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百 科 辞 書 《くらん》 編集:獨 澄旻
-------- くらん ------------------------------------------------
くらん
【クラン】
◇[英]clan
○[社]⇒しぞく(氏族)
ぐらんかなりあとう《ぐらんかなりあたう》
【グラン・カナリア島】
◇[西]Isla de Gran Canaria
○[地]大西洋上、アフリカ北西岸寄りにあるカナリア諸島中央
部の火山島。
諸島の中心都市ラス・パルマス(Las Palmas de Gran Canaria)
がある。
スペインのカナリア自治州(Comunidad Autonoma de Canar-
ias)に属する。
参照⇒かなりあしょとう(カナリア諸島)
くらんく
【クランク】
◇[英]crank
○(1)(鉛筆削りなどの)回転軸の端に直角に取りつけられた柄。
○(2)[機]往復運動を回転運動に変える連結軸。また、その装
置。
○(3)[機]回転運動を往復運動に変える連結軸。また、その装
置。
○(4)[映]手動式映画撮影機の取っ手。
○(5)[俗]アンフェタミン(amphetamine)などの覚醒剤の俗称。
ぐらんくろわしょう《ぐらんくろわしやう》
【グランクロワ章】
◇[フ]Grand-Croix de l'Ordre
○フランスのレジオン・ドヌール勲章の一等章。
参照⇒れじおんどぬーるくんしょう(レジオン・ドヌール勲
章)
◎"Grand-Croix"は「大十字」の意味。
くらんけ
【クランケ】
◇[独]Kranke、[英]patient
○[医]患者・病人。
くらんけんしゅべすたー
【クランケンシュベスター】
◇[独]Krankenschwester(クランケンシュヴェスター)
○[医](ドイツ語で)女性の看護師。
⇒かんごし(看護師)
くらんけんはおす
【クランケンハオス】
◇[独]Krankenhaus、[英]hospital
○[医](ドイツ語で)病院。
⇒びょういん(病院)
くらんけんぷれーがー
【クランケンプレーガー】
◇[独]Krankenpfleger
○[医](ドイツ語で)男性の看護師。
⇒かんごし(看護師)
ぐらんこるぼ
【グランコルボ】
◇[フ]grand corbeau
○[鳥](フランス語で)ワタリガラス。
⇒わたりがらす(ワタリガラス,渡り烏,渡烏)
ぐらんさっそ
【グランサッソ】
◇[伊]Gran Sasso
○(1)[地](Montagne del Gran Sasso)⇒ぐらんさっそそんみゃ
く(グランサッソ山脈)
○(2)[地]グランサッソ山脈の最高峰コルノグランデ(Corno
Grande)の別称。
⇒こるのぐらんで(コルノグランデ)
ぐらんさっそそんみゃく
【グランサッソ山脈】
◇[伊]Montagne del Gran Sasso
○[地]イタリア中南部、アブルッツォ州(Regione Abruzzo)西
部にあるアペニン山脈の支脈。
最高峰はコルノグランデ(Corno Grande)(2,914メートル)。
★ぐらんさんべるなーるとうげ《ぐらんさんべるなーるたうげ》
【グラン・サンベルナール峠】
◇[フ]Passe le Grand Saint Bernard/Passe le Gd.St-Ber-
nard、[英]Great Saint Bernard Pass
○[地]イタリアとスイスの国境にある、アルプス西部の峠。
参照⇒さんべるなーるとうげ(サンベルナール峠)
ぐらんしぇふ
【グラン・シェフ】
◇[フ]grand chef
○[料]主任料理長。
ぐらんじびる
【グランジビル】
◇Grangeville
○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)北西部に
あるアイダホ郡(Idahp County)の郡都。
くらんたんしゅう《くらんたんしう》
【クランタン州】
◇[マレー語]negeri Kelantan、[英]Kelantan State
○マレーシア北西部、マレー半島中東部にある州。東部をトレ
ンガヌ州(negeri Terengganu)、南部をパハン州(negeri Pa-
hang)、西部をペラ州(negeri Perak)に接し、北西部をタイ王
国に隣接、北東部を南シナ海(South China Sea)に面する。
州都はコタバル(Kota Baharu)。
くらんち
【クランチ】
◇[英]crunch
○(1)[食]ボリボリ・ガリガリと噛(カ)む菓子。砕いたナッツ入
りのチョコレートなど。
参照⇒くりすぴー(クリスピー)(1)
○(2)バリバリ噛み砕く音・ザクザクと踏み歩く音。
○(3)[俗]危機・ピンチ。
○(4)[運]腹筋運動の一つ。
背筋に負担を与えず、腹部のみを鍛えるもの。
仰向けに寝て、足を曲げて台の上に乗せ、両手を後頭部に回
して組み、腹筋を縮み込ませるような感じで、上半身を小さく
曲げ伸ばしすることを繰り返す。
ぐらんちゃこぐん
【グランチャコ郡】
◇[西]Provincia Gran Chaco、[英]Gran Chaco Province
○ボリビア南部、タリハ県(Departamento de Tarija)東部の郡。
郡都はヤクイバ(Yacuiba)。
〈面積〉
1万7,428平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)11万6,318人(9月5日現在)。
ぐらんてぃー
【グランティー】
◇[英]grantee
○(1)補助金受領者。
○(2)[法](財産権利などの)譲り受け人。
参照⇒あさいにー(アサイニー),とらんすふぁりー(トランス
タァリー)(4)
ぐらんでぃす
【グランディス】
◇[登録商標]GRANDIS
○[交]三菱自動車工業のシャリオの一車種(ミニバン)。
⇒しゃりお(シャリオ)
ぐらんでおりえんてでもくらてぃこ
【グランデ・オリエンテ・デモクラティコ】
◇[伊]Grande Oriente Democratico
○フリーメーソン(Freemason)傘下のイタリア秘密結社。
会員はベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相など。
略称は「G.O.D.」。
参照⇒ふりーめーそん(フリーメーソン)
〈傘下組織〉
P1(Propaganda Uno)。
P2(Propaganda Due)。
ぐらんでぷんと
【グランデプント】
◇[登録商標]Grande Punto
○[交]⇒ぷんと(プント)
くーらんと
【クーラント】
◇[英]coolant
○[機]機械・エンジンなどの冷却液・冷却剤。
くらんど
【蔵人】
○[歴]⇒くろうど(蔵人)
[1]ぐらんと
【グラント】
◇[英]grant
○(1)[他動]容認する・承諾する・承認する。
○(2)[他動]授与する。
○(3)(国が与える)補助金・助成金・奨学金。
○(4)容認・許可・認可。
○(5)譲渡。授与・下賜(カシ)。
[2]ぐらんと
【グラント】
◇Grant
○(1)(Grant County)⇒ぐらんとぐん(グラント郡)
○(2)(Grant Parish)⇒ぐらんとぐん(グラント郡)
○(3)[人](Ulysses Simpson Grant)⇒ぐらんと(グラント,哥蘭
的)
○(4)[人](Cary Grant)⇒[2]ぐらんと(グラント)
[3]ぐらんと
【グラント】
◇Cary Grant
○[人]アメリカの映画俳優(1904〜1986)。イギリスのブリスト
ル(Bristol)生れ。イギリス人。
ぐらんと
【グラント】
【哥蘭的】
◇Ulysses Simpson Grant(ユリシーズ・シンプソン・グラント)
○[人]アメリカの軍人・第18代大統領(1822〜1885)。在任:
1869〜1877。
南北戦争(1861〜1865)では北軍の総司令官として勝利。戦後、
国民の人気を得て、共和党に推され大統領に就任。
◎1879(明治12)来日。
◎2004(平成16)50ドル紙幣の表画像。
[1]ぐらんど
【グランド】
◇[英]grand
○[形]大規模の、大型の。
[2]ぐらんど
【グランド】
◇[英]ground(地面)
○[俗]グラウンドの訛(マナ)り。
⇒ぐらうんど(グラウンド)
ぐらんどえすくーど
【グランド・エスクード】
◇[登録商標]Grand Escudo
○[交]⇒えすくーど(エスクード)
ぐらんどかばー
【グランドカバー】
◇[英]ground cover
○[植]⇒ちひしょくぶつ(地被植物)
ぐらんどかばーぷらんと
【グランドカバー・プラント】
◇[英]ground cover plants
○[植]⇒ちひしょくぶつ(地被植物)
ぐらんどきゃにおん
【グランドキャニオン】
◇[英]the Grand Canyon
○[地]アメリカ合衆国南西部、アリゾナ州(Arizona State)北
西部にある、コロラド川(the Colorado)に沿う大峡谷。
国立公園となっている。
「グランドキャニヨン」とも呼ぶ。
ぐらんどきゃによん
【グランドキャニヨン】
◇[英]the Grand Canyon
○[地]⇒ぐらんどきゃにおん(グランドキャニオン)
[1]ぐらんとぐん
【グラント郡】
◇[英]Grant County
○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)中
央部の郡。南部をダラス郡(Dallas County)に接する。
郡都はシェリダン(Sheridan)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万2,988人。
1990(平成 2)1万3,948人。
2000(平成12)1万6,464人。
2005(平成17)1万7,348人。
[2]ぐらんとぐん
【グラント郡】
◇[英]Grant Parish
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)中北
西部の郡。
郡都はコルファクス(Colfax)。
〈人口〉
1980(昭和55)1万6,746人。
1990(平成 2)1万7,526人。
2000(平成12)1万8,698人。
ぐらんどぐん
【グランド郡】
◇[英]Grand County
○(1)アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)北
部の郡。
郡都はホットサルファースプリングズ(Hot Sulphur Springs)。
○(2)アメリカ合衆国西部、ユタ州(Utah State)東部の郡。西
部をエメリー郡(Emery County)に接し、東部をコロラド州(Col-
orado State)に隣接。
郡都はモアブ(Moab)。
〈人口〉
1980(昭和55)8,312人。
1990(平成 2)6,620人。
2000(平成12)8,485人。
2005(平成17)8,743人。
ぐらんどげんだいひゃっかじてん《ぐらんどげんだいひやくくわじてん》
【グランド現代百科辞典】
○[言]1970.10. 1〜1974. 7. 1(昭和45〜1974(昭和49)学習研
究社が刊行した百科辞典。全21巻と総索引。
ぐらんどこもろとう《ぐらんどこもろたう》
【グランドコモロ島】
◇[フ]Ile de Grande Comore、[英]Grand Comoros Island
○[古][地]⇒ぬじゃじじゃとう(ヌジャジジャ島)
ぐらんどすぽんさー
【グランド・スポンサー】
◇[英]Grand Sponsor
○[経][運]⇒おふぃしゃるぱーとなー(オフィシャル・パート
ナー)
ぐらんどぜこーる
【グランドゼコール】
【グランド・ゼコール】
◇[フ]grandes ecoles
○[教]フランスの、大学と併行する高等教育機関。
「高等師範学校(ENS)」,「国立行政学院(ENA)」,「理工科
学校(EP)」など。
「大学校」とも呼ぶ。
参照⇒いーえぬえす(ENS),えな(エナ,ENA),いーぴー
(EP)
ぐらんどぜろ
【グランド・ゼロ】
◇[英]ground zero
○⇒ぐらうんどぜろ(グラウンド・ゼロ)
ぐらんどでざいん
【グランドデザイン】
【グランド・デザイン】
◇[英]grand design
○(1)全体構想。
○(2)[政]取り組み方針。
ぐらんどとらばーすぐん
【グランドトラバース郡】
◇[英]Grand Traverse County
○アメリカ合衆国中北東部、ミシガン州(Michigan State)ロア
ー半島(Lower Peninsula)北西部の郡。
郡都はトラバースシティー(Traverse City)。
〈人口〉
1980(昭和55)5万4,698人。
1990(平成 2)6万4,273人。
2000(平成12)7万7,654人。
2005(平成17)8万3,971人。
ぐらんとはいつ
【グラントハイツ】
◇[英]Grant Heights
○[古]⇒ひかりがおか(光が丘)(1)
ぐらんどはいつ
【グランドハイツ】
◇[英]Grant Heights
○[古][俗]グラントハイツの通称。
⇒ひかりがおか(光が丘)(1)
ぐらんどばさ
【グランドバサ】
◇Grand Bassa
○⇒[1]ぶきゃなん(ブキャナン)
ぐらんどびたら
【グランド・ビタラ】
◇[登録商標]Grand Vitara
○[交]スズキ社製のエスクード(ESCUDO)の海外ブランド名。
ぐらんとふぃしえしょう《ぐらんとふいしえしやう》
【グラントフィシエ章】
◇[フ]Grand Officier de l'Ordre
○フランスのレジオン・ドヌール勲章の二等章。
参照⇒れじおんどぬーるくんしょう(レジオン・ドヌール勲
章)
ぐらんどへいぶん
【グランドヘイブン】
◇[英]Grand Haven
○アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南西部
のオタワ郡(Ottawa County)北西部にある郡都。
ぐらんどらぴず
【グランドラピズ】
◇[英]Grand Rapids
○(1)アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南
西部のケント郡(Kent County)西部にある郡都。
「グランドラピッズ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1975(昭和50)19万人。
○(2)アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州(Minnesota State)中
北部のイタスカ郡(Itasca County)南部にある郡都。
「グランドラピッズ」とも呼ぶ。
ぐらんどらぴっず
【グランドラピッズ】
◇[英]Grand Rapids
○⇒ぐらんどらぴず(グランドラピズ)
くらんどん
【クランドン】
◇Crandon
○アメリカ合衆国中北部、ウィスコンシン州(Wisconsin State)
北東部のフォレスト郡(Forest County)南西部にある郡都。
ぐらんぱ
【グランパ】
◇[英]grandpa
○[幼児語]お祖父ちゃん(grandfather)。
◎グランマ(grandma):お婆ちゃん。
ぐらんばろん
【グラン・バロン】
◇[フ]Grand Ballon
○[地]フランス北東部、アルザス地方のボージュ山脈(Vosges
montagnes)南部にある山。標高1,424メートル。
ぐらんびー
【グランビー】
◇Granby
○アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)北部の
グランド郡(Grand County)の町。
ぐらんびあ
【グランビア】
◇[登録商標]Granvia
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車(ワゴン)。
◎1995. 8.(平成 7)発売。
ぐらんぴあん
【グランピアン】
◇Grampian
○(1)[地](Grampian Mountains)⇒ぐらんぴあんさんみゃく(グ
ランピアン山脈)
○(2)イギリス北部、スコットランド北東部の自治区。
主都はアバディーン(Aberdeen)。
★ぐらんぴあんさんみゃく
【グランピアン山脈】
◇[英]Grampian Mountains/the Grampians
○[地]イギリス北部、スコットランド中央部にある山脈。
ぐらんびる
【グランビル】
◇Granville
○フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region Bas-
se-Normandie)西部のマンシュ県(Departement Manche)南西部
にある、英仏海峡に面する町。
北緯48.85°、西経1.59°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)1万2,413人。
1999(平成11)1万3,486人。
くらんぷす
【クランプス】
◇[独]Krampus
○[宗]オーストリアからバルカン半島で、キリスト教のセント
・ニコラス([英]Saint Nicholas)の従者。
聖ニコラウスの日(12月6日)に、セント・ニコラスに同行す
る、大きな角を生(ハ)やした妖怪。黒い毛皮を着て木の枝を持
ち、悪い子を叩いて回るという。
参照⇒せんとにこらす(セント・ニコラス),くねひとるーぷ
れひと(クネヒト・ループレヒト)
くらんぷふ
【クランプフ】
◇[独]Krampf
○[医](ドイツ語で)けいれん(痙攣)。
⇒けいれん(痙攣)
くらんべりー
【クランベリー】
◇[英]cranberry
○(1)[植]([学]Vaccinium oxycoccos)ツツジ目(Ericales)ツツ
ジ科(Ericaceae)スノキ属(コケモモ属)(Vaccinium)の常緑小低
木。北アメリカ東部の原産。
冷涼な気候を好み、北アメリカ東部の湿地に自生。
茎はつる状で、6〜7月に茎から伸びた直立枝に淡紅色の花
を着ける。9〜10月に大豆粒大の球形の赤い実が熟す。
アメリカとカナダで大規模に果樹として栽培されている。
「オオミノツルコケモモ」とも呼ぶ。
○(2)[食]クランベリーの実。暗紅色の小粒で、甘味は乏しく
酸味が強いので生食には向かない。
ジュース・七面鳥料理のソース・ゼリー・パイ・ケーキなど
に利用される。
くらんぽん
【クランポン】
◇[フ]crampon
○(1)[機]氷塊・材木・石材などを引き上げる釣り鉤(カギ)。
○(2)[運]⇒あいぜん(アイゼン)(2)
ぐらんま
【グランマ】
◇[英]grandma
○[幼児語]お祖母ちゃん(grandmother)。
「グランママ(grandmama)」,「グラニー(grannyねgrannie)」と
も呼ぶ。
◎グランパ(grandpa):お祖父ちゃん。
ぐらんましゅう《ぐらんましう》
【グランマ州】
◇[西]Provincia de Granma、[英]Granma Province
○キューバ東部の州。
州都はバヤモ(Bayamo)。
〈面積〉
8,375平方キロメートル。
〈人口〉
2010(平成22)83万5,675人(12月31日現在)。
2012(平成24)83万4,380人(9月15日現在)。
ぐらんまま
【グランママ】
◇[英]grandmama
○⇒ぐらんま(グランマ)
★くり
【クリ】
【栗】
◇[学]Castanea crenata
○(1)[植]([英]chestnut tree)ブナ目(Fagales)ブナ科(Faga-
ceae)クリ属(Castanea)の落葉高木。
酸性土壌を好む。
参照⇒ももくりさんねんかきはちねん(桃栗三年柿八年)
◎利平栗(リヘイグリ):鬼皮(オニカワ)が黒味を帯びた良質の栗。
岸根栗(ガンネグリ):大粒の栗。
丹波栗(タンバグリ):大粒で甘い栗。
◎栗が笑う:⇒くりがわらう(栗が笑う)
○(2)[食]クリの実(ミ)。
実はイガ(毬)に2〜3粒入っていて、上部は鬼皮と呼ぶ厚く
堅い外皮に、下部は座と呼ぶザラザラとした外皮に包まれ、さ
らに渋皮と呼ぶ薄い内皮に包まれている。
フランス語では「マロン(marron)」、英語では「チェスナット
(chestnut)」。
◎洋菓子:⇒まろんぐらっせ(マロングラッセ,マロン・グラッ
セ)
◎土栗:⇒[1]つちぐり(ツチグリ,土栗)
くり
【涅】
○(1)水底に淀んだ黒い土。黒いねば土。
参照⇒すらいむ(スライム)
○(2)黒色の染料に用いる礬石(ハンセキ)(明礬<ミョウバン>)。
○(3)[色]涅色(クリイロ)の略。
⇒くりいろ(涅色,皀色)
くり
【庫裏】
【庫裡】
○(1)[仏]七堂伽藍(ガラン)の一つ。寺の台所。庫院。
参照⇒しちどう(七堂)
○(2)[仏](転じて)住職・家族・寺僧などが住む寺の付属の建
物。
くーりー
【クーリー】
◇[フ]coulee(斜壁谷)
○(1)[地](アメリカ合衆国西部やカナダなどの)流水でできた、
夏季には水がかれる深い涸(カ)れ谷(steep dry gully)。
参照⇒わでぃ(ワディ)
○(2)[地]溶岩流。
⇒ようがんりゅう(溶岩流,熔岩流)
★くーりー
【クーリー】
【苦力】
◇[ヒンディー語]quli、[中]kuli(苦力)、[英]coolie
○アジアの肉体労働者。日雇い人夫(ニンプ)。
◎もとインド西部のグジャラート(Gujarat)地方の種族名と言
われている。
[1]ぐり
【グリ】
◇[フ]gris、[英]gray/grey
○[色](フランス語で)灰色。
⇒はいいろ(灰色)(1)
[2]ぐり
【グリ】
◇[トルコ語]gri、[英]gray/grey
○[色](トルコ語で)灰色。
⇒はいいろ(灰色)(1)
ぐりあ
【グリア】
◇[英]glia
○[医]⇒ぐりあさいぼう(グリア細胞)
くりあうぉーたー
【クリアウォーター】
◇Clearwater
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)のフロ
リダ半島西部のパイネラス郡(Pinellas County)西部にある郡
都。メキシコ湾に面する。
くりあかん
【クリアカン】
◇Culiacan
○メキシコ北西部、シナロア州(estado de Sinaloa)中央部に
ある州都。
ぐりあさいぼう《ぐりあさいばう》
【グリア細胞】
◇[英]neuroglia/glia cell
○[医]脳内で中枢神経系を支持する細胞の総称。
中枢神経系の神経組織内にあって、多くの突起を出して網目
を作り、ニューロンの間を埋めて、その結合・支持などの役割
を果し、栄養補給に関与している細胞。
以下の4つに大別される。
<1>星状膠細胞(星細胞):アストロサイト(astrocyte)。
<2>希突起膠細胞(乏突起膠細胞):オリゴデンドロサイト
(oligodendrocyte)。
<3>小膠細胞:マイクログリオサイト(microgliocyte)。
<4>上衣細胞:イペンディモサイト(ependymocyte)。
神経細胞の約10倍の数で、脳容積の大半を占める。
「神経膠細胞(コウサイボウ)」,「膠細胞」とも、単に「グリア」とも呼
ぶ。
◎ヤコブ病などのプリオン病では、ニューロンが消えてグリア
細胞が残ってスポンジ状になる。
くりあらんす
【クリアランス】
◇[英]clearance
○(1)取り片付けること。一掃。整理。
◎クリアランス・セール
○(2)すきま・空間。
○(3)[機]すきま・逃げ角・ゆとり・あそび。
○(4)[海](船舶の)通関手続き・出港認可。
○(5)[空](航空機の)着陸・離陸の許可。
○(6)[商]手形交換・決済。
○(7)[医]浄化値。
○(8)[政]規制除外。
○(9)[軍](security clearance)機密事項扱いの許可。
くりあらんすれべる
【クリアランス・レベル】
◇[英]clearance level
○[原]人や環境に影響への考慮を必要ないとする放射性廃棄物
の放射能レベル。
放射性物質の濃度が極めて低く、再利用や産業廃棄物として
の処分を可能とする。
「一般区分値」とも呼ぶ。
◎2004. 5. 3(平成16)経済産業省原子力安全・保安院、廃炉の
廃棄物について一般産業廃棄物とする基準導入を決定。
ぐりある
【グリアル】
◇[西]Grial
○[宗](スペイン語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(2)
くりあん
【栗餡】
○[食]白餡(シロアン)に細かく刻んだ栗をまぜたもの。
参照⇒くりまんじゅう(栗饅頭,栗万頭)
くりいし
【栗石】
○(1)栗の実くらいの小石。
○(2)[鉱][建]([英]cobble stone)地盤固め・石垣の埋め石・
コンクリート骨材などに使用する、河原に散在する直径10〜15
センチメートルくらいの丸石。
参照⇒すていし(捨て石,棄て石,捨石,棄石)(3),わりぐりい
し(割り栗石,割栗石)
◎「ペブル(pebble)」より大きく、「ボウルダー(boulder)」より
小さいもの。
参照⇒ぺぶる(ペブル),[1]ぼうるだー(ボウルダー)
くりいと
【繰糸】
○糸を繰(ク)ること。また、繰った糸。
蚕(カイコ)の繭(マユ)から繰った糸は生糸(キイト)と呼ばれる。
参照⇒きいと(キイト),ねりいと(練糸)
くりいろ
【栗色】
◇[英]maroon、[フ]chataine(シャタン)/marron
○[色]栗の皮の色。赤みの強い暗い褐色(カッショク)。
「栗皮色(クリカワイロ)」,「落栗(オチグリ)」とも呼ぶ。
参照⇒しゃたん(シャタン),くりうめちゃ(栗梅茶),くりかね
ちゃ(栗金茶)
◎C=62,M=62,Y=64,B=64。
くりいろ
【涅色】
【皀色】
○[色]涅(クリ)で染めたような色。黒い色。
単に「涅(クリ)」とも呼ぶ。
◎「皀」の文字は「ヒ」の代りに「七」または「十」となるべきで、別
字かも知れない。
くりうめ
【栗梅】
○[色]染色の一つ。赤茶色。栗皮色よりやや赤みをおびる。
くりうめちゃ
【栗梅茶】
○[色]赤がちの茶色。
くりえ
【クリエ】
◇[登録商標]CLIE
○[歴][計]ソニー社製の携帯情報端末(PDA)。
◎2004. 6. 2(平成16)海外市場に新製品を発売せず、事実上の
撤退を表明。
2005. 2.23(平成17)生産を7月で終了すると発表。
くーりえ
【クーリエ】
◇[英]courier
○(1)外交伝書使。外交文書や外交行嚢(コウノウ)を運搬する使者。
○(2)(外交上の)急使・特使・密使。随員。
○(3)(団体旅行の)旅行ガイド・添乗員。
○(4)[通](Courier)(新聞・雑誌などの名称に用いて)○○新報。
○(5)[経]ビジネス文書などを急送する国際宅配便。
参照⇒いんてぐれーたー(インテグレーター)(3)
ぐりえふ
【グリエフ】
◇Guryev
○[古]⇒あてぃらう(アティラウ)
ぐりえーるちーず
【グリエール・チーズ】
◇[英]Gruyere cheese
○[食]スイスのグリュイエール([フ]La Gruyere)地方原産の硬
質のナチュラル・チーズ。
淡黄色で小さめの発酵ガスの孔(アナ)があり、鋭い風味をもつ。
熱でとけるのでチーズ・フォンデュに使用する。
「グリュイエール・チーズ」とも呼ぶ。
[1]くりお
【クリオ】
◇Clio
○[ギ神]⇒くれいお(クレイオ)
[2]くりお
【クリオ】
◇[登録商標]Clio
○[交]ノルー社製の乗用車。
日本での販売名はルーテシア(Lutecia)。
◎1990(平成 2)発売。
くりお
【クリオ】
【CLIO】
○[経]セダン系ホンダ車の販売店系列(チャンネル)。
個人経営店が多い。
参照⇒ぷりも(プリモ,PRIMO),べるの(ベルノ,VERN
O)
ぐりおきさりん
【グリオキサリン】
◇[英]glyoxaline(グライオキサリン)
○[生化]イミダゾール(imidazole)の別称。
⇒いみだぞーる(イミダゾール)
くりおね
【クリオネ】
◇[学]Clione limacina
○[貝]軟体動物(Mollusca)腹足綱(マキガイ綱)(Gastropoda)後
鰓類(コウサイルイ)(Opisthobranchia)ハダカカメガイ科(Clionidae)
の巻貝。
体は約2〜3センチメートルで、貝殻を持たず、体は白く透
き通っている。
流氷の下に生息し、その姿から「流氷の妖精」,「流氷の天使」
とも呼ばれる。
くりおねすいぞくかん《くりおねすいぞくくわん》
【クリオネ水族館】
○[俗]⇒おほーつくすいぞくかん(オホーツク水族館)
★ぐりおぶらすとーま
【グリオブラストーマ】
◇[英]glioblastoma
○[病]グリオーマ(glioma)(神経膠腫)の一種。
60歳以上の高齢者に発病することが多い。
グリオーマの中でもっとも悪性とされる。
「膠芽腫(コウガシュ)」とも呼ぶ。
略称は「グリブラ」,「BGM」。
参照⇒ぐりおーま(グリオーマ)
◎「神経膠(glia)」と「芽(blasto-)」と「腫瘍(-oma)」から。
ぐりおーま
【グリオーマ】
◇[英]glioma
○[病]グリア細胞(神経膠細胞)から発生する腫瘍(シュヨウ)の総称。
星細胞腫・欠突起膠腫・上衣腫・脈絡乳頭腫・髄芽腫などに
細分され、脳腫瘍の約25〜30%を占める。
頭蓋内圧亢進(コウシン)による頭痛・吐き気・嘔吐(オウト)などの
症状を示し、また腫瘍部分の脳の働きが阻害され片麻痺・失語
など示す。
周辺の正常な組織へ浸み込むように成長するため、正常部と
病変部との境界は不明確で、手術による全摘出は困難となり、
術後に再発予防を目的とする放射線療法や化学療法が行われる。
「神経膠腫(コウシュ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぐりあさいぼう(グリア細胞),ぐりおぶらすとーま(グ
リオブラストーマ)
◎化学療法:参照⇒かるむすちん(カルムスチン)
◎「神経膠(glia)」と「腫瘍(-oma)」から。
くりおーりょ
【クリオーリョ】
◇[西]criollo
○⇒くれおーる(クレオール)
くりおーる
【クリオール】
◇[フ]Creole
○⇒くれおーる(クレオール)
くりおんとう《くりおんたう》
【クリオン島】
◇[英]Culion Island
○[地]フィリピン西部、カラミアン諸島(Calamian Group)南西
部の島。
北緯11.90°、東経119.96°の地。
◎1906. 5.(明治39)アメリカが同島にハンセン病患者の強制隔
離を開始。
参照⇒はんせんびょう(ハンセン病)
くりかえしきごう《くりかへしきがう》
【繰返し記号】
○[言]踊り字の一種「々」のJIS名。
参照⇒のま(々,ノマ)
くりかえしふごう《くりかへしふがう》
【繰り返し符号】
【繰返し符号】
○[言]⇒おどりじ(踊り字)
くりかた
【刳り形】
【繰り形】
【刳形】
【繰形】
○(1)三宝(サンボウ)・衝重(ツイガサネ)・文箱の蓋(フタ)などの両側に
刳りあけた穴。
○(2)[建]建築・建具・家具で、その縁(フチ)の部材を刳って凹
凸にした飾り。
「モールディング(molding,moulding)」とも呼ぶ。
参照⇒だんせっと(ダンセット)(2)
くりがた
【刳り形】
【繰り形】
【刳形】
【繰形】
○⇒くりかた(刳り形,繰り形,刳形,繰形)
くりかねちゃ
【栗金茶】
○[色]赤みをおびた茶色。金茶より赤い。
「栗皮茶(クリカワチャ)」とも呼ぶ。
くりから
【倶利迦羅】
【倶利伽羅】
◇[梵]Kulika
○[仏]⇒くりからりゅうおう(倶利迦羅竜王)
くりからおとし
【倶利迦羅落し】
【倶利迦羅落とし】
○(1)倶利迦羅竜王が剣に巻きついている螺旋形(ラセンケイ)に、く
るくると回りながら落ちること。また、落とすこと。
参照⇒きりもみこうか(錐揉み降下)
○(2)[歴]平安末期、礪波山(トナミヤマ)の倶利迦羅峠で、木曾義仲
(ヨシナカ)が火牛攻(カギュウゼ)めの奇襲で平維盛(コレモリ)の大軍を谷
に攻め落としたこと。また、その攻め方。
参照⇒となみやまのたたかい(礪波山の戦い,礪波山の戰い,
砺波山の戦い)
くりからとうげ《くりからたうげ》
【倶利伽羅峠】
◇[日]Kurikara Toge
○[地]富山県と石川県の境の礪波山(トナミヤマ)にある、北陸道(北
陸街道)の峠。標高277メートル。
山中に倶利迦羅不動竜王を祀(マツ)る小祠(堂)がある。
古戦場。
参照⇒となみやまのたたかい(礪波山の戦い,礪波山の戰い,
砺波山の戦い)
くりからとうげのたたかい《くりからたうげのたたかひ》
【倶利伽羅峠の戦い】
○[歴]⇒となみやまのたたかい(礪波山の戦い,礪波山の戰い,
砺波山の戦い)
くりからふどう
【倶利迦羅不動】
◇[梵]Kulika
○[仏]⇒くりからりゅうおう(倶利迦羅竜王)
くりからふどうみょうおう《くりからふどうみやうわう》
【倶利迦羅不動明王】
◇[梵]Kulika
○[仏]⇒くりからりゅうおう(倶利迦羅竜王)
くりからみょうおう《くりからみやうわう》
【倶利迦羅明王】
◇[梵]Kulika
○[仏]⇒くりからりゅうおう(倶利迦羅竜王)
くりからりゅうおう《くりからりゆうわう》
【倶利迦羅竜王】
◇[梵]Kulika
○[仏]不動明王の変化身(ヘンゲシン)で、竜王の一種。
形像は、黒竜が宝剣に巻きついて、その先端を呑もうとする
姿を火焔が覆っているもの。不動明王の持物(ジブツ)である、
右手の利剣と左手の羂索(ケンサク)(黒竜)を併せたもの。また、生
仏不二(ショウブツフニ)を意味するともいう。
「倶利迦羅不動明王」,「倶利迦羅不動」,「倶利迦羅明王」,「倶利
迦羅」,「倶利伽羅」,「倶利剣(クリケン)」とも呼ぶ。
くりかわいろ《くりかはいろ》
【栗皮色】
○[色]⇒くりいろ(栗色)
くりかわちゃ《くりかはちや》
【栗皮茶】
○[古][色]赤みをおびた茶色。金茶より赤い。
「栗金茶(クリカネチャ)」の江戸時代の呼称。
くりがわらう《くりがわらふ》
【栗が笑う】
○[植]クリ(栗)のイガ(毬)が割れて実が現れる。
ぐりかん
【グリカン】
◇[英]glycan
○[生化]多糖(polysaccharide)の別称。
くりきんとん
【栗金団】
○[食]甘く煮た栗の実を混ぜたキントン。
[1]くりーく
【クリーク】
◇[英]creek
○(1)小川・細流。
○(2)小さな入り江。
○(3)小運河。
○(4)(Creek County)⇒くりーくぐん(クリーク郡)
[2]くりーく
【クリーク】
◇[独]Krieg、[英]war
○(ドイツ語で)戦争。
参照⇒うぉー(ウォー)
◎フリーデン(Frieden):平和。
[3]くりーく
【クリーク】
◇[スウェーデン語]krig、[英]war
○(スウェーデン語で)戦争。
参照⇒うぉー(ウォー)
くりーくぐん
【クリーク郡】
◇[英]Creek County
○アメリカ合衆国南部、オクラホマ州(Oklahoma State)中東部
の郡。南西部をリンカーン郡(Lincoln County)、北西部をペイ
ン郡(Payne County)に接する。
郡都はサプルパ(Sapulpa)。
〈人口〉
1980(昭和55)5万8,077人。
1990(平成 2)6万0,915人。
2000(平成12)6万7,367人。
2005(平成17)6万8,708人。
★くりくまのあがた
【栗隈県】
◇[日]Kurikuma no Agata
○[歴]宇治にあった県。
くりげ
【栗毛】
◇[英]bay
○馬の毛色の一種。栗色の毛。またその馬。
参照⇒ひざくりげ(膝栗毛)
◎黒栗毛,白栗毛
[1]くりけっと
【クリケット】
◇[英]cricket
○(1)[虫]コオロギの英語名。
⇒こおろぎ(コオロギ,蟋蟀,蛩)
○(2)[映](Jiminy Cricket)ウォルト・ディズニーの長編アニ
メーション『ピノキオ(Pinocchio)』に登場する燕尾服(エンビフク)
を着たコオロギ。
「ジミニー・クリケット」とも呼ぶ。
◎「デービー・クロケット(David Crockett)」はアメリカ開拓史
の英雄。
参照⇒[3]くろけっと(クロケット)
[2]くりけっと
【クリケット】
◇[英]cricket
○[運]イギリスで古くから行われている球技。
イギリスの国技とされる。
◎野球(baseball)の原型と言われている。
くりけん
【倶利剣】
◇[梵]Kulika
○[仏]⇒くりからりゅうおう(倶利迦羅竜王)
[1]ぐりこ
【グリコ】
◇[希]glyco-/(母音の前)glyc-
○[接頭辞]「甘い・糖の・糖類の」を表す語形成要素。
◎グリコプロテイン(glycoprotein):糖タンパク質。
グリカン(glycan):多糖(polysaccharide)。
[2]ぐりこ
【グリコ】
◇[登録商標]Glico
○[食]江崎グリコ社製のキャラメルの商品名。
赤箱と玩具のおまけ付き、キャッチコピーの「一粒で二度お
いしい」,「一粒で300メートル」で知られる。
参照⇒しょくがん(食玩)
◎看板:参照⇒えびすばし(戎橋)
◎1922. 2.(大正11)発売。
1927(昭和 2)玩具のおまけ付きとなる。
◎名称はカキに含まれるグリコーゲン(Glykogen)を配合してい
ることから。
[3]ぐりこ
【グリコ】
○(1)[俗]ジャンケンで、「グー」の別称。
参照⇒じゃんけん(じゃんけん,ジャンケン,じゃん拳)
◎キャラメルの「グリコ」から。
○(2)[俗]子供の遊びの一つ。
数人でジャンケンをしながら、階段を上下したり、道を進ん
だりするもの。
グーで勝ったら「グ・リ・コ」と言いながら三歩、チョキで勝っ
たら「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」と言いながら六歩、パーで勝っ
たら「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」と言いながら六歩進むもの。
歩数をチェックするため、無言で進んではならない。
◎変則として、グーで勝ったとき「グ・リ・コ・の・オ・マ・
ケ」と言って七歩進むこともある。
★ぐりこーげん
【グリコーゲン】
◇[独]Glykogen、[英]glycogen
○[生化]動物の肝臓や筋肉などに蓄えられている多糖類の一種。
肝臓にあるものはエネルギー貯蔵物質としての役割をする。
筋肉にあるものは必要に応じてブドウ糖に分解され、筋肉収
縮のエネルギー供給源となる。
「糖原質(トウゲンシツ)」とも呼ぶ。
ぐりこさいど
【グリコサイド】
◇[英]glycoside
○[生化]⇒はいとうたい(配糖体)
ぐりこさみのぐりかんちくせきしょう
《ぐりこさみのぐりかんちくせきしやう》
【グリコサミノグリカン蓄積症】
◇[英]glycosaminoglycan storage disease
○[病]⇒むこたとうしょうよんがた(ムコ多糖症4型,ムコ多糖
症W型)
ぐりこしど
【グリコシド】
◇[英]glycoside(グリコサイド)
○[生化]⇒はいとうたい(配糖体)
くりことば
【繰り言葉】
○⇒はやくちことば(早口言葉)
ぐりこぷろていん
【グリコプロテイン】
◇[英]glycoprotein
○[生化]⇒とうたんぱくしつ(糖タンパク質,糖蛋白質)
くりこま
【栗駒】
◇[日]Kurikoma
○(1)[地]⇒くりこまやま(栗駒山)
○(2)⇒くりこままち(栗駒町)
くりこまごとう《くりこまごたう》
【栗駒五湯】
○宮城県・秋田県・岩手県の3県にまたがる栗駒山の山麓にあ
る五つの温泉。
宮城県の温湯(ヌルユ)温泉・湯ノ倉(ユノクラ)温泉・湯浜(ユバマ)温
泉・駒ノ湯温泉と、秋田県の須川(スカワ)温泉の総称。
参照⇒すかわ(須川),ゆのくらおんせん(湯ノ倉温泉)
◎この内、宮城県栗原市(クリハラシ)花山(ハナヤマ)にある温湯温泉・
湯ノ倉温泉・湯浜温泉の三つは「花山三湯」とも呼ぶ。
参照⇒はなやまさんとう(花山三湯)
くりこままち
【栗駒町】
◇[日]Kurikoma Machi
○[古]宮城県北部、栗原郡(クリハラグン)の町。北部を岩手県に隣
接。
〈面積〉
244.36平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)1万5,010人。
2000(平成12)1万4,164人。
◎1889(明治22)岩ヶ崎(イワガサキ)町、発足。
1955(昭和30)岩ヶ崎町・尾松(オマツ)村・鳥矢崎(トヤサキ)村・文
字(モンジ)村・栗駒村が合併して発足。
2005. 4. 1(平成17)栗原郡の全9町1村が合併して栗原市を
発足。
くりこまやま
【栗駒山】
◇[日]Kurikoma Yama
○[地]宮城県・秋田県・岩手県の3県にまたがる二重式火山。
標高1,628メートル。
栗駒国定公園に含まれ、高山植物の種類が多く、栗駒五湯な
ど山麓に温泉も多い。こけしの産地としても知られる。
参照⇒くりこまごとう(栗駒五湯)
◎名称は、宮城県栗原地方の農民が種まきの目安とした、山上
に現われる駒形の残雪から。秋田県側では「大日岳」、岩手県側
では「須川岳(スカワタケ)」と呼ぶ。
大日岳は外輪山の最高峰とする説もある。
★ぐりこもりながじけん
【グリコ森永事件】
○[歴]1984. 3.18(59)江崎グリコ社長の江崎勝久が自宅から誘
拐され、 3.21自力で脱出。
犯人は自称「怪人二十一面相」。
◎1985. 2.13(昭和60)青酸混入の菓子が放置。
2000. 2.13(平成12)公訴時効が成立。
ぐりざいゆ
【グリザイユ】
◇[フ]grisaille
○(1)[色]灰色。
「グリザーユ」とも呼ぶ。
○(2)陰気・憂鬱(ユウウツ)・無気力。
「グリザーユ」とも呼ぶ。
○(3)[気]曇天。
「グリザーユ」とも呼ぶ。
○(4)[美]グレー単色の明暗・濃淡で、浮き彫り風に描く技法。
また、その作品。
中世のステンドグラスや近代の室内壁面の装飾画などに用い
られた。
「グリザーユ」とも呼ぶ。
くりざてむ
【クリザテム】
◇[フ]chrysantheme
○[植](フランス語で)キク(菊)。
⇒きく(キク,菊)
ぐりざーゆ
【グリザーユ】
◇[フ]grisaille
○⇒ぐりざいゆ(グリザイユ)
くりざんてーめ
【クリザンテーメ】
◇[独]Chrysantheme
○[植](ドイツ語で)キク(菊)。
⇒きく(キク,菊)
くりさんてーも
【クリサンテーモ】
◇[西]crisantemo
○[植](スペイン語で)キク(菊)。
⇒きく(キク,菊)
くりざんてーも
【クリザンテーモ】
◇[伊]crisantemo
○[植](イタリア語で)キク(菊)。
⇒きく(キク,菊)
ぐりさんど
【グリサンド】
◇[英]glissando、[伊]glissando
○[楽]⇒ぐりっさんど(グリッサンド)
★ぐりしどーる
【グリシドール】
◇[英]glycidol
○[化]2,3-エポキシ-1-プロパノール(2,3-Epoxy-1-Propanol)
の別称。
発ガン性がある。
参照⇒ぐりしどーるしぼうさんえすてる(グリシドール脂肪
酸エステル)
★ぐりしどーるしぼうさんえすてる《ぐりしどーるしばうさんえすてる》
【グリシドール脂肪酸エステル】
◇[英]glycidol fatty acid esters/glycidyl esters of fat-
ty acids
○[化]脂肪酸とグリセロールがエステル結合したもの。
植物油脂の精製過程で生成され、パーム油ではその濃度が高
い。
食品として摂取した場合、体内で発ガン物質のグリシドール
が遊離する。
くりしゃんすたーど
【クリシャンスタード】
◇Kristianstad
○(1)[古](Kristianstad Lan)⇒くりしゃんすたーどけん(クリシャ
ンスタード県)
○(2)スウェーデン南端、スコーネ県(Skane Lan)東部の県都。
北緯56.03°、東経14.13°の地。
「クリスチャンステッド(Christiansted)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)7万1,310人。
1992(平成 4)7万2,154人(推計)。
1994(平成 6)7万3,543人。
◎1614(慶長19)デンマーク王クリスティアン四世(Christian
IV)により創建。その後、流動的であったが、1678(延宝 6)最
終的にスウェーデン領に決定。
もとクリシャンスタード県(Kristianstad Lan)の県都。
くりしゃんすたーどけん
【クリシャンスタード県】
◇[スウェーデン語]Kristianstad Lan、[英]Christiansted
County
○[古]スウェーデン南端の県。東部をバルト海(Baltic Sea)に
面する。
県都はクリシャンスタード。
「クリスチャンステッド県」とも呼ぶ。
◎1997(平成 9)マルメヒュース県(Malmohus Lan)と合併してス
コーネ県(Skane Lan)を発足。
くりしゅな
【クリシュナ】
◇[梵]Krsna(黒い)、[英]Krishna
○(1)[宗]ヒンズー教の神。叙事詩『マハーバーラタ(Mahabha-
rata)』に登場する半神半人的な英雄。
のちビシュヌ(Vishnu)神の第8化身とされ、牧牛女ラーダー
(Radha)との恋物語は文芸・彫刻・絵画に好んで描かれる。
○(2)[地](Krishna River)⇒くりしゅながわ(クリシュナ川)
くりしゅながわ《くりしゆながは》
【クリシュナ川】
◇[英]Krishna River
○[地]インド中西部のマハラシュトラ州(Maharashtra State)
に発源し、アンドラ・プラデシュ州(Andhra Pradesh State)を
南東流してベンガル湾(Bay of Bengal)に注(ソソ)ぐ川。全長
1,290キロメートル。
「クリシュナー川」,「クリストナ川(Kistna River)」とも呼ぶ。
くりしゅなーがわ《くりしゆなーがは》
【クリシュナー川】
◇[英]Krishna River
○[地]⇒くりしゅながわ(クリシュナ川)
ぐりーじょ
【グリージョ】
◇[伊]grigio、[英]gray/grey
○[色](イタリア語で)灰色。
⇒はいいろ(灰色)(1)
ぐりじょにしゅう《ぐりじよにしう》
【グリジョニ州】
◇[伊]Cantone dei Grigioni
○スイスの州。
⇒ぐらうびゅんでんしゅう(グラウビュンデン州)
ぐりしん
【グリシン】
◇[独]Glycin、[英]glycine(グライシン)
○[生化]最も簡単なα-アミノ酸。分子式はCH2(NH2)CO
OH。
白色の単斜晶系稜柱状結晶。旋光性をもたない。有機溶剤に
はほとんど溶けず、水に溶けやすく甘みがあり、食品の保存料
としても用いられる。
必須アミノ酸の一つで、ほとんどすべての動物性タンパク質
(蛋白質)に含まれる。特に絹フィブロイン(silk fibroin)・ゼ
ラチン(gelatine)・エラスチン(elastin)などに多量に含まれ
る。
生体内では、クレアチン(creatine)・ポルフィリン(porphy-
rin)・グルタチオン(glutathione)・プリン(purine)などの生
合成の素材となり、また解毒作用など各種の働きを持つ。
医薬品や検出試薬などにも用いられる。
くりす
【クリス】
◇[英]Chris
○(1)[人]英語圏の男性名クリストファー(Christopher)の愛称。
○(2)[人]英語圏の女性名クリスティアナ(Christiana)・クリ
スティーナ(Christina)・クリスティーン(Christine)の愛称。
[1]ぐりす
【グリス】
◇[英]grease
○⇒ぐりーす(グリース)
[2]ぐりす
【グリス】
◇[西]gris、[英]gray/grey
○[色](スペイン語で)灰色。
⇒はいいろ(灰色)(1)
ぐりーす
【グリース】
◇[英]grease
○(1)獣類の脂肪。獣脂(ジュウシ)。
「グリス」とも呼ぶ。
○(2)[機]粘度の高い潤滑剤。鉱油に金属石鹸類をまぜて半固
体状にしたもの。
軸受けなど、液体の潤滑油では流れてしまう所や頻繁(ヒンパン)
に給油できない所などに用いる。
「グリス」とも呼ぶ。
参照⇒ぐりーすがん(グリースガン)(1)
ぐりーすがん
【グリースガン】
◇[英]grease gun
○(1)[機]グリースを機械に注入する、手動式の注入器。
参照⇒ぐりーす(グリース)(2),にっぷる(ニップル)(5)
○(2)[俗](1)に似たアメリカ軍のM3サブマシンガン(短機関銃)。
第二次世界大戦中に、機構が簡単でかつプレス加工で生産で
きる安価なサブマシンガンとして設計されたもの。
朝鮮戦争やベトナム戦争でも使用された。
[1]くりすたる
【クリスタル】
◇[英]crystal
○(1)[鉱]水晶(スイショウ)。
⇒すいしょう(水晶)
○(2)結晶。
○(3)クリスタル・ガラスの略称。
[2]くりすたる
【クリスタル】
◇[英]Crystal
○アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州(Minnesota State)東部
のヘネピン郡(Hennepin County)東部の都市。
くりすたるしんふぉにー
【クリスタル・シンフォニー】
◇[英]Crystal Symphony
○[海]日本郵船の豪華クルーズ客船。バハマ船籍。
全長約240メートル、約5万トン。
クリスタルクルーズ(本社:ロスアンゼルス)が運航。
◎1995. 5.(平成 7)就航。
くりすたるはーもにー
【クリスタル・ハーモニー】
◇[英]Crystal Harmony
○[海]日本郵船の豪華クルーズ客船。
クリスタルクルーズ(本社:ロスアンゼルス)が運航。
◎1990. 6.21(平成 2)三菱重工業長崎造船所、竣工。
くりすたるぱれす
【クリスタル・パレス】
◇[英]Crystal Palace
○[歴][建]1851(嘉永 4)第1回万国博覧会の際、ロンドン郊外
のハイド・パーク(Hyde Park)に建てられた鉄骨ガラス張りの
建物。
設計はパクストン(Joseph Paxton)(1803〜1865)。
世界最初の鉄骨建築で、材料・組立工法において近代建築の
先駆をなす。
「水晶宮(スイショウキュウ)」とも呼ぶ。
◎1854(嘉永 7)ルイシャム区(Lewisham Borough)のシドナム
(Sydenham)に移築。
1936(昭和11)焼失。
◎材料・工法など、イギリス産業革命の象徴とされる。
くりすたるふぉーるず
【クリスタルフォールズ】
◇Crystal Falls
○アメリカ合衆国中北東部、ミシガン州(Michigan State)北西
部のアイアン郡(Iron County)南東部にある郡都。
★くりすたろいど
【クリスタロイド】
◇[英]crystalloid
○[化]
「晶質(ショウシツ)」とも呼ぶ。
⇔ころいど(コロイド)
◎1861(文久元)イギリスの化学者グレアム(Thomas Graham)が、
コロイド(colloid)(膠質)に対して用いた物質の分類の用語。
現在ではあまり用いられていない。
くりすちゃにあ
【クリスチャニア】
◇[英]Christiania、[独]Kristiania
○(1)[古]オスロの旧称。
⇒おすろ(オスロ)
○(2)[運]滑走中、スキー板を揃(ソロ)えたまま急速度で滑降回
転(シュブング)する技術。
「シュブング([独]Schwung)」,「シュヴング」とも呼ぶ。
参照⇒ぱられるたーん(パラレルターン,パラレル・ターン)
◎オスロ(旧称クリスチャニア)で始まった、または発達したか
らという。
くりすちゃん
【クリスチャン】
◇[英]Christian
○(1)[宗]キリスト教徒。キリスト教の信者。
○(2)(Christian County)⇒くりすちゃんぐん(クリスチャン郡)
くりすちゃんぐん
【クリスチャン郡】
◇[英]Christian County
○アメリカ合衆国中東部、ケンタッキー州(Kentucky State)南
西部にある郡。南部をテネシー州に隣接。
郡都はホプキンズビル(Hopkinsville)。
〈人口〉
1980(昭和55)6万6,265人。
1990(平成 2)6万8,941人。
2000(平成12)7万2,265人。
くりすちゃんさいえんす
【クリスチャンサイエンス】
◇[英]Christian Science
○[宗]信仰療法を特色とするキリスト教の一派。
◎19世紀中ころ、アメリカ合衆国に起こる。
くりすちゃんすてっど
【クリスチャンステッド】
◇[英]Christiansted
○⇒くりしゃんすたーど(クリシャンスタード)
くりすちゃんすてっどけん
【クリスチャンステッド県】
◇[英]Christiansted County
○⇒くりしゃんすたーどけん(クリシャンスタード県)
くりすちゃんすばーぐ
【クリスチャンスバーグ】
◇Christiansburg
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Commonwealth)
中南西部のモンゴメリー郡(Montgomery County)中南部にある
郡都。
くりすちゃんでぃおーる
【クリスチャン・ディオール】
◇Christian Dior
○[人]⇒でぃおーる(ディオール)
★くりすてぃ
【クリスティ】
◇Dame Agatha Mary Clarissa Christie(アガサ・クリスティ)
○[人]イギリスの女流推理作家(1890. 9.15〜1976)。
ベルギー人名探偵ポアロ(Hercule Poirot)や女探偵ミス・マ
ープル(Miss Marple)の活躍する推理小説を多数発表。
作品は『アクロイド殺し』・1934(昭和 9)『オリエント急行
の殺人(Murder on the Orient Express)』・1941(昭和16)『そ
して誰もいなくなった(And Then There Were None)』など。
「クリスティー」とも呼ぶ。
参照⇒ぽあろ(ポアロ)
くりすてぃー
【クリスティー】
◇Dame Agatha Christie(アガサ・クリスティー)
○[人]⇒くりすてぃ(クリスティ)
くりすてぃーあ
【クリスティーア】
◇[独]Klistier
○[医](ドイツ語で)浣腸(カンチョウ)。
⇒かんちょう(灌腸,浣腸)
くりすてぃーず
【クリスティーズ】
◇[英]Christie,Mason & Woods,Ltd.
○イギリスのロンドンにある美術品競売所。またその会社。
くりすてれ
【クリステレ】
◇[伊]clistere
○[医](イタリア語で)浣腸(カンチョウ)。
⇒かんちょう(灌腸,浣腸)
ぐりすと
【グリスト】
◇[英]grist
○(1)製粉用の穀物。
○(2)製粉した穀物・穀粉(コクフン)。
くりすとながわ《くりすとながは》
【クリストナ川】
◇[英]Kistna River
○[地]⇒くりしゅながわ(クリシュナ川)
くりすとばらいと
【クリストバライト】
◇[英]cristobalite
○[鉱]二酸化珪素(SiO2)だけからなる鉱物。火山岩の晶洞
(ショウドウ)(すきま)などから少量ではあるが産する。
石英(クオーツ<Quartz>)や鱗珪石(リンケイセキ)(トリディマイト
<Tridymite>)とは多角の関係。
正方晶系(α)と等軸晶系(β)の2態がある。αは常圧下で198
〜240℃でβに変わる。βは1470〜1713℃で安定。
αは八面体の微晶をなし、半透明でガラス光沢があり、白色
または無色。
硬度6.5、比重2.3。
◎オパールは非常に細粒のクリストバライトの集合体。
くりすとばる
【クリストバル】
◇Cristobal
○パナマ運河の大西洋岸の港湾都市。
くりすとばるころん
【クリストバルコロン】
◇Cristobal Colon
○[地]コロンビアにあるアンデス中央山系の高峰。標高5,775
メートル。
くりすとばるせき
【クリストバル石】
◇[英]cristobalite
○[鉱]⇒くりすとばらいと(クリストバライト)
ぐりすとみる
【グリストミル】
◇[英]gristmill
○製粉所。
ぐりすとん
【グリストン】
◇Guliston
○中央アジア、ウズベキスタン共和国中東部にあるシルダリヤ
州(Sirdaryo Wiloyati)の州都。
くりすぴー
【クリスピー】
◇[英]crispy
○(1)[形](食べ物が)カリカリする、パリパリする。
参照⇒くらんち(クランチ)(1)
◎ピザやクラッカーなどに用いる。
○(2)[形](野菜・果物などが)新鮮な。
○(3)[形](空気などが)すがすがしい。
○(4)[形](態度・文章などが)きびきびした、明快な。
★くりすます
【クリスマス】
◇[英]Christmas/Xmas、[和製英語]X'mas
○[宗]
一般には12月25日で、ギリシア正教会では1月19日(ユリウ
ス暦の1月6日)、ロシア正教会では1月7日。
「降誕祭」,「ユール(yule)」とも呼ぶ。
参照⇒こうげんさい(公現祭),ぼくしんぐでー(ボクシングデ
ー)
◎フランス語:ノエル(Noel)。
イタリア語:ナターレ(Natale)。
スペイン語:ナビダード(Navidad)。
ポルトガル語:ナタール(Natal)。
キリシタン用語:ナタラ。
ドイツ語:バイナハテン(Weihnachten)。
トルコ語:ノエル(Noel)。
中国語:聖誕節(shengdanjie)。
キリシタン用語:ナタラ。
くりすますいぶ
【クリスマスイブ】
◇[英]Christmas Eve
○[宗]クリスマス(12月25日)の前日・前夜(12月24日)。また、
その晩に行われる行事。
北欧ではクリスマスを午後6時から翌25日の午後6時を指し、
クリスマスイブは午後6時から深夜0時までを指す。
単に「イブ」とも呼ぶ。
参照⇒さんたくろーす(サンタクロース)
◎定番の飲み物:⇒えっぐのっぐ(エッグノッグ)
[1]くりすますかろる
【クリスマス・カロル】
◇[英]Christmas carol
○[宗][楽]⇒[1]きゃろる(キャロル)(2)
[2]くりすますかろる
【クリスマス・カロル】
◇[英]A Christmas Carol
○[文]⇒[2]くりすますきゃろる(クリスマス・キャロル)
[1]くりすますきゃろる
【クリスマス・キャロル】
◇[英]Christmas carol
○[宗][楽]⇒[1]きゃろる(キャロル)(2)
[2]くりすますきゃろる
【クリスマス・キャロル】
◇[英]A Christmas Carol
○[文]イギリスの小説家ディケンズ(Charles Dickens)の中編
小説『クリスマス物語集(Christmas Stories)』の一編。
孤独で守銭奴の老人スクルージ(Ebenezer Scrooge)が、過去
・現在・未来のクリスマスの精霊によって悔悟(カイゴ)し、キリ
スト教信仰と心の優しさを取り戻す物語。
◎1843(天保14)刊行。
1920(大正 9)中島孤島が『クリスマス・カロル』(家庭読物
刊行会「世界少年文学名作集13巻」)で初訳。
くりすますつりー
【クリスマス・ツリー】
【クリスマスツリー】
◇[英]Christmas tree
○クリスマスに、飾り物・贈り物などをつけて立てる木。
多くはモミ(樅)の木を使い、エゾマツ・ヒイラギなどの常緑
樹も用いられる。
飾り(ornament)は、銀紙の星、着色した空洞のガラス球、豆
電球、ロウソクなど。
参照⇒せいようひいらぎ(セイヨウヒイラギ,西洋柊),やどり
ぎ(ヤドリギ,宿り木,寄生木)
◎ドイツ・スイス・フランスの国境地帯、アルザス・バーゼル
周辺が発祥の地とされる。
原罪を表すリンゴの実を飾るのに、リンゴの木は落葉してい
るので、当初はモミの木が代わりに用いられた。
くりすますとう《くりすますたう》
【クリスマス島】
◇[英]Christmas Island
○(1)[古][地]⇒きりてぃまてぃとう(キリティマティ島)
○(2)[地]インド洋東部、ジャワ島西端から約400キロメートル
南方にある島。
南緯10.42°、東経105.67°の地。
リン鉱石を採掘。
〈面積〉
150平方キロメートル。
〈人口〉
1968(昭和43)3,524人。
1989(平成元)1,232人。
◎1888(明治21)イギリス領。
1900(明治33)シンガポールに編入。
第二次世界大戦中、日本により占領。
1958(昭和33)オーストラリア領。
くりすますろーず
【クリスマスローズ】
◇[英]Christmas rose、[学]Helleborus niger(ヘレボルス・
ニゲル)
○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)キンポウゲ科(Ranuncula-
ceae)クリスマスローズ属(Helleborus)の多年草。南ヨーロッ
パの地中海地方原産。
根生葉は掌状。
晩秋に高さ約20センチメートルの花茎を出し、12〜3月に直
径約5センチメートルのバラに似た白色または桃色の大きな花
をつける。
根は有毒で、下剤や殺虫剤に用いる。
「ヘレボアローズ(hellebore rose)」とも呼ぶ。
◎園芸店で春に売られているものは、近縁種のレンテンローズ
(lenten rose)(Helleborus orientalis)。
参照⇒れんてんろーず(レンテンローズ)
ぐりずりー
【グリズリー】
◇[英]grizzly
○[哺]⇒はいいろぐま(ハイイログマ,灰色グマ,灰色熊)
ぐりずりーべあ
【グリズリーベア】
【グリズリー・ベア】
◇[英]grizzly bear
○[哺]⇒はいいろぐま(ハイイログマ,灰色グマ,灰色熊)
ぐりせっと
【グリセット】
◇[フ]grisette
○(1)若い女工・女店員。
◎「グレーの作業着を着ている」の意味。
参照⇒ぶるーからー(ブルーカラー)
○(2)[古](転じて、フランスで)売春を副業とする若い女。
ぐりせみっくいんでっくす
【グリセミック・インデックス】
◇[英]glycemic index
○[医]血糖値の上がりやすさを示す指数。
略称は「GI」。
参照⇒けっとうち(血糖値)
ぐりせりん
【グリセリン】
◇[英]glycerin/glycerine、[独]Glycerin/Glyzerin
○[化]無色透明で粘り気と甘みのある液体。三価アルコール。
化学式はCH2(OH)CH(OH)CH2OH。
水によく溶ける。
脂肪・油脂を加水分解して脂肪酸とともに得られる。セッケ
ン(石鹸)製造の副産物としても得られる。
工業的にはプロピレン(propylene)から合成。
ニトログリセリン(爆薬原料)・アルキド樹脂・医薬品・化粧
品・湿潤剤などに広く用いられる。
「グリセロール(glycerol)」とも、俗に「リスリン」とも呼ぶ。
ぐりぜるだ
【グリゼルダ】
◇Griselda/Gricelda
○[文]中世騎士道物語や『カンタベリー物語(The Canterbury
Tales)』などに登場する、温順で忍耐強い貞女。
ぐりせろーる
【グリセロール】
◇[英]glycerol
○[化]⇒ぐりせりん(グリセリン)
くりそ
【クリソ】
◇[英]chryso-/chrys-
○[接頭辞]「金・金色」を表す語形成要素。
◎トパーズ(topaz)(黄玉)のギリシア語名「クルソリトス(khruso-
lithos)」から。
くりそたいる
【クリソタイル】
◇[英]chrysotile
○[鉱]⇒おんじゃくめん(温石綿)
くりそぷれいす
【クリソプレイス】
◇[英]chrysoprase
○[鉱]⇒りょくぎょくずい(緑玉髄)
くりそぷれす
【クリソプレス】
◇[英]chrysoprase
○[鉱]⇒りょくぎょくずい(緑玉髄)
くりそぷれーす
【クリソプレース】
◇[英]chrysoprase
○[鉱]⇒りょくぎょくずい(緑玉髄)
くりそべりる
【クリソベリル】
◇[英]chrysoberyl
○[鉱]金緑石。
くりそらいと
【クリソライト】
◇[英]chrysolite
○[鉱]濃緑色透明の貴橄欖石(キカンランセキ)。
参照⇒かんらんせき(橄欖石,朶石)
ぐりぞんしゅう《ぐりぞんしう》
【グリゾン州】
◇[フ]Canton des Grisons
○スイスの州。
⇒ぐらうびゅんでんしゅう(グラウビュンデン州)
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