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百 科 辞 書 《おは》 編集:獨 澄旻
-------- おは --------------------------------------------------
おーばー
【オーバー】
◇[英]overcoat
○[服]オーバーコートの和略語。
⇒がいとう(外套)
おーぱ
【オーパ】
◇[登録商標]Opa
○[交]トヨタ自動車の小型乗用車。
◎2000. 5.24(平成12)新発売。総排気量1,800ccと2,000cc
で、ミニバンとセダンの中間車種。
★おばあちゃん
【お婆ちゃん】
○
◎お婆ちゃん子は三文(サンモン)安(ヤ)す
おばあちゃんのはらじゃく
【おばあちゃんの原宿】
【お婆ちゃんの原宿】
○東京都豊島区北東部の巣鴨(スガモ)にある、旧中山道(ナカセンドウ)
の地蔵通り商店街の別称。
参照⇒じぞうどおりしょうてんがい(地蔵通り商店街)(1)
◎「若い人が原宿に集まるように、お婆ちゃん(お年寄り)が集
まる場所」の意味。
おーはい
【オーハイ】
◇Ojai
○アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California
State)南部のベンチュラ郡(Ventura County)西部にある町。
オーハイ映画祭(Ojai Film Festival)を開催。
おはいお
【オハイオ】
◇Ohio、北米インディアンのイロコイ語「きれいな川・大きな
川」から。
○(1)[地](the Ohio)⇒おはいおがわ(オハイオ川)
○(2)(Ohio State)⇒おはいおしゅう(オハイオ州)
○(3)(Ohio County)⇒おはいおぐん(オハイオ郡)
おはいおがわ《かはいおがは》
【オハイオ川】
◇[英]the Ohio、北米インディアンのイロコイ語「きれいな川
・大きな川」から。
○[地]アメリカ中東部、ミシシッピー川(Mississippi River)
の支流。
アパラチア山脈に発し、オハイオ州南部のケンタッキー州と
の州境を流れてミシシッピー川に合流する。
〈支流〉
カノーア川(Kanawha River)。
エルク川(Elk River)。
おはいおきゅうげんしりょくせんすいかん
《おはいおきふげんしりよくせんすいかん》
【オハイオ級原子力潜水艦】
◇[英]Ohio class submarine
○[軍][原]核弾頭のトライデント・ミサイル(SLBM)や巡航
ミサイルを積載する大型原子力潜水艦。
「トライデント」とも呼ぶ。
参照⇒とらいでんと(トライデント)(3)
おはいおぐん
【オハイオ郡】
◇[英]Ohio County
○アメリカ合衆国中央部、インディアナ州(Indiana State)南
東部の郡。南部をスウィツァランド郡(Switzerland County)に
接し、東部をケンタッキー州に隣接。
郡都はライジングサン(Rising Sun)。
〈人口〉
1980(昭和55)5,059人。
1990(平成 2)5,315人。
2000(平成12)5,623人。
2005(平成17)5,874人。
おはいおしゅう《おはいおしう》
【オハイオ州】
◇[英]Ohio State
○アメリカ合衆国東部の州。
州都はコロンブス(Columbus)。
参照⇒おはいおがわ(オハイオ川)
〈面積〉
10万6,067平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)1,084万7,100人。
2000(平成12)1,135万3,100人。
2002(平成14)1,139万4,900人。
おーばーおすたーらいひしゅう《おーばーおすたーらいひしう》
【オーバーエスターライヒ州】
◇[独]Bundesland Oberoesterreich/Bundesland Oberoster-
reich、[英]Upper Austria State
○オーストリア北部の州。北東部をチェコ、北西部をドイツに
隣接。
州都はリンツ(Lin)。
◎「上オーストリア州([英]State of Upper Austria)」の意味。
★おーばーおーる
【オーバーオール】
◇[英]overalls
○[服]⇒つなぎ(繋ぎ)()
★おはぎ
【お萩】
【御萩】
○[食]糯米(モチゴメ)に粳米(ウルチゴメ)を少しまぜて炊(タ)いて作っ
た餅に、小豆餡(ウズキアン)・黄粉(キナコ)などをまぶしたもの。
彼岸(ヒガン)に作ることが多い。
「萩の餅」とも呼ぶ。
◎彼岸のころに咲く花から、春には「ぼたもち」、秋には「おは
ぎ」と呼ぶという。
また一説に、春には「ぼたもち(牡丹餅)」、夏には「よふね(夜
船,夜舟)」、秋には「おはぎ」、冬には「きたまど(北窓)」と呼ぶ。
おーばーきる
【オーバーキル】
◇[英]overkill
○(1)[軍]過剰殺戮(サツリク)・過剰殺害。
○(2)[軍](特に)核兵器による過剰殺戮。核兵器の過剰破壊力。
○(3)[経](転じて)景気の、引き締め過ぎ・抑制し過ぎ。
○(4)(一般に)やり過ぎ・過剰。
★おはぐろ
【鉄漿】
【御歯黒】
【お歯黒】
○(1)
参照⇒ふしかね(付子鉄漿,附子鉄漿),そめば(染め歯,染歯),
まこもずみ(真菰墨)
○()[俗]ソラマメの黒い部分。
おはぐろどぶ
【御歯黒溝】
○[歴]江戸新吉原遊郭の周囲にめぐらした溝。
遊女の逃亡を防ぐためのもの。
◎名前の由来は、遊女が御歯黒の汁を捨てたことからとも、汚
水が黒いための連想からともいう。
おはぐろばな
【オハグロバナ】
【御歯黒花】
○[植]⇒うまのすずくさ(ウマノスズクサ,馬の鈴草,馬兜鈴)
★おばけえんとつ
【お化け煙突】
○[歴][俗]東京都足立区(アダチク)千住桜木(センジュサクラギ)にあっ
た東京電力千住火力発電所の四本の煙突の俗称。
名称は見る位置と方角によって菱形に配置された煙突が1〜
4本に見えることから。
◎1926. 1.28(大正15)東京電力千住火力発電所、送電開始。
1953. 3.(昭和28)映画『煙突の見える場所』で全国に知られ
る。
1964(昭和39)解体。
おばけとうろう
【お化け灯籠】
○[俗]東京都台東区上野公園の上野東照宮門前にある、高さ6
メートルの石灯籠の俗称。
日本三大灯籠の一つ。
◎上野東照宮へ石灯籠を納めるには十万石以上の大名に限られ
ていた。俗説では、一万八千石の佐久間大膳亮平朝臣勝之は、
1631(寛永 8)無理をして勝手に特大の灯籠を奉納して切腹となっ
た。一説に、その大膳が夜な夜な灯籠の陰に現れたので、この
名があるという。
★おばけやしき
【お化け屋敷】
○(1)お化けが出るという屋敷。幽霊屋敷。
○(2)見世物小屋の一種。
★おはこ
【十八番】
○得意とする芸。
おばこだけ《をばこだけ》
【伯母子岳】
◇[日]Obako Dake
○[地]奈良県南西部、吉野郡(ヨシノグン)にある紀伊山地の山。標
高1,344メートル。
おーばーこーと
【オーバーコート】
◇[英]overcoat
○[服]⇒がいとう(外套)
おーばーざにーそっくす
【オーバーザニーソックス】
◇[英]over-the-knee socks
○[服]⇒にーそっくす(ニーソックス)(1)
★おーばーざるつべるく
【オーバーザルツベルク】
◇Obersalzberg
○ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)南部の町。
オーストリア国境近くのリゾート地。
ナチス・ドイツの歴史資料館がある。
◎ナチス・ドイツの施設やヒトラーの別荘があった。
ナチス時代に地下壕として押収されていたホテル「ツム・トゥ
ルケン(Hotel zum Tuerken)」の地下室が有料で公開されている。
◎ザルツブルク(Salzburg)はオーストリアの地名。
おはした
【御半下】
【御端】
○[歴]奥方や姫君などに仕える、水仕(ミズシ)や雑役に従う身分
の低い女奉公人。
「端女(ハシタメ)」,「御末(オスエ)」とも呼ぶ。
◎おはした21人に共同で使役される「小僧女」という女奉公人も
いた。
おーばーしゅれじえんのひんでんぶるく
【オーバーシュレジエンのヒンデンブルク】
◇[独]Hindenburg in Oberschlesien
○[古]ポーランドの都市ザブシェ(Zabrze)のドイツ語名。
⇒ざぶじぇ(ザブシェ)
おばしら《をばしら》
【男柱】
【雄柱】
○(1)⇒おやばしら(親柱)
○(2)櫛(クシ)の両端の太い二本の歯。
おーばーすかーと
【オーバースカート】
◇[英]overskirt
○[服]スカートの上に重ねて着用するスカート。
多くは多くの襞(ヒダ)やリボンのある装飾的なもの。
前部が開いて腰周りに重ねるタイプと前掛けのように前部を
覆(オオ)うタイプがある。
ファッションとしてショートパンツやスラックスの上にも着
用する。
◎アンダースカート(underskirt):⇒ぺちこーと(ペチコート)
おばすて《をばすて》
【姨捨】
◇[日]Obasute
○(1)[地]冠着山(カムリキヤマ)の別称。
⇒かむりきやま(冠着山)
○(2)[通]長野県北部、長野盆地南西の冠着山北麓一帯の地域
名。
○(3)[交]⇒おばすてえき(姨捨駅)
おばすてえき《をばすてえき》
【姨捨駅】
○[交]長野県千曲市にある、JR篠ノ井線(シノノイセン)の駅。
冠着(カムリキ)駅(坂井村)と稲荷山(イナリヤマ)駅(長野市)の間。
おばすてやま《をばすてやま》
【姨捨山】
◇[日]Obasute Yama
○(1)[地]冠着山(カムリキヤマ)の別称。
⇒かむりきやま(冠着山)
○(2)昔話の一つ。
男が年老いた母または親代りの姨(老女)を養っていたが、村
の掟(オキテ)で妻に進められて山中に置いて来ることになる。道々
で背に負った姨の愛情や知恵に感動し、連れ帰ってかくまう。
あるとき村中が困る難題を姨の知恵で解決し、棄老の掟が廃
止される。
「うばすてやま(姨捨山)」とも、「棄老伝説(キロウデンセツ)」とも呼
ぶ。
○(3)[俗]若い女性の多い職場で、比較的年齢の高い女性が配
属・転属される部署。
多くは接客業務の部署に対し、裏方の事務や雑務を担当する
部署。
○(4)[古][俗]明治初期の東京女子師範学校(現:国立お茶の水
女子大学)の俗称。
参照⇒とうきょうじょししはんがっこう(東京女子師範学校)
おーばーすと
【オーバースト】
◇[独]Oberst
○[軍](ドイツ語で)大佐。
⇒たいさ(大佐)
おーばーすとすろいとなんと
【オーバーストロイトナント】
◇[独]Oberstleutnant
○[軍](ドイツ語で)中佐。
⇒ちゅうさ(中佐)
おばせえき《をばせえき》
【小波瀬駅】
○[古][交]⇒おばせにしこうだいまええき(小波瀬西工大前駅)
おばせにしこうだいまええき《をばせにしこうだいまへえき》
【小波瀬西工大前駅】
○[交]福岡県京都郡(ミヤコグン)苅田町(カンダマチ)にある、JR日豊
本線(ニッポウホンセン)の駅。
苅田駅と行橋(ユクハシ)駅(行橋市)の間。
◎1992.10. 1(平成 4)小波瀬駅を改称。
おばた《をばた》
【小俣】
◇[日]Obata
○(1)[交]⇒おばたえき(小俣駅)
○(2)[古]⇒おばたちょう(小俣町)
おーばーたいむ
【オーバータイム】
◇[英]overtime
○(1)規定外労働時間・超過勤務時間。
○(2)(1)の労働。時間外労働・超過勤務。残業。
○(3)(1)の手当て。残業代。
○(4)[国][運]競技などで、規定の時間または回数を超えること。
参照⇒たいむおーばー(タイムオーバー)
おばたえき《をばたえき》
【小俣駅】
○[交]三重県伊勢市小俣町元町(オバタチョウモトマチ)にある、近鉄山
田線の駅。
明野(アケノ)駅と宮町(ミヤマチ)駅の間。
◎JR両毛線には小俣(オマタ)駅がある。
◎旧住所は度会郡(ワタライグン)小俣町(オバタチョウ)元町(モトマチ)。
おばたちょう《をばたちやう》
【小俣町】
◇[日]Obata Cho
○[古]三重県東部、度会郡(ワタライグン)の町。
陸上自衛隊明野(アケノ)駐屯地・明野航空学校がある。
〈面積〉
11.56平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万8,125人。
◎1928(昭和 3)町制施行。
1955(昭和30)有田村の一部を編入。
1957(昭和32)斎明村の一部を編入。
2005.11. 1(平成17)伊勢市に編入。
おーばちゅあ
【オーバチュア】
◇[英]overture
○[楽]⇒じょきょく(序曲)
おーばーちゅあ
【オーバチュア】
◇[英]overture(オーバチュア)
○[楽]⇒じょきょく(序曲)
おーぱーつ
【オーパーツ】
◇[英]ooparts
○[俗]古代の遺跡や出土品で、製作方法や技術などが解明でき
ない不思議なもの。
◎「場違いの人工物(out of place artifacts)」から。
おはつてんじん
【お初天神】
○[俗]⇒つゆてんじんじゃ(露天神社)
おはつとくべえ《おはつとくべゑ》
【お初徳兵衛】
○[劇]⇒そねざきしんじゅう(曾根崎心中)
おーばーどーす
【オーバードース】
◇[英]overdose(オバードース)
○(1)[薬][医](薬物の)過剰摂取・過量服用。
参照⇒かりょう(過量)
○(2)[薬][医](薬物の)過剰投与・過量投与。
参照⇒かりょう(過量)
おばな《をばな》
【尾花】
○(1)[植]ススキの花穂。また、ススキ。
⇒すすき(ススキ,薄,芒)
◎秋の七草の一つ。
◎花言葉:勢力・活力。
○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。
表は白、裏は薄縹(ウスハナダ)。
おばな《をばな》
【雄花】
◇[英]male flower/staminate flower
○[植]単性花の一つ。
オシベ(雄蕊)があって、メシベ(雌蕊)のない花。
また、メシベの生殖機能が退化し、オシベのみが機能する花。
「ゆうか(雄花)」,「雄性花」とも、実を結ばないことから「むだ
ばな(無駄花,徒花)」,「あだばな(あだ花,徒花)」とも呼ぶ。
⇔めばな(雌花)
おばなざわし《をばなざはし》
【尾花沢市】
◇[日]Obanazawa Shi
○山形県北東部の市。
南東部を東根市(ヒガシネシ)、南西部を村山市(ムラヤマシ)に接し、
東部を宮城県に隣接。
おはなちゃん
【お花ちゃん】
○[楽]矢野亮作詞、吉田矢健治作曲の歌謡曲。
歌は三橋美智也。
◎1956.10.(昭和31)レコード発売。
おはなばたけえき
【御花畑駅】
○[交]埼玉県秩父市にある、秩父鉄道の駅。
秩父駅と影森(カゲモリ)駅の間。
◎西武秩父線の西武秩父駅と連絡。
おばーにゅ
【オバーニュ】
◇Aubagne
○⇒おーばーにゅ(オーバーニュ)
おーばーにゅ
【オーバーニュ】
◇Aubagne
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)南西部のブーシュ
デュローヌ県(Departement Bouches-du-Rhone)南東部にある都
市。
フランス外人部隊の司令部がある。
参照⇒がいじんぶたい(外人部隊)(1)
「オバーニュ」とも呼ぶ。
おーばーはるつ
【オーバーハルツ】
◇[独]Oberharz
○[地]⇒はるつさんち(ハルツ山地)
おーばーへっど
【オーバーヘッド】
◇[英]overhead
○(1)頭上の・頭上に。高架の。
○(2)一般的な・平均的な。諸経費を含んだ。
○(3)[経](overheads)経常経費・固定費・間接費。
○(4)[運](テニスなどの)頭上からの打ち下ろし(スマッシュ)。
○(5)[計]現在必要とする処理以外の処理負荷。
ディスク・アクセスなど処理速度を低下させる要因。
おばま《をばま》
【小浜】
◇[日]Obama
○(1)⇒おばまし(小浜市)
○(2)⇒おばまちょう(小浜町)
○(3)[交]⇒おばまえき(小浜駅)
◎「こはま」とも読む。
参照⇒こはまじま(小浜島)
おばまえき《をばまえき》
【小浜駅】
○[交]福井県小浜市にある、JR西日本小浜線の駅。
勢浜(セイハマ)駅と東小浜(ヒガシオバマ)駅の間。
おばまし《をばまし》
【小浜市】
◇[日]Obama Shi
○福井県西部、小浜湾に面する市。
古くから敦賀(ツルガ)に次ぐ畿内の外港で、漁業根拠地。海水
浴や蘇洞門(ソトモ)への観光基地ともなっている。
若狭塗・瑪瑙(メノウ)細工が特産。
◎古代、若狭国府の所在地。
もと酒井氏11万石の旧城下町。
1951(昭和26)市制。
1997(平成 9)小浜町並み保存資料館、完成。
◎埼玉県川越市と姉妹都市。
おばません《をばません》
【小浜線】
○[交]JR西日本(西日本旅客鉄道)が運行する、東舞鶴(ヒガシマ
イヅル)駅(京都府舞鶴市)〜敦賀(ツルガ)駅(福井県敦賀市)間の鉄
道路線。全長84.3キロメートル。
〈停車駅〉
東舞鶴駅・松尾寺(マツノオデラ)駅・青郷(アオノゴウ)駅・三松(ミツマツ)
駅・若狭高浜(ワカサタカハマ)駅・若狭和田(ワカサワダ)駅・若狭本郷(ワカ
サホンゴウ)駅・加斗(カト)駅・勢浜(セイハマ)駅・小浜(オバマ)駅・東小
浜(ヒガシオバマ)駅・新平野(シンヒラノ)駅・上中(カミナカ)駅・若狭有田
(ワカサアリタ)駅・大鳥羽(オオトバ)駅・十村(トムラ)駅・藤井(フジイ)駅・
三方(ミカタ)駅・気山(キヤマ)駅・美浜(ミハマ)駅・東美浜(ヒガシミハマ)駅
・粟野(アワノ)駅・西敦賀(ニシツルガ)駅・敦賀駅。
◎2003. 3.15(平成15)電化。
おばまちょう《をばまちやう》
【小浜町】
◇[日]Obama Cho
○(1)長崎県島原半島中西部、南高来郡(ミナミタカキグン)の町。
雲仙岳の西麓にあり、小浜温泉と観光の町。
○(2)千葉県銚子市の地名。漁港。
★おはよう《おはやう》
【お早う】
○朝の挨拶言葉。
◎英語:グッドモーニング(good morning)。
中国語:早安(zao'an)(ザオアン)。
インドネシア語:スラマッパギ(selamat pagi)。
マレー語:スラマッパギ(selamat pagi)。
おはよーにゅうぎょう《おはよーにゆうげふ》
【オハヨー乳業】
○[経]乳製品の製造販売会社。
本社は岡山県岡山市。
おはら《をはら》
【小原】
◇[日]Ohara
○京都市北部(洛北)の大原の別称。
⇒おおはら(大原)(3)
おはら
【大原】
◇[日]Ohara
○京都市北部(洛北)の大原の別称。
⇒おおはら(大原)(3)
おはらぶし《をはらぶし》
【おはら節】
【小原節】
○(1)[楽]鹿児島民謡。
「鹿児島おはら節(小原節,小原良節)」とも呼ぶ。
◎1933〜1934(昭和 8〜昭和 9)ころ、全国に流行。
○(2)[楽]日本海沿岸で唄われている、「おはら」または「おわら」
の囃子詞(ハヤシコトバ)が入る民謡。
「おわら節」とも呼ぶ。
○(3)[楽]特に、富山県婦負郡(ネイグン)八尾町(ヤツオマチ)の盆踊り
歌「越中おわら節」。
⇒おわらぶし(おはら節)(1)
おばらむら《をばらむら》
【小原村】
◇[日]Obara Mura
○[古]愛知県北中部、西加茂郡(ニシカモグン)の村。
◎2005. 4. 1(平成17)豊田市に編入。
おはらめ
【大原女】
○(1)[歴]京都北郊の大原(オオハラ)や八瀬(ヤセ)あたりから、柴(シバ)
・薪(タキギ)・黒木炭・木工品などを頭にのせ、京都の町へ来て
売り歩く行商女。
木綿絣(モメンガスリ)で帯を前で結び、赤い三幅前掛(ミハバマエカケ)
をつけ、手足は紺木綿の手甲(テッコウ)と脛巾(ハバキ)、草鞋(ワラジ)
履(バ)きという独特な風俗であった。
「おおはらめ(大原女)」,「黒木売(クロキウリ)」とも呼ぶ。
参照⇒しらかわめ(白川女),はたのおば(畑の姥),かつらめ
(桂女)(2)
◎大原女の姿は一説に、建礼門院(安徳天皇の母)の側近にした
がった阿波内侍(アワノナイシ)(藤原通憲の娘)の柴刈り姿を伝えてい
るという。
○(2)[劇]歌舞伎舞踊の一つ。長唄。変化物。作詞:二世瀬川
如皐(ジョコウ)、作曲:九世杵屋六左衛門。『奉掛色浮世図画(カケ
タテマツルイロノウキヨエ)』の中の踊り。
おかめの面をつけた小原女の姿から、引き抜きで毛槍を振る
奴(ヤツコ)に変わる、おかしみの踊り。
◎1810(文化 7)江戸中村座で三世中村歌右衛門が初演。
おはりだでら《をはりだでら》
【小墾田寺】
○[歴]⇒むくはらでら(向原寺)
おはりだのみや《をはりだのみや》
【小墾田宮】
○[歴]推古天皇の皇居の一つ。
奈良県高市郡(タカイチグン)明日香村(アスカムラ)の、雷(イカツチ)または
岡(オカ)と推定されている。
豊浦宮(トユラノミヤ)から遷都(セント)。
参照⇒あすかきょう(飛鳥京)
おばーりん
【オバーリン】
◇Oberlin
○(1)アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)中
南西部のアレン郡(Allen County)の郡都。
○(2)アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)北西
部のディケイター郡(Decatur County)の郡都。
おぱーる
【オパール】
◇[英]opal
○[鉱]半透明・乳白色のガラス質で、真珠のような虹色に変化
する光沢をもつ、珪酸(ケイサン)を主成分とする鉱物。
良質のものは宝石として装飾品などの製作に用いるが、やや
割れやすい。
「蛋白石(タンパクセキ)」とも呼ぶ。
◎十月の誕生石。
おーばーん
【オーバーン】
◇Auburn
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
北東部のプレーサー郡(Placer County)中南西部にある郡都。
★おばんぼらんど
【オバンボランド】
◇Ovamboland
○ナミビア北部の地域。東部をカバンゴランド(Kavangoland)、
西部をカオコフェルト(Kaokoveld)に接し、北部をアンゴラに
隣接。
南アフリカの旧黒人居住地区(homeland)の一つ。
参照⇒ほーむらんど(ホームランド)
おひ
【オヒ】
◇[希]ochi
○(ギリシア語で)いいえ・ノー([英]no)。
◎ギリシア文字では"οχι"。
はい・イエス([英]yes)はネ(nai)。
[1]おび
【オビ】
◇[英]ovi-(オヴィ)/ovo-/ov-
○[接頭辞]「卵」を表す語形成要素。
◎オビパリティ(oviparity):卵生。
オビポジタ(ovipositor):産卵管。
オビフォーム(oviform):卵形の。
オボテスティス(ovotestis):卵精巣。
オバム(ovum):卵/卵子。
オバリ(ovary):卵巣/子房。
オバル(oval):卵形の/卵形。
[2]おび
【オビ】
◇[露]Reka Ob'/Reku Ob'、[英]the Ob
○[地]⇒おびがわ(オビ川)
おび
【飫肥】
◇[日]Obi
○(1)宮崎県南東部、日南市の中心市街地。
藩校振徳堂・武家屋敷など城下町の面影を留めている。
参照⇒にちなんし(日南市)
◎もと南那珂郡(ミナミナカグン)の町。
1977(昭和52)国の伝統的建造物群保存地区に指定。
○(2)[歴]⇒おびはん(飫肥藩)
おぴあ
【オピア】
◇[フ]empire
○(フランス語で)帝国。
⇒ていこく(帝国)
おーぴーあーるてぃー
【OPRT】
◇[英]Organization for the Promotion of Responsible Tuna
Fisheries
○[海]「責任あるまぐろ漁業推進機構」の略称。
本部は東京。
おーびーいー
【OBE】
◇[英]Officer of the Order of the British Empire
○英帝国勲爵士の略称。
名誉大英勲章の第4位。
参照⇒めいよだいえいくんしょう(名誉大英勲章)
おぴえーと
【オピエート】
◇opiate
○[化]ケシ(芥子)から採れる物質の総称。また、その類縁体。
麻酔薬や鎮痛剤として使用されるモルヒネやヘロインの主成
分。
参照⇒あへん(アヘン,阿片,鴉片)
おーぴーえむ
【OPM】
◇[インドネシア語]Organisasi Papua Maredeka、[英]Free
Papua Movement
○自由パプア運動の略称。
インドネシアからパプア州の独立を目指す武装ゲリラ。
おぴおいど
【オピオイド】
◇[英]opioid
○[化][薬]脳内でオピオイド受容体(モルヒネ受容体)と結合し、
モルヒネ様作用を発現する化学物質の総称。
脳内麻薬とも呼ばれるエンドルフィン(endorphin)や合成麻
薬も含まれる。
参照⇒えんどるふぃん(エンドルフィン),もるひね(モルヒネ)
◎「アヘン(opium)のようなもの(-oid)」の意味。
おびおんぐん
【オビオン郡】
◇[英]Obion County
○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)北西
部の郡。西部をレイク郡(Lake County)に接し、北部をケンタッ
キー州に隣接。
郡都はユニオンシティー(Union City)。
おひがし
【お東】
○[俗]東本願寺の通称。
⇒ひがしほんがんじ(東本願寺)(1)
★おびがみ
【帯紙】
○(1)
○(2)(新刊の)書籍の外箱やカバー(表紙)の下の方に巻く帯状
の紙。
内容や著者の紹介や著名人の批評などが印刷されたもの。
俗称は「こしまき(腰巻,腰巻き)」。
★おびがわ《おびがは》
【オビ川】
◇[露]Reka Ob'/Reku Ob'、[英]the Ob
○[地]ロシアの大河。
ハンティ・マンシ自治管区(Khanty-Mansiysky Autonomous
Okrug)でイルティシ川(Reka Irtysh)が合流する。
おびき
【おびき】
【誘き】
○(1)誘き入れるための物。
○(2)誘き入れる役の人。
○(3)擬餌鉤(ギジバリ)(ルアー)の一種。
⇒すぷーん(スプーン)(4)
おびきがね
【おびき金】
【誘き金】
○(1)誘き入れるための見せ金。
○(2)擬餌鉤(ギジバリ)(ルアー)の一種。
⇒すぷーん(スプーン)(4)
おびきん
【帯筋】
◇[英]hoop tie
○[建]鉄筋コンクリートの柱の主鉄筋を、一定間隔で取り囲む
補強筋。
参照⇒あばらきん(肋筋)
おびくい《おびくひ》
【帯食い】
【帯食】
○[楽]雅楽の『太平楽(タイヘイラク)』などの装束で、帯の上に用い
る装飾物。
◎名称は、口に帯をくわえた形を模していることから。
古代中国の制で、鎧(ヨロイ)の胸に鬼面つけたことによる。
おびざか
【帯坂】
◇[日]Obi Saka
○[地]東京都千代田区九段南(クダンミナミ)4丁目にある坂。
番町皿屋敷のお菊が帯を引きずりながら逃げたという伝説が
ある。
おひさしぶりね
【お久しぶりね】
○[楽]杉本真人作詞・作曲の歌謡曲。
歌は小柳ルミ子。
◎1983. 8.(昭和58)発売。
[1]おーびーしー
【OBC】
◇[英]other backward class
○インドのカースト制度外にいる「その他後進階級」の略称。
⇒[1]だり(ダリ)
[2]おーびーしー
【OBC】
◇[英]Osaka Broadcasting Corporation
○[放]ラジオ大阪の略称。
⇒らじおおおさか(ラジオ大阪)
おーぴーしーだぶりゅ
【OPCW】
◇[英]Organization for Prohibition of Chemical Weapons
○化学兵器禁止機関の略称。
本部はオランダのハーグ。
参照⇒かがくへいききんしじょうやく(化学兵器禁止条約)
★おひしば《をひしば》
【オヒシバ】
【雄日芝】
◇[学]Eleusine indica
○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)オヒシバ属(Eleusine)
の一年草または多年草。熱帯から温帯に広く自生する一般的な
雑草の一種。
熱帯や中国などでは牧草として利用する。
漢名は「牛筋草(niujincao)(ギュウキンソウ)」。
「オヒジワ(雄陽皺)」,「チカラグサ(力草)」,「スモウトリグサ
(相撲取草)」とも呼ぶ。
参照⇒めひしば(メヒシバ,雌日芝)
おびしゃ
【御歩射】
【御奉射】
○(1)騎射(ウマユミ)に対して、徒弓(カチユミ)で的を射る行事。
○(2)関東地方東部の神社で主に年頭に行われていた悪魔をは
らい豊作を祈る農村行事。
弓で奉射的(ブシャマト)と呼ばれる大的を射て、当たった矢数で
その年の天候や作物の出来具合を占った。
今はほとんど弓を射る行事が脱落し、単に年頭の初寄り合い
となっている。
「おぶしや(御歩射,御奉射)」,「ぶしゃ(歩射,奉射)」,「びしゃ
まつり(歩射祭,備謝祭)」,「御弓神事(オユミシンジ)」,「御弓の神事」,
「蟇目神事(ヒキメシンジ)」,「蟇目の神事」,「奉射の神事」,「御結(ミケツ)」,
「弓祈祷(ユミギトウ)」とも呼ぶ。
◎古くは陰暦正月四日、今は二月四日に行われるものが多い。
おひじわ《をひじわ》
【オヒジワ】
【雄陽皺】
○[植]⇒おひしば(オヒシバ,雄日芝)
おーびす
【オービス】
【ORBIS】
○[交]自動速度取り締まり機。
スピード違反の抑制や摘発を目的に高速道路や主な幹線道路
に設置され、赤外線ストロボを使用して高性能カメラで自動車
の4ケタのナンバーを撮影する装置。
アメリカのロッキード社で開発。
しかし、装置の位置を検出するレーダー探知器や、赤外線を
吸収しカメラに写しにくくするナンバープレートガードなどが
市販されている。
旧称は「Nシステム」。
◎カメラで撮影されたデータは文字情報に変換されて警察庁に
送信され、登録されている目的車両との確認ができる。また、
移動追跡も可能。犯罪捜査目的より政治・治安目的にも流用が
可能で、かつ法的制限が設けられていない。
◎"orbis"はラテン語で「眼」。
おぴそめーたー
【オピソメーター】
◇[英]opisometer
○[地]⇒きるびめーたー(キルビメーター)
おひつじざ《をひつじざ》
【おひつじ座】
【牡羊座】
【雄羊座】
◇[英]the Ram
○[天][暦]黄道十二宮の第二星座。12月下旬の夕暮れ、天頂近
くで南中する星座。
うお座(魚座)の東、おうし座(牡牛座)の西に位置する。
「アリエス(Aries)」とも呼ぶ。
◎かつては春分点にあり、獣帯十二宮の第一宮の白羊宮(ハクヨウキュ
ウ)(Aries)に相当したが、白羊宮は歳差のため西方にずれ、現
在はうお座に位置する。
◎イタリア語:アリエーテ(Ariete)。
おーびっど
【オービッド】
◇[英]Ovid
○[人]帝政ローマの詩人オウィディウス(Publius Ovidius
Naso)の英語名。
⇒おうぃでぃうす(オウィディウス)
おびとけこがねづかこふん
【帯解黄金塚古墳】
○[歴]奈良県奈良市田中町にある、7世紀中ころ(古墳時代末
期)の方墳。
おひーば
【オヒーバ】
◇[伊]ojiva(オヒーヴァ)、[英]ogive
○⇒おーじゃいぶ(オージャイブ)
おびばさみ
【帯挟み】
○(1)[服]男の角帯が解けないように、帯の一端を挟む留め具。
○(2)根付(ネツケ)の別称。
⇒ねつけ(根付)(1)
おびはん
【飫肥藩】
◇[日]Obi Han
○[歴]江戸時代、日向国(現:宮崎県)にあった伊東氏5万7千
石の城下町。
藩校は振徳堂。
参照⇒おび(飫肥)(1)
おびひろし
【帯広市】
◇[日]Obihiro Shi
○北海道東南部の市。十勝支庁所在地。
〈面積〉
1970(昭和45)618平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)14万2,000人。
おひまならきてね
【おひまなら来てね】
○[楽]枯野迅一郎作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
歌は五月みどり。
◎1961. 3.(昭和36)レコード発売。
歌詞では「おひまなら来てよね」。
おーぴめんと
【オーピメント】
◇[英]orpiment
○[鉱]⇒せきおう(石黄)
おひや
【お冷や】
【御冷や】
【御冷】
○(1)[食]器に入っている、冷(ヒ)やした飲み水。
「水(ミズ)」,「冷水(レイスイ)」の丁寧(テイルイ)な言い方で、もと女房
詞(ニョウボウコトバ)。
○(2)[食]ひやめし(冷飯)。
おひゃくど
【お百度】
○⇒ひゃくどまいり(百度参り)
◎お百度を踏む
★おひょう
【オヒョウ】
○[植]バラ目(Rosales)ニレ科(Ulmaceae)の落葉高木。
アイヌは樹皮の繊維を織ってアツシ(厚子)と呼ぶ布を作る。
★おひょう
【オヒョウ】
【大鮃】
○[魚]カレイ目(Pleuronectiformes)カレイ科(Pleuronecti-
dae)の海魚。
北洋産は「ハリバ([英]halibut)」,「ハリバット」とも呼ぶ。
★おびる
【帯びる】
○(1)身につける。携帯する。
◎勲章を帯びる
○(2)腰にさげる。
参照⇒はく(佩く,帯く)
◎刀を帯びる
○()
おひるぎ《をひるぎ》
【オヒルギ】
【雄蛭木】
【紅樹】
◇[学]Bruguiera gymnorrhiza
○[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヒルギ科(Rhizophora-
ceae)オヒルギ属(Bruguiera)の常緑高木。樹高約10メートル。
マングローブの一つで、沖縄以南の泥深い海岸に自生する。
材は紅色で堅く、樹皮は「たんがら(丹殻,丹柄)」と呼ぶ染料
となる。
漢名は「こうじゅ(紅樹)」。
参照⇒ひるぎ(ヒルギ,蛭木,漂木),めひるぎ(メヒルギ,雌蛭
木),まんぐろーぶ(マングローブ)
おびんずる《おびんづる》
【御賓頭盧】
○[仏]⇒びんずる(賓頭盧)(1)
おびんずるさま《おびんづるさま》
【御賓頭盧様】
○[仏]⇒びんずる(賓頭盧)(1)
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