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百 科 辞 書 《めか》 編集:獨 澄旻
-------- めか --------------------------------------------------
めか
【メカ】
○(1)メカニズム([英]mechanism)の和略語。
⇒めかにずむ(メカニズム)(1)
○(2)メカニック([英]メカニック)の和略語。
⇒めかにっく(メカニック)
めが
【メガ】
◇[希]mega
○[接頭辞]「10の6乗(100万)」を表す単位の言葉。キロ(kiro)
の3乗。
記号は「M」。
◎メグオーム(megohm):⇒めぐおーむ(メグオーム)
めが
【メガ】
【メ荷】
○[古][植]ミョウガの古名。
⇒みょうが(ミョウガ,茗荷)
◎「メ」は「(草冠+「曩」-「日」)」と書く。
めがいら
【メガイラ】
◇Megaera
○[ギ神]復讐(フクシュウ)の三女神エリニュエス(Erinyes)の一神。
嫉妬の復讐神。
参照⇒えりにゅえす(エリニュエス)
めかき
【芽掻き】
○[農]⇒てきが(摘芽)
★めかくし
【目隠し】
◇[英]blindfold
○
めかくしあそび
【目隠し遊び】
○⇒おにさんこちら(鬼さんこちら)
めかくしおにごっこ
【目隠し鬼ごっこ】
○⇒おにさんこちら(鬼さんこちら)
めがくるーざー
【メガクルーザー】
◇[登録商標]Mega Cruiser
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車。
◎1996. 1.(平成 8)発売。
めがけいりょさいと
【メガケイリョサイト】
◇[英]megakaryocyte
○[医]⇒きょかくきゅう(巨核球)
★めかけばら
【妾腹】
○
「しょうふく(妾腹)」とも呼ぶ。
めかこう
【めかこう】
○⇒あかんべえ(あかんべえ)
★めかじき《めかぢき》
【メカジキ】
【眼梶木】
【眼旗魚】
○スズキ目(Perciformes)メカジキ科(Xiphiidae)の海魚。
「カジキマグロ(梶木鮪)」とも呼ぶ。
◎英語:ソードフィッシュ(swordfish)。
めがしら
【目頭】
○目の鼻に近い方の端。
⇔まなじり(眥,眦,睚)
「まがしら(目頭)」とも呼ぶ。
◎目頭が熱くなる
めかすくぎ
【粧す釘】
【粧釘】
○[建]⇒かくしくぎ(隠し釘)
めがつ
【芽月】
◇[フ]Germinal
○[暦]⇒じぇるみなる(ジェルミナル)
めがでぃざすたー
【メガディザスター】
◇[英]mega disaster
○巨大災害。
参照⇒でぃざすたー(ディザスター)
★めがてりうむ
【メガテリウム】
◇[学]Megatherium
○[古生][哺]有毛目(Pilosa)メガテリウム科(Megatheriidae)
(オオナマケモノ科)メガテリウム属(Megatherium)の哺乳類。
絶滅種。
新生代第四紀更新世(164万〜1万年前)、南アメリカ大陸に
生息。
アリクイ目(貧歯目)(Xenarthra)のナマケモノ(樹懶)の近縁
属で、「大懶獣(だいらんじゅう)」とも呼ぶ。
◎「だいらいじゅう(大懶獣)」は慣用読み(誤読)。
めかど
【目かど】
【目角】
◇[日]mekado/me-kado
○目尻(メジリ)の別称。
⇒めじり(目尻,眦,眥)
めかとろにくす
【メカトロニクス】
◇[和製英語]mechatronics
○[工]機械工学と電子工学を統合した学問分野。また、その応
用技術。
機械の運転・制御などにコンピュータを導入・一体化し、セ
ンサーには光学機器も用い、高性能化・自動化・省力化をは
かるもの。
◎"mechanism"または"mechanics"と"electronics"の合成語。
めかどをたてる
【目角を立てる】
○⇒めくじらをたてる(目くじらを立てる)
めがとん
【メガトン】
◇[英]megaton
○(1)重量単位の一つ。100万トン。
キロトン(kiloton)の一千倍。
○(2)[軍][原]核兵器の爆発威力を表すエネルギー単位。
TNT火薬100万トンに相当する爆発力。
めかにくす
【メカニクス】
◇[英](単数扱い)mechanics
○(1)[物]力学。
○(2)[工]機械学・機械工学。
めかにくすばーぐきち
【メカニクスバーグ基地】
◇[英]Naval Inventory Control Point Mechanicsburg/NAVICP
Mechanicsburg
○[軍]アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylva-
nia Commonwealth)南部のカンバーランド郡(Cumberland Coun-
ty)北東部のメカニクスバーグにあるアメリカ海軍の資材管理
基地。
★めかにずむ
【メカニズム】
◇[英]mechanism
○(1)機械装置・仕掛け・機関。
和略語は「メカ」。
○(2)(物事の)仕組み。組織・機構・機関。
○(3)[生]⇒きじょ(機序)
○(4)[哲]機械論。
めかにっく
【メカニック】
◇[英]mechanic
○(1)[形]メカニカル。
○(2)機械工。
○(3)[交](特に、レース用自動車の)自動車整備工。
◎メカニクス(mechanics):⇒めかにくす(メカニクス)
めがーぬ
【メガーヌ】
◇[登録商標]Megane
○[交]フランスのルノー(Renault)社製乗用車。
★めがね
【メガネ】
【眼鏡】
○(1)
参照⇒きょうせいしりょく(矯正視力),けんえいけんがんきょ
う(検影検眼鏡),はなめがね(鼻メガネ,鼻眼鏡),じおぷとりー
(ジオプトリー)
◎長柄付き:⇒ろにえっと(ロニエット)
箱眼鏡:⇒はこめがね(箱眼鏡,箱メガネ)
色眼鏡:⇒さんぐらす(サングラス)
◎英語:アイグラーセス(eyeglasses)。
ドイツ語:ブリレ(Brille)。
〈メガネを掛けた人〉
英語:フォーアイズ(foureyes,four-eyes)。
イタリア語:クワットロッキ(quattrocchi)。
○(2)[俗]メガネを掛けている人への蔑称。
★めがねざる
【メガネザル】
【眼鏡猿】
◇[英]tarsier
○[哺]霊長目(Primates)メガネザル科(Tarsiidae)6種のサル
の総称。
東南アジア産。
夜行性で眼球が大きく発達したため眼球を動かすことはでき
ないが、首を動かすことでほぼ360度見回すことができる。
〈メガネザル科〉
(Carlito)。
(Cephalopachus)。
メガネザル属(Tarsius)。
◎キツネザル(狐猿)・ロリス(loris)・アイアイ(eye-eye)など
の近縁種。
めがねばし
【眼鏡橋】
◇[英]two-arched bridge
○(1)[俗][建]二連のアーチ形に作った橋の通称。
江戸時代に中国から伝えられ、長崎を中心に九州各地に建造。
明治初期には東京の万世橋・呉服橋などが架けられた。
参照⇒たいこばし(太鼓橋)
◎水面に映った姿がメガネのように見えることから。
○(2)[建]長崎県長崎市の中島川に架かる石造の二連の拱橋(コウ
キョウ)(アーチ橋)。
◎1634(寛永11)興福寺の二代目住職で中国僧の黙子如定(モクス・ニョ
ジョウ)が中国から伝えて架橋。
1960(昭和35)国の重要文化財に指定。
○(3)[建]長崎県諫早市高城町の諫早公園内の池に架かる石造
の二連の拱橋。
◎1958(昭和33)国の重要文化財に指定。
めがねもちのうお《めがねもちのうを》
【メガネモチノウオ】
【眼鏡持之魚】
◇[学]Cheilinus undulatus
○[魚]スズキ目(Perciformes)ベラ科(Labridae)モチノウオ属
(Cheilinus)の硬骨魚。
全長約2メートルで、ベラ科では世界最大。
和歌山県・トカラ列島以南からインド・太平洋域のサンゴ礁
に生息。
食用となり、沖縄県・香港などでは高級魚。
「ナポレオンフィッシュ(Napolean fish)」とも呼ぶ。
◎日本では目の後方に黒い筋をメガネのツルに、また西洋では
頭の大きなコブをナポレオンの帽子にみたてる。
◎英語:ハンプヘッドラス(humphead wrasse)/ナポレオンラ
ス(Napoleon wrasse)/マオリラス(Maori wrasse)。
中国語:蘇眉魚(sumei yu)。
めがばいと
【メガバイト】
◇[英]megabyte
○[計]情報量の単位の一つ、バイトの100万倍。
キロバイト(kilobyte)の1,000倍、ギガバイト(gigabyte)の
1,000分の一。
略号は「MB」。
◎正しくは1,024の2乗(1,048,576)バイト。
★めがばんく
【メガバンク】
○[経]みずほフィナンシャルグループ・三井住友銀行・三菱東
京フィナンシャルグループ・UFJグループの巨大金融グルー
プ。
参照⇒ゆーえふじぇいぐるーぷ(UFJグループ)
〈2000年度三月期の資産規模〉
みずほフィナンシャルグループ:134兆円。
三井住友銀行:97兆円。
三菱東京フィナンシャルグループ:85兆円。
UFJグループ:82兆円。
◎2004. 7.16(平成16)三菱東京フィナンシャルグループとUF
Jホールディングス、2005. 9.までに経営統合すると正式発表。
めかぶ
【メカブ】
【芽かぶ】
【和布蕪】
○⇒めかぶら(和布蕪)
めがふぉん
【メガフォン】
◇[英]megaphone
○漏斗(ロウト)状の簡単な拡声器。
細い方を口にあてて大声を出し、声を遠くまで届かせる道具。
電気式の拡声器(loudspeaker)が普及したため、現在はスポ
ーツ観戦時に声援を送るなどに使用される。
プラスチック製が多く、紙などを巻いて即席に作ることもあ
る。
「メガホン」とも、俗に「ラッパ(喇叭)」とも呼ぶ。
参照⇒かくせいき(拡声器)(2)
◎ギリシア語の「大きな(mega)音(phone)」から。
めかぶら
【和布蕪】
○(1)[俗]ワカメ(和布)など海藻の茎(クキ)の根元の両縁にでき
るヒダ状の成実葉の俗称。
「めかぶ(メカブ,芽かぶ,和布蕪)」とも呼ぶ。
○(2)[食]ワカメの(1)を食品としたもの。トロトロとしたヌメ
リがあり、酢の物やミソ汁の具にする。
「めかぶ(メカブ,芽かぶ,和布蕪)」とも呼ぶ。
○(3)(1)を乾(ホ)し固めて作った鏃(ヤジリ)の一種。
草鹿(クサジシ)などを射(イ)る的矢(マトヤ)とする。
めがぽーと
【メガポート】
○[放]BSデジタルデータ放送会社。
◎2002. 3.25(平成14)新CSデジタル放送、開始。チャンネル
は「おー当たりch」・「お!宝ch」など4チャンネル。
めがほん
【メガホン】
◇[英]megaphone
○⇒めがふぉん(メガフォン)
めがみおおはし《めがみおほはし》
【女神大橋】
○[建]長崎港をまたぐ斜張橋。
全長1,289メートル、2本の主塔間の距離480メートル。
◎2005.12.11(平成17)開通。
めがら
【メガラ】
◇Megara
○ギリシア中南部、アッティキ県(Nomos Attikis)中西部の町。
北緯38.00°、東経23.35°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)2万0,403人。
2001(平成13)2万3,032人。
◎ギリシア文字では"Μεγαρα"。
紀元前8〜7世紀、ドーリア人の都市国家。
めがらがくは
【メガラ学派】
◇[英]Megarians/Megarian school
○[哲]古代ギリシア哲学の一派、小ソクラテス学派(minor Soc-
ratic school)の一派。
ソクラテスの弟子メガラのエウクレイデス(Eucleides of
Megara)が師の没後に創始して、ソクラテスの徳論(倫理学)と
エレア学派の存在論との結合を目指し、反対者と論争を展開し
た。
その相手を論駁(ロンバク)する争論術([英]eristics)の研究で
知られる。
めがらのえうくれいです
【メガラのエウクレイデス】
◇[英]Eucleides of Megara
○[人]⇒[1]えうくれいです(エウクレイデス)
めがらやしゅう《めがらやしう》
【メガラヤ州】
◇[英]Meghalaya State
○インド東部、アッサム地方南西部の州。北部・東部をアッサ
ム州(Assam State)に、南部・西部を隣国バングラデシュに隣
接。
州都はシロン(Shillong)。
〈面積〉
2万2,530平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)177万4,778人。
2001(平成13)230万6,100人。
2002(平成14)235万1,100人。
◎1970(昭和45)アッサム州から分離創設。
めがりす
【メガリス】
◇[英]megalith
○[歴]先史時代に人工的に建てられた巨石。
ストンサークル(stone circle)(環状列石)など。
参照⇒かんじょうれっせき(環状列石)
★めかるかや
【メカルカヤ】
【雌刈萱】
【雌刈茅】
◇[学]Themeda japonica
○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)メガルカヤ属(Themeda)
の多年草。
「カルカヤ(刈萱,刈茅)」とも呼ぶ。
◎オガルカヤ属(Cymbopogon):⇒おかるかや(オカルカヤ,雄刈
萱,雄刈茅)
★めがろさうる
【メガロサウル】
◇[学]Megalosaur
○[古生]
「巨竜(キョリュウ)」とも呼ぶ。
めがろさうるす
【メガロサウルス】
◇[学]Megalosaurus
○[古生]獣脚類メガロサウルス属の化石爬虫類
体長7〜10メートルの肉食恐竜。二足歩行をし、指は手3本
・足4本。
中生代ジュラ紀、ヨーロッパ・アジア・北アメリカに生息。
「斑竜(ハンリュウ)」とも呼ぶ。
★めがろぱ
【メガロパ】
◇[羅]megalopa
○[動]甲殻類の幼生、メタゾエア(metazoea)に次ぐ発育段階。
浮遊生活から底生生活への移行期。
参照⇒こうかくるい(甲殻類)
めがろぽりす
【メガロポリス】
◇[英]megalopolis
○幾つかのメトロポリス(大都市)が発展して機能的に接続した
地域。
アメリカのボストン〜ニューヨーク〜ワシントン間の中部東
海岸地帯、日本の東京〜大阪間の東海道メガロポリスなど。
「巨大都市」,「巨帯都市(キョタイトシ)」とも呼ぶ。
◎1957(昭和32)ウクライナ出身でフランスの地理学者ゴットマ
ン(Jean Gottmann)(1915.10.10〜1994. 2.28)が提唱。
めがろまにあ
【メガロマニア】
◇[英]megalomania
○(1)[心]⇒こだいもうそう(誇大妄想)(1)
○(2)[病]⇒こだいもうそう(誇大妄想)(2)
めがろまにあっく
【メガロマニアック】
◇[英]megalomania
○(1)[心]誇大妄想の性癖がある人。
参照⇒こだいもうそう(誇大妄想)(1)
○(2)[病]誇大妄想患者。
参照⇒こだいもうそう(誇大妄想)(2)
○(3)[形]誇大妄想の。
めがわっと
【メガワット】
◇[英]megawatte
○[物]仕事率・電力の単位の一つ、ワットの100万倍。
キロワット(kilowatt)の1,000倍、ギガワット(gigawatt)の
1,000分の一。
略号は「MW」。
めがわら《めがはら》
【牝瓦】
【女瓦】
○[建]屋根の上にあお向(ム)けて、牡瓦(オガワラ)と交互に食い違
(タガ)えて葺(フ)く瓦。
本瓦葺(ホンガワラブキ)に用いる平瓦(ヒラガワラ)など。
⇔おがわら(牡瓦,男瓦)
★めがんとろぷすぱれおじゃばにくす
【メガントロプス・パレオジャバニクス】
◇[学]Meganthropus palaeojavanicus
○[化生]ピテカントロプス直系と考えられる化石人類。
参照⇒ぴてかんとろぷすえれくとぅす(ピテカントロプス・
エレクトゥス)
◎1939(昭和14)ジャワ島中部、サンギラン(Sangiran)で発見。
★めぎ
【メギ】
【目木】
【小蘗】
◇[学]Berberis thunbergii
○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)メギ科(Berberidaceae)メ
ギ属(Berberis)の落葉小低木。
樹高は1〜2メートル。
枝は縦に稜(リョウ)があり、よく分枝し、葉の付け根に1本の
鋭い刺(トゲ)がある。
「コトリトマラズ(小鳥不止)」,「ヨロイドオシ(鎧通し)」とも
呼ぶ。
◎かつて、民間薬として樹皮や葉を煎じて眼の洗浄剤に用いら
れた。
参照⇒めぐすりのき(メグスリノキ,眼薬の木)
◎近縁種:参照⇒へびのぼらず(ヘビノボラズ,蛇上らず,蛇不
登)
めきしこ
【メキシコ】
【墨西哥】
◇Mexico
○(1)北アメリカ大陸南部の連邦共和国。正称はメキシコ合衆
国(United Mexican States)。
首都はメキシコシティー(Mexico City)。
〈面積〉
197万2,550平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)6,459万人。
1988(昭和63)8,273万人。
1992(平成 4)9,238万0,721人(7月推計)。
〈歴代大統領〉
第2代:ゲレロ(Vicente Guerrero)。
第3代:ブスタマンテ(Anastasio Bustamante)(1780〜1853)
:1830〜1832、1837〜1841。
フアレス(Benito Pablo Juarez Garcia)(1806〜1872):1858
〜1872。
◎31州:[西]estado de *、[英]* State。
◎1821(文政 4)スペインから独立。
独立記念日は9月16日(1810年)。
参照⇒のばいすぱにあ(ノバ・イスパニア)
◎中国でも「墨西哥(Moxige)」を使用する。
○(2)⇒めきしこしてぃー(メキシコシティー)
○(3)エクアドル中南部、グアテマラ県(Departamento de Gua-
temala)西部の都市。グアテマラ第二の都市。
〈人口〉
2002(平成14)40万3,689人(11月24日現在)。
★めきしこかくめい
【メキシコ革命】
◇[英]the Mexican Revolution
○[歴]1910〜1917(明治43〜大正 6)メキシコで起きた社会革命。
めきしこしてぃー
【メキシコシティー】
◇[英]Mexico City
○メキシコの首都。
「メキシコ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1976(昭和51)863万人、1,194万人(都市域)。
1980(昭和55)883万1,000人。
◎中国語では「墨西哥城(Moxige Cheng)」。
めきしこどくりつのちち
【メキシコ独立の父】
◇[西]Padre de la independencia Mexicana
○[人]イダルゴ(Miguel Hidalgo y Costilla)の別称。
⇒[3]いだるご(イダルゴ)
★めきしこわんりゅう《めきしこわんりう》
【メキシコ湾流】
◇[英]the Gulf of Mexico Current
○[地]大西洋北西部を北上する暖流。
単に「湾流(Gulf Stream)」とも呼ぶ。
めぎしま
【女木島】
◇[日]Megi Shima
○[地]香川県高松市の北約3キロメートルにある、瀬戸内海の
島。面積2.66平方キロメートル。高松市女木町(メギチョウ)に属す
る。
南部の鬼ヶ峰(オニガミネ)(216メートル)が最高点で、頂上付近
に鬼の岩屋という人工の大洞穴がある。
「鬼ヶ島」とも呼ぶ。
◎北に男木島(オギシマ)があり、合せて「雌雄島(シユウジマ)」とも呼
ぶ。
めぎちょう《めぎちやう》
【女木町】
◇[日]Megi Cho
○香川県高松市、瀬戸内海の女木島(メギシマ)の地名。
参照⇒めぎしま(女木島)
めぎど
【メギド】
◇Megiddo
○[歴]古代パレスティナの都市。現在のイスラエル北西部のハ
イファ(Haifa)付近。
紀元前4千年ころに町が建設。
BC.1468、エジプト王トトメス三世(Thutmes III)がシリア連
合軍を破る。
紀元前10世紀にソロモン王(King Solomon)が要塞都市を再建。
◎戦略的な要地でしばしば戦場となったことから、『新約聖書』
ヨハネ黙示録などに記載されている善(天使)と悪(悪魔)との最
終決戦(ハルマゲドン)の観念が生れたとされる。ハルマゲドン
(Harmagedon)はヘブライ語の「メギドの丘([英]Mountain of
Megiddo)」のギリシア音訳。
参照⇒はるまげどん(ハルマゲドン)
めきふどう
【目黄不動】
○(1)東京都台東区三ノ輪(ミノワ)2丁目にある天台宗永久寺の別称。
参照⇒ごしきふどう(五色不動)
○(2)東京都江戸川区平井1丁目にある天台宗最勝寺の別称。
参照⇒ごしきふどう(五色不動)
★めきゃべつ
【メキャベツ】
【芽キャベツ】
◇[学]Brassica oleracea var.gemmifera
○[植][農]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Bras-
sicaceae)アブラナ属(Brassica)の一年草または多年草。
キャベツの一変種。西洋野菜の一つ。
直立した茎に葉腋(ヨウエキ)の芽が径2〜3センチメートルに結
球(葉球)し、それを食用とする。
「コモチカンラン(子持ち甘藍)」,「コモチタマナ(子持ち玉菜)」,
「コモチハボタン(子持ち葉牡丹)」とも呼ぶ。
◎古くからベルギーのブリュッセル地方で栽培。
19世紀、西ヨーロッパに広まる。
明治初期、日本に渡来。
めきら
【迷企羅】
○[仏]薬師十二神将(ジンショウ)の一つ。阿弥陀如来(アミダニョライ)を
本地(ホンジ)とする寅(トラ)の刻(午前4時頃)の守護神。
「めぎら(迷企羅)」,「弥コ羅(ミコラ)」とも呼ぶ。
参照⇒じゅうにじんしょう(十二神将)
めぎら
【迷企羅】
○[仏]⇒めきら(迷企羅)
めぎれ
【目切れ】
◇[日]megire/me-gire
○目方(メカタ)が足(タ)りないこと。目方の不足。
めーくいん
【メークイン】
◇[英]May Queen
○(1)[農]ジャガイモの栽培品種の一つ。
イモの形は長楕円形で凹凸(オウトツ)が少なく、外皮は淡褐色、
肉は白く澱粉(デンプン)が少ないので煮くずれも少ない。カレー
などに適する。
北海道南部・九州で栽培。
「メイクイン」とも呼ぶ。
参照⇒だんしゃくいも(男爵薯,男爵芋)
◎イギリスで作出され、日本には1917(大正 6)ころ導入。
○(2)西洋の五月祭(May Day)で女王に選ばれた少女。
花の冠をかぶる。
「メイクイン」,「五月の女王」,「五月姫」とも呼ぶ。
めぐおーむ
【メグオーム】
◇[英]megohm
○[電]電気抵抗の単位。100万オーム(Ω)。
めくじら
【目くじら】
◇[日]mekujira/me-kujira
○目尻(メジリ)の別称。
⇒めじり(目尻,眦,眥)
めくじらたてる
【目くじら立てる】
○⇒めくじらをたてる(目くじらを立てる)
めくじらをたてる
【目くじらを立てる】
○(1)目尻(メジリ)をつり上げる。
「目くじら立てる」,「目角(メカド)を立てる」,「目に角を立てる」
とも呼ぶ。
参照⇒つりめ(つり目,つり眼,吊り目,吊り眼,吊目,吊眼,攣
り目,攣目)
○(2)目尻をつり上げて鋭い目つきで見る。
「目くじら立てる」,「目角(メカド)を立てる」,「目に角を立てる」
とも呼ぶ。
○(3)鋭い目つきで他人の欠点をさがし出す。
「目くじら立てる」,「目角(メカド)を立てる」,「目に角を立てる」
とも呼ぶ。
○(4)(転じて)ささいな事に、むきになる。
「目くじら立てる」,「目角(メカド)を立てる」,「目に角を立てる」
とも呼ぶ。
◎くじら目:⇒くじらめ(くじら目)
めくじり
【目くじり】
◇[日]mekujiri/me-kujiri
○目尻(メジリ)の別称。
⇒めじり(目尻,眦,眥)
めぐすりのき
【メグスリノキ】
【眼薬の木】
◇[学]Acer nikoense
○[植]ムクロジ目(Sapindales)カエデ科(Aceraceae)カエデ属
(Acer)の落葉高木。山間部に自生する。
葉は楕円形で、小葉三個から成る複葉で、葉の裏面と葉柄に
細毛を密生する。
果皮は乾燥して翼果(ヨクカ)となる。
秋に紅葉する。
この木の皮を煎(センジル)じると目薬になるという。現在は肝
臓の滋養として、チップ状にした樹皮や枝を天日で乾燥させ、
煎じて飲用する。
「チョウジャノキ(長者の木)」とも呼ぶ。
参照⇒めぎ(メギ,目木,小蘗)
めくそ
【目くそ】
【目糞】
【目屎】
○⇒めやに(目やに,目ヤニ,目脂,眼脂)
めくそがはなくそをわらう《めくそがはなくそをわらふ》
【目くそが鼻くそを笑う】
【目糞が鼻屎を笑う】
○[慣用句]⇒めくそはなくそをわらう(目くそ鼻くそを笑う,目
糞鼻屎を笑う)
めくそはなくそをわらう《めくそはなくそをわらふ》
【目くそ鼻くそを笑う】
【目糞鼻屎を笑う】
○(1)[慣用句]自分の欠点には気づかずに、他人の欠点をあざ
笑うことのたとえ。
「目くそが鼻くそを笑う」とも呼ぶ。
○(2)[慣用句]大した違いのない欠点のある者同士が、お互い
にけなし合うことのたとえ。
「目くそが鼻くそを笑う」とも呼ぶ。
◎英語では"The pot calls the kettle black.(ナベがヤカン
を黒いと呼ぶ)"という。
めぐながわ《めぐながは》
【メグナ川】
◇[英]the Meghna River
○[地]バングラデシュの北東部から中央部を流れる川。
ほぼダッカ州(Dhaka Division)とチッタゴン州(Chittagong
Division)の境を流れ、首都ダッカの南南東約40キロメートル
でパドマ川(the Padma River)に合流する。
めくねす
【メクネス】
◇Meknes
○(1)(Province de Meknes)⇒めくねすけん(メクネス県)
○(2)北アフリカ北西部、モロッコ王国中東部のメクネス・タ
フィラレット州(Region de Meknes-Tafilalet)北部のメクネス
県にある州都・県都。
旧市街にムーレー・イスマイル(Moulay Ismail)のモスクや
「モロッコのベルサイユ宮殿(Versailles of Morocco)」と呼ば
れる王宮がある。
〈人口〉
1982(昭和57)31万9,783人。
1994(平成 6)45万9,958人(9月2日現在)。
◎10世紀、ミクナッサ・ベルベル人(Miknasa Berbers)により
建設。
17世紀、フィラリ朝(Filali Dynasty)の首都。
1997(平成 9)旧市街、世界文化遺産に登録。
めくねすけん
【メクネス県】
◇[フ]Province de Meknes
○北アフリカ北西部、モロッコ王国中東部のメクネス・タフィ
ラレット州(Region de Meknes-Tafilalet)北部にある県。
県都は州都メクネス。
〈面積〉
1,786平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)60万8,441人(9月2日現在)。
2004(平成16)71万3,609人(9月2日現在)。
めくねすたふぃられっとしゅう《めくねすたふいられつとしう》
【メクネス・タフィラレット州】
◇[フ]Region de Meknes-Tafilalet
○北アフリカ北西部、モロッコ王国中東部の州。
州都はメクネス。
〈面積〉
7万9,210平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)190万3,790人(9月2日現在)。
2004(平成16)214万1,527人(9月2日現在)。
〈管轄5県〉
エルハジェブ県(Province d'El Hajeb)。
エルラシディア県(Province d'Errachidia)。
イフラーヌ県(Province d'Ifrane)。
ケニフラ県(Province de Khenifra)。
メクネス県(Province de Meknes)。
めくばりやま
【目配山】
○[地]福岡県朝倉郡(アサクラグン)三輪町(ミワマチ)栗田にある山。標
高405メートル。
めぐみるく
【メグミルク】
○[食]日本ミルクコミュニティの牛乳ブランド名。
◎2003. 1. 1(平成15)雪印乳業・全国農業協同組合連合会(全
国農協直販)・全国酪農業協同組合連合会(ジャパンミルクネッ
ト全酪)の牛乳部門の3社が統合して日本ミルクコミュニティ
(本社・東京都新宿区)を発足。
2003. 1. 7(平成15)メグミルクを初出荷・販売。
めくら
【盲】
○(1)目が見えないこと。また、目が見えない人・盲人(モウジン)。
「瞎子(カツシ)」とも呼ぶ。
◎差別語とされる。
○(2)文字が読めないこと。また、文字を読めない人。
○(3)道理の分からないこと。また、道理の分からない人。
◎盲千人(センニン)、目明き千人:⇒めあき(目明き)(3)
○(4)[機]([英]blind)筐体(キョウタイ)などで、使わない箇所を板
などで塞(フサ)いでいること。また、そこを塞ぐもの。目隠し。
「ブラインド」とも呼ぶ。
めくらかべ
【盲壁】
○[建]窓のない壁。
めくらながや
【盲長屋】
○[歴][建]大名屋敷で表通路に面する外周に配置した、壁に窓
のない長屋。下級武士の住居となっている。
大名屋敷の城壁に相当し、その周囲には濠(ホリ)に相当する用
水を回(メグ)らせていた。
めくらまど
【盲窓】
○[建]壁の装飾のために設けた窓で、開閉せず、光や風なども
通さないもの。
めぐり
【巡り】
【廻り】
【回り】
【周】
○(1)めぐること。まわること。回転。
○(2)まわり。周囲。
○(3)囲(カコ)み。周囲の垣などの類。
○(4)あたり。近辺。近所。
○(5)国境。
○(6)堂々巡り。
○(7)飯の菜(サイ)。おかず。
○(8)月経。
めぐりあい
【めぐり逢い】
◇[英]An Affair to Remember
○[映]1957(昭和32)製作のアメリカ映画。
監督:レオ・マッケリー(Leo McCarey)。
出演:ケリー・グラント(Cary Grant)、デボラ・カー(Debo-
rah Kerr)など。
◎2002. 6.11(平成14)アメリカ映画協会が発表した「米恋愛映
画ベスト100」の第5位となる。
めくるめく
【目眩く】
○(1)強い光などで目が眩(クラ)む。強い光を受けて見えなくな
る。
○(2)(刺激や感動などで)目眩(メマ)いがする。目眩いでくらく
らして倒れそうになる。
めくれんばーぐぐん
【メクレンバーグ郡】
◇[英]Mecklenburg County
○アメリカ合衆国南東部、ノースカロライナ州(North Caroli-
na State)の郡。
郡都はシャーロット(Charlotte)。
めくれんぶるくふぉあぽんめるんしゅう
《めくれんぶるくふおあぽんめるんしう》
【メクレンブルクフォアポンメルン州】
【メクレンブルク・フォアポンメルン州】
◇[独]Bundesland Mecklenburg Vorpommern、[英]Mecklenburg
West Ponerania State
○ドイツ北東部の州。東部をポーランドに隣接し、北部をバル
ト海に面する。
州都はシュベリン(Schwerin)。
〈面積〉
2万3,171平方キロメートル。
〈人口〉
1998(平成10)179万8,689人(12月31日現在)。
◎1934(昭和 9)メクレンブルクシュベリン共和国(Freistaat
Mecklenburg-Schwerin)とメクレンブルクシュトレリツ共和国
(Freistaat Mecklenburg-Strelitz)を統合してメクレンブルク
州(Land Mecklenburg)を設置。
第二次世界大戦後、ポンメルン州(Provinz Pommern)のオー
デル川以東および河口近くの西側一部(オーデル・ナイセ線)が
ポーランドに分割。
1952(昭和27)東ドイツの再編成により、メクレンブルク州と
残ったポンメルン州の東部を統合してシュベリン県(Bezirk
Schwerin)を設置。
1990(平成 2)東西ドイツの統一によりメクレンブルクフォア
ポンメルン州を設置。
参照⇒おーでるないせせん(オーデル・ナイセ線)
めくれんぶるくわん
【メクレンブルク湾】
◇[独]Mecklenburger Bucht、[英]Mecklenburg Bay
○ドイツ北東部、バルト海の湾。
★めぐろ
【メグロ】
【目黒】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)ミツスイ科(Meliphagidae)の
鳥。
★めぐろ
【目黒】
◇[日]Meguro
○(1)[鳥]⇒めぐろ(メグロ,目黒)
○(2)[京阪方言]「まぐろ」の一種。
○(3)⇒めぐろく(目黒区)
○(4)[交]⇒めぐろえき(目黒駅)
めぐろえき
【目黒駅】
○(1)[交]東京都品川区上大崎(カミオオサキ)にある、JR山手線の
駅。
五反田(ゴタンダ)駅と恵比寿(エビス)駅の間。
◎東急目黒線との接続駅。
駅舎は品川区にあり、目黒区ではない。
◎1885. 3.16(明治18)開業。山手線開業当時からあった8駅の
一つ。最初の駅舎は現在より400メートルくらい南にあって、
1890(明治23)ころ現在位置へ移転。
○(2)[交]東京地下鉄(東京メトロ)南北線の駅。
白金台(シロカネダイ)駅と不動前駅(東急目黒線)の間。
◎2000. 9.26(平成12)南北線全線、開通。東急目黒線・都営地
下鉄三田線の3線相互乗り入れ運転、開始。
★めぐろがじょえん《めぐろがじよゑん》
【目黒雅叙園】
○東京都目黒区にある結婚式場・ホテル。
雅秀エンタープライズが経営。
◎1928(昭和 3)創業。
2001. 4.(平成13)建物の一部が国の有形文化財に登録。
2002. 8. 6(平成14)雅秀エンタープライズ、東京地方裁判所
に民事再生手続きの開始を申請・受理。負債総額883億円。
めぐろぎょうにんざかのかじ《めぐろぎやうにんざかのくわじ》
【目黒行人坂の火事】
○[歴]⇒ぎょうにんざかかじ(行人坂火事)
めぐろく
【目黒区】
◇[日]Meguro Ku
○(1)東京都区部、南西部にある区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。
◎目黒区の木は「しい」。
〈面積〉
14.70平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)24万3,091人。
○(2)[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。
参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
十五区)
◎1932.10. 1(昭和 7)目黒町・碑衾町が合併し目黒区となる。
めぐろけいばじょう《めぐろけいばぢやう》
【目黒競馬場】
○[歴]東京都目黒区下目黒4・5丁目あたりにあった競馬場。
1907(明治40)完成。
1932. 4.24(昭和 7)第1回東京優駿競走(日本ダービー)を開
催。
1933(昭和 8)府中市へ移転し、東京競馬場となる。
◎現在はバス停留所の名前に「元競馬場」が残るのみ。
めぐろふどう
【目黒不動】
○東京都目黒区下目黒3丁目にある天台宗滝泉寺(ロウセンジ)の別
称。
参照⇒ごしきふどう(五色不動)
めげつ
【芽月】
◇[フ]Germinal
○[暦]⇒じぇるみなる(ジェルミナル)
めけなす
【メケナス】
◇Gaius Clinius Maecenas
○[人]⇒めせなす(メセナス)
めーけーなす
【メーケーナス】
◇Gaius Clinius Maecenas
○[人]⇒めせなす(メセナス)
めーげのいと
【メー・ゲノイト】
◇[希]mh genoito、[英]may it never be
○[宗](キリスト教で)断じてそうではない。
⇔げのいと(ゲノイト)
めけめけ
【メケメケ】
◇[フ]Me Que Me Que
○[楽]シャルル・アズナブール(Charles Aznavour)作詞、ジル
ベール・ベコー(Gilbert Becaud)作曲のシャンソン。
歌もシャルル・アズナブール。
◎1953(昭和28)。
日本では丸山明宏(のち美輪明宏)が歌う。
めけれ
【メケレ】
◇Mekele、[フ]Makale
○エチオピア北部、ティグライ州(Tigray Kilil)中東部にある
州都。
北緯13.50°、東経39.47°の地。
〈人口〉
1984(昭和59) 6万1,583人。
1994(平成 6) 9万6,938人。
2004(平成16)15万4698人(推計)。
めこ
【妻子】
【女子】
○(1)妻と子。
○(2)妻。
○(3)女の子。
◎「妻子」は「さいし」、「女子」は「じょし」とも読む。
めごい
【めごい】
○[形](東北方言)⇒めんこい(めんこい)
めこのしぷす
【メコノプシス】
◇[学]Meconopsis
○(1)[植]キンポウゲ目(Ranunculales)ケシ科(Papaveraceae)
の高山植物の属名。ヒマラヤ原産
◎ギリシア語で「ケシ(mecon)に似る(opsis)」の意味。
○(2)[植](Meconopsis betonicifolia)メコノプシス属の多年
草。
「ブルーポピー(blue poppy)」,「ヒマラヤの青いケシ(Himala-
yan blue poppy)」とも呼ぶ。
めーこん
【メーコン】
◇Macon
○(1)(Macon County)⇒めーこんぐん(メーコン郡)
○(2)⇒まこん(マコン)
○(3)アメリカ合衆国中東部、ミズーリ州(Missouri State)北
部のメーコン郡南部にある郡都。
★めこんがわ《めこんがは》
【メコン川】
【メコン河】
◇[英]the Mekong River
○[地]インドシナ半島を通り南シナ海に注(ソソ)ぐ国際河川。
チベット語名は「ザチュ(Dza Chu)」。
中国語名は「瀾滄河(Lancang He)(ランソウカ)」。
タイ語名は「マエナンコン(Mae Nam Khong)」。
カンボジア語名([クメール語])は「トンレトム(Tonle Thom)」。
ベトナム語名は「クーロン川(Song Cuu Long)(九龍江)」,「ソ
ンクロン」。
参照⇒とんれさっぷ(トンレサップ,トンレ・サップ)
〈支流〉
スレポック川(Tonle Srepok):⇒すれぽっくがわ(スレポッ
ク川)
◎タイ語"mae"は「母」の意味。
めーこんぐん
【メーコン郡】
◇[英]Macon County
○(1)アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Caro-
lina State)西部の郡。
郡都はフランクリン(Franklin)。
〈人口〉
1980(昭和55)2万0,138人。
1990(平成 2)2万3,499人。
2000(平成12)2万9,811人。
2005(平成17)3万2,148人。
○(2)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)中
西部の郡。
郡都はオグルソープ(Oglethorpe)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万3,621人。
1990(平成 2)1万3,114人。
2000(平成12)1万4,074人。
2005(平成17)1万3,745人。
○(3)アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)北
部の郡。
郡都はラファイエット(Lafayette)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万5,604人。
1990(平成 2)1万5,906人。
2000(平成12)2万0,386人。
2005(平成17)2万1,549人。
○(4)アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)中東
部の郡。
郡都はタスキギー(Tuskegee)。
〈人口〉
1980(昭和55)2万6,909人。
1990(平成 2)2万4,928人。
2000(平成12)2万4,105人。
2005(平成17)2万2,810人。
○(5)アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)中
央部の郡。
郡都はディケイター(Decatur)。
〈人口〉
1980(昭和55)13万0,622人。
1990(平成 2)11万7,206人。
2000(平成12)11万4,706人。
2005(平成17)11万0,167人。
○(6)アメリカ合衆国中東部、ミズーリ州(Missouri State)北
部の郡。
郡都はメーコン。
〈人口〉
1980(昭和55)1万6,443人。
1990(平成 2)1万5,345人。
2000(平成12)1万5,762人。
2005(平成17)1万5,600人。
★めーざー
【メーザー】
◇[英]maser
○[電]原子・分子などを励起状態にしてマイクロ波などの電磁
波を放射する発振装置。
特に、放射する電磁波が光の領域にあるものを「レーザー
(laser)」と呼ぶ。
参照⇒[1]れーざー(レーザー)
◎"microwave amplification by stimulated emission of ra-
diation"の頭文字から。
めーさい
【メーサイ】
◇Mae Sai
○タイ王国最北部、チェンライ県(Changwat Chiang Rai)北部
にある、ミャンマー国境の町。ラオス国境にも近い。
めさおりあへいや
【メサオリア平野】
◇[英]Mesaoria Plain
○[地]キプロス島中央部、北部をキレニア山脈(Kyrenia Moun-
tains)、南部をトロードス山脈(Troodos Mountains)にはさま
れて、東西に広がる平野。
東端のファマグスタ湾(Famagusta Bay)から西端のモルフウ
湾(Morfou Bay)まで、長さ約128キロメートル、幅25〜50キロ
メートル、面積約1,000平方キロメートル。
ほぼ中央部に首都ニコシア(Nicosia)がある。
めざし
【目刺し】
【髫】
○(1)[古]子供の髪型の一つ。
額髪(ヒタイガミ)の先を眉の少し上で切り揃(ソロ)えた髪型で、目
を刺すように見えるから。
○(2)またその髪型をした子供。
○(3)(転じて)その年ごろの子供。3歳から10歳くらいの子供。
めさびさんち
【メサビ山地】
◇[英]the Mesabi Range
○[地]アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州(Minnesota State)
北東部の丘陵地帯。州中北部のグランドラピズ(Grand Rapids)
付近から州北東部のイーリー(Ely)付近まで帯状に、全長約180
キロメートル・幅1.6〜4.8キロメートルで、スペリオル湖
(Lake Superior)の西方に広がっている。
かつて、鉄鉱石(Iron ore)の豊富な埋蔵量で知られた。
めさべるでこくりつこうえん《めさべるでこくりつこうゑん》
【メサベルデ国立公園】
◇[英]Mesa Verde National Park
○アメリカ合衆国中西部のコロラド高原(Colorado Plateau)、
コロラド州(Colorado State)南西部にある国立公園。
めさほづか
【女狭穂塚】
○[歴]宮崎県西都市の西都原古墳群の一つ。
男狭穂塚(オサホヅカ)に隣接。
コノハナノサクヤヒメ(木花之開耶姫)の墓と伝えられる宮内
庁陵墓参考地。
参照⇒おさほづか(男狭穂塚),さいとばるこふんぐん(西都原
古墳群)
めざりあんす
【メザリアンス】
◇[英]mesalliance
○(1)身分の低い者との結婚。
○(2)(転じて)身分違いの結婚・不釣り合いな結婚。
◎中世フランス語の「悪い(mes)縁組(alliance)」から。
めじ
【メジ】
【めじ】
◇[英]young tune
○[魚](関東地方で)クロマグロの30〜60センチメートルくらい
の幼魚。
「メジマグロ(めじ鮪)」,「メジカ(めじか)」とも呼ぶ。
◎春の季語。
◎成魚:シビ(しび,鮪)。
めしうど
【召人】
○(1)舞楽に奉仕するため、朝廷に召し出された人。
「めしゅうど(召人)」とも呼ぶ。
○(2)側に召し仕えさせた女性。
「めしゅうど(召人)」とも呼ぶ。
○(3)[歴]和歌所(ワカドコロ)の役人。
⇒よりうど(寄人)(2)
めしぇっど
【メシェッド】
◇Meshed
○イラン北東部、ホラサン州(Khorasan ostan)の北東部にある
州都・商業都市。
カルバラ(Karbala)につぐイスラム教シーア派の聖地。シー
ア派第8代イマームの廟がある。
「メシェド」,「マシュハド(Mashhad)」,「マシャド」とも呼ぶ。
〈人口〉
1967(昭和42) 41万人。
1976(昭和51) 67万人。
1986(昭和61)146万4,000人。
1991(平成 3)175万9,155人(推計)。
◎2007. 4. 9(平成19)ラリジャニ(Ali Larijani)国家安全保障
最高会議(SNSC)事務局長(核交渉責任者)、地下施設でのウ
ラン濃縮を開始したと公表。
めしぇど
【メシェド】
◇Meshed
○⇒めしぇっど(メシェッド)
めじか
【メジカ】
【めじか】
○(1)[魚]クロマグロの幼魚。
参照⇒めじ(メジ,めじ)
○(2)[魚](簡易地方で)ソウダガツオの別称。
めーしーず
【メーシーズ】
◇[登録商標]Macy's
○[経]アメリカの百貨店チェーンの一つ。
本店はニューヨーク市のマンハッタン(Manhattan)。
★めじな
【メジナ】
◇Medina
○サウジアラビア西部、ヘジャズ地方の都市。
マホメットの墓があり、イスラム教第2の聖地。
アラビア語名は「アルマディナ(Al-Madinah)」。
「メディナ」とも呼ぶ。
参照⇒ひじゅら(ヒジュラ)(1)
◎古代は「ヤスリブ(Yathrib)」,「ヤスレブ(Yathreb)」と呼ばれ
たユダヤ人の町。
めしば
【メシバ】
【雌芝】
○[植]⇒めひしば(メヒシバ,雌日芝)
めじまぐろ
【メジマグロ】
【めじ鮪】
○[魚]⇒めじ(メジ,めじ)
めしもり
【飯盛り】
【飯盛】
○(1)(椀などに)飯を盛ること。飯を装(ヨソ)うこと。
○(2)食事を用意すること。
原則、調理は含まれない。
○(3)飯盛りをする人。
◎見下した語感がある。
○(4)[古]飯盛女の略称。
⇒めしもりおんな(飯盛女)
★めしもりおんな《めしもりをんな》
【飯盛女】
○[古]
単に「めしもりI飯盛り,飯盛)」とも、「足洗女(アシアライオンナ」,「茜
裏(アカネウラ)」とも呼ぶ。
めしもりやま
【飯盛山】
◇[日]Meshimori Yama
○[地]⇒たてしなやま(蓼科山,立科山)
参照⇒いいもりやま(飯盛山)
[1]めじゃー
【メジャー】
◇[英]measure
○(1)測(ハカ)ること、採寸(サイスン)すること。
○(2)定量。計量
◎メジャーカップ,メジャースプーン
○(3)ものさし。巻尺。
○(4)(特に)洋裁の巻尺。
○(5)(判断・評価の)基準・尺度。
★[2]めじゃー
【メジャー】
◇[英]major(大きい方の・主要な)
○(1)大きいこと・重要であること・一流であること。また、
そのさま。
◎メジャー・リーグ
○(2)[楽]長調・長音階。
◎メジャー・キー
○(3)[経](国際的な)巨大企業・大資本。
◎メジャー・レーベル
○(4)[経](特に)⇒[3]めじゃー(メジャー)
○(5)[軍](陸軍・米海兵隊・米空軍の)少佐。
⇒しょうさ(少佐)
◎海軍の少佐は「リューテナントコマンダー(lieutenant com-
mander)」。
★[3]めじゃー
【メジャー】
◇[英]Majors
○[経]国際石油資本(International Oil Majors)の略称。
原油採掘から輸送・精製・販売に至る全分野を掌握し、国際
的な市場支配力を持った巨大会社。
参照⇒おぺっく(OPEC)
◎かつてはセブンシスターズ(Seven Sisters)と呼ばれた7社
で、アメリカ合衆国系のエクソン・ガルフ・ソーカル・テキサ
コ(exaco)・モービルの5社と、イギリス系のブリティッシュ
ペトローリアム(BP)、イギリス・オランダ系のロイヤルダッ
チシェル。
1984(昭和59)ソーカルがガルフを吸収合併してシェブロン
(Chevron)を発足し6社となったが、フランスのトタールを加
えて7社とすることもある。
現在は5社で、エクソンモービル・シェブロンテキサコ
(ChevronTexaco)・ロイヤルダッチシェル・BP・トタールフィ
ナエルフ。
[4]めじゃー
【メジャー】
◇Major
○[人]⇒めいじゃー(メイジャー)
めしゃく
【メシャク】
◇Meshach
○[聖]『旧約聖書』「ダニエル書(the Book of Daniel)」に登場
するダニエルの仲間の一人。
参照⇒しゃでらく(シャデラク)
めしゃむ
【メシャム】
◇[英]meerschaum
○[鉱]⇒かいほうせき(海泡石)
めじゃれっと
【メジャレット】
◇[英]majorette
○[楽]⇒ばとんとわらー(バトントワラー)
めしゅうど《めしうど》
【召人】
○⇒めしうど(召人)
めじり
【目尻】
【眦】
【眥】
◇[日]mejiri/me-jiri
○目の、耳に近い方の端(ハシ)・外側の端。
「まなじり(眥,眦,睚)」,「めくじら(目くじら)」,「めくじり(目
くじり)」,「めかど(目かど,目角)」とも呼ぶ。
医学用語は「外眼角(ガイガンカク)([英]canthus)」。
参照⇒がんかく(眼角)
◎「目くじら」,「目くじり」の語源は「目(の)口尻(クチジリ)」から。
参照⇒くじらめ(くじら目)
◎中国語:小眼角(xiaoyanjiao)。
★めじろ
【メジロ】
【目白】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)メジロ科(Zosteropidae)の小
鳥の総称。
◎和歌山県・大分県の県鳥。
◎2012. 4.(平成24)捕獲・飼育が禁止。
めじろ
【目白】
◇[日]Mejiro
○(1)[鳥]⇒めじろ(メジロ,目白)
○(2)東京都豊島区南部の地名。
◎学習院大学などがある。
○(3)[交]⇒めじろえき(目白駅)
めじろえき
【目白駅】
○[交]東京都豊島区目白にある、JR山手線(ヤマノテセン)の駅。
高田馬場(タカダノババ)駅と池袋駅の間。
◎1885. 3.16(明治18)開業。山手線開業の15日後であった。
◎湘南モノレールには目白山下(メジロヤマシタ)駅がある。
めじろごてん
【目白御殿】
○[古]東京都豊島区目白にあった田中角栄首相の邸宅。
★めじろざめ
【メジロザメ】
【目白鮫】
○(1)[魚]軟骨魚綱(Class Chondrichthyes)メジロザメ目(Car-
charhiniformes)のサメの総称。
◎シュモクザメ科(Sphyrnidae)。
タイワンザメ科(Proscylliidae)。
チヒロザメ科(Pseudotriakidae)。
トラザメ科(cyliorhinidae)。
ドチザメ科(Triakidae)。
ヒレトガリザメ科(Hemigaleidae)。
メジロザメ科(Carcharhinidae)。
○(2)[魚]メジロザメ目メジロザメ科のサメの総称。
◎ヨゴレザメ(Carcharhinus longimanus)。
クロトガリザメ(Carcharhinus falciformis)。
カマストガリザメ(Carcharhinus limbatus):⇒かますとが
りざめ(カマストガリザメ,梭魚尖鮫)
オーストラリアカマストガリザメ(Carcharhinus tilstoni)
:⇒おーすとらりあかますとがりざめ(オーストラリアカマス
トガリザメ,オーストラリア梭魚尖鮫)
○(3)[魚]([学]Carcharhinus plumbeus)メジロザメ科メジロザ
メ属(Carcharhinus)のサメ。
体長2.4メートルほど。
目は白い瞬膜が発達。
「ヤジブカ」とも呼ぶ。
参照⇒おおめじろざめ(オオメジロザメ,大目白鮫)
★めじろどおり《めじろとほり》
【目白通り】
◇[日]Mejiro Dori
○都道。
「放射7号線」とも呼ぶ。
めす
【メス】
◇Metz
○フランス北東部、ロレーヌ地域圏(Region Lorraine)の主都。
モーゼル県(Departement Moselle)の県都。
★[1]めーす
【メース】
◇mace
○[食]香辛料の一種。
[2]めーす
【メース】
◇[登録商標]Mace
○[化]暴徒・痴漢撃退用の催涙ガス。
「ケミカル・メース(Chemical Mace)」とも呼ぶ。
めず《めづ》
【馬頭】
○[仏]地獄にいる鬼で、頭は馬、身体は人の形をした獄卒。
参照⇒ごずめず(牛頭馬頭)
めすかりん
【メスカリン】
◇mescaline
○[化]メキシコ原産のサボテンの一種メスカルに含まれるアル
カロイド。化学式C11H17NO3。
多彩な幻視を生じさせる幻覚剤・興奮剤。
参照⇒まじっくまっしゅるーむ(マジックマッシュルーム)
めすかる
【メスカル】
◇mescal
○(1)[植]([学]Lophophora williamsii)アメリカ合衆国南西部
・メキシコ北部産の、球形サボテン。
食べると幻覚症状を起こし、またメスカリンを採取する。
「烏羽玉(ウバタマ)」とも、現地語で「ペヨーテ(peyote)」,「ペイ
ヨーテ」とも呼ぶ。
参照⇒めすかりん(メスカリン),めすかるぼたん(メスカル・
ボタン)
○(2)[植]リュウゼツラン(agave)。
○(3)[食]リュウゼツランの樹液から造る蒸溜酒。
めすかるぼたん
【メスカル・ボタン】
◇[英]mescal button
○[化]サボテンの一種メスカルの花冠(crown)を切って乾燥さ
せた、メスカリンを含む幻覚剤様の物質。
形状がボタン(釦)に似ている。
参照⇒めすかる(メスカル)
◎メスカレロ・アパッチ(Mescalero Apache)が儀式の際に用い
ていたもの。
めすしりんだー
【メスシリンダー】
◇[独]Messzylinder
○[化]液量計の一種。円筒形・縦型のガラス製容器の側面に目
盛りを刻んだ化学用液体計量器。
上から液体を注いでその体積を目盛りで読み取るもの。
スポイト(spuit)やピペット(pipette)でその量を加減するこ
ともあるが、計量器であるため混合には使用しない。
参照⇒ぴぺっと(ピペット)
めすーぜら
【メスーゼラ】
◇Methuselah
○[植]アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州東部のホワイト
マウンテン(4,342メートル)にあるブリッスルコーン・パイン
(Bristlecone Pine)の古木の個体名。高さ17メートル。
「メトセラ(Methuselah)」とも呼ぶ。
参照⇒めとせら(メトセラ)
◎2002.10. 8(平成14)推定樹齢4,867年で世界最古とされ、ク
ローン化のため木の組織の採取が行われた。
めすた
【メスタ】
◇mesta
○[植]⇒ろーぜる(ローゼル)
めすてぃーそ
【メスティーソ】
◇[西]mestizo
○(中南米でインディオと白人、特にスペイン系白人との)混血
・混血児。
「ミュラート」とも呼ぶ。
参照⇒こんけつ(混血),はーふぶりーど(ハーフ・ブリード),
むらーと(ムラート)
めーすとーむ
【メーストーム】
【メー・ストーム】
◇[和製英語]May storm(五月の嵐)
○[気]⇒めいすとーむ(メイストーム,メイ・ストーム)
めすとら
【メストラ】
【雌虎】
【牝虎】
○[俗]女の酔っ払い。
「姫トラ(姫虎)」
◎「トラ」は「酔っ払い」の俗称。
★めすめりずむ
【メスメリズム】
◇[英]mesmerism
○(1)[心]オーストリアの医師メスメル(Franz Anton Mesmer)
(1734〜1815)が提唱した動物磁気(animal magnetism)。
○(2)[古][心](転じて)催眠術の旧称・別称。
⇒さいみんじゅつ(催眠術)
★めずらしづか《めづらしづか》
【珍敷塚】
○[歴]福岡県浮羽郡(ウキハグン)吉井町(ヨシイマチ)。
★めすりやまこふん
【メスリ山古墳】
○[歴]奈良県桜井市にある、古墳時代前期の古墳。
めせた
【メセタ】
◇[西]Meseta(台地)
○[地]イベリア半島の約半分、スペインの約4分の3とポルト
ガルの東部を占める台地状の高原地帯。標高500〜800メートル。
中央部をシエラデグレドス(Sierra de Gredos)(グレドス山脈)
とシエラデグアダラマ(Sierra de Guadarrama)(グアダラマ山
脈)が、南縁をシエラモレナ(Sierra Morena)(モレナ山脈)が東
西に走る。
大陸性の気候で、気温差が大きく乾燥して植生は貧弱だが、
オリーブ・ブドウ・穀類などの農業が盛ん。
めせな
【メセナ】
◇[仏]mecene
○文化・芸術の庇護(ヒゴ)・擁護(ヨウゴ)、文化・芸術活動に対
する支援。文化支援。
特に企業による文化・芸術の擁護活動をいう。
参照⇒めせなす(メセナス)
めせなす
【メセナス】
◇Gaius Clinius Maecenas
○[人]古代ローマ、アウグストウス(Augustus)皇帝時代の政治
家(BC. 70ころ〜BC. 8)。
詩人のホラチウス(Quintus Horatius Flaccus)(BC. 65〜BC.
8)やベルギリウス(Publius Vergilius Maro)BC. 70〜BC.
19の友人で、文芸の擁護者として知られる。
「メケナス」,「メーケーナス」,「マエケナス」とも呼ぶ。
◎文芸の保護「メセナ(mecene)」の語源となる。
参照⇒めせな(メセナ)
めぞ
【メゾ】
◇[英]meso-
○[接頭辞]「中間・中央」を表す語形成要素。
母音の前では"mos-"となる。
めぞすふぃあ
【メゾスフィア】
◇[英]mesosphere
○[地]⇒ちゅうかんけん(中間圏)
めぞすふぇあ
【メゾスフェア】
◇[英]mesosphere
○[地]⇒ちゅうかんけん(中間圏)
めそだーむ
【メソダーム】
◇[英]mesoderm
○[動]⇒ちゅうはいよう(中胚葉)
めぞだーむ
【メゾダーム】
◇[独]Mesoderm/[英]mesoderm
○[動]⇒ちゅうはいよう(中胚葉)
めそてりおーま
【メソテリオーマ】
◇[英]mesothelioma
○[病]⇒ちゅうひしゅ(中皮腫)
めそと
【メソト】
◇Mae Sot
○タイ王国西部のターク県(Changwat Tak)西部にある、ミャン
マー国境の町。
「メーソト」とも呼ぶ。
めーそと
【メーソト】
◇Mae Sot
○⇒めそと(メソト)
めぞねっと
【メゾネット】
◇[フ]maisonnette(小さな家)、[米]duplex apartment
○[建]中高層の集合住宅で、各住戸が複数階にまたがっている
構造の建物。
通例、1戸2階建てが連なった共同住宅。
「メゾネット・タイプ(maisonette type)」とも呼ぶ。
⇔ふらっと(フラット)(6)
参照⇒めぞん(メゾン)
めぞねっとたいぷ
【メゾネット・タイプ】
◇[英]maisonette type
○[建]⇒めぞねっと(メゾネット)
めそふぁいと
【メソファイト】
◇[英]mesophyte
○[植]⇒ちゅうせいしょくぶつ(中生植物)
めそぽたみあ
【メソポタミア】
◇Mesopotamia(両河の間の土地)
○(1)[歴]西アジア、現在のチグリス川・ユーフラテス川の流
域一帯の総称。
イラクを中心に北はアルメニア高原、西はシリア北東部、下
流はイラン南西部を含むペルシア湾岸地域。
「肥沃(ヒヨク)な三日月地帯」ともいわれ、エジプト文明と並ぶ
世界最古のアッシリア文明とバビロニア文明の発祥地(ハッショウチ)。
灌漑(カンガイ)農業が発達し、余剰(ヨジョウ)農産物を交易して経
済も発達。
紀元前3千年ころシュメール人が都市国家を築き、のちバビ
ロニア王国やアッシリア帝国など多くの国家が興亡した。
「両河地方(リョウガチホウ)」とも呼ぶ。
参照⇒まーしゅあらぶ(マーシュ・アラブ)
◎五河地方:⇒ぱんじゃぶ(パンジャブ)
○(2)[地]アルゼンチン北東部、ウルグアイ川(Rio Uruguay)と
パラナ川(Rio Parana)の間の流域。
ほぼコリエンテス州(Provincia de Corrientes)とエントレ
リオス州(Provincia de Entre Rios)に相当する。
★めそぽたみあしつげん
【メソポタミア湿原】
◇[英]the Mesopotamia Marshes/the Mesopotamian Marsh-
lands
○[地]イラク南東部に広がるチグリス川・ユーフラテス川の下
流域にある湿原。
参照⇒まーしゅあらぶ(マーシュ・アラブ)
〈面積〉
1970年代、約2万平方キロメートル。
2002(平成14)759平方キロメートル。
◎旧フセイン政権時代にシーア派部族の反フセイン勢力が拠点
としたため、1991(平成 3)ダムを建設。
めぞりす
【メゾリス】
◇[英]mesolith
○[歴]中石器時代の石器。中石器。
◎ペイレオリス(paleolith):旧石器。
ネオリス(neolith):新石器。
めーそん
【メーソン】
◇Mason
○アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)中南部
のインガム郡(Ingham County)中西部にある郡都。
「メイソン」とも呼ぶ。
めぞん
【メゾン】
◇[フ]maison
○(1)[建]家・住宅。
参照⇒めぞねっと(メゾネット)
○(2)[建](日本で)中高層の集合住宅。マンション。
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