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百 科 辞 書 《おきた》 編集:獨 澄旻
-------- おきた ------------------------------------------------
おきたっく
【オキタック】
【OKITAC】
○[古][計]沖電気社製の小形コンピュータ。
おきたま
【置賜】
◇[日]Okitama
○山形県南部、最上川上流地方南部の地域名。
参照⇒ひがしおきたまぐん(東置賜郡),にしおきたまぐん(西
置賜郡)
おぎちょう《をぎちやう》
【男木町】
◇[日]Ogicho
○香川県高松市、瀬戸内海にある男木島の地名。
参照⇒おぎしま(男木島)
おきつ
【興津】
◇[日]Okitsu
○静岡県静岡市の地域名。駿河湾(スルガワン)に面している。
興津清見寺町(オキツセイケンジチョウ)に清見寺(セイケンジ)がある。
◎東海道五十三次の宿場町。
もと清水市。
おきつち
【置き土】
◇[日]okitsuchi
○(1)地面・物品・作物などの上に覆(オオ)い被(カブ)せた土。
参照⇒もりど(盛土,盛り土)
○(2)[農]⇒きゃくど(客土)(1)
おーきっど
【オーキッド】
◇[英]orchid
○(1)[植]洋ラン(蘭)。ランの花。
⇒らん(ラン,蘭)
◎「オーチャード(orchard)」は「果樹園」。
○(2)[色]薄紫色。
おきてぬぐい《おきてぬぐひ》
【置き手拭い】
【置手拭】
◇[日]oki-tenugui
○(1)手拭をたたんで頭や肩にのせて置くこと。また、その手
拭い。
◎女形の歌舞伎役者右近源左衛門(ウコン・ゲンザエモン)(1622〜?)の
考案という。
○(2)兜(カブト)の鉢(ハチ)の一種。
鉢の後部の鍔(ツバ)が突き出て、下部には空所がある。
戦国時代に流行。
◎手拭いを置いたようにみえることから。
★おきでんきこうぎょう《おきでんきこうげふ》
【沖電気工業】
○[経]通信機製造会社の一社。
本社は東京。
◎1912(明治45,大正元)沖電気株式会社として創業。
おぎどうかいづか《をぎだうかひづか》
【荻堂貝塚】
○[歴]沖縄本島中部、中頭郡(ナカガミグン)北中城村(キタナカグスクソン)
字荻堂にある新石器時代前期の貝塚。
出土した荻堂式土器は縄文後期の土器と親近な関係をもつと
される。
◎1904(明治37)鳥居龍蔵が発見。
1919(大正 8)松村瞭が発掘調査。
1956(昭和31)琉球政府、史跡に指定。
1973(昭和48)国の史跡に指定。
おきどうご《おきだうご》
【隠岐島後】
◇[日]Oki Dogo
○[地]日本海にある隠岐島(オキノシマ)(隠岐諸島)の最大島。
参照⇒おきしょとう(隠岐諸島)
〈面積〉
243平方キロメートル。
★おきな
【翁】
◇[日]okina
○[古]
⇔おうな(老女,嫗,媼)
★おきなぐさ
【オキナグサ】
【翁草】
◇[学]Pulsatilla cernua/Anemone cernua
○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)キンポウゲ科(Ranuncula-
ceae)オキナグサ属(Pulsatilla)の多年草。
全草に有毒成分アネモニン(anemonin)を含む。
「ネコグサ(猫草)」,「根っこ草」とも呼ぶ。
◎漢方薬の白頭翁(ハクトウオウ)に用いるものは同属の中国産ヒロハ
オキナグサ。
★おきなぐさ
【翁草】
○(1)[植]⇒おきなぐさ(オキナグサ,翁草)
○(2)[植]キク(菊)の別称。
⇒きく(キク,菊)
○(3)[古][植]マツ(松)の古称。
⇒まつ(マツ,松)
○(4)江戸後期の随筆。元京都町奉行所与力、神沢貞幹(杜口<ト
コウ>)(1710〜1795)著。
中古・鎌倉から江戸寛政期(1789〜1801)ころまでの伝説・世
話・奇事・異聞などを諸書から抜き書きし、著者の見聞・批評
などをあわせて記録したもの。
全200巻で、前半100巻は1772(安永元)成立、1791(寛政 3)後
半100巻を追加。
1905(明治38)池辺義象の校訂で刊行。
参照⇒かたせぶね(高瀬舟)(2)
おきなちゃ
【翁茶】
◇[日]okina-cha
○[色]老人の白髪のような、白に近い薄茶色。
★おきなわ《おきなは》
【沖縄】
◇[日]Okinawa
○(1)[地]⇒おきなわとう(沖縄島)
○(2)⇒おきなわけん(沖縄県)
○(3)⇒おきなわし(沖縄市)
○(4)[歴]
古くは「阿児奈波」または「南島」と、近世は「琉球(リュウキュウ)」と
呼ばれた。
◎1879. 4. 4(明治12)琉球藩を廃し、沖縄県を設置(琉球処分)。
1882(明治15)第2代沖縄県令、上杉茂憲(モチノリ)(元米沢藩主)。
県費留学制度を設け沖縄から東京へ留学生を送る。中央政府に
国税の軽減を具申、1883(明治16)県令を解任。奨学金3千円を
沖縄に寄付。
1961. 4.28(昭和36)沖縄で祖国復帰県民総決起大会が開催。
1971. 6.17(昭和46)沖縄返還協定、東京〜ワシントン間を宇
宙中継し同時調印。
1972. 5.15(昭和47)沖縄施政権が返還(本土復帰)され沖縄県
が発足。
◎沖縄本土復帰記念日:5月15日。
沖縄民謡:参照⇒りゅうきゅうおんかい(琉球音階)
★おきなわかいはつちょう《おきなはかいはつちやう》
【沖縄開発庁】
◇[英]Okinawa Development Agency
○[歴]
内閣府政策統括官(沖縄担当)沖縄振興局となる。
★おきなわぎゆうへいえきほう《おきなはぎゆうへいえきはふ》
【沖縄義勇兵役法】
○[歴]1945. 6.23(昭和20)公布。 4.から沖縄は戦場と化し、
6. 8から集団自決が相次いでいた。
おきなわけん《おきなはけん》
【沖縄県】
◇[日]Okinawa Ken
○日本最南端の県。
県庁所在地は那覇市(ナハシ)。
参照⇒いれいのひ(慰霊の日),りゅうきゅうせいふ(琉球政府)
〈面積〉
1978(昭和53)2,249.44平方キロメートル。
1980(昭和55)2,250平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)104万2,000人。
1980(昭和55)110万6,595人。
◎1972. 5.15(昭和46)沖縄の施政権が日本に返還され沖縄県が
発足。
1995.10.21(平成 7)沖縄県民総決起大会、宜野湾市内で開催。
〈不発弾〉
第二次世界大戦末期に県全体が戦場となって、アメリカ軍の
艦船や戦闘機による不発弾が大量に残された。1996(平成 8)年
度末までの25年間で累計約2万2,300件・1,360トンが処理され
ている。まだ県内には約3,000トンの不発弾があると推定され
ている。
◎県花はデイゴ、県鳥はノグチゲラ、県木はリュウキュウマツ、
県魚はグルクン(タカサゴ)。
★おきなわこくさいかいようはくらんかい
《おきなはこくさいかいやうはんらんくわい》
【沖縄国際海洋博覧会】
○[歴]1975. 7.19(昭和50)開催。沖縄の本土復帰最大の記念行
事であったが、予想をはるかに下回る入場者数となった。
◎開会式出席のため沖縄を訪れた皇太子(平成天皇)夫妻に「ひ
めゆりの塔」前で火炎ビンが投げつけられた。
おきなわし《おきなはし》
【沖縄市】
◇[日]Okinawa Shi
○沖縄県、沖縄島の中南部の市。
在日アメリカ軍の嘉手納(カデナ)空軍基地がある。
〈人口〉
1980(昭和55)9万4,851人。
◎1974(昭和49)コザ市と美里村が合併して発足。
参照⇒こざし(コザ市)
おきなわしょとう《おきなはしよたう》
【沖縄諸島】
◇[日]Okinawa Shoto
○[地]琉球諸島の一部、奄美(アマミ)諸島と先島(サキシマ)諸島との
間に散在する島嶼(トウショ)群。
沖縄本島およびその周辺の伊平屋伊是名(イヘヤイゼナ)諸島・慶
良間(ケラマ)列島・伊江島(イエジマ)・粟国(アグニ)島・渡名喜(トナキ)
島・久米島(クメジマ)や、沖縄本島の東300キロメートルの大東諸
島などの島々で、沖縄県に所属する。
参照⇒だいとうしょとう(大東諸島),にじゅうななどせん(二
十七度線,27度線)
おきなわちゅらうみすいぞくかん《おきなはちゆらうみすいぞくくわん》
【沖縄美ら海水族館】
○[海]沖縄本島北部、沖縄県国頭郡(クニガミグン)本部町(モトブチョウ)
にある国営の水族館。
◎2002.11.(平成14)国営沖縄記念公園水族館を前身に開館。
おきなわとう《おきなはたう》
【沖縄島】
◇[日]Okinawa To
○[地]沖縄諸島の中核となる島。
「沖縄本島」とも呼ぶ。
〈面積〉
1961(昭和36)1,185平方キロメートル。
◎日本では四大島・択捉島(エトロフトウ)・国後島(クナシリトウ)に次いで
大きい島。
おきなわとしものれーる《おきなはとしものれーる》
【沖縄都市モノレール】
○[交]沖縄県那覇市内を運行する軌道交通(モノレール)。那覇
空港駅〜首里駅間、全長12.9キロメートル。
第三セクター「沖縄都市モノレール社」が運行。
通称は「ゆいレール」。
◎2003. 8.10(平成15)開業。
おきなわとりしま《おきなはとりしま》
【沖縄鳥島】
◇[日]Okinawa Torishima
○[地]⇒とりしま(鳥島)(2)
★おきなわはっしゃ《おきなははつしや》
【沖縄八社】
○波上宮(旧官幣小社):那覇市(ナハシ)。
普天間(フテンマ)権現:宜野湾市(ギノワンシ)。
金武観音堂。
おきなわほんとう《おきなはほんたう》
【沖縄本島】
◇[日]Okinawa Honto
○[地]⇒おきなわとう(沖縄島)
おきのえらぶじま
【沖永良部島】
◇[日]Okinoerabu Jima
○[地]南西諸島北部、奄美諸島(アマミショトウ)南部の島。周囲約50
キロメートル。
サンゴ礁が隆起してできた石灰岩質の島で、大山水鏡洞(オオ
ヤマスイキョウドウ)などの鍾乳洞がある。
サトウキビを栽培。
東部は鹿児島県大島郡(オオシマグン)の和泊町(ワドマリチョウ)、西部
は同郡知名町(チナチョウ)に属する。
〈面積〉
94.5平方キロメートル。
★おぎのしき
【荻野式】
○[医]避妊法。
◎1927(昭和 2)雑誌「主婦之友」に掲載。
おきのしま
【沖ノ島】
◇[日]Okinoshima/Oki no Shima
○[地]福岡県宗像市(ムナカタシ)に属する玄界灘(ゲンカイナダ)の孤島。
面積約0.69平方キロメートルの小島で、亜熱帯樹林の原始林
は天然記念物となっている。
古くから朝鮮への航路の要衝で、宗像大社(ムナカタ)タイシャの奥宮
である沖津宮がある。全島が神体とされ、女人禁制が守られて
いる。
島の中腹に沖ノ島遺跡があり、「海の正倉院」とも呼ばれる。
参照⇒おきのしまいせき(沖ノ島遺跡),むなかたたいしゃ(宗
像大社)
◎秋冬の漁期には大島から漁民が移住する。
◎旧住所は像郡(ムナカタグン)大島村(オオシマムラ)。
おきのしま
【隠岐島】
◇[日]Okinoshima/Oki no Shima
○(1)[地]⇒おきしょとう(隠岐諸島)
○(2)⇒おきのしまちょう(隠岐の島町)
おきのしまいせき《おきのしまゐせき》
【沖ノ島遺跡】
○[歴]福岡県の北西部、玄界灘(ゲンカイナダ)の沖ノ島にある古墳
時代以来の祭祀(サイシ)遺跡。
1954〜1958(昭和29〜昭和33)の学術調査で、島の中腹にある
沖津宮の周辺、御金蔵(オカネグラ)と呼ばれる岩陰から、舶載品と
思われる鏡・玉類・刀剣・馬具などの遺物が発掘された。その
他、縄文・弥生時代の遺跡も発見されている。
◎沖ノ島は「海の正倉院」とも呼ばれている。
おきのしまちょう《おきのしまちやう》
【隠岐の島町】
◇[日]Okinoshima Cho
○島根県北部、隠岐郡(オキグン)の町。
◎2004.10. 1(平成16)西郷町(サイゴウチョウ)・布施村(フセムラ)・五箇
村(ゴカムラ)・都万村(ツマムラ)が合併して発足。
おきのとりしま
【沖ノ鳥島】
◇[日]Okinotorishima/Oki no Torishima
○[地]太平洋北西部、硫黄列島の南西方約700キロメートルに
ある小環礁。
干潮時には東西4.5キロメートル、南北1.7キロメートル、周
囲11キロメートル。
満潮時には東小島と北小島と呼ばれる2ヶ所が水面に残るだ
けで、とものチタン製の消波ブロックとコンクリートの護岸で
守られている。
日本最南端で、東京都小笠原支庁小笠原村に属する。東京の
南方約1,740キロメートル。
参照⇒とりしま(鳥島)(1)
◎17世紀、スペイン人が発見。「パレセベラ(Parece Vela)(帆
に似た)」と命名。
1931(昭和 6)日本領となり小笠原支庁に編入。
1987(昭和62)日本政府、護岸工事を開始。
2010. 5.26(平成22)参議院本会議で低潮線保全・拠点施設整
備法(沖ノ鳥島保全法)が可決・成立。
おきのり
【沖乗り】
◇[日]okinori
○(1)舟に乗って沖へ出ること。
○(2)[海]目標となる陸岸の見えない沖合を推測航法や天文航
法で航海すること。また、その航海法。
⇔じまわり(地回り,地廻り)(5)
おきぶり
【オキブリ】
【沖ブリ】
【沖鰤】
○[魚]⇒[2]しるばー(シルバー)
おぎまち《をぎまち》
【小木町】
◇[日]Ogi Machi
○[古]新潟県佐渡郡(サドグン)、佐渡島(サドガシマ)南端の小木半
島にある町。
〈面積〉
25.95平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)4,062人。
◎1889(明治22)町制施行。
2004. 3. 1(平成16)両津市(リョウツシ)、佐渡郡の相川町(アイカワマチ)
・佐和田町(サワタマチ)・金井町(カナイマチ)・新穂村(ニイボムラ)・畑野町
(ハタノマチ)・真野町(マノマチ)・小木町・羽茂町(ハモチマチ)・赤泊村(アカド
マリムラ)の1市7町2村と合併して佐渡市を発足。
おぎまち《をぎまち》
【小城町】
◇[日]Ogi Machi
○佐賀県中央部、小城郡(オギグン)の町。
おきみちょう《おきみちやう》
【沖美町】
◇[日]Okimi Cho
○[古]広島県南西部、佐伯郡(サエキグン)の町。
◎2004.11. 1(平成16)佐伯郡の能美町(ノウミチョウ)・沖美町・大柿
町(オオガキチョウ)の3町、安芸郡(アキグン)の江田島町(エタジマチョウ)と
合併して江田島市を発足。
おぎむし《をぎむし》
【尺蠖】
○[虫]⇒しゃくとりむし(シャクトリムシ)
★おきや
【置屋】
◇[日]okiya
○(1)芸者を抱えている家。
「芸者屋」とも呼ぶ。
参照⇒わちがいや(輪違屋),さんぎょう(三業)
○(2)
おーきゃく
【O脚】
◇[英]bow legs
○[医]直立時に、下肢(カシ)が両膝(リョウヒザ)が離れていてO字型
になっている状態。
病的なものではないが、骨の炎症・外傷・くる病(佝僂病)な
どの病的原因によって起こっている場合もある。
下肢両側の「内反膝(ナイハンシツ)」。
⇔えっくすきゃく(X脚)
★おきゃん
【御侠】
◇[日]okyan
○
「お転婆(テンバ)」,「蓮っ葉(ハスッパ)」とも呼ぶ。
おきゅぺいしょなるせらりー
【オキュペイショナル・セラピー】
◇[英]occupational therapy
○[医]⇒さぎょうりょうほう(作業療法)
おきゅぺいしょん
【オキュペイション】
◇[英]occupation
○⇒おきゅぺーしょん(オキュペーション)
おきゅぺーしょなるせらりー
【オキュペーショナル・セラピー】
◇[英]occupational therapy
○[医]⇒さぎょうりょうほう(作業療法)
おきゅぺーしょん
【オキュペーション】
◇[英]occupation
○(1)職業・定職。仕事・業務。
「オキュペイション」とも呼ぶ。
◎主婦業や学生も含む。
○(2)占領。
「オキュペイション」とも呼ぶ。
おぎょう《おぎやう》
【御形】
○[植]ハハコグサ(母子草)の別称。春の七草の一つ。
「ゴギョウ(御形,五行)」とも呼ぶ。
⇒ははこぐさ(ハハコグサ,母子草)
おきらい《をきらい》
【越喜来】
◇[日]Okirai
○岩手県大船渡市(オオフナトシ)東部、三陸町(サンリクチョウ)東部の地名。
大六山東麓・南麓から越喜来湾北岸・西岸一帯。
◎旧住所は気仙郡(ケセングン)三陸町越喜来。
おきろく
【隠岐録】
○[歴][建]奈良県奈良市の東大寺四聖坊(シショウボウ)にあった茶室。
大和三茶室の一つ。
◎東京へ移築後、第二次世界大戦の戦災で焼失。
おきわた
【置綿】
【置き綿】
○[服]綿帽子(ワタボウシ)の一種。
防寒用として真綿(マワタ)を薄く広げて頭に乗せ、手拭いでお
おったもの。
初めは老女の用いるものだったが、江戸初期の延宝年間(1673
〜1681)には若い女性にも普及し、装飾として染め綿も用いら
れた。
参照⇒わたぼうし(綿帽子)(1)
おく
【邑久】
◇[日]Oku
○(1)[古]⇒おくぐん(邑久郡)
○(2)[古]⇒おくちょう(邑久町)
おくくじおんせんごう《おくくじをんせんがう》
【奥久慈温泉郷】
○茨城県久慈郡大子町(ダイゴマチ)にある、久慈川に沿って点在
する温泉で、大子・袋田・湯沢温泉の総称。
参照⇒ひたちだいご(常陸大子),ふくろだ(袋田),ゆざわ(湯
沢)(1)
おくぐん
【邑久郡】
◇[日]Oku Gun
○[古]岡山県南東部の郡。
牛窓町(ウシマドチョウ)・邑久町(オクチョウ)・長船町(オサフネチョウ)の町。
◎2004.11. 1(平成16)全3町が瀬戸内市に編入し、郡は消滅。
おくこうみょうえん《おくくわうみやうゑん》
【邑久光明園】
○[医]岡山県瀬戸内市の長島西部にある、国立ハンセン病療養
所。
参照⇒らいよぼうほう(癩予防法,らい予防法)
◎1938(昭和13)国立癩療養所として大阪府から移転して開設。
参照⇒ながしまあいせいえん(長島愛生園)
◎長島東部には長島愛生園がある。
◎旧住所は邑久郡(オクグン)邑久町(オクチョウ)。
おくさまおてをどうぞ
【奥様お手をどうぞ】
◇[独]Ich kuesse ihre Hand, Madame、[英]I Kiss Your Hand,
Madame
○[楽]フリッツ・ロッター(Fritz Rotter)作詞、ラルフ・アー
ビン(Ralph Erwin)作曲のコンチネンタル・タンゴ。
1935(昭和10)西条八十(ヤソ)作詞・藤山一郎の歌で『恋の花束』
としてレコード化。
1948(昭和23)アメリカ映画『皇帝円舞曲(The Emperor Waltz)』
の挿入歌。
おくさまはまじょ《おくさまはまぢよ》
【奥様は魔女】
◇[英]Bewitched
○[TV]アメリカのホーム・コメディー。
〈出演〉
エリザベス・モンゴメリー(Elizabeth Montgomery):サマン
サ(Samantha Stephens)。
ディック・ヨーク(Dick York):初代ダーリン(Darrin Stephens)。
ディック・サージェント(Dick Sargent):2代目ダーリン。
エリン・マーフィ(Erin Murphy):タバサ(Tabitha Stephens)。
アグネス・ムーアヘッド(Agnes Moorehead):エンドラ(Endora)。
◎1964〜1972(昭和39〜昭和47)アメリカで放送。
おくさわじんじゃ《》
【奥澤神社】
【奥沢神社】
○東京都世田谷区奥沢にある神社。
毎年9月に江戸時代から伝わる伝統行事大蛇のお渡りが行わ
れる。ワラの大蛇は長さ約10メートル、重さ約100キログラム。
おくしたにー
【オクシタニー】
◇[フ]Occitanie
○南フランスの文化圏。
参照⇒おっくご(オック語)(2)
おくしたんご
【オクシタン語】
◇[フ]occitan
○[言]⇒おっくご(オック語)(2)
おくしでんと
【オクシデント】
◇Occident(日の沈む地)
○西洋。オリエントの対語。
参照⇒おりえんと(オリエント)
おぐじゃり
【AUX】
【オグジャリ】
◇[英]auxiliary
○⇒えーゆーえっくす(AUX)
おぐじゅあり
【AUX】
【オグジュアリ】
◇[英]auxiliary
○⇒えーゆーえっくす(AUX)
おくじょうるり《おくじやうるり》
【奥浄瑠璃】
○[楽]江戸時代、奥州(オウシュウ)(東北地方)で盲人が語っていた
古浄瑠璃。
伴奏は三味線以外にも、扇拍子や琵琶(ビワ)も用いられた。
「御国浄瑠璃(オクニジョウルリ)」,「仙台浄瑠璃」とも呼ぶ。
おーくしょん
【オークション】
◇[英]auction
○[経]⇒きょうばい(競売)
おくしり
【奥尻】
◇[日]Okushiri
○(1)[地]⇒おくしりとう(奥尻島)
○(2)⇒おくしりぐん(奥尻郡)
○(3)⇒おくしりちょう(奥尻町)
おくしりぐん
【奥尻郡】
◇[日]Okushiri Gun
○北海道南西部、檜山支庁(ヒヤマシチョウ)の郡。
奥尻町(オクシリチョウ)のみ。
◎北海道宗谷支庁(ソウヤシチョウ)には利尻郡(リシリグン)がある。
おくしりちょう《おくしりちやう》
【奥尻町】
◇[日]Okushiri Cho
○北海道南西部、檜山支庁(ヒヤマシチョウ)奥尻郡の町。
◎北海道宗谷支庁(ソウヤシチョウ)利尻郡(リシリグン)には利尻町(リシリチョウ)
がある。
おくしりとう《おくしりたう》
【奥尻島】
◇[日]Okushiri To
○[地]北海道渡島半島(オシマハントウ)の西、日本海にある島。
全島が奥尻町(オクシリチョウ)に所属。
〈面積〉
1961(昭和36)143平方キロメートル。
◎1993. 7.12(平成 5)奥尻島を中心に北海道西南沖地震が発生。
◎北海道北部には利尻島(リシリトウ)がある。
おくすあい
【オクスアイ】
◇[英]oxeye
○[植](英語で)フランスギク(フランス菊)。
⇒ふらんすぎく(フランスギク,フランス菊)
おくそす
【オクソス】
◇Oxus
○[古][地]アム・ダリヤ川の古称。
⇒あむだりあがわ(アム・ダリア川,アムダリア川)
★おくだいら《おくだひら》
【奥平】
◇[日]Okudaira
○(1)姓氏の一つ。
○(2)[歴]豊前中津藩主。
◎江戸中屋敷:鉄砲洲(テッポウズ)。
おくたヴぃあぬす
【オクタヴィアヌス】
◇Caius Julius Caesar Octavianus
○[人]⇒おくたびあぬす(オクタビアヌス)
おくたごん
【オクタゴン】
◇[英]octagon
○[数]⇒はっかくけい(八角形)
おくたちゅーく
【オクタチューク】
◇[英]the Octateuch
○[聖]『旧約聖書』の最初の8書。
ペンタチューク(Pentateuch)(モーセの五書)に「ヨシュア記
(the Book of Joshua)」,「士師記(シシキ)(the Book of Judges)」,
「ルツ書(the Book of Ruth)」を加えたもの。
参照⇒もーせのごしょ(モーセの五書)
おくたーば
【オクターバ】
◇[伊]ottava
○[楽]⇒おくたーぶ(オクターブ)
[1]おくたびあ
【オクタビア】
◇Octavia
○[人]古代ローマの政治家アントニウス(Antonius)の妻(?〜
BC. 11)。オクタビアヌス(Octavianus)の妹。
クレオパトラ(Kleopatra)に迷ったアントニウスにより、BC.
32に離婚。
彼の死後、彼の子と彼の最初の妻との子を育て、「ローマ女
性の鑑(カガミ)」と呼ばれる。
★[2]おくたびあ
【オクタビア】
◇Octavia
○[人]古代ローマの政治家ネロ(Nero)の後妻(?〜AD. 62)。
★おくたびあぬす
【オクタビアヌス】
◇Caius Julius Caesar Octavianus
○[人]古代ローマの初代皇帝(BC. 63〜AD. 14)。在位:BC.
27〜AD. 14。カエサル(Gaius Julius Caesar)(シーザー)の
甥(オイ)で養子。
BC. 27、元老院から「アウグストゥス(Augustus)(尊厳する
者)」の尊号を受け、プリンキパトゥス(Principatus)(元首政)
を始めて事実上の皇帝となる。
「オクタヴィアヌス」とも呼ぶ。
参照⇒ぷりんけぷす(プリンケプス)(2)
おくたーぶ
【オクターブ】
◇[フ]octave、[英]octave、[伊]ottava(オクターバ)、[独]
Oktave(オクターベ)
○(1)[楽]任意の音から8度高い、または8度低い音。
両音とも同じ音名・階名で呼ばれる。
「八度」,「八度音階」とも呼ぶ。
○(2)[楽]任意の音から8度高い、または8度低い音までの音
程。
「八度」,「八度音程」とも呼ぶ。
○(3)[物]高い音が低い音の2倍の周波数となる音程。
おくたぷろいど
【オクタプロイド】
◇[英]octaploid
○[生]⇒はちばいたい(八倍体)
おくたーべ
【オクターベ】
◇[独]Oktave
○[楽]⇒おくたーぶ(オクターブ)
おくたへどろん
【オクタヘドロン】
◇[英]octahedoron
○[数]八面体・正八面体。
参照⇒へどろん(ヘドロン)
おくたま
【奥多摩】
◇[日]Okutama
○(1)⇒おくたままち(奥多摩町)
○(2)[交]⇒おくたまえき(奥多摩駅)
おくたまえき
【奥多摩駅】
○[交]東京都西多摩郡(ニシタマグン)奥多摩町(オクタママチ)氷川にある、
JR青梅線(オウメセン)の駅。
白丸(シロマル)駅の次で、ターミナル駅。
おくたまこ
【奥多摩湖】
◇[日]Okutama Ko
○[地]東京都西多摩郡(ニシタマグン)奥多摩町(オクタママチ)原にある、
小河内ダムによる人造湖。
参照⇒おごうちだむ(小河内ダム)
★おくたまさんざん
【奥多摩三山】
◇[日]Okutama Sanzan
○[地]大岳山(オオタケサン)・御前山(ゴゼンヤマ)・三頭山(ミトウサン)の総
称。
おくたままち
【奥多摩町】
◇[日]Okutama Machi
○東京都の西端部、西多摩郡(ニシタマグン)の町。
参照⇒おごうちだむ(小河内ダム),おくたまこ(奥多摩湖)
〈面積〉
225.63平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)7,575人。
◎1955(昭和30)氷川町・古里(コリ)村・小河内(オゴウチ)村の1町
2村が合併して発足。
おくたる
【オクタル】
◇[英]octal
○(1)[形][数]八進法の、八進数の。
○(2)[数][計]八進法・八進数。
⇒はっしんほう(八進法,8進法)
★おくたんか
【オクタン価】
◇[英]octane number、[独]Oktanzahl(オクタンツァール)
○[化]ガソリンのアンチノック性を表す指数。
値が大きいほどノッキング(異常爆発)を起しにくく、自動車
では80以上、航空機では200前後が使用される。
おくたんと
【オクタント】
◇[英]octant
○(1)[数]八分円。
45°の弧や扇形。
○(2)[天][海]([蘭]octant)昔、天体の高度を測定した器具。
「八分儀(ハチブンギ)」とも呼ぶ。。
◎四分儀(シブンギ)(quadrant):⇒くあどらんと(クアドラント)
(2)
六分儀(ロクブンギ)(sextant):⇒せくすたんと(セクスタント)
○(3)[天]45°の離角・位置。
二つの天体の間の角距離。
おぐちむら《をぐちむら》
【尾口村】
◇[日]Oguchi Mura
○[古]石川県南部、石川郡の村。
◎2005. 2. 1(平成17)石川郡の美川町(ミカワマチ)・鶴来町(ツルギマチ)
・河内村(カワチムラ)・吉野谷村(ヨシノダニムラ)・鳥越村(トリゴエムラ)・尾
口村・白峰村(シラミネムラ)の2町5村が合併して白山市(ハクサンシ)を
発足。
おくちょう《おくちやう》
【邑久町】
◇[日]Oku Cho
○[古]岡山県南東部、邑久郡の町。
◎2004.11. 1(平成16)牛窓町(ウシマドチョウ)・邑久町・長船町(オサフ
ネチョウ)が合併して瀬戸内市を発足。
おくちょびー
【オクチョビー】
◇Okeechobee
○(1)[地](Lake Okeechobee)⇒おくちょびーこ(オクチョビー
湖)
○(2)(Okeechobee County)⇒おくちょびーぐん(オクチョビー
郡)
○(3)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南東
部のオクチョビー郡南部にある郡都。
おくちょびーぐん
【オクチョビー郡】
◇[英]Okeechobee County
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南東部
の郡。南部をオクチョビー湖に面する。
郡都はオクチョビー。
〈人口〉
1980(昭和55)2万0,324人。
1990(平成 2)2万9,627人。
2000(平成12)3万5,910人。
2005(平成17)3万9,836人。
おくちょびーこ
【オクチョビー湖】
◇[英]Lake Okeechobee
○[地]アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南
東部の大沼沢地エバーグレーズ(the Everglades)北部にある淡
水湖。
淡水湖では全米第3位、湖では全米第4位の大きさ。最深部
は4.6メートル。
参照⇒[1]えばーぐれーず(エバーグレーズ)
〈面積〉
1,810平方キロメートル。
おくちるふぇのーる
【オクチルフェノール】
◇Octylphenol
○[化]炭素数が8つのアルキルフェノール(alkylphenol)。
油溶性フェノール樹脂や非イオン系界面活性剤などの合成原
料。
環境省が確認した内分泌撹乱(カクラン)物質(環境ホルモン)の一
つ。
参照⇒あるきるふぇのーる(アルキルフェノール)
おくつちょう《おくつちやう》
【奥津町】
◇[日]Okutsu Cho
○岡山県北東部、苫田郡(トマタグン)西部の町。
〈面積〉
130.83平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1,841人。
◎1959(昭和34)奥津村・苫田村・羽出(ハデ)村の3村が合併し
て町制施行。
おくつばき
【オクツバキ】
【奥椿】
○[植]ユキツバキ(雪椿)の別称。
⇒ゆきつばき(ユキツバキ,雪椿)
おくて
【晩生】
【奥手】
○(1)[農]⇒おくて(晩稲,晩生)
○(2)[農]一番遅く生長したり、開花したり、実が成熟する作
物の品種。
参照⇒おそざき(遅咲き),わせ(早生)(2),なかて(中手)(2)
○(3)(転じて)子供などが肉体的・精神的に成長が遅いこと。
また、その人。
おくて
【晩稲】
【晩生】
○[農]普通より遅く成熟するイネ(稲)の品種。
「ひね(陳,晩稲,後稲)」とも呼ぶ。
参照⇒わせ(早稲,早生),なかて(中稲,中手)
おくてぃりおん
【オクティリオン】
◇[英]octillion
○(1)[数](アメリカ・フランスで)数の単位。10の27乗。
○(2)[数](イギリス・ドイツで)数の単位。10の48乗。
◎"oct(8)"と"million(100万)"の合成語。
アメリカで10の48乗は「キンデシリオン(quindecillion)」。
[1]おくてっと
【オクテット】
◇[伊]octetto、[英]octet、[独]Oktett
○(1)[楽]八人で楽器を演じること。八重奏。また、その音楽。
参照⇒[1]そろ(ソロ)(1)
○(2)[楽]八人で歌うこと。八重唱。また、その音楽。
○(3)[楽]八人の踊り手による舞踏。
[2]おくてっと
【オクテット】
◇[英]octet
○(1)[通]データ伝送の情報単位の一つ。
1オクテット=8ビット(bits)=1バイト(bytes)。
参照⇒[2]ばいと(バイト),[1]ぼー(ボー)
○(2)[原](the octet rule)⇒はちぐうせつ(八隅説)
[1]おぐでん
【オグデン】
◇Ogden
○アメリカ合衆国西部、ユタ州(Utah State)北部のウェーバー
郡(Weber County)中央部の郡都。
参照⇒たいりくおうだんてつどう(大陸横断鉄道)
[2]おぐでん
【オグデン】
◇Ogden
○[軍]アメリカ海軍の水陸両用輸送艦(LPD5)。
◎1965. 6.19(昭和40)竣工。
2002. 1.27(平成14)オマーン沖のアラビア海北部で原子力潜
水艦グリーンビル(Greeneville)と接触事故を起こして燃料タ
ンクを破損し数千ガロンの燃料が周辺の海に流出。
[3]おぐでん
【オグデン】
◇Charles Kay Ogden
○[人]イギリスの心理学者(1889〜1957)。言語論を心理学的に
研究。
ベーシック・イングリッジュを創案、1930(昭和 5)発表して、
普及に努める。
著書はI.A.リチャーズとの共著『意味の意味』など。
参照⇒べーしっくいんぐりっしゅ(ベーシック・イングリッ
シュ)
おくと
【オクト】
◇[希]oct-
○[接頭辞]「八・八つ」を表す語形成要素。
おくど
【置所】
◇[日]okudo
○(1)竈(カマド)の別称。
⇒かまど(竈,竃)(1)
○(2)内庭の向側に設けた、炭などの俵物(タワラモノ)を積んで置く
所。
おくとげん
【オクトゲン】
◇Octogen
○[化]⇒おくとーげん(オクトーゲン)
おくとーげん
【オクトーゲン】
◇Octogen
○[化]高性能爆薬の一種、オクタヒドロ-1,3,5,7-テトラニト
ロ-1,3,5,7-テトラゾシン(Octahydro-1,3,5,7-tetranitro-1,3,
5,7-tetrazocine)または1,3,5,7-テトラニトロ-1,3,5,7-テト
ラアザシクロオクタン(1,3,5,7-Tetranitro-1,3,5,7-tetra-
zacyclooctane)の通称。
ヘキソーゲン(hexogen)(RDX)を改良して耐熱性を持たせ
た爆薬。高爆速で、ミサイルの固体推進薬などに利用。
略称は「HMX(High Melting Explosive)(融点の高い爆薬)」。
「オクトゲン」とも呼ぶ。
参照⇒へきそーげん(ヘキソーゲン)
おくどさん
【おくどさん】
【お竈さん】
○(京都方言で)竈(カマド)。
参照⇒かまど(竈,竃)(1)
★おくとねこ
【奥利根湖】
◇[日]Okutone Ko
○[地]群馬県の北部、利根川の最上流にある、矢木沢ダムで堰
(セ)き止められた人造湖。
下流には洞元湖(須田貝ダム)・藤原湖(藤原ダム)があり、さ
らに下流には水上温泉がある。
おくとーばー
【オクトーバー】
◇[英]October、[独]Oktober(オクトーバー)
○[暦]十月(10月)の英語名。
略号は「Oct.」,「Oct」,「OCT」。
参照⇒じゅうがつ(十月,0月,一〇月)
◎「八番目の月」の意味で、古代ローマでは一年の初めが3月で
あったことから。
おくとぱす
【オクトパス】
◇[英]octopus
○[動]タコ(蛸)の英語名。
⇒たこ(タコ,蛸,章魚,鮹)
おくとばーふぇすと
【オクトーバーフェスト】
◇[独]Oktoberfest
○ドイツで9月末から10月初めころに開催される収穫祭。ビー
ルを飲んで大騒ぎをする祭典。
ミュンヘンの祭典は特に有名で、10月の第1日曜日を最終日
とする16日間開催される。
おくとるーん
【オクトルーン】
◇octoroon
○黒人の血を8分の1受けている黒白混血児。黒人の血を4分
の1受けている黒白混血児(クアドルーン)と、白人の混血児。
参照⇒こんけつ(混血),むらーと(ムラート),[1]めてぃす(メ
ティス)(3)
おーくにー
【オークニー】
◇Orkney
○(1)[地]⇒おーくにーしょとう(オークニー諸島)
○(2)(Orkney Region)⇒おーくにーしゅう(オークニー州)
おーくにーしゅう《おーくにーしう》
【オークニー州】
◇[英]Orkney Region
○イギリス北部、スコットランド北方沖のオークニー諸島(Ork-
ney Islands)で構成する州。
州都はカークウォール(Kirkwall)。
おくにじょうるり《おくにじやうるり》
【御国浄瑠璃】
○[楽]⇒おくじょうるり(奥浄瑠璃)
おーくにーしょとう《おーくにーしよたう》
【オークニー諸島】
◇[英]Orkney Islands/the Orkney
○[地]イギリス北部、スコットランド北方沖の約70の島から成
る諸島。
イギリス領でオークニー州(Orkney Region)を構成。
参照⇒すかぱふろー(スカパフロー)
おくにっこう《おくにつくわう》
【奥日光】
◇[日]Oku Nikko
○[地]栃木県日光市の、中禅寺湖の北側一帯の日光国立公園・
観光地。
華厳滝(ケゴンノタキ)・戦場ヶ原の湿原・日光湯元温泉などがあ
る。
おぐにまち《をぐにまち》
【小国町】
◇[日]Oguni Machi
○(1)山形県南西部、西置賜郡(ニシオキタマグン)の町。
○(2)新潟県中央部、刈羽郡(カリワグン)の町。
○(3)熊本県北東部、阿蘇郡(アソグン)の町。
参照⇒はちのすじょうふんそう(蜂ノ巣城紛争,蜂の巣城紛争)
◎熊本県阿蘇郡には南小国町(ミナミオグニマチ)もある。
おくのいん《おくのゐん》
【奥の院】
◇[英]penetralia(ペネトラリア)/inner shrine
○(1)神社で、拝殿(ハイデン)の奥にある、神霊や本地仏(ホンジブツ)
を安置(アンチ)してある建物。
○(2)寺院で、本堂の奥にある、開祖や開山を祀(マ)ってある建
物。
◎(1),(2)とも、奥にある高所の山上や岩窟内などに置かれる
ことが多い。
★おくのほそみち
【奥の細道】
○[文]江戸中期、松尾芭蕉(バショウ)(1644〜1694)の俳諧紀行文。
一巻一冊。
1689(元禄 2. 3.27〜 9. 6)門人曾良(ソラ)を伴い、江戸深川
(フカガワ)を立って奥州・北陸をを巡り、伊勢路に入ろうとする
大垣(オオガキ)で筆を止める。
〈書き出し〉
月日は百代(ヒャクダイ,ハクタイ)の過客(カカク)にして、行かふ年も又
(マタ)旅人(タビビト)也(ナリ)。
参照⇒かかく(過客)
◎1694(元禄 7)素竜、清書。
1702(元禄15)刊行。
おくのほそみちもがみがわらいん《おくのほそみちもがみがはらいん》
【奥の細道最上川ライン】
○[交]JR陸羽西線の愛称。
⇒りくうさいせん(陸羽西線)
おくはいだーへいきちょぞうしせつ
《おくはいだーへいきちよざうしせつ》
【オクハイダー兵器貯蔵施設】
◇[英]the Ukhaider Ammunition Storage Area
○[軍]⇒うはいだるへいきちょぞうしせつ(ウハイダル兵器貯
蔵施設)
おくび
【オクビ】
○胃の中にたまったガスが口の外に出たもの。げっぷ。
◎オクビにも出さない
◎「(「口」偏+「愛」:補助2248)」,「(「口」偏+「愛」)気」とも書く。
おくひだぼじょう《おくひだぼじやう》
【奥飛騨慕情】
○[楽]竜鉄也作詞・作曲の歌謡曲。
歌も竜鉄也。
◎1980. 9.(昭和55)レコード発売。
おくびょういた《おくびやういた》
【臆病板】
○背板の別称。
⇒せいた(背板)(3)
おくほたかだけ
【奥穂高岳】
◇[日]Okuhotaka Dake
○[地]⇒ほたかだけ(穂高岳)(2)
おくみ
【衽】
【袵】
○(1)[服]着物の前の左右にある前身頃(マエミゴロ)に縫い足した、
襟(エリ)から褄(ツマ)に至る半幅の細長い布。
「おくび(衽,袵)」とも呼ぶ。
参照⇒みぎまえ(右前),ひだりまえ(左前)
◎「大領(オオクビ)」の転。
○(2)[劇]花道の両側にある、土間の割り余った所。
おくみおもて
【奥三面】
○[俗]⇒みおもて(三面)(2)
おくやま
【奥山】
◇[日]okuyama/Okuyama
○(1)人里(ヒトザト)離れた奥深い山。
「深山(ミヤマ)」,「奥山(シンザン)」とも呼ぶ。
⇔とやま(外山),はやま(端山)
○(2)東京都台東区浅草2丁目(旧浅草公園第四区)、金竜山浅
草寺の裏側にあたる地区の俗称。
参照⇒あさくさろっく(浅草六区)(1)
◎江戸時代、乞胸(ゴウムネ)などの遊芸の地で、のち浅草六区に
引き継がれる。
参照⇒ごうむね(乞胸)
○(3)静岡県西部、引佐郡(イナサグン)引佐町(イサチョウ)の一地区。
臨済宗方広寺派の大本山、方広寺の門前集落。
参照⇒ほうこうじ(方広寺)(2)
おくやまはんそうぼう《おくやまはんそうばう》
【奥山半僧坊】
○⇒ほうこうじ(方広寺)(2)
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