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百 科 辞 書 《くる》 編集:獨 澄旻
-------- くる --------------------------------------------------
くる
【クル】
◇Kullu/Kulu
○⇒くるちく(クル地区)
くる
【枢】
【樞】
○[建]⇒くるる(枢,樞)(1)
[1]くるー
【クルー】
◇[英]crew
○(1)[海](乗客を除いた)全乗組員。
○(2)[海]高級船員や士官(officer)以外の一般乗組員(sailor)。
◎「オフィサー」は船長・航海士・機関長・事務長・船医など。
○(3)[空](乗客を除いた)全乗務員。
○(4)[空]運航乗務員(cockpit crew)以外の客室乗務員(cabin
crew)。
◎コックピットクルー:⇒うんこうじょうむいん(運航乗務員)
キャビンクルー:⇒きゃくしつじょうむいん(客室乗務員)
○(5)[運]ボート競技で、同じ艇(テイ)に乗り組む漕手(コギテ)の
チーム。
○(6)(仕事などで同じ作業をする)仲間・同僚(ドウリョウ)・作業
チーム。
[2]くるー
【クルー】
◇[フ]
○[建](フランス語で)釘。
⇒くぎ(釘)(1)
[3]くるー
【クルー】
◇Kroo/Krou/Kru
○アフリカ西部、リベリアの海岸に住む黒人の一種族。
[1]くーる
【クール】
◇[英]cool
○(1)[形](温度が)涼しい、(適温内で)冷たい。
参照⇒こーるど(コールド)(1)
○(2)[形](感情が)冷静な、落ち着いた。冷淡な、熱意のない。
参照⇒こーるど(コールド)(2)
[2]くーる
【クール】
◇[フ]cours
○[放]連続番組の一区切りの単位。
3ヶ月(13週)をワン・クール([和製造語]one cours)とし、
春夏秋冬の1・4・7・10月から始める。
実際には特別番組などが入るので普通11回前後で終了する。
◎英語の「(食事などの)コース(course)」に相当。
[3]くーる
【クール】
◇[独]Kur
○[医]特定の治療を続ける一定期間。
治療効果や副作用などを見るための期間で、多くは休止期間
をはさんで再び治療が続けられる。
副作用の緩和のためにも行われる。
◎英語の「治療・療養(cure)」に相当。
[4]くーる
【クール】
◇Chur
○スイス東部、グラウビュンデン州(Graubuenden canton)中北
部にある州都。
北緯46.86°、東経9.53°の地。
〈人口〉
1998(平成10)3万0,800人。
2000(平成12)3万1,300人。
2001(平成13)3万1,600人。
2004(平成16)3万1,900人。
[1]くーるー
【クールー】
◇kuru
○[病]パプアニューギニアのフォレ(Fore)族の食人儀式から感
染したと見られるプリオン病の一種。
参照⇒ぷりおん(プリオン)
◎この食人は宗教上の理由から、死者の霊を弔う・死者の霊を
家族に伝える目的で、家族が死者の脳を食べる儀式。
◎アメリカの国立衛生研究所(NIH)のガシュセック(Gajdusek)
が現地で観察し、帰国後クールーで死亡した人の脳をチンパン
ジーの脳に接種し数年後に発病したことで伝達性のあることを
証明した。
1957(昭和32)症例報告。
[2]くーるー
【クールー】
◇Kourou
○南アメリカ北東部、仏領ギアナ(Guyane Francaise)の海外県
(DOM)東部にあるカイエンヌ郡(Arrondissement de Cayenne)
北東部の町。
ギアナ宇宙センター(Centre Spatial Guyanais)(CSG)が
ある。
北大西洋の北方14キロメートル沖にはサリュー諸島(Iles du
Salut)がある。
〈人口〉
1990(平成 2)1万3,962人(3月15日現在)。
1999(平成11)1万9,191人(3月8日現在)。
ぐる
【グル】
◇[英]guru
○(1)インドの宗教教師。ヒンズー教の導師。
参照⇒さいばば(サイババ)
○(2)(信奉者が崇拝する)霊的指導者・精神的指導者。
ぐるー
【グルー】
◇[英]glue
○(1)接着剤・糊(ノリ)。
○(2)⇒にかわ(ニカワ,膠)
ぐーる
【グール】
◇[英]ghoul
○(1)[アラブ伝説]中近東諸国(イスラム諸国)の伝説で、墓を
あばいて死人の肉を食うという悪鬼・食屍鬼(ショクシキ)。
参照⇒[1]じん(ジン),いぶりーす(イブリース),ぴり(ピリ)
○(2)(転じて)墓あらし。
○(3)(転じて)残忍なことを楽しむ人。残忍なことに喜ぶ人。
参照⇒さでぃすと(サディスト)
くるいぎく《くるひぎく》
【狂い菊】
○[植]⇒えどぎく(エドギク,江戸菊)(1)
くるーいどしゅう《くるーいどしう》
【クルーイド州】
◇[英]County of Clwyd
○[古]イギリス、ウェールズ北部の州。
州都はモールド(Mold)。
◎1974(昭和49)フリントシャー(Flintshire)と、デンビッヒシャ
ー(Denbichshire)・メリオネスシャー(Merionethshire)の一部
が合併して新設。
1994(平成 6)フリント州(County of Flint)・デンビッヒ州
(County of Denbich)・レクサム州(County of Wrexam)・コン
ウィ州(County of Conwy)・ポーイス州(County of Powys)に分
配されて消滅。
くるーえる
【クルーエル】
◇[英]cruel
○[形]残酷な、冷酷な、無慈悲な。
[1]くるーがー
【クルーガー】
◇[独]kluger/klueger
○(ドイツ語で)より賢い。
◎"klug(クルーク)"の比較級。
★[2]くるーがー
【クルーガー】
◇[登録商標]Kluger
○[交]トヨタ自動車(株)のスポーツ用多目的車(SUV)。
参照⇒くるーがーぶい(クルーガーV)
◎2005. 3.22(平成17)クルーガーハイブリッド、発売。
ぐるか
【グルカ】
◇[英]Gurkha
○(1)ネパールの首都カトマンズの北西方にあるゴルカ地区
(Gorkha District)の別称。
⇒ごるかちく(ゴルカ地区)
◎サンスクリット語の「羊飼い」からとも。
○(2)⇒ぐるかぞく(グルカ族)
○(3)[歴]⇒ぐるかへい(グルカ兵)
ぐるがおん
【グルガオン】
◇Gurgaon
○(1)(Gurgaon District)⇒がーがおんけん(ガーガオン県)
○(2)⇒がーがおん(ガーガオン)
ぐるがおんけん
【グルガオン県】
◇[英]Gurgaon District
○⇒がーがおんけん(ガーガオン県)
くるーがーこくりつこうえん《くるーがーこくりつこうゑん》
【クルーガー国立公園】
◇[英]Kruger National Park
○南アフリカ共和国北東部にある国立公園。
モザンビークとの国境にあるレボンボ山地(Lebombo Hills)
沿いに広がる世界最大級の自然公園。広さ約200万ヘクタール。
ライオン・ヒョウ・象・水牛・サイなどの野生動物が生息。
ぐるかぞく
【グルカ族】
◇[英]Gurkhas
○主にネパール中・西部の丘陵地帯に住む部族。
インド=ヨーロッパ語系。ヒンズー教徒が大半。
麦類・トウモロコシなどの農耕や牧畜に従事。
「ゴルカ族(Gorkhas)」とも呼ぶ。
◎ククリ(khukuri)と呼ばれる幅広の曲った短剣を用いる。
◎中部インドより北上しネワール族を征服し混血。
1768(明和 5)ネパール全土を征服し現グルカ朝ネパール王国
を建国。
1791(寛政 3)チベットに侵入するが清国の乾隆帝に敗れ朝貢
国となる。
イギリスの東インド会社とグルカ戦争(1814〜1816)を起こし
敗れて従属国となる。
くるーがーぶい
【クルーガーV】
◇[登録商標]KLUGER V
○[交]トヨタ自動車(株)のスポーツ用多目的車(SUV)。
海外では「ハイランダー(HIGHLANDER)」。
ぐるかへい
【グルカ兵】
◇[英]Gurkha regiments/Gurkhas
○[軍]インドにおけるネパール人傭兵(ヨウヘイ)のイギリス正規軍。
英領インド軍の主力でグルカ族の支族グルン族(Gurn)やマガ
ール族(Magar)などが中心。
◎1815(文化12)創設。
インドのセポイの反乱などで勇猛さが知られる。
第一次世界大戦・第二次世界大戦にも従軍。
1967. 5.(昭和42)中国の文化大革命の影響で香港でも大規模
な反英暴動が発生し、翌月グルカ兵600人が香港入りする。
1989(平成元)コソボ紛争に投入。
シエラレオネ内戦に投入。
2001(平成13)現在、約3,400人。
くるーがーらんど
【クルーガーランド】
◇Krugerrand
○[経]⇒くるーがーらんどきんか(クルーガーランド金貨)
くるーがーらんどきんか《くるーがーらんどきんくわ》
【クルーガーランド金貨】
◇[英]Krugerrand gold coin
○[経]南アフリカ共和国発行の地金型1オンス金貨。
ぐるかん
【グルカン】
◇[英]glucan
○[生化]Dグルコース(D-glucose)から成る多糖類(polysaccha-
ride)の総称。
化学式は(C6H10O5)n。
デンプン・グリコーゲン・セルロース・デキストラン・ラミ
ナリン・リケナンなど。
くるがんちゅべ
【クルガンチュベ】
◇Krugan-Tyube/Qurghonteppa
○タジキスタン南西部、ハトロン州(Khatlon Viloyat)中西部
の州都。
北緯37.84°、東経68.77°の地。
〈人口〉
1989(平成元)5万8,500人。
2000(平成12)6万0,000人。
くるーく
【クルーク】
◇[独]Krug
○(取っ手のある)ツボ(壷)・水差し・ジョッキ。
◎取っ手のないものは「ベッヒャー(Becher)」。
ぐるくふぇると
【グルクフェルト】
◇[独]Gurkfeld
○⇒くるしゅこ(クルシュコ)
くるくま
【クルクマ】
◇[英]curcuma
○[植]⇒きょうおう(キョウオウ,薑黄,姜黄)
ぐるくま
【グルクマ】
○[魚]⇒ぐるくん(グルクン)
くるくまし
【クルクマ紙】
◇[英]curcuma paper
○[化]⇒ほうさんしけんし(ホウ酸試験紙,硼酸試験紙)
くるくみん
【クルクミン】
◇[英]curcumin
○[生化]ウコン(鬱金)やキョウオウ(姜黄)に含まれる黄色色素
(抗酸化物質)。
水・エーテルに不溶、アルコール・氷酢酸に可溶。
香料ターメリック(turmeric)の主成分。
ガン(癌)やアルツハイマー病の予防に効果がある。
参照⇒ほうさんしけんし(ホウ酸試験紙,硼酸試験紙)
★ぐるくん
【グルクン】
◇[学]Caesio diagramma
○[魚]スズキ目(Perciformes)タカサゴ科(Caesionidae)の硬骨
魚。沖縄の県魚。
鮮やかな色彩をもつ25センチ前後の熱帯性の魚。沖縄からイ
ンド洋にかけて分布。
「タカサゴ(高砂)」,「グルクマ」とも呼ぶ。
ぐるこさいど
【グルコサイド】
◇[英]glucoside
○[生化]⇒ぐるこしど(グルコシド)
★ぐるこさみん
【グルコサミン】
◇[英]glucosamine
○[生化]アミノ酸を含むムコ多糖類(mucopolysaccharide)の一
種。
軟骨や結合組織の軟骨細胞を形成する基礎的な栄養成分。
軟骨内に水分を閉じ込める作用がある粘液性物質グリコサミ
ノグリカン(glycosaminoglycan)の合成材料となる。
◎「グルコース(glucose)+アミン(amine)」から。
★ぐるこしど
【グルコシド】
◇[英]glucoside(グルコサイド)
○[生化]グルコース(glucose)(ブドウ糖)と結合した配糖体(グ
リコシド<glycoside>)の一種。
参照⇒はいとうたい(配糖体)
ぐるこーす
【グルコース】
◇[英]glucose
○[化]⇒ぶどうとう(ブドウ糖,葡萄糖)
ぐるこーぜ
【グルコーゼ】
◇[独]Glukose/Traubenzucker
○[化]⇒ぶどうとう(ブドウ糖,葡萄糖)
くるこのしぇみゃく
【クルコノシェ山脈】
◇[英]Krkonose Mountains
○[地]⇒ずでーてんさんち(ズデーテン山地)
ぐるこのでるたらくとん
【グルコノデルタラクトン】
◇Glucono-delta-Lactone
○[食]豆腐の凝固剤。トウモロコシのデンプンなどを原料とす
るブドウ糖の一種。加熱すると酸性を示す。
キメの細かいツルンとした豆腐になる。腸内のビフィズス菌
を増やす働きもある。
酸味料・pH調整剤としても使用される。
◎豆腐の凝固剤:⇒とうふ(トウフ,豆腐)
★くるーざー
【クルーザー】
◇[英]cruiser
○(1)[軍]巡洋艦。
⇒じゅんようかん(巡洋艦)
○(2)[海]寝室などの居住設備をもち、外洋を航海する遊覧用
の豪華快走船。
エンジン付きは「モーターボート(motorboat)」、帆付きは「ヨッ
ト(yacht)」とも呼ぶ。
◎トヨタの自動車:⇒らんどくるーざー(ランドクルーザー)
くるーざーたんく
【クルーザータンク】
◇[英]cruiser tank
○[軍]⇒じゅんこうせんしゃ(巡航戦車)
ぐるじあ
【グルジア】
◇[露]Gruziya、[英]Georgia
○アジア西部コーカサス地方の共和国。正称はグルジア共和国、
自称は「サカルトベロ(Sakartvelo)」。
首都はトビリシ(Tbilisi)。
通貨はラリ(lari)。
住民の3分の2がグルジア人。
「ジョルジア」,「グルジヤ」とも呼ぶ。
〈面積〉
6万9,492平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)468万8,000人。
1989(平成元)544万4,000人。
1995(平成 7)551万4,000人。
1998(平成10)510万8,527人(7月推計)。
1999(平成11)506万6,499人(7月推計)。
〈歴代大統領〉
シュワルナゼ(Eduard Shevardnadze):1992〜2003.11.23(辞
任)。
サーカシビリ(Mikhail Saakashvili):2004. 1.25〜2007.11.
25。
サーカシビリ(再任):2008. 1.20〜。
〈地方行政〉
9地区(* Mkhare、[英]* Region)、53県(* Rayon<ラヨン>、
[英]Municipality of *)、9市(Kalaki<カラキ> *、[英]*
City)、2自治共和国(Avtonomiuri respublika)。
アブハジア自治共和国:⇒あぶはじあじちきょうわこく(ア
ブハジア自治共和国)
アジャリア自治共和国:⇒あじゃりあじちきょうわこく(ア
ジャリア自治共和国)
南オセチア自治州:⇒みなみおせちあじつしゅう(南オセチ
ア自治州)
◎1801(享和元)トルコからロシアに併合。
1921(大正10)グルジア・ソビエト社会主義共和国となる。
1922(大正11)ザカフカス連邦に加盟。
1922(大正11)アルメニア・アゼルバイジャンと共にザカフカ
ス社会主義連邦ソビエト共和国を形成してソビエト連邦に加盟。
1936(昭和11)ソビエト連邦の構成一共和国。
1991. 4. 9(平成 3)ソビエト連邦から分離独立。(独立記念
日5月26日)
1992. 7.(平成 4)国連に加盟。
1992. 7.(平成 4)北西部のアブハジア自治共和国が独立を宣
言。
1993.10.(平成 5)CIS(独立国家共同体)加盟を受諾。
2003.11.23(平成15)シェワルナゼ大統領、議会選挙の混乱か
ら辞任。事実上の無血クーデタ(バラ革命)。
◎"Georgia"は「ジョージア」とも読む。
参照⇒じょーじあ(ジョージア)
ぐるしうむ
【グルシヌム】
◇[英]glucinum
○[古][化]ベリリウム(beryllium)の旧称。
⇒べりりうむ(ベリリウム)
くるしぇひる
【クルシェヒル】
◇Kirsehir
○(1)(Kirsehir Ili)⇒くるしぇひるけん(クルシェヒル県)
○(2)トルコ共和国中央部、クルシェヒル県南部にある県都。
くるしぇひるけん
【クルシェヒル県】
◇[トルコ語]Kirsehir Ili、[英]Kirsehir province
○トルコ共和国中央部の県。南西部をアンカラ県(Ankara Ili)
に接する。
県都はクルシェヒル。
ぐるしとーる
【グルシトール】
◇glucitol
○[化]⇒そるびとーる(ソルビトール)
くるしふぃくす
【クルシフィクス】
◇[英]crucifix
○(1)[宗]十字架に磔(ハリツケ)されたキリスト受難の像。
「クルシフィックス」とも呼ぶ。
○(2)[宗]キリストの磔を象徴する十字架。
「クルシフィックス」,「カルバリ(Calvary)」とも呼ぶ。
◎キリストの十字架はナナカマド(七竃)で作られたといわれる。
キリストは十字架の重さに耐え切れず、三度倒れたという。
4世紀以降、キリストの象徴として十字架が使用される。
参照⇒いくさす(イクサス),かるばり(カルバリ)(2),るーど
(ルード)(1)
くるしふぃっくす
【クルシフィックス】
◇[英]crucifix(クルシフィクス)
○[宗]⇒くるしふぃくす(クルシフィクス)
くるしまかいきょう《くるしまかいけふ》
【来島海峡】
◇[日]Kurushima Kaikyo
○[地]愛媛県北部の沖、高縄半島(タカナワハントウ)と芸予諸島(ゲイヨショ
トウ)の大島との間にある水道。
東の燧灘(ヒウチナダ)と西の安芸灘(アキナダ)とを結ぶ要路。
大小の島が点在し、潮流が速く、鳴門海峡(ナルトカイキョウ)ととも
に瀬戸内海有数の難所。
参照⇒ひうちなだ(燧灘)
◎1909(明治42)中渡島(吉海町)に腕木式信号機がある潮流信号
所が設置。潮流の向きにより、右側通航の原則を左側通航に変
更する規定もある。
くるしまかいきょうおおはし《くるしまかいけふおほはし》
【来島海峡大橋】
○[交][建]愛媛県北部、来島海峡に架かる世界初の3連吊橋(ツ
リバシ)。総延長約4キロメートル。
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」の
橋で、高縄半島(タカナワハントウ)の今治市と芸予諸島(ゲイヨショトウ)の大
島に架かる。
参照⇒ほんしゅうしこくれんらくきょう(本州四国連絡橋)
◎1995(平成 7)開通。
くるじゃ
【クルジャ】
【固爾札】
◇Gulja/Guldja、[中]Gu'erzha
○⇒いーにん(イーニン,伊寧)
ぐるじや
【グルジヤ】
◇[露]Gruziya
○⇒ぐるじあ(グルジア)
ぐるじゃ
【グルジャ】
【固爾札】
◇Gulja/Guldja、[中]Gu'erzha
○⇒いーにん(イーニン,伊寧)
くるしゅこ
【クルシュコ】
◇Krsko、[独]Gurkfeld(グルクフェルト)
○スロベニア南東部、サバ川([英]Sava River)沿いにある町。
北緯45.97°、東経15.47°の地。
同国唯一の原発クルシュコ原発(Krsko Nuclear Power Plant)
がある。
「クルスコ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1981(昭和56)6,341人。
2002(平成14)6,994人。
くるしゅんかれむ
【クルシュンカレム】
◇[トルコ語]kursun kalem
○(トルコ語で)鉛筆。
⇒えんぴつ(鉛筆)
◎「鉛(kursun)のペン(kalem)」の意味。
くるす
【クルス】
◇kurus
○[経]トルコの通貨補助単位。
100クルス=1リラ(lira)。
くるーず
【クルーズ】
◇Creuze
○(Departement Creuze)⇒くるーず(クルーズ県)
くるすく
【クルスク】
◇Kursk
○(1)ロシア共和国、モスクワの南西450キロメートルにある古
都。ウクライナ共和国に接するステップ地帯。
原子力発電所がある。
○(2)[軍]ロシア(旧ソ連)海軍のオスカー2級原子力潜水艦(K
141)。
巡航ミサイルを搭載。
◎1995(平成 7)竣工。オスカー2級の8番艦。
2000. 8.12(平成12)ロシア北方のバレンツ海(Barentsovo
More)のムルマンスク沖で沈没、乗員118人全員死亡。
2002. 6.19(平成14)ロシア政府調査委員会、原因を搭載魚雷
の爆発と断定。
参照⇒おすかーにきゅうげんしりょくせんすいかん(オスカ
ー2級原子力潜水艦)
くるーずけん
【クルーズ県】
◇[フ]Departement Creuze、[英]Creuze Prefecture
○フランス中西部、リムーザン地域圏(Region Limousin)北東
部の県。南部をコレーズ県(Departement Correze)、西部をオ
ートビエンヌ県(Departement Haute-Vienne)に接する。
県都はゲレ(Gueret)。
くるすこ
【クルスコ】
◇Krsko
○⇒くるしゅこ(クルシュコ)
[1]くるせいだー
【クルセイダー】
◇[英]crusader
○(1)[歴]十字軍戦士。
「クルセーダー」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)改革運動家。
「クルセーダー」とも呼ぶ。
[2]くるせいだー
【クルセイダー】
◇[英]Crusader
○[歴][軍]イギリスの巡航戦車。
第二次世界大戦中、北アフリカ戦線で活躍。
「クルセーダー」とも呼ぶ。
◎Mk1/2:2ポンド砲。
Mk3:6ポンド砲。
くるせいど
【クルセイド】
◇[英]crusade
○[歴]⇒じゅうじぐん(十字軍)(1)
くるぜいろ
【クルゼイロ】
◇[葡]cruzeiro
○[古][経]ブラジルの通貨単位。
1クルゼイロ=100センターボ(centavo)。
◎現在はレアル(real)。
くるぜいろどする
【クルゼイロドスル】
◇[葡]Cruzeiro do Sul
○ブラジル北西端、アクレ州(Estado de Acre)北西部の都市。
くるせーだー
【クルセーダー】
○([英]crusader)⇒[1]くるせいだー(クルセイダー)
○([英]Crusader)⇒[2]くるせいだー(クルセイダー)
くるせーど
【クルセード】
◇[英]crusade
○[歴]⇒じゅうじぐん(十字軍)(1)
くるそんざん
【狗留孫山】
◇[日]Kuruson Zan
○(1)[地]山口県山口市にある山。標高554.1メートル。
○(2)[地]山口県下関市中央部にある山。標高616メートル。
南麓に修禅寺があり、「御岳(オダケ)」とも呼ぶ。
◎旧住所では豊浦郡(トヨウラグン)の豊田町(トヨタチョウ)と豊北町(ホウホク
チョウ)の堺。
くるそんぶつ
【拘留孫仏】
◇[梵]Krakucchanda
○[仏]過去七仏の一つで、釈尊の3代前生。
参照⇒かこしちぶつ(過去七仏)
くるだ
【クルダ】
◇Khurda
○[古]⇒こるだー(コルダー)
ぐるだかふ
【グルダカフ】
◇Al Ghurdaqah/Al-Ghardaqah
○エジプト東部、紅海県(Muhafazat al Bahr al Ahmar)東部に
ある県都。紅海(Red Sea)沿岸のリゾート都市。
一年中、ダイビングやサーフィンなどのマリン・スポーツが
楽しめる。
「ハルガダ([英]Hurghada)」とも呼ぶ。
くるだけん
【クルダ県】
◇[英]Khurda District
○[古]⇒こるだーけん(コルダー県)
ぐるたさいおん
【グルタサイオン】
◇[英]glutathione、[独]Glutathion(グルタチオン)
○[生化]⇒ぐるたちおん(グルタチオン)
ぐるたちおん
【グルタチオン】
◇[独]Glutathion、[英]glutathione(グルタサイオン)
○[生化]グルタミン酸・システイン・グリシンの三つのアミノ
酸から成るトリペプチド(tripeptide)。
動植物・微生物のあらゆる組織に広く含まれ、組織呼吸に関
係する。容易に酸化され、生体内の酸化還元反応や解毒作用に
重要な役割を果たす。
◎生体のポリペプチド(polypeptide)の内、初めて結晶化された。
食品の味を感じやすくする物質といわれる。
ぐるたみんさんそーだ
【グルタミン酸ソーダ】
◇[英]monosodium glutamate
○[化]⇒ぐるたみんさんなとりうむ(グルタミン酸ナトリウム)
★ぐるたみんさんなとりうむ
【グルタミン酸ナトリウム】
◇[英]monosodium glutamate
○[化]グルタミン酸のモノナトリウム塩。
化学調味料に使用される。
略称は「MSG」。
「グルタミン酸ソーダ」とも呼ぶ。
◎1908. 7.(明治41)池田菊苗(キクナエ)(1864〜1936)が昆布(コンブ)
のだし汁から抽出したうまみ成分。
◎商品名は「味の素(モト)」,「旭味(アサヒアジ)」など。
ぐるたり
【グルタリ】
◇Gultari
○パキスタンが実効支配するカシミール北部地域(Northern
Areas)バルチスタン(Baltistan)の一地区。
インドの実効支配線から約20キロメートルの地区で、パキス
タン軍の駐屯地がある。
★ぐるたるあるでひど
【グルタルアルデヒド】
◇Glutaraldehyde
○[化]タンパク質変性剤・殺菌剤の一種。刺激臭のある透明無
色の粘調液体。分子式はCH2(CH2CHO)2。
殺菌効果が高く、医療機器などの消毒に使用される。
シックハウス症候群と似た症状を引き起こす。
くるちく
【クル地区】
◇[英]Kullu District/Kulu District
○インド北部、ヒマーチャル・プラデシュ州(Himachal Pradesh
State)中央部の地区。
州都シムラ(Shimla)の北方。
くるちゃとびうむ
【クルチャトビウム】
◇kurchatovium
○[原]超ウラン元素・人工元素の一つ、原子番号は104。元素
記号は「Ku」。
「ラザフォージウム(rutherfordium)」,「ドゥブニウム(Dub-
nium)」とも呼ぶ。
◎1964(昭和39)旧ソ連のドゥブナー原子核研究所のフリョーロ
フらがプルトニウム242をネオン22のイオンで衝撃し質量数260
の新元素を得たと報告し、ソ連の原子物理学者クルチャトフ
(Kurchatov)の名から命名。
しかしアメリカのローレンス放射線研究所は追試で確認でき
ないとし、1969(昭和44)同研究所のギオーソらはカリフォルニ
ウム249に炭素12と13のイオンで衝撃し質量数257と259の104番
目の新元素を得たとの論文を発表し、ラザフォージウム(元素
記号Rf)と命名。
1993(平成 5)国際純粋応用化学連合(IUPAC)からドゥブ
ニウム(元素記号Du)の名称を提案されたが、まだ国際的な合
意が得られていない。
くるちゃとふ
【クルチャトフ】
◇Igor Vasilyevich Kurchatov
○[人]旧ソ連の原子物理学者(1903. 1.12〜1960. 2. 7)。
ソ連最初の原子爆弾、世界初の実用的水素爆弾、ソ連最初の
原子力発電所の開発を指揮する。
1923(大正12)クリミア大学卒業。
1927(昭和 2)科学アカデミー正会員。
1946(昭和21)ヨーロッパ最初の原子炉建設を監督。
原爆開発を監督し、1949. 8.(昭和24)核実験に成功。1953
(昭和28)アメリカに6ヶ月先駈けて水爆実験に成功。
参照⇒くるちゃとびうむ(クルチャトビウム),さはろふ(サハ
ロフ)
くるっか
【クルッカ】
◇[伊](女性形)crucca/(男性形)crucco(クルッコ)
○[俗]ドイツ人女性に対する蔑称。
くるっくす
【クルックス】
◇William Crookes
○[人]イギリスの化学者・物理学者(1832〜1919)。
1861(文久元)硫酸製造所の煤煙を分光器で研究中に緑色線を
出すタリウム(thallium)を発見。
1873(明治 6)タリウムの原子量を測定。
1875(明治 8)放射の強さを測るラジオメーター(radiometer)
(放射計)を発明。
クルックス管(Crookes tube)を考案して真空放電を研究し、
陰極線(cathode rays)が電子流であることを証明。
一時期、心霊現象の研究に没頭する。
くるっくすかん《くるつくすくわん》
【クルックス管】
◇[英]Crookes tube
○[物][電]ガイスラー管(Geissler tube)(真空放電管)の一種。
管内の気体(真空度)が水銀柱0.1ミリメートル以下のもの。
発光部分が少ない。
参照⇒がいすらーかん(ガイスラー管)
くるっこ
【クルッコ】
◇[伊](男性形)crucco/(女性形)crucca(クルッカ)
○[俗]ドイツ人男性に対する蔑称。
くるっちょ
【クルッチョ】
◇[伊]cruccio
○(イタリア語で)苦悩・憤慨。
ぐるっつぉろ
【グルッツォロ】
◇[伊]gruzzolo
○(イタリア語で)財宝・貯え。
[1]くるっぷ
【クルップ】
◇Krupp
○[経]ドイツの鉄鋼・兵器産業を中心とする大財閥。
ドイツの産業革命前夜の1811(文化 8)初代フリードリヒ・ク
ルップが製鉄工場をルール地方のエッセンに創設。その後のド
イツの軍備拡張に伴い、子の2代目アルフレートは時の皇太子
(後のウィルヘルム二世)の信任を得て事業を拡張し、大砲など
武器製造で発展。3代目フリードリヒ・アルフレートは「大砲
王」とも呼ばれ、造船にも進出。
1903(明治36)フリート・クルップ株式会社(Fried Krupp AG)
と改称。ドイツ最大の兵器製造会社となり、石炭・鉄鋼・造船
・機械などにわたる大総合コンツェルンを形成。
ナチスが政権を獲得すると兵器生産によってこれに協力。
第二次世界大戦後、ナチス系財閥として連合軍の管理下に置
かれ、一族は戦争犯罪人に指名された。
朝鮮戦争の勃発すると、西独再軍備で事業を再開・復活。
社会主義圏・開発途上国などとの取引も活発化したが、石炭
鉄鋼産業の斜陽化・延払輸出の資金難などから経営危機を招き、
1968(昭和43)倒産。
1976(昭和51)以降イラン政府からの資本参加を受け入れる。
1993(平成 5)鉄鋼のHoeschを買収し、Fried.Krupp AG Hoesch-
Kruppと改称。
[2]くるっぷ
【クルップ】
◇Friedrich Krupp(フリードリヒ・クルップ)
○[人]ドイツの製鋼業者(1787〜1826)。クルップ財閥の初代。
1811(文化 8)製鉄工場をルール地方のエッセンに創設。
[3]くるっぷ
【クルップ】
◇Alfred Krupp(アルフレート・クルップ)
○[人]ドイツの製鋼・兵器業者(1812〜1887)。クルップ財閥の
2代目。初代の子。
1826(文政 9)14歳で父の工場を継ぐ。
「るつぼ綱法」を発明し、1843(天保14)以降、従来の青銅にか
えて鋳鋼によるクルップ砲を製作。
その後のドイツの軍備拡張に伴い、時の皇太子(後のウィル
ヘルム二世)の信任を得て事業を拡張し、武器製造で発展。大
軍需企業クルップ社の発展の基礎を築いた。
[4]くるっぷ
【クルップ】
◇Friedrich Alfred Krupp(フリードリヒ・アルフレート・ク
ルップ)
○[人]ドイツの製鋼・兵器業者(1854〜1902)。クルップ財閥の
3代目。2代目の子、妻はマルガレーテ、ベルタの父。「大砲
王」とも呼ばれる。
世界の軍拡の波に乗って造船にも進出。鉄鋼部門の銑鋼一貫
体制をとるなど、大コンツェルンを形成。
◎没後、クルッブ社の事業は、妻マルガレーテを経て、長女ベ
ルタの夫グスタフ(Gustav)(1870〜1950)が継ぐ。
[5]くるっぷ
【クルップ】
◇Alfred Krupp(アルフレート・クルップ)
○[人]ドイツの製鋼・兵器業者(1907〜1967)。3代目の長女ベ
ルタとその夫グスタフ(Gustav)の子。
第二次世界大戦後、ニュルンベルク裁判で有罪となり全財産
を没収される。
朝鮮戦争の勃発すると、西独再軍備による経済活性化のため
財産を返還され鉄鉱・石炭事業を再開し復活。
◎鉄鉱・石炭事業の斜陽化により、死去の翌1968(昭和43)クルッ
プ社は倒産。
くるっぷほう《くるつぷはう》
【クルップ砲】
◇[英]Krupp Gun
○[軍]クルップ社で発明・製造した後装砲。
従来の青銅にかえて、世界で初めて砲身を鋳鉄で製造したも
の。
くるでぃすたん
【クルディスタン】
◇Kurdistan
○(1)トルコ南東部・イラン北部・イラク北西部とシリア・ア
ルメニアの一部に広がる高原山岳地帯。
クルド人の他、トルコ系のトルクメン人も居住。
参照⇒くるどじん(クルド人)
〈面積〉
約2万9.000平方キロメートル。
◎1920(大正 9)セーブル条約では、クルディスタンの分離自治
と、1年後に独立の項目があった。
1923(大正12)トルコの独立が回復したローザンヌ条約では、
治外法権の撤廃などとともにクルディスタンの独立の項目も破
棄された。
○(2)(Ostan-e Kordestan)⇒くるでぃすたんしゅう(クルディ
スタン州)
くるでぃすたんしゅう《くるぢすたんしう》
【クルディスタン州】
◇Ostan-e Kordestan、[英]Kurdistan Province
○イラン北西部の州。
州都はサナンダージュ(Sanandaj)。
〈面積〉
2万8,817平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)134万6,383人。
ぐるてん
【グルテン】
◇[独]Gluten、[英]gluten
○[生化]小麦・大麦・ライ麦・米など穀類に含まれるグルテリ
ン(glutelin)など、各種のタンパク質(蛋白質)の混合物。
灰白色の粘質物で、グルタミン酸を多量に含む。
麩(フ)やグルタミン酸調味料の原料、家畜の飼料などになる。
「麩素(フソ)」とも呼ぶ。
◎小麦アレルギーの原因物質(アレルゲン)の一つ。
小麦の品種とグルテンの量:参照⇒こむぎ(コムギ,小麦)
◎ライ麦:⇒せかりん(セカリン)
[1]くると
【クルト】
◇[西]culto、[伊]culto、[英]cult
○⇒かると(カルト)
[2]くると
【クルト】
◇[フ]culte、[独]Kult、[英]cult
○⇒かると(カルト)
くるど
【クルド】
◇[英]Kurds
○⇒くるどじん(クルド人)
ぐるど
【グルド】
◇Gourde
○[経]ハイチ共和国の通貨単位。
くるどあいこくどうめい
【クルド愛国同盟】
◇[英]Patriotic Union of Kurdistan
○反イラクのクルド人の政治組織(PUK)。
クルド自治区の南部、スレイマニア・ハラブジャなどを実効
支配する。
〈議長(leader)〉
ジャラル・タラバニ(Jalal Talabani)。
◎親イラン派。親トルコ派はクルド民主党(KDP)。
参照⇒くるどみんしゅとう(クルド民主党),ぺしゅめるが(ペ
シュメルガ)
くるどかいほうのとら
【クルド解放の鷹】
◇[クルド語]Teyrebazen Azadiya Kurdistan、[英]Kurdistan
Liberation Hawks/Kurdistan Freedom Falcons
○トルコのクルド系反政府組織。
略称は「TAK」。
くるどじん
【クルド人】
◇[英]Kurds
○トルコ・イラク・イラン・シリア・カフカスにまたがるクル
ディスタン(Kurdistan)山岳地帯に居住するイラン語系の農耕
遊牧民族。スンニ派のイスラム教徒が多い。
「国家を持たない最大の少数民族」と言われ、推定人口は2,500
〜3,000万人。
◎第一次世界大戦の戦後処理(ローザンヌ条約)で5ヶ国に分散
している。
2002. 8. 3(平成14)トルコ国会、クルド語の放送・教育の解
禁を可決。EU加盟を念頭に置いたもの。
くるどじんみんかいぎ《くるどじんみんくわいぎ》
【クルド人民会議】
◇[クルド語]Kurdistan Halk Kongresi、[英]Kurdistan Peo-
ple's Congress
○クルド人の政治組織の一つ。
前身は「クルド労働者党(PKK)」。
略称は「KHK」。
◎2003.11.(平成15)クルド労働者党(Partiya Karkeren Kurd-
istan)(PKK)から改称。
参照⇒くるどろうどうしゃとう(クルド労働者党)
くるどみんしゅとう《くるどみんしゆたう》
【クルド民主党】
◇[英]Kurdistan Democratic Party
○反イラクのクルド人の政治組織(KDP)。
クルド自治区の北部、アルビルなどを実効支配する。
◎クルド人バルザニ族出身のムスタファ・バルザニ(Mullah
Mustafa Barzani)がイランで設立し、1946(昭和21)帰国。
バルザニの個人独裁に反対して離脱したジャラル・タラバニ
(Jalal Talabani)が1975(昭和50)PUK(クルド愛国同盟)を設
立して分裂。
1987(昭和62)PUKと和解し共同戦線を張り、湾岸戦争後に
半独立状態となったイラクの北部クルド人居住区を南北二分す
る形で自治を分担。
1994(平成 6)トルコ国境貿易の利権などを巡ってPUKと紛
争。
1996. 9.(平成 8)KDPはイラクのフセイン大統領に軍事支
援を要請し、イランの支援を受けているPUKは制圧される。
◎親トルコ派。親イラン派はクルド愛国同盟(PUK)。
参照⇒くるどあいこくどうめい(クルド愛国同盟),ぺしゅめ
るが(ペシュメルガ)
くるどろうどうしゃとう《くるどらうどうしやたう》
【クルド労働者党】
◇[クルド語]Partiya Karkeren Kurdistan、[英]Kurdistan
Workers Party
○[古]クルド人の政治組織の一つ。
反トルコ闘争を行なうマルクス・レーニン主義武装組織。
略称は「PKK」。
参照⇒くるどじんみんかいぎ(クルド人民会議)
〈党首〉
アブドラ・オジャラン(Abdullah Ocalan)。
◎1978(昭和53)創設。
1984(昭和59)トルコへの武装闘争を開始。
1987(昭和62)トルコ政府、クルド労働者党(PKK)の武装闘
争激化を受け、非常事態令を発布。
1999(平成11)オジャランPKK党首が逮捕され、段階的解除
が進む。
2002.11.30(平成14)トルコ政府、拠点であったディヤルバク
ル県(Diyarbakir Ili)・シルナク県(Sirnak Ili)の非常事態令
を解除。
2003.11.(平成15)クルド人民会議(Kurdistan Halk Kongresi)
(KHK)と改称。
ぐるどわら
【グルドワラ】
◇gurdwara
○シーク教の礼拝所(寺院)。
参照⇒しーくきょう(シーク教)
くるとん
【クルトン】
◇[フ]crouton
○[料]スープに浮かべるパンの小片。
食パンを賽(サイ)の目に切り、カリカリに焼いたり揚げたりし
たもので、ポタージュなどに用いる。
ぐるとん
【グルトン】
◇[英]glutton(グラトン)
○⇒ぐらとん(グラトン)
[1]くるな
【クルナ】
◇Khulna
○(1)(Khulna Division)⇒くるなしゅう(クルナ州)
○(2)(Khulna District)⇒くるなけん(クルナ県)
○(3)バングラデシュ南西部、クルナ州の州都・クルナ県の県
都。
北緯22.84°、東経89.56°の地。
「クールナ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3) 92万1,400人/54万5,849人(推計)。
2002(平成14)119万0,000人。
[2]くるな
【クルナ】
◇Qurna/Kurna
○イラクの町。
⇒あるくるな(アルクルナ)
くーるな
【クールナ】
◇Khulna
○⇒[1]くるな(クルナ)
ぐるな
【グルナ】
◇[フ]grenat
○[鉱](フランス語で)ザクロ石・ガーネット([英]garnet)。
⇒がーねっと(ガーネット)(1)
くるなけん
【クルナ県】
◇[英]Khulna District
○バングラデシュ南西部、クルナ州西部の県。東部をバゲラッ
ト県(Bagar Hat District)、西部をサトキラ県(Satkhira Dis-
trict)に接する。
「クールナ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
4,395平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)213万1,000人。
2002(平成14)263万2,200人。
くーるなけん
【クールナ県】
◇[英]Khulna District
○⇒くるなけん(クルナ県)
くるなしゅう《くるなしう》
【クルナ州】
◇[英]Khulna Division
○バングラデシュ南西部の州。ガンジス川下流のデルタ地帯。
州都はクルナ。
「クールナ州」とも呼ぶ。
くーるなしゅう《くーるなしう》
【クールナ州】
◇[英]Khulna Division
○⇒くるなしゅう(クルナ州)
ぐるぬいゆ
【グルヌイユ】
◇[フ]grenouille
○[両](フランス語で)カエル(蛙)。
⇒かえる(カエル,蛙,蛤,蝦)
ぐーるねー
【グールネー】
◇Vincent de Gournay
○[人]フランスの経済学者(1712〜1759)。
参照⇒れっせふぇーるれっせぱっせ(レッセフェール・レッ
セパッセ)
くるねーがら
【クルネーガラ】
◇Kurunegala
○(1)(Kurunegala Disrtict)⇒くるねーがらけん(クルネーガ
ラ県)
○(2)スリランカ西部、ノースウェスタン州(North Western
Province)の州都。クルネーガラ県の県都。
くるねーがらけん
【クルネーガラ県】
◇[英]Kurunegala Disrtict
○スリランカ西部、ノースウェスタン州(North Western Prov-
ince)東部の県。西部をプッタラム県(Puttalam District)に接
する。
県都はクルネーガラ(州都)。
ぐるのーぶる
【グルノーブル】
◇Grenoble
○フランス南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)中央部のイゼール県(Departement Isere)中央部にある
県都。イゼール川(riviere Isere)沿岸の工業都市。
〈人口〉
1982(昭和57)15万6,000人。
◎スタンダールの生地。
◎1968(昭和43)第10回冬季オリンピックを開催。
くるばーあ
【クルバーア】
◇[トルコ語]kurbaga
○[両](トルコ語で)カエル(蛙)。
⇒かえる(カエル,蛙,蛤,蝦)
ぐるばんてゅんぎゅとさばく
【グルバンテュンギュト砂漠】
【古爾班通古特砂漠】
◇[中]Gu'erbantunggute Shamo(古尓班通古特沙漠)
○[地]中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Wei-
wu'er Zizhiqu)北部、ジュンガル盆地中央部にある砂漠。タク
ラマカン砂漠に次ぐ、中国第二の砂漠。
参照⇒たくらまかんさばく(タクラマカン砂漠)
〈面積〉
約4.88万平方キロメートル。
ぐるーびー
【グルービー】
◇[米]groovy
○[形][俗]いかす、かっこいい。
参照⇒おーさむ(オーサム)(2)
◎1960年代の言葉。
ぐるーぴー
【グルーピー】
◇[英]groupie
○[社]ロック歌手や人気タレントなどに集団でつきまとう、狂
信的な10代の女性ファン。
ぐるーぴぃ
【グルーピィ】
◇[露]glupii
○[形](ロシア語で)ばかな、おろかな。
◎ロシア文字では"глупый"。
くるびょう《くるびやう》
【くる病】
【佝僂病】
◇[英]rickets(リケッツ)/rachitis(ラカイティス)
○[病]乳幼児の骨の形成異常・骨格異常の一種。
ビタミンD不足によりカルシウムの吸収が妨げらる骨の発育
不全で、骨が軟らかく、脊椎(セキツイ)や四肢骨(シシコツ)に異常な湾
曲や変形が生ずるもの。
参照⇒せきちゅうこうわん(脊柱後湾,脊柱後弯,脊柱後彎)
◎日照りの乏しい地方で発症しやすい。
参照⇒びたみんでぃ(ビタミンD)
くるぷすかや
【クルプスカヤ】
◇Nadezhda Konstantinovna Krupskaya
○[人]旧ソ連(ロシア)の政治家・教育家(1869〜1939)。レーニ
ンの妻。
21歳から革命運動に参加。
1898(明治31)追放地シベリアでレーニンと結婚。
1917.11.(大正 6)十月革命(十一月革命)の後、共産主義国家
の教育理論・運動の指導者として多方面に活躍。
著書は『国民教育と民主主義』など。
参照⇒れーにん(レーニン)
ぐるふと
【グルフト】
◇[独]Gruft
○(ドイツ語で)墓。
⇒はか(墓)
ぐるーぷほーむ
【グループホーム】
◇[英]group home
○(1)[福]知的障害のある人が数人で共同生活する施設・住宅。
地域の中で生活するノーマライゼーションの一環で、身の回
りの世話をする人はつくが、原則として指導や訓練などは行わ
れない。
参照⇒のーまらいぜーしょん(ノーマライゼーション)(2)
○(2)[福]痴呆性高齢者が少人数で共同生活する施設。
★ぐるーぷるび
【グループルビ】
○[印]熟語や複合語の語全体に対して平均的に振るルビ。
⇔ものるび(モノルビ)
★くーるべ
【クールベ】
◇Gustave Courbet
○[人]フランスの画家(1819〜1877)。
★くるま
【車】
○()
○()自動車・人力車の総称。
◎車で行く
○()タクシー。
◎車を拾う(タクシーを呼びとめて乗る)
★くるまえび
【クルマエビ】
【車蝦】
【車海老】
○[動]甲殻綱(Crustacea)エビ亜綱(Malacostraca)エビ目(十脚
類)(Decapoda)クルマエビ亜目(Dendrobranchiata)クルマエビ
科(Penaeidae)クルマエビ属(Marsupenaeus)のエビ。
◎英語:プローン(prawn)。
ドイツ語:ガーネーラ(Garnele)。
フランス語:クレベット(crevette)/。
イタリア語:ガンベロ(gambero)。
スペイン語:ガンバ(gamba)。
トルコ語:カリデス(karides)。
中国語:對蝦(duixia)/蝦。
くるまざ
【車座】
○大勢の人が輪の形に並び、輪の中心を向き、向かい合って座
ること。
くるまぜんしち
【車善七】
◇[日]Kuruma Zenshichi
○[歴][人]江戸時代、江戸浅草で非人(ヒニン)・乞胸(ゴウムネ)の取
締や非人寄場の管理などを行っていた頭(カシラ)の世襲名。
参考⇒ひにん(非人),ごうむね(乞胸)
◎車善七は穢多(エタ)頭の弾左衛門(ダンザエモン)の支配下にあった。
参考⇒だんざえもん(弾左衛門)
◎初めは鳥越(トリゴエ)に居たが、1667(寛文 7)新吉原の裏(台東
区千束3丁目2番地)に居住。間口(マグチ)20間(京間)、奥行(オク
ユキ)45間。
くるまだ
【車田】
◇[日]Kurumada
○(1)新潟県佐渡市にある丸い水田。
○(2)岐阜県高山市松之木町(マツノキマチ)にある丸い水田。県重要
無形民俗文化財。
中心から外へ同心円状に苗を植え、外周から中心へと刈り取
る。
下肥は使わず、収穫したモチ米(糯米)の一部は地元の大八賀
神社に奉納される。
◎古代の水田の形態が伝えられているもの。
くるまだい
【車代】
○(1)(ある場所に来る)交通費。
○(2)(1)の名目で渡される祝儀(シュウギ)。
わざわざ来て頂いた謝礼として、実際の交通費より多い金額
が渡される。
◎(2)の意味で用いられることが多い。
くるまにゆられて
【車にゆられて】
◇[西]La Cucaracha
○[楽]⇒らくからーちゃ(ラ・クカラーチャ)
くるまびし
【車菱】
○⇒てつびし(鉄菱)
くるまふ
【車麩】
◇[日]kurumafu
○[食]⇒くるまぶ(車麩)
くるまぶ
【車麩】
◇[日]kurumabu
○[食]焼き麩の一種。
細長い生麩(ナマフ)を長い棒に巻き付けて焼いたもの。
煮物やミソ汁の具などに用いる。
「くるまふ(車麩)」とも呼ぶ。
◎輪切りにした切口が中空で車輪に似ていることから。
ぐるまん
【グルマン】
◇[フ]gourmand
○大食家・大食漢・健啖家(ケンタンカ)。食い道楽。
「グールマン」とも呼ぶ。
参照⇒ぐるめ(グルメ)
◎英語:グラトン(glutton)。
ぐーるまん
【グールマン】
◇[フ]gourmand
○⇒ぐるまん(グルマン)
★くるみ
【クルミ】
【胡桃】
○[植]ブナ目(Fagales)クルミ科(Juglandaceae)の落葉高木の
総称。
幹は高さ20メートル以上にもなる。雌雄同株で、雄花は緑色、
雌花は花柱が帯赤色。
種は食用・薬用・油の原料。材は器具用。樹皮は染料。
漢名は「ことう(胡桃)」。英語名で「ウオルナット(walnut)」,
「ウォルナット」とも呼ぶ。
◎サワグルミ(沢胡桃):⇒さわぐるみ(サワグルミ,沢胡桃)
くるみ
【胡桃】
○(1)[植]⇒くるみ(クルミ,胡桃)
○(2)[色][服]⇒くるみいろ(胡桃色)
○(3)紋所(モンドコロ)の一つ。割ったクルミの実を図案化したも
の。
くるみいろ
【胡桃色】
○(1)[色]クルミの実の中の種子(核)のような茶色。淡い褐色。
単に「胡桃」とも呼ぶ。
○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。
表は薄赤く黄ばんだ色、裏は青色。または表は薄香色、裏は
白。
単に「胡桃」とも呼ぶ。
くるみがしたいなり
【胡桃下稲荷】
○[俗]笠間稲荷神社の通称。
⇒かさまいなりじんじゃ(笠間稲荷神社)
くるみだていせき《くるみだてゐせき》
【胡桃館遺跡】
○[歴]秋田県北秋田市にある、平安時代の集落跡。
出土した木簡(モッカン)から、9世紀末から10世紀初頭ごろに出
羽(現:秋田県・山形県)の国府の出先機関があり、役人が常駐
していたと考えられている。
参照⇒ほったのさくあと(払田柵跡)
◎旧住所は北秋田郡(キタアキタグン)鷹巣町(タカノスマチ)。
ぐるみちく
【グルミ地区】
◇[英]Gulmi District
○ネパール中南部、ルンビニ地方(Lumbini Zone)北西部の地区
(郡)。南部をパルパ地区(Palpa District)に接し、北部をダウ
ラギリ地方(Dhawalagiri Zone)に隣接。
くるみわり
【クルミ割り】
【胡桃割り】
◇[英]nutcracker
○クルミの堅い殻(カラ)を挟(ハサ)んで割る道具。
くるみわりにんぎょう《くるみわりにんぎやう》
【くるみ割り人形】
【胡桃割り人形】
【胡桃割人形】
◇[露]Shchelkunchik、[英]The Nutcracker
○[楽]ロシアの作曲家チャイコフスキー(Pyotr Iliich Chai-
kovskii)作曲のバレエ音楽。二幕三場。
ドイツの作家ホフマン(Ernst Theodor Amadeus Hoffmann)の
童話『胡桃割り人形とネズミの王様([独]Der Nussknacker und
der Maeusekoenig)』による。
クリスマスイブの夜、少女クララ(Clara)(マーシャ<Masha>)
が人形遣いのドロッセルマイヤー(Drosselmeier)からもらった
くるみ割り人形とともにネズミの軍隊と戦い、撃退したら魔法
がとけて人形が王子になり、王子に誘われてお菓子の国を訪れ
る筋。
参照⇒ちぇれすた(チェレスタ)
◎1892.12.18(明治25)サンクトペテルブルグ(Sankt-Peterburg)
のマリインスキー劇場([英]Maryinsky Theatre)で初演。
〈演奏会用組曲〉
◎第一組曲:全8曲。
小序曲(Overture Miniature)。
行進曲(March)。
ロシアの踊り(Russian Dance)。
アラビアの踊り(Arabian Dance)。
中国の踊り(Chinese Dance)。
葦笛の踊り(Dance of the Reed-Flutes)。
花のワルツ(Waltz of the Flowers)。
金平糖の精の踊り(Dance of the Suger Plum Fairy)。
◎第二組曲:。
くるむ
【クルム】
◇[英]culm
○[鉱]⇒ふんたん(粉炭)(1)
くるむす
【クルムス】
◇Johann Adam Kulmus(ヨハン・アダム・クルムス)
○[人]ドイツの解剖学者(1689〜1745)。ブレスラウ(現:ブロツ
ワフ)生れ。
1719(享保 4)バーゼル大学、卒業。
1722(享保 7)ダンチヒで初心者向けに著した二十数枚の図表
について解説した簡単な『解剖図譜(Anatomische Tabellen)』
を出版。
参照⇒かいたいしんしょ(解体新書)
くるむず
【クルムズ】
◇[トルコ語]kirmizi、[英]crimson
○[色](トルコ語で)深紅色。
⇒くりむそん(クリムソン)
ぐるめ
【グルメ】
◇[フ]gourmet(ブドウ酒のきき酒をする人)
○食通。美食家。
「グールメ」とも、英語で「ガストロノーム(gastronome)」,「ガ
ストロノーマー(gastronomer)」,「ガストロノミスト(gastronom-
ist)」,「エピキュア(epicure)」とも呼ぶ。
参照⇒ぐるまん(グルマン)
◎英語で「美食」は「ガストロノミー(gastronomy)」。
ぐーるめ
【グールメ】
◇[フ]gourmet(ブドウ酒のきき酒をする人)、[英]epicure
○⇒ぐるめ(グルメ)
くるめし
【久留米市】
◇[日]Kurume Shi
○福岡県南西部の市。
大善寺玉垂宮(タマタレグウ)・陸上自衛隊の久留米駐屯地がある。
アメリカ合衆国カリフォルニア州モデスト(Modesto)の姉妹
都市。
〈面積〉
1970(昭和45)124平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)20万4,000人。
1980(昭和55)21万6,974人。
◎もと有馬氏の城下町。
2005. 2. 5(平成17)浮羽郡(ウキハグン)田主丸町(タヌシマルマチ)、三
井郡(ミイグン)北野町(キタノマチ)、三潴郡(ミズマグン)城島町(ジョウジママ
チ)・三潴町(ミヅママチ)を編入。
◎久留米第十二師団:旧陸軍の師団。
参照⇒ばくだんさんゆうし(爆弾三勇士)
◎東京都には東久留米市がある。
くるめだいがく
【久留米大学】
○[教]福岡県久留米市に本部を置く私立大学。
◎九州医学専門学校として創立。
1946(昭和21)久留米医科大学となる。
1950(昭和25)久留米大学に改称。
くるゆずむ
【クルユズム】
◇[トルコ語]kuru uzum
○[食](トルコ語で)干しブドウ。
⇒ほしぶどう(干しブドウ,干し葡萄,干葡萄,乾し葡萄,乾葡
萄)
ぐるらまんだーたさん
【グルラ・マンダータ山】
◇Gurla Mandhata
○[地]⇒なむなにさん(ナムナニ山)
くるらんぐち
【クルラングチ】
◇[トルコ語]kirlangic
○[鳥](トルコ語で)ツバメ(燕)。
⇒つばめ(ツバメ,燕)
くるり
【枢】
【樞】
○[建]⇒くるる(枢,樞)(1)
くるり
【久留里】
◇[日]Kururi
○(1)千葉県君津市(キミツシ)の地域名。
○(2)[交]⇒くるりえき(久留里駅)
くるりえき
【久留里駅】
○[交]千葉県君津市(キミツシ)久留里市場(クルリイチバ)にあるJR久
留里線の駅。
俵田(タワラダ)駅と平山(ヒラヤマ)駅の間。
くるりぼう
【くるり棒】
○[農]⇒からさお(殻竿,唐棹,連枷)
ぐるりんぽちぇ
【グル・リンポチェ】
◇Guru Rinpoche
○[人]⇒ぱどまさんばば(パドマサンババ)
★くるる
【枢】
【樞】
◇[日]kururu
○(1)[建]扉(トビラ)・開き戸を開閉する装置。
柱などの上下2ヶ所に短い棒状の突起のある枢(とまら)を付
け、扉の上下2ヶ所に付けた穴のある枢(とぼそ)を差し込んで
扉を回転するようにしたもの。
「くろろ(枢,樞)」,「くるり(枢,樞)」,「くる(枢,樞)」とも呼ぶ。
参照⇒とまら(枢,樞),とぼそ(枢,樞)(1),ひじがね(肘金)(1),
ひじつぼ(肘壺,肘壷),ちょうつがい(蝶番)(1)
○(2)[建]
○(3)[建]⇒さる(猿)(3)
くるるぎ
【枢木】
○[建]⇒さる(猿)(3)
くるれし
【クルレ市】
【庫尓勒市】
【庫爾勒市】
◇[中]Ku'erle Shi、[英]Kurle City
○⇒こるらし(コルラ市,庫尓勒市,庫爾勒市)
くるわことば
【廓詞】
【廓言葉】
○[歴]⇒さとことば(里言葉)(2)
ぐるん
【グルン】
◇Gurn
○ネパール中部に住む部族。チベット・ビルマ語族。
現在はグルカ族の一支族とされる。
参考⇒ぐるかへい(グルカ兵)
くるんだそうげん《くるんださうげん》
【クルンダ草原】
◇[英]Kulunda Steppe
○[地]ロシア共和国中南部、西シベリア南部アルタイ地方(Al-
taisky Krai)にある草原。面積約10万平方キロメートル。
アルタイ地方の行政所在地バルナウル(Barnaul)がある。
「クルンダ平原(Kulunda Plain)」とも呼ぶ。
くるんだへいげん
【クルンダ平原】
◇[英]Kulunda Plain
○[地]⇒くるんだそうげん(クルンダ草原)
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