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百 科 辞 書 《みやな》 編集:獨 澄旻
-------- みやな ------------------------------------------------
みやのうらだけ
【宮之浦岳】
◇[日]Miyanoura Dake
○[地]屋久島(ヤクシマ)の中央部にある八重岳(ヤエダケ)の一峰。標
高1,935メートルで、九州最高峰
みやのした《みやのした》
【宮ノ下】
◇[日]Miyanoshita
○(1)神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)の地名。
○(2)[交]⇒みやのしたえき(宮ノ下駅)
みやのしたえき《みやのしたえき》
【宮ノ下駅】
○[交]神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)宮ノ下に
ある、箱根登山鉄道の駅。
大平台(オオヒラダイ)駅と小涌谷(コワクダニ)駅の間。
みやのしたおんせん《みやのしたをんせん》
【宮ノ下温泉】
○神奈川県足柄下郡(アシガラシモグン)箱根町(ハコネマチ)にある温泉。
箱根七湯(シチトウ)の一つ。泉質は弱食塩泉、67〜79℃。
参照⇒はこねしちとう(箱根七湯)
◎新規外輪山の浅間山(センゲンサン)北麓にあり、箱根登山鉄道が
通じ、バスは小田原・湖尻・元箱根に通じる。
富士箱根伊豆国立公園に含まれる。
みやばら
【宮腹】
○[古]⇒みこばら(皇女腹)
みやはらえき
【宮原駅】
○[交]埼玉県さいたまし市にある、JR高崎線(タカサキセン)の駅。
大宮(オオミヤ)駅と上尾(アゲオ)駅(上尾市)の間。
◎もと大宮市。
◎JR紀勢本線(キセイホンセン)には紀伊宮原(キイミヤハラ)駅がある。
みやびお《みやびを》
【雅び男】
【遊子】
○[古]風流を解する男。
みやま
【美山】
◇[日]Miyama
○(1)京都府中央部、南丹市(ナンタンシ)北部の地域名。
◎旧住所は北桑田郡(キタクワダグン)美山町(ミヤマチョウ)。
○(2)[古]⇒みやまちょう(美山町)
みやま
【海山】
◇[日]Miyama
○[古]⇒みやまちょう(海山町)
みやま
【深山】
○人里(ヒトザト)離れた奥深い山。
「奥山(オクヤマ)」,「しんざん(深山)」とも呼ぶ。
⇔とやま(外山),はやま(端山)
みやまえく《みやまへく》
【宮前区】
◇[日]Miyamae Ku
○神奈川県川崎市中西部の区。北部を多摩区、東部を高津区、
西部を麻生区に接し、南部を横浜市に隣接。
★みやまがらす
【ミヤマガラス】
【深山烏】
◇[学]Corvus frugilegus
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)カラス科(Corvidae)カラス属
(Corvus)の鳥。
ユーラシア大陸に広く分布し、日本には冬鳥として本州西部
以南に渡来。
樹上に群居して巣を作り、かつては大群を作り「千羽ガラス
(千羽烏,千羽鴉)」とも呼ばれた。
◎英語:ルーク(rook)。
みやまきりしま
【ミヤマキリシマ】
【深山霧島】
◇[学]Rhododendron obtusum var.japonicum
○[植]ツツジ目(Ericales)ツツジ科(Ericaceae)の常緑低木。
九州の高地に自生する、ヤマツツジ(山躑躅)の高山型。
高さは1メートルから山頂付近では約10センチメートルくら
い。
「雲仙霧島(ウンゼンキリシマ)」とも呼ぶ。
◎鹿児島県の県花。
ウンゼンツツジ(雲仙躑躅)は長崎県の県花で、本来のウンゼ
ンツツジとは別種。
参照⇒うんぜんつつじ(ウンゼンツツジ,雲仙躑躅)
★みやまざくら
【ミヤマザクラ】
【深山桜】
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)の落葉高木。
「白桜(シロザクラ)」とも呼ぶ。
みやまし
【みやま市】
◇[日]Miyama Shi
○福岡県南部の市。北部を筑後市、東部を八女市、南部を大牟
田市、西部を柳川市に接し、南東部を熊本県に隣接し、南西部
を有明海に面する。
◎2007. 1.29(平成19)山門郡(ヤマトグン)瀬高町(セタカマチ)・山川町
(ヤマカワマチ)と三池郡(ミイケグン)高田町(タカタマチ)の3町が合併して発
足。
★みやましおがま《みやましほがま》
【ミヤマシオガマ】
【深山塩竈】
◇[学]Pedicularis apodochila
○[植]シソ目(Lamiales)ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)の
多年草。
みやましきみ
【ミヤマシキミ】
【深山樒】
◇[学]Skimmia japonica
○[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)の常緑小低
木。サハリン・日本・台湾などの山地に自生する。
高さは1メートル未満。
葉は長楕円形で輪生状に互生し、葉面に油点がある。
4〜5月ころ、枝先に芳香ある白色の小さな四弁花を円錐状
につける。果実は小球形で晩秋に赤く熟す。
雌雄異株。有毒植物。
日本産がオランダで品種改良され、「シキミア(Skimmia)」と
呼ぶ。
漢名は「茵芋(yinyu)(インウ)」。
◎葉がシキミに似るが、シキミはモクレン目(Magnoliales)モ
クレン科(Magnoliaceae)で別種。
参照⇒しきみ(シキミ,樒)
みやまちょう《みやまちやう》
【美山町】
◇[日]Miyama Cho
○(1)[古]福井県北部、足羽郡(アスワグン)の町。足羽川の中流域。
〈面積〉
138.55平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)6,752人。
◎1955(昭和30)足羽郡の上宇坂村(カミウサカ)・下宇坂村と、大野
郡の芦見(アシミ)村・羽生(ハニュウ)村・上味見(カミアジミ)村・下味見
村が合併して美山村を発足。
1964(昭和39)町制施行。
2006. 2. 1(平成18)福井市に編入。
○(2)[古]岐阜県中央部南西、山県郡(ヤマガタグン)の町。武儀川
の上流域。
〈面積〉
157.64平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万1,585人。
1995(平成 7) 9,623人。
2000(平成12) 8,869人。
◎1955(昭和30)北山村・葛原(クズハラ)村・谷合(タニアイ)村・富波
(トナミ)村・北武芸村・西武芸(ニシムゲ)村・乾(イヌイ)村が合併して
美山村を発足。
1964(昭和39)町制施行。
2003. 4. 1(平成15)山県郡の高富町(タカトミチョウ)・伊自良村(イジ
ラムラ)と合併して山県市を発足し、郡は消滅。
○(3)[古]京都府中東部、北桑田郡(キタクワダグン)の町。
〈面積〉
339.81平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)6,890人。
◎1955(昭和30)知井(チイ)村・平屋(ヒラヤ)村・宮島村・鶴ヶ岡(ツル
ガオカ)村・大野村が合併して発足。
◎2006. 1. 1(平成18)美山町と船井郡(フナイグン)の園部町(ソノベチョ
ウ)・八木町(ヤギチョウ)・日吉町(ヒヨシチョウ)の4町が合併して南丹市
(ナンタンシ)を発足。
◎京都府久世郡(クセグン)には久御山町(クミヤマチョウ)がある。
みやまちょう《みやまちやう》
【海山町】
◇[日]Miyama Cho
○[古]三重県南西部、北牟婁郡(キタムログン)の町。南部を尾鷲市
(オワセシ)に接し、東部を熊野灘(クマノナダ)の尾鷲湾(オワセワン)に面す
る。
〈面積〉
146.12平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万2,850人。
2000(平成12)1万0,317人。
◎1954(昭和29)引本(ヒキモト)町・相賀(アイガ)町・船津(フナツ)村・
桂城村の2町2村が合併して発足。
2001.11.18(平成13)原発誘致の賛否を問う住民投票が行われ、
誘致反対票が過半数を占めた。有権者数8,748人、投票率88.64
%、反対票5,215、賛成票2,512。
2005.10.11(平成17)紀伊長島町(キイナガシマチョウ)と合併して紀北
町(キホクチョウ)を発足。
★みやまよめな
【ミヤマヨメナ(深山嫁菜】
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)の多年草。
園芸品種は「ミヤコワスレ(都忘)」と呼ぶ。
参照⇒みやこわすれ(ミヤコワスレ,都忘)
★みやまりんどう《みやまりんだう》
【ミヤマリンドウ】
【深山竜胆】
◇[学]Gentiana nipponica
○[植]リンドウ目(Gentianales)リンドウ科(Gentianaceae)の
多年草。
★みやまんだら
【宮曼陀羅】
○社殿や神域を描いた曼陀羅。本地垂迹(ホンヂスイジャク)説よる。
参照⇒ほんぢすいじゃく(本地垂迹)
みやむら
【宮村】
◇[日]Miya Mura
○[古]岐阜県北部、大野郡(オオノグン)にあった村。
◎2005. 2. 1(平成17)高山市に編入。
みやもとむさし
【宮本武蔵】
◇[日]Miyamoto Musashi
○(1)[人]⇒『人名辞典』みやもと むさし(宮本 武蔵)
○(2)[交]⇒みやもとむさしえき(宮本武蔵駅)
みやもとむさしえき
【宮本武蔵駅】
○[交]岡山県英田郡(アイダグン)大原町(オオハラチョウ)宮本にある、智
頭急行(チヅキュウコウ)の駅。
石井駅(兵庫県)と大原駅の間。
みやもりむら
【宮守村】
◇[日]Miyamori Mura
○岩手県中東部、上閉伊郡(カミヘイグン)の村。東部を遠野市に接
する。
〈面積〉
165.24平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5,427人。
◎1955(昭和30)達曽部(タッソベ)村と鱒沢(マスザワ)村を編入。
★みゃんまー
【ミャンマー】
◇Myanmar
○東南アジア、インドシナ半島の西部、ベンガル湾に面する国。
正称はミャンマー連邦([英]the Union of Myanmar)。
首都はヤンゴン(Yangon)(旧称ラングーン)。
独立記念日は1月4日(1948年)。国軍記念日は3月27日。
5〜10月は雨季。
旧国名は「ビルマ(Burma)」。
〈面積〉
67万7,000平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)3,151万人。
1984(昭和59)3,761万人。
1988(昭和63)3,996万人。
〈歴代大統領〉
ネ・ウィン(Ne Win)(1911〜2002):1962. 3. 2〜1981.11. 9。
セイン・ルイン(Sein Lwin)(1924〜2004. 4. 9):1988. 7.
25〜1988. 8.12。
〈国家法秩序回復評議会議長(Chairmen of the State Law and
Order Restoration Council)〉
タン・シュエ(Than Shwe)(1933〜):1992. 4.23〜1997.11.
15。
〈国家平和開発評議会議長(Chairman of the State Peace and
Development Council)〉
タン・シュエ:1997.11.15〜。
〈歴代首相〉
キン・ニュン(Khin Nyunt)(1939〜):2003. 8.25〜2004.10.
19。
ソー・ウィン(Soe Win):2004.10.19〜。
◎7州・7管区で構成。
州:[ビルマ語]Yin *、[英]* State。
管区(県):[ビルマ語]Pyine *、[英]* Division。
◎ユーラシア・プレートとオーストラリア・プレートが東西か
らぶつかり合い、地震が多い。
参照⇒あらかんさんみゃく(アラカン山脈)
◎19世紀、イギリスによるビルマ侵略戦争に3度敗北し、1886.
2.26(明治19)ビルマ、イギリス領インド(British India)に併
合。
民族運動が盛んになり、1937. 4. 1(昭和12)イギリス植民地
(British colony)として分離され準自治領となる。
1942. 8. 1〜1945. 5. 3(昭和17〜昭和20)日本軍が占領。
1948. 1. 4(昭和23)独立。
1988. 9.(昭和63)クーデターにより軍事政権「国家法秩序回
復評議会(SLORC)」が成立。
1989. 6.18(平成元)ビルマからミャンマー連邦に改名。
1990(平成 2)総選挙を実施。アウン・サン・スー・チー女史
(Ms.Suu Kyi)(書記長)らの「国民民主連盟(NLD)」が議会議席
の82%を獲得して圧勝。軍事政権は選挙結果を無視して議会を
開かなかった。
2007. 9.(平成19)僧侶・市民らの反軍事政権デモが続き武力
弾圧。27日日本人ジャーナリスト長井健司が背後から射殺され
る。
2008. 5.(平成20)南部、サイクロン「ナルギス(Nargis)」で甚
大な被害を受ける。
2008. 5.29(平成20)軍事政権、新憲法が成立と発表。
みゃんまーのあたらしいともしび
【ミャンマーの新しい灯】
◇[英]New Light of Myanmar
○[通]ミャンマーの国営英字紙。
みゆ
【見ゆ】
○[古][自動詞下二段]見えるの古形。
◎敵艦見ゆ
みゅー
【μ】
◇mu
○マイクロ(micro)の記号。
⇒まいくろ(マイクロ)
みゅー
【ミュー】
【Μ】
【μ】
◇mu
○(1)[言]ギリシア文字の第12番目。
◎ローマ字の「エム(M,m)」に相当する。
○(2)[宇][古]東京大学宇宙航空研究所の固体燃料ロケット。
◎1974. 2.17(昭和49)M3C1号機、打ち上げに成功。
2006(平成18)M5廃止。
みゅー
【ミュー】
【MU】
○[交]いすゞ自動車社製のテーションワゴン(四輪駆動車)。
◎1989. 5.(昭和64,平成元)発売。
みゅあー
【ミュアー】
◇Edwin Muir
○[人]イギリスの詩人・評論家(1887〜1959)。
著書は1928(昭和 3)『小説の構造』・1949(昭和24)『迷路』
・『自伝』など。
★みゅーあへっど
【ミューアヘッド】
◇John Henry Muirhead
○[人]イギリスの哲学者(1855〜1940)。
著書は『倫理学』など。
みゅーおん
【ミューオン】
◇muon
○[原]⇒みゅーりゅうし(μ粒子)
みゆき
【行幸】
【御幸】
○天皇・上皇・法皇・女院のおでまし。
参照⇒みゆきどおり(行幸通り)
◎天皇には「行幸」を、その他には「御幸」を用いる。
みゆき
【深雪】
○(1)雪。
◎「み」は美称の接頭辞。
○(2)深く降り積もった雪。しんせつ(深雪)。
みゆきどおり《みゆきどほり》
【行幸通り】
◇[日]Miyuki Dori
○東京都千代田区東部、皇居外苑からまっすぐ東京駅へ向かう
通り。
参照⇒みゆき(行幸,御幸)
みゅーさいん
【ミューサイン】
◇[英]mucin
○[生化]ムチン([独]Muzin,Mucin)の英語名。
⇒むちん(ムチン)
みゅーじあむ
【ミュージアム】
◇[英]museum
○(1)博物館。
○(2)美術館([英]art museum)。
◎ギリシア語の「ミューズたちの神殿(Mouseion)」から。
参照⇒みゅーず(ミューズ)
みゅーじかるそー
【ミュージカルソー】
【ミュージカル・ソー】
◇[英]musical saw
○[楽]楽器として使用する洋鋸(ヨウノコ)。
ノコギリ(鋸)の背をバイオリンの弓で弾いたり、金属部をハ
ンマーで叩(タタ)いたりして音を出す。
演奏者は椅子に座り、鋸(ノコ)の柄を膝(ヒザ)にはさみ、左手
で鋸の先端を持って曲げ、右手に弓またはハンマーを持って演
奏する。
鋸を強く曲げるとより高音になり、振動中に曲げ伸ばしをす
ると無段階に音程が変化し、独特の音色となる。
みゅーじっく
【ミュージック】
◇[英]music
○[楽]音楽。
◎ギリシア語の「ミューズの(mousike)」から。
参照⇒みゅーず(ミューズ)
みゅーしん
【ミューシン】
◇[英]mucin
○[生化]ムチン([独]Muzin,Mucin)の英語名。
⇒むちん(ムチン)
★みゅーず
【ミューズ】
◇[英](単数形)Muse/(複数形)Muses
○(1)[ギ神]学問・芸術など知的活動の女神。姉妹で、一般的
には九人とされる。
ゼウス(Zeus)とネモシュネ(Mnemosyne)の娘。
ギリシア語名は「ムーサ(Musa)(単数形)」,「ムーサイ(Musai)
(複数形)」。
参照⇒へりこん(ヘリコン)(1),ねもしゅね(ネモシュネ)
◎カリオペ([希]Kalliope、[英]Calliope):雄弁と叙事詩。
エウテルペ(Euterpe):音楽と叙情詩。
エラト(Erato):学芸。
ポリヒムニア(Polyhymnia,Polymnia):聖歌。
クレイオ([希]Kleio、[羅]Clio):歴史。
メルポメネ(Melpomene):悲劇。
タレイア(Thalia):牧歌と喜劇。
テルプシコレ(Terpsichore):歌と踊り。
ウラニア(Urania):天文。
参照⇒[1]かりおぺ(カリオペ),えうてるぺ(エウテルペ),え
らと(エラト),ぽりひむにあ(ポリヒムニア),くれいお(クレイ
オ),めるぽめね(メルポメネ),たれいあ(タレイア),てるぷしこ
れ(テルプシコレ),うらにあ(ウラニア)
◎「museum(博物館,美術館)」は「ミューズたちの神殿」から。
○(2)[ギ神](1)の基になった三人の姉妹の女神。
◎メレテ(Melete):歌の女神。
アオイデ(Aoide):練習の女神。
ムネメ(Mneme):記憶の女神。
★みゅーずさいぼう《みゆーずさいばう》
【Muse細胞】
◇[英]Muse cell
○[生]多能性幹細胞の一種。
骨髄を培養・抽出した幹細胞。
増殖率は低い、ガン化の恐れも低い。
◎2010. 4.(平成22)東北大学教授出沢真理(デザワ・マリ)らの研究
チームが発表。
みゅぜっと
【ミュゼット】
◇[フ]musette
○(1)[楽]フランスの民俗楽器。
ふいご(鞴)式のバグパイプ([英]bagpipe)。
17〜18世紀、貴族階級の間で流行。
「小風笛(ショウフウテキ)」とも呼ぶ。
参照⇒あこーでぃおん(アコーディオン)
◎「風笛」は「バグパイプ」のこと。
参照⇒ばぐぱいぷ(バグパイプ)
○(2)[楽](1)が流行したころの、牧歌的な古典舞曲。三拍子。
○(3)[軍]⇒みゅぜっとばっぐ(ミュゼットバッグ)
みゅぜっとばっぐ
【ミュゼットバッグ】
◇[英]musette bag
○[軍](兵士が肩に掛ける)小雑嚢(ショウザツノウ)・野外携帯袋。
カンバスや革製。
背負うタイプもある。
単に「ミュゼット」とも呼ぶ。
みゅーたげん
【ミュータゲン】
◇[独]Mutagen、[英]mutagen
○[生]突然変異誘導物・変異誘発素。
放射線やある化学物質など、突然変異の確率を高める作用を
もつ物質。また、その総称。
参照⇒みゅーたんと(ミュータント)
みゅーたんすきん
【ミュータンス菌】
○[生]⇒むしばきん(ムシ歯菌,虫歯菌,齲歯菌)
みゅーたんと
【ミュータント】
◇[英]mutant
○[生]突然変異体。
突然変異した遺伝子をもつ個体または細胞・ウイルス。
参照⇒みゅーたげん(ミュータゲン)
みゅーちゅうかんし
【ミュー中間子】
【μ中間子】
○[古][原]⇒みゅーりゅうし(μ粒子)
みゅーてぃれーしょん
【ミューティレーション】
◇[英]mutilation
○(手足などの)切断・切除。
★みゅーてーしょん
【ミューテーション】
◇[英]mutation
○(1)変化・変異・変質。転換・変転。
○(2)[生]
「突然変異」とも呼ぶ。
参照⇒みゅーたんと(ミュータント),みゅーたげん(ミュータ
ゲン)
○(3)[言]⇒うむらうと(ウムラウト)
★みゆびげら
【ミユビゲラ】
【三指啄木鳥】
○(1)[鳥]小型のキツツキ(啄木鳥)。北欧・ロシア・北米に生
息。
足指が3本。
○(2)[鳥](1)の日本固有の亜種。
種の保存法により国内希少野生動植物種にも指定。
環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧種1A。
◎1942(昭和17)北海道中央部で発見。
1988(昭和63)確認。
2010(平成22)大雪山国立公園内で確認。
みゅらーと
【ミュラート】
◇[西]mulatto
○⇒むらーと(ムラート)
みゅーりゅうし《みゆーりふし》
【μ粒子】
◇muon
○[原]質量が電子の約207倍、スピン1/2の素粒子(レプトン)
で、電荷が正または負の電気素量をもつ2種がある。
π(パイ)中間子やκ(カッパ)中間子の崩壊により生成し、平均
寿命約2マイクロ秒で電子とニュートリノに自然崩壊する。
「ミューオン」とも呼ぶ。
◎1937(昭和12)アンダーソン(C.D.Anderson)とネダーメイヤー
(S.H.Neddermeyer)が宇宙線の霧箱写真で発見。
初めはミュー中間子と呼ばれた。
[1]みゅーる
【ミュール】
◇[英]mule
○[哺]⇒らば(ラバ,騾馬)
[2]みゅーる
【ミュール】
◇[フ]mule
○(1)[服]室内履き・スリッパ。
○(2)[服]スリッパに似て踵(カカト)を覆う部分がない、外出用の
つっかけ式の靴。
参照⇒さんだる(サンダル)
[3]みゅーる
【ミュール】
◇[英]mule
○[工]紡績機の一種。
イギリスの発明家サムエル・クロンプトン(Samuel Crompton)
(1753〜1827)が発明。
みゅーるじか
【ミュールジカ】
【ミュール鹿】
◇[英]mule deer
○[哺]耳が長く尾の先が黒いシカ。北アメリカ西部原産。
みゅるーず
【ミュルーズ】
◇Mulhouse
○フランス北東部、アルザス地域圏(Region Alsace)南部のオ
ーラン県(Departement Haut-Rhin)の都市。
北緯47.76°、東経7.34°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)10万8,400人。
1999(平成11)11万0,400人。
2002(平成14)11万1,100人。
みゅるはいむ
【ミュルハイム】
◇Muelheim/Mulheim
○ドイツ北西部、ノルトライン・ベストファーレン州(Bundes-
land Nordrhein-Westfalen)中央部の町。
◎閉鎖されたミュルハイム・ケールリッヒ(Muelheim-Kaerlich)
原発はラインラント・ファルツ州(Bundesland Rheinland-
Pfalz)のコブレンツ(Koblenz)近郊。
みゅるみどん
【ミュルミドン】
◇Myrmidon
○(1)[ギ神]アキレス(Achilles)に従ってトロイ戦争に参加し
たテッサリア地方(Thessalia Region)の勇敢な戦士。
○(2)(myrmidon)(転じて)主人の命令を情け容赦(ヨウシャ)なく忠
実に遂行(スイコウ)する手下(テシタ)。
みゅーれ
【ミューレ】
◇[独]Myrrhe/Myrre
○[薬](ドイツ語で)モツヤク(没薬)。
⇒もつやく(モツヤク,没薬)(2)
みゅーれるずいんれっと
【ミューレルズインレット】
◇[英]Murrells Inlet
○アメリカ合衆国南東部、サウスカロライナ州(South Caroli-
na State)東部のホリー郡(Horry County)の町。
みゅーれんばーぐぐん
【ミューレンバーグ郡】
◇[英]Muhlenberg County
○アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Com-
monwealth)西部の郡。
郡都はグリーンビル(Greenville)。
〈人口〉
1980(昭和55)3万2,234人。
1990(平成 2)3万1,318人。
2000(平成12)3万1,839人。
2005(平成17)3万1,548人。
みゅんしゅ
【ミュンシュ】
◇Charles Muench(シャルル・ミュンシュ)
○[人]フランスの指揮者(1891〜1968)。
ボストン交響楽団を指揮する。
みゅんすたー
【ミュンスター】
◇Muenster/Munster
○ドイツ西部、ルール地方東部のノルトライン・ベストファー
レン州(Bundesland Nordrhein-Westfalen)の中心都市。
北緯51.97°、東経7.63°の地。
英語名は「マンスター(Munster)」。
〈人口〉
1994(平成 6)26万7,367人。
◎旧西ドイツ。
★みゅんつぁー
【ミュンツァー】
◇Thomas Muenzer/Thomas Munzer
○[人]ドイツの宗教改革指導者(1490ころ〜1525)。
参照⇒どいつのうみんせんそう(ドイツ農民戦争)
みゅんひはうぜんしょうこうぐん《みゆんひはうぜんしやうこうぐん》
【ミュンヒハウゼン症候群】
◇[英]Munchausen syndrome/Muenchausen syndrome
○[心]自己暗示や妄想から体調が悪化したり、または病気を偽っ
たりする病的な虚言症。
他人の注意をひきたいという自己顕示欲(ジコケンジヨク)(exhi-
bitionistic desires)によることが多い。
参照⇒つくりやまい(作り病)(2)
◎代理ミュンヒハウゼン症候群(Munchausen's syndrome by
proxy)
◎病名はドイツの小説『ほら吹き男爵の冒険』の実在モデル、
ミュンヒハウゼン(Karl Friedrich Hieronymus von Muench-
hausen)男爵から。
参照⇒ほらふきだんしゃくのぼうけん(ほら吹き男爵の冒険,
法螺吹き男爵の冒険)
みゅんへん
【ミュンヘン】
◇[独]Muenchen、[英]Munich
○ドイツ南部、バイエルン州(Bundesland Bayern)の州都。
北緯48.14°、東経11.58°の地。
〈人口〉
1970(昭和45)129万3,600人。
1976(昭和51)132万人。
1986(昭和61)127万4,000人。
1987(昭和62)118万5,400人。
1991(平成 3)122万9,026人(推計)。
2003(平成15)118万5,400人。
◎もと西ドイツ地区。
1972(昭和47)第20回オリンピック大会、開催。
みゅんへんいっき
【ミュンヘン一揆】
◇[独]Muenchener Putsch
○[歴]1923.11. 8(大正12)ナチスが軍事独裁政権の樹立を企て
てミュンヘンで起こした反乱。
1923. 1.(大正12)フランス・ベルギー両軍がルールを保障占
領し、ドイツは大インフレーションとなった。
この機に、ヒトラー・ルーデンドルフらはバイエルン政府に
対してクーデターを起こし、さらにベルリンへ進撃しようとし
た。
しかし、ゼークト(Hans von Seeckt)ら国防軍首脳らの反対
により2日間で鎮圧され、ヒトラーは逮捕・投獄された。
「ミュンヘン暴動」とも呼ぶ。
みゅんへんかいぎ《みゆんへんくわいぎ》
【ミュンヘン会議】
◇[英]Munich Conference、[独]Muenchener Konferenz
○[歴]⇒みゅんへんかいだん(ミュンヘン会談)
みゅんへんかいだん《みゆんへんくわいだん》
【ミュンヘン会談】
◇[英]Munich Conference、[独]Muenchener Konferenz
○[歴]1938. 9.(昭和13)独・英・仏・伊の首脳がミュンヘンで
開いた、チェコスロバキア領ズデーテン地方(Sudetenland)の
帰属に関する会談。
オーストリアを併合したドイツがチェコスロバキア政府にズ
デーテン地方の割譲を迫った問題で、ドイツのヒトラー、イギ
リスのチェンバレン、フランスのダラディエ、イタリアのムッ
ソリーニがミュンヘンで会談を行った。
ヒットラーの強硬な態度に、イギリス・フランスは譲歩し、
9月29日ズデーテン地方をドイツへ帰属させることに決定。
「ミュンヘン会議」とも呼ぶ。
◎ナチス・ドイツの東欧侵略を容認するイギリス・フランスの
ドイツ宥和政策(ミュンヘン宥和)は、侵略外交を増長させて結
果的に第二次世界大戦の道を開くことになった。
みゅんへんぼうどう
【ミュンヘン暴動】
◇[独]Muenchener Putsch
○[歴]⇒みゅんへんいっき(ミュンヘン一揆)
みゅんへんゆうわ《みゆんへんいうわ》
【ミュンヘン宥和】
◇[英]Munich Appeasement
○[歴]ミュンヘン会談の別称。
⇒みゅんへんかいだん(ミュンヘン会談)
みよー
【ミヨー】
◇Millau
○フランス南部、ミディ・ピレネー地域圏(Region Midi-Pyre-
nees)北東部にあるアベロン県(Departement Aveyron)南東部の
都市。
タルン川(le Tarn)渓谷に高さ343メートルのミヨー高架橋
(Viaduc de Millau)(全長2,460メートル、路面部の高さ245メ
ートル)がある。
◎2004.12.14(平成16)ミヨー高架橋、開通。
みょうおう《みやうわう》
【明王】
○[仏]忿怒(フンヌ)の相を現し、諸悪魔を降伏(ゴウブク)する諸尊。
五大明王は不動(フドウ)・降三世(ゴウザンゼ)・軍荼利夜叉(グン
ダリヤシャ)・大威徳(ダイイトク)・金剛夜叉(コンゴウヤシャ)で、中東南西
北を守る。
他に愛染(アイゼン)・大咲・大輪・馬頭・無能勝・歩擲・穢迹
など。
参照⇒ごだいみょうおう(五大明王)
みょうおんてん《めうおんてん》
【妙音天】
○[仏]⇒べんざいてん(弁財天,弁才天,辯財天,辯才天)
みょうおんてんにょ《めうおんてんによ》
【妙音天女】
○[仏]⇒べんざいてん(弁財天,弁才天,辯財天,辯才天)
みょうが《めうが》
【ミョウガ】
【茗荷】
○(1)[植]ショウガ目(Zingiberales)ショウガ科(Zingiberaceae)
の多年草。
アジア熱帯地方の原産で、本州以南の山野に自生し、野菜と
して栽培もされる。ショウガに酷似し、茎は斜めに立ち葉鞘が
巻き合い、高さ0.5〜1メートル。葉は2列に互生し広披針形
で、長さ20〜30センチメートル。地下茎は円柱形であまり肥大
しない。
夏、根元から広楕円形の花穂を出し、淡紫色の苞片(ホウヘン)が
多数タケノコ状に重なって卵形となり、径五センチメートルく
らいの淡黄色の花を次々と開き、開花後1日でしぼむ。
冬、地上部は枯れる。
まだ花の出ない苞を「花ミョウガ」・「ミョウガの子」、春の若
い茎を「ミョウガ竹」と呼び、特有の強い芳香と辛味があり、薬
味・漬物として食用とする。
「鈍根草(ドンコンソウ)」とも呼ぶ。古名は「メガ」。
◎「メカ(芽香)」の転という。
「茗」は「(草冠+「曩」-「日」)」とも書く。
○(2)愚か者。
◎ミョウガを食べると物忘れする、バカになるという俗説から。
○(3)ミョウガの花穂や花を図案化した紋所。
抱き茗荷・花抱き茗荷・違い茗荷・抱き茗荷菱など。
みょうが《みやうが》
【冥加】
○[仏]神仏の加護(カゴ)。
★みょうかい《みやうかい》
【冥界】
○(1)[仏]地獄・餓鬼・畜生の三つの世界。三悪道。
○(2)[仏]特に地獄。めいかい(冥界)。
★みょうかくじ《めうかくじ》
【妙覚寺】
○(1)千葉県勝浦市興津にある日蓮宗の寺。山号は広栄山。
日蓮宗の四大本山の一つ。
○(2)京都府京都市上京区にある日蓮宗の寺。山号は具足山。
○(3)岡山県御津町にある日蓮宗不受不施派の本山。山号は竜華山。
みょうがたけ《めうがたけ》
【ミョウガ竹】
【茗荷竹】
○[植][食]ミョウガの若い茎。
⇒みょうが(ミョウガ,茗荷)
みょうがだにえき《めうがだにえき》
【茗荷谷駅】
○[交]東京都文京区小日向(コヒナタ)にある、東京地下鉄(東京メ
トロ)丸ノ内線の駅。
新大塚(シンオオツカ)駅と後楽園(コウラクエン)駅の間。
みょうがのこ《めうがのこ》
【ミョウガの子】
【茗荷の子】
○(1)[植][食]ミョウガの花穂。
⇒みょうが(ミョウガ,茗荷)
○(2)[俗]バクチ(博打)に負けること。
◎芽(サイの目)が出ると採られることから。
みょうぎさん《めうぎさん》
【妙義山】
◇[日]Myogi San
○[地]群馬県の西南部、甘楽郡(カンラグン)と碓氷郡(ウスイグン)の両
郡にまたがる火山群。
白雲山・最高峰の金洞山(1,104メートル)・金鶏山(856メー
トル)の三峰からなる。標高は低いが豪快な奇岩の山で知られ
る。
白雲山の山頂には妙義神社の奥の院がある。
妙義湖(人造湖)のある谷をはさんで裏妙義と対峙する。
登山口:⇒まついだ(松井田)
◎赤城山・榛名山とともに「上毛三山(ジョウモウサンザン)」の一つ。
みょうぎじんじゃ《めうぎじんじや》
【妙義神社】
○群馬県の妙義山のふもとにある神社。
宣化(センカ)天皇の2年の創建と伝えられる。
日本武尊や菅原道真を祀(マツ)っている。
みょうぎょうてん《みやうぎやうてん》
【明経点】
○[言]漢文を訓読するためのヲコト点の一種。博士家点(ハカセケテ
ン)に含まれる。
平安後期以降、明経博士家で漢籍を訓読するときに用いられ
た。
「めいけいてん(明経点)」とも呼ぶ。
参照⇒をことてん(ヲコト点,乎古止点,乎己止点,遠古登点)
みょうぎょうどう《みやうぎやうだう》
【明経道】
○[歴]律令制における大学寮の学科である四道(シドウ)の一つ。
明経の学(儒教の経学)を修学するもの。
科目は『周易(シュウエキ)』・『尚書(ショウショ)』・『周礼(シュライ)』
・『儀礼(ギライ)』・『礼記(ライキ)』・『毛詩(モウシ)(詩経)』・
『春秋左氏伝(サシデン)』・『孝経(コウキョウ)』・『論語(ロンゴ)』。
学生の必修科目であったが、奈良末期に歴史・文章の重視が
始まり、平安時代以降に明経道から分かれた紀伝道(キデンドウ)
に圧倒されてしだいに衰えた。
そのため平安中期以後は中原氏(ナカハラ・ウジ)と清原氏(キヨハラ・ウジ)
が明経博士(教官)を世襲し、両氏の家学となった。
みょうぎょうのはかせ《みやうぎやうのはかせ》
【明経博士】
【明経の博士】
○[歴]⇒みょうぎょうはかせ(明経博士)
みょうぎょうはかせ《みやうぎやうはかせ》
【明経博士】
○[歴]明経道での教授をつかさどった職名。大学寮の教官の長
で、定員は博士一人、助博士(助教)二人。
平安中期以後は明経博士(教官)の世襲化が強まって、中原氏
と清原氏、両氏の家学となった。
本来は「博士」で、同じ大学寮の紀伝博士・文章博士と区別し
た呼称で、「みょうぎょうのはかせ(明経博士)」とも呼ぶ。また、
陰陽寮・典薬寮の博士と区別して「大学博士」とも呼ぶ。
みょうけい《めうけい》
【茗渓】
◇[日]Myokei
○お茶の水の別称。
⇒おちゃのみず(お茶の水)
みょうけん《めうけん》
【妙見】
○[仏]妙見菩薩の略。
⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
みょうけんぐう《めうけんぐう》
【妙見宮】
○[古]⇒やつしろじんじゃ(八代神社)
みょうけんこう《めうけんかう》
【妙見講】
○[仏]妙見菩薩を信仰する日蓮宗信者の組織した団体(講)。ま
た、その集まり。
参照⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
みょうけんさい《めうけんさい》
【妙見祭】
○熊本県八代市(ヤツシロシ)妙見町(ミョウケンマチ)にある八代神社(ヤツシロジ
ンジャ)、別称妙見宮(ミョウケングウ)で行われる祭り。九州三大祭の
一つ。
妙見神が神獣に乗って中国から八代に上陸したという言い伝
えから、江戸中期に始まる。
みょうけんさん《めうけんさん》
【妙見山】
◇[日]Myoken San
○[地]兵庫県北部、養父郡(ヤブグン)関宮町(セキノミヤチョウ)・八鹿町
(ヨウカチョウ)と美方郡(ミカタグン)村岡町(ムラオカチョウ)の境にある山。標
高1,139メートル。
◎淡路島(アワジシマ)北部、兵庫県津名郡(ツナグン)東浦町(ヒガシウラチョ
ウ)にも妙見山(読み不詳)(519メートル)がある。
みょうけんざん《めうけんざん》
【妙見山】
◇[日]Myoken Zan
○[地]大阪府北西部の豊能郡(トヨノグン)能勢町(ノセチョウ)・豊能町
(トヨノチョウ)と兵庫県川西市との境にある老ノ坂(オイノサカ)山地の山。
標高662メートル。
山頂に能勢妙見堂がある。
「みょうけんやま(妙見山)」,「能勢妙見」とも呼ぶ。
参照⇒のせみょうけんどう(能勢妙見堂)
★みょうけんじ《めうけんじ》
【妙顕寺】
○京都府京都市上京区にある日蓮宗の大本山。山号は具足山。
日蓮宗の四大本山の一つ。
みょうけんしんこう《めうけんしんかう》
【妙見信仰】
○[仏]⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
みょうけんじんじゃ《めうけんじんじや》
【妙見神社】
○[古]⇒ながはまじんじゃ(長浜神社)
みょうけんそんしょうおう《めうけんそんしやうわう》
【妙見尊星王】
○[仏]⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
みょうけんどう《めうけんだう》
【妙見堂】
○[仏]妙見菩薩を祀(マツ)る仏堂。
◎京都北山の霊巌寺妙見堂。
大阪府豊能郡(トヨノグン)能勢町(ノセチョウ)の能勢妙見堂。
参照⇒のせみょうけんどう(能勢妙見堂)
みょうけんぼさつ《めうけんぼさつ》
【妙見菩薩】
◇[梵]Sudrsti
○[仏]北極星あるいは北斗七星を神格化した菩薩。
国土を守護し、災厄を除き、人の福寿を増益するという。
日本では特に眼病平癒のため祈る修法(シュホウ)(妙見法・北斗
法)の本尊とする。また武家の守護神として、民間では道教の
鎮宅霊符神と習合して五穀豊穣神・商業神として、役者や花街
の婦女にも妙見信仰は広く一般に浸透していた。
像は二臂(ニヒ)または四臂で、雲中に結跏趺坐(ケッカフザ)または
青竜に乗る姿で描かれる。
「妙見」,「妙見尊星王(ソンショウオウ)」,「尊星王」,「北辰(ホクシン)妙見
菩薩」,「北辰菩薩」とも呼ぶ。
◎主として日蓮宗で尊崇。天台寺門では吉祥天と同体とする。
参照⇒みょうけんこう(妙見講)
みょうけんやま《めうけんやま》
【妙見山】
◇[日]Myoken Yama
○[地]⇒みょうけんざん(妙見山)
みょうこう《めうかう》
【みょうこう】
○[軍]海上自衛隊のこんごう型イージス艦(DDG175)。
7,250トン。
京都府舞鶴市の舞鶴基地に配属。
参照⇒いーじすかん(イージス艦)
◎1996. 3.14(平成 8)竣工。
2004. 1.(平成16)テロ対策特別措置法に基づく米英軍支援の
ためアラビア海へ出港。
みょうこう《めうかう》
【妙高】
◇[日]Myoko
○(1)[地]⇒みょうこうさん(妙高山)
○(2)⇒みょうこうし(妙高市)
○(3)[古]⇒みょうこうむら(妙高村)
○(4)[歴][軍]旧日本海軍の妙高型重巡洋艦。
◎1929. 7.31(昭和 4)竣工。
第二次世界大戦後も残存し、1946. 7. 8(昭和21)イギリス軍
によりマラッカ水道で水没処分。
★みょうごう《みやうがう》
【名号】
○(1)[仏]仏や菩薩(ボサツ)の名。
○(2)[仏]阿弥陀仏(アミダブツ)の称号。
みょうこうこうげんまち《めうかうかうげんまち》
【妙高高原町】
◇[日]Myokokogen Machi/Myoko Kogen Machi
○[古]新潟県南部、中頸城郡(ナカクビキグン)の町。
◎2005. 4. 1(平成17)新井市(アライシ)に編入し、同日新井市が妙
高市に改称。
みょうこうさん《めうかうさん》
【妙高山】
◇[日]Myoko San
○[地]新潟県南西部にある複式休火山。標高2,446メートル。
頸城三山(クビキサンザン)の一つ。
直径約3キロメートルの円形カルデラ中に中央火口丘妙高山
があり、神奈山・大倉山・赤倉山などの外輪山が囲み、東部に
赤倉温泉がある。外輪山の斜面は緩傾斜をなし、東麓に妙高高
原がひろがり、牧場・温泉地・スキー場がある。
上信越高原国立公園に含まれる。
「越後富士」とも呼ぶ。
◎古くから阿弥陀如来の浄土とされ、修験者によって登山路が
開かれた。
◎南方には飯縄山(イイヅナヤマ)・黒姫山(クロヒメヤマ)、西方には焼山
(ヤケヤマ)と連なる。
◎「みょうこうせん(妙高山)」とも読む。
みょうこうざん《めうかうざん》
【妙高山】
◇[日]Myoko Zan
○[地]⇒みょうこうさん(妙高山)
みょうこうし《めうかうし》
【妙高市】
◇[日]Myoko Shi
○新潟県南西部の市。北部を上越市、北西部を糸魚川市に接し、
東部・南部・南西部を長野県に隣接。
◎2005. 4. 1(平成17)新井市(アライシ)から改称。
参照⇒あらいし(新井市)
★みょうこうじ《めうかうじ》
【妙行寺】
○東京都豊島区西巣鴨にある寺。
四谷怪談のお岩さんの墓・浅野内匠夫人瑶泉院の供養碑・浅
野大学夫人の墓などがある。
◎四谷から移転。
みょうこうせん《めうかうせん》
【妙高山】
○須弥山(シュミセン)の別称。
⇒しゅみせん(須弥山)
◎「せん(山)」は呉音。
「みょうこうさん(妙高山)」とも読む。
★みょうこうにん《めうかうにん》
【妙好人】
○[仏]浄土真宗で、信仰一筋に生きる在家信者。
みょうこうむら《めうかうかうむら》
【妙高村】
◇[日]Myoko Mura
○[古]新潟県南部、中頸城郡(ナカクビキグン)の村。
◎2005. 4. 1(平成17)新井市(アライシ)に編入し、同日新井市が妙
高市に改称。
みょうざいぐん《みやうざいぐん》
【名西郡】
◇[日]Myozai Gun
○徳島県中央部の郡。
石井町(イシイチョウ)・神山町(カミヤマチョウ)の町。
◎徳島県には名東郡(ミョウドウグン)もある。
みょうし《めうし》
【妙歯】
【妙齒】
◇[中]miaochi
○[漢]うら若い年頃(トシゴロ)。妙齢(miaoling)(ミョウレイ)・妙年
(miaonian)(ミョウネン)。
★みょうじ《めうじ》
【苗字】
【苗氏】
○
◎1870(明治 3. 9.19)平民に姓の呼称が許可。
1875(明治 8)平民も必ず苗字を付けることになる。
1939.12.26(昭和14)朝鮮総督府より「朝鮮人の氏名に関する
件」公布(創氏改名)。
参照⇒そうしかいめい(創氏改名)
みょうじしゃみ《みやうじしやみ》
【名字沙弥】
○[仏]⇒さんしゃみ(三沙弥)
みょうしゅ《みやうしゆ》
【名主】
○⇒なぬし(名主)
みょうじょう《みやうじやう》
【みょうじょう】
○[古][海]海上保安庁の双胴型設標船(LM11)。
総トン数260トン、満載排水量303トン。
第6管区海上保安本部(広島)に配属。
◎1974. 3.25(昭和49)就役。
2005(平成17)引退。
★みょうじょう《みやうじやう》
【明星】
○(1)[天]金星の別称。
参照⇒きんせい(金星)
◎虚空蔵菩薩(コクウゾウボサツ)の化身(ケシン)であるといわれる。
◎明(ア)けの明星:フォスフォロス(Phosphorus)・ルシファー
(Lucifer)。
宵(ヨイ)の明星:ヘスペロス(Hesperus)・ベスパー(Vesper)。
◎明星大学:⇒めいせいだいがく(明星大学)
○(2)[交]⇒みょうじょうえき(明星駅)
○(3)[歴][文]詩歌雑誌。与謝野鉄幹が主宰した東京新詩社の
機関誌。
◎1900(明治33)創刊。
1908(明治41)100号で廃刊。
○(4)[通]集英社が刊行する月刊芸能雑誌。
◎1952(昭和27)10月号を創刊。
1958(昭和33)11月23日日号を創刊。
みょうじょうえき《みやうじやうえき》
【明星駅】
○[交]三重県多気郡(タキグン)明和町(メイワチョウ)大字明星にある、
近鉄山田線の駅。
斎宮(サイクウ)駅と明野(アケノ)駅(伊勢市)の間。
みょうじょうがたけ《みやうじやうがたけ》
【明星ヶ岳】
◇[日]Myojogatake/Myojo ga Take
○[地]神奈川県小田原市の西方にある山。標高924メートル。
北西に明神ヶ岳がある。
みょうじんがたけ《みやうじんがたけ》
【明神ヶ岳】
◇[日]Myojingatake/Myojin ga Take
○(1)[地]神奈川県小田原市の西方にある山。標高1,169メート
ル。
南東に明星ヶ岳がある。
○(2)[地]京都府南部の亀岡市と大阪府高槻市(タカツキシ)北部の境
にある、老ノ坂(オイノサカ)山地の山。標高523.5メートル。
参照⇒あくたがわ(芥川)(1)
★みょうしんじ《めうしんじ》
【妙心寺】
○京都府京都市右京区(ウキョウク)花園妙心寺町(ハナゾノミョウシンジチョウ)
にある臨済宗妙心寺派の大本山。山号は正法山(ショウボウザン)。
〈塔頭(タッチユーュウ)〉
玉鳳院・東海庵・霊雲院・退蔵院・桂春院・東林院など。
みょうしんじは《めうしんじは》
【妙心寺派】
○[仏]臨済宗十四派の一つ。
本山は京都の妙心寺、派祖は関山慧玄(カンザンエゲン)(無相大師)
(1277〜1360)。
みょうじんしょう《みやうじんせう》
【明神礁】
◇[日]Myojin Sho
○[地]伊豆諸島南端、青ヶ島と鳥島との間にある海底火山・岩
礁。
青ヶ島の南方約58キロメートルに位置する。
◎1952. 9.17(昭和27)海底噴火で新火山島(新礁)が誕生。漁船
第十一明神丸が発見。
その後、大爆発して調査中の第五海洋丸が爆沈し、海面下に
没する。
★みょうじんだいら《みやうじんだひら》
【明神平】
◇[日]Myojindaira
○[地]奈良県南部、吉野郡(ヨシノグン)東吉野村(ヒガシヨシノムラ)。標
高1,323メートル。
みょうだい《みやうだい》
【名代】
○(1)ある人の代りを務(ツト)めること、代理。また、その人。
「なだい」,「なしろ」とも読む。
◎父の名代を務める
○(2)遊里で、指名した遊女が座敷に出られない時、妹分の遊
女が代理に出ること。
客はこの妹分に手を出すことは御法度(禁止)であった。
みょうどうぐん《みやうどうぐん》
【名東郡】
◇[日]Myodo Gun
○徳島県中東部の郡。
佐那河内村(サナゴウチソン)のみ。
◎徳島県には名西郡(ミョウザイグン)もある。
みょうねん《めうねん》
【妙年】
◇[中]miaonian
○[漢]うら若い年頃(トシゴロ)。妙齢(miaoling)(ミョウレイ)・妙歯
(miaochi)(ミョウシ)。
みょうばん《みやうばん》
【ミョウバン】
【明礬】
◇[英]alum
○(1)[化]アルミニウムまたはクロム・鉄などの三価金属の硫
酸塩と、アルカリ金属・アンモニウム・タリウムなどの一価陽
イオンの硫酸塩との複塩の総称。無色または淡色の透明で、正
八面体の結晶。
カリウム明礬・鉄明礬・クロム明礬などがある。
水に溶けやすく、水溶液はそれぞれの金属イオンと硫酸イオ
ンとに電離し、酸性で渋みがある。
加熱すると結晶水を失って白色粉末となり、「焼き明礬」と呼
ばれる。
媒染剤・製革(セイカク)・収斂剤(シュウレンザイ)・浄水剤・製紙・医
薬などに用いる。
参照⇒やきみょうばん(焼きミョウバン,焼き明礬,焼明礬)
○(2)[化]特に、アルミニウム・カリウム明礬(カリウム明礬,
カリ明礬)。
化学式KAl(SO4)2・12H2O。
みょうほう《めうはふ》
【妙法】
○(1)[仏]非常にすぐれた教法。
○(2)[仏]『妙法蓮華経(法華経)』の別称。
⇒ほけきょう(法華経)
★みょうほういん《めうはふゐん》
【妙法院】
○京都府京都市東山区にある天台宗の寺。
◎三千院(サンゼンイン)・青蓮院(ショウレンイン)とともに延暦寺三門跡(サ
ンモンゼキ)の一つ。
みょうほうじ《めうはふじ》
【妙法寺】
○(1)東京都杉並区堀ノ内3−48−8にある日蓮宗の寺。山
号は日円山。俗称は「堀の内」。
1621(元和 7)真言宗から改宗し、その子日逕が命名。
日朗作の祖師像を安置した祖師堂があり、厄除(ヤクヨケ)祖師と
して聞こえ、俗に「堀之内のお祖師様」と呼ぶ。
参考⇒にじゅうさんや(二十三夜)
○(2)神奈川県鎌倉市大町(オオマチ)松葉ヶ谷にある日蓮宗の寺。
鎌倉三本山の一つ。
1253(建長 5)日蓮が最初営んだ松葉ヶ谷草庵の跡。
○(3)山梨県南巨摩郡(ミナミコマグン)増穂町(マスホチョウ)にある日蓮宗
の寺。山号は徳栄山。
○(4)静岡県富士市の毘沙門天妙法寺。
◎日本三大だるま市:⇒にほんさんだいだるまいち(日本三大
だるま市,日本三大ダルマ市,日本三大達磨市)
みょうほうれんげきょう《みようほうれんげきやう》
【妙法蓮華経】
◇[梵]Saddharma-pundarika-sutra
○[仏]⇒ほけきょう(法華経)
★みょうまんじ《めうまんじ》
【妙満寺】
○京都府京都市左京区(キョウトシサキョウク)岩倉幡枝町(イワクラハタエダチョウ)
にある顕本法華宗の総本山。山号は妙塔山。
参照⇒どうじょうじ(道成寺)(1)
みょうり《みやうり》
【冥利】
○(1)[仏]善業(ゼンゴウ)の報いとして仏や菩薩(ボサツ)から知ら
ず知らずのうちに与えられる利益(リヤク)。
○(2)(転じて)社会や他人からいつのまにか受けている利益(リエ
キ)や恩恵・幸福。
○(3)(転じて)ある立場・地位にあるために受ける恩恵。
◎悪い場合:⇒しふくをこやす(私腹を肥やす)
みょうれい《めうれい》
【妙齢】
◇[中]miaoling
○うら若い年頃(トシゴロ)。
日本ではおもに女性に使用。
漢語では「妙年(miaonian)(ミョウネン)」,「妙歯(miaochi)(ミョウシ)」
とも呼ぶ。
◎妙齢の美女
みょうれい《めうれい》
【妙麗】
○顔や姿かたちがとても美しいこと。美麗(ビレイ)。
みょうれん《めうれん》
【ミョウレン】
【妙蓮】
○[植]スイレン目(Nymphaeales)スイレン科(shuilian)ハス属
(Nelumbo)の多年生水草。ハス(蓮)の一品種。
長さ1〜2メートルの茎一本に2〜12の花をつける多頭蓮。
八重咲きで、花一つの花弁は1,000〜1,500枚。日中に咲いて夜
に閉じて4日ほどで散るハスと異なり、閉じることなく約20日
間咲き続ける。
みょうれんじ《めうれんじ》
【妙蓮寺】
○京都府京都市上京区(カミギョウク)寺之内通堀川西入ルにある本
門法華宗の大本山。山号は卯木山。
開基は日像上人。
◎1295(永仁 3)柳屋仲興入道妙蓮法尼が西洞院五条の邸を寺に
改め、柳寺と称したのに始まる。
永亨年間(1429〜1441)大宮通四条下ルに伽藍を移築造営し、
妙蓮寺と改称。
その後、幾たびか寺地を代える。
1587(天正15)現在地に移転。
みよし
【みよし】
◇[日]Miyoshi
○⇒みよしし(みよし市)
みよし
【三好】
◇[日]Miyoshi
○(1)⇒みよしぐん(三好郡)
○(2)⇒みよしちょう(三好町)
みよし
【三芳】
◇[日]Miyoshi
○(1)⇒みよしまち(三芳町)
○(2)愛媛県東予市(トウヨシ)の一地区。
もと周桑郡(シュウソウグン)の旧町。
○(3)⇒みよしむら(三芳村)
みよしぐん
【三好郡】
◇[日]Miyoshi Gun
○徳島県西部の郡。
東みよし町(ヒガシミヨシチョウ)のみ。
◎2006. 3. 1(平成18)三野町(ミノチョウ)・池田町(イケダチョウ)・山城
町(ヤマシロチョウ)・井川町(イカワチョウ)・東祖谷山村(ヒガシイヤヤマソン)・西
祖谷山村(ニシイヤヤマソン)の4町2村が合併して三好市を発足。
2006. 3. 1(平成18)三好町(ミヨシチョウ)と三加茂町(ミカモチョウ)が合
併して東みよし町(ヒガシミヨシチョウ)を発足、
みよしし
【みよし市】
◇[日]Miyoshi Shi
○愛知県北中部の市。北部・東部・南部を豊田市に接する。
◎2010. 1. 4(平成22)西加茂郡(ニシカモグン)三好町(ミヨシチョウ)が市
制施行して発足。
みよしし
【三次市】
◇[日]Miyoshi Shi
○広島県中部の市。北東部を庄原市(ショウバラシ)に隣接。
山陽(瀬戸内)・山陰(出雲)を結ぶ交通の要地。
〈面積〉
1970(昭和45)250.64平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)3万6,169人。
1995(平成 7)3万9,843人。
◎江戸初期、浅野氏の支藩の城下町。出雲街道の宿場町。
1954(昭和29)三次町・十日市町と双三郡(フタミグン)酒河村・河
内村・和田村・双三郡神杉村・田幸村・粟屋(アワヤ)村が合併し
市制施行。
1956(昭和31)川地村を編入。
1958(昭和33)川西村を編入。
2004. 4. 1(平成16)甲奴郡(コウヌグン)の甲奴町(コウヌチョウ)と、双
三郡(フタミグン)の君田村(キミタソン)・布野村(フノソン)・作木村(サクギソン)
・吉舎町(キサチョウ)・三良坂町(ミラサカチョウ)・三和町(ミワチョウ)の4町
3村を編入。
みよしし
【三好市】
◇[日]Miyoshi Shi
○徳島県西部の市。
◎2006. 3. 1(平成18)三好郡(ミヨシグン)の三野町(ミノチョウ)・池田
町(イケダチョウ)・山城町(ヤマシロチョウ)・井川町(イカワチョウ)・東祖谷山村
(ヒガシイヤヤマソン)・西祖谷山村(ニシイヤヤマソン)の4町2村が合併して発
足。
みよしちょう《みよしちやう》
【三好町】
◇[日]Miyoshi Cho
○(1)徳島県西部、三好郡の町。
〈面積〉
1970(昭和45)54.46平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)6,312人。
○(2)[古]愛知県北中部、西加茂郡(ニシカモグン)の町。
〈面積〉
1970(昭和45)32.20平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万9,734人。
◎2010. 1. 4(平成22)市制施行して「みよし市」を発足。
★みよしのじんじゃ
【三芳野神社】
○埼玉県川越市郭町(クルワマチ)2丁目にある神社。
平安初期に創立され、のち川越城の鎮守となる。
◎童謡「とうりゃんせ」の発祥の地で、「わらべ唄発祥の地」の石
碑がある。
みよしばし
【三吉橋】
○[交]東京都中央区の銀座・新富(シントミ)・築地(ツキジ)を結ぶ、
築地川に架(カ)かるY字形の橋。
◎中央区役所(旧:京橋区役所)前。
1929(昭和 4)開通。
みよしまち
【三芳町】
◇[日]Miyoshi Machi
○埼玉県南部、入間郡(イルマグン)の町。
参照⇒さんとめしんでん(三富新田)
〈面積〉
1970(昭和45)15.56平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万4,475人。
みよしむら
【三芳村】
◇[日]Miyoshi Mura
○[古]千葉県南西部、安房郡(アワグン)の村。房総半島(ボウソウハント
ウ)の南部に位置し、南部・南西部を館山市(タテヤマシ)に接する。
〈面積〉
33.92平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4,744人。
◎1953(昭和28)稲都(イナミヤ)村・滝田(タキタ)村・国府(コクフ)村が合
併して発足。
2006. 3.20(平成18)富浦町(トミウラマチ)・富山町(トミヤママチ)・三芳
村・白浜町(シラハママチ)・千倉町(チクラマチ)・丸山町(マルヤママチ)・和田
町(ワダマチ)の6町1村が合併して南房総市(ミナミボウソウシ)を発足。
みよちゃん
【ミヨちゃん】
○[楽]平尾昌章(マサアキ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌も平尾昌章。
「僕のかわいいミヨちゃんは」と歌われている。
◎1960. 4.(昭和35)発売。
◎「隣のミヨちゃん」と歌われるのは童謡『仲よし小道』。
「歩き始めたミイちゃんが」と歌われるのは童謡『春よ来い』。
みょん
【面】
◇[朝]myon、[英]district。
○[歴]朝鮮の行政単位。郡(gun)の下位、里(ri)の上位。
日本の村に相当。
みょんどん
【ミョンドン】
【明洞】
◇[朝]Myongdong
○韓国ソウル市の繁華街。
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