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百 科 辞 書 《めや》 編集:獨 澄旻
-------- めや --------------------------------------------------
★めやす
【目安】
○[古]中世に、文章を見やすいように箇条書きにした文書、ま
た箇条書きすること。
◎目安箱
めやに
【目やに】
【目ヤニ】
【目脂】
【眼脂】
○目から分泌された粘液が脂のように固まったもの。
「めくそ(目くそ,目糞,目屎)」,「目垢(メアカ)」とも、医学用語で
「がんし(眼脂)」とも呼ぶ。
参照⇒めくそはなくそをわらう(目くそ鼻くそを笑う,目糞鼻
屎を笑う)
◎英語:アイミューカス(eye mucus)。
イタリア語:チスパ(cispa)。
めーよーけん
【メーヨー県】
◇[英]Mayo County
○アイルランド北西部、コノート州(Connacht Province)北西
部の県。北東部をスライゴ県(Sligo County)、東部をロスコモ
ン県(Roscommon County)、南部をゴールウェー県(Galway Coun-
ty)に接し、北部を大西洋のキララ湾(Killala Bay)、西部をブ
ラックソド湾(Blacksod Bay)とクルー湾(Clew Bay)に面する。
県都はカスルバー(Castlebar)。
「メーオー県」とも呼ぶ。
〈面積〉
5,398平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)11万0,696人。
めーら
【メーラ】
◇[伊]mela
○[植](イタリア語で)リンゴ(林檎)の実。
⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)(2)
◎リンゴの木は「メーロ(melo)」。
[1]めーらー
【メーラー】
◇[英]mailer
○(1)[通][計]電子メールを送受信するためのソフトウエア。
「メールプログラム(mail program)」とも呼ぶ。
○(2)[通]郵送係・郵便係。
○(3)[通]郵便発送者・郵送者。
[2]めーらー
【メーラー】
◇Norman Kingsley Mailer(ノーマン・メーラー)
○[人]⇒[2]めいらー(メイラー)
めらうけ
【メラウケ】
◇Merauke
○(1)(Kabupaten Merauke)⇒めらうけけん(メラウケ県)
○(2)インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニ
ア島)中西部のパプアティモール州(Propinsi Papua Timur)南
部にあるメラウケ県南東端の県都。
パプアニューギニアとの国境近くの、アラフラ海(Arafura
Sea)に面する港町。
めらうけけん
【メラウケ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Merauke、[英]Merauke District
/Merauke Regency
○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
中西部のパプアティモール州(Propinsi Papua Timur)南部の県。
北西部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)、東部をパ
プアニューギニアに隣接し、南部・西部をアラフラ海(Arafura
Sea)に面する。
県都はメラウケ。
めらとにん
【メラトニン】
◇melatonin
○[生化]松果体から分泌されるホルモン物質。
その産生は光の影響を受け、夜に高く昼に低い、概日(ガイジ
ツ)リズムを示す。
両生類や魚類では体色を変化させる働きがある。
鳥類では生物時計として働くと考えられている。
哺乳類では生殖腺の活動に作用し、成熟を抑制する。
◎寝ている牛から搾乳(サクニュウ)された「ナイトミルク」にはメラ
トニンが通常の5倍含まれ、飲めば安眠に効果があるとされる。
めーらーどはんのう《めーらーどはんおう》
【メーラード反応】
◇[英]Maillard reaction
○[化]⇒めいらーどはんのう(メイラード反応)
★めらにん
【メラニン】
◇[英]melanin
○[生化]動物の組織・細胞内に存在する、黒褐色の色素。
めらにんさいぼう《めらにんさいばう》
【メラニン細胞】
◇[英]melanocyte
○[医]⇒めらのさいと(メラノサイト)
★めらねしあ
【メラネシア】
◇Melanesia、"[希]melas(黒)"+"neos(島)"から。
○[地]ポリネシア・ミクロネシアと並ぶ太平洋にある島々の3
大区分の一つ。
めらの
【メラノ】
◇[英]melano-
○[接頭辞]⇒めらん(メラン)
★めらのいじん
【メラノイジン】
◇[英]melanoidin
○[化][料]メイラード反応(Maillard reaction)でつくられる
物質。
ミソ(味噌)・醤油などの褐色成分。
抗酸化作用を持つ。
参照⇒めいらーどはんのう(メイラード反応)
めらのさいと
【メラノサイト】
◇[英]melanocyte
○[医]色素細胞の一種。メラニン色素を産生する細胞で、偽足
状の細胞突起を持つ。
恒温動物の表皮内(皮膚)・毛根(モウコン)・脳軟膜(ノウナンマク)・眼
の脈絡膜(ミャクラクマク)・虹彩(コウサイ)などに散在する。
「メラニン細胞」とも呼ぶ。
参照⇒めらのーま(メラノーマ)
めらのーま
【メラノーマ】
◇[英]melanoma
○(1)[医]メラニン細胞(メラノサイト)から発生する母斑(ボハ
ン)(nevus)の一種。
頸部(ケイブ)・腋下(エキカ)・ふともも(太股)のつけ根などに、
黒色の円形まはた楕円形上の隆起(リュウキ)として現れる。
良性の若年性黒色腫(Juvenile melanoma)や、転移が速い悪
性黒色腫(malignant melanoma)、肥満による一時的なものなど
がある。
「黒色腫(コクショクシュ)」とも呼ぶ。
参照⇒あくせいこくしょくしゅ(悪性黒色腫)
○(2)[病](malignant melanoma)⇒あくせいこくしょくしゅ(悪
性黒色腫)
めらぴかざん《めらぴくわざん》
【メラピ火山】
◇[インドネシア語]Gunung Berapi Merapi、[英]Volcano Mera-
pi
○[地]⇒むらぴさん(ムラピ山)
めらぴさん
【メラピ山】
◇[インドネシア語]Gunung Merapi、[英]Mount Merapi
○[地]⇒むらぴさん(ムラピ山)
★めらみん
【メラミン】
◇[英]melamine
○[化]尿素とアンモニアから合成される白色結晶質の化合物。
化学式はC3N3(CH2)3。
◎2008(平成20)中国で窒素分を増やすため粉ミルクに混入して
問題となる。
★めらみんじゅし
【メラミン樹脂】
◇[英]melamine resin
○[化]合成樹脂の一種。メラミン(尿素化合物)とホルムアルデ
ヒドとのを重縮合させて製造する熱硬化性樹脂。
参照⇒にょうそじゅし(尿素樹脂)
めらん
【メラン】
◇[英]melan-
○[接頭辞]「黒い」を表す語形成要素。
「メラノ(melano-)」とも呼ぶ。
◎メラニン(melanin):⇒めらにん(メラニン)
メラネシア(Melanesia):⇒めらねしあ(メラネシア)
メラノフォア(melanophore):黒色素胞。
メラノーマ(melanoma):⇒めらのーま(メラノーマ)
メランコリー(melancholy):⇒[1]めらんこりー(メランコリ
ー)
★[1]めらんこりー
【メランコリー】
◇[英]melancholy
○[病]憂鬱(ユウウツ)・憂鬱症。躁鬱症(ソウウツショウ)の鬱(ウツ)状態。
◎"[希]melankholia(黒い胆汁)"から。
[2]めらんこりー
【メランコリー】
○[楽]喜多條忠作詞、吉田拓郎作曲の歌謡曲。
歌は梓みちよ。
◎1976. 9.(昭和51)発売。
めらんち
【メランチ】
◇[インドネシア語]meranti
○[植]⇒[1]らわん(ラワン)
めらんてぃ
【メランティ】
◇[インドネシア語]meranti
○[植]⇒[1]らわん(ラワン)
めらんひとん
【メランヒトン】
◇Philipp Melanchton
○[人]ドイツの宗教改革者・人文主義者(1497〜1560)。本名は
"Schwarzert"。
ヴィッテンベルク大学(Universitat Wittenberg)のギリシア
語教授となり、ルター(Martin Luther)と知り合う。
ルターの思想に共鳴し、その宗教改革運動に参加。古典学の
素養を聖書解釈に生かし、ルター派の理論化に努めた。
のちにルター正統派と対立し、独自の神学説をたてる。
著書は1521(大永元)『神学綱要(Loci communes)』・『アウ
クスブルク信仰告白(Confessio Augustana)』など。
めりー
【メリー】
◇[英]Mary
○[人]⇒めありー(メアリー)
めりーあんどるー
【メリーアンドルー】
◇[英]merry andrew
○[劇]道化役者。
参照⇒ぴえろ(ピエロ),はーれくぃん(ハーレクィン)
★めりえ
【メリエ】
◇Jean Meslier(ジャン・メリエ)
○[人]フランスの司祭(1664〜1729)。
聖職者でありながら唯物論者・無神論者で、既成宗教や僧侶
・貴族の支配に反対し、一切の悪の源として私有財産制を否定。
めりえす
【メリエス】
◇Georges Melies
○[人]フランスの映画製作者(1861〜1938)。
作品は1902(明治35)『月世界旅行(Le Voyage dans la lune)』
・1908(明治41)『海底二万里(Vingt Mille Lieues sous les
Mers)』など。
参照⇒[2]べるぬ(ベルヌ)
めりくろん
【メリクロン】
◇[英]mericlone
○[農]植物の茎(stem)の先端部のメリステム(分裂組織)を培養
して繁殖させる技術・方法。
この技術で複製された新株の遺伝子は親株と同一で、一種の
クローン技術。
参照⇒めりすてむ(メリステム),くろーん(クローン)(1)
◎"meristem"と"clone"からの合成語。
めりけん
【メリケン】
【米利堅】
◇[英]American
○(1)アメリカ・アメリカ合衆国・米国。転じて外国。
◎メリケン粉,メリケン波止場
○(2)アメリカ人・米国人。
○(3)[古]拳骨(ゲンコツ)。また拳骨で殴(ナグ)ること。
参照⇒めりけんさっく(メリケン・サック)
◎メリケンをくらう。
★めりけんがやつり
【メリケンガヤツリ】
【メリケン蚊帳吊】
◇[学]Cyperus eragrostis
○[植]イネ目(Poales)カヤツリグサ科(Cyperaceae)カヤツリグ
サ属(Cyperus)の一年草。熱帯アメリカ原産。
第二次世界大戦後、日本にも帰化。
参照⇒かやつりぐさ(カヤツリグサ,蚊帳吊草,莎草)
めりけんさっく
【メリケン・サック】
◇[和製英語]American sack、[英]knuckle-duster
○[古]けんかなどの時、手にはめる金属製のげんこつ覆(オオ)い。
「拳鍔(ケンツバ)」とも呼ぶ。
参照⇒めりけん(メリケン,米利堅)(3)
めりーごーらうんど
【メリーゴーラウンド】
◇[英]merry-go-round
○(1)⇒かいてんもくば(回転木馬)
○(2)天井(テンジョウ)などから吊るす赤ん坊の玩具の一種。
色とりどりの小物が下げた紐(ヒモ)などに付けられ、オルゴー
ルの音(ネ)と共に回転するもの。
小形の卓上型もある。
めりーごーらうんど
【メリーゴーラウンド】
◇[英]merry-go-round
○(1)⇒かいてんもくば(回転木馬)
○(2)⇒めりーごーらうんど(メリーゴーラウンド)(2)
めりーさんのひつじ
【メリーさんの羊】
◇[英]Mary had a Little Lamb
○[楽]サラJ.ヘール(Sarah Josepha Hale)(1788〜1879)作詞、
高田三九三訳詞のアメリカ民謡。
◎1877(明治10)エジソンが蓄音機の蝋管(ロウカン)に初めて録音し
た曲。
めりすてむ
【メリステム】
◇[英]meristem
○[植]分裂組織。茎(stem)や根の先端部で新しい細胞になる未
分化の組織。
参照⇒めりくろん(メリクロン)
めりーずびる
【メリーズビル】
◇Marysville
○アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)北東部の
マーシャル郡(Marshall County)の郡都。
めりた
【メリタ】
◇[登録商標]Melitta
○[経]ドイツの世界的コーヒー関連製品の製造・販売会社。
◎1908(明治41)ドレスデンのメリタ・ベンツ(Melitta Bentz)
夫人がペーパードリップを考案。
◎カリタは日本の会社。
参照⇒かりた(カリタ)
めりだ
【メリダ】
◇Merida
○(1)[地](Cordillera de Merida)⇒めりださんみゃく(メリダ
山脈)
○(2)(Estado Merida)⇒めりだしゅう(メリダ州)
○(3)スペイン西部、エストレマデューラ州(Comunidad Auto-
noma de Extremadura)中央部にある州都。
州南部のバダホス県(Provincia de Badajoz)中北部に位置する。
〈人口〉
2001(平成13)5万0,271人(11月1日現在)。
○(4)メキシコ南東部、ユカタン州(estado de Yucatan)の州都。
ユカタン半島の中心都市。
◎世界遺産。
○(5)ベネズエラ北西部、メリダ州(Estado Merida)の州都。
めりださんみゃく
【メリダ山脈】
◇[西]Cordillera de Merida
○[地]ベネズエラ北西部、マラカイボ湖(Lago de Maracaibo)
の南部を南西から北東に走る、アンデス東山系の山脈。
最高峰はピコ・ボリバル(Pico Bolivar)(5,007メートル)
めりだしゅう《めりだしう》
【メリダ州】
◇[西]Estado Merida、[英]Merida State
○ベネズエラ北西部の州。東部をバリナス州(Estado Barinas)、
北西部をスーリア州(Estado Zulia)に接する。
州都はメリダ。
[1]めりっさ
【メリッサ】
◇melissa、[学]melissa officinalis
○[植]シソ目(Lamiales)シソ科(Lamiaceae)セイヨウヤマハッ
カ属(メリッサ属)(melissa)の多年草。ハーブの一種。地中海
沿岸原産。
レモンに似た芳香があり、香味料・香油にする。
「セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)」とも呼ぶ。
◎セイヨウハッカ(西洋薄荷):⇒ぺぱーみんと(ペパーミント)
(1)
[2]めりっさ
【メリッサ】
◇Melissa
○[人]女性の名前。
めりでぃあん
【メリディアン】
◇Meridian
○アメリカ合衆国南東部、ミシシッピー州(Mississippi State)
東部のローダーデール郡(Lauderdale County)の郡都。
ロッキード・マーチン社の工場がある。
めりとぽり
【メリトポリ】
◇Melitopol'
○ウクライナ共和国南東部、ザポリージェ州(Zaporiz'ka Ob-
last)南部の都市。
北緯46.84°、東経35.37°の地。
〈人口〉
1979(昭和54)16万0,664人。
1989(平成元)17万3,385人。
2001(平成13)16万0,657人。
◎ロシア文字では"Мелитополь"。
★めりべうみうし
【メリベウミウシ】
【メリベ海牛】
◇[学]Melibe leonina
○[貝]裸鰓目(ラサイモク)(ウミウシ目)(Nudibranchia)スギノハウ
ミウシ亜目(Dendronotina)メリベウミウシ科(Tethydidae)メリ
ベウミウシ属(Melibe)の軟体動物。
◎メリベウミウシ科は"Tethyidae(Fischer,1883)"とも。
めりーぽぴんず
【メリー・ポピンズ】
◇[英]Mary Poppins
○[映]アメリカのミュージカル映画。
監督:ロバート・スティーブンソン(Robert Stevenson)。
出演:ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews)、ディッ
ク・バン・ダイク(Dick Van Dyke)、デビッド・トムリンソン
(David Tomlinson)など。
主題歌は『チム・チム・チェリー(Chim Chim Cheree)』。
傘をさしながら風に乗ってやって来た家庭教師メリー・ポピ
ンズと子供たちの冒険を描くファンタジー。
◎1964(昭和39)ウォルト・ディズニー製作。
めりまっくぐん
【メリマック郡】
◇[英]Merrimack County
○アメリカ合衆国東部、ニューハンプシャー州(New Hampshire
State)中南部の郡。
郡都はコンコード(Concord)(州都)。
★めりめ
【メリメ】
◇Prosper Merimee(プロスペル・メリメ)
○[人]フランスの作家・探検家(1803. 9.28〜1870. 9.23)。
作品は小説1829(文政12)『シャルル九世年代記(La Chroni-
que du temps de Charles IX)』・1840(天保11)『コロンバ(Co-
lomba)』・1846(弘化 3)『カルメン(Carmen)』・1829(文政12)
『マテオ・ファルコーネ(Mateo Falcone)』、短編集1833(天保
4)『モザイク(Mosaique)』など。
◎著名な「エトルリアの壺(Le vase etrusque)」は『モザイク』
の中の一編。
★めりやす
【メリヤス】
【莫大小】
【目利安】
◇[西]medias、[葡]meias(靴下)
○よく伸縮する編物のような布地。
表と裏の編み目が異なる。
めりやすあみ
【メリヤス編み】
○⇒おもてあみ(表編み)
めりょう《めれう》
【馬寮】
○[歴]律令制で衛府(エフ)に属し、馬や牧場を管理した役所。
御所の廏(ウマヤ)の馬・馬具や、諸国の御牧(ミマキ)・官牧から毎
年貢上される馬の調習・飼養、供御の乗具の調製、穀草の配給、
飼部(ウマカイベ)の戸口・名籍などをつかさどる。
左馬寮(サマリョウ)と右馬寮(ウマリョウ)とに分れ、各寮の頭(カミ)・助
(スケ)・大少允(ジョウ)・大小属(サカン)の四等官(シトウカン)のほかに、
馬医・馬部(メブ)・飼丁などの職員を置く。
「うまのつかさ(馬寮)」,「うまづかさ(馬司)」とも、唐名で「典
厩(テンキュウ)」とも呼ぶ。
めりーらんど
【メリーランド】
◇Maryland
○(1)(Maryland State)⇒めりーらんどしゅう(メリーランド州)
○(2)[軍]アメリカの軍艦。
◎1921. 7.(大正10)竣工。
めりーらんどしゅう《めりーらんどしう》
【メリーランド州】
◇[英]Maryland State
○アメリカ合衆国東部の州。北部をペンシルバニア州、東部を
デラウェア州、南部・西部をバージニア州、北西部をウェスト
バージニア州に接する。
州都はアナポリス(Annapolis)。
チェサピーク湾(Chesapeake Bay)が中央部を南北に貫(ツラヌ)
き、南東端は大西洋に面する。
独立13州の一つ。
◎1634年、ボルチモア(Baltimore)卿の領主植民地として設立。
◎イギリス王チャールズ1世(Charles I)の妃ヘンリエッタ・
メリー(Henrietta Maria)女王に因(チナ)む。
◎もと奴隷州:⇒どれいしゅう(奴隷州)
めりりゃ
【メリリャ】
◇Melilla
○アフリカ北西部のモロッコ東北部にある、地中海に面するス
ペインの飛び地。
参照⇒せうた(セウタ)
〈人口〉
1994(平成 6)6万3,670人。
めりる
【メリル】
◇Merrill
○アメリカ合衆国中北部、ウィスコンシン州(Wisconsin State)
中北部にあるリンカーン郡(Lincoln County)の郡都。
めりるりんち
【メリルリンチ】
◇[登録商標]Merrill Lynch
○[経]世界的なアメリカの投資信託会社。
本社はニューヨーク市。
◎1914(大正 3)メリルリ(Charles E.Merrill)により創立。遅
れて友人のリンチ(Edmund C.Lynch)が参加。
1915(大正 4)現名(Merrill,Lynch & Co.)となる。
めりんが
【メリンガ】
◇[伊]meringa、[フ]meringue
○[食](イタリア語で)メレンゲ。
⇒めれんげ(メレンゲ)
★めーりんぐ
【メーリング】
◇Franz Mehring(フランツ・メーリング)
○[人]ドイツのマルクス主義者(1846〜1919)。
1891(明治24)社会民主党に入党し、党の機関紙「新時代」を編
集。
第一次世界大戦後の1916(大正 5)スパルタクス団の結成に参
加。
めるー
【メルー】
◇Meru
○[地]タンザニア北部にある火山。標高4,567メートル。
山麓にアルーシャ(Arusha)がある。
[1]めーる
【メール】
◇[英]mail
○(1)[通](アメリカで)郵便。
⇒ゆうびん(郵便)
○(2)[通]電子メールの略。
⇒でんしめーる(電子メール)
[2]めーる
【メール】
◇[英]mail
○[歴]鎖帷子(クサリカタビラ)。
⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
[3]めーる
【メール】
◇[フ]mer
○(フランス語で)海。
◎ラ・メール(La Mer):⇒らめーる(ラ・メール)
メール・ノワール(Mer Noire):黒海。
[4]めーる
【メール】
◇[フ]mere
○(フランス語で)母・お母さん。
⇒はは(母)
◎ママは「ママン(マモ)(maman)」、お父さんは「ペール(pere)」。
めるか
【メルカ】
◇Marka、[英]Marca
○ソマリア南部、シャベーラハ・ホーセ州(gobolka Shabeell-
aha Hoose)東部にある州都。首都モガディシュ(Mogadishu)の
西南西に位置する。
北緯1.72°、東経44.77°の地。
〈人口〉
2009(平成21)2万2,012人(推計)。
めるかーと
【メルカート】
◇[伊]mercato、[英]market(マーケット)
○(イタリア語で)市場。
めるかーど
【メルカード】
◇[西]mercado、[英]market(マーケット)
○(スペイン語で)市場。
めるかとる
【メルカトル】
◇Gerardus Mercator
○[人]⇒めるかとーる(メルカトール)
★めるかとーる
【メルカトール】
◇Gerardus Mercator
○[人]フランドルの数学者・地理学者(1512〜1594)。本姓はグ
レーマー(Gerhard Kremer)。
1569(永禄12)メルカトール図法を考案。
「メルカトル」とも呼ぶ。
◎フランドル地方は、彼が生れた当時はオランダ領、現在はベ
ルギー領。
めるかとるずほう《めるかとるづはふ》
【メルカトル図法】
◇[英]Mercator projection/Mercator's projection
○[地]⇒めるかとーるずほう(メルカトール図法)
★めるかとーるずほう《めるかとーるづはふ》
【メルカトール図法】
◇[英]Mercator projection/Mercator's projection
○[地]地図投影法の一。
航海図など幅広く用いられている。
「メルカトル図法」とも呼ぶ。
◎1569(永禄12)メルカトールが考案。
参照⇒めるかとーる(メルカトール)
めるかば
【メルカバ】
◇Merkava
○[宗]ユダヤ教の聖典『ゾハル(Zohar)』に現れる神の戦車。
◎メルカバ3:⇒めるかばすりー(メルカバ3)
メルカバ4。
めるかばすりー
【メルカバ3】
◇Merkava Mk3
○[軍]イスラエル国産の高性能戦車。
世界で最も安全とされていた。
参照⇒あいえむあい(IMI),めるかば(メルカバ)
◎2002. 2.14(平成14)ガザ地区中部でイスラエル過激派の高性
能プラスチック爆弾により破壊される。
2003. 2.15(平成15)ガザ地区北部のユダヤ人入植地ドギット
近くでイスラム過激派ハマス(Hamas)の軍事部門が新型爆弾に
より爆破。乗員4人が死亡。
めるぎーぐんとう《めるぎーぐんたう》
【メルギー群島】
◇[英]Mergui Archipelago
○[地]⇒めるぎーしょとう(メルギー諸島)
めるぎーしょとう《めるぎーしよたう》
【メルギー諸島】
◇[英]Mergui Islands
○[地]ミャンマー南東端のマレー半島基部、西部アンダマン海
(Andaman Sea)にある群島。
「メルギー群島(Mergui Archipelago)」とも呼ぶ。
参照⇒もーけんぞく(モーケン族)
〈主な島〉
マリ島(Mali Kyun)。
カダン島(Kadan Kyun)。
ダウン島(Daung Kyun)。
ランビ島(Lanbi Kyun)。
サガンシット島(Saganthit Kyun)。
レツォコー島(Letsok-aw Kyun)。
めるきゅーる
【メルキュール】
◇[フ]mercure
○(1)[天](フランス語で)水星。
⇒すいせい(水星)
○(2)[鉱](フランス語で)水銀。
⇒すいぎん(水銀)
めるくーあ
【メルクーア】
◇[独]Merkur
○(1)[ロ神]⇒めるくりうす(メルクリウス)
○(2)[天](ドイツ語で)水星。
⇒すいせい(水星)
めるくしゃ
【メルク社】
◇[英]Merck & Co.Inc.
○[経]アメリカの大手製薬会社。
本社はニュージャージー州。
略称は「MRK」。
参照⇒ぷろぺしあ(プロペシア)
〈子会社〉
万有製薬。
◎1891(明治24)設立。
2007.10.12(平成19)インテグラーゼ阻害剤アイセントリス
(Isentress)がFDA(アメリカ食品医薬品局)から認可。
めるくまーる
【メルクマール】
◇[独](単数形)Merkmal/(複数形)Merkmale
○(1)目印・指標。
○(2)特徴。
○(3)[言]素性(ソセイ)。
めるくりうす
【メルクリウス】
◇[羅]Mercurius
○[ロ神]商売・蓄財・旅・盗人などの神。
ギリシア神話の「ヘルメス(Hermes)」に相当。
参照⇒へるめす(ヘルメス)
◎英語:マーキュリー(Mercury)。
ドイツ語:メルクーア(Merkur)」。
イタリア語:メルクーリオ(Mercurio)。
[1]めるくーりお
【メルクーリオ】
◇[伊]mercurio
○(1)[ロ神](Mercurio)⇒めるくりうす(メルクリウス)
○(2)[鉱](イタリア語で)水銀。
⇒すいぎん(水銀)
[2]めるくーりお
【メルクーリオ】
◇[西]mercurio
○(1)[天](イタリア語で)水星。
⇒すいせい(水星)
○(2)[鉱](イタリア語で)水銀。
⇒すいぎん(水銀)
めるくりん
【メルクリン】
◇[登録商標]Maerklin/Marklin
○[経][交]ドイツの玩具製造会社。世界的な鉄道模型メーカー。
本社はゲッピンゲン(Goeppingen)。
◎1859(安政 6)ブリキ職人のテオドール・メルクリン(Theodor
Friedrich Wilhelm Maerklin)が、ドールハウス用の玩具台所
用品メーカーとして設立。
1935(昭和10)鉄道模型HOゲージ・シリーズを発売。
2006. 5.17(平成18)イギリスの投資会社キングスブリッジ
(Kingsbridge)に身売りすると発表。
2009. 2.(平成21)破産申請。
めるける
【メルケル】
◇Angela Kasner Merkel
○[人]ドイツの女性政治家(1954〜)。旧東ドイツ生れ。キリス
ト教民主同盟(CDU)。
2005.11.22(平成17)首相に就任。
◎前期首相はシュレーダー(Gerhard Schroeder)。
めるこする
【メルコスル】
【MERCOSUR】
◇[西]Mercado Comun del Sur
○[経]⇒めるこすーる(メルコスール,MERCOSUR)
めるこすーる
【メルコスール】
【MERCOSUR】
◇[西]Mercado Comun del Sur
○[経]南米南部共同市場の略称。南米5ヶ国の関税同盟。
本部はモンテビデオ(ウルグアイ)。
「メルコスル」,「南米共同市場」とも呼ぶ。
参照⇒えふてぃーえーえー(FTAA)
◎1991(平成 3)アメリカのクリントン大統領の呼びかけに応じ
て、ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイの4ヶ
国首脳がアスンシオン共同宣言。
1995. 1. 1(平成 7)発足。
1996(平成 8)チリとボリビアが準加盟国となる。
2004. 7.(平成16)ベネズエラが準加盟国となる。
2005.12. 9(平成17)モンテビデオの首脳会議でベネズエラの
加盟申請を承認。
めるこむ
【メルコム】
【MELCOM】
○[古][計]三菱電機社製の汎用コンピュータ。
めるしー
【メルシー】
◇[フ]merci
○(フランス語で)ありがとう。
◎メルシーボク(merci beaucoup):どうも有り難うございます。
ダリアン(de rien):どう致しまして。
めるしーぼく
【メルシーボク】
◇[フ]merci beaucoup
○(フランス語で)どうも有り難うございます。
参照⇒めるしー(メルシー)
めるしゃん
【メルシャン】
◇[英]Mercian Corporation
○(1)[経]酒造会社の一社。
本社は東京。
◎1934.12. 4(昭和 9)昭和酒造株式会社として東京で創業。
1937. 9.(昭和12)合成酒「三楽」を発売。
1941.11.(昭和16)昭和農産化工株式会社と社名変更。
1949. 6.(昭和24)三楽酒造株式会社と社名変更。
1961. 5.(昭和36)日清醸造株式会社(メルシャン)を吸収合併。
1961.12.(昭和36)大和醸造株式会社を吸収合併。
1962. 7.(昭和37)オーシャン株式会社を吸収合併し、三楽オ
ーシャン株式会社と社名変更。
1965. 4.(昭和40)東邦酒類株式会社を吸収合併。
1985. 4.(昭和60)三楽株式会社と社名変更。
1990. 9.(平成 2)メルシャン株式会社と社名変更。
2006.12.19(平成18)キリンビールのTOB、メルシャンの筆
頭株主の味の素の賛同を得て、キリンの子会社となる。
○(2)[食]メルシャン株式会社の販売するワインのブランド名。
◎もと日清醸造株式会社の登録商標。
めるしん
【メルシン】
◇Mersin
○トルコ南部、地中海に面するイチェル県(Icel Ili)南東部に
ある県都。
北緯36.81°、東経34.63°の地。
〈人口〉
1975(昭和50)15万人。
1990(平成 2)42万2,400人。
2000(平成12)53万7,800人。
2003(平成15)58万0,300人。
めるずんげん
【メルズンゲン】
◇Melsungen
○ドイツ中西部、ヘッセン州(Bundesland Hessen)中北部の都
市。
◎もと西ドイツ地区。
めるせだりおさん
【メルセダリオ山】
◇[西]Monte Mercedario、[英]Mount Mercedario
○[地]アルゼンチン西部のメンドサ州(Provincia de Mendoza)
北西端部、チリ国境近くにあるアンデス山脈の高峰。
標高6,770メートル。
南アメリカの最高峰アコンカグア山(Cerro Aconcagua)の北
北西に位置する。
◎1934(昭和 9)ポーランド隊が初登頂。
めるせです
【メルセデス】
◇Mercedes
○(1)女性名。
ドイツ語読みは「メルツェーデス」。
○(2)[交]メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)の略称。
⇒めるせですべんつ(メルセデス・ベンツ)
めるせですべんつ
【メルセデス・ベンツ】
◇[登録商標]Mercedes-Benz
○[交]ダイムラー・ベンツ社製の高級車。
Aクラス:コンパクトカー。
CLSクラス:4ドアクーペ。
SLKクラス:2シータースポーツカー。
SLクラス:最高級オープンカー。
Vクラス:ミニバン。
◎日本では単に「ベンツ」と、ヨーロッパでは「メルセデス」と呼
ばれることが多い。
めるせん
【メルセン】
◇[蘭]Meerssen、[英]Mersen
○オランダ南部、リンブルフ州(Provincie Limburg)南部の町。
北緯50.88°、東経5.75°の地。
州都マーストリヒト(Maastricht)の北東方に位置する。
◎メルセン条約
めるせんぬ
【メルセンヌ】
◇Marin Mersenne
○[人]フランスの聖職者・数学者・科学思想家(1588〜1648)。
メルセンヌ素数(Mersenne primes)を研究。
めるせんぬそすう
【メルセンヌ素数】
◇[英]Mersenne primes
○[数]2のp乗マイナス1(pは素数)で表せる素数。
p=2/3/5/7/13/17/19/31/61/89/107/127/521/607/1,279/
2,203/2,281/3,217/4,253/4,423/9,689/9,941/11,213/19,937/
21,701/23,209/44,497/86,243/110,503/132,049/216,091/756,
839/859,433/1,257,787/1,398,269/2,976,221/3,021,377/6,
972,593/13,466,917/20,996,011/24,036,583/25,964.951/30,
402,457/...。
◎2005. 2.(平成17)42番目となるメルセンヌ素数、発表。
2006. 1. 3(平成18)43番目となるメルセンヌ素数、発表。
2008. 9.27(平成20)カリフォルニア大学ロサンゼルス校(U
CLA)の数学者、2の4,311万2,609乗引く1(1,297万8,189桁)
を発表。
めるだー
【メルダー】
◇[独]Moerder/Morder
○(ドイツ語で)殺人者・人殺し。
⇒さつじんしゃ(殺人者)
めるつ
【メルツ】
◇[独]Maerz/Marz
○[暦](ドイツ語で)三月。
⇒さんがつ(三月,3月)
めるつぇーです
【メルツェーデス】
◇Mercedes
○⇒めるせです(メルセデス)
めーると
【メールト】
◇Meerut
○(1)(Meerut Dstrict)⇒めーるとけん(メールト県)
○(2)インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)北西部のメールト県中央部にある県都。
◎1857. 5.(安政 4)インド人傭兵セポイ(Sepoy)が最初に決起
した場所。
参照⇒せぽいのはんらん(セポイの反乱,セポイの叛乱)
めーるとけん
【メールト県】
◇[英]Meerut Dstrict
○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)北西部の県。
県都はメールト。
めるとだうん
【メルトダウン】
◇[英]meltdown
○[原]⇒ろしんようゆう(炉心溶融)
めーるのわーる
【メール・ノワール】
◇[フ]Mer Noire
○[地](フランス語で)黒海。
⇒こっかい(黒海)
めるば
【メルバ】
◇Dame Nellie Melba(ネリー・メルバ)
○[人]オーストラリアのソプラノ歌手(1861〜1931)。本名はヘ
レン・ポーター・ミッチェル(Helen Porter Mitchell)。
参照⇒めるばそーす(メルバソース,メルバ・ソース),めるば
とーすと(メルバトースト,メルバ・トースト),ぴーちめるば
(ピーチメルバ,ピーチ・メルバ)
◎"Nellie"は"Helen"の愛称。
めるばそーす
【メルバソース】
【メルバ・ソース】
◇[英]Melba sauce
○[食]デザート用の、キイチゴのソース。
◎オーストラリアのソプラノ歌手メルバ(N.Melba)に因(チナ)む。
めるばとーすと
【メルバトースト】
【メルバ・トースト】
◇[英]Melba toast
○[食]カリカリに焼いた、ごく薄いトースト。
フォアグラの付合せにする。
◎オーストラリアのソプラノ歌手メルバ(N.Melba)に因(チナ)む。
めるはば
【メルハバ】
◇[トルコ語]merhaba
○(1)(トルコ語で)こんにちは。
○(2)(トルコ語で)さようなら。
○(3)(トルコ語で)乾杯。
参照⇒かんぱい(乾杯,乾盃)
めるぱるく
【メルパルク】
○日本郵政株式会社の婚礼・宿泊施設。
旧称は「郵便貯金会館」。
◎2008.10.(平成20)ワタベウェディング(総合ブライダル大手)
に賃貸し、運営もゆうちょ財団からワタベウェディングに委託。
2010. 3.(平成22)売却・廃止予定。
めるばんたうんしっぷ
【メルバン・タウンシップ】
◇[英]Melvern Township
○アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)東部にあ
るオセージ郡(Osage County)の町。
めるびる
【メルビル】
◇Herman Melville(ハーマン・メルビル)
○[人]アメリカの作家(1819〜1891)。
めーるぷろぐらむ
【メールプログラム】
◇[英]mail program
○[通][計]⇒[1]めーらー(メーラー)(1)
★めるへん
【メルヘン】
◇[独]Maerchen(メーアヒェン)/Marchen
○おとぎ話・童話。
めるぽめね
【メルポメネ】
◇Melpomene
○[ギ神]悲劇の女神。ミューズ(Nine Muses)の一神。
参照⇒みゅーず(ミューズ)(1)
めるぼるん
【メルボルン】
◇Melbourne
○(1)オーストラリア、ビクトリア州南端の州都。
オーストラリア大陸の南東部にある港湾都市。
〈人口〉
1974(昭和49)262万人。
1987(昭和62)293万1,000人。
2001(平成13)337万1,300人(推計)。
◎1956(昭和31)第16回オリンピック大会、開催。
○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部
のブレバード郡(Brevard County)の都市。
めるぼるんぱーむべい
【メルボルン・パーム・ベイ】
◇[英]Melbourne Palm Bay
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部の
ブレバード郡(Brevard County)の町。
めるぼるんびーち
【メルボルン・ビーチ】
◇[英]Melbourne Beach
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部の
ブレバード郡(Brevard County)の都市。
めるぼるんびれっじ
【メルボルン・ビレッジ】
◇[英]Melbourne Village
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)東部の
ブレバード郡(Brevard County)の都市。
めるらん
【メルラン】
◇[フ]Merlin
○[伝説]『アーサー王伝説(Aurthurian Legends)』に登場する
魔法使い。
年老いた高徳の予言者で、王の即位や諸国平定を救援した。
英語名は「マーリン(Merlin)」。
参照⇒あーさーおうでんせつ(アーサー王伝説)
めるりる
【メルリル】
◇Chott Melrhir
○[地]アルジェリア北東部にある海面下の湖。湖面は海抜約マ
イナス24メートル。
めるるっつぉ
【メルルッツォ】
◇[伊]merluzzo
○(1)[魚](イタリア語で)タラ(鱈)。
⇒たら(タラ,鱈,大口魚)
○(2)[鳥](イタリア語で)トサカ(鶏冠)。
⇒とさか(トサカ,鶏冠)
めるろ
【メルロ】
◇[伊]merlo
○[鳥](イタリア語で)クロウタドリ(黒歌鳥)。
⇒くろうたどり(クロウタドリ,黒歌鳥)
めるろー
【メルロー】
◇[フ]merlot、[伊]merlot
○(1)[植]ブドウの栽培品種の一つ。
フランス南部・イタリア南部で栽培。
○(2)[食](1)から作られる赤ワイン。
★めるろぽんてぃ
【メルロ・ポンティ】
◇Maurice Merleau-Ponty
○[人]フランスの哲学者(1908〜1961)。
めれじこふすきー
【メレジコフスキー】
◇Dmitrii Sergeevich Merezhkovskii(ドミトリ・メレジコフ
スキー)
○[人]ロシアの作家(1865〜1941)。
めれんげ
【メレンゲ】
◇[フ]meringue
○[料]卵白を固まるまで泡立て、砂糖・香料などを加えたもの。
またはそれを軽く焼いたもの。
そのまま食べたり、洋菓子の飾りなどに用いる。
参照⇒すふれ(スフレ),[2]むーす(ムース)(4)
◎泡立てたままのもの:⇒ねーじゅ(ネージュ)(2)
ゼラチンで固めたもの:⇒ましゅまろ(マシュマロ)(2)
生クリームを泡立てたものは「ホイップクリーム(whipped
cream)」。
◎イタリア語:メリンガ(meringa)。
★めろ
【メロ】
◇Mero、[学]Dissostichus eleginoides
○[魚]スズキ目(Perciformes)ノトセニア科(Nototheniidae)マ
ジェランアイナメの通称。
チリ・南アフリカ南極周辺原産の深海魚。
「メロー」とも呼ぶ。
英語名は「パタゴニア・ツースフィッシュ(Patagonian tooth-
fish)」。
食品表示名としては「ぎんむつ(銀ムツ,銀むつ,ギンムツ)」と
も呼ぶ。
◎ギンダラの漁獲量が減少したため、1980年代に代用として輸
入される。
[1]めろー
【メロー】
◇[英]mellow
○[形]芳醇(ホウジュン)な、豊潤(ホウジュン)な。円熟した。
[2]めろー
【メロー】
◇Mero
○[魚]⇒めろ(メロ)
めーろ
【メーロ】
◇[伊]melo
○[植](イタリア語で)リンゴ(林檎)の木。
⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)(1)
◎リンゴの実は「メーラ(mela)」。
めろことん
【メロコトン】
◇[西]melocoton
○[植](スペイン語で)モモ(桃)・モモの実。
⇒もも(モモ,桃)
◎中南米ではドゥラスノ(durazno)。
★めろーびす
【メロービス】
◇[羅]Merovius/Meroveus、[独]Merowech
○[人]ゲルマン人サリ族(Salii)の族長( 411ころ〜 458)。フ
ランク王国前期のメロビング朝([独]Merowinger)初代の王クロ
ービス(Clovis)の祖父。
★めろびんぐちょう《めろびんぐてう》
【メロビング朝】
◇[独]Merowinger、[英]Merovingians
○[歴]フランク王国前期の王朝。
5世紀末、クロービス(Clovis)がゲルマニア・ガリア全域を
支配して建国。
参照⇒かろりんぐちょう(カロリング朝)
◎名前はクロービスの祖父、ゲルマン人サリ族(Salii)の族長
メロービス(Merovius)に由来する。
めーろん
【メーロン】
◇[英]merlon
○[軍]⇒まーろん(マーロン)
めろんさん
【メロン山】
◇Har Meron、[英]Mount Meron
○[地]イスラエル北部、ガリラヤ地方の山。標高1,208メート
ルで、イスラエルの最高峰。
◎ラビ・シメオン・バル・ヨハイ(Rabbi Simeon Bar Yohai)の
墓がある。
★めん
【麺】
○[食]
製法は生地を、切る・引っ張って伸ばす・型から押し出すに
大別される。
◎2005(平成17)中国青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)海東地区
(Haidong Diqu)の喇家遺跡(Lajia Yiji)で新石器時代(約4千
年前)のアワとキビで作られ麺が発見される。
めーん
【メーン】
◇Maine
○⇒めーんしゅう(メーン州)
めんえきせいけつじょ
【免疫性欠如】
◇[独]Anergie、[英]anergy
○[医]⇒あねるぎー(アネルギー)(1)
めんえきたい
【免疫体】
○[生化][医]抗体の別称。
⇒こうたい(抗体)
めんえきのびたみん
【免疫のビタミン】
○[生化]リポ多糖の別称。
⇒りぼたとう(リポ多糖)
★めんえきりょうほう《めんえきれうはふ》
【免疫療法】
◇[英]immunotherapy(イミュノセラピー)
○(1)[医]
参照⇒あぴせらぴー(アピセラピー)
○(2)[医](desensitization)⇒だっかんさ(脱感作)
めんがー
【メンガー】
◇Carl Menger(カール・メンガー)
○[人]オーストリアの経済学者(1840〜1921)。
限界効用理論を確立し、オーストリア学派(Austrian school)
の創始者となる。
めんかやく《めんくわやく》
【綿火薬】
◇[英]guncotton/nitrocotton
○[工]精製した綿に硝酸・硫酸・水の混合物を反応(ニトロ化)
させてできる綿状の火薬。
主成分はニトロセルロース(nitrocellulose)で、無煙火薬や
ダイナマイトの原料となる。
硝化度(窒素含有量)の高いもの(窒素量13%以上)は「強綿薬
(キョウメンヤク)」,「強綿」とも呼ぶ。
参照⇒にとろせるろーす(ニトロセルロース),だいなまいと
(ダイナマイト)(1)
めんきょていし
【免許停止】
○(1)資格免許で、違反行為などにより一時的に免許の効力を
停止する処分。
免許取り消しより軽い処分。
「免停」とも呼ぶ。
○(2)[交]特に、運転免許証の停止処分。
「免停」とも呼ぶ。
めんけー
【めんけー】
○[形](東北方言)⇒めんこい(めんこい)
めんげれ
【メンゲレ】
◇Josef Mengele(ヨーゼフ・メンゲレ)
○[人]ナチス・ドイツの行政官・物理学者(1911〜1979)。逃亡
中の変名はウルフガング(Wolfgang Gerhard)、グレゴリオ(Greg
-orio Gregori)。「死の天使([独]Todesengel,[英]Angel of
Death)」と呼ばれる。
1943〜1945年、アウシュヴィッツ(Auschwitz)収容所で生体
実験を指揮。
第二次世界大戦後、捕虜にならず、1949(昭和24)南米に脱出。
1959(昭和34)パラグアイ市民に帰化し、1961(昭和36)ブラジ
ルに移民。
水死。
参照⇒[2]はいむ(ハイム)
めんこ
【めんこ】
【メンコ】
【面子】
○子供の玩具の一種。
円形や長方形のボール紙で、片側に武者・相撲取り・役者・
スポーツ選手などの絵が印刷されているもの。大きさは大小さ
まざま。
数人で遊び、地面に自分のメンコを置き、自分の番になると
地面のメンコまたは手持ちのメンコを地面に叩(タタ)きつけ、相
手のメンコを風で裏返したり、地面と相手のメンコとの間に滑
(スベ)り込ませると勝ちとなってそのメンコを取ることができ
る。相手のメンコが裏返らなかったり、下を滑り抜けたりする
と次の人の番になる。
裏にロウ(蝋)を塗って重くしたり、滑りやすくしたりすもこ
ともある。また、周囲を裏側に軽く反(ソ)らせて風圧を受けに
くく、また滑り込みにくくすることもある。
「ばった(バッタ)」とも呼ぶ。
◎「面子」は「メンツ」とも読む。
参照⇒めんつ(メンツ,面子)
めんご
【めんご】
○[俗]「ごめん(御免)」の倒語。
友人などごく親しい間で用いられた。
めんご
【メンゴ】
◇Mmengo
○[古]アフリカ東部、ウガンダ南部にあったブガンダ王国(Bu-
ganda Kingdom)の首都。現在のカンパラ(Kampala)。
参照⇒かんぱら(カンパラ)
めんご
【面語】
○対面して語ること。面談。
めんこい
【めんこい】
○[形](東北方言)可愛(カワイ)らしい・愛(アイ)らしい。小さい。
「めごい」,「めんごい」とも呼び、感動詞的には「めんけー」と
言う。
◎一説に「面(メン)良(ヨ)い」から。
めんごい
【めんごい】
○[形](東北方言)⇒めんこい(めんこい)
めんざらこ
【メンザラ湖】
◇[英]Lake Menzaleh、[フ]Lac Menzaleh
○[地]⇒まんざらこ(マンザラ湖)
★めんしぇびき
【メンシェビキ】
◇[露]Mensheviki(少数派)
○[歴]
⇔ぼりしぇびき(ボリシェビキ)
めんしゃ
【面紗】
◇[英]veil
○[服]⇒[1]べーる(ベール)(1)
めんしゅ
【メンシュ】
◇[独](単数形)Mensch/(複数形)Menschen(メンシェン)
○(ドイツ語で)人間・人類。
めーんしゅう《めーんしう》
【メーン州】
◇[英]Maine State
○アメリカ合衆国北東部、ニューイングランド(New England)
地方の州。南西部をニューハンプシャー州(New Hampshire
State)に接し、北部・東部・西部をカナダに隣接し、南部を大
西洋のメーン湾(Gulf of Maine)に面する。
州都はオーガスタ(Augusta)。
めんず
【メンズ】
◇[英]men's
○(1)[形]男性用の、男物(オトコモノ)の、男の。
○(2)[服]メンズウェア(menswear)の略称。
⇒めんずうぇあ(メンズウェア)
◎メンズショップ(men's shop)
めんずうえあ
【メンズウエア】
◇[英]menswear/men's wear
○[服]⇒めんずうぇあ(メンズウェア)
めんずうぇあ
【メンズウェア】
◇[英]menswear/men's wear
○[服]男子用衣類。紳士服。
「メンズウエア」とも、単に「メンズ(men's)」とも呼ぶ。
めんせいし
【面生歯】
◇[英]pleurodont(プリューロドント)
○[俗][爬]側生歯のインターネット上の誤訳。
⇒そくせいし(側生歯)
めんせいたいざ
【面生胎座】
◇[英]laminar placentation
○[植]胎座型(placentation)の一種。
子房室(ovarian locule)は1室で分かれていず、心皮(シンピ)
(carpel)の内壁面全面に胚珠(ハイシュ)(ovule)がつくもの。
スイレン科・アケビ科・ハナイ科・トチカガミ科など。
「心皮面胎座」とも呼ぶ。
参照⇒たいざ(胎座)
めんせきけい
【面積計】
◇[英]planimeter
○[工]⇒ぷらにめーたー(プラニメーター)
めんそ
【免訴】
○[法]刑事事件で、裁判所が犯罪事実を審理(シンリ)することな
く、訴訟(ソショウ)の手続きを打ち切る判決。
刑事訴訟法により検察官の公訴権が消滅したとして、同じ犯
罪について確定判決がある時、犯罪後に刑が廃止された時、大
赦があった時、公訴時効が完成した時に、言い渡される。
めんそーる
【メンソール】
◇[英]menthol
○[化]⇒めんとーる(メントール)
めんそれ
【メンソレ】
○[薬]メンソレータムの略称。
⇒めんそれーたむ(メンソレータム)
めんそれたーむ
【メンソレターム】
◇[登録商標名]Mentholatum
○[俗][薬]⇒めんそれーたむ(メンソレータム)
めんそれーたむ
【メンソレータム】
◇[登録商標]Mentholatum
○[薬]ロート製薬(株)が販売する家庭用の皮膚軟膏。
成分にメンソール(menthol)(メントール)を使用。
略称は「メンソレ」,「メンタム」。俗称は「メンソレターム」。
参照⇒めんとーる(メントール)
◎アメリカの製薬会社メンソレータム・インターナショナルの
登録商標。
もと(株)近江兄弟社が製造・発売。のち、1974(昭和49)ロー
ト製薬に譲渡。
(株)近江兄弟社は現在、「メンターム(Menturm)」として発売。
参照⇒ヴぉーりず(ヴォーリズ)
めんたい
【メンタイ】
【明太】
○(1)[魚]⇒すけとうだら(スケトウダラ,介党鱈)
○(2)[食]頭と内臓を除いたスケトウダラを、寒中に屋外で凍
らせ乾かしたもの。
○(3)[食]メンタイコ(明太子)の略称。
めんたいぎょ
【明太魚】
○[魚]⇒すけとうだら(スケトウダラ,介党鱈)
めんたいこ
【メンタイコ】
【明太子】
○(1)[食]スケトウダラ(介党鱈)の卵巣。タラコ(鱈子)。
○(2)[食]スケトウダラの卵巣を塩蔵し、更にトウガラシ(唐辛
子)を加えて漬け、熟成させたもの。
参照⇒たらこ(たらこ,タラコ,鱈子)(2)
めんだまち
【免田町】
◇[日]Menda Machi
○[古]熊本県南部、球磨郡(クマグン)の村。
〈面積〉
10.31平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5,991人。
◎1937(昭和12)町制施行。
2003. 4. 1(平成15)上村(ウエムラ)・岡原村(オカハルムラ)・須恵村(ス
エムラ)・深田村(フカダムラ)と合併してあさぎり町(チョウ)を発足。
めんたむ
【メンタム】
○[薬]メンソレータムの略称。
⇒めんそれーたむ(メンソレータム)
めんたーむ
【メンターム】
◇[登録商標]Menturm
○[薬](株)近江兄弟社の家庭用の皮膚軟膏。
参考⇒めんそれーたむ(メンソレータム)
めんたわいしょとう《めんたわいしよたう》
【メンタワイ諸島】
◇[インドネシア語]Kepulauan Mentawai、[英]Mentawai Is-
lands
○[地]インドネシア西部、スマトラ島中央部の西岸沖にある諸
島。主島は北部のシベルト島(Pulau Siberut)。
東部はスマトラ本島とメンタワイ水道(Selat Mentawai)で隔
てられ、北部はシベルト水道(Selat Siberut)を介してバツ諸
島(Pulau-pulau Batu)がある。
スマトラバラト州(Propinsi Sumatra Barat)に属する。
めんち
【メンチ】
◇[英]mince
○(1)[食]⇒みんち(ミンチ)
○(2)[料]⇒めんちかつ(メンチカツ)
めんちかつ
【メンチカツ】
◇[和製英語]mince cutlet、[英]fried cake of minced meat
○[料]ミンチ料理の一種。
挽肉(ヒキニク)と微塵切(ミジンギ)りにしたタマネギなどの野菜に
調味料・香辛料などを加えて、平たく伸ばしパン粉をつけて油
で揚げたもの。
単に「メンチ」とも呼ぶ。
◎メンチ(ミンチ)のカツレツの意味。
めんちさいど
【メンチサイド】
◇[英]menticide
○[心]⇒めんてぃさいど(メンティサイド)
★めんちょう《めんちやう》
【面疔】
◇[英]carbuncle of the face
○[病]顔面にできる、悪性の腫(ハ)れ物。
口の周囲・額・鼻などにできやすい。
参照⇒よう(癰)
◎人面疔:⇒じんめんそ(人面疽)
めんつ
【メンツ】
【面子】
◇[中]mianzi(面子)
○(1)体面(タイメン)・面目(メンボク)・威信(イシン)。
◎(自分の)面子にかかわる。面子が潰(ツブ)れる。面子丸潰れ。
(相手の)面子を立てる。
◎中国語で「顔」の意味。
○(2)マージャン(麻雀)を行うのに必要な4人のメンバー。
◎面子を集める。
○(3)[俗](転じて、必要な)メンバー。人数。
◎面子が足りない。
○(4)マージャンで、有効な牌(パイ)の組み合わせ。
◎「面子」は「めんこ」とも読む。
参照⇒めんこ(めんこ,メンコ,面子)
めんてい
【免停】
○免許停止の略称。
⇒めんきょていし(免許停止)
めんでぃ
【メンディ】
◇Mendi
○パプアニューギニア、南ハイランド州(Southern Highlands
Province)の州都。
めんてぃさいど
【メンティサイド】
◇[英]menticide
○[心](計画的な)精神破壊・精神殺害。
訊問・拷問・洗脳・薬物などにより、意図的に精神錯乱(a-
mentia)を起こさせること。
「メンチサイド」とも呼ぶ。
参照⇒せんのう(洗脳),あめんてぃあ(アメンティア)
めんてなんす
【メンテナンス】
◇[英]maintenance
○(1)持続・維持。
○(2)(機械類の)補修管理・整備・保全・保守。維持費。
参照⇒かすたまーえんじにあ(カスタマー・エンジニア)
○(3)扶養・生計。
○(4)扶助料・生活費。
◎動詞は「メンテイン(maintain)」,「メインテイン」。
めんでりずむ
【メンデリズム】
◇[英]Mendelism
○(1)[生]メンデルの遺伝学説。また、その生物学思想の潮流。
○(2)[生]メンデルの遺伝法則を基礎とする遺伝学の体系。
参照⇒めんでるのほうそく(メンデルの法則)
★めんでる
【メンデル】
◇Gregor Johann Mendel(グレゴール・メンデル)
○[人]オーストリアの修道士・植物学者(1822〜1884)。
チェコスロバキアのブルノの町で修道院の司祭をしていた。
1856年から8年間にわたり修道院の庭にエンドウを植えて、
おしべの花粉をめしべの先につけ、かけ合せの実験を行った。
1865年ブルノの自然科学会の例会で発表し、翌年同会の雑誌に
「植物雑種の研究」という題名の論文を印刷公表した。
◎メンデルの法則:⇒めんでるのほうそく(メンデルの法則)
★めんでるすぞーん
【メンデルスゾーン】
◇Jakob Ludwig Felix Memdelssohn Bartholdy(ヤコブ・ルー
ドウィヒ・フェーリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ)
○[人]ドイツの作曲家(1809〜1847)。
作品は1844年『バイオリン協奏曲ホ短調』など。
★めんでるのほうそく《めんでるのはふそく》
【メンデルの法則】
◇[英]Mendel's laws
○[生]メンデルが植物の交配によって発見した、遺伝の法則。
〈メンデルの三つの法則〉
<1>「優性(交配)の法則」。
<2>「分離の法則」。
<3>「独立の法則」。
参照⇒りんけーじ(リンケージ)(2)
★めんでれーえふ
【メンデレーエフ】
◇Dmitri Ivanovich Mendeleev
○[人]ロシアの化学者(1834〜1907)。
めんでれーえふかいれい
【メンデレーエフ海嶺】
◇[英]Mendeleyev Ridge
○[地]北極海([英]Arctic Ocean)のロシア側、チュクチ海([露]
Chukotskoe More)のウランゲル島([露]Ostrov Vrangelya)から
北極点([英]North Pole)へ伸びる海嶺。
西側はウランゲル平原([英]Wrangel Plain)、東側はチュク
チ平原([英]Chukchi Plain)。
参照⇒ろものーそふかいれい(ロモノーソフ海嶺)
めんどい
【めんどい】
○[俗][形]面倒(メンドウ)で骨が折れる(しんどい)。
[1]めんどさ
【メンドサ】
◇Mendoza
○(1)(Provincia de Mendoza)⇒めんどさしゅう(メンドサ州)
○(2)アルゼンチン西部、メンドサ州の北部にある州都。商業
都市。
アンデス山脈東麓の高原、標高785メートルに位置する。
東は首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)に、西はチリに横
断鉄道が通じる交通の要所。
ブドウ栽培・ワイン醸造が盛ん。
「メンドーサ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1960(昭和35)10万9,122人。
1991(平成 3)12万2,000人。
◎1561(永禄 4)創建。
1776(安永 5)創設されたリオデラプラタ副王領(the viceroy-
alty of Rio de la Plata)となる。
1861(文久元)地震で壊滅的被害を受ける。
[2]めんどさ
【メンドサ】
◇Juan Gonzalez de Mendoza(ゴンサレス・デ・メンドサ)
○[人]スペインのアウグスティヌス会宣教師(1545〜1618)。
使節の中国派遣を国王フェリペ二世(Felipe II)に願い、
1581(天正 9)自らも使節の一員としてメキシコへ渡ったが、メ
キシコ当局の反対で挫折。
メキシコで中国の資料を集め、1582(天正10)帰国。
1585(天正13)中国総論『シナ大王国誌』を著す。
「メンドーサ」とも呼ぶ。
◎『シナ大王国誌(De la historia de las cosas mas notables,
ritos y costumbres, del gran reyno dela China)』はヨーロッ
パ各国語に翻訳され、大きな影響を与えた。
めんどーさ
【メンドーサ】
◇Mendoza
○(1)(Provincia de Mendoza)⇒めんどさしゅう(メンドサ州)
○(2)⇒[1]めんどさ(メンドサ)(2)
○(3)[人]⇒[2]めんどさ(メンドサ)
めんどさしゅう《めんどさしう》
【メンドサ州】
◇[西]Provincia de Mendoza、[英]Mendoza Province
○アルゼンチン西部の州。西部をチリに隣接。
州都はメンドサ。
西端部に南アメリカの最高峰アコンカグア山(Cerro Acon-
cagua)(6,959メートル)がある。
「メンドーサ州」とも呼ぶ。
めんどーさしゅう《めんどーさしう》
【メンドーサ州】
◇[西]Provincia de Mendoza、[英]Mendoza Province
○⇒めんどさしゅう(メンドサ州)
めんどり
【めんどり】
【雌鳥】
◇[英]hen
○(1)[鳥]メス(雌)の鳥。
○(2)[鳥]特に、メスのニワトリ(鶏)。
英語で「ヘン」とも呼ぶ。
参照⇒にわとり(ニワトリ,鶏)
めんとる
【メントル】
◇Mentor
○[ギ神]オデュッセウス(Odysseus)がトロイア戦争に出陣する
とき、自分の子供テレマコス(Telemachos)の教育を託した良指
導者。
参照⇒おでゅっせうす(オデュッセウス),てれまこす(テレマ
コス)
めんとーる
【メントール】
◇[独]Menthol
○[化]テルペン系のアルコールの一種。化学式C10H20O。
無色針状結晶の結晶で、薄荷油(ハッカユ)の主成分。
清涼感のある芳香があり、食品・香味・香料・医薬品などに
用いられる。
「メンソール([英]menthol)」,「薄荷脳(ハッカノウ)」とも呼ぶ。
めんな
【メンナ】
○[魚]⇒まながつお(マナガツオ,真魚鰹)
めんないちどり
【目ン無い千鳥】
○[楽]サトウハチロー作詞、古賀政男作曲の歌謡曲。
歌は霧島昇とミス・コロムビア。
◎1940. 6.(昭和15)レコード発売。
めんぱん
【綿パン】
○[服]⇒ちのぱんつ(チノパンツ,チノ・パンツ)
めんばんしょ
【面番所】
○[歴]江戸時代、江戸吉原の大門(オオモン)左手にあった隠密(オンミ
ツ)廻り方同心とその手下の詰所。
◎大門右手には四郎兵衛番所があった。
参照⇒しろべえ(四郎兵衛)
★めんひる
【メンヒル】
◇menhir
○[歴]巨石記念物の一種。
◎ケルト語の"men(石)"+"hir(長い)"から。
めんびろーど
【綿ビロード】
【綿天鵞絨】
○[服]⇒べっちん(ベッチン,別珍)
めんぷ
【綿布】
○[服]綿糸で織った布。綿織物。
◎1933(昭和 8)日本の輸出量が世界一となる。
参照⇒きいと(生糸)
めんふぃす
【メンフィス】
◇Memphis(白い壁)
○(1)アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)南
西端のシェルビー郡(Shelby County)の郡都。ミシシッピー川
(the Mississippi)下流左岸の商工業・河港都市。
住民は黒人系が約4割。
〈人口〉
1970(昭和45)62万3,530人、77万人(都市域)。
1975(昭和50)66万人。
1992(平成 4)61万人。
◎1968(昭和43)キング(Martin Luther King)牧師が暗殺される。
○(2)[歴]ナイル下流西岸(左岸)、カイロの南にあった古代エ
ジプトの首都。
紀元前3千年ころにメネス王(King Menes)によって建設され、
王宮などの遺跡があり、近くにはギザ(El Giza)やサッカラ(Saq-
qara)のピラミッドがある。
現在名は「ミートラヒーナ(Mit Rahina)」。
参照⇒ぎざ(ギザ),さっからいせき(サッカラ遺跡)
めんぶりりょ
【メンブリリョ】
◇[西]membrillo、[葡]marmelo
○[植](スペイン語で)マルメロ。
⇒まるめろ(マルメロ,木瓜)
めんへんぐらーとばっは
【メンヘングラートバッハ】
◇Moenchengladbach
○ドイツ北西部、ノルトライン・ベストファーレン州(Bundes-
land Nordrhein-Westfalen)西部の小都市。ジュッセルドルフ
(Duesseldorf)とオランダ国境との中間に位置する。
★めんぼく
【面目】
○世間体(セケンテイ)。
「めいもく(面目)」,「めんもく(面目)」とも言う。
めんま
【メンマ】
【麺媽】
【麺麻】
◇[中]mianma
○[食]中国産の麻竹(マチク)の筍(タケコノ)を短冊(タンザク)状に刻み、
茹(ユ)でて乾燥または塩漬けにしたもの。
主に砂糖と醤油で甘辛く煮てゴマ油を和(ア)え、ラーメンの
具などにする。
「シナチク(支那竹)」,「カンスーン(乾筍,干筍<guansun>)」と
も呼ぶ。
◎昭和中期ころまでは一般に「シナチク」と呼ばれていたが、
「支那」は中国の蔑称とされて「支那ソバ(ラーメン)」とともに言
い換えられた。
めんもく
【面目】
○⇒めんぼく(面目)
めんよう《めんやう》
【緬羊】
【綿羊】
○[哺]ヒツジの別称。
⇒ひつじ(ヒツジ,羊)
めんようし《めんやうし》
【綿陽市】
◇[中]Mianyang Shi
○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)東北部の省直
轄市(地級市)。
〈面積〉
2万0,281平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)529万人。
〈管轄2区1市6県〉
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