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百 科 辞 書 《の》 編集:獨 澄旻
-------- の ----------------------------------------------------
の
【ノ】
◇[西]no
○(スペイン語で)いいえ・ノー([英]no)。
◎はい・イエス([英]yes)はシ(si)。
★のー
【ノー】
◇[英]no
○否定・拒否を表す言葉。いいえ・ちがいます。
⇔[1]いえす(イエス)
◎ドイツ語:ナイン(nein)。
フランス語:ノン(non)。
イタリア語:ノン(non)。
スペイン語:ノ(no)。
ギリシア語:オヒ(ochi)。
ロシア語:ニェット(net)。
トルコ語:ハユル(hayir)。
中国語:不(bu)/不是(bushi)。
★[1]のあ
【ノア】
◇Noah
○[聖]『旧約聖書』「創世記」に登場する人物。
アダム(Adam)の三男セツ(Seth)の10代目の子孫で、セム(Sem)
・ハム(Ham)・ヤペテ(Japheth)の父。
参照⇒のあのはこぶね(ノアの方舟)
◎子孫はアルメニアにウラルトゥ王国(Kingdom of Urartu)(別
称バン王国)を建てたと言われる。
◎ギリシア神話の人類の祖先:参照⇒[1]ぴら(ピラ)
[2]のあ
【ノア】
◇[登録商標]NOAH
○[交]トヨタ自動車(株)のミニバン。3列シート。
ライトエースノアの後継モデル。ファミリー層向け。
参照⇒ヴぉくしー(ヴォクシー)
◎2004. 8.17(平成16)一部を改良し、新たに2列シート仕様車
も発売。
のあ
【ノア】
【NOAA】
◇[英]National Oceanic and Atmospheric Administration
○(1)[気]米国海洋大気庁。
◎1970(昭和45)設立。
○(2)[気][宇]米国海洋大気庁に所属する実用気象衛星。
のあかいろ《のあくわいろ》
【NOR回路】
◇[英]NOR circuit
○[計][電]ある信号線を開閉する電子回路の一つ。
┌──┬────┬──┐
│入力│スイッチ│出力│
├──┼────┼──┤
│ 0 │ 0 │ 1 │
│ 0 │ 1 │ 0 │
│ 1 │ 0 │ 0 │
│ 1 │ 1 │ 0 │
└──┴────┴──┘
◎OR回路の出力を反転させたものと同値。
参照⇒おあかいろ(OR回路)
★のあのはこぶね
【ノアの方舟】
◇[英]Noah's Ark
○[聖]
参照⇒ぎるがめしゅ(ギルガメシュ)
◎『旧約聖書』創世記によれば、長さは三百キュビト(cubits)、
幅は五十キュビト、高さは三十キュビト。
1キュビトは約44センチメートル。
洪水の後の上陸地は現在トルコ東端のアララト山とされる。
参照⇒あららとさん(アララト山),てんぺんちいせつ(天変地
異説)
のい
【ノイ】
◇[独]neu、[英]new
○[形](ドイツ語で)新しい。
のいえんぶるく
【ノイエンブルク】
◇[独]Neuenburg
○スイスの都市ヌシャテル(Neuchatel)のドイツ語名。
⇒ぬしゃてる(ヌシャテル)(3)
のいえんぶるくこ
【ノイエンブルク湖】
◇[独]Neuenburgersee/Neuenburger See、[フ]Lac de Neucha-
tel
○[地]スイス西部のヌシャテル湖のドイツ語名。
⇒ぬしゃてるこ(ヌシャテル湖)
のいし
【野石】
◇[日]noishi
○[建]道端や河原などに転がっている丸い自然石。
特に、割らずに使用するもの。
「転石(テンセキ)」とも呼ぶ。
参照⇒たまいし(玉石)(1),ごろたいし(ごろた石)
のいず
【ノイズ】
◇[英]noise
○(1)雑音・騒音。物音。
◎非音楽的な音で、特に大小にかかわりなく不快な音。
○(2)[放]テレビ・ラジオなどの電波に混入する不要な電波。
テレビの画像に現れる二重画像や乱像は「ゴースト(ghost)」
とも呼ぶ。
○(3)[通]電話・インターネットなどの通信に混入する不要な
信号。
○(4)(転じて)判断に誤りを与える無関係な情報。
◎厳密には意図的に流されるニセ情報とは異なる。
のいた
【野板】
◇[日]nota
○[建]⇒あらいた(粗板)
のいだ
【ノイダ】
◇Noida
○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)北西部、ゴータムブドゥナガール県(Gautam Budh Nagar
District)の県都。
北緯28.58°、東経77.33°の地。
首都ニューデリー(New Delhi)の東郊に位置する産業都市。
〈人口〉
1991(平成 3)14万6,514人。
2001(平成13)29万3,908人。
のいちちょう《のいちちやう》
【野市町】
◇[日]Noichi Cho
○[古]高知県中東部、香美郡(カミグン)の町。西部を南国市に接
する。
◎2004(平成16)世界クラシックカー博物館、開館。日米欧の22
台を展示。
2006. 3. 1(平成18)赤岡町(アカオカチョウ)・香我美町(カガミチョウ)・
夜須町(ヤスチョウ)・吉川村(ヨシカワムラ)と合併して香南市(コウナンシ)を発
足。
◎石川県石川郡(イシカワグン)には野々市町(ノノイチマチ)があった(現:
野々市市)。
のいば
【ノイバ】
◇[葡]noiva(ノイヴァ)
○(1)(ポルトガル語で)花嫁。
⇒[1]はなよめ(花嫁)
○(2)(ポルトガル語で)女友達・フィアンセ。
★のいばら
【ノイバラ】
【野茨】
【野薔薇】
◇[学]Rosa multiflora
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa)の半蔓
性落葉低木。
日当りのよい山地に普通に見られる。
樹高は約2メートル。
全体に細くツル性で、曲った鋭いトゲ(刺)がある。
5〜6月、枝先に径2〜3センチメートルの白い五弁花を多
数開く。
「ノバラ(野薔薇)」とも呼ぶ。
◎夏の季語。
[1]のいまん
【ノイマン】
◇Franz Ernst Neumann
○[人]ドイツの物理学者(1798〜1895)。
[2]のいまん
【ノイマン】
◇John von Neumann
○[人]⇒ふぉんのいまん(フォン・ノイマン)
のいまんがたこんぴゅーたー
【ノイマン型コンピューター】
◇[英]von Neumann-type computer
○[計]フォン・ノイマン(John von Neumann)が提案した原理に
基づくコンピューター。
特徴は、<1>ソフトウェアをデータと同様にメモリーに格納
するプログラム内蔵方式、<2>プログラムから命令を順次読み
出して実行する逐次制御方式、の2つ。
パソコンを始めほとんどのコンピューターはこの方式のもの。
参照⇒ふぉんのいまん(フォン・ノイマン)
のいらーと
【ノイラート】
◇Otto Neurath
○[人]オーストリアの哲学者(1882〜1945)。
★のいらみにだーぜ
【ノイラミニダーゼ】
◇[英]neuraminidase
○[生化]インフルエンザウイルスの表面の突起を成すタンパク
質の一つ。
9種類の型が知られている。
ヘマグルチニン(HA)と組み合せてウイルスをNnAnのよ
うに分類する。
略称は「NA」。
参照⇒へまぐるちにん(ヘマグルチニン)
のいろーぜ
【ノイローゼ】
◇[独]Neurose、[英]neurosis
○[病]⇒しんけいしょう(神経症)
◎現在の医学界ではノイローゼという用語は使用しない。
のいんうら
【ノイン・ウラ】
【ノインウラ】
◇[英]Noin-Ula Mountains
○[歴]モンゴル北部、オルホン川(Orhon Gol)支流のハラ川
(Haraa Gol)付近にある丘陵地。
モンゴルの首都ウランバートル(Ulan Bartor)とロシアのブ
リヤーチア共和国(Respublika Buryatiya)のキャフタ(Kyakhta)
との中間に位置する。
◎1924〜1925(大正13〜大正14)ソ連のコズロフ(Kozlov)探検隊、
匈奴(キョウド)の王族の墓212基を発掘調査。漢代の漆器・鏡や王
莽(オウ・モウ)時代の絹織物、ペルシア風の刺繍(シシュウ)、スキタイ
文化風の動物をデザインした飾金具などを発見。
匈奴の貴族に漢や西域の文化が波及していたことから、紀元
前後の東西交流が明らかになった。
★のう《なう》
【脳】
○[医]神経細胞・神経線維とその間を埋めている神経膠細胞(シ
ンケイコウサイボウ)(グリア細胞)から成る。
〈解剖学的な三層〉
大脳新皮質:人間脳(primate brain)(新哺乳類脳)。
大脳辺縁系:哺乳類脳(mammalian brain)(原始哺乳類脳)。
脳幹:爬虫類脳(reptilian brain)。
のうあつ《なうあつ》
【脳圧】
○[医]⇒のうないあつ(脳内圧)
のヴぁーりす
【ノヴァーリス】
◇Novalis
○[人]⇒のばーりす(ノバーリス)
のういっけつ《なういつけつ》
【脳溢血】
○[病]⇒のうそっちゅう(脳卒中)
のうえ《なふえ》
【衲衣】
【納衣】
○[仏]人の捨てたボロ布(キレ)をつづりあわせて作った法衣。
「衲袈裟(ノウケサ)」,「衲」とも呼ぶ。
参照⇒ふんぞうえ(糞掃衣)
◎インドでは出家していない男子はほとんどが白衣を着ている
ので、在家(ザイケ)者そのものも「白衣(ビャクエ)」と呼ばれる。
◎衲衣をまとった雲水僧は「雲衲(ウンノウ)」と呼ぶ。
のーうぉーく
【ノーウォーク】
◇Norwalk
○(1)アメリカ合衆国北東部、オハイオ州(Ohio State)北部の
ヒューロン郡(Huron County)北部にある郡都。
○(2)アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)中南部
にあるウォーレン郡(Warren County)の都市(city)。
北緯41.48°、西経93.68°の地。
〈人口〉
2000(平成12)6,884人。
のヴぉくずねつく
【ノヴォクズネツク】
◇Novokuznetsk
○⇒のぼくずねつく(ノボクズネツク)
のヴぉしびるすく
【ノヴォシビルスク】
◇Novosibirsk
○⇒のぼしびるすく(ノボシビルスク)
のヴぉしびるすくしゅう《のヴおしびるすくしう》
【ノヴォシビルスク州】
◇[露]Novosibirskaya Oblast、[英]Novosibirsk Region
○⇒のぼしびるすくしゅう(ノボシビルスク州)
のヴぉしびるすくしょとう《のヴおしびるすくしよたう》
【ノヴォシビルスク諸島】
◇[露]Novosibirskie Ostrova、[英]Novosibirsk Islands/
New Siberian Islands
○[地]⇒のぼしびるすくしょとう(ノボシビルスク諸島)
のヴぉもすこふすく
【ノヴォモスコフスク】
◇Novomoskovsk
○[軍]⇒のぼもすこふすく(ノボモスコフスク)
のうか《なふか》
【納夏】
○[暦]⇒ばんか(晩夏)
のうかい《なうくわい》
【脳回】
◇[英](単数形)gyrus(ジャイラス)/(複数形)gyri(ジャイリ)
/convolution(コンボリューション)
○[医]大脳半球および小脳半球の表面にある襞(ヒダ)。脳溝と
脳溝の間の隆起。脳溝に隠れている部分を含む。
「脳回転」とも呼び、略称は「回」。
参照⇒だいのうひしつ(大脳皮質)
◎上前頭回(ジョウゼントウカイ)(gyrus frontalis superior)。
中前頭回(チュウゼントウカイ)(gyrus frontalis medius)。
下前頭回(カゼントウカイ)(gyrus frontalis inferior)。
◎脳回欠損症:⇒かつのうしょう(滑脳症)
のうがいきょうさくしょう《なうがいけふさくしやう》
【脳蓋狭窄症】
○[病]⇒きょうとうしょう(狭頭症)
のうかいしょう《なうくわいしやう》
【脳回欠損症】
◇[英]agyria(アジリア)
○[病]滑脳症の別称。
⇒かつのうしょう(滑脳症)
◎「無(a-)脳回(gyrus)」の意味。
のうかいてん《なうくわいてん》
【脳回転】
○[医]脳回の別称。
⇒のうかい(脳回)
のうがいとう《なうぐわいたう》
【脳外套】
◇[英]cerebral cortex
○[医]⇒だいのうひしつ(大脳皮質)
のうがいひ《なうぐわいひ》
【脳外皮】
◇[英]cerebral cortex
○[医]⇒だいのうひしつ(大脳皮質)
のうかがく《なうくわがく》
【脳科学】
◇[英]brain science
○[生]神経科学(neuroscience)の一分野。
脳に関する神経系統(nervous system)や機構(mechanism)を
研究する学問。
のうかしん
【膿痂疹】
◇[英]impetigo
○[病]皮膚に、かさぶた(痂)をもった水疱(スイホウ)・膿疱(ノウホウ)
が生じた病変の総称。
葡萄(ブドウ)球菌・連鎖球菌などの感染による。
俗称の「とびひ(飛び火)」など。
★のうかすいたい《なうかすいたい》
【脳下垂体】
◇[羅]glandula pituitaria、[英]pituitary gland/hypophy-
sis(ハイポフィシス)
○[動][医]脊椎動物の重要な内分泌腺。
大脳の下面から間脳の前下部に垂下した、エンドウ豆大の小
さな器官。
前葉(腺性下垂体)・中葉・後葉(神経下垂体)の三部から成り、
他の内分泌腺の活動を支配するホルモンなどを分泌する。
単に「下垂体」とも呼ぶ。
参照⇒ちょうけいこつ(蝶形骨)
のうかだいがく《のうくわだいがく》
【農科大学】
○[歴][農]東京帝国大学内の単科大学。東京大学農学部の前身。
参照⇒こまばのうがっこう(駒場農学校)
のうかん《なうかん》
【脳幹】
◇[英]brain stem、[羅]truncus encephali
○[医]脳のうち、大脳半球・小脳以外の部分。
間脳・中脳・橋(キョウ)・延髄の総称。
解剖学的に脳を三層に分けた最下層で、感覚・自律系・生命
活動をつかさどり、俗に「爬虫類脳」とも呼ぶ。
★のうきゅう《なうきゆう》
【脳弓】
◇[英](単数形)fornix/(複数形)fornices
○[医]海馬体から出て乳頭体に入る神経線維束。
脳梁の下部で弓形をした左右一対のもの。
参照⇒にゅうとうたい(乳頭体),ぺーぺずかいろ(ペーペズ回
路)
のうきょう《のうけふ》
【農協】
○[農][経]農業協同組合の略称。
⇒のうぎょうきょうどうくみあい(農業協同組合)
のうぎょう《のうげふ》
【農業】
◇[英]agriculture/farming
○[農]田畑などを耕作し有用な植物を栽培し、また有用な動物
を飼い育てる生産活動・産業。
広義には、畜産加工・林業も含み、第1次産業の中心をなす。
狭義には、耕種農業(コウシュノウギョウ)を指す。
★のうぎょうきほんほう《のうげふきほんはふ》
【農業基本法】
○[法][農]国の農業政策の目的と基本方針とを規定した法律。
1961. 6.12(昭和36)公布。
のうぎょうきょうどうくみあい《のうげふけふどうくみあひ》
【農業協同組合】
○[農][経]農業協同組合法に基づき、農業会を廃止して設立さ
れた農民の協同組合。
農民を正組合員とし、生産技術や加工・販売・購買、信用
(資金の貸し出し・貯金の受け入れ)、共同施設・福利厚生施設
の運営など諸事業を行う。
略称は「農業組合」,「農協(ノウキョウ)」。
◎1943. 3.11(昭和18)農業団体法が公布され、農会が農業会に
改組。
1945.12.22(昭和20)農業団体法改正が公布され、全国農業会
令は廃止。
1947.11.19(昭和22)農業協同組合法・農業団体整理法が公布
され、農業団体法は廃止。
1954.11.15(昭和29)全国農業協同組合中央会が設立。
1972. 3.30(昭和47)全国購買農業協同組合連合会と全国販売
農業協同組合連合会を合併し、全国農業協同組合連合会(全農)
を設立。
参照⇒ぜんのう(全農)
◎昭和後期、農業協同組合が研修を名目とした海外旅行を企画
し、多数の組合員が参加して、一時期海外の辞書に"Nokyo(農
協)"の単語が登録されることもあった。
のうぎょうくみあい《のうげふくみあひ》
【農業組合】
○[農][経]農業協同組合の略称。
⇒のうぎょうきょうどうくみあい(農業協同組合)
★のうぎょうほうこくれんめい《のうげふほうこくれんめい》
【農業報国連盟】
○[歴][農]1938.11.(昭和13)結成。
のうけさ《なふけさ》
【衲袈裟】
○[仏]⇒のうえ(衲衣,納衣)
のうけっかんせいちほう《なうけつくわんせいちほう》
【脳血管性痴呆】
◇[英]cerebrovascular dementia
○[古][病]血管性認知症の旧称。
⇒けっかんせいにんちしょう(血管性認知症)
のうけっかんせいにんちしょう《なうけつくわんせいにんちしやう》
【脳血管性認知症】
◇[英]cerebrovascular dementia
○[病]血管性認知症の別称。
⇒けっかんせいにんちしょう(血管性認知症)
★のうこうそく《なうかうそく》
【脳梗塞】
◇[英]cerebral infarction
○[病]
略称は「CI」。
参照⇒てぃーあいえー(TIA)
◎治療薬:⇒てぃーぴーえー(t−PA)
のうごうはくさん《のうがうはくさん》
【能郷白山】
◇[日]Nogo Hakusan
○[地]福井県(越前)と岐阜県(美濃)の境をなす越美山地(エツミサン
チ)の山。標高1,617メートル。
白山信仰の霊場で、岐阜県南西部の本巣市(モトスシ)根尾(ネオ)に
白山神社がある。
「権現山(ゴンゲンヤマ)」とも呼ぶ。
◎白山神社の旧住所は本巣郡(モトスグン)根尾村(ネオムラ)能郷。
のうこつどう《なふこつだう》
【納骨堂】
○遺骨(イコツ)を納(オサ)め入れて置く建物。
参照⇒かろうと(唐櫃)(3)
のヴごろど
【ノヴゴロド】
◇Novgorod
○(1)(Novgorodskaya Oblast)⇒のぶごろどしう(ノブゴロド州)
○(2)[古]⇒ヴぇりきーのぶごろど(ヴェリキー・ノブゴロド)
のヴごろどしう《のぶごろどしう》
【ノヴゴロド州】
◇[露]Novgorodskaya Oblast、[英]Novgorod Region
○⇒のぶごろどしう(ノブゴロド州)
のうさぎょう《のうさげふ》
【農作業】
○[農]⇒のらしごと(野良仕事)
のうさば
【ノウサバ】
○[食]小型のホシザメ(星鮫)を開いて干したもの。
参照⇒ほしざめ(ホシザメ,星鮫)
★のうし《なうし》
【脳死】
○[医]脳幹を含めた脳全体の機能が完全に失われた状態。
日本の判定基準では、瞳孔(ドウコウ)の散大固定・深昏睡・無
呼吸・脳幹反射の消失・平坦脳波が全て6時間以上続いた場合
で脳死(死亡)と判断する。
⇔しんぞうし(心臓死)(2)
参照⇒ぞうきいしょく(臓器移植),ばいたるさいん(バイタル
サイン)
◎1983. 2.12(昭和58)日本移植学会、脳死シンポジウム開催。
1985(昭和60)竹内基準。
1997(平成 9)脳死臓器移植法、成立。
2000(平成12)小児における脳死判定基準。
2009(平成21)改正脳死臓器移植法、成立。
のうし《なほし》
【直衣】
○[服]衣冠(イカン)に対する上流貴族の平常服。
平安時代以来、天皇・摂家・公家が着用し、形状は衣冠と同
様であるが位色(イショク)の規定がなく好みの色を用いた。
種々の色のものを着たことから「ざっぽう(雑袍)」とも呼ぶ。
また「裾(スソ)付けの衣」とも呼ぶ。
◎烏帽子(エボシ)・指貫(サシヌキ)とともに着用する。
のうしぇら
【ノウシェラ】
◇Nowshera
○⇒のしぇら(ノシェラ)
のうしぇらちく
【ノウシェラ地区】
◇[英]Nowshera District
○⇒のしぇらちく(ノシェラ地区)
のうしつじょうひ《なうしつじやうひ》
【脳室上皮】
○[医]上衣の別称。
⇒[2]じょうい(上衣)
のうしゅう《のうしう》
【能州】
◇[日]Noshu
○[歴]中国風の旧国名。
⇒のと(能登)(1)
のうしゅう《のうしう》
【濃州】
◇[日]Noshu
○[歴]中国風の旧国名。
⇒みの(美濃)
のうしょうむしょう《のうしやうむしやう》
【農商務省】
○[歴]明治・大正時代、農林・商工関連の行政を管掌(カンショウ)
した中央官庁。
1881(明治14)内務省・大蔵省・工部省が管掌する農工商の事
務を統合して設立、農務局・商務局・工務局などを設置。
1925(大正14)農林省と商工省に分離。
1949. 6.(昭和24)商工省を通商産業省(通産省)に改組。
参照⇒のうりんすいさんしょう(農林水産省)
◎松方正義(マサヨシ)らの意見により設立された。
★のうしんとう《なうしんたう》
【脳震盪】
【脳振盪】
◇[英]concussion of the brain
○[病]頭部の打撲・外傷などで、脳に外部から衝撃を受けた時
に突発する一時的な意識障害。
★のうすいしゅ《なうすいしゆ》
【脳水腫】
◇[英]hydrocephalus
○[病]頭蓋腔内に脳脊髄液が多量にたまる疾患。
「水頭症(スイトウショウ)」,「ハイドロセファルス」とも呼ぶ。
参照⇒[1]ふくすけ(福助)(2),せいじょうあつすいとうしょ
う(正常圧水頭症)
のうすいしょう《のうすいしやう》
【農水省】
○[俗]農林水産省の略称。
⇒のうりんすいさんしょう(農林水産省)
のうせいしょうにまひ《なうせいせうにまひ》
【脳性小児麻痺】
◇[英]cerebral palsy
○[病]妊娠時または出産時の小児が、何らかの異常によって脳
神経組織に障害を受け、手足の麻痺などを起こす疾患。
しばしば知能障害を伴うが、進行性ではない。
「リットル病(Little's Disease)」など。
単に「小児麻痺」とも俗称する。
参照⇒りっとるびょう(リットル病)
◎脊髄性小児麻痺:⇒きゅうせいかいはくずいえん(急性灰白
髄炎)
★のうせん
【膿栓】
◇[英]tonsillolith/tonsil stones/(複数形)tonsilar cal-
culi/(単数形)tonsilar calculus
○[医]扁桃(ヘントウ)の小孔にたまった脂肪・細菌などの塊(カタマリ)
(栓子)。
セキ(咳)などで剥離(ハクリ)して口の外に飛び出すこともある。
「扁桃栓子(センシ)」,「扁桃結石」とも呼ぶ。
参照⇒へんとう(扁桃)(2)
のうぜんか《のうぜんくわ》
【ノウゼンカ】
【凌霄花】
○(1)[植]ノウゼンカズラ(凌霄花)の別称。
⇒のうぜんかずら(ノウゼンカズラ,凌霄花)
○(2)[薬]ノウゼンカズラ(凌霄花)の花。生薬。
★のうぜんかずら《のうぜんかづら》
【ノウゼンカズラ】
【凌霄花】
◇[学]Campsis grandiflora、[英]trumpet creeper
○[植]シソ目(Lamiales)ノウゼンカズラ科(Bignoniaceae)ノウ
ゼンカズラ属(Campsis)のツル性(蔓性)落葉樹。中国原産の観
賞用植物。
高さ約10メートル。
幹から付着根(気根)を出して他物をよじ上る。
樹液・花・ツボミ(蕾)は有毒。
「ノウゼンカ(凌霄花)」,「リョウショウカ(凌霄花)」,「リョウ
ショウ(凌霄)」とも呼ぶ。
◎「ノウゼン」は「リョウショウ(凌霄)(旧仮名:りようせう)」の
転訛。
中国語:凌霄花(lingxiaohua)。
★のうぜんばれん
【ノウゼンバレン】
【凌霄葉蓮】
◇[学]Tropaeolum majus、[英]nasturtium
○[植]フウチョウソウ目(Brassicales)ノウゼンハレン科(Tro-
paeolaceae)ノウゼンハレン属(Tropaeolum)の多年草。南米ペ
ルー・コロンビア原産。
園芸品種は「ナスタチウム」,「ナスターチウム」と呼び、一年
草。
鮮やかな黄や赤の花を咲かせる。
「キンレンカ(金蓮花)」とも呼ぶ。
◎花や葉はハーブとしてサラダなどに使用される。
★のうそっちゅう《なうそつちゆう》
【脳卒中】
◇[英]apoplexy、[独]Apoplexie、[フ]apoplexie
○[病]脳の血管の循環障害により、突然意識を失って倒れ、手
足などの麻痺(マヒ)や言語障害をきたす症状。深い昏睡(コンスイ)状
態に陥ることもある。
脳の血管が詰まる脳梗塞(ノウコウソク)、脳の血管が破れる脳出血、
頭蓋(トウガイ)腔内(コウナイ)の蜘蛛膜下(クモマクカ)に出血する蜘蛛膜下
出血にみられる。
単に「卒中([英]stroke)」とも、「脳溢血(ノウイッケツ)」,「アポプレ
クシー」,「アポプレッシーア([伊]apoplessia)」とも呼ぶ。
◎1981(昭和56)死亡原因のトップが脳卒中からガンになる。
のうたりん《なうたりん》
【脳足りん】
○[俗]⇒のーたりん(ノータリン)
★のうちかいかく
【農地改革】
○[歴]
1945.12.29(昭和20)第1次。
1946.10.(昭和21)第2次。
のうちほう《のうちはふ》
【農地法】
○[法]農地に関する基本法。
安定的に生産するためには耕作者自らが農地を所有するべき
であるという立場から、耕作者の農地取得の促進、その権利の
保護、農地の利用関係の調整など図ることを目的に制定。
農地の購入・賃借は最低面積は50アール(北海道は2ヘクタ
ール)以上でなければならない。
◎1952. 7.15(昭和27)農地法・農地法施行法が公布され、10.
21施行。農地調整法・自作農創設特別措置法などは廃止となる。
1970. 5.15(昭和45)改正農地法が公布され、10. 1施行。農
地移動制限が緩和。
1975. 6.13(昭和50)改正農業振興地域整備法が公布され、農
地法適用外の農用地利用増進事業を創設。
のうてんき
【能天気】
【能転気】
○考え方が軽薄(ケイハク)で、行動が向うみずなこと。また、その
ような人。
のうてんき《なうてんき》
【脳天気】
○[俗]暢気(ノンキ)な性格で、考えが軽薄(ケイハク)なこと。また、
そのような人。
参照⇒ぷらすしこう(プラス思考)
◎昭和後期にSF作家平井和正(カズマサ)(1939〜)が最初に言い
出したという。
のうてんし
【能天使】
◇[英]powers
○[宗]天使の9階級(nine choirs)で、第6階級の天使。
参照⇒てんし(天使)(2)
◎「権(ゴン)天使」と訳しているものもある。
★のうど
【農奴】
◇[英]serf/villein、[独]Leibeigene(ライプアイゲネ)
○[歴]17〜18世紀の封建社会、東ヨーロッパの最低階級の不自
由農民。
身分は領主に隷属して土地にしばられ、転業や移転の自由を
持たず、土地が売買される際には農奴もともに売買された。
英語で「サーフ」とも呼ぶ。
参照⇒[1]ころぬす(コロヌス),ぐーつへるしゃふと(グーツ
ヘルシャフト)
◎ドイツ語の"Leibeigene"は"Leib(肉体)"の"Eigen(所有物)"
から。
のうどうきつえん
【能動喫煙】
◇[英]active smoking
○⇒しゅりゅうえん(主流煙)
のうとうこつ《なうとうこつ》
【脳頭骨】
○[医]頭骨から顔面部を除いた部分。
⇔がんめんとうこつ(顔面頭骨)
★のうどかいほう《のうどかいはう》
【農奴解放】
◇[英]emancipation of serfs
○[歴]農民を農奴の身分から解放して自由民にすること。
〈ロシア〉
1861(文久元)皇帝アレクサンドル二世、農奴解放令を発布。
参照⇒ぷがちょふのらん(プガチョフの乱)
★のうどせい
【農奴制】
◇[英]serfdom
○[歴]領主による農奴の支配体制。
のうとれ《なうとれ》
【脳トレ】
◇[英]brain training
○頭脳トレーニングの略称。
⇔きんとれ(筋トレ)
★のうないあつ《なうないあつ》
【脳内圧】
◇[英]intracranial pressure
○[医]頭蓋内の圧力。通常、脳脊髄液(cerebrospinal fluid)
の圧力を指す。
略称は「ICP」。
「脳圧」,「頭蓋内圧(トウガイナイアツ)」とも呼ぶ。
のうのしーいーおー《なうのしーいーおー》
【脳のCEO】
○[俗][医]前頭前野の別称。
⇒ぜんとうぜんや(前頭前野)
★のうは《なうは》
【脳波】
◇[英]electroencephalogram
○[生]脳の活動によって発生する電位変動。また、その電位変
動を増幅して記録した波形図。
略称は「EEG」。
参照⇒のうはけい(脳波計),ぽりぐらふ(ポリグラフ)
◎1929(昭和 4)ドイツのベンガルが発見。
のうはう
【ノウハウ】
◇[英]know-how
○(1)専門的な技術や知識。
「ノーハウ」とも呼ぶ。
○(2)特に、工業製品の開発・製造に関する技術情報。産業に
利用できる技術的な秘訣(ヒケツ)・こつ(骨)。
「ノーハウ」とも呼ぶ。
のうはけい《なうはけい》
【脳波計】
◇[英]electroencephalograph
○[生]脳波を記録する計器。
略称は「EEG」。
参照⇒のうは(脳波),ぽりぐらふ(ポリグラフ)
のうび
【濃尾】
◇[日]Nobi
○美濃(ミノ)(現:岐阜県)と尾張(オワリ)(現:愛知県)の併称。
のうびじしん《のうびぢしん》
【濃尾地震】
○[歴]1891.10.28(明治24)濃尾地方(岐阜県・愛知県)に発生し
た大地震。
マグニチュード8.4。死者7,273人、負傷者約1万7,000人。建
物全壊142,177、半壊80,184、山くずれ1万余。
岐阜県南西部の本巣郡(モトスグン)根尾村(ネオムラ)(現:本巣市)付
近が震源となって、根尾谷断層(ネオダニダンソウ)が生じた。
◎仙台以南で地震が感じられた。
のうほ
【農圃】
○[農]農作物を栽培する田畑。
「圃場(ホジョウ)」とも呼ぶ。
のうほう《のうはふ》
【農法】
◇[英]farming methods
○[農]農業の仕方・やり方。農業の技術。
◎単式農法(monoculture,monocropping):⇒ものかるちゃー
(モノカルチャー)(2)
のうまく《なふまく》
【納莫】
◇[梵]namah
○[仏]⇒なむ(南無)
のうみちょう《のうみちやう》
【能美町】
◇[日]Nomi Cho
○[古]広島県南西部、佐伯郡(サエキグン)の町。
◎2004.11. 1(平成16)佐伯郡の能美町・沖美町(オキミチョウ)・大柿
町(オオガキチョウ)の3町、安芸郡(アキグン)の江田島町(エタジマチョウ)と
合併して江田島市を発足。
★のうみんいっき
【農民一揆】
○[歴]
室町時代は土民(農民)の「土一揆(ツチイッキ,ドイッキ)」、江戸時代
は百姓(ヒャクショウ)(農民)の「百姓一揆」と呼ばれたが、昭和後期に
は「百姓」が差別語として「農民一揆」と言い換えられた。
◎明治初期:⇒ばんどりそうどう(ばんどり騒動)
のうみんせんそう《のうみんせんさう》
【農民戦争】
◇[独]Bauernkrieg
○[歴]⇒どいつのうみんせんそう(ドイツ農民戦争)
のうみんのぶりゅーげる
【農民のブリューゲル】
◇[英]Peasant Bruegel
○[人]⇒[1]ぶりゅーげる(ブリューゲル)
★のうみんろうどうとう《のうみんらうどうたう》
【農民労働党】
○[歴][政]大正末期の無産政党。
書記長は浅沼稲次郎(イネジロウ)。
◎1925.12.(大正14)結成し、即日解散命令。
1926. 3.(大正15)労働農民党として再結成。
★のうめん
【能面】
○[劇]能楽を演じる時に役に従ってつける仮面。
神・霊・鬼・男・女・狂・老翁(ロウオウ)の(ジョウメン)などがある。
一つの面で喜怒哀楽の全て応じられるような中間の表情に彫
られ、面の角度や演じる所作(ショサ)で喜怒哀楽が表現される。
のうらぎ
【ノウラギ】
○[魚]和歌山県地方で、マカジキ(真旗魚)。
⇒まかじき(マカジキ,真旗魚)
のうりゅう《なうりう》
【脳瘤】
◇[英]encephalocele(エンセファロセル)
○[病]頭蓋骨(トウガイコツ)の先天的な開口部(隙間)から脳内物質
の一部が逸脱した状態。また、そのコブ(瘤)状の突起。
参照⇒せんもん(泉門)(1),しゅりゅう(腫瘤)
◎「脳の(encephalo-)ヘルニア(-cele)」から。
のうりゅうさん《のうりうさん》
【濃硫酸】
◇[英]concentrated sulphuric acid、[米]concentrated sul-
furic acid
○[化]純度90%以上の濃い硫酸。
参照⇒りゅうさん(硫酸),きりゅうさん(希硫酸,稀硫酸)
のうりょう《なふりやう》
【納涼】
○夏に暑さを避け、風通しのよい場所で涼しさを楽しむこと。
◎夜:⇒せんこうはなび(線香花火),まわりどうろう(回り灯籠)
緑:⇒ひえまき(稗蒔き)
音:⇒ふうりん(風鈴)
味:⇒かきごおり(欠氷,欠き氷)
服:浴衣。
怪談:お化け屋敷,⇒ひゃくものがたり(百物語)
★のうりょくべつがっきゅうへんせい
《のうりよくべつがくきふへんせい》
【能力別学級編成】
○[教]アメリカのハイスクールで行われる、進路別・課題別の
グループ分け。
能力別クラス編成。
◎能力別編成:アビリティ・グルーピング/トラッキング。
★のうりんいちごう《のうりんいちがう》
【農林一号】
○(1)[農]米の栽培品種。
○(2)[農]ジャガイモの栽培品種。
のうりんぎょぎょうきんゆうこうこ《のうりんぎよげふこんゆうこうこ》
【農林漁業金融公庫】
○[経]農林水産省所管の政府系金融機関。
のうりんしょう《のうりんしやう》
【農林省】
◇[英]Ministry of Agriculture and Forestry
○[古]農林水産省の旧称。
⇒のうりんすいさんしょう(農林水産省)
のうりんすいさんしょう《のうりんすいさんしやう》
【農林水産省】
◇[英]Ministry of Agriculture,Forestry and Fisheries
○農林・畜産・水産業関係を主管する国の行政機関。
外局として食糧庁・林野庁・水産庁がある。また、各種試験
場・研究所などをもつ。
略称は「農水省」。
◎1925(大正14)農商務省が農林省と商工省に分離。
1978(昭和53)現名に改称。
のうれん
【暖簾】
○[古]⇒のれん(暖簾)
◎「のう(暖)」は唐音。
のうろう
【膿漏】
◇[英]pyorrhea
○[病]患部から膿液が分泌されること。たま、その疾患。
歯槽膿漏(シソウノウロウ)・膿漏眼など。
のうろうがん
【膿漏眼】
○[病]膿性の目やにが多量に出る急性の結膜炎の総称。
眼瞼(カセンケン)や結膜(ケツマク)が赤く腫(ハ)れ、眼から黄色い膿液
が流れ出し、悪化すると失明することもある。
淋菌に感染して起こる淋菌性結膜炎(gonorrheal ophthalmia)
が代表的。
俗称は「風眼(フウガン)」。
のうんず
【ノウンズ】
◇[英]nones
○(1)[歴]古代ローマ暦で、3月・5月・7月・10月の7日、
およびその他の月の5日。
アイズ(ides)の9日前。
○(2)[宗]⇒だいくじか(第九時課,第9時課)
のえしす
【ノエシス】
◇[独]Noesis、[英]noesis
○[哲](フッサール現象学の)知性・認識の作用。純粋意識の機
能的作用面。
参照⇒のえま(ノエマ)
◎ギリシア語の「心(nous)」から。
のえま
【ノエマ】
◇[独]Noema、[英]noema
○[哲](フッサール現象学の)知性・認識の対象。純粋意識の客
観的対象面。
参照⇒のえしす(ノエシス)
◎ギリシア語の「心(nous)」から。
[1]のえる
【ノエル】
◇[フ]Noel
○(1)[宗]キリストの降誕祭(クリスマス)。
⇒くりすます(クリスマス)
○(2)[宗](noel)クリスマスの祝歌。
◎ラテン語の「誕生日(natalis)」から。
[2]のえる
【ノエル】
◇[トルコ語]Noel
○[宗]キリストの降誕祭(クリスマス)。
⇒くりすます(クリスマス)
のえんどう《のゑんどう》
【ノエンドウ】
【野豌豆】
○[植]⇒からすのえんどう(カラスノエンドウ,烏野豌豆)
のおくり
【野送り】
○⇒のべおくり(野辺送り)
のかじ《のかぢ》
【野鍛冶】
○(1)[冶]屋外で仕事をする鍛冶屋(カジヤ)・鍛冶職人。
参照⇒くぎかじ(釘鍛冶)
○(2)(転じて)自ら製品を作るのではなく、客の注文があると、
要望に合うものを細々と作る鍛冶屋。
のかぜ
【乃可勢】
○[楽]天下人の銘笛(メイテキ)。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・松平忠輝(家康の六男)と継
承された一節切(ヒトヨギリ)の縦笛。
忠輝の菩提寺の貞松院(長野県諏訪市)に現存。
のかぜ
【野風】
○野を吹く風・野に吹く風。野原を吹き抜ける風。
のがたえき
【野方駅】
○[交]東京都中野区野方6丁目にある西武新宿線の駅。
沼袋(ヌマブクロ)駅と都立家政(トリツカセイ)駅の間。
のーかーぼんし
【ノーカーボン紙】
◇[英]no carbon required paper
○⇒かんあつし(感圧紙)
のーかーぼんぺーぱー
【ノーカーボン・ペーパー】
◇[英]no carbon required paper
○⇒かんあつし(感圧紙)
のがみ
【野上】
◇[日]Nogami
○(1)岐阜県不破郡(フワグン)関ヶ原町(セキガハラチョウ)の地名。
◎旧中山道の宿駅で、垂井と関ヶ原との中間。
○(2)[古]埼玉県秩父郡(チチブグン)長瀞町(ナガトロマチ)の旧町名。
⇒ながとろまち(長瀞町)
○(3)埼玉県西部、秩父郡(チチブグン)長瀞町(ナガトロマチ)の地域名。
地名は中野上(ナカノガミ)・野上下郷(ノガミシモゴウ)・本野上(ホンノガ
ミ)。
○(4)[交]⇒のがみえき(野上駅)
のがみえき
【野上駅】
○[交]埼玉県秩父郡(チチブグン)長瀞町(ナガトロマチ)の中央部にある、
秩父鉄道の駅。
長瀞駅と樋口駅の間。
のかみちょう《のかみちやう》
【野上町】
◇[日]Nogami Cho
○和歌山県北部、海草郡(カイソウグン)の町。
貴志川中流域にあり、海南市から野上電鉄が通じる。
参照⇒のがみ(野上)
◎かつてはシュロの栽培と加工が盛んであった。
★のがみてつどう《のがみてつだう》
【野上鉄道】
○[歴][交]和歌山県の私鉄。
1994(平成 6)廃止。
のがれす
【ノガレス】
◇Nogales
○(1)アメリカ合衆国南西部、アリゾナ州(Arizona State)南端
のサンタクルズ郡(Santa Cruz County)の郡都。
南部をメキシコのノガレスと隣接。
○(2)メキシコ北西部、ソノラ州(estado de Sonora)北端の町。
北部をアメリカのノガレスと隣接。
「エロイカノガレス(Heroica Nogales)」とも呼ぶ。
★のがん
【ノガン】
【野雁】
○(1)[鳥]ノガン目(Otidiformes)ノガン科(Otididae)の鳥の総称。
1目1科。
◎ツル目(Gruiformes)ノガン科とも。
◎英語:バスタード(bustard)。
〈ノガン科〉
ノガン属(Otis)。
オオノガン属(Ardeotis)。
フサエリショウノガン属(Chlamydotis)。
アフリカチュウノガン属(Neotis)。
ショウノガン属(Eupodotis)。
インドショウノガン属(Sypheotides)。
ヒメノガン属(Tetrax)。
()。
○(2)[鳥]([学]Otis tarda)ノガン属の一種。
のきあ
【ノキア】
◇Nokia
○フィンランド南西部、ヘメ県(Hame Laani)の町。
北緯61.49°、東経23.48°の地。
〈人口〉
1996(平成 8)2万6,326人。
1997(平成 9)2万6,500人。
2003(平成15)2万7,700人。
のきあんたいや
【ノキアン・タイヤ】
◇[英]Nokian Tyres PLC.
○[経]フィンランドにある北欧最大のタイヤ製造会社。
◎1898(明治31)"Finnish Rubber Works"として創業。
1967(昭和42)"Finnish Rubber Works(ゴム)"・"Finnish
Cable Works(電気ケーブル)"・"Nokia Company(製紙)"が合併
し、"Nokia Corporation"を設立。
1988(昭和63)"Nokian Tyres Limited"を設立。
2003. 2.24(平成15)ブリヂストン、欧州子会社ブリヂストン
・ヨーロッパ・エスエー(BSEU)が発行済み株式18.9%を取
得し筆頭株主となると発表。
のきあんたいやずぴーえるしー
【ノキアン・タイヤズ・ピーエルシー】
◇[英]Nokian Tyres PLC.
○[経]⇒のきあんたいや(ノキアン・タイヤ)
のぎぐん
【能義郡】
◇[日]Nogi Gun
○[古]島根県北東端の郡。
広瀬町(ヒロセマチ)・伯太町(ハクタチョウ)の町。
◎2004.10. 1(平成16)広瀬町・伯太町の2町が安来市(ヤスギシ)
に編入し、郡は消滅。
のぎざかえき
【乃木坂駅】
○[交]東京都港区六本木(ロッポンギ)にある、東京地下鉄(東京メ
トロ)千代田線の駅。
赤坂(アカサカ)駅と表参道(オモテサンドウ)駅の間。
のきした
【軒下】
○(1)[建]屋根が外に飛び出した部分である軒におおわれた所。
軒の下。
○(2)唐傘で、傘から露出した柄(エ)の部分。手に持つ部分。
★のぎじんじゃ
【乃木神社】
○東京都港区にある陸軍大将乃木希典(マレスケ)・静子夫妻を祀(マ
ツ)る神社。
◎旧住所は赤坂区新坂町(シンサカマチ)。
乃木邸と乃木公園に隣接。
★のぎす
【ノギス】
◇[蘭]nonius、[独]Nonius
○[理][工]
「バーニヤ・キャリパス(vernier calipers)」,「スライド・キャ
リパス(slide calipers)」,「バーニヤ・マイクロメーター(ver-
nier micrometer)」とも呼ぶ。
◎精密測定器:参照⇒ぱっさめーたー(パッサメーター),ぱっ
しめーたー(パッシメーター)
のぐそ
【野糞】
◇[英]defecate outdoors/outdoor defecation
○野外で糞をすること。また、その糞。
のくたーん
【ノクターン】
◇[英]nocturne/nocturn、[フ]nocturne
○(1)[楽]静かな夜の気分を表す、ピアノのための抒情的な小
曲。
19世紀初頭、イギリスの作曲家ジョン・フィールド(John
Field)(1782〜1837)が創始した形式で、ショパンが芸術的に完
成させ多くの名曲を残している。
「夜想曲」とも、フランス語で「ノクチュルヌ」とも呼ぶ。
○(2)[美]夜景・夜景画。
のくたんびゅーる
【ノクタンビュール】
◇[フ]noctambule
○[病]夢遊病者。
参照⇒むゆうびょう(夢遊病)
★のぐちげら
【ノグチゲラ】
【野口啄木鳥】
◇[学]Sapheopipo Noguchii(Seebohm)
○[鳥]一属一種のキツツキ目(Piciformes)キツツキ科(Picidae)
の鳥。沖縄本島北部だけに生息する、国の天然記念物。
◎沖縄県の県鳥。
◎1886(明治19)イギリス人が発見し、1888(明治21)初めて紹介。
1955(昭和30)琉球政府が天然記念物に指定。
のくちゅーる
【ノクチュール】
◇[英]noctule
○[哺]⇒ふらいんぐふぉっくす(フライングフォックス)
のくちゅるぬ
【ノクチュルヌ】
◇[フ]nocturne
○[楽]⇒のくたーん(ノクターン)(1)
のくとびじょん
【ノクトビジョン】
◇[英]noctovision
○暗視装置。
赤外線やマイクロ波を利用し、暗夜や霧中でも物体を映し出
す装置。
のーくらっち
【ノークラッチ】
◇[和製英語]no clutch
○[交]⇒えーてぃー(AT)
のぐりき
【ノグリキ】
◇Nogliki
○ロシア共和国極東、サハリン州(Sakhalinskaya Oblast)北東
部、サハリン島(Ostrov Sakhalin)東岸の都市。
北緯51.83°、東経143.17°の地。
のげ
【野毛】
◇[日]Noge
○東京都世田谷区南部の地名。
北部を上野毛(カミノゲ)に接する。
南部、多摩川の対岸は神奈川県川崎市高津区(タカツク)下野毛(シ
モノゲ)。
★のげいとう
【ノゲイトウ】
【野鶏頭】
◇[学]Celosia argentea
○[植]アカザ目(Centrospermae)ヒユ科(Amaranthaceae)ケイト
ウ属(Celosia)の一年草。インド原産の帰化植物。
「イヌゲイトウ(犬鶏頭)」,「崑崙草(コンロンソウ)」とも呼ぶ。
のげし
【ノゲシ】
【野芥子】
【苦菜】
◇[学]Sonchus oleraceus
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ノゲシ属(Son-
chus)の二年草。
山野に自生。茎は中空、葉は互生で不規則に裂け、アザミに
似ている。春夏のころ、茎の頂に分枝してタンポポに似た黄色
頭状花を開く。
「けしあざみ(ケシアザミ,芥子薊,苦菜)」とも呼ぶ。
◎タンポポは一頭状花。
参照⇒たんぽぽ(タンポポ,蒲公英)
のこ
【ノコ】
【鋸】
○⇒のこぎり(ノコギリ,鋸)
のこぎり
【ノコギリ】
【鋸】
◇[英]saw(ソー)
○[建]薄い鋼板の縁にギザギザの歯を刻み付けた工具。
木材・石材・金属・氷などの切断に用いる。
木材用は木目(モクメ)に沿って切る目(歯)の粗い縦挽鋸(タテビキノ
コ)(rip saw)と、木目と直角に切る目の細かな横挽鋸(ヨコビキノコ)
(crosscut saw)がある。
また、手に持って使用する柄のある手鋸(テノコ)(handsaw)と、
動力で駆動する機械鋸(キカイノコ)(machine saw)がある。機械鋸に
は丸鋸(マルノコ)(circular saw)と帯鋸(オビノコ)(band saw)がある。
単に「のこ(鋸)」とも呼ぶ。
参照⇒おが(大鋸),おがくず(大鋸屑),あさり(あさり)
◎目の向きから、和鋸(ワノコ)では手前へ挽いたときに切れ、洋
鋸(ヨウノコ)では押し出したときに切れる。
◎手鋸(テノコ):⇒てのこ(手鋸)
畦挽き:⇒あぜびき(畦挽き)
糸鋸(イトノコ):⇒いとのこ(糸鋸)
弓鋸(ユミノコ)。
金鋸(カナノコ)・金切り鋸。
しころ(錣):⇒しころ(しころ,錣)
チェーンソー(chain saw):⇒ちぇーんそー(チェーンソー,
チェーン・ソー)
ミュージカルソー(musical saw):⇒みゅーじかるそー(ミュ
ージカルソー,ミュージカル・ソー)
◎英語:ソー(saw)。
ドイツ語:ゼーゲ(Saege,Sage)。
フランス語:シ(scie)。
イタリア語:セーガ(sega)。
スペイン語:セルーチョ(serrucho)/シエラ(sierra)。
ロシア語:ピラ(pila)。
トルコ語:テステレ(testere)。
中国語:鋸(ju)/鋸子(juzi)。
★のこぎりえい
【ノコギリエイ】
【鋸エイ】
◇[学]Pristis microdon、[英]sawfish
○[魚]軟骨魚綱(Chondrichthyes)板鰓亜綱(バンサイアコウ)(Elasmo-
branchii)ノコギリエイ目( Pristiformes )ノコギリエイ科
(Pristidae)ノコギリエイ属(Pristis)の魚。
体長最大7メートル。
★のこぎりざめ
【ノコギリザメ】
【鋸鮫】
◇[学]Pristiophorus japonicus、[英]sawshark
○[魚]軟骨魚綱(Chondrichthyes)板鰓亜綱(バンサイアコウ)(Elasmo-
branchii)ノコギリザメ目(Pristiophoriformes)ノコギリザメ
科(Pristiophoridae)ノコギリザメ属(Pristiophorus)の魚。
体長約1.5メートル。
のこぎりしば
【ノコギリシバ】
【鋸柴】
○[植]タラヨウ(多羅葉)の別称。
⇒たらよう(タラヨウ,多羅葉)(2)
★のこぎりだい
【ノコギリダイ】
【鋸鯛】
◇[学]Gnathodentex aureolineatus
○[魚]スズキ目(Perciformes)フエフキダイ科(Lethrinidae)ノ
コギリダイ属(Gnathodentex)の硬骨魚。
のこぎりやま
【鋸山】
◇[日]Nokogiri Yama
○[地]千葉県南部、房総丘陵西端にある山。標高329メートル。
南西麓に日本寺(ニホンジ)や鋸山大仏があり、房総三山の一つ。
のこくず《のこくづ》
【鋸屑】
○⇒おがくず(大鋸屑)
のごや
【野小屋】
◇[日]nogoya/no-goya
○(1)野にある粗末な小屋。
○(2)自宅の謙譲語。
○(3)[建]天井を張って屋根裏が直接見えない小屋組(コヤグミ)。
「野屋根(ノヤネ)」とも呼ぶ。
⇔けしょうやねうら(化粧屋根裏)
のこりふく
【残り福】
○[暦]⇒とおかえびす(十日えびす,十日恵比須,十日戎)
のーこんてすと
【ノーコンテスト】
【ノー・コンテスト】
◇[英]no contest
○[運](ボクシングなどで)無効試合。
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