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                    PDD図書館管理番号       0001.0013.8000.24

                 百   科   辞   書    《おた》     編集:獨  澄旻

-------- おた --------------------------------------------------
おーたいてぃす
	【オータイティス】
	◇[英]otitis
	○[病](英語で)耳炎。
	◎パロタイティス(parotitis):耳下腺炎(ジカセンエン)。
おだいとう
	【尾岱沼】
	◇[日]Odaito
	○北海道東部、根室支庁(ネムロシチョウ)野付郡(ノツケグン)別海町(ベッカ
	イチョウ)北東部の地名。東部を野付湾(ノツケワン)に面する。
おだいば
	【お台場】
	◇[日]Odaiba
	○[俗]⇒しながわだいば(品川台場)
	◎台場は東京都港区の地名。
	 参照⇒だいば(台場)(1)
おだいばかいひんこうえん《おだいばかいひんこうゑん》
	【お台場海浜公園】
	○(1)東京都港区台場にある海浜公園。
	○(2)[交]⇒おだいばかいひんこうえんえき(お台場海浜公園駅)
おだいばかいひんこうえんえき《おだいばかいひんこうゑんえき》
	【お台場海浜公園駅】
	○[交]東京都港区台場にある、東京臨海新交通臨海線(ゆりか
	もめ)の駅。
	 芝浦ふ頭駅と台場駅の間。
おだいもく
	【お題目】
	【御題目】
	○(1)[仏]『妙法蓮華経(蓮華経)』を丁寧にいう言葉。
	○(2)[仏]日蓮宗で、「南無(ナム)妙法蓮華経(ミョウホウレンゲキョウ)」を
	唱えること。
	 参照⇒なむみょうほうれんげきょう(南無妙法蓮華経)
	○(3)(転じて)ありがたそうに口先で唱えるだけで、内容・実
	質がなかったり、実行できそうもない項目・主張。
おたうえ《おたうゑ》
	【お田植え】
	【御田植】
	○[農]⇒おたうえまつり(お田植え祭り,お田植え祭,御田植え
	祭,御田植祭)
おたうえまつり《おたうゑまつり》
	【お田植え祭り】
	【お田植え祭】
	【御田植え祭】
	【御田植祭】
	○[農]田植えの季節、稲の豊作を祈り神田(シンデン)で田植えを
	する神事。
	 香取神宮(千葉県)・住吉神社(大阪府)・伊勢神宮(三重県)な
	どが有名。
	 「おたうえ(お田植え,御田植)」,「たうえまつり(田植え祭り,
	田植え祭)」とも呼ぶ。
	〈日本三田植え〉
	 <1>伊勢の朝田。
	 <2>熱田の夕田。
	 <3>高田の昼田:⇒あいづたかだまち(会津高田町)
おだか《をだか》
	【小高】
	◇[日]Odaka
	○(1)⇒おだかく(小高区)
	○(2)[交]⇒おだかえき(小高駅)
	○(3)[古]⇒おだかまち(小高町)
おだかえき
	【小高駅】
	○[交]福島県南相馬市小高区東町にある(ヒガシマチ)、JR東日本
	常磐線の駅。
	 桃内(モモウチ)駅と磐城太田(イワキオオタ)駅(原町区)の間。
	◎旧住所は相馬郡(ソウマグン)小高町(オダカマチ)東町(ヒガシマチ)。
おだかく《をだかく》
	【小高区】
	◇[日]Odaka Ku
	○福島県北東部、南相馬市南部の区。北部を原町区(ハラマチク)に
	接し、東部を太平洋に面する。
	 野馬追いの小高神社がある。
	◎旧住所は相馬郡(ソウマグン)小高町(オダカマチ)。
おたがじゃくし
	【御多賀杓子】
	○(1)滋賀県多賀神社から長命のお守りとして出す杓子。
	○(2)⇒おたまじゃくし(お玉杓子,御玉杓子)(1)
おだかまち《をだかまち》
	【小高町】
	◇[日]Odaka Machi
	○[古]福島県北東部、相馬郡(ソウマグン)の町。
	 野馬追いの小高神社がある。
	◎2006. 1. 1(平成18)相馬郡鹿島町(カシママチ)・原町市(ハラマチシ)と
	合併して南相馬市を発足。
おーたがみーぐん
	【オータガミー郡】
	◇[英]Outagamie County
	○アメリカ合衆国中北部、ウィスコンシン州(Wisconsin State)
	中東部の郡。南西部をウィネベーゴ郡(Winnebago County)に接
	する。
	 郡都はアップルトン(Appleton)。
	 「アウタガミー郡」とも呼ぶ。
おたきあげ
	【お焚上げ】
	【御焚上げ】
	○⇒たきあげ(焚上げ)
おたぎぐん
	【愛宕郡】
	◇[日]Otagi Gun
	○[古]山背国(山城国)・京都府にあった郡。
	◎山背国愛宕郡出雲郷,京都府愛宕郡岩倉村
おだきゅう《をだきふ》
	【小田急】
	○[交]小田急電鉄(株)の略称。
	 ⇒おだきゅうでんてつ(小田急電鉄)
おだきゅうおだわらせん《をだきふをだはらせん》
	【小田急小田原線】
	○[交]小田急電鉄(株)が運行する、東京都新宿区の新宿駅から
	神奈川県小田原市の小田原駅までの鉄道路線。
	 「小田急本線」とも呼ぶ。
	〈停車駅〉
	 新宿駅・南新宿駅・参宮橋(サングウバシ)駅・代々木八幡(ヨヨキハチ
	マン)駅・代々木上原(ウエハラ)駅・東北沢(ヒガシキタザワ)駅・下北沢(シ
	モキタザワ)駅・世田谷代田(セタカ゚ヤダイタ)駅・梅ヶ丘(ウメガオカ)駅・豪
	徳寺(ゴウトクジ)駅・経堂(キョウドウ)駅・千歳船橋(チトセフナバシ)駅・
	祖師ヶ谷大蔵(ソシガヤオオクラ)駅・成城学園前(セイジョウガクエンマエ)駅・
	喜多見(キタミ)駅・狛江(コマエ)駅・和泉多摩川(イズミタマガワ)駅・登
	戸(ノボリト)駅・向ヶ丘遊園(ムコウガオカユウエン)駅・生田(イクタ)駅・読
	売ランド前駅・百合ヶ丘(ユリガオカ)駅・新百合ヶ丘駅・柿生(カキオ)
	駅・鶴川(ツルカワ)駅・玉川学園前(タマガワガクエンマエ)駅・町田(マチダ)
	駅・相模大野(サガミオオノ)駅・小田急相模原(サガミハラ)駅・相武台
	前(ソウブダイマエ)駅・座間(ザマ)駅・海老名(エビナ)駅・厚木(アツギ)
	駅・本厚木(ホンアツギ)駅・愛甲石田(アイコウイシダ)駅・伊勢原(イセハラ)
	駅・鶴巻温泉(ツルマキオンセン)駅・東海大学前駅・秦野(ハダノ)駅・渋
	沢(シブサワ)駅・新松田(シンマツダ)駅・開成(カイセイ)駅・栢山(カヤノ)駅
	・富水(トミズ)駅・螢田(ホタルダ)駅・足柄(アシガラ)駅・小田原駅。
	◎1929. 4. 1(昭和 4)新宿駅〜小田原駅間、開通。
	 1978. 3.31(昭和53)営団地下鉄(現:東京地下鉄)千代田線と
	の相互直通運転を開始。代々木上原駅〜東北沢駅間を複々線化。
	 1997. 6.23(平成 9)喜多見駅〜和泉多摩川駅間(2.4キロメー
	トル)を複々線化。
	 2008. 3.15(平成20)東京地下鉄(東京メトロ)千代田線に相互
	乗り入れ。
	 2013. 3.23(平成25)東北沢駅・下北沢駅・世田谷代田駅の3
	駅、始発から地下駅に移転。
おだきゅうたません《をだきふたません》
	【小田急多摩線】
	○[交]小田急電鉄(株)が運行する、神奈川県川崎市麻生区(アサオ
	ク)の新百合ヶ丘(シンユリガオカ)駅から東京都多摩市唐木田(カラキダ)
	の唐木田駅までの鉄道路線。10.6キロメートル。
	 小田急小田原線(本線)の新百合ヶ丘駅から分岐し、小田急永
	山(ナガヤマ)駅は京王永山駅と、小田急多摩センター駅は京王多
	摩センター駅と連絡。
	〈停車駅〉
	 新百合ヶ丘駅・五月台(サツキダイ)駅・栗平(クリヒラ)駅・黒川(クロカ
	ワ)駅・はるひ野駅・小田急永山駅・小田急多摩センター駅・唐
	木田駅。
	◎1974. 6. 1(昭和49)新百合ヶ丘駅〜小田急永山駅間(6.8キロ
	メートル)、開業。
	 1975. 4.23(昭和50)小田急永山駅〜小田急多摩センター駅間
	(2.3キロメートル)、開通。
	 1990. 3.27(平成 2)小田急多摩センター駅〜唐木田駅間(1.5
	キロメートル)、開通。
	 2004(平成16)黒川駅〜小田急永山駅間に新駅はるひ野を設置。
★おだきゅうでんてつ《をだきふでんてつ》
	【小田急電鉄】
	◇[英]Odakyu Electric Railway Co.,Ltd.
	○[交]
	 本社は東京都新宿区。
	 通称は「小田急(オダキュウ)」。
	◎1923. 5. 1(大正12)小田原急行鉄道株式会社として創業。
	 1929. 4. 1(昭和 4)小田原線(新宿駅〜小田原駅間)、開通。
	 1941. 3. 1(昭和16)鬼怒川水力電気株式会社が合併し、小田
	急電鉄株式会社と改称。
	 1942. 5. 1(昭和17)東京横浜電鉄株式会社が京浜電気鉄道株
	式会社とともに合併し、東京急行電鉄株式会社と改称。
	 1948. 6. 1(昭和23)東京急行電鉄株式会社から小田急電鉄株
	式会社・京王帝都電鉄株式会社・京浜急行電鉄株式会社が分離
	・独立し、各社開業。
	 1957(昭和32)特急ロマンスカーを運行。
おだきゅうながやまえき《をだきふながやまえき》
	【小田急永山駅】
	○[交]東京都多摩市(タマシ)永山にある小田急多摩線の駅。
	 はるひ野駅(神奈川県川崎市)と小田急多摩センター駅の間。
	 京王永山(ケイオウナガヤマ)駅と連絡。
	◎2004(平成16)黒川(クロカワ)駅〜小田急永山駅間に新駅はるひ野
	を設置。
	◎JR宗谷本線には永山(ナガヤマ)駅と北永山(キタナガヤマ)駅がある。
	 JR石北本線には南永山(ミナミナガヤマ)駅がある。
	 JR飯田線には長山(ナガヤマ)駅がある。
おだきゅうほんせん《をだきふほんせん》
	【小田急本線】
	○[交]⇒おだきゅうおだわらせん(小田急小田原線)
★おたく
	【お宅】
	【御宅】
	○(1)相手または第三者の家・住居の尊敬語。
	○(2)相手または第三者の家庭の尊敬語。
	○(3)相手の夫の尊敬語。
	○(4)相手の所属する会社・組織などの尊敬語。
	○(5)ほぼ対等の、またはあまり親しくない相手に対する二人
	称。
	○(6)(転じて)⇒おたく(オタク)
おたく
	【オタク】
	◇[英]otaku/hardcore hobbyist、[中]宅男(zhainan)/宅女
	(zhainu,zhainyu)
	○[俗]ある事柄・分野、特にマンガ・アニメ・ゲームなどに精
	通しているマニア。
	 熱中のあまり、一般社会や常識からかけ離れている人も多い。
	 イメージとして、やや小太りで気が弱く、チェック柄(格子
	縞)のシャツを着ている。
	 参照⇒ふりーく(フリーク)(6)
	◎仲間同士で「おたく」と呼び合うことから。
	 参照⇒おたく(お宅,御宅)(5)
	◎アニメ・オタク,フィギュア・オタク
おたくさ
	【オタクサ】
	◇[学]Hydrangea Otakusa Siebold
	○[植]⇒あじさい(アジサイ,紫陽花)
おだぐん
	【小田郡】
	◇[日]Oda Gun
	○岡山県南西部の郡。
	 矢掛町(ヤカゲチョウ)のみ。
	◎2005. 3. 1(平成17)美星町(ビセイチョウ)、井原市(イバラシ)に編入。
おだけ
	【御岳】
	◇[日]Odake
	○[地]山口県下関市にある狗留孫山の別称。
	 ⇒くるそんざん(狗留孫山)(2)
★おだしろがはら
	【小田代ヶ原】
	◇[日]Odashirogahara/Odashiro ga Hara
	○[地]栃木県。
★おたすじんじゃ
	【オタス神社】
	○[歴]アイヌのオタス部落に造営された神社。
	 1936. 7.25(昭和11)梨本宮守正親王がオタス部落を視察し、
	金一封を下賜、さらに地方有志の賛助により同年10. 9竣成。
★おたすどじんきょういくじょ
	【オタス土人教育所】
	○[歴]アイヌのオタス部落に1930. 7.(昭和 5)建てられた教育
	所。
	 参照⇒きゅうどじん(旧土人)
おだちいし《をだちいし》
	【尾立石】
	○[鉱]広島県安芸郡(アキグン)倉橋町(クラハシチョウ)尾立、倉橋島(クラハ
	シジマ)産の花崗岩。
	 淡紅色の長石の粗粒を含む桜御影の一種。
	 土木・建築用。
	 昭和初期の国会議事堂造営にあたって、その外装材に使われ
	たことから「議院石(ギインセキ)」とも呼ぶ。
おたちょう《おたちやう》
	【織田町】
	◇[日]Ota Cho
	○福井県中西部、丹生郡(ニュウグン)の町。北部を福井市に接する。
	〈面積〉
	 39.22平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)5,283人。
	◎1951(昭和26)織田村・萩原村と常磐村の一部が合併し、町制
	施行。
おだちん
	【お駄賃】
	【御駄賃】
	○⇒だちん(駄賃)(4)
おたどさん
	【お多度さん】
	○[俗]⇒たどたいしゃ(多度大社)
おたねにんじん
	【オタネニンジン】
	【御種人参】
	○[植]チョウセンニンジン(朝鮮人参)の別称。
	 ⇒ちょうせんにんじん(チョウセンニンジン,朝鮮ニンジン,
	朝鮮人参)
★おたびしょ
	【御旅所】
	○神輿渡御(ミコシ・トギョ)で臨時に安置する場所。
	 「仮宮(カリミヤ)」とも呼ぶ。
★おたふく
	【お多福】
	【阿多福】
	○(1)阿多福面(オタフクメン)の略称。
	 ⇒おたふくめん(お多福面,阿多福面)
	○(2)阿多福面に似た女性の顔。
	 参照⇒ふくわらい(福笑い)
	○(3)(特に)(1)に似た、器量の悪い女の人をあざけっていう言
	葉。
	 「おかめ(お亀,阿亀)」とも呼ぶ。
	 参照⇒さんぺいじまん(三平二満)(2)
おたふくかぜ
	【おたふく風邪】
	【お多福風邪】
	【阿多福風邪】
	○[俗][病]流行性耳下腺炎(ジカセンエン)の俗称。
	 ウイルスによって耳下腺がはれる病気で、おたふく面(メン)の
	ような顔になることから。
	 子供に多い。
	 参照⇒じかせんえん(耳下腺炎)
	◎男児が罹(カ)った場合、大人になって精子が少なく、不妊症
	になりやすいと言われている。
	◎イタリア語:オレッキオーニ(orecchioni)。
おたふくまめ
	【おたふく豆】
	【阿多福豆】
	○[植][農]ソラマメ(空豆)の一品種。
	 大粒の豆で、甘く煮たり、甘納豆などにする。
	◎名称は豆の形がお多福の面(メン)に似ていることから。
	 煮豆が黒いのは鉄鍋で煮ることから。
おたふくめん
	【お多福面】
	【阿多福面】
	○丸顔で鼻が低く、額(ヒタイ)は広くて前方に出、頬(ホオ)がふく
	れた、女の仮面。
	 単に「おたふく(お多福,阿多福)」,「おふく(御福)」とも、「お
	かめ(お亀,阿亀)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふくわらい(福笑い),ぼたもち(ぼた餅,牡丹餅)(3)
おたま
	【お玉】
	【御玉】
	○(1)⇒おたまじゃくし(お玉杓子,御玉杓子)(1)
	○(2)[女性語]玉子・鶏卵。
おたまがいけ
	【お玉ヶ池】
	◇[日]Otamagaike/Otama ga Ike
	○[歴]江戸の神田松枝町の地名。その池。
	 「神田お玉ヶ池」とも呼ぶ。
	◎近くの茶店の女お玉が身を投げた池があったことから。
	 千葉周作の剣道場玄武館や梁川星巌(ヤナガワ・セイガン)の玉池吟
	社があった。また、佐久間象山などが住んだ。
	◎1858(安政 5)設立された「お玉ヶ池種痘所」(東京大学医学部
	の前身)は千代田区岩本町(イワモトチョウ)あたり。
★おだまき
	【オダマキ】
	【苧環】
	◇[学]Aquilegia flabellata var.flabellata、[英]columbine
	○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)キンポウゲ科(Ranuncula-
	ceae)オダマキ属(Aquilegia)の多年草。観賞用。
	 「イトクリ(糸繰り)」とも呼ぶ。
	◎英語名はコロンバインで、コロラド州(Colorado State)の州
	花。
おたまじゃくし
	【お玉杓子】
	【御玉杓子】
	○(1)半球形で長い柄(エ)の付いた、汁(シル)をすくう杓子。
	 単に「お玉」とも、「御多賀杓子(オタガジャクシ)」とも呼ぶ。金属
	製は「金匙(カナガイ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かながい(金匙)(2)
	○(2)[両]([英]tadpole)カエル(蛙)の幼生。
	 卵から孵化(フカ)して間のないもの。体は卵形で、エラ(鰓)と
	長い尾があり、水の中を泳ぎ回る。
	 やがて下肢が生(ハ)え、上肢も生え、尾が消えて成体のカエ
	ルとなる。エラ呼吸も肺呼吸と皮膚呼吸に代る。
	 「蛙子(カエルゴ)」,「蝌蚪(カト)([中]kedou)」とも呼ぶ。
	◎春の季語。
	◎中国では「蝌蚪」を「科斗」とも表記する。
	◎『おたまじゃくしはカエルの子』はアメリカの軍歌『リパブ
	リック賛歌(The Battle Hymn of the Republic)』の替え歌。
	○(3)[俗][楽]音符(オンプ)の俗称。
	◎形が(2)に似ていることから。
おたまじゃくしはかえるのこ《おたまじやくしはかへるのこ》
	【お玉じゃくしは蛙の子】
	○[楽]永田哲夫作詞、アメリカの軍歌『リパブリック賛歌(The 
	Battle Hymn of the Republic)』の替え歌。
おだーみんちぇいしゅう《おだーみんちえいしう》
	【オダーミンチェイ州】
	◇Khett Otdar Meanchey/Khett Otdar Mean Chey、[英]Otdar 
	Meanchey Province
	○⇒おっどーみあんちぇいしゅう(オッドー・ミアンチェイ州,
	オッドーミアンチェイ州)
おーたむ
	【オータム】
	◇[英]autumn
	○[暦](英語で)秋・秋期。
	 アメリカでは「フォール(fall)」とも呼ぶ。
おーだーめいど
	【オーダーメイド】
	◇[和製英語]order made、[英]made-to-order
	○注文品・注文服。誂(アツラ)え物。
	 「オーダーメード」,「カスタムメイド([英]custom-made)」,「カ
	スタムメード」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぷれたぽるて(プレタポルテ),れでぃーめいど(レディ
	ーメイド)
おためごかし
	【お為ごかし】
	【お為倒し】
	【御為倒し】
	○表面上は相手のためであるかのように装い、実際には自分の
	利益をはかること。
	 「しんせつごかし(親切ごかし,親切転し,親切倒し)」とも、単
	に「こかし」とも呼ぶ。
	 参照⇒ごかし(ごかし,転し,倒し)
	◎そんな見え透いたお為ごかしじゃあ、だまされない。
おーだーめーど
	【オーダーメード】
	◇[和製英語]order made
	○⇒おーだーめいど(オーダーメイド)
おだもえやま《をだもえやま》
	【小田萌山】
	◇[日]Odamoe Yama
	○[地]南千島列島の択捉島(エトロフトウ)にある円錐状(コニーデ)の
	火山。標高1,208メートル。
[1]おたりー
	【オタリー】
	◇[西]otary
	○[哺]⇒[1]おたりあ(オタリア)
[2]おたりー
	【オタリー】
	◇[フ]otarie
	○[哺](フランス語で)トド(海馬)。
	 ⇒とど(トド,海馬)
★[1]おたりあ
	【オタリア】
	◇[英]otaria
	○[哺]食肉目(Carnivora)アシカ亜目(Pinnipedia)アシカ科
	(Otariidae)の海生哺乳類。
	 「パタゴニアアシカ(Patagonian sea lion)」とも呼ぶ。
	◎シーライオン(sea lion):⇒とど(トド,海馬)
[2]おたりあ
	【オタリア】
	◇[西]otaria
	○(1)[哺]⇒[1]おたりあ(オタリア)
	○(2)[哺]⇒とど(トド,海馬)
[3]おたりあ
	【オタリア】
	◇[伊]otaria
	○(1)[哺]⇒[1]おたりあ(オタリア)
	○(2)[哺]⇒とど(トド,海馬)
おだりすく
	【オダリスク】
	◇[フ]odalisque、[英]odalisque/odalisk
	○(1)[歴]オスマントルコの後宮(コウキュウ)の女官(女奴隷)。
	○(2)ハレムの女・女奴隷。
おたりむら《をたりむら》
	【小谷村】
	◇[日]Otari Mura
	○長野県北西部、北安曇郡(キタアヅミグン)の村。
	 栂池(ツガイケ)高原に栂池自然園がある。
おたる《をたる》
	【小樽】
	◇[日]Otaru
	○⇒おたるし(小樽市)
おたるこうつうはくぶつかん《をたるかうつうはくぶつくわん》
	【小樽交通記念館】
	○[交]北海道小樽市にある博物館。
	 明治時代に北海道開拓のために米国から輸入された蒸気機関
	車の「しづか号」や、現金輸送用貨車マニ30などを展示。
	 参照⇒こうつうはくぶつかん(交通博物館),こうつうかがく
	はくぶつかん(交通科学博物館)
	◎2004. 7.10(平成16)マニ30を展示。
	 参照⇒まにさんまる(マニ30)
おたるし《をたるし》
	【小樽市】
	◇[日]Otaru Shi
	○北海道西部、石狩湾に面する市。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)235平方キロメートル。
	 243平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)18万4,000人。
	 1995(平成 7)15万7,024人。
	◎1922(大正11)市制施行。
おたるしちょう《をたるしちやう》
	【小樽支庁】
	◇[日]Otaru Shicho
	○[古]⇒しりべししちょう(後志支庁)
おたるすいぞくかん《をたるすいぞくくわん》
	【おたる水族館】
	○北海道小樽市祝津(シュクツ)にある水族館。
おたるのひとよ《をたるのひとよ》
	【小樽のひとよ】
	○[楽]池田充男作詞、鶴岡雅義作曲の歌謡曲。
	 歌は鶴岡雅義と東京ロマンチカ。
	◎1967.11.(昭和42)レコード発売。
おたわ
	【オタワ】
	◇Ottawa
	○(1)カナダ南東部、オタワ川(Ottawa River)南岸にある同国
	の首都。オンタリオ州(Ontario Province)南東部の都市。
	 北緯45.42°、西経75.71°の地。
	〈人口〉
	 1974(昭和49)30万人。
	 1981(昭和56)29万5,000人。
	 1991(平成 3)31万4,000人。
	 2002(平成14)34万8,500人、107万0,300人(都市域)。
	◎オンタリオ州の州都はトロント(Toronto)。
	○(2)(Ottawa County)⇒おたわぐん(オタワ郡)
	○(3)アメリカ合衆国東部、オハイオ州(Ohio State)北西部に
	あるパットナム郡(Putnam County)の郡都。
	○(4)アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)東部
	にあるフランクリン郡(Franklin County)の郡都。
★おたわかいぎ《おたわくわいぎ》
	【オタワ会議】
	◇[英]Ottawa Conference
	○[経][歴]
	 参照⇒ぶろっくけいざい(ブロック経済),すたーりんぐぶろっ
	く(スターリング・ブロック),あうたるきー(アウタルキー)
おたわぐん
	【オタワ郡】
	◇[英]Ottawa County
	○(1)アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南
	西部の郡。東部をケント郡(Kent County)に接し、西部をミシ
	ガン湖(Lake Michigan)に面する。
	 郡都はグランドヘイブン(Grand Haven)。
	○(2)アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)中北
	部の郡。西部をリンカーン郡(Lincoln County)に接する。
	 郡都はミネアポリス(Minneapolis)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)5,963人。
	 1990(平成 2)5,634人。
	 2000(平成12)6,163人。
おたわじょうやく《おたわでうやく》
	【オタワ条約】
	◇[英]the Ottawa Treat
	○対人地雷全面禁止条約の別称。
	 ⇒たいじんじらいぜんめんきんしじょうやく(対人地雷全面
	禁止条約)
おだわら《をだはら》
	【小田原】
	◇[日]Odawara
	○(1)⇒おだわらし(小田原市)
	○(2)[交]⇒
おだわらえき《をだはらえき》
	【小田原駅】
	○(1)[交]神奈川県小田原市城山(シロヤマ)1丁目にあるJR東海
	道新幹線の駅。
	 新横浜(シンヨコハマ)駅(横浜市)と熱海(アタミ)駅(熱海市)の間。
	○(2)[交]JR東海道本線の駅。
	 鴨宮(カモノミヤ)駅と早川(ハヤカワ)駅の間。
	○(3)[交]小田急小田原の駅。
	 足柄(アシガラ)駅の次でターミナル駅(終点)。
	○(4)[交]箱根登山鉄道箱根登山電車の駅。
	 箱根板橋(ハコネイタバシ)駅の次でターミナル駅(始点)。
	○(5)[交]伊豆箱根鉄道大雄山線の駅。
	 緑町(ミドリチョウ)駅の次でターミナル駅(始点)。
おだわらきゅうこうてつどう《をだはらきふかうてつだう》
	【小田原急行鉄道】
	○[古][交]小田急電鉄株式会社の前身。
	 ⇒おだきゅうでんてつ(小田急電鉄)
おだわらし《をだはらし》
	【小田原市】
	◇[日]Odawara Shi
	○神奈川県南西部の市。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)105平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)17万4,000人。
	◎もと北条氏の城下町、江戸時代は大久保氏などの城下町。
★おだわらじょう《をだはらじやう》
	【小田原城】
	◇[日]Odawara Jo
	○[歴]神奈川県小田原市にあった城。
	◎1495(明応 4. 4.)北条早雲(ソウウン)、大森藤頼(フジヨリ)を攻略
	し小田原城に入る。
おだわらちょうちん《をだはらちやうちん》
	【小田原提灯】
	○⇒おだわらぢょうちん(小田原提灯)
おだわらぢょうちん《をだはらぢやうちん》
	【小田原提灯】
	○細長い筒形で上下に伸び縮みする蛇腹式(ジャバラシキ)の提灯。
	 伸ばして使用し、不用の時は折り畳むと大きさがわずかに違
	う上下の枠が重なり合うように細工されている。
	 「おだわらちょうちん(小田原提灯)」とも呼ぶ。
	◎天文年間(1532〜1555)、小田原の甚左衛門が創製という。
	◎童謡『お猿のかごや』で「日暮れの山道細い道/小田原提灯
	ぶらさげて」と歌われている。
おだわらひょうじょう《をだはらひやうぢやう》
	【小田原評定】
	○長引くばかりで、いつまでたっても結論の出ない会議・相談。
	 参照⇒たけくぎいくさ(竹釘軍),うわう(パウワウ)(4)
	◎豊臣秀吉が小田原城を攻囲した時、城内で北条氏直(ウジナオ)
	の腹心らが降服(和戦)するか戦うかを評定に明け暮れて決定で
	きなかった故事から。
おだわらほうじょうし《をだはらほうでうし》
	【小田原北条氏】
	◇[日]Odawara-Hojo shi
	○[歴]小田原に本拠地を置いた後北条氏の別称。
	 ⇒ごほうじょうし(後北条氏)
おだわらもん《をだはらもん》
	【小田原門】
	○[歴]江戸城の外桜田門(ソトサクラダモン)の旧称。
	 ⇒さくらだもん(桜田門)
おーたん
	【オータン】
	◇Autun
	○フランス中北東部、ブルゴーニュ地域圏(Region Bourgogne)
	南部のソーヌエロアール県(Departement Saone-et-Loire)北西
	部の都市。
	 北緯46.96°、東経4.29°の地。
	 サン・ラザール大聖堂(Cathedrale Saint-Lazare d'Autun)
	がある。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1万7,906人。
	 1999(平成11)1万8,085人。
おたんこなす
	【おたんこなす】
	○[俗]⇒おたんちん(おたんちん)
おたんちん
	【おたんちん】
	○(1)[古]江戸時代の江戸吉原で、嫌いな客。
	 「おたんこなす」とも呼ぶ。
	◎「たんこ」に擬人化する「お」と「ちん」をつけた言葉。
	 参照⇒たんこ(単孤,単居,単己)
	○(2)[俗]人をののしる言葉。まぬけ(間抜け)・とんま(頓馬)。
	 「おたんこなす」とも呼ぶ。
おち《をち》
	【越知】
	◇[日]Ochi
	○⇒おちちょう(越知町)
おち《をち》
	【越智】
	◇[日]Ochi
	○⇒おちぐん(越智郡)
おちあい《おちあひ》
	【落合】
	◇[日]ochiai/Ochiai
	○(1)一つ所で会うこと。落ち合うこと。
	○(2)川と川が合流するところ。
	○(3)⇒おちあいちょう(落合町)
	○(4)東京都新宿区北西部の一地区。
	 地名としては上落合(カミオチアイ)・下落合(シモオチアイ)・中落合(ナカオ
	チアイ)・西落合(ニシオチアイ)。
	 善福寺(ゼンプクジ)川と妙正寺(ミョウショウジ)川の合流する場所か
	ら。
	◎江戸時代の落合村の時、すでに火葬場があった。
	 1858(安政 5)コレラの流行の際は棺が山をなし数日も放置さ
	れた。
	○(5)[交]⇒おちあいえき(落合駅)
おちあいえき《おちあひえき》
	【落合駅】
	○(1)[交]東京都新宿区上落合(カミオチアイ)にある、東京地下鉄(東
	京メトロ)東西線の駅。
	 高田馬場(タカダノババ)駅と中野駅の間。
	○(2)[交]北海道空知郡(ソラチグン)南富良野町(ミナミフラノチョウ)落合に
	あるJR根室本線の駅。
	 幾寅(イクトラ)駅と新得(シントク)駅(上川郡新得町)の間。
	◎西武新宿線には下落合(シモオチアイ)駅、JR仙山線(センザンセン)に
	は陸前落合駅がある。
おちあいちょう《おちあひちやう》
	【落合町】
	◇[日]Ochiai Cho
	○岡山県中央部、真庭郡(マニワグン)の町。
おちぇあの
	【オチェアノ】
	◇[伊]oceano
	○[地](イタリア語で)大洋。
	 ⇒たいよう(大洋)(1)
おちがきのや
	【落柿舎】
	○⇒らくししゃ(落柿舎)
[1]おちきす
	【オチキス】
	◇[フ]Hotchkiss et Cie
	○[歴][経]フランスの兵器・自動車製造会社。
	 軽戦車や機関銃などを製造。
	 参照⇒[1]ほちきす(ホチキス)
	◎1867(慶応 3)アメリカ人技術者ベンッシャミン・ホチキス
	(Benjamin Berkeley Hotchkiss)(1826〜1885)が設立。
	 1956(昭和31)フランスのブランド(Brandt)社に併合。
[2]おちきす
	【オチキス】
	◇Benjamin Berkeley Hotchkiss
	○[人]⇒[3]ほちきす(ホチキス)
おちぐり
	【落栗】
	○(1)[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。濃紅と香色(コウイロ)の襲。
	○(2)[色]⇒くりいろ(栗色)
おちぐん《をちぐん》
	【越智郡】
	◇[日]Ochi Gun
	○愛媛県北部の郡。
	 朝倉村(アサクラムラ)・玉川町(タマガワチョウ)・波方町(ナミカタチョウ)・大
	西町(オオニシチョウ)・菊間町(キクマチョウ)・吉海町(ヨシウミチョウ)・宮窪町(ミ
	ヤクボチョウ)・伯方町(ハカタチョウ)・上島町(カミジマチョウ)・上浦町(カミウラチョ
	ウ)・大三島町(オオミシマチョウ)・関前村(セキゼンムラ)の町村。
	◎2004.10. 1(平成16)魚島村(ウオシマムラ)・弓削町(ユゲチョウ)・生名
	村(イキナムラ)・岩城村(イワギムラ)の1町3村が合併して上島町を発
	足。
	◎高知県高岡郡(タカオカグン)には越知町(オチチョウ)がある。
おちけん
	【落研】
	○[俗](大学などの)落語(ラクゴ)研究同好会(サークル)の略称。
おーちす
	【オーチス】
	◇Elisha Graves Otis(イライシァ・オーチス)
	○[人]アメリカの技師(1811〜1861)。
	 1854年、エレベーターのワイヤーが切れても安全な非常停止
	装置を発明。エレベーターに初めて人間が乗れるようになった。
	 オーチス・エレベーター社を創始。
	 1889(明治22)パリ万博のため建てられたエッフェル塔のエレ
	ベーターに採用される。
おちちょう《をちちやう》
	【越知町】
	◇[日]Ochi Cho
	○高知県西部、高岡郡(タカオカグン)の町。
	 壇ノ浦の戦い後に安徳天皇が落ち延びたという平家落人伝説
	が伝わり、横倉山(ヨコクラヤマ)には宮内庁指定の安徳天皇陵墓参考
	地がある。
	◎愛媛県には越智郡がある。
おちつばき
	【落ち椿】
	【落椿】
	○(庭に)散り落ちたツバキ(椿)の花。
	◎春の季語。
おちてんじょう《おちてんじやう》
	【落ち天井】
	【落天井】
	◇[日]ochi tenjo
	○[建]茶室の二段構造の天井で、一段低い方の天井。
	 亭主が座る点前畳(テマエダタミ)の天井に用いられ、客座の天井
	より低くすることで客に対する亭主の謙譲の気持ちを表したも
	の。
	 「おとしてんじょう(落し天井,落とし天井)」とも呼ぶ。
	 参照⇒むしろてんじょう(筵天井,蓆天井),さがりてんじょう
	(下がり天井,下り天井)
おちど
	【落ち度】
	【落度】
	○⇒おちど(越度)
★おちど《をちど》
	【越度】
	○あやまち・失敗。
	◎「落ち度」,「落度」は当て字。
おちばたき
	【落ち葉焚き】
	【落葉焚き】
	○落ち葉を集めて燃やすこと。
	 参照⇒たきび(たき火,焚き火,焚火)
	◎冬の季語。
	 童謡:参照⇒たきび(たきび)
おちほ
	【落帆】
	◇[日]Ochiho
	○[古]樺太にあった集落名。
	 ⇒れーすなえ(レースナエ)
おちぼ
	【落穂】
	【落ち穂】
	○刈り取ったあと、田畑に落ちているイネ(稲)やムギ(麦)の穂。
おちぼひろい《おちぼひろひ》
	【落穂拾い】
	【落ち穂拾い】
	○(1)落穂を拾い集めること。
	○(2)[美]フランスの画家ミレー(Jean Francois Millet)の作
	品。1857(安政 4)。
おぢや《をぢや》
	【小千谷】
	◇[日]Ojiya/Odiya
	○⇒おぢやし(小千谷市)
おぢやし《をぢやし》
	【小千谷市】
	◇[日]Ojiya Shi/Odiya Shi
	○新潟県中部の市。
	 小千谷縮(チヂミ)の産地。錦鯉(ニシキゴイ)の養殖が盛ん。
	 土川(ツチカワ)に国の重要文化財「魚沼神社阿弥陀堂(アミダドウ)」
	がある。
	◎もと三国街道の宿場。
	 1906(明治39)魚沼神社阿弥陀堂、国の重要文化財に指定。
おーちゃーど
	【オーチャード】
	◇[英]orchard
	○[農]果樹園の英語名。
	◎「オーキッド(orchid)」は「洋ラン(蘭)」。
おーちゃーどぐらす
	【オーチャードグラス】
	【オーチャード・グラス】
	◇[英]orchard grass
	○[植]カモガヤ(鴨茅)の別称。
	 ⇒かもがや(カモガヤ,鴨茅)
おちゃのみず《おちやのみづ》
	【お茶の水】
	◇[日]Ochanomizu/Ochanomidu
	○(1)東京都の文京区南部(湯島)と千代田区北部(神田駿河台)
	の、神田川に架(カ)かるお茶の水橋の両側の地域名。
	◎湯島にある高林寺境内の井戸水を将軍のお茶の御用水として
	献上していたことから地名がついた。井戸は1729(享保14)川幅
	を広げた際に川底に没している。
	◎江戸時代、「小赤壁(ショウセキヘキ)」,「茗渓(ミョウケイ)」とも呼ばれた。
	 ホトトギスの名所としても知られていた。
	◎江戸川柳「お茶の水唐絵(カラエ)のやうに舟を漕ぎ」(中国の赤壁
	に見立てて)
	○(2)[交]⇒おちゃのみずえき(御茶ノ水駅)
おちゃのみずえき《おちやのみづえき》
	【御茶ノ水駅】
	○(1)[交]東京都千代田区神田駿河台(カンダスルガダイ)にある、J
	R中央線・総武線(ソウブセン)の駅。
	 中央線:神田駅と水道橋駅の間。
	 総武線:秋葉原(アキハバラ)駅と水道橋駅(中央線乗り入れ)の間。
	◎1932. 7. 1(昭和 7)総武本線御茶ノ水駅・両国駅間、開通。
	中央本線と連絡し電車運転を開始。
	○(2)[交]東京都文京区湯島(ユシマ)にある、東京メトロ丸ノ内線
	の駅。
	 淡路町(アワジチョウ)駅と本郷三丁目(ホンゴウサンチョウメ)駅の間。
	◎東京メトロ千代田線には新御茶ノ水駅がある。
おちゃらか
	【おちゃらか】
	○⇒ちゃらけ(ちゃらけ)
おちゃらかほい
	【おちゃらかほい】
	○[楽]童歌(ワラベウタ)の一種。
	 歌い出しは「せっせっせの/よいよいよい/おちゃらか/お
	ちゃらか/おちゃらか/ほい」。
	 参照⇒せっせっせ(せっせっせ)
おちゃらけ
	【おちゃらけ】
	○⇒ちゃらけ(ちゃらけ)
おちゃをにごす
	【お茶を濁す】
	【御茶を濁す】
	○いいかげんに取り繕ってその場をごまかす。
おちゃをひく
	【お茶を挽く】
	【御茶を挽く】
	○(1)(芸者・遊女・女給などが)客がなくて暇(ヒマ)であること。
	◎昔、遊里で暇な遊女などが客に出す茶を挽かせられたところ
	から。
	 参照⇒ちゃをひく(茶を挽く)(1)
	○(2)暇で用がないこと。または、仕事をせずにブラブラして
	いること。
	 参照⇒あぶらをうる(油を売る)
おーちん
	【オーチン】
	◇[露]ochen'、[英]very
	○(ロシア語で)とても・非常に。
	◎ロシア文字では"очень"。
	◎オーチン・ハラショー(ochen' khorosho):とても素晴らし
	い。
おーちんちん
	【オー・チンチン】
	○[楽]里吉しげみ作詞、小林亜星(アセイ)作曲の歌謡曲。
	 歌は「ハニー・ナイツ/フール・サンズ」。
	 参照⇒ちんこおんど(ちんこ音頭)
	◎1969. 6.(昭和44)日本コロムビアから発売。
おーちんはらしょー
	【オーチン・ハラショー】
	◇[露]ochen' khorosho
	○(ロシア語で)とても素晴らしい。
	◎ロシア文字では"очень хорошо"。
	 「オーチン」は「とても」、「ハラショー」は「素晴らしい」。
おつぇあん
	【オツェアン】
	◇[独]Ozean
	○[地](ドイツ語で)大洋。
	 ⇒たいよう(大洋)(1)
おっかむ
	【オッカム】
	◇William of Ockham/William of Occam(ウィリアム・オッカ
	ム)
	○[人]イギリスのスコラ哲学者(1285?〜1349?)。
	 唯名論の立場から認識論を展開。
おっかむのかみそり
	【オッカムのカミソリ】
	【オッカムの剃刀】
	◇[英]Ockham's razor/Occam's razor
	○[哲]「存在は必然性なしに増加されてはならない」という命題。
	 ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定すべき
	でない(最小限であるべきだ)、とする考え方。
	 イギリスの哲学者オッカム(William of Ockham)が提唱した
	もので、空虚な概念や不必要な要素(仮定)を排除し、正しい思
	考を期するという、唯名論者の標語となっている。
	 「倹約の法則(law of parsimony)」とも呼ぶ。
おっきい
	【大っきい】
	○[俗][形]⇒おおきい(大きい)
おつきさんこんばんわ《おつきさんこんばんは》
	【お月さん今晩は】
	○[楽]松村又一作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
	 歌は藤島桓夫。
	◎1957(昭和32)。
おっくご
	【オック語】
	◇[フ]langue d'oc、[英]Occitan
	○(1)[言]中世フランス、ロアール川以南で話された諸方言の
	総称。
	 ⇔おいるご(オイル語)
	 参照⇒らんぐどっく(ラングドック)
	◎「はい」の意味の「ウィ(oui)」を「オック(oc)」と発音していた
	ことから。
	○(2)[言]現代の南フランス・プロバンス地方の方言。
	 「オクシタン語([フ]occitan)」,「プロバンス語」,「プロヴァン
	ス語」とも呼ぶ。
	◎第二次世界大戦後、北フランスから言語・文化的に自立する
	復権運動が盛んとなり、その文化圏をオクシタニー(Occitanie)
	と呼ぶ。
	 原子力発電所の所在地と重なるという。
おっくす
	【オックス】
	◇[英](単数形)ox/(複数形)oxen(オクスン)
	○(1)[農]オス牛(雄牛)。
	○(2)[農]去勢したオス牛。
	 「ステア(steer)」とも呼ぶ。
	◎去勢していないオス牛は「ブル(bull)」、メス牛(雌牛)は「カ
	ウ(cow)」、子牛は「カーフ(calf)」。
おっくすあいでいじー
	【オックスアイデイジー】
	◇[英]oxeye daisy
	○[植]⇒ふらんすぎく(フランスギク,フランス菊)
おっくすあいでーじー
	【オックスアイデージー】
	◇[英]oxeye daisy
	○[植]⇒ふらんすぎく(フランスギク,フランス菊)
おっくすふぉーど
	【オックスフォード】
	【牛津】
	◇[英]Oxford
	○(1)(County of Oxford)⇒おっくすふぉーどしゅう(オックス
	フォード州)
	○(2)イギリス、イングランド南部オックスフォード州の州都。
	 オックスフォード大学がある。
	○(3)⇒おっくすふぉーどだいがく(オックスフォード大学)
	◎「牛津」は古期英語「牛(ox)を渡す浅瀬(ford)」から。
おっくすふぉーどしゃー
	【オックスフォードシャー】
	◇[英]Oxfordshire
	○⇒おっくすふぉーどしゅう(オックスフォード州)
おっくすふぉーどしゃーしゅう《おつくすふおーどしやーしう》
	【オックスフォードシャー州】
	◇[英]Oxfordshire
	○⇒おっくすふぉーどしゅう(オックスフォード州)
おっくすふぉーどしゅう《おつくすふおーどしう》
	【オックスフォード州】
	◇[英]County of Oxford
	○イギリス、イングランド南部の州。
	 州都はオックスフォード(Oxford)。
	 「オックスフォードシャー(Oxfordshire)」,「オックスフォー
	ドシャー州」とも呼ぶ。
★おっくすふぉーどだいがく
	【オックスフォード大学】
	◇[英]Oxford University
	○[教]イギリス、イングランド南部のオックスフォードにある、
	イギリス最古の大学。
	 図書館はボドレー図書館(the Bodleian)。
	◎12世紀、創立。
おっけー
	【オッケー】
	【OK】
	◇[米]OK/O.K./okey/okay
	○⇒おーけー(オーケー,OK)
おつげのいのり
	【お告げの祈り】
	◇[羅]Angelus
	○[宗]⇒あんじぇらす(アンジェラス)(1)
おつげのかね
	【お告げの鐘】
	◇[英]Angelus bell
	○[宗]⇒あんじぇらすのかね(アンジェラスの鐘)
おっさか
	【忍阪】
	◇[日]Ossaka
	○奈良県桜井市東部、外鎌(トカマ)山西麓の地名。
	 式内社の忍坂坐生根(オシサカニイマスイクネ)神社がある。
	 古名は「おさか(忍坂,恩坂,押坂)」,「おしさか(忍坂,恩坂,押
	坂)」。
	 参照⇒おさか(忍坂,恩坂,押坂)
おつし
	【乙巳】
	○[暦]⇒いつし(乙巳)
おっし
	【乙巳】
	○[暦]⇒いつし(乙巳)
おっしにんぐ
	【オッシニング】
	◇Ossining
	○⇒おしにんぐ(オシニング)
おつしのへん
	【乙巳の変】
	○[歴]⇒いっしのへん(乙巳の変)
おっしのへん
	【乙巳の変】
	○[歴]⇒いっしのへん(乙巳の変)
★おつしゅかわせぎんこう《おつしゆかはせぎんかう》
	【乙種為替銀行】
	○[経]外国為替公認銀行の一つ。
★おつしゅぎんこう《おつしゆぎんかう》
	【乙種銀行】
	○[歴][経]もと甲種銀行より利率の高い乙種利率を採用した銀
	行、およびその支店。
	 1918(大正 7)制定。
	 1944(昭和19)甲種・乙種の区別は廃止された。
おつしゅごうかく《おつしゆがふかく》
	【乙種合格】
	○[軍]もと徴兵検査における甲種に次ぐ合格。
	 第一・第二・第三の区別があった。
	 参考⇒こうしゅごうかく(甲種合格)
	◎1939.11.11(昭和14)兵役法施行令改正公布により徴兵合格に
	第三乙種設定。
おつじゅん
	【乙巡】
	○[古][軍]軽巡洋艦の古称。
	◎甲巡:重巡洋艦。
おっす
	【おっす】
	【オッス】
	【押忍】
	○[俗]⇒おす(おす,オス,押忍)
おっず
	【オッズ】
	◇[英]odds
	○(1)見込み。勝算。確率。
	 参照⇒おっど(オッド)
	○(2)賭け率。
	○(3)競馬・競輪・オートレースなどで、レース前に発表する
	概算配当率。
	 馬または競技者ごとにそれぞれ発表され、人気のある馬また
	は競技者は率が低くなる。賭(カ)けをする人はその予想払い戻
	し額を見て券を購入する。
おっせき《をつせき》
	【越関】
	○[歴]間道(カンドウ)を回って関所(セキショ)を越すこと。
	 「関所破り」とも呼ぶ。
	 参照⇒いりでっぽうでおんな(入鉄砲出女)
★おっそ《をつそ》
	【越訴】
	○[歴]
[1]おったー
	【オッター】
	◇[英]otter
	○[哺](英語で)カワウソ(川獺)。
	 ⇒かわうそ(カワウソ,川獺,獺)
	◎シーオッター(sea otter):⇒らっこ(ラッコ,猟虎,海獺,獺
	虎)
[1]おったー
	【オッター】
	◇[独]Otter
	○[哺](ドイツ語で)カワウソ(川獺)。
	 ⇒かわうそ(カワウソ,川獺,獺)
おったまげーしょん
	【オッタマゲーション】
	◇[英]exclamation mark
	○[俗][言]⇒えくすくらめーしょんまーく(エクスクラメーショ
	ンマーク,エクスクラメーション・マーク)(1)
おっちょこちょい
	【おっちょこちょい】
	○(1)[形動]ちょこまかと落ち着きがなく、やることが軽率で、
	考えが浅いこと。
	○(2)[名]その様子(ヨウス)。そのような人。
おってぃ
	【オッティ】
	【OTTI】
	○[交]日産自動車のミニボックス・カー(軽自動車)。
	 三菱自動車工業のeKワゴンのOEM販売。
	◎2005. 6.(平成17)新発売。
おってるろー
	【オッテルロー】
	◇Otterlo
	○オランダ中東部、ヘルデラント州(Provincie Gelderland)中
	央部の町。
	 ゴッホの作品の収集で知られるクレーラーミュラー美術館
	(Rijksmuseum Kroeller-Mueller)がある。
おっど
	【オッド】
	◇[英]odd
	○(1)[形]奇妙な、風変わりな。
	○(2)[形](2個一組で)片方の。
	○(3)[形]端数の、余りの、不揃(フゾロ)いの。
	○(4)[形][数]奇数の。
	 賭け事では「はん(半)」とも呼ぶ。
	 参照⇒おっず(オッズ)
	◎イーブン(even):偶数の。
★おっとせい
	【オットセイ】
	【膃肭臍】
	○[哺]食肉目(Carnivora)アシカ亜目(Pinnipedia)アシカ科
	(Otariidae)の海生哺乳類。
	◎英語:ファーシール(fur seal)。
	 ドイツ語:ジーベア(seebaer)。
	 中国語:海狗(haigou)/海熊(haixiong)。
おっとっと
	【おっとっと】
	○[食]森永製菓(株)の、魚の形をしたスナック菓子。
	◎1982(昭和57)新発売。
	◎「おとと」は「魚」の幼児語。
	 参照⇒とと(とと,トト,魚)
[1]おっとまん
	【オットマン】
	◇[英]ottoman
	○(1)背もたれと肘掛(ヒジカ)けのないクッション付きの長椅子。
	 「褥椅子(シトネイス)」とも呼ぶ。
	 参照⇒そふぁー(ソファー)
	○(2)クッション付きの足のせ台。
	○(3)畝(ウネ)織物の一種。太目の琥珀織(コハクオ)り。
	 絹・綿・毛などで織られた、横畝がやや太く厚みがあるもの。
	 婦人服用で、スーツやコートに用いられる。
[2]おっとまん
	【オットマン】
	◇[英]Ottoman
	○オスマンの英語名。
	 ⇒おすまん(オスマン)
おっとまんていこく
	【オットマン帝国】
	◇[英]the Ottoman Empire
	○[歴]⇒おすまんとるこ(オスマン・トルコ)
おっどーみあんちぇいしゅう《おつどーみあんちえいしう》
	【オッドー・ミアンチェイ州】
	【オッドーミアンチェイ州】
	◇Khett Otdar Meanchey/Khett Otdar Mean Chey、[英]Otdar 
	Meanchey Province
	○カンボジア北西部の州。南部をシエムレアプ州(Khett Siem 
	Reap)、南西部をバンティアイ・ミアンチェイ州(Khett Ban-
	teay Meanchey)に接し、北部をタイ王国に隣接。
	 州都はサムラオン郡(Phumi Samraong)。
	 「オダーミンチェイ州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 6,158平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1998(平成10)6万8,279人(3月3日現在)。
おっとり
	【おっとり】
	○[副][サ変](人柄や態度が)ゆったりと落ち着いて、細かなこ
	とにこだわらない様子(ヨウス)。鷹揚(オウヨウ)なさま。
	◎おっとりと構(カマ)える
おっとりがたな
	【押っ取り刀】
	○(1)急場(キュウバ)に、武士(ブシ)が刀を腰に差す間(マ)もなく、
	刀を手にもったまま行動を起こすさま。
	 参照⇒おっとる(押っ取る)
	○(2)(転じて)緊急の場合に、取るものも取りあえず急ぐ様子
	(ヨウス)。
	◎押っ取り刀で駆(カ)けつける
	◎副詞の「おっとり」と混同して、「ゆっくりと行動する」ことと
	誤解されている場合がある。
	 参照⇒おっとり(おっとり)
おっとる
	【押っ取る】
	○(1)「取る」の強意(キョウイ)。勢いよく掴(ツカ)み取る。急いで手
	に取る。
	○(2)無理やり奪(ウバ)い取る。力ずくで取り上げる。
	○(3)要点を取る。簡約にする。
	○(4)相手の言葉を引き継ぎ、すぐに続けて言うこと。
	◎「おしとる」の音便(オンビン)。
おっぱい
	【おっぱい】
	【オッパイ】
	○(1)[幼児語]乳汁。ミルク。
	○(2)[幼児語]乳房。
	 参照⇒ちぶさ(乳房)
おっぱわん
	【追波湾】
	◇[日]Oppa Wan
	○[地]茨城県北東部、石巻市北東部の太平洋に面する湾。
	 富士川(北上川の下流部)が流入する。
	 参照⇒きたかみがわ(北上川)
おつび
	【乙未】
	○⇒いつび(乙未)
おっふぇれんて
	【オッフェレンテ】
	◇[伊]offerente
	○(1)(イタリア語で)提供者・寄進者。入札者。
	○(2)[経]⇒さぷらいやー(サプライヤー)
おっぺけぺぶし
	【おっぺけぺ節】
	【オッペケペ節】
	○[楽]明治中期、寄席で歌われた俗謡。
	 歌の終りは「オッペケペ、オッペケペッポー、ペッポッポー」
	の囃子詞(ハヤシコトバ)で結ばれる。
	◎大阪の落語家桂藤兵衛が新作。1889(明治22)その弟子の川上
	音二郎(オトジロウ)が浮世亭○○(マルマル)と名乗って京都新京極の寄
	席で時世を風刺して歌い始める。
	 1890(明治23)音二郎が壮士芝居を結成して上京し、全国に流
	行った。壮士芝居の余興として後ろ鉢巻に赤の陣羽織姿で、自
	由民権思想や社会風刺を歌詞におり込み歌われた。
	◎例:権利幸福嫌いな人に自由湯(ジユウトウ)をば飲ませたい。オッ
	ペケペ、オッペケペッポー、ペッポッポー。
おっぺけぺーぶし
	【おっぺけぺー節】
	【オッペケペー節】
	○[楽]⇒おっぺけぺぶし(おっぺけぺ節,オッペケペ節)
[1]おっぺんはいまー
	【オッペンハイマー】
	◇Franz Oppenheimer
	○[人]ドイツの社会経済学者(1864〜1943)。
	 始めはマルクス的立場から出発したが、後に反マルクス説に
	傾く。
	 主著は『国富論』。
[2]おっぺんはいまー
	【オッペンハイマー】
	◇Julius Robert Oppenheimer(ロバート・オッペンハイマー)
	○[人]アメリカの物理学者(1904. 4.22〜1967. 2.18)。
	 ハーバード大学を卒業。
	 1925(大正14)ケンブリッジ大学に留学。
	 第二次世界大戦中、ロスアラモスの研究所長として原子爆弾
	の製造を指導(マンハッタン計画)。
	 その後、原子力委員会(AEC)委員長となるが、1949(昭和
	24)道徳的・政治的理由から水素爆弾製造・核兵器政策に反対。
	 1953(昭和28)以後、国家機密に属する原子力研究活動を禁止
	される。
	 著書は1954(昭和29)『科学と常識(Science and the Common 
	understanding)』・1955(昭和30)『開かれた心(The Open Mind)』
	など。
	 参照⇒ろすあらもす(ロスアラモス)
おつぼねもん
	【御局門】
	○[古]江戸城の平河門(ヒラカワモン)の別称。
	 ⇒ひらかわもん(平河門)
おつむ
	【おつむ】
	○[幼児語]あたま(頭)・つむり(頭)・つぶり(頭)。
おつむてんてん
	【おつむてんてん】
	○幼児が手で自分の頭(おつむ)を軽くたたく仕種(シグサ)。また、
	その時に唱える言葉。
	 参照⇒かいぐり(掻い繰り)(2)
おつや
	【お通夜】
	【御通夜】
	○⇒つや(通夜)(2)
おつや
	【乙夜】
	○⇒にこう(二更)
★おつるい
	【乙類】
	○(1)[法]焼酎(ショウチュウ)の酒税法上の一分類。
	 麹(コウジ)に米・麦・サツマイモなどを混ぜ、一度だけ蒸留し
	たもの。
	 参照⇒こうるい(甲類)(1)
	○(2)[言]上代特殊仮名遣で母音を二類に使い分けたものの一
	類。
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