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百 科 辞 書 《みす》 編集:獨 澄旻
-------- みす --------------------------------------------------
[1]みす
【ミス】
◇[英]miss
○失敗・過ち・過失。
◎英語では「打ち損(ソコ)ない」,「的外れ」という意味で、「間違い」
の意味では「ミステーク(mistake)」。
[2]みす
【ミス】
◇[英]Miss
○(1)未婚の女性に対する敬称。
姓または姓名の前に冠する。
◎既婚:ミセス(Mrs.)。
既婚・未婚共通:ミズ(Ms.)。
○(2)美人コンテストなどに優勝した女性の称号。
ミス××などのようにコンテスト名に冠する。
[3]みす
【ミス】
◇[英]myth
○神話。
★みす
【御簾】
○
みず
【ミズ】
◇[英]Ms.
○既婚・未婚を問わずに用いる、女性に対する敬称。
◎1920年代のアメリカの女性解放運動の中から、女性秘書らが
使い始めたという。
◎既婚:ミセス(Mrs.)。
未婚:ミス(Miss)。
★みず《みづ》
【水】
○
◎密度は1気圧では3.98℃で最大となる。
このため湖などでは冬期に水面で冷えた水は対流して湖底に
沈み込み、約4℃になると沈むことがなくなり、さらに冷える
と表面から氷結する。
◎英語:ウォーター(water)。
ドイツ語:バサー(Wasser)。
イタリア語:アックア(acqua)。
スベイン語:アグア(agua)。
フランス語:オ(eau)。
ロシア語:バダ(voda)。
トルコ語:ス(su)。
中国語:水(shui)。
ラテン語:アクア(aqua)。
★みずあおい《みづあふひ》
【ミズアオイ】
【水葵】
【雨久花】
◇[学]Monochoria korsakowii
○[植]ツユクサ目(Commelinales)ミズアオイ科(Pontederia-
ceae)ミズアオイ属(Monochoria)の一年草。
みずあさぎ《みづあさぎ》
【水浅葱】
○[色]ややミドリ(緑)がかった水色。
◎C=45,M=4,Y=14,B=0。
みずいか《みづいか》
【ミズイカ】
【水烏賊】
○(1)[動]アオリイカの別称。
⇒あおりいか(アオリイカ,障泥烏賊)
○(2)[動]ユウレイイカの別称。
⇒ゆうれいいか(ユウレイイカ,幽霊烏賊)
みずいと《みづいと》
【水糸】
○[建]建築工事などで、水平を示すために張る太めの糸・ナワ
(縄)。
「水縄(ミズナワ)」とも呼ぶ。
参照⇒みずもり(水盛,水盛り,準)
みずいも《みづいも》
【ミズイモ】
【水芋】
◇[日]mizuimo/miduimo/mizu-imo
○(1)[農]サトイモの在来品種。
四国・九州などの暖地の湧き水の付近で栽培し、湧き水の高
い水温により越冬する。
親芋は肥大し、多数の子芋を付ける。
◎タロイモの同系種。
参照⇒たろいも(タロイモ,タロ芋)
○(2)[農]冠水(カンスイ)してしまった芋。
○(3)[農]甘みのない水っぽいサツマイモ(薩摩芋)。
みずいろ《みづいろ》
【水色】
○[色]薄青く澄んだ水の色・薄い藍色(アイイロ)・あさぎ色。
◎C=45,M=0,Y=6,B=0。
みずいろのあめ《みづいろのあめ》
【みずいろの雨】
○[楽]三浦徳子作詞、八神純子(ヤガミ・ジュンコ)作曲の歌謡曲。
歌も八神純子。
◎1978(昭和53)。
みずいろのてがみ《みづいろのてがみ》
【みずいろの手紙】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、三木たかし作曲の歌謡曲。
歌はあべ静江(シズエ)。
◎1973. 9.(昭和48)発売。
みずいろのわるつ《みづいろのわるつ》
【水色のワルツ】
○[楽]藤浦洸作詞、高木東六(トウロク)作曲の歌謡曲。
歌は二葉あき子。
◎1950. 2.(昭和25)レコード発売。
みずうす《みづうす》
【水碓】
【碾磑】
○⇒てんがい(碾磑)
★みずうみ《みづうみ》
【湖】
○[地]
◎[英]Lake *(レイク)、[独]* See(ジー)、[フ]Lac *、[伊]
Lago di *、[西]Lago *、[露]Ozero *(オーゼロ)、[アラビア
語]Buhayrat (al) *、[トルコ語]* Golu。
みずええき《みづええき》
【瑞江駅】
○[交]東京都江戸川区瑞江2丁目にある都営新宿線の駅。
一之江(イチノエ)駅と篠崎(シノザキ)駅の間。
みずえき《みづえき》
【水駅】
○[歴]奈良時代ころの官設の渡船場。
★みずおせん《みづをせん》
【水汚染】
○[社]
参照⇒とりはろめたん(トリハロメタン)
みずがき《みづがき》
【瑞垣】
【瑞籬】
【水垣】
◇[日]mizugaki/mizu-gaki、[英]shrine fence
○(1)神霊の宿ると考えられている山・森など、神聖な領域の
周囲にめぐらせた木の垣根(カキネ)。
「斎垣(イガキ,イミガキ)」とも呼ぶ。
◎みだりに越えてはならないとされている。
○(2)[建]神社・宮殿の周囲に設ける垣根。
「玉垣(タマガキ)」とも呼ぶ。
◎「みづ」,「たま」は美称。
「斎垣」の「い」は「忌(イ)み清め(清浄)・神聖な」を表す接頭辞。
古くは「みづかき」,「いかき(斎垣)」,「たまかき(玉垣)」。
みずがきやま《みづがきやま》
【瑞牆山】
◇[日]Mizugaki Yama/Midugaki Yama
○[地]山梨県北杜市須玉町(スタマチョウ)にある奥秩父の岩峰。標高
2,230メートル。
◎旧住所は北巨摩郡(キタコマグン)須玉町。
みずかけぐさ《みづかけぐさ》
【ミズカケグサ】
【水掛草】
○[植]⇒みそはぎ(ミソハギ,禊萩,千屈菜)
みずかけふどう
【水掛け不動】
○[俗]大阪府大阪市中央区難波(ナンバ)にある法善寺(ホウゼンジ)
の不動明王像の別称。
柄杓(ヒシャク)で水をかけて願かけをすることで有名。
参照⇒ほうぜんじ(法善寺)
◎歌謡曲『月の法善寺横町』で歌われている。
みずがし《みづぐわし》
【水菓子】
◇[英]fruit
○[食]⇒くだもの(果物)
みずかみむら《みづかみむら》
【水上村】
◇[日]Mizukami Mura/Midukami Mura
○熊本県南東部、球磨郡(クマグン)の村。
〈面積〉
192.11平方キロメートル(境界画定前)。
190.97平方キロメートル(境界画定後)。
〈人口〉
2000(平成12)2,706人。
◎2010. 8.(平成22)宮崎県東臼杵郡(ヒガシウスキグン)椎葉村(シイバソ
ン)との境界確定の合意予定。
◎群馬県利根郡(トネグン)には「みなかみ町(マチ)」(旧:水上町<ミナカミ
マチ>)がある。
みずがらし《みづがらし》
【ミズガラシ】
【水辛子】
◇[フ]cresson
○[植][農]⇒くれそん(クレソン)
みずがらす《みづがらす》
【水ガラス】
【水硝子】
◇[英]water glass
○[化]珪酸(ケイサン)ソーダの濃い水溶液。粘性が大きく水飴状の、
無色透明の液体。アルカリ性。
珪砂(ケイサ)とソーダ灰とを混合し、加熱溶融して作られる。
接着剤・防火防水用塗布剤・土壌硬化剤・洗濯石鹸配合剤な
どに用いる。
参照⇒しりかげる(シリカゲル),けいさんなとりうむ(珪酸ナ
トリウム,ケイ酸ナトリウム),せめんてーしょん(セメンテーショ
ン)(3)
◎化学実験:薄めた水ガラスに、有色の塩化金属の小さな結晶
を入れると、サンゴ状の物質が成長する。
みずき《みづき》
【みずき】
○[海]海上保安庁の巡視船(PS11)。
◎2000. 6. 9(平成12)竣工。
2001.12.22(平成13)奄美大島沖の東シナ海上を逃亡する不審
船(船名は長漁3705)に20ミリ機関砲で機関室を威嚇射撃。
参照⇒いなさ(いなさ)
★みずき《みづき》
【ミズキ】
【水木】
◇[学]Cornus controversa/Swida controversa、[英]cornel
○[植]ミズキ目(Cornales)ミズキ科(Cornaceae)ミズキ属(Cor-
nus)の落葉高木。
樹高は10〜15メートル。葉は互生。
5〜6月ころ、枝先に白色の小花を散形花序に密生。
◎同属:参照⇒くまのみずき(クマノミズキ,熊野水木)
ヤマボウシ属:参照⇒はなみずき(ハナミズキ,花水木)
みずき《みづき》
【水城】
○(1)外敵から防備するため、海岸や水辺に築いた土塁や水濠
(スイゴウ)。
○(2)[歴] 663[天智 2]白村江(ハクソンコウ)の戦いの翌年、 664[天
智 3]大宰府(ダザイフ)の北方に築造された大堤(オオヅツミ)。
福岡県太宰府市(ダザイフシ)水城(ミズキ)にその遺構がある。
博多方面から太宰府に至る関門にあたり、延長約1キロメー
トル、基底部幅約80メートル、高さ約10メートル。内側に水が
たたえられていた。
参照⇒おおのじょう(大野城)
みずきえき《みづきえき》
【水木駅】
○[交]茨城県日立市水木町(ミズキチョウ)にある、日立電鉄の駅。
大沼駅と大甕(オオミカ)駅の間。
みずきしげるきねんかん《みづきしげるきねんくわん》
【水木しげる記念館】
○[漫]鳥取県境港市にある、同市出身の漫画家水木しげるの作
品を展示する記念館。有料。
JR境線(サカイセン)の境港駅前から記念館までの約800メートル
の「水木しげるロード」には『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪
のブロンズ像86体が並んでいる。
◎2003. 3. 8(平成15)水木しげる81歳の誕生日に開館。
★みずぎせる
【水ギセル】
◇[英]water pipes/narghile/nargile/nargileh
○
みずぎょう《みづぎやう》
【水行】
○(1)⇒すいぎょう(水行)
○(2)⇒こり(垢離)
★みずきり《みづきり》
【水切り】
○(1)付着している水を除き去ること。
○(2)洗った野菜や食器などの水分を取り去るために入れてお
く籠(カゴ)。
○(3)平らな小石を水面に向かって水平に投げ、その石が水面
をピョンピョンと飛び跳ねて進むのを楽しむ遊び。
◎「飛び石」は庭石の一種。
参照⇒とびいし(飛び石,飛石)
○()
★みずくき《みづくき》
【ミズクキ】
【水茎】
○[植]イネ目(Poales)カヤツリグサ科(Cyperaceae)の植物。
地下茎を筆に用いた。
みずくき《みづくき》
【水茎】
○(1)[植]⇒みずくき(ミズクキ,水茎)
○(2)毛筆。
○(3)筆跡(ヒッセキ)。
○(4)手紙。手紙の文。
★みずくらげもく
【ミズクラゲ目】
【水水母目】
◇[学]Semaeostomeae
○[動]ハチクラゲ綱(鉢水母綱)の一目。
「旗口(キコウ)クラゲ目(旗口水母目)」とも呼ぶ。
〈科〉
ユウレイクラゲ科(Cyaneidae)。
オキクラゲ科(Pelagiidae)。
ミズクラゲ科(Ulmaridae)。
みずけ
【ミズケ】
◇Mizque
○南米ボリビア中部、コチャバンバ県(Departamento de Cocha-
bamba)南部の町。
南緯17.92°、西経65.34°の地。
〈人口〉
2001(平成13)2,600人。
2004(平成16)2,800人。
みずげい《みづげい》
【水芸】
○水を用いる曲芸・手品の総称。
特に、細いゴム管を使って、曲に合せて扇子(センス)や刀の先
などから次々と水が吹き出しているように見せる華やかなもの。
◎初代松旭斎天勝(ショウキョクサイ・テンカツ)(1886〜1944)が有名。
みずげた《みづげた》
【水下駄】
○[農]⇒たげた(田下駄)
みずこ《みづこ》
【水子】
【稚子】
【若子】
○(1)流産または堕胎した胎児。
「みずご」とも呼ぶ。
◎地方によっては屋内の大黒柱の周囲や床下などに埋められた。
早く生れ変ることを願っての処置という。
参照⇒さんだわら(桟俵)(3)
○(2)生れて間もなく死亡した幼児。
「みずご」とも呼ぶ。
みずご《みづご》
【水子】
【稚子】
【若子】
○⇒みずこ(水子,稚子,若子)
みずごじぞう《みづごぢざう》
【水子地蔵】
○(1)水子を供養(クヨウ)する地蔵菩薩。
参照⇒さいのかわら(賽の河原)(1)
◎江戸時代ころに始まる。
○(2)水子の祟(タタ)りを鎮(シズ)める地蔵菩薩。
◎1970(昭和45)ころから、一部の新興宗教・教団などで流行す
る。
みずごり《みづごり》
【水垢離】
○⇒こり(垢離)
みすころんびあ
【ミス・コロンビア】
◇[英]Miss Columbia
○(詩などで)アメリカ大陸またはアメリカ合衆国の女性擬人名。
参照⇒あんくるさむ(アンクル・サム)
◎赤・白・青の帯をかけた姿はナスト(Thomas Nast)が考案。
参照⇒なすと(ナスト)
みずさし《みづさし》
【水差し】
【水差】
【水指】
○(1)他の器(ウツワ)に水を注(ソソ)ぐために水を入れておく容器。
「水注(ツ)ぎ」,「ピッチャー」とも呼ぶ。
◎「水差し」,「水差」と書かれることが多い。
○(2)茶道で茶釜にさす(補給する)水や、茶碗・茶筅(チャセン)な
どをすすぐ水をたくわえておく容器。
柄杓(ヒシャク)で汲み出す。
「水注(スイチュウ)」,「水注(ツ)ぎ」とも呼ぶ。
◎「水指」と書かれることが多い。
みずざぜん《みづざぜん》
【ミズザゼン】
【水座禅】
◇[英]water arum
○[植]ヒメカイウ(姫海芋)の別称。
⇒ひめかいう(ヒメカイウ,姫海芋)
みずさわ《みづさは》
【水沢】
◇[日]Mizusawa/Midusawa
○(1)[交]⇒みずさわえき(水沢駅)
○(2)[古]⇒みずさわし(水沢市)
みずさわえき《みづさはえき》
【水沢駅】
○[交]岩手県奥州市(オウシュウシ)にある、JR東北本線の駅。
陸中折居(リクチュウオリイ)駅と金ヶ崎(カネガサキ)駅(金ヶ崎町)の間。
◎旧住所は水沢市。
みずさわえさしえき《みづさはえさしえき》
【水沢江刺駅】
○岩手県奥州市(オウシュウシ)にある、JR東北新幹線の駅。
一ノ関駅(一関市)と北上駅(北上市)の間。
◎旧住所は水沢市。
みずさわし《みづさはし》
【水沢市】
◇[日]Mizusawa Shi/Midusawa Shi
○[古]岩手県南部の市。北東部を江刺市(エサシシ)に接する。
◎小京都の一つ。
◎2006. 2.20(平成18)水沢市・江刺市と胆沢郡(イサワグン)の前沢
町(マエサワチョウ)・胆沢町(イサワチョウ)・衣川村(コロモガワムラ)の2市2町
1村が合併して奥州市(オウシュウシ)を発足。
みすじ《みすぢ》
【三筋】
○(1)三本の筋・三絃。
◎三筋の糸,三筋の琴,三筋の駒(コマ)
○(2)[楽]三味線の別称。
⇒しゃみせん(三味線)(1)
○(3)[俗][食]肩肉。
⇒しょるだー(ショルダー)(3)
みずし《みづし》
【水仕】
【御厨子】
○(1)水仕事や台所仕事。
○(2)「みずしめ」の略称。
⇒はしため(端女)
みずしま《みづしま》
【水島】
◇[日]Mizushima/Midushima
○(1)岡山県倉敷市南部、高梁川(タカハシガワ)河口の地域名。
水島灘に上水島(東側)と下水島(西側)の小島がある。
◎水島港,水島工業地域
○(2)[人]姓氏の一つ。
みずしまなだ《みづしまなだ》
【水島灘】
◇[日]Mizushima Nada/Midushima Nada
○[地]瀬戸内海中央東部、岡山県倉敷市南部の海域。
東部を六口島、南東部を本島(ホンジマ)・広島(ヒロシマ)・手島、
南部を佐柳島・真鍋島(マナベシマ)、西部を北木島(キタギシマ)・白石
島(シライシジマ)・高島(タカシマ)に囲まれている。
東側は備讃瀬戸(ビサンセト)を経て播磨灘(ハリマナダ)、西側は燧灘
(ヒウチナダ)に通じる。
参照⇒ひうちなだ(燧灘),かさおかしょとう(笠岡諸島),たか
はしがわ(高梁川)
みずしめ《みづしめ》
【水仕女】
【御厨子女】
○⇒はしため(端女)
みすず
【ミスズ】
【水篶】
【三篶】
○(1)[植]小さく細い山竹(ヤマタケ)一般の美称。
「ミスズタケ(水篶竹,三篶竹)」とも呼ぶ。
◎「み」は美称の接頭辞、「篶」は小さく細い竹。
信濃(シナノ)(長野県)に多く産したため、「みすず刈る」は「信濃」
にかかる枕詞。
○(2)[植]スズタケ(篠竹)の別称。
⇒すずたけ(スズタケ,篠竹)
みすずたけ
【ミスズタケ】
【水篶竹】
【三篶竹】
○[植]⇒みすず(ミスズ,水篶,三篶)
みずすまし《みづすまし》
【ミズスマシ】
【水澄】
【鼓虫】
【鼓豆虫】
◇[英]whirligig beetle
○(1)[虫]甲虫目(鞘翅目<ショウシモク>)(Coleoptera)ミズスマシ科
(Gyrinidae)の水生昆虫。
体長5〜10センチメートルで、黒く光沢があり紡錘形。複眼
で空中と水中を同時に見ることができる。
「ウズムシ(渦虫)」,「マイマイムシ(舞舞虫)」とも呼ぶ。
○(2)[虫]カメムシ目(半翅目<シハンシモク>)(Hemiptera)アメンボ科
(Veliidae)の昆虫のアメンボ(water strider)の別称。
特に俳句で呼ばれることが多い。
⇒あめんぼ(アメンボ,水黽,水馬)
みすずやま
【皇鈴山】
◇[日]Misuzu Yama
○[地]埼玉県秩父郡の皆野町(ミナノマチ)と東秩父村(ヒガシチチブムラ)
との境にある山。標高679メートル。
秩父連山が見渡せる。
◎北には標高668メートルの登谷山、南には標高654.8メートル
の愛宕山がある。
みずするめ《みづするめ》
【水鯣】
○[食]アオリイカのスルメ。
参照⇒あおりいか(アオリイカ,障泥烏賊)
みずぞうげ《みづざうげ》
【水象牙】
○セイウチの牙(キバ)。象牙の代用にする。
「せいくる」とも呼ぶ。
みずた
【水田】
○[農]⇒すいでん(水田)
みずだこ《みづだこ》
【ミズダコ】
【水蛸】
【水章魚】
◇[学]Enteroctopus dofleini
○[動]頭足綱(Cephalopoda)タコ目(八腕目)(Octopoda)マダコ
科(Octopodidae)ミズダコ属(Enteroctopus)のタコ。
胴長40センチメートル、腕を伸ばすと全長3メートルくらい
に達し、日本産では最大のタコ。
体色は暗紫褐色で、淡色の網目文様がある。
寿命は3〜4年。
相模湾以北や日本海に生息。
肉は柔らかく食用で、刺身・しゃぶしゃぶ・酢ダコなどにす
る。
参照⇒まだこ(マダコ,真蛸,真章魚)
みすたーさまーたいむ
【Mr.サマータイム】
◇[英]Mr.Summer Time
○[楽]竜真知子作詞、ミッシェル・フュガン(Michel Fugain)
作曲の歌謡曲(カネボウのキャンペーン歌)。
歌はサーカス。
原曲は『美しき過去(Une belle histoire)』(1970)。
◎1978. 3.(昭和53)レコード発売。
みすたーどーなつ
【ミスタードーナツ】
○[経][食]清掃用品レンタル大手ダスキンが運営するドーナツ
販売店。
略称は「ミスド」。
みずだな《みづだな》
【水棚】
○(1)[仏]閼伽棚(アカダナ)の別称。
○(2)[暦]餓鬼棚(ガキダナ)の別称。
⇒がきだな(餓鬼棚)
○(3)台所に設けた、皿などを置く棚。
みずたまもよう《みづたまもやう》
【水玉模様】
○小さい円形を散らした模様。
◎元祖水玉模様:参照⇒まめしぼり(豆絞り)
みすち
【ミスチ】
◇[西]El Misti、[英]Misti Volcano
○[地]ペルー南部にあるアンデス西山系の火山。標高5,822メ
ートル。
みずち《みづち》
【蛟】
○[国]古代人が恐れた水を支配する想像上の動物。
水中に住み、竜に似て長い体に角と四脚とを持ち、人を飲み
込み、毒気を吐いて人を害すると信じられていた。
卵は甕(カメ)のようであったという。
参照⇒こうりょう(蛟竜,蛟龍)(1),あまりょう(雨竜)
◎「み」は「水」、「づ」は古い連体格助詞の「つ」の濁音化したもの、
「ち」は「霊力」で、「水の霊・水神」の意味とされる。
みずちゃや《みづちやや》
【水茶屋】
○[歴]江戸時代、道端や寺社の境内(ケイダイ)で湯茶などを供し
て往来の人を休息させた店。
色茶屋や料理茶屋に対して用いる。
みずちょう《みづちやう》
【水帳】
○(1)[歴]⇒けんちちょう(検地帳)
○(2)[歴]人別帳。戸籍。
◎「御図帳」の当て字。
みずつぎ《みづつぎ》
【水注ぎ】
○⇒みずさし(水差し)
みすてりーさーくる
【ミステリーサークル】
【ミステリー・サークル】
◇[英]mystery circle
○[古]畑の作物が円形などの幾何学模様に倒された現象。
1978(昭和53)イギリスで発見されて以来、世界各地から報告
される。
UFO説やプラズマなどの気象現象説が原因と言われたが、
二人のイギリス人ダグ・バウアー(Doug Bower)とデイブ・チョ
ーリー(Dave Chorley)のイタズラだった。
みすてりーぞーん
【ミステリー・ゾーン】
◇[英]Mystery Zone
○[TV]アメリカのミステリーSFドラマ『トワイライト・ゾ
ーン(The Twilight Zone)』の邦題。
『トワイライト・ゾーン』で再放送もされている。
◎1959〜1964(昭和34〜昭和39)アメリカで放送。
みすど
【ミスド】
○[俗][経]ミスタードーナツの略称。
⇒みすたーどーなつ(ミスタードーナツ)
★みずどけい《みづどけい》
【水時計】
◇[英]water clock/clepsydra
○
みずどりしっちほぜんじょうやく《みづどりしつちほぜんでうやく》
【水鳥湿地保全条約】
○⇒らむさーるじょうやく(ラムサール条約)
★みずな《みづな》
【ミズナ】
【水菜】
○(1)[植]([学]Brassica campestris var.lanciniifolia)フウ
チョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Brassicaceae)の一年
〜二年生葉菜。
関東地方では「京菜(キョウナ)」とも呼ぶ。
○(2)[植]ウワバミソウ(蟒草)の別称。
⇒うわばみそう(ウワバミソウ,蟒草)
★みずなぎどり《みづなぎどり》
【ミズナギドリ】
【水薙鳥】
◇[英]mallemuck
○(1)[鳥]ミズナギドリ目(Procellariiformes)ミズナギドリ科
(Procellariidae)の海鳥の総称。
〈5族(tribe)〉
ミズナギドリ族(Puffinini、[英]shearwater)。
フルマカモメ族(Fulmarini、[英]fulmar)。
クジラドリ類(Whalebird class)。
シロハラミズナギドリ族(Pterodromini)。
クロミズナギドリ族(Procellariini)。
○(2)[鳥](特に)ミズナギドリ族の総称。
〈属(tribe)〉
ミズナギドリ属(Puffinus)。
オオミズナギドリ属(Calonectris)。
アナドリ属(Bulweria)。
ニセアナドリ属(Pseudobulweria)。
ケルゲレンミズナギドリ属(Lugensa)。
★みずなぎどりもく《みづなぎどりもく》
【ミズナギドリ目】
【水薙鳥目】
◇[学]Procellariiformes
○[鳥]鳥綱(鳥類)(Aves)の一目。
〈4科(family)〉
ミズナギドリ科(Procellariidae、[英]shearwater)。
アホウドリ科(Diomedeidae、[英]albatross)。
ウミツバメ科(Hydrobatidae、[英]petrel)。
モグリウミツバメ科(Pelecanoididae)。
みずなみ《みづなみ》
【瑞浪】
◇[日]Mizunami/Midunami
○(1)⇒みずなみし(瑞浪市)
○(2)[交]⇒みずなみえき(瑞浪駅)
みずなみえき《みづなみえき》
【瑞浪駅】
○[交]岐阜県瑞浪市寺河戸町(テラカワドチョウ)にあるJR中央本線
の駅。
土岐市(トキシ)駅(土岐市)と釜戸(カマド)駅の間。
みずなみし《みづなみし》
【瑞浪市】
◇[日]Mizunami Shi/Midunami Shi
○岐阜県南東部の市。北東部を恵那市、南西部を土岐市に接し、
南端を愛知県に隣接。
美濃焼の産地で、良質の陶土を産し、和洋食器工業が盛ん。
陶町大川(スエチョウオオカワ)の八王子神社に、高さ3.3メートル・幅
1.5メートル・奥行き2.4メートルの陶製の狛犬(コマイヌ)がある。
独立行政法人日本原子力研究開発機構の瑞浪超深地層研究所
がある。
◎江戸時代、中山道の宿駅。
1954(昭和29)市制施行。
1990(平成 2)八王子神社に狛犬が奉納。
みずなみちょうしんちそうけんきゅうしょ
《みづなみてうしんちそうけんきうしよ》
【瑞浪超深地層研究所】
○[原]岐阜県瑞浪市にある独立行政法人日本原子力研究開発機
構の研究施設。
高レベル放射性廃棄物の処分方法を研究。
★みずなら《みづなら》
【ミズナラ】
【水楢】
◇[学]Quercus mongolica var.grosseserrata
○[植]ブナ目(Fagales)ブナ科(Fagaceae)コナラ属(Quercus)の
落葉高木。日本原産。
シイタケ栽培の原木にも使用する。
秋、堅果(ドングリ)がなる。
「オオナラ(大楢)」とも呼ぶ。
◎基本種"Quercus mongolica"はモンゴリナラ。
コナラ(小楢):⇒こなら(コナラ,小楢)
みずなわ《みづなは》
【水縄】
○(1)[建]水盛の別称。
⇒みずもり(水盛,水盛り,準)
○(2)[建]水糸の別称。
⇒みずいと(水糸)
○(3)[歴]検地の用具の一つ。
土地の面積を測るための麻縄。
★みすにっぽんこんてすと
【ミス日本コンテスト】
○
◎1950. 4.22(昭和25)第1回。山本富士子(京都代表)が選出。
みずの
【ミズノ】
【MIZUNO】
○[経]日本の運動用品製造会社。
本社は大阪府大阪市。
みずのえ《みづのえ》
【壬】
○十干(ジッカン)の第九。
参照⇒じっかん(十干)
◎「水(ミズ)の兄(エ)」の意味。
「じん(壬)」とも読む。
みずのしたたる《みづのしたたる》
【水のしたたる】
【水の滴る】
○[慣用句]⇒みずもしたたる(水もしたたる,水も滴る)
みずのと《みづのと》
【癸】
○十干(ジッカン)の第十。
参照⇒じっかん(十干)
◎「水(ミズ)の弟(ト)」の意味。
「き(癸)」とも読む。
みずののさんばがらす
【水野の三羽烏】
○[人]江戸後期の老中水野忠邦の「天保改革」に当った鳥居耀蔵
(ヨウゾウ)・渋川六蔵(ロクゾウ)・後藤三右衛門。
みずのみどり《みづのみどり》
【水飲み鳥】
○水の蒸発を利用して、首を上下させる鳥の玩具(オモチャ)。
胴体を中心に首と尻の部分が回転するシシオドシのような構
造で、内部にはエーテルまたはジクロロメタンを少量密封した
サイフォン状のガラス管が入っている。
水の入ったコップを用意し、首を手で下げてクチバシ部分の
布をコップの水で湿らせて手を離すと鳥はほぼ垂直に立つ。
しばらくすると、布の水が蒸発した気化熱でガラス管上部の
蒸発していたエーテルが冷やされて液化し、ガラス管上部の気
圧が下がって下部にある液体のエーテルが上昇して首が重くな
り、ふたたび首を下げてコップの水にクチバシを入れる。
このとき、下部にあったエーテル蒸気が首のほうに移動して
首が軽くなり、ほぼ垂直に立つことを繰り返す。
水以外に電池やゼンマイなどの動力を必要とせず、永久機関
のように思われるが、動作原理は外燃機関と同じ。
参照⇒さいふぉん(サイフォン)(2),すたーりんぐえんじん
(スターリング・エンジン),えいきゅうきかん(永久機関)
◎かつてはショーウィンドウの内部が乾燥しないよう、水の入っ
たコップとともにショーウィンドウの隅に置かれていた。
★みずのみびゃくしょう《みづのみびやくしやう》
【水呑百姓】
【水呑み百姓】
○(1)[歴]江戸時代、借地して耕作した零細農民・小作人。
「帳外(チョウハズ)れ」,「無高百姓(ムタカビャクショウ)」,「小前(コマエ)」,
「小前百姓(コマエビャクショウ)」とも呼ぶ。
⇔ほんびゃくしょう(本百姓)
◎水呑百姓の下位:⇒なご(名子)
○(2)極めて貧しい農民。
みずはかり《みづはかり》
【水準】
【水計り】
○[建]水盛の別称。
⇒みずもり(水盛,水盛り,準)
みずばかり《みづばかり》
【水準】
【水計り】
○[建]水盛の別称。
⇒みずもり(水盛,水盛り,準)
★みずばしょう《みづばせう》
【ミズバショウ】
【水芭蕉】
◇[学]Lysichiton camtschatcense、[英]skunk cabbage
○[植]オモダカ目(Alismatales)サトイモ科(Araceae)ミズバショ
ウ属(Lysichiton)の大形多年草。
雪解けころ、葉に先立って仏炎苞(ブツエンホウ)に包まれた黄緑
色の花穂を出す。
本州中部以北の山地湿原などに群生(グンセイ)する。
◎夏の季語。
歌謡曲『夏の思い出』で尾瀬(オゼ)に咲くミズバショウが歌
われている。
みずばしら《みづばしら》
【水柱】
○(1)大きな物が水に落ちた反動で、水面から水が柱のように
高く吹き上がったもの。
「すいちゅう(水柱)」とも呼ぶ。
○(2)水面に近い水中の爆発で、水面から水が柱のように高く
吹き上がったもの。
「すいちゅう(水柱)」とも呼ぶ。
◎砲弾の水柱が立つ
◎爆発の反動で全方向から強い水圧を受けるが、水面方向(上)
の水圧は弱いため、上方向に吹き上がるもの。
爆発が水面から深い水中の場合は、洗面器を伏せたような形
に水面が一度盛り上がった後、その反動で逆の形にへこむ。
爆発が水面近くの場合は、空中に水面の水が吹き飛ばされ、
爆風で水面が洗面器状に一度くぼみ、その反動で逆の形に盛り
上がる。
○(3)竜巻で海や湖沼の水が吸い上げられてできたもの。
「すいちゅう(水柱)」とも呼ぶ。
○(4)噴水や間欠泉などで水や湯が湧(ワ)き上げられているもの。
みずはね《みづはね》
【水刎】
○⇒すいせい(水制)
みずばね《みづばね》
【水刎】
○⇒すいせい(水制)
★みずひき《みづひき》
【水引】
○(1)細い紙縒(コヨリ)に水糊を引いて、干し固めたもの。
元結などに用いる。
○(2)特に、(1)を3または5条を並べ、中央から左右に染め分
けしたもの。
進物用の包紙などを結ぶのに用いる。
祝い事や進物用には紅白・金銀・金赤などに染め分けたもの
を、凶事(キョウジ)用には黒白・藍白などに染め分けたものまた
は白のみを用い、結び方にも決まりがある。
○()
みすぴくる
【ミスピクル】
◇[英]mispickel
○[鉱]⇒りゅうひてっこう(硫ヒ鉄鉱,硫砒鉄鉱)
★みずひまわり
【ミズヒマワリ】
【水向日葵】
◇[学]Gymnocoronis spilanthoides、[英]Senegal tea plant
/giant green hygro
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ミズヒマワリ属
(Gymnocoronis)の常緑多年草。中南米原産。
流れのゆるい水域に繁茂する水草。茎に気室をもち、丈は1
〜2メートルになる。6〜11月に白い花を開く。
魚などの水槽(アクアリウム)に入れる水草として導入。
帰化植物で、国の特定外来生物に指定。
「ギムノコロニス」とも呼ぶ。
みずぶくれ《みづぶくれ》
【水ぶくれ】
【水脹れ】
○(1)[俗][病]ヤケド(火傷)などでできる発疹(ハッシン)の一種。
⇒すいほう(水疱)
○(2)水分を含んでふくらむこと。また、ふくらんでいること。
みすぷり
【ミスプリ】
◇[英]misprint
○[印]ミスプリントの和略語。
⇒ごしょく(誤植)
みすぷりんと
【ミスプリント】
◇[英]misprint
○[印]⇒ごしょく(誤植)
みずほ《みづほ》
【みずほ】
○(1)[交]JR九州新幹線の列車名。
○(2)[海]海上保安庁の巡視船。
名古屋海上保安部所属。
◎2004.10.17(平成16)海上テロ対策訓練に参加するため、ムン
バイ港(インド)に向け名古屋港を出港。
○(3)[歴][交]東京〜熊本間などを運行したJRの寝台特急。
1961(昭和36)運行開始。
1994(平成 6)廃止。
[1]みずほ《みづほ》
【瑞穂】
○みずみずしいイネ(稲)の穂。
◎瑞穂国:⇒みずほのくに(瑞穂の国,瑞穂国)
[2]みずほ《みづほ》
【瑞穂】
◇[日]Mizuho/Miduho
○(1)⇒みずほし(瑞穂市)
○(2)⇒みずほく(瑞穂区)
○(3)⇒みずほまち(瑞穂町)
○(4)⇒みずほちょう(瑞穂町)
みずほあせっとしんたくぎんこう《みづほあせつとしんたくぎんかう》
【みずほアセット信託銀行】
○[経]安田信託銀行の後身。
みずぼうそう《みづばうさう》
【水疱瘡】
○[病]⇒すいとう(水痘)
みずほぎんこう《みづほぎんかう》
【みずほ銀行】
◇[英]Mizuho Bank,Ltd.
○[経]みずほフィナンシャルグループ傘下の銀行。
第一勧業銀行の後身。
参照⇒みずほこーぽれーとぎんこう(みずほコーポレート銀
行)
◎2002. 4. 1(平成14)みずほフィナンシャルグループ(第一勧
業銀行・富士銀行・日本興業銀行)の個人・中堅・中小企業取
引を担当して、第一勧業銀行を存続会社に発足。
2013. 7. 1(平成25)みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が
合併し、新「みずほ銀行」を発足。
みずほく《みづほく》
【瑞穂区】
◇[日]Mizuho Ku/Miduho Ku
○愛知県名古屋市の区。
◎長崎県南高来郡(ミナミタカキグン)には瑞穂町(ミズホチョウ)がある。
東京都西多摩郡(ニシタマグン)には瑞穂町(ミズホマチ)がある。
京都府船井郡(フナイグン)・島根県邑智郡(オオチグン)には瑞穂町(ミ
ズホチョウ)があった。
みずほこーぽれーとぎんこう《みづほこーぽれーとぎんかう》
【みずほコーポレート銀行】
○[古][経]みずほフィナンシャルグループ傘下の銀行。
富士銀行の後身。
参照⇒みずほぎんこう(みずほ銀行)
◎2002. 4. 1(平成14)みずほフィナンシャルグループ(第一勧
業銀行・富士銀行・日本興業銀行)の大企業取引を担当して、
富士銀行を存続会社に発足。
統合直後からシステム・トラブルが発生し、2週間たって解
決。コンピュータは第一勧業銀行が富士通、富士銀行が日本I
BM、日本興業銀行が日立製作所であった。
2013. 7. 1(平成25)みずほ銀行と合併し、新「みずほ銀行」を
発足。
みずほし《みづほし》
【瑞穂市】
◇[日]Mizuho Shi/Miduho Shi
○岐阜県南西部の市。
◎2003. 5. 1(平成15)本巣郡(モトスグン)の穂積町(ホヅミチョウ)と巣
南町(スナミチョウ)が合併して発足。
みずほだいえき《みづほだいえき》
【みずほ台駅】
○[交]埼玉県富士見市南東部にある東武東上線の駅。
柳瀬川(ヤナセガワ)駅(志木市)と鶴瀬(ツルセ)駅の間。
みずほちょう《みづほちやう》
【瑞穂町】
◇[日]Mizuho Cho/Miduho Cho
○(1)長崎県南東部、南高来郡(ミナミタカキグン)の町。
○(2)[古]京都府中央部、船井郡(フナイグン)の町。
〈面積〉
109.73平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5,235人。
◎1951(昭和26)檜山(ヒノキヤマ)村・梅田(ウメダ)村・三宮(サンノミヤ)村
・質美(シツミ)村の4村が合併して瑞穂村を発足。
1955(昭和30)町制施行。
2005.10.11(平成17)丹波町(タンバチョウ)・和知町(ワチチョウ)と合併
して京丹波町(キョウタンバチョウ)を発足。
○(3)[古]島根県南端、邑智郡(オオチグン)にあった町。
◎2004.10. 1(平成16)羽須美村(ハスミムラ)・瑞穂町・石見町(イワミチョ
ウ)が合併して邑南町(オオナンチョウ)を発足。
◎東京都西多摩郡(ニシタマグン)には瑞穂町(ミズホマチ)がある。
愛知県名古屋市には瑞穂区がある。
みずほのくに《みづほのくに》
【瑞穂の国】
【瑞穂国】
○日本国の美称。
◎「瑞穂の実る国」の意味。
みずほふぃなんしゃるぐるーぷ《みづほふいなんしやるぐるーぷ》
【みずほフィナンシャルグループ】
○[経]メガバンク(四大金融グループ)の一つ。
みずほ銀行・みずほコーポレート銀行・みずほアセット信託
銀行・安田生命保険など。
◎2000. 9.(平成12)第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行で
発足。
2002. 4. 1(平成14)個人・中堅・中小企業取引担当の「みず
ほ銀行」と大企業取引担当の「みずほコーポレート銀行」に再編。
「みずほ銀行」は第一勧業銀行を、「みずほコーポレート銀行」は
富士銀行を存続会社とし、日本興業銀行は消滅。安田信託銀行
は「みずほアセット信託銀行」に名称変更。
みずほまち《みづほまち》
【瑞穂町】
◇[日]Mizuho Machi/Miduho Machi
○東京都西部、西多摩郡(ニシタマグン)の町。東部を武蔵村山市(ムサ
シムラヤマシ)、南部を福生市(フッサシ)、西部を羽村市(ハムラシ)、北西部
を青梅市(オウメシ)に接し、北部を埼玉県に隣接。
〈面積〉
16.83平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)3万2,892人。
◎1940(昭和15)町制施行。
1958(昭和33)埼玉県の元狭山村の一部を編入。
◎長崎県南高来郡(ミナミタカキグン)には瑞穂町(ミズホチョウ)がある。
愛知県名古屋市には瑞穂区がある。
京都府船井郡(フナイグン)・島根県邑智郡(オオチグン)には瑞穂町(ミ
ズホチョウ)があった。
みずま《みづま》
【三潴】
◇[日]Mizuma/Miduma
○(1)⇒みずまぐん(三潴郡)
○(2)[古]⇒みづままち(三潴町)
◎「潴(チョ,瀦と同じ)」は「水溜り」の意味。
みずま《みづま》
【水間】
◇[日]Mizuma/Miduma
○大阪府貝塚市(カイヅカシ)中央部の地名。
大川と蕎原川(ソブラガワ)の合流点。
参照⇒みずまでら(水間寺)
みずまかんのん《みづまくわんおん》
【水間観音】
○(1)大阪府貝塚市水間の水間寺の本尊の通称。
⇒みずまでら(水間寺)
○(2)[交]⇒みずまかんのんえき(水間観音駅)
みずまかんのんえき《みづまくわんおんえき》
【水間観音駅】
○[交]大阪府貝塚市水間にある水間鉄道の駅。
三ヶ山口(ミケヤマグチ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
みずまくら《みづまくら》
【水枕】
【水まくら】
◇[英]water pillow
○[医]頭部を冷やすための枕。
ゴムまたは防水加工した布で作った袋状のもので、中に冷水
や氷を入れて使用する。
氷を入れる場合は「氷枕(氷まくら)([英]ice pillow)」とも呼
ぶ。
参照⇒ひょうのう(氷嚢)
みずまぐん《みづまぐん》
【三潴郡】
◇[日]Mizuma Gun/Miduma Gun
○福岡県南西部の郡。
大木町(オオキマチ)のみ。
◎2005. 2. 5(平成17)城島町(ジョウジママチ)・三潴町(ミヅママチ)、
久留米市に編入。
みすまっち
【ミスマッチ】
◇[英]mismatch
○(1)不釣り合い。
○(2)[服]不似合い。
★みずまでら《みづまでら》
【水間寺】
○大阪府貝塚市水間にある天台宗別格本山。
本尊は聖観音で、厄除けの「水間観音」として知られる。
愛染堂も縁結びの神として知られる。
みずままち《みづままち》
【三潴町】
◇[日]Mizuma Machi/Miduma Machi
○[古]⇒みづままち(三潴町)
みずまわり《みづまはり》
【水回り】
【水廻り】
○(1)水の循環。
○(2)[農]農業用水の水路からの水が、水田によく流れ渡って
いるかを見て回ること。また、その役目。
○(3)[建]⇒みずまわり(水回り,水周り)
みずまわり《みづまはり》
【水回り】
【水周り】
○[建]建物の中で、水を使う部分。
台所・洗面所・浴室・トイレなど。
みすみがや
【三隅蚊帳】
○[社]蚊帳の四隅の吊(ツ)り手の一つを外(ハズ)して三角形に吊
ること。
喪のとき、死者に蚊帳を吊るとき、足の方を一つ外す風習が
あり、平常は不吉として忌(イ)む。
みすみちょう《みすみちやう》
【三隅町】
◇[日]Misumi Cho
○(1)島根県中南西部、那賀郡(ナカグン)の町。
○(2)[古]山口県北西部、大津郡(オオツグン)の町。
◎2005. 3.22(平成17)長門市に編入。
★みずむし《みづむし》
【水虫】
○()[虫]
○()[病]白蘚菌(ハクセンキン)による皮膚病の一つ。
◎治療薬:参照⇒とりこまいしん(トリコマイシン)
民間薬:ドクダミを炙(アブ)ったもの。
みずめたのーるふんしゃ
【水メタノール噴射】
◇[英]Water-Metanol Injection
○[空]エンジン出力を増加させる方法の一つ。
多くの燃料を燃焼させるため、水または水とメタノールの混
合液をエンジンの圧縮機や燃焼室内部に噴射し気化させて吸入
空気温度やタービン入り口温度を下げることにより、空気密度
が増し、その分だけ多くの燃料を燃焼させエンジン出力が増加
する。YS−11では約18.6%の出力増加が得られる。
しかし、燃焼室への影響や、大気汚染などに問題もある。
離陸時のように少しでも大きな推力を必要とするときに行わ
れる。
通常の出力はドライ出力、水噴射による出力をウエット出力
と呼ぶ。
みずもしたたる《みづもしたたる》
【水もしたたる】
【水も滴る】
○[慣用句]つやつやとして若々しく、美しいさま。
男女ともに用いる。
「水のしたたる」とも呼ぶ。
◎水もしたたるいい男
みずもち《みづもち》
【水餅】
○[食]冬期、カビ(黴)の発生や乾燥によるヒビ割れ防止のため、
モチを水に漬けて貯えること。また、そのモチ。
水を含んで軟らかくなるので、焼かずにそのまま雑煮(ソウニ)
などに入れ、煮(ニ)て食べる。
◎冬の季語。
みずもと《みづもと》
【水元】
◇[日]Mizumoto/Midumoto
○東京都葛飾区(カツシカク)北東部の地区名。
中川東岸(左岸)で、北部・東部を埼玉県に隣接。
地名としては水元・東水元(ヒガシミズモト)・西水元(ニシミズモト)・
南水元(ミナミミズモト)・水元公園(ミズモトコウエン)がある。
みずもとこうえん《みづもとこうゑん》
【水元公園】
○(1)東京都葛飾区(カツシカク)の地名。
○(2)(1)の3丁目2番地にある都立の公園。
ハナショウブやスイレン(睡蓮)が有名。
みずもり《みづもり》
【水盛】
【水盛り】
【準】
○(1)[建]土台面などに水準器をのせ、水平を定める方法。
「みずばかり(水準,水計り)」,「みずはかり(水準,水計り)」,
「水縄(ミズナワ)」,「水尺(スイシャク)」とも呼ぶ。
○(2)[建](1)を行う作業。
「みずばかり(水準,水計り)」,「みずはかり(水準,水計り)」,
「水縄(ミズナワ)」,「水尺(スイシャク)」とも呼ぶ。
○(3)[建](1)に用いる道具(水準器)。
細長い角材の上面に溝を掘ったもので、これに水を盛って傾
斜を測り水平を得る。
「みずばかり(水準,水計り)」,「みずはかり(水準,水計り)」,
「水縄(ミズナワ)」,「水尺(スイシャク)」とも呼ぶ。
★みずや《みづや》
【水屋】
○(1)寺社などで参詣人が参拝の前に手・顔を洗い清めるため、
水をたたえた鉢を据え屋根などを設けたところ。
「お水屋」,「御手洗(ミタラシ)」とも呼ぶ。
○(2)
みすら
【ミスラ】
◇[ペルシア語]Mithra、[梵]Mitra、[羅]Mithras
○[宗]⇒[2]みとら(ミトラ)
みずら《みづら》
【美豆良】
【角髪】
【角子】
【鬟】
【髻】
○[古]上代の男子の髪型の一つ。髪を左右に分け、耳の辺りで
綰(ワガ)ねて緒で結ぶ。
綰ねて短く結んだものは「上げみずら」、肩の辺りまで長く垂
(タ)らしたものは「下げみずら」と呼ぶ。
上代から江戸幕末まで、主として貴族の元服前の少年が結っ
た。
「びんずら」,「びずら」とも呼ぶ。
◎古墳時代の埴輪(はにわ)の男子像にもこの髪型があり、具体
的に知ることができる。
みすらた
【ミスラタ】
◇Misratah
○(1)(sha'biyah Misratah)⇒みすらたけん(ミスラタ県)
○(2)リビア北部、ミスラタ県の県都。
北緯32.38°、東経15.09°の地。
地中海に面する港湾都市。
〈人口〉
1988(昭和63)12万1,669人(推計)。
2010(平成22)25万9,056人(推計)。
◎内陸貿易の根拠地のオアシス都市として発達。
みすらたけん
【ミスラタ県】
◇sha'biyah Misratah、[英]Misratah district
○リビア北部の県。北部・東部を地中海に面する。
県都はミスタラ。
〈面積〉
2万9,172平方キロメートル。
〈人口〉
2006(平成18)550,938人。
みずーり
【ミズーリ】
◇Missouri
○(1)[地](Missouri River)⇒みずーりがわ(ミズーリ川)
○(2)(Missouri State)⇒みずーりしゅう(ミズーリ州)
◎北米アルゴンキン系インディアンの言葉「大きなカヌーにの
る人たち」の意味。
○(3)[歴][軍]アメリカの戦艦。57,353トン。
◎1944. 6.(昭和19)竣工。基準排水量45,000トン。
硫黄島・沖縄などの戦闘に加わり、1945. 9. 2(昭和20)日本
無条件降伏の文書が東京湾内の艦上で調印された。
1991(平成 3)中東の湾岸戦争に参加。ソビエト連邦崩壊後、
軍事費削減により1992. 3.31(平成 4)退役。
みずーりがわ《みずーりがは》
【ミズーリ川】
◇[英]Missouri River/the Missouri
○[地]北アメリカのミシシッピ川(Mississippi River)の支流。
全長3,970キロメートル。
モンタナ州南部、ロッキー山脈中に源を発し、ほぼ南東へ流
れ、セントルイスの北で本流に合流する。
◎重要な産業航路となっている。
★みずーりきょうてい《みずーりけふてい》
【ミズーリ協定】
◇[英]Missouri Compromise
○[歴]1820(文政 3)アメリカ合衆国の奴隷州に関して決められ
た協定。
メーン州は自由州、ミズーリ州は奴隷州として合衆国に加入。
ミズーリ州の南境(北緯36°30′)を自由州と奴隷州の境界と
し、かつ将来も両州を同数にすることで、南北間の和平を保つ
妥協が成立した。
参照⇒じゆうしゅう(自由州),どれいしゅう(奴隷州)
みずーりしゅう《みずーりしう》
【ミズーリ州】
◇[英]Missouri State
○アメリカ合衆国中央南部の州。西部をカンザス州(Kansas
State)に接する。
州都はジェファーソン・シティー(Jefferson City)。
郵便などで使用する略号はMO。
◎宇宙航空産業が発達。他に鉛・セメント・鉄鉱石などの鉱業
も盛ん。
◎もと奴隷州:⇒どれいしゅう(奴隷州),みずーりきょうてい
(ミズーリ協定)
◎長野県と姉妹関係を結んでいる。
みする
【ミスル】
◇[アラビア語]al-Misr(町)
○[古]カイロまたはエジプトの別称。
みずわさび《みづわさび》
【ミズワサビ】
【水山葵】
○[植]ワサビ(山葵)の別称。
⇒わさび(ワサビ,山葵)
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