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百 科 辞 書 《らま》 編集:獨 澄旻
-------- らま --------------------------------------------------
らま
【ラマ】
◇[西]llama
○[哺]⇒りゃま(リャマ)
らま
【ラマ】
【喇嘛】
【刺麻】
◇[英]lama、[チベット語]blama(無上・勝者)
○[仏]チベット仏教(ラマ教)の高僧の称。
参照⇒ちべっとぶっきょう(チベット仏教),かつぶつ(活仏)
◎ダライ・ラマ,パンチェン・ラマ,ティシュー・ラマ
らーま
【ラーマ】
◇Rama
○(1)[人](Rama I)⇒らーまいっせい(ラーマ一世,ラーマ1世)
○(2)[人](Rama V)⇒らーまごせい(ラーマ五世,ラーマ5世)
らーまー
【ラーマー】
◇Rama
○古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ(Ramayana)』に登場する
主人公。
ビシュヌ(Visnu)神の化身(ケシン)とされ、現在もインド民衆に
敬愛されている。
妃はシーター(Sita)。
参照⇒らーまーやな(ラーマーヤナ),あうど(アウド)
★らーまいっせい
【ラーマ一世】
【ラーマ1世】
◇Rama I
○[人]シャム(タイ)のチャクリ朝(Chakri Dynasty)(バンコク
朝)の始祖(1735〜1809)。在位:1782〜1809。名前はプッダ・
ヨドファ・チュラローク(Buddha Yodfa Chulaloke)。
らまきょう《らまけう》
【ラマ教】
【喇嘛教】
【刺麻教】
◇[英]Lamaism
○[仏]チベットを中心に成立した仏教の一派の俗称。
⇒ちべっとぶっきょう(チベット仏教)
◎僧侶をラマ(Lama)と呼ぶので他からラマ教と呼ばれている。
らーまごせい
【ラーマ五世】
【ラーマ5世】
◇Rama V
○[人]シャム(タイ)のチャクリ朝(Chakri Dynasty)(バンコク
朝)第5代の王(1853〜1910)。在位:1868〜1910。
ヨーロッパを旅行してその制度を採用し、チャクリ改革と呼
ばれる国内統治制度の近代化(西欧化)を達成。奴隷制度を廃止
し、イギリス・フランスなどの治外法権を一部撤廃するなど列
強の植民地化圧力に抗し、領土の一部を奪われたが、独立を貫
いた。
「チュラロンコーン(Chulalongkorn)」,「チュラローンコーン」,
「チュラロンコン(Chulalongkon)」とも呼ぶ。
参照⇒ちゅらろんこんこくだいがく(チュラロンコン大学)
らまざん
【ラマザン】
◇[アラビア語]Ramadan
○[宗]⇒らまだん(ラマダン)
らまーず
【ラマーズ】
◇Fernand Lamaze
○[人]フランスの産婦人科医(1891〜1957)。
ラマーズ法(the Lamaze method)を開発。
★らまーずほう《らまーずはふ》
【ラマーズ法】
◇[英]Lamaze method/Lamaze technique
○[医]精神予防性無痛分娩法の一種。
夫が分娩に立ち会う。
参照⇒らまーず(ラマーズ),むつうぶんべん(無痛分娩)
らまそう
【ラマ僧】
【喇嘛僧】
【刺麻僧】
○[仏]⇒らま(ラマ,喇嘛,刺麻)
らまだん
【ラマダン】
◇[アラビア語]Ramadan
○(1)[宗]イスラム暦の第九月。
断食月で、この1ヶ月の間、イスラム教徒は日の出から日没
まで一切の飲食物・喫煙・香料・性行為などを断ち潔斎(ケッサイ)
を行う。
「ラマダーン」,「ラマザン」とも呼ぶ。
参照⇒いすらむれき(イスラム暦),いーどるふぃとる(イード
ル・フィトル)
◎注射・採血なども禁じられるが、病人と旅行者はあとで同じ
日数を潔斎すればよい。
また、子供は免除されている。
○(2)[宗](断食月の)断食(サウム)。
⇒さうむ(サウム)
らまだーん
【ラマダーン】
◇[アラビア語]Ramadan
○[宗]⇒らまだん(ラマダン)
らまっだれーな
【ラマッダレーナ】
【ラ・マッダレーナ】
◇La Maddalena
○地中海西部のサルジニア島(Isola Sardegna)北東部にあるマッ
ダレーナ諸島(L'Archipel de la Maddalena)のマッダレーナ島
(Isola Maddalena)にある、同諸島の中心地。
北緯41.22°、東経9.40°の地。
イタリアのサルジニア州(Regione Sardegna)サッサリ県(Pro-
vincia di Sassari)に属する。
〈人口〉
1991(平成 3)1万2,186人。
2001(平成13)1万1,369人。
らまっら
【ラマッラ】
◇Ram Allah/Ramallah
○⇒らまら(ラマラ)
らまでぃ
【ラマディ】
◇ar-Ramadi
○イラク西部、アンバル州(Muhafazat al-Anbar)の州都。
バグダッドの西方約100キロメートルの都市。
ユーフラテス川の貯水湖であるハバニヤ湖(Buhayrat al-
Habbaniyah)の北西岸。
「ラマーディ」とも呼ぶ。
らまーでぃ
【ラマーディ】
◇ar-Ramadi
○⇒らまでぃ(ラマディ)
らまなたぷらむ
【ラマナタプラム】
◇Ramanathapuram
○(1)(Ramanathapuram District)⇒らまなたぷらむけん(ラマ
ナタプラム県)
○(2)インド南端、タミルナドゥ州(Tamil Nadu State)南部の
ラマナタプラム県東部にある県都。
らまなたぷらむけん
【ラマナタプラム県】
◇[英]Ramanathapuram District
○インド南端、タミルナドゥ州(Tamil Nadu State)南部の県。
東部をポーク海峡(Palk Strait)、南部をマンナール湾(Gulf
of Mannar)に面する。
県都はラマナタプラム。
らまぽかいえん《らまぽかいゑん》
【ラマポ海淵】
◇[英]Ramapo Deep
○[地]伊豆小笠原海溝(カイコウ)(Izu-Ogasawara Trench)にある深
所。最深1万0,680メートル。
鳥島の東方に位置する。
広義の日本海溝(Japan Trench)の最深部(deepest point)で
もある。
◎9,984メートルとも。
らーまーやな
【ラーマーヤナ】
◇[梵]Ramayana(ラーマ王子行伝)
○古代インドのサンスクリット語(梵語)で書かれた長編叙事詩。
作者はインド最初の詩人バールミーキ(Valmiki)の編と伝え
る。紀元前数世紀に作られ、2世紀ころには現形の全7編2万
4千頌(ショウ)が成立したが、初巻と終巻は後世の追加と推定さ
れる。
ビシュヌ(Visnu)神の化身(ケシン)とされるコーサラ国の王子ラ
ーマ(Ramachandra)が、羅刹(ラセツ)王ラーバナ(Ravana)にさらわ
れた恋人シーター(Sita)を救出する波瀾(ハラン)に富んだ生涯を
描く。賢明豪勇な神猿ハヌマーン(Hanuman)の軍の助けでラー
バナの魔軍を破りシーター(Sita)を救出し都に凱旋、王位につ
き妃とする。やがて昇天してビシュヌ神に返る。
物語には多くの神話・伝説を包括され、宗教文学的な色彩が
強く、後世ラーマ崇拝を盛んにさせる原因となった。
参照⇒はぬまーん(ハヌマーン),なぶらとり(ナブラトリ)
◎『マハーバーラタ(Mahabharata)』とともに古代インドの2
大叙事詩の一つ。
東南アジアや中央アジアにも伝播し、諸国の演劇・舞踊・美
術などに強い影響を及ぼした。
日本へは仏典『六度集経(ロクドジッキョウ)』を通して伝わり、そ
の概略が平安末期の『宝物集(ホウブツシュウ)』などに収められてい
る。
参照⇒そんごくう(孫悟空)
らまら
【ラマラ】
◇Ram Allah/Ramallah
○ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区(West Bank)の中心都市。
エルサレム(Jerusalem)の北方。
パレスチナ自治政府の議長府がある。
「ラマッラ」とも呼ぶ。
らまるく
【ラマルク】
◇Jean Baptiste Pierre Antoine de Monet de Lamarck
○[人]フランスの生物学者・博物学者・進化論者(1744〜1829)。
らまるせいえーず
【ラ・マルセイエーズ】
【ラマルセイエーズ】
◇[フ]La Marseillaise
○[楽]フランスの国歌。
1792. 4.24(寛政 4)クロード・ジョセフ・ルージェ・ド・リ
ール(Claude-Joseph Rouget de Lisle)(1760〜1836)の作詞・
作曲。
◎フランス革命中、ストラスブール駐屯の工兵大尉ルージェ・
ド・リールが『ライン軍に寄せる闘いの歌(Chant de guerre
pour l'armee du Rhin)』と題して作詞・作曲。
マルセイユ義勇兵が対プロイセン・オーストリア戦争のため
パリまで行進中に歌い続け、現名となる。
1795. 7.14(寛政 7)国歌となり、ナポレオン帝政後の1879
(明治12)再び国歌に制定。
らまん
【ラマン】
◇Sir Chandrasekhara Venkata Raman
○[人]⇒[1]らーまん(ラーマン)
[1]らーまん
【ラーマン】
◇Sir Chandrasekhara Venkata Raman
○[人]インドの物理学者(1888〜1970)。
ラーマン効果(Raman effect)を発見。
「ラマン」とも呼ぶ。
★[2]らーまん
【ラーマン】
◇Tungku Abdul Rahman(アブドゥル・ラーマン)
○[人]マレーシアの政治家(1903〜)。
「ラフマーン」とも呼ぶ。
★[3]らーまん
【ラーマン】
◇Sheikh Mujibur Rahman(ムジブル・ラーマン)/Mujib-ur-
Rahman
○[人]バングラデシュの政治家(1920〜1975)。
「ラフマーン」とも呼ぶ。
らまんしゅ
【ラ・マンシュ】
◇[フ]La Manche(海峡)
○[地]⇒えいふつかいきょう(英仏海峡)
らみー
【ラミー】
◇[英]ramie
○[植](英語で)カラムシ。
⇒からむし(カラムシ,苧,苧麻)
★らみだすえんじん《らみだすゑんじん》
【ラミダス猿人】
◇[学]Australopithecus ramidus
○[生]450万年前に生息。
石器などの道具類は発見されていない。
「アルディピテクス・ラミダス(Ardipithecus ramidus)」とも
呼ぶ。
〈亜種〉
アルディピテクス・ラミダス・カダバ(kadaba)。
◎1994(平成 6)エチオピア北東部のアワシュ川(Awash Wenz)中
流域のアラミス(Aramis)地域で諏訪元(ゲン)東京大学助教授ら
が初めて発見。
らみねーと
【ラミネート】
◇[英]laminate
○フィルム・アルミ箔・紙・薄板などの薄い材料を貼り合わせ
て層をつくること。また、その積層物。
参照⇒れとるとぱうちしょくひん(レトルトパウチ食品)
◎ラミネート加工,ラミネートチューブ
◎「ラメ([フ]lame)」と同源語。
らみぽりん
【ラミポリン】
○[農]⇒でこぽん(デコポン)
らむ
【RAM】
◇[英]random access memory
○[計]任意のデータを読み書きできる半導体記憶素子。また、
その素子を使用した記憶装置。
参照⇒ろむ(ROM),でぃらむ(DRAM)
[1]らむ
【ラム】
◇[英]lamb
○(1)[哺]子羊。
○(2)[食]子羊の肉。
生後6〜7ヶ月のもの。
○(3)子羊からとった上質の羊毛。
[2]らむ
【ラム】
◇[英]ram
○(1)[哺](去勢しない)雄の羊、牡羊(オヒツジ)。
○(2)[暦](the Ram)白羊宮(ハクヨウキュウ)。
○(3)[天](the Ram)おひつじ座(牡羊座)。
⇒おひつじざ(おひつじ座,牡羊座,雄羊座)
○(4)[機]ピストン。
○(5)[機]自動揚水機。
○(6)[機](工作機械などの)刃物を取り付けて往復運動をする
部分。
○(7)[歴]城壁などを突き崩す槌(ツチ)。
○(8)[歴][軍]敵の軍艦に当たり穴をあけて沈没させるため、
艦首の海中部分に付けた衝角(ショウカク)。また、衡角艦。
◎古代ギリシアの軍船など火器のない当時から装備されていた。
しかし、火砲の威力が増大して砲撃のみで敵艦を沈没させる
ことが可能となり、また魚雷の発達で不要となった。
日本では1905. 3.(明治38)「生駒」建造ほ最後に廃止となった。
[3]らむ
【ラム】
◇[英]rum
○[食]糖蜜またはサトウキビを発酵させて造る蒸留酒。
西インド諸島の特産で、ジャマイカ産が有名。
香りが高く、色の濃さによってヘビー(heavy)・ミディアム
(medium)・ライト(light)に、甘さによってドライ(dry)・スウィ
ート(sweet)に分類。
アルコール度数が高く、カクテルのベースや製菓用に用いる。
「ラム酒」とも呼ぶ。
参照⇒らむれーずん(ラムレーズン,ラム・レーズン)
[4]らむ
【ラム】
◇Lamu
○(1)[地](Lamu Island)⇒らむとう(ラム島)
○(2)(Lamu District)⇒らむけん(ラム県)
○(3)ケニア南東部、コースト州(Coast Province)北東部のラ
ム県東部にある県都。沿岸のラム島に位置する港町。
アラブやペルシアの史跡がある。
◎ペルシアの植民地。
ザンジバル王国(Zanzibar Kingdom)の植民地で、19世紀末ま
で金・象牙・香料・奴隷などの貿易で栄える。
2001(平成13)ユネスコの世界文化遺産に登録。
[5]らむ
【ラム】
◇Charles Lamb
○[人]イギリスの随筆家・評論家(1775〜1834)。筆名はエリア
(Elia)。
東インド会社に勤めるかたわら文学活動に励み、1795(寛政
7)ころから詩を書き始める。
精神病の姉メアリー(Mary Ann Lamb)(1764〜1847)の保護者
として生涯独身を通した。
代表作は『エリア随筆(Essays of Elia)』、姉との共著1807
(文化 4)『シェークスピア物語(Tales from Shakespeare)』な
ど。
らむけん
【ラム県】
◇[英]Lamu District
○ケニア南東部、コースト州(Coast Province)北東部の県。
県都はラム。
〈面積〉
6,475平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)7万2,686人(8月24日現在)。
らむさーる
【ラムサール】
◇Ramsar
○イラン北部、カスピ海沿岸にある町
◎ラムサール条約
らむさーるじょうやく《らむさーるでうやく》
【ラムサール条約】
◇[英]Ramsar Convention
○[鳥]1971. 2. 2(昭和46)イランのラムサールで採択された、
干潟や湖沼など湿地の生態系全体の保全を目的とする条約。
正式名は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関
する条約(Convention on Wetlands of International Impor-
tance especially as Waterfowl Habitat)」。
「国際湿地条約」,「水鳥湿地保全条約」とも呼ぶ。
◎1975.12.21(昭和50)発効。
1980. 6.17(昭和55)日本、加盟。同年10.17、日本で発効。
1993. 6.(平成 5)第5回締約国会議、釧路で開催。
1996. 3.(平成 8)第6回締約国会議、開催。
1996. 7.19(平成 8)締約国数93ヶ国。
1999. 5.(平成11)第7回締約国会議、コスタリカで開催。
◎1980. 6.17(昭和55)釧路湿原(北海道)を登録。
1985. 9.13(昭和60)伊豆沼(イズヌマ)・内沼(宮城県)、登録。
1989. 7. 6(平成元)クッチャロ湖(北海道)、登録。
1991.12.12(平成 3)ウトナイ湖(北海道)、登録。
1993. 6.10(平成 5)霧多布湿原(北海道)、厚岸湖・別寒辺牛
湿原(北海道)、谷津干潟(千葉県)、片野鴨池(石川県)、琵琶湖
(滋賀県)、登録。
1996(平成 8)佐潟(新潟県)、登録。
1999(平成11)漫湖(マンコ)(沖縄県)、登録。
2002.11.18(平成14)藤前(フジマエ)干潟(愛知県名古屋市)、宮
島沼(ミヤジマヌマ)(北海道美唄市)、登録。
らむじぇっと
【ラムジェット】
◇ramjet
○[空]⇒らむじぇっとえんじん(ラムジェット・エンジン)
らむじぇっとえんじん
【ラムジェット・エンジン】
◇[英]ramjet engine
○[空]ジェット・エンジンの一種。
空気圧縮機を用いず、流入空気のエネルギーで空気を圧縮し、
これに燃料を噴射して燃焼を起こさせるもの。この時の燃焼ガ
スをノズルから噴出させて推力を得る。
マッハ2.5以上で有効といわれている。しかし、その速度
に達するまで、他の方法による推進が必要となる。
単に「ラムジェット」とも呼ぶ。
参照⇒すくらむじぇっとえんじん(スクラムジェット・エン
ジン)
らむしゅ
【ラム酒】
◇[英]rum
○[食]⇒[3]らむ(ラム)
らむしゅたいん
【ラムシュタイン】
◇Ramstein
○ドイツ南西部、ラインラント・ファルツ州(Bundesland
Rheinland-Pfalz)南部の町。
北緯49.45°、東経7.60°の地。
アメリカの空軍基地がある。
参照⇒しゅぱんぐだーれむ(シュパングダーレム)
らむじゅんぐん
【ラムジュン郡】
◇[英]Lamjung District
○⇒らむじゅんちく(ラムジュン地区)
らむじゅんちく
【ラムジュン地区】
◇[英]Lamjung District
○ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)中央部の地区。
行政所在地はベシシャハル(Besishahar)。
「ラムジュン郡」とも呼ぶ。
★[1]らむぜー
【ラムゼー】
◇Sir William Ramsay
○[人]イギリスの化学者(1852〜1916)。
1894(明治27)物理学者レイリー卿(Lord Rayleigh)とともに
アルゴン(argon)を発見。
1895(明治28)ヘリウム(helium)を発見。
1898(明治31)クリプトン(krypton)・ネオン(neon)・キセノ
ン(xenon)を発見。
1904(明治37)ノーベル化学賞を受賞。
★[2]らむぜー
【ラムゼー】
◇Norman F.Ramsey
○[人]アメリカの物理学者(1915〜)。
1989(平成元)デーメルト(Hans G.Delmelt)・パウル(Wolf-
gang Paul)とともにノーベル物理学賞を受賞。
らむせす
【ラムセス】
◇Ramses
○[歴][人]古代エジプト第19王朝・第20王朝(the XIX and XX
dynasties)の王(ファラオ)の名前。
ラムセス一世:⇒らむせすいっせい(ラムセス一世,ラムセス
1世)
ラムセス二世:⇒らむせすにせい(ラムセス二世,ラムセス2
世)
らむせすいっせい
【ラムセス一世】
【ラムセス1世】
◇Ramses I
○[人]古代エジプト第19王朝の初代王(ファラオ)(〜BC.1314こ
ろ)。ラムセス二世の祖父。
◎1860(万延元)ころ、エジプト人によってルクソルからラムセ
ス一世とみられるミイラが持ち出され、カナダの収集家に売ら
れる。
1999(平成11)アトランタのエモリー大学マイケル・カルロス
博物館(the Michael C.Carlos Museum)がそのミイラをカナダ
のナイアガラ・フォールズ美術館(the Niagara Falls Museum)
から買い取る。
2003.10.25(平成15)そのミイラがエジプトに返還される。
らむせすにせい
【ラムセス二世】
【ラムセス2世】
◇Ramses II/Ramses 2rd
○[人]古代エジプト第19王朝の第3代王(ファラオ)。在位:BC.
1290ころ〜1224ころ。セティ一世(Seti I)の父、ラムセス一世
の孫。
アマルナ革命によって衰微したエジプトを再建し、エジプト
繁栄期最後の王となる。
シリア方面に出兵してヒッタイトと戦い、BC.1286カデシュ
の戦い(the battle near Kadesh)を持ちこたえ南進を阻止して、
ヒッタイト王女と結婚し、BC.1269対等な平和条約を締結。
この後、デルタ地帯にテーベのラメセイオン(ラメセウム)な
ど諸都市を建設し、アブシンベル神殿などを造営、カルナック
に百柱殿を建て、ルクソル神殿を改修する。
「ラメス二世(Rames II)」,「ラメセス二世(Rameses II)」とも
呼ぶ。
参照⇒あぶしんべるしんでん(アブシンベル神殿)
◎在位はBC.1304ころ〜1237ころとも、BC.1292〜1225とも。
ヒッタイト王女と結婚はBC.1267とも。
平和条約はBC.1280とも。
らむだ
【ラムダ】
【Λ】
【λ】
◇lambda
○[言]ギリシア文字の第11番目。
◎ローマ字の「エル(L,l)」に相当する。
らむとう《らむたう》
【ラム島】
◇[英]Lamu Island
○[地]ケニア南東部の沿岸にある、インド洋に面する島。
南緯02.30°、東経40.88°の地。
コースト州(Coast Province)ラム県(Lamu District)の県都。
参照⇒[4]らむ(ラム)(3)
◎もと、ペルシアの植民地。
らむどんしょう《らむどんしやう》
【ラムドン省】
◇[ベトナム語]Tinh Lam Dong、[英]Lam Dong Province
○ベトナム南部の省。北部をダクラク省(Tinh Dac Lak)、北東
部をカインホア省(Tinh Khanh Hoa)、東部をニントゥアン省
(Tinh Ninh Thuan)に接する。
省都はダラット(Da Lat)。
◎「ラムドン」の漢字表記は「林同([中]Lintong)」。
★らむね
【ラムネ】
○[食]炭酸ガス入りの清涼飲料水の一種。
ガラス玉で中から栓がされている。その玉を木栓で押し下げ
てビンの中に落として飲む。液が少なくなってビンの底を上に
向けると、玉が口の部分に戻ってきて再び栓をしてしまうので、
口に近いところにある二つのくぼみの間に玉を乗せると飲みや
すくなる。
ラムネの日:5月4日。
参照⇒れもねーど(レモネード),さいだー(サイダー)(3)
◎1869(明治 2)国産品、発売。
1872. 5. 4(明治 5)東京で初めて発売。
◎名称は「レモネード([英]lemonade)」が訛ったもの。
らむぱん
【ラムパン】
◇Lampang
○(1)(Changwat Lampang)⇒らむぱんけん(ラムパン県)
○(2)タイ王国北東部、ラムパン県の県都。
「ラムパーン」,「ランパン」,「ランパーン」とも呼ぶ。
北緯18.29°、東経99.48°の地。
〈人口〉
2000(平成12)14万7,800人。
2003(平成15)15万4,600人。
らむぱーん
【ラムパーン】
◇Lampang
○(1)(Changwat Lampang)⇒らむぱんけん(ラムパン県)
○(2)⇒らむぱん(ラムパン)(2)
らむぱんけん
【ラムパン県】
◇[タイ語]Changwat Lampang、[英]Lampang Province
○タイ王国北東部の県。
県都はラムパン。
「ラムパーン県」,「ランパン県」,「ランパーン県」とも呼ぶ。
〈面積〉
1万2,534.0平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)77万2,600人。
2000(平成12)77万9,200人。
2003(平成15)81万5,000人。
らむぱーんけん
【ラムパーン県】
◇[タイ語]Changwat Lampang、[英]Lampang Province
○⇒らむぱんけん(ラムパン県)
らむら
【ラムラ】
◇Ramla
○イスラエル中西部、ハメルカズ地区(Mehoz HaMerkaz)南部に
ある行政所在地。
北緯31.93°、東経34.86°の地。
〈人口〉
1983(昭和58)4万2,200人。
1995(平成 7)5万8,400人。
2003(平成15)6万5,700人。
らむらむさん
【ラムラム山】
◇[英]Mt.Lamlam
○[地]グアム島南西部にある山。標高406メートル。
らむりーとう《らむりーたう》
【ラムリー島】
◇[英]Ramree Island
○[地]ミャンマー西岸沖、インド洋ベンガル湾(Bay of Bengal)
の島。南部にチェドバ海峡(Cheduba Strait)を介してチェドバ
島(Cheduba Island)がある。
北緯19.12°、東経93.76°の地。
ラカイン州(Rakhaing State)に属する。
らむれーずん
【ラムレーズン】
【ラム・レーズン】
◇[英]rum raisin
○[食]ラム酒に漬けたレーズン(干葡萄)。
洋菓子に使用する。
参照⇒[3]らむ(ラム)
らめ
【ラメ】
◇[フ]lame
○[服]金糸・銀糸や、金属の切り箔(ハク)を巻き付けたラメ糸で
織り込んだ生地。金襴緞子(キンランドンス)に似たダマスク織り(dam-
ask)の一種。
参照⇒だますくおり(ダマスク織,ダマスク織り)
◎「ラミネート(laminate)」と同源語。
らーめ
【ラーメ】
◇[伊]rame
○[化](イタリア語で)銅。
⇒どう(銅)
らめすにせい
【ラメス二世】
【ラメス2世】
◇Rames II
○[人]⇒らむせすにせい(ラムセス二世,ラムセス2世)
らめせすにせい
【ラメセス二世】
【ラメセス2世】
◇Rameses II/Ramesses II
○[人]⇒らむせすにせい(ラムセス二世,ラムセス2世)
らめちゃぷぐん
【ラメチャプ郡】
◇[英]Ramechhap District
○⇒らめちゃぷちく(ラメチャプ地区)
らめちゃぷちく
【ラメチャプ地区】
◇[英]Ramechhap District
○ネパール南東部、ジャナカプール地方(Janakpur Zone)中北
部の地区。北部をドラカ地区(Dolakha District)、南部をシン
ズリ地区(Sindhuli District)に接し、東部をサガルマーター
地方(Sagarmatha Zone)、西部をバグマティ地方(Bagmati Zone)
に隣接。
「ラメチャプ郡」とも呼ぶ。
らめとり
【ラ・メトリ】
◇Julien Offroy de La Mettrie
○[人]フランス啓蒙期の唯物論者・医者(1709〜1751)。
無神論的な思想による迫害からオランダへ逃れる。
のちプロイセンのフリードリヒ二世(大王)に招かれてベルリ
ンに移る。
デカルト(Rene Descartes)の動物機械論を徹底させ、精神も
物質に還元されるとして人間にも押し広げ、1748(寛延元)『人
間機械論(L'homme-machine)』を著す。
らめーる
【ラ・メール】
◇[フ]La Mer(海)
○[楽]シャルル・トレネ(Charles Trenet)作詞、シャルル・ト
レネとアルベール・ラスリー(Albert Lasry)作曲のシャンソン。
英題は"Beyond the Sea(海の彼方へ)"。
◎1938(昭和13)作曲。
★らーめん
【ラーメン】
【拉麺】
【老麺】
◇[中]lamian(拉麺)/laomian(老麺)
○[料]
メン(麺)は手延べまたは手延べ風のちぢれ麺と、切って麺に
した太麺(フトメン)。
代表的なツユは醤油・塩・味噌。
古典的なラーメンにはチャーシュー(焼き豚)・ナルト(鳴門)
・メンマ(支那竹)・輪切りにしたゆで卵・焼き海苔・ゆでたホ
ウレン草が入っている。
「中華そば(中華蕎麦)」とも、古くは「支那そば(支那蕎麦)」と
も呼ぶ。
参照⇒とうしょうめん(刀削麺)
〈スープ〉
醤油ラーメン。
味噌ラーメン。
塩ラーメン:豚骨(トンコツ)ラーメンを含む。
◎製麺:参照⇒かんすい(カンスイ,鹹水.乾水,漢水)
らめんと
【ラメント】
◇[英]lament
○(1)悲嘆・嘆き。
○(2)哀歌。
◎イタリア語:ラメント(lamento)。
スペイン語:ラメント(lamento)。
らもんいかはる
【ラモン・イ・カハル】
◇Santiago Ramon y Cajal(サンディフゴ・ラモン・イ・カハ
ル)
○[人]スペインの動物組織学者(1852〜1934)。
イタリアの細胞学者ゴルジ(Camillo Golgi)が硝酸銀を用い
て神経細胞を染める銀染色法を用い、神経が互いに接触する細
胞の研究に業績をあげる。
1906(明治39)ノーベル生理医学賞を受賞。
◎成熟した脳の神経細胞は、死ぬことはあっても再生すること
はない。
らもんわん
【ラモン湾】
◇[英]Lamon Bay
○[地]フィリピン、ルソン島中央部の太平洋に面する湾。
らやん
【ラヤン】
◇Wadi El Rayan
○[地]エジプト北部、カイロ南西にある海面下のくぼ地。海抜
約マイナス60メートル。
「ワディラヤン(Wadi Rayan)」とも呼ぶ。
らやーん
【ラヤーン】
◇Ar Rayyan
○ペルシア湾、カタール首長国東部の都市。首都ドーハの西方。
〈人口〉
1986(昭和61)9万1,996人(推計)。
らよん
【ラヨン】
◇Rayong
○(1)(Changwat Rayong)⇒らよんけん(ラヨン県)
○(2)タイ王国中央部、ラヨン県南部にある県都。
「ラヨーン」とも呼ぶ。
らよーん
【ラヨーン】
◇Rayong
○⇒らよん(ラヨン)
らよんけん
【ラヨン県】
◇[タイ語]Changwat Rayong、[英]Rayong Province
○タイ王国中央部の県。北部・西部をチョンブリ県(Changwat
Chon Buri)に接し、南部をタイランド湾(Gulf of Thailand)に
面する。
県都はラヨン。
「ラヨーン県」とも呼ぶ。
らよーんけん
【ラヨーン県】
◇[タイ語]Changwat Rayong、[英]Rayong Province
○⇒らよんけん(ラヨン県)
らら
【ララ】
【LARA】
◇[英]Licensed Agency for Relief on Asia
○公認アジア救済連盟の略称。
アジアの生活困窮者救済のための民間機関(NGO)。
日本・朝鮮半島など各国に食糧・医薬・衣料などを供与した。
参照⇒けあ(ケア,CARE),えろあしきん(エロア資金,AR
OA資金)
◎ララ物資(LARA goods):参照⇒がっこうきゅうしょく(学校
給食)
◎1946. 6.(昭和21)アメリカの宗教・労働・社会事業など13の
民間団体が組織。
1946.11.(昭和21)物資輸送を開始。
ららしゅう《ららしう》
【ララ州】
◇[西]Estado Lara、[英]Lara State
○ベネズエラ北西部の州。北部をファルコン州(Estado Falcon)、
南東部をポルトゥゲサ州(Estado Portuguesa)に接する。
州都はバルキシメト(Barquisimeto)。
ららのてーま
【ララのテーマ】
◇[英]Lara's Thema
○[楽]1966(昭和41)映画『ドクトル・ジバゴ(Doctor Zhivago)』
のテーマ曲(主題曲)。モーリス・ジャール(Maurice Jarre)作曲。
◎「ララ」はヒロインの名前。
『タラのテーマ(Tara's Theme)』は映画『風と共に去りぬ
(Gone With the Wind)』のテーマ曲。
ららばい
【ララバイ】
◇[英](単数形)lullaby/(複数形)lullabies(ララバイズ)
○[楽]子守歌。
⇒こもりうた(子守歌,子守り歌,子守唄,子守り唄)
ららぽーとすきーどーむざうす
【ららぽーとスキードームザウス】
○[歴][運]千葉県船橋市にあった屋内人工スキー場。
建物は地上3階建て、延べ床面積11万平方メートル。
ゲレンデは高低差80メートル、長さ490メートル。
経営は三井不動産グループ会社。
◎1993. 7.(平成 5)三井不動産が400億円かけて開場。
1995年度の年間入場者数、101万人(ピーク)。
2000年度の年間入場者数、71万人。
2002. 9.31(平成14)閉鎖。
ららみー
【ララミー】
◇Laramie
○(1)(Laramie Mountains)⇒ららみーさんみゃく(ララミー山
脈)
○(2)(Laramie County)⇒ららみーぐん(ララミー郡)
○(3)アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)
南東部のアルバニー郡(Albany County)南部にある郡都。
ららみーぐん
【ララミー郡】
◇[英]Laramie County
○アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)南
東部の郡。西部をオルバニー郡(Albany County)に接し、東部
をネブラスカ州、南部をコロラド州に隣接。
郡都は州都シャイアン(Cheyenne)。
〈人口〉
1980(昭和55)6万8,604人。
1990(平成 2)7万3,142人。
2000(平成12)8万1,607人。
2005(平成17)8万5,163人。
ららみーさんみゃく
【ララミー山脈】
◇[英]Laramie Mountains
○[地]アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)南
東部を南北に走る、ロッキー山脈(Rocky Mountains)の支脈。
最高峰はララミー峰(Laramie Peak)(3,131メートル)。
ららみーぼくじょう《ららみーぼくぢやう》
【ララミー牧場】
◇[英]Laramie
○[TV]アメリカの西部劇。
◎1959〜1963(昭和34〜昭和38)放送。
ららら
【ら・ら・ら】
○[楽]大黒摩季(オオグロ・マキ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌も大黒摩季。
◎1995. 2.20(平成 7)リリース。
ららるー
【ララルー】
【ラ・ラ・ルー】
◇La la lu
○[楽]ウォルト・ディズニーのアニメーション映画『わんわん
物語(Lady and the Tramp)』の挿入歌。
ベギー・リー(Peggy Lee)とソニー・バーク(Sonny Burke)の
作詞・作曲。
らりあっと
【ラリアット】
◇[英]lariat
○⇒らりあーと(ラリアート)
らりあーと
【ラリアート】
◇[英]lariat
○(1)投げ縄(ナワ)。
⇒なげなわ(投げ縄,投縄)
○(2)家畜を繋ぎ留めておく縄。
「ラリアット」とも呼ぶ。
○(3)[運]プロレス技の一つ。
腕を相手の首に巻きつけるように打ちつけるもの。
ランニングラリアートやフライングラリアートなど。
「ラリアット」とも呼ぶ。
らりさ
【ラリサ】
◇Larisa
○(1)(Nomos Larissa)⇒らりっさけん(ラリッサ県)
○(2)⇒らりっさ(ラリッサ)
らりさけん
【ラリサ県】
◇[希]Nomos Larisa、[英]Larisa Prefecture
○(Nomos Larissa)⇒らりっさけん(ラリッサ県)
らりっさ
【ラリッサ】
◇Larissa
○(1)(Nomos Larissa)⇒らりさけん(ラリサ県)
○(2)ギリシア中央部、テッサリア地方(Thessalia Region)東
部のラリッサ県中央部にある県都。
「ラリサ(Larisa)」とも呼ぶ。
らりっさけん
【ラリッサ県】
◇[希]Nomos Larissa、[英]Larissa Prefecture
○ギリシア中央部、テッサリア地方(Thessalia Region)東部の
県。南東部をマグネシア県(Nomos Magnessia)、西部をトリカ
ラ県(Nomos Trikala)に接し、東部をテルマイコス湾(Ther-
maikos Kolpos)(サロニカ湾)に面する。
県都はラリッサ。
「ラリサ県(Nomos Larisa)」とも呼ぶ。
らりべるたっどけん
【ラ・リベルタッド県】
◇[西]Departamento de La Libertad、[英]La Libertad De-
partment
○ペルー北西部の県。西部を太平洋に面する。
県都はトルヒーヨ(Trujillo)。
「ラ・リベルタッド州」,「ラリベルタド県」とも呼ぶ。
らりべるたっどしゅう《らりべるたつどしう》
【ラ・リベルタッド州】
◇[西]Departamento de La Libertad、[英]La Libertad De-
partment
○⇒らりべるたっどけん(ラ・リベルタッド県)
らりべるたどけん
【ラリベルタド県】
◇[西]Departamento de La Libertad、[英]La Libertad De-
partment
○⇒らりべるたっどけん(ラ・リベルタッド県)
らりまーぐん
【ラリマー郡】
◇[英]Larimer County
○アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)北部の
郡。
郡都はフォートコリンズ(Fort Collins)。
らりんくす
【ラリンクス】
◇[英](単数形)larynx/(複数形)larynges(ラインジーズ),la-
rynxes
○[医]喉頭。
らりんご
【ラリンゴ】
◇[英]laryngo-/laryng-
○[接頭辞]「喉頭」を表す語形成要素。
参照⇒おと(オト),らいの(ライノ)
◎ラリンジャスティス(laryngitis):喉頭炎。
オトライノラリンゴロジー(otorhinolaryngology):耳鼻咽
喉科。
らりんじゃいてぃす
【ラリンジャスティス】
◇[英]laryngitis
○[病]喉頭炎。
★らる
【LAL】
◇[英]limulus amebocyte lysate
○[生化]カブトガニ血球抽出成分。
医薬品のエンドトキシン汚染の検出試薬。
◎リムルス(limulus):カブトガニ。
エンドトキシン(endotoxin):内毒素。細菌毒素の一種。
らるかな
【ラルカナ】
◇Larkana
○パキスタン南部、シンド州(Sindh Province)北部の都市。
〈人口〉
1981(昭和56)12万3,890人。
1998(平成10)27万0,366人。
◎ブット家(Bhutto family)の本拠地(hometown)。
らーるしん
【ラール神】
◇[英](単数形)Lar(ラール)/(複数形)Lares(レイリーズ)
○[ロ神]古代ローマの家庭の守護神。
もとは耕作地の神。
[1]らるーす
【ラルース】
◇Larousse
○[言]フランスの百科辞典。ラルース書店が発行。
1866〜1876(慶応 2〜明治 9)『一九世紀世界大辞典(Grand
Dictionnaire Universel du XIXe Siecle)』(15巻)。
1905(明治38)『プチ・ラルース(Petit Larousse)』(1巻)。
1927〜1933(昭和 2〜昭和 8)百科辞典『二○世紀ラルース』
(6巻)。
1960〜1964(昭和35〜昭和39)『ラルース大百科辞典』(10巻)、
1968(昭和43)『補遺一巻』。
1982〜1985(昭和57〜昭和60)新版『二○世紀ラルース』(15
巻)。
参照⇒ぷちらるーす(プチ・ラルース)
[2]らるーす
【ラルース】
◇Pierre Athanase Larousse
○[人]フランスの文法学者(1817.10.23〜1875. 1. 3)。
1852(嘉永 5)ラルース書店を創立。
『一九世紀世界大辞典』(15巻)の編集に着手。
参照⇒[1]らるーす(ラルース)
らるてぐらびあ
【ラルテグラビア】
◇[英]raltegravir
○[薬]エイズ治療薬のインテグラーゼ阻害剤(integrase inhib-
itor)の一種。
参照⇒あいせんとりす(アイセントリス),えるびてぐらびあ
(エルビテグラビア)
らるなか
【ラルナカ】
◇[英]Larnaca、[希]Larnaka
○(1)(Larnaca District)⇒らるなかちく(ラルナカ地区)
○(2)ギリシア系のキプロス共和国東部の都市。ラルナカ地区
東端にある行政所在地。
〈人口〉
2001(平成13)4万6,666人(10月1日現在)。
◎ギリシア文字では"Λαρνακα"。
らるなかちく
【ラルナカ地区】
◇[英]Larnaca District
○ギリシア系のキプロス共和国東部の地区。
行政所在地はラルナカ。
〈面積〉
1,129平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)10万0,242人(12月15日現在)。
2001(平成13)11万5,268人(10月1日現在)。
らーるむ
【ラールム】
◇[フ]larme、[英]tear
○(フランス語で)涙・泪(ナミダ)。
られー
【ラレー】
◇[登録商標]Raleigh
○[経]イギリスの自転車製造の老舗。また、その自転車。
◎原音は「ローリー」が近いが、日本では慣用的に「ラレー」と呼
んでいる。
らーれ
【ラーレ】
◇[トルコ語]lale
○[植](トルコ語で)チューリップ。
⇒ちゅーりっぷ(チューリップ)(1)
られい
【ラレイ】
◇Sir Walter Raleigh
○[人]⇒[4]ろーりー(ローリー)
られーど
【ラレード】
◇Laredo
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南部のウェ
ブ郡(Webb County)西部にある郡都。
リオグランデ川(the Rio Grande)の対岸はメキシコのヌエボ
・ラレド(Nuevo Laredo)。
られぷぶりか
【ラ・レプブリカ】
◇[伊]la Repubblica
○[通]イタリアの全国日刊紙。
らろしゅふーこー
【ラ・ロシュフーコー】
【ラロシュフーコー】
◇Francois IV,Duc de La Rochefoucauld
○[人]フランスのモラリスト(1613〜1680)。公爵。
貴族として軍務に服する。
政治的陰謀やフロンドの乱などに参加。
失意と失明で引退し、ペシミスティック(厭世的)で辛辣(シンラ
ツ)な人間観察から、機知と風刺に満ちた簡潔な言葉で『箴言(シ
ンゲン)(Reflexions ou sentences et maximes morales)』を著
(アラワ)す。
らろりあ
【ラロリア】
◇[英]lalorrhea/lalorrhoea
○[病]語漏(ゴロウ)。
⇒ごろう(語漏)
らろんがたしょうじんしょう《らろんがたせうじんしやう》
【ラロン型小人症】
◇[英]Laron-type dwarfism
○[病]⇒らろんしょうこうぐん(ラロン症候群)
★らろんしょうこうぐん《らろんしやうこうぐん》
【ラロン症候群】
◇[英]Laron syndrome
○[病]遺伝子の変異による成長ホルモンの分泌が少ない症状。
低身長(120センチメートル前後)が特徴で、血中インスリン
が低く、糖尿病・肥満やガン(癌)になることも少ない。
「ラロン型小人症(Laron-type dwarfism)」とも呼ぶ。
◎エクアドルのある地域に好発。
らわぐ
【ラワグ】
◇Laoag
○フィリピン北部、イロコスノルテ州(Ilocos Norte Province)
の州都。ルソン島北西部の港湾都市。
「ラオアグ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)8万4,000人。
らわーと
【ラワート】
◇Rawat
○[歴]⇒らじゃ(ラジャ)(1)
らわーる
【ラワール】
◇Rawal
○[歴]⇒らじゃ(ラジャ)(1)
らわるぴんじ
【ラワルピンジ】
◇Rawalpindi
○(1)(Rawalpindi Division)⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピ
ンディ県)
○(2)⇒らわるぴんでぃ(ラワルピンディ)
らわるぴんじー
【ラワルピンジー】
◇Rawalpindi
○(1)(Rawalpindi Division)⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピ
ンディ県)
○(2)⇒らわるぴんでぃ(ラワルピンディ)
らわるぴんじけん
【ラワルピンジ県】
◇[英]Rawalpindi Division
○⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピンディ県)
らわるぴんじーけん
【ラワルピンジー県】
◇[英]Rawalpindi Division
○⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピンディ県)
らわるぴんでぃ
【ラワルピンディ】
◇Rawalpindi
○(1)(Rawalpindi Division)⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピ
ンディ県)
○(2)パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)北部
のラワルピンディ県北部にある県都。商工業都市。
「ラーワルピンディー」,「ラワルピンジ」,「ラワルピンジー」
とも呼ぶ。
〈人口〉
1972(昭和47)62万人。
1981(昭和56)79万4,000人。
◎現首都イスラマバードの南隣にあり、1959〜1966(昭和34〜
昭和41)暫定首都。
らーわるぴんでぃー
【ラーワルピンディー】
◇Rawalpindi
○(1)(Rawalpindi Division)⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピ
ンディ県)
○(2)⇒らわるぴんでぃ(ラワルピンディ)
らわるぴんでぃけん
【ラワルピンディ県】
◇[英]Rawalpindi Division
○パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)北部の
県。南東部をグジランワーラ県(Gujranwala Division)、南西
部をサルゴダ県(Sargodha Division)に接する。
県都はラワルピンディ。
「ラーワルピンディー県」,「ラワルピンジ県」,「ラワルピンジ
ー県」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万2,255平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)455万2,495人。
1998(平成10)665万9,528人。
らーわるぴんでぃーけん
【ラーワルピンディー県】
◇[英]Rawalpindi Division
○⇒らわるぴんでぃけん(ラワルピンディ県)
★[1]らわん
【ラワン】
◇[タガログ語]lauan(茂った森)
○[植]アオイ目(Malvales)フタバガキ科(Dipterocarpaceae)の
常緑高木、ホワイトラワン・レッドラワン・イエローラワンな
どの総称。
参照⇒あるもん(アルモン),ごうはん(合板),はんこん(板根)
〈属〉
ショレア属(Shorea):レッドラワン(red lauan)など。
パラショレア属(Parashorea):ホワイトセラヤ(white sera-
ya)など。
ペンタクメ属(Pentacme):ホワイトラワン(white lauan)・
イエローラワン(yellow lauan)など。。
◎インドネシア:メランティ(meranti)/メランチ。
マレーシアのサバ州:セラヤ(seraya)。
[2]らわん
【ラワン】
◇Rawang
○マレーシアのマレー半島(Malay Peninsula)中西部、セラン
ゴール州(negeri Selangor)中央部の都市。
北緯3.32°、東経101.58°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)2万3,800人。
2000(平成12)6万5,800人。
2004(平成16)7万3,000人。
らわんぶき
【ラワンブキ】
【螺湾蕗】
○[植]北海道十勝支庁足寄郡(アショログン)足寄町(アショロチョウ)螺湾地
区特産のフキ(蕗)。
日本一大きいフキで、草丈3メートル、茎の直径約10センチ
メートルになるものもある。
食用。
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