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                    PDD図書館管理番号       0001.0026.8500.04

                 百   科   辞   書   《くろた》    編集:獨  澄旻

-------- くろた ------------------------------------------------
くろだいや
	【黒ダイヤ】
	○(1)[鉱]暗灰色または黒色のダイヤモンド(金剛石)。カルボ
	ナード([西]carbonado)。ブラジル産で、鑿岩機(サクガンキ)など
	に使用する。
	○(2)[俗]石炭の別称。
	 ⇒せきたん(石炭)
くろたきむら
	【黒滝村】
	◇[日]Kurotaki Mura
	○奈良県南部、吉野郡(ヨシノグン)の村。
★くろだそうどう《くろださうだう》
	【黒田騒動】
	○[歴]1633(寛永10. 3.)福岡藩の御家騒動。
くろだはらえき
	【黒田原駅】
	○[交]栃木県那須郡那須町(ナスマチ)寺子(テラコ)にある、JR東北
	本線の駅。
	 高久(タカク)駅と豊原(トヨハラ)駅の間。
くろたみとん
	【クロタミトン】
	◇Crotamiton
	○[薬]疥癬(カイセン)治療薬(かゆみ止め)。非常に弱いステロイド
	剤。
	 皮膚に塗布すると軽い灼熱間がある。
	 長期連用や高齢者・妊産婦・授乳婦・小児などへの使用は避
	ける。
ぐろちうす
	【グロチウス】
	◇Hugo Grotius(フーゴー・グロチウス)
	○[人]⇒ぐろてぃうす(グロティウス)
くろーちぇっと
	【クローチェット】
	◇[英]crotchet
	○(1)突飛な考え・奇想。
	○(2)[楽]四分音符(quarter note)。
	○(3)クローシェ編み。
	 ⇒かぎばりあみ(かぎ針編み,鉤針編み)
くろちゃ
	【黒茶】
	○[色]黒みをおびた焦茶色(コゲチャイロ)。
	 「極焦茶(ゴクコゲチャ)」,「黒茶色(クロチャイロ)」とも呼ぶ。
くろちゃいろ
	【黒茶色】
	○[色]⇒くろちゃ(黒茶)
くろづか
	【黒塚】
	◇[日]Kurozuka/Kuroduka
	○(1)福島県二本松市の東方、安達ヶ原(アダチガハラ)にある古跡。
	 鬼女伝説で知られる。
	 参照⇒あだちがはら(安達ヶ原,安達が原,安達原)
	○(2)[楽][劇]謡曲(能の曲名)の一つ。
	 ⇒あだちがはら(安達ヶ原,安達が原,安達原)(2)
くろっかす
	【クロッカス】
	◇[英]crocus
	○[植]ユリ目(Liliales)アヤメ科(Iridaceae)クロッカス属
	(Crocus)(サフラン属)の多年草。
	 ヨーロッパ・地中海沿岸・小アジア原産。
	 球根は球茎。高さ約10センチメートルで、葉は細く、松葉状。
	早春に黄・紫・白などの六弁の花をつける。
	 水栽培(ミズサバイ)で育てることも多い。
	 「クローカス」とも、和名で「ハナサフラン(花サフラン)」,「ム
	ラサキサフラン(紫サフラン)」とも呼ぶ。
	◎春の季語。
★くろっきー
	【クロッキー】
	◇[フ]croquis
	○[美]人物や動きがあるものなどを短時間でおおまかに写生す
	ること。
ぐろっきー
	【グロッキー】
	◇[英]groggy(グロッギー)
	○(1)(飲酒・疲労・睡眠不足・病気などで)ふらふらになるこ
	と・よろめくこと。
	○(2)[運]ボクシングで、相手のパンチを受けたり疲労などで、
	ふらふらになること。
	◎「グロッグ」の転化。日本では「グロッギー」とはほとんど呼ば
	ない。
	 強い酒のグロッグ(grog)を飲みすぎた状態を表しで、英語で
	は形容詞。
	 参照⇒[1]ぐろっぐ(グロッグ)(1)
ぐろっぎー
	【グロッギー】
	◇[英]groggy
	○⇒ぐろっきー(グロッキー)
[1]ぐろっぐ
	【グロッグ】
	◇[英]grog
	○(1)[食]水割り(diluted)の強い酒。特に、水割りのラム酒。
	 参照⇒ぐろっきー(グロッキー)
	◎グログラム外套(grogram cloak)を着てオールド・グロッグ
	(Old Grog)と呼ばれたイギリスの提督バーノン(Edward Vernon)
	(1684〜1757)が水兵によく提供したことから。
	 参照⇒ぐろぐらむ(グログラム)
	○(2)[俗][食]⇒かば(カバ)
[2]ぐろっぐ
	【グロッグ】
	◇[英]glogg
	○[食]温めた赤ワイン・ブランデー・シェリー酒などにアーモ
	ンド・レーズン・オレンジピールなどで香り付けして砂糖を入
	れた飲み物。
	 参照⇒ぐりゅーわいん(グリューワイン)
くろっぐぼっくす
	【クロッグボックス】
	◇[英]clog box
	○[楽]⇒うっどぶろっく(ウッドブロック)(3)
ぐろっけんしゅぴーる
	【グロッケンシュピール】
	◇[独]Glockenspiel、[英]glockenspiel
	○(1)[楽]⇒かりよん(カリヨン)
	○(2)[楽]⇒てっきん(鉄琴)
	◎「グロッケ(Glocke)」は「ベル([英]bell)」、「シュピール
	(Spiel)」は「スピーチ([英]speech)・演奏([英]play)」
ぐろっさりー
	【グロッサリー】
	◇[英]glossary
	○(1)ある特定の分野や作家などの術語を解説した用語集・小
	辞典。
	 参照⇒れきしこん(レキシコン)(2)
	○(2)(特に)書物の巻末にある辞書風の説明。
	◎グロサリー(grocery):⇒ぐろさりー(グロサリー)
ぐろっしぇん
	【グロッシェン】
	◇[独]Groschen
	○(1)[歴][経]ドイツの小さい銀貨。
	○(2)[古][経]オーストリアの通貨単位。
	 百分の一シリング(schilling)。
	○(3)[古][経]ドイツの10ペニヒ(pfennig)硬貨。
くろっしんぐ
	【クロッシング】
	◇[英]crossing
	○⇒くろーしんぐ(クローシング)
ぐろった
	【グロッタ】
	◇[伊](女性形)grotta/(男性形)grotto(グロット)
	○(1)洞窟(ドウクツ)・洞穴(ホラアナ)。
	 参照⇒けーぶ(ケーブ)(2)
	◎カプリ島の青の洞窟(Grotta Azzurra di Capri):⇒あおの
	どうくつ(青の洞窟)
	○(2)[建]人工の岩屋(イワヤ)。
	 ⇒[1]ぐろっと(グロット)(2)
	○(3)(地下の)ワイン貯蔵室。
	 「ワイン・セラー([英]wine cellar)」とも呼ぶ。
	 参照⇒けーぶ(ケーブ)(3)
	◎「グロテスク([フ]grotesque)」と同源語。
	 参照⇒ぐろてすく(グロテスク)
くろっち
	【クロッチ】
	◇[英]crotch
	○(1)人の股(マタ)。
	○(2)木の股。
	○(3)[服]ズボン・パンツなどの股の部分。
	○(4)[運]⇒[2]くらっち(クラッチ)(1)
[1]ぐろっと
	【グロット】
	◇[英]grotto
	○(1)洞窟(ドウクツ)・洞穴(ホラアナ)。
	○(2)[建]人工の岩屋(イワヤ)。
	 18世紀、庭園内に避暑用として作られ、貝殻などで美しく飾
	られていた。
	◎イタリア語の「グロット(grotto)」から。
	 参照⇒ぐろった(グロッタ)
	◎「グロテスク([フ]grotesque)」と同源語。
[2]ぐろっと
	【グロット】
	◇[伊](男性形)grotto/(女性形)grotta(グロッタ)
	○⇒ぐろった(グロッタ)
くろつやみのが
	【クロツヤミノガ】
	【黒艶蓑蛾】
	○[虫]⇒みのが(ミノガ,蓑蛾)(2)
ぐろてぃうす
	【グロティウス】
	◇Hugo Grotius(フーゴー・グロティウス)
	○[人]オランダの法律学者・外交官(1583. 4.10〜1645. 8.23)。
	本名は「グロート(Huig van Groot)」。
	 国家・宗教の対立を超えた自然法の立場から国際法に合理的
	な体系を与える。
	 著書は1609(慶長14)『自由海論(Mare liberum)』・1625(寛
	永 2)『戦争と平和の法(De Jure Belli ac Pacis)』など。
	 「グロチウス」,「グロート(Hugeianus de Groot)」とも呼ぶ。
	◎「近代国際法の祖」,「国際法の祖(the founder of interna-
	tional law)」,「国際法の父」,「近世自然法の父(the father of 
	the modern science of international law)」,「近世自然法の
	祖(the founder of the modern theory of natural law)」など
	と呼ばれている。
ぐろてすく
	【グロテスク】
	◇[フ]grotesque
	○(1)[形]異様な、奇怪な、不気味な、気味が悪い。
	 和略語で「グロ」とも呼ぶ。
	○(2)[名](1)の物。(1)なさま・不気味さ。
	 和略語で「グロ」とも呼ぶ。
	○(3)[美]曲線模様の中に怪奇な人間像・動物像・植物像など
	をからませた装飾模様。
	◎ローマの遺跡の天井画から。
	 参照⇒ぐろった(グロッタ)
	○(4)[文]奇怪な事件・事物を描く一分野。
くろてっどくりーむ
	【クロテッドクリーム】
	【クロテッド・クリーム】
	◇[英]clotted cream
	○[食]半固形の濃厚なクリーム。
	 牛乳を徐々に熱して、表面に凝固したクリームを集めたもの
	で、乳脂肪分は55〜60%。
	 主にイングランド南西部で果物やデザートなどに添える。
くろてん
	【クロテン】
	【黒貂】
	◇[英]sable
	○[哺]食肉目(Carnivora)イタチ科(Mustelidae)の哺乳類。
	 頭胴長約40センチメートル、尾長約15センチメートル、体重
	約1.5キログラム。毛色は淡褐色から黒褐色。森林に棲(ス)み、
	ネズミや小鳥を捕食する。
	 ヨーロッパ北部からシベリア・サハリン・北海道・北方四島
	に分布。
	 毛皮は高級品でセーブルと呼ばれ、特に黒褐色のものは最高
	級品としてヨーロッパや中国で珍重された。
くろと
	【クロト】
	◇Clotho
	○[ギ神]運命の三女神の一神で、運命の糸を紡ぐ女神。
	 参照⇒もいらい(モイライ)
くろと
	【玄人】
	○⇒くろうと(玄人)
くろど
	【黒戸】
	○(1)黒色の戸。
	○(2)[古](特に)黒戸の御所の戸。
	 参照⇒くろどのごしょ(黒戸の御所)
	○(3)[歴]黒戸の御所の略称。
	 ⇒くろどのごしょ(黒戸の御所)
	○(4)[女房詞]仏壇の別称。
	 ⇒ぶつだん(仏壇)(2)
[1]ぐろーと
	【グロート】
	◇Huig van Groot
	○[人]⇒ぐろてぃうす(グロティウス)
[2]ぐろーと
	【グロート】
	◇Hugeianus de Groot
	○[人]⇒ぐろてぃうす(グロティウス)
くろとき
	【クロトキ】
	【黒鴇】
	○[鳥]コウノトリ目の鳥。全長約85センチメートル、翼長約35
	センチメートル。
	 体は白く、頭から首は黒褐色の皮膚が露出し、クチバシ(嘴)
	と脚が黒い。
	 インド・インドシナ半島・中国南部にかけて生息。中国東北
	部にも飛来。
	◎江戸時代には日本にも多く飛来し繁殖していた。
	 2004.10.(平成16)利根川河口域に1羽が飛来。
ぐろどな
	【グロドナ】
	◇Grodna
	○⇒ふろどな(フロドナ)
くろとね
	【クロトネ】
	◇Crotone
	○(1)(Provincia di Crotone)⇒くろとーねけん(クロトーネ県)
	○(2)⇒くろとーね(クロトーネ)(2)
くろとーね
	【クロトーネ】
	◇Crotone
	○(1)(Provincia di Crotone)⇒くろとーねけん(クロトーネ県)
	○(2)イタリア南部、カラブリア州(Regione Calabria)東部の
	クロトーネ県南東部にある県都。
	 北緯39.09°、東経17.12°の地。
	 「クロトネ」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 179.8平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)5万8,262人。
	 1991(平成 3)6万1,813人。
	 2001(平成13)6万0,010人。
くろとねけん
	【クロトネ県】
	◇[伊]Provincia di Crotone、[英]Crotone District/Crotone 
	Province
	○⇒くろとーねけん(クロトーネ県)
くろとーねけん
	【クロトーネ県】
	◇[伊]Provincia di Crotone、[英]Crotone District/Crotone 
	Province
	○イタリア南部、カラブリア州(Regione Calabria)東部の県。
	南西部をカタンツァロ県(Provincia di Catanzaro)、北西部を
	コゼンツァ県(Provincia di Cosenza)に接し、東部・南部をイ
	オニア海(Mare Ionio)に面する。
	 県都はクロトーネ。
	 「クロトネ県」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 1,717平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2001(平成13)17万3,122人(10月21日)。
ぐろどの
	【グロドノ】
	◇Grodno
	○(1)(Hrodzenskaya voblasts')⇒ふろどなしゅう(フロドナ州)
	○(2)⇒ふろどな(フロドナ)
くろどのごしょ
	【黒戸の御所】
	○[歴]内裏(ダイリ)の清涼殿(セイリョウデン)の北廊で、滝口所の西側
	を南北に連なっていた細長い部屋。
	 単に「黒戸(クロド)」とも呼ぶ。
	 参照⇒たきぐちどころ(滝口所)
	◎夜間警護のための篝火(カガリビ)のスス(煤)で黒くなっていた
	ことから。
ぐろどのしゅう《ぐろどのしう》
	【グロドノ州】
	◇Grodnenskaya Oblast'、[英]Grodno Region
	○ベラルーシの一州。
	 ⇒ふろどなしゅう(フロドナ州)
くろーな
	【クローナ】
	◇Krona
	○(1)[経]スウェーデンの通貨単位。
	 1クローナ(Krona)=100オーレ(ore)。
	○(2)[経]アイスランドの通貨単位。
	 1クローナ(Krona)=100オイラル(aurar)。
ぐろなす
	【グロナス】
	【GLONASS】
	◇[英]Global Orbiting Navigation Satellite System
	○[天]ロシア(旧:ソ連)の全地球測位システム(GPS)の略称。
	 全24基で地球全体をカバーする。
	 参照⇒じーぴーえす(GPS)
	◎1976(昭和51)開発を開始。
	 1982.10.12(昭和57)打ち上げを開始。
	 2007.12.25(平成19)衛星3基を搭載したロケットをバイコヌ
	ール宇宙基地から打ち上げ。
	 2010.12. 5(平成22)最後の衛星3基を搭載したプロトンロケッ
	トをバイコヌール宇宙基地から打ち上げたが、目標軌道への投
	入に失敗。
	◎ロシア文字では"ГЛОНАСС"。
くろにくる
	【クロニクル】
	◇[英]chronicle
	○(1)記録。年代記。編年史。
	○(2)新聞。
[1]くろーね
	【クローネ】
	◇[独]Krone
	○(1)(ドイツ語で)王冠([英]crown)。
	○(2)[古][経]昔のドイツの10マルク金貨。
	○(3)[古][経]昔のオーストリアの銀貨。
[2]くろーね
	【クローネ】
	◇Krone
	○[経]デンマーク・ノルウェーの通貨単位。
	 1クローネ(Krone)=100オーレ(ore)。
くろねこ
	【黒猫】
	◇[英]The Black Cat
	○[文]アメリカの作家エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan 
	Poe)の短編小説。
	 愛猫と妻を殺した男の異常心理・犯罪心理を写実的に描いた
	もの。
	◎1843(天保14)発表。
くろねこのたんご
	【黒ネコのタンゴ】
	◇[英]Black Cat Tango、[伊]Volevo un gatto nero
	○[楽]パガーノ(Francesco Pagano)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌はゼッキーノ・ドーロ(Zecchino d'Oro)。
	◎1969. 9.(昭和44)みおたみずほの訳詞、皆川おさむの歌でレ
	コード発売。
くろの
	【クロノ】
	◇[英]chrono-
	○[接頭辞]「時」を表わす語形成要素。
	◎ロニクル(chronicle):年代記・編年史。
	 クロノグラフ(chronograph):精密計時記録装置。
	 クロノグラム(chronogram):紀年銘。
	 クロノメーター(chronometer):(天文観測用の)精密時計。
	 クロノロジー(chronology):年代学。
	 クロノスコープ(chronoscope):分秒時計。
	 クロノファー(chronopher):報時器(極微時間測定器)。
	 クロノバイオロジー(chronobiology):時間生物学。
	 クロノセラピー(chronotherapy):時間療法。
	 クロノクーロメトリー(chronocoulometry):計時電量分析法。
	 クロノアンペロメトリー(chronoamperometry):計時電流測
	定法、
くろのぐらふ
	【クロノグラフ】
	◇[英]chronograph
	○(1)時間を図形的に記録する装置。
	○(2)特に、精密計時記録装置。
	 クロノメーター(chronometer)(精密時計)からの信号電流を
	電磁石に通し、連動するペンを動かして紙テープに記録するも
	の。
	○(3)ストップウォッチ機能を組込んだ腕時計。
★[1]くろのす
	【クロノス】
	◇[希]Kronos、[英]Cronos/Cronus
	○[ギ神]タイタン(Titans)の一人。ウラノス(Uranos)とガイア
	(Gaia)の子、ゼウス(Zeus)の父。
	 父の王位を奪い世界の支配者となったが、のち子ゼウスに覇
	権を奪われた。
	◎レア(Rhea)との長女:⇒へすてぃあ(ヘスティア)
[2]くろのす
	【クロノス】
	◇[登録商標]Cronos
	○[交]マツダ社製の中級セダン。
くろのつかやそぷかかざん
	【クロノツカヤソプカ火山】
	◇[露]Kronotskaya Sopka
	○[地]ロシア連邦共和国の極東、カムチャツカ半島(Poluostrov 
	Kamchatka)中央部にある活火山。標高3,528メートル。
	◎ロシア文字では"Кроноцкая Сопка"。
★くろのろじー
	【クロノロジー】
	◇[英]chronology
	○年代学。
	◎デンドロクロノロジー(dendrochronology):年輪年代学。
くろばー
	【クロバー】
	◇[英]Clover MFG.Co.,Ltd.
	○[経]手芸用品の製造販売会社の大手。
	 本社は大阪府大阪市東成区。
	◎1925.10. 1(大正14)岡田敏雄が岡田慶七商店として創業。
	 1947. 3.12(昭和22)株式会社岡田慶七商店を設立。
	 1958. 5.(昭和33)クロバー裁縫具株式会社に商号変更。
	 1964. 7.(昭和39)クロバー株式会社に商号変更。
[1]くろーばー
	【クローバー】
	◇[英]clover
	○(1)[植]⇒しろつめくさ(シロツメクサ,白詰草)
	○(2)[俗]トランプのクラブ(club)の俗称。
	 ⇒[1]くらぶ(クラブ)(2)
[2]くろーばー
	【クローバー】
	◇[英]crowbar
	○⇒[1]ばーる(バール)
くろばい
	【黒バイ】
	○[俗][交]暴走族取り締まり用の覆面オートバイ。
	 黒い車体に、証拠写真撮影用カメラとビデオ、暴走車に吹き
	付ける塗料噴射器などを装備している。
	 別称は「ブラックウイング」。
	 参照⇒しろばい(白バイ)
	◎2003. 4.(平成15)警視庁交通部、導入。
くろはえ
	【黒はえ】
	【黒南風】
	○[気]⇒はえ(はえ,南風)
★くろばえ《くろばへ》
	【クロバエ】
	【黒蠅】
	○[虫]ハエ目(双翅目)(Diptera)クロバエ科(Calliphoridae)の
	ハエの一群の総称。
	 ケブカクロバエ・オオクロバエ・エゾクロバエなど。
	 動物の糞や死骸をエサとする。
くろはせ
	【崑崙八仙】
	○[楽]⇒はっせん(八仙)(3)
くろはち
	【黒八】
	○⇒くろはちじょう(黒八丈)
くろはちじょう《くろはちぢやう》
	【黒八丈】
	○(1)黄八丈の一種。
	 スダジイの樹皮から採(ト)った染料で染めた黒色を主色に、
	黄色や鳶色の糸を加えて織り上げたもの。
	 「黒八」とも呼ぶ。
	 参照⇒きはちじょう(黄八丈)(1)
	○(2)東京都あきる野市(旧:五日市町)で織られる黒色無地の厚
	手の絹織物。
	 経糸(タテイト)にくらべ緯糸(ヨコイト)がやや太い。
	 男子の袖口(ソデグチ)や襦袢(ジュバン)の掛襟(カケエリ)などに用い
	る。
	 「五日市(イツカイチ)」,「黒八」とも呼ぶ。
	 参照⇒きはちじょう(黄八丈)(1)
くろぱときん
	【クロパトキン】
	【黒鳩公】
	◇Aleksei Nikolaevich Kuropatkin
	○[人]ロシアの将軍(1848〜1925)。
	 露土戦争に参加。日露戦争で極東軍総司令官となったが、
	1905. 3.10(明治38)奉天会戦で大敗して解任。
	◎ロシアの無政府主義者:⇒くろぽときん(クロポトキン)
くろばねまち
	【黒羽町】
	◇[日]Kurobane Machi
	○[古]栃木県北東部、那須郡(ナスグン)の町。
	 町の中心部を西から南へ那珂川(ナカガワ)が流れている。
	〈面積〉
	 187.47平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1970(昭和45)1万8,330人。
	 1995(平成 7)1万7,689人。
	◎屋島の戦いで那須の与一(ヨイチ)(宗高)を乗せて海に泳ぎ出た
	名馬は現在の黒羽町の産で、「鵜黒(ウクロ)の駒」と呼ばれ、鵜の
	大将と牝馬の間に生れ水かきがあるとまで言われるほど泳ぎが
	うまかった。
	 町内の黒羽田町(クロバネタマチ)はもと黒羽藩主大関氏(那須氏一
	族の那須七党の一氏)の城下町。
	 松尾芭蕉(バショウ)が『奥の細道』の旅で最長の14日間を過ご
	したことから、芭蕉公園に展示館「芭蕉の館」が建てられている。
	 2005.10. 1(平成17)大田原市(オオタワラシ)に編入。
ぐろーばらいぜーしょん
	【グローバライゼーション】
	◇[英]globalization
	○[経](産業・企業などの)地球規模化・世界的規模化。
	 国境に捕われずに経済活動を営むこと。
	 「グローバリゼーション」とも呼ぶ。
ぐろーばりずむ
	【グローバリズム】
	◇[英]globalism
	○[政]世界統合主義・汎地球主義。世界統合政策・汎地球政策。
	 国際問題に関与して行く政策。
ぐろーばりぜーしょん
	【グローバリゼーション】
	◇[英]globalization
	○[経]⇒ぐろーばらいぜーしょん(グローバライゼーション)
ぐろーばる
	【グローバル】
	◇[英]global
	○(1)[形]地球規模の、世界規模の、全世界の。
	○(2)[形](転じて)全体的な、包括的な。
	◎名詞は「グローブ(globe)(球)」。
ぐろーばるすたんだーど
	【グローバル・スタンダード】
	◇[英]global standard
	○[工]世界標準。
ぐろーばるにゅーくりあふゅえる
	【グローバル・ニュークリア・フュエル】
	◇[英]Global Nuclear Fuel L.L.C.
	○[経][原]原子燃料関連会社の一社。
	 本社は神奈川県横須賀市。
	 ゼネラル・エレクトリック(GE)・東芝・日立製作所の合弁
	会社。
	 略称は「GNF」。
	◎1967. 5.(昭和42)設立。
ぐろーばるほーく
	【グローバルホーク】
	【グローバル・ホーク】
	◇[英]Global Hawk
	○[軍]アメリカ軍の全自動操縦の無人偵察機。
	 対空砲の届かない高度2万メートルを、無給油で35時間にわ
	たり滞空することができる。
	 約1万8千メートルの高々度では約560キロメートル先まで
	偵察が可能。また、赤外線カメラにより夜間・悪天候での偵察
	も可能。
	 参照⇒ゆーえーぶい(UAV),[2]ぷれでたー(プレデター)
	◎1998(平成10)初飛行。
	 2012.10.(平成24)グローバルホーク同士で空中給油に成功し、
	連続飛行時間が41時間から160時間以上に延長。
くろびす
	【クロビス】
	◇Clovis
	○[人]⇒くろーびす(クロービス)
★くろーびす
	【クロービス】
	◇Clovis
	○[人]フランク王国前期のメロビング朝([独]Merowinger)初代
	の王( 465/ 466〜 511)。在位: 481〜 511。ゲルマン人サリ
	族(Salii)の族長メロービス(Merovius)の孫。
	 「クロビス」,「クロヴィス」とも呼ぶ。
	 参照⇒めろびんぐちょう(メロビング朝)
くろひめやま
	【黒姫山】
	◇[日]Kurohime Yama
	○[地]長野県北部にある、筑摩山地の火山。標高2,053メート
	ル。
くろびやま
	【黒檜山】
	◇[日]Kurobi Yama
	○[地]群馬県にある赤城山(アカギヤマ)の主峰。標高1,828メート
	ル。
	 参照⇒あかぎやま(赤城山)
くろひょうとう《くろへうたう》
	【黒豹党】
	○⇒ぶらっくぱんさー(ブラックパンサー)(1)
ぐろびん
	【グロビン】
	◇[英]globin
	○[生化]ヘム(heme)と結合してヘモグロビン(hemoglobin)やミ
	オグロビン(myoglobin)を構成する球状タンパク質(蛋白質)。
	 参照⇒へむ(ヘム),へもぐろびん(ヘモグロビン),みおぐろび
	ん(ミオグロビン)
	◎ラテン語の「球(globus)」から。
くろーぶ
	【クローブ】
	◇[英]clove
	○(1)[植]チョウジ(丁子)の英語名。
	 ⇒ちょうじ(チョウジ,丁子,丁字)
	○(2)[食]チョウジの蕾(ツボミ)を乾燥させた香辛料。
	 肉料理やシチューなどに用いる。
	 「丁香(チョウコウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒けいぜつこう(鶏舌香,鷄舌香)
[1]ぐろーぶ
	【グローブ】
	◇[英]globe
	○(1)球・球体。
	○(2)球状のもの。
	○(3)地球儀・天体儀。
	○(4)(the blobe)地球。
	○(5)電球をすっぽりと包みこむガラス球。
	○(6)丸い金魚鉢。
	◎形容詞は「グローバル(global)」。
★[2]ぐろーぶ
	【グローブ】
	◇[英]glove(グラブ)
	○(1)[服]⇒てぶくろ(手袋)
	 「グラブ」とも呼ぶ。
	 参照⇒みとん(ミトン)
	○(2)[運]
	 「グラブ」とも呼ぶ。
	 参照⇒[1]がんとれっと(ガントレット)
	○(3)[運](特に)野球で使用する皮手袋。
	 参照⇒みっと(ミット)(2)
[3]ぐろーぶ
	【グローブ】
	◇[英]grove(グロウヴ)
	○小さい森・木立。
くろふぉーど
	【クロフォード】
	◇Crawford
	○(1)(Crawford County)⇒くろふぉーどぐん(クロフォード郡)
	○(2)アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)中北東部
	のマクレナン郡(McLennan County)の町。ダラス(Dallas)の南
	方。
	 「クローフォード」とも呼ぶ。
	◎ブッシュ米大統領の牧場がある。
くろーふぉーど
	【クローフォード】
	◇Crawford
	○⇒くろふぉーど(クロフォード)(2)
くろふぉーどぐん
	【クロフォード郡】
	◇[英]Crawford County
	○アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania 
	Commonwealth)北西部の郡。北部をエリー郡(Erie County)に接
	する。
	 郡都はミードビル(Meadville)。
ぐろーぶこんぱーとめんと
	【グローブコンパートメント】
	◇[英]glove compartment
	○[交]自動車のダッシュボードにある小物収納室。
	 「グローブボックス(glove box)」とも呼ぶ。
くろふさすぐり
	【クロフサスグリ】
	【黒房酸塊】
	◇[英]blackcurrants
	○[食]⇒[1]かしす(カシス)(1)
くろぶしやま
	【黒伏山】
	◇[日]Kurobushi Yama
	○[地]山形県東根市(ヒガシネシ)東部の観音寺(カンノンジ)にある山。
	標高1,227メートル。
	 船形山(フナガタヤマ)(1,500メートル)の東方に位置し、北西約1
	キロメートルに沢渡黒伏山(サワタリクロブシヤマ)(1,235メートル)があ
	る。
くろふじょう《くろふじやう》
	【黒不浄】
	○死のけがれ(穢れ)。
	 参照⇒ふじょうもん(不浄門)
	◎赤不浄:月経・出産の穢れ。
ぐろーぶす
	【グローブス】
	◇Leslie Richard Groves
	○[人]アメリカ陸軍の軍人(1896〜1970)。
	 1942(昭和17)陸軍の原子爆弾製造の統合機関「マンハッタン
	管区(Manhattan District)」を指揮。
	 「グローブズ」とも呼ぶ。
ぐろーぶず
	【グローブズ】
	◇Leslie Richard Groves
	○[人]⇒ぐろーぶす(グローブス)
ぐろーぶぼっくす
	【グローブボックス】
	◇[英]glove box
	○(1)[原]保護手袋つきの密閉容器。
	 外部から危険な放射能物質を付属の手袋で操作できるように
	したもの。
	○(2)[交](glove compartment)⇒ぐろーぶこんぱーとめんと
	(グローブコンパートメント)
ぐろぶりん
	【グロブリン】
	◇[英]globulin
	○[生化]加水分解でアミノ酸となる、一群の単純タンパク質
	(蛋白質)の総称。
	 水には溶けないが、希アルカリまたは中性の塩類には溶ける。
	硫安またはマグネシウム塩の濃溶液では沈澱する。
	 アルブミンと共に動植物の組織に広く分布。
	 血清・卵黄などに含まれ、血清グロブリン(serum globulin)、
	水晶体中のクリスタリン(crystallin)、フィブリノゲン(fi-
	brinogen)などがある。
	 参照⇒あるぶみん(アルブミン)
くろべ
	【くろべ】
	○[軍]海上自衛隊の訓練支援艦(ATS4202)。
	 母港は呉基地(広島県)。
	 2,200トン。
	◎1989. 3.23(平成元)竣工。
くろべ
	【黒部】
	◇[日]Kurobe
	○(1)[地]⇒くろべがわ(黒部川)
	○(2)⇒くろべし(黒部市)
くろべい
	【黒塀】
	○[建]黒く塗った板塀(イタベイ)。
	 金をかけた別宅、特に妾宅(ショウタク)のイメージがある。
	◎歌謡曲『お富さん』:粋な黒塀/見越しの松に/あだな姿の
	洗い髪。
★くろべがわ《くろべがは》
	【黒部川】
	◇[日]Kurobe Gawa
	○[地]富山県東部の川。全長90キロメートル。
	 参照⇒くろよんだむ(黒四ダム)
★くろべきょうこくてつどう《くろべけふこくてつだう》
	【黒部峡谷鉄道】
	○[交]富山県下のトロッコ鉄道。
	 ウド谷橋梁(キョウリョウ)がある。
	〈停車駅〉
	 宇奈月(ウナヅキ)駅・柳橋(ヤナギバシ)駅・森石(モリイシ)駅・黒薙(ク
	ロナギ)駅・笹平(ササダイラ)駅・出平(デシダイラ)駅・猫又(ネコマタ)駅・
	鐘釣(カネツリ)駅・小屋平(コヤダイラ)駅・欅平(ケヤキダイラ)駅。
くろべし
	【黒部市】
	◇[日]Kurobe Shi
	○富山県北東部の市。南部を魚津市(ウオヅシ)に接し、北西部を
	富山湾に面する。
	〈面積〉
	 86.76平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)3万6,531人。
	◎1954(昭和29)桜井(サクライ)町と生地(イクジ)町が合併して発足。
ぐろぼ
	【グロボ】
	◇[葡]Globo(地球)
	○(1)[通]ブラジルの大手新聞・新聞社。
	○(2)[放]ブラジルのテレビ局。
くろぼく
	【黒ぼく】
	○(1)黒ぼく土。
	 ⇒くろぼくど(黒ぼく土)
	◎「ぼく」は「(「石」偏+「卜」)」と書く。
	○(2)火山から噴出した溶滓(ヨウシ)状の溶岩。庭石に用いる。
	◎富士塚の黒ぼく
★くろぼくど
	【黒ぼく土】
	○[鉱]火山灰や軽石を母材とする土壌。
	 団粒構造で空隙が多く、水はけがよい。
	 リン(燐)は少ないが、肥料を与えることで畑地・果樹園地に
	適する。
	 参照⇒ひるぜん(蒜山)
	◎「ぼく」は「(「石」偏+「卜」)」と書く。
	 「踏むとぼくぼくする黒土」の意味。
くろぼし
	【黒星】
	○(1)的(マト)の中央にある黒丸。的の中心。
	○(2)(転じて)ねらいをつけた所。図星(ズボシ)。
	○(3)黒い、丸形(●)または星形(★)のしるし。
	 参照⇒くろまる(黒丸,黒円)
	○(4)[運]相撲(スモウ)の星取り表(ヒョウ)で負けを表(アラワ)す黒丸(ク
	ロマル)。
	 ⇔しろぼし(白星)(2)
	○(5)[運](転じて)力士(リキシ)が相撲に負けること。
	 ⇔しろぼし(白星)(3)
	○(6)(転じて)勝負などに負けること。
	○(7)(転じて)あることで失敗すること。
くろぼたん
	【黒牡丹】
	◇[中]hei mudan
	○⇒こくぼたん(黒牡丹,K牡丹)
くろぽときん
	【クロポトキン】
	◇Pyotr Alekseevich Kropotkin
	○[人]ロシアの無政府主義者(1842〜1921)。公爵。
	 地理学者として活動し、のち革命運動に参加。
	 1872(明治 5)国際労働者協会に加入。
	 入獄・脱獄・亡命の生活を送る。
	 国家を廃し、相互扶助にもとづく小組織の連合による理想社
	会を主張。
	 著書は『革命家の思い出』・『近代科学とアナーキズム』・
	『相互扶助論』・『ロシア文学の理想と現実』・『フランス大
	革命史』など。
	◎ロシアの将軍:⇒くろぱときん(クロパトキン,黒鳩公)
くろほねむら
	【黒保根村】
	◇[日]Kurohone Mura
	○[古]群馬県中央部、勢多郡(セタグン)の村。
	〈面積〉
	 101.50平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2,753人。
	◎2005. 6.13(平成17)桐生市(キリュウシ)に編入。
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