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ト                    PDD図書館管理番号       0001.0094.1000.10

                 百   科   辞   書    《らえ》     編集:獨  澄旻

-------- らえ --------------------------------------------------
らえ
	【ラエ】
	◇Lae
	○ニューギニア島の東岸、ソロモン海(Solomon Sea)に面する
	パプアニューギニア(Papua New Guinea)の都市。
	〈人口〉
	 2001(平成13)10万2,900人(推計)。
らえちあ
	【ラエチア】
	◇[羅]Raetia
	○[歴]⇒らえてぃあ(ラエティア)
らえつ《らゑつ》
	【羅越】
	◇[中]Luoyue
	○[歴]中国唐代、南海にあった国名。マレー半島南部で、現在
	のシンガポール付近といわれる。
	◎9世紀、平城天皇の皇子(ミコ)高岳親王(タカオカ・シンノウ)(真如)が
	中国からインド(印度)に向かう途中、ここで客死した。
	 参照⇒『人名辞典』しんにょ しんのう(真如 親王)
らえてぃあ
	【ラエティア】
	◇[羅]Raetia
	○[歴]古代ローマの属州(provincia)の一つ。
	 現在のドイツ南東部のバイエルン州(Bundesland Bayern)・
	やオーストリア南西部のチロル州(Bundesland Tirol)・イタリ
	ア北部からスイスの一部にまたがり、東部をノリクム(Noricum)、
	西部を低地ゲルマニア(Germania Inferior)に接し、北部を大
	ゲルマニア(Germania Magna)に隣接。
	 「ラエチア」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぷろうぃんきあ(プロウィンキア)
	◎BC.  15、ローマの属州(プロウィンキア)となる。
らお
	【ラオ】
	◇Rao
	○[歴]⇒らじゃ(ラジャ)(1)
★らお
	【羅宇】
	◇[マレー語]lao
	○(1)
	○(2)キセル(煙管)のタバコを詰める火皿と吸口をつなぐ竹の
	管。
	 「らう(羅宇)」とも呼ぶ。
	◎ラオスから渡来した黒斑竹を用いたことから。
らおあぐ
	【ラオアグ】
	◇Laoag
	○⇒らわぐ(ラワグ)
らおかい
	【ラオカイ】
	◇Lao Cai/Laocai
	○(1)(Tinh Lao Cai)⇒らおかいしょう(ラオカイ省)
	○(2)ベトナム北西部、ラオカイ省北部にある省都。
	 中国との国境に位置し、ホン川(Song Hong)に面する町。
	 首都ハノイからホン川沿いに鉄道が敷かれ、さらに中国雲南
	省の昆明(Kunming)(コンメイ)にも通じる。
	◎旧表記は"Laokay"、漢字表記は「老街([中]Laojie)」。
	◎1979(昭和54)2〜3月の中越戦争で戦場となり国境閉鎖。
	 1993(平成 5)国境再開。
らおかいしょう《らおかいしやう》
	【ラオカイ省】
	◇[ベトナム語]Tinh Lao Cai、[英]Lao Cai Province
	○ベトナム北西部の省。西部をライチャウ省(Tinh Lai Chau)
	に接し、北部を中国に隣接。
	 省都はラオカイ。
	〈面積〉
	 8,050平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1999(平成11)59万4,637人(4月1日現在)。
らおこーん
	【ラオコーン】
	◇[希]Laokoon、[英]Laocoon
	○(1)[ギ神]トロイアのアポロン神殿の司祭。
	 トロイア戦争の際、ギリシア軍の木馬の計略を見破って、木
	馬の市内引き入れに反対し、また槍を突っこんだため、女神ア
	テネ(Athene)の怒りを買い、アテネが送った二匹の海蛇に二人
	の息子とともに絞め殺された。
	 参照⇒とろいのもくば(トロイの木馬)
	○(2)[美](1)を題材にした、古代ローマの群像彫刻。
	 ラオコーンの臨終の苦悶が大理石に彫られている。
	 バチカン美術館収蔵。
	◎紀元前1世紀ころに製作。
	 1506(永正 3)ローマで発掘。
	○(3)[美]ドイツの劇作家レッシング(Gotthold Ephraim Les-
	sing)の芸術論書。副題は「絵画と詩の限界について」。
	 (2)の作品をもとして造形美術と言語表現の差異を論じる。
	◎1766(明和 3)刊行。
★らおす
	【ラオス】
	◇Laos、[タイ語]Lao(人間)から。
	○インドシナ半島北部の共和国。
	 首都はビエンチャン(Vientiane)。
	 参照⇒らんさんおうこく(ランサン王国)
	〈面積〉
	 23万6,800平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)346万人。
	 1984(昭和59)432万人。
	 1988(昭和63)387万人。
	 1997(平成 9)519万人。
	〈歴代大統領〉
	 カムタイ・シパンドン(Khamtay Siphandone)(1924〜):1998.
	 2.〜。
	〈地方行政区〉
	 県:[ラオ語]Khoueng *(クェーン)、[英]* Province。
	 郡:[ラオ語]Muong */Muang *、[英]* District。
	 村:[ラオ語]Ban *(バン)、[英]* Village。
	 (*)"Khoueng"の語源は漢字の「県([中]Xian)」。
	◎1893(明治26)フランス、ラオスを保護国化する。
	 1997(平成 9)ASEAN(東南アジア諸国連合)、加盟。
	◎ラオスはもともと「ラオ(羅宇)」と呼ばれ、「ス(s)」はフラン
	ス植民地になって以後に付加されたとみられる。
	 参照⇒らお(羅宇)
らおちゅー
	【ラオチュー】
	【老酒】
	◇[中]laojiu(老酒)
	○[食]中国産の穀物を原料とする醸造酒の総称。糯米(モチゴメ)
	・糯粟(モチアワ)・糯黍(モチキビ)などが用いられる。
	 古くなるほど色が濃く、また香り・味がよくなり、貴(タット)
	ばれる。
	 新しいものは温めたリ、氷砂糖を入れて飲んだりする。
	 浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)紹興(Shaoxing)地方が本
	場で、「紹興酒(Shaoxingjiu)(ショウコウシュ)」とも呼ぶ。
	 また淡褐色ないし黒褐色なことから、蒸留酒の白酒(baijiu)
	(ハクシュ)に対して、「黄酒(huangjiu)(オウシュ,コウシュ)」,「菊酒(jujiu)
	(キクシュ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しょうこうしゅ(紹興酒)(1)
	◎中国産の蒸留酒:参照⇒まおたいしゅ(マオタイ酒,茅台酒)
らおちゅう
	【ラオチュウ】
	【老酒】
	◇[中]laojiu(老酒)
	○[食]⇒らおちゅー(ラオチュー,老酒)
らおっくす
	【ラオックス】
	【LAOX】
	○[経]家電量販店の一つ。
	 本社は東京都千代田区。東証2部上場。
らおふすふーん
	【ラオフスフーン】
	◇[独]Rauhfusshuhn
	○[鳥](ドイツ語で)ライチョウ(雷鳥)。
	 ⇒らいちょう(ライチョウ,雷鳥)(1)
	◎「ラオ」は「荒地」、「フス」は「足」、「フーン」は「ニワトリ(鶏)」
	の意味。
らおぺ
	【ラオペ】
	◇[独]Raupe、[英]caterpillar
	○(1)[虫](ドイツ語で)イモムシ(芋虫)・ケムシ(毛虫)・幼虫。
	○(2)(ドイツ語で)キャタピラー(無限軌道)。
	 参照⇒きゃたぴらー(キャタピラー)(2)
らおろや
	【ラオロヤ】
	【ラ・オロヤ】
	◇La Oroya
	○⇒らおろーや(ラオローヤ,ラ・オローヤ)
らおろーや
	【ラオローヤ】
	【ラ・オローヤ】
	◇La Oroya
	○ペルー中南部、フニン県(Departamento de Junin)西部のヤ
	ウリ郡(Provincia de Yauli)南部にある郡都。鉱山都市。
	 南緯11.52°、西経75.94°の地。
	 「ラオロヤ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1993(平成 5)2万9,258人。
	 2005(平成17)3万0,968人。
らおん
	【ラ音】
	◇[独]Rasselgeraeusch/Rasselgerausch
	○[病]⇒らっせるおん(ラッセル音)
らーが
	【ラーガ】
	◇[ヒンディー語]raga
	○(1)[楽]インド古典音楽の旋法。
	 北インドでは10種、南インドでは72種の定型旋律があり、さ
	らに伝統的理論からなる細かな装飾・変化で数百に分けられる。
	◎中国語表記は「拉格(lage)」。
	○(2)[楽]その旋律による音楽・曲。
[1]らがー
	【ラガー】
	◇[独]Lager
	○(1)(ドイツ語で)宿営地・キャンプ。
	○(2)(ドイツ語で)収容所。
	○(3)(ドイツ語で)倉庫・貯蔵室。
	○(4)(ドイツ語で)鉱床。
	○(5)[食]ラガービールの略称。
	 ⇒らがーびーる(ラガービール,ラガー・ビール)
[2]らがー
	【ラガー】
	◇[英]rugger
	○[俗][運]ラグビー([英]rugby)の別称。
	 ⇒[1]らぐびー(ラグビー)
らかいす
	【ラカイス】
	◇[英]rachis
	○[医](英語で)脊柱・背骨。
	 ⇒せきちゅう(脊柱)
らかいてぃす
	【ラカイティス】
	◇[英]rachitis
	○[病]⇒くるびょう(くる病,佝僂病)
らかいんしゅう《らかいんしう》
	【ラカイン州】
	◇[英]Rakhaing State/Rakhine State
	○ミャンマー(旧称ビルマ)西部の州。北部をチン州(Chin 
	State)、東部をマグウェ管区(Magway Division)に接し、西部
	をベンガル湾(Bay of Bengal)に面し、北西部をバングラデシュ
	に隣接。
	 州都はシットウェ(Sittwe)。
	 旧称は「アラカン州(Arakan State)」。
	〈面積〉
	 3万6,778平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1983(昭和58)204万5,900人。
	 2004(平成16)305万9,900人。
	◎ミャンマー南東部にはカイン州(別称カレン州)もある。
らがうぇ
	【ラガウェ】
	◇Lagawe
	○フィリピン北部、ルソン島北部イフガオ州(Ifugao Province)
	の州都。
らがじぇーが
	【ラ・ガジェーガ】
	◇[西]La Gallega(ガリラヤ人)
	○(1)イエス・キリストの別称。
	 ⇒きりすと(キリスト,基督)
	○(2)[歴]⇒がじぇーがごう(ガジェーガ号)
らかじぶかい
	【ラカジブ海】
	◇[英]Laccadive Sea
	○[地]インド洋の支海の一つ。
	 北部をインド半島南端、東部をスリランカ(セイロン島)、西
	部をラカジブ諸島(Laccadive Islands)とモルジブ諸島(Maldive 
	Islands)に囲まれた海域。
	 「ラカディブ海」とも呼ぶ。
★らがしゅ
	【ラガシュ】
	◇Lagash/Lagas
	○[歴]イラク南部、ユーフラテス川(the Euphrates River)河
	口近くにあったシュメール人の古代都市。
	 古代都市ウル(Ur)の北方。
	 参照⇒[1]うる(ウル)
らかすこ
	【ラカス湖】
	◇La'nga Co([中]拉昂錯)
	○[地]中国南西部のチベット自治区(Xizang Zizhiqu)南西部、
	カイラス(Kailas)山とナムナニ(Naimona'nyi)山と間にある湖。
	 西方にサトレジ(Sutlej)川が流出していたが、1976(昭和51)
	の調査では、湖面が低下し川とは寸断されていた。
	 湖の東にはマパムヤムツォ(Mapam Yumco)湖がある。
	 参照⇒まぱむやむつぉ(マパムヤムツォ)
らがっつぁ
	【ラガッツァ】
	◇[伊](単数形)ragazza/(複数形)ragazzi(ラガッツィ)
	○(1)(イタリア語で)少女・娘。
	○(2)(イタリア語で)彼女・恋人。
らがっつぃ
	【ラガッツィ】
	◇[伊](複数形)ragazzi
	○(イタリア語で)少年少女達・若者達。
	◎単数形は、男が「ラガッツォ(ragazzo)」、女が「ラガッツァ
	(ragazza)」。
らがっつぉ
	【ラガッツォ】
	◇[伊](単数形)ragazzo/(複数形)ragazzi(ラガッツィ)
	○(1)(イタリア語で)少年・青年。
	○(2)(イタリア語で)彼氏・恋人。
らがーでぃあくうこう《らがーぢあくうかう》
	【ラガーディア空港】
	◇[英]La Guardia Airport
	○[空]アメリカのニューヨーク市(New York City)にある国際
	空港。
	 コード名は「LGA」。
らかでぃぶかい
	【ラカディブ海】
	◇[英]Laccadive Sea
	○[地]⇒らかじぶかい(ラカジブ海)
らがーびーる
	【ラガービール】
	【ラガー・ビール】
	◇[英]lager beer、[独]Lagerbier(ラーガービーア)
	○[食]普通の貯蔵ビール。
	 発酵したビールを缶詰(カンヅメ)または瓶詰(ビンヅメ)にし、酵
	素を加熱殺菌して長期間保存に適するようにしたもの。
	 日本では通常は単に「ビール」と呼び、「生ビール」と区別する
	場合に「ラガービール」,「ラガー」と呼ぶことが多い。
	 参照⇒びーる(ビール,麦酒)
	◎ドイツ語で"Lager"は「倉庫・貯蔵室」の意味。英語はドイツ
	語から派生。
らがるでーるぐるーぷ
	【ラガルデール・グループ】
	◇[フ]le groupe Lagardere、[英]Lagardere Group
	○[経][軍]フランスのハイテク技術(防衛)・メディアの複合企
	業体。
	 写真誌パリ・マッチ(Paris-Match)や女性誌エル(Elle)など
	を発行。
らかわな
	【ラカワナ】
	◇Lackawanna
	○(1)(Lackawanna County)⇒らかわなぐん(ラカワナ郡)
	○(2)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州西部のエリー郡
	(Erie county)西部、エリー湖東岸にある都市。
	 北緯42.82°、西経78.83°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)2万0,585人。
	 2000(平成12)1万9,064人。
らかわなぐん
	【ラカワナ郡】
	◇[英]Lackawanna County
	○アメリカ合衆国東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania 
	State)北東部の郡。
	 郡都はスクラントン(Scranton)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)22万7,000人。
	 1990(平成 2)21万9,039人。
	 2000(平成12)21万3,295人。
	 2005(平成17)20万9,525人。
らかん
	【羅漢】
	○[仏]阿羅漢(アラカン)の略。
	 ⇒あらかん(阿羅漢)
	◎羅漢石,羅漢柏(ラカンハク,アスナロ),羅漢松(ラカンショウ)
らかんしょう
	【ラカンショウ】
	【羅漢松】
	○(1)[植]イヌマキ(犬槙)の別称。
	 ⇒いぬまき(イヌマキ,犬槙)
	○(2)[植]ラカンマキ(羅漢槙)の別称。
	 ⇒らかんまき(ラカンマキ,羅漢槙)
	○(3)[植]アスナロの別称。
	 ⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
らがんしりょく
	【裸眼視力】
	○[医]メガネ(眼鏡)やコンタクトレンズを使用しないときの視
	力。
	 ⇔きょうせいしりょく(矯正視力)
	 参照⇒しりょく(視力)
	〈自衛隊のパイロット要員の裸眼視力〉
	 1993(平成 5)年度、両眼とも1.0以上から0.8以上に緩和。
	 2002(平成14)年度、0.6以上に緩和。
	 2005(平成17)年度、0.2以上に緩和。
	 2008. 9. 1(平成20)航空学生の募集基準、眼鏡・ソフトコン
	タクトの使用を認可。
らかんせき
	【羅漢石】
	○阿羅漢(アラカン)の像に似た石。
	 参照⇒あらかん(阿羅漢)
らかんちゅう《らくわんちゆう》
	【羅貫中】
	◇[中]Luo Guanzhong
	○[人]中国元末〜明初の小説家(生没年不詳)。名は本(Ben)、
	字(アザナ)が貫中。山西省太原の人。経歴不明。
	 作品は『三国志演義(Sanguozhi Yanyi)』・『平妖伝(Ping-
	yao Chuan)(ヘイヨウデン)』・『残唐五代史演義(Cantang Wudaishi 
	Yanyi)』・『竜虎風雲会(Longhu Fengyun Hui)』など。
	◎『水滸伝(Suihuchuan)(スイコデン)』は施耐庵(Shi Nai'an)(シ・タ
	イアン)原作、羅貫中の編纂・改訂という説がある。
らかんはく
	【羅漢柏】
	○[植]アスナロの別称。
	 ⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
らかんまき
	【ラカンマキ】
	【羅漢槙】
	○[植]イヌマキ(犬槙)の変種。
	 低木状で高さは5メートル内外。枝は斜上して下垂せず、葉
	は扁平な短い針形で密ら互生する。
	 赤い花托(カタク)の先端にある種子は広楕円形で青緑色に熟し
	生食できる。
	 庭園などの生垣(イケガキ)として植える。また、建材・器具材
	となる。
	 単に「マキ(槙)」とも、「ラカンショウ(羅漢松)」とも呼ぶ。
	 参照⇒いぬまき(イヌマキ,犬槙)
	◎名称は衣を着た羅漢のように見えることから。
らきうら
	【ラキウラ】
	◇[マオリ語]Rakiura
	○[地]⇒すちゅわーととう(スチュワート島)
らきす
	【ラキス】
	◇[英]rachis
	○[医](英語で)脊柱・背骨。
	 ⇒せきちゅう(脊柱)
らきや
	【ラキア】
	◇[セルビア語]rakija
	○[食](セルビア語で、プラム・リンゴなどの)ブランディー。
★らぎょうへんかくかつよう《らぎやうへんかくくわつよう》
	【ラ行変格活用】
	○[言]文語動詞の活用形式の一つ。
	 「あり(在り,有り)」・「をり(居り)」・「はべり(侍り)」・「いま
	そかり(在そかり)」など。
	 「ラ変」とも呼ぶ。
らく
	【ラク】
	◇[独]Lack
	○(1)(ドイツ語で)ラッカー([英]lacquer)。
	 ⇒らっかー(ラッカー)
	○(2)(ドイツ語で)ワニス。
	 ⇒わにす(ワニス)
らぐ
	【ラグ】
	◇[英]lag
	○(1)遅れ・遅延。
	○(2)(特に)タイムラグ(time lag)。
	 参照⇒どらっぐらぐ(ドラッグラグ,ドラッグ・ラグ)
らぐあひら
	【ラグアヒラ】
	◇[西]La Guajira
	○(1)[地](Peninsula de La Guajira)⇒らぐあひらはんとう
	(ラグアヒラ半島)
	○(2)(Departamento de La Guajira)⇒らぐあひらけん(ラグア
	ヒラ県)
らぐあひらけん
	【ラグアヒラ県】
	◇[西]Departamento de La Guajira、[英]La Guajira Depart-
	ment
	○コロンビア北端、ラグアヒラ半島(Peninsula de La Guajira)
	にある県。北部をカリブ海に面し、南部をベネズエラに隣接。
	 県都はリオアチャ(Riohacha)。
	 「グアヒラ県」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 2万0,848平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)48万3,100人。
	 2002(平成14)50万0,000人。
	 2004(平成16)51万7,400人。
らぐあひらはんとう《らぐあひらはんたう》
	【ラグアヒラ半島】
	◇[西]Peninsula de La Guajira、[英]La Guajira Peninsula
	○[地]南アメリカ大陸最北端の半島。北部をカリブ海に面し、
	南部はパラグアナ半島(Paraguana Peninsula)とともにベネズ
	エラ湾([西]Golfo de Venezuela)を形成。
	 北部は砂漠化し、南部は肥沃。先端と基部北部はコロンビア
	のラグアヒラ県(Departamento de La Guajira)に、基部南部は
	ベネズエラのズーリア州(Estado Zulia)に属する。
	 先住民ワユ族(Wayuu)が居住。
	 「グアヒラ半島」とも呼ぶ。
らくいら
	【ラクイラ】
	◇L'Aquila
	○(1)(Provincia di L'Aquila)⇒らくいらけん(ラクイラ県)
	○(2)イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)の州
	都。ラクイラ県の県都。
	 北緯42.35°、東経13.39°の地。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)6万3,678人。
	 1991(平成 3)6万7,818人。
	 2001(平成13)6万8,503人。
	◎2009. 4.(平成21)マグニチュード6.3のラクイラ震災で309人
	が死亡。
	 2009. 7. 8(平成21)主要国首脳会議(サミット)、開催。
らくいらけん
	【ラクイラ県】
	◇[伊]Provincia di L'Aquila、[英]L'Aquila District/L'-
	Aquila Province
	○イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)西部の
	県。
	 県都はラクイラ(L'Aquila)(州都)。
	〈面積〉
	 5,033平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1999(平成11)30万3,761人(推計)。
	 2001(平成13)29万7,424人(10月21日現在)。
らくえつ
	【駱越】
	◇[中]Lioyue
	○[歴]中国の少数民族のチワン族(壮族)の歴史的な呼称の一つ。
	 ⇒ちわんぞく(チワン族,壮族)
らくえんそうしつ《らくゑんさうしつ》
	【楽園喪失】
	◇[英]Paradise Lost
	○[文]⇒しつらくえん(失楽園)
★らくがき
	【落書き】
	【落書】
	【楽書き】
	【楽書】
	○
	 参照⇒ぐらふぃてぃー(グラフィティー)(2),たぎんく(タギ
	ンク)(2)
らくがきでら
	【落書き寺】
	○[俗]大阪府堺市の家原寺(エバラジ)の別称・古称。
	 ⇒えぱらじ(家原寺)
らくからーちゃ
	【ラ・クカラーチャ】
	◇[西]La Cucaracha(ゴキブリ)
	○[楽]メキシコ民謡。
	 日本語の曲名は「車にゆられて(佐木敏作詞)」。
らくがん
	【落雁】
	○(1)[鳥]空から舞い降りるガン(雁)。
	 長距離を雁行してきたガンが目的地または目的地近くの沼地
	などに達した時、体をひねったり引っくり返ったりして急激に
	スピードを落とし、落下するかのように降下するもの。
	 日本は越冬地のため、秋にのみ見られる。
	 参照⇒がんこう(雁行)(1)
	◎秋の季語。
	○(2)[食]干菓子(ヒガシ)の一種。
	 米・麦・大豆・小豆などの炒粉(イリコ)を砂糖・水飴で練(ネ)り、
	木型に押し入れて焙炉(ホイロ)で乾したもの。
	 参照⇒もろこし(モロコシ,諸越)
★らくご
	【落語】
	○演芸の一つ。
	 オチ(サゲ)のある話と、人情・芝居・怪談話などオチのない
	話に大別される。
★らくごきょうかい《らくごけふくわい》
	【落語協会】
	○
	 古典落語を演じることが多い。
	◎1923.10.(大正12)柳派と三遊派が団結して「東京落語協会」と
	して結成。
	 第二次世界大戦中、警視庁統轄の講談落語協会に編入され、
	戦後に独立・復帰。
	 1977(昭和52)文化庁管轄の社団法人となる。
★らくごげいじゅつきょうかい《らくごげいじゆつけふくわい》
	【落語芸術協会】
	○
	 創作落語を演じることが多い。
	◎1930.10.11(昭和 5)春風亭柳橋(6代目)・柳家金語楼らが
	「日本芸術協会」として結成。
	 1934(昭和 9)柳亭左楽の落語睦会と合同。
	 1977(昭和52)文化庁管轄の社団法人となり、「社団法人落語
	芸術協会」と改称。
らくごさんゆうきょうかい《らくごさんゆうけふくわい》
	【落語三遊協会】
	○[歴]1978. 5.24(昭和53)真打昇進をめぐり落語協会を脱退し
	た三遊亭円生(6代目)らが結成した演芸団体。
	 翌月、寄席より締め出され、小劇場などで口演。
	 1979. 9.(昭和54)円生が死去し、11月解散。三遊亭円弥ら9
	人は落語協会に復帰、三遊亭円楽ら7人は「大日本すみれ会」と
	して単独でホール寄席などに出演。
	 1985(昭和60)「落語円楽党」と改称。
[1]らぐーざ
	【ラグーザ】
	◇[伊]Ragusa
	○(1)(Provincia di Ragusa)⇒らくーざけん(ラグーザ県)
	○(2)イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)南東部のラ
	グーザ県(Provincia di Ragusa)中央部にある県都。
	○(3)クロアチアの都市ドゥブロブニク(Dubrovnik)のイタリア
	語名。
	 ⇒どぅぶろぶにく(ドゥブロブニク)
[2]らぐーざ
	【ラグーザ】
	◇Vincenzo Ragusa
	○[人]イタリアの彫刻家(1841〜1927)。
	 ⇒『人名辞典』らぐーざ(ラグーザ)
らくーざけん
	【ラグーザ県】
	◇[伊]Provincia di Ragusa
	○イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)南東部の県。
	 県都はラグーザ。
らくさん
	【酪酸】
	◇[英]butyric acid
	○[化]脂肪酸(一価のカルボン酸)の一種。分子式はC3H7CO
	OH。
	 無色油状の液体。容易に水に溶解する。糖類や乳酸などの酪
	酸発酵、またはブタノールの酸化によって得られる、酢酸に似
	た不快な酸敗臭・腐敗臭をもつ。
	 バターなどの乳脂肪や肉汁の中にグリセリン・エステルとし
	て存在する。
	 菓子やアルコール飲料の香料の合成原料などや、乳酸の代用
	として鞣革(ナメシガワ)工業に用いられる。
	 「ブタン酸」とも呼ぶ。
らくざん
	【楽山】
	○(1)(Leshan Shi)⇒らくざんし(楽山市)
	○(2)[古]出雲国八束郡(ヤツカグン)にあった地名。
	◎楽山焼き
★らくさんきん
	【酪酸菌】
	◇[羅]Clostridium butyricum
	○[生]クロストリジウム属(Clostridium)の細菌。
	 腸内細菌(善玉菌)の一種。
	 参照⇒ちょうないさいきん(腸内細菌)
らくざんし
	【楽山市】
	◇[中]Leshan Shi、[英]Leshan City
	○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)中央部にある
	省の省直轄市(地級市)。工業都市。
	 四川盆地の南西に位置し、岷江(Min Jiang)(ミンコウ)に大渡河
	(Dadu He)と青衣江(Qingyi Jiang)が合流する。
	〈面積〉
	 2,514平方キロメートル(区部)、1万2,826平方キロメートル
	(全域)。
	〈人口〉
	 2004(平成16)114万人(区部)、348万人(全域)。
	〈管轄4区〉
	 市中区(Shizhong Qu)。
	 沙湾区(Shawan Qu)。
	 五通橋区(Wutongqiao Qu)。
	 金口河区(Jinkouhe Qu)。
	〈管轄1市〉
	 峨眉山市(Emeishan Shi)。
	〈管轄6県〉
	 (「牛」偏+「建」)為県(Qianwei Xian)。
	 井研県(Jingyan Xian)。
	 (「峡」-「山」)江県(Jiajiang Xian)。
	 沐川県(Muchuan Xian)。
	 馬辺彝族自治県(Mabian Yizu Zizhixian)。
	 峨辺彝族自治県(Ebian Yizu Zizhixian)。
らくざんだいぶつ
	【楽山大仏】
	◇[中]Leshan Dafo
	○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)楽山市(Leshan 
	Shi)の凌雲山(Lingyun Shan)にある唐代の磨崖仏(マガイブツ)。
	 高さ71メートル、肩幅24メートル。頭の高さ14.7メートル、
	耳の長さ6.72メートル、鼻の長さ5.33メートル、目の長さ3.3
	メートル。
	 現存する世界最大の大仏。
	 完成時は金箔・極彩色に覆われ、十三重の木造楼閣があった。
	◎ 713(和銅 6)<開元元>玄宗皇帝により建立・開削。
	  803(延暦22)<貞元19>完成。
	 1996(平成 8)世界文化遺産に登録。
	◎弥勒仏(未来仏)で、栄県大仏(Rongxian Dafo)は釈迦牟尼仏
	(現世仏)。
	 参照⇒えいけんだいぶつ(栄県大仏)
らくししゃ
	【落柿舎】
	○[歴]京都府右京区嵯峨小倉山町(サガオグラヤマチョウ)にあった、向
	井去来(ムカイ・キョライ)(1651〜1704)の別荘。去来が豪商の別邸を買
	い取り修理したもの。
	 1691(元禄 4)松尾芭蕉(マツオ・バショウ)(1644〜1694)がしばらく
	滞在して『嵯峨日記』を書いた。
	 1770(明和 7)京都の俳人井上重厚(ジュウコウ)が訪れたときには
	場所が不明だったため現在地の弘源寺跡に再興。
	 現在のものは明治初年に建立。
	 「おちがきのや(落柿舎)」とも呼ぶ。
	◎向井去来:「柿ぬしや木ずゑはちかきあらし山」。
らくしゃーさ
	【ラクシャーサ】
	◇[梵](男性形)Raksasa
	○[仏]⇒らせつ(羅刹)
らくしゃーし
	【ラクシャーシ】
	◇[梵](女性形)Raksasi
	○[仏]⇒らせつ(羅刹)
らくしょく
	【落飾】
	○身分の高い人が髪を剃り落して仏門に入ること。
らくせい
	【洛西】
	○(1)都(ミヤコ)の西。
	 ⇔らくとう(洛東)(1)
	○(2)特に、京都の西の郊外。
	 右京区の嵯峨(サガ)など。
	 ⇔らくとう(洛東)(2)
らくせいいん《らくせいゐん》
	【楽生院】
	◇[中]Lesheng yuan
	○[歴]台湾総督府が台北県(Taibei Xian)新荘市(Xinzhuang 
	Shi)に開設したハンセン病療養所。
	 「楽生療養院」とも呼ぶ。
	 参照⇒らいよぼうほう(癩予防法,らい予防法),はんせんびょ
	う(ハンセン病)
	◎1930(昭和 5)開設。
	 1934(昭和 9)台湾癩予防令を公布。
らくせいりょうよういん《らくせいれうやうゐん》
	【楽生療養院】
	◇[中]Lesheng Liaoyang Yuan
	○[歴]⇒らくせいいん(楽生院)
らくそ
	【酪素】
	◇[独]Kasein、[英]casein
	○[生化]⇒かぜいん(カゼイン)
らーくぞく
	【ラーク族】
	◇Lak
	○ロシア連邦南西部、ダゲスタン共和国(Respublika Dagestan)
	に居住する少数民族。
	 使用言語はラーク語。宗教はイスラム教。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)10万6,900人。
	 1995(平成 7)10万6,200人。
	 2000(平成12)10万5,200人。
★らくだ
	【ラクダ】
	【駱駝】
	◇[英]camel(キャメル)
	○[哺]ウシ目(Artiodactyla)ラクダ科(Camelidae)ラクダ属
	(Camelus)の哺乳類の総称。
	 参照⇒だはい(駝背)
	〈ヒトコブラクダ([英]Arabian camel)〉
	 北アフリカ〜西アジアで家畜として飼育。
	〈フタコブラクダ([英]Bactrian camel)〉
	 中央アジア〜モンゴルで家畜として飼育。野生種も生息。
	◎2006(平成18)ドバイのラクダレースの騎手が4〜6歳のアジ
	ア人の子供だったことから、人権擁護団体などに人身売買・幼
	児虐待と強く非難され、ロボットの騎手が開発される。
★らくだ
	【駱駝】
	○(1)[哺]⇒らくだ(ラクダ,駱駝)
	○(2)[服]ラクダの毛で織った、茶褐色の毛織物・服地。また、
	その布地で作られた婦人服・毛布・襟巻きなど。
	○(3)[服](転じて)ラクダ色の下着。
	◎ラクダのジャケツ
	○()
らくだいろ
	【ラクダ色】
	【駱駝色】
	◇[英]camel color
	○[色]毛織物などの地色。薄い茶褐色。
	 ベージュ(beige)やエクルー(ecru)より濃い色。
	 参照⇒べーじゅ(ベージュ)
らくたく
	【落魄】
	【落拓】
	○⇒らくはく(落魄,落泊,落薄)
らくたーぜ
	【ラクターゼ】
	◇[独]Laktase、[英]lactase(ラクテイス)
	○[生化]乳糖分解酵素。
らくちゅう
	【洛中】
	○京都の市街。都(ミヤコ)の内。
	◎「洛」は都(京都)のこと。
らくちゅうしゅご
	【洛中守護】
	○[歴]京都守護の別称。
	 ⇒きょうとしゅご(京都守護)
[1]らくてぃす
	【ラクティス】
	◇[英]lactase、[独]Laktase
	○[生化]⇒らくたーぜ(ラクターゼ)
[2]らくてぃす
	【ラクティス】
	◇[登録商標]Ractis
	○[交]トヨタ自動車(株)の小型車。
	 ファンカーゴ(FunCargo)の後継車。
	◎2005.10. 3(平成17)新発売。
らくてん
	【楽天】
	◇[中]Letian
	○[人]白居易(Bai Juyi,Bo Juyi)の字(アザナ)。
	 ⇒はくきょい(白居易)
らくと
	【ラクト】
	◇[英]lacto-/lact-
	○[接頭辞]「乳」を表す語形成要素。
	◎ラクトプロテイン(lactoprotein):乳タンパク質。
	 ラクトース(lactose):⇒にゅうとう(乳糖)
	 ラクテイス(lactase)(ラクターゼ):乳糖分解酵素。
	 ラクティックアチド(lactic acid):乳酸。
	 ラクテイト(lactate):乳酸塩。
らくとう
	【洛東】
	○(1)都(ミヤコ)の東。
	 ⇔らくせい(洛西)(1)
	○(2)特に、京都の鴨川(カモガワ)以東の地。
	 東山丘陵(東山三十六峰)が南北に連なる。
	 「鴨東(オウトウ)」とも呼ぶ。
	 ⇔らくせい(洛西)(2)
らくとおぼべじたりあん
	【ラクト・オボ・ベジタリアン】
	◇[英]lacto-ovo vegetarian
	○乳製品と卵は食べる菜食主義者(vegetarian)。
	 必要なタンパク質をしっかり摂取(セッシュ)する。
	 「オボ・ラクト・ベジタリアン(ovo-lacto vegetarian)」とも
	呼ぶ。
らくとーす
	【ラクトース】
	◇[英]lactose
	○[生化]⇒にゅうとう(乳糖)
らくとーぜ
	【ラクトーゼ】
	◇[独]Laktose
	○[生化]⇒にゅうとう(乳糖)
らくとぱみん
	【ラクトパミン】
	◇[英]ractopamine
	○[農]ブタ(豚)などの家畜の飼料の添加剤の一種。
	 成長促進や脂肪の少ない赤肉を増量するために使用する。
	 参照⇒えんさんくれんぶてろーる(塩酸クレンブテロール)(3)
らくとふぇりん
	【ラクトフェリン】
	◇lactoferrin
	○[生化]哺乳類の母乳に多く含まれる乳清タンパク質の一種。
	 免疫力増強作用があり、腸内環境改善、大腸や肺などの発ガ
	ン(癌)予防、慢性C型肝炎の症状改善などに効果があるいう。
らくとふらびん
	【ラクトフラビン】
	◇lactoflavin
	○[生化]⇒びたみんびーに(ビタミンB2)
[1]らぐーな
	【ラグーナ】
	◇[西]laguna、[英]lagoon
	○[地](スペイン語で)ラグーン。
	 ⇒らぐーん(ラグーン)(1)
[2]らぐーな
	【ラグーナ】
	◇[伊]laguna、[英]lagoon
	○[地](イタリア語で)ラグーン。
	 ⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らくなう
	【ラクナウ】
	◇Lakhnau、[英]Lucknow
	○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh 
	State)中央部にある州都。カーンプル(Kanpur)の北東方に位置
	する。
	 北緯26.85°、東経80.92°の地。
	 「ラックナウ」,「ラクノー」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1970(昭和45) 78万3,718人。
	 1971(昭和46) 75万人。
	 1991(平成 3)161万9,100人。
	 2001(平成13)220万7,300人。
	 2002(平成14)225万0,500人。
	◎1775(安永 4)アウド王国(the kingdom of Oudh)の首都(〜
	1856)。
	 1857〜1859(安政 4〜安政 6)セポイの反乱(インド大反乱)の
	際、カーンプルとともに反乱の中心地となる。
らぐなしあ
	【ラグナシア】
	◇Lagunasia
	○愛知県蒲郡市(ガマゴオリシ)にある海のテーマパーク。
	 愛知県やトヨタ自動車などが出資する第三セクター蒲郡海洋
	開発(株)が運営。
	◎2001. 4.(平成13)ラグーナ蒲郡、マリーナの営業を開始。
	 2002. 3.(平成14)UFJ銀行が蒲郡海洋開発の債権放棄し、
	再出発。
	 2002. 4.25(平成14)ラグナシア、開園。
らぐなしゅう《らぐなしう》
	【ラグナ州】
	◇[英]Laguna Province
	○フィリピンのルソン島中南部、南部タガログ地方(Southern 
	Tagalog Region)の州。
	 州都はサンタクルス(Santa Cruz)。
らぐね
	【ラグネ】
	◇[独]Lagune、[英]lagoon
	○[地](ドイツ語で)ラグーン。
	 ⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らくのー
	【ラクノー】
	◇Lakhnau、[英]Lucknow
	○⇒らくなう(ラクナウ)
らくはく
	【落剥】
	○剥(ハ)げ落ちること。剥落(ハクラク)。
らくはく
	【落魄】
	【落泊】
	【落薄】
	○希望どおりにならず、おちぶれること。定まった職業がなく
	貧しいこと。零落(レイラク)。
	 「らくたく(落魄,落拓)」とも呼ぶ。
	◎「魄(気力)が落ちる」の意味。
	 参照⇒はく(魄)
★[1]らぐびー
	【ラグビー】
	◇[英]rugby
	○[運]フットボールの一種。
	 1チーム、プロは13人、アマは15人。
	 「ラガー(rugger)」,「ラ式蹴球(シュウキュウ)」とも呼ぶ。
	◎イギリスのラグビー・スクール(Rugby School)で始まったこ
	とから。
[2]らぐびー
	【ラグビー】
	◇[英]Rugby
	○(1)イギリス、イングランド中部の都市。
	 参照⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スクール)
	○(2)[教](Rugby School)⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スク
	ール)
らぐびーこう《らぐびーかう》
	【ラグビー校】
	◇[英]Rugby School
	○[教]⇒らぐびーすくーる(ラグビー・スクール)
らぐびーすくーる
	【ラグビー・スクール】
	◇[英]Rugby School
	○[教]イギリスの全寮制男子名門校の一つ。
	 イングランド中部のラグビーにあるパブリック・スクールで、
	1567(永禄10)創立。
	 参照⇒いーとんかれっじ(イートン・カレッジ),はろーすく
	ーる(ハロー・スクール)
	◎スポーツのラグビー発祥の学校。
らぐびーぼーる
	【ラグビーボール】
	【ラグビー・ボール】
	◇[英]rugby ball
	○[運]球技ラグビーで使用する、抱えて走りやすい紡錘形(ボウ
	スイケイ)のゴム製ボール。
	 重さは400〜440グラム。
	◎紡錘形(spindle shaped)の代名詞としても使用される。
らぐへっど
	【ラグヘッド】
	◇[英]raghead
	○[俗](イギリスで)頭にターバンを巻くインド人やイラク人・
	アラブ人への別称。
	 「タオルヘッド(towelhead)」とも呼ぶ。
	◎"rag"は「ぼろきれ」の意味。
	◎2006. 3.(平成18)陸軍士官のヘンリー王子が同じ小隊のパキ
	スタン系隊員に「パキ(Paki)」とともに使用していた。
らぐまんしゅう《らぐまんしう》
	【ラグマン州】
	◇Velayat-e Laghman、[英]Laghman Province
	○アフガニスタン東部の州。北東部をヌリスタン州(Velayat-e 
	Nuristan)、東部をクナール州(Velayat-e Kunar)、南部をナン
	ガハル州(Velayat-e Nahgarhar)、南西部をカブール州(Vel-
	ayat-e Kabul)、西部をカピサ州(Velayat-e Kapisa)に接する。
	 州都はメタルラム(Mehtarlam)。
	 「ラフマン州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 3,842.58平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003(平成15)60万5,700人。
	◎2001(平成13)北部を新設のヌリスタン州に分割。
らくゆう《らくいふ》
	【洛邑】
	◇[中]Luoyi
	○[歴]古代中国の周王室がBC. 772に都を東遷して王城を営ん
	だ地。
	 現在の河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)洛陽市(Luoyang Shi)の
	西郊。
[1]らくよう《らくやう》
	【洛陽】
	◇[中]Luoyang
	○⇒らくようし(洛陽市)
[2]らくよう《らくやう》
	【洛陽】
	○(1)[古]平安京の東半分「左京」の別称。
	◎西半分「右京(西京)」の別称は「長安(チョウアン)」。
	○(2)京都の別称。
★らくよう《らくえふ》
	【落葉】
	○(1)[植]
	 参照⇒りそう(離層),こうよう(紅葉),こうよう(黄葉)
	○(2)[植]落ち葉。
	○(3)[]
	○(4)[]
★らくようさんじゅうさんしょ《らくやうさんじふさんしよ》
	【洛陽三十三所】
	○京都周辺の観音像を安置した33の寺院。
	 <10>清水寺善光寺堂。
	 参照⇒さいごくさんじゅうさんしょ(西国三十三所)
	◎2005. 4. 4(平成17)清水寺善光寺堂で、明治の廃仏毀釈で途
	絶えた洛陽三十三所観音巡礼復活の法要が営まれた。
★らくようし《らくやうし》
	【洛陽市】
	◇[中]Luoyang Shi
	○中国中央部、河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)北西部の省直轄
	市(地級市)。
	 長安(Chang'an)(チョウアン)を西都(Xidu)(セイト)・西京(Xijing)(セ
	イケイ,セイキョウ)と呼ぶのに対し、「東都(Dongdu)(トウト)」,「東京(Dong-
	jing)(トウケイ)」とも呼ぶ。
	〈管轄6区〉
	 老城区(Laocheng Qu)。
	 西工区(Xigong Qu)。
	 (三水+「纏」-「糸」)河回族区(Chanhe Huize Qu)。
	 澗西区(Jianxi Qu)。
	 吉利区(Jili Qu)。
	 洛龍区(Luolong Qu)。
	〈管轄1市〉
	 偃師市(Yanshi Shi)。
	〈管轄8県〉
	 孟津県(Mengjin Xian)。
	 新安県(Xin'an Xian)。
	 欒川県(Luanchuan Xian)。
	 嵩県(Song Xian)。
	 汝陽県(Ruyang Xian)。
	 宜陽県(Yiyang Xian)。
	 洛寧県(Luoning Xian)。
	 伊川県(Yichuan Xian)。
	◎周代、「河南(Henan)」と呼び、漢代に河南県を設置。
	 五代の晋(晉)(Jin)で、「西京(セイケイ,セイキョウ)」と呼ぶ。
らくようそう《らくえふそう》
	【落葉層】
	○[農]落ち葉が積み重なって層となっていること。
	 腐(クサ)って腐葉土(フヨウド)となる。
	 参照⇒ふようど(腐葉土),りそう(離層)
らぐらん
	【ラグラン】
	◇[英]raglan
	○[服]⇒らぐらんすりーぶ(ラグランスリーブ,ラグラン・スリ
	ーブ)
★らぐらんじゅ
	【ラグランジュ】
	◇Joseph Louis Lagrange
	○[人]フランスの数学者・物理学者(1736〜1813)。
	 メートル法制定に尽力。
	◎ラグランジュ点([英]Lagrangian point)
らぐらんすりーぶ
	【ラグランスリーブ】
	【ラグラン・スリーブ】
	◇[英]raglan sleeve
	○[服]首の襟(エリ)ぐりから肩・袖(ソデ)と一続きに仕立てた袖。
	 コート・セーター・ジャージなどに用いられる。
	 「ラグラン袖」とも、単に「ラグラン」とも呼ぶ。
	◎クリミア戦争の英国軍司令官ラグラン男爵(Fitzroy James 
	Henry Somerset,1st Baron Raglan)(1788〜1855)が考案という。
らぐらんそで
	【ラグラン袖】
	◇[英]raglan sleeve
	○[服]⇒らぐらんすりーぶ(ラグランスリーブ,ラグラン・スリ
	ーブ)
らーくりま
	【ラークリマ】
	◇[伊]lacrima、[英]tear
	○(イタリア語で)涙・泪(ナミダ)。
らーぐりま
	【ラーグリマ】
	◇[西]lagrima、[英]tear
	○(スペイン語で)涙・泪(ナミダ)。
らぐります
	【ラグリマス】
	◇[西](複数形)lagrimas、[英]teardrops
	○(スペイン語で)涙・泪(ナミダ)。
[1]らくりまとりー
	【ラクリマトリー】
	◇[英]lachrymatory
	○[名]古代ローマ人の墓に副葬品として埋めた、細口の小瓶(コ
	ビン)。
	 葬送者の涙を入れたという。
	 「なみだつぼ(涙壷,涙壺)」とも呼ぶ。
[2]らくりまとりー
	【ラクリマトリー】
	◇[英]lacrimatory/lachrymatory/lacrymatory
	○[形]涙の・催涙の。
らくるぬーヴ
	【ラクルヌーヴ】
	【ラ・クルヌーヴ】
	◇La Courneuve
	○⇒らくるぬーぶ(ラクルヌーブ,ラ・クルヌーブ)
らくるぬーぶ
	【ラクルヌーブ】
	【ラ・クルヌーブ】
	◇La Courneuve
	○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-de-
	France)中北部のセーヌサンドニ県(Departement Seine-Saint-
	Denis)西部にある都市。首都パリの北東郊。
	 「ラクルヌーヴ」とも呼ぶ。
らくろ
	【ラクロ】
	◇Pierre Ambroise Francois Choderlos de Laclos(ピエール
	・ラクロ)
	○[人]フランスの軍人・作家(1741〜1803)。
らくろ
	【ラクロ】
	【ラ・クロ】
	◇[フ]La Crau
	○⇒らくろー(ラクロー,ラ・クロー)
らくろー
	【ラクロー】
	【ラ・クロー】
	◇[フ]La Crau
	○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
	地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)南部のバール県
	(Departement Var)南部の町。
	 北緯43.15°、東経6.07°の地。
	 「ラクロ(ラ・クロ)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1万1,300人。
	 1999(平成11)1万4,500人。
	 2004(平成16)1万4,700人。
らくろう《らくらう》
	【楽浪】
	◇[中]Lelang
	○[歴]⇒らくろうぐん(楽浪郡)
らくろうぐん《らくらうぐん》
	【楽浪郡】
	◇[中]Lelang Jun
	○[歴]中国の前漢が朝鮮に設置した植民地(BC. 108〜AD. 313)
	・郡名。
	 BC. 108<元封 3>漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼして楽浪のほか
	4郡(朝鮮四郡)を置いた。
	 楽浪郡の郡治は平壌(ピョンヤン)。朝鮮半島の北西部で現在の平
	安南北道・黄海道・京畿道の地にあたる。
	 後漢末(3世紀)には遼東太守の公孫康(Gongsun Kang)が領有
	し、 204<建安 9>ころその南半をさいて帯方郡(Daifang Jun)
	(タイホウグン)を新設。のち魏・西晋に受け継がれ、 313年高句麗
	(コウクリ)に滅ぼされた。
	 参照⇒ちょうせんしぐん(朝鮮四郡),たいほうぐん(帯方郡),
	さいきょうづか(彩篋塚)
	◎平壌周辺では、漢代文化の移入による楽浪文化のものが多数
	出土している。
	 20世紀に入り日本の学者により多数の古墳が発掘された。
らくろす
	【ラクロス】
	◇lacrosse
	○[運]双方10人(女子は12人)づつで行なうホッケーに似た球技。
	 ゴム製ボールを網付きの棒で投げてゴールを目指す。
	 カナダでは盛んで国技となっている。
	 「ラクロッス」とも呼ぶ。
	◎北アメリカ原住民の遊びから発達したもの。
	 語源はフランス語の「杖・ラケット(la crosse)」から。
らくろっす
	【ラクロッス】
	◇lacrosse
	○[運]⇒らくろす(ラクロス)
らくーん
	【ラクーン】
	◇[英]raccoon
	○[哺]⇒あらいぐま(アライグマ,洗い熊,洗熊,浣熊)
らぐん
	【ラグン】
	◇[フ]lagune、[英]lagoon
	○[地](フランス語で)ラグーン。
	 ⇒らぐーん(ラグーン)(1)
らぐーん
	【ラグーン】
	◇[英]lagoon
	○(1)[地]海の一部が砂州や沿岸州などによって外海と切り離
	されてできた湖や沼。
	◎フランス語:ラグン(lagune)。
	 スペイン語:ラグーナ(laguna)。
	 イタリア語:ラグーナ(laguna)。
	 ドイツ語:ラグネ(Lagune)/ハフ(Haff)。
	○(2)[地](Lagoon)エリス諸島の別称。
	 ⇒えりすしょとう(エリス諸島)
らぐーんしょとう《らぐーんしよたう》
	【ラグーン諸島】
	◇[英]Lagoon Islands
	○[地]エリス諸島の別称。
	 ⇒えりすしょとう(エリス諸島)
らくんぱるしーた
	【ラ・クンパルシータ】
	◇[西]La Cumparsita(小さな行進)
	○[楽]ウルグアイの作曲家ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Ger-
	aldo Hernan Matos Rodriguez)(1897〜1948)作曲のアルゼンチ
	ンタンゴ。
	◎1919(大正 8)作曲。
	◎ロドリゲス(1897〜1948)はウルグアイの音楽家。
らけしす
	【ラケシス】
	◇Lachesis
	○[ギ神]運命の三女神の一神で、運命の糸を割り当てる(長さ
	を決める)女神。
	 参照⇒もいらい(モイライ),あかいいと(赤い糸)
らけだいもん
	【ラケダイモン】
	◇Lakedaimon
	○[歴]古代ギリシア、スパルタの正式名称。
	 参照⇒すぱるた(スパルタ),らこにあ(ラコニア)
	◎スパルタの人が自国を呼ぶときの名称。
らけっと
	【ラケット】
	◇[英]racket
	○(1)[運]テニス・バドミントンなどで、ボール(球)やシャト
	ルコックを打つ道具。
	 長い柄(エ)の先に、ガットを網状に張った楕円形の枠がつい
	たもの。
	 参照⇒[1]がっと(ガット)
	○(2)[運]卓球でボールを打つ道具。
	 短い柄に、コルクや薄いゴム板などを張った、円形などの木
	質の板がついたもの。
	○(3)ラケット状のかんじき(橇)
	 ⇒かんじき(橇)
	◎アラビア語の「手の平(rahah)」から。
らけーて
	【ラケーテ】
	◇[独]Rakete
	○[宇][軍](ドイツ語で)ロケット([英]rocket)。
	 ⇒[2]ろけっと(ロケット)
らーげり
	【ラーゲリ】
	◇[露]lageri
	○⇒らーげる(ラーゲル)
らける
	【ラケル】
	◇Rachel
	○[聖]イスラエル民族12部族の祖ヤコブ(Jacob)の妻の一人。
	十一男ヨセフ(Joseph)と十二男ベニヤミン(Benjamin)の母。
	 召し使いビルハ(Bilhah)の女主人。
	 英語読みは「レイチェル」。
	 参照⇒じゅうにぶぞく(十二部族)
らーげる
	【ラーゲル】
	◇[露]lager、[独]Lager(ラーガー)
	○捕虜収容所・強制収容所。
	 「ラーゲリ(lageri)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きょうせいしゅうようじょ(強制収容所),しべりあよ
	くりゅう(シベリア抑留)
らご
	【羅侯】
	【羅ゴ】
	◇[梵]Rahu
	○(1)九曜の一つ。
	 日月の光をおおって日食・月食を起すといわれ、この星に当
	たる者は大凶という。
	 「羅護」とも書き、「羅ゴ星(ラゴセイ,ラゴショウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きゅうよう(九曜)
	◎インドの伝説では羅ゴ阿修羅(アシュラ)王。
	◎「ゴ」は「(「目」偏+「侯」:補助7409)」と書き、「侯」は代用。
	○(2)[人]羅ゴ羅の略。
	 ⇒らごら(羅ゴ羅,羅侯羅)
らこく
	【羅国】
	○シャム(暹羅)(現:タイ王国)から渡来した香木。
	 参照⇒きどころ(木所)
らごしょう《らごしやう》
	【羅ゴ星】
	【羅侯星】
	○⇒らご(羅侯,羅ゴ)(1)
らごす
	【ラゴス】
	◇Lagos
	○(1)(Lagos State)⇒らごすしゅう(ラゴス州)
	○(2)アフリカ西部、ナイジェリア南西部のラゴス州(Lagos 
	State)の都市。同国南西端、ギニア湾に臨む港湾都市。
	 北緯6.45°、東経3.47°の地。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)106万人。
	 1991(平成 3)519万5,200人。
	 1991(平成 3)568万6,000人(11月26日現在)。
	 2002(平成14)802万9,200人。
	◎ナイジェリア連邦共和国の旧首都。
	 首都は1991.12.(平成 3)同国中央部のアブジャ(Abuja)に遷
	都(セント)。
らごすしゅう《らごすしう》
	【ラゴス州】
	◇[英]Lagos State
	○アフリカ西部、ナイジェリア南西部の州。西端をペナンに隣
	接。
	 州都はイケジャ(Ikeja)。
	〈面積〉
	 3,345平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)568万5,781人(11月26日現在)。
	 1995(平成 7)635万7,253人(推計)。
らこすて
	【ラコステ】
	◇[登録商標]Lacoste
	○[経][服]フランスのスポーツ衣料品製造会社。
	 右向きのワニのロゴを使用。
	 参照⇒[2]くろこだいる(クロコダイル)
	◎1933(昭和 8)創立。
らごせい
	【羅ゴ星】
	【羅侯星】
	○⇒らご(羅ゴ,羅侯)(1)
らこにあ
	【ラコニア】
	◇Lakonia
	○ギリシア南部、ペロポネソス半島南東部の地方。
	 参照⇒らけだいもん(ラケダイモン)
	◎この地に古代ギリシアの都市国家スパルタが建国された。
らごら
	【羅ゴ羅】
	【羅侯羅】
	◇[梵]Rahula
	○[人]釈迦の嫡子(チャクシ)、母は耶輸陀羅(ヤシュタラ)。父について
	15歳で出家し、戒律を細かなところまで守り、密行第一と称せ
	られた。釈迦十大弟子の一人となった。
	 「羅ゴ(羅侯)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゃーりぷとら(シャーリプトラ,舎利弗,舎利子,舎梨
	子)
	◎「ゴ」は(「目」偏+「候」:補助4709)、「侯」は代用。
らこるにゃけん
	【ラ・コルニャ県】
	◇[西]Provincia da Coruna、[英]La Coruna Province
	○スペイン北西部、ガリシア自治州(Comunidad Autonoma de 
	Galicia)北西部の県。
	 県都はサンチアゴ・デ・コンポステーラ(Santiago de Com-
	postela)。
	 「ラ・コルーニャ県」,「ア・コルニャ県(Provincia de A Co-
	runa)」とも呼ぶ。
らこるーにゃけん
	【ラ・コルーニャ県】
	◇[西]Provincia da Coruna、[英]La Coruna Province
	○⇒らこるにゃけん(ラ・コルニャ県)
らさ
	【ラサ】
	【拉薩】
	◇Lhasa、[中]Lasa(拉薩)
	○(1)中国南西部、チベット自治区(Xizang Zizhiqu)中東部に
	ある区都。
	 中央部にポタラ宮、北東部に色拉寺、北西部に哲蚌寺(デプ
	ン寺)などがある。
	 北緯29.65°、東経91.10°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2) 9万2,000人。
	 2003(平成15)10万7,900人。
	〈管轄1区〉
	 城関区(Chengguan Qu)。
	〈管轄7県〉
	 林周県(Linzhou Xian)。
	 当雄県(Dangxiong Xian)。
	 尼木県(Nimu Xian)。
	 曲水県(Qushui Xian)。
	 堆龍コ慶県(Duilongdeqing Xian)。
	 達孜県(Dazi Xian)。
	 墨竹工カ県(Mozhugongka Xian):⇒むじゅこんかけん(ムジュ
	コンカ県,墨竹工カ県,墨竹工喀県)
	◎2002. 9.15(平成14)自治区政府、ラサの監獄(刑務所)を外国
	人記者団に公開。
	○(2)[地]⇒らさがわ(ラサ河,拉薩河)
らさがわ《らさがは》
	【ラサ河】
	【拉薩河】
	◇[中]Lasa He、[英]the Lhasa River
	○[地]中国南西部、チベット自治区(Xizang Zizhiqu)の区都ラ
	サの南部を西流する、ヤルンズアンボ川(the Yarlung Zangbo 
	River)(雅魯蔵布江)の支流。
	 「キチュ河(the Kyichu River)」とも呼ぶ。
らざざこ
	【ラザザ湖】
	◇Buhayrat ar-Razazah、[英]Lake Ar-Razzazah
	○[地]イラク中央部、首都バクダッドの南西にある湖。
	 北方にはハバニヤ湖(Hawr al-Habbaniyah)がある。
★らさじょうやく《らさでうやく》
	【ラサ条約】
	◇[英]Anglo-Tibetan Agreement
	○[歴]20世紀初頭、イギリスとチベットで結ばれた条約。
	 1903.12.11(明治36)イギリスの武装使節団(military mis-
	sion)がインドのシッキムからチベットに侵攻。
	 1904. 8. 3(明治37)武装使節団がラサを占領し、ダライラマ
	十三世はモンゴルに亡命。
	 1904. 9. 7(明治37)武装使節団、ラサ三大寺院のセラ寺・デ
	プン寺・ガンデン寺の代表らとポタラ宮で強引に条約を締結し、
	チベットは実質的にイギリスの保護国となった。
	 ロシアの南下政策に対抗して行われたもの。
	 参照⇒ちべっとじょうやく(チベット条約)(2)
	◎武装使節団の団長はヤングハズバンド(Francis Younghusband)
	大佐。
らざにあ
	【ラザニア】
	◇[伊]lasagna(ラザンニャ)
	○(1)[食]幅の広いリボン状のパスタ。
	 「ラザーニア」,「ラザーニャ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふぇとちーね(フェトチーネ),きしめん(きしめん,棊
	子麺)
	○(2)[料](1)を使ったグラタン風のイタリア料理。
	 ラザニアとチーズ・ホワイトソース・トマト入りミートソー
	スなどを層状に交互に重ね、オーブンで焼いたもの。
	 「ラザーニア」,「ラザーニャ」とも呼ぶ。
らざーにあ
	【ラザーニア】
	◇[伊]lasagna
	○[食]⇒らざにあ(ラザニア)
らざーにゃ
	【ラザーニャ】
	◇[伊]lasagna
	○[食]⇒らざにあ(ラザニア)
らざふぉーじうむ
	【ラザフォージウム】
	◇rutherfordium
	○[原]超ウラン元素・人工元素の一つ、原子番号は104。元素
	記号は「Rf」。
	 「クルチャトビウム(kurchatovium)」,「ドゥブニウム」とも呼
	ぶ。
	 参照⇒くるちゃとびうむ(クルチャトビウム)
[1]らざふぉーど
	【ラザフォード】
	◇rutherford
	○(1)[原]放射性物質の崩壊速度を表す単位。
	 1ラザフォードは1秒間に106個の原子崩壊が行われる量。
	 単位記号は「rd」。
	◎イギリスの物理学者ラザフォードに因(チナ)む。
	 参照⇒[2]らざふぉーど(ラザフォード)
	○(2)(Rutherford County)⇒らざふぉーどぐん(ラザフォード
	郡)
[2]らざふぉーど
	【ラザフォード】
	◇Ernest Rutherford(アーネスト・ラザフォード)
	○[人]イギリスの物理学者(1871〜1937)。ニュージーランド生
	れ。
	 1895(明治28)イギリスに渡る。
	 放射性物質の研究を行い、1902(明治35)ソディー(英)ととも
	に放射性原子の自然崩壊説を発表。
	 ウランの放射能を調べ、α線・β線を発見。
	 1908(明治41)ガイガー(独)とともに計数管を製作。ノーベル
	化学賞、受賞。
	 1909(明治42)ロイズ(英)とともにα粒子がヘリウム原子核で
	あることを実証。
	 1911(明治44)ガイガーのα線散乱の実験結果に基づき、ボー
	ア(デンマーク)とともに有核原子模型を提案。
	 1919(大正 8)α線による窒素原子核の人工破壊により最初の
	原子核人工変換に成功。
	 1925〜1930(大正14〜昭和 5)王立協会長。
	 1931(昭和 6)男爵。
らざふぉーどぐん
	【ラザフォード郡】
	◇[英]Rutherford County
	○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)中央
	部の郡。西部をウィリアムソン郡(Williamson County)、北西
	部をダビッドソン郡(Davidson County)に接する。
	 郡都はマーフリーズボロ(Murfreesboro)。
らさまりてーぬ
	【ラ・サマリテーヌ】
	◇[フ]La Samaritaine
	○[経]⇒さまりてーぬ(サマリテーヌ)
らさる
	【ラ・サル】
	◇Antoine de La Sale
	○[人]フランスの物語作家(1385ころ〜1461ころ)。
	 主著は『小姓ジャン・ド・サントレ』。
らさーる
	【ラサール】
	◇Ferdinand Johann Gottlieb Lassalle(フェルディナント・
	ラサール)
	○[人]ドイツの社会主義者・労働運動指導者(1825〜1864)。
	 1848(嘉永元)三月革命に参加。
	 1863(文久 3)全ドイツ労働者同盟を組織、その初代総裁とな
	る。
	 資本主義体制では労働者の貧困は永遠に続くとする「賃金鉄
	則」を唱え、国家を労働者の解放に利用する独自の国家社会主
	義を展開し、普通選挙権獲得の先頭に立つ。
	 1864(元治元)決闘で重傷を負い、死亡。
	 著書は『既得権の体系』・『労働者綱領』など。
	 「ラッサール」とも呼ぶ。
	◎1875(明治 8)ドイツ社会主義労働者党の結成、1890(明治23)
	ドイツ社会民主党の結成の礎石を築いた。
[1]らさーる
	【ラ・サール】
	◇Rene Robert Cavelier de La Salle
	○[人]フランスの探検家(1643.11.22〜1687. 3.19)。
	 カナダの五大湖付近を探検。
	 ミシシッピー川流域の交易の独占権を獲得。
	 ミシシッピー川を下って、1682. 4.(天和 2)河口に達し、沿
	岸をフランス領と宣言し、ルイ十四世に因(チナ)みルイジアナ
	(Louisiana)と命名。
	 ルイジアナの総督に任命。
	 参照⇒るいじあなこうにゅうち(ルイジアナ購入地)
[2]らさーる
	【ラ・サール】
	◇Jean Baptiste de La Salle
	○[人]フランスのカトリック聖職者・教育者(1651〜1719)。
	 キリスト教学校修士会(ラ・サール会)を創設。
らざれっと
	【ラザレット】
	◇[英]lazaret/lazaretto)
	○(1)[医]伝染病病院・ハンセン病院。
	○(2)[医]隔離病院。
	○(3)[海](船尾の)貯蔵庫・食料室。
	◎イタリア語から。
	 参照⇒らっざれっと(ラッザレット)
らざろ
	【ラザロ】
	◇Lazaros、[伊]Lazzaro(ラッザロ)、[英]Lazarus
	○(1)[聖]『新約聖書』「ヨハネ福音書(Gospel according to 
	John)」に登場する人物。
	 マルタ(Martha)(姉)とマリア(Maria)(妹)の兄。
	 病死したがイエスがよみがえらせたという。
	 「ベタニアのラザロ([英]Lazarus of Bethany)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まぐだらのまりあ(マグダラのマリア)
	○(2)[聖]『新約聖書』「ルカ福音書(Gospel according to 
	Luke)」で、イエスのたとえ話に出てくる貧者の名前。
	 腫(ハ)れ物に苦しんだが、天国に召されたという。
	 参照⇒らっざろ(ラッザロ)
らさんたまりあ
	【ラ・サンタマリア】
	◇[西]La Santa Maria
	○[歴]⇒さんたまりあごう(サンタマリア号)
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