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                    PDD図書館管理番号       0001.0029.9000.07

                 百   科   辞   書   《こうす》    編集:獨  澄旻

-------- こうす ------------------------------------------------
こうす
	【小有珠】
	◇[日]Kousu/Ko Usu
	○[地]有珠山の一峰。
	 ⇒うすざん(有珠山)
ごうす《がふす》
	【合子】
	○⇒ごうし(合子,盒子)
こうすい《かうすい》
	【幸水】
	○[農][植]ナシ(梨)の赤梨(アカナシ)系と青梨(アオナシ)系の交配品種。
	 8月初旬から出回る早稲(ワセ)で水気が多い。
こうすいかくりつよほう《かうすいかくりつよほう》
	【降水確率予報】
	○[気]天気予報のうち、降水の可能性を確率で予報すること。
	 ある期間内に1ミリメートル以上の降水(雨または雪)が生ず
	る確率を0〜100%まで、10%ごと11段階で発表する。
	 いつどれくらい降るかは問わない。
	 過去の気圧配置から単純に算出している。
	◎1980(昭和55)試験的に実施。
	 1986(昭和61)正式に実施。
こうすう
	【恒数】
	◇[英]constant
	○[物]⇒ていすう(定数)(3)
★こうずか
	【好事家】
	○
こうずけ《かうづけ》
	【上野】
	◇[日]Kozuke/Koduke
	○[歴]旧国名。東山道の一つ。現在の群馬県。
	 「上州(ジョウシュウ)」,「上毛(ジョウモウ)」,「上毛野(カミツケノ)」とも呼ぶ。
	◎「うえの」,「あがの」とも読む。
こうずけさんぴ《かうづけさんぴ》
	【上野三碑】
	○[歴]⇒じょうもうさんぴ(上毛三碑)
こうずけのさんざん《かうづけのさんざん》
	【上野の三山】
	◇[日]Kozuke no Sanzan/Koduke no Sanzan
	○[地]群馬県内の赤城山(アカギヤマ)・榛名山(ハルナサン)・妙義山(ミョ
	ウギサン)の総称。
	 「上毛三山(ジョウモウサンザン)」とも呼ぶ。
こうせい《くわうせい》
	【広西】
	◇[中]Guangxi
	○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
	自治区)
こうせい《かうせい》
	【江西】
	◇[中]Jiangxi、[英]Kiangsi
	○(1)[漢]中国南部、揚子江(ヨウスコウ)中流南岸の地方。
	 「江右(Jianyou)(コウユウ)」とも呼ぶ。
	○(2)(Jiangxi Sheng)⇒こうせいしょう(江西省)
★こうせい《かうせい》
	【江青】
	◇[西]Jiang Qing
	○[人]中国の政治家(1914〜1991)。本名は李進(Li Jin)。毛沢
	東(Mao Zedong)夫人。
	 文化大革命を主導した四人組の一人。
	 1939(昭和14)延安で毛沢東と結婚。
	 1976. 9.(昭和51)毛沢東主席死去後、クーデターを企てたと
	して10月華国鋒(カ・コクホウ)主席により逮捕。
	 1977. 7.(昭和52)党籍を剥奪(ハクダツ)。
	 1981(昭和56)死刑が確定。
	 1983(昭和58)無期懲役に減刑。
	 1991(平成 3)北京公安医院で自殺。
	◎精神病の治療を受けていたとされる。
★こうせい
	【紅星】
	○[計]朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)製のパソコン用基本ソ
	フト(OS)。
	 Linuxをベースにしたもの。
	 参照⇒りなっくす(リナックス,Linux),こうせい(紅星)
	(5)
	◎2006(平成18)開発に着手。
こうせい《かうせい》
	【坑井】
	○[鉱]鉱山の小形の立坑(タテコウ)。
	 鉱石の揚げ下ろし、気流の通路、作業者の通行などに使用さ
	れる。
こうせい《かうせい》
	【更生】
	○(1)生き返ること・よみがえること。そせい(蘇生,甦生)・再
	生。
	◎会社更生法
	○(2)もとの正常な状態にもどること・立ち直ること。
	○(3)(特に)心を入れかえて過去を清算し、好ましくない精神
	状態や生活態度を正しく改めること。
	◎更生施設,自力更生
	○(4)廃品など役に立たなくなったものに手を加え、再び使用
	できるようにすること。再生。
こうせい《かうせい》
	【校正】
	◇[英]proofreading
	○(1)文字の誤りをくらべ正すこと。
	○(2)[印]本刷りに先立ち、仮刷りと原稿とを照らし合せ、文
	字の誤り・活字の不備などを正し、体裁を整えること。
	○(3)[印](写真や画像などの)版下と原画との照合し、色合い
	やモアレなどを修正すること。
	 参照⇒もあれ(モアレ)(2)
こうせい《かうせい》
	【較正】
	◇[英]calibration
	○[理][工]⇒きゃりぶれーしょん(キャリブレーション)(2)
こうせいしょう《くわうせいしやう》
	【広西省】
	◇[中]Guangxi Sheng
	○[古]⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西
	壮族自治区)
こうせいしょう《かうせいしやう》
	【江西省】
	◇[中]Jiangxi Sheng、[英]Kiangsi Province
	○中国南東部、長江(チョウコウ)(揚子江<ヨウスコウ>)中流南岸にある省。
	東部を福建省(Fujian Sheng)(フッケンショウ)に隣接。
	 省都は南昌市(Nanchang Shi)(ナンショウシ)。
	 「チャンシー省(江西省)」,「江右(Jianyou)(コウユウ)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 16万6,947平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003(平成15)4,254万2,000人。
★こうせいしょう《こうせいしやう》
	【厚生省】
	◇[英]Ministry of Health and Welfare
	○[歴][政]
	 2001. 1. 6(平成13)労働省と統合され、厚生労働省となる。
こうせいしんやく《かうせいしんやく》
	【向精神薬】
	○[薬]中枢神経に作用して精神の鎮静や興奮をもたらす物質の
	総称。
	 73種類が麻薬及び向精神薬取締法で指定を受け、医師や許
	可業者以外の取引が規制。
	◎不眠症やうつ病などの治療薬として開発されたが、一部の薬
	に食欲減退作用があるとしてダイエット効果が期待され、東南
	アジアから痩せ薬として密輸された。
こうせいずり《かうせいずり》
	【校正刷り】
	【校正刷】
	◇[英]proof
	○(1)[印]校正をするために、仮刷りした印刷物。
	○(2)[印](特に)ゲラ刷り。
	 ⇒げらずり(ゲラ刷り,ゲラ刷)
こうせいそうぞくじちく《くわうせいさうぞくじちく》
	【広西壮族自治区】
	◇[中]Guangxi Zhuangzu Zizhiqu
	○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
	自治区)
こうせいちょう《かふせいちやう》
	【甲西町】
	◇[日]Kosei Cho
	○[古]滋賀県南部にあった、甲賀郡(コウカグン)の町。
	◎2004.10. 1(平成16)石部町(イシベチョウ)・甲西町が2町が合併
	して湖南市(コナンシ)を発足。
	◎山梨県中巨摩郡(ナカコマグン)には甲西町(コウサイマチ)(現:南アルプ
	ス市の一部)があった。
こうせいちわんぞくじちく《くわうせいちわんぞくじちく》
	【広西チワン族自治区】
	【広西壮族自治区】
	◇[中]Guangxi Zhuangzu Zizhiqu、[英]Guangxi Zhuang Auton-
	omous Region
	○中国南端部の自治区。北東部を湖南省(Hunan Sheng)(コナンショウ)、
	東部を広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)、西部を雲南省(Yun-
	nan Sheng)(ウンナンショウ)、北西部を貴州省(Guizhou Sheng)(キシュウショ
	ウ)に接し、南部をトンキン湾(北部湾)に面し、南西部をベトナ
	ムに隣接。
	 区都は南寧市(Nanning Shi)。
	 中国最大の少数民族のチワン族(壮族)が居住。
	 別称は「広西壮族(ソウゾク)自治区」,「カンシーチワン族自治区」,
	「桂(Gui)(ケイ)」,「粤西(Yuexi)(エツセイ)」。
	〈面積〉
	 23万6,300平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)4,253万0,000人。
	 1994(平成 6)4,455万0,000人。
	 2000(平成12)4,708万5,900人。
	 2004(平成16)4,924万4,200人。
	◎清代の初め、広西省が設置。省都は桂林(Guilin)。
	 1949.12.11(昭和24)中華共産党支配下となる。
	 1958. 3. 5(昭和33)自治区に指定。
	 1964(昭和39)現名に改称。
★こうせいてい《かうせいてい》
	【孝成帝】
	◇[中]Xiaocheng Di
	○[人]前漢の第12代皇帝。在位:BC.  33〜BC,   7。
	 諱(イミナ)は「劉(「敖」冠+「馬」)(Liu Ao)(リュウ・ゴウ)」、諡号(シゴウ)
	は「統宗(Tong Zong)」。
	 「成帝(Cheng Di)」とも呼ぶ。
	 参照⇒せっかん(折檻)(1)
★こうせいどうぶつ
	【後生動物】
	◇[英]matazoa
	○[動]原生動物(protozoa)以外の動物の総称。
	 「メタゾア」とも呼ぶ。
	 ⇔げんせいどうぶつ(原生動物)
★こうせいとりひきいいんかい《こうせいとりひきゐゐんくわい》
	【公正取引委員会】
	○独占禁止法に関する業務を担当する行政機関。
	 略称は「公取委」。
	◎アメリカのFTC(連邦取引委員会)をモデルに作られた。
★こうせいねんきんびょういん《こうせいねんきんびやうゐん》
	【厚生年金病院】
	○(1)[医]
	 全国10ヶ所。
	◎2008.10.(平成20)53の社会保険病院とともに社会保険庁から
	独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)に移管。
	○(2)[医]特に、東京厚生年金病院。
	 ⇒とうきょうこうせいねんきんびょういん(東京厚生年金病院)
こうせいぶっしつ《かうせいぶつしつ》
	【抗生物質】
	◇[英]antibiotics
	○[生化][薬]微生物や細胞の発育または機能を阻害(ソガイ)する、
	抗菌作用のある物質。
	 カビ・放線菌・細菌などの微生物から得られるが、化学的に
	合成されるものもある。
	 異なる微生物から抽出される物質なので、微生物に対して選
	択的に毒性を示し、人体への影響は少ないが、抗生物質の種類
	や体質によっては副作用やアレルギーが起きる。
	 抗生物質の多用により、MRSAなど耐性を獲得した菌が出
	現している。
	 ペニシリン(penicillin)・ストレプトマイシン(streptomy-
	cin)・クロラムフェニコール(chloramphenicol)・テトラサイ
	クリン(tetracycline)・トリコマイシン(trichomycin)・ネオ
	マイシン(neomycin)など。
	 「アンチバイオティクス」とも呼ぶ。
	 参照⇒まいちん(マイチン)
	◎1929(昭和 4)イギリスのフレミング(A.Fleming)が青カビの
	ペニシリウム・ノターツム(Penicillium notatum)からペニシ
	リンを発見。
	 1941(昭和16)フローリー(H.W.Florey)らが分離抽出に成功。
★こうせいほごじぎょうほう《かうせいほごじげふはふ》
	【更生保護事業法】
	○[法]更生保護事業に関する基本法。
	◎1995(平成 7)公布。
	 1996(平成 8)施行され、更生緊急保護法は廃止。
こうせいほごしせつ《かうせいほごしせつ》
	【更生保護施設】
	○[法]前歴者の社会復帰支援を目的にした施設。
	 更生保護事業法による民間の更生保護法人が法務大臣の認可
	・監督のもとに運営する施設で、宿泊場所や食事を提供し、生
	活指導や就職支援を行う。受け入れ期間は原則6ヶ月以内。
	 国から委託金を受け、税制面などで優遇される。
	 規模は職員4〜5人程度が多い。
	◎国が直営する更生保護施設はない。
ごうせいまやく《がふせいまやく》
	【合成麻薬】
	○[化]植物(ケシ・コカなど)を使用せず、化学薬品から合成さ
	れる幻覚作用の強い物質。
	 MDMA(通称はエクスタシー)など。
	 参照⇒えむでぃえむえー(MDMA)
★こうせいろうどうしょう《こうせいらうどうしやう》
	【厚生労働省】
	○
	 略称は「厚労省」。
	◎2001. 1. 6(平成13)省庁再編により、厚生省と労働省を統合
	して発足。
こうせき《くわうせき》
	【鉱石】
	【砿石】
	◇[英]ore
	○[鉱]有用な金属などを多く含み、採取しても経済的に利益が
	得られる鉱物。
	◎鉄鉱石(iron ore)。
	 鉱石ラジオ(crystal set):⇒こうせきらじお(鉱石ラジオ)
こうせきあたたまらずぼくとつくろまず
	【孔席暖まらず墨突黔まず】
	○(1)[諺](班固『答賓戯<トウヒンギ>』)孔子と墨子の二人は、道
	を天下に広めるために家に落ちついていなかったから、孔子の
	座席は暖まることなく、また墨子の家の煙突は炊事の煙りで黒
	くなることがなかったという故事。
	 「孔席暖まるに暇(イトマ)あらず」,「墨突黔まず」とも呼ぶ。
	○(2)[諺](転じて)道を伝えるために東奔西走(トウホンセイソウ)する
	こと。
	 「孔席暖まるに暇(イトマ)あらず」,「墨突黔まず」とも呼ぶ。
こうせきあたたまるにいとまあらず
	【孔席暖まるに暇あらず】
	【孔席不暇暖】
	○[諺](韓愈『争臣論』)⇒こうせきあたたまらずぼくとつくろ
	まず(孔席暖まらず墨突黔まず)
	◎孔席不暇暖、而墨突不得黔(孔席<コウセキ>暖まるに暇<イトマ>あら
	ず、墨突黔<クロ>むを得ず)
こうせきうん《かうせきうん》
	【航跡雲】
	◇[英]vapor trail
	○(1)[海]大型の船舶の排気ガスや排煙を核に発生する雲。
	○(2)[空]飛行機雲の別称。
	 ⇒ひこうきぐも(飛行機雲)
こうせきしきじゅしんき《くわうせきしきじゆしんき》
	【鉱石式受信機】
	◇[英]crystal set  
	○[放][電]⇒こうせきらじお(鉱石ラジオ)
こうせきせい
	【洪積世】
	◇[羅]Diluvium
	○[地]⇒こうしんせい(更新世)
こうせきらじお《くわうせきらぢお》
	【鉱石ラジオ】
	◇[英]crystal set
	○[放][電]同調回路と鉱石検波回路のみから成る、イヤホーン
	で聞く簡単なラジオ受信機。
	 増幅回路はなく、電池などの電源も不要。アンテナは電灯線
	を代用する。
	 「鉱石式受信機」とも呼ぶ。
こうせつ《かうせつ》
	【江雪】
	○[漢]雪におおわれた川の景色(ケシキ)。
こうせつ《かうせつ》
	【降雪】
	○[気]雪が降(フ)ること。また、その降り積もった雪。
	 参照⇒ごうせつ(豪雪)
ごうせつ《がうせつ》
	【豪雪】
	○[気]大量に雪が降(フ)ること。また、その降り積もった大雪
	(オオユキ)。
	◎1963(昭和38)気象庁、1962年末〜1963年初の北陸地方の大雪
	を「昭和三十八年一月豪雪(三八豪雪)」と命名。
	 2006. 3. 1(平成18)気象庁、2005.12.〜2006. 2.に山陰〜東
	北地方の日本海側で続いた大雪を「平成十八年豪雪」と命名。
こうせん《かうせん》
	【香煎】
	◇[日]kosen/koosen/kohsen
	○(1)[食]赤米(アカゴメ)を煎(イ)り、挽(ヒ)いて粉にし、陳皮(チナピ)
	・茴香(ウイキョウ)などの香料を加えたもの。
	 白湯(サユ)にかして飲む。
	 「雲脚(ウンキャク)」とも呼ぶ。
	○(2)[食]米・麦などの穀類を煎り、挽いて粉にし、シソ(紫蘇)
	・陳皮などを加えたもの。
	 白湯にとかして飲む。
	 「雲脚」とも呼ぶ。
	○(3)[食]麦焦(ムギコ)がしの別称。
	 ⇒むぎこがし(麦焦がし)
こうせん《くわうせん》
	【黄泉】
	◇[日]kousen、[中]黄泉(huangquan)
	○(1)地下の泉。
	◎「よみ(黄泉)」,「よみじ(黄泉)」とも読む。
	 参照⇒よみがえる(蘇る,甦る)
	◎中国で、地の色を黄に配するから。
	 参照⇒ごぎょうせつ(五行説)
	○(2)地面の下にあるといわれる、死後に死者・魂が行くとい
	う所。
	 「めいど(冥土)」,「きゅうせん(九泉)」,「あのよ(あの世)」とも
	呼ぶ。
	 参照⇒きゅうせん(九泉),せんか(泉下),しこめ(醜女)(1)
	◎黄泉への路を「よみじ(黄泉,黄泉路)」,「めいろ(冥路)」,「泉路
	(センロ)」、その入り口を「泉門(センモン)」と呼ぶ。
こうせん《くわうせん》
	【鉱泉】
	◇[英]mineral spring
	○(1)[鉱]鉱物成分・ガス・放射性物質などの鉱物性物質を一
	定量以上含む泉。
	 温泉法では水温が25度以上を温泉(オンセン)、未満を冷泉(レイセン)
	とする。
	○(2)[鉱](狭義で)冷泉。
こうせん《かうせん》
	【腔線】
	【腔綫】
	○⇒らいふる(ライフル)(1)
こうせんほう《こうせんはふ》
	【公選法】
	○[法]⇒こうしょくせんきょほう(公職選挙法)
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