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百 科 辞 書 《くら》 編集:獨 澄旻
-------- くら --------------------------------------------------
くら
【鞍】
◇[英]saddle
○人や荷物を乗せるため、馬・牛などの背につける道具。
「サドル」とも呼ぶ。
◎名所(ナドコロ):参照⇒くらぼね(鞍橋,鞍骨,鞍瓦),わにぐち
(鰐口)(6),あぶみ(鐙)
和様:⇒やまとぐら(大和鞍,倭鞍)
唐様:⇒からくら(唐鞍)
洋式の鞍:参照⇒ぽんめる(ポンメル)(1),[1]かんとる(カン
トル)(1)
台:⇒くらかけ(鞍掛,鞍懸)(1)
★くーらー
【クーラー】
◇[英]cooler
○(1)
○(2)ルーム・クーラーの略。
⇒えあこん(エアコン)
[1]ぐらーある
【グラーアル】
◇[伊]Graal
○[宗](イタリア語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(2)
[2]ぐらーある
【グラーアル】
◇[葡]Graal
○[宗](ポルトガル語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(2)
[1]くらいお
【クライオ】
◇[英]cryo-
○[接頭辞]「低温・冷凍」を意味する語形成要素。
◎クライオニクス(cryonics):人体冷凍術。
クライオサイズム(cryoseism):氷震。
[2]くらいお
【クライオ】
◇[英]Clio
○[ギ神]⇒くれいお(クレイオ)
くらいおさいずむ
【クライオサイズム】
◇[英]cryoseism
○[地]氷震の別称。
⇒ひょうしん(氷震)
くらいおにくす
【クライオニクス】
◇[英]cryonics
○[医]人体冷凍術。
くらいしむら
【倉石村】
◇[日]Kuraishi Mura
○[古]青森県南東部、三戸郡(サンノヘグン)の村。
◎2004. 7. 1(平成16)五戸町(ゴノヘマチ)に編入。
くらいしゅ
【クライシュ】
◇Quraysh
○アラビアの部族の一つ。
イスラム教勃興期、メッカに居住していた部族で、隊商によ
る活発な商業活動を行なっていた。
10家に分かれ、ハーシム家(house of Hashim)からマホメッ
トが出た。また、ウマイヤ朝・アッバース朝もクライシュの出
身。
参照⇒へじゃず(ヘジャズ)
ぐらいしん
【グライシン】
◇[英]glycin
○[生化]グリシン([独]Glycin)の英語名。
⇒ぐりしん(グリシン)
くらいす
【クライス】
◇[独]Kreis
○(1)円・輪。
○(2)仲間・サークル。集団。
○(3)範囲。
○(4)行政区画。
⇒らんとくらいす(ラントクライス)
○(5)[電]回路。
⇒かいろ(回路)
くらいずでーる
【クライズデール】
◇[英]Clydesdale
○[哺][農]イギリス北部、スコットランド南西部のクライド渓
谷(Clyde valley)原産の馬の一品種。
体格が良く、足首の毛が長い重輓馬(ジュウバンバ)(heavy
draft horse)。
くらいすとちゃーち
【クライストチャーチ】
◇Christchurch
○ニュージーランド南島の中東部、太平洋岸にある都市。
〈人口〉
2001(平成 9)31万2,100人(推計)。
◎1973(昭和48)倉敷市と姉妹都市を提携。
2011. 2.22(平成23)pm00:51、マグニチュード6.3の地震で被
害を受ける。
[1]くらいすらー
【クライスラー】
◇[英]Chrysler Corp.
○(1)[古][経]アメリカの3大自動車会社の一つ。
本社はミシガン州。
◎ゼネラル・モーターズ(GM)を退職していたW.P.クライス
ラーが、1925(大正14)マックスウェル・モーターを再建して設
立。
1928(昭和 3)ダッジ(Dodge)を買収し、3大自動車会社の一
つとなる。
第二次世界大戦後の自動車ブームではフォードを抜いたこと
もあるが、1950年代には技術偏重・経営失敗・内紛で危機的状
態となる。
1961(昭和36)無名のL.タウンゼント(42歳)が社長に就任し、
奇跡的に立ち直る。
1963(昭和38)フランスの自動車会社シムカ(Simca)を乗っ取
る。イギリスのルーツ、スペインのバレイロスを買収。
1969(昭和44)三菱重工業(現:三菱自動車工業)と提携。
1970年代末、再び業績悪化となり、政府保証の融資を受け、
のちにアイアコッカの手で再建される。
1987(昭和62)アメリカン・モーターズを買収。
1989(平成元)三菱自動車工業の株式とガルフストリーム・ア
エロスペースを売却。
1996(平成 8)防衛・航空関連部門をレイセオンに売却。
1998.11.(平成10)ドイツの自動車会社ダイムラー・ベンツ社
と合併し、フォードとシボレーに次ぐ世界第3位の自動車メー
カー「ダイムラー・クライスラー」となる。
◎プリマス、高級車クライスラー(ニューポート・ニューヨー
カー)、中級車ダッジ(Dodge)、シムカなどを製造。
参照⇒だっじ(ダッジ)
○(2)[交]ダイムラー・クライスラー社の乗用車ブランド名。
クライスラー・クロスファイア(Chrysler Crossfire)。
クライスラー・セブリング(Sebring):セダン。
クライスラー・ボイジャー(Voyager):ミニバン。
[2]くらいすらー
【クライスラー】
◇Walter Percy Chrysler
○[人]アメリカの自動車事業家(1875. 4. 2〜1940. 8.18)。カ
ンザス州ワミーゴ(Wamego)生れ。
ユニオン・パシフィック鉄道の機械工場で見習工となる。
のち自動車工業に進み、創立直後のゼネラル・モーターズの
ビュイック部門の製作部長として活躍。
1919(大正 8)ゼネラル・モーターズを退社。
1925(大正14)マックスウェル・モーターを再建してクライス
ラー社を設立。
[3]くらいすらー
【クライスラー】
◇Fritz Kreisler(フリッツ・クライスラー)
○[人]アメリカのバイオリン奏者・作曲家(1875〜1962)。オー
ストリア生れ。
ウィーン音楽院でブルックナーらに、パリ音楽院でドリーブ
らに学ぶ。
1899(明治32)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との協演
し、ソリストとしての地位を築く。
1939(昭和14)ナチスのオーストリア併合でパリに逃れ、のち
アメリカに亡命。1943(昭和18)市民権を得て帰化。
「20世紀前半最大のバイオリニスト」と呼ばれる。
作品は『愛の喜び』・『愛の悲しみ』・『ウィーン綺想曲』
・『美しいロスマリン』など。
くらいぜる
【クライゼル】
◇[独]Kreisel
○⇒こま(コマ,独楽)
★ぐらいだー
【グライダー】
◇[英]glider
○[空][運]
「滑空機(カックウキ)」とも呼ぶ。
〈大別〉
プライマリー(primary):⇒ぷらいまりー(プライマリー)(4)
セコンダリー(secondary):⇒せこんだりー(セコンダリー)
(5)
ソアラー(soarer):⇒そあらー(ソアラー)
◎ソアリング([英]soaring):滑空。
世界初の滑空飛行:参照⇒りりえんたーる(リリエンタール)
くらいど
【クライド】
◇Clyde
○(1)[地]⇒くらいどがわ(クライド川)
○(2)[地]⇒くらいどわん(クライド湾)
くらいどがわ《くらいどがは》
【クライド川】
◇[英]the Cilyde
○[地]イギリス北部、スコットランド南西部の川。
河口にグラスゴー(Glasgow)がある。
参照⇒くらいずでーる(クライズデール)
くらいどわん
【クライド湾】
◇[英]the Firth of Cilyde
○[地]イギリス北部、スコットランド西岸のクライド川が注(ソ
ソ)ぐ入り江。
参照⇒くらいどがわ(クライド川)
くらいなむ
【クライナム】
◇[英]crinum
○[植](英語で)ハマユウ(浜木綿)。
⇒はまゆう(ハマユウ,浜木綿)
くらいねぶろーげるくうぐんきち
【クライネ・ブローゲル空軍基地】
◇[英]Kleine Brogel Airforce Base /Kleine Brogel AB
○[軍]ベルギー北部、アントウェルペン州(Antwerpen Prov-
ince)にある、NATO(北大西洋条約機構)のアメリカ空軍基
地。
[1]くらいばー
【クライバー】
◇Erich Kleiber(エーリヒ・クライバー)
○[人]オーストリアの指揮者(1890. 8. 5〜1956. 1.27)。カル
ロス・クライバーの父。
1923(大正12)ベルリン国立歌劇場の音楽監督。ナチス政権に
反対し1935(昭和10)辞任。
1938(昭和13)アルゼンチンに移住。
[2]くらいばー
【クライバー】
◇Carlos Kleiber(カルロス・クライバー)
○[人]オーストリアの指揮者(1930. 7. 3〜2004. 7.13)。ベル
リン生れ。エーリヒ・クライバーの子。
1938(昭和13)父とともにアルゼンチンに移住し、カルロスと
改名。
1952(昭和27)ヨーロッパに戻る。
1954(昭和29)ドイツのポツダムでデビュー。
1980(昭和55)オーストリア国籍を取得。
スロベニア東部の町コンシチャ(Konjsica)(妻の故郷)で客死。
くらいまとろじー
【クライマトロジー】
◇[英]climatology
○[気]気候学。風土学。
くらいむ
【クライム】
◇[英]crime
○(法律上の)犯罪・悪事。
参照⇒[2]ぎると(ギルト)
◎形容詞は「クリミナル(criminal)」。
◎道徳上の「悪徳」は「バイス(vice)」。
くらいむすとっぱーず
【クラスムストッパーズ】
【クラスム・ストッパーズ】
◇[英]Crime Stoppers
○[社]犯罪情報の提供や内部告発を仲介する組織・団体・制度。
犯罪解決に結びついた場合には報奨金も支払われる。
「匿名通報ダイヤル」とも呼ぶ。
くらいむすとーりー
【クライムストーリー】
【クライム・ストーリー】
◇[英]crime story
○[文]犯罪小説・犯罪実話。犯罪を扱った小説。
くらいめーと
【クライメート】
◇[英]climate
○(1)[気]気候。風土。
◎「天気・気象」は「ウェザー(weather)」。
○(2)[地](特定の気候を持つ)土地・地方。風土。
○(3)(ある地域・社会・時代における)風潮・思潮。風土。
★くらいりち
【蔵入地】
○[歴]
くらいるすはいむ
【クライルスハイム】
◇Craliusheim
○ドイツ南西部、バーデン・ビュルテンベルク州(Bundesland
Baden-Wuerttemberg)北東部の都市。
北緯49.14°、東経10.06°の地。
〈人口〉
1987(昭和62)2万6,100人。
2003(平成15)3万2,900人。
ぐらいんだー
【グラインダー】
◇[英]grinder
○(1)[工](回転)研磨機。
参照⇒[2]さんだー(サンダー)
○(2)[工]粉砕機。
○(3)[工]砥石(トイシ)(grindstone)。
くらいんふぇるたーしょうこうぐん
《くらいんふえるたーしやうこうぐん》
【クラインフェルター症候群】
◇[英]Klinefelter Syndrome/Klinefelter's Syndrome
○[病]余分なX染色体をもっている染色体異常で起こる遺伝性
疾患。
核型は大半がXXYで、まれにXXXY。
Y染色体のSRY遺伝子の働きで睾丸を形成し、同時に子宮
形成は阻害される。しかし精巣は未熟で、多くの場合は無精子
症となる。
またX染色体の働きで乳房は女性化するが外見は男性で、下
肢は長く長身・痩せ型。
尿道下裂(hypospadias)では形成術を施し、ホルモン療法を
行う。
「クラインフェルター・ライフェンシュタイン症候群(Kline-
felter and Reifenstein Syndrome)」,「クラインフェルター・
ライフェンシュタイン・アルブライト症候群(Klinefelter-Rei
fenstein-Albright Syndrome)」,「ライフェンシュタイン症候群
(Reifenstein Syndrome)」とも呼ぶ。
参照⇒[3]えーあいえす(AIS),にょうどうかれつ(尿道下
裂)
◎1942(昭和17)アメリカの内分泌学者クラインフェルター(Har-
ry Fitch Klinefelter)(1912〜)・ライフェンシュタイン(Ed-
ward Conrad Reifenstein)(1908〜1975)・アルブライト(Ful-
ler Albright)(1900〜1969)により発見。
くらいんふぇるたーらいふぇんしゅたいんあるぶらいとしょうこうぐん
《くらいんふえるたーらいふえんしゆたいんあるぶらいとしや
うこうぐん》
【クラインフェルター・ライフェンシュタイン・アルブライト
症候群】
◇[英]Klinefelter and Reifenstein Syndrome
○[病]⇒くらいんふぇるたーしょうこうぐん(クラインフェル
ター症候群)
くらいんふぇるたーらいふぇんしゅたいんしょうこうぐん
《くらいんふえるたーらいふえんしゆたいんしやうこうぐん》
【クラインフェルター・ライフェンシュタイン症候群】
◇[英]Klinefelter and Reifenstein Syndrome
○[病]⇒くらいんふぇるたーしょうこうぐん(クラインフェル
ター症候群)
ぐらう
【グラウ】
◇[独](名詞)Grau/(形容詞)grau、[英]gray/grey
○[色](ドイツ語で)灰色。
⇒はいいろ(灰色)(1)
くらヴぃこーど
【クラヴィコード】
◇[英]clavichord
○[歴][楽]⇒くらびこーど(クラビコード)
ぐらうこーま
【グラウコーマ】
◇[英]glaucoma
○[病]⇒りょくないしょう(緑内障)
くらヴさん
【クラヴサン】
◇[フ]clavecin
○[楽]⇒はーぷしこーど(ハープシコード)
[1]ぐらうす
【グラウス】
◇[英]grouse
○[鳥](英語で)ライチョウ(雷鳥)。
⇒らいちょう(ライチョウ,雷鳥)(1)
[2]ぐらうす
【グラウス】
◇[英]Grouse
○[軍]⇒いぐら(イグラ,IGRA,IGLA)
くらうぜうぃっつ
【クラウゼウィッツ】
◇[独]Karl von Clausewitz、[英]Carl von Clausewitz
○[人]プロイセンの軍人・軍事学者(1780〜1831)。
主著は1832(天保 3)『戦争論(Vom Krieg)』。
くらうちえき
【蔵内駅】
○[交]宮城県気仙沼市(ケセンヌマシ)本吉町歌生(モトヨシチョウウトウ)にある
JR気仙沼線の駅。
陸前港(リクゼンミナト)駅(南三陸町)と陸前小泉(リクゼンコイズミ)駅の
間。
◎旧住所は本吉郡(モトヨシグン)本吉町(モトヨシチョウ)歌生(ウトウ)
[1]くらうと
【クラウト】
◇[独]Kraut
○[食][料]香草・ハーブ([英]herb)。
参照⇒ざわーくらうと(ザワークラウト)
[2]くらうと
【クラウト】
◇[英]Kraut/kraut
○(1)[食][料]ザワークラウト(Sauerkraut)の略称。
⇒ざわーくらうと(ザワークラウト)
○(2)[俗]⇒ぼーしゅ(ボーシュ)(1)
くらうど
【クラウド】
◇[英]cloud
○[気](英語で)雲。
⇒くも(雲)(1)
くらうど
【蔵人】
○[歴]⇒くろうど(蔵人)
くらうどこんぴゅーてぃんぐ
【クラウドコンピューティング】
◇[英]cloud computing
○[通]インターネット上で複数のサーバーを使用して、あるコ
ンテンツ・サービスを提供する手法。
複数のコンピュータを接続して並列処理させるグリッドコン
ピューティング(grid computing)の技術を通信のシステムに応
用したもの。
複数系統のサーバーによる障害対策を含む。
参照⇒ぐりっどこんぴゅーてぃんぐ(グリッドコンピューティ
ング,グリッド・コンピューティング)
◎ユーザーから見ると、どのサーバーが提供しているが分かり
づらく、まるで雲(クラウド)のようだという意味。
くらうどぴーく
【クラウドピーク】
◇[英]Cloud Peak
○[地]アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)
北部にある、ビッグホーン山脈(Bighorn Mauntains)の最高峰。
標高4,013メートル。
ぐらうびゅんでんしゅう《ぐらうびゆんでんしう》
【グラウビュンデン州】
◇[独]Kanton Graubuenden/Kanton Graubunden
○スイス東部の州。
州都はクール(Chur)。
ドイツ語圏。
保養地サンモリッツ(Saint Moritz)や観光地ダボス(Davos)
がある。
イタリア語名は「グリジョニ州(Cantone dei Grigioni)」、フ
ランス語名は「グリゾン州(Canton des Grisons)」。
〈面積〉
7,105.46平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)18万6,700人。
2001(平成13)18万5,700人。
2004(平成16)18万2,700人。
くらうま
【鞍馬】
○⇒あんば(鞍馬)(1)
ぐらーヴわいん
【グラーヴ・ワイン】
◇[英]Graves wine、[フ]vin Graves
○[食]⇒ぐらーぶわいん(グラーブ・ワイン)
[1]くらうん
【クラウン】
◇[英]clown
○[劇]道化役者。
参照⇒ぴえろ(ピエロ),はーれくぃん(ハーレクィン)
[2]くらうん
【クラウン】
◇[英]crown
○(1)王冠(オウカン)・冠(カンムリ)。
○(2)[医]歯冠。
⇒しかん(歯冠)
[3]くらうん
【クラウン】
◇[登録商標]Crown
○[交]トヨタ自動車(株)の高級乗用車(セダン)。
クラウンロイヤル(ROYAL)。
クラウンマジェスタ(MAJESTA)。
◎中国名は「皇冠(Huangguan)」。
◎1955. 1. 7(昭和30)トヨペットクラウンを発表。
参照⇒とよぺっと(トヨペット)
★くらうんがらす
【クラウンガラス】
【クラウン・ガラス】
【クラウン硝子】
◇[英]crown glass
○[化]鉛を含まないガラス。
光の屈折率が小さく、屈折率の大きいフリントガラス(flint
glass)(鉛ガラス)と組み合せて色収差の少ない色消しレンズを
作る。
参照⇒なまりがらす(鉛ガラス,鉛硝子),いろしゅうさ(色収差)
くらうんきゃのぴー
【クラウン・キャノピー】
◇[英]crown canopy
○[植]⇒じゅかん(樹冠)
くらうんじゅえる
【クラウン・ジュエル】
◇[英]crown jewel
○(1)(crown jewels)国家的な行事に国王・女王が着用する王
冠(crown)・笏(シャク)(scepter)などの王権を表す儀式用の宝飾
品。
○(2)(転じて)重要部門・中心的な部門。
○(3)[経]敵対的企業買収に対して、会社の重要な資産を第三
者に与えて企業買収の意欲を削(ソ)ぐ対抗措置。
参照⇒ぽいずんぴる(ポイズン・ピル,ポイズンピル)
ぐらうんど
【グラウンド】
◇[英]ground
○(1)地面・地表・地(チ)。
◎イギリスでは"ground floor(G)"は1階を差し、アメリカで
は"first floor(F1)"と呼ぶ。
○(2)運動場・競技場。野球場。
訛(マナ)って「グランド」とも呼ぶ。
○(3)[電]接地・アース(earth)。
⇒あーす(アース)(4)
○(4)根拠・理由。立場(standing)・意見。
◎バックグラウンド(background):背景。
ぐらうんどかばー
【グラウンドカバー】
◇[英]ground cover
○[植]⇒ちひしょくぶつ(地被植物)
ぐらうんどかばーぷらんと
【グラウンドカバー・プラント】
◇[英]ground cover plants
○[植]⇒ちひしょくぶつ(地被植物)
ぐらうんどぜろ
【グラウンド・ゼロ】
◇[英]ground zero
○(原爆の)爆心地。
「グランド・ゼロ」とも呼ぶ。
ぐらうんどなっつ
【グラウンドナッツ】
◇[英]groundnut
○(1)[植]地下の塊茎([英]tuber)が食用となるツル性マメ科植
物の総称。
ホドイモ(塊芋)・アメリカホドイモの類。
○(2)[植](特に)アメリカホドイモ。
⇒あめりかほどいも(アメリカホドイモ,亜米利加塊芋)
○(3)[植]塊茎が食用となる植物一般。
○(4)[植]英語でラッカセイ(落花生)の別称。
⇒らっかせい(ラッカセイ,落花生)
くらうんびくとりあ
【クラウン・ビクトリア】
◇[英]Crown Victoria
○[交]フォード・モーター社製の警察車。
くらうんぷりんす
【クラウン・プリンス】
◇[英]crown prince
○イギリスで、国外の皇太子の呼称。
イギリスの皇太子は「プリンス・オブ・ウェールズ(Prince
of Wales)」と呼ぶ。
くらうんぽいんと
【クラウンポイント】
◇[英]Crown Point
○アメリカ合衆国中東部、インディアナ州(Indiana State)北
西端のレイク郡(Lake County)中央部の郡都。
くらかう
【クラカウ】
◇[独]Krakau
○⇒くらくふ(クラクフ)
くらかけ
【鞍掛】
【鞍懸】
○(1)鞍を掛けて置く四脚の台。
○(2)(転じて、四脚の)踏み台。
⇒ふみだい(踏み台,踏台)
◎(1)を踏み台としても使用したことから。
○(3)⇒くらかけうま(鞍掛馬)(1)
★くらかけあざらし
【クラカケアザラシ】
【鞍掛海】
◇[学]Phoca fasciata、[英]ribbon seal
○[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)アシカ上科(Pinnipedia)ア
ザラシ科(Phocidae)ゴマフアザラシ属(Phoca)の海獣。
くらかけうま
【鞍掛馬】
○(1)乗馬や騎射(キシャ)の稽古(ケイコ)に使う木馬(モクバ)。
単に「鞍掛」とも呼ぶ。
○(2)木馬に乗ることのみを学んで、実際の馬に乗る術(スベ)を
知らないこと。学問ばかりで実践(ジッセン)を知らないこと。
くらかたうかざん《くらかたうくわざん》
【クラカタウ火山】
◇[インドネシア語]Gunung Krakatau、[英]Krakatau Volcano
○[地]インドネシア西部、スマトラ島とジャワ島の間のスンダ
海峡(Selat Suda)中のクラカタウ島(Pulau Krakatau)にある活
火山。標高813メートル。
参照⇒くらかたうとう(クラカタウ島),たんぼらかざん(タン
ボラ火山)
くらかたうとう《くらかたうたう》
【クラカタウ島】
◇[インドネシア語]Pulau Krakatau、[英]Krakatau Island/
Krakatoa Island
○[地]インドネシア西部、スマトラ島とジャワ島の間のスンダ
海峡(Selat Suda)中にある活火山島。直径約5キロメートル。
「クラカトア島」とも呼ぶ。
◎1883. 8.(明治16)火山史上最大の爆発を起こし、島の大半が
吹き飛び、多量の軽石や火山灰が噴出。噴煙の高さは70キロメ
ートルに昇り、成層圏に達した火山灰が全地球をおおい、数年
間世界的な気温低下をもたらした。その爆発音は南アフリカま
で聞こえたという。
この爆発による津波より3万6千余人が死亡。また、ビショッ
プ環が現われた。
参照⇒びしょっぷかん(ビショップ環)
◎現存のアナククラカタウ島(Pulau Anak Krakatau)は1930(昭
和 5)に誕生したもの。「アナククラカタウ」とは「クラカタウの
子」の意味。
くらかとあとう《くらかとあたう》
【クラカトア島】
◇[インドネシア語]Pulau Krakatau、[英]Krakatau Island
○[地]⇒くらかたうとう(クラカタウ島)
くらがのえき
【倉賀野駅】
○[交]群馬県高崎市倉賀野町(クラガノマチ)にある、JR高崎線・
八高線(ハチコウセン)の駅。
高崎線:新町(シンマチ)駅と高崎駅の間。
八高線:北藤岡(キタフジオカ)駅と高崎駅の間。
くらがん
【クラガン】
◇Kragan
○ジャワ島東部のスラバヤ(Surabaya)西方40マイル、ジャワ海
に面する北岸。
◎第二次世界大戦時、旧日本軍のジャワ島攻略上陸地点の一つ。
[1]くらーく
【クラーク】
◇[英]clerk
○(1)(官庁の)書記・事務官。
○(2)(会社の)事務員・社員。(銀行の)行員。
○(3)(店の)売り子・店員。
○(4)(ホテルのの)従業員。
[2]くらーく
【クラーク】
◇[露]kulak
○[歴]ロシア農村の富農・富農階級。
資産・資本を有する農村のブルジョア階級で資本主義的発展
の担い手ともなったが、ロシア革命では多くが反革命の立場を
とった。
革命後にソ連政府によって弾圧を受けたが、1921〜1927(大
正10〜昭和 2)NEP(新経済政策)で復活し、1930年前半の農
業集団(コルホーズ)化の過程でほぼ完全に消滅した。
◎19世紀末には全農民の約20%に達した。
◎ロシア文字では"кулак"。
[3]くらーく
【クラーク】
◇Clark
○(Clark County)⇒くらーくぐん(クラーク郡)
★[4]くらーく
【クラーク】
◇William Smith Clark(ウィリアム・クラーク)
○[人]アメリカの化学者・教育者(1826〜1886)。
札幌を去るときの言葉「ボーイズ・ビー・アンビシャス(Boys,
be ambitious)(青年よ大志を抱け)」で知られる。
[5]くらーく
【クラーク】
◇Frank Wigglesworth Clarke(フランク・クラーク)
○[人]アメリカの地球科学者(1847. 3.19〜1931)。
1924(大正13)クラーク数(Clarke number)を算出。
参照⇒くらーくすう(クラーク数)
[6]くらーく
【クラーク】
◇Kenneth Mackenzie Clark
○[人]イギリスの美術史家・評論家(1903〜1983)。
[7]くらーく
【クラーク】
◇Charles Joseph Clark
○[人]カナダの第21代首相(1939. 6. 5〜)。在任:1979. 6. 4
〜1980. 3. 3。
愛称はジョー・クラーク(Joe Clark)。
くらーくくうぐんきち
【クラーク空軍基地】
◇[英]Clark Air Base
○[歴][軍]フィリピン北部、ルソン島中部のパンパンガ州(Pam-
panga Province)アンヘレス(Angeles)市のピナツボ山山麓にあっ
た、アメリカ軍の空軍基地。
参照⇒くらーくふぃーるど(クラークフィールド,クラーク・
フィールド)
◎1991(平成 3)ピナツボ山の大噴火により使用不能となり、か
つフィリピン議会により米比基地協定の更新が拒否されて、翌
1992(平成 4)スビック海軍基地(Subic Naval base)とともに返
還。
くらーくぐん
【クラーク郡】
◇[英]Clark County
○アメリカ合衆国西部、ネバダ州(Nevada State)南東部の郡。
郡都はラスベガス(Las Vegas)。
〈人口〉
1980(昭和55) 46万2,218人。
1990(平成 2) 74万1,459人。
2000(平成12)137万5,765人。
くらーくすう
【クラーク数】
◇[英]Clarke number
○[古][物]地表下約16キロメートルまでに存在する全物質の元
素の組成割合を重量パーセントで示したもの。
◎1924(大正13)アメリカの地球科学者クラーク(F.W.Clarke)が
算出。
現在はほとんど使用されていない。
くらーくすたうん
【クラークスタウン】
◇Clarkstown
○アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)南
部にあるロックランド郡(Rockland County)の都市。
ぐらくそすみすくらいん
【グラクソ・スミスクライン】
◇[登録商標]GlaxoSmithKline
○[経][薬]イギリスの製薬会社。
略称は「GSK」。
◎2000(平成12)末、グラクソ・ウエルカム(Glaxo Wellcome)と
スミスクライン・ビーチャム(SmithKline Beecham)が合併して
成立。両社合計の売上高は274億8,000万ドル(約3兆3,000億円)
で世界最大。
2003. 4.28(平成15)エイズ治療薬コンビビル(Combivir)の途
上国価格、患者1人1日当たり1.7ドルから0.9ドルに引き下げ。
くらくふ
【クラクフ】
◇Krakow
○ポーランド南部、マウォポルスカ県(Wojewodztwo Malopol-
skie)の県都。
「クラクーフ」,「クラコフ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1976(昭和51)69万人。
1987(昭和62)74万4,000人。
◎1364(<南>正平19,<北>貞治 3)クラカウ大学、創立。
◎ドイツ語名は「クラカウ([独]Krakau)」。
くらくーふ
【クラクーフ】
◇Krakow
○⇒くらくふ(クラクフ)
くらーくふぃーるど
【クラークフィールド】
【クラーク・フィールド】
◇[英]Clark Field
○フィリピン北部、ルソン島中部のパンパンガ州(Pampanga
Province)アンヘレス(Angeles)市のピナツボ山山麓にある、ア
メリカ軍の空軍基地の跡地一帯。
もと米軍相手の歓楽街を中心に観光地化している。
参照⇒くらーくくうぐんきち(クラーク空軍基地)
◎太平洋戦争当初、日本軍が米軍捕虜を移動させた「バターン
死の行進」の目的地オドンネル基地(Camp O'Donnell)があった。
参照⇒ばたーんしのこうしん(バターン死の行進)
★くらげ
【クラゲ】
【水母】
【海月】
○[動]腔腸(コウチョウ)動物のハチクラゲ類とヒドロ虫類のうち、
海などで浮遊する世代の総称。
塩漬けにしたものは中華料理の食材となる。
〈種類〉
カツオノエボシ:⇒かつおのえぼし(カツオノエボシ,鰹の烏
帽子)
アンドンクラゲ:⇒あんどんくらげ(アンドンクラゲ,行灯水
母,行灯海月)
コクラゲ:⇒たこくらげ(タコクラゲ,蛸水母,蛸海月,章魚水
母)
◎昔話に、龍宮(リュウグウ)の乙姫(オトヒメ)の病気を治すために猿の
生き肝をとりにいったクラゲが、つい余計なことを口走り猿を
逃してしまい、竜神の怒りを受けて骨を抜かれたという。
◎キクラゲ(木耳):⇒きくらげ(キクラゲ,木耳)
逆さクラゲ:温泉記号の俗称。
◎イタリア語:メドゥーサ(medusa)。
くらーげんふると
【クラーゲンフルト】
◇Klagenfurt
○オーストリア南部、ケルンテン州(Bundesland Kaernten)の
州都。
〈人口〉
1991(平成 3)8万9,502人。
くらこー
【クラコー】
◇[英]cracowe
○[服]14世紀ころ、ヨーロッパで流行した靴先(クツサキ)が極端に
尖(トガ)った長靴(ナガグツ)や短靴(タングツ)。
◎ポーランドの都市クラクフ(Krakow)で最初に流行ったことか
ら。
くらこふ
【クラコフ】
◇Krakow
○⇒くらくふ(クラクフ)
ぐらさん
【グラサン】
○[俗]サングラス([英]sunglasses)の倒語。
⇒さんぐらす(サングラス)
くらさんさまむ
【クラサンサマム】
◇[英]chrysanthemum
○[植](英語で)キク(菊)。
⇒きく(キク,菊)
★くらし
【暮らし】
○
◎ワーズワース:暮らしは低く、思いは高く。
くらしー
【クラシー】
◇[英]-cracy
○[接尾辞]「……の政治・統治・階級」を表す語形成要素。
◎デモクラシー(democracy):民主主義・民主政治。
アリストクラシー(aristocracy):貴族政治。
モボクラシー(mobocracy):衆愚政治。
モノクラシー(monocracy)/オートクラシー(autocracy):独
裁政治。
タイモクラシー(timocracy):金権政治。
ストラトクラシー(stratocracy):軍政・軍閥政治。
ぐらしあ
【グラシア】
◇[登録商標]Gracia
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車。
◎1996.12.(平成 8)発売。
ぐらしあす
【グラシアス】
◇[西]gracias
○(スペイン語で)ありがとう。
ムチャス・グラシアス(muchas gracias):大変ありがとう。
◎イタリア語の「グラッチェ(grazie)」に相当する。
ポルトガル語:⇒おぶりがーど(オブリガード)
くらしえ
【クラシエ】
◇[登録商標]Kracie
○[経]カネボウ(鐘紡)の新社名・ブランド名。
参照⇒かねぼう(カネボウ,鐘紡)
◎2007. 7. 1(平成19)カネボウ(Kanebo)からクラシエに改称。
くらしぇにんにこふわん
【クラシェニンニコフ湾】
◇[英]Krasheninnikova Cove/Krasheninnikova Bay
○[地]ロシア連邦極東、カムチャツカ半島南部東岸のアバチャ
湾(Avachinskaya Guba)南西部の支湾。
ビリュチンスク潜水艦基地([英]Vilyuchinsk Submarine
Base)やカムチャツカ造船所([英]Kamchatka Shipyard)がある。
くらしきし
【倉敷市】
◇[日]Kurashiki Shi
○岡山県南部の市。
〈面積〉
1970(昭和45)273平方キロメートル。
1994(平成 6)298平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)39万3,000人。
1980(昭和55)40万3,785人。
1995(平成 7)42万3,000人。
◎1967(昭和42)玉島市を編入。
1973(昭和48)ニュージーランドのクライストチャーチChrist-
church)と姉妹都市を提携。
2005. 8. 1(平成17)浅口郡(アサクチグン)船穂町(フナオチョウ)と吉備
郡(キビグン)真備町(マビチョウ)とを編入。
くらしきれいよん
【倉敷レイヨン】
○[古][経]⇒くられ(クラレ)
くらししすと
【クラシシスト】
◇[英]classicist
○[芸]古典主義者。
参照⇒ろまんちすと(ロマンチスト)(2),あいでありすと(ア
イデアリスト)(4),りありすと(リアリスト)(2)
くらしっくちゅちゅ
【クラシック・チュチュ】
◇[英]classic tutu
○[服]⇒ちゅちゅ(チュチュ)
ぐらじゅえいしょん
【グラジュエイション】
◇[英]graduation
○⇒[1]そつぎょう(卒業)
ぐらしんし
【グラシン紙】
◇[英]glassine paper
○光沢のある半透明の加工紙。
亜硫酸パルプを原料とした薄紙。
書籍のカバー、化粧品・食品・タバコの包装紙などに使用す
る。
「グラシンペーパー」,「擬硫酸紙(ギリュウサンシ)」とも呼ぶ。
参照⇒りゅうさんし(硫酸紙),せろふぁん(セロファン)
ぐらしんぺーぱー
【グラシンペーパー】
◇[英]glassine paper
○⇒ぐらしんし(グラシン紙)
[1]ぐらす
【グラス】
◇[英]glass
○(1)(取っ手のない)ガラス製のコップ。
参照⇒ごぶれっと(ゴブレット)
◎取ってのあるものは「カップ(cup)」と呼ぶ。
○(2)(glasses)メガネ(眼鏡)。
◎サングラス(sunglasses)。
○(3)双眼鏡。
◎オペラグラス(opera glasses)。
○(4)⇒がらす(ガラス,硝子)
[2]ぐらす
【グラス】
◇[英]grass
○(1)[植]草の英語名。
⇒くさ(草)(1)
◎ウィード(weed):雑草。
○(2)[農]牧草・芝生。
○(3)草地・草原。牧草地。
○(4)[俗]マリファナ。
○(5)[俗](警察への)密告者・情報提供者。
参照⇒くさかまり(草屈)
[3]ぐらす
【グラス】
◇[独](単数形)Gras/(複数形)Graeser(クレーゼア)
○[植](ドイツ語で)草。
⇒くさ(草)(1)
★[4]ぐらす
【グラス】
◇Guenter Grass(ギュンター・グラス)
○[人]ドイツの作家(1927〜)。グダニスク生れ。
作品は『ブリキの太鼓』・『ひらめ』・『はてしなき荒野』
など。
1999(平成11)ノーベル文学賞を受賞。
2006. 8.12(平成18)17歳の時(1944末〜1945初)、ナチスの武
装親衛隊に所属していたことを告白。
ぐらすあろ
【グラスアロ】
◇[フ]glace a l'eau
○[食](フランス語で)アイスキャンディー。
⇒あいすきゃんでぃー(アイスキャンディー)
ぐらすごー
【グラスゴー】
◇Glasgow
○イギリス北部、スコットランド西部ストラスクライド州
(Strathclyde Region)の州都。
クライド川の河口にある都市。
参照⇒くらいどがわ(クライド川)
〈人口〉
1976(昭和51)86万人。
1987(昭和62)71万5,000人。
ぐらすこーと
【グラスコート】
◇[英]grass court
○[運]テニスコートの一種。
芝生(シバフ)を表面に張ったもの。
「ローンコート(lawn court)」とも呼ぶ。
参照⇒くれーこーと(クレーコート),はーどこーと(ハードコ
ート)
◎「グラス」は「草・草地」、「ローン」は「芝生」の意味。
くらすた
【クラスタ】
◇[英]cluster
○(1)⇒くらすたー(クラスター)
○(2)[計]磁気ディスク上の論理的な区分単位。
物理的な最小区分単位のセクタをいくつかまとめた記録領域
で、OSが扱う管理上の単位。
「クラスター」とも呼ぶ。
くらすたー
【クラスター】
◇[英]cluster
○(1)[植]ブドウ・サクランボなどの房(フサ)。
○(2)[生]細胞塊。
○(3)[原]複数個の原子・分子が集まってできる構造単位。
○(4)[化](cluster compound)⇒くらすたーかごうぶつ(クラス
ター化合物)
○(5)[天]星団(star cluster)。
○(6)[建]道路や建築物をブドウの房状に連結させていく設計
法。
◎クラスター・プラン
○(6)[計]⇒くらすた(クラスタ)(2)
くらすたーかごうぶつ《くらすたーくわがふぶつ》
【クラスター化合物】
◇[英]cluster compound
○[化]原子や分子が集まったクラスターを分子内に持つ化合物。
くらすたけいさんき
【クラスタ計算機】
◇[英]cluster computer
○[計]⇒くらすたーこんぴゅーたー(クラスターコンピュータ
ー)
くらすたーけいさんき
【クラスター計算機】
◇[英]cluster computer
○[計]⇒くらすたーこんぴゅーたー(クラスターコンピュータ
ー)
★くらすたーこんぴゅーたー
【クラスターコンピューター】
◇[英]cluster computer
○[計]多数のコンピューターを結合させ処理能力を向上させた
コンピューター。
「クラスタ計算機」,「クラスター計算機」とも呼ぶ。
参照⇒ぐりっどこんぴゅーてぃんぐ(グリッドコンピューティ
ング,グリッド・コンピューティング)
◎2004. 5.10(平成16)産業技術総合研究所、コンピューター
1,472台(CPU数3,208個)を結合させたAISTスーパークラ
スタ(演算速度14.6テラフロップス,約17億円)を報道陣に公開。
海洋研究開発機構の地球シミュレータ(35.86テラフロップス,
約400億円)に比べ、性能で3分の1、事業費で24分の1。
参照⇒ちきゅうしみゅれーた(地球シミュレータ)
くらすたーばくだん
【クラスター爆弾】
◇[英]cluster bomb/cluster bomb unit
○[軍]大型爆弾のケース(クラスター)に小爆弾(bomblets)が多
数詰められた爆弾。
爆撃機から投下後、前もって設定された高度で爆発またはケ
ースが開き、中の小爆弾が飛び散り破壊する。小爆弾が広範囲
にばらまかれて爆発するため、敵兵士は爆風から身を隠す場所
がなく、より多くの兵士を殺傷できる。
また、小爆弾のかわりに対装甲爆弾や地雷を使用することも
あり、散弾爆弾・ボール爆弾・パイナップル爆弾などがある。
「CBU爆弾」,「集束爆弾」とも呼ぶ、
参照⇒いーあーるだぶりゅ(ERW)
◎JSOW(Joint Stand-off Weapon)(AGM−154B):G
PS型で、6発の小型爆弾(BLU−108)を内包。
CBU99:精密誘導機能がなく、247個の小型爆弾を内
包。
◎アメリカ軍がベトナム戦争で初めて使用する。
コソボ紛争やアフガニスタン空爆でもアメリカ軍が使用し、
民間人が不発弾を踏むなどの被害が続出した。
2003(平成15)米英軍のイラク攻撃で約1,500発、使用される。
2007. 3.20(平成19)イギリス国防省、自爆機能を備えていな
いクラスター爆弾2種類の使用を即時停止すると発表。
2009(平成21)アメリカ軍、イエメンに投下。
2011(平成23)リビア、カダフィ政権側が使用。
◎航空自衛隊もCBU87/Bを保有。1987〜2002年度で毎年
8〜10億円分、総額約148億円を購入。
★くらすたーばくだんきんしじょうやく
《くらすたーばくだんきんしでうやく》
【クラスター爆弾禁止条約】
◇[英]Cluster Bomb Ban Treaty
○[軍]クラスター爆弾の使用・製造・保有を禁じる国際条約。
加盟国は8年以内に備蓄の廃棄、10年以内に不発弾除去が義
務付けられている。
しかし、非加盟国との軍事協力や軍事作戦では例外となって
いる。
「オスロ条約(Oslo Treaty)」とも呼ぶ。
◎2007. 5.23(平成19)クラスター爆弾禁止リマ会議、開催。
2008. 8.(平成20)合意。
2008.12.(平成20)署名式。
2010. 8.(平成22)発効。大量保有する米露中は非加盟。
2011(平成23)アメリカなどの非加盟国(イスラエル・インド
・韓国など)、条約を無効(骨抜き)にする新条約の締結を加盟
国(日本・フランス・ドイツ・イギリス・イタリア・オースト
ラリアなど)に働きかける。
2011.11.25(平成23)骨抜き条約案、特定通常兵器使用禁止制
限条約(CCW)締約国会議に提起され、全会一致の支持が得ら
れず廃案となる。独仏伊などは賛同、日本は態度保留。
くらすと
【クラスト】
◇[英]crust
○(1)[食]パンの硬い表皮や耳。パイの皮。
参照⇒ぴーる(ピール)
◎パンの軟らかい中身はクラム(crumb)。
○(2)[気]積雪の表層が固くなる現象。
普通は、日中に新雪が日射によって溶け、夜になって凍って
できる。
「凍結雪面」,「かたゆき(堅雪,硬雪)」,「雪殻」とも呼ぶ。
◎春に多く、「かたゆき(堅雪,硬雪)」は春の季語。
くらすの
【クラスノ】
◇[露]krasno-
○[接頭辞]「(ロシア語で)赤い」を表す語形成要素。
◎ロシア文字では"красно"。
くらすのかむすく
【クラスノカムスク】
◇Krasnokamsk
○ロシア共和国中西部、ペルミ州(Permskaya Oblast)中央部の
都市。州都ペルミ(Perm)の西北西。
〈人口〉
1989(平成元)5万7,800人。
2002(平成14)5万3,724人。
◎ロシア文字では"Краснокамск"。
くらすのかめんすく
【クラスノカメンスク】
◇Krasnokamensk
○ロシア連邦共和国の東シベリア、チタ州(Chitinskaya Ob-
last)南東部の都市。
中国・モンゴル共和国の国境近くに位置する。
◎ロシア文字では"Краснокаменск"。
ぐらすのすち
【グラスノスチ】
◇[露]glasnost'
○[政]情報公開。
1986(昭和61)ころより旧ソビエト連邦のゴルバチョフ政権が
推進。
参照⇒ぺれすとろいか(ペレストロイカ),[3]やこぶれふ(ヤ
コブレフ)
くらすのだる
【クラスノダル】
◇Krasnodar
○(1)(Krasnodarsky Krai)⇒くらすのだるちほう(クラスノダ
ル地方)
○(2)ロシア共和国南西部のクラスノダル地方、黒海の東にあ
る主都。
〈面積〉
7万6,000平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)55万人。
1994(平成 6)63万8,000人。
◎1793(寛政 5)クバン地方のコサックの軍事基地として創建。
1920(大正 9)以降、エカチェリノダル(Ekaterinodar)から改
称。
○(3)[軍]ロシア(旧ソ連)の巡航ミサイル搭載原子力潜水艦。
参照⇒おすかーにきゅう(オスカー2級)
◎1986.11.(昭和61)K−148、建造。
くらすのだるちほう《くらすのだるちはう》
【クラスノダル地方】
◇[露]Krasnodarsky Krai、[英]Krasnodar Territory
○ロシア共和国南西部の北コーカサス地方、南連邦管区の地方。
東部をスタブロポリ地方に接し、南部・西部を黒海に面する。
主都はクラスノダル。
くらすのやるすく
【クラスノヤルスク】
◇Krasnoyarsk
○(1)(Krasnoyarsky Krai)⇒くらすのやるすくちほう(クラス
○(2)ロシア共和国東部、シベリア中央部にあるクラスノヤル
スク地方の主都。
「クラスノヤルツク」とも呼ぶ。
〈人口〉
1977(昭和52)77万人。
1991(平成 3)92万4,400人(推計)。
1994(平成 6)91万4,200人。
◎1628(寛永 5)建設。
1969(昭和44)クラスノヤルスク大学、創建。
くらすのやるすくかいだん《くらすのやるすくくわいだん》
【クラスノヤルスク会談】
◇[英]the Krasnoyarsk Conference/the Krasnoyarsk Meet-
ing
○[歴]1997.11.(平成 9)ロシアのエリツィン大統領と橋本竜太
郎首相の間にロシアのクラスノヤルスク(Krasnoyarsk)で行わ
れた会談。
1993(平成 5)の「北方領土問題を解決して平和条約を締結す
る」という東京宣言に基づき、今世紀(2000年)中に日露平和条
約を締結したいという合意(クラスノヤルスク合意)が得られた。
平和条約の締結目標の時期が初めて具体的に言及されたため、
画期的と言われたが、1999(平成11)エリツィンが大統領を辞任
して締結は困難となった。
2000. 7.(平成12)沖縄サミットの際の日露首脳会談で、プー
チン大統領から年内に北方領土問題を解決したうえで日露平和
条約を締結するのは困難との認識を示し、森喜朗(ヨシロウ)首相も
了承し事実上は無効となった。
くらすのやるすくごうい《くらすのやるすくがふい》
【クラスノヤルスク合意】
◇[英]Krasnoyarsk agreement
○[歴]⇒くらすのやるすくかいだん(クラスノヤルスク会談)
くらすのやるすくちほう《くらすのやるすくちはう》
【クラスノヤルスク地方】
◇[露]Krasnoyarsky Krai、[英]Krasnoyarsk Territory
○ロシア共和国東部、シベリア中央部の地方。北西端をタイム
イル自治管区(Taimyrsky Autonomous Okrug)、北東部をエベン
キ自治管区(Evenksky Autonomous Okrug)に接する。
行政所在地はクラスノヤルスク。
エニセイ川(Reka Yenisei)が北流してほぼ南北に貫通。
〈面積〉
310万6,000平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)359万5,000人。
くらすのやるつく
【クラスノヤルツク】
◇Krasnoyarsk
○⇒くらすのやるすく(クラスノヤルスク)
ぐらすばーぐこうざん《ぐらすばーぐくわうざん》
【グラスバーグ鉱山】
◇[英]Grasberg Mine
○インドネシアのパプア州(Papua Province)のマオケ山脈(Mao-
ke Mountains)にある、世界最大の露天掘り金・銅鉱。
「グラスブルグ鉱山」とも呼ぶ。
ぐらすふぃっしゅ
【グラスフィッシュ】
◇[英]glassfish
○[魚]⇒がらかうお(ガラス魚)
ぐらすぶるぐこうざん《ぐらすぶるぐくわうざん》
【グラスブルグ鉱山】
◇[英]Grasberg Mine
○⇒ぐらすばーぐこうざん(グラスバーグ鉱山)
くらだ
【クラダ】
◇[英]Claddagh
○(1)アイルランド西部、ゴールウェイ(Galway)西郊の漁村。
○(2)⇒くらだりんぐ(クラダリング)
くらたけまち
【倉岳町】
◇[日]Kuratake Machi
○[古]熊本県南西部、天草郡(アマクサグン)の町。
◎2006. 3.27(平成18)本渡市(ホンドシ)・牛深市(ウシブカシ)と天草
郡の有明町(アリアケマチ)・御所浦町(ゴショウラマチ)・倉岳町・栖本町(ス
モトマチ)・新和町(シンワマチ)・五和町(イツワマチ)・天草町(アマクサマチ)・河
浦町(カワウラマチ)の2市8町が合併して天草市を発足。
くらだりんぐ
【クラダリング】
◇[英]claddagh ring/Claddagh ring
○アイルランドで、幸せを呼ぶ伝統的な指輪。主なデザインは
王冠のあるハート型。
単に「クラダ」とも呼ぶ。
◎一説に、王冠を指先側・ハートを手の甲側に向けてはめるの
は恋人がいる意味で、逆にすると恋人募集中の意味になるとい
う。
ぐらだんどんほう
【グラダンドン峰】
【各拉丹冬峰】
◇[中]Geladandong feng、[英]Geladandong peak/Geladain-
dong peak
○[地]中国西部、タングラ山脈中央部の主峰。標高6,621メー
トル。
南方にタングラ山(唐古拉山)(6,099メートル)がある。
ぐらーつ
【グラーツ】
◇Graz/Gratz
○オーストリア南西部、シュタイアーマルク州(Bundesland
Steiermark)南東部にある州都。商工業都市。オーストリア第
2の都市。
「グラデック(Gradec)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1970(昭和45)25万2,504人。
1991(平成 3)23万7,810人(5月15日現在)。
2001(平成13)22万6,244人(5月15日現在)。
◎1561(永禄 4)シュロスベルク(Schlossberg)(475メートル)の
南斜面に時計塔(Uhrturm)が建設。
1999(平成11)世界文化遺産に登録。
◎中世は「バイエリッシュグラーツ(Bayerisch Graz)」と呼ばれ、
ケルンテン州(Bundesland Kaernten)にあったビンディシュグ
ラーツ(Windischgraz)(現在はスロベニアのスロベニグラデッ
ツ"Slovenj Gradec")と呼んでいた。
くらっかー
【クラッカー】
◇[英]cracker
○(1)[食]薄く焼きパリパリとした、塩味のビスケット。
○(2)爆竹(バクチク)・かんしゃく玉などの類(タグイ)。
参照⇒ばくちく(爆竹)(1),かんしゃくだま(かんしゃく玉,癇
癪玉)(2),にーびー(2B)(2)
○(3)特に、筒型または円錐形(エンスイケイ)の玩具で、一端の紐(ヒモ)
を強く引くと中の火薬に点火し、爆音とともに中から色とりど
りの細い紙テープなどが飛び出す仕掛けのもの。
パーティーなどの景気付けに用いられる。
くらづかこふん
【蔵塚古墳】
○[歴]大阪府羽曳野市(ハビキノシ)にある、6世紀ころの古墳。
ぐらっくすばぶーふ
【グラックス・バブーフ】
◇Gracchus Babeuf
○[人]⇒ばぶーふ(バブーフ)
くらっくまんなん
【クラックマンナン】
◇Clackmannan
○(1)(the County of Clackmannan)⇒くらっくまんなんぐん
(クラックマンナン郡)
○(2)イギリス北部、スコットランド南東部のファイフ州(Fife
Region)クラックマンナン郡(the County of Clackmannan)の町。
フォース川(the Forth)の河口北岸(左岸)に位置する。
くらっくまんなんぐん
【クラックマンナン郡】
◇[英]the County of Clackmannan
○イギリス北部、スコットランド南東部のファイフ州(Fife Re-
gion)西端の郡。
「クラックマンナンシャー郡(the County of Clackmannan-
shire)」とも呼ぶ。
〈面積〉
157平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)4万8,660人(推計)。
くらっくまんなんしゃーぐん
【クラックマンナンシャー郡】
◇[英]the County of Clackmannanshire
○⇒くらっくまんなんぐん(クラックマンナン郡)
ぐらっし
【グラッシ】
◇[フ]glacis
○[美]⇒ぐらっしゅぎほう(グラッシュ技法)
ぐらっじ
【グラッジ】
◇[英]grudge
○恨(ウラ)み・怨恨(エンコン)・遺恨(イコン)。悪意。
参照⇒りべんじ(リベンジ)
くらっしゃぶるぼでぃ
【クラッシャブルボディ】
◇[英]crushable body
○[交]車の前後のエンジンルームやトランクルームをつぶれや
すくして事故時の衝撃を和らげるよう設計された車体。
逆に住居スペースは堅牢に作られている。
「衝撃吸収ボディ」とも呼ぶ。
参照⇒ばんぱー(バンパー)
ぐらっしゅがほう《ぐらつしゆぐわはふ》
【グラッシュ画法】
○[美]⇒ぐらっしゅぎほう(グラッシュ技法)
ぐらっしゅぎほう《ぐらつしゆぎはふ》
【グラッシュ技法】
◇[英]glacis method
○[美]不透明なアクリル絵具で透明度を高める方法。下地にたっ
ぷりの水で薄めた絵具を塗り、同じくらいに薄めた別の色を重
ねる。
「グラッシュ画法」,「グラッシ([フ]glacis)」とも呼ぶ。
くらっしゅしょうこうぐん《くらつしゆしやうこうぐん》
【クラッシュ症候群】
◇[英]crush syndrome
○[病]⇒くらっしゅしんどろーむ(クラッシュシンドローム,ク
ラッシュ・シンドローム)
くらっしゅしんどろーむ
【クラッシュシンドローム】
【クラッシュ・シンドローム】
◇[英]crush syndrome
○[病]身体の広範囲が長時間に渡って圧迫された筋組織の損傷
(ソンショウ)による症候群。
震災や事故などの瓦礫(ガレキ)の圧迫からの解放で、壊死(エシ)
した細胞からカリウムなどが血液中に大量に流れ出すことによ
り引き起こされる。初めショック症状があり、腎機能が急速に
悪化する。
処置は救出時に生理食塩水を投与する。
「クラッシュ症候群」,「挫滅(ザメツ)症候群」とも呼ぶ。
◎「フラッシュシンドローム」,「フラッシュ症候群」は誤称。
★くらっすす
【クラッスス】
◇Marcus Licinius Crassus
○[人]古代ローマの政治家(BC. 115ころ〜BC. 53. 5.10)。
BC. 73〜 71、スパルタクスの反乱(Uprising of Sparta-
cus)を鎮圧。
BC. 60、ポンペイウス(Gnaeus Pompeius Magnus)、カエサ
ル(Gaius Julius Caesar)と第一次三頭政治を結成。
パルティア征討中、カルラエ(Carrhae)で部下に暗殺される。
ぐらっせ
【グラッセ】
◇[フ]glace
○(1)[料]砂糖・蜜・シロップなどで煮て光沢をつけた洋菓子。
◎マロン・グラッセ(marrons glaces):⇒まろんぐらっせ(マ
ロングラッセ,マロン・グラッセ)
○(2)[料]バター・ゼリーなどを加えて煮つめたり、冷たく凍
らせたりして、ツヤ(艶)を出した料理。
◎ニンジンのグラッセ
くらっせんかんぷ
【クラッセンカンプ】
◇[独]Klassenkampf
○[政]⇒かいきゅうとうそう(階級闘争)
くらっせんかんぷふ
【クラッセンカンプフ】
◇[独]Klassenkampf
○[政]⇒かいきゅうとうそう(階級闘争)
くらったりんぐ
【クラッタリング】
◇[英]clattering
○[鳥]大形の鳥類で、自分の長いクチバシ(嘴)をカチカチと激
しく打ち鳴らす行為。
求愛や威嚇(イカク)などのために行われる行動。
参照⇒[2]びりんぐ(ビリング)
★[1]くらっち
【クラッチ】
◇[英]clutch
○(1)[機]駆動軸から従動軸へ動力を任意に断続して伝える装
置。
○(2)[機]クラッチの操作レバー。
○(3)[交]自動車のクラッチペダル。
◎半クラ
[2]くらっち
【クラッチ】
◇[英]crutch
○(1)[運]ボートの舷側にある、U字形をしたオールを支える
金具。
「クロッチ(crotch)」,「かいうけ(かい受け,橈承)」,「橈架(トウカ)」
とも呼ぶ。
○(2)[医]⇒まつばづえ(松葉杖,松葉づえ)
ぐらっちぇ
【グラッチェ】
◇[伊]grazie
○(イタリア語で)ありがとう。
◎スペイン語の「グラシアス(gracias)」に相当する。
くらっでぃんぐ
【クラッディング】
◇[英]cladding
○(金属表面に、他の)金属を被(カブ)せること。
★[1]ぐらっどすとん
【グラッドストン】
◇Gladstone
○オーストラリア北東部、クイーンズランド州(Queensland
State)東部の港湾都市。
「グラッドストーン」とも呼ぶ。
★[2]ぐらっどすとん
【グラッドストン】
◇William Ewart Gladstone(ウィリアム・グラッドストン)
○[人]イギリスの政治家(1809〜1898)。
4回首相に就任。
「グラッドストーン」とも呼ぶ。
ぐらっどすとーん
【グラッドストーン】
◇Gladstone
○(1)⇒[1]ぐらっどすとん(グラッドストン)
○(2)(William Ewart Gladstone)⇒[2]ぐらっどすとん(グラッ
ドストン)
ぐらっぷる
【グラップル】
◇[英]grapple
○(1)[自動]掴(ツカ)み合う・取っ組み合う。
○(2)[名]取っ組み合い・格闘。
○(3)[建]先端に爪などの着いた、物を掴み上げる建設機械。
または、先端に取り付けるその部品装置。
林業の現場で丸太をトラック・トロッコなどに載せたりもす
る。
くらて
【鞍手】
◇[日]Kurate
○(1)⇒くらてぐん(鞍手郡)
○(2)⇒くらてまち(鞍手町)
ぐらーで
【グラーデ】
◇Hans Grade(ハンス・グラーデ)
○[人]ドイツの技術者(1879. 5.17〜1946.10.22)。
1895(明治28)飛行機の原型を考案。
1903(明治36)ケスリン(Koeslin)(現:ポーランドのコシャリ
ン<Koszalin>)でオートバイを製作。
1907(明治40)三葉機(Dreidecker)を製作。
1908.10.28(明治41)マグデブルク(Magdeburg)で三葉機の動
力飛行に初成功。
1909. 8.14(明治42)単葉機(Eindecker)リベレ(Libelle)(ト
ンボ)を製作し、17日飛行に成功。
1909.10.30(明治42)1千メートル離れた2本のパイロンを8
字飛行してドイツの航空ランツ賞(Lanz-Preis der Lufte)の賞
金4万ライヒマルクを獲得。
1910. 2.(明治43)パイロット養成学校を設立。
1910.12.(明治43)飛行機製造会社を設立。
◎ハンス・グラーデ単葉機(Hans Grade Monoplane)
ぐらでぃあとーれ
【グラディアトーレ】
◇[伊]gladiatore
○[歴]⇒ぐらでぃえーたー(グラディエーター)
ぐらでぃえーたー
【グラディエーター】
◇[英]gladiator、[伊]gladiatore(グラディアトーレ)
○[歴]古代ローマ時代、円形闘技場(colosseum)などで観客の
娯楽のために真剣勝負をさせられた闘士([英]combatant)。
闘士同士や猛獣と戦わせられた。
闘士は若い奴隷・捕虜・罪人から選別し、過酷な条件で養成
された。
「剣闘士」とも呼ぶ。
くらてぐん
【鞍手郡】
◇[日]Kurate Gun
○福岡県北部の郡。
小竹町(コタケマチ)・鞍手町(クラテマチ)・宮田町(ミヤタマチ)・若宮町(ワカ
ミヤマチ)の町。
ぐらでーしょん
【グラデーション】
◇[英]gradation
○[美][写](色彩・色調の)ぼかし・濃淡・階調。濃淡法。
参照⇒くまどり(隈取り,暈取り)(2),うんげんさいしき(繧繝
彩色,暈繝彩色)
ぐらでっく
【グラデック】
◇Gradec
○(1)(Graz)⇒ぐらーつ(グラーツ)
○(2)(Slovenj Gradec)⇒すろべにぐらでっつ(スロベニグラデッ
ツ)
くらてまち
【鞍手町】
◇[日]Kurate Machi
○福岡県北部、鞍手郡(クラテグン)の町。南東部を直方市(ノオガタシ)、
北西部を宗像市(ムナカタシ)に接する。
ぐらでゅえいしょん
【グラデュエイション】
◇[英]graduation
○⇒[1]そつぎょう(卒業)
くらとん
【クラトン】
◇[インドネシア語]kraton
○(インドネシア語で)王宮([英]palace)。
ぐらとん
【グラトン】
◇[英]glutton
○(英語で)大食家・グルマン([フ]gourmand)。
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