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百 科 辞 書 《なか》 編集:獨 澄旻
-------- なか --------------------------------------------------
なか
【中】
◇[日]Naka
○(1)⇒なかく(中区)
○(2)⇒なかぐん(中郡)
○(3)⇒なかちょう(中町)
なか
【那珂】
◇[日]Naka
○(1)⇒なかぐん(那珂郡)
○(2)⇒なかまち(那珂町)
○(3)[地]⇒なかがわ(那珂川)
なか
【那賀】
◇[日]Naka
○⇒なかぐん(那賀郡)
なか
【囲内】
○[歴]江戸時代、江戸の市中の穢多(エタ)・非人(ヒニン)が集めら
れて住んでいた一郭(イッカク)。
「いない(囲内)」,「かこいない(囲内)」とも呼ぶ。
参考⇒ぶらく(部落)(2),あさくさしんちょう(浅草新町)
なが
【ナガ】
◇[英]the Nagas
○⇒ながぞく(ナガ族)
なが
【那賀】
◇[日]Naga
○(1)⇒ながぐん(那賀郡)
○(2)⇒ながちょう(那賀町)
なかい《なかゐ》
【中居】
【仲居】
○(1)⇒なかい(仲居)
○(2)[歴]宮中・将軍家・大名邸などの奥向きで、雑役に従事
する女の控えている部屋。
○(3)[歴](2)に控えている女性。
参照⇒じょちゅう(女中)(1)
○(4)[古]江戸時代の町家などで、上女中(奥女中)と下女との
中間の女奉公人。
「中通り女」とも呼ぶ。
参照⇒じょちゅう(女中)(3)
○(5)台所につづいた家人の居間。主婦が平常に居る部屋。
○(6)(山梨地方で)主婦。
なかい《なかゐ》
【仲居】
○料亭・料理屋・遊女屋などで、料理を運んだり、客の給仕や
雑用をする女性。
主に水仕事をする女性は「女中(ジョチュウ)」と呼ぶ。
参照⇒なかい(中居,仲居),じょちゅう(女中)(4),おかみ(内
儀,女将)
ながい《ながゐ》
【長井】
◇[日]Nagai
○⇒ながいし(長井市)
ながいあいだ
【長い間】
○[楽]玉城千春(タマシロ・チハル)作詞・作曲の歌謡曲。
歌はKiroro(キロロ)(玉城千春・金城綾乃<キンジョウ・アヤノ>)。
◎1998.12.21(平成10)発売。
なかいえき《なかゐえき》
【中井駅】
○(1)[交]東京都新宿区中井1丁目にある西武新宿線の駅。
下落合(シモオチアイ)駅と新井薬師前(アライヤクシマエ)駅(中野区)の間。
○(2)[交]都営地下鉄大江戸線(12号線)の駅。
落合南長崎(オチアイミナミナガサキ)駅と東中野(ヒガシナカノ)駅(中野区)
の間。
ながいし《ながゐし》
【長井市】
◇[日]Nagai Shi
○山形県中南部の市。南東部を南陽市に接する。
最上川の上流に位置する。
◎江戸時代、最上川の舟運と市場町で栄える。
なかいずちょう《なかいづちやう》
【中伊豆町】
◇[日]Nakaizu Cho/Nakaidu Cho
○[古]静岡県東部、伊豆半島中央部にある田方郡(タガタグン)の
町。東部を伊東市に接する。
◎2004. 4. 1(平成16)修善寺町(シュゼンジチョウ)・土肥町(トイチョウ)
・天城湯ヶ島町(アマギユガシマチョウ)と合併して伊豆市を発足。
ながいずみちょう《ながいづもちやう》
【長泉町】
◇[日]Nagaizumi Cho/Nagaidumi Cho
○静岡県北東部、駿東郡(スントウグン)の町。北部を裾野市、東部
を三島市、西部を沼津市に接する。
なかいぶりいせき《なかいぶりゐせき》
【中飯降遺跡】
○[歴]和歌山県伊都郡(イトグン)かつらぎ町(チョウ)にある縄文後期
の遺跡。
◎2008. 7.23(平成20)県文化財センター、約4,000年前の大型
竪穴建物跡(直径約14メートルの円形)が発見されたと発表。
★ながいも
【ナガイモ】
【長芋】
【長薯】
◇[学]Dioscorea batatas/Dioscorea opposita、[英]Chinese
yam
○[植][農]ヤマノイモ目(Dioscoreales)ヤマノイモ科(Diosco-
reaceae)ヤマノイモ属(Dioscorea)のツル性(蔓性)多年草。栽
培上は一年生。中国原産。
「しょよ(薯蕷,藷蕷)」,「じょよ(薯蕷,藷蕷)」とも呼ぶ。
参照⇒やまのいも(ヤマノイモ,山の芋,山芋,薯蕷)
◎中国語:薯蕷(shuyu)・山薬(shanyao)・草薬(caoyao)。
なかうおぬまぐん《なかうをぬまぐん》
【中魚沼郡】
◇[日]Nakauonuma Gun/Naka Uonuma Gun
○新潟県南部の郡。
川西町(カワニシマチ)・津南町(ツナンマチ)・中里村(ナカサトムラ)の町村。
◎新潟県には北魚沼郡・南魚沼郡もある。
なかうみ
【中海】
◇[日]Nakaumi/Naka Umi
○[地]島根県と鳥取県にまたがる潟湖(セキコ)。面積86.8キロメ
ートル、最大深度8.4メートル。
島根半島が北側と西側を囲み、東側が鳥取県の弓ヶ浜(ユミガハ
マ)の砂州で日本海の美保湾と隔てられている汽水湖(キスイコ)。
中央に大根島(ダイコンジマ)・江島(エシマ)があり、ともに島根県八
束郡(ヤツカグン)八束町(ヤツカチョウ)を成す。
「なかのうみ(中海)」とも呼ぶ。
参照⇒しんじこ(宍道湖)
◎もと面積98.46平方キロメートル、最大深度は17.1メートル。
1963(昭和38)から干拓と淡水湖化が進められた。
1974(昭和49)中浦水門、完成。
1989(平成元)淡水湖化、中止。
2002.12.(平成14)淡水化事業中止、決定。
2003. 9. 5(平成15)農林水産省中国四国農政局、中浦水門の
全面撤去を決定。
◎島根県と鳥取県の県境は未確定。
★ながえさくらやまこふんぐん
【長柄桜山古墳群】
○[歴]神奈川県の三浦郡(ミウラグン)葉山町(ハヤママチ)長柄から逗子
市(ズシシ)桜山にかけてにある古墳群。
ながおか《ながをか》
【長岡】
◇[日]Nagaoka
○(1)⇒ながおかし(長岡市)
○(2)⇒ながおかぐん(長岡郡)
ながおかきょう《ながをかきやう》
【長岡京】
◇[日]Nagaoka Kyo
○(1)[歴]桓武天皇によって 784(延暦 3.11.)平城京から山城
に遷都した都(ミヤコ)。
しかし、 785(延暦 4)造営の責任者藤原種継が工事半ばで暗
殺されたり、不祥事が打ち続いたので和気清麻呂の進言に従い、
794(延暦13)桓武天皇は再び現在の京都の地、平安京に遷都し
た。
参照⇒むこうし(向日市)
○(2)⇒ながおかきょうし(長岡京市)
○(3)[交]⇒ながおかきょうえき(長岡京駅)
ながおかきょうえき《ながをかきやうえき》
【長岡京駅】
○[交]京都府長岡京市にある、JR東海道本線の駅。
向日町(ムコウマチ)駅(京都市)と山崎(ヤマザキ)駅(大山崎町)の間。
◎1995. 9. 1(平成 7)神足(コウタリ)駅を改称。
ながおかきょうし《ながをかきやうし》
【長岡京市】
◇[日]Nagaokakyo Shi
○京都府南部の市。北部・東部を京都市、北東部を日向市(ムコウ
シ)に接し、西部を大阪府に隣接。
ながおかぐん《ながをかぐん》
【長岡郡】
◇[日]Nagaoka Gun
○高知県北東部の郡。
本山町(モトヤマチョウ)・大豊町(オオトヨチョウ)の町。
ながおかし《ながをかし》
【長岡市】
◇[日]Nagaoka Shi
○新潟県中央部の市。東部を三条市、南東部を魚沼市、南部を
小千谷市(オヂヤシ)、南西端を十日町市、西部を柏崎市、北西部
を燕市、北部を見附市に接し、北西端を日本海に面する。
山本五十六記念館がある。
〈面積〉
1970(昭和45)260平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)17万2,000人。
1980(昭和55)18万0,258人。
2000(平成12)19万3,414人。
◎もと牧野氏の城下町。
長岡藩の支藩である三根山藩は現在の新潟県西蒲原郡(ニシカンバ
ラグン)巻町(マキマチ)。
1906(明治39)市制施行。
2005. 4. 1(平成17)古志郡(コシグン)山古志村(ヤマコシムラ)を編入。
2006. 1. 1(平成18)栃尾市(トチオシ)、三島郡(サントウグン)の与板
町(ヨイタマチ)・和島村(ワシマムラ)・寺泊町(テラドマリマチ)の1市2町1村
を編入。
★ながおかはん《ながをかはん》
【長岡藩】
◇[日]Nagaoka Han
○[歴]江戸時代、越後国(現:新潟県)の長岡地方を領有した外
様藩。
江戸幕末、奥羽越列藩同盟軍の一員として抗戦。
「蔵王藩(ザオウハン)」とも呼ぶ。
ながおかひゃくあなこふん《ながをかひやくあなこふん》
【長岡百穴古墳】
○[歴]栃木県宇都宮市長岡町(ナガオカチョウ)にある、7世紀前半の
横穴式石室群。52基。
県指定文化財。
内部の壁には室町時代から江戸時代にかけて彫られた観音像
などの彫刻がある。
参照⇒よしみひゃっけつ(吉見百穴)
ながおちょう《ながをちやう》
【長尾町】
◇[日]Nagao Cho
○[古]香川県東部、大川郡(オオカワグン)の町。
参照⇒さぬきし(さぬき市)
〈面積〉
47.40平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)1万3,078人。
◎四国八十八箇所第87番札所の補陀落山(フダラクサン)長尾寺(ナガオ
ジ)の門前町として発達。
1915(大正 4)町制施行。
1955(昭和30)多和(タワ)村を編入。
1956(昭和31)造田(ゾウタ)村を編入。
2002. 4. 1(平成14)大川郡の津田町(ツダチョウ)・大川町(オオカワチョ
ウ)・志度町(シドチョウ)・寒川町(サンガワチョウ)・長尾町の5町が合併
して「さぬき市」を発足。
ながおどり《ながをどり》
【長尾鳥】
【長尾鶏】
○[農][鳥]⇒おながどり(尾長鳥,尾長鶏)
なかがみ
【中神】
【天一神】
○[暦]陰陽道(オンヨウドウ)でまつる暦神の一つ。十二神将の主将
の天一神、或いは地星の霊という。
悪い方角を巡(メグ)って、その方角を塞(フサ)ぐ守護神。
この神は己酉(ツチノトトリ)の日に天から降(クダ)り、家の東北の
隅(スミ)にあること六日、乙卯(キノトウ)の日に正東に移って五日、
順次に東南の隅・正南・西南の隅・正西・西北の隅・正北と巡
り、四方には五日・四隅には六日づつ、戊申(ツチノエサル)までの合
計44日地上にあって、癸巳(ミズノトミ)の日に正北から天に上り、
天上にあること16日、再び己酉の日に地上に下り遊行(ユギョウ)
する。
この神が地上にある遊行の方角を「塞(フサガリ)」と呼び、その
方角に向って事を行なうことを忌(イ)み、その日他出(タシュツ)す
るときは方違(カタタガ)えをする。
この神の天にある間を「天一天上」といい、八方いづれへ出か
けても障(サシサワ)りなく吉とする。かわりに日遊神(ニチユウシン)が地
におりて人家にとどまって祟(タタ)りをするので、この間は屋内
を清潔にせよともいう。
「天一神(テンイチジン)」,「天一」,「さすがみ(指す神,差す神)」とも
呼ぶ。
参照⇒かたたがえ(方違え)
◎原義は不祥。
天一神は十二神将の中央に立つので中神とする説や、一方に
長く滞るので長神とする説などがある。
◎平安時代に特に流行した。
なかがみえき
【中神駅】
○[交]東京都昭島市(アキシマシ)中神町(ナカガミチョウ)にあるJR青梅
線の駅。
東中神(ヒガシナカガミ)駅と昭島(アキシマ)駅の間。
なかがみぐん
【中頭郡】
◇[日]Nakagami Gun
○沖縄本島中南部にある、沖縄県の郡。
読谷村(ヨミタンソン)・嘉手納町(カデナチョウ)・北谷町(チャタンチョウ)・北
中城村(キタナカグスクソン)・中城村(ナカグスクソン)・西原町(ニシハラチョウ)の
町村。
◎2005. 4. 1(平成17)与那城町(ヨナシロチョウ)・勝連町(カツレンチョウ)、
石川市(イシカワシ)・具志川市(グシカワシ)と合併してうるま市を発足。
なかかるいざわ《なかかるゐざは》
【中軽井沢】
◇[日]Nakakaruizawa/Naka Karuizawa
○(1)長野県北佐久郡(キタサクグン)軽井沢町(カルイザワマチ)の地名。
◎もと中山道(ナカセンドウ)の宿駅の一つ、沓掛宿(クツカケジュク)。
○(2)[交]⇒なかかるいざわえき(中軽井沢駅)
なかかるいざわえき《なかかるゐざはえき》
【中軽井沢駅】
○[交]長野県北佐久郡(キタサクグン)軽井沢町(カルイザワマチ)にある、
しなの鉄道の駅。
軽井沢駅と信濃追分駅の間。
なかがわ《なかがは》
【中川】
◇[日]Nakagawa/Naka Gawa
○(1)[地]関東平野の中部、利根川(トネガワ)から分流して埼玉県
東部を南東流し、東京都に入り中川放水路となって東京湾に注
(ソソ)ぐ川。一級河川。延長82キロメートル。
埼玉県の羽生市(ハニュウシ)付近の上流部は「島川」、北葛飾郡(キタ
カツシカグン)松伏町(マツブシマチ)付近の中流部では「庄内古川(ショウナイフル
カワ)」と呼ばれる。
東京都葛飾区(カツシカク)南部の上平井で綾瀬川(アヤセガワ)が合流。
参照⇒たかさごばし(高砂橋)
◎名称は東の江戸川と西の荒川の間を流れていることに由来(ユ
ライ)する。
○(2)⇒なかがわく(中川区)
○(3)⇒なかがわぐん(中川郡)
○(4)⇒なかがわちょう(中川町)
○(5)⇒なかがわむら(中川村)
○(6)[交]⇒なかがわえき(中川駅)
なかがわ《なかがは》
【那珂川】
◇[日]Nakagawa/Naka Gawa
○(1)[地]関東地方北東部の川。
○(2)⇒なかがわまち(那珂川町)
なかがわ《なかがは》
【那賀川】
◇[日]Nakagawa/Naka Gawa
○(1)[地]徳島県南東部を流れる川。
延長125キロメートル、流域面積874平方キロメートル。
○(2)⇒なかがわちょう(那賀川町)
なかがわえき《なかがはえき》
【中川駅】
○[交]神奈川県横浜市都筑区(ツヅキク)にある、横浜市営地下鉄
の駅。
センター北駅とあざみ野駅の間。
なかがわく《なかがはく》
【中川区】
◇[日]Nakagawa Ku
○愛知県名古屋市の区。
なかがわぐん《なかがはぐん》
【中川郡】
◇[日]Nakagawa Gun
○北海道東部、十勝支庁(トカチシチョウ)の郡。
美深町(ビフカチョウ)・音威子府村(オトイネップムラ)・中川町(ナカガワチョ
ウ)・幕別町(マクベツチョウ)・池田町(イケダチョウ)・豊頃町(トヨコロチョウ)・
本別町(ホンベツチョウ)の町村。
なかがわちょう《なかがはちやう》
【中川町】
◇[日]Nakagawa Cho
○北海道東部、十勝支庁(トカチシチョウ)中川郡(ナカガワグン)の町。
◎徳島県那賀郡(ナカグン)には那賀川町(ナカガワチョウ)がある。
なかがわちょう《なかがはちやう》
【那賀川町】
◇[日]Nakagawa Cho
○徳島県中南部、那賀郡(ナカグン)東端の町。北西部を小松島市
(コマツシマシ)、南部を阿南市(アナンシ)に接する。
〈面積〉
18.65平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万0,508人。
◎1956(昭和31)今津(イマヅ)村と平島(ヒラジマ)村が合併して発足。
◎北海道十勝支庁(トカチシチョウ)中川郡(ナカガワグン)には中川町(ナカガ
ワチョウ)がある。
なかかわねちょう《なかかはねちやう》
【中川根町】
◇[日]Nakakawane Cho/Naka Kawane Cho
○[古]静岡県中央部、榛原郡(ハイバラグン)の町。
◎2005. 9.20(平成17)本川根町(ホンカワネチョウ)と合併して川根本町
(カワネホンチョウ)を発足。
◎榛原郡には川根町(カワネチョウ)もある。
なかがわのみや《なかがはのみや》
【中川宮】
○[古]⇒くにのみや(久邇宮)
なかがわまち《なかがはまち》
【那珂川町】
◇[日]Nakagawa Machi
○(1)栃木県東部、那須郡(ナスグン)の町。東部を茨城県に隣接。
◎2005.10. 1(平成17)馬頭町(バトウマチ)と小川町(オガワマチ)が合併
して那珂川町を発足。
○(2)福岡県中西部、筑紫郡(チクシグン)の町。
〈面積〉
74.99平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4万5,548人。
◎1956(昭和31)岩戸(シワド)村・安徳(アントク)村・南畑(ミナミハタ)村
が合併して発足。
なかがわむら《なかがはむら》
【中川村】
◇[日]Nakagawa Mura
○長野県中南部、上伊那郡南部の村。
なかかんばらぐん
【中蒲原郡】
◇[日]Nakakambara Gun/Naka Kambara Gun
○新潟県中央部の郡。
小須戸町(コスドマチ)・横越町(ヨコゴシマチ)・亀田町(カメダマチ)の町。
◎2006. 1. 1(平成18)村松町(ムラマツマチ)、五泉市に編入。
◎新潟県には北蒲原郡・西蒲原郡・東蒲原郡・南蒲原郡がある。
静岡県庵原郡(イハラグン)には蒲原町(カンバラチョウ)がある。
ながきがわ《ながきがは》
【長木川】
◇[日]Nagaki Gawa
○[地]秋田県北部を西流する、米代川(ヨネシロガワ)の支流。
秋田県大館市(オオダテシ)を貫流し、大館市沼館道南(ヌマタテミチミナミ)
で米代川に合流する。
なかく
【中区】
◇[日]Naka Ku
○(1)神奈川県横浜市の区。
中華街・横浜税関などがある。
○(2)静岡県浜松市南東部の区。
○(3)愛知県名古屋市中央部の区。
歓楽街の「錦三(キンサン)」がある。
○(4)大阪府境市中央部の区。
○(5)広島県広島市の区。
平和記念公園がある。
なかぐすく
【中城】
◇[日]Nakagusuku/Naka Gusuku
○(1)[地]⇒なかぐすくわん(中城湾)
○(2)⇒なかぐすくそん(中城村)
なかぐすくそん
【中城村】
◇[日]Nakagusuku Gun/Naka Gusuku Gun
○沖縄県の沖縄本島中南部、中頭郡(ナカガミグン)の村。西部を宜
野湾市(ギノワンシ)に接し、東部を中城湾に面する。
◎中頭郡には北中城村(キタナカグスクソン)もある。
なかぐすくわん
【中城湾】
◇[日]Nakagusuku Wan
○[地]沖縄本島南部東側の、太平洋に面する湾。
ながぐつ
【長靴】
○(1)[服]⇒ぶーつ(ブーツ)
○(2)[服](特に)雨・雪などのときに履(ハ)くゴム長靴。
ながくて
【長久手】
◇[日]Nagakute
○(1)⇒ながくてし(長久手市)
○(2)[古]⇒ながくてちょう(長久手町)
ながくてし
【長久手市】
◇[日]Nagakute Cho
○愛知県中北西部の市。東部を豊田市、南部を日進市、西部を
名古屋市に接する。
世界の名車を展示するトヨタ博物館がある。
◎2012. 4. 1(平成24)愛知郡(アイチグン)長久手町(ナガクテチョウ)、市
制施行。
ながくてちょう《ながくてちやう》
【長久手町】
◇[日]Nagakute Cho
○[古]愛知県中北西部、愛知郡(アイチグン)の町。東部を豊田市、
南部を日進市、西部を名古屋市に接する。
世界の名車を展示するトヨタ博物館がある。
◎2012. 4. 1(平成24)市制施行して長久手市を発足。
なかくびきぐん
【中頸城郡】
◇[日]Nakakubiki Gun/Naka Kubiki Gun
○[古]新潟県南部の郡。
◎2005. 1. 1(平成17)柿崎町(カキザキマチ)・大潟町(オオガタマチ)・頸
城村(クビキムラ)・吉川町(ヨシカワマチ)・中郷村(ナカゴウムラ)・板倉町(イタ
クラマチ)・清里村(キヨサトムラ)・三和村(サンワムラ)の4町4村が上越市に
編入。
2005. 4. 1(平成17)妙高高原町(ミョウコウコウゲンマチ)・妙高村(ミョウ
コウムラ)が新井市(アライシ)に編入して郡は消滅し、同日新井市が妙
高市に改称。
◎新潟県には東頸城郡・西頸城郡もある。
なかぐろ
【中黒】
◇[日]nakaguro/naka-guro
○(1)上下・左右の中央部分、または中心部分だけが黒いこと。
また、そのもの。
○(2)矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。また、それで作った矢羽
・矢。
切斑(キリフ)で、上下が白く、中央が黒いもの。
黒い部分が大きいのを「大中黒(オオナカグロ)」、小さいのを「小中
黒(コナカグロ)」と呼ぶ。
参照⇒なかじろ(中白)(2)
○(3)紋所(モンドコロ)の名称の一つ。
輪の中に、横に肉太の「一(イチ)」の字のあるもの。
「ひとつひきりょう(一つ引両,一引両)」とも、横線が特に太
いものは「大中黒(オオナカグロ)」とも呼ぶ。
◎新田氏の大中黒、足利氏の二引両など。
○(4)[印]印刷用の黒丸の活字。「・」。
区切り符号の一つで、単語を並列するときなどに用いる。縦
書きでは小数点にも用いる。
「中ぽつ(中ポツ)」,「中点(ナカテン)」,「黒丸(クロマル)」とも呼ぶ。
なかぐん
【中郡】
◇[日]Naka Gun
○(1)神奈川県中央部の郡。
大磯町(オオイソマチ)・二宮町(ニノミヤマチ)の町。
○(2)[古]京都府北西部の郡。
◎2004. 4. 1(平成16)峰山町(ミネヤマチョウ)・大宮町(オオミヤチョウ)、竹
野郡(タケノグン)の網野町(アミノチョウ)・丹後町(タンゴチョウ)・弥栄町(ヤサ
カチョウ)、熊野郡(クマノグン)の久美浜町(クミハマチョウ)と合併して京丹後
市(キョウタンゴシ)を発足し、郡は消滅
なかぐん
【那珂郡】
◇[日]Naka Gun
○(1)茨城県北部の郡。
東海村(トウカイムラ)・那珂町(ナカマチ)・瓜連町(ウリヅラマチ)の町村。
◎2004.10.16(平成16)大宮町(オオミヤマチ)・山方町(ヤマガタマチ)・美
和村(ミワムラ)・緒川村(オガワムラ)と、東茨城郡(ヒガシイバラキグン)御前
山村(ゴゼンヤマムラ)が合併して常陸大宮市(ヒタチオオミヤシ)を発足。
◎宮崎県には南那珂郡(ミナミナカグン)、島根県と徳島県には那賀郡
(ナカグン)、和歌山県には那賀郡(ナガグン)がある。
三重県には名賀郡(ナガグン)があった。
○(2)[古]筑前国(福岡県)にあった郡。
1896. 4. 1(明治29)御笠郡(ミカサグン)・席田郡(ムシロダグン)とと
もに筑紫郡(チクシグン)に統合され、那珂郡は消滅。
なかぐん
【那賀郡】
◇[日]Naka Gun
○(1)島根県中南西部の郡。
金城町(カナギチョウ)・旭町(アサヒチョウ)・弥栄村(ヤサカムラ)・三隅町(ミ
スミチョウ)の町村。
○(2)徳島県中南部の郡。
那賀川町(ナカガワチョウ)・羽ノ浦町(ハノウラチョウ)・鷲敷町(ワジキチョウ)
・相生町(アイオイチョウ)・上那賀町(カミナカチョウ)・木沢村(キサワソン)・木
頭村(キトウソン)の町村。
◎和歌山県には那賀郡(ナガグン)、茨城県には那珂郡(ナカグン)が
ある。
三重県には名賀郡(ナガグン)があった。
ながぐん
【名賀郡】
◇[日]Naga Gun
○[古]三重県中西部の郡。
青山町(アオヤマチョウ)のみ。
◎2004.11. 1(平成16)上野市(ウエノシ)と、阿山郡(アヤマグン)の伊賀
町(イガチョウ)・島ヶ原村(シマガハラムラ)・阿山町(アヤマチョウ)・大山田村
(オオヤマダムラ)と、名賀郡の青山町の、1市3町2村が合併して伊
賀市(イガシ)を発足し、郡は消滅。
◎茨城県には那珂郡(ナカグン)、和歌山県には那賀郡(ナガグン)、
島根県と徳島県には那賀郡(ナカグン)がある。
ながぐん
【那賀郡】
◇[日]Naga Gun
○和歌山県北部の郡。
打田町(ウチタチョウ)・粉河町(コカワチョウ)・那賀町(ナガチョウ)・桃山町
(モモヤマチョウ)・貴志川町(キシガワチョウ)・岩出町(イワデチョウ)の町。
◎島根県と徳島県には那賀郡(ナカグン)、茨城県には那珂郡(ナカグ
ン)がある。
三重県には名賀郡(ナガグン)があった。
なかご
【中子】
【中心】
◇[日]nakago
○(1)物の中心。まんなか(真ん中)・しん(芯)。
○(2)重箱など入れ子(イレコ)に作った器物で、内部に入る小さな
方のもの。
参照⇒いれこ(入れ子,入子,入れ籠,入籠)(1)
○(3)[植]ウリ(瓜)などの実の内部で、種子を含んだ軟らかい
部分。
○(4)[植]アシ(葦)の茎の中の薄い紙のような皮・薄皮。
参照⇒あし(アシ,葦,蘆,葭)
○(5)⇒なかご(茎,中心,中子)
○(6)鏃(ヤジリ)の部分名。
矢柄(ヤガラ)の中に入る部分。
○(7)[楽]三味線の棹(サオ)で、胴に入った部分。
○(8)⇒なかご(中子,中心,中型)
○(9)⇒なかご(中子,仲子)
なかご
【中子】
【仲子】
◇[日]nakago
○斎宮の忌み詞(イミコトバ)で、仏(ホトケ)の別称。
◎堂の中央に安置することから。
なかご
【中子】
【中心】
【中型】
◇[日]nakago
○中空の鋳物(イモノ)を作るとき、中空となる部分に入れる砂の
鋳型。
鋳込んだのちに鋳型の砂をかき出す。
なかご
【茎】
【中心】
【中子】
○刀剣・薙刀(ナギナタ)などの刀身を柄(つか)や柄(え)に差し込
む部分。
中ほどに目釘孔(メクギアナ)があり、目釘または目貫(メヌキ)と呼
ぶ釘で柄と固定する。また、柄から抜けにくくするために鑢目
(ヤスリメ)が施されている。
茎尻(ナカゴジリ)には刀身の作者の銘が刻まれている。
参照⇒はばき(はばき,ハバキ)
なかごうむら《なかがうむら》
【中郷村】
◇[日]Nakago Mura
○[古]新潟県南部、中頸城郡(ナカクビキグン)の村。
◎2005. 1. 1(平成17)上越市に編入。
なかこしきじま
【中甑島】
◇[日]Nakakoshiki Jima
○[地]九州南西部、甑島列島の一島。
鹿児島県薩摩郡(サツマグン)の上甑村(カミコシキムラ)に所属。
なかごすん
【中五寸】
○[建]⇒ごすんくぎ(五寸釘)(5)
なかこまぐん
【中巨摩郡】
◇[日]Nakakoma Gun/Naka Koma Gun
○山梨県西部の郡。
玉穂町(タマホチョウ)・昭和町(ショウワチョウ)・田富町(タトミチョウ)の町。
◎2003. 4. 1(平成15)郡西部の白根町(シラネマチ)・櫛形町(クシガタマ
チ)・甲西町(コウサイマチ)・若草町(ワカクサチョウ)・八田村(ハッタムラ)・芦安
村(アシヤスムラ)の4町2村が合併して南アルプス市を発足。
2004. 9. 1(平成16)中巨摩郡の竜王町(リュウオウチョウ)・敷島町(シ
キシマチョウ)と北巨摩郡(キタコマグン)の双葉町(フタバチョウ)の3町が合併
して甲斐市(カイシ)を発足
◎山梨県には北巨摩郡・南巨摩郡もある。
なかざ
【中座】
○[歴][劇]大阪府大阪市中央区道頓堀(ドウトンボリ)にあった歌舞
伎劇場。
江戸初期から歌舞伎を中心に興行し、上方文化の中心的劇場
として浪花五座(ナニワゴザ)の一つ。明治中期ころまでは「中の芝
居」と呼ばれていた。
松竹新喜劇の本拠地。
◎1653(承応 2. 3.)塩屋九郎右衛門、中之芝居として同地に創
設。
1872(明治 5)中座と改称。
1906. 2.(明治39)松竹の傘下に入る。
1945. 3.13(昭和20)戦災で焼失。
1948. 1.(昭和23)新築(鉄筋コンクリート造り地上4階・地
下1階建て、延べ約3,000平方メートル)。松竹新喜劇、旗揚げ。
1999.10.31(平成11)閉鎖。
2000. 2.(平成12)東京の不動産管理会社に売却。
2002. 9. 9(平成14)解体工事中に爆発・炎上。
ながさかちょう《ながさかちやう》
【長坂町】
◇[日]Nagasaka Cho
○[古]山梨県北西部、北巨摩郡(キタコマグン)の町。
◎2003.10.31(平成15)未明、太陽フレアによる磁気嵐の影響で
八ヶ岳連峰のある北の空にオーロラが現れる。
2004.11. 1(平成16)明野村(アケノムラ)・須玉町(スタマチョウ)・高根
町(タカネチョウ)・大泉村(オオイズミムラ)・白州町(ハクシュウマチ)・武川村(ムカ
ワムラ)の町村と合併して北杜市(ホクトシ)を発足。
ながさき
【長崎】
◇[日]Nagasaki
○(1)⇒ながさきけん(長崎県)
○(2)⇒ながさきし(長崎市)
○(3)[交]⇒ながさきえき(長崎駅)
ながさきあげは
【ナガサキアゲハ】
【長崎揚羽】
◇[学]Papilio memnon thunbergii von Siebold
○[虫]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)アゲハチョウ科(Papil-
ionidae)のチョウ。東南アジア原産。
◎分布の北限が温暖化に伴い北上し、1940年代の九州・四国南
部から、1980年代には和歌山県・兵庫県などで観察され、2000
(平成12)京都での越冬が確認。その後、埼玉県・山梨県などで
も観察されている。また、北上に伴って羽根の黒い部分が濃く
大きくなっていたことを坂志朗(京都大学エネルギー科学研究
科教授)が発見した。
ながさきえき
【長崎駅】
○[交]長崎県長崎市にある、JR九州の長崎本線の駅。
浦上(ウラカミ)駅の次で、ターミナル駅。
◎JR左沢線(アテラザワセン)には羽前長崎駅がある。
西武池袋線には東長崎駅がある。
ながさきおらんだむら
【長崎オランダ村】
○[歴]長崎県西彼杵郡(ニシソノギグン)西彼町(セイヒチョウ)にあったテ
ーマパーク。
シンボルは17世紀の大型帆船を復元したプリンス・ウィレム
号(the Prinz Willem)(全長73.5メートル,約2,000トン)など。
ハウステンボスの母体となった。
参照⇒はうすてんぼす(ハウステンボス)
◎1983(昭和58)開業。
1985(昭和60)オランダの造船所でプリンス・ウィレム号を実
物大に復元(14億円)。
1992. 3.(平成 4)ハウステンボス開業に伴ない閉鎖。
1993(平成 5)施設を拡充して再開。
2001(平成13)閉園。
2003.10.21(平成15)オランダに売却(1万ユーロ,1億3千万
円)されたプリンス・ウィレム号が移送のため曳航。
★ながさきくんち
【長崎くんち】
○長崎県長崎市上西山町(カミニシヤママチ)の諏訪神社の秋の大祭。
毎年6つの踊町が出し物の当番を務め、おらんだ万才・龍踊
(ジャオドリ)・本踊・川船などの奉納踊を披露する。
日本三大祭・九州三大祭の一つ。
「おくんち祭」とも呼ぶ。
◎見物人の掛け声は「モッテコーイ」・「ショモーヤレ」。
◎奉納踊は国の重要無形民俗文化財に指定。
ながさきけん
【長崎県】
◇[日]Nagasaki Ken
○九州地方北西部の県。かつての肥前国の西半分と壱岐・対馬。
県庁所在地は長崎市。
〈面積〉
1978(昭和53)4,105.62平方キロメートル。
1980(昭和55)4,107平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)157万2,000人。
1980(昭和55)159万0,554人。
◎県花はウンゼンツツジ、県鳥はオシドリ、県木はヒノキ。
◎1871(明治 4)廃藩置県で平戸県・大村県・島原県・厳原県(イ
ズハラケン)が設置。同年、4県が合体して長崎県となる。
1872(明治 5)伊万里県(イマリケン)を編入。
1876(明治 9)三瀦県(ミズマケン)の旧肥前2郡を編入。
1883(明治16)佐賀県を分離。
★ながさきこうくう《ながさきかうくう》
【長崎航空】
○[空]
1961. 6.12(昭和36)設立。
1967.12. 1(昭和42)定期部門を全日本空輸に継承し、存続。
ながさきし
【長崎市】
◇[日]Nagasaki Shi
○長崎県南部の市。県庁所在地。
〈面積〉
1970(昭和45)208平方キロメートル。
1994(平成 6)241平方キロメートル。
241.20平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)45万0,000人。
1980(昭和55)44万7,091人。
1995(平成 7)43万9,000人。
2000(平成12)42万3,167人。
◎1889(明治22)市制実施。
1955(昭和30)深堀村・福田村・日見村を編入。
1962(昭和37)茂木町・式見村を編入。
1963(昭和38)東長崎町を編入。
1973(昭和48)三重村を編入。
◎アメリカ合衆国ミネソタ州の州都セントポール(Saint Paul)
と姉妹都市。
ながさきせいてつじょ
【長崎製鉄所】
○[歴]⇒ながさきようてつじょ(長崎鎔鉄所)
ながさきせん
【長崎線】
○[交]⇒ながさきほんせん(長崎本線)
ながさきぞうせんじょ
【長崎造船所】
○[経]長崎県長崎市飽の浦町(アクノウラマチ)にある、三菱重工業の
造船所。
参照⇒みつびしじゅうこうぎょう(三菱重工業)
◎徳川幕府の長崎鎔鉄所(長崎製鉄所)を明治政府が継承。
1871(明治 4)工部省所管の造船所となる。
1884(明治17)三菱へ貸与。
1887(明治20)三菱に払い下げられ民営。
1917(大正 6)三菱合資造船部が三菱造船として独立し、その
主力造船所となる。
1942. 8. 5(昭和17)軍艦武蔵を竣工。
1990. 6.21(平成 2)日本郵船の豪華クルーズ客船クリスタル
・ハーモニーを竣工。
1991(平成 3)郵船クルーズ所有の豪華客船飛鳥(アスカ)を完成。
2002.10. 1(平成14)建造中の豪華客船ダイヤモンド・プリン
セス号で火災発生。
参照⇒ながさきようてつじょ(長崎鎔鉄所)
ながさきちゃんぽん
【長崎チャンポン】
○[食]⇒ちゃんぽん(ちゃんぽん,チャンポン)(2)
ながさきのかね
【長崎の鐘】
○(1)[楽]サトウハチロー作詞、古関裕而(コセキ・ユウジ)作詞の歌
謡曲。
歌は藤山一郎。
◎1949. 7.(昭和24)レコード発売。
○(2)[映]1950. 9.22(昭和25)封切りの松竹映画。
監督:大庭秀雄。
出演:若原雅夫・月丘夢路(ユメジ)・津島恵子。
ながさきのざぼんうり
【長崎のザボン売り】
○[楽]石本美由起作詞、江口夜詩作曲の歌謡曲。
歌は小畑実。
◎1948. 6.(昭和23)レコード発売。
ながさきのひと
【長崎の女】
○[楽]たなかゆきを作詞、林伊佐緒(イサオ)作曲の歌謡曲。
歌は春日八郎。
◎1963. 6.(昭和38)レコード発売。
ながさきのよるはむらさき
【長崎の夜はむらさき】
○[楽]古木花江作詞、新井利昌作曲の歌謡曲。
歌は瀬川瑛子(セガワ・エイコ)。
◎1970. 3.(昭和45)レコード発売。
ながさきはきょうもあめだった《ながさきはけふもあめだつた》
【長崎は今日も雨だった】
○[楽]永田貴子(タカシ)作曲、綾木雅夫作曲の歌謡曲。
歌は内山田洋(ウチヤマダ・ヒロシ)とクールファイブ。
◎1969(昭和44)発売。
ながさきぼうえきせん
【長崎貿易銭】
○[歴]江戸前期に日本で鋳造された宋銭。
中国の明朝末期には騒乱で中国内での鋳銭が不足したことか
ら、オランダ商人が日本の寛永通宝を輸出しようとしたが、日
本国内の不足を心配した幕府から輸出を禁止されたため、長崎
に鋳銭局を設けて宋銭の名称を持った銭貨を貿易用として鋳造
したもの。1659〜1685(万治 2〜貞享 2)の26年間、鋳造された。
名称は、元豊通宝・祥符元宝・天聖元宝・嘉祐通宝・煕寧元
宝・紹聖元宝・治平元宝など。
参照⇒げんぽうつうほう(元豊通宝,元豐通寶),[2]どん(ドン)
(2)
ながさきぼじょう《ながさきぼじやう》
【長崎慕情】
○[楽]ベンチャーズ(The Ventures)作曲、林春生訳詩の歌謡曲。
歌は渚ゆう子。
◎1971.12. 1(昭和46)発売。
★ながさきほんせん
【長崎本線】
○[交]JR九州が運行する鉄道路線。
単に「長崎線」とも呼ぶ。
〈停車駅〉
鳥栖(トス)駅・肥前麓(ヒゼンフモト)駅・中原(ナカバル)駅・吉野ヶ里
公園(ヨシノガリコウエン)駅・神埼(カンザキ)駅・伊賀屋(イガヤ)駅・佐賀
(サガ)駅・鍋島(ナベシマ)駅・バルーンさが駅・久保田(クボタ)駅・
牛津(ウシヅ)駅・肥前山口(ヒゼンヤマグチ)駅・肥前白石(ヒゼンシロイシ)
駅・肥前竜王(ヒゼンリュウオウ)駅・肥前鹿島(ヒゼンカシマ)駅・肥前浜(ヒ
ゼンハマ)駅・肥前七浦(ヒゼンナナウラ)駅・肥前飯田(ヒゼンイイダ)駅・多
良(タラ)駅・肥前大浦(ヒゼンオオウラ)駅・小長井(コナガイ)駅・長里(ナガ
サト)駅・湯江(ユエ)駅・小江(オエ)駅・肥前長田(ヒゼンナガタ)駅・東
諫早(ヒガシイサハヤ)駅・諫早(イサハヤ)駅・西諫早(ニシイサハヤ)駅・喜々津
(キキツ)駅・市布(イチヌノ)駅・肥前古賀(ヒゼンコガ)駅・現川(ウツツガワ)
駅・東園(ヒガシソノ)駅・大草(オオクサ)駅・本川内(ホンカワチ)駅・長与
(ナガヨ)駅・高田(コウダ)駅・道ノ尾(ミチノオ)駅・西浦上(ニシウラカミ)駅
・浦上(ウラカミ)駅・長崎駅。
ながさきや
【長崎屋】
○(1)[歴]江戸時代、江戸日本橋にあった外国人を泊める宿屋。
長崎の出島からオランダ商館長(カピタン)などが参府した時の
定宿(ショウヤド)であった。
参照⇒かぴたん(カピタン,甲比丹,甲必丹)
◎現在の東京都中央区日本橋室町(ムロマチ)4丁目にあった。
川柳「石町(コクチョウ)の鐘はオランダまで聞こえ」(オランダは長
崎屋のこと)
参照⇒ときのかね(時の鐘)(1)
○(2)[経]中堅のスーパーストア。
本社は千葉県市川市。
◎2000(平成12)経営破綻(ハタン)。
2007.10.(平成19)ドン・キホーテの傘下となる。
★ながさきようてつじょ
【長崎鎔鉄所】
○[歴]中国のアヘン戦争の結果を知った江戸幕府がヨーロッパ
列強の日本侵略に備え、長崎湾飽ノ浦(アクノウラ)地区に建設した
鉄鋼船の造船所。
瓦職人を使用して煉瓦(レンガ)を焼き、防火に腐心(フシン)して
いる。
「長崎製鉄所」とも呼ぶ。
◎1857(安政 4)オランダ人技師の指導で工事を開始。
1861(文久元)全体が完成。
明治政府が継承。
参照⇒ながさきぞうせんじょ(長崎造船所)
ながさここうえん《なかさここうゑん》
【長迫公園】
○広島県呉市(クレシ)上長迫町(カミナガサコチョウ)にある旧呉海軍墓地。
「戦艦大和の戦死者の碑」やイギリス水兵の墓碑などがある。
◎1890(明治23)海軍軍人などの埋葬地として開設。
1986(昭和61)長迫公園として公開。
なかざし
【中挿し】
【中挿】
【中差し】
【中差】
○婦人の髷(マゲ)の中央に横に挿して固定させる笄(コウガイ)。
参照⇒かんざし(簪)(2)
なかさつないむら
【中札内村】
◇[日]Nakasatsunai Mura
○北海道南東部、十勝支庁(トカチシチョウ)河西郡(カサイグン)の村。
なかさと
【中里】
◇[日]Nakasato
○(1)⇒なかさとむら(中里村)
○(2)[古]⇒なかさとまち(中里町)
なかざとそん
【仲里村】
◇[日]Nakazato Son
○[古]沖縄県島尻郡(シマジリグン)、久米島(クメジマ)東部の村。
〈面積〉
37.73平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)5,159人。
◎2002. 4. 1(平成14)具志川村(グシカワソン)と合併して久米島町
(クメジマチョウ)となる。
◎新潟県中魚沼郡(ナカウオヌマグン)には中里村(ナカサトムラ)がある。
群馬県多野郡(タノグン)には中里村(ナカサトムラ)があった。
なかざとふじ
【中里富士】
◇[日]Nakazato Fuji
○東京都清瀬市(キヨセシ)中里にある、江戸時代に築造された富士
塚。東京都の有形民俗文化財。
毎年9月1日に行われる、積み上げた麦藁(ムギワラ)を燃やす
「火の花祭り」は東京都の無形民俗文化財。
なかさとまち
【中里町】
◇[日]Nakasato Machi
○[古]青森県北津軽郡(キタツガルグン)の町。津軽(ツガル)半島の中
央部。北部は十三湖(ジュウサンコ)に面する。
◎1941(昭和16)町制施行。
1955(昭和30)内潟(ウチガタ)村・武田村を編入。
2005. 3.28(平成17)小泊村(コドマリムラ)と合併して中泊町(ナカド
マリマチ)を発足。
◎新潟県中魚沼郡(ナカウオヌマグン)には中里村(ナカサトムラ)がある。
群馬県多野郡(タノグン)には中里村(ナカサトムラ)があった。
なかさとむら
【中里村】
◇[日]Nakasato Mura
○(1)新潟県南部、中魚沼郡(ナカウオヌマグン)の村。
◎1988(昭和63)雪国はつらつ条例を制定。
○(2)[古]群馬県南部、多野郡(タノグン)の村。
◎2003. 4. 1(平成15)万場町(マンバマチ)と合併して神流町(カンナマチ)
を発足。
◎青森県北津軽郡(キタツガルグン)には中里町(ナカサトマチ)があった。
沖縄県島尻郡(シマジリグン)には仲里村(ナカザトソン)があった。
なかさわえき《なかさはえき》
【中沢駅】
○[交]青森県東津軽郡(ヒガシツガルグン)蓬田村(ヨモギタムラ)中沢にあ
るJR津軽線の無人駅。
後潟(ウシメガタ)駅(青森市)と蓬田(ヨモギタ)駅の間。
★ながし
【流し】
○(1)流すこと。また、流す物。
○(2)[建]台所・調理場・井戸端(イドバタ)などに設けた、食材
や食器などを洗ったり、洗い水を流したりする設備。
「流し台」,「シンク([英]sink)」とも呼ぶ。
参照⇒したながし(下流し)
○(3)浴場で体を洗ったり、洗い水を流したりする場所。
○(4)湯屋・銭湯で浴客の背中を洗うこと。また、客が背中を
洗わせること。
○(5)銭湯で浴客の背中を洗う人。三助(サンスケ)。
参照⇒さんすけ(三助)(2)
○(6)芸人・按摩(アンマ)などが客の呼び入れを求めて町を歩くこ
と。また、その人。
◎ギターの流し
○(7)[交]タクシーが客を求めてあちこち走りまわること。ま
た、そのタクシー。
○()
○()[古]島流し。
ながじい《ながじひ》
【ナガジイ】
【長椎】
○[植]⇒すだじい(スダジイ,すだ椎)
なかじき
【中敷き】
【中敷】
○(1)中に敷くこと。また、その敷物。
○(2)[服]⇒いんなーそーる(インナーソール)
ながしすき
【流し漉き】
【流漉】
○和紙の手漉き法の一つ。
紙料(シリョウ)の入った槽(フネ)(紙漉き槽)に簀桁(スケタ,スゲタ)を入
れ、前後左右に数回ゆり動かして紙料を均一にし、そのまます
くい上げ、水切りさせるもの。
溜め漉きより後に開発された技法で、全面を均一にすること
や、毎回同じ厚さにすることなど高度な技術と熟練が必要とさ
れる。
「ながしずき(流し漉き,流漉)」とも呼ぶ。
◎溜め漉きに比べて時間が速く、薄く仕上がる。
参照⇒ためすき(溜め漉き,溜漉)
ながしずき
【流し漉き】
【流漉】
○⇒ながしすき(流し漉き,流漉)
ながしだい
【流し台】
○[建]⇒ながし(流し)(2)
ながしの
【長篠】
◇[日]Nagashino
○愛知県東部、南設楽郡(ミナミシタラグン)鳳来町(ホウライチョウ)の地名。
豊川の上流、寒狭(カンサ)川・宇連(ウレ)川の合流点。
参照⇒ながしののたたかい(長篠の戦い)
ながしののたたかい《ながしののたたかひ》
【長篠の戦い】
○[歴]1575(天正 3. 5.21)織田信長・徳川家康の連合軍が長篠
の地で武田勝頼(カツヨリ)を破った合戦。
連合軍は連吾川(レンゴガワ)に馬防柵を設け、新兵器の鉄砲
3,000挺を使用して一斉射撃し、武田の騎馬隊を撃破した。両
軍の戦死者は16,000余人という。
★ながしびな
【流し雛】
○
参照⇒さんだわら(桟俵)(2)
なかしべつちょう《なかしべつちやう》
【中標津町】
◇[日]Nakashibetsu Cho
○北海道東部、根室支庁(ネムロシチョウ)標津郡(シベツグン)の町。
◎標津郡には標津町(シベツチョウ)もある。
なかじま
【中島】
◇[日]Nakajima
○(1)⇒なかじまぐん(中島郡)
○(2)⇒なかじまむら(中島村)
○(3)[古]⇒なかじままち(中島町)
○(4)[古]⇒なかじまちょう(中島町)
ながしま
【ながしま】
○[軍]海上自衛隊の掃海艇(MSC680)。
広島県呉市の海上自衛隊呉基地に所属。
◎1996.12.25(平成 8)竣工。
[1]ながしま
【長島】
◇[日]Nagashima
○[地]岡山県瀬戸内市虫明(ムシアケ)にある島。
面積約325ヘクタール。小豆島(ショウドシマ)(香川県)の北約15キロ
メートル。
島内の東部に長島愛生園、西部に邑久光明園の2つの国立ハ
ンセン病療養所がある。
◎1988. 5. 9(昭和63)邑久長島大橋(185メートル)が完成。
◎瀬戸内海国立公園からは除外。
◎旧住所は邑久郡(オクグン)邑久町(オクチョウ)虫明。
[2]ながしま
【長島】
◇[日]Nagashima
○⇒ながしまちょう(長島町)
ながしまあいせいえん《ながしまあいせいゑん》
【長島愛生園】
○[医]岡山県瀬戸内市虫明(ムシアケ)(長島の東部)にある、国立ハ
ンセン病療養所。
関連資料を集めた歴史館は予約制で入館無料、月・金曜日は
休館。
参照⇒らいよぼうほう(癩予防法,らい予防法),たまぜんせい
えん(多磨全生園),ほしづかけいあいえん(星塚敬愛園)
◎長島西部には邑久光明園がある。
参照⇒おくこうみょうえん(邑久光明園)
◎1930.11.20(昭和 5)最初の国立癩療養所として開設。
2003. 8. 8(平成15)歴史館の開館記念式。
◎旧住所は邑久郡(オクグン)邑久町(オクチョウ)虫明。
★ながしまいっき
【長島一揆】
○[歴]安土桃山時代、伊勢長島の願証寺に拠(ヨ)った本願寺(一
向宗,浄土真宗)門徒が織田信長に対抗した一揆。
石山本願寺一揆と呼応して1570(元亀元)蜂起、信長は3回に
わたって攻撃し1574(天正 2. 9.)鎮圧、門徒多数が虐殺された。
「長島一向一揆」,「長島の一向一揆」とも呼ぶ。
参照⇒わじゅう(輪中)
ながしまいっこういっき《ながしまいつかういつき》
【長島一向一揆】
○[歴]⇒ながしまいっき(長島一揆)
なかしまぐん
【中島郡】
◇[日]Nakashima Gun
○愛知県北西部の郡。
祖父江町(ソブエチョウ)・平和町(ヘイワチョウ)の町。
なかじまちょう《なかじまちやう》
【中島町】
◇[日]Nakajima Cho
○[古]愛媛県北西部の忽那諸島(クツナショトウ)にある温泉郡(オンセング
ン)の町。
参照⇒くつなしょとう(忽那諸島)
〈面積〉
37.23平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)7,193人。
◎1952(昭和27)町制施行。
1959(昭和34)神和村と合併。
1960(昭和35)睦野村を編入。
1963(昭和38)西中島村を編入。
2005. 1. 1(平成17)松山市に編入。
ながしまちょう《ながしまちやう》
【長島町】
◇[日]Nagashima Cho
○(1)鹿児島県北西部、出水郡(イズミグン)の町。長島の西半分。
◎長島の東半分は東町(アズマチョウ)。
○(2)[古]三重県北東部、桑名郡(クワナグン)の町。
◎2004.12. 6(平成16)桑名市に編入。
ながしまのいっこういっき《ながしまのいつかういつき》
【長島の一向一揆】
○[歴]⇒ながしまいっき(長島一揆)
★なかじまひこうき《なかじまひかうき》
【中島飛行機】
○[歴][空]中島知久平(チクヘイ)が創立。富士重工業の前身。
参照⇒ふじじゅうこうぎょう(富士重工業)
◎1917(大正 6)設立。
1927(昭和 2)日本海軍は戦闘機の競争試作の結果、三式艦上
戦闘機として中島飛行機研究所のダロスター・ガンベット改良
型を採用。
1930.11.(昭和 5)中島飛行機研究所、国産最初の高性能星型
発動機を製作(450馬力)。
1931.12.15(昭和 6)中島飛行機(株)を設立。本社東京、資本
金1200万円、社長中島喜代一。
1945. 4. 1(昭和20)軍需工廠官制が公布され、同日、中島飛
行機は第1軍需工廠となる。
なかじままち
【中島町】
◇[日]Nakajima Machi
○[古]石川県中北部、鹿島郡(カシマグン)の町。
◎2004.10. 1(平成16)鹿島郡の田鶴浜町(タツルハママチ)・能登島町
(ノトジママチ)とともに七尾市(ナナオシ)に編入。
なかじまむら
【中島村】
◇[日]Nakajima Mura
○福島県南部、西白河郡(ニシシラカワグン)の村。
なかじょうまち《なかでうまち》
【中条町】
◇[日]Nakajo Machi
○[古]新潟県中央部、北蒲原郡(キタカンバラグン)の町。
◎2005. 9. 1(平成17)(ナカジョウマチ)と合併して胎内市(タイナ
イシ)を発足。
なかしょく
【中食】
○[社]スーパーなどで惣菜(ソウザイ)や弁当などの調理済み食品
を買って、家や職場で食べる食事。
レストランなどの「外食(ガイショク)」と、家庭内で手作り料理を
食べる「内食(ウチショク)」の中間の意味。
参照⇒[2]いーといん(イートイン)
◎「ちゅうじき」とも読む:⇒ちゅうじき(中食)
ながじょろきあ
【ナガ・ジョロキア】
◇Naga Jolokia
○[農][食]⇒じょろきあ(ジョロキア)
なかじろ
【中代】
○[農]⇒しろかき(代掻き,代かき)
なかじろ
【中白】
◇[日]nakajiro
○(1)上下・左右の中央部分、または中心部分だけが白いこと。
また、そのもの。
○(2)矢羽(ヤバネ)の斑文(フモン)の一種。
上下の端が黒く、中央が白いもの。また、また、それで作っ
た矢羽・矢。
白い部分の大きいのを「大中白(オオナカジロ)」、小さいのを「小中
白(コナカジロ)」と呼ぶ。
参照⇒なかぐろ(中黒)(2)
なかじろぞめ
【中白染め】
◇[日]najirozome
○アサ(麻)など染料の染み込みにくい糸で、繊維の表面のみを
染めること。
織物を揉(モ)んだり、使い込んだりすると、染め残った繊維
の中心部が白く表れ、風合いのあるかすれ模様となる。
参照⇒あさ(アサ,麻)
なかす
【中洲】
◇[日]Nakasu
○福岡県福岡市博多区(ハカタク)の地名。
那珂川と博多川の中洲に位置する繁華街・歓楽街。
なかず
【中洲】
◇[日]Nakazu
○東京都中央区日本橋中洲、隅田川の西岸、新大橋南方の埋立
地。かつて酒亭・茶席があった。
江戸後期、安永年間にでき、寛政の取払いまで納涼地・岡場
所として栄えた。
俗称は「三叉(ミツマタ)」。
ながす
【長州】
◇[日]Nagasu
○大分県宇佐市の地名。旧町名。
◎1967(昭和42)宇佐町・駅川(エキセン)町・四日市(ヨッカイチ)町の近
隣3町を合併して宇佐市を発足。
ながすびつ
【長炭櫃】
○長い炭櫃(スビツ)(イロリ)。
「長櫃(ナガビツ)」とも呼ぶ。
ながすまち
【長洲町】
◇[日]Nagasu Machi
○熊本県北部、玉名郡(タマナグン)の町。北部を荒尾市に接し、南
西部は有明海(アリアケカイ)に面する。
〈面積〉
19.43平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万7,956人。
◎1889(明治22)町制施行。
1957(昭和32)腹栄(フクエイ)村を編入。
★なかせんだいのらん
【中先代の乱】
○[歴]1335(<南>建武 2,<北>建武 2. 7.)北条高時(タカトキ)の遺
子時行(トキユキ)が鎌倉幕府の復活をはかり起した反乱。
1333(<南>元弘 3,<北>正慶 2)後醍醐天皇方の新田義貞(ニッタ・
ヨシサダ)に北条高時ら北条氏が討たれ幕府が滅亡する。このとき
時行は信濃国に逃れ、1335(<南>建武 2,<北>建武 2. 7.)諏訪
氏に擁立されて挙兵。足利直義(タダヨシ)(足利尊氏の弟)らを破
り一時鎌倉を陥れ、鎌倉幕府を復活。約20日後の翌月東下した
足利尊氏(タカウジ)と戦い敗死。
◎中先代とは、北条高時以前の鎌倉幕府を先代、足利尊氏の足
利幕府を当代とすることから。北条時行を「中先代」とも呼ぶ。
なかせんどう《なかせんだう》
【中山道】
【中仙道】
◇[日]Nakasen Do/Nakasendo
○[歴]五街道の一つ。江戸の日本橋から木曾地方を通って京都
の三条大橋に至る69の宿駅(シュクエキ)がある街道。
<30>塩尻宿から<45>中津川宿までは「木曾街道」とも呼ぶ。
〈宿駅〉
江戸日本橋・<1>板橋宿・<2>蕨(ワラビ)宿・<3>浦和宿・<4>大
宮宿・<5>上尾(アゲオ)宿・<6>桶川(オケガワ)宿・<7>鴻巣(コウノス)宿
・<8>熊谷(クマガヤ)宿・<9>深谷(フカヤ)宿・<10>本庄(ホンジョウ)宿・
<11>新町宿・<12>倉賀野(クラガノ)宿・<13>高崎宿・<14>板鼻宿
・<15>安中(アンナカ)宿・<16>松井田宿・<17>坂本宿-(関所)-<18>
軽井沢宿・<19>沓掛(クツカケ)宿・<20>追分(オイワケ)宿・<21>小田井
宿・<22>岩村田宿・<23>塩名田宿・<24>八幡宿・<25>望月宿・
<26>芦田宿・<27>長久保(長窪)宿・<28>和田宿・<29>下諏訪宿
・<30>塩尻宿・<31>洗馬宿・<32>本山宿・<33>贄川宿・<34>奈
良井宿・<35>藪原(ヤブハラ)宿・<36>宮越宿-(関所)-<37>福島宿
・<38>上松宿・<39>須原宿・<40>野尻宿・<41>三留野宿・<42>
妻籠宿・<43>馬籠(マゴメ)宿・<44>落合宿・<45>中津川宿・<46>
大井宿・<47>大久手宿・<48>細久手宿・<49>御嶽宿・<50>伏見
宿・<51>太田宿・<52>鵜沼宿・<53>加納宿・<54>河渡宿・<55>
美江寺宿・<56>赤坂宿・<57>垂井宿・<58>関ヶ原宿・<59>今須
宿・<60>柏原宿・<61>醒井宿・<62>番場宿・<63>鳥居本宿・
<64>高宮宿・<65>愛知川宿・<66>武佐宿・<67>守山宿・<68>草
津宿。
近江草津から東海道と合流し、<69>大津宿を経て京都三条大
橋に至る。
◎最大の峠(トウゲ)は碓氷峠(ウスイトウゲ)。
◎学校では「中山道」を使用し、慣例的な「中仙道」は用いない。
なかせんまち
【中仙町】
◇[日]Nakasen Machi
○[古]秋田県中東部、仙北郡(センボクグン)の町。
郷土行事に「ドンパン踊り」がある。
毎年、全国ジャンボうさぎフェスティバルを開催。
◎2003.10.18(平成15)全国ジャンボうさぎフェスティバルの体
重部門で、はるかぜ2号(メス・1歳5ヶ月・9.2キログラム)
が優勝。
2005. 3.22(平成17)大曲市(オオマガリシ)と仙北郡の神岡町(カミオカ
マチ)・西仙北町(ニシセンボクマチ)・協和町(キョウワマチ)・南外村(ナンガイムラ)
・仙北町(センボクマチ)・太田町(オオタマチ)と合併して大仙市(ダイセンシ)
を発足。
ながぞうり《ながざうり》
【長草履】
○[服]足の裏全体をおおう、普通の長さの草履。
◎足の裏半ばまでの足半(アシナカ)に対する言葉。
参照⇒あしなか(足半,足中)
ながぞく
【ナガ族】
◇[英]the Nagas
○インドのナガランド州・マニプール州に居住する少数民族。
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