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                    PDD図書館管理番号       0001.0087.0000.21

                 百   科   辞   書    《みた》     編集:獨  澄旻

-------- みた --------------------------------------------------
みた
	【三田】
	◇[日]Mita
	○(1)東京都港区中南部の地名。1〜5丁目。
	 慶応義塾大学や各国大使館などがある。
	○(2)[俗]慶応義塾大学の俗称。
	◎三田祭:⇒みたさい(三田祭)
	○(3)[交]⇒みたえき(三田駅)
★みたいくしゅじょう《みたいくしゆぢやう》
	【三田育種場】
	○[歴]西洋の種畜・種苗器具を輸入して実験と普及にあたる。
	 1877(明治10)内務省が東京三田に設立。
	 1886(明治19)民営。
みたえき
	【三田駅】
	○(1)[交]東京都港区芝(シバ)にある都営地下鉄浅草線の駅。
	 大門(ダイモン)駅と泉岳寺(センガクジ)駅の間。
	○(2)[交]都営地下鉄三田線の駅。
	 白金高輪(シロカネタカナワ)駅と芝公園(シバコウエン)駅の間。
	◎JR福知山線には三田(サンダ)駅・新三田(シンサンダ)駅がある。
みたか
	【三鷹】
	◇[日]Mitaka
	○(1)⇒みたかし(三鷹市)
	○(2)[交]⇒みたかえき(三鷹駅)
みたかえき
	【三鷹駅】
	○[交]東京都三鷹市下連雀(シモレンジャク)にある、JR中央本線の
	駅。
	 吉祥寺(キチジョウジ)駅(武蔵野市)と武蔵境(ムサシサカイ)駅(武蔵野
	市)の間。
みたかし
	【三鷹市】
	◇[日]Mitaka SHi
	○東京都中央部の市。
	 国立天文台がある。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)17平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)16万5,000人。
★みたかじけん
	【三鷹事件】
	○[歴]1949. 7.15(昭和24)中央線三鷹駅車庫から無人電車が暴
	走、交番や民家を破壊して6人が死亡した事件。
	 検査係竹内景助の電車転覆致死罪など10名が起訴され、1955
	(昭和30)最高裁判所で竹内のみ死刑で他は全無罪の判決を受け
	る。竹内被告は再審請求中、1967(昭和42)獄中で死亡。
	 国鉄労組が9万人の人員整理に反対闘争をしている最中(サナカ)
	で、さらに9日前には下山事件( 7. 6)、 8.15には松川事件が
	発生している。これらの事件は国鉄労働組合の陰謀として宣伝
	された。
	 参照⇒しもやまじけん(下山事件),まつかわじけん(松川事件)
みたかのもりじぶりびじゅつかん《みたかのもりじぶりびじゆつくわん》
	【三鷹の森ジブリ美術館】
	○[漫]東京都三鷹市にある、宮崎駿(ハヤオ)監督のアニメ作品の
	展示館。
	 館主:宮崎駿、館長:宮崎吾朗(駿の長男)。
	◎2001.10.(平成13)開館。
みたがわ《みたがは》
	【三田川】
	◇[日]Mita Gaw
	○(1)⇒みたがわちょう(三田川町)
	○(2)[古][交]⇒みたがわえき(三田川駅)
みたがわえき《みたがはえき》
	【三田川駅】
	○[古][交]⇒よしのがりこうえんえき(吉野ヶ里公園駅)
みたがわちょう《みたがはちやう》
	【三田川町】
	◇[日]Mitagawa Cho
	○佐賀県東部、神埼郡(カンザキグン)の町。
	 吉野ヶ里(ヨシノガリ)遺跡がある。
	 陸上自衛隊の目達原駐屯地がある。
みたけ
	【三岳】
	◇[日]Mitake
	○(1)[地]兵庫県東部、篠山市北部にある山。標高793メートル。
	○(2)⇒みたけむら(三岳村)
みたけ
	【御岳】
	【御嶽】
	◇[日]Mitake
	○(1)[地]⇒みたけさん(御岳山,御嶽山)
	○(2)[交]⇒みたけえき(御嶽駅)
みたけえき
	【御嶽駅】
	○[交]東京都青梅市御岳本町(ミタケホンチョウ)にあるJR青梅線の駅。
	 沢井(サワイ)駅と川井(カワイ)駅(奥多摩町)の間。
	◎東急池上線には御嶽山(オンタケサン)駅がある。
★みたけきょう
	【御岳教】
	【御嶽教】
	○[宗]教派神道十三派の一つ。
	 1873(明治 6)下山応助(オウスケ)、御嶽講(オンダケコウ)社を組織。
	 1882(明治15)下山応助などが御岳信仰から尊皇・愛国を教義
	とし、教派として明治政府の公認を得る。
	 現在は御岳教(オンタケキョウ)。
みたけさん
	【御岳山】
	【御嶽山】
	◇[日]Mitake San
	○[地]東京都北西部、青梅市(オウメシ)の南西端にある山。標高940
	メートル。
	 秩父多摩甲斐国立公園に含まれる。
	 参照⇒おんたけ(御岳,御嶽)
	◎山上には古来からの霊場である御嶽神社と御師(オシ)の集落が
	ある。
	 参照⇒みたけじんじゃ(御岳神社,御嶽神社)
	◎標高1,070メートル、929メートルとも。
みたけしょうせんきょう《みたけしようせんけふ》
	【御岳昇仙峡】
	◇[日]Mitake Shosenkyo
	○[地]⇒しょうせんきょう(昇仙峡)
みたけじんじゃ
	【御嶽神社】
	【御岳神社】
	○東京都青梅市(オウメシ)の御岳山(ミタケサン)にある旧府社。
	 祭神は櫛真知命(クシマチノミコト)ほか。
	 「御嶽大権現(ミタケダイゴンゲン)」とも呼ぶ。
	◎創立は安閑天皇または崇神天皇の時代と伝えられる。
	 徳川家康の関東入国後、朱印地30石の寄進を受ける。
	 青梅街道の発展にともない参詣者が増加。享保〜宝暦期(1716
	〜1764)にかけて御師(オシ)によって関東甲信越と広く配札活動
	が活発に行われた。仏教と習合し蔵王権現・御嶽権現と呼ばれ、
	「火難盗難防除」・「五穀豊穣」の守護神として農村部を中心に信
	仰され、19世紀には「商売繁盛」も崇敬された。
みたけちょう《みたけちやう》
	【御嵩町】
	◇[日]Mitake Cho
	○岐阜県南部、可児郡(カニグン)の町。
	〈面積〉
	 56.61平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万9,653人。
	◎江戸時代、中山道の宿場町。
	 第二次世界大戦の前後に亜炭の採掘が盛んに行われた。
	 1996.10.(平成 8)柳川喜郎町長の襲撃事件が発生。
	 1997. 6.(平成 9)産廃処分場建設の是非を問う住民投票を実
	施。
	 2003.10.(平成15)『岐阜県史』から御嵩町の産廃処分場をめ
	ぐる記述が削除されたの受け、処分場問題をまとめた『町史』
	作成の方針を決定。
みたけむら
	【三岳村】
	◇[日]Mitake Mura
	○長野県南西部、木曽郡(クソグン)の村。
	〈面積〉
	 119.92平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2,003人。
	◎村名は御嶽(オンタケ)・乗鞍岳・駒ヶ岳の3岳を一望できること
	から。
みたさい
	【三田祭】
	○[教]慶應義塾大学の学園祭の名称。
	 参照⇒けいおうぎじゅくだいがく(慶應義塾大学,慶応義塾大
	学)
	◎「三田」は慶応義塾大学の俗称・所在地。
みたじり
	【三田尻】
	◇[日]Mitajiri
	○山口県中南部、防府市(ホウフシ)の地名・中心地区。
	 江泊山半島と向島に囲まれた良港で、現在は埋立地を中心と
	する化学工業地帯。
	◎旧三田尻村。
	 もと毛利水軍の根拠地。
	 江戸時代、萩藩(ハギハン)御船倉(オフナグラ)が置かれた軍港。
	 参照⇒はぎおうかん(萩往還)
みだす
	【ミダス】
	◇Midas
	○(1)[歴]紀元前8世紀ころの、小アジアの古代国家フリギア
	(Phrygia)の王。
	○(2)[ギ神]ギリシア神話に現れるフリギアの王。
	 願いがかなえられてディオニソス(Dionysos)から手に触れる
	物すべてを黄金に変える力を与えられたが、食べようとする物
	までが黄金になるので空腹に耐えかね、ディオニソスに赦(ユル)
	しを乞(コ)うてパクトロス川(Pactolos River)で身を清め魔力
	が解(ト)かれた。
	 また、パン(Pan)とアポロン(Apollon)(アポロ)が笛の技競べ
	をした際、審判者となってパンの勝ちと判定したため、アポロ
	ンによって耳をロバの耳に変えられたという。
★みだす
	【紊す】
	○
みたねちょう《みたねちやう》
	【三種町】
	◇[日]Mitane Cho
	○秋田県北西部、山本郡(ヤマモトグン)の町。
	◎2006. 3.20(平成18)琴丘町(コトオカマチ)・山本町(ヤマモトマチ)・八竜
	町(ハチリュウマチ)の3町が合併して発足。
みたまえ《みたまゑ》
	【御霊会】
	○⇒ごりょうえ(御霊会)(1)
みたましろ
	【御霊代】
	○「霊代」の敬称。
	 ⇒たましろ(霊代)
みたまちょう《みたまちやう》
	【三珠町】
	◇[日]Mitama Cho
	○[古]山梨県西部、西八代郡(ニシヤツシログン)の町。
	◎2005.10. 1(平成17)三珠町・市川大門町(イチカワダイモンチョウ)・六
	郷町(ロクゴウチョウ)の3町が合併して市川三郷町(イチカワミサトチョウ)を発
	足。
みたみ
	【御民】
	○⇒おおみたから(大御宝,百姓,公民,人民)
★みたらし
	【御手洗】
	○
	 「水屋(ミズヤ)」とも呼ぶ。
	 「みたらい」とも読む。
★みだりに
	【濫に】
	○法律用語。
みたるすちーる
	【ミタル・スチール】
	◇[英]Mittal Steel Company NV
	○[経]欧州系の大手鉄鋼会社。
	 本拠地はロッテルダム(オランダ)。
	 「ミッタル・スチール」とも呼ぶ。
	◎2004.12.17(平成16)LNMとイスパット・インターナショナ
	ル(Ispat International)が統合して発足。
みだれがみ
	【みだれ髪】
	○(1)[文]与謝野晶子(ヨサノ・アキコ)の処女歌集。
	◎1901. 8.15(明治34)鳳晶子(オオトリ・アキコ)の名で刊行。
	○(2)[楽]星野哲郎作詞、船村徹作曲の歌謡曲。
	 歌は美空ひばり。
	 「憎(ニク)や恋しや塩屋の岬」と歌っている。
	 参照⇒しおやざき(塩屋崎)
	◎1987.11.(昭和62)レコード発売。
みたんにおうこく《みたんにわうこく》
	【ミタンニ王国】
	◇[英]Mitanni Kingdom
	○[歴]古代メソポタミアの王国。
	 紀元前18世紀に、ユーフラテス川中流域の北西メソポタミア
	に建国された、アーリア系がフルリ人(Hurrians)を支配する王
	国。
	 首都はワシュガニ(Wassuganni)。
	 北シリア諸国・アッシリアを支配し、紀元前16〜15世紀に最
	盛期を迎えオリエント最強の国家となる。
	 次第に強力になったヒッタイト(Hittites)に圧迫され、エジ
	プトと密接な関係を結んでこれに対抗。
	 紀元前14世紀、内乱に乗じたヒッタイトに敗れて衰退し、紀
	元前13世紀後半にアッシリアに併合された。
みち
	【道】
	◇[伊]La Strada(ラ・ストラーダ)
	○[映]旅芸人とその女の人情を描いたイタリア映画。
	 監督:フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)。
	 主演:アンソニー・クイン(Anthony Quinn)、ジュリエッタ
	・マシーナ(Giulietta Masina)。
	 主題歌:『ジェルソミーナ(Gelsomina)』。
	 参照⇒じぇろそみーな(ジェルソミーナ)
	◎1954. 9. 6(昭和29)イタリアで公開。
★みち
	【道】
	【路】
	【途】
	◇[英]way/road/street
	○(1)人や車が通る所。道路・通路。
	◎ドイツ語:シュトラーセ(Strasse)。
	 イタリア語:ストラーダ(strada)。
	 フランス語:ルート(route)。
	○(2)目的地に至る経路。道筋。
	○(3)目的地に至る途中。
	○(4)正しい生き方。道徳・道理。
	○()
みち
	【海驢】
	○[哺]海獣アシカの別称。
	 ⇒あしか(アシカ,海驢,葦鹿)
みちあみ
	【道網】
	◇[日]michiami
	○[海]垣網の別称。
	 ⇒かきあみ(垣網)
みちかわえき《みちかはえき》
	【道川駅】
	○[交]秋田県由利本荘市(ユリホンジョウシ)岩城内道川(イワキウチミチカワ)に
	あるJR東日本の羽越本線の駅。
	 岩城みなと(イワキミナト)駅と下浜(シモハマ)駅(秋田市)の間。
	◎旧住所は由利郡(ユリグン)岩城町(イワキマチ)道川。
みちくさ
	【道草】
	○[文]夏目漱石の自伝的な小説。
	 1915(大正 4)刊行。
★みちすう
	【未知数】
	○(1)[数]([英]unknown quantity)
	 ⇔きちすう(既知数)
	◎x:第一未知数。
	 y:第二未知数。
	 z:第三未知数。
	◎y=ax+b
	○(2)
みちづれ
	【みちづれ】
	○[楽]水木かおる作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
	 歌手は牧村三枝子。
	◎1978.10.(昭和53)牧村三枝子でレコード発売。
	 1981. 4.(昭和56)渡哲也でレコード発売。
みちとせ
	【三千年】
	【三千歳】
	○(1)三千年。きわめて長い年月。
	○(2)[中国伝説]「三千年の桃」の略称。
	 ⇒みちとせのもも(三千年の桃,三千年之桃)
みちとせのもも
	【三千年の桃】
	【三千年之桃】
	◇[中]sanqiannian zhi tao
	○[中国伝説]三千年に一度実を結ぶという不老長寿の桃。
	 漢の武帝(Wu Di)が長寿を願い、西王母(Xi Wangmu)(セイオウボ)
	からもらって食べたという。
	 『西遊記』の孫悟空も盗んで食べたという。
	 単に「みちとせ(三千年,三千歳)」とも、「仙桃(セントウ)」,「王母
	桃」とも呼ぶ。
	 参照⇒せいおうぼ(西王母)(1),ばんとう(バントウ,蟠桃)(2)
	◎中国語:(人偏+「諭」-「言」)桃(toutao)/窃桃(qietao)。
みちな
	【ミチナ】
	◇Myitkyina
	○(1)(Pyine Myitkyina)⇒みちなかんく(ミチナ管区)
	○(2)ミャンマー(旧称ビルマ)北部、カチン州(Yin Kachin)中
	央部にある州都・ミチナ管区(Pyine Myitkyina)の行政所在地。
	 「ミッチナ」,「ミーチーナ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1983(昭和58)1万8,801人。
みーちーな
	【ミーチーナ】
	◇Myitkyina
	○⇒みちな(ミチナ)
みちなかんく《みちなくわんく》
	【ミチナ管区】
	◇[ビルマ語]Pyine Myitkyina、[英]Myitkyina Division
	○ミャンマー(旧称ビルマ)北部、カチン州(Yin Kachin)中央部
	の管区。
	 行政所在地はミチナ。
	 「ミチナ県」とも呼ぶ。
みちなけん
	【みちな県】
	◇[ビルマ語]Pyine Myitkyina、[英]Myitkyina Division
	○⇒みちなかんく(ミチナ管区)
★みちのく
	【陸奥】
	◇[日]Michinoku
	○[歴]
	 「むつ(陸奥)」,「奥州(オウシュウ)」とも呼ぶ。
	◎出羽(デワ)と併称して「奥羽(オオウ)」,「陸羽(リクウ)」と呼ぶ。
みちのくぎんこう《みちのくぎんかう》
	【みちのく銀行】
	○[経]青森県青森市に本店を置く地方銀行。
	◎1999(平成11)モスクワにロシア現地法人を設立。
	 2006.10.12(平成18)ロシアの現地法人をみずほコーポレート
	銀行(CB)に売却で合意。
みちばしり
	【ミチバシリ】
	【道走り】
	◇[学]Geococcyx californianus
	○[鳥]カッコウ目(Cuculiformes)カッコウ科(Cuculidae)の鳥。
	北アメリカ中部・南部産。
	 雑食性で木の実・サボテンのほか、ヘビ・サソリ・トカゲな
	どの小動物も捕食する。
	 脚力も強く、地上を素早く走ることができる。
	 托卵(タクラン)しない。
	 英語名は「ロードランナー(roadrunner)」。
	 参照⇒たくらん(托卵)
みちびき
	【みちびき】
	○[宇]日本の初の測位衛星の愛称。
	 日本の真上にある準天頂衛星として、アメリカのGPS(汎
	地球測位システム)の補完・補強技術を実証する。
	 日本の真上に存在する時間は約8時間のため、実用には最低
	3個、GPSを使用しない場合は7個以上の準天頂衛星が必要
	となる。
	 茨城県つくば市の国土地理院など全国約1,200ヶ所に電子基
	準点を設置して誤差データを収集し、補正データの作成を行う。
	 参照⇒じーぴーえす(GPS)
	◎2010. 9.11(平成22)打ち上げに成功。
	◎最初の計画では、独立行政法人通信総合研究所が2003年度か
	ら研究を開始し、2008年ころに準天頂衛星を打ち上げる予定だっ
	た。
みちびざお《みちびざを》
	【導火桿】
	◇[英]linstock
	○昔、大砲の口火(クチビ)に点火するに用いた棹(サオ)。
	 「火縄桿(ヒナワザオ)」,「リンストック」とも呼ぶ。
	 参照⇒どうかせん(導火線)
★みちゆき
	【道き行】
	【道行】
	○(1)道を行くこと。旅行すること。
	○(2)[言]⇒みちゆきぶん(道行き文,道行文)
	○(3)[服]和服用外套(ガイトウ)の一種。外出・旅行などで防寒のた
	めに着用。
	 参照⇒ちゃばおり(茶羽織)(1),[1]いんばねす(インバネス),
	がいとう(外套)
	◎男性用:⇒もじり(捩り)
みちゆきぶん
	【道行き文】
	【道行文】
	○[言]昔の文体の一つ。旅の途中の光景や旅情を述(ノ)べる、
	七五調(シチゴチョウ)などの韻文体(インブンタイ)の文章。
	 軍記物・歌謡・謡曲・浄瑠璃や、講談・浪曲などの芸能にも
	使われている。
	 「みちゆき(道行き,道行)」とも呼ぶ。
みちょあかんしゅう《みちよあかんしう》
	【ミチョアカン州】
	◇[西]estado de Michoacan、[英]Michoacan State
	○メキシコ南部の州。南部をゲレロ州(estado de Guerrero)、
	西部をハリスコ州(estado de Jalisco)・コリマ州(estado de 
	Colima)、に接し、南西部は太平洋に面する。
	 州都はモレリア(Morelia)。
	〈面積〉
	 6万0,093平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)354万8,199人。
みちょうだい
	【御帳台】
	○⇒たかみくら(高御座)
みちる
	【ミチル】
	◇Mytyl
	○[文]メーテルリンク(Maurice Maeterlinck)の戯曲『青い鳥
	(L'Oiseau Bleu)』に登場する、チルチル(Tyltyl)の妹。
	 参照⇒あおいとり(青い鳥)(1)
みーちん
	【ミーチン】
	◇Mark Borisovich Mitin
	○[人]ソ連の哲学者(1901. 7. 1〜1987)。
	 1920年代末から1930年代初め、デボーリン(A.M.Deborin)一
	派との哲学論争で先頭にたって観念論と批判し、スターリン時
	代の哲学界の指導的人物となる。
	 「マルクス主義の旗の下に」誌の編集長、科学アカデミー会員。
	 第18回党大会以来、ソ連共産党中央委員。
	 ジダーノフ(A.A.Zhdanov)の台頭で失脚。
	 第二次世界大戦後、復帰して「哲学の諸問題」誌の編集長。
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