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百 科 辞 書 《おて》 編集:獨 澄旻
-------- おて --------------------------------------------------
おてあらい《おてあらひ》
【お手洗い】
【御手洗い】
○(1)「手洗い」の丁寧な言い方。
⇒てあらい(手洗い)
○(2)便所の別称。
⇒べんじょ(便所)
おーてぃー
【OT】
○(1)[医](occupational therapy)作業療法。
⇒さぎょうりょうほう(作業療法)
○(2)[医](occupational therapist)作業療法士。
⇒さぎょうりょうほうし(作業療法士)
おーてぃー
【O.T.】
◇[英]Old Testament
○[聖]『旧約聖書』の略称。
⇒きゅうやくせいしょ(旧約聖書)
◎N.T.(New Testament):『新約聖書』。
おーでぃ
【OD】
◇[英]orthostatic dysregulation
○[病]起立性調節障害の略称。
⇒きりつせいちょうせつしょうがい(起立性調節障害)
おーてぃうむ
【オーティウム】
◇[羅]otium
○何もしないで時間を過すこと。無為徒食。
◎otium cum dignitate:悠々自適(ユウユウジテキ)。
★おーでぃえー
【ODA】
◇[英]Official Development Assistance
○政府開発援助の略称。
おーでぃえぬ
【ODN】
◇[英]Open Data Network
○[通]日本テレコム(株)が運営するインターネット接続サービ
ス(プロバイダー)。
おーでぃえぬあい
【ODNI】
◇[英]Office of the Director of National Intelligence
○アメリカ政府の国家情報局の略称。
◎傘下:⇒えぬしーてぃーしー(NCTC)
おーでぃえむ
【ODM】
◇[英]Orange Democratic Movement
○⇒おれんじみんしゃうんどう(オレンジ民主運動)
おでぃえるぬ
【オディエルヌ】
◇Audierne
○フランス北西部、ブルターニュ地域圏(Region Bretagne)西
部のフィニステール県(Departement Finistere)南西部にある
村。
北緯48.02°、西経4.53°の地。
ブルターニュ半島(Peninsule Bretonne)西部で、ガスコーニュ
湾(Golfe de Gascogne)(ビスケー湾)に面する。
〈人口〉
1999(平成11)2,524人。
おーでぃえんす
【オーディエンス】
◇[英]audience
○(1)観衆・観客。
○(2)[放](放送の)聴衆・聴取者。視聴者。
○(3)(マスコミの)受け手・読者。
○(4)謁見(エッケン)。公式会見。
おーでぃおふぁいる
【オーディオファイル】
◇[英]audiophile
○オーディオ愛好家。
★おーでぃおめーたー
【オーディオメーター】
◇[英]audiometer
○(1)[医]聴力を検査する装置。
「聴力測定器」,「聴力計」,「ソノメーター(sonometer)」,「測音
器」とも呼ぶ。
○(2)[放送]テレビ・ラジオの受信状況を自動的に記録する装
置。
◎アメリカのニールセン社が視聴率を測るために開発。
おーてぃーしー
【OTC】
◇[英]Organization for Trade Cooperation
○[経]貿易協力機構の略称。
GATT(関税と貿易に関する一般協定)の推進機関。
◎1955(昭和30)設立。
おーてぃーしーいやくひん
【OTC医薬品】
◇[英]over the counter drug
○[薬]⇒いやくぶがいひん(医薬部外品)
おーでぃしーしーぴー
【ODCCP】
◇[英]the United Nations Office on Drug Control and Crime
Prevention
○[古]国連薬物統制・犯罪防止事務所の略称。
⇒ゆーえぬおーでぃしー(UNODC)
おーてぃーしーやく
【OTC薬】
◇[英]over the counter drug
○[薬]⇒いやくぶがいひん(医薬部外品)
おーでぃてぃー
【ODT】
○(1)[医](occlusive dressing technique)密封包帯法の略称。
傷口・腫物などの患部を滅菌した高分子物質の膜でおおって
外気を遮断(シャダン)させ、細菌の侵入を防止する治療法。
○(2)[薬](orally disintegrating tablet)口腔内崩壊錠の略
称。
おーでぃなりー
【オーディナリー】
◇[英]ordinary
○(1)[形]普通の、通常の。
○(2)[形]平凡な、いつもの。
○(3)[名]普通のもの。
○(4)[名]宿屋の定食。
おーでぃねいと
【オーディネイト】
◇[英]ordinate
○[数]⇒おーでぃねーと(オーディネート)
おーでぃねーと
【オーディネート】
◇[英]ordinate
○[数]縦座標。
◎アブシサ(abscissa):横座標。
コーディネート(coordinate):座標。。
おーでぃーる
【オーディール】
◇[英]ordeal
○[歴]⇒しんめいさいばん(神明裁判)
おーでぃん
【オーディン】
◇[英]Odin
○[北欧神話]最高神・主神。
知識・文化・軍事などをつかさどる。
ドイツ語名は「ヴォータン(Wotan)」。
参照⇒ふぇんりる(フェンリル)
◎仕える侍女の乙女たちはワルキューレ(Valkyrie)。
その殿堂はワルハラ(Valhalla)で、戦死した英雄を祭る記念
堂。
おーでころん
【オーデコロン】
◇[フ]eau de Cologne(コローニュの水)
○香水の一種。香料を加えたアルコール水溶液。
◎「コローニュ(Cologne)」はドイツの「ケルン(Koeln)」のフラン
ス語名で、1709年ケルン在住イタリア人が創製。
「オー(オウ)(eau)」はフランス語で「水」。
おてだま
【お手玉】
【御手玉】
○(1)アズキ(小豆)・小石などを入れた小さな布袋のおもちゃ。
また、それを使った遊び。
主に少女の遊びで、歌を歌いながら幾つかを使い、投げ上げ
ては手で受け取るもの。
遊び方の基本はゆり玉とよせ玉。
「ゆり玉(揺り玉)」は、投げ上げた玉を受ける前に次の玉を投
げ上げるもの。「よせ玉(寄せ玉)」は、投げ上げた玉を受ける前
に置いてある幾つかの玉を定めた数や位置に移動させるもの。
参照⇒じゃぐりんぐ(ジャグリング)
○(2)[俗][運]⇒じゃっぐる(ジャッグル)(1)
おでっさ
【オデッサ】
◇Odessa
○(1)(Odes'ka Oblast)⇒おでっさしゅう(オデッサ州)
○(2)ウクライナ共和国南部、オデッサ州の州都。黒海に面す
る港湾・工業都市。
北緯46.47°、東経30.73°の地。
保養地としても有名で、ギリシア正教の大寺院がある。
オデッサ・ブロディ石油パイプライン(the Odessa-Brody
oil pipeline)(全長674キロメートル)がリビフ州(L'vivs'ka
Oblast)のブロディまで通じている。
〈人口〉
1977(昭和52)104万人。
1987(昭和62)114万1,000人。
1989(平成元)111万5,000人。
2001(平成13)102万9,000人。
2004(平成16)101万2,500人。
◎軍港があり、1905(明治38)戦艦ポチョムキンの反乱が起きる。
○(3)[歴]第二次世界大戦後、ナチス戦犯のドイツ国外への逃
亡を幇助(ホウジョ)した組織。
おでっさしゅう《おでつさしう》
【オデッサ州】
◇[ウクライナ語]Odes'ka Oblast
○ウクライナ南部の州。南東部を黒海に面し、南西端をルーマ
ニア、西部をモルドバに隣接。
州都はオデッサ。
〈面積〉
3万3,310平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)246万9,100人。
2004(平成16)242万4,100人。
★おでっせー
【オデッセー】
◇[英]Odyssey、[希]Odysseia
○[文]ホメロス(Homeros)の作と伝えられる古代ギリシアの長
編叙事詩。
同じくホメロスの作と伝えられるトロイア戦争を描いた『イ
リアス([希]Ilias,[英]Iliad)』の後を受け、戦争から凱旋の
途中でオデュッセウス(Odysseus)が放浪した経験や、不在中に
妃ペネロペ(Penelope)に求愛した男たちに対する報復などを歌っ
ている。
「オデュッセイア」とも呼ぶ。
参照⇒おでゅっせうす(オデュッセウス)
おでっせい
【オデッセイ】
◇[登録商標]ODYSSEY
○[交]ホンダ(本田技研工業)のミニバン・SUV。
中国名は「奥徳賽(aodesai)」。
◎2003.10.24(平成15)全面改良して発売(3代目)。
おてつだい《おてつだひ》
【お手伝い】
【御手伝い】
◇[日]otetsudai/o-tetsudai
○(1)「手伝い」の丁寧(テイネイ)な言い方。
○(2)雇われて、よその家庭の家事の手伝いをする女性。
「お手伝いさん」とも呼ぶ。
○(3)(特に)よその家庭に住み込んで家事全般をする女性。
「お手伝いさん」,「女中(ジョチュウ)」とも呼ぶ。
参照⇒じょちゅう(女中)(3),めいど(メイド)(1)
おてつだいさん《おてつだひさん》
【お手伝いさん】
【御手伝いさん】
◇[日]otetsudai san/o-tetsudai san
○(1)⇒おてつだい(お手伝い,御手伝い)(2)
○(2)⇒おてつだい(お手伝い,御手伝い)(3)
おでむかえ《おでむかへ》
【お出迎え】
【御出迎え】
◇[日]odemukae/o-demukae
○「出迎え」の尊敬語。
目上の人を出迎えることを敬って丁寧に表す言葉。
「お迎え(御迎え)」とも呼ぶ。
おてもと
【お手元】
【御手元】
【お手許】
【御手許】
◇[日]otemoto/o-temoto
○(1)「てもと(手許,手元)」を丁寧(テイネイ)に言う言葉。
また、相手の「てもと」を指す尊敬語。
○(2)(料理屋・会席などで)箸(ハシ)の別称。
割り箸の入っている細長い袋にも「おてもと(御手許,御手元
)」と印刷されていることが多い。
◎食膳の最も手前にあることから。
おてもり
【お手盛り】
【御手盛り】
【御手盛】
◇[日]otemori/o-temori
○(1)自分で自分の器(ウサワ)に食物を(好きなだけ)盛ること。
○(2)(転じて)(議員などが地位などを利用して決定者自身が)
自分・当事者・関係者の利益のため、都合の良いように物事を
決めること。
◎お手盛り予算,お手盛り法案
おでゅっせいあ
【オデュッセイア】
◇[希]Odysseia、[英]Odyssey
○[文]⇒おでっせー(オデッセー)
おでゅっせうす
【オデュッセウス】
◇[希]Odysseus、[羅]Ulysses(ウリッセース)
○[ギ神]ホメロス(Homeros)の作と伝えられる古代ギリシアの
長編叙事詩『オデッセー([英]Odyssey)』に登場する英雄・主
人公。
ギリシア西方の小島イタカ(Ithaca)の王、キルケー(Kirke)
・ペネロペ(Penelope)の夫、テレマコス(Telemachos)の父。
トロイア戦争でギリシア軍の指揮官の一人として、機略をもっ
て活躍。トロイ(トロイア)の木馬の発案者という。
凱旋途中でさまざまな冒険・漂浪して、20年後にただひとり
故郷イタカに戻り、不在中に妻へ求愛した男たちに対し、テレ
マコスとともに報復する。
英語名は「ユリシーズ(Ulysses)」。
参照⇒おでっせー(オデッセー),めんとる(メントル)
〈妻〉
キルケー(Kirke):⇒きるけー(キルケー)
ペネロペ:⇒ぺねろぺ(ペネロペ)(1)
おーでるがわ《おーでるがは》
【オーデル川】
◇[独]Fluss Oder、[ポーランド語]Odra(オドラ)
○[地]中部ヨーロッパの大河・国際河川。全長913キロメート
ル。
チェコ北部のズデーテン山地(Sudeten Mountains)に源を発
し、ポーランドのシレジア(Silesia)地方を蛇行しながら北西
に流れ、下流でナイセ川(Fluss Neisse)を合わせ、ポーランド
とドイツの国境(オーデル・ナイセ線)付近を流れ、並行する2
本の水路に分かれてシュチェチンの海岸湖(Zalew Szczecinski)
に流入、バルト海(Ostsee)のポメラニア湾(Pommersche Bucht)
に注(ソソ)ぐ。
おてるでざんばりっど
【オテル・デザンバリッド】
◇[フ]Hotel des Invalides
○[建]フランスの首都パリにある廃兵院。
ブリュアン(Liberal Bruant)の設計。
聖堂はマンサール(Jules Hardouin-Mansart)の設計で、堂内
にナポレオン一世(Napoleon Bonaparte)の墓廟がある。
略称は「レザンバリッド(les Invalides)」。
◎1671(寛文11)ルイ十四世(Louis XIV)により、傷病兵・老年
退役者のための機関として創設。
◎"invalides"のみの発音は「アンヴァリッド」。
★おーでるないせせん
【オーデル・ナイセ線】
◇[英]Oder-Neisse Line、[独]Oder-Neisse-Linie/Oder-Nei-
sse-Grenze
○オーデル川とナイセ川を結ぶ、ポーランドとドイツの国境線。
1945(昭和20)ポツダム協定により暫定的に国境線とする。
1950(昭和25)東ドイツ、国境と認定。
1970(昭和45)西ドイツ、国境と認定。
おーでるわん
【オーデル湾】
◇[独]Oderbucht
○[地]⇒ぽめらにあわん(ポメラニア湾)
おてろぐん
【オテロ郡】
◇[英]Otero County
○アメリカ合衆国ニューメキシコ州南部の郡。南部をテキサス
州(Texas State)に隣接。
郡都はアラモゴード(Alamogordo)。
★おでん
【おでん】
【御田】
○[料]
〈おでん種(ダネ)の俗称〉
さつま揚げ:ざぶとん(座蒲団,座布団)。
油揚げの袋物:親不孝。
ゆで卵:御所車(ゴショグルマ)。
◎フランス風:⇒ぽとふ(ポトフ)
おてんこ
【おてんこ】
◇[日]otenko
○(1)[俗]能天気な、おっちょこちょいな。
○(2)[俗](転じて)そのような人。特に、そのような娘。
「おてんこ娘」とも呼ぶ。
おてんこむすめ
【おてんこ娘】
◇[日]otenko musume
○[俗]⇒おてんこ(おてんこ)(2)
おてんば
【お転婆】
【御転婆】
◇[蘭]ontembaar(野生の・飼い慣らせぬ)
○少女や若い娘が、男の子のように活発に行動し、女らしい慎
みや恥じらいがないこと。また、そのような女性。
「おきゃん(御侠)」,「はすっぱ(蓮っ葉)」とも呼ぶ。
昭和初期(1920年代)には「フラッパー(flapper)」とも呼んだ。
参照⇒がるそんぬ(ガルソンヌ)
◎「おきゃん」にはかわいらしさがあり、「はすっぱ」には下品さ
がある。
おと
【オト】
◇[英]oto-/(母音の前)ot-
○[接頭辞]「耳」を表す語形成要素。
参照⇒らいの(ライノ),らりんご(ラリンゴ)
◎オトロジー(otology):耳科学。
オトライノラリンゴロジー(otorhinolaryngology):耳鼻咽
喉科。
オトリア(otorrhea):耳漏(ジロウ)。
オトリス(otolith):耳石・平衡石・聴石。
オタイティス(otitis):耳炎。
オトアカリアシス(otoacariasis):(動物の)耳ダニ症。
オトアントライティス(otoantritis):耳洞炎。
オトスコープ(otoscope):耳鏡。
オティアトリー(otiatry):耳病治療学。
★[1]おーと
【オート】
◇[英]auto
○()
○()[交]⇒おーとばい(オートバイ)
[2]おーと
【オート】
◇[英]auto-
○(1)[接頭辞]「自身・自己」を表す語形成要素。
◎オートバイオグラフィー(autobiography):自叙伝・自伝。
オートグラフト(autograft):同体移植。
○(2)[接頭辞]「自動・自動車」を表す語形成要素。
◎オートマット(automat):自動販売機。
[3]おーと
【オート】
◇[英]oats
○[植]⇒えんばく(エンバク,燕麦)
[4]おーと
【オート】
◇[フ]haut
○(1)[形](フランス語で、高さ・身長が)高い
○(2)[形](フランス語で)気高い・高尚な。
○(3)[形](フランス語で)高級な。
◎オート・クチュール(haute couture):高級衣裳店。
オート・キュイジーヌ(haute cuisine):高級料理。
[5]おーと
【オート】
◇[トルコ語]ot
○[植](トルコ語で)草。
⇒くさ(草)(1)
おーど
【オード】
◇Aude
○(Departement Aude)⇒おーどけん(オード県)
★おどあける
【オドアケル】
◇Odoacer
○[人]ゲルマン傭兵隊長( 434ころ〜 493)。
476年、西ローマ帝国を滅ぼす。
493年、ビザンチン帝国皇帝の委任によりイタリアに攻め入っ
た東ゴート族の王テオドリック(Theodoric)にラベンナ(Ravenna)
で包囲されて降服。のち暗殺される。
★おどい《おどゐ》
【御土居】
○[歴]1591(天正19)豊臣秀吉が京都(洛中)の周囲に築いた土塁
(ドルイ)。
高さ約3メートル、基底部の幅約9メートル。総延長約23キ
ロメートル(五里二十六町)。
東は賀茂川、北は鷹ヶ峰(タカガミネ)、西は紙屋川(カミヤガワ)、南
は九条に劃(カク)したが、市街地の拡大でほどなく一部は取り壊
され始めた。
参照⇒きょうとななくち(京都七口)
おーとヴぃえんぬけん
【オートヴィエンヌ県】
【オート・ヴィエンヌ県】
◇[フ]Departement Haute-Vienne
○⇒おーとびえんぬけん(オートビエンヌ県,オート・ビエンヌ
県)
おとうえーみさき
【オトウエー岬】
◇[英]Cape Otway
○[地]⇒おとうぇーみさき(オトウェー岬)
おとうぇーみさき
【オトウェー岬】
◇[英]Cape Otway
○[地]オーストラリア大陸南東部にある岬。
タスマニア島(Tasmania Island)北西部にあるキング島(King
Island)のウィッカム岬(Cape Wickham)と対峙する。
「オトウエー岬」とも呼ぶ。
おーとヴぉるた
【オートヴォルタ】
◇[フ]Haute Volta
○[古]⇒ぶるきなふぁそ(ブルキナファソ)
おとうとよ
【弟よ】
○[楽]橋本淳作詞、川口真作曲の歌謡曲。
歌は内藤やす子。
◎1975.11.(昭和50)レコード発売。
おとがい《おとがひ》
【頤】
○(1)あご(顎・頤)。下顎(シタアゴ)(lower jaw)。
下唇(シタクチビル)の下、下顎の前方の部分。
◎英語:チン(chin)。
中国語:下顎(xia'e)。
中国語の「頤(yi)」では頬(ホホ)・腮(エラ)を含む。
○(2)口。
○(3)よくしゃべること・口数が多いこと。
◎頤を叩(タタ)く
○(3)悪口を言う・へらず口をきく。
◎頤を叩く
おーとがみー
【オートガミー】
◇[英]autogamy
○[生]自家受精・自家生殖。
◎アロガミー(allogamy):他家受精。
おーとがろんぬけん
【オートガロンヌ県】
◇[フ]Departement Haute-Garonne、[英]Haute-Garonne Pre-
fecture
○フランス南部、ミディ・ピレネー地域圏(Region Midi-Pyre-
nees)中南部の県。
県都はトゥールーズ(Toulouse)。
おーときゅいじーぬ
【オート・キュイジーヌ】
◇[フ]haute cuisine([英]high cooking)
○高級料理。
参照⇒おーとくちゅーる(オート・クチュール)
★おとぎりそう《おとぎりさう》
【オトギリソウ】
【弟切草】
◇[学]Hypericum erectum、[英]Saint John's wort
○[植]キントラノオ目(Malpighiales)オトギリソウ科(Clusia-
ceae)オトギリソウ属(Hypericum)の多年草。
漢名・生薬名を「小連翹(ショウレンギョウ)」と呼び、茎葉を干して
止血・洗浄・うがい薬・神経痛・リューマチ・関節炎などに用
いる。
◎オトギリソウ科(Guttiferae)とも。
◎名称は、オトギリソウの薬効をもらした弟を、鷹匠晴頼が切
り殺した伝説による。
◎秋の季語。
おーとくそん
【オートクソン】
◇[英]autochthon
○(1)先住民・先住民族・原住民。土着民。
「アボリジニ(aborigine)」,「インディジェン([フ]indigene)」
とも呼ぶ。
○(2)[生]土地原産の動植物。土着生物・自生種。
「インディジェン」とも呼ぶ。
おーとくちゅーる
【オート・クチュール】
◇[フ]haute couture
○高級衣裳店。
参照⇒おーときゅいじーぬ(オート・キュイジーヌ)
おとくにぐん
【乙訓郡】
◇[日]Otokuni Gun
○京都府南部の郡。
大山崎町(オオヤマザキチョウ)のみ。
◎神足村:長岡京市神足(コウタリ)・東神足(ヒガシコウタリ)・馬場(バ
バ)。
向日町(ムコウマチ):1972(昭和47)向日市(ムコウシ)になる。
おどぐらふ
【オドグラフ】
◇[英]odograph
○[交]⇒おどめーたー(オドメーター)
おーとぐらふと
【オートグラフト】
◇[英]autograft
○(1)[医]同体移植。
◎「自己移植・自家移植」は「心臓破壊(heartbreak)」的な誤訳。
○(2)[医]同体移植片・自己移植片。
参照⇒ぐらふと(グラフト),ほもぐらふと(ホモグラフト)
おーどけん
【オード県】
◇[フ]Departement Aude、[英]Aude Prefecture
○フランス南部、ラングドック・ルシヨン地域圏(Region Lan-
guedoc-Roussillon)南西部の県。東部をリヨン湾(Gulf of
Lion)に面する。
県都はカルカソンヌ(Carcassonne)。
おとご
【乙子】
【弟子】
○末っ子。男女ともに使用。おと。
◎乙子なる女童(メノワラワ)
◎「おとね(乙子)」とも読む。
おとこがな《をとこがな》
【男仮名】
○[言]⇒まんようがな(万葉がな,万葉仮名)
おとこざけ《をとこざけ》
【おとこ酒】
○[楽]あいたかし作詞・作曲の歌謡曲。
歌はバーブ佐竹。
◎1974(昭和49)。
おとことおんな《をとことをんな》
【男と女】
◇[フ]Un homme et une femme、[英]A Man and a Woman
○[映]フランスの恋愛映画。モノクローム(白黒)。
監督:クロード・ルルーシュ(Claude Lelouch)。
音楽:フランシス・レイ(Francis Lai)。
出演:アヌーク・エーメ(Anouk Aimee)、ジャンルイ・トラ
ンティニャン(Jean-Louis Trintignant)ら。
◎レイの甘美なテーマ曲で知られる。
◎1966. 5.13(昭和41)フランスで公開。
1966. 7.12(昭和41)アメリカで公開。
1966.10.(昭和41)日本で公開。
おとことおんなのおはなし《をとことをんなのおはなし》
【男と女のお話】
○[楽]久仁京介作詞、水島正和作曲の歌謡曲。
歌は日吉ミミ。
◎1970. 5.(昭和45)レコード発売。
おとことおんなのらぶげーむ《をとことをんなのらぶげーむ》
【男と女のラブゲーム】
○[楽]魚住勉作詞、馬飼野康二作曲の歌謡曲。
歌は日野美歌・葵司朗。
◎1986.12.(昭和61)発売。
おとこのこおんなのこ《をとのこのをんなのこ》
【男の子女の子】
○[楽]岩谷時子(イワタニ・トキコ)作詞、筒美京平作曲の歌謡曲。
歌は郷(ゴウ)ひろみ。
◎1972. 8.(昭和47)レコード発売。
おとこのじゅんじょう《をとこのじゆんじやう》
【男の純情】
○[楽]佐藤惣之助作詞、古賀政男作曲の歌謡曲。
歌は藤山一郎。
◎1936(昭和11)。
◎歌い出しは「男いのちの純情は/燃えてかがやく金の星」。
「男純情の愛の星の色/冴えて夜空にただ一つ」は『燦めく星
座』。
おとこばしら《をとこばしら》
【男柱】
○[建]⇒おやばしら(親柱)
おとこまえ《をとこまへ》
【男前】
○(1)男性としての容貌(ヨウボウ)や風采(フウサイ)。
○(2)男性としての名誉や面目(メンモク)。
◎男前が上がる
○(3)美男子・好男子・ハンサム。
参照⇒みずもしたたる(水もしたたる,水も滴る)
おとこむすび《をとこむすび》
【男結び】
○(1)ひもの結び方の一つ。
右端を左の下に回し、さらに右に返して輪を作り、左端をそ
の輪に通して結ぶもの。
蝶(チョウ)結びと違い解(ホド)け難(ニク)いので、垣根(カキネ)・矢
来(ヤライ)・門松(カドマツ)などを結ぶときに用いる。
「諸(モロ)結び」とも呼ぶ。
⇔おんなむすび(女結び)
○(2)(江戸時代、遊里で)女が男に愛を誓う起証文(キショウモン)の
一つ。
下帯(イタオビ)(腰巻)の紐(ヒモ)を男結びにすると、文中に書い
た請文。
おとこやもめ《をとこやもめ》
【男やもめ】
【男鰥】
○妻のいない男性。
⇒やもめ(鰥,鰥男)
おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく
《をとこやもめにうじがわきをんなやもめにはながさく》
【男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く】
【男鰥に蛆がわき、女寡に花が咲く】
○[諺]男性は身の回りの世話をしてくれる妻を死別または生別
すると汚く不潔になるが、夫に先立たれた女性は身ぎれいになっ
て男性達にもてはやされことが多い、ということ。
おーとこるすけん
【オートコルス県】
【オート・コルス県】
◇[フ]Departement Haute-Corse、[英]Haute-Corse Prefec-
ture
○地中海北西部のフランス領コルシカ島北部にある県。
県都はバスティア(Bastia)。
おーとさヴぉあけん
【オートサヴォア県】
【オート・サヴォア県】
◇[フ]Departement Haute-Savoie、[英]Haute-Savoie Prefec-
ture
○⇒おーとさぼあけん(オートサボア県,オート・サボア県)
おーとさぼあけん
【オートサボア県】
【オート・サボア県】
◇[フ]Departement Haute-Savoie、[英]Haute-Savoie Prefec-
ture
○フランス南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)北東部の県。
県都はアヌシー(Annecy)。
「オートサボワ県」,「オートサヴォア県」とも呼ぶ。
◎ローヌ・アルプス地域圏にはサボア県(Departement Savoie)
もある。
おーとさぼわけん
【オートサボワ県】
【オート・サボワ県】
◇[フ]Departement Haute-Savoie、[英]Haute-Savoie Prefec-
ture
○⇒おーとさぼあけん(オートサボア県,オート・サボア県)
★おとしあな
【落し穴】
【穽】
○
「穽陥(セイカン)」,「陥穽(カンセイ)」とも呼ぶ。
おとしがけくぎ
【落し掛け釘】
【落掛釘】
○[建]床の間上部、落し掛け(横木)の正面または裏面の中央に
打たれた折り釘。
釣花入れを掛けるためのもの。
「華鬘釘(ケマンクギ)」とも呼ぶ。
参照⇒おりくぎ(折り釘,折釘)
おとしがみ
【落し紙】
【落とし紙】
○トイレで使う紙。トイレットペーパー。
参照⇒べんじょ(便所)
おとしくぎ
【落し釘】
【落とし釘】
【落釘】
○[建]幅の狭い板をはぎ合せる際、貼り付けていく太い角材
(下地)に固定する釘。
メスとなる側の仕口(シクチ)(合せ面)から斜めに角材に打ち込
んで固定し、オスとなる側の仕口を押し入れて継ぎ合せるもの。
羽目板・床板・水槽などに使用する。
「はぎくぎ(矧ぎ釘,矧釘,接ぎ釘,接釘)」,「ぬいくぎ(縫い釘,
縫釘)」とも呼ぶ。
参照⇒あいくぎ(間釘,合釘,合い釘),わくぎ(和釘)
おとしざる
【落猿】
【落し猿】
○[建]⇒さげざる(下猿,下げ猿)
おとしたまご
【落し玉子】
【落とし玉子】
【落玉子】
○(1)[料]吸物・味噌汁などの中に生卵を割って落し入れた料
理。
○(2)[料]⇒ぽーちどえっぐ(ポーチドエッグ)
おとしてんじょう《おとしてんじやう》
【落し天井】
【落とし天井】
◇[日]otoshi tenjo
○[建]⇒おちてんじょう(落ち天井,落天井)
おとしまえ《おとしまへ》
【落し前】
【落とし前】
○[俗]失敗や無礼などの後始末。
◎落とし前をつける:もめごとの間に立って話をつけること。
◎香具師(ヤシ)仲間の隠語。
露店で口上を述べながら、客と折り合いをつけつつ値段を落
としていたことから。
参照⇒やし(香具師,野師,矢師,弥四)
おーとじゃいろ
【オートジャイロ】
◇[英]autogyro/autogiro
○[空]上昇用のローター(回転翼)と推進用の小さいプロペラを
もつ航空機。
ローターを傾けることで前後左右と自在に推進できるヘリコ
プターの出現で個人用以外は使用されなくなった。
「ジャイロプレーン(gyroplane)」とも呼ぶ。
参照⇒へりこぷたー(ヘリコプター)
◎1923. 1.(大正12)スペインのシエルバ(Spaniard Juan de la
Cierva)が初めて飛行に成功。
おとそ
【お屠蘇】
○⇒とそ(屠蘇)(2)
おとつい《をとつひ》
【一昨日】
○⇒おととい(一昨日)
おとと
【おとと】
【オトト】
○(1)[幼児語]⇒とと(とと,トト)
○(2)[幼児語]⇒とと(とと,トト,魚)
おとと
【おとと】
【オトト】
【お魚】
○[幼児語]⇒とと(とと,トト,魚)
おととい《をととひ》
【一昨日】
◇[英]day before yesterday_
○昨日の前の日。いっさくじつ(一昨日)。
「おとつい(一昨日)」とも呼ぶ。
◎「をとつひ(遠つ日)」から。
おーとどせーぬけん
【オートドセーヌ県】
【オート・ド・セーヌ県】
◇[フ]Departement Hauts-de-Seine、[英]Hauts-de-Seine Pre-
fecture
○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-de-
France)中北西部の県。東部をパリ県(Departement Paris)、西
部をイビリーヌ県(Departement Yvelines)に接する。
県都はナンテール(Nanterre)。
〈面積〉
176平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)139万1,700人。
1999(平成11)142万5,500人。
2004(平成16)149万3,600人。
★おとな
【乙名】
【大人】
【宿老】
○[歴]室町〜江戸時代、村落の代表者・指導者・実力者。また、
その格式・家柄。
もとは部落の祭祀組織である宮座(ミヤザ)の年長者・有力者を
指していたが、村落の自治組織の発達につれて村落の指導者層
になったもの。
年貢徴収(ネング・チョウシュウ)などの責任を負う一方、領主から免
税などの特権を与えられていた。
参照⇒おとなびゃくしょう(乙名百姓,長百姓)
おとながい《おとながひ》
【大人買い】
○(1)[俗]食玩(ショクガン)付きの商品を大量にまとめ買いするこ
と。
参照⇒しょくがん(食玩),はこがい(箱買い)
◎子供時代の夢を、経済的に余裕ができた大人になって行うこ
と。
ただし、経済的に豊かな子供が大量に購入する場合でも「大
人買い」と呼ぶ。
○(2)[俗](転じて)低価格商品を大量にまとめ買いすること。
参照⇒はこがい(箱買い)
おとなしがわ《おとなしがは》
【音無川】
◇[日]Otonashi Gawa
○(1)[地]和歌山県東牟婁郡(ヒガシムログン)本宮町(ホングウチョウ)の熊
野本宮の横を流れ、熊野川に合流する川。
○(2)[地]東京都北区王子で石神井川(シャクジイガワ)から分かれ、
田端(タバタ)・日暮里(ニッポリ)・金杉(カナスギ)・三ノ輪橋(ミノワバシ)
・山谷掘(サンヤボリ)をへて隅田川に注(ソソ)ぐ川。
明治の終わりころまで灌漑用水として使われた清流であり、
新吉原へ通う川でもあったが、現在は暗渠(アンキョ)となっている。
◎三ノ輪から聖天(ショウテン)町(現:浅草七丁目)に続く音無川の土
手(ドテ)は、「日本堤(ニホンヅツミ)」,「吉原土手」とも単に「土手」と
呼ばれた。
参照⇒にほんづつみ(日本堤)(2)
おとなびゃくしょう《おとなびやくしやう》
【乙名百姓】
【長百姓】
○[歴]室町〜江戸時代、乙名と呼ばれる格式を持つ有力な農民
(百姓)。
郷村(村落)内の上層農民で、村落自治への発言権が強く、名
主(ミョウシュ,ナヌシ)・庄屋(ショウヤ)はこの層から選出されるところも
少なくなかった。
「おさびゃくしょう(長百姓)」,「ちょうびゃくしょう(長百姓)」
とも呼ぶ。
参照⇒おとな(乙名,大人,宿老),しょうや(庄屋,荘屋),こま
え(小前)(4)
おとね
【乙子】
○(1)[暦]月の最後の子(ネ)の日、月の下旬の子の日。
参照⇒はつね(初子)
○(2)[暦]正月最後の子の日。
◎「おとご」とも読む。
おーとのるまんでぃーちいきけん
【オート・ノルマンディー地域圏】
【オートノルマンディー地域圏】
◇[フ]Region Haute-Normandie、[英]Upper Normandy Region
○フランス北部の地域圏(地方)。西部をバス・ノルマンディー
地域圏(Region Basse-Normandie)に接し、北部を英仏海峡に面
する。
主都はルーアン(Rouen)。
〈2県〉
セーヌマリティム県(Departement Seine-Maritime)。
ウール県(Departement Eure)。
おーとばい
【オートバイ】
◇[和製造語]"auto(自動)"+"bicycle(自転車)"
○[交]ガソリンエンジンを二輪車。
一般にスクーター(scooter)は含まない。
「自動二輪車(自動2輪車)」,「自動二輪(自動2輪)」,「単車」,
「バイク(bike)」,「オート(auto)」とも呼ぶ。
総排気量が50cc以下のものは「原動機付き自転車」,「原付き」
とも呼ぶ。
参照⇒すくーたー(スクーター)(1),さいどかー(サイドカー)
◎1884(明治17)ドイツの技術者ダイムラー(Gottlieb Daimler)
が発明。
◎英語では「モーターサイクル(motorcycle)」、小型のものは
「モーターバイク(motorbike)」と呼ぶ。
チョッパー([英]chopper):改造オートバイ。
おーとびえんぬけん
【オートビエンヌ県】
【オート・ビエンヌ県】
◇[フ]Departement Haute-Vienne、[英]Haute-Vienne Prefec-
ture
○フランス中西部、リムーザン地域圏(Region Limousin)西部
の県。東部をクルーズ県(Departement Creuze)、南東部をコレ
ーズ県(Departement Correze)に接する。
県都はリモージュ(Limoges)。
「オートヴィエンヌ県(オート・ヴィエンヌ県)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)35万3,500人。
◎COGEMA(コジマ)(フランス核燃料会社)、1960年代末から
2001. 5.31までリモージュ近郊のウラン鉱山を開発。閉山後、
3ヶ所を廃棄物貯蔵庫として使用し、不法廃棄と放射能漏れの
疑いで司法当局が調査を行う。
★おーとふぁごそーむ
【オートファゴソーム】
◇[英]autophagosome
○[生]細胞内で細胞の内容物の一部を膜で取り囲む小胞。
やがてリソソーム(lysosome)と融合して自己消化胞となり、
小胞内の内容物を酵素で分解・消化する。
★おーとふぁじー
【オートファジー】
◇[英]autophagy
○[生]真核生物の細胞内で細胞質をアミノ酸に分解し、栄養源
とする作用。
細胞内に進入した病原菌などの分解や、細胞内に蓄積した変
性タンパク質の除去にも機能している。
また、飢餓(キガ)・断食によっても活性化するという。
アルツハイマー病の原因物質β(ベータ)アミロイド(βタンパ
ク)や、BSE(狂牛病)の感染因子プリオンの除去などに期待
されている。
「自食作用」,「自己貪食(ドンショク)」とも呼ぶ。
◎ラテン語の"auto(自身の)"と"phagy(食べる)"からの造語。
おとふけちょう《おとふけちやう》
【音更町】
◇[日]Otofuke Cho
○北海道南東部、十勝支庁(トカチシチョウ)中北部の河東郡(カトウグン)
の町。
〈面積〉
466.19平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)3万7,528人。
◎1921. 4. 1(大正10)音更村、川上村・鹿追(シカオイ)村を分離。
1926. 6. 1(大正15)音更村、士幌(シホロ)村を分離。
1953(昭和28)町制施行。
◎名称はアイヌ語の「オトプケ(髪の毛)」から。
おーとぷしー
【オートプシー】
◇[英]autopsy
○(1)[法][医]検死。死体解剖。
「ポストモーテム(postmortem)」とも呼ぶ。
○(2)(精密な)分析・精査。実地検証。
おーとぷしーいめーじんぐ
【オートプシー・イメージング】
◇[英]autopsy imaging
○[医]⇒えーあい(Ai)
おーとぼるた
【オートボルタ】
◇[フ]Haute Volta
○[古]⇒ぶるきなふぁそ(ブルキナファソ)
★おーとまぐ
【オートマグ】
◇[登録商標]Automag
○アメリカ製の自動拳銃。
おーとまた
【オートマタ】
◇[英](複数形)automata/(単数形)automaton
○⇒おーとまとん(オートマトン)
★おーとまちっく
【オートマチック】
◇[英]automatic
○()
○()自動小火器。自動式拳銃(automatic pistol)。
マガジン(弾倉)内の全ての実包を撃ち尽くすと、スライド
(遊底)が後退したままで停止するものが多い。スライドをス
トッパーで止めて空のマガジンを抜き、新しいマガジンを挿
入し、ストッパーを外すとスライドが前進して実包が薬室に
挿入され、射撃可能状態になる。
参照⇒りぼるばー(リボルバー)
おーとまとん
【オートマトン】
◇[英](単数形)automaton/(複数形)automata(オートマタ)
○(1)複雑な自動装置。
○(2)[数][計]コンピューターなどの計算機構をもったモデル
の総称。
有限個の入力と内部状態とから有限個の出力を放出する関数
機構。
○(3)自動人形・ロボット(robot)。
18世紀、ヨーロッパで貴族趣味として発達し、その技術は産
業革命時の自動織機作成に貢献した。
参照⇒ろぼっと(ロボット)
○(4)(感情や思考を交えずに)機械的に行動する人。
◎他人の意のままに動く人は「ロボット」と呼ぶ。
おーとまるぬけん
【オートマルヌ県】
【オート・マルヌ県】
◇[フ]Departement Haute-Marne、[英]Haute-Marne Prefecture
○フランス北東部、シャンパーニュ・アルデンヌ地域圏(Region
Champagne-Ardenne)南東部の県。
県都はショーモン(Chaumont)。
おとみさん
【お富さん】
○[楽]山崎正作詞、渡久地政信作曲の歌謡曲。
歌は春日八郎。
参照⇒げんやだな(玄冶店),くろべい(黒塀)
◎1954. 8.(昭和29)レコード発売。
おーとみーる
【オートミール】
◇[英]oatmeal
○(1)[食]エンバク(燕麦)(oats)を精白乾燥し、煎(イ)ってひき
割り(meal)にした食品。
参照⇒えんばく(エンバク,燕麦),ぐりっつ(グリッツ)
○(2)[料](1)を水または牛乳で煮(ニ)て、砂糖・塩などで味付
けした、洋風のかゆ(粥)。
イギリスでは朝食に食べられる。
また、消化が良いことから離乳食・病人食として、アメリカ
ではダイエット食として注目される健康食品。
「オートミール・ポリッジ(porridge)」,「ポリッジ」とも呼ぶ。
○(2)[料]アメリカ南部で、グリッツ(glits)(トウモロコシの
粉)で作ったかゆ(粥)。
朝食に食べられる。
参照⇒ぐりっつ(グリッツ)
おーとみーるぽりっじ
【オートミール・ポリッジ】
◇[英]oatmeal porridge
○[料]⇒おーとみーる(オートミール)(2)
おーとむぎ
【オートムギ】
【オート麦】
◇[英]oats
○[植]⇒えんばく(エンバク,燕麦)
おーとめ
【オートメ】
◇[英]automation
○⇒おーとめーしょん(オートメーション)
おとめえき《をとめえき》
【乙女駅】
○[交]長野県小諸市(コモロシ)乙女にある、JR小海線(コウミセン)の
駅。
三岡(ミツオカ)駅と東小諸(ヒガシコモロ)駅の間。
★おとめこうげん《をとめかうげん》
【乙女高原】
◇[日]Otome Kogen
○[地]山梨県北部、秩父山地南西部の高原。
★おとめざ《をとめざ》
【おとめ座】
【乙女座】
◇[羅]Virgo(ヴァーゴ)
○[天]黄道十二宮の処女宮(ショジョキュウ)(第六宮)にあった星座。
しし座(獅子座)の東、てなびん座(天秤座)の西に位置し、6
月初旬の夕暮に南中する。
アルファ星(首星)はスピカ([羅]Spica)。
おとめざくら《をとめざくら》
【オトメザクラ】
【乙女桜】
○[植]ケショウザクラ(化粧桜)の別称。
⇒けしょうざくら(ケショウザクラ,化粧桜)
おーとめーしょん
【オートメーション】
◇[英]automation
○(1)自動化・自動操作・自動制御。
人間の作業を機械化し、さらにその機械に携(タズサ)わる作業
もコンピューターなどの置き換え、無人化すること。
和略語で「オートメ」とも呼ぶ。
参照⇒さいばーねーしょん(サイバーネーション)
○(2)自動操作する装置、自動制御装置。
和略語で「オートメ」とも呼ぶ。
参照⇒おーとまとん(オートマトン)
○(3)生産工程などの自動化方式、オートメーション・システ
ム。
和略語で「オートメ」とも呼ぶ。
◎メカニカル・オートメーション(MA)。
プロセス・オートメーション(PA)。
ファクトリー・オートメーション(FA):⇒ふぁくとりーお
ーとめーしょん(ファクトリーオートメーション,ファクトリー
・オートメーション)
オフィス・オートメーション(OA):⇒おふぃすおーとめー
しょん(オフィスオートメーション,オフィス・オートメーショ
ン)
◎1946(昭和21)フォード社(Ford Motor Co.)の副社長ハーダー
(Dale S.Harder)の造語。
おどめーたー
【オドメーター】
◇[英]odometer
○[交]自動車の走行距離計。
「オドグラフ(odograph)」,「路程計(ロテイケイ)」とも呼ぶ。
参照⇒ほすうけい(歩数計)
おとめのいのり《をとめのいのり》
【乙女の祈り】
◇[フ]La priere d'une vierge、[英]A Maiden's Prayer
○[楽]ポーランドの女性作曲家テクラ・パダジェフスカ(Tekla
Badarzewska-Baranowska)(1834〜1861)作曲のピアノ曲。
◎1852(嘉永 5)作曲。
おとめのわるつ《をとめのわるつ》
【乙女のワルツ】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、三木たかし作曲の歌謡曲。
歌は伊藤咲子(1958. 4. 2〜)。
◎1975. 7.(昭和50)レコード発売。
おどら
【オドラ】
◇[ポーランド語]Odra、[独]Oder(オーデル)
○[地]⇒おーでる(オーデル)
おとらいのらりんごろじー
【オトライノラリンゴロジー】
◇[英]otorhinolaryngology
○[医]耳鼻咽喉科。
◎オトロジー(otology):耳科学。
オトラリンゴロジー(otolaryngology):耳咽喉科。
ライノラリンゴロジー(rhinolaryngology):鼻喉頭科学。
おとらりんごろじー
【オトラリンゴロジー】
◇[英]otolaryngology
○[医]耳咽喉科・耳鼻咽喉科。
参照⇒おとらいのらりんごろじー(オトライノラリンゴロジ
ー)
おとらんと
【オトラント】
◇Otranto
○(1)[地](Stretto di Otranto)⇒おとらんとかいきょう(オト
ラント海峡)
○(2)イタリア南東部、プーリア州(Regione Puglia)南東部の
レッチェ県(Provincia di Lecce)東部、オトラント海峡に面す
る町。
おとらんとかいきょう《おとらんとかいけふ》
【オトラント海峡】
◇[伊]Stretto di Otranto/Stretto d'Otranto、[英]Strait
of Otranto、[フ]Canal d'Otrante
○[地]イタリアとアルバニアの間、アドリア海(Mare Adria-
tico)とイオニア海(Mare Ionio)を結ぶ海峡。
★おどり《ほどり》
【踊り】
【躍り】
○()
○()[医]⇒せんもん(泉門)
おとりあ
【オトリア】
◇[英]otorrhea
○[病](英語で)耳漏(ジロウ)。
⇒じろう(耳漏)
おどりぁ
【おどりぁ】
○[俗]⇒おどれ(おどれ,己)
★おどりこ《ほどりこ》
【踊り子】
【踊子】
○()
○()[医]⇒せんもん(泉門)
おどりこ《ほどりこ》
【踊子】
○[楽]喜志邦三作詞、渡久地政信作曲の歌謡曲。
歌は三浦洸一(コウイチ)。
◎1957(昭和32)。
★おどりじ《ほどりじ》
【踊り字】
○[言]
漢字の「々」,「〃」、平仮名の「ゝ」,「ゞ」、片仮名の「ヽ」,「ヾ」
など。
「ゆすりじ(揺り字,揺すり字)」,「重ね字」,「畳字(ジョウジ)」,
「くりかえしふごう(繰り返し符号,繰返し符号)」とも呼ぶ。
参照⇒ゆすりがな(揺り仮名,揺すり仮名),いおりてん(庵点)
◎「々」は俗に「のま(ノマ)」と呼ぶ。
おーとりす
【オートリス】
◇[英]autolith
○[地]火成岩がマグマに取り込まれた、火成岩中の岩石片。
参照⇒ぜのりす(ゼノリス)
おどれ
【おどれ】
【己】
○[俗]相手を罵(ノノシ)って呼ぶ二人称。
「きさま(貴様)」,「てめえ(手前)」などの類(タグイ)。
語気を強めて「おんどれ」,「おどりゃ」,「おんどりぁ」とも呼ぶ。
◎「おのれ(己)」の転訛。
おとろじー
【オトロジー】
◇[英]otology
○[医]耳科学。
◎オトライノラリンゴロジー(otorhinolaryngology):耳鼻咽
喉科。
★おとわ《おとは》
【音羽】
◇[日]Otowa
○(1)[地]⇒おとわやま(音羽山)
○(2)⇒おとわちょう(音羽町)
○(3)東京都文京区の地名。
江戸時代、奥女中の音羽が幕府から土地と家が与えられたこ
とにより町名となる。
1974(昭和49)秋に有楽町線が開通。
おとわごてん《おとはごてん》
【音羽御殿】
○[古]東京都文京区音羽1丁目にある洋館、鳩山一郎が首相で
あった当時の私邸の別称。
現在は鳩山会館。
おとわちょう《おしはちやう》
【音羽町】
◇[日]Otowa Cho
○愛知県東部、宝飯郡(ホイグン)の町。
参照⇒あかさか(赤坂)(4),あかさかじゅく(赤坂宿)
おとわやま《おとはやま》
【音羽山】
◇[日]Otowa Yama
○(1)[地]京都府京都市東山区にある東山三十六峰の一つ。標
高240メートル。
西側の中腹に清水寺があり、奥の院付近に音羽の滝がかかる。
古来からのモミジ(紅葉)の名所。
○(2)[地]京都府京都市山科区、滋賀県大津市の境にある山。
標高593メートル。
北側は逢坂山に連なり、南側は醍醐山に続く。
音羽川が発し北流して四宮川に合流する。
ホトトギス(不如帰)の名所。
○(3)[地]奈良県桜井市の東南端、宇陀郡(ウダグン)大宇陀町(オオ
ウダチョウ)との境にある山。標高852メートル。
古称は「くらはしやま(倉橋山,倉椅山,椋橋山)」。
おーどんじゅ
【オードンジュ】
◇Audenge
○フランス南西部、アキテーヌ地域圏(Region Aquitaine)北西
部のジロンド県(Departement Gironde)南西部にある町。
北緯44.68°、西経1.00°の地。
西部をガスコーニュ湾(Golfe de Gascogne)(ビスケー湾)の
支湾アルカション湾(Bassin d'Arcachon)に面する。
〈人口〉
1999(平成11)3,948人。
2004(平成16)5,225人。
おどんたるじあ
【オドンタルジア】
◇[英]odontalgia
○[病](英語で)歯痛。
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