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                    PDD図書館管理番号       0001.0089.5800.13

                 百   科   辞   書    《もた》     編集:獨  澄旻

-------- もた --------------------------------------------------
もたい《もたひ》
	【瓮】
	【甕】
	○酒や水などを入れる器(ウツワ)・甕(カメ)。
	 「とりべ(取瓶,取り瓶)」とも呼ぶ。
★もたらす
	【齎す】
	○
もたらばとう《もたらばたう》
	【モタラバ島】
	◇[英]Mota Lava Island
	○[地]南太平洋のメラネシア、バヌアツ(Vanuatu)に属するバ
	クンス諸島(Banks Islands)の一島。
	◎2002.12.(平成14)28〜29日、ソロモン諸島のファタカ島(Fa-
	taka Island)・アヌタ島(Anuta Island)・アヌタ島(Anuta Is-
	land)とともに大型サイクロン(熱帯低気圧)の直撃を受ける。
もだりてぃー
	【モダリティー】
	◇[英]modality
	○(1)[文法]「だろう」・「かもしれない」などで表される、話し
	ての認識・判断・態度。
	○(2)おおまかな枠組みで認識・判断すること。
	◎モダリティー合意(大筋の合意)。
もーだる
	【モーダル】
	◇[英]modal
	○(1)[形]様式(mode)上の、形式上の、形態上の。様式の、形
	式の、形態の。
	○(2)[形][言](動詞の)法(mode)の。叙法の。
	○(3)[形][楽]旋法の、音階の。
	○(4)[名][言]法助動詞。
もーだるしふと
	【モーダルシフト】
	◇[英]modal shift
	○[交]輸送方式を切り換えること。貨物輸送を他の輸送手段に
	転換し、物流の効率化・環境改善をはかること。
	 特に、国内の物流の8割以上を占めるトラック輸送から、内
	航海運や鉄道などの低公害な手段に転換すること。
もだん
	【モダン】
	◇[英]modern、[独]modern(モデルン)
	○[形]現代の、近代の。現代的な、近代的な。
	 「モダーン」とも呼ぶ。
	◎中国語では「摩登(modeng)」を当てる。
もだーん
	【モダーン】
	◇[英]modern
	○[形]⇒もだん(モダン)
もだんかなざわ《もだんかなざは》
	【モダン金沢】
	【モダン金澤】
	○[歴]1930(昭和 5)鞍信一(クラ・シンイチ)が刊行した月刊地方誌。
★もち
	【モチ】
	【餅】
	◇[日]mochi
	○[食]
	◎糯米:⇒もちごめ(もち米,糯米)
	 鏡餅:⇒かがみもち(鏡餅)
	 円餅:⇒まるもち(円餅)
	 伸餅:⇒のしもち(伸し餅,伸餅)
	 切餅:⇒きりもち(切り餅,切餅)(1)
	 水餅:⇒みずもち(水餅)
もち
	【モチ】
	【黐】
	○(1)トリモチ(鳥黐)の別称。
	 ⇒とりもち(トリモチ,鳥黐)
	○(2)[植]モチノキ(黐の木)の別称。
	 ⇒もちのき(モチノキ,黐の木)
もちいえたんぽねんきん《もちいへたんぽねんきん》
	【持ち家担保年金】
	◇[英]reverse mortgage
	○[経]⇒りばーすもーげーじ(リバースモーゲージ,リバース・
	モーゲージ)
もちがせちょう《もちがせちやう》
	【用瀬町】
	◇[日]Mochigase Cho
	○[古]鳥取県東部南、八頭郡(ヤズグン)の町。
	◎2004.11. 1(平成16)鳥取市に編入。
もちかぶがいしゃ《もちかぶぐわいしや》
	【持株会社】
	【持ち株会社】
	◇[英]holding company
	○[経]他会社の株式の全部または大部分を保有し、その事業活
	動を支配する会社。
	 「ホールディング・カンパニー」,「親会社」とも呼ぶ。
	 参照⇒おやがいしゃ(親会社)(2),こんつぇるん(コンツェル
	ン)
もちぐさ
	【餅草】
	○[植]ヨモギ(蓬)の別称。
	 ⇒よもぎ(ヨモギ,蓬)
	◎餅に搗(ツ)き入れて「くさもち(草餅)」にすることから。
	 春の季語。
もちこし
	【持越】
	○⇒ふつかよい(二日酔,宿酔)
もちごま
	【持ち駒】
	【持駒】
	○(1)将棋(ショウギ)で、手元にあって必要に応じて使える駒。
	 相手から取った駒で、自分の番に盤上の好きな場所に貼る
	(置く)ことができる。
	○(2)(転じて)ある人の管理下にあって必要なときに使用でき
	る人や物。
もちごめ
	【もち米】
	【糯米】
	◇[英]glutinous rice
	○[食]蒸(ム)すまたは炊(タ)くと強い粘り気がある米の種類。
	 イネ(稲)の品種の中の糯稲(もちいね)から採れる米で、デン
	プンの成分はアミロペクチン(amylopectin)。
	 餅や赤飯などに使用する。
	 「もちよね(糯米)」とも呼ぶ。
	 参照⇒うるちまい(うるち米,粳米)
★もちづき
	【望月】
	○[暦]満月。陰暦の十五日の月。
	 「最中(モナカ)の月」とも呼ぶ。
	◎幾望:陰暦の14日の月。
	 既望:陰暦の16日の月。
★もちのうお《もちのうを》
	【モチノウオ】
	【持之魚】
	◇[学]Cheilinus oxyrhynchus
	○[魚]スズキ目(Perciformes)ベラ科(Labridae)モチノウオ属
	(Cheilinus)の硬骨魚。
	 琉球列島以南の西部太平洋に生息。
	 食用となる。
	◎近縁種:⇒めがねもちのうお(メガネモチノウオ,眼鏡黐之魚)
★もちのき
	【モチノキ】
	【黐の木】
	◇[学]Ilex integra
	○[植]モチノキ目(Aquifoliales)モチノキ科(Aquifoliaceae)
	モチノキ属(Ilex)の常緑高木。
	 「モチ(黐)」,「トリモチノキ(鳥黐の木)」,「冬青(トウセイ)」とも呼
	ぶ。
	 参照⇒とりもち(トリモチ,鳥黐)
★もちばな
	【餅花】
	○小正月に神棚に供える飾り物。
	 葉を取ったヤナギ・エノキなどの枝に、丸めた餅や団子など
	を沢山つけたもの。
	 参照⇒こしょうがつ(小正月),まゆだま(まゆ玉,繭玉)
	◎新年の季語。
もちべーしょん
	【モチベーション】
	◇[英]motivation
	○(1)[心]動機づけ・やる気・刺激。
	○(2)[経][心]行動・意欲を起こさせるような要素。誘因。
	○(3)[教]学習意欲を引き出すこと・かきたてること。
もちゅう
	【喪中】
	○喪に服している期間。
	 「椎柴(シイシバ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒もふく(喪服),ちゅうう(中有)
もちよね
	【糯米】
	◇[英]glutinous rice
	○[食]⇒もちごめ(もち米,糯米)
[1]もーつぁると
	【モーツァルト】
	◇Leopold Mozart(レオポルト・モーツァルト)
	○[人]オーストリアの作曲家(1719〜1787)。ウォルフガング・
	アマデウス・モーツァルトの父。
★[2]もーつぁると
	【モーツァルト】
	◇Wolfgang Amadeus Mozart(ウォルフガング・アマデウス・モ
	ーツァルト)
	○[人]オーストリアの作曲家(1756. 1.27〜1791.12. 5)。父は
	レオポルト・モーツァルト
	◎毒殺説:参照⇒さりえり(サリエリ)
もつぁれら
	【モツァレラ】
	◇[伊]mozzarella
	○[食]⇒もっつぁれら(モッツァレラ)
もっかん《もくかん》
	【木簡】
	◇[中]mujian
	○[歴]⇒もくかん(木簡)
もっきつ
	【勿吉】
	◇[中]Wuji
	○[歴]中国東北部に住んでいたツングース系の民族、靺鞨(Mo-
	he)(マッカツ)の中国南北朝時代の旧称。
	 ⇒まっかつ(靺鞨)
もっくあっぷ
	【モックアップ】
	◇[英]mock-up(模造品)
	○実物大の模型・原寸模型。
	 研究・試験・展示のための、紙・木・粘土・プラスチックな
	どで作られた正確な模型。
	 参照⇒ぷろとたいぷ(プロトタイプ)(2)
	◎小さく作られた模型はミニチュアと呼ばれる。
もっくすねんりょう《もつくすねんれう》
	【MOX燃料】
	◇[英]mixed oxide fuel
	○[原]プルサーマル計画に使うウラン・プルトニウム混合酸化
	物燃料。
	 二酸化ウランと二酸化プルトニウムを混ぜる。
	 参照⇒ぷるさーまる(プルサーマル),えーてぃーあーる(AT
	R),びーえぬえふえる(BNFL)
	◎電源開発(電発)が青森県下北郡(シモキタグン)大間町(オオママチ)にM
	OX燃料のみを使う世界初のフルMOX原子炉の建設を計画中。
もっくばとる
	【モックバトル】
	◇[英]mock battle
	○(英語で)模擬戦。
★もつご
	【モツゴ】
	【持子】
	◇[学]Pseudorasbora parva
	○[魚]コイ目(Cypriniformes)コイ科(Cyprinidae)モツゴ属
	(Pseudorasbora)の淡水産の硬骨魚。
	 「ハヤ(鮠)」とも呼ぶ。
もっこ
	【もっこ】
	【畚】
	◇[英]rope basket
	○[建]縄(ナワ)を網(アミ)のように四角に編み、四隅(ヨスミ)に吊紐
	(ツリヒモ)をつけたもの。カゴ(籠)の代用にする。
	 石や土を乗(ノ)せて棒を通し、二人で担(カツ)いで運ぶもの。
	 「もっこう(畚)」,「ふご(畚)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あじか(簣),ねこぐるま(猫車)
	◎語源は「もちこ(持籠)」の音便。
	 もっこ一杯分を「一簣(イッキ)」と呼ぶ。
	 参照⇒いっき(一簣)
もっこう
	【もっこう】
	【畚】
	○[建]⇒もっこ(もっこ,畚)
★もっこう《もくかう》
	【モッコウ】
	【木香】
	【唐木香】
	○(1)[植]([学]Saussurea costus)キク目(Asterales)キク科
	(Asteraceae)トウヒレン属(Saussurea)の多年草。
	○(2)(1)から製する生薬。
	◎青木香(セイモッコウ):参照⇒うまのすずくさ(ウマノスズクサ,馬
	の鈴草,馬兜鈴)
	○(3)[植]モッコウバラ(木香薔薇)の略称。
	 ⇒もっこうばら(モッコウバラ,木香薔薇)
★もっこうばら《もくかうばら》
	【モッコウバラ】
	【木香薔薇】
	◇[学]Rosa banksiae
	○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa)のツル
	性(蔓性)常緑低木。
	 「モッコウ(木香)」とも呼ぶ。
もっこつ《もくこつ》
	【木骨】
	◇[英]wooden framework
	○(1)[建]木製の骨組み。
	○(2)[建]骨組みを木造にすること。
	 壁体は煉瓦(レンガ)・石などを積み、外観は煉瓦造り・石造り
	になる。
	 参照⇒もっこつれんがぞう(木骨煉瓦造)(1)
もっこつれんが《もくこつれんぐわ》
	【木骨煉瓦】
	○[建]⇒もっこつれんがぞう(木骨煉瓦造)(1)
もっこつれんがぞう《もくこつれんぐわざう》
	【木骨煉瓦造】
	○(1)[建]木造建築の一種。
	 主要な骨組みの柱・柱繋(ツナ)ぎ・梁(ハリ)などに木材を使用し、
	その軸組みの空間または外部を煉瓦・石などで充填する構造・
	工法。
	 「木骨煉瓦」,「ハーフティンバー([英]half-timber)」とも呼ぶ。
	○(2)[建](1)で造られた建物。
もっしゅ
	【モッシュ】
	◇[英]mosh(モシュ)
	○[俗][楽]ロックコンサートなどで、リズムに合せて体をくね
	らせたり、手足を振り回したり、跳び跳ねたりしながら激しく
	踊ること。
	 体をぶつけ合ったり、殴り合ったりもする。
	 参照⇒もっしゅぴっと(モッシュピット,モッシュ・ピット)
	◎「すり潰す(mash)」から派生したと考えられている。
もっしゅ
	【没収】
	○[歴]中世、幕府または領主が、不法を行なった者の領地など
	を取り上げる刑罰。
	 重罪を犯したり、主人の命令にそむいたりした際に、当人や
	縁坐者の地位・所領・邸宅・財産などを没収(ボッシュウ)したこと。
	 「もっしゅう(没収)」とも呼ぶ。
もっしゅう《もつしう》
	【没収】
	○[歴]⇒もっしゅ(没収)
もっしゅぴっと
	【モッシュピット】
	【モッシュ・ピット】
	◇[英]mosh pit
	○[俗][楽]ヘビメタなどが行われる舞台前部。
	 参照⇒もっしゅ(モッシュ)
もっつぁれっら
	【モッツァレッラ】
	◇[伊]mozzarella
	○[食]⇒もっつぁれら(モッツァレラ)
もっつぁれら
	【モッツァレラ】
	◇[伊]mozzarella(モッツァレッラ)
	○[食]水牛([伊]bufalo)のミルクから製する、白く軟らかいチ
	ーズ。南イタリアの特産。
	 やや酸味があり、ピザ・フライなどのイタリア料理に用いら
	れる。
	 「モツァレラ」,「モザレラ」,「モッツァレラチーズ」とも呼ぶ。
もっつぁれらちーず
	【モッツァレラチーズ】
	◇[英]mozzarella cheese
	○[食]⇒もっつぁれら(モッツァレラ)
もってのほか
	【もってのほか】
	○[農]紫色で大輪の食用菊。山形県の特産。
	◎名称は一説に、「皇室の紋章を食べるのは畏(オソ)れ多い」の意
	味とする。
もっぱらはけん
	【専ら派遣】
	○[経]企業が派遣会社を設立し、その派遣会社が採用した契約
	社員・正社員を親会社グループ専門に派遣すること。
	 バブル崩壊後、労働条件の切り下げのために行われている。
もっぶ
	【モッブ】
	◇[英]mob
	○(1)暴徒・暴民。
	○(2)烏合(ウゴウ)の衆(シュウ)・野次馬連(ヤジウマレン)。無秩序な群
	衆・無統制な群衆。
もっぷ
	【モップ】
	◇[英]mop
	○(1)長い柄の先に雑巾(ゾウキン)が付いたT字形の掃除用具。
	 雑巾は木綿布の太い紐(ヒモ)をかるく撚(ヨ)ったものなどを使
	用し、床板などの清掃に用いる。
	 ローラーが二つ付いた専用のバケツがあり、雑巾部分を入れ
	て洗い、ペダルを足で踏(フ)んで二つのローラーの間に挟(ハサ)
	ん引き、水気をとる。
	 参照⇒でっきぶらし(デッキブラシ),ぞうきん(雑巾)
	○(2)モップの紐に似たもじゃもじゃの髪。
★もつやく
	【モツヤク】
	【没薬】
	○(1)[植]⇒もつやくじゅ(モツヤクジュ,没薬樹)
	○(2)[薬]モツヤクジュ(没薬樹)から採取した天然樹脂。
	 「ミルラ([羅]myrrha)」とも呼ぶ。
	 参照⇒でりあむ(デリアム)(1)
	◎英語:マー(myrrh)。
	 ドイツ語:ミューレ(Myrrhe,Myrre)。
★もつやくじゅ
	【モツヤクジュ】
	【没薬樹】
	◇[学]Commiphora myrrha
	○[植]ムクロジ目(Sapindales)カンラン科(橄欖科)(Bursera-
	ceae)ミルラノキ属(Commiphora)の低木。アフリカ東北部(ソマ
	リランド)産。
	 単に「モツヤク(没薬)」とも、「ミルラ([羅]myrrha)」とも呼ぶ。
もっりか
	【モッリカ】
	◇[伊]mollica
	○[食](イタリア語で)パン屑(クズ)。パンの軟らかい中身。パ
	ン粉。
	 ⇒[2]くらむ(クラム)
もて
	【モテ】
	◇[独]Motte
	○[虫](ドイツ語で)ガ(蛾)。
	 ⇒が(蛾)
もでぃふぁい
	【モディファイ】
	◇[英]modify
	○(1)(部分的に)修正する、変更する。
	○(2)(条件・要求などを)緩和する、加減する。
	○(3)(語句などを)修飾する。
	○(4)(自動車・機械・装置などを)改造する。
もでぃふぁいあ
	【モディファイア】
	◇[英]modifier
	○⇒もでぃふぁいやー(モディファイヤー)
もでぃふぁいやー
	【モディファイヤー】
	◇[英]modifier
	○(1)[文法]修飾語句。
	 「モディファイア」とも呼ぶ。
	○(2)[工]プラスチックを強化する樹脂添加剤。
	 「モディファイア」とも呼ぶ。
もでぃふぃけーしょん
	【モディフィケーション】
	◇[英]modification
	○(1)修正・変更。
	○(2)[文法]修飾。
	○(3)[音]調音。
	○(4)[楽]転調。
	○(5)[電]変調。
	○(6)[生]一時的変異。
もでぃりあに
	【モディリアニ】
	◇Amedeo Modigliani
	○[人]⇒もじりあーに(モジリアーニ)
もでぃりあーに
	【モディリアーニ】
	◇Amedeo Modigliani
	○[人]⇒もじりあーに(モジリアーニ)
もてぎ
	【茂木】
	◇[日]Motegi
	○(1)⇒もてぎまち(茂木町)
	○(2)[交]⇒もてぎえき(茂木駅)
もてぎえき
	【茂木駅】
	○[交]栃木県芳賀郡(ハガグン)茂木町(モテギマチ)にある、真岡鉄道
	(モウカテツドウ)の駅。
	 天矢場(テンヤバ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
もてぎまち
	【茂木町】
	◇[日]Motegi Machi
	○栃木県南東部、芳賀郡(ハガグン)の町。
もですと
	【モデスト】
	◇Modesto
	○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州中北部スタニスロー
	ス郡(Stanislaus County)の郡都。
	 サンフランシスコ(San Francisco)の東方。
	 久留米市の姉妹都市。
もでな
	【モデナ】
	◇Modena
	○(1)(Provincia di Modena)⇒もでなけん(モデナ県)
	○(2)イタリア中北部、エミリア・ロマーナ州(Regione Emilia 
	Romagna)中央部のモデナ県中北部にある県都。
	 「モーデナ」,「モデーナ」とも呼ぶ。
もでーな
	【モデーナ】
	◇Modena
	○⇒もでな(モデナ)
もーでな
	【モーデナ】
	◇Modena
	○⇒もでな(モデナ)
もでなけん
	【モデナ県】
	◇[伊]Provincia di Modena、[英]Modena District/Modena 
	Province
	○イタリア中北部、エミリア・ロマーナ州(Regione Emilia 
	Romagna)中央部の県。
	 県都はモデナ。
	 「モーデナ県」,「モデーナ県」とも呼ぶ。
もでーなけん
	【モデーナ県】
	◇[伊]Provincia di Modena、[英]Modena District/Modena 
	Province
	○⇒もでなけん(モデナ県)
もーでなけん
	【モーデナ県】
	◇[伊]Provincia di Modena、[英]Modena District/Modena 
	Province
	○⇒もでなけん(モデナ県)
★もでむ
	【モデム】
	【MODEM】
	○[通]変復調装置。
	 伝送速度は約300ボー(baud)〜56Kボー(kilo baud)。
	 ADSLモデムの伝送速度は1.8Mボー(mega baud)〜。
	 参照⇒[1]ぼー(ボー),おんきょうかぷら(音響カプラ)
	◎"modulator(変調器)"と"demodulator(復調器)"からの合成語。
もでりんぐ
	【モデリング】
	◇[英]modeling
	○(1)模型製作。
	○(2)[美]彫刻に肉付けし実体感を出すこと。また、その技法。
	○(3)[美]絵画で陰影をつけて立体感を出すこと。また、その
	技法。
	○(4)[数]複雑な現象を簡単な幾つかのパターンになるように、
	数式化または抽象化すること。
	○(5)[画]コンピュータ・グラフィックスで、実際の現象を数
	式化または抽象化してデータにすること。
	○(6)[心]他人の行動やその結果を幾つか観察した結果、経験
	していない自分が新しい思考や行動様式として獲得する過程。
もてる
	【モテル】
	◇[英]motel
	○⇒もーてる(モーテル)
もーてる
	【モーテル】
	◇[英]motel
	○(1)簡易ホテルの一種。自動車旅行用の宿泊・休憩施設。
	 「モテル」とも呼ぶ。
	◎「モータリストホテル(motorists' hotel)」の略称。
	◎1959(昭和34)箱根で営業。
	○(2)(日本で)同伴ホテル・ラブホテルの一種。自動車で乗り
	付けることが出来る宿泊・休憩施設。
	 「モテル」とも呼ぶ。
	◎1972(昭和47)風俗営業り規制対象となる。
★もでる
	【モデル】
	◇[英]model、[中]mote'er(模特儿)
	○(1)模型・標本。
	○(2)模範・手本。
	○(3)[芸]制作の対象とする人物や物。
	○(4)(3)を職業とする人。特にファッションモデル。
	○(5)小説などの素材となった人物。
	○(6)
★もでるがん
	【モデルガン】
	◇[英]model gun
	○模造(モゾウ)拳銃(ケンジュウ)。
	 本物の拳銃そっくりに作られた、金属製またはプラスチック
	製の玩具。小さなプラスチック弾を火薬・スプリング・圧縮ガ
	スなどで発射できるものもある。
	◎1972(昭和47)小銃など長いものを除き、銃口をふさぐことが
	決まった。
	 1974.12.(昭和49)日本モデルガン製造協同組合、設立。
	 1986(昭和61)国際産業がスミス&ウェッソン社製M29のモ
	デルガン(エアガン)を発売。改造なしで殺傷能力があると認定
	され製造中止。
	 2002.10.20(平成14)メキシコ、犯罪防止のためモデルガンの
	輸入・製造・販売を禁止。
もでるにすも
	【モデルニスモ】
	◇[西]modernismo、[英]modernism(モダニズム)
	○(スペイン語で)近代主義。
もとおる《もとほる》
	【回る】
	【廻る】
	○めぐる。まわる。歩き回る。ぶらつく。徘徊(ハイカイ)する。
	◎あした浜辺を、もとおれば。
もとかの
	【モトカノ】
	○[俗]以前に付き合っていた彼女。
	 「元の彼女」の略称。
	 ⇔もとかれ(モトカレ,元彼)
	◎「モトカレ(元彼)」からの派生語。
もとかれ
	【モトカレ】
	【元彼】
	○[俗]以前に付き合っていた彼氏。
	 「元の彼氏」の略称。
	 ⇔もとかの(モトカノ)
	◎平成からの言葉。それまでは「昔の男」という表現が多かった。
	 のちに「イマカレ(今彼)」が派生。
もとがんごうじ《もとくわんごうじ》
	【本元興寺】
	○⇒がんごうじ(元興寺)(1)
もときにまさるうらきなし
	【本木にまさる末木なし】
	【本木に勝る末木なし】
	○[慣用句]何回取り替えてみても、結局は最初に関係のあった
	者より優れた者はいない。
	 主に男女・夫婦の関係に用いる。
	◎「木の根元(本木)より太い枝(末木)はない」の意味。
もとぐっち
	【モトグッチ】
	◇[登録商標]Moto Guzzi
	○[経][交]イタリアの高級オートバイ製造会社。
★もとごめ
	【元込め】
	◇[英]breechloader
	○
	 「後装(コウソウ)」,「ブリーチローダー」とも呼ぶ。
	 参照⇒すないどるじゅう(スナイドル銃)
	◎ボルト・アクション式:参照⇒もーぜるじゅう(モーゼル銃)
もとこんぽ
	【モトコンポ】
	◇[登録商標]MOTOCOMPO
	○[交]ホンダ社製のレジャー・バイク。
	 ホンダシティーのトランクに一体収納を可能としたもの。
もとさばふぐ
	【モトサバフグ】
	◇[学]Lagocephalus spadiceus
	○[魚]⇒しろさばふぐ(シロサバフグ,白鯖河豚)
もとじゅくえき
	【本宿駅】
	○[交]群馬県勢多郡(セタグン)黒保根村(クロホネムラ)にある、わたら
	せ渓谷鉄道の駅。
	 上神梅(カミカンバイ)駅(大間々町)と水沼(ミズヌマ)駅の間。
	◎1989. 3.29(平成元)新設。
もとす
	【本巣】
	◇[日]Motosu
	○(1)⇒もとすし(本巣市)
	○(2)⇒もとすぐん(本巣郡)
	○(3)⇒もとすちょう(本巣町)
	○(4)[交]⇒もとすえき(本巣駅)
もとすえき
	【本巣駅】
	○[交]岐阜県本巣市(モトスシ)にある、樽見鉄道の駅。
	 糸貫(イトヌキ)駅と木知原(コチボラ)駅の間。
	◎旧住所は本巣郡(モトスグン)本巣町(モトスチョウ)。
もとすぐん
	【本巣郡】
	◇[日]Motosu Gun
	○岐阜県南西部の郡。
	 北方町(キタガタチョウ)のみ。
	◎2003. 5. 1(平成15)穂積町(ホヅミチョウ)と巣南町(スナミチョウ)が合
	併して瑞穂市(ミズホシ)を発足。
	 2004. 2. 1(平成16)本巣町(モトスチョウ)・真正町(シンセイチョウ)・糸
	貫町(イトヌキチョウ)・根尾村(ネオムラ)が合併して本巣市を発足。
もとすこ
	【本栖湖】
	◇[日]Motosu Ko
	○[地]山梨県南部、富士山北麓にある富士五湖の一つ。
	 五湖の西端にあり、最大深度は五湖中最深。冬季、全面結氷
	はしない。
	 面積5.1平方キロメートル、周囲10キロメートル、最大深度
	121.6メートル、湖面海抜900メートル。
	 参照⇒ふじごこ(富士五湖)
	◎5千円札の裏のデザイン。北西岸にある浩庵荘の前に「五千
	円札の富士山の撮影場所」と書かれた看板があるが、実際は青
	海峠と呼ばれる地点。
もとすし
	【本巣市】
	◇[日]Motosu Shi
	○岐阜県南西部の市。南東部を岐阜市に接する。
	〈面積〉
	 374.6平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2004. 2.(平成16)3万4,800人。
	◎2004. 2. 1(平成16)本巣郡(モトスグン)の本巣町(モトスチョウ)・真正
	町(シンセイチョウ)・糸貫町(イトヌキチョウ)・根尾村(ネオムラ)が合併して発足。
もとすちょう《もとすちやう》
	【本巣町】
	◇[日]Motosu Cho
	○[古]岐阜県南西部、本巣郡(モトスグン)の町。
	〈面積〉
	 51.25平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)8,445人。
	◎1950(昭和25)山添(ヤマゾエ)村・文殊(モンジュ)村が合併して本巣
	村を発足。
	 1956(昭和31)外山(トヤマ)村を編入。
	 1960(昭和35)町制施行。
	 2004. 2. 1(平成16)真正町(シンセイチョウ)・糸貫町(イトヌキチョウ)・根
	尾村(ネオムラ)と合併して本巣市を発足。
もとなり
	【本生り】
	【本成り】
	○[農]ウリ(瓜)・カボチャ(南瓜)・スイカ(西瓜)などツル
	(蔓)に生る作物で、ツルの本の方に実が生ること。また、その
	実。
	 後からツルの先の方に生った実にくらべ、養分も十分で大き
	く、色や味も良い。
	 ⇔うらなり(末生り,末成り)
もとのむら
	【本埜村】
	◇[日]Motono Mura
	○千葉県北部、印旛郡(インバグン)の村。
	 冬季、ハクチョウ(白鳥)が飛来する。
もとはちまんぐう
	【元八幡宮】
	○東京都江東区南砂(ミナミスナ)にある富賀岡八幡宮の俗称。
	 ⇒とみがおかはちまんぐう(富賀岡八幡宮)
もとぶちょう《もとぶちやう》
	【本部町】
	◇[日]Motobu Cho
	○沖縄本島北部の本部半島(モトブハントウ)西部にある、沖縄県国頭
	郡(クニガミグン)の町。
	 瀬底島(セソコジマ)を含む。
	〈面積〉
	 54.26平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)1万4,716人。
	◎1940(昭和15)町制施行。
	 1947(昭和22)上本部村を分離。
	 1971(昭和46)上本部村を再編入。
	 2002.11.(平成14)国営沖縄記念公園水族館を前身に国営「沖
	縄美ら海(チュラウミ)水族館」が開館。
もとぶはんとう《もとぶはんたう》
	【本部半島】
	◇[日]Motobu Hanto
	○[地]沖縄本島北部の半島。東部は国頭郡(クニガミグン)の今帰仁
	村(ナキジンソン)、西部は国頭郡本部町(モトブチョウ)、基部は名護市(ナ
	ゴシ)に所属。
もとみや
	【本宮】
	◇[日]Motomiya
	○(1)⇒もとみやし(本宮市)
	○(2)[古]⇒もとみやまち(本宮町)
もとみやし
	【本宮市】
	◇[日]Motomiya Shi
	○福島県中東部の市。北東部を二本松市、南部を郡山市に接す
	る。
	◎2007. 1. 1(平成19)安達郡(アダチグン)の本宮町(モトミヤマチ)と白
	沢村(シラサワムラ)が合併して発足。
もとみやまち
	【本宮町】
	◇[日]Motomiya Machi
	○[古]福島県中東部、安達郡(アダチグン)の町。
	◎2007. 1. 1(平成19)白沢村(シラサワムラ)と合併して本宮市(モトミヤシ)
	を発足。
	◎和歌山県東牟婁郡(ヒガシムログン)には本宮町(ホングウチョウ)があっ
	た。
もーとめいん
	【モートメイン】
	◇[英]mortmain
	○[法]課税対象から逃れるため、不動産を宗教団体に寄付した
	形式で名義変更し、永代保有すること。
	 「デッドハンド(dead hand)」,「死手」,「死手譲渡」とも呼ぶ。
	◎中世ラテン語「モルトゥアマヌス(mortua manus)(死の手)」か
	ら。
	◎フランス語:マモルテ(mainmorte)。
	 イタリア語:マノモルタ(manomorta)。
	 スペイン語:マノスムエルタス(manos muertas)。
	 ドイツ語:アインゲフロレナーベジツ(eingefrorener Besitz)。
もとやわたえき《もとやはたえき》
	【本八幡駅】
	○(1)[交]千葉県市川市八幡(ヤワタ)2丁目にあるJR総武線の駅。
	 市川(イチカワ)駅と下総中山(シモウサナカヤマ)駅(船橋市)の間。
	○(2)[交]千葉県市川市八幡3丁目にある都営地下鉄新宿線の駅。
	 篠崎(シノザキ)駅(東京都)の次で、ターミナル駅(終点)。
もとよし
	【本吉】
	◇[日]Motoyoshi
	○(1)⇒もとよしぐん(本吉郡)
	○(2)⇒もとよしちょう(本吉町)
もとよしぐん
	【本吉郡】
	◇[日]Motoyoshi Gun
	○宮城県北東部の郡。
	 津山町(ツヤマチョウ)・南三陸町(ミナミサンリクチョウ)の町。
	◎2005. 4. 1(平成17)本吉町(モトヨシチョウ)、登米郡(トメグン)の全8
	町と合併して登米市を発足。
	 2005.10. 1(平成17)志津川町(シヅガワチョウ)と歌津町(ウタツチョウ)
	が合併して南三陸町を発足。
	 2006. 3.31(平成18)唐桑町(カラクワチョウ)、気仙沼市(ケセンヌマシ)に
	編入。
もとよしちょう《もとよしちやう》
	【本吉町】
	◇[日]Motoyoshi Cho
	○[古]宮城県北東部、本吉郡(モトヨシグン)の町。
	〈面積〉
	 106.69平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万2,101人。
	◎1955(昭和30)津谷(ツヤ)町・小泉村・大谷(オオヤ)村が合併して
	発足。
	 2005. 4. 1(平成17)登米郡(トメグン)の全8町と合併して登米
	市を発足。
もとりー
	【モトリー】
	◇[英]motley
	○(1)[形]雑多な、雑多の。
	○(2)[形](布地などが)まだらの、色模様の。
	◎モトリー柄
	○(3)[名]道化師の、異なった色の小布を縫い合せたまだらの
	衣装。
	 参照⇒はーれくぃん(ハーレクィン)
もどりがつお《もどりがつを》
	【戻り鰹】
	○[魚]秋、北から南に移動するカツオ。
	 ⇔はつがつお(初鰹)
[1]もーどりんかれっじ
	【モードリン・カレッジ】
	◇[英]Magdalen College
	○[教]イギリス、オックスフォード大学(Oxford University)
	の学寮。
	◎1458(長禄 2)設立。
[2]もーどりんかれっじ
	【モードリン・カレッジ】
	◇[英]Magdalen College
	◇[英]Magdalene College
	○[教]イギリス、ケンブリッジ大学(Cambridge University)の
	学寮。
	◎1428(正長元)設立。
もーとれいく
	【モートレイク】
	◇Mortlake
	○⇒もーとれーく(モートレーク)
もーとれーく
	【モートレーク】
	◇Mortlake
	○オーストラリア南東部、ビクトリア州(Victoria State)南西
	部の町。
	 メルボルンの西方約200キロメートル。
	 「モートレイク」とも呼ぶ。
★もとろーら
	【モトローラ】
	◇[英]Motorola Inc.
	○[経][通]アメリカの大手通信機器・半導体製造会社。
	 参照⇒おーえすないん(OS−9)
もーとんとう《もーとんたう》
	【モートン島】
	◇[英]Moreton Island
	○[地]オーストラリア北東部、クイーンズランド州(Queens-
	land State)南東部にある州都ブリスベン(Brisbane)北東方沖
	にある島。
もーとんわん
	【モートン湾】
	◇[英]Moreton Bay
	○[地]オーストラリア北東部、クイーンズランド州(Queens-
	land State)南東部、州都ブリスベン(Brisbane)とモートン島
	(Moreton Island)の間の水域。
もな
	【モナ】
	◇Mona
	○(1)[地](Isla Mona)⇒もなとう(モナ島)
	○(2)[地](Mona Passage)⇒もなかいきょう(モナ海峡)
★もなか
	【最中】
	○(1)まっさかり・最中(サイチュウ)。
	○(2)まんなか(真ん中)。
	○(3)[食]和菓子の一種。
	 二枚の皮の中に餡(アン)を詰めたもの。
	 皮は、糯米(モチゴメ)の粉をこねて薄く延ばし、型に入れてく
	ぼみをつけ、焼いたもの。
	 初めは形が円かったことから「最中の月」に似ているとして
	この名称が生れたが、現在は四角・貝形などいろいろある。
	 参照⇒ぽい(ポイ)
もなかいきょう《もなかいけふ》
	【モナ海峡】
	◇[英]Mona Passage
	○[地]西インド諸島中部の大アンチル列島(Greater Antilles)
	にある、イスパニョーラ島(Isla Espanola)(ハイチ島)とエル
	トリコ島(Puerto Rico)とに挟まれた海峡。
	 海峡間にモナ島(Isla Mona)がある。
もなかのつき
	【最中の月】
	○[暦]陰暦の十五日の月。
	 ⇒もちづき(望月)
もなーきー
	【モナーキー】
	◇[英]monarchy
	○(1)[政]君主政治。君主政体・君主制・君主制度。
	○(2)君主国。
	◎立憲君主国:constitutional monarchy。
もなーく
	【モナーク】
	◇[英]monarch
	○(1)(世襲の)君主。皇帝・王・女王など。
	○(2)[虫]⇒おおかばまだら(オオカバマダラ,大樺斑)
もなーくばたふらい
	【モナーク・バタフライ】
	◇[英]monarch butterfly
	○[虫]⇒おおかばまだら(オオカバマダラ,大樺斑)
もなこ
	【モナコ】
	◇Monaco
	○(1)地中海北岸、フランス南東端にある立憲公国。正称はモ
	ナコ公国。
	 首都はモナコ。
	 世界有数の観光・保養地で、公設のカジノ(賭博場)がある。
	〈面積〉
	 1.5平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1984(昭和59)2万7,000人。
	 1988(昭和63)2万8,000人。
	〈歴代君主〉
	 アルベール一世(Albert I)(1848〜1922):1889. 9.10〜1922.
	 6.26。
	 ルイ二世(Louis II)(1870〜1949. 5. 9):1922. 6.26〜1949.
	 5. 9。
	 レーニエ三世(Rainier III)(1923. 5.31〜2005. 4. 6):
	1949. 5. 9〜。
	 アルベール二世(Albert II)(1958〜):2005. 4. 6〜。
	○(2)モナコ公国の首都。
	〈人口〉
	 1973(昭和48)2万人。
もなざいと
	【モナザイト】
	◇[英]monazite
	○[鉱]花崗岩(カコウガン)や変成岩など緻密(チミツ)な結晶質岩に含
	まれる、放射線を出す黄色や淡褐色の鉱物。Ce[PO4]。比
	重5.1、硬度5.5。
	 セリウム・トリウム・ジルコニウム・イットリウムなどを含
	む希土類元素の燐酸塩鉱物で、単斜晶系・柱状結晶。
	 希土類元素の重要原料となり、またウラン0.2%、トリウム
	6%が含まれ、かつて原子炉用燃料トリウムを抽出したり、時
	計の蛍光文字盤やブラウン管の製造などに使用された。
	 「モナズ石」とも呼ぶ。
	 参照⇒やこうどけい(夜光時計),みっしゅめたる(ミッシュメ
	タル,ミッシュ・メタル)
	◎産地は北南米やロシア・インド・東南アジアなどで、ペグマ
	タイト(pegmatite)やその風化漂砂中に産する。
	 日本では岐阜県や福島県で産出する。
もなずいし
	【モナズ石】
	◇[英]monazite
	○[鉱]⇒もなざいと(モナザイト)
もなとう《もなたう》
	【モナ島】
	◇[西]Isla Mona、[英]Mona Island
	○[地]西インド諸島中部の大アンチル列島(Greater Antilles)
	にある、イスパニョーラ島(Isla Espanola)(ハイチ島)とエル
	トリコ島(Puerto Rico)と間のモナ海峡(Mona Passage)にある、
	アメリカ領の無人島。
	 北緯18.10°、西経67.90°の地。
もなむー
	【モナムー】
	◇[フ]Mon amour
	○⇒もなむーる(モナムール)
もなむーる
	【モナムール】
	◇[フ]Mon amour
	○(フランス語で)私の愛(イト)しい人。
	 「モナムー」とも呼ぶ。
もなりさ
	【モナリサ】
	◇[英]Mona Lisa
	○[楽]レイ・エバンス(Ray Evans)作詞、ジェイ・リビングス
	トン(Jay Livingston)作曲の映画『別働隊(Captain Carey,
	U.S.A.)』の挿入歌。
	 歌はナット・キング・コール(Nat King Cole)。
	◎1950(昭和25)アカデミー歌曲賞を受賞。
もなりざ
	【モナリザ】
	【モナ・リザ】
	◇[伊]Monna Lisa(リサ夫人)
	○[美]レオナルド・ダ・ビンチ(Leonardo da Vinci)の作品。
	 フィレンツェの貴族ジョコンド(Francesco del Giocondo)の
	妻リサ・ジョコンダ(Gioconda)の肖像画。1503〜1506年ころの
	作品。板に油彩で描かれ、縦77センチ、横53センチ。
	 ルーブル美術館所蔵。
	 フランス語では「ラ・ジョコンド(la Joconde)」、イタリア語
	では「ラ・ジョコンダ(la Joconda)」と呼ぶ。
	◎「モナ」は既婚婦人の敬称(Madam)、「リザ」は「エリザベッタ
	(Elisabetta)」の愛称。
	 モナ・リザの微笑は「なぞの微笑」として有名。
	◎1974. 4.20(昭和49)日本で公開。
	◎彫刻のモナリザ(Mona Lisa of sculptures):⇒さりえら(サ
	リエラ)
もなんどりー
	【モナンドリー】
	◇[英]monandry
	○[社](女性側から見て)一夫制。
	 ⇔ぽりあんどりー(ポリアンドリー)
	 参照⇒ものがみー(モノガミー),ぽりがみー(ポリガミー)
もにか
	【モニカ】
	◇Monica/Monika
	○[人]女性名。
	◎サンタモニカ(Santa Monica):⇒[1]さんたもにか(サンタモ
	ニカ)
もにす
	【モニス】
	◇Antonio Egas Moniz(アントニオ・エガス・モニス)
	○[人]ポルトガルの神経学者・外交官・政治家(1874.11.29〜
	1955.12.13)。本名は"Antonio Caetano de Abreu Freire"。
	 1911〜1944(明治44〜昭和19)リスボン大学の第一教授。
	 1917〜1918(大正 6〜大正 7)ポルトガルの在スペイン大使。
	 1918〜1919(大正 7〜大正 8)外務大臣。
	 1927(昭和 2)脳血管撮影法(cerebral arteriogram)を発表。
	 1935(昭和10)ロボトミー(lobotomy)を創始して神経病治療に
	初めて脳外科手術を試みる。
	 1949(昭和24)ノーベル生理・医学賞を受賞。
	 「モニース」とも呼ぶ。
もにーす
	【モニース】
	◇Antonio Egas Moniz
	○[人]⇒もにす(モニス)
もにわ
	【モニワ】
	◇Monywa
	○⇒もんゆわ(モンユワ)
もにわ
	【茂庭】
	◇[日]Moniwa
	○宮城県仙台市太白区(タイハクク)の地名。
[1]もーにんぐ
	【モーニング】
	◇[英]morning
	○(1)朝。午前。
	○(2)夜明け。
	○(3)[服]⇒もーにんぐこーと(モーニグコート)
[2]もーにんぐ
	【モーニング】
	◇[英]mourning
	○(1)(死者への)悲嘆・哀悼(アイトウ)。
	○(2)喪(モ)・服喪(フクモ)。
	○(3)忌中(キチュウ)・喪中(モチュウ)・服喪期間。
	○(4)[服]喪服・喪章。
もーにんぐこーと
	【モーニグコート】
	◇[英]morning coat
	○[服]男子の昼用略式礼服。
	 モーニングドレス(morning dress)の上着で、片前一つボタ
	ン、丈(タケ)は膝(ヒザ)で裾(スソ)の後部が丸く垂れる。
	 黒無地のドスキンやカシミヤで作り、共布のチョッキ・縞(シ
	マ)のズボン・シルクハットなどと組み合せて着る。
	 日本では単に「モーニング」とも呼び、昼夜の別なく正式礼服
	として、また喪服(モフク)としても着用する。
	◎正式礼服は「フロックコート(frock coat)」。
★もね
	【モネ】
	◇Claude Monet
	○[人]フランスの印象派画家(1840〜1926)。
もねーた
	【モネータ】
	◇Moneta
	○[ロ神]女神ユノの別称。
	 ⇒ゆの(ユノ)
★[1]もの
	【モノ】
	◇[英]mono
	○(1)モノラルの略称。
	○(2)モノクローム(monochrome)の和略語。
	 ⇒ものくろーむ(モノクローム)
	○()
★[2]もの
	【モノ】
	◇Mono
	○(1)(Mono tribe)⇒ものぞく(モノ族)
	○(2)[地](Mono Lake)⇒ものこ(モノ湖)
	○(3)(Mono County)⇒ものぐん(モノ郡)
ものいえき《ものゐえき》
	【物井駅】
	○[交]千葉県四街道市(ヨツカイドウシ)物井にあるJR総武本線の駅。
	 四街道(ヨツカイドウ)駅と佐倉(サクラ)駅(佐倉市)の間。
ものいみ
	【物忌み】
	【物忌】
	◇[日]mono-imi
	○(1)祭事に神霊を迎えるため、ある期間、日常と異なる生活
	をすること。
	 飲食・行為・外出を慎(ツツシ)み、不浄(フジョウ)を遠(トオ)ざけて
	心身を清(キヨ)めること。また、話には特定の言葉は避(サ)けて
	忌み詞(イミコトバ)を使用する。
	 斎戒(サイカイ)・斎忌(サイキ)。
	○(2)不吉であるとして、特定の物事を忌(イ)み避けること。
	○(3)[暦]天一神(ナカガミ)・太白神(ヒトヨメグミ)などの塞(フサ)がり
	を犯すのを忌(イ)んで、その日は外出せずに家に籠(コモ)って過
	ごすこと。
	○(4)占いや夢見(ユメミ)が悪いときなどに、外来の霊鬼から身を
	守るため、家に籠って慎(ツツシ)むこと。
	○(5)(3)や(4)のとき、その標(シルシ)として柳の木の札や忍草(シ
	ノブグサ)などに「物忌」と書いて冠・簾などにかけたもの。
	 「ものいみのふだ(物忌みの札,物忌の札)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きちゅうふだ(忌中札)
	○(6)[歴]明治維新前、伊勢神宮や賀茂・春日・鹿島・香取な
	どの諸大社で、忌み籠って神事にあずかった童女・童男。
ものいみのふだ
	【物忌みの札】
	【物忌の札】
	◇[日]mono-imi no fuda
	○⇒ものいみ(物忌み,物忌)(5)
ものいわぬぞうき《ものいはぬざうき》
	【物言わぬ臓器】
	◇[英]silent liver
	○[俗][医]⇒かんぞう(肝臓)
ものう
	【桃生】
	◇[日]Monou
	○(1)[古]⇒ものうぐん(桃生郡)
	○(2)[古]⇒ものうちょう(桃生町)
ものうぐん
	【桃生郡】
	◇[日]Monou Gun
	○[古]宮城県中央部の郡。
	◎2005. 4. 1(平成17)矢本町(ヤモトチョウ)と鳴瀬町(ナルセチョウ)が合併
	して東松島市(ヒガシマツシマシ)を発足。
	 2005. 4. 1(平成17)河北町(カホクチョウ)・雄勝町(オガツチョウ)・河
	南町(カナンチョウ)・桃生町(モノウチョウ)・北上町(キタカミマチ)の5町、石巻
	市に編入。
	 2005. 4. 1(平成17)郡、消滅。
ものうちょう《ものうちやう》
	【桃生町】
	◇[日]Monou Cho
	○[古]宮城県中央部、桃生郡(モノウグン)の町。
	◎2005. 4. 1(平成17)石巻市に編入。
ものおき
	【物置】
	○[建]当面使わない物や雑具、薪(スミ)・炭(マキ)などを入れて置
	く小屋または部屋。
	 小屋は「物置小屋」,「納屋(ナヤ)」とも呼ぶ。
ものおきごや
	【物置小屋】
	○[建]⇒ものおき(物置)
ものがみー
	【モノガミー】
	◇monogamy
	○[社]一夫一婦制。
	 ⇔ぽりがみー(ポリガミー)
	 参照⇒もなんどりー(モナンドリー),ぽりあんどりー(ポリア
	ンドリー)
ものかるちゃー
	【モノカルチャー】
	◇[英]monoculture
	○(1)[社]多様性がなかったり、価値基準や意見などに変化の
	ない社会。
	 「モノカルチュア」,「単一文化(タンイツブンカ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒さぶかるちゃー(サブカルチャー)
	○(2)[農]特定の一種類のみを栽培・生産する農業。単作農業。
	単式農法。
	 主に植民地時代に宗主国から押し付けられて始まっている農
	業。
	 「モノカルチュア」,「モノクロッピング(monocropping)」とも
	呼ぶ。
	○(3)[経](転じて)発展途上国などで、単一または少数の一次
	産品に依存している経済構造。
	 「モノカルチュア」とも呼ぶ。
ものかるちゅあ
	【モノカルチュア】
	◇[英]monoculture
	○⇒ものかるちゃー(モノカルチャー)
ものぐらむ
	【モノグラム】
	◇[英]monogram
	○氏名の頭文字など2個以上の文字を組み合せ、図案化して一
	つの図形にしたもの。
	 商標・マークや、花押(カオウ)のように署名の代用とする。
	 参照⇒かおう(花押,華押)
ものくろ
	【モノクロ】
	◇[英]monochrome
	○モノクロームの和略語。
	 ⇒ものくろーむ(モノクローム)
ものくろっぴんぐ
	【モノクロッピング】
	◇[英]monocropping
	○⇒ものかるちゃー(モノカルチャー)(2)
ものくろーむ
	【モノクローム】
	◇[英]monochrome
	○(1)[美]一色だけで描かれた絵画。単彩画・単色画。単色調。
	 和略語で「モノクロ」とも呼ぶ。
	 ⇔ぽりくろーむ(ポリクローム)(1)
	○(2)[写]白黒の写真。セピア色の写真。白黒のフィルム。
	 和略語で「モノクロ」とも呼ぶ。
	 ⇔[2]からー(カラー)(4)
	○(3)[映]白黒映像の映画。
	 和略語で「モノクロ」とも呼ぶ。
	 ⇔[2]からー(カラー)(5)
	○(4)[TV]白黒映像のテレビ放送。白黒映像のテレビ受信機。
	 和略語で「モノクロ」とも呼ぶ。
	 ⇔[2]からー(カラー)(6)
ものぐん
	【モノ郡】
	◇[英]Mono County
	○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
	東部の郡。南東部をイニョ郡(Inyo County)に接し、東部をネ
	バダ州に隣接。
	 郡都はブリッジポート(Bridgeport)。
	 中央部に塩湖のモノ湖(Mono Lake)がある。
	〈面積〉
	 3,132平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万2,853人。
	◎アメリカ・インディアンのモノ族(Mono tribe )から。
ものけし
	【MONO消し】
	○トンボ鉛筆社製の白い樹脂製消しゴム。
ものこ
	【モノ湖】
	◇[英]Mono Lake
	○[地]アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California 
	State)東部のモノ郡(Mono County)中央部にある塩湖。
	 砒素(ヒソ)を多く含む。
ものこーど
	【モノコード】
	◇[英]monochord
	○[楽]一弦琴。
	 参照⇒いちげんきん(一弦琴,一絃琴)
ものさっからいど
	【モノサッカライド】
	◇[英]monosaccharide
	○[生化]⇒たんとうるい(単糖類)
ものすぺーす
	【モノスペース】
	◇[英]monospace
	○[形](文字ピッチが)等幅の、一定間隔の。
ものすぺーすふぉんと
	【モノスペース・フォント】
	◇[英]monospace font
	○[印][計]文字と文字の間(pitch)が常に一定のフォント(書体)。
	 ⇔ぷろぽーしょなるふぉんと(プロポーショナル・フォント)
ものぞく
	【モノ族】
	◇[英]Mono tribe
	○アメリカ・インディアンの一部族。
	 カリフォルニア州(California State)東部のシエラネバダ山
	脈(Sierra Nevada Mountains)の南部に居住。
ものそみー
	【モノソミー】
	◇monosomy
	○[病]一対(2本)であるべき染色体が1本になっている遺伝子
	異常。
	 参照⇒とりそみー(トリソミー)
	◎Xモノソミー:ターナー(Turner)症候群。
★ものつき
	【物憑き】
	○(1)
	○(2)「よりまし」の別称。
	 ⇒よりまし(憑坐,尸童,神子)
★もののけ
	【物の怪】
	【物の気】
	○
	◎物の怪から身を守る法:⇒おんぎょうほう(隠形法)
	 心の中の物の怪:参照⇒あんき(暗鬼)(1)
もののけひめ
	【もののけ姫】
	○[映]宮崎駿(ハヤオ)監督のアニメーション映画(東宝)。
	 室町時代、森を守る少女サンや聖霊(もののけ)が、自然を破
	壊して製鉄を行う新しい社会のタタラ集団に立ち向かい、その
	争いに巻き込まれた少年アシタカを描く。
	 1997. 7.(平成 9)公開。
もののべそん
	【物部村】
	◇[日]Mononobe Son
	○[古]高知県中東部、香美郡(カミグン)の村。
	◎2006. 3. 1(平成18)土佐山田町(トサヤマダチョウ)・香北町(カホクチョウ)
	と合併して香美市(カミシ)を発足。
ものび
	【物日】
	○(1)[暦]祝日・祭礼・法会(ホウエ)・縁日などの行事がある日。
	 「役日(ヤクビ,ヤクニチ)」とも呼ぶ。
	 ⇔ひらび(平日)
	 参照⇒せちにち(節日)
	○(2)[古][暦]江戸時代、官許の遊郭で行われていた、五節句
	などの祝日や、毎月の朔日(ツイタチ)・十五日など特に定めた日。
	 この日、遊女は休まずに必ず客をとらねばならず、客も揚代
	(アゲダイ)をはずむ習慣であった。
	 休むまたは客のない場合は遊女が自分で揚代を負担する身揚
	(ミアガ)りをする決まりであった。
	 「紋日(モンビ)」,「売日(ウリビ)」,「役日」とも呼ぶ。
	◎「もんび(紋日)」は「ものび(物日)」の音便で、「紋」は当て字。
ものふぉにー
	【モノフォニー】
	◇[英]monophony
	○(1)[楽]一つの声部のみから成る音楽。
	 「単声音楽」,「単声部音楽」,「単音楽」,「斉唱(セイショウ)」,「ユニゾ
	ン(unison)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぽりふぉにー(ポリフォニー)
	○(2)[楽](homophony)⇒ほもふぉにー(ホモフォニー)
ものぷれいん
	【モノプレイン】
	◇[英]monoplane
	○[空]⇒たんようき(単葉機)
ものぷれーん
	【モノプレーン】
	◇[英]monoplane
	○[空]⇒たんようき(単葉機)
ものべそん
	【物部村】
	◇[日]Monobe Son
	○高知県中東部、加美郡(カミグン)北東端の村。北部・東部を徳
	島県に隣接。
ものぽっど
	【モノポッド】
	◇[英]monopod
	○[光][写]⇒いっきゃく(一脚)
ものぽーら
	【モノポーラ】
	◇[英]monopolar
	○(1)[形]独占の・専有の・専売の。
	○(2)[電][化](陰陽・正負などの)単極の・一極の。
	○(3)[医]モノポーラ型電気メスの略称。
	 ⇒ものぽーらがたでんきめす(モノポーラ型電気メス)
	◎バイポーラ(bipolar):⇒ばいぽーら(バイポーラ)
ものぽーらがたでんきめす
	【モノポーラ型電気メス】
	◇[英]monopolar electric knife
	○[医]ペン状の電気メス。
	 患者の体に前もって対極板を張り付け、組織に当てた電気メ
	スの先端との間に高周波を流して焼灼(ショウシャク)・切開するもの。
	 切開部は小さいが原則全身麻酔となり、患者にペースメーカ
	があれば使用できない。また、必要以上に深く切開される場合
	もある。
	 和略語は「モノポーラ」。
	 参照⇒ばいぽーらがたでんきめす(バイポーラ型電気メス)
[1]ものぽりー
	【モノポリー】
	◇[英]monopoly
	○(1)[経]独占権・専売権。
	○(2)[経]独占・専有。
	◎モノポリーキャピタル(monopoly capital):独占資本。
	○(3)[経]専売品。
	○(4)[経]独占会社・独占企業。専売公社
[2]ものぽりー
	【モノポリー】
	◇[登録商標]Monopoly
	○サイコロを使用する盤上ゲームの一種。
	 盤上に書かれている会社や不動産を売買して相手を破産させ、
	資産や資本を独占したものが勝ちとなる、不動産取引活動を模
	倣したもの。
ものまー
	【モノマー】
	◇[英]monomer
	○[化]ポリマー(polymer)(重合体)を構成する基本単位物質。
	 重合反応させるとポリマーになる。
	 「単量体(タンリョウタイ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぽりまー(ポリマー)
	◎エチレン(ethylene):ポリエチレン(polyethylene)のモノマ
	ー。
	 ウレタン(urethane):ポリウレタン(polyurethane)のモノマ
	ー。
	 プロピレン(propylene):ポリプロピレン(polypropylene)の
	モノマー。
ものまにあ
	【モノマニア】
	◇[英]monomania
	○[心]偏執狂。
ものまにあっく
	【モノマニアック】
	◇[英]monomaniac
	○[心]偏執狂者。
ものみやま
	【物見山】
	◇[日]Monomi Yama
	○[地]埼玉県日高市と入間郡(イルマグン)毛呂山町(モロヤママチ)の境に
	ある山。標高375.4メートル。
ものめちるひどらじん
	【モノメチルヒドラジン】
	◇[英]monomethyl hydrazine
	○[化]ロケットの推進用燃料。有毒。
	 略称は「MMH」。
	 参照⇒ひどらじん(ヒドラジン)
ものもらい《ものもらひ》
	【物貰い】
	○(1)他人から金品を乞い貰って生活すること。また、その人。
	 「乞食(コジキ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ねこはち(猫八)
	○(2)[俗][病]麦粒腫(バクリュウシュ)の俗称。
	 ⇒ばくりゅうしゅ(麦粒腫)
ものりす
	【モノリス】
	◇[英]monolith
	○(1)(大きな)一本石・一枚岩。
	○(2)一枚岩や一本の石柱から造られた、石碑・オベリスク・
	柱・像など。
	 参照⇒おべりすく(オベリスク)
	○(3)建築・彫刻用の一本石・一枚岩。
ものりーむ
	【モノリーム】
	◇[英]monoreme
	○[歴][海]古代ギリシア・ローマ時代の、櫂(カイ)(オール)が1
	段のガレー船([英]galley)。
	 参照⇒がれー(ガレー)(1)
★ものるび
	【モノルビ】
	○[印]漢字一字一字にルビを振ること。縦組の場合、漢字の上
	部に合わせる肩ツキと、漢字の真中に振る中ツキがある。横組
	の場合は中ツキのみ。
	 ⇔ぐるーぷるび(グループルビ)
★ものれーる
	【モノレール】
	◇[英]monorail
	○[交]一本のレール(軌道)で列車を走らす鉄道。
	 軌道(キドウ)に跨(マタガ)る跨座式(コザシキ)(overhead)と、軌道
	から吊(ツ)り下げる懸垂式(ケンスイシキ)(suspended)とがある。
	◎1966(昭和41)姫路モノレール、1.6キロメートルを運行。
	 1980.12.15(昭和55)大阪高速鉄道(大阪モノレール)、設立。
	 1985. 1. 9(昭和60)北九州モノレール小倉線、開業。
	 2003. 8.10(平成15)沖縄都市モノレール、開業。
	◎湘南モノレール
ものれーるちばえき
	【モノレール千葉駅】
	○[交]千葉県千葉市中央区新千葉1丁目にある、千葉都市モノ
	レール1号線・2号線の駅。
	 1号線:市役所前駅と栄町(サカエチョウ)駅の間。
	 2号線:千葉公園駅の次で、ターミナル駅。
ものんがりあぐん
	【モノンガリア郡】
	◇[英]Monongalia County
	○アメリカ合衆国東中部、ウェストバージニア州(West Virgin-
	ia State)北部の郡。北部をペンシルバニア州に隣接。
	 郡都はモルガンタウン(Morgantown)。
もーぱい
	【モーパイ】
	【盲牌】
	○⇒もうばい(盲牌)
もばいるほうそう《もばいるはうそう》
	【モバイル放送】
	○[通]日本初の移動体向けデジタル衛星放送会社。
	 本社、東京都中央区。
	 韓国最大の携帯電話会社SKテレコムから携帯電話事業の技
	術・ノウハウの提供を受けている。
	◎1998(平成10)東芝・トヨタ自動車・富士通・日本テレビ放送
	網などが共同設立。
	 2001.11.(平成13)SKテレコムが資本出資。筆頭株主の東芝
	(約8%)に次ぎ第2位。
もはじーる
	【モハジール】
	◇[アラビア語](男性形)mohajir/(女性形)mohajira
	○⇒むはじーる(ムハジール)
もはーべ
	【モハーベ】
	◇Mojave/Mohave
	○(1)北アメリカ・インディアンの一部族。
	 参照⇒ゆーま(ユーマ)(1)
	○(2)[地]⇒もはーべさばく(モハーベ砂漠)
	○(3)(Mohave County)⇒もはーべぐん(モハーベ郡)
もはーべぐん
	【モハーベ郡】
	◇[英]Mohave County
	○アメリカ合衆国南西部、アリゾナ州(Arizona State)北西部
	の郡。南部をラパス郡(La Paz County)に接し、西部をカリフォ
	ルニア州に隣接。
	 郡都はキングマン(Kingman)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55) 5万5,550人。
	 1990(平成 2) 9万3,497人。
	 2000(平成12)15万5,032人。
もはーべさばく
	【モハーベ砂漠】
	◇[英]Mojave Desert/Mohave Desert
	○[地]アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California 
	State)南部、シエラネバダ(Sierra Nevada)山脈の南端部とロ
	サンゼルス背後のサンバーナディノ山脈(San Bernardino Moun-
	tains)との間にある砂漠。北部にモハーベ川(Mojave River)が
	ある。
	 サンバーナディノ郡(San Bernardino County)に属する。
	〈面積〉
	 約6.5万平方キロメートル。
もはめっど
	【モハメッド】
	◇Mohammed
	○[人]⇒まほめっと(マホメット)
もばらし
	【茂原市】
	◇[日]Mobara Shi
	○千葉県中部の市。北西端を千葉市・市原市に接する。
	〈面積〉
	 100.01平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)9万3,779人。
	◎1952(昭和27)茂原町と鶴枝(ツルエ)村・五郷(ゴゴウ)村・二宮本
	郷(ニノミヤホンゴウ)村・豊田(トヨダ)村・東郷(トウゴウ)村が合併して市
	制施行。
もーはん
	【モーハン】
	◇Mohan
	○中国南部、雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)南端のシーサン
	パンナ(西双版納)タイ族自治州(Xishuangbanna Daizu Zizhi-
	zhou)東部、メン(*)臘県(Mengla Xian)南西端にある、ラオス
	国境の村。
	(*)メン:(「孟」偏+「力」)。
もひかん
	【モヒカン】
	◇Mohican
	○(1)ハドソン川上流に住んでいた、北米インディアンの一族。
	○(2)⇒もひかんかっと(モヒカンカット)
もひかんかっと
	【モヒカンカット】
	◇[英]Mahican cut
	○頭頂部の髪のみ縦に前から後ろへ鶏冠(トサカ)のように残して、
	左右を剃(ソ)り上げた髪型。パンクヘアの一種。
	 北米インディアンのモヒカン族がしていた髪型をまねたもの。
	 「モヒカン刈り」とも、単に「モヒカン」とも呼ぶ。
もひかんがり
	【モヒカン刈り】
	○⇒もひかんかっと(モヒカンカット)
もびま
	【モビマ】
	◇Movima
	○ボリビア北部、モホス平原(Moxos Plain)に居住する先住民
	族の一部族。
	 参照⇒もほすぐん(モホス郡)
もびらーと
	【モビラート】
	◇[登録商標]Mobilat
	○[薬]副腎エキス・ヘパリン類似物質配合剤軟膏(ナンコウ)。
	 痛み・炎症を抑える薬(消炎鎮痛剤)。
	 参照⇒いんどめたしん(インドメタシン)
もびりお
	【モビリオ】
	◇[登録商標]Mobilio
	○[交]ホンダ(本田技研工業)の小型ミニバン。
	◎2001(平成13)発売。
もびーる
	【モビール】
	◇[フ]mobile、[英]mobile
	○(1)[美]アメリカの現代抽象彫刻家カルダー(Alexander Cald-
	er)が考案した「動く彫刻」。吊り飾り。
	 さまざまな形や大きさの木片や金属片を、糸や針金で可動す
	るようにバランスを保って吊るし、空気のわずかな動きなどで
	動くようにした造形品・装飾品。
	 ⇔すたびーる(スタビール)
	○(2)[形]移動式の、可動性の。
	◎モビールホーム(mobile home):移動住宅。
	 モビールライブラリー(mobile library):移動図書館。
[1]もーびる
	【モービル】
	◇Mobile
	○(1)(Mobile County)⇒もーびるぐん(モービル郡)
	○(2)アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)南西
	端のモービル郡南東部にある郡都。モービル湾(Mobile Bay)に
	面する都市。
[2]もーびる
	【モービル】
	◇[登録商標]Mobile
	○[経]石油会社の一つ。
	◎モービル・オイル
もーびるぐん
	【モービル郡】
	◇[英]Mobile County
	○アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)南西端
	の郡。
	 郡都はモービル。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)36万1,806人。
	 1990(平成 2)37万8,643人。
	 2000(平成12)39万9,843人。
	 2005(平成17)40万1,427人。
もびーるべい
	【モビール・ベイ】
	◇[英]Mobile Bay
	○[軍]⇒もーびるべい(モービル・ベイ)
もーびるべい
	【モービル・ベイ】
	◇[英]Mobile Bay
	○[軍]アメリカ海軍のミサイル巡洋艦(CG53)。
	 「モビール・ベイ」とも呼ぶ。
	◎1987. 2. 2(昭和62)竣工。
もふく
	【喪服】
	○[服]喪中(モチュウ)の人または弔問(チョウモン)者が着る服。
	 薄墨色または墨色の服。
	 「藤衣(フジゴロモ)」,「喪衣(モギヌ)」,「凶服(キョウフク)」,「椎柴(シイシバ)」
	とも呼ぶ。
もぷち
	【モプチ】
	◇Mopti
	○(1)(Region Mopti)⇒もぷてぃしゅう(モプティ州)
	○(2)⇒もぷてぃ(モプティ)
もぷちしゅう《もぷちしう》
	【モプチ州】
	◇[フ]Region Mopti、[英]Mopti Region
	○⇒もぷてぃしゅう(モプティ州)
もぶつこ
	【モブツ湖】
	◇[英]Lake Mobutu Sese Seko
	○[地]モブツセセセコ湖の略称。
	 ⇒あるばーとこ(アルバート湖)
もぶつせせせここ
	【モブツセセセコ湖】
	◇[英]Lake Mobutu Sese Seko
	○[地]アルバート湖(Albert Nyanza)のコンゴ民主共和国での
	公式名。
	 ⇒あるばーとこ(アルバート湖)
もぷてぃ
	【モプティ】
	◇Mopti
	○(1)(Region Mopti)⇒もぷてぃしゅう(モプティ州)
	○(2)西アフリカ、マリ共和国中央部のモプティ州中西部にあ
	る州都。
	 北緯14.49°、西経4.18°の地。
	 南西部でバニ川(Bani River)とニジェール川(Niger River)
	が合流する。
	 「モプチ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1976(昭和51)5万3,885人。
	 1987(昭和62)7万4,771人。
もぷてぃしゅう《もぷちしう》
	【モプティ州】
	◇[フ]Region Mopti、[英]Mopti Region
	○西アフリカ、マリ共和国中央部の州。
	 州都はモプティ。
	 「モプチ州」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 8万8,752平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1987(昭和62)126万1,383人。
	 1998(平成10)142万7,173人。
もふね
	【喪船】
	○棺(ヒツギ)をのせた船。
	◎奈良県の巣山古墳から出土。
	 参照⇒すやまこふん(巣山古墳)
もぺっと
	【モペット】
	◇moped(モペッド)
	○[交]小型原動機(エンジン)とペダルが付いた、原付き自転車。
	 オートバイとしてエンジンで走ることも、自転車としてペダ
	ルでこぐこともできる乗り物。
	◎"motor"と"pedal"からの造語。
もへーにょ
	【モヘーニョ】
	◇Moxeno
	○ボリビア北部、モホス平原(Moxos Plain)に居住する先住民
	族の一部族。
	 トリニタリオ(Trinitario)・イグナシアノ(Ignaciano)・ハ
	ベリアノ(Javierano)から成る。
	 参照⇒もほすぐん(モホス郡)
もへりとう《もへりたう》
	【モヘリ島】
	◇[フ]Ile de Moheli
	○[地]⇒むわりとう(ムワリ島)
★もへんじょだろ
	【モヘンジョ・ダロ】
	◇Mohenjo-daro
	○[歴]パキスタン南部にあるインダス文明の都市遺跡。
	◎1922〜1931(大正11〜昭和 6)発掘。
	◎ハラッパー(Harappa)と並び称される。
	 参照⇒はらっぱー(ハラッパー)
もぼ
	【モボ】
	○[古]⇒もがもぼ(モガ・モボ)
もほすぐん
	【モホス郡】
	◇[西]Provincia Moxos/Provincia Mojos、[英]Moxos Prov-
	ince
	○ボリビア北部、ベニ県(Departamento de Beni)南部の郡。
	 郡都はサンイグナシオ(San Ignacio)。
	 モホス平原と呼ばれる高温多雨の草原地帯で、ジャングルは
	少ない。雨季には60〜80%が水没する。
	〈先住民族〉
	 モヘーニョ(Moxeno):トリニタリオ(Trinitario)・イグナシ
	アノ(Ignaciano)・ハベリアノ(Javierano)から成る。
	 カニチャナ(Canichana)。
	 モビマ(Movima)。
	 カユババ(Cayubaba)。
	 イトナマ(Itonama)。
	 バウレ(Baure)。
もま
	【MOMA】
	◇[英]Museum of Modern Art,New York
	○[美]⇒にゅーよーくきんだいびじゅつかん(ニューヨーク近
	代美術館)
もまた
	【亦】
	○⇒また(亦)
もーまんどちく
	【モーマンド地区】
	◇[英]Mohmand Agency
	○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber 
	Pakhtunkhwa Province)西部の地域。北部をバジャウル地区
	(Bajaur Agency)、東端をマラカンド地区(Malakand District)、
	南部をカイバル地区(Khyber Agency)に接し、西部をアフガニ
	スタンに隣接。
	 連邦直轄部族地域(FATA)に属する半自治区。
★もみ
	【モミ】
	【樅】
	◇[学]Abies firma
	○[植]マツ目(Pinales)マツ科(Pinaceae)モミ属(Abies)の常緑
	高木。
	 山地に生え、葉は密生し線形。
	 材は建築・器具・パルプ用。
	 「モミの木(キ)」とも呼ぶ。
	◎クリスマス・ツリーの多くはモミの木を使用する。
	 建材:参照⇒えすぴーえふ(SPF)
	◎英語:ファー(fir)。
	 ドイツ語:タンネ(Tanne)/タンネンバウム(Tannenbaum)。
	 フランス語:サパン(sapin)。
	 イタリア語:アベーテ(abete)。
	 スペイン語:アベート(abeto)。
	 トルコ語:コクナル(koknar)。
	 中国語:樅樹(congshu)/冷杉(lengshan)。
★もみ
	【紅絹】
	○べに色で無地に染めた絹。
もみじ《もみぢ》
	【紅葉】
	○[楽]高野辰之作詞、岡野貞一作曲の文部省唱歌。
★もみじ《もみぢ》
	【紅葉】
	【黄葉】
	○(1)[植]カエデの別称。
	 ⇒かえで(カエデ,楓,槭樹)
	◎青紅葉,黄紅葉,初紅葉,かえで紅葉,はじ紅葉
	◎滋賀県の県木。広島県の県花・県木。
	 花札では十月。
	〈名所〉
	 京都:⇒さんび(三尾)
	○(2)[服]⇒もみじがさね(紅葉襲)
	○(3)[食]鹿の肉。
	◎『古今集』の「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の/声聞くときぞ
	秋は悲しき」から。
	 鹿は紅葉鳥(モミジドリ)とも呼ばれる。
	○(4)
	○()[関西方言]⇒ふすま(ふすま,麩)
★もみじいちご《もみぢいちご》
	【モミジイチゴ】
	【紅葉苺】
	◇[学]Rubus palmatus var.coptophyllus
	○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)キイチゴ属(Rubus)の
	落葉小低木。
	 日本のやや乾いた山野に自生。全体にとげがあり、丈は約1
	メートルで、叢生する。
	 葉は広卵形で掌状に五裂。
	 晩春、梅花に似た小さい白色の五弁花を開き、初夏に果実が
	黄色に熟して食べられる。
	 生食のほか、ジャム・イチゴ酒にする。
	 「キイチゴ(木苺)」とも呼ぶ。
	◎夏の季語。花は春の季語。
もみじがさね《もみぢがさね》
	【紅葉襲】
	○[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。
	 表が紅、裏が蘇芳(スオウ)。一説に、表が赤、裏が濃い赤。
	 単に「もみじ(紅葉)」とも呼ぶ。
★もみじがり《もみぢがり》
	【もみじ狩り】
	【紅葉狩り】
	【紅葉狩】
	○紅葉をたずねる行楽(コウラク)。野山に出かけ、色づいた紅葉を
	観賞し楽しむこと。
	 「紅葉見(モミジミ)」,「観楓(カンプウ)」とも呼ぶ。
	◎秋の季語。
★もみじがり《もみぢがり》
	【紅葉狩】
	○(1)⇒もみじがり(もみじ狩り,紅葉狩り,紅葉狩)
	○(2)[劇]能の一つ。五番目物。観世小次郎信光の作。
	 平維茂(コレモチ)が信濃国(現:長野県)戸隠山へ狩りに出かける
	と、山中で紅葉狩りの酒宴を催している美女たちに化けた鬼女
	に逢いも誘われるままに酒に酔う。維茂は男山八幡(オトコヤマハチマ゙
	ングウ)(石清水八幡宮)の夢告で得ていた護身の太刀で、襲いか
	かった鬼女を退治する。
	 参照⇒『人名辞典』たいらのこれもち(平 維茂)
	○(3)[劇]歌舞伎舞踊の一つ。
	○(4)[楽]長唄の一つ。
	○(5)[楽]荻江節の一つ。
	○(6)[楽]地唄の一つ。
	○(7)[楽]一中節(イッチュウブシ)の一つ。
もみじぎんこう《もみぢぎんかう》
	【もみじ銀行】
	○[経]第二地方銀行の一行。もみじホールディングスの子会社。
	 本店は広島県広島市中区。
	◎2004. 5. 1(平成16)広島総合銀行(存続会社)と「せとうち銀
	行」が合併して発足。
	 2005. 3.18(平成17)山口銀行(下関市)と業務資本提携をする
	と発表。
もみじご
	【紅葉粉】
	○[関西方言]⇒ふすま(ふすま,麩)
もみじでら《もみぢでら》
	【紅葉寺】
	○金剛寺(2)の別称。
	 ⇒こんごうじ(金剛寺)
もみじどり《もみぢどり》
	【紅葉鳥】
	○[哺]鹿の別称。
	 ⇒しか(シカ,鹿)(2)
もみじまーく
	【もみじマーク】
	○[古][俗][交]高齢運転者標識の愛称。
	 参照⇒わかばまーく(わかばマーク,若葉マーク)
	◎1997(平成 9)採用。
	 2008. 6. 1(平成20)改正道路交通法が施行され、75歳以上の
	運転者(ドライバー)には高齢運転者標識(もみじマーク)の表示
	が義務付けられる。
	 2010. 8.19(平成22)警察庁、不評な「もみじマーク」に代わる
	四つ葉のクローバーの採用を決定。
もみじまんじゅう《もみじまんぢゆう》
	【もみじ饅頭】
	【紅葉饅頭】
	○[食]モミジの葉の形をした人形焼きの一種。
	 広島名物。
もみじみ《もみぢみ》
	【紅葉見】
	○⇒もみじがり(もみじ狩り,紅葉狩り,紅葉狩)
	◎秋の季語。
もみじやま《もみぢやま》
	【紅葉山】
	【楓山】
	◇[日]Momiji Yama
	○[歴]江戸城西の丸の北側(本丸側)にある小丘。
	 御霊屋(オタマヤ)と呼ぶ歴代将軍の廟が設けられ、徳川家康の命
	日の毎年4月17日には祭事が行われ将軍が参詣した。
	 また、御霊屋には紅葉山坊主が、祭事のためには紅葉山楽人
	が設けられていた。警備には紅葉山火之番が当たる。
	 1639(寛永16)富士見亭文庫がここに移され紅葉山文庫と呼ば
	れ、書物奉行が設けられた。
	 参照⇒もみじやまぶんこ(紅葉山文庫,楓山文庫)
もみじやまぶんこ《もみぢやまぶんこ》
	【紅葉山文庫】
	【楓山文庫】
	○[歴]江戸時代、江戸城内紅葉山にあった幕府の蔵書をおさめ
	た文庫。
	 1602(慶長 7)徳川家康が金沢文庫を模(モ)して江戸城内に富
	士見亭を建てて、漢籍を収集し収納した富士見亭文庫に始まり、
	のち歴代将軍の治世記録類なども順次追加されていった。
	 1639(寛永16)西の丸北側の紅葉山に移されてから紅葉山文庫
	と呼ばれ、書物奉行が管理する。
	 明治維新後、その蔵書は政府の所有に帰し、宮内庁書陵部が
	管理する内閣文庫を経て、現在は国立公文書館に引き継がれて
	いる。
	 総数約10万冊で、幕末期の外交記録など貴重書が多い。
	 「紅葉山秘閣」とも呼ばれた。
	 参照⇒ないかくぶんこ(内閣文庫),こくりつこうぶんしょか
	ん(国立公文書館)
	〈書物奉行〉
	 青木昆陽(コンヨウ)。
	 近藤重蔵(ジュウゾウ)。
	 高橋景保(カゲヤス)。
もみな
	【もみ菜】
	○[食]ダイコン(大根)の間引き菜。
	 参照⇒まびきな(間引き菜,間引菜)
もみのき
	【モミノキ】
	【モミの木】
	【樅の木】
	○[植]⇒もみ(モミ,樅)
もーむ
	【モーム】
	◇William Somerset Maugham(サマセット・モーム)
	○[人]イギリスの作家・劇作家(1874. 1.25〜1965.12.16)。パ
	リ生れ。
	 作品は小説『人間の絆(キズナ)(Of Human Bondage)』・『月と
	六ペンス(The Moon and Sixpence)』・『剃刀の刃(The Razor'
	s Edge)』、戯曲『お歴々(Our Betters)』・『ひとめぐり(The 
	Circle)』など。
★もめん
	【木綿】
	◇[英]cotton、[独]Baumwolle(バオムボレ)
	○(1)ワタ(綿)の種子についている白い繊維(センイ)。
	 「コットン」,「もめんわた(木綿綿)」とも、真綿(マワタ)に対して
	「キワタ(木棉,木綿)」とも呼ぶ。
	 参照⇒わた(ワタ,綿)
	○(2)(1)から作った糸。
	 「コットン」とも呼ぶ。
	○(3)(1)から作った布・布地。
	 「コットン」とも呼ぶ。
	◎「ゆう(木綿)」,「キワタ(木棉,木綿)」とも読む。
	 参照⇒ゆう(木綿),きわた(キワタ,木棉,木綿)
もめんたむ
	【モメンタム】
	◇[英](単数形)momentum/(複数形)momenta
	○(1)はずみ・勢い・推進力。情勢・機運。
	○(2)[物]⇒うんどうりょう(運動量)
もめんと
	【モメント】
	◇[英]moment
	○⇒もーめんと(モーメント)
★もーめんと
	【モーメント】
	◇[英]moment
	○(1)瞬間。ちょっとの間。
	 「モメント」とも呼ぶ。
	○(2)(ある特定の)時機・機会。
	 「モメント」とも呼ぶ。
	○(3)要素・要因・契機。
	 「モメント」とも呼ぶ。
	○(4)[物]運動率・能率。
	 「モメント」とも呼ぶ。
もめんのはんかちーふ
	【木綿のハンカチーフ】
	○[楽]松本隆作詞、筒美京平作曲の歌謡曲。
	 歌は太田裕美(ヒロミ)。
	◎1975.12.(昭和50)レコード発売。
もめんわた
	【木綿綿】
	○⇒もめん(木綿)(1)
★もも
	【モモ】
	【桃】
	◇[学]Prums persica
	○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)サクラ属(Prunus)の
	落葉小高木。中国原産。
	 花を鑑賞する花モモと、果実を食用とする食用モモとに大別
	される。
	 果実に毛がないものは通常「ネクタリン(nectarine)」と呼ば
	れる。
	 参照⇒ももくりさんねんかきはちねん(桃栗三年柿八年)
	◎岡山県の県花はモモノハナ。
	◎ひな段飾りでは向かって右で、左は橘。平成に入ってからは
	桃に代って桜も用いられる。
	◎中国では邪気を払う聖木、陽の木で陰を征するとされる。
	◎英語:ピーチ(peach)。
	 フランス語:ペッシュ(peche)。
	 イタリア語:ペスカ(pesca)。
	 ドイツ語:プフィルジヒ(Pfirsich)。
	 スペイン語(スペイン):メロコトン(melocoton)。
	 スペイン語(中南米):ドゥラスノ(durazno)。
	 ポルトガル語:ペッセゴ(pessego)。
	 ポーランド語:ブロスクウィーニャ(brzoskwinia)。
	 トルコ語:セフタリ(seftali)。
	 ベトナム語:ダオ(dao)。
もも
	【桃】
	○(1)[植]⇒もも(モモ,桃)
	○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。
	 表は唐紅(カラクレナイ)、裏は紅梅。または表裏とも紅梅とも、表
	が薄紅で裏が萌黄(モエギ)とも、表が白で裏が紅ともいう。春に
	着用する。
	○(3)桃の花を図案化した紋所(モンドコロ)の名。
ももいしまち
	【百石町】
	◇[日]Momoishi Machi
	○[古]青森県中東部、上北郡(カミキタグン)の町。
	◎2006. 3. 1(平成18)下田町(シモダマチ)と合併しておいらせ町(マ
	チ)を発足。
ももいろ
	【桃色】
	○(1)[色]薄い赤色、淡い紅色。
	◎C=0,M=62,Y=31,B=0。
	○(2)(官能的な色ということから)少年・少女の不純な交渉。
	◎桃色遊戯
	○(3)思想がやや左傾していること。左翼思想(赤色)を帯びて
	いること。
ももいろさんご
	【モモイロサンゴ】
	【桃色サンゴ】
	【桃色珊瑚】
	◇[学]Corallium elatius
	○[動]刺胞動物(Cnidaria)花虫綱(Anthozoa)八放サンゴ亜綱
	(Octocorallia)ヤギ目(海楊目)(Gorgonacea)サンゴ科(Coral-
	lidae)の真性サンゴ。
	 群体は太い樹枝状で、サンゴ科では最大。骨格は薄紅色、
	緻密で硬い。
	 加工して装飾品にする。
	◎近縁種:参照⇒あかさんご(アカサンゴ,赤サンゴ,赤珊瑚),
	しろさんご(シロサンゴ,白サンゴ,白珊瑚)
ももいろといき
	【桃色吐息】
	○[楽]康珍化作詞、佐藤隆作曲の歌謡曲。
	 歌は高橋真梨子(マリコ)。
	◎1984(昭和59)発売。
ももくりさんねんかきはちねん
	【桃栗三年柿八年】
	○[諺]モモとクリは出てから三年、カキは柿は八年たてば実を
	結ぶ、ということわざ。
	 物事はすぐには実らないの意味にも使用される。
ももしおちゃ《ももしほちゃ》
	【万塩茶】
	○[色]濃いめの茶色。
ももたろう《ももたらう》
	【桃太郎】
	◇[日]Momotaro/Momo-taro
	○(1)[日本伝説]日本の著名な昔話の主人公。
	 川を流れていた桃を老婆が持ち帰ると中から生れたいう。
	 大きくなった桃太郎は老婆の作ってくれた黍(キビ)ダンゴを
	持ち、途中でであったイヌ・サル・キジ(雉)を供(トモ)に連れて
	鬼ヶ島(オニガシマ)の鬼を退治し、金銀財法を持ち帰るというもの。
	 日本五大昔噺の一つ。
	 参照⇒にほんごだいむかしばなし(日本五大昔噺,日本五大昔
	話),うりこひめ(瓜子姫)
	◎室町時代に成立。
	 『日本書紀』・『古事記』にある、第7代孝霊天皇の皇子、
	彦五十狭芹彦命(ヒコイサセリノミコト)(のち吉備津彦命)と稚武彦命(ワカタ
	ケヒコ)兄弟の吉備国(現:岡山県)平定の話が原型とされる。
	○(2)[農]大玉の完熟トマトの一品種。
★ももちさんだゆう《ももちざだいふ》
	【百地三大夫】
	【百地三太夫】
	◇[日]Momochi Sandayu
	○[人]安土桃山時代ころの、忍者集団の伝説的な棟梁(トウリョウ)。
	 伊賀(現:三重県)の喰代(ホウジロ)の出で、一説に伊賀衆と甲賀
	(現:滋賀県)衆の両方を統轄していた。
	 また、伝説的盗賊(トウゾク)石川五右衛門(イシカワ・ゴエモン)が彼の
	もとで修行したともいう。
	 「百地丹波(タンバ)」とも呼ぶ。
	◎三重県名張市(ナバリシ)赤目町(アカメチョウ)に「百地三太夫の忍者屋
	敷」がある。
ももちたんば
	【百地丹波】
	◇[日]Momochi Tamba
	○[人]⇒ももちさんだゆう(百地三大夫,百地三太夫)
ももちどり
	【百千鳥】
	○⇒ちどり(千鳥,鵆)(1)
ももどり
	【百鳥】
	○⇒ちどり(千鳥,鵆)(1)
もものはな
	【ももの花】
	【桃の花】
	○オリジナル株式会社製のハンドクリーム。
★ももひき
	【股引】
	○[服]
	 参照⇒ぱっち(パッチ)
ももやから
	【百族】
	○商人の別称。
[1]ももやま
	【桃山】
	○[食]和菓子の一種。
	 白餡(シロアン)に砂糖・卵黄と少量のみじん粉またはくず粉を加
	えて練り、軽く焼き上げたもの。
	 これを皮として中に白餡を入れたものもある。
★[2]ももやま
	【桃山】
	◇[日]Momoyama
	○京都府京都市伏見区の地域名。
	 桃山羽柴長吉中町(ハシバチョウキチナカマチ)・桃山町島津(モモヤマチョウシマヅ)
	など。
	◎豊臣秀吉が伏見城を築いた地。
	 名称は江戸初期、伏見城の廃址に桃を植えて桃林としたこと
	に由来(ヨライ)する。
★ももやまじだい
	【桃山時代】
	○[歴]16世紀後期、豊臣秀吉(トヨトミ・ヒデヨシ)が政権を握っていた
	時代。
	 織田信長(オダ・ノブナガ)が政権を握っていた時代と併称して
	「安土(アヅチ)桃山時代」とも呼ぶ。
	◎名称は、秀吉が伏見桃山城を居城にしていたことから。
ももやまちゃ
	【桃山茶】
	◇「桃山」は「派手」という意味。
	○[色]ダイダイ色に近い派手(ハデ)な茶色。
ももやまちょう《ももやまちやう》
	【桃山町】
	○和歌山県北部、那賀郡(ナガグン)の町。
	〈面積〉
	 51.75平方キロメートル。
	 (*)境界未定がある。
	〈人口〉
	 2000(平成12)8,041人。
	◎1956(昭和31)安楽川(アラカワ)町・奥安楽川村・調月(ツカツキ)村の
	1町2村が合併して発足。
	 1957(昭和32)細野村の一部を編入。
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