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百 科 辞 書 《くらな》 編集:獨 澄旻
-------- くらな ------------------------------------------------
[1]ぐらなだ
【グラナダ】
◇[西]granada
○(1)[食](スペイン語で)ザクロ(石榴)。
○(2)[軍](スペイン語で)手榴弾([英]grenade)。
[2]ぐらなだ
【グラナダ】
◇Granada、[アラビア語]Gharnata
○(1)(Provincia de Granada)⇒くらなだけん(グラナダ県)
○(2)スペイン南部、アンダルシア自治州(Region de Andalu-
cia)中南部のグラナダ県の県都。
北緯37.17°、東経3.59°の地。
〈人口〉
2000(平成12)24万4,500人。
2002(平成14)24万4,900人。
ぐらなだおうこく《ぐらなだわうこく》
【グラナダ王国】
◇[英]the Kingdom of Granada
○[歴]⇒なするちょう(ナスル朝)
ぐらなだけん
【グラナダ県】
◇[西]Provincia de Granada、[英]Granada Province
○スペイン南部、アンダルシア自治州(Region de Andalucia)
中南部の県。北部をハエン県(Provincia de Jaen)、東部をア
ルメリア県(Provincia de Almeria)、南西部をマラガ県(Pro-
vincia de Malaga)、北西部をコルドバ県(Provincia de Cordo-
ba)に接し、南部を地中海に面する。
県都はグラナダ。
〈面積〉
1万2,531平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)80万9,000人。
2002(平成14)81万6,700人。
[1]くらなっは
【クラナッハ】
◇Lucas Cranach(ルーカス・クラナッハ)
○[人]ドイツ・ルネサンスの代表的の画家・版画家(1472〜
1553)。クローナハ(Kronach)生れ。
1501(文亀元)ウィーンの宮廷に出入り。
1505(永正 2)ヴェッテンベルクでザクセン選帝侯の宮廷画家
となる。
初めてビーナスなどの女性の裸体画を描く。
ルターの友人。
「クラナーハ」,「クラナハ」,「大クラナッハ(Lucas Cranach
der Aeltere)」とも呼ぶ。
[2]くらなっは
【クラナッハ】
◇Hans Cranach(ハンス・クラナッハ)
○[人]ドイツの画家(〜1537)。[1]の長男、[3]の兄。
「クラナーハ」,「クラナハ」とも呼ぶ。
[3]くらなっは
【クラナッハ】
◇Lukas Cranach(ルーカス・クラナッハ)
○[人]ドイツの画家(1515〜1586)。[1]の次男、[2]の弟。
「クラナーハ」,「クラナハ」とも呼ぶ。
ぐらなーて
【グラナーテ】
◇[西]granate
○[鉱](スペイン語で)ザクロ石・ガーネット([英]garnet)。
⇒がーねっと(ガーネット)(1)
[1]ぐらなーと
【グラナート】
◇[独]Granat
○[鉱](ドイツ語で)ザクロ石・ガーネット([英]garnet)。
⇒がーねっと(ガーネット)(1)
[2]ぐらなーと
【グラナート】
◇[伊]granato
○[鉱](イタリア語で)ザクロ石・ガーネット([英]garnet)。
⇒がーねっと(ガーネット)(1)
くらなは
【クラナハ】
○(1)[人](Hans Cranach)⇒[2]くらなっは(クラナッハ)
○(2)[人](Lucas Cranach)⇒[1]くらなっは(クラナッハ)
○(3)[人](Lukas Cranach)⇒[2]くらなっは(クラナッハ)
くらなーは
【クラナーハ】
○(1)[人](Hans Cranach)⇒[2]くらなっは(クラナッハ)
○(2)[人](Lucas Cranach)⇒[1]くらなっは(クラナッハ)
○(3)[人](Lukas Cranach)⇒[2]くらなっは(クラナッハ)
ぐらにー
【グラニー】
◇[英]granny/grannie
○(1)⇒ぐらんま(グランマ)
○(2)おせっかい屋。
くらにうむ
【クラニウム】
◇[英]cranium
○[医]頭蓋骨(トウガイコツ,ズガイコツ)。
くらにおとみー
【クラニオトミー】
◇[英]craniotomy
○[医]開頭術。
くらにおとーむ
【クラニオトーム】
◇[英]craniotome
○[医]開頭用の器具。
[1]ぐらにっと
【グラニット】
◇[英]granite
○[鉱]⇒かこうがん(花崗岩)
[2]ぐらにっと
【グラニット】
◇[露]Granit、[英]Granite
○[軍]ロシアの長距離艦対艦ミサイル(巡航ミサイル)(P−7
00)。
射程550キロメートル。核弾頭搭載可能。
NATO名は「SS−N−19」,「シップレック(Shipwreck)」。
◎1970年代に開発され、1980年代に配備。
ぐらのーら
【グラノーラ】
◇[英]granola
○[食]押しつぶしたエンバク(燕麦)などの穀物・黒砂糖やハチ
ミツ・ナッツを混ぜ、小粒にして焼き、ドライフルーツなどを
加えたシリアル食品。
アメリカでは朝食用として牛乳をかけて食べられている。
◎もとアワー・ホーム・グラノーラ社(Our Home Granula Com-
pany)の登録商標。
ぐらばー
【グラバー】
◇Thomas Blake Glover(トーマス・ブレーク・グラバー)
○[人]イギリスの貿易商(1838. 6. 6〜1911.12.16)。スコット
ランドのアバディーン(Aberdeen)生れ。
19歳で上海に渡る。
1859(安政 6. 7.)来日。
1861(文久元)グラバー商会を設立し、日本茶などを輸出。
薩摩藩・長州藩・熊本藩・佐賀藩・宇和島藩などの西南諸藩
や幕府諸藩に武器弾薬・軍艦を売り込み巨利を収める。
井上馨・伊藤博文らや、薩摩藩・佐賀藩などの留学生のイギ
リス密航を仲介。
1863(文久 3)薩英戦争後の1866(慶応 2. 9.)、薩英和解・提
携に尽力。
佐賀藩に高島炭坑の採掘資金を貸し付ける。
小菅ドック(のち長崎造船所)の設立にも参画。
1870(明治 3. 8.)グラバー商会、倒産。
鹿鳴館の外人名誉書記。
1881(明治14)三菱商会の高島砿業所所長。
1908. 7.(明治41)勲二等旭日重光章を受章。
明治時代の呼称は「ガラバ」。
参照⇒ぐらばーえん(グラバー園)
◎グラバー(倉場)家の墓地は長崎市坂本町の坂本国際外人墓地。
ぐらばーえん《ぐらばーゑん》
【グラバー園】
◇[英]Glover Garden
○長崎県長崎市南山手町(ミナミヤマテマチ)にある観光施設。有料。
グラバー邸(Glover House)や、市内に散在していた洋館を移
築したリンガー邸(Ringer House)・オルト邸(Alt House)、オ
ペラ『蝶々夫人』の三浦環(タマキ)像・プッチーニ像などがある。
◎敷石の中にハート型の「ハートストーン」があり、発見できる
と恋が成就するという伝説がある。
くらはし
【倉橋】
◇[日]Kurahashi
○(1)[地]⇒くらはしじま(倉橋島)
○(2)⇒くらはしちょう(倉橋町)
○(3)奈良県桜井市の地名。
参照⇒くらはしやま(倉橋山,倉椅山,椋橋山)
○(4)[農]⇒くらはしだいこん(倉橋大根)
○(5)[古]⇒くらはし'倉橋,椋橋)
くらはし
【倉橋】
【椋橋】
◇[日]Kurahashi
○[古]大阪府豊中市(トヨナカシ)庄内(ショウナイ)付近の古称。
倉橋大根の産地として知られる。
「椋橋」とも書く。
参照⇒くらはししょう(椋橋庄),くらはしだいこん(倉橋大根)
くらはしじま
【倉橋島】
◇[日]Kirahashi Jima
○[地]広島県南西部、広島湾湾口の東側にある島。
全島花崗岩(カコウガン)質の山地で、石材は国会議事堂・ビルや
路面電車の敷石にも使用された。
古くから木造船の造船業が盛ん。また、段々畑によるミカン
栽培が行われている。
北部に安芸郡(アキグン)の音戸町(オンドチョウ)、南部に倉橋町(クラハ
シチョウ)がある。
北の音戸瀬戸(オンドノセト)にかかる音戸大橋で呉市警固屋(ケゴヤ)
と連絡。西は早瀬瀬戸(ハヤセノセト)にかかる早瀬大橋で能美島(ノウミ
ジマ)と連絡。
海岸線は出入りに富んで景観に優れ、島の南部は瀬戸内海国
立公園に含まれる。
〈面積〉
69.13平方キロメートル。
◎古来、瀬戸内海の交通の要地で、平清盛が音戸ノ瀬戸を開削。
室町時代には瀬戸内海の海賊衆の根拠地であった。
くらはししょう《くらはししやう》
【椋橋庄】
◇[日]Kurahashi Sho
○[歴]大阪府豊中市(トヨナカシ)南部にあった、平安〜鎌倉時代の
荘園。
京都と瀬戸内を結ぶ交通の要衝として栄えた。
◎後鳥羽上皇が鎌倉幕府にここの地頭の交代を要求したが拒否
されている。
くらはしだいこん
【倉橋大根】
○[農]大阪府豊中市(トヨナカシ)庄内(ショウナイ)付近で生産される大根
の品種。
単に「倉橋」とも呼ぶ。
参照⇒だいこん(大根)
くらはしちょう《くらはしちやう》
【倉橋町】
◇[日]Kurahashi Cho
○広島県南西部、安芸郡(アキグン)にある町。倉橋島(クラハシジマ)の
南部と鹿島・黒島・横島などから成る。
参照⇒くらはしじま(倉橋島)
◎1952(昭和27)町制施行。
くらはしやま
【倉橋山】
【倉椅山】
【椋橋山】
◇[日]Kurahashi Yama
○[古][地]奈良県桜井市の東南端、多武峰(トウノミネ)北方の倉橋
付近にある音羽山(オトワヤマ)の古称。
参照⇒おとわやま(音羽山)(3)
ぐらはむこ
【グラハム粉】
◇[英]graham flour(グレイアムフラワー)
○[食]コムギ(小麦)の全粒粉。麩(フスマ)(bran)を除いていない
小麦粉。
参照⇒だいじぇすてぃぶびすけっと(ダイジェスティブビス
ケット,ダイジェスティブ・ビスケット),ふすま(ふすま,麩),
おーるぶらん(オールブラン)
ぐらはむとう《ぐらはむたう》
【グラハム島】
◇[英]bench Graham/Graham Bank/Graham Island
○[歴][地]フェルディナンデア島(Isola Ferdinandea)のイギ
リス名。
⇒ふぇるでぃなんであとう(フェルディナンデア島)
ぐらはむらんど
【グラハムランド】
◇[英]Graham Land
○[古][地]⇒なんきょくはんとう(南極半島)
くらび
【クラビ】
◇Krabi
○(1)(Changwat Krabi)⇒くらびけん(クラビ県)
○(2)タイ王国南西部、マレー半島西岸のクラビ県の県都。
ぐらびあ
【グラビア】
◇[フ]gravure、[フ]gravure(グラビュール)
○(1)[印]⇒ぐらびあいんさつ(グラビア印刷)
○(2)[印](gravure page)⇒ぐらびあぺーじ(グラビア・ページ)
ぐらびあいんさつ
【グラビア印刷】
◇[英]gravure/photogravure
○[印]写真製版法による凹版印刷の一種。
原画の色の濃淡(グラデーション)を、版面の微細な凹点(ドッ
ト)の深さによるインキ層の厚薄で精密に再現する。
写真・図版や、美術画の複製などに用いられる。
また、輪転機による大量印刷に適する。
単に「グラビア」とも、「フォトグラビア」,「写真凹版」とも呼
ぶ。
ぐらびあぺーじ
【グラビア・ページ】
◇[英]gravure page
○[印]グラビア印刷されたページ。
パンフレット・雑誌・書籍などの写真や図版などに用いられ
る。
単に「グラビア」とも呼ぶ。
くらびけん
【クラビ県】
◇[タイ語]Changwat Krabi、[英]Krabi Province
○タイ王国南西部、マレー半島西岸の県。
県都はクラビ。
くらびこーど
【クラビコード】
◇[英]clavichord
○[歴][楽]ピアノの前身となった鍵盤(ケンバン)楽器の一種。
長方形の箱形で、鍵盤を押すとその先端のタンジェント(tan-
gent)と呼ぶ真鍮片(シンチュウヘン)で弦を押し上げて音を発するもの。
音は小さい。
14世紀に発明され、16世紀にスペイン、17〜18世紀にドイツ
で流行し、19世紀初頭までヨーロッパで広く用いられた。
「クラヴィコード」とも呼ぶ。
参照⇒はーぷしこーど(ハープシコード)
ぐらびだんつぁ
【グラビダンツァ】
◇[伊]gravidanza(グラヴィダンツァ)
○[医](イタリア語で)妊娠(ニンシン)。
⇒にんしん(妊娠)
くらびちぇんばろ
【クラビチェンバロ】
◇[伊]clavicembalo
○[楽]⇒はーぷしこーど(ハープシコード)
ぐらびです
【グラビデス】
◇[葡]gravidez(グラヴィデス)
○[医](ポルトガル語で)妊娠(ニンシン)。
⇒にんしん(妊娠)
ぐらびゅーる
【グラビュール】
◇[フ]gravure
○(1)[印]⇒ぐらびあ(グラビア)
○(2)[美]木版・銅板・石版などによる凹版形式の版画。
製版は、エングレービング(写真製版)・ドライポイント・メ
ゾチント(すじ彫り)などの彫刻法と、エッチング・アクアチン
トなどの腐蝕法に大別される。
○(3)[美]カット・グラスの一技法。
[1]くらぶ
【クラブ】
◇[英]club
○(1)[運](ゴルフ・ホッケーなどの)球を打つための棒状の用
具。
◎インディアン・クラブ
○(2)(clubs)トランプのカードの種類の一組(スーツ)。
黒い三つ葉状のクローバー(clover)の模様。
俗に「クローバー」とも呼び、ドイツ語では「クロイツ(Kreuz)」。
◎もともとは棍棒(club)の図案であった。
[2]くらぶ
【クラブ】
◇[英]crab
○[動]カニ(蟹)の英語名。
⇒かに(カニ,蟹)
くらぶ
【クラブ】
【倶楽部】
◇[英]club
○(1)政治・社交・娯楽・スポーツなど共通の目的によって集
まった人々の団体。同好会。
◎社交クラブ,記者倶楽部
○(2)[教]学校の課外活動での集まり。
◎クラブ活動(部活)
部室:⇒ぶしつ(部室)
○(3)団体が集会・社交用に設けた建物や部屋・集合場所。
「部室」,「クラブ室」とも呼ぶ。
○(4)会員制を建て前とするバーや娯楽場。
◎ナイトクラブ
[1]ぐらーふ
【グラーフ】
◇[独]Graf
○⇒はくしゃく(伯爵)
[2]ぐらーふ
【グラーフ】
◇Reinier de Graaf(レイニエ・ド・グラーフ)
○[人]オランダの解剖学者(1641〜1673)。
グラーフ卵胞(ランホウ)(Graafian follicle)を発見。
ぐらぶ
【グラブ】
◇[英]glove
○[服][運]⇒[2]ぐろーぶ(グローブ)
ぐらーぷ
【グラープ】
◇[独]Grab
○(ドイツ語で)墓。
⇒はか(墓)
ぐらふぁいと
【グラファイト】
◇[英]graphite
○[鉱]⇒こくえん(黒鉛)
ぐらふぁいとばくだん
【グラファイト爆弾】
◇[英]Graphite Bomb
○[軍]電力関連施設を攻撃する、黒鉛を積載した爆弾。
発電所などの上空で爆発し、電気抵抗の小さい黒鉛や炭素繊
維で電力装置をショートさせて破壊するもの。
軍事目的のほか生活基盤の破壊で一般住民の心理にも圧力を
加えるとされるが、病院など民生施設にも被害が及ぶと非難さ
れている。
「ソフト爆弾(soft-bomb)」,「ブラックアウト爆弾(blackout
bombs)」とも呼ぶ。
参照⇒いーばくだん(E爆弾)
◎1989(平成元)アメリカ軍、コソボ紛争でBLU114を使用。
1999(平成11)NATO軍(北大西洋条約機構)、旧ユーゴスラ
ビアへの空爆で使用。
ぐらふぃてぃー
【グラフィティー】
◇[伊](複数形)graffiti/(単数形)graffito(グラフィトー)
○(1)[歴]岩壁などに引っかいて描(エガ)かれた古代の絵画や文
字。
参照⇒すぐらふぃてぃー(スグラフィティー),えんごーべ(エ
ンゴーベ)
○(2)(転じて、建物・公衆便所などの)落書き。
ぐらふぃとー
【グラフィトー】
◇[伊](単数形)graffito/(複数形)graffiti
○⇒ぐらふぃてぃー(グラフィティー)
ぐらふぇん
【グラフェン】
◇[英]graphene
○[化]炭素原子が平面状に並んだ、1原子層(monolayer)の炭
素分子。
参照⇒かーぼんなのちゅーぶ(カーボンナノチューブ),ふら
ーれん(フラーレン)
くらぶさん
【クラブサン】
◇[フ]clavecin
○[楽]⇒はーぷしこーど(ハープシコード)
ぐらーふしゅぺー
【グラーフ・シュペー】
◇[独]Graf von Spee
○(1)[人]⇒しゅぺー(シュペー)
○(2)[軍]ドイツ海軍の戦艦名。
⇒あどみらるぐらーふしゅぺー(アドミラル・グラーフ・シュ
ペー)
くらぶちむら
【倉渕村】
◇[日]Kurabuchi Mura
○[古]群馬県中西部、群馬郡の村。
〈面積〉
127.26平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4,838人。
◎1955(昭和30)倉田村と烏淵村が合併して倉淵村(クラブチムラ)を
発足。
1996. 6. 1(平成 8)倉淵村より倉渕村に名称(字体)変更。
2006. 1.23(平成18)高崎市に編入。
くらぶちむら
【倉淵村】
◇[日]Kurabuchi Mura
○[古]⇒くらぶちむら(倉渕村)
[1]くらふと
【クラフト】
◇[英]craft
○(1)技能・技巧。
○(2)手工業。工芸・手芸・民芸。
○(3)手工業品。工芸品・民芸品。
○(4)小型の船舶(watercraft)。飛行機(aircraft)・飛行船・
宇宙船(spacecraft)。
参照⇒えあくらふと(エアクラフト),ほばーくらふと(ホバー
クラフト)
[2]くらふと
【クラフト】
◇[独](単数形)Kraft/(複数形)Kraufte(クレフテ)
○(1)力・能力。
○(2)効力・効き目。
○(3)労働力・働き手。
◎クラフトファーラー(Kraftfahrer):運転手。
ぐらふと
【グラフト】
◇[英]graft
○(1)[植]接ぎ木・挿し木。接ぎ枝。挿し芽。接ぎ穂・挿し穂。
参照⇒つぎき(接ぎ木,接木,継ぎ木,継木),さしき(挿し木,挿
木),さしほ(挿し穂,挿穂)
○(2)[医]移植用組織片。
◎ホモグラフト(homograft):⇒ほもぐらふと(ホモグラフト)
アログラフト(allograft):⇒あろぐらふと(アログラフト)
オートグラフト(autograft):⇒おーとぐらふと(オートグラ
フト)
ヘテログラフト(heterograf):⇒へてろぐらふと(ヘテログ
ラフトト)
ゼノグラフト(xenograft):ヘテログラフトの別称。
くらふとし
【クラフト紙】
◇[英]kraft paper
○クラフトパルプを原料に製した、褐色で丈夫な紙。
ハトロン紙([蘭]patroonpapier)など。
包装紙・ショピングバッグ・封筒(フウトウ)、穀物・肥料・セメ
ントなどの袋などに使用する。
参照⇒はとろんし(ハトロン紙),くらふとぱるぷ(クラフトパ
ルプ,クラフト・パルプ)
◎ドイツ語の「クラフト(Kraft)」から。
参照⇒[2]くらふと(クラフト)
くらふとぱるぷ
【クラフトパルプ】
【クラフト・パルプ】
◇[英]kraft pulp
○化学パルプの一種。
針葉樹のチップ(木片)を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)と硫
化ナトリウム(硫化ソーダ)の混合液で煮て製したもの。
「硫酸塩パルプ」とも呼ぶ。
参照⇒くらふとし(クラフト紙)
くらふとゆにおん
【クラフトユニオン】
【クラフト・ユニオン】
◇[英]craft union/craftunion
○[経]職業別組合・職業別労働組合。
くらぶのやま
【暗部山】
【闇部山】
◇[日]Kurabu no Yama
○[地]⇒くらまやま(鞍馬山)(1)
くらぶやま
【暗部山】
【闇部山】
◇[日]Kurabu Yama
○[地]⇒くらまやま(鞍馬山)(1)
ぐらふようし
【グラフ用紙】
◇[英]graph paper
○[数]⇒ほうがんし(方眼紙)
くらぶり
【クラブリ】
◇Khuraburi/Kuraburi
○タイ王国南西部、マレー半島基部の西部アンダマン海(An-
daman Sea)側に面するパンガー県(Changwat Phangnga)北部の
港湾都市。
ぐらーぶわいん
【グラーブ・ワイン】
◇[英]Graves wine、[フ]vin Graves
○[食]フランスのボルドー地方グラーブ産の白ワイン。
「グラーヴ・ワイン」とも呼ぶ。
くらぽてぃ
【クラポティ】
◇[フ]clapotis
○[海]⇒さんかくなみ(三角波)
くらぼね
【鞍橋】
【鞍骨】
【鞍瓦】
○鞍の骨組みを成す部分。
居木(イギ)の両端に前輪(マエワ)と後輪(シズワ)を取り付けたもの。
参照⇒まえわ(前輪)(1),しずわ(後輪),わにぐち(鰐口)(6)
くらま
【くらま】
○[軍]海上自衛隊のしらね型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH
144)。
基準排水量5,200トン、乗員360人。ヘリコプター3機を搭載
可能。
アメリカ軍と情報を共有するデータリンクシステムを搭載。
佐世保基地所属。
◎1981. 3.27(昭和56)竣工。
2001.11.(平成13)テロ対策特別措置法で情報収集任務のため
インド洋に派遣。
2004.11.(平成16)護衛艦「ゆうだち」とともに日本領海に侵犯
した中国の原子力潜水艦を追尾。
2009.10.27(平成21)関門海峡で韓国籍のコンテナ船カリナ・
スター(CARINA STAR)(7401トン)と衝突し、双方が炎上。
くらま
【鞍馬】
◇[日]Kurama
○(1)京都府京都市東部、左京区北東部の地域名。北部を花脊
(ハナセ)地区に接する。
地名としては鞍馬貴船町(クラマキブネチョウ)・鞍馬二ノ瀬町(クラマニノ
セチョウ)・鞍馬本町(クラマホンマチ)がある。
○(2)[地]⇒くらまやま(鞍馬山)
○(3)[交]⇒くらまえき(鞍馬駅)
[1]ぐらまー
【グラマー】
◇[英]glamour/glamor
○(1)(神秘的な)魅力・魅惑。
○(2)(特に)女性の性的な魅力。
◎形容詞は「グラマラス(glamorous)」。
[2]ぐらまー
【グラマー】
◇[英]grammar
○(1)[言]文法・文法学。
○(2)[言]文法書・文典。
くらまいし
【クラマイ市】
【克拉瑪依市】
◇[中]Kelamayi Shi
○中国北西部、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu'er Zizhi-
qu)中北部の自治区直轄市(地級市)。
「カラマイ市([英]Karamay City)」とも呼ぶ。
参照⇒どくさんしく(独山子区)
◎ウイグル語で「黒い油」の意味で、油田地帯。
くらまいし
【鞍馬石】
◇[日]kurama-ishi
○[建][鉱]京都府京都市鞍馬から産出する閃緑岩(センリョクガン)。
鉄分が多く、表面は赤茶色の錆色(サビ)に覆(オオ)われる。
庭石などに用いる。
◎丹波鞍馬:⇒たんばいし(丹波石)
★くらまえ《くらまへ》
【蔵前】
◇[日]Kuramae
○(1)東京都台東区(タイトウク)の隅田川西岸の地区。
◎江戸幕府が隅田川(スミダガワ)を埋め立てて幕府の米蔵をつくっ
た所。
◎蔵前国技館
○(2)[古](蔵前にあったことから)東京高等工業学校(現:東京
工業大学)の俗称。
くらまえき
【鞍馬駅】
○[交]京都府京都市左京区鞍馬本町(クラマホンマチ)にある叡山電鉄
(エイザンデンテツ)鞍馬線の駅。
貴船口(キブネグチ)駅の次でターミナル駅(終点)。
◎京都市営地下鉄烏丸線には鞍馬口(クラマグチ)駅がある。
くらまえこくぎかん《くらまへこくぎくわん》
【蔵前国技館】
○⇒こくぎかん(国技館)
くらまえばし《くらまへばし》
【蔵前橋】
○[交]東京都の台東区(タイトウク)蔵前と墨田区(スミダク)横綱を結ぶ
蔵前通りの、隅田川(スミダガワ)に架(カ)かる橋。長さ158.2メー
トル。
◎1927(昭和 2)完成。
ぐらまーすくーる
【グラマースクール】
【グラマー・スクール】
◇[英]grammar school
○(1)[教]イギリスの中等教育機関。生徒は普通11〜16歳。
主として公立だが、学力上位の生徒に大学進学準備の教育を
する、伝統的・特権的な学校。
◎16世紀にラテン語やギリシア語の文法学校として創立された。
○(2)[教]アメリカの8年制小学校。
○(3)[教](特に)(2)の5〜8学年(中等学校)。
くらますぐん
【クラマス郡】
◇[英]Klamath County
○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)南部の郡。
東部をレイク郡(Lake County)に接し、南部をカリフォルニア
州に隣接。
郡都はクラマスフォールズ(Klamath Falls)。
くらますふぉーるず
【クラマスフォールズ】
◇[英]Klamath Falls
○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)南部のク
ラマス郡(Klamath County)南部にある郡都。
くらまてんぐ
【鞍馬天狗】
○(1)[日本伝説]京都の鞍馬山に住むというカラス天狗(テング)。
牛若丸(ウシワカマル)(源義経の幼名)に武芸を教えたという。
参照⇒からすてんぐ(カラス天狗,烏天狗)
○(2)[文]大仏次郎(オサラギ・ジロウ)の連作小説。
◎1951. 9. 1(昭和26)新日本放送(現:毎日放送)で開局ととも
に放送開始。
○(3)[文]大仏次郎が創作した、江戸幕末の勤皇のヒーロー。
独特の黒頭巾に黒の着流しで、白馬にまたがり颯爽(サッソウ)と
現れる。回転式連発拳銃を持っている。
杉作(スギサク)は角兵衛獅子(カクベエジシ)。
○(4)[映]1927(昭和 2)公開されたマキノの時代劇映画。正称
は『角兵衛獅子』。
主演:嵐寛寿郎(アラシ・カンジュロウ)。
くらまやま
【鞍馬山】
◇[日]Kurama Yama
○(1)[地]京都府京都市北東部、左京区(サキョウク)中西部の鞍馬本
町(クラマホンマチ)にある山。標高570メートル。
西の貴船山(キブネユマ)(700メートル)と対峙(タイジ)する。
中腹に鞍馬寺がある。
古称は「くらぶやま(暗部山,闇部山)」,「くらぶのやま」。
◎伝説では鞍馬天狗(テング)が住み、源義経(ヨシツネ)が幼少の時に
武芸を天狗から教わったという。
参照⇒からすてんぐ(カラス天狗,烏天狗)
○(2)[楽]河竹黙阿弥作詞、杵屋勝三郎(二代)作曲の長唄。
牛若丸(ウシワカマル)(源義経)と鞍馬天狗との伝説を脚色。
◎1856(安政 3)市村座で初演。
くらまーる
【クラマール】
◇Clamart
○フランス中北部、イル・ド・フランス地域圏(Region Ile-
de-France)中北西部のオードセーヌ県(Departement Hauts-de-
Seine)南東部の都市。
ペルシー陸軍研修病院(the Percy Army Teaching Hospital)
がある。
ぐらまん
【グラマン】
◇Grumman
○(1)[古][空]ノースロップ・グラマン社の前身の一社。
⇒のーすろっぷぐらまんしゃ(ノースロップ・グラマン社)
○(2)[軍]グラマン社製の戦闘機。特に太平洋戦争で活躍した
F−6Fヘルキャット。
◎F−4Fワイルドキャット(Wildcat)。
F−6Fヘルキャット(Hellcat)。
F−8Fベアキャット(Bearcat)。
F−14トムキャット(Tomcat)。
★くらみじあ
【クラミジア】
◇[学]Chlamydia
○(1)[生]クラミジア目(Chlamydiales)の微生物の総称。
○(2)[生]クラミジア目クラミジア科(Chlamydiaceae)の微生物
の総称。
◎中国語:衣原体(yiyuanti)/披衣菌(piyi jun)。
くらみじあしったし
【クラミジア・シッタシ】
◇[学]Chlamydia psittaci
○[病]オウム病クラミジア。
参照⇒おうむびょう(オウム病,鸚鵡病)
ぐらみっと
【グラミット】
◇[英]grommet/grummet
○(1)ハトメ(鳩目)金。
参照⇒はとめ(ハトメ,鳩目)
○(2)[海]帆・錨(イカリ)などの繋索(ケイサク)を通す孔。
ぐらみっとでぃてーる
【グラミット・ディテール】
◇[英]grommet detail
○[服]ハトメ(鳩目)金を飾りとして使うこと。
参照⇒はとめ(ハトメ,鳩目)
ぐらみね
【グラミネ】
◇[フ]graminee
○[植](フランス語で)草。
⇒くさ(草)(1)
[1]くらむ
【クラム】
◇[英]clam
○[貝](英語で)ハマグリ(蛤)。
参照⇒くらむちゃうだー(クラムチャウダー)
[2]くらむ
【クラム】
◇[英]crumb
○(1)[食]パン屑(クズ)。
○(2)[食]パンの軟らかい中身。
◎パンの硬い表皮や耳はクラスト(crust)。
○(3)[食](breadcrumb)パン粉。
⇒ぱんこ(パン粉)(1)
◎イタリア語:モッリカ(mollica)。
★ぐらむ
【グラム】
◇Hans Christian Joachim Gram
○[人]デンマークの医師(1853〜1938)。
1884(明治17)細菌を染色するグラム染色法を開発。
参照⇒ぐらむせんしょく(グラム染色)
ぐらむ
【グラム】
【瓦】
◇[フ]gramme、[英]gram
○メートル法の質量(重さ)の単位の一つ。1キログラムの1千
分の1。
単位記号は「g」、まれに「gr」。
◎国際キログラム原器の1千分の1の質量。
摂氏(セッシ)4度の蒸留水1立方センチメートルの質量。
参照⇒きろぐらむげんき(キログラム原器)
◎「瓦(ガ)」は「かわら」とも読む。
ぐらむいんせいきん
【グラム陰性菌】
◇[英](複数形)Gram-negative bacteria/(単数形)Gram-nega-
tive bacterium
○[生][医]グラム染色で染まらない細菌の一群の総称。
細胞壁は二層で薄く、グラム陽性菌に比べてペプチドグリカ
ン(peptidoglycan)の量が少なく、外層の主成分はリポ多糖(L
PS)。
ペニシリン・リゾチームに抵抗性が大きい。
菌が死ぬと遊離して、時に毒性を示す。
大腸菌・コレラ菌・腸チフス菌・赤痢菌・ペスト菌・淋菌・
脳脊髄膜炎菌・根粒菌など。
「グラム陰性バクテリア」とも呼ぶ。
⇔ぐらむようせいきん(グラム陽性菌)
参照⇒ぐらむせんしょく(グラム染色),こんりゅうきん(根粒
菌),りぼたとう(リポ多糖)
◎カンピロバクター:⇒かんぴろばくたー(カンピロバクター)
ぐらむいんせいばくてりあ
【グラム陰性バクテリア】
◇[英](複数形)Gram-negative bacteria/(単数形)Gram-nega-
tive bacterium
○[生][医]⇒ぐらむいんせいきん(グラム陰性菌)
ぐらむせんしょく
【グラム染色】
◇[英]Gram stain/gram stain/Gram's stain
○[生][医]もよく行われている細菌分類のための染色法。
染色の結果、細菌は染色される一群のグラム陽性菌と染色さ
れない一群のグラム陰性菌に大別される。
染色の手順は種々の変法があるが、普通(原法)は菌体をスラ
イドグラス上に塗って乾燥・固定し、石炭酸ゲンチアナ液で1
〜2分染色、さらにルゴール液液を約1分間作用させていった
ん濃紫色にする。つぎに95%アルコールで脱色して水で洗い、
サフラニン・ビスマルク褐などで再度染色する。
グラム陽性菌は最初に染色された濃紫色または暗紫色のまま
で、グラム陰性菌はアルコールで脱色されて二度目の染色液の
色に染まる。
この分類法は細菌の外被の性質を利用したもので、細菌の抗
生物質に対する感受性などの違いにも対応している。
「グラム染色法(Gram stain method)」とも呼ぶ。
参照⇒ぐらむようせいきん(グラム陽性菌),ぐらむいんせい
きん(グラム陰性菌)
◎デンマークの医師グラム(C.Joachim Gram)(1853〜1938)が開
発。
ぐらむせんしょくほう《ぐらむせんしよくはふ》
【グラム染色法】
◇[英]Gram stain method/Gram method
○[生][医]⇒ぐらむせんしょく(グラム染色)
くらむちく
【クラム地区】
◇[英]Kurram Agency
○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)西部の地域。北東部をカイバル地区
(Khyber Agency)、東部をオラクザイ地区(Orakzai Agency)、
南端を北ワジリスタン地区(North Waziristan Agency)に接し、
北部・西部・南西部をアフガニスタンに隣接。
連邦直轄部族地域(FATA)に属する半自治区。
行政中心地はパラチナル(Parachinar)。
参照⇒てぃらー(ティラー)
くらむちゃうだー
【クラムチャウダー】
◇[英]clam chowder
○[料]西洋料理の一種。ハマグリ(蛤)(clam)に野菜を加えて煮
込んだ具だくさんで濃い目のスープ(chowder)。
★ぐらむようせいきん《ぐらむやうせいきん》
【グラム陽性菌】
◇[英](複数形)Gram-positive bacteria/(単数形)Gram-posi-
tive bacterium
○[生][医]グラム染色で染まる細菌の一群の総称。
結核菌・ジフテリア菌・ドウ球菌・ボツリヌス菌・枯草菌・
乳酸菌など。
「グラム陽性バクテリア」とも呼ぶ。
⇔ぐらむいんせいきん(グラム陰性菌)
参照⇒ぐらむせんしょく(グラム染色)
ぐらむようせいばくてりあ《ぐらむやうせいばくてりあ》
【グラム陽性バクテリア】
◇[英](複数形)Gram-positive bacteria/(単数形)Gram-posi-
tive bacterium
○[生][医]⇒ぐらむようせいきん(グラム陽性菌)
くらむわじ
【クラムワジ】
◇[フ]cramoisi、[英]crimson
○[色](フランス語で)深紅色。
⇒くりむそん(クリムソン)
ぐらもーがん
【グラモーガン】
◇Glamorgan
○[歴]イギリス、ウェールズ南部にあった州。
◎1974(昭和49)サウスグラモーガン州・ミッドグラモーガン州
・ウェストグラモーガン州に分割。
くらもと
【蔵元】
○(1)酒・醤油などの醸造元。
◎ワイン:参照⇒わいなりー(ワイナリー)
○(2)特に、日本酒の醸造元。
小売の酒屋に対して「造り酒屋」とも呼ぶ。
参照⇒さかばやし(酒林)(2)
○(3)[歴]江戸時代、藩の領地から大坂などの蔵屋敷に回送さ
れた蔵物(クラモノ)の出納(スイトウ)・保管を扱った者。
初めは藩から派遣された蔵役人(武士)が行っていたか、17世
紀後期からは出入りしいた豪商(商人)が預かる(代行する)よう
になった。
掛屋(カケヤ)・用達(ヨウタシ)を兼ねることも多く、扶持米(フチマイ)
も給与されていた。
しだいに蔵屋敷の実権を握り、藩の財政を左右するようになる。
◎掛屋は蔵物の売却と代金の保管を行う。
ぐらもらーと
【グラモラート】
◇[西]gramolato
○粒雪。
⇒ふぃるん(フィルン)(2)
くらーもんと
【クラーモント】
◇Clermont
○(1)フランスの都市クレルモンの英語名。
⇒くれるもんふぇらん(クレルモン・フェラン)
○(2)(Clermont County)⇒くらーもんとぐん(クラーモント郡)
くらーもんとぐん
【クラーモント郡】
◇[英]Clermont County
○アメリカ合衆国北東部、オハイオ州(Ohio State)南西部の郡。
南部・南西部をケンタッキー州に隣接。
郡都はバタビア(Batavia)。
「クレアモント郡」とも、フランス語読みで「クレルモン郡」と
も呼ぶ。
〈人口〉
1980(昭和55)12万8,361人。
1990(平成 2)15万0,187人。
2000(平成12)17万7,977人。
くらーもんとごう《くらーもんとがう》
【クラーモント号】
◇Clermont
○[歴][交]アメリカの技術者フルトン(Robert Fulton)が建造
した外輪蒸気船。
「クレアモント号」とも呼ぶ。
◎1807(文化 4)ハドソン川のニューヨークとオルバニー(Al-
bany)間を走らせ、初めて蒸気船の実用化に成功。
くらよしし
【倉吉市】
◇[日]Kurayoshi Shi
○鳥取県中部の市。
〈人口〉
1980(昭和55)5万2,271人。
◎もと山名氏の城下町。
くらよば
【クラヨバ】
◇Craiova
○ルーマニア南西部、ドルジェ県(judet Dolj)の県都。
北緯44.33°、東経23.82°の地。
オルテニア(Oltenia)地方の中心都市。
参照⇒わらきあ(ワラキア)
〈人口〉
1977(昭和52)22万1,300人。
1992(平成 4)30万4,000人。
2002(平成14)30万2,600人。
2003(平成15)30万1,100人。
くらら
【クララ】
◇[英]Clara
○(1)[人]英語圏の女性名。
愛称は「クレア(Clare)」。
◎イタリアの「キアラ(Chiara)」に相当する。
○(2)[人]⇒あっしじのくらら(アッシジのクララ)
★くらら
【クララ】
【苦参】
◇[学]Sophora flavescens
○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)クララ属(Sophora)の
多年草。日本・朝鮮・中国などの山野に自生する。
乾燥させた根は「苦参(クジン)」と呼び、薬用(健胃,利尿,解熱)
になる。
「草槐(クサエンジュ)」とも呼ぶ。
◎日本産クララ(Sophora flavescens var.angustifolia)。
★くらりおん
【クラリオン】
○[経]カーナビゲーションの大手製造会社。
◎もとカーステレオの製造会社。
くらりねっとをこわしちゃった
【クラリネットをこわしちゃった】
◇[フ]J'ai Perdu le Do de ma Clarinette
○[楽]石井好子訳詞のフランス民謡。
◎歌詞の「オパキャマラド(au pas camarade)」は「友よ、歩こう」
の意味。
★くらりんとん
【クラリントン】
◇Clarington
○[原]カナダ南東部、オンタリオ州南東部にあるITER(国
際熱核融合実験炉)の元建設候補地。
トロント郊外に位置する。
参照⇒いーたー(ITER,イーター)
くらーる
【クラール】
◇[アフリカーンス語]kraal
○(1)南アフリカ原住民の、垣(カキ)や柵(サク)を巡らした村落。
○(2)家畜の囲い・おり(檻)。
[1]ぐらーる
【グラール】
◇[フ]Graal
○[宗](フランス語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(2)
[2]ぐらーる
【グラール】
◇[独]Gral
○[宗](ドイツ語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(2)
ぐーらーる
【グーラール】
◇Thomas Goulard
○[人]フランスの外科医(1697〜1784)。
グーラール氏液(Goulard's Extract)を考案。
参照⇒ぐーらーるしえき(グーラール氏液)
ぐーらーるしえき
【グーラール氏液】
◇[英]Goulard's Extract
○[古][医]鉛糖(エントウ)(酢酸鉛)の水溶液。
19世紀から20世紀初頭まで冷罨法(レイアンポウ)として使用され
たが、鉛害が指摘され現在は禁止。
「グーラール水(Goulard's Water)」,「鉛糖水」とも呼ぶ。
参照⇒あんぽう(罨法)
◎フランスの外科医グーラール(Thomas Goulard)が考案。
ぐーらーるすい
【グーラール水】
◇[英]Goulard's Water
○[古][医]⇒ぐーらーるしえき(グーラール氏液)
くられ
【クラレ】
○[経]合成繊維を中心とする化学製品の製造会社。
本社は岡山県倉敷市酒津。
◎1926. 6.(大正15)倉敷絹織株式会社として創業。
1949. 4.(昭和24)倉敷レイヨン株式会社に商号変更。
1970. 6.(昭和45)株式会社クラレに商号変更。
くられっと
【クラレット】
◇[英]claret
○(1)[食]フランスのボルドー産の赤ワイン。
参照⇒めどっく(メドック)
◎フランス語:ボルドー(bordeaux)。
○(2)[色]濃い赤紫色。
◎古期フランス語の「澄んだ(claret)」から。
くられんすこうじょーじ
【クラレンス公ジョージ】
◇[英]George,1st Duke of Clarence
○[人]イギリスの公爵(1449〜1478)。
父はヨーク公リチャード(Richard,3rd Duke of York)、母は
セシリー・ネビル(Cecily Neville)。イギリス国王エドワード
四世(Edward IV)の弟。
★くられんすはうす
【クラレンスハウス】
◇[英]Clarence House
○[建]ロンドンの中心部、ステイブル・ヤード・ゲート(Sta-
ble Yard Gate)にある、イギリス王室メンバーの住居。
◎1825〜1827(文政 8〜文政10)ジョージ三世の第3王子ウィリ
アム・ヘンリー・クラレンス公爵(Prince William Henry,Duke
of Clarence)の邸宅として創建。
19世紀半ば、ビクトリア女王の母ケント公夫人が居住。
1949(昭和24)エリザベス女王とエジンバラ公が居住。
1953〜2002(昭和28〜平成14)エリザベス皇太后が居住。
現在はチャールズ皇太子公邸。
くらわらし
【蔵童】
【倉童】
○[俗信]⇒ざしきわらし(座敷童,座敷童子)
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