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)237万5,339人。
	〈歴代大統領〉
	 ビケフレイベルガ(Vaira Vike-Freiberga)。
	◎1940(昭和15)ソビエト連邦に編入され、ラトビア・ソビエト
	社会主義共和国となる。
	 1990. 5.(平成 2)独立宣言。
	 1991. 8.21(平成 3)ソビエト連邦の解体により独立。
	 2003. 9.20(平成15)EU(欧州連合)加盟の国民投票を実施。
	 2004. 5. 1(平成16)EUに加盟。
★らーどみさいる
	【ラード・ミサイル】
	◇[英]Raad Missle
	○[軍]イラン製の中距離ミサイル。射程40キロメートル以上。
	 「ラアド・ミサイル」とも呼ぶ。
	◎2型:
	 3型:
らとる
	【ラトル】
	◇[英]rattle
	○⇒がらがら(がらがら,ガラガラ)
らどるす
	【ラドルス】
	◇[登録商標]Ruddles
	○[食]イギリスのグリーンキング・ブリュワリー(Greene King 
	Brewery)社製のビール。
★らどるふ
	【ラドルフ】
	◇[露]Vasily Vasilyevich Radlov、[独]Friedrich Wilhelm 
	Radloff
	○[人]ロシアの言語学者(1837〜1918)。ドイツ生れ。
	 突厥文字を研究。
	 参照⇒とっけつもじ(突厥文字)
★らどん
	【ラドン】
	◇radon
	○[化]希ガス元素の一種。
	 元素記号は「Rn」、原子番号は86。
	 同位体のRn222・Rn220・Rn219の3種類は天然に存在
	する。
	 Rn219は「アクチノン(actinon)」とも呼び、「An」という元
	素記号も使われる。
[1]らーな
	【ラーナ】
	◇[伊]rana
	○[両](イタリア語で)カエル(蛙)。
	 ⇒かえる(カエル,蛙,蛤,蝦)
[2]らーな
	【ラーナ】
	◇Rana
	○[歴]⇒らじゃ(ラジャ)(1)
らなおこ
	【ラナオ湖】
	◇[英]Lake Lanao
	○[地]フィリピン南部、ミンダナオ島(Mindanao Island)中西
	部にある湖。
	 ムスリム・ミンダナオ地方(Muslim Mindanao Region)北部の
	ラナオ・デル・スール州(Lanao del Sur Province)に含まれる。
らなおでるすーるしゅう《らなおでるすーるしう》
	【ラナオ・デル・スール州】
	◇[英]Lanao del Sur Province
	○フィリピン南部、ミンダナオ島(Mindanao Island)中西部の
	州。北西部をラナオ・デル・ノルテ州(Lanao del Norte Prov-
	ince)に接する。
	 州都はマラウィ(Marawi)。
	 「南ラナオ州」とも呼ぶ。
らなおでるのるてしゅう《らなおでるのるてしう》
	【ラナオ・デル・ノルテ州】
	◇[英]Lanao del Norte Province
	○フィリピン南部、ミンダナオ島(Mindanao Island)中西部の
	州。東部をラナオ・デル・スール州(Lanao del Sur Province)
	に接する。
	 州都はイリガン(Iligan)。
	 「北ラナオ州」とも呼ぶ。
★らにーにゃ
	【ラ・ニーニャ】
	【ラニーニャ】
	◇[西]la nina(女の子)
	○(1)[気]東太平洋の赤道域(ペルー沿岸海域)で、12月前後の
	数ヶ月間、海水温が平年より低くなる現象。
	 逆に西太平洋のインドネシア・フィリピン近海では海水温が
	高くなる。
	 世界的な異常気象を引き起こし、日本では猛暑になる確率が
	高い。
	 参照⇒えるにーにょ(エル・ニーニョ,エルニーニョ)
	○(2)[歴](La Nina)⇒にーにゃごう(ニーニャ号)
らぬきことば
	【ら抜き言葉】
	○[言]助動詞「られる」の「ら」を省略して「れる」とする用法。
	 大正時代ころに始まるという。
	◎食べられる:食べれる。
	 来られる:来れる。
らのりん
	【ラノリン】
	◇[独]Lanolin、[英]lanoline/lanolin
	○[生化]羊毛に付着している分泌物を精製した油脂。
	 水に溶けないが抱水性があり、水と混和させると軟膏状にな
	り、肌になじみ吸収されるため、軟膏や化粧品の基剤、保革油
	(ホカクユ)などに用いられる。
	 「羊毛脂(ヨウモウシ)」とも呼ぶ。
らのんがとう《らのんがたう》
	【ラノンガ島】
	◇[英]Ranongga Island
	○[地]南太平洋のソロモン諸島(Solomon Islands)北西部、ニュ
	ージョージア諸島(New Georgia Islands)の島。
	ギゾ島(Gizo Island)西部に位置する。
	 南緯8.05°、東経156.55°の地。
	 「ガノンガ島(Ghanongga Island)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 147.9平方キロメートル。
	◎2007. 4. 2(平成19)地震で隆起し形状が大きく変化。
らば
	【ラバ】
	【騾馬】
	◇[英]mule(ミュール)、[独]Maultier(マオルティーア)
	○[哺]雄ロバと雌ウマとの一代雑種。繁殖力はなく、一代限り。
	 ウマより小形、ロバより大きく、声や性質はロバに似て、強
	健で耐久力が強く、おとなしく粗食に耐える。
	 南ヨーロッパ・西アジア・アフリカの一部などで労役に使わ
	れる。
	 参照⇒へてろーしす(ヘテローシス)
	◎雌ロバと雄ウマとの一代雑種:⇒けってい(ケッテイ)
[1]らばー
	【ラバー】
	◇[英]lover、[中]airen(愛人)
	○恋人・愛人。
★[2]らばー
	【ラバー】
	◇[英]rubber
	○(1)ゴム(護謨)。
	 ⇒ごむ(ゴム,護謨)
	○()
	○()⇒けしごむ(消しゴム)
らーぱ
	【ラーパ】
	◇[伊]rapa
	○[植][農](イタリア語で)カブ(蕪)。
	 ⇒かぶ(カブ,蕪,蕪菁)
らばうる
	【ラバウル】
	◇Rabaul
	○[地]太平洋ビスマルク諸島の主島ニューブリテン島、北端の
	都市。
	◎基地設営隊は、1941(昭和16)太平洋戦争開戦前の12. 1から
	工員3千名が徴用され、12.16東京芝浦桟橋を出港し、翌年 1.
	22ニューブリテン島の東海上に到達。 1.23上陸部隊により上
	陸作戦が開始。3ヶ月で東西両飛行場を完成させる。
	 海軍航空隊の基地が置かれた。
らぱうるこうた
	【ラバウル小唄】
	○[楽]歌謡曲『南洋航路』の替え歌(軍歌)。
	 歌は波岡惣一郎。
	◎1943(昭和18)ころに現地で流行り始め、1944(昭和19)レコー
	ド化。作詞は一説に第38師団平田連隊の中隊長佐竹中尉。
	 元歌『南洋航路』は1940(昭和15)若杉雄三郎作詞、畠山駒夫
	作曲、歌は新田八郎。
らばかぐん
	【ラバカ郡】
	◇[英]Lavaca County
	○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)中南東部の
	郡。
	 郡都はハレッツビル(Hallettsville)。
らぱす
	【ラパス】
	◇La Paz
	○(1)メキシコ北西部、バハカリフォルニア・スル州(estado 
	de Baja California Sur)の州都。
	 北緯24.14°、西経110.32°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)13万7,600人。
	 1995(平成 7)15万4,300人。
	 2000(平成12)16万3,000人。
	 2002(平成14)16万8,600人。
	○(2)(Departamento de La Paz)⇒らぱすけん(ラパス県)
	○(3)南アメリカ、ボリビア共和国の行政上の首都・政庁所在
	地。ラパス県の県都。
	 南緯16.50°、西経68.15°、標高3,828メートルの地。
	 同国の北部、アンデス山脈中の高原に位置する世界最高所の
	首都。
	 西方にチチカカ湖がある。
	〈人口〉
	 1976(昭和51)66万人。
	 1985(昭和60)99万2,000人。
	 1992(平成 4)71万1,036人(推計)。
	◎憲法上の首都はスクレ(Sucre)。
	○(4)(La Paz County)⇒らぱすぐん(ラパス郡)
らぱすぐん
	【ラパス郡】
	◇[英]La Paz County
	○アメリカ合衆国南西部、アリゾナ州(Arizona State)南西部
	の郡。北部をモハーベ郡(Mohave County)、南部をユマ郡(Yuma 
	County)に接し、西部をカリフォルニア州に隣接。
	 郡都はパーカー(Parker)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)1万2,487人。
	 1990(平成 2)1万3,844人。
	 2000(平成12)1万9,715人。
らぱすけん
	【ラパス県】
	◇[西]Departamento de La Paz、[英]La Paz Department
	○南アメリカ、ボリビア北西部の県。東部をベニ県(Departa-
	mento de Beni)、北部をパンド県(Departamento de Pando)に
	接し、西部をペルーに隣接。
	 県都はラパス。
	〈面積〉
	 13万3,985平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1992(平成 4)190万0,800人。
	 2001(平成13)235万0,900人。
	 2004(平成16)252万1,000人。
らばと
	【ラバト】
	◇Rabat
	○アフリカ北西端、モロッコ王国の首都。
	 正称は「ラバトサレ(Rabat Sale)」。
	〈人口〉
	 1971(昭和46) 43万5,000人。
	 1973(昭和48) 44万人、60万人(都市域)。
	 1993(平成 5)122万人。
	◎ブレグレグ川(Bou Regreg River)河口左岸(南岸)がラバト、
	右岸(北岸)がサレ。
らばとされ
	【ラバトサレ】
	◇Rabat Sale
	○⇒らばと(ラバト)
らばとりー
	【ラバトリー】
	◇[英]lavatory
	○(1)洗面所・手洗い所。化粧室。
	○(2)トイレ・便所。
	◎ラテン語の「洗う(lavare)」から。
らばな
	【ラバナ】
	◇[西]La Habana
	○⇒はばな(ハバナ)(1)
らーばな
	【ラーバナ】
	◇Ravana
	○羅刹(ラセツ)の王。
	 「ラーヴァナ」とも呼ぶ。
	 参照⇒らーまーやな(ラーマーヤナ)
らぱぬい
	【ラパヌイ】
	◇Rapa Nui(大きな島)
	○[地]イースター島の現地名。
	 ⇒いーすたーとう(イースター島)
らぱはのっく
	【ラパハノック】
	◇Rappahannock
	○[軍]アメリカ海軍の給油艦(タンカー)(T−AO204)。
らばる
	【ラバル】
	○[植]ルバーブ([英]rhubarb)の別称。
	 ⇒るばーぶ(ルバーブ)(1)
らぱるまとう《らぱるまたう》
	【ラ・パルマ島】
	【ラパルマ島】
	◇[西]Isla de La Palma、[英]La Palma Island
	○[地]大西洋上、アフリカ北西岸寄りにあるカナリア諸島北西
	部の火山島。
	 北緯28.68°、西経17.85°の地。
	 クンブレ・ビエハ火山(volcan Cumbre Vieja)がある。
	 スペインのカナリア自治州(Comunidad Autonoma de Canar-
	ias)に属する。
	 「パルマ島」とも呼ぶ。
	 参照⇒かなりあしょとう(カナリア諸島)
	〈面積〉
	 690.2平方キロメートル。
らぱろ
	【ラパロ】
	◇Rapallo
	○イタリア北西部、リグリア州(regione Liguria)中央部、ジェ
	ノバ県(provincia di Genova)の町。ジェノバの東北東、リグ
	リア海に面する。
らぱろじょうやく《らぱろでうやく》
	【ラパロ条約】
	◇[英]Rapallo Treaty
	○(1)[歴]イタリアとユーゴスラビア間の国境設定条約。
	 1920.11.(大正 9)ラパロで調印。フィウメ(Fiume)港の一部
	をユーゴスラビア領、他を自由市とする。
	◎1924(大正13)ムッソリーニ政権、フィウメ(リエカ)を併合。
	 参照⇒りえか(リエカ)
	○(2)[歴]ドイツとロシア・ソビエト共和国間で結ばれた国交
	樹立条約。
	 1922. 4.(大正11)ジェノバ会議出席中の独ソがラパロで調印。
	 賠償請求権の相互放棄、通商の拡大や、ロシアの社会主義化
	によるドイツ人財産の弁償請求権の放棄などを内容とする経済
	協力条約。
	◎革命ロシア(ソ連)の最初の条約。
[1]らぱん
	【ラパン】
	◇[フ]lapin
	○[哺](フランス語で)ウサギ(兎)
	 ⇒うさぎ(ウサギ,兎)
[2]らぱん
	【ラパン】
	◇[登録商標]LAPIN
	○[交]スズキ製の軽自動車アルト(ALTO)系列の車。
	 ドアやガラスをほぼ垂直にしたボックス型で、室内空間が広
	い。
らばんぎ
	【ラバンギ】
	◇[梵]lavangi(ラヴァンギ)
	○(サンスクリット語で)天使・天女。
らーばんちいき《らーばんちゐき》
	【ラーバン地域】
	◇[英]rurban community area
	○都会と農村の中間地域。田園都市。
	◎"rural area(田園地域)"と"urban area(都市地域)"からの造
	語。
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