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百 科 辞 書 《らえ》 編集:獨 澄旻
-------- らえ --------------------------------------------------
らえ
【ラエ】
◇Lae
○ニューギニア島の東岸、ソロモン海(Solomon Sea)に面する
パプアニューギニア(Papua New Guinea)の都市。
〈人口〉
2001(平成13)10万2,900人(推計)。
らえちあ
【ラエチア】
◇[羅]Raetia
○[歴]⇒らえてぃあ(ラエティア)
らえつ《らゑつ》
【羅越】
◇[中]Luoyue
○[歴]中国唐代、南海にあった国名。マレー半島南部で、現在
のシンガポール付近といわれる。
◎9世紀、平城天皇の皇子(ミコ)高岳親王(タカオカ・シンノウ)(真如)が
中国からインド(印度)に向かう途中、ここで客死した。
参照⇒『人名辞典』しんにょ しんのう(真如 親王)
らえてぃあ
【ラエティア】
◇[羅]Raetia
○[歴]古代ローマの属州(provincia)の一つ。
現在のドイツ南東部のバイエルン州(Bundesland Bayern)・
やオーストリア南西部のチロル州(Bundesland Tirol)・イタリ
ア北部からスイスの一部にまたがり、東部をノリクム(Noricum)、
西部を低地ゲルマニア(Germania Inferior)に接し、北部を大
ゲルマニア(Germania Magna)に隣接。
「ラエチア」とも呼ぶ。
参照⇒ぷろうぃんきあ(プロウィンキア)
◎BC. 15、ローマの属州(プロウィンキア)となる。
らお
【ラオ】
◇Rao
○[歴]⇒らじゃ(ラジャ)(1)
★らお
【羅宇】
◇[マレー語]lao
○(1)
○(2)キセル(煙管)のタバコを詰める火皿と吸口をつなぐ竹の
管。
「らう(羅宇)」とも呼ぶ。
◎ラオスから渡来した黒斑竹を用いたことから。
らおあぐ
【ラオアグ】
◇Laoag
○⇒らわぐ(ラワグ)
らおかい
【ラオカイ】
◇Lao Cai/Laocai
○(1)(Tinh Lao Cai)⇒らおかいしょう(ラオカイ省)
○(2)ベトナム北西部、ラオカイ省北部にある省都。
中国との国境に位置し、ホン川(Song Hong)に面する町。
首都ハノイからホン川沿いに鉄道が敷かれ、さらに中国雲南
省の昆明(Kunming)(コンメイ)にも通じる。
◎旧表記は"Laokay"、漢字表記は「老街([中]Laojie)」。
◎1979(昭和54)2〜3月の中越戦争で戦場となり国境閉鎖。
1993(平成 5)国境再開。
らおかいしょう《らおかいしやう》
【ラオカイ省】
◇[ベトナム語]Tinh Lao Cai、[英]Lao Cai Province
○ベトナム北西部の省。西部をライチャウ省(Tinh Lai Chau)
に接し、北部を中国に隣接。
省都はラオカイ。
〈面積〉
8,050平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)59万4,637人(4月1日現在)。
らおこーん
【ラオコーン】
◇[希]Laokoon、[英]Laocoon
○(1)[ギ神]トロイアのアポロン神殿の司祭。
トロイア戦争の際、ギリシア軍の木馬の計略を見破って、木
馬の市内引き入れに反対し、また槍を突っこんだため、女神ア
テネ(Athene)の怒りを買い、アテネが送った二匹の海蛇に二人
の息子とともに絞め殺された。
参照⇒とろいのもくば(トロイの木馬)
○(2)[美](1)を題材にした、古代ローマの群像彫刻。
ラオコーンの臨終の苦悶が大理石に彫られている。
バチカン美術館収蔵。
◎紀元前1世紀ころに製作。
1506(永正 3)ローマで発掘。
○(3)[美]ドイツの劇作家レッシング(Gotthold Ephraim Les-
sing)の芸術論書。副題は「絵画と詩の限界について」。
(2)の作品をもとして造形美術と言語表現の差異を論じる。
◎1766(明和 3)刊行。
★らおす
【ラオス】
◇Laos、[タイ語]Lao(人間)から。
○インドシナ半島北部の共和国。
首都はビエンチャン(Vientiane)。
参照⇒らんさんおうこく(ランサン王国)
〈面積〉
23万6,800平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)346万人。
1984(昭和59)432万人。
1988(昭和63)387万人。
1997(平成 9)519万人。
〈歴代大統領〉
カムタイ・シパンドン(Khamtay Siphandone)(1924〜):1998.
2.〜。
〈地方行政区〉
県:[ラオ語]Khoueng *(クェーン)、[英]* Province。
郡:[ラオ語]Muong */Muang *、[英]* District。
村:[ラオ語]Ban *(バン)、[英]* Village。
(*)"Khoueng"の語源は漢字の「県([中]Xian)」。
◎1893(明治26)フランス、ラオスを保護国化する。
1997(平成 9)ASEAN(東南アジア諸国連合)、加盟。
◎ラオスはもともと「ラオ(羅宇)」と呼ばれ、「ス(s)」はフラン
ス植民地になって以後に付加されたとみられる。
参照⇒らお(羅宇)
らおちゅー
【ラオチュー】
【老酒】
◇[中]laojiu(老酒)
○[食]中国産の穀物を原料とする醸造酒の総称。糯米(モチゴメ)
・糯粟(モチアワ)・糯黍(モチキビ)などが用いられる。
古くなるほど色が濃く、また香り・味がよくなり、貴(タット)
ばれる。
新しいものは温めたリ、氷砂糖を入れて飲んだりする。
浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)紹興(Shaoxing)地方が本
場で、「紹興酒(Shaoxingjiu)(ショウコウシュ)」とも呼ぶ。
また淡褐色ないし黒褐色なことから、蒸留酒の白酒(baijiu)
(ハクシュ)に対して、「黄酒(huangjiu)(オウシュ,コウシュ)」,「菊酒(jujiu)
(キクシュ)」とも呼ぶ。
参照⇒しょうこうしゅ(紹興酒)(1)
◎中国産の蒸留酒:参照⇒まおたいしゅ(マオタイ酒,茅台酒)
らおちゅう
【ラオチュウ】
【老酒】
◇[中]laojiu(老酒)
○[食]⇒らおちゅー(ラオチュー,老酒)
らおっくす
【ラオックス】
【LAOX】
○[経]家電量販店の一つ。
本社は東京都千代田区。東証2部上場。
らおふすふーん
【ラオフスフーン】
◇[独]Rauhfusshuhn
○[鳥](ドイツ語で)ライチョウ(雷鳥)。
⇒らいちょう(ライチョウ,雷鳥)(1)
◎「ラオ」は「荒地」、「フス」は「足」、「フーン」は「ニワトリ(鶏)」
の意味。
らおぺ
【ラオペ】
◇[独]Raupe、[英]caterpillar
○(1)[虫](ドイツ語で)イモムシ(芋虫)・ケムシ(毛虫)・幼虫。
○(2)(ドイツ語で)キャタピラー(無限軌道)。
参照⇒きゃたぴらー(キャタピラー)(2)
らおろや
【ラオロヤ】
【ラ・オロヤ】
◇La Oroya
○⇒らおろーや(ラオローヤ,ラ・オローヤ)
らおろーや
【ラオローヤ】
【ラ・オローヤ】
◇La Oroya
○ペルー中南部、フニン県(Departamento de Junin)西部のヤ
ウリ郡(Provincia de Yauli)南部にある郡都。鉱山都市。
南緯11.52°、西経75.94°の地。
「ラオロヤ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1993(平成 5)2万9,258人。
2005(平成17)3万0,968人。
らおん
【ラ音】
◇[独]Rasselgeraeusch/Rasselgerausch
○[病]⇒らっせるおん(ラッセル音)
らーが
【ラーガ】
◇[ヒンディー語]raga
○(1)[楽]インド古典音楽の旋法。
北インドでは10種、南インドでは72種の定型旋律があり、さ
らに伝統的理論からなる細かな装飾・変化で数百に分けられる。
◎中国語表記は「拉格(lage)」。
○(2)[楽]その旋律による音楽・曲。
[1]らがー
【ラガー】
◇[独]Lager
○(1)(ドイツ語で)宿営地・キャンプ。
○(2)(ドイツ語で)収容所。
○(3)(ドイツ語で)倉庫・貯蔵室。
○(4)(ドイツ語で)鉱床。
○(5)[食]ラガービールの略称。
⇒らがーびーる(ラガービール,ラガー・ビール)
[2]らがー
【ラガー】
◇[英]rugger
○[俗][運]ラグビー([英]rugby)の別称。
⇒[1]らぐびー(ラグビー)
らかいす
【ラカイス】
◇[英]rachis
○[医](英語で)脊柱・背骨。
⇒せきちゅう(脊柱)
らかいてぃす
【ラカイティス】
◇[英]rachitis
○[病]⇒くるびょう(くる病,佝僂病)
らかいんしゅう《らかいんしう》
【ラカイン州】
◇[英]Rakhaing State/Rakhine State
○ミャンマー(旧称ビルマ)西部の州。北部をチン州(Chin
State)、東部をマグウェ管区(Magway Division)に接し、西部
をベンガル湾(Bay of Bengal)に面し、北西部をバングラデシュ
に隣接。
州都はシットウェ(Sittwe)。
旧称は「アラカン州(Arakan State)」。
〈面積〉
3万6,778平方キロメートル。
〈人口〉
1983(昭和58)204万5,900人。
2004(平成16)305万9,900人。
◎ミャンマー南東部にはカイン州(別称カレン州)もある。
らがうぇ
【ラガウェ】
◇Lagawe
○フィリピン北部、ルソン島北部イフガオ州(Ifugao Province)
の州都。
らがじぇーが
【ラ・ガジェーガ】
◇[西]La Gallega(ガリラヤ人)
○(1)イエス・キリストの別称。
⇒きりすと(キリスト,基督)
○(2)[歴]⇒がじぇーがごう(ガジェーガ号)
らかじぶかい
【ラカジブ海】
◇[英]Laccadive Sea
○[地]インド洋の支海の一つ。
北部をインド半島南端、東部をスリランカ(セイロン島)、西
部をラカジブ諸島(Laccadive Islands)とモルジブ諸島(Maldive
Islands)に囲まれた海域。
「ラカディブ海」とも呼ぶ。
★らがしゅ
【ラガシュ】
◇Lagash/Lagas
○[歴]イラク南部、ユーフラテス川(the Euphrates River)河
口近くにあったシュメール人の古代都市。
古代都市ウル(Ur)の北方。
参照⇒[1]うる(ウル)
らかすこ
【ラカス湖】
◇La'nga Co([中]拉昂錯)
○[地]中国南西部のチベット自治区(Xizang Zizhiqu)南西部、
カイラス(Kailas)山とナムナニ(Naimona'nyi)山と間にある湖。
西方にサトレジ(Sutlej)川が流出していたが、1976(昭和51)
の調査では、湖面が低下し川とは寸断されていた。
湖の東にはマパムヤムツォ(Mapam Yumco)湖がある。
参照⇒まぱむやむつぉ(マパムヤムツォ)
らがっつぁ
【ラガッツァ】
◇[伊](単数形)ragazza/(複数形)ragazzi(ラガッツィ)
○(1)(イタリア語で)少女・娘。
○(2)(イタリア語で)彼女・恋人。
らがっつぃ
【ラガッツィ】
◇[伊](複数形)ragazzi
○(イタリア語で)少年少女達・若者達。
◎単数形は、男が「ラガッツォ(ragazzo)」、女が「ラガッツァ
(ragazza)」。
らがっつぉ
【ラガッツォ】
◇[伊](単数形)ragazzo/(複数形)ragazzi(ラガッツィ)
○(1)(イタリア語で)少年・青年。
○(2)(イタリア語で)彼氏・恋人。
らがーでぃあくうこう《らがーぢあくうかう》
【ラガーディア空港】
◇[英]La Guardia Airport
○[空]アメリカのニューヨーク市(New York City)にある国際
空港。
コード名は「LGA」。
らかでぃぶかい
【ラカディブ海】
◇[英]Laccadive Sea
○[地]⇒らかじぶかい(ラカジブ海)
らがーびーる
【ラガービール】
【ラガー・ビール】
◇[英]lager beer、[独]Lagerbier(ラーガービーア)
○[食]普通の貯蔵ビール。
発酵したビールを缶詰(カンヅメ)または瓶詰(ビンヅメ)にし、酵
素を加熱殺菌して長期間保存に適するようにしたもの。
日本では通常は単に「ビール」と呼び、「生ビール」と区別する
場合に「ラガービール」,「ラガー」と呼ぶことが多い。
参照⇒びーる(ビール,麦酒)
◎ドイツ語で"Lager"は「倉庫・貯蔵室」の意味。英語はドイツ
語から派生。
らがるでーるぐるーぷ
【ラガルデール・グループ】
◇[フ]le groupe Lagardere、[英]Lagardere Group
○[経][軍]フランスのハイテク技術(防衛)・メディアの複合企
業体。
写真誌パリ・マッチ(Paris-Match)や女性誌エル(Elle)など
を発行。
らかわな
【ラカワナ】
◇Lackawanna
○(1)(Lackawanna County)⇒らかわなぐん(ラカワナ郡)
○(2)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州西部のエリー郡
(Erie county)西部、エリー湖東岸にある都市。
北緯42.82°、西経78.83°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)2万0,585人。
2000(平成12)1万9,064人。
らかわなぐん
【ラカワナ郡】
◇[英]Lackawanna County
○アメリカ合衆国東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
State)北東部の郡。
郡都はスクラントン(Scranton)。
〈人口〉
1980(昭和55)22万7,000人。
1990(平成 2)21万9,039人。
2000(平成12)21万3,295人。
2005(平成17)20万9,525人。
らかん
【羅漢】
○[仏]阿羅漢(アラカン)の略。
⇒あらかん(阿羅漢)
◎羅漢石,羅漢柏(ラカンハク,アスナロ),羅漢松(ラカンショウ)
らかんしょう
【ラカンショウ】
【羅漢松】
○(1)[植]イヌマキ(犬槙)の別称。
⇒いぬまき(イヌマキ,犬槙)
○(2)[植]ラカンマキ(羅漢槙)の別称。
⇒らかんまき(ラカンマキ,羅漢槙)
○(3)[植]アスナロの別称。
⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
らがんしりょく
【裸眼視力】
○[医]メガネ(眼鏡)やコンタクトレンズを使用しないときの視
力。
⇔きょうせいしりょく(矯正視力)
参照⇒しりょく(視力)
〈自衛隊のパイロット要員の裸眼視力〉
1993(平成 5)年度、両眼とも1.0以上から0.8以上に緩和。
2002(平成14)年度、0.6以上に緩和。
2005(平成17)年度、0.2以上に緩和。
2008. 9. 1(平成20)航空学生の募集基準、眼鏡・ソフトコン
タクトの使用を認可。
らかんせき
【羅漢石】
○阿羅漢(アラカン)の像に似た石。
参照⇒あらかん(阿羅漢)
らかんちゅう《らくわんちゆう》
【羅貫中】
◇[中]Luo Guanzhong
○[人]中国元末〜明初の小説家(生没年不詳)。名は本(Ben)、
字(アザナ)が貫中。山西省太原の人。経歴不明。
作品は『三国志演義(Sanguozhi Yanyi)』・『平妖伝(Ping-
yao Chuan)(ヘイヨウデン)』・『残唐五代史演義(Cantang Wudaishi
Yanyi)』・『竜虎風雲会(Longhu Fengyun Hui)』など。
◎『水滸伝(Suihuchuan)(スイコデン)』は施耐庵(Shi Nai'an)(シ・タ
イアン)原作、羅貫中の編纂・改訂という説がある。
らかんはく
【羅漢柏】
○[植]アスナロの別称。
⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
らかんまき
【ラカンマキ】
【羅漢槙】
○[植]イヌマキ(犬槙)の変種。
低木状で高さは5メートル内外。枝は斜上して下垂せず、葉
は扁平な短い針形で密ら互生する。
赤い花托(カタク)の先端にある種子は広楕円形で青緑色に熟し
生食できる。
庭園などの生垣(イケガキ)として植える。また、建材・器具材
となる。
単に「マキ(槙)」とも、「ラカンショウ(羅漢松)」とも呼ぶ。
参照⇒いぬまき(イヌマキ,犬槙)
◎名称は衣を着た羅漢のように見えることから。
らきうら
【ラキウラ】
◇[マオリ語]Rakiura
○[地]⇒すちゅわーととう(スチュワート島)
らきす
【ラキス】
◇[英]rachis
○[医](英語で)脊柱・背骨。
⇒せきちゅう(脊柱)
らきや
【ラキア】
◇[セルビア語]rakija
○[食](セルビア語で、プラム・リンゴなどの)ブランディー。
★らぎょうへんかくかつよう《らぎやうへんかくくわつよう》
【ラ行変格活用】
○[言]文語動詞の活用形式の一つ。
「あり(在り,有り)」・「をり(居り)」・「はべり(侍り)」・「いま
そかり(在そかり)」など。
「ラ変」とも呼ぶ。
らく
【ラク】
◇[独]Lack
○(1)(ドイツ語で)ラッカー([英]lacquer)。
⇒らっかー(ラッカー)
○(2)(ドイツ語で)ワニス。
⇒わにす(ワニス)
らぐ
【ラグ】
◇[英]lag
○(1)遅れ・遅延。
○(2)(特に)タイムラグ(time lag)。
参照⇒どらっぐらぐ(ドラッグラグ,ドラッグ・ラグ)
らぐあひら
【ラグアヒラ】
◇[西]La Guajira
○(1)[地](Peninsula de La Guajira)⇒らぐあひらはんとう
(ラグアヒラ半島)
○(2)(Departamento de La Guajira)⇒らぐあひらけん(ラグア
ヒラ県)
らぐあひらけん
【ラグアヒラ県】
◇[西]Departamento de La Guajira、[英]La Guajira Depart-
ment
○コロンビア北端、ラグアヒラ半島(Peninsula de La Guajira)
にある県。北部をカリブ海に面し、南部をベネズエラに隣接。
県都はリオアチャ(Riohacha)。
「グアヒラ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万0,848平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)48万3,100人。
2002(平成14)50万0,000人。
2004(平成16)51万7,400人。
らぐあひらはんとう《らぐあひらはんたう》
【ラグアヒラ半島】
◇[西]Peninsula de La Guajira、[英]La Guajira Peninsula
○[地]南アメリカ大陸最北端の半島。北部をカリブ海に面し、
南部はパラグアナ半島(Paraguana Peninsula)とともにベネズ
エラ湾([西]Golfo de Venezuela)を形成。
北部は砂漠化し、南部は肥沃。先端と基部北部はコロンビア
のラグアヒラ県(Departamento de La Guajira)に、基部南部は
ベネズエラのズーリア州(Estado Zulia)に属する。
先住民ワユ族(Wayuu)が居住。
「グアヒラ半島」とも呼ぶ。
らくいら
【ラクイラ】
◇L'Aquila
○(1)(Provincia di L'Aquila)⇒らくいらけん(ラクイラ県)
○(2)イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)の州
都。ラクイラ県の県都。
北緯42.35°、東経13.39°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)6万3,678人。
1991(平成 3)6万7,818人。
2001(平成13)6万8,503人。
◎2009. 4.(平成21)マグニチュード6.3のラクイラ震災で309人
が死亡。
2009. 7. 8(平成21)主要国首脳会議(サミット)、開催。
らくいらけん
【ラクイラ県】
◇[伊]Provincia di L'Aquila、[英]L'Aquila District/L'-
Aquila Province
○イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)西部の
県。
県都はラクイラ(L'Aquila)(州都)。
〈面積〉
5,033平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)30万3,761人(推計)。
2001(平成13)29万7,424人(10月21日現在)。
らくえつ
【駱越】
◇[中]Lioyue
○[歴]中国の少数民族のチワン族(壮族)の歴史的な呼称の一つ。
⇒ちわんぞく(チワン族,壮族)
らくえんそうしつ《らくゑんさうしつ》
【楽園喪失】
◇[英]Paradise Lost
○[文]⇒しつらくえん(失楽園)
★らくがき
【落書き】
【落書】
【楽書き】
【楽書】
○
参照⇒ぐらふぃてぃー(グラフィティー)(2),たぎんく(タギ
ンク)(2)
らくがきでら
【落書き寺】
○[俗]大阪府堺市の家原寺(エバラジ)の別称・古称。
⇒えぱらじ(家原寺)
らくからーちゃ
【ラ・クカラーチャ】
◇[西]La Cucaracha(ゴキブリ)
○[楽]メキシコ民謡。
日本語の曲名は「車にゆられて(佐木敏作詞)」。
らくがん
【落雁】
○(1)[鳥]空から舞い降りるガン(雁)。
長距離を雁行してきたガンが目的地または目的地近くの沼地
などに達した時、体をひねったり引っくり返ったりして急激に
スピードを落とし、落下するかのように降下するもの。
日本は越冬地のため、秋にのみ見られる。
参照⇒がんこう(雁行)(1)
◎秋の季語。
○(2)[食]干菓子(ヒガシ)の一種。
米・麦・大豆・小豆などの炒粉(イリコ)を砂糖・水飴で練(ネ)り、
木型に押し入れて焙炉(ホイロ)で乾したもの。
参照⇒もろこし(モロコシ,諸越)
★らくご
【落語】
○演芸の一つ。
オチ(サゲ)のある話と、人情・芝居・怪談話などオチのない
話に大別される。
★らくごきょうかい《らくごけふくわい》
【落語協会】
○
古典落語を演じることが多い。
◎1923.10.(大正12)柳派と三遊派が団結して「東京落語協会」と
して結成。
第二次世界大戦中、警視庁統轄の講談落語協会に編入され、
戦後に独立・復帰。
1977(昭和52)文化庁管轄の社団法人となる。
★らくごげいじゅつきょうかい《らくごげいじゆつけふくわい》
【落語芸術協会】
○
創作落語を演じることが多い。
◎1930.10.11(昭和 5)春風亭柳橋(6代目)・柳家金語楼らが
「日本芸術協会」として結成。
1934(昭和 9)柳亭左楽の落語睦会と合同。
1977(昭和52)文化庁管轄の社団法人となり、「社団法人落語
芸術協会」と改称。
らくごさんゆうきょうかい《らくごさんゆうけふくわい》
【落語三遊協会】
○[歴]1978. 5.24(昭和53)真打昇進をめぐり落語協会を脱退し
た三遊亭円生(6代目)らが結成した演芸団体。
翌月、寄席より締め出され、小劇場などで口演。
1979. 9.(昭和54)円生が死去し、11月解散。三遊亭円弥ら9
人は落語協会に復帰、三遊亭円楽ら7人は「大日本すみれ会」と
して単独でホール寄席などに出演。
1985(昭和60)「落語円楽党」と改称。
[1]らぐーざ
【ラグーザ】
◇[伊]Ragusa
○(1)(Provincia di Ragusa)⇒らくーざけん(ラグーザ県)
○(2)イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)南東部のラ
グーザ県(Provincia di Ragusa)中央部にある県都。
○(3)クロアチアの都市ドゥブロブニク(Dubrovnik)のイタリア
語名。
⇒どぅぶろぶにく(ドゥブロブニク)
[2]らぐーざ
【ラグーザ】
◇Vincenzo Ragusa
○[人]イタリアの彫刻家(1841〜1927)。
⇒『人名辞典』らぐーざ(ラグーザ)
らくーざけん
【ラグーザ県】
◇[伊]Provincia di Ragusa
○イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)南東部の県。
県都はラグーザ。
らくさん
【酪酸】
◇[英]butyric acid
○[化]脂肪酸(一価のカルボン酸)の一種。分子式はC3H7CO
OH。
無色油状の液体。容易に水に溶解する。糖類や乳酸などの酪
酸発酵、またはブタノールの酸化によって得られる、酢酸に似
た不快な酸敗臭・腐敗臭をもつ。
バターなどの乳脂肪や肉汁の中にグリセリン・エステルとし
て存在する。
菓子やアルコール飲料の香料の合成原料などや、乳酸の代用
として鞣革(ナメシガワ)工業に用いられる。
「ブタン酸」とも呼ぶ。
らくざん
【楽山】
○(1)(Leshan Shi)⇒らくざんし(楽山市)
○(2)[古]出雲国八束郡(ヤツカグン)にあった地名。
◎楽山焼き
★らくさんきん
【酪酸菌】
◇[羅]Clostridium butyricum
○[生]クロストリジウム属(Clostridium)の細菌。
腸内細菌(善玉菌)の一種。
参照⇒ちょうないさいきん(腸内細菌)
らくざんし
【楽山市】
◇[中]Leshan Shi、[英]Leshan City
○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)中央部にある
省の省直轄市(地級市)。工業都市。
四川盆地の南西に位置し、岷江(Min Jiang)(ミンコウ)に大渡河
(Dadu He)と青衣江(Qingyi Jiang)が合流する。
〈面積〉
2,514平方キロメートル(区部)、1万2,826平方キロメートル
(全域)。
〈人口〉
2004(平成16)114万人(区部)、348万人(全域)。
〈管轄4区〉
市中区(Shizhong Qu)。
沙湾区(Shawan Qu)。
五通橋区(Wutongqiao Qu)。
金口河区(Jinkouhe Qu)。
〈管轄1市〉
峨眉山市(Emeishan Shi)。
〈管轄6県〉
(「牛」偏+「建」)為県(Qianwei Xian)。
井研県(Jingyan Xian)。
(「峡」-「山」)江県(Jiajiang Xian)。
沐川県(Muchuan Xian)。
馬辺彝族自治県(Mabian Yizu Zizhixian)。
峨辺彝族自治県(Ebian Yizu Zizhixian)。
らくざんだいぶつ
【楽山大仏】
◇[中]Leshan Dafo
○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)楽山市(Leshan
Shi)の凌雲山(Lingyun Shan)にある唐代の磨崖仏(マガイブツ)。
高さ71メートル、肩幅24メートル。頭の高さ14.7メートル、
耳の長さ6.72メートル、鼻の長さ5.33メートル、目の長さ3.3
メートル。
現存する世界最大の大仏。
完成時は金箔・極彩色に覆われ、十三重の木造楼閣があった。
◎ 713(和銅 6)<開元元>玄宗皇帝により建立・開削。
803(延暦22)<貞元19>完成。
1996(平成 8)世界文化遺産に登録。
◎弥勒仏(未来仏)で、栄県大仏(Rongxian Dafo)は釈迦牟尼仏
(現世仏)。
参照⇒えいけんだいぶつ(栄県大仏)
らくししゃ
【落柿舎】
○[歴]京都府右京区嵯峨小倉山町(サガオグラヤマチョウ)にあった、向
井去来(ムカイ・キョライ)(1651〜1704)の別荘。去来が豪商の別邸を買
い取り修理したもの。
1691(元禄 4)松尾芭蕉(マツオ・バショウ)(1644〜1694)がしばらく
滞在して『嵯峨日記』を書いた。
1770(明和 7)京都の俳人井上重厚(ジュウコウ)が訪れたときには
場所が不明だったため現在地の弘源寺跡に再興。
現在のものは明治初年に建立。
「おちがきのや(落柿舎)」とも呼ぶ。
◎向井去来:「柿ぬしや木ずゑはちかきあらし山」。
らくしゃーさ
【ラクシャーサ】
◇[梵](男性形)Raksasa
○[仏]⇒らせつ(羅刹)
らくしゃーし
【ラクシャーシ】
◇[梵](女性形)Raksasi
○[仏]⇒らせつ(羅刹)
らくしょく
【落飾】
○身分の高い人が髪を剃り落して仏門に入ること。
らくせい
【洛西】
○(1)都(ミヤコ)の西。
⇔らくとう(洛東)(1)
○(2)特に、京都の西の郊外。
右京区の嵯峨(サガ)など。
⇔らくとう(洛東)(2)
らくせいいん《らくせいゐん》
【楽生院】
◇[中]Lesheng yuan
○[歴]台湾総督府が台北県(Taibei Xian)新荘市(Xinzhuang
Shi)に開設したハンセン病療養所。
「楽生療養院」とも呼ぶ。
参照⇒らいよぼうほう(癩予防法,らい予防法),はんせんびょ
う(ハンセン病)
◎1930(昭和 5)開設。
1934(昭和 9)台湾癩予防令を公布。
らくせいりょうよういん《らくせいれうやうゐん》
【楽生療養院】
◇[中]Lesheng Liaoyang Yuan
○[歴]⇒らくせいいん(楽生院)
らくそ
【酪素】
◇[独]Kasein、[英]casein
○[生化]⇒かぜいん(カゼイン)
らーくぞく
【ラーク族】
◇Lak
○ロシア連邦南西部、ダゲスタン共和国(Respublika Dagestan)
に居住する少数民族。
使用言語はラーク語。宗教はイスラム教。
〈人口〉
1990(平成 2)10万6,900人。
1995(平成 7)10万6,200人。
2000(平成12)10万5,200人。
★らくだ
【ラクダ】
【駱駝】
◇[英]camel(キャメル)
○[哺]ウシ目(Artiodactyla)ラクダ科(Camelidae)ラクダ属
(Camelus)の哺乳類の総称。
参照⇒だはい(駝背)
〈ヒトコブラクダ([英]Arabian camel)〉
北アフリカ〜西アジアで家畜として飼育。
〈フタコブラクダ([英]Bactrian camel)〉
中央アジア〜モンゴルで家畜として飼育。野生種も生息。
◎2006(平成18)ドバイのラクダレースの騎手が4〜6歳のアジ
ア人の子供だったことから、人権擁護団体などに人身売買・幼
児虐待と強く非難され、ロボットの騎手が開発される。
★らくだ
【駱駝】
○(1)[哺]⇒らくだ(ラクダ,駱駝)
○(2)[服]ラクダの毛で織った、茶褐色の毛織物・服地。また、
その布地で作られた婦人服・毛布・襟巻きなど。
○(3)[服](転じて)ラクダ色の下着。
◎ラクダのジャケツ
○()
らくだいろ
【ラクダ色】
【駱駝色】
◇[英]camel color
○[色]毛織物などの地色。薄い茶褐色。
ベージュ(beige)やエクルー(ecru)より濃い色。
参照⇒べーじゅ(ベージュ)
らくたく
【落魄】
【落拓】
○⇒らくはく(落魄,落泊,落薄)
らくたーぜ
【ラクターゼ】
◇[独]Laktase、[英]lactase(ラクテイス)
○[生化]乳糖分解酵素。
らくちゅう
【洛中】
○京都の市街。都(ミヤコ)の内。
◎「洛」は都(京都)のこと。
らくちゅうしゅご
【洛中守護】
○[歴]京都守護の別称。
⇒きょうとしゅご(京都守護)
[1]らくてぃす
【ラクティス】
◇[英]lactase、[独]Laktase
○[生化]⇒らくたーぜ(ラクターゼ)
[2]らくてぃす
【ラクティス】
◇[登録商標]Ractis
○[交]トヨタ自動車(株)の小型車。
ファンカーゴ(FunCargo)の後継車。
◎2005.10. 3(平成17)新発売。
らくてん
【楽天】
◇[中]Letian
○[人]白居易(Bai Juyi,Bo Juyi)の字(アザナ)。
⇒はくきょい(白居易)
らくと
【ラクト】
◇[英]lacto-/lact-
○[接頭辞]「乳」を表す語形成要素。
◎ラクトプロテイン(lactoprotein):乳タンパク質。
ラクトース(lactose):⇒にゅうとう(乳糖)
ラクテイス(lactase)(ラクターゼ):乳糖分解酵素。
ラクティックアチド(lactic acid):乳酸。
ラクテイト(lactate):乳酸塩。
らくとう
【洛東】
○(1)都(ミヤコ)の東。
⇔らくせい(洛西)(1)
○(2)特に、京都の鴨川(カモガワ)以東の地。
東山丘陵(東山三十六峰)が南北に連なる。
「鴨東(オウトウ)」とも呼ぶ。
⇔らくせい(洛西)(2)
らくとおぼべじたりあん
【ラクト・オボ・ベジタリアン】
◇[英]lacto-ovo vegetarian
○乳製品と卵は食べる菜食主義者(vegetarian)。
必要なタンパク質をしっかり摂取(セッシュ)する。
「オボ・ラクト・ベジタリアン(ovo-lacto vegetarian)」とも
呼ぶ。
らくとーす
【ラクトース】
◇[英]lactose
○[生化]⇒にゅうとう(乳糖)
らくとーぜ
【ラクトーゼ】
◇[独]Laktose
○[生化]⇒にゅうとう(乳糖)
らくとぱみん
【ラクトパミン】
◇[英]ractopamine
○[農]ブタ(豚)などの家畜の飼料の添加剤の一種。
成長促進や脂肪の少ない赤肉を増量するために使用する。
参照⇒えんさんくれんぶてろーる(塩酸クレンブテロール)(3)
らくとふぇりん
【ラクトフェリン】
◇lactoferrin
○[生化]哺乳類の母乳に多く含まれる乳清タンパク質の一種。
免疫力増強作用があり、腸内環境改善、大腸や肺などの発ガ
ン(癌)予防、慢性C型肝炎の症状改善などに効果があるいう。
らくとふらびん
【ラクトフラビン】
◇lactoflavin
○[生化]⇒びたみんびーに(ビタミンB2)
[1]らぐーな
【ラグーナ】
◇[西]laguna、[英]lagoon
○[地](スペイン語で)ラグーン。
⇒らぐーん(ラグーン)(1)
[2]らぐーな
【ラグーナ】
◇[伊]laguna、[英]lagoon
○[地](イタリア語で)ラグーン。
⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らくなう
【ラクナウ】
◇Lakhnau、[英]Lucknow
○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)中央部にある州都。カーンプル(Kanpur)の北東方に位置
する。
北緯26.85°、東経80.92°の地。
「ラックナウ」,「ラクノー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1970(昭和45) 78万3,718人。
1971(昭和46) 75万人。
1991(平成 3)161万9,100人。
2001(平成13)220万7,300人。
2002(平成14)225万0,500人。
◎1775(安永 4)アウド王国(the kingdom of Oudh)の首都(〜
1856)。
1857〜1859(安政 4〜安政 6)セポイの反乱(インド大反乱)の
際、カーンプルとともに反乱の中心地となる。
らぐなしあ
【ラグナシア】
◇Lagunasia
○愛知県蒲郡市(ガマゴオリシ)にある海のテーマパーク。
愛知県やトヨタ自動車などが出資する第三セクター蒲郡海洋
開発(株)が運営。
◎2001. 4.(平成13)ラグーナ蒲郡、マリーナの営業を開始。
2002. 3.(平成14)UFJ銀行が蒲郡海洋開発の債権放棄し、
再出発。
2002. 4.25(平成14)ラグナシア、開園。
らぐなしゅう《らぐなしう》
【ラグナ州】
◇[英]Laguna Province
○フィリピンのルソン島中南部、南部タガログ地方(Southern
Tagalog Region)の州。
州都はサンタクルス(Santa Cruz)。
らぐね
【ラグネ】
◇[独]Lagune、[英]lagoon
○[地](ドイツ語で)ラグーン。
⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らくのー
【ラクノー】
◇Lakhnau、[英]Lucknow
○⇒らくなう(ラクナウ)
らくはく
【落剥】
○剥(ハ)げ落ちること。剥落(ハクラク)。
らくはく
【落魄】
【落泊】
【落薄】
○希望どおりにならず、おちぶれること。定まった職業がなく
貧しいこと。零落(レイラク)。
「らくたく(落魄,落拓)」とも呼ぶ。
◎「魄(気力)が落ちる」の意味。
参照⇒はく(魄)
★[1]らぐびー
【ラグビー】
◇[英]rugby
○[運]フットボールの一種。
1チーム、プロは13人、アマは15人。
「ラガー(rugger)」,「ラ式蹴球(シュウキュウ)」とも呼ぶ。
◎イギリスのラグビー・スクール(Rugby School)で始まったこ
とから。
[2]らぐびー
【ラグビー】
◇[英]Rugby
○(1)イギリス、イングランド中部の都市。
参照⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スクール)
○(2)[教](Rugby School)⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スク
ール)
らぐびーこう《らぐびーかう》
【ラグビー校】
◇[英]Rugby School
○[教]⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スクール)
らぐびーすくーる
【ラグビー・スクール】
◇[英]Rugby School
○[教]イギリスの全寮制男子名門校の一つ。
イングランド中部のラグビーにあるパブリック・スクールで、
1567(永禄10)創立。
参照⇒いーとんかれっじ(イートン・カレッジ),はろーすく
ーる(ハロー・スクール)
◎スポーツのラグビー発祥の学校。
らぐびーぼーる
【ラグビーボール】
【ラグビー・ボール】
◇[英]rugby ball
○[運]球技ラグビーで使用する、抱えて走りやすい紡錘形(ボウ
スイケイ)のゴム製ボール。
重さは400〜440グラム。
◎紡錘形(spindle shaped)の代名詞としても使用される。
らぐへっど
【ラグヘッド】
◇[英]raghead
○[俗](イギリスで)頭にターバンを巻くインド人やイラク人・
アラブ人への別称。
「タオルヘッド(towelhead)」とも呼ぶ。
◎"rag"は「ぼろきれ」の意味。
◎2006. 3.(平成18)陸軍士官のヘンリー王子が同じ小隊のパキ
スタン系隊員に「パキ(Paki)」とともに使用していた。
らぐまんしゅう《らぐまんしう》
【ラグマン州】
◇Velayat-e Laghman、[英]Laghman Province
○アフガニスタン東部の州。北東部をヌリスタン州(Velayat-e
Nuristan)、東部をクナール州(Velayat-e Kunar)、南部をナン
ガハル州(Velayat-e Nahgarhar)、南西部をカブール州(Vel-
ayat-e Kabul)、西部をカピサ州(Velayat-e Kapisa)に接する。
州都はメタルラム(Mehtarlam)。
「ラフマン州」とも呼ぶ。
〈面積〉
3,842.58平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)60万5,700人。
◎2001(平成13)北部を新設のヌリスタン州に分割。
らくゆう《らくいふ》
【洛邑】
◇[中]Luoyi
○[歴]古代中国の周王室がBC. 772に都を東遷して王城を営ん
だ地。
現在の河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)洛陽市(Luoyang Shi)の
西郊。
[1]らくよう《らくやう》
【洛陽】
◇[中]Luoyang
○⇒らくようし(洛陽市)
[2]らくよう《らくやう》
【洛陽】
○(1)[古]平安京の東半分「左京」の別称。
◎西半分「右京(西京)」の別称は「長安(チョウアン)」。
○(2)京都の別称。
★らくよう《らくえふ》
【落葉】
○(1)[植]
参照⇒りそう(離層),こうよう(紅葉),こうよう(黄葉)
○(2)[植]落ち葉。
○(3)[]
○(4)[]
★らくようさんじゅうさんしょ《らくやうさんじふさんしよ》
【洛陽三十三所】
○京都周辺の観音像を安置した33の寺院。
<10>清水寺善光寺堂。
参照⇒さいごくさんじゅうさんしょ(西国三十三所)
◎2005. 4. 4(平成17)清水寺善光寺堂で、明治の廃仏毀釈で途
絶えた洛陽三十三所観音巡礼復活の法要が営まれた。
★らくようし《らくやうし》
【洛陽市】
◇[中]Luoyang Shi
○中国中央部、河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)北西部の省直轄
市(地級市)。
長安(Chang'an)(チョウアン)を西都(Xidu)(セイト)・西京(Xijing)(セ
イケイ,セイキョウ)と呼ぶのに対し、「東都(Dongdu)(トウト)」,「東京(Dong-
jing)(トウケイ)」とも呼ぶ。
〈管轄6区〉
老城区(Laocheng Qu)。
西工区(Xigong Qu)。
(三水+「纏」-「糸」)河回族区(Chanhe Huize Qu)。
澗西区(Jianxi Qu)。
吉利区(Jili Qu)。
洛龍区(Luolong Qu)。
〈管轄1市〉
偃師市(Yanshi Shi)。
〈管轄8県〉
孟津県(Mengjin Xian)。
新安県(Xin'an Xian)。
欒川県(Luanchuan Xian)。
嵩県(Song Xian)。
汝陽県(Ruyang Xian)。
宜陽県(Yiyang Xian)。
洛寧県(Luoning Xian)。
伊川県(Yichuan Xian)。
◎周代、「河南(Henan)」と呼び、漢代に河南県を設置。
五代の晋(晉)(Jin)で、「西京(セイケイ,セイキョウ)」と呼ぶ。
らくようそう《らくえふそう》
【落葉層】
○[農]落ち葉が積み重なって層となっていること。
腐(クサ)って腐葉土(フヨウド)となる。
参照⇒ふようど(腐葉土),りそう(離層)
らぐらん
【ラグラン】
◇[英]raglan
○[服]⇒らぐらんすりーぶ(ラグランスリーブ,ラグラン・スリ
ーブ)
★らぐらんじゅ
【ラグランジュ】
◇Joseph Louis Lagrange
○[人]フランスの数学者・物理学者(1736〜1813)。
メートル法制定に尽力。
◎ラグランジュ点([英]Lagrangian point)
らぐらんすりーぶ
【ラグランスリーブ】
【ラグラン・スリーブ】
◇[英]raglan sleeve
○[服]首の襟(エリ)ぐりから肩・袖(ソデ)と一続きに仕立てた袖。
コート・セーター・ジャージなどに用いられる。
「ラグラン袖」とも、単に「ラグラン」とも呼ぶ。
◎クリミア戦争の英国軍司令官ラグラン男爵(Fitzroy James
Henry Somerset,1st Baron Raglan)(1788〜1855)が考案という。
らぐらんそで
【ラグラン袖】
◇[英]raglan sleeve
○[服]⇒らぐらんすりーぶ(ラグランスリーブ,ラグラン・スリ
ーブ)
らーくりま
【ラークリマ】
◇[伊]lacrima、[英]tear
○(イタリア語で)涙・泪(ナミダ)。
らーぐりま
【ラーグリマ】
◇[西]lagrima、[英]tear
○(スペイン語で)涙・泪(ナミダ)。
らぐります
【ラグリマス】
◇[西](複数形)lagrimas、[英]teardrops
○(スペイン語で)涙・泪(ナミダ)。
[1]らくりまとりー
【ラクリマトリー】
◇[英]lachrymatory
○[名]古代ローマ人の墓に副葬品として埋めた、細口の小瓶(コ
ビン)。
葬送者の涙を入れたという。
「なみだつぼ(涙壷,涙壺)」とも呼ぶ。
[2]らくりまとりー
【ラクリマトリー】
◇[英]lacrimatory/lachrymatory/lacrymatory
○[形]涙の・催涙の。
らくるぬーヴ
【ラクルヌーヴ】
【ラ・クルヌーヴ】
◇La Courneuve
○⇒らくるぬーぶ(ラクルヌーブ,ラ・クルヌーブ)
らくるぬーぶ
【ラクルヌーブ】
【ラ・クルヌーブ】
◇La Courneuve
○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-de-
France)中北部のセーヌサンドニ県(Departement Seine-Saint-
Denis)西部にある都市。首都パリの北東郊。
「ラクルヌーヴ」とも呼ぶ。
らくろ
【ラクロ】
◇Pierre Ambroise Francois Choderlos de Laclos(ピエール
・ラクロ)
○[人]フランスの軍人・作家(1741〜1803)。
らくろ
【ラクロ】
【ラ・クロ】
◇[フ]La Crau
○⇒らくろー(ラクロー,ラ・クロー)
らくろー
【ラクロー】
【ラ・クロー】
◇[フ]La Crau
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)南部のバール県
(Departement Var)南部の町。
北緯43.15°、東経6.07°の地。
「ラクロ(ラ・クロ)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)1万1,300人。
1999(平成11)1万4,500人。
2004(平成16)1万4,700人。
らくろう《らくらう》
【楽浪】
◇[中]Lelang
○[歴]⇒らくろうぐん(楽浪郡)
らくろうぐん《らくらうぐん》
【楽浪郡】
◇[中]Lelang Jun
○[歴]中国の前漢が朝鮮に設置した植民地(BC. 108〜AD. 313)
・郡名。
BC. 108<元封 3>漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼして楽浪のほか
4郡(朝鮮四郡)を置いた。
楽浪郡の郡治は平壌(ピョンヤン)。朝鮮半島の北西部で現在の平
安南北道・黄海道・京畿道の地にあたる。
後漢末(3世紀)には遼東太守の公孫康(Gongsun Kang)が領有
し、 204<建安 9>ころその南半をさいて帯方郡(Daifang Jun)
(タイホウグン)を新設。のち魏・西晋に受け継がれ、 313年高句麗
(コウクリ)に滅ぼされた。
参照⇒ちょうせんしぐん(朝鮮四郡),たいほうぐん(帯方郡),
さいきょうづか(彩篋塚)
◎平壌周辺では、漢代文化の移入による楽浪文化のものが多数
出土している。
20世紀に入り日本の学者により多数の古墳が発掘された。
らくろす
【ラクロス】
◇lacrosse
○[運]双方10人(女子は12人)づつで行なうホッケーに似た球技。
ゴム製ボールを網付きの棒で投げてゴールを目指す。
カナダでは盛んで国技となっている。
「ラクロッス」とも呼ぶ。
◎北アメリカ原住民の遊びから発達したもの。
語源はフランス語の「杖・ラケット(la crosse)」から。
らくろっす
【ラクロッス】
◇lacrosse
○[運]⇒らくろす(ラクロス)
らくーん
【ラクーン】
◇[英]raccoon
○[哺]⇒あらいぐま(アライグマ,洗い熊,洗熊,浣熊)
らぐん
【ラグン】
◇[フ]lagune、[英]lagoon
○[地](フランス語で)ラグーン。
⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らぐーん
【ラグーン】
◇[英]lagoon
○(1)[地]海の一部が砂州や沿岸州などによって外海と切り離
されてできた湖や沼。
◎フランス語:ラグン(lagune)。
スペイン語:ラグーナ(laguna)。
イタリア語:ラグーナ(laguna)。
ドイツ語:ラグネ(Lagune)/ハフ(Haff)。
○(2)[地](Lagoon)エリス諸島の別称。
⇒えりすしょとう(エリス諸島)
らぐーんしょとう《らぐーんしよたう》
【ラグーン諸島】
◇[英]Lagoon Islands
○[地]エリス諸島の別称。
⇒えりすしょとう(エリス諸島)
らくんぱるしーた
【ラ・クンパルシータ】
◇[西]La Cumparsita(小さな行進)
○[楽]ウルグアイの作曲家ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Ger-
aldo Hernan Matos Rodriguez)(1897〜1948)作曲のアルゼンチ
ンタンゴ。
◎1919(大正 8)作曲。
◎ロドリゲス(1897〜1948)はウルグアイの音楽家。
らけしす
【ラケシス】
◇Lachesis
○[ギ神]運命の三女神の一神で、運命の糸を割り当てる(長さ
を決める)女神。
参照⇒もいらい(モイライ),あかいいと(赤い糸)
らけだいもん
【ラケダイモン】
◇Lakedaimon
○[歴]古代ギリシア、スパルタの正式名称。
参照⇒すぱるた(スパルタ),らこにあ(ラコニア)
◎スパルタの人が自国を呼ぶときの名称。
らけっと
【ラケット】
◇[英]racket
○(1)[運]テニス・バドミントンなどで、ボール(球)やシャト
ルコックを打つ道具。
長い柄(エ)の先に、ガットを網状に張った楕円形の枠がつい
たもの。
参照⇒[1]がっと(ガット)
○(2)[運]卓球でボールを打つ道具。
短い柄に、コルクや薄いゴム板などを張った、円形などの木
質の板がついたもの。
○(3)ラケット状のかんじき(橇)
⇒かんじき(橇)
◎アラビア語の「手の平(rahah)」から。
らけーて
【ラケーテ】
◇[独]Rakete
○[宇][軍](ドイツ語で)ロケット([英]rocket)。
⇒[2]ろけっと(ロケット)
らーげり
【ラーゲリ】
◇[露]lageri
○⇒らーげる(ラーゲル)
らける
【ラケル】
◇Rachel
○[聖]イスラエル民族12部族の祖ヤコブ(Jacob)の妻の一人。
十一男ヨセフ(Joseph)と十二男ベニヤミン(Benjamin)の母。
召し使いビルハ(Bilhah)の女主人。
英語読みは「レイチェル」。
参照⇒じゅうにぶぞく(十二部族)
らーげる
【ラーゲル】
◇[露]lager、[独]Lager(ラーガー)
○捕虜収容所・強制収容所。
「ラーゲリ(lageri)」とも呼ぶ。
参照⇒きょうせいしゅうようじょ(強制収容所),しべりあよ
くりゅう(シベリア抑留)
らご
【羅侯】
【羅ゴ】
◇[梵]Rahu
○(1)九曜の一つ。
日月の光をおおって日食・月食を起すといわれ、この星に当
たる者は大凶という。
「羅護」とも書き、「羅ゴ星(ラゴセイ,ラゴショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒きゅうよう(九曜)
◎インドの伝説では羅ゴ阿修羅(アシュラ)王。
◎「ゴ」は「(「目」偏+「侯」:補助7409)」と書き、「侯」は代用。
○(2)[人]羅ゴ羅の略。
⇒らごら(羅ゴ羅,羅侯羅)
らこく
【羅国】
○シャム(暹羅)(現:タイ王国)から渡来した香木。
参照⇒きどころ(木所)
らごしょう《らごしやう》
【羅ゴ星】
【羅侯星】
○⇒らご(羅侯,羅ゴ)(1)
らごす
【ラゴス】
◇Lagos
○(1)(Lagos State)⇒らごすしゅう(ラゴス州)
○(2)アフリカ西部、ナイジェリア南西部のラゴス州(Lagos
State)の都市。同国南西端、ギニア湾に臨む港湾都市。
北緯6.45°、東経3.47°の地。
〈人口〉
1975(昭和50)106万人。
1991(平成 3)519万5,200人。
1991(平成 3)568万6,000人(11月26日現在)。
2002(平成14)802万9,200人。
◎ナイジェリア連邦共和国の旧首都。
首都は1991.12.(平成 3)同国中央部のアブジャ(Abuja)に遷
都(セント)。
らごすしゅう《らごすしう》
【ラゴス州】
◇[英]Lagos State
○アフリカ西部、ナイジェリア南西部の州。西端をペナンに隣
接。
州都はイケジャ(Ikeja)。
〈面積〉
3,345平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)568万5,781人(11月26日現在)。
1995(平成 7)635万7,253人(推計)。
らこすて
【ラコステ】
◇[登録商標]Lacoste
○[経][服]フランスのスポーツ衣料品製造会社。
右向きのワニのロゴを使用。
参照⇒[2]くろこだいる(クロコダイル)
◎1933(昭和 8)創立。
らごせい
【羅ゴ星】
【羅侯星】
○⇒らご(羅ゴ,羅侯)(1)
らこにあ
【ラコニア】
◇Lakonia
○ギリシア南部、ペロポネソス半島南東部の地方。
参照⇒らけだいもん(ラケダイモン)
◎この地に古代ギリシアの都市国家スパルタが建国された。
らごら
【羅ゴ羅】
【羅侯羅】
◇[梵]Rahula
○[人]釈迦の嫡子(チャクシ)、母は耶輸陀羅(ヤシュタラ)。父について
15歳で出家し、戒律を細かなところまで守り、密行第一と称せ
られた。釈迦十大弟子の一人となった。
「羅ゴ(羅侯)」とも呼ぶ。
参照⇒しゃーりぷとら(シャーリプトラ,舎利弗,舎利子,舎梨
子)
◎「ゴ」は(「目」偏+「候」:補助4709)、「侯」は代用。
らこるにゃけん
【ラ・コルニャ県】
◇[西]Provincia da Coruna、[英]La Coruna Province
○スペイン北西部、ガリシア自治州(Comunidad Autonoma de
Galicia)北西部の県。
県都はサンチアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Com-
postela)。
「ラ・コルーニャ県」,「ア・コルニャ県(Provincia de A Co-
runa)」とも呼ぶ。
らこるーにゃけん
【ラ・コルーニャ県】
◇[西]Provincia da Coruna、[英]La Coruna Province
○⇒らこるにゃけん(ラ・コルニャ県)
らさ
【ラサ】
【拉薩】
◇Lhasa、[中]Lasa(拉薩)
○(1)中国南西部、チベット自治区(Xizang Zizhiqu)中東部に
ある区都。
中央部にポタラ宮、北東部に色拉寺、北西部に哲蚌寺(デプ
ン寺)などがある。
北緯29.65°、東経91.10°の地。
〈人口〉
1990(平成 2) 9万2,000人。
2003(平成15)10万7,900人。
〈管轄1区〉
城関区(Chengguan Qu)。
〈管轄7県〉
林周県(Linzhou Xian)。
当雄県(Dangxiong Xian)。
尼木県(Nimu Xian)。
曲水県(Qushui Xian)。
堆龍コ慶県(Duilongdeqing Xian)。
達孜県(Dazi Xian)。
墨竹工カ県(Mozhugongka Xian):⇒むじゅこんかけん(ムジュ
コンカ県,墨竹工カ県,墨竹工喀県)
◎2002. 9.15(平成14)自治区政府、ラサの監獄(刑務所)を外国
人記者団に公開。
○(2)[地]⇒らさがわ(ラサ河,拉薩河)
らさがわ《らさがは》
【ラサ河】
【拉薩河】
◇[中]Lasa He、[英]the Lhasa River
○[地]中国南西部、チベット自治区(Xizang Zizhiqu)の区都ラ
サの南部を西流する、ヤルンズアンボ川(the Yarlung Zangbo
River)(雅魯蔵布江)の支流。
「キチュ河(the Kyichu River)」とも呼ぶ。
らざざこ
【ラザザ湖】
◇Buhayrat ar-Razazah、[英]Lake Ar-Razzazah
○[地]イラク中央部、首都バクダッドの南西にある湖。
北方にはハバニヤ湖(Hawr al-Habbaniyah)がある。
★らさじょうやく《らさでうやく》
【ラサ条約】
◇[英]Anglo-Tibetan Agreement
○[歴]20世紀初頭、イギリスとチベットで結ばれた条約。
1903.12.11(明治36)イギリスの武装使節団(military mis-
sion)がインドのシッキムからチベットに侵攻。
1904. 8. 3(明治37)武装使節団がラサを占領し、ダライラマ
十三世はモンゴルに亡命。
1904. 9. 7(明治37)武装使節団、ラサ三大寺院のセラ寺・デ
プン寺・ガンデン寺の代表らとポタラ宮で強引に条約を締結し、
チベットは実質的にイギリスの保護国となった。
ロシアの南下政策に対抗して行われたもの。
参照⇒ちべっとじょうやく(チベット条約)(2)
◎武装使節団の団長はヤングハズバンド(Francis Younghusband)
大佐。
らざにあ
【ラザニア】
◇[伊]lasagna(ラザンニャ)
○(1)[食]幅の広いリボン状のパスタ。
「ラザーニア」,「ラザーニャ」とも呼ぶ。
参照⇒ふぇとちーね(フェトチーネ),きしめん(きしめん,棊
子麺)
○(2)[料](1)を使ったグラタン風のイタリア料理。
ラザニアとチーズ・ホワイトソース・トマト入りミートソー
スなどを層状に交互に重ね、オーブンで焼いたもの。
「ラザーニア」,「ラザーニャ」とも呼ぶ。
らざーにあ
【ラザーニア】
◇[伊]lasagna
○[食]⇒らざにあ(ラザニア)
らざーにゃ
【ラザーニャ】
◇[伊]lasagna
○[食]⇒らざにあ(ラザニア)
らざふぉーじうむ
【ラザフォージウム】
◇rutherfordium
○[原]超ウラン元素・人工元素の一つ、原子番号は104。元素
記号は「Rf」。
「クルチャトビウム(kurchatovium)」,「ドゥブニウム」とも呼
ぶ。
参照⇒くるちゃとびうむ(クルチャトビウム)
[1]らざふぉーど
【ラザフォード】
◇rutherford
○(1)[原]放射性物質の崩壊速度を表す単位。
1ラザフォードは1秒間に106個の原子崩壊が行われる量。
単位記号は「rd」。
◎イギリスの物理学者ラザフォードに因(チナ)む。
参照⇒[2]らざふぉーど(ラザフォード)
○(2)(Rutherford County)⇒らざふぉーどぐん(ラザフォード
郡)
[2]らざふぉーど
【ラザフォード】
◇Ernest Rutherford(アーネスト・ラザフォード)
○[人]イギリスの物理学者(1871〜1937)。ニュージーランド生
れ。
1895(明治28)イギリスに渡る。
放射性物質の研究を行い、1902(明治35)ソディー(英)ととも
に放射性原子の自然崩壊説を発表。
ウランの放射能を調べ、α線・β線を発見。
1908(明治41)ガイガー(独)とともに計数管を製作。ノーベル
化学賞、受賞。
1909(明治42)ロイズ(英)とともにα粒子がヘリウム原子核で
あることを実証。
1911(明治44)ガイガーのα線散乱の実験結果に基づき、ボー
ア(デンマーク)とともに有核原子模型を提案。
1919(大正 8)α線による窒素原子核の人工破壊により最初の
原子核人工変換に成功。
1925〜1930(大正14〜昭和 5)王立協会長。
1931(昭和 6)男爵。
らざふぉーどぐん
【ラザフォード郡】
◇[英]Rutherford County
○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)中央
部の郡。西部をウィリアムソン郡(Williamson County)、北西
部をダビッドソン郡(Davidson County)に接する。
郡都はマーフリーズボロ(Murfreesboro)。
らさまりてーぬ
【ラ・サマリテーヌ】
◇[フ]La Samaritaine
○[経]⇒さまりてーぬ(サマリテーヌ)
らさる
【ラ・サル】
◇Antoine de La Sale
○[人]フランスの物語作家(1385ころ〜1461ころ)。
主著は『小姓ジャン・ド・サントレ』。
らさーる
【ラサール】
◇Ferdinand Johann Gottlieb Lassalle(フェルディナント・
ラサール)
○[人]ドイツの社会主義者・労働運動指導者(1825〜1864)。
1848(嘉永元)三月革命に参加。
1863(文久 3)全ドイツ労働者同盟を組織、その初代総裁とな
る。
資本主義体制では労働者の貧困は永遠に続くとする「賃金鉄
則」を唱え、国家を労働者の解放に利用する独自の国家社会主
義を展開し、普通選挙権獲得の先頭に立つ。
1864(元治元)決闘で重傷を負い、死亡。
著書は『既得権の体系』・『労働者綱領』など。
「ラッサール」とも呼ぶ。
◎1875(明治 8)ドイツ社会主義労働者党の結成、1890(明治23)
ドイツ社会民主党の結成の礎石を築いた。
[1]らさーる
【ラ・サール】
◇Rene Robert Cavelier de La Salle
○[人]フランスの探検家(1643.11.22〜1687. 3.19)。
カナダの五大湖付近を探検。
ミシシッピー川流域の交易の独占権を獲得。
ミシシッピー川を下って、1682. 4.(天和 2)河口に達し、沿
岸をフランス領と宣言し、ルイ十四世に因(チナ)みルイジアナ
(Louisiana)と命名。
ルイジアナの総督に任命。
参照⇒るいじあなこうにゅうち(ルイジアナ購入地)
[2]らさーる
【ラ・サール】
◇Jean Baptiste de La Salle
○[人]フランスのカトリック聖職者・教育者(1651〜1719)。
キリスト教学校修士会(ラ・サール会)を創設。
らざれっと
【ラザレット】
◇[英]lazaret/lazaretto)
○(1)[医]伝染病病院・ハンセン病院。
○(2)[医]隔離病院。
○(3)[海](船尾の)貯蔵庫・食料室。
◎イタリア語から。
参照⇒らっざれっと(ラッザレット)
らざろ
【ラザロ】
◇Lazaros、[伊]Lazzaro(ラッザロ)、[英]Lazarus
○(1)[聖]『新約聖書』「ヨハネ福音書(Gospel according to
John)」に登場する人物。
マルタ(Martha)(姉)とマリア(Maria)(妹)の兄。
病死したがイエスがよみがえらせたという。
「ベタニアのラザロ([英]Lazarus of Bethany)」とも呼ぶ。
参照⇒まぐだらのまりあ(マグダラのマリア)
○(2)[聖]『新約聖書』「ルカ福音書(Gospel according to
Luke)」で、イエスのたとえ話に出てくる貧者の名前。
腫(ハ)れ物に苦しんだが、天国に召されたという。
参照⇒らっざろ(ラッザロ)
らさんたまりあ
【ラ・サンタマリア】
◇[西]La Santa Maria
○[歴]⇒さんたまりあごう(サンタマリア号)
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