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百 科 辞 書 《おおた》 編集:獨 澄旻
-------- おおた ------------------------------------------------
おおだいがはら《おほだいがはら》
【大台ヶ原】
◇[日]Odaigahara/Oodaigahara/Ohdaigahara/Odai ga Hara
○[地]⇒おおだいがはらざん(大台ヶ原山)
おおだいがはらざん《おほだいがはらざん》
【大台ヶ原山】
◇[日]Odaigahara Zan/Oodaigahara Zan/Ohdaigahara Zan/
Odai ga Hara Zan
○[地]奈良県と三重県の境に連なる台高山脈(ダイコウサンミャク)の主
峰。標高1,695メートル。
吉野熊野国立公園に含まれ、大半は環境庁が管理する国有地。
南東斜面は、4,000ミリを超える日本有数の多雨地帯。大正
時代に年間雨量8,214ミリを記録。吉野川・宮川・銚子川の源
流。
奈良県吉野郡(ヨシノグン)上北山村(カミキタヤマムラ)には白骨樹林(ハッコ
ツジュリン)と呼ばれる森林地帯がある。
参照⇒よしのがわ(吉野川)(1),みやがわ(宮川)(1),ちょうし
がわ(銚子川)
◎一つ目の傘のような「一本たたら」という怪物がいるといわれ
る。
おおだいちょう《おほだいちやう》
【大台町】
◇[日]Odai Cho/Oodai Cho
○三重県中南部、多気郡(タキグン)の町。北部を松阪市に接し、
南西部を奈良県に隣接。
◎2006. 1.10(平成18)宮川村(ミヤガワムラ)を合併・編入。
おおたかどややま《おほたかどややま》
【大鷹鳥谷山】
◇[日]Otakadoya Yama/Ootakadoya Yama/Ohtakadoya Yama
○[地]福島県の田村市(タムラシ)都路町(ミヤコジマチ)と双葉郡(フタバグ
ン)川内村(カワウチムラ)の境にある山。標高794メートル。
情報通信研究機構の電波時計用の標準電波送信所がある。
おおたかとりやま《おほたかとりやま》
【大高取山】
◇[日]Otakatori Yama/Ootakatori Yama/Ohtakatori Yama
○[地]埼玉県入間郡(イルマグン)越生町(オゴセマチ)の中部にある山。
標高376.4メートル。
おおたき《おほたき》
【大滝】
◇[日]Otaki/Ootaki/Ohtaki
○(1)⇒おおたきむら(大滝村)
○(2)⇒おおたきおんせん(大滝温泉)
○(3)[交]⇒おおたきえき(大滝駅)
おおたきえき《おほたきえき》
【大滝駅】
○[交]山形県最上郡(モガミグン)真室川町(マムロガワマチ)にある、J
R奥羽本線(オウウホンセン)の駅。
釜淵(カマブチ)駅と及位(ノゾキ)駅の間。
◎JR花輪線(ハナワセン)には大滝温泉(オオタキオンセン)駅がある。
JR飯山線には西大滝(ニシオオタキ)駅がある。
おおたきおんせん《おほたきをんせん》
【大滝温泉】
○(1)秋田県大館市(オオダテシ)にある温泉地。含食塩硫化水素泉。
◎「おおだる(大滝)温泉」は静岡県。
○(2)[交]⇒おおたきおんせんえき(大滝温泉駅)
おおたきおんせんえき《おほたきをんせんえき》
【大滝温泉駅】
○[交]秋田県大館市(オオダテシ)にある、JR花輪線(ハナワセン)の駅。
十二所(ジュウニショ)駅と扇田(オウギタ)駅の間。
◎JR奥羽本線(オウウホンセン)には大滝(オオタキ)駅がある。
JR飯山線には西大滝(ニシオオタキ)駅がある。
おおたきねやま《おほたきねやま》
【大滝根山】
◇[日]Otakine Yama/Ootakine Yama/Ohtakine Yama
○[地]福島県阿武隈(アブクマ)山地の中央にある最高峰。標高
1,193メートル。
西斜面は石灰岩台地で、天然記念物の仙台平のほか、鬼穴や
石灰岩採掘場がある。
◎あぶくま洞:⇒たきねまち(滝根町)
おおたきまち《おほたきまち》
【大多喜町】
◇[日]Otaki Machi/Ootaki Machi/Ohtaki Machi
○千葉県南東部、夷隅郡(イスミグン)の町。
おおたきむら《おほたきむら》
【大滝村】
◇[日]Otaki Mura/Ootaki Mura/Ohtaki Mura
○(1)北海道中南部、胆振支庁(イブリシチョウ)有珠郡(ウスグン)の村。
○(2)[古]埼玉県南西部、秩父郡(チチブグン)の村。埼玉県西端で、
北部を群馬県、東南部を東京都、南部を山梨県、西部を長野県
に隣接。
〈面積〉
330.98平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)1,857人。
2005. 4. 1(平成17)秩父市に編入。
◎長野県には木曽郡(キソグン)王滝村(オウタキムラ)がある。
おおたきやま《おほたきやま》
【大滝山】
◇[日]Otaki Yama/Ootaki Yama/Ohtaki Yama
○[地]香川県と徳島県の境にある、讃岐山脈(サヌキサンミャク)中央部
の山。標高946メートル。
おおたく
【大田区】
◇[日]Ota Ku/Oota Ku/Ohta Ku
○東京都区部、南部の区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。東部を東
京湾に面し、南部・西部を神奈川県に隣接。
大田区の木は「くすのき」。
〈面積〉
59.46平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)63万6,258人。
2000(平成12)65万0,331人。
◎1947(昭和22)大森区と蒲田区が合併して発足。区名はそれぞ
れの区名から1字を採(ト)ったもの。
おおたぐろこうえん《おほたぐろこうゑん》
【大田黒公園】
○東京都杉並区荻窪(オギクボ)にある、区立の日本公園。
入園無料。
◎1981.10. 1(昭和56)音楽評論家の大田黒元雄(モトオ)(1895〜
1979)の屋敷跡地に開園。
おおたけさん《おほたけさん》
【大岳山】
◇[日]Otake San/Ootake San/Ohtake San
○[地]東京都西多摩郡の檜原村(ヒノハラムラ)と奥多摩町(オクタママチ)の
境にある山。標高1,266メートル。
奥多摩三山の一つ。
おおたけし《おほたけし》
【大竹市】
◇[日]Otake Shi/Ootake Shi/Ohtake Shi
○広島県南西端の市。南部・西部を山口県に隣接し、東部を広
島湾に面する。
おおたし《おほたし》
【太田市】
◇[日]Ota Shi/Oota Shi/Ohta Shi
○群馬県南東部の市。
焼きそばの町の一つ。
アメリカ合衆国カリフォルニア州のバーバンク市(City of
Burbank)と姉妹都市。
〈面積〉
1970(昭和45)98平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)11万1,000人。
◎もと日光例幣使街道の宿場町。
1917(大正 6)中島飛行機製作所、設立。
1948(昭和23)市制施行。
おおだし《おほだし》
【大田市】
◇[日]Oda Shi/Ooda Shi/Ohda Shi
○島根県中央部の市。北東部を出雲市(イズモシ)、南西部を江津
市(ゴウツシ)に接し、北部・北西部を日本海に面する。
特産は石州瓦。
◎市の東南部に三瓶山(サンベサン)(1,126メートル)がある。
◎1987.11.14(昭和62)韓国の大田(タイデン;テジョン)広域市と姉妹
都市を提携。
おおたしじょう《おほたしぢやう》
【大田市場】
○[経]東京都大田区にある青果市場。
東京都中央卸売市場が運営。
おおたちゃうすやまこふん《おほたちやうすやまこふん》
【太田茶臼山古墳】
○[歴]大阪府茨木市太田にある前方後円墳。全長226メートル。
◎2002.11.22(平成14)三島藍野陵(ミシマノアイノノミササギ)(継体天皇陵)
として管理していた宮内庁書陵部、出土した円筒埴輪列などが、
継体天皇が亡くなったとされる6世紀前半より古い5世紀のも
のと発表。
◎定説の継体天皇陵は大阪府高槻市(タカツキシ)郡家新町(グンゲシンマ
チ)の今城塚(イマシロヅカ)古墳(190メートル)。
参照⇒いましろづかこふん(今城塚古墳),みしまこふんぐん
(三島古墳群)
おおたつ《おほたつ》
【大立】
○⇒とりいたつ(鳥居立)
おおだて《おほだて》
【大館】
◇[日]Odate/Oodate/Ohdate
○(1)⇒おおだてし(大館市)
○(2)青森県南西部、西津軽郡(ニシツガルグン)森田村(モリタムラ)の地
名。
○(3)[交]⇒おおだてえき(大館駅)
おおだて《おほだて》
【大舘】
◇[日]Odate/Oodate/Ohdate
○宮城県南部、伊具郡(イググン)丸森町(マルモリマチ)の地名。
◎秋田県には大館市がある。
おおだてえき《おほだてえき》
【大館駅】
○(1)[交]秋田県大館市にある、JR奥羽本線(オウウホンセン)・花輪
線(ハナワセン)の駅。
奥羽本線:下川沿(シモカワゾイ)駅と白沢(シラサワ)駅の間。
花輪線:東大館駅の次で、ターミナル駅(終点)。
○(2)[古][交]同和鉱業小坂鉄道の小坂線(コサカセン)・花岡線(ハナオ
カセン)の駅。
小坂線:岱野(タイノ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。1994. 9.
30(平成 6)旅客輸送を廃止し、現在は貨物駅。
花岡線:松峯(マツミネ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。1985.
3.31(昭和60)廃止。
おおだてかつらこうとうがっこう《おほだてけんりつかうとうがくかう》
【大館桂高等学校】
○[教]秋田県大館市餅田(モチタ)にある県立女子校。
おおだてさんけい《おほだてさんけい》
【大館三鶏】
○[鳥]比内鶏(ヒナイドリ)・声良鶏(コエヨシドリ)・金八鶏(キンパチドリ)
の総称。
◎秋田県大館市に日本鶏の権威者山田定治をたたえる山田記念
館があり、大館三鶏の資料が展示されている。
おおだてし《おほだてし》
【大館市】
◇[日]Odate Shi/Oodate Shi/Ohdate Shi
○秋田県北東部、米代川(ヨネシロガワ)中流域の大館盆地にある市。
北緯40.27°、東経140.56°の地。
2月に伝統行事「大館アメッコ市」を開催。
名産は「比内地鶏」,「曲げ輪っぱ」など。
〈面積〉
401.54平方キロメートル。
〈人口〉
1980(昭和55)7万2,480人。
1985(昭和60)7万1,800人。
1990(平成 2)6万8,200人。
1995(平成 7)6万7,214人。
2000(平成12)8万6,288人。
2005(平成17)8万2,507人。
◎郷土料理:⇒きりたんぽ(きりたんぽ)
特産品の曲げわっぱ:参照⇒まげわっぱ(曲げわっぱ,曲げ輪っ
ぱ)
大館三鶏:⇒おおだてさんけい(大館三鶏)
大館城:⇒おおだてじょう(大館城)
◎鎌倉時代には浅利氏の根拠地。
江戸時代、佐竹西家8千石の城下町。
1951. 4. 1(昭和26)大館町と釈迦内(シャカナイ)村が合併し、市
制施行。
1955. 3. 1(昭和30)北秋田郡の下川沿(シモカワゾイ)村・上川沿
村・長木村(ナガキムラ)・二井田村(ニイダムラ)・真中(マナカ)村を編入。
1955. 3.31(昭和30)北秋田郡の十二所町(ジュウニショマチ)を編入。
1959. 8.19(昭和34)大館大火、焼失1,321戸。
1962. 2.(昭和37)日本鉱業(株)、釈迦内地区に良質の黒鉱(ク
ロコウ)鉱床を発見。
1967.12.27(昭和42)花矢町(ハナヤマチ)を編入。
2005. 6.20(平成17)北秋田郡の比内町(ヒナイマチ)・田代町(タシロマ
チ)を編入。
◎まれに「大舘(オオダテ)」も使用される。
「大舘」は、宮城県伊具郡(イググン)丸森町(マルモリマチ)の地名。
北朝鮮には大館郡(Taegwan Gun)がある。
参照⇒だいかんぐん(大館郡)
おおだてじゅかいどーむ《おほだてじゆかいどーむ》
【大館樹海ドーム】
○[建]1997(平成 9)秋田県大館市に完成した、秋田杉を使った
世界最大の木造ドーム。
★おおだてじょう《おほだてじやう》
【大館城】
◇[日]Odate Jo/Oodate Jo/Ohdate Jo
○[歴]秋田県大館市桂城(ケイジョウ)にあった佐竹西家の城。
「桂城(ケイジョウ,カツラジョウ)」とも呼ばれる。
◎江戸時代、佐竹西家8千石。
おおだてのしろくうこう《おほだてのしろくうかう》
【大館能代空港】
○[空]秋田県北秋田郡鷹巣町(タカノスマチ)脇神(ワキガミ)、米代川(ヨネ
シロガワ)南岸の大野台(オオノダイ)中屋敷(ナカヤシキ)にある第三種空港。
別称は「あきた北空港」。
◎1998(平成10)開港。
2002(平成14)年度、県費持ち出しは3億円を超える。
おおだてばしま《おほだてばしま》
【大館場島】
◇[日]Odateba Jima/Oodateba Jima/Ohdate Jima
○[地]愛媛県北西部の忽那諸島(クツナショトウ)、安芸灘(アキナダ)のク
ダコ水道北口にある小無人島。温泉郡(オンセングン)中島町(ナカジマチョ
ウ)に属する。
〈面積〉
0.3平方キロメートル。
おおたにじょがっこう《おほたにぢよがくかう》
【大谷女学校】
○[古][教]大谷女子大学の前身。
⇒おおたにじょしだいがく(大谷女子大学)
おおたにじょしだいがく《おほたにぢよしだいがく》
【大谷女子大学】
○[教]大阪府富田林市(トンダバヤシシ)に本部を置く、真宗大谷派
の私立大学。
参照⇒おおたにだいがく(大谷大学)
◎1966(昭和41)大谷女学校を前身に発足。
おおたにそびょう《おほたにそべう》
【大谷祖廟】
○京都府京都市東山区の東山山麓にある、東本願寺大谷別院の
墓地。
◎1961(昭和36)万灯会(マントウエ)を始める。
おおたにだいがく《おほたにだいがく》
【大谷大学】
○[教]京都府京都市北区に本部を置く、真宗大谷派の私立大学。
参照⇒おおたにじょしだいがく(大谷女子大学)
◎1665(寛文 5)東本願寺の学寮として開設。
1882(明治15)真宗大学寮と改称。
1911(明治44)真宗大谷大学と改称。
1922(大正11)大学令による設立の認可を受け大谷大学となる。
1949(昭和24)新制大学に移行。
★おおたには《おほたには》
【大谷派】
○[仏]浄土真宗の一派。
おおたにほんびょう《おほたにほんべう》
【大谷本廟】
○京都府京都市東山区にある、浄土真宗本願寺派の霊廟。
おおたまち《おほたまち》
【太田町】
◇[日]Ota Machi/Oota Machi/Ohta Machi
○[古]秋田県中東部、仙北郡(センボクグン)の町。
◎2005. 3.22(平成17)大曲市(オオマガリシ)と仙北郡の神岡町(カミオカ
マチ)・西仙北町(ニシセンボクマチ)・中仙町(ナカセンマチ)・協和町(キョウワマチ)
・南外村(ナンガイムラ)・仙北町(センボクマチ)と合併して大仙市(ダイセン
シ)を発足。
★おおだるおんせん《おほだるをんせん》
【大滝温泉】
○静岡県。河津川上流の自然に囲まれた温泉地。
泉質は弱食塩泉。
◎「おおたき(大滝)温泉」は秋田県大館市(オオダテシ)。
おおたわらし《おほたはらし》
【大田原市】
◇[日]Otawara Shi/Ootawara Shi/Ohtawara Shi
○栃木県北東部の市。南西部をさくら市、西部を矢板市、北西
部を那須塩原市に接し、東部を茨城県に隣接。
◎江戸時代、大田原氏の城下町、奥州街道の宿場町。
2005.10. 1(平成17)那須郡(ナスグン)の湯津上村(ユヅカミムラ)・黒
羽町(クロバネマチ)を編入。
おおち《おほち》
【邑智】
◇[日]Ochi/Oochi/Ohchi
○(1)⇒おおちぐん(邑智郡)
○(2)[古]⇒おおちちょう(邑智町)
おおちぐん《おほちぐん》
【邑智郡】
◇[日]Ochi Gun/Oochi Gun/Ohchi Gun
○鳥取県中央部の郡。
川本町(カワモトマチ)・美郷町(ミサトチョウ)・邑南町(オオナンチョウ)の町。
◎2004.10. 1(平成16)桜江町(サクラエチョウ)、江津市(ゴウツシ)に編入。
2004.10. 1(平成16)邑智町(オオチチョウ)と大和村(ダイワムラ)が合併
して美郷町(ミサトチョウ)を発足。
2004.10. 1(平成16)羽須美村(ハスミムラ)・瑞穂町(ミズホチョウ)・石
見町(イワミチョウ)が合併して邑南町を発足。
おおちちょう《おほちちやう》
【大内町】
◇[日]Ochi Cho/Oochi Cho/Ohchi Cho
○[古]香川県東部、大川郡(オオカワグン)にあった町。
〈面積〉
34.42平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)1万7,251人。
1995(平成 7)1万6,817人。
2000(平成12)1万6,161人。
◎1954. 4. 1(昭和29)誉水村・丹生村が合併して大内町を発足。
1955. 3.15(昭和30)三本松町を編入。
2003. 4. 1(平成15)大川郡の引田町(ヒケタチョウ)・白鳥町(シロトリチョ
ウ)と合併して東かがわ市となる。
◎秋田県由利郡(ユリグン)には大内町(オオウチマチ)があった。
島根県邑智郡(オオチグン)には邑智町(オオチチョウ)があった。
おおちちょう《おほちちやう》
【邑智町】
◇[日]Ochi Cho/Oochi Cho/Ohchi Cho
○[古]島根県中央部、邑智郡(オオチグン)にあった町。
◎2004.10. 1(平成16)大和村(ダイワムラ)と合併して美郷町(ミサトチョ
ウ)を発足。
[1]おおつ《おほつ》
【大津】
◇[日]Otsu/Ootsu/Ohtsu
○(1)⇒おおつし(大津市)
○(2)⇒おおつく(大津区)
○(3)[古]⇒おおつぐん(大津郡)
[2]おおつ《おほつ》
【大津】
◇[日]otsu/ootsu/ohtsu
○[建]土壁の上塗りに用いる壁土。
滋賀県(旧:近江国)大津市付近で産出した白大津(江州白)を
主材に、漆喰(シックイ)(石灰)・牡蠣灰(カキバイ)などを混ぜる。
ほかに種々の色土を加えた黄大津・泥大津・鼠大津、京都や
淡路島産の浅黄大津などがある。
参照⇒きおおつ(黄大津),どろおおつ(泥大津),おおつかべ
(大津壁)
おおづ《おほづ》
【大津】
◇[日]Ozu/Oozu/Ohzu/Odu/Oodu/Ohdu
○⇒おおづまち(大津町)
おおつかえき《おほつかえき》
【大塚駅】
○[交]東京都豊島区南大塚3丁目にある、JR山手線の駅。
池袋駅と巣鴨駅の間。
◎1903. 4. 1(明治36)豊島線として開業。当時の山手線(品川
〜赤羽)池袋駅と田端駅が開通。
◎市電(都電)荒川線の大塚駅前停留所は1911. 8.20(明治44)開
業。
◎南大塚駅:埼玉県川越市南大塚にある西武新宿線の駅。
雪が谷大塚(ユキガヤオオツカ)駅:東京都大田区雪谷大塚町(ユキガヤオ
オツカマチ)にある東急池上線(イケガミセン)の駅。
◎ひろしま総合交通センターのアストラムラインには大塚(オオ
ヅカ)駅、地下鉄丸ノ内線には新大塚(シンオオツカ)駅、西武新宿線に
は南大塚(ミナミオオツカ)駅、山形鉄道フラワー長井線には西大塚(ニシ
オオツカ)駅がある。
多摩都市モノレールには大塚・帝京大学(オオツカテイキョウダイガク)
駅がある。
おおつかかぐ《おほつかかぐ》
【大塚家具】
○[経]家具製造・販売会社の一社。
本社は東京都江東区有明。
おおつがき《おほつがき》
【大津垣】
◇[日]otsu kaki/ootsu kaki/ohtsu kaki
○[建]竹垣の一種。
竪子(タテゴ)の竹を数本づつ組み換えながら交互に編むもの。
割竹では数本ごとに表裏も入れ換える。
◎語源は、大津地方で多く用いられていたからとも。
おおつかべ《おほつかべ》
【大津壁】
◇[日]otsu kabe/ootsu kabe/ohtsu kabe
○[建](和風建築で)壁土に色土と漆喰(シックイ)(石灰)・牡蠣灰(カ
キバイ)などを水のみで混ぜ合せ、上塗りした土壁。
参照⇒[2]おおつ(大津)
おおつかやまこふん《おほつかやまこふん》
【大塚山古墳】
○(1)[歴]⇒つばいおおつかやまこふん(椿井大塚山古墳)
○(2)[歴]大阪府堺市にある百舌鳥(モズ)古墳群の一つ。
⇒もずこふんぐん(百舌鳥古墳群)
おおつき《おほつき》
【大月】
◇[日]Otsuki/Ootsuki/Ohtsuki
○(1)⇒おおつきし(大月市)
○(2)[交]⇒おおつきえき(大月駅)
おおつきえき《おほつきえき》
【大月駅】
○(1)[交]山梨県大月市大月にあるJR中央本線の駅。
猿橋(サルハシ)駅と初狩(ハツカリ)駅の間。
○(2)[交]富士急行の駅。
上大月(カミオオツキ)駅の次で、ターミナル駅(始点)。
おおつきし《おほつきし》
【大月市】
◇[日]Otsuki Shi/Ootsuki Shi/Ohtsuki Shi
○山梨県東部の市。東部を上野原市、南部を都留市、南西部を
笛吹市、西部を甲州市に接する。
〈人口〉
1970(昭和45)3万6,858人。
1980(昭和55)3万5,404人。
1995(平成 7)3万5,201人。
◎もと甲州街道の宿場町。
1954(昭和29)市制施行。
おおつきょう《おほつきやう》
【大津京】
◇[日]Otsuki Kyo/Ootsuki Kyo/Ohtsuki Kyo
○[歴]⇒おおつのみや(大津宮)
おおつく《おほつく》
【大津区】
◇[日]Otsu Ku/Ootsu Ku/Ohtsu Ku
○兵庫県姫路市の区。
おおつぐん《おほつぐん》
【大津郡】
◇[日]Otsu Gun/Ootsu Gun/Ohtsu Gun
○[古]山口県北西部の郡。
三隅町(ミスミチョウ)・日置町(ヘキチョウ)・油谷町(ユヤチョウ)の町。
◎2005. 3.22(平成17)全3町が長門市に編入され、郡は消滅。
おおつし《おほつし》
【大津市】
◇[日]Otsu Shi/Ootsu Shi/Ohtsu Shi
○滋賀県南西部の市。県庁所在地。
北部を草津市、北東部を栗東市、東部を甲賀市、北西端を高
島市に接し、南西部・西部を京都府に隣接し、琶湖の南西岸に
位置する。
延暦寺・園城寺(オンジョウジ)(三井寺)・石山寺・近江神宮・建
部神社がある。
〈面積〉
1970(昭和45)303平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)19万1,000人。
2000(平成12)28万8,240人。
◎古来から水陸交通の要地。
平安時代、京都の外港。
中世末期、京極氏の城下町。
江戸時代、幕府の直轄地。東海道・中山道・北陸道の宿場町。
長等(ナガラ)地区は江戸時代からの花街だった。
1898(明治31)市制施行。
おおつじけん《おほつじけん》
【大津事件】
◇[英]Otsu Incident/Ootsu Incident/Ohtsu Incident
○[歴]1891(明治24)滋賀県大津市で起こったロシア皇太子の傷
害事件。
来日中のニコライ皇太子(Prince Nikolai)(のちニコライ二
世)が、5月11日大津市で沿道り警備に当たっていた巡査津田
三蔵(ツダ・サンゾウ)(1855〜1891)にサーベルで斬り付けられて負
傷。
日本政府はロシアとの関係悪化を恐れて大逆罪として死刑を
司法当局に要求したが、大審院長児島惟謙(コジマ・イケン)は謀殺罪
の未遂事件として扱い無期徒刑に処して司法権の独立を示した。
「湖南(コナン)事件」とも呼ぶ。
◎当時、西南戦争で自刃した西郷隆盛(1827〜1877)がロシアに
逃れてニコライとともに報復のため日本に帰ってくるというウ
ワサ(噂)があり、それを信じた凶行だった。
おおつち《おほつち》
【大犯土】
【大土】
【大槌】
◇[日]otsuchi/ohtsuchi/ootsuchi
○[暦]土を犯してはならないとされる、庚午(カノエウマ)から丙子
(ヒノエネ)に至る7日間。
参照⇒つち(犯土,土,椎,槌)
おおつち《おほつち》
【大槌】
◇[日]Otsuchi/Ootsuchi/Ohtsuchi
○(1)⇒おおつちちょう(大槌町)
○(2)[交]⇒おおつちえき(大槌駅)
おおつちえき《おほつちえき》
【大槌駅】
○[交]岩手県上閉伊郡(カミヘイグン)大槌町(オオツチチョウ)にある、JR
山田線の駅。
吉里吉里(キリキリ)駅と鵜住居(ウノスマイ)駅(釜石市)との間。
おおつちちょう《おほつちちやう》
【大槌町】
◇[日]Otsuchi Cho/Ootsuchi Cho/Ohtsuchi Cho
○岩手県中東部、上閉伊郡(カミヘイグン)の町。
おおつづらふじ《おほつづらふぢ》
【オオツヅラフジ】
【大葛藤】
○[植]ツヅラフジ(葛藤)の別称。
⇒つづらふじ(ツヅラフジ,葛藤,防已)
おおつのひつじ《おほつのひつじ》
【オオツノヒツジ】
【大角羊】
◇[英]bighorn sheep
○[哺]⇒[1]びっぐほーんしーぷ(ビッグホーン・シープ)
おおつのみや《おほつのみや》
【大津宮】
◇[日]Otsu no Miya/Ootsu no Miya/Ohtsu no Miya
○[歴]7世紀に現在の滋賀県大津市内にあった、天智天皇・弘
文天皇の皇居( 667〜 672)。
667[天智 6]中大兄皇子(天智天皇)が飛鳥京より近江国滋賀
大津に遷都し、翌年即位。
672[弘文元,天武元]壬申の乱で大友皇子(弘文天皇)が敗死
し、天武天皇が飛鳥浄御原宮(アスカキヨミハラノミヤ)に遷都して以来荒
廃。
「おおつきょう(大津宮)」,「おおつのみやこ(大津宮)」,「おう
みのおおつのみや(近江大津京,淡海大津京)」,「しがのおおつの
みや(滋賀大津宮)」,「しがのみや(滋賀宮)」,「しがのみやこ(滋
賀の都,志賀の都)」とも呼ぶ。
おおつのみやこ《おほつのみやこ》
【大津京】
◇[日]Otsu no Miyako/Ootsu no Miyako/Ohtsu no Miyako
○[歴]⇒おおつのみや(大津宮)
おおづまち《おほづまち》
【大津町】
◇[日]Ozu Machi/Oozu Machi/Ohzu Machi/Odu Machi/Oodu
Machi/Ohdu Machi
○熊本県北部、菊池郡(キクチグン)の町。
おおてのはま《おほてのはま》
【大手の浜】
◇[日]Ote no Hama/Oote no Hama/Ohte no Hama
○[地]高知県中東部、香南市(コウナンシ)夜須町(ヤスチョウ)にある浜。
造礁サンゴの国内北限で、海岸近くから沖約150メートル、
南北約500メートルにかけて、47種類のサンゴの生息が確認さ
れている。
◎1997〜1999(平成 9〜平成11)県が砂11万5,000トンを搬入し
て人工海浜を整備。2001. 6.(平成13)マリーナをオープン。
人工海浜の砂が造礁サンゴに堆積(タイセキ)し、一部が死滅し始
めている。
◎旧住所は香美郡(カミグン)夜須町(ヤスチョウ)。
おおてまちえき《おほてまちえき》
【大手町駅】
○(1)[交]東京都千代田区大手町にある、東京地下鉄(東京メト
ロ)丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線の駅。
丸ノ内線:東京駅と淡路町(アワジチョウ)駅の間。
東西線:日本橋駅と竹橋駅の間。
千代田線:新御茶ノ水駅と二重橋前駅の間。
半蔵門線:神保町(ジンボウチョウ)駅と三越前駅の間。
◎1989. 1.26(平成元)5線、乗り入れ。
○(2)[交]都営三田線の駅。
神保町駅と日比谷駅の間。
おおでまり《おほでまり》
【オオデマリ】
【大手鞠】
◇[学]Viburnum plicatum var.plicatum
○[植]マツムシソウ目(Dipsacales)スイカズラ科(Caprifolia-
ceae)ガマズミ属(Viburnum)の落葉低木。ヤブデマリ(Viburnum
plicatum var.tomentosum)の園芸品種。
高さ約2メートル。
葉は対生し、円形に近い卵形。葉身は多少縮み、細毛がある。
4〜5月、枝先にアジサイに似た花序を出し、五裂する白色
の小花を多数を球状につける。
庭木とし、材は楊枝(ヨウジ)にする。
「テマリバナ(手鞠花)」とも呼ぶ。
◎夏の季語。
◎コデマリ(小手毬):⇒こでまり(コデマリ,小手毬)
★おおてもん《おほてもん》
【大手門】
○江戸城の正門。十万石以上の諸大名が警備を受け持った。
渡櫓は1945. 4.(昭和20)空襲で全焼したが、現在は復元。
門から見て左が大手濠、右が桔梗濠(キキョウボリ)。
おおとうむら《おほたふむら》
【大塔村】
◇[日]Oto Mura/Ooto Mura/Ohto Mura
○(1)[古]奈良県南部、吉野郡(ヨシノグン)の村。
◎2005. 9.25(平成17)五條市に編入。
○(2)[古]和歌山県南部、西牟婁郡(ニシムログン)の村。
◎1971(昭和46)ニホンカモシカの繁殖のため村営「かもしか牧
場」を開園。
2005. 5. 1(平成17)田辺市に編入。
おおとうやま《おほたふやま》
【大塔山】
◇[日]Oto Yama/Ooto Yama/Ohto Yama
○[地]和歌山県南東部、田辺市中辺路町(ナカヘチチョウ)と東牟婁郡
(ヒガシムログン)の境にある山。標高1,122メートル。
南東麓に箸折峠(ハシオリトウゲ)がある。
◎旧住所は西牟婁郡(ニシムログン)大塔村(オオトウムラ)。
おおとおみやま《おほとほみやま》
【大遠見山】
◇[日]Otomi Yama/Ootomi Yama/Ohtomi Yama
○[地]長野県の北安曇郡(キタアヅミグン)白馬村(ハクバムラ)と大町市
(オオマチシ)北部との境にある、北アルプスの遠見尾根の山。標高
2,106メートル。
西方に西遠見山・五龍岳(ゴリュウダケ)(2,814メートル)、東方
に中遠見山・小遠見山(2,007メートル)がある。
おおどおりこうえん《おほどほりこうゑん》
【大通り公園】
○北海道札幌市の中心部にある公園。
初夏、YOSAKOIソーラン祭りを開催。
おおとねづきよ《おほとねづきよ》
【大利根月夜】
○[楽]藤田まさと作詞、長津義司作曲の歌謡曲。
歌は田端義夫(タバタ・ヨシオ)。
参照⇒ひらてみき(平手造酒)
◎1939.11.(昭和14)レコード発売。
おおとねまち《おほとねまち》
【大利根町】
◇[日]Otone Machi/Ootone Machi/Ohtone Machi
○[古]埼玉県北東部、北埼玉郡の町。
◎2010. 3.23(平成22)加須市に編入。
★おおどまり《おほどまり》
【大泊】
◇[日]Odomari/Oodomari/Ohdomari
○[歴]樺太。
現在のロシア連邦サハリン州のコルサコフ。
参照⇒こるさこふ(コルサコフ)
おおとよちょう《おほとよちやう》
【大豊町】
◇[日]Otoyo Cho/Ootoyo Cho/Ohtoyo Cho
○高知県北東部、長岡郡(ナガオカグン)の町。北東部を徳島県に隣
接。
おおとら《おほとら》
【オオトラ】
【大虎】
○[俗]ひどい酔っ払い。泥酔(デイスイ)している人。
◎「トラ」は「酔っ払い」の俗称。
おおなかぐろ《おほなかぐろ》
【大中黒】
○(1)矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽
・矢。
中黒の黒斑(クロフ)の幅が広いもの。
参照⇒なかぐろ(中黒)(2)
○(2)紋所(モンドコロ)の名称の一つ。
中黒の横線が特に太いもの。
参照⇒なかぐろ(中黒)(3)
◎新田氏が用いた紋で知られる。
おおなかじろ《おほなかじろ》
【大中白】
○矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽・矢。
中白の白斑(シロフ)の幅が広いもの。
参照⇒なかじろ(中白)(2)
おおなみ《おほなみ》
【おおなみ】
○[軍]海上自衛隊の「たかなみ型」ヘリコプター搭載護衛艦(D
D111)。
基準排水量4,650トン。
参照⇒たかなみ(たかなみ)
◎三菱長崎造船所香焼工場で進水。
2003. 3.(平成15)就役。
2009.12. 4(平成21)高知県足摺岬(アシズリミサキ)南方約130キロ
メートルの太平洋上で護衛艦「さわぎり」と接触事故を発生。
★おおなむちのかみ《おほなむちのかみ》
【大己貴神】
【大穴牟遅神】
【大汝神】
◇[日]Onamuchi no Kami/Oonamuchi no Kami/Ohnamuchi no
Kami
○[日本神話]大国主命(オオクニヌシノミコト)の別名。
◎宮内省内で皇室守護神として祀(マツ)られていた韓神の一つ。
参照⇒からのかみ(韓神)
おおなら《おほなら》
【オオナラ】
【大楢】
○[植]ミズナラ(水楢)の別称。
⇒みずなら(ミズナラ,水楢)
おおなりえき《おほなりえき》
【大成駅】
○[交]埼玉県さいたま市大宮区(オオミヤク)にある、埼玉新都市交
通(ニューシャトル)伊奈線の駅。
大宮駅と加茂宮(カモノミヤ)駅(北区)の間。
◎JR北海道根室本線には大成(タイセイ)駅がある。
おおなんじみね《おほなんぢみね》
【大汝峰】
◇[日]Onanji Mine/Oonanji Mine/Ohnanji Mine
○[地]石川県と岐阜県にまたがる白山の主峰の一つ。
⇒はくさん(白山)(1)
おおなんちょう《おほなんちやう》
【邑南町】
◇[日]Onan Cho/Oonan Cho/Ohnan Cho
○島根県中央部、邑智郡(オオチグン)の町。
◎2004.10. 1(平成16)羽須美村(ハスミムラ)・瑞穂町(ミズホチョウ)・石
見町(イワミチョウ)が合併して発足。
おおにしちょう《おほにしちやう》
【大西町】
◇[日]Onishi Cho/Oonishi Cho/Ohnishi Cho
○愛媛県北部、高縄半島(タカナワハントウ)北西部にある越智郡(オチグン)
の町。斎灘(イツキナダ)に面する。
〈面積〉
18.81平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)9,072人。
◎1955(昭和30)大井村と小西村が合併して町制施行。
おおにゅうじま《おほにふじま》
【大入島】
◇[日]Onyu Jima/Oonyu Jima/Ohnyu Jima
○[地]大分県南東部、佐伯湾奥の島。佐伯市(サイキシ)に属する。
北部はリアス式海岸で日豊海岸国定公園に含まれる。
南部の石間地区にはニシキヒザラガイ・ミヤコドリガイ・ヒ
ナユキスズメガイなど絶滅危惧種(キグシュ)の貝が生息。
〈面積〉
5.66平方キロメートル。
おおぬま《おほぬま》
【大沼】
◇[日]Onuma/Oonuma/Ohnuma
○(1)[地]北海道南西部、渡島半島(オシマハントウ)の駒ヶ岳(コマガタケ)
南麓(ナンロク)にある堰止湖(セキトメコ)。
湖面海抜129メートル、最大深度11.6メートル、面積5.3平方
キロメートル。
湖中には大小百数十の島が点在する。
大沼国定公園に含まれる。
○(2)⇒おおぬまぐん(大沼郡)
○(3)[交]⇒おおぬまえき(大沼駅)
おおぬまえき《おほぬまえき》
【大沼駅】
○(1)[交]北海道渡島支庁(オシマシチョウ)亀田郡(カメダグン)七飯町(ナナ
エチョウ)の大沼町(オオヌマチョウ)にある、JR北海道函館本線の駅。
駒ヶ岳の海側:仁山(ニヤマ)駅と大沼公園駅の間。
駒ヶ岳の陸側:仁山駅と池田園(イケダエン)駅の間。
○(2)[歴][交]茨城県日立市にあった日立電鉄線の駅。
水木(ミズキ)駅と河原子(カワラゴ)駅の間。
◎1947. 9. 1(昭和22)開業。
2005. 3.31(平成17)廃止。
おおぬまぐん《おほぬまぐん》
【大沼郡】
◇[日]Onuma Gun/Oonuma Gun/Ohnuma Gun
○福島県西部の郡。
・三島町(ミシママチ)・金山町(カネヤママチ)・昭和村(ショウワムラ)・会津
美里町(アヅミサトマチ)の町村。
◎2005.10. 1(平成17)会津高田町(アイヅタカダマチ)・会津本郷町(ア
イヅホンゴウマチ)・新鶴村(ニイツルムラ)の2町1村が合併して会津美里
町を発足。
おおぬまこくていこうえん《おほぬまこくていこうゑん》
【大沼国定公園】
○北海道南西部、渡島半島(オシマハントウ)の駒ヶ岳(コマガタケ)とその
南麓(ナンロク)にある大沼・小沼・蓴菜沼(ジュンサイヌマ)からなる公園。
参照⇒こまがたけ(駒ヶ岳)(1),おおぬま(大沼)(1)
おおねじめちょう《おほねじめちやう》
【大根占町】
◇[日]Onejime Cho/Oonejime Cho/Ohnejime Cho
○[古]鹿児島県南東部、大隅半島(オオスミハントウ)南部にある肝属郡
(キモツキグン)の町。
◎2005. 3.22(平成17)田代町(タシロチョウ)と合併して錦江町(キンコウチョ
ウ)を発足。
◎肝属郡には根占町(ネジメチョウ)があった。
おおの《おほの》
【大野】
◇[日]Ono/Oono/Ohno
○(1)⇒おおのし(大野市)
○(2)⇒おおのぐん(大野郡)
○(3)⇒おおのちょう(大野町)
○(4)[古]⇒おおのまち(大野町)
○(5)[古]⇒おおのむら(大野村)
○(6)[地]⇒おおのがわ(大野川)
おおのがらだけ《おほのがらだけ》
【大箟柄岳】
◇[日]Onogara Dake/Oonogara Dake/Ohnogara Dake
○[地]高隈山(タカクマヤマ)の別称。
⇒たかくまやま(高隈山)
おおのがわ《おのがは》
【大野川】
◇[日]Ono Gawa/Oono Gawa/Ohno Gawa
○[地]大分県を北流して別府湾(ベップワン)に注(ソソ)ぐ川。一級
河川。
おおのき《おほのき》
【大野城】
○[歴]⇒おおのじょう(大野城)
おおのぐん《おほのぐん》
【大野郡】
◇[日]Ono Gun/Oono Gun/Ohno Gun
○(1)岐阜県北部の郡。
白川村(シラカワムラ)のみ。
◎2005. 2. 1(平成17)丹生川村(ニュウカワムラ)・清見村(キヨミムラ)・荘
川村(ショウカワムラ)・宮村(ミヤムラ)・久々野町(クグノチョウ)・朝日村(アサヒ
ムラ)・高根村(タカネムラ)の1町6村が高山市に編入。
○(2)[古]福井県東部の郡。
◎2005.11. 7(平成17)和泉村(イズミムラ)が大野市に編入し、郡は
消滅。
○(3)[古]大分県南部の郡。
野津町(ノツマチ)・三重町(ミエマチ)・清川村(キヨカワムラ)・緒方町(オガ
タマチ)・朝地町(アサジマチ)・大野町(オオノマチ)・千歳村(チトセムラ)・犬飼
町(イヌカイマチ)の町村。
◎2005. 3.31(平成17)大野郡の全町村(5町2村)が合併して豊
後大野市(ブンゴオオノシ)を発足し、郡は消滅。
おおのし《おほのし》
【大野市】
◇[日]Ono Shi/Oono Shi/Ohno Shi
○福井県東部の市。
◎2005.11. 7(平成17)大野郡(オオノグン)和泉村(イズミムラ)を編入。
おおのじょう《おほのじやう》
【大野城】
○(1)[歴] 663[天智 2]白村江(ハクソンコウ)の戦いの後、 665[天智
4]福岡県筑紫野の四王寺山に築造された古代朝鮮式の山城(ヤマ
ジロ)。
大宰府(ダザイフ)防備のため、南側の基肄城(キイジョウ)(佐賀県)
とともに渡来人に築城させたもの。
「おおのき(大野城)」,「おおののき(大野城)」とも呼ぶ。
参照⇒みずき(水城)
○(2)⇒おおのじょうし(大野城市)
○(3)[交]⇒おおのじょうえき(大野城駅)
おおのじょうえき《おほのじやうえき》
【大野城駅】
○[交]福岡県大野城市白木原(シラキバル)にある、JR鹿児島本線
の駅。
春日(カスガ)駅(春日市)と水城(ミズキ)駅の間。
◎1989. 3.11(平成元)白木原(シラキバル)駅を改称。
おおのじょうし《おほのじやうし》
【大野城市】
◇[日]Onojo Shi/Oonojo Shi/Ohnojo Shi
○福岡県西部の市。東部を太宰府市、西部を春日市、北西部を
福岡市に接する。
◎1972. 4. 1(昭和47)筑紫郡(チクシグン)大野町(オオノマチ)、市制施
行して大野城市を発足。
おおのちょう《おほのちやう》
【大野町】
◇[日]Ono Cho/Oono Cho/Ohno Cho
○(1)岐阜県南西部、揖斐郡(イビグン)の町。
○(2)広島県南西部、佐伯郡(サエキグン)の町。
○(3)[古]北海道南西部、渡島支庁(オシマシチョウ)亀田郡(カメダグン)
の町。
◎2006. 2. 1(平成18)上磯郡(カミイソグン)上磯町(カミイソチョウ)と合併
して北斗市(ホクトシ)を発足。
◎大分県には大野郡大野町(オオノマチ)があった。
おおののき《おほののき》
【大野城】
○[歴]⇒おおのじょう(大野城)
おおのはらちょう《おほのはらちやう》
【大野原町】
◇[日]Onohara Cho/Ohnohara Cho
○[古]香川県西部、三豊郡(ミトヨグン)の町。
◎2005.10. 1(平成17)観音寺市(カンオンジシ)に編入。
おおのふじ《おほのふじ》
【大野富士】
◇[日]Ono Fuji/Oono Fuji/Ohno Fuji
○[地]福井県大野市にある荒島岳の別称。
⇒あらしまだけ(荒島岳)
おおのまち《おほのまち》
【大野町】
◇[日]Ono Machi/Oono Machi/Ohno Machi
○[古]大分県南部、大野郡の町。
〈面積〉
109.49平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5,533人。
◎1928(昭和 3)町制施行。
2005. 3.31(平成17)大野郡の全町村(5町2村)が合併して豊
後大野市(ブンゴオオノシ)を発足し、郡は消滅。
◎岐阜県揖斐郡(イビグン)・広島県佐伯郡(サエキグン)には大野町(オ
オノチョウ)がある。
北海道渡島支庁(オシマシチョウ)亀田郡(カメダグン)には大野町(オオノチョ
ウ)があった。
おおのむら《おほのむら》
【大野村】
◇[日]Ono Mura/Oono Mura/Ohno Mura
○[古]岩手県北部、九戸郡(クノヘグン)の村。
◎2006. 1. 1(平成18)種市町(タネイチマチ)と合併して洋野町(ヒロノチョ
ウ)を発足。
おおのやま《おほのやま》
【大野山】
◇[日]Ono Yama/Oono Yama/Ohno Yama
○[地]神奈川県足柄上郡(アシガラカミグン)山北町(ヤマキタマチ)にある山。
標高723メートル。
おおば《おほば》
【大葉】
◇[日]ooba/ohba
○(1)大きな葉。
○(2)[食]刺身のつまなどに用いる食用のアオジソ(青紫蘇)の
葉。
参照⇒しそ(シソ,紫蘇)
★おおばぎぼうし《おほばぎぼうし》
【オオバギボウシ】
【大葉擬宝珠】
◇[学]Hosta montana
○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ギボウシ属(Hosta)
の多年草。
新芽・若葉を「うるい(ウルイ)」と呼び、春の山菜。
「トウギボウシ(唐擬宝珠)」とも呼ぶ。
参照⇒ぎぼうし(ギボウシ,擬宝珠)
★おおばこ《おほばこ》
【オオバコ】
【車前草】
【大葉子】
◇[学]Plantago asiatica
○[植]シソ目(Lamiales)オオバコ科(Plantaginaceae)オオバコ
属(Plantago)の多年草。
薬用(健胃剤,咳止め)。
おおはしじゃんくしょん《おほはしじやんくしよん》
【大橋ジャンクション】
【大橋JCT】
○[交]東京都目黒区大橋にある、首都高速道路のジャンクショ
ン。
国道246号の上下にある首都高3号線渋谷線・中央環状新宿
線の高低差約70メートル(20階建て程度)を2周のループ状接続
路で接続。1周約400メートル。
◎2009. 7.30(平成21)内部を報道陣に公開。
おおばたけちょう《おほばたけちやう》
【大畠町】
◇[日]Obatake Cho/Oobatake Cho/Ohbatake Cho
○[古]山口県東部、玖珂郡(クガグン)の町。
◎2005. 3.21(平成17)柳井市(ヤナイシ)に編入。
おおはたせん《おほはたせん》
【大畑線】
○[歴][交]青森県下北郡(シモキタグン)の下北駅〜大畑駅間を運行
した旧国鉄線。
〈停車駅〉
下北駅・海老川駅・田名部駅・樺山駅・陸奥関根駅・川代駅
・正津川駅・大畑駅。
◎1939(昭和14)開通。
1985. 7. 1(昭和60)下北交通大畑線となる。
2001. 3.31(平成13)最終運行をもって廃止。
おおはたまち《おほはたまち》
【大畑町】
◇[日]Ohata Machi/Oohata Machi/Oh'hata Machi
○青森県北東部、下北郡(シモキタグン)の町。
下北半島の北部に位置し、南部に恐山(オソレザン)がある。
参照⇒おそれざん(恐山)
おおはなれいよう《おほはなれいやう》
【オオハナレイヨウ】
【大鼻羚羊】
◇[英]saiga
○[哺]サイガの別称。
⇒さいが(サイガ)
おおはまかいがん《おほはまかいがん》
【大浜海岸】
◇[日]Ohama Kaigan/Oohama Kaigan/Oh'hama Kaigan
○(1)伊豆半島南部にある、静岡県下田市吉佐美(キサミ)付近の海
岸。
○(2)淡路島東部にある、兵庫県洲本市(スモトシ)の海岸。
○(3)徳島県海部郡(カイフグン)日和佐町(ヒワサチョウ)にある日和佐浦
(ヒワサウラ)付近の海岸。
ウミガメの産卵地として知られる。
おおばみねばり《おほばみねばり》
【オオバミネバリ】
【大葉峰榛】
○[植]ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)の別称。
⇒よぐそみねばり(ヨグソミネバリ,夜糞峰榛)
おおはら《おほはら》
【大原】
◇[日]Ohara/Oohara/Oh'hara
○(1)⇒おおはらちょう(大原町)
○(2)[交]⇒おおはらえき(大原駅)
○(3)京都府京都市左京区(サキョウク)の一地区。
八瀬(ヤセ)の北方、比叡山の山麓に位置し、高野川に沿う小さ
な盆地。
静寂な農山村で柴漬けの名産地。
後鳥羽天皇陵・寂光院(ジャッコウイン)・来迎院(ライゴウイン)(大原寺)
・三千院の古刹がある。
「おはら(大原,小原)」とも呼ぶ。
◎もと山背国(ヤマシロノクニ)愛宕郡(オタギグン)。
惟喬(コレタカ)親王の隠棲した地。
○(4)[古]⇒おおはらぐん(大原郡)
○(5)[古]⇒おおはらまち(大原町)
おおはらえき《おほはらえき》
【大原駅】
○(1)[交]千葉県いすみ市大原にある、JR外房線の駅。
三門(ミカド)駅(岬町)と浪花(ナミハナ)駅の間。
○(2)[交]第三セクターいすみ鉄道の駅。
西大原駅の次で、ターミナル駅(起点)。
◎旧住所は夷隅郡(イスミグン)大原町(オオハラマチ)。
○(3)[交]岡山県英田郡(アイダグン)大原町(オオハラチョウ)大原にある、
智頭急行(チヅキュウコウ)の駅。
宮本武蔵(ミヤモトムサシ)駅と西粟倉(ニシアワクラ)駅(西粟倉村)の間。
おおはらぐん《おほはらぐん》
【大原郡】
◇[日]Ohara Gun/Oohara Gun/Oh'hara Gun
○[古]島根県北東部の郡。
大東町(ダイトウチョウ)・加茂町(カモマチ)・木次町(キスキチョウ)の町。
◎2004.11. 1(平成16)大東町・加茂町・木次町、飯石郡(イイシグ
ン)の三刀屋町(ミトヤチョウ)・吉田村(ヨシダムラ)・掛合町(カケヤマチ)の、
5町1村が合併して雲南市(ウンナンシ)を発足し、郡は消滅。
おおはらちょう《おほはらちやう》
【大原町】
◇[日]Ohara Cho/Oohara Cho/Oh'hara Cho
○岡山県北東部、英田郡(アイダグン)の町。東部を兵庫県に隣接。
剣豪宮本武蔵の生家跡・道場・神社などのほか、智頭急行宮
本武蔵駅もある。
◎千葉県夷隅郡(イスミグン)には大原町(オオハラマチ)があった。
おおはらびょう《おほはらびやう》
【大原病】
◇[英]Ohara's disease
○[病]⇒やとびょう(野兎病)
おおはらまち《おほはらまち》
【大原町】
◇[日]Ohara Machi/Oohara Machi/Oh'hara Machi
○[古]千葉県南東部、夷隅郡(イスミグン)の町。
◎2005.12. 5(平成17)夷隅町(イスミマチ)・大原町・岬町(ミサキマチ)の
3町が合併して「いすみ市」を発足。
◎岡山県英田郡(アイダグン)には大原町(オオハラチョウ)がある。
おおはらめ《おほはらめ》
【大原女】
○[歴]⇒おはらめ(大原女)(1)
おおはるちょう《おほはるちやう》
【大治町】
◇[日]Oharu Cho/Ooharu Cho/Oh'haru Cho
○愛知県西部、海部郡(アマグン)の町。
〈面積〉
6.58平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万7,073人。
◎1975(昭和50)町制施行。
おおばん《おほばん》
【大判】
○(1)[印]紙・本などの判(ハン)(サイズ)が普通より大きいもの。
⇔こばん(小判)(3)
○(2)[歴][経]室町末期から江戸末期まで使用された金貨の一
種。
大形の長円形で、一枚は小判十枚相当だったが時代により変
動し、おおむね十両以下だった。
流通は初期のみで主として恩賞・贈答などに用いられた。
天正大判金・慶長大判金・元禄大判金・享保大判金・天保大
判金・万延大判金などの種類がある。
「大判金」とも呼ぶ。
参照⇒こばん(小判)(1)
◎室町末期に私的に鋳造。
1588(天正16)豊臣秀吉が天正大判金を鋳造。
○(3)[歴][経]⇒おおばんぎん(大判銀)
おおばんきん《おほばんきん》
【大判金】
○[歴][経]⇒おおばん(大判)(2)
おおばんぎん《おほばんぎん》
【大判銀】
○[歴][経]江戸中期以降に私的に鋳造された大型の銀貨。
南鐐大判銀・桐大判銀・橘姫大判銀などの種類がある。
単に「大判」とも呼ぶ。
★おおはんごんそう《おほはんごんさう》
【オオハンゴンソウ】
【大反魂草】
◇[学]Rudbeckia laciniata
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)オオハンゴンソ
ウ属(ルドベキア属)(Rudbeckia)の多年草または一年草。北ア
メリカ原産。
「ルドベキア([英]rudbeckia)」とも呼ぶ。
〈同属〉
アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)/キヌガサギク(衣笠菊)
([学]Rudbeckia hirta var.pulcherrima)。
おおばんやき《おほばんやき》
【大判焼き】
【大判焼】
○[食]今川焼きの別称。
⇒いまがわやき(今川焼き,今川焼)
おおひえ《おほひえ》
【大比叡】
◇[日]Ohie/Oohie/Oh'hie
○(1)[地]比叡山の美称。
⇒ひえいざん(比叡山)(1)
○(2)[地]比叡山の2峰の大きい方。標高848メートル。
西の四明ヶ岳(シメイガタケ)(839メートル)とともに比叡山の山頂
を成す一つ。
おおびけ《おほびけ》
【大引け】
【大引】
○(1)[経]株式取引所で、前場(ゼンバ)(午前)と後場(ゴバ)(午
後)の最終の立ち会い(売買取引)。通常は後場の大引けをさす。
「引け」,「とめ(留め,止め)」とも呼ぶ。
○(2)[経](1)のときの相場。
○(3)[歴]遊郭で、午前2時ころの閉店時刻。
◎午後12時の閉店時間は「中引(ナカビ)け」と呼ぶ。
おおひげまわり《おほひげまはり》
【オオヒゲマワリ】
【大鬚回り】
◇[学]Volvox
○[植]ボルボックスの和名。
⇒ぼるぼっくす(ボルボックス)
おおひらさん《おほひらさん》
【太平山】
◇[日]Ohira San/Oohira San/Oh'hira San
○[地]栃木県栃木市の南西にある山。標高346メートル。足尾
山地の南東端。
山頂東側には太平山神社があり、南麓には大中寺がある。
太平山県立自然公園に含まれる。
おおひらまち《おほひらまち》
【大平町】
◇[日]Ohira Machi/Oohira Machi/Oh'hira Machi
○[古]栃木県南部、下都賀郡(シモツガグン)の町。
中心地区は富田(トミダ)。
中央部を永野川(ナガノガワ)、東部を巴波川(ウズマガワ)が南流し
渡良瀬川(ワタラセガワ)に注(ソソ)ぐ。
北西部に太平山(オオヒラサン)がある。
JR両毛線(リョウモウセン)・東武日光線が通じる。
〈面積〉
39.80平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)2万8,450人。
2000(平成12)2万8,490人。
◎江戸時代、富田は日光例幣使街道の宿場町。
1956(昭和31)瑞穂(ミズホ)村・水代(ミズシロ)村・富山(トミヤマ)村
が合併して大平村を発足。
1961(昭和36)町制施行。
2010. 3.29(平成22)大平町・藤岡町(フジオカマチ)・都賀町(ツガマ
チ)の3町、栃木市に編入。
おおひんちく《おほひんちく》
【おおひん地区】
◇[日]Ohin Chiku/Oohin Chiku/Oh'hin Chiku
○[俗]神奈川県川崎市南東端の川崎区南部の、桜本(サクラモト)1
丁目・2丁目、大島(オオシマ)3丁目・5丁目、浜町(ハマチョウ)3丁
目・4丁目、池上町(イケガミチョウ)、池上新町(イケガミシンチョウ)1丁目
周辺。
工業地帯の一角で、在日韓国・朝鮮人が多く居住する。
おおぶ《おほぶ》
【大府】
◇[日]Obu/Oobu/Ohbu
○(1)⇒おおぶし(大府市)
○(2)[交]⇒
おおぶえき《おほぶえき》
【大府駅】
○(1)[交]愛知県大府市中央町(チュウオウチョウ)にあるJR東海道本
線の駅。
逢妻(アイヅマ)駅(刈谷市)と共和(キョウワ)駅の間。
○(2)[交]JR武豊線の駅。
尾張森岡(オワリモリオカ)駅(東浦町)の次で、ターミナル駅(始点)。
おおぶか《おほぶか》
【大深】
○[服]⇒さんどがさ(三度笠)
おおぶかとうき《おほぶかたうき》
【オオブカトウキ】
【大深当帰】
○[植]トウキ(当帰)の別称。
⇒[1]とうき(トウキ,当帰)
おおぶけ《おほぶけ》
【大更】
◇[日]Obuke/Oobuke/Ohbuke
○(1)岩手県岩手郡西根町(ニシネチョウ)の地名。
○(2)[交]⇒おおぶけえき(大更駅)
おおぶけえき《おほぶけえき》
【大更駅】
○[交]岩手県岩手郡西根町(ニシネチョウ)にある、JR花輪線(ハナワセン)
の駅。
東大更駅と平館駅の間。
おおぶし《おほぶし》
【大府市】
◇[日]Obu Shi/Oobu Shi/Ohbu Shi
○愛知県西部の市。北部を名古屋市、北東部を豊明市、東部を
刈谷市、西部を東海市に接する。
〈面積〉
33.68平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)7万5,273人。
◎1970(昭和45)市制施行。
おおふなとし《おほふなとし》
【大船渡市】
◇[日]Ofunato Shi/Oofunato Shi/Ohfunato Shi
○岩手県南東部の市。
◎2001.11.15(平成13)気仙郡(ケセングン)三陸町(サンリクチョウ)を編入。
◎青森県むつ市には大湊(オオミナト)がある。
おおべや《おほべや》
【大部屋】
○(1)大きな部屋。
○(2)[劇]劇場や映画撮影所の楽屋口にある、下級の俳優が雑
居する広い部屋。また、その下級の俳優。
「稲荷下(イナリシタ)」とも呼ぶ。
○(3)[歴]江戸時代、大名屋敷で小者・人足などが詰めていた
大きな部屋。また、火消し人夫が寝起きしていた部屋。
★おおぼうしばな《おほぼうしばな》
【オオボウシバナ】
【大帽子花】
◇[学]Commelina communis var.hortensis
○[植]ツユクサ(露草)の栽培変種。4倍体で、全体に大きく、
花も大形。
観賞用のほか、かつては青花紙を作るために栽培された。
参照⇒あおばながみ(青花紙)
◎「ボウシバナ」は「ツユクサ」の別称。
おおぼけえき《おほぼけえき》
【大歩危駅】
○[交]徳島県三好市(ミヨシシ)西祖谷山村徳善西(ニシイヤヤマムラトクゼンニシ)
にあるJR土讃線の駅。
小歩危(コボケ)駅と土佐岩原(トサイワハラ)駅(高知県長岡郡大豊町)
の間。
◎旧住所は三好郡(ミヨシグン)西祖谷山村(ニシイヤヤマソン)徳善西(トクゼン
ニシ)。
おおぼしゆらのすけ《おほぼしゆらのすけ》
【大星由良之助】
◇[日]Oboshi Yuranosuke/Ooboshi Yuranosuke/Ohboshi Yu-
ranosuke
○[劇]『碁盤太平記』・『仮名手本忠臣蔵』などの忠臣蔵狂言
に登場する人物。
史実である赤穂義士(アコウギシ)の大石内蔵助良雄(クラノスケ・ヨシオ)
に擬(ギ)したもので、同志を率いて主君の仇(アダ)である吉良
上野介義央(キラ・コウズケノスケ・ヨシナカ)に擬した高師直(コウノモロナオ)を討
(ウ)つ。
参照⇒『人名辞典』おおいし よしお(大石 良雄)
◎遅かりし由良之助。
おおぼらかいづか《おほぼらかひづか》
【大洞貝塚】
○[歴]岩手県大船渡市(オオフナトシ)にある縄文晩期の貝塚。
おおほらやま《おほほらやま》
【大洞山】
◇[日]Ohora Yama/Oohora Yama/Oh'hora Yama
○[地]高知県南端、幡多郡(ハタグン)大月町(オオツキチョウ)にある山。
標高465メートル。
おおぼらやま《おほぼらやま》
【大洞山】
◇[日]Obora Yama/Oobora Yama/Ohbora Yama
○(1)[地]埼玉県秩父郡(チチブグン)大滝村(オオタキムラ)と山梨県北都
留郡(キタツルグン)丹波山村(タバヤマムラ)の境にある、秩父山地の山。
標高2,069メートル。
○(2)[地]三重県一志郡(イチシグン)美杉村(ミスギムラ)の、奈良県近
くにある山。標高1,013メートル。
おおほりやまやかたあと《おほほりやまやかたあと》
【大堀山館跡】
○[歴]埼玉県川越市北西部、下広谷(シモヒロヤ)にある戦国時代の
城跡。県指定の史跡。
本郭(ホングルワ)・二の郭・三の郭から成る。
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