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                    PDD図書館管理番号       0001.0085.2300.05

                 百   科   辞   書    《まく》     編集:獨  澄旻

-------- まく --------------------------------------------------
まくあい《まくあひ》
	【幕間】
	○[劇]劇場で一幕が終り次の幕が開くまでの間。芝居の休憩時
	間。
まくあれん
	【マクアレン】
	◇McAllen
	○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南部のヒダ
	ルゴ郡(Hidalgo County)南部の都市。
	 北緯26.22°、西経98.24°の地。
	 リオグランデ川(the Rio Grande)の北岸(左岸)で、対岸はメ
	キシコのレイノサ(Reynosa)。
	 「マックアレン」,「マッカレン」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1990(平成 2) 8万4,021人。
	 2000(平成12)10万6,473人。
まーくうぃす
	【マークウィス】
	◇[英]marquess(英国の)/marquis(英国以外の)
	○⇒こうしゃく(侯爵)
まぐうぇ
	【マグウェ】
	◇Magway
	○(1)(Magway Division)⇒まぐうぇかんく(マグウェ管区)
	○(2)ミャンマー(旧称ビルマ)西部、マグウェ管区の中央部に
	ある行政所在地。
	 北緯20.14°、東経94.92°の地。
	〈人口〉
	 1983(昭和58)5万4,900人。
	 1993(平成 5)7万2,400人。
	 2004(平成16)8万5,900人。
まぐうぇかんく《まぐゑくわんく》
	【マグウェ管区】
	◇[英]Magway Division
	○ミャンマー(旧称ビルマ)西部の地区。北部をサガイン管区
	(Sagaing Division)、東部をマンダレー管区(Mandalay Divi-
	sion)、西部をラカイン州(Rakhaing State)、北西部をチン州
	(Chin State)に接する。
	 行政所在地はマグウェ。
	〈面積〉
	 4万4,820平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1983(昭和58)324万1,100人。
	 2004(平成16)484万7,500人。
まぐうぉると
	【マグウォルト】
	◇[英]mugwort
	○[植](英語で)ヨモギ(蓬)。
	 ⇒よもぎ(ヨモギ,蓬)
まーくえっくす
	【マークX】
	◇[登録商標]MARK X
	○[交]トヨタ自動車(株)の中型乗用車(セダン)。
	 マークU(MARK II)の後継車。
	◎2004.11. 9(平成16)新発売。
まくがふぃん
	【マクガフィン】
	◇MacGuffin/McGuffin
	○[映]映画や小説などで、全体の中ではそれほど重要ではない
	が、ストーリーの展開に効果や弾みをつける事件や事柄。また、
	その工夫。
	◎映画監督ヒッチコック(Sir Alfred Hitchcock)の造語。
まぐさ
	【まぐさ】
	【目草】
	◇[英]lintel/transom
	○[建]門・出入口の扉・窓などの上部に渡した横木(lintel)・
	梁(ハリ)。
	 石製のものは「まぐさ石(イシ)」と呼ぶ。
	 「リンテル」,「トランソン」とも呼ぶ。
	 参照⇒とらんそん(トランソン)(2),まどだい(窓台)
	◎「(「木」偏+「眉」)」とも書く。
まぐさ
	【秣】
	【馬草】
	◇[英]fodder/forage
	○[農]馬・牛など家畜の飼料(シリョウ)にする草や干草(ホシクサ)。飼
	葉(カイバ)。
まぐさいさい
	【マグサイサイ】
	◇Ramon Magsaysay(ラモン・マグサイサイ)
	○[人]フィリピンの政治家・大統領(1907. 8.31〜1957. 3.17)。
	在任:1954〜1957。
	 航空機事故で死亡。
	 参照⇒まぐさいさいしょう(マグサイサイ賞)
まぐさいさいきち
	【マグサイサイ基地】
	◇[英]Fort Magsaysay
	○[軍]フィリピン北部、ルソン島中部の基地。
★まぐさいさいしょう《まぐさいさいしやう》
	【マグサイサイ賞】
	◇[英]the Ramon Magsaysay Award
	○
	 財団本部はマニラ。
	 「アジアのノーベル賞」と呼ばれる。
	 参照⇒まぐさいさい(マグサイサイ)
	◎2010. 8.(平成22)広島市長秋葉忠利、受賞。
まぐさいし
	【まぐさ】
	【目草】
	◇[英]lintel stone
	○[建]門・出入口の扉・窓などの上部に渡した石製の梁(ハリ)。
	 参照⇒まぐさ(まぐさ,目草)
まくしみりあーのいっせい
	【マクシミリアーノ一世】
	【マクシミリアーノ1世】
	◇[西]Maximiliano I
	○[人]⇒[1]まくしみりあん(マクシミリアン)
[1]まくしみりあん
	【マクシミリアン】
	◇Archduke Ferdinand Maximilian Josef von Habsburg(フェ
	ルドナンド・マクシミリアン・ジョセフ)、[西]Maximiliano I
	○[人]メキシコの皇帝(1832〜1867)。在位:1864〜1867。
	 オーストリア皇帝フランツ・ヨゼフ一世(Franz Joseph I)の
	弟。
	 ナポレオン三世(Napoleon III)のメキシコ干渉で、擁立され
	てメキシコ皇帝となる。
	 フランス軍の撤兵後、革命派により銃殺。
	 「マクシミリアーノ一世」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]ふあれす(フアレス)
[2]まくしみりあん
	【マクシミリアン】
	◇Prinz von Baden Maximilian(プリンツ・マクシミリアン)
	○[人]ドイツのバーデン公国の公子・政治家(1867〜1929)。
	 1918(大正 7)ドイツ帝国の首相。
	 「マックス公([英]Prince Max)」とも呼ばれる。
[1]まくしみりあんいっせい
	【マクシミリアン一世】
	【マクシミリアン1世】
	◇Maximilian I
	○[人]神聖ローマ帝国の皇帝(1459〜1519)。ドイツ王在位:
	1486〜1519、神聖ローマ皇帝在位:1493〜1519。ハプスブルク
	家出身。
	 通称は「最後の騎士([英]the Last Knight)」。
[2]まくしみりあんいっせい
	【マクシミリアン一世】
	【マクシミリアン1世】
	◇Maximilian I/Maximilian IV Joseph
	○[人]初代ババリア王(1756〜1825)。在位:1806〜1825。
	 1799〜1806(寛政11〜文化 3)最後のババリア選帝侯。
[1]まくしみりあんにせい
	【マクシミリアン二世】
	【マクシミリアン2世】
	◇Maximilian II
	○[人]神聖ローマ帝国の皇帝(1527〜1576)。オーストリア大公
	在位:1564〜1576、ボヘミア王在位:1564〜1576、ハンガリー
	王在位:1564〜1576、神聖ローマ皇帝在位:1564〜1576。
[2]まくしみりあんにせい
	【マクシミリアン二世】
	【マクシミリアン2世】
	◇Maximilian II
	○[人]ババリア王(1811〜1864)。在位:1848〜1864。
★[1]まくすうぇる
	【マクスウェル】
	◇maxwell
	○[理]磁束の電磁単位。
	 「マックスウェル」とも呼ぶ。
★[2]まくすうぇる
	【マクスウェル】
	◇James Clerk Maxwell
	○[人]イギリスの物理学者(1831〜1879)。
	 「マックスウェル」とも呼ぶ。
まくすうぇるとんのおか《まくすゑのとんのをか》
	【マクスウェルトンの丘】
	◇[英]Maxwelton Braes
	○[楽]⇒あにーろーりー(アニー・ローリー)
まーくすまん
	【マークスマン】
	◇[英]marksman
	○(1)射手。
	○(2)射撃の名手。
	○(3)[軍]狙撃手(ソゲキシュ)・狙撃兵。
	 参照⇒すないぱー(スナイパー)
まぐそ
	【馬糞】
	○⇒ばふん(馬糞)
まぐそがぜ
	【マグソガゼ】
	【馬糞石陰子】
	○[動]ウニの一種。
	 ⇒ばふんうに(バフンウニ,馬糞海胆)
まぐだら
	【マグダラ】
	◇Magdalen/Magdalene
	○パレスチナ(Palestine)北部の町。
	 マグダラのマリアの生地。
	 参照⇒まぐだらのまりあ(マグダラのマリア)
まぐだらのまりあ
	【マグダラのマリア】
	◇Maria Magdalena、[英]Mary Magdalen/Mary Magdalene/
	the Magdalen/the Magdalene
	○[聖](「ルカ伝」)キリストによって癒(イヤ)されて更正した娼婦。
	 パレスチナ(Palestine)北部の町マグダラの生れ。
	 7つの悪霊に悩まされていたが、キリストによって癒(イヤ)さ
	れて更正し、イエスの足に香油を塗って聖女となる。
	 キリストの処刑(受難)の際は最期を見とどけ、また復活の際
	は目撃者となった。
	 しばしば「ベタニアのマリア([英]Mary of Bethany)」と混同
	される。
	 参照⇒のりめたんげれ(ノリメタンゲレ,ノリ・メ・タンゲレ)
	◎木彫:参照⇒[2]どなてろ(ドナテロ)
	 小説・映画:参照⇒だヴぃんちこーど(ダ・ヴィンチ・コー
	ド)
まぐだれな
	【マグダレナ】
	◇Magdalena
	○アルゼンチン東部、ブエノスアイレス州(Provincia de Bue-
	nos Aires)東南東の町。
	 刑務所がある。
まぐだれにあんき
	【マグダレニアン期】
	◇[英]Magdalenian period
	○[歴]ヨーロッパ旧石器時代における最後の文化期。1万8千
	年から1万1千年前ころ、クロマニヨン人によってマドレーヌ
	文化が形成。
	 参照⇒まどれーぬぶんか(マドレーヌ文化)
まぐだれにあんぶんか《まぐだれにあんぶんくわ》
	【マグダレニアン文化】
	◇[英]Magdalenian Culture
	○[歴]⇒まどれーぬぶんか(マドレーヌ文化)
まぐだれーぬぶんか《まぐだれーぬぶんくわ》
	【マグダレーヌ文化】
	◇[英]Magdalenian Culture
	○[歴]⇒まどれーぬぶんか(マドレーヌ文化)
[1]まぐだれんかれっじ
	【マグダレン・カレッジ】
	◇[英]Magdalen College
	○[教]⇒[1]もーどりんかれっじ(モードリン・カレッジ)
[2]まぐだれんかれっじ
	【マグダレン・カレッジ】
	◇[英]Magdalene College
	○[教]⇒[2]もーどりんかれっじ(モードリン・カレッジ)
まくたんくうぐんきち
	【マクタン空軍基地】
	◇[英]the Mactan Air Base
	○[軍]フィリピンのセブ島にある空軍基地。
まくたんとう《まくたんたう》
	【マクタン島】
	◇[英]Mactan Island
	○[地]フィリピン諸島中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)
	のセブ島(Cebu Island)東岸、セブの東方沖にある島。
	 本島と2本の橋で連絡され、飛行場がある。
	 ダイビングリゾートで知られ、東岸はホテルが林立している。
	◎1521(永正18)探検家マゼラン(Ferdinand Magellan)が原住民
	と戦って死亡。
まーくつー
	【マークU】
	◇[登録商標]Corona MARK II
	○[古][交]トヨタ自動車(株)の中型乗用車(セダン)。
	 参照⇒ころな(コロナ)
	◎マーク2ブリット(BLIT):ステーションワゴン。
	◎1968. 9.(昭和43)発売。
	 2004.11. 9(平成16)後継車マークXを発売。
まくでぃるくうぐんきち
	【マクディル空軍基地】
	◇[英]Macdill Air Force Base
	○[軍]アメリカ合衆国南東部、フロリダ州タンパ(Tampa)郊外
	にある空軍基地。
	 米特殊作戦軍団(USSOCOM)・米中央軍(USCENT
	COM)の司令部がある。
まぐでぶるく
	【マグデブルク】
	◇Magdeburg
	○ドイツ中北東部、ザクセン・アンハルト州(Bundesland 
	Sachsen-Anhalt)中央の州都。商工業都市。
	 北緯52.13°、東経11.62°の地。
	 ベルリン西方120キロメートルにある古都で、エルベ川が南
	北に貫流。
	 「マグデブルグ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1987(昭和62)28万9,000人。
	 2002(平成14)23万人。
	◎1654(承応 3)市長でもあったオットー・フォン・ゲーリケ
	(Otto von Guericke)が行った真空実験「マグデブルグの半球」
	で知られる。
	◎中世、ハンザ同盟の都市として繁栄。
	 1945. 1.16(昭和20)空爆で歴史的市街地は80%が破壊される。
	 2003.10.10(平成15)エルベ川(the Elb)を跨(マタ)ぎ、ミッテ
	ルラント運河(the Mittelland canal)とエルベハーフェル(the 
	Elb-Havel canal)運河を東西に結ぶ立体交差水路が完成。水路
	橋(Canal bridge)は長さ918メートル・幅34メートル。
	◎もと東ドイツ地区。
まぐでぶるぐ
	【マグデブルグ】
	◇Magdeburg
	○⇒まぐでぶるく(マグデブルク)
まくど
	【マクド】
	○[俗]ハンバーガー・チェーン店マクドナルドの関西での略称。
	 ⇒[4]まくどなるど(マクドナルド)
★まーくとうぇーん
	【マーク・トウェーン】
	◇Mark Twain
	○[人]アメリカの作家(1835〜1910)。本名はサミュエル・クレ
	メンス(Samuel Langhorne Clemens)。
まくどなー
	【マクドナー】
	◇McDonough
	○アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)中北
	西部にあるヘンリー郡(Henry County)の郡都。
[1]まくどなるど
	【マクドナルド】
	◇Sir John Alexander MacDonald
	○[人]カナダの初代・第3代首相(1815. 1.10〜1891. 6. 6)。
	在任:1867. 6. 1〜1873.11. 5、1878.10.17〜1891. 6. 6。
★[2]まくどなるど
	【マクドナルド】
	◇Claude Maxwell MacDonald
	○[人]イギリスの軍人・外交官(1852〜1915)。
★[3]まくどなるど
	【マクドナルド】
	◇James Ramsay MacDonald
	○[人]イギリス首相(1866〜1937)。
	 スコットランドの農業労働者の子。
	 1929. 5.30(昭和 4)イギリスの総選挙で労働党が保守党を
	288対260で破り、6月5日第2次マクドナルド内閣が成立。
	 1932(昭和 7)オタワ会議の開催などを進める。
★[4]まくどなるど
	【マクドナルド】
	◇[登録商標]MacDonald
	○世界的なハンバーガー・チェーン店の一つ。
	 関東での略称は「マック」、関西では「マクド」。
	◎1948(昭和23)マクドナルド兄弟がアメリカ合衆国カリフォル
	ニア州で開店。
	 レイ・ロック(1902〜)が、兄弟にチェーン展開を持ち掛けた
	が乗り気でなかったため、270万ドルで営業権を買い取りチェ
	ーン店化。
	 1971. 7.20(昭和46)日本マクドナルドが三越銀座店にレスト
	ラン1号店を開店。
	 1990. 1.(平成 2)モスクワ1号店が開店。
	 1994(平成 6)バリューセット発売開始。
	 2002. 8. 5(平成14)ハンバーガーを80円から59円に値下げ。
まくどなるどしょとう《まくどなるどしよたう》
	【マクドナルド諸島】
	◇[英]MacDonald Islands
	○[地]インド洋南部の群島。主島はハード島(Heard Island)。
	 オーストラリア領。
	 参照⇒はーどとう(ハード島)
まくどねるだぐらすしゃ
	【マクドネルダグラス社】
	◇[英]McDonnell Douglas Corporation
	○[経][空]アメリカの航空機製造会社。
	 略称は「ダグラス」,「MD」。
	◎1920(大正 9)創立。
	◎DC−3:プロペラ輸送機。
	 CD−8:ジェット旅客機。
	 CD−9:ジェット旅客機。
	 CD−10:ジェット旅客機。
まくなまら
	【マクナマラ】
	◇Robert Strange McNamara(ロバート・マクナマラ)
	○[人]アメリカの事業家・行政官(1916〜2009. 7. 6)。
	 カリフォルニア大学バークレー校を卒業。
	 ハーバード大学大学院を卒業。
	 ハーバード大学ビジネススクール助教授。
	 1943(昭和18)入隊。
	 1960〜1961(昭和35〜昭和36)フォード・モーター社(Ford 
	Motor Co.)の社長。
	 1961(昭和36)ケネディ(John F.Kennedy)大統領に招聘されて
	国防長官に就任。
	 1968(昭和43)ジョンソン(L.B.Johnson)大統領との軋轢から
	国防長官を辞任。
	 1968〜1981(昭和43〜1981(昭和56)国際復興開発銀行(IBR
	D)の総裁。
	 著書は『マクナマラ回顧録〜ベトナムの悲劇と教訓〜』など。
まぐなむ
	【マグナム】
	◇[英]magnum
	○(1)普通の2本分が入ったワイン・ビン(壜)。約1.5リットル
	入りの大壜・大瓶。
	○(2)(magnum cartridge)⇒まぐなむだん(マグナム弾)
	○(3)(magnum gun)⇒まぐなむじゅう(マグナム銃)
まぐなむじゅう
	【マグナム銃】
	◇[英]magnum gun/magnum firearm
	○火薬量の多いマグナム弾(magnum cartridge)専用の拳銃。
	 強力な弾丸で、命中とともに弾頭は押しつぶれ、さらに貫通
	した場合には大きく肉片をえぐり、相手に強いダメージを与え
	る。
	 44マグナムは大型獣ハンティングなどで、猟銃のトラブルな
	どに備えて護身用サイド・アームに使用され、ゾウ(象)でも倒
	すことが可能。
	◎1995. 3.30(平成 7)国松孝次警察庁長官が東京都荒川区の自
	宅マンション前で回転式マグナム銃で3発を腹部に被弾。全治
	1年6ヶ月で、その後、多少不自由ながら歩行が問題なく出来
	ている。
まぐなむだん
	【マグナム弾】
	◇[英]magnum cartridge
	○口径に対して通常より多くの火薬を装填(ソウテン)した、強力な
	銃弾。威力が強いので専用の拳銃が必要となる。
	 火薬が多い分、薬莢(ヤッキョウ)(cartridge)は長くなり、間違っ
	ても通常の拳銃に使用することはできない。
	 しかし回転式(リボルバー)拳銃でば、逆に口径さえ合えば通
	常のカートリッジも使用できる。
	◎357マグナム:38口径の威力をカバーするため火薬の量を約
	20%増量し、銃全体を補強したリボルバー用。
	 44マグナム:大型獣ハンティングのサイド・アーム(護身用)
	として開発。
まぐなむどらい
	【マグナムドライ】
	○[食]サントリー社製の発泡酒。
	◎1999(平成11)発売。
まぐなりうむ
	【マグナリウム】
	◇magnalium
	○[化]アルミニウムとマグネシウムの合金。
★まぐにちゅーど
	【マグニチュード】
	◇[英]magnitude
	○[地]地震の規模(エネルギーの大きさ)を表す単位・数値。
	 記号は「M」。
	 参照⇒しんど(震度),りひたーすけーる(リヒタースケール),
	がる(ガル,Gal)
	◎地球の自転速度や地軸に影響を与える大地震:マグニチュー
	ド8.5以上。
	 2011. 3.11(平成23)発生したマグニチュード9.0の東北地方
	太平洋沖地震で地軸が約10センチメートルずれ、地球の自転速
	度が1,000万分の16秒速くなった。
まぐねしあ
	【マグネシア】
	◇[英]magnesia
	○[化]⇒さんかまぐねしうむ(酸化マグネシウム)
まぐねしあけん
	【マグネシア県】
	◇[希]Nomos Magnessia、[英]Magnessia Prefecture
	○ギリシア中央部、テッサリア地方(Thessalia Region)南東部
	の県。西部・北西部をラリッサ県(Nomos Larissa)に接する。
	 東部にマグネシア半島(Magnesia peninsula)があり、半島東
	部はテルマイコス湾(Thermaikos Kolpos)(サロニカ湾)に面し、
	西部は本土とパガシティコス湾(Pagasitikos Kolpos)を囲む。
	 県都はボロス(Volos)。
★まぐねしうむ
	【マグネシウム】
	◇[英]magnesium(マグネジーアム)
	○[化]金属元素の一つ。元素記号は「Mg」。
	 栄養学的にはミネラルの一種。
	〈生体内〉
	 成人で約30グラム。
	 その60〜70%は骨に、25%が筋肉にある。
	 参照⇒こつそしょうしょう(骨粗しょう症,骨粗鬆症)
まぐねたいと
	【マグネタイト】
	◇[英]magnetite
	○[鉱]⇒じてっこう(磁鉄鉱)
まぐのりあ
	【マグノリア】
	◇[英]magnolia
	○(1)[植]モクレン目(Magnoliales)モクレン科(Magnoliaceae)
	モクレン属(Magnolia)に含まれる、モクレン・コブシ・タイサ
	ンボクなどの花木。
	 参照⇒もくれん(モクレン,木蓮),こぶし(コブシ,辛夷),たい
	さんぼく(タイサンボク,泰山木,大山木)
	○(2)[植](Magnolia)モクレン目モクレン科のモクレン属。
まぐぱい
	【マグパイ】
	◇[英]magpie
	○[鳥](英語で)カササギ(鵲)
	 ⇒かささぎ(カササギ,鵲)
まくはりめっせ
	【幕張メッセ】
	○千葉県千葉市花見川区(ハナミガワク)の幕張新都心にある見本市
	会場。
	 正称は「日本コンベンションセンター」。
	◎1989(平成元)竣工。
まくびてぃ
	【マクビティ】
	◇[登録商標]McVITIE'S
	○[食]イギリスのユナイテッドビスケット(United Biscuits)
	社のビスケット。
まくふぁーかー
	【マクファーカー】
	◇Colin MacFarquhar
	○[人]スコットランドの印刷業者(1745ころ〜1793)。
	 ベル(Andrew Bell)(1726〜1809)とともにブリタニカ百科辞
	典(Encyclopaedia Britannica)の初版を販売。
	 参照⇒ぷりたにかひゃっかじてん(ブリタニカ百科辞典)
まくふぉーる
	【マクフォール】
	◇McFaul
	○[軍]アメリカ海軍のミサイル駆逐艦(DDG74)。
	◎1997. 4.12(平成 9)進水。
	 1998. 8.(平成10)竣工。
★まくべす
	【マクベス】
	◇Macbeth
	○(1)[文]シェークスピア(Shakespeare)の四大悲劇の一つ。
	 参照⇒くものすじょう(蜘蛛巣城)
	○(2)[文]その主人公。
まくべつちょう《まくべつちやう》
	【幕別町】
	◇[日]Makubetsu Cho
	○北海道東部、十勝支庁中川郡(ナカガワグン)の町。
まくへんりーぐん
	【マクヘンリー郡】
	◇[英]McHenry County
	○アメリカ合衆国北部、ノースダコタ州(North Datoka State)
	中北部の郡。西部をウォード郡(Ward County)に接する。
	 郡都はタウナー(Towner)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)7,850人。
	 1990(平成 2)6,528人。
	 2000(平成12)5,987人。
まぐま
	【マグマ】
	◇magma
	○[地]地殻内部の溶融した造岩物質。高温で流動する。
	 地上に出ると火山ガスと溶岩流などになる。
	 「岩漿(ガンショウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まぐまだまり(マグマ溜り),ふんきこう(噴気孔)
	◎冷却し固結したものは種々の火成岩となる。
まぐまだまり
	【マグマ溜り】
	◇[英]magma chamber
	○[地]相当量のマグマが地表近くの地下にたまっている部分。
	 大型の火山の地下数キロメートルの深さにあって、火山噴火
	の際のエネルギーや噴出物を供給する。
	 参照⇒まぐま(マグマ)
[1]まくみらん
	【マクミラン】
	◇Harold Macmillan
	○[人]イギリスの政治家(1894〜1986)。
	 著名な出版業者マクミラン書店の家に生れる。
	 オックスフォード大学、卒業。
	 マクミラン書店取締役を経て、1924(大正13)下院議員に当選
	し、保守党議員として活躍。
	 1955(昭和30)外務大臣・大蔵大臣・国防大臣を歴任。
	 1957. 1.10(昭和32)首相に就任。活発な訪問外交を行い、対
	米協調や冷戦の緊張緩和に努める。
	 EEC(ヨーロッパ経済共同体)加盟交渉に行き詰まり、1963
	(昭和38)プロヒューモ事件(Profumo Affair)が起きて辞職。
[2]まくみらん
	【マクミラン】
	◇Edwin Mattison McMillan(エドウィン・マクミラン)
	○[人]アメリカの物理学者(1907〜1991)。
	 1940. 6. 8(昭和15)エーベルソン(Philip Hauge Abelson)と
	ともに超ウラン元素ネプツニウム(neptunium)を人工的に発見。
	 粒子加速装置サイクロトロンを改良し、1945(昭和20)シンク
	ロトロン(synchrotron)を考案。
	 1951(昭和26)ノーベル化学賞、受賞。
[3]まくみらん
	【マクミラン】
	◇Kenneth MacMillan
	○[人]イギリスの舞踊家・振付家(1929〜1992)。
まくやま
	【幕山】
	◇[日]Maku Yama
	○[地]神奈川県南西部、足柄下郡(アシガラシモグン)湯河原町(ユガワラ
	マチ)吉浜(ヨシハマ)にある山。標高615メートル。
★まくら
	【枕】
	○(1)
	 「ピロー([英]pillow)」とも呼ぶ。
	◎括り枕・坊主枕(ボウズマクラ):⇒くくりまくら(括り枕)
	 箱枕:⇒はこまくら(箱枕)
	 木枕:⇒きまくら(木枕)(1)
	 籠枕:⇒かごまくら(籠枕)
	 高枕:⇒たかまくら(高枕)(1)
	 水枕・氷枕:⇒みずまくら(水枕,水まくら)
	 抱き枕:⇒だきまくら(抱き枕)
	 肘枕・手枕・腕枕:⇒ひじまくら(肘枕)
	 腕枕:⇒うでまくら(腕枕)(2)
	 袖枕:⇒そでまくら(袖枕)(1)
	 膝枕:⇒ひざまくら(膝枕)
	 :⇒
	○()
	○()寝ること。
	◎高枕:⇒たかまくら(高枕)(2)
	○()旅先で寝ること。
	◎旅枕(タビマクラ):⇒たびね(旅寝)
	 草枕・野宿:⇒[1]くさまくら(草枕)
	○()物を横たえて使用するとき、その下に置いて衝撃を受ける
	もの。
	 参照⇒まくらぎ(枕木)
	○()[服]アイロン台の一種。
	 ⇒そでまくら(袖枕)
まくら
	【摩休羅】
	○[仏]⇒まこら(摩虎羅)
★まくらぎ
	【枕木】
	◇[英]crosstie/sleeper
	○[交]鉄道線路で、レールを固定する木やコンクリートの角材。
	 レール間隔を一定に保ち、レールの車両荷重を道床の上に分
	散させる。
	 レールは犬釘(イヌクギ)で枕木に固定する。
	 マツ材・ニレ材などを使用する。
	 参照⇒いぬくば(犬釘)
	◎コンクリートの枕木には強度を高めたPSコンクリートが使
	われる。
	 参照⇒ぴーえすこんくりーと(PSコンクリート)
まくらぎょう《まくらぎやう》
	【枕経】
	○[仏]通夜(ツヤ)や納棺(ノウカン)の際、死者の枕元(マクラモト)で読経
	(ドキョウ)をすること。
	 本来は菩提寺(ボダイジ)の僧侶が夜通し経を読むもの。
	 一般には、臨終(リンジュウ)直後に居合せた近親が『般若心経(ハ
	ンニャシンギョウ)』などを読んだり、通夜に呼ばれた僧侶が読経して
	帰り、出棺に先立って再び僧侶が読経するもの。
	 参照⇒おむかえぼうず(お迎え坊主,御迎え坊主)
	◎成仏(ジョウブツ)を促す意味のほかに、悪霊(アクリョウ)に取り憑(ツ)
	かれないようにする意味がある。
まくらく
	【マクラク】
	◇[ユーピック語]maklak、[英]mukluk
	○(1)[服]イヌイット(Inuit)(エスキモー)の、トナカイまたは
	アザラシの毛皮で作った暖かい半長靴。
	◎上着:参照⇒ぱーか(パーカ)
	○(2)[服](1)に似た、底のやわらかいスリッパ(室内履き)。
まくらざきし
	【枕崎市】
	◇[日]Makurazaki Shi
	○鹿児島県南西部、薩摩半島南部にある市。
まくらすきー
	【マクラスキー】
	◇McClusky
	○[軍]アメリカ海軍のミサイル・フリゲート艦(FFG41)。
	 「マックラスキー」とも呼ぶ。
	◎1983.12.10(昭和58)竣工。
	 1991. 2.11(平成 3)横須賀基地に配備。
まぐらん
	【マグラン】
	◇Magelang
	○⇒まげらん(マゲラン)
まくらんけん
	【マクラン県】
	◇[英]Makran Division
	○パキスタン南西部、バルチスタン州(Baluchistan Province)
	南西部の県。北部・東部をカラート県(Kalat Division)に接し、
	西部をイランに隣接し、南部をアラビア海に面する。
	 県都はトルバート(Turbat)。
	 「マクラーン県」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 5万2,067平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)65万2,602人(3月1日現在)。
	 1998(平成10)83万2,753人(3月2日現在)。
	〈3地区〉
	 グワダル地区(Gwadar District)。
	 トルバート地区(Turbat District)=ケチ地区(Kech Dist-
	rict)。
	 パンジグール地区(Panjgur District)。
まくらーんけん
	【マクラーン県】
	◇[英]Makran Division
	○⇒まくらんけん(マクラン県)
まぐりっと
	【マグリット】
	◇Rene Francois Ghislain Magritte(ルネ・マグリット)
	○[人]ベルギーの画家(1898〜1967)。レシーヌ生れ。
	 王立美術アカデミーに学ぶ。
まーくりーびる
	【マークリービル】
	◇Markleeville
	○アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California State)
	北東部のアルパイン郡(Alpine County)北部にある郡都。
まぐりぶ
	【マグリブ】
	◇[アラビア語]Maghrib
	○⇒まぐれぶ(マグレブ)
まくるすふぃーるどぐんとう《まくるすふいーるどぐんたう》
	【マクルスフィールド群島】
	◇[英]the Macclesfield Islands
	○[地]⇒ちゅうさしょとう(中沙諸島)
まくるすふぃーるどしょとう《まくるすふいーるどしよたう》
	【マクルスフィールド諸島】
	◇[英]the Macclesfield Islands
	○[地]⇒ちゅうさしょとう(中沙諸島)
まくるでぃ
	【マクルディ】
	◇Makurdi
	○ナイジェリア南東部、ベヌエ州(Benue State)北部にある州
	都。
	 北緯7.73°、東経8.53°の地。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)15万1,500人。
	 2004(平成16)25万9,400人。
まくれなんぐん
	【マクレナン郡】
	◇[英]McLennan County
	○アメリカ合衆国南部、テキサス州中北東部の郡。
	 郡都はワコー(Waco)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)17万0,605人。
	 1990(平成 2)18万9,123人。
	 2000(平成12)21万3,517人。
まぐれぶ
	【マグレブ】
	◇[アラビア語]Maghreb
	○(1)(アラビア語で)日没。日の沈む地、西方。
	 「マグリブ(Maghrib)」とも呼ぶ。
	◎夜明けは「ファジュル(Fajr)」。
	○(2)アフリカ北西部、チュニジア・アルジェリア・モロッコ
	地域の総称。
	 リビア以東とは異なった西アラブ圏を形成し、3ヶ国に分離
	独立しているが、旧スペイン領サハラ(西サハラ)の帰属問題が
	残されている。
	 「マグリブ(Maghrib)」とも呼ぶ。
	 参照⇒むーあじん(ムーア人)(1),[2]くすくす(クスクス)
	◎リビアを含めることもあるが、含む場合は「バーバリ諸国(Bar-
	bary States)」と呼ぶことが多い。
	 参照⇒ばーばりしょこく(バーバリ諸国)
	○(3)モロッコの別称。
	 ⇒もろっこ(モロッコ)(1)
まくれる
	【マクレル】
	◇[英]mackerel
	○[魚](英語で)サバ(鯖)。
	 ⇒さば(サバ,鯖)
まくれーん
	【マクレーン】
	◇McLean
	○(1)(McLean County)⇒まくれーんぐん(マクレーン郡)
	○(2)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
	wealth)北東部のフェアファックス郡(Fairfax County)の町。
まくれーんぐん
	【マクレーン郡】
	◇[英]McLean County
	○アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)中北部
	の郡。
	 郡都はブルーミングトン(Bloomington)。
まくろ
	【マクロ】
	◇macro-
	○[接頭辞]「巨大・巨視的」を表す単位の言葉。
	 ⇔まいくろ(マイクロ)(1)
★まぐろ
	【マグロ】
	【鮪】
	○[魚]スズキ目(Perciformes)サバ科(Scombridae)マグロ属
	(Thunnus)の海魚の総称。
	 「シビ(鮪)」とも呼ぶ。
	 参照⇒づけ(漬け)
	〈マグロ属(Thunnus)〉
	 ビンナガ(Thunnus alalunga)。
	 キハダ(Thunnus albacares)。
	 クロマグロ(Thunnus orientalis)。
	 コシナガ(Thunnus tonggol)。
	 メバチ(Thunnus obesus)。
	◎価格順:クロマグロ(本マグロ)>メバチ>キハダ>ビンナガ。
	 大衆マグロ:メバチ・キハダの別称。
	〈資源管理を担う五つの国際漁業管理機関〉
	 IATTC:全米熱帯まぐろ類委員会。
	 ICCAT:大西洋まぐろ類保存国際委員会。
	 IOTC:インド洋まぐろ類委員会。
	 CCSBT:みなみまぐろ保存委員会:⇒みなみまぐろほぞ
	んいいんかい(みなみまぐろ保存委員会)
	 WCPFC:中西部太平洋まぐろ類委員会。
	◎英語:ツナ(tuna)。
	 イタリア語:トンノ(tonno)。
まくろばーすと
	【マクロバースト】
	◇[英]macroburst
	○[気]ダウンバースト(downburst)の一種。
	 参照⇒だうんばーすと(ダウンバースト)
まくろめでぃあしゃ
	【マクロメディア社】
	◇[英]Macromedia Inc.
	○[経][計]アメリカの大手マルチメディア・ソフトウェア会社。
	◎2005. 4.18(平成17)アドビシステムズ社(Adobe Systems In-
	corporated)、マクロメディア社の買収を発表。
まくろん
	【マクロン】
	◇[英]macron
	○[言](母音の上につける)長音記号。
	 参照⇒うむらうと(ウムラウト)(2),あくさん(アクサン)(2)
	◎ブレーブ(breve):短音記号。
★まーくわん
	【マークT】
	【MARKT】
	◇[英]MARK I
	○[歴][軍]世界最初の戦車。
	 イギリスのスウィントン(Ernest Swinton)陸軍大佐が考案。
	 第一次世界大戦のソンムの戦いで実戦使用される。
	 参照⇒そんむのたたかい(ソンムの戦い),たんく(タンク)(2)
まくわんちさぷ
	【マクワンチサプ】
	○[地]⇒あとさぬぷり(アトサヌプリ)
まくんば
	【マクンバ】
	◇Macumba
	○[宗]ブラジルの黒人宗教。
	 西アフリカや中央アフリカの部族宗教にカトリシズムが混交
	した一種の原始宗教。
	 参照⇒じゅじゅ(ジュジュ),ぶーどぅーきょう(ブードゥー教),
	さんてりあ(サンテリア)
まけ
	【族】
	○やから。一族。血統。血筋。
	 「まき」,「まく」とも呼ぶ。
	◎「ぞく(族)」とも読む。
★まげ
	【髷】
	○
	◎髷を結う
まけいしゅら
	【摩醯首羅】
	◇[梵]Mahesvara
	○[仏]大自在天の別称。
	 ⇒だいじざいてん(大自在天)
まげしま
	【馬毛島】
	◇[日]Mage Shima
	○[地]鹿児島県、大隅半島(オオスミハントウ)南方の大隅諸島の無人島。
	種子島(タネガシマ)の西方約12キロメートルに位置する。
	 西之表市(ニシノオモテシ)に属する。
まけだ
	【マケダ】
	◇Makeda
	○[人]⇒しばのじょおう(シバの女王)
まーけっと
	【マーケット】
	◇Marquette
	○(1)(Marquette County)⇒まーけっとぐん(マーケット郡)
	○(2)アメリカ合衆国中北東部、ミシガン州(Michigan State)
	北西部のマーケット郡北部にある郡都。
	 スペリオル湖(Lake Superior)南東部のアッパー半島(Upper 
	Peninsula)南岸に位置する。
まーけっとぐん
	【マーケット郡】
	◇[英]Marquette County
	○アメリカ合衆国中北東部、ミシガン州(Michigan State)北西
	部の郡。
	 郡都はマーケット。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)7万2,593人。
	 1990(平成 2)7万0,887人。
	 2000(平成12)6万4,634人。
	 2005(平成17)6万4,760人。
★まけどにあ
	【マケドニア】
	◇Makedonia
	○(1)(Republic of Macedonia)⇒まけどにあきょうわこく(マ
	ケドニア共和国)
	○(2)バルカン半島南東部のギリシア・ブルガリア・マケドニ
	アの3国にまたがる地域。旧王国名。
	◎アンチゴノス朝:。
	 カッサンドロス朝:⇒かっさんどろす(カッサンドロス)
★まけどにあきょうわこく
	【マケドニア共和国】
	◇[英]Republic of Macedonia
	○
	 住民はスラブ系3分の2、アルバニア系3分の1。
	〈歴代大統領〉
	 ボリス・トライコフスキー(Boris Trajkovski)(1956. 6.25
	〜2004. 2.26):1999.12.〜2004. 2.26。
	◎1992(平成 4)旧ユーゴスラビア連邦制が崩壊し、独立。
まけないで
	【負けないで】
	○[楽]坂井泉水(イズミ)作詞、織田哲郎作曲の歌謡曲。
	 歌はZARD(ザード)。
	◎1994(平成 6)春の選抜高校野球の入場行進曲。
まげらん
	【マゲラン】
	◇Magelang
	○インドネシアのジャワ島中央部、ジャワテンガ州(Propinsi 
	Jawa Tengah)の都市。
	 南緯7.48°、東経110.21°の地。
	 陸軍士官学校(Magelang Akmil)がある。
	 「マグラン」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)12万3,200人。
	 2003(平成15)14万2,100人。
まげわっぱ
	【曲げわっぱ】
	【曲げ輪っぱ】
	○秋田県大館市(オオダテシ)の郷土工芸品。
	 秋田杉で薄板を作り、煮たり蒸したりして軟らかくした板を
	曲げ、桜の皮で縫い止めて乾燥させ、杉の生地のままか、最後
	に漆を塗ったり桜の皮(樺<カバ>)を張ったりして完成する。
	 奈良時代ころから始まり、盆・建水(ケンスイ)・茶びつ・蒸籠(セ
	イロ)・わっぱ弁当などが作られる。
	 桜の皮を張ったものは「樺細工(カバザイク)」とも呼ぶ。
	◎1980.10.16(昭和55)国の伝統的工芸品に指定。
まげんだびどあどむ
	【マゲン・ダビド・アドム】
	◇Magen David Adom
	○⇒だびでのせきじゅんしゃ(ダビデの赤盾社)
まこ
	【マコ】
	【真子】
	○[魚]⇒まこがれい(マコガレイ,真子鰈)
まこ
	【麻姑】
	◇[中]Ma Gu
	○[中国神話]姑余山(Guyu Shan)(山東省莱州市)で仙道を修め
	た仙女。仙人王遠(Wang Yuan)(字は方平(Fangping))の妹。
	 後漢のとき、蔡経(Cai Jing)の家で、遠に召されると、十八
	九歳の麗しい美女が現れ、その爪は長く鳥の爪のようだったと
	いう。経はそれを見て、その爪で痒(カユ)い所を掻(カ)いて貰え
	ばさぞ気持ちがよいだろう心の中で考えたという。
	 「まご(麻姑)」とも、道教の女神として「寿仙娘娘(Shouxian 
	Niangniang)」とも呼ぶ。
まご
	【マゴ】
	◇[フ]magot
	○(フランス語で)お金の束(タバ)。貯(タクワ)え・備蓄。
まご
	【麻姑】
	◇[中]Ma Gu
	○[中国神話]⇒まこ(麻姑)
まご
	【馬子】
	○⇒うまかた(馬方)(1)
まごー
	【マゴー】
	◇[英]magot
	○(1)[哺]バーバリーマカク(Barbary macaque)の別称。
	 ⇒ばーばりーまかく(バーバリーマカク,バーバリー・マカク)
	○(2)(中国・日本製の)陶器または象牙で作られた、うずくまっ
	た姿の奇怪な小像。
まごい《まごひ》
	【真鯉】
	◇[英]black carp
	○[魚]普通の黒いコイ(鯉)。
	 鯉濃漿(コイコクショウ)など食用にする。
	 緋鯉(ヒゴイ)に対して用いる。
	 参照⇒ひごい(緋鯉)
	◎近藤宮子作詞『コヒノボリ』では「ヤネヨリタカイ/コヒノ
	ボリ/オホキイマゴヒハ/オトウサマ、チヒサイヒゴヒハ/コ
	ドモタチ」と歌われている。
まこがれい《まこがれひ》
	【マコガレイ】
	【真子鰈】
	◇[学]Limanda yokohamae
	○[魚]カレイ目(Pleuronectiformes)カレイ科(Pleuronectidae)
	の海産の硬骨魚。
	 全長20〜30センチメートル。
	 体形は扁平(ヘンペイ)で楕円形、口が小さい。両眼は体の右側
	に位置し、有眼側は暗褐色で黒褐色斑が散在し、無眼側は白色。
	 北海道南部以南から東シナ海の沿岸に生息する。
	 旬(シュン)は夏。
	 「マコ(真子)」,「シロシタガレイ(城下鰈)」,「アマテガレイ(ア
	マテ鰈)」,「アマテ」,「アマガレイ」,「ホソクチ(細口)」,「モク」と
	も呼ぶ。
	 参照⇒しろしたがれい(シロシタガレイ,城下鰈)(1)
	◎マガレイ(真鰈)に似るが、マガレイより両眼の間隔が広い。
	また、マガレイより南方に生息する。
まごさ
	【マゴサ】
	◇[トルコ語]Magosa
	○キプロス島のファマグスタ(Famagusta)のトルコ語名。
	 ⇒ふぁまぐすた(ファマグスタ)
まごっと
	【マゴット】
	◇[英]maggot
	○[虫]双翅類(diptera)(ハエ・アブ・カなど)の幼虫。ウジ(蛆)。
	 参照⇒まごっとせらぴー(マゴット・セラピー)
まごっとせらぴー
	【マゴット・セラピー】
	◇[英]maggot therapy
	○[医]双翅類(diptera)の幼虫(ウジ<maggot>)に、壊疽(エソ)を
	起こした患部のみを食べさせて取り除く治療法。
	 糖尿病で壊死(エシ)した患部などに用いられる。
	 「マゴット療法」とも呼ぶ。
	◎2009. 3.20(平成21)イギリスのヨーク大学が比較臨床試験の
	結果、傷口をきれいにすることはできても、傷を早く治すこと
	にはならないと発表。
まごっとりょうほう《まごつとれうはふ》
	【マゴット療法】
	◇[英]maggot therapy
	○[医]⇒まごっとせらぴー(マゴット・セラピー)
★まごのて
	【孫の手】
	○
	 参照⇒まこ(麻姑),にょい(如意)(4)
まこまない
	【真駒内】
	◇[日]Makomanai
	○北海道札幌市南区の地名。
	 陸上自衛隊真駒内駐屯地に第七師団の司令部がある。
	◎1965(昭和40)さっぽろ雪まつり、真駒内会場(駐屯地内)を開
	設。
	 2005(平成17)さっぽろ雪まつりの真駒内会場の廃止が決定し、
	同年第56回が最終となる。
まごめ
	【馬籠】
	◇[日]Magome
	○岐阜県中津川市(ナカツガワシ)の一地区。
	 旧中山道の宿場町。
	 島崎藤村(トウソン)の生地で、藤村記念館がある。
	 参照⇒よあけまえ(夜明け前)(2)
	◎旧住所:長野県西筑摩郡神坂村字馬籠。
	 1958(昭和33)神坂村の一部が岐阜県中津川市に、馬籠地区が
	長野県木曾郡山口村(ヤマグチムラ)に編入。
	 2005. 2.13(平成17)山口村、県境を超えて中津川市に編入。
★まこも
	【マコモ】
	【真菰】
	【真薦】
	◇[学]Zizania latifolia
	○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)マコモ属(Zizania)の大
	形多年草。
まこもずみ
	【真菰墨】
	○マコモ(真菰)の黒化した菰角(コモヅノ)を乾燥させて採(ト)った
	黒穂病菌(クロボビョウキン)(Ustilago esculenta)の胞子。
	 絵具・眉墨(マユズミ)・お歯黒などに用いた。
	 参照⇒こもづの(菰角)
まこもたけ
	【マコモタケ】
	【真菰筍】
	○[食]菰角の別称。
	 ⇒こもづの(菰角)
まこもだけ
	【マコモダケ】
	【真菰筍】
	○[食]菰角の別称。
	 ⇒こもづの(菰角)
まこら
	【摩虎羅】
	○[仏]薬師十二神将(ジンショウ)の一つ。大威徳明王(ダイイトクミョウオウ)
	を本地(ホンジ)とする申(サル)の刻(午後4時ころ)の守護神。
	 「まごら(摩虎羅)」,「摩休羅(マクラ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒じゅうにじんしょう(十二神将)
まごら
	【摩虎羅】
	○[仏]⇒まこら(摩虎羅)
まごら
	【摩喉羅】
	◇[中]mohoulou
	○[古][漢]⇒かせい(化生)(3)
まこらが
	【摩呼洛伽】
	◇[梵]Mahoraga
	○[仏]⇒まごらが(摩ゴ羅伽)
★まごらが
	【摩ゴ羅伽】
	◇[梵]Mahoraga
	○[仏]大蛇(ダイジャ)の形をした鬼神。のち仏法の守護神となり。
	八部衆(ハチブシュウ)の一神。
	 「摩呼洛伽(マコラガ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒はちぶしゅう(八部衆)
	◎「ゴ」は(「目」偏+「候」:補助4709)。
[1]まこーりー
	【マコーリー】
	◇Macaulay
	○[地](Macauley Island)⇒まこーりーとう(マコーリー島)
[2]まこーりー
	【マコーリー】
	◇Thomas Babington Macaulay
	○[人]⇒まこーれー(マコーレー)
まこーりーとう《まこーりーたう》
	【マコーリー島】
	◇[英]Macauley Island
	○[地]南太平洋のケルマデック諸島(Kermadec Islands)の火山
	島。
	 南緯30.23°、西経178.43°の地。
	 ニージーランド領。無人島。
	〈面積〉
	 3.7平方キロメートル。
まこーれー
	【マコーレー】
	◇Thomas Babington Macaulay
	○[人]イギリスの政治家・歴史家(1800.10.25〜1859.12.28)。
	 ケンブリッジ大学に学ぶ。
	 ホイッグ党(Whigs)(現:自由党)で活躍し、雄弁家として知ら
	れる。
	 1848〜1855『イギリス史(英国史)(History of England)』は
	名文で史学史の古典と言われる。
	 「マコーリー」とも呼ぶ。
まころん
	【マコロン】
	◇[フ]macaron、[英]macaroon
	○[食]泡立てた卵白に砂糖やアーモンドの粉・小麦粉などを加
	え、ややつぶれた小球形に焼いたクッキー。
	 アーモンドの粉の代りにピーナッツの粉を使用したものもあ
	る。
	 「マカロン」とも呼ぶ。
	◎焼かない生のものは「マジパン(marzipan)」。
まこん
	【マコン】
	◇Macon
	○フランス中北東部、ブルゴーニュ地域圏(Region Bourgogne)
	南部のソーヌエロアール県(Departement Saone-et-Loire)南東
	部にある県都。
	◎英語読みは「メーコン」。
まこんぶ
	【マコンブ】
	【真昆布】
	◇[学]Laminaria japonica/Saccharina japonica
	○[植]褐藻綱(Phaeophyceae)コンブ目(Laminariales)コンブ科
	(Laminariaceae)コンブ属(Laminaria)の海藻
	 葉は暗褐色の帯状でその両縁は波状、長さ2〜6メートル・
	幅10〜30センチメートル。
	 茎は短い円柱状で、根は樹枝状に分岐して岩礁に着生する。
	 サハリン島(樺太)南部・北海道から宮城県の沿岸漸深帯に生
	育。
	 食用・調味料・菓子素材など。
	 単に「コンブ(昆布)」とも呼ぶ。
	 古称は「エビスメ(夷布)」,「ヒロメ(広布)」。
	◎収穫直後は薬品臭が非常に強く、食品にしたのは世界で日本
	のみ。
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