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百 科 辞 書 《こうさ》 編集:獨 澄旻
-------- こうさ ------------------------------------------------
こうさ《かうさ》
【江左】
◇[中]Jianzuo
○[漢]中国南東部の長江(Chang Jiang)(揚子江<ヨウスコウ>)下流の
地方。
現在の江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)・浙江省(Zhejiang
Sheng)(セッコウショウ)あたり。
「江東(Jiandong)(コウトウ)」とも呼ぶ。
⇔こうゆう(江右)(1)
◎長江北岸からみて左の意味。
こうざ
【後座】
◇[英]recoil
○銃砲から弾丸が飛び出す際、反動で銃砲身が後方に退くこと。
「リコイル」とも呼ぶ。
◎反動の緩和装置:⇒まずるぶれーき(マズル・ブレーキ)
自動式拳銃(オートマチック)ではこの後座を利用している。
こうざ《かうざ》
【硬座】
◇[中]yingzuo
○[交]中国の客車で、普通席。
参照⇒れっしゃ(列車)
★こうさい
【虹彩】
○[医]眼球の角膜(カクマク)と水晶体との間にある円盤状の膜。
「アイリス([英]iris)」とも呼ぶ。
★こうさい《くわうさい》
【鉱滓】
○[冶][工]金属精錬の際に金属から分離して浮び上がる非金属
性のカス(滓)・不要物。
鉄鋼スラグはセメント原料や路盤材に利用される。
「ようさい(溶滓,熔滓,鎔滓)」,「ようし(溶滓,熔滓,鎔滓)」,
「のろ」,「スラグ([英]slag)」,「スコリア([英]scoria)」とも、非
鉄金属では「からみ(「金」偏+「爰」)」とも呼ぶ。
参照⇒こうろせめんと(高炉セメント)
◎「こうし(鉱滓)」の慣用読み。
こうざい《かうざい》
【行在】
◇[中]Xingzai
○[歴]⇒りんあん(臨安)
こうさいじ《くわうさいじ》
【広済寺】
○(1)千葉県山武郡(サンブグン)横芝光町(ヨコシバヒカリマチ)虫生(ムショウ)
にある寺。
鎌倉時代に始まる鬼来迎(キライゴウ)は国の重要無形民族文化財。
参照⇒きらいごう(鬼来迎)
◎旧住所は匝瑳郡(ソウサグン)光町(ヒカリマチ)。
○(2)兵庫県尼崎市にある日蓮宗の寺。
近松門左衛門(チカマツ・モンザエモン)(1653〜1724)の墓があり、11月
22日ころに近松祭が行われる。
通称は「近松寺(キンショウジ)」。
◎ 959(天徳 3)多田満仲(タダノマンジュウ)(源満仲<ミナモトノミツナカ>)が
妙見菩薩を勧請して創建したと伝える。
のち荒廃。
1714(正徳 4)日昌が復興して堂宇を建立。
こうさいぼう《かうさいばう》
【膠細胞】
◇[英]neuroglia
○[医]⇒ぐりあさいぼう(グリア細胞)
こうさいまち《かふさいまち》
【甲西町】
◇[日]Kosai Machi
○[古]山梨県西部、中巨摩郡(ナカコマグン)の町。
〈面積〉
16.30平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)1万2,787人。
2000(平成12)1万3,215人。
◎1955(昭和30)落合村・大井村・五明村・南湖村が合併して町
制施行。
2003. 4. 1(平成15)中巨摩郡の西部、白根町(シラネマチ)・櫛形
町(クシガタマチ)・甲西町・若草町(ワカクサチョウ)・八田村(ハッタムラ)・芦
安村(アシヤスムラ)の4町2村が合併して南アルプス市を発足。
◎滋賀県には甲賀郡(コウカグン)甲西町(コウセイチョウ)があった。
★こうざかいぐんこうしょう《かうざかいぐんこうしやう》
【高座海軍工廠】
○[歴][軍]神奈川県の座間市と海老名市にまたがってあった海
軍航空兵器製造工場。
台湾から少年工員が集められていた。
◎1943(昭和18)設置。
1944. 4.(昭和19)開庁。
こうさかじんない《かうさかじんない》
【向坂甚内】
◇[日]Kosaka Jinnai
○[人]江戸初期の大泥棒。
参照⇒『人名辞典』こうさか じんない(向坂 甚内)
こうざきまち《かうざきまち》
【神崎町】
◇[日]Kozaki Machi
○千葉県北部、香取郡(カトリグン)の町。
◎兵庫県神崎郡(カンザキグン)には神崎町(カンザキチョウ)がある。
佐賀県神埼郡(カンザキグン)には神埼町(カンザキマチ)がある。
ごうさくし《がふさくし》
【合作市】
◇[中]Hezuo Shi
○中国北西部、甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)南部の甘南チ
ベット族自治州(Gannan Zangzu Zizhizhou)の州都(地級市)。
〈面積〉
2,670平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)7万6,027人。
2004(平成16)9万人。
◎「がっさく(合作)」とも読む。
こうざぐん《かうざぐん》
【高座郡】
◇[日]Koza Gun
○神奈川県中央部の郡。
寒川町(サムカワマチ)のみ。
◎1978(昭和53)綾瀬市(アヤセシ)、市制施行。
こうざしぶやえき《かうざしぶやえき》
【高座渋谷駅】
○[交]神奈川県大和市(ヤマトシ)の南部にある、小田急江ノ島線の
駅。
桜ヶ丘(サクラガオカ)駅と長後(チョウゴ)駅(藤沢市)の間。
こうさつ《かうさつ》
【絞殺】
○腕・両手指で喉(ノド)を絞(シ)めて殺すこと。
「扼殺(ヤクサツ)」とも呼ぶ。
こうさーる
【コウサール】
【KOWSAR】
○[軍]イランの短・中距離の地対艦ミサイル。
◎2006. 4. 4(平成18)イランの国営ラジオ、KOWSARの試
射に成功と放送。
こうさん《かうさん》
【高三】
【高3】
○(1)[教]高等学校三年の略称。
○(2)[教]高等学校三年生の略称。
こうざん《かうざん》
【江山】
○(1)川と山。また、その景色。
○(2)(転じて)国土。
こうざん
【恒山】
◇[中]Heng Shan/Hengshan
○(1)[地]中国中北東部、山西省(Shangxi Sheng)(サンセイショウ)北
東部にある山。
中国五岳の一つで、東に位置することから「北岳(Beiyue)」と
も呼ばれる。
「ホンシャン(恒山)」とも呼ぶ。
◎2007. 4.27(平成19)中国国家測量製図局、標高2,016.1メー
トルと発表。
○(2)[古][地]中国北部、河北省(Hebei Sheng)(カホクショウ)定県北
西にある「大茂山(Damaoshan)」の古称。
「ホンシャン(恒山)」とも呼ぶ。
こうざん《くわうざん》
【黄山】
◇[中]Huangshan
○(1)[地]中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)南部にある
72の峰から成る山塊。景勝地・避暑地。
三大主峰は最高峰の蓮花峰(Lianhua Feng)(1,873メートル)
・天都峰(Tiandu Feng)・光明頂(Guangmin Ding)。
黄山四絶(sijue)(四つの絶景)は山石(shanshi)・青松(Qing-
song)・雲海(yunhai)・温泉(wenquan)。
「黄岳(Huangyue)」とも呼ぶ。
◎ 747(天平19)<天宝 6>(「黒」偏+「多」)山(Yishan)から黄山に
改名。
1990(平成 2)世界自然遺産に登録。
◎武陵源(Wulingyuan)(張家界)・武夷山(Wuyishan)(ブイサン)と
ともに中国三大仙境地の一つ。
○(2)(Huangshan Shi)⇒こうざんし(黄山市)
こうざん《かうざん》
【衡山】
◇[中]Heng Shan/Hengshan
○[地]中国中央部、湖南省(Hunan Sheng)(コナンショウ)東部にある
山。72の峰がある。
中国五岳の一つで、「ホンシャン(衡山)」,「南岳(Nanyue)」,
「寿岳(Shouyue)」とも呼ぶ。
◎2007. 4.27(平成19)中国国家測量製図局、標高1,300.2メー
トルと発表。
こうさんかい
【後三海】
○[地]⇒しーしゃーはい(シーシャーハイ,什刹海)(1)
こうざんがくのちち《くわうざんがくのちち》
【鉱山学の父】
○[人]⇒[4]あぐりこら(アグリコラ)
こうざんけん《かうざんけん》
【香山県】
◇[中]Xiangshan Xian
○[古]⇒ちゅうざんし(中山市)
こうさんこじ《かうさんこじ》
【香山居士】
◇[中]Xiangshan Jushi
○[人]白居易(Bai Juyi)の号。
⇒はくきょい(白居易)
こうざんし《くわうざんし》
【黄山市】
◇[中]Huangshan Shi
○中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)南東部の省直轄市
(地級市)。
市庁所在地は屯溪区。
〈面積〉
9,807平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)147万人。
〈管轄3区・4県〉
屯溪区(Tunxi Qu)。
黄山区(Huangshan Qu)。
徽州区(Huizhou Qu)。
休寧県(Xiuning Xian)。
歙県(She Xian)。
祁門県(Qimen Xian)。
(K偏+「多」)県(イケン)(Yi Xian)。
こうざんじ《かうざんじ》
【高山寺】
○京都府京都市右京区(ウキョウク)梅ヶ畑栂尾町(ウメガハタトガノオチョウ)
にある真言系の単立寺院。山号は栂尾(トガノオ)山。
国宝の石水院(セキスイイン)・鳥獣人物戯画・明恵上人像など、貴
重な所蔵品が多い。
紅葉(モミジ)の名所として知られる。
参照⇒ちょうじゅうじんぶつぎが(鳥獣人物戯画),とがのお
(栂尾)
◎ 774(宝亀 5)天台宗の度賀尾寺として開かれる。
のち、衰微。
1206(建永元)明恵(ミョウエ)上人(高弁)が後鳥羽院からこの地を
賜り、高山寺と号して華厳宗復興の道場となる。
1467〜1477(文正 2,応仁元〜文明 9)応仁の乱で荒廃。
織田信長・豊臣秀吉によって再興。
真言宗の神護寺の別院。
★ごうざんぜみょうおう《がうざんぜみやうわう》
【降三世明王】
◇[梵]Trilokavijaya/Trailokyavijaya
○[仏]五大明王の一神。
多くは四面八臂(ハッピ)・三面八臂で忿怒(フンヌ)の相を表し、
左足で大自在天(ダイジザイテン)を、右足でその妃烏摩(ウマ)を踏む。
◎その姿は、シバ神(大自在天)が三世界の主として大日如来に
従わなかったため、降三世明王によって降伏(ゴウブク)させられ
たことを図像化したもの。
◎"tri"は「三」、"loka"は「世間,世界」、"vijaya"は「勝利」の意
味。
こうざんぞく《かうざんぞく》
【高山族】
◇[中]Gaoshan Zu
○台湾の原住諸民族。旧称は高砂族。
参照⇒たかさごぞく(高砂族)
こうざんちょう《かふざんちやう》
【甲山町】
◇[日]Kozan Cho
○[古]広島県中東部、世羅郡(セラグン)にあった町。
◎2004.10. 1(平成16)世羅町(セラチョウ)に編入。
こうし
【子牛】
【仔牛】
【犢】
◇[英]calf
○ウシ(牛)の子。
「べべ」,「べべの子」,「カーフ」とも呼ぶ。
◎子牛の血清:参照⇒えたねるせぷと(エタネルセプト)
こうし
【孔子】
◇[中]Kongzi
○[人]中国、春秋時代の学者・思想家・儒学の祖(BC. 551〜BC.
479)。姓は孔、名は丘(Qiu)(キュウ)、字(アザナ)は仲尼(Zhongni)
(チュウジ)、号は尼父(Nifu)(ジホ)、諡(オクリナ)は文宣王(Wenxuan-
wang)(ブンセンノウ)(唐代の追諡)。魯(Lu)(ロ)の昌平郷(Changping
Xiang)陬邑(Zouyi)(スウユウ)(山東省曲阜<Qufu>)生れ。伯魚(Boyu)
の父。
中国古代の理想的帝王の尭(Yao)(ギョウ)・舜(Shun)(シュン)・文
王(Wen Wang)・武王(Wu Wang)・周公(Zhou Gong)の道を弘め、
仁・義・礼・智・信の五常(ゴジョウ)を教える。
◎永く東洋道徳の規範となった『論語(Lunyu)』は、孔子の言
葉を後から弟子が集めたもの。
参照⇒こうもんのじってつ(孔門の十哲)
◎世界四聖の一人。
英語では「孔夫子(Kongfuzi)」をラテン語化して"Confucius"。
★こうし《かうし》
【交子】
◇[中]jiaozi
○[歴][経]中国、宋代に四川(Sichuan)(シセン)・陝西(Shangxi)
(センセイ)などで使用された紙幣。
参照⇒こうしょう(交鈔),ひせん(飛銭,飛錢)
こうし《かうし》
【交趾】
【交阯】
◇[中]Jiaozhi
○(1)[歴]中国の隋代から唐代、現在のベトナム北部にあった
郡名。
BC. 111<元鼎 6>前漢の武帝、越南(ナンエツ)国を滅ぼして、交
趾郡(Jiaozhi Jun)・南海郡(Nanhai Jun)・日南郡(Rinan Jun)
など9郡を設置。
隋代に安南都護府(Annan duhufu)を設置。
10世紀に中国から独立して大越(Dayue)(大瞿越<Dajuyue>)の
建国後も、中国は交趾または安南と呼んでいた。
参照⇒あんなん(アンナン,安南)
○(2)[古]ベトナムに居住する人々の呼称。
★こうし《くわうし》
【光子】
◇photon
○[理]素粒子の一種。
「フォトン」とも呼ぶ。
◎光速より速い素粒子:⇒たきおん(タキオン)
こうし《かうし》
【高師】
○[歴][教]高等師範学校の略称。
⇒こうとうしはんがっこう(高等師範学校)
こうし《くわうし》
【鉱滓】
○[工]⇒こうさい(鉱滓)
こうじ《かうじ》
【コウジ】
【柑子】
◇[学]Citrus leiocarpa
○[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)ミカン属
(カンキツ属)(Citrus)の落葉小高木。
ミカンより小型で酸味が強い。
「コウジミカン(柑子蜜柑)」とも呼ぶ。
◎サガミコウジ:⇒ふくれみかん(フクレミカン,福来みかん,
福来蜜柑)
こうじ《かうじ》
【柑子】
○(1)[植]⇒こうじ(コウジ,柑子)
○(2)[植]カラタチバナ(唐橘)の別名。
⇒からたちばな(カラタチバナ,唐橘)
○(3)[色]柑子色の略称。
⇒こうじいろ(柑子色)
○(4)[服]柑子襲の略称。
⇒こうじがさね(柑子襲)
こうじ《かうじ》
【航自】
○[俗][軍]航空自衛隊の略称。
⇒こうくうじえいたい(航空自衛隊)
★こうじ《かうじ》
【麹】
【糀】
○[食]
◎塩麹:⇒しおこうじ(塩麹)
ごうし《がふし》
【合子】
【盒子】
○(1)蓋物(フタモノ)の一種。扁平(ヘンペイ)で小さな容器の総称。
香合(コウゴウ)・薬味入れ・印肉入れ・化粧品入れなど。
「ごうす(合子)」とも呼ぶ。
◎「身と蓋を合せる」の意味。
○(2)建水(ケンスイ)の一種。深い容器で、口は広く裾(スソ)はすぼ
まって底が平らになっているもの。
「ごうす(合子)」とも呼ぶ。
◎最初に合子の身を用いたことから。
ごうし《がふし》
【合祀】
○二柱以上の神や霊を一社に合せ祀(マツ)ること。
⇔ぶんし(分祀,分祠)(2)
★[1]ごうし《がうし》
【郷士】
◇[中]xiangshi
○(1)[歴]古代中国の周代の官名。
○(2)[歴]古代中国で、中央政府が与える称号([英]squire)。
★[2]ごうし《がうし》
【郷士】
○(1)[歴]江戸時代、農村に居住した武士の総称。
◎土佐藩:⇒ひゃくにんしゅう(百人衆)
肥後熊本藩:⇒いちりょういっぴき(一領一疋,一領一匹)
薩摩藩:参照⇒[2]とじょう(外城)
◎1872(明治 5)太政官布告により士族となる。
○(2)[歴]江戸時代、由緒ある旧家や名字帯刀を許された有力
農民。
参照⇒じざむらい(地侍,地士)(1)
○(3)[歴]江戸後期、献金などで士分(シブン)に取り立てられた
者。
こうじいろ《かうじいろ》
【柑子色】
○[色]赤味がかった黄色。みかん色、だいだい色。
「柑子(コウジ)」とも呼ぶ。
こうしいん《かうしゐん》
【考試院】
◇[中]Kaoshi Yuan
○中華民国国民政府(現:台湾)の中央機関。五院の一つ。
官吏の試験・任用・昇叙などを司(ツカサド)る。
参照⇒ごいん(五院)
◎1930(昭和 5)設置。
こうしえん《かふしゑん》
【甲子園】
◇[日]Koshien
○(1)兵庫県西宮市の地名。
甲子園球場がある。
○(2)[運]⇒こうしえんきゅうじょう(甲子園球場)
こうじえん
【広辞苑】
○[言]岩波書店が出版する、新村出(イズル)編纂の中型国語辞書。
◎1955. 5.25(昭和30)初版、出版。
1969. 5.16(昭和44)第二版、出版。
1983.12. 6(昭和58)第三版、出版。
1987. 7. 2(昭和62)CD-ROM版(第三版)、発売。
電子ブック版(第四版)。
◎新村出は辞書名を『廣辭苑(廣辞苑)』とするつもりであった。
また、序の文章には旧仮名遣いと新仮名遣いとが同じもののみ
を使用し、書き換えられないように細心の注意を払っていたと
いう。
こうしえんきゅうじょう《かふしゑんきうぢやう》
【甲子園球場】
○[運]兵庫県西宮市にある野球場。収容人員約6万人。両翼96
メートル、センター120メートル。
高校野球の全国大会で知られる。
単に「甲子園」とも呼ぶ。
◎1924. 8. 1(大正13)甲子(キノエネ)の年に開場。収容人員5万3
千人で東洋一。
◎2002. 7.(平成14)広島県尾道市(オノミチシ)美ノ郷町(ミノゴウチョウ)
に甲子園球場をまねた「びんご運動公園野球場」が開場。別称は
第二甲子園。
こうじかい《こうじくわい》
【紅児会】
○画家の今村紫紅(シコウ)・安田靫彦(ユキヒコ)らが結成した絵画の
研究会。
会員に小林古径(コケイ)・前田青邨(セイソン)らがいる。
◎1898(明治31)安田靫彦が小堀鞆音(トモト)同門の有志と研究団
体紫光会を組織、1901(明治34)今村紫紅らが参加し紅児会と
改称。
こうしがくいん《こうしがくゐん》
【孔子学院】
◇[中]Kongzi Xueyuan
○(1)[教]中国政府が海外に設立を推進している中国語専門学
校。
本部は北京市。
◎2004.11.(平成16)ソウルに初めて設置。
2007. 4. 9(平成19)本部、正式オープン。50数ヶ国に140校
以上が開設。
○(2)[教]京都府京都市の立命館大学にある、中国語学校を兼
ねた日中の文化交流の文化施設。
◎2005. 7.22(平成17)中国政府から寄贈された孟子の石像の除
幕式を挙行。
2005.10.(平成17)開校。
○(3)[教]広島県の福山大学にある、中国語学校を兼ねた日中の
文化交流の文化施設(国内10校目)。
◎2007.11.16(平成19)福山大学、設置の協定に調印。
こうじがさね《かうじがさね》
【柑子襲】
○[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。表裏とも濃い朽葉色で、晩
秋に着用する。
「柑子(コウジ)」とも呼ぶ。
★こうじかび《かうじかび》
【コウジカビ】
【麹黴】
◇[学]Aspergillus oryzae
○[生]
デンプン(澱粉)・セルロース・タンパク質(蛋白質)などを分
解し、ブドウ糖やアミノ酸を生成する。
細胞膜の中に核が数個〜10個あり、突然変異による変化が少
なく、安定した性質を持つ。
「アスペルギルス」,「アスペルギルス・オリゼ」とも呼ぶ。
こうしき《かうしき》
【香敷】
○銀葉(ギンヨウ)の別称。
⇒ぎんよう(銀葉)(2)
こうじき《かうじき》
【航時機】
○⇒たいむましん(タイムマシン)(1)
こうしきょう《こうしけう》
【孔子教】
◇[中]Kongzijiao
○儒教・儒学の別称。
⇒じゅがく(儒学)
★こうしけっしょう《かうししつけつしやう》
【高脂血症】
◇[英]hyperlipidemia/hyperlipemia
○[病]血中の脂質成分が異常に多い症候。
血管の内側に脂質がたまりやすく、動脈硬化が進行して脳梗
塞や心筋梗塞などの原因となる。
こうじせい
【洪応明】
◇[中]Hong Zichemg
○[人]⇒こうおうめい(洪応明)
こうしつ
【公室】
○(1)[漢]天子の家柄。王侯の一族。
「公族」とも呼ぶ。
○(2)公(duke)の一族(duke household)。公国(dukedom)君主の
一族。
★こうしつ《くわうしつ》
【皇室】
◇[英]imperial household
○天皇家。
参照⇒きばみんぞくせつ(騎馬民族説)
★こうしつ
【閘室】
◇[英]sluice chamber
○高低差のある運河で、前後に閘門(コウモン)(sluice)のある室
(chamber)。
船舶を入れて水面を昇降させ、航行させるためのもの。
「スルーチェンバー」とも呼ぶ。
参照⇒こうもん(閘門)(2)
こうしつ《かうしつ》
【膠質】
◇[英]colloid
○[化]⇒ころいど(コロイド)
こうしつてんぱん《くわうしつてんぱん》
【皇室典範】
○[法]皇室に関する事項を規定する法律。
皇位継承・皇族の範囲・摂政設置・皇室会議・天皇および皇
族の身分などを定める。
1889(明治22)制定の旧皇室典範は大日本帝国憲法と同格の最
高法であったが、第二次世界大戦後に廃止。
1947(昭和22)通常の法律として現行皇室典範が制定。
〈現行皇室典範〉
第一条で、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継
承する」と規定。
第九条で天皇・皇族の養子を禁止。
第一五条の皇族の範囲で、「皇族以外の者は、女子が皇后と
なる場合及び皇族男子と婚姻する場合を除いては、皇族となる
ことがない」と規定。
こうしのつぼ《かうしのつぼ》
【格子の壺】
【格子の壷】
○⇒つぼ(坪,壺)(3)
こうしのますめ《かうしのますめ》
【格子の升目】
【格子の桝目】
○⇒つぼ(坪,壺)(3)
こうしびょう《こうしべう》
【孔子廟】
◇[中]Kongzimiao
○孔子の霊を祀(マツ)った建物。
孔子の死の翌年、中国山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)の
曲阜(Qufu)(キョクフ)の旧宅に建てられた廟が最初。
日本では、奈良・平安時代に大学・国学に置かれた。江戸時
代には、江戸の湯島聖堂(ユシマセイドウ)など各地で祀られた。
「孔廟(Kongmiao)(コウビョウ)」,「文廟(Wenmiao)(ブンビョウ)」,「聖
廟(Shengmiao)(セイビョウ)」,「聖堂(Shengtang)」とも呼ぶ。
ごうしまち《がふしまち》
【合志町】
○熊本県北部、菊池郡(キクチグン)の町。南西部を熊本市、西部を
西合志町(ニシゴウシマチ)に接する。
〈面積〉
28.89平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万1,930人。
◎1966(昭和41)町制施行。
こうじまちく《かうじまちく》
【麹町区】
◇[日]Kojimachi Ku
○[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。現在の千代田区内。高級
住宅地であった。
参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
十五区)
◎1907.10. 1(明治40)号「滑稽界」の「東京区民代表者」によれば
「官吏」。
こうじみかん《かうじみかん》
【コウジミカン】
【柑子蜜柑】
○[植]⇒こうじ(コウジ,柑子)
こうしゃ《かうしや》
【高射】
○[軍]空中の目標を射撃すること。
◎高射機関銃:⇒こうしゃきかんじゅう(高射機関銃)
高射砲:⇒こうしゃほう(高射砲)
高射群:⇒こうしゃぐん(高射群)
こうしゃ《かうしや》
【絞車】
○[機]⇒しゃち(車地)
ごうしゃ
【恒沙】
○[仏]⇒ごうがしゃ(恒河沙)(1)
ごうしゃ《がうしゃ》
【郷社】
○(1)[歴]府県が奉幣(ホウヘイ)した神社。
○(2)[歴]旧社格の一つ。府県社の下、村社の上に位する。
こうしゃきかんじゅう《かうしやきくわんじゆう》
【高射機関銃】
○[軍]航空機を射撃するために用いる機関銃。
口径20ミリメートル以下のもので、それ以上のものは「機関
砲」と呼ぶ。
参照⇒こうしゃほう(高射砲)
こうしゃく
【公爵】
◇[英]duke/prince(英国以外の)
○五等爵(公・侯・伯・子・男)の第一。
「デューク」,「プリンス」とも呼ぶ。
参照⇒[1]こうこく(公国)
こうしゃく
【侯爵】
◇[英]marquess(英国の)/marquis(英国以外の)
○五等爵(公・侯・伯・子・男)の第二。
英語で「マークウィス(marquess,marquis)」、フランス語で
「マルキ(marquis)」とも呼ぶ。
こうじゃく
【公尺】
◇[中]gongchi
○(中国語で)メートル(米)。
1公尺=1米(mi)=100公分(gongfen)=100厘米(limi)=
1,000公厘(gongli)=1,000毫米(haomi)。
1,000公尺(gongchi)=1,000米(mi)=1公里(gongli)。
参照⇒めーとる(メートル,米)
◎「米」は日中ともに使用する。
「里(li)」は第三声(V)、「厘(li)」は第二声(/)で発声法が異
なる。
こうしゃくし《かうしやくし》
【講釈師】
○講談(講釈)を口演する人。講談を職業とする人。
「講談師」,「軍談師」とも呼ぶ。
◎川柳:講釈師/見て来たやうな/うそを言ひ。
こうしゃくば
【講釈場】
○講談(講釈)を専門とする寄席(ヨセ)。
「釈場」とも呼ぶ。
◎講談は明治になってからの言葉で、江戸時代は講釈と呼んで
いた。
★こうしゃぐん《かうしやぐん》
【高射群】
○[軍]航空自衛隊の防空地上部隊。
高空・中高空から侵入してくる航空機・ミサイルなどの目標
を、地対空ミサイルや対空機関砲などで迎撃・阻止する。
◎第一高射群:入間基地(埼玉県)。PAC−3配備(2004年度)。
第二高射群:春日基地(福岡県)。PAC−3配備(2007年度)。
第三高射群:千歳基地(北海道)。
第四高射群:岐阜基地(岐阜県)。PAC−3配備(2006年度)。
第五高射群:那覇基地(沖縄県)。
第六高射群:三沢基地(青森県)。
参照⇒ぱっくすりー(PAC−3,PAC3)
◎陸上自衛隊の防空部隊は「高射特科」。
こうしゃさん《かうしやさん》
【高社山】
◇[日]Kosha San
○[地]⇒たかいふじ(高井富士)
こうしゃほう《かうしやはう》
【高射砲】
◇[英]antiaircraft gun/ack-ack gun/flak(フラーク)、[独]
Flak(フラーク)
○[軍]飛行機を射撃するのに用いる中小口径砲。
連射速度が速く、射界が広い。
旧帝国陸軍での呼称で、旧帝国海軍では「高角砲(コウカクホウ)」。
「対空砲」とも呼ぶ。
参照⇒こうしゃきかんじゅう(高射機関銃),たいくうせんしゃ
(対空戦車),ちょうおんき(聴音機)
◎英語の"flak"はドイツ語から。
英語の略号は「AA(antiaircraft)」。
参照⇒あくあく(アクアク,AA)
こうしゃみ
【駆烏沙弥】
○[仏]⇒さんしゃみ(三沙弥)
こうしゅ
【工手】
○(1)鉄道・電気などの工事に従事する労働者。工夫。
◎線路工手
○(2)[歴]海軍省主船寮の等外(最下級)の技術官の一つ。
◎1873(明治 6)設置。
1876(明治 9)廃止。
こうしゅ
【叩首】
◇[中]koushou
○[歴]⇒こうとう(叩頭)
こうしゅ《かふしゆ》
【甲種】
○二種以上に分類した場合、その第一級の種類。
甲種以下は、乙種(オツシュ)・丙種(ヘイシュ)・丁種(テイシュ)などとな
る。
参照⇒じっかん(十干),こうしゅごうかく(甲種合格)
こうしゅ
【拱手】
◇[中]gongshou
○[俗]「きょうしゅ(拱手)」の慣用読み。
⇒きょうしゅ(拱手)
こうしゅ《かうしゆ》
【耕種】
○[農]田畑を耕(タガヤ)し、作物を育(ソダ)てること。
こうしゅ《くわうしゆ》
【黄酒】
◇[中]huang jiu
○[食]⇒らおちゅー(ラオチュー,老酒)
こうじゅ
【紅樹】
○[植]⇒おひるぎ(雄蛭木,紅樹)
こうじゅ《くわうじゆ》
【皇寿】
○111歳の呼び方。また、その年齢の祝い。
参照⇒ちょうじゅ(長寿)
◎「皇」の字が99歳を表す白寿(ハクジュ)の「白」に「十」と「一」二つ
の組み合せで出来ていることから。
こうしゅう《くわうしう》
【広州】
◇[中]Guangzhou、[英]Canton(広東)
○(1)[地](Guangzhou Wan)⇒こうしゅうわん(広州湾)
○(2)(Guangzhou Shi)⇒こうしゅうし(広州市)
○(3)[軍]中国海軍の旅洋一級ミサイル駆逐艦。
こうしゅう《こうしう》
【公州】
◇[朝]Kongju
○(Kongju-si)⇒こうしゅうし(公州市)
こうしゅう《かふしう》
【甲州】
◇[日]Koshu
○(1)[歴]中国風の旧国名。
⇒かい(甲斐)
○(2)⇒こうしゅうし(甲州市)
こうしゅう《くわうしう》
【光州】
◇[朝][英]Kwangju
○(Kwangju-si)⇒こうしゅうし(光州市)
こうしゅう《かうしう》
【杭州】
◇[中]Hangzhou、[英]Hangchow
○(1)[地](Hangzhou Wan)⇒こうしゅうわん(杭州湾)
○(2)(Hangzhou Shi)⇒こうしゅうし(杭州市)
こうしゅう《こうしう》
【後周】
◇[中]Hou Zhou/Houzhou、[英]Later Zhou Dynasty
○[歴]⇒しゅう(周)(4)
こうしゅう《かうしう》
【膠州】
◇[中]Jiaozhou、[英]Kiaochow
○(1)[地](Jiaozhou Wan)⇒こうしゅうわん(膠州湾)
○(2)(Jiaozhou Shi)⇒こうしゅうし(膠州市)
ごうしゅう《がうしう》
【江州】
◇[日]Goshu
○[歴]中国風の旧国名。
⇒おうみ(近江)
ごうしゅう《がうしう》
【豪州】
【濠州】
【濠洲】
◇[英]Australia
○⇒おーすとらりあ(オーストラリア,豪国,濠国,濠斯刺利)
ごうしゅうあおぎり《がうしうあをぎり》
【ゴウシュウアオギリ】
【豪州梧桐】
◇[英]bottle tree
○[植]ボトルツリーの別称。
⇒ぼとるつりー(ボトルツリー,ボトル・ツリー)(1)
ごうしゅうあきんど《がうしうあきんど》
【江州商人】
○⇒おうみしょうにん(近江商人)
こうしゅううらかいどう《かふしううらかいだう》
【甲州裏街道】
○[歴][交]青梅街道の別称。
⇒おうめかいどう(青梅街道)(1)
★ごうしゅうおんど《がうしうおんど》
【江州音頭】
○[楽]滋賀県八日市市(ヨウカイチシ)を中心に行なわれる盆踊り唄。
参照⇒かわちおんど(河内音頭)
★こうしゅうかいどう《かふしうかいだう》
【甲州街道】
◇[日]Koshu Kaido
○(1)[歴][交]江戸時代の五街道の一つ。
四谷見附を通り、内藤新宿の追分(オイワケ)で青梅(オウメ)街道と
分れる。
「甲州道中」とも呼ぶ。
34次。
参照⇒おうめかいどう(青梅街道)(1)
○(2)[交]国道20号線、東京〜塩尻市。
○(3)[交]⇒こうしゅうかいどうえき(甲州街道駅)
こうしゅうかいどうえき《かふしうかいだうえき》
【甲州街道駅】
○[交]東京都日野市日野にある、多摩都市モノレールの駅。
万願寺(マンガンジ)駅と柴崎体育館(シバザキタイイクカン)駅の間。
こうしゅうがせん《かふしうがせん》
【甲州画仙】
○山梨県(旧:甲州)で製作される書画用の紙。
ミツマタなどの和紙の古紙(コシ)にワラ(藁)の繊維などを混ぜ
て吸水性を高め、ほとんどにじみのないもの。
参照⇒わがせん(和画仙),わらばんし(わら半紙,ワラ半紙,藁
半紙)(1)
こうじゅうき《かうぢゆうき》
【扛重機】
◇[英]jack(ジャック)
○[機]⇒じゃっき(ジャッキ)
こうじゅうごうたい《かうぢゆうがふたい》
【高重合体】
◇[英]high polymer
○[化]⇒はいぽりまー(ハイポリマー)
こうしゅうざいばつさんにんおとこ《かふしうざいばつさんにんをとこ》
【甲州財閥三人男】
○[人]明治期に財を築いた甲斐出身の、雨宮敬次郎(アメノミヤ・ケイジ
ロウ)・若尾逸平(イッペイ)・小野金六の3人。
こうしゅうし《かふしうし》
【甲州市】
◇[日]Koshu Shi
○山梨県北東部の市。南東部を大月市、南西部を笛吹市、西部
・北西部を山梨市に接し、北部を埼玉県に隣接。
◎2005.11. 1(平成17)塩山市(エンザンシ)と東山梨郡(ヒカシヤマナシグン)
の勝沼町(カツヌマチョウ)・大和村(ヤマトムラ)が合併して発足。
こうしゅうし《くわうしうし》
【広州市】
◇[中]Guangzhou Shi、[英]Canton City(広東市)
○中国南部、広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)の省都。華南
開発の要港。
広九鉄路が香港特別行政区の九竜(Jiulong)まで通じる。
「コワンチョウ市(広州市)」とも呼ぶ。
通称は「広東(カントン)」。
〈人口〉
1957(昭和32)184万人。
1987(昭和62)342万人。
◎もとフランスの租借地(ソシャクチ)。
1898(明治31)フランスが占領。
1899(明治32)日清戦争の三国干渉の報酬としてフランスが租
借し、インドシナ総督の管轄下に置く。
1903(明治36)広三鉄道(広州〜三水)、開通。
1911(明治44)広九鉄道(広州〜九竜)、開通。
1932(昭和 7)空港、開業。
1943(昭和18)フランスのビジー政府が中国に返還。
日本軍が占領。
第二次世界大戦後、中国が回収。
2004. 8. 5(平成16)広州新白雲国際空港が開業し、旧空港は
同日最終便の離陸後に閉鎖。
こうしゅうし《こうしうし》
【公州市】
◇[朝]Kongju-si
○朝鮮半島中西部、韓国西部の忠清南道(Chungchong-nam-do)
(チュウセイナンドウ)中東部の広域市。
「コンジュ市」とも呼ぶ。
◎1971(昭和46)百済の武寧王陵、発見。
1995(平成 7)公州郡を編入。
2002. 4.(平成14)仙台市と国際姉妹都市を締結。
参照⇒くまなれ(熊津)
こうしゅうし《くわうしうし》
【光州市】
◇[朝]Kwangju-si
○朝鮮半島、韓国全羅南道(Chollanam-do)(ゼンラナンドウ)の道庁
所在地。
「クワンジュー市(光州市)」,「クァンジュ市」とも呼ぶ。
参照⇒こうしゅうじけん(光州事件)
〈人口〉
1975(昭和50)61万人。
1985(昭和60)90万6,000人。
こうしゅうし《かうしうし》
【杭州市】
◇[中]Hangzhou Shi、[英]Hangchow City
○中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)の省都。
「ハンチョウ市(杭州市)」とも呼ぶ。
参照⇒せいかぼう(清河坊),せいこ(西湖)
〈人口〉
1957(昭和32) 78万人。
1987(昭和62)129万人。
◎南宋の首都、臨安(Lin'an)。
1937.11.(昭和12)日本軍の久留米第十八師団により敵前上陸
作戦が行われた。
こうしゅうし《かうしうし》
【膠州市】
◇[中]Jiaozhou Shi、[英]Kiaochow City
○中国東北部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)南東部、膠
州湾(コウシュウワン)奥にある都市。青島市(チンタオシ)に所属する。
参照⇒こうしゅうわん(膠州湾)
〈面積〉
1,210平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)76万人。
◎1898(明治31)ドイツ帝国が租借。
こうじゅうじ《こうじふじ》
【紅十字】
◇[中]hongshizi
○中国で、赤十字社の呼称。
◎紅十字会
こうしゅうじけん《くわうしうじけん》
【光州事件】
○[歴]1980(昭和55)韓国の全羅南道(ゼンラナンドウ)の道都光州市
(Kwangju-si)で民主化を求める市民や学生のデモ隊と戒厳軍が
衝突し、多数の死傷者を出した事件。
1979.11.26(昭和54)軍事独裁政権の朴正煕(Pak Chonghui)(パ
ク・チョンヒ)大統領が側近の金載圭(Kim Jaekyu)KCIA部長に暗
殺されると、韓国全土で民主化運動が盛んとなる。
1980. 5.18(昭和55)韓国政府、非常戒厳令を全土に拡大し、
反体制派の金大中(Kim Daejung)(キム・デジュン)・金鍾泌(Gim
Jongpil)(キム・ジョンピル)らを連行する。金大中の出身地の光州市
では反政府デモが激化し機動隊と衝突して大規模な市街戦とな
る。 5.21武器を奪った学生・市民は全市を占拠。 5.22戒厳司
令部は金大中が学生デモを扇動して国家転覆を陰謀したと発表
し、学生らの激しい反発にあう。 5.27戒厳軍、光州市に突入
し全市を軍事制圧。政府発表で約200人の死傷者を出した。
2005. 5. 4(平成17)劉孝一(Liu Hyoil)(ユ・ヒョイル)国防次官、
事件関与の指摘を受けて辞表提出。
★こうしゅうぜん《こうしうぜん》
【洪秀全】
◇[中]Hong Xiuquan
○[人]中国の太平天国(Taiping Tianguo)の指導者(1814〜1864)。
こうしゅうでんわ
【公衆電話】
◇[英]public telephone/pay phone
○[通]一般の人々が料金を払って自由に利用するため設けられ
た固定電話。
街頭・店頭や駅・空港・病院などのほか、列車や船舶などに
も設置される。災害時には災害地特設公衆電話が設けられる。
料金の支払い形式により、硬貨用・磁気カード用(テレホン
カード・ICテレホンカード)などがある。
また、ボックス式の普通公衆電話、主に店頭で使用される卓
上式の赤電話(委託公衆電話)やピンク電話(加入電話であるが
市内通話の取扱いができる特殊簡易公衆電話)の区別がある。
NTT東西は電気通信事業法により公衆電話の設置が義務づ
けられている。
参照⇒でんわ(電話),でんわぼっくす(電話ボックス)
◎歌謡曲:⇒おわかれこうしゅうでんわ(お別れ公衆電話)
◎1932. 4.(昭和 7)ダイヤル式公衆電話を設置。
1953. 8. 1(昭和28)公衆電話料、5円から10円に値上げ。
1953.10.(昭和28)東京都内に赤電話、設置。
1965. 6.(昭和40)列車公衆電話サービス、開始。
1972.11.12(昭和47)市内電話、料金度数制(7円・公衆電話
10円)から時間制(3分)に移行。
1982.12.23(昭和57)初のテレホンカード使用の公衆電話、開
設(有楽町スキヤ橋)。
1982(昭和57)テレホンカード使用の緑電話、設置。
1984(昭和59)年度末、全国の設置総台数約93万5,000台でピ
ーク。
1991(平成 3)グレー色のデジタル式公衆電話、設置。
1996(平成 8)グレー色のデジタル式公衆電話、小型化。
1999(平成11)ICカード式の公衆電話、設置。
2002. 3.(平成14)全国の設置総台数68万台。
2002.11. 1(平成14)NTT、3月末で公衆電話の新規機種の
研究開発を打ち切っていると発表。
2004. 6.(平成16)NTTコミュニケーションズ、列車公衆電
話サービスを東海道・山陽・東北・上越・長野の5新幹線で廃
止。
2010(平成22)全国の設置総台数25万2,775台。
こうしゅうひゃくめ《かふしうひやくめ》
【甲州百目】
○[農]⇒はちやがき(蜂屋柿)
こうしゅうわん《くわうしうわん》
【広州湾】
◇[中]Guangzhou Wan、[英]Kwangchow Bay/Kuang-chou-wan
○[地]中国南部、広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)南部の雷
州半島(Leizhou Bandao)(ライシュウハントウ)の東岸にある湾。
参照⇒たんこうし(湛江市)
こうしゅうわん《かうしうわん》
【杭州湾】
◇[中]Hangzhou Wan、[英]Hangchow Bay
○[地]中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)北部の
東シナ海に面する湾。
◎2003. 6. 8(平成15)杭州湾跨海大橋に着工。浙江省の慈渓市
(ジケイシ)と嘉興市(カコウシ)を結ぶ全長36キロメートル。
2008. 5. 1(平成20)杭州湾跨海大橋、開通。
こうしゅうわん《かうしうわん》
【膠州湾】
◇[中]Jiaozhou Wan、[英]Kiaochow Bay
○[地]中国東北部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)南西部
にある、黄海(Huang Hai)(コウカイ)に面する小湾。
湾口に青島市(Qingdao Shi)(チンタオシ)がある。
冬期は一部凍結する。
◎1898(明治31)ドイツが租借し、東洋艦隊の根拠地とする。
第一次世界大戦で日本が占領し、日本資本が進出。
1915(大正 4)対華二十一箇条要求の中で膠州湾の還付と交換
に山東省における旧ドイツ権益を継承。
1919. 6.(大正 8)第一次世界大戦の戦後処理のベルサイユ条
約で中国の反対を無視して日本の旧ドイツ権益継承が承認。
1922. 6.(大正11)九ヶ国条約により膠州租借地・山東鉄道を
中国に返還。
参照⇒きゅうかこくじょうやく(九ヶ国条約,九箇国条約)
こうじゅおうたいきょう《かうじうあうたいきやうたいけう》
【港珠澳大橋】
◇[中]Gang-Zhu-Ao Daqiao
○[交]中国の香港・広東省珠海市・マカオ(澳門)を連絡する渡
海橋。
全長約50キロメートル、うち海上部分約35キロメートル、海
底トンネル約6キロメートル。人工島3ヶ所。
完成予定は2016年。
◎2009.12.15(平成21)着工。
★こうしゅかわせぎんこう《かふしゆかはせぎんかう》
【甲種為替銀行】
○[経]外国為替公認銀行の一つ。
こうじゅくこう《くわうじゆくかう》
【黄熟香】
○⇒おうじゅくこう(黄熟香)
こうしゅけい《かうしゆけい》
【絞首刑】
◇[英]death by hanging/hanging
○[法]首をしめて執行(シッコウ)する死刑。
「ハンギング」とも呼ぶ。
参照⇒がろって(ガロッテ),じゅうさんかいだん(十三階段)
◎日本の死刑方法。
こうしゅごうかく《かふしゆがふかく》
【甲種合格】
○[軍]もと徴兵検査における第一級の合格。
参考⇒おつしゅごうかく(乙種合格)
こうじゅつ《かうじゆつ》
【庚戌】
○[暦]干支(エト)の一つで、かのえいぬ(庚戌)。
こうじゅつこくへん《かうじゆつこくへん》
【庚戌国変】
○[歴]1910(明治43)の日韓併合にたいする韓国での名称。
⇒にっかんへいごう(日韓併合)
こうじゅつのへん《かうじゆつのへん》
【庚戌の変】
○[歴]1550年タタールのアルタン・ハンが清朝の北京を包囲し
た事件。
参照⇒あるたんはん(アルタン・ハン)
こうじゅりん
【紅樹林】
○[植]⇒まんぐろーぷ(マングローブ)
こうしゅん
【恒春】
◇[中]hengchun
○[中国神話]四季にわたってハス(蓮)に似た花が咲き、カツラ
(桂)に似た香りがするという神樹。
こうじゅん《かうじゆん》
【甲巡】
○[古][軍]重巡洋艦の古称。
◎乙巡:軽巡洋艦。
こうじゅん《かうじゆん》
【降順】
◇[英]descending
○大きい値から小さい値に並ぶ順番。
「ディセンディング」とも呼ぶ。
参照⇒そーてぃんぐ(ソーティング)
★こうしゅんしば
【コウシュンシバ】
【恒春芝】
◇[学]Zoysia matrella
○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)シバ属(Zoysia)の多年
草。
コウライシバ(Zoysia pacifica)と同様に、葉は細く糸状で、
内側にU字形に巻き、細長い溝のようになっている。
また普通のシバ(Zoysia japonica)やコウライシバに比べ、
葉は細く密に生(ハ)える。
「チュウシバ(中芝)」,「ヒメコウライシバ(姫高麗芝)」,「チョ
ウセンシバ(朝鮮芝)」とも呼ぶ。
参照⇒こうらいしば(コウライシバ,高麗芝)
★こうじゅんしゃ《かうじゆんしや》
【交詢社】
○東京都中央区にある財団法人。実業家の団体。
1880. 1.(明治13)福沢諭吉を中心に馬場辰猪・矢野竜渓らが
創設した日本最初の社交クラブ。主に慶応義塾出身者の官吏・
知識人・実業家・地方地主ら、全国1,800余名の会員を擁し、
『交詢雑誌』を発行。
政治的にはイギリス流の立憲君主制を理想とし、中産階級を
基盤として自由党系と対立した。雑誌45号に「交詢社憲法案(私
擬憲法)」を発表。
明治十四年の政変後、官吏の多くが退社し、実業家が中心と
なった。
初めは三菱に入るものが多かったが、しだいに三井に入るも
のが多くなった。
◎三井物産の益田孝(タカシ)らは官僚と結んで利権を得るだけに
あきたらず、藩閥官僚専制を改革しようと目論(モクロ)む。
三菱財閥は初め薩州閥に属し、のち改進党から憲政会さらに
民政党と結ぶ。
◎諭吉の「知識を、交換し世務を諮詢(シジュン)する」という言葉
に由来。
「諮詢」とは「上の者が下の者に意見を求めること」。
◎交詢ビル:関東大震災で旧社屋が全壊したため改築し、1929
(昭和 4)完成。鉄筋コンクリート7階建て。3〜4階がクラブ
専用フロアで酒場・理髪室・ビリヤード場などがあった。
建物の前は「交詢社通り」と呼ぶ。
こうしゅんはんとう《こうしゆんはんたう》
【恒春半島】
◇[中]Hengchun Bandao
○[地]台湾南端の半島。東部を太平洋、西部を南シナ海、南端
をバシー海峡(Bashi Channel)に面する。
こうしょう《こうしやう》
【工廠】
◇[英]arsenal
○[軍]軍に直属し、兵器・弾薬などを製造する軍需工場。
参照⇒ぐんじゅこうしょう(軍需工廠)
◎帝国海軍が主に使用し、陸軍は「造兵廠」を使用した。
参照⇒かいぐんこうしょう(海軍工廠),りくぐんぞうへいしょ
う(陸軍造兵廠)
こうしょう《かうせう》
【交鈔】
◇[中]jiaochao
○(1)[歴][経]中国、金・元・明代の紙幣。
金では宋代の交子(jiaozi)(コウシ)と呼ばれる手形にならい兌
換(ダカン)紙幣として発行。銅銭の不足を補ったが、乱発されて
価値下落を招いた。
元は交鈔を唯一の法定通貨とする紙幣専用策を行い、流通を
拒めば死刑となった。兌換制度も整い広く流通した。
明中期以後は銀経済となり、交鈔はすたれた。
参照⇒こうし(交子)
◎「交」は交易、「鈔」は紙幣の意味。
○(2)(転じて)紙幣。
⇒しへい(紙幣)
こうしょう
【洪鐘】
【鴻鐘】
○大きな梵鐘(ボンショウ)。
参照⇒おおがね(洪鐘)
こうしょう《かうせう》
【高小】
○[古][教]高等小学校の略称。
⇒こうとうしょうがっこう(高等小学校)
★こうしょう《かうしやう》
【高昌】
◇[中]Gaochang
○[歴]中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Wei-
wu'er Zizhiqu)にあるタリム盆地(Tarim Basin)北東部、トル
ファン地方に栄えた漢人の植民国家( 450〜 640)。
参照⇒とるふぁん(トルファン,吐魯蕃)
こうじょう《くわうじやう》
【荒城】
○荒れはてた城。
参照⇒こじょう(古城)
◎唱歌:⇒こうじょうのつき(荒城の月)
ごうしょう《がうしやう》
【江商】
○⇒おうみしょうにん(近江商人)
こうじょうぐん《かうじやうぐん》
【高城郡】
◇[朝]Goseong-gun/Kosong-gun
○⇒こそんぐん(コソン郡,高城郡)
★こうしょうじ《くわうしようじ》
【広勝寺】
◇[中]Guangsheng Si
○中国中北東部、山西省(Shangxi Sheng)南西部の臨汾市(Lin-
fen Shi)の洪洞県(Hongdong Xian)趙城(Zhaocheng)にある寺院。
漢代に建立された高さ47メートルの飛虹塔(Feihong Ta)は瑠
璃瓦(ルリガワラ)の美しさで知られる。
◎1934(昭和 9)金代(1115〜1234)刊行の『金刻大蔵経(金蔵)』
が発見される。
★こうしょうじ《こうしやうじ》
【興正寺】
○(1)京都府京都市下京区にある浄土真宗興正派の本山。山号
は円頓山。
◎1876(明治 9)本願寺派から分れて興正派の本山となる。
○(2)愛知県名古屋市昭和区にある高野山真言宗の別格本山。
山号は八事山(ヤゴトサン)。
★こうしょうじ《こうしやうじ》
【興聖寺】
○京都府宇治市宇治山田にある曹洞宗の禅寺。山号は仏徳山。
★ごうしょうじ《がうせうじ》
【毫摂寺】
○(1)福井県武生市(タケフシ)清水頭町(シミズガシラチョウ)にある真宗出
雲路派の本山。
越前真宗四本山の一つ。
○(2)兵庫県宝塚市小浜(コハマ)にある浄土真宗本願寺派の寺。
こうじょうしょ《こうじやうしよ》
【口上書】
◇[フ]note verbale、[英]verbal note
○[政]外交文書の一形式。
相手国に対し一定の意向を、口頭で述べるかわり
に、文書で伝えるもの。
署名もなく、また回答も求めない。
こうじょうせい《こうじやうせい》
【恒常性】
○[生]⇒ほめおすたしす(ホメオスタシス)
こうじょうせいしゅこうぎょう《こうぢやうせいしよこうげふ》
【工場制手工業】
◇[英]manufacture
○[歴]⇒まにゅふぁくちゅあ(マニュファクチュア)
★こうじょうせん《かうじやうせん》
【甲状腺】
◇[英]thyroid gland
○[医]喉頭(コウトウ)(のど)の前下部、気管上部の左右両側にある
内分泌腺。
H形またはU字形をし、左右の葉部(ヨウブ)と中央の峡部(キョウ
ブ)から成る。
身体の発育や新陳代謝(シンチンタイシャ)に関係する甲状腺ホルモン
を分泌する。
機能過剰になるとバセドー病を起す。
参照⇒ばせどーびょう(バセドー病)
◎甲状腺異常の患者は約9割は女性。
こうじょうのつき《くわうじやうのつき》
【荒城の月】
○[楽]土井晩翠(バンスイ)作詞、滝廉太郎(レンタロウ)作曲の唱歌。
参照⇒おかじょうせき(岡城跡)
◎1901(明治34)『中学唱歌』の作曲募集に滝廉太郎の作品が当
選。
★こうじょうはらいさげがいそく《こうじやうはらひさげがいそく》
【工場払下概則】
○[歴]1880.11.(明治13)公布。
官営事業の払い下げが始まる。
こうじょうへいさ《こうじやうへいさ》
【工場閉鎖】
○(1)[経]経営不振などで、操業を停止して工場を閉め、事業
を休止すること。
○(2)[経](lockout)⇒ろっくあうと(ロックアウト)
★こうしょきゅうふしょう《かうしよきようふしやう》
【高所恐怖症】
○[心]
「アクロフォビア(acrophobia)」とも呼ぶ。
★こうしょく
【後蜀】
◇[中]Hou Shu/Houshu
○(1)[歴]中国、五代十国の一国( 935〜 965)。
「蜀」とも呼ぶ。
○(2)[歴]中国五胡十六国の成(Cheng)の別称。
⇒せい(成)
こうしょくし《かうしよくし》
【更埴市】
◇[日]Koshoku Shi
○[古]長野県北部の市。
◎2003. 9. 1(平成15)更級郡(サラシナグン)上山田町(カミヤマダマチ)・
埴科郡(ハニシナグン)戸倉町(トグラマチ)と合併して千曲市(チクマシ)を発
足。
こうしょくじんしゅ《くわうしよくじんしゆ》
【黄色人種】
◇[英]yellow race、[独]gelbe Rasse(ゲルベ・ラッセ)
○人種の三大区分の一つ、モンゴロイド(Mongoloid)」の別称。
⇒もんごろいど(モンゴロイド)
こうしょくせんきょほう《こうしよくせんきよはふ》
【公職選挙法】
○[法]衆議院議員・参議院議員、地方公共団体の長およびその
議会の議員公選する選挙について定める法律。
略称は「公選法」。
◎1950. 4.15(昭和25)公布。
1978. 6.20(昭和53)改正公布、ウグイス嬢への報酬支払いを
認める。
1982. 8.24(昭和57)改正公布、参議院全国区に拘束名簿式比
例代表制を導入。
2003. 6. 4(平成15)参議院本会議で、地方選挙の不在者投票
を電子化する改正案が可決・成立。
2003. 7.(平成15)重度の身体障害者や寝たきりの高齢者の代
筆による郵便投票を認める改正法が成立。
★こうしょくついほう《こうしよくついはう》
【公職追放】
○[歴]
◎1946. 1. 4(昭和21)GHQ、軍国主義者の公職追放を指令。
1946. 2.(昭和21)公職追放令。
1950. 6. 6(昭和25)マッカーサーは共産党中央委員24人の公
職追放を指令。同年、戦時中の軍国主義者・国粋主義者の追放
解除。
1951. 6.(昭和26)政財界・出版界など7万人を追放解除。同
年8月、旧陸海軍正規将校1万1千余人も解除される。
★こうしょてい《くわうしよてい》
【光緒帝】
◇[中]Guangxu Di
○[人]中国清朝の第11代皇帝(1871〜1908)。在位1875〜1908。
名は載(三水偏+「恬」)(Zaitian)(サイテン)、廟号(ビヨウゴウ)は徳宗
(De Zong)。
「こうちょてい(光緒帝)」とも呼ぶ。
参照⇒じゅんしんのう(醇親王)
◎2008(平成20)中国政府の国家清史プロジェクト編纂委員会、
ヒ素中毒で死亡とする報告書をまとめる。
◎光緒帝は11月14日の夜に崩御し、翌日西太后も崩御(74歳)。
こうしん
【口唇】
◇[英]lips
○[医]くちびる(唇)。
◎口唇ヘルペス(herpes labialis)。
口唇期(oral phase)。
こうしん《かふしん》
【甲申】
○[暦]干支(エト)の一つで、きのえさる(甲申)。
こうしん《かふしん》
【甲辰】
○[暦]干支(エト)の一つで、きのえたつ(甲辰)。
こうしん《かうしん》
【行進】
◇[英]march/parade
○多くの人や車・馬などが隊列を組んで進むこと。
参照⇒ぶんれつしき(分列式),しゅてひしゅりっと(シュテヒ
・シュリット)
◎中国語:游行(youxing)。
こうしん《かうしん》
【庚申】
○(1)[暦]干支(エト)の一つで、かのえさる(庚申)。
参考⇒さんし(三尸)
◎初庚申(ハツコウシン),庚申待(コウシンマチ)。
○(2)庚申待の略。
⇒こうしんまち(庚申待)
○(3)青面金剛(ショウメンコンゴウ)の別称。
⇒しょうめんこんごう(青面金剛)
こうしん《かうしん》
【庚辰】
○[暦]干支(エト)の一つで、かのえたつ(庚辰)。
こうしん《かうしん》
【香信】
◇[中]xiangxin
○(1)[食]傘が開いたイシタケ(椎茸)。
○(2)[食]特に、(1)の干しシイタケ。
こうしん
【恒真】
○[論]論理的に真であること。
◎恒真式:⇒とーとろじー(トートロジー)(2)
こうしん
【後晋】
【後晉】
◇[中]Hou Jin/Houjin、[英]Later Jin Dynasty
○[歴]⇒しん(晋,晉)(3)
こうじん《かうぢん》
【巷塵】
○(1)市街地に巻き立つ塵(チリ)。
「紅塵(コウジン)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)俗世(ゾクセ)の汚れ・俗塵(ゾクジン)。
「紅塵(コウジン)」,「黄塵(コウジン)」とも呼ぶ。
こうじん《こうぢん》
【紅塵】
○(1)立ちのぼった塵(チリ)や土煙(ツチケムリ)が日に映(ハ)えて、空
が赤く見える現象。また、その舞い上がった塵や土煙。
○(2)(特に)市街地に巻き立つ塵。
「巷塵(コウジン)」とも呼ぶ。
◎紅塵の巷(チマタ)
○(3)(転じて)世俗(セゾク)のわずらわしさ・俗事・俗塵(ゾクジン)。
「巷塵」,「黄塵(コウジン)」とも呼ぶ。
○(4)東大寺正倉院所蔵の香木、浅香(センコウ)の別称。
黄熟香(オウジュクコウ)の蘭奢待(ランジャタイ)と並称される名香。
仁和寺(ニンナジ)に分木されたという。
参照⇒らんじゃたい(蘭奢待)
こうじん《くわうじん》
【荒神】
○(1)[民間信仰][仏]三宝荒神(サンボウコウジン)の略称。
⇒さんぼうこうじん(三宝荒神)(1)
○(2)[民間信仰](東日本で屋内神の)竈(カマド)の神。
○(3)[民間信仰](西日本で)屋外に祀(マツ)る屋敷神・同族神(氏
神)・部落神。
「地荒神(ジコウジン)」とも呼ぶ。
○(4)[民間信仰]屋内神として、家人を守護する神。
○(5)[民間信仰](転じて)陰で(4)のように家や人を守護する者。
○(6)[民間信仰]牛馬の守護神。
こうじん《くわうぢん》
【黄塵】
○(1)黄色の土煙(ツチケムリ)。黄砂(コウサ)。
◎黄塵万丈(バンジョウ)
○(2)(転じて)世俗(セゾク)のわずらわしさ・俗事・俗塵(ゾクジン)。
「巷塵(コウジン)」,「紅塵(コウジン)」とも呼ぶ。
こうしんえつ《かふしんえつ》
【甲信越】
◇[日]Kou-Shin-Etsu
○[地]甲斐(カイ)(山梨県)・信濃(シナノ)(長野県)・越後(エチゴ)(新
潟県)の総称。
◎関東甲信越の天気予報
★こうしんこうがいれつ
【口唇口蓋裂】
◇[英]creft lip and palate
○[医]唇裂(口唇裂)を伴う口蓋裂。
参照⇒しんれつ(唇裂),こうがいれつ(口蓋裂)
こうしんしき
【恒真式】
○[論]⇒とーとろじー(トートロジー)(2)
こうしんじへん《かふしんじへん》
【甲申事変】
○[歴]⇒こうしんのへん(甲申の変)
こうしんじゅつ《かうしんじゆつ》
【降神術】
◇[英]spiritualism
○[心]⇒しんれいじゅつ(心霊術)
★こうしんせい《かうしんせい》
【更新世】
◇[英]Pleistocene epoch
○[地]地質時代の時代区分の一つ。
「洪積世([羅]Diluvium)」,「最新世」,「プライストシン」とも呼
ぶ。
こうしんせいへん《かふしんせいへん》
【甲申政変】
○[歴]⇒こうしんのへん(甲申の変)
こうじんだにいせき《くわうじんだにゐせき》
【荒神谷遺跡】
○[歴]島根県簸川郡(ヒカワグン)斐川町(ヒカワチョウ)神庭(カンバ)字西谷
にある、弥生時代中期の青銅器埋納遺跡。
★こうしんづか《かうしんづか》
【庚申塚】
○
参照⇒さんえん(三猿)
◎東京都豊島区巣鴨4丁目にあり、小さい社(ヤシロ)に猿田彦大
神が祀られている。旧中山道と旧王子道との交差する地で、か
つて茶屋があって江戸と板橋宿の間の旅人の休憩所であった。
★こうしんのへん《かふしんのへん》
【甲申の変】
○[歴]1884.12. 4(明治17)「高宗21」李氏朝鮮の独立党が京城で
起したクーデタ。
金玉均(キン・ギョクキン)(1851〜1894. 3.28)が韓国弁理公使竹添
進一郎の指揮する日本軍の援助を得て決行し、親日政権を樹立。
すぐに袁世凱(Yuan Shikai)(エン・セイガイ)が率いる清兵が介入。
12. 6清国軍・政府軍に包囲され、竹添ら日本軍と脱出し日本
へ亡命。
この結果、朝鮮の清国依存が強まり、日本の朝鮮進出は挫折
した。
「甲申政変」,「甲申事変」,「金玉均の変」とも呼ぶ。
参考⇒じんごのへん(壬午の変)
◎当時、清国はベトナムの支配権をめぐってフランスと清仏戦
争中(1884〜1885)であった。
こうしんまち《かうしんまち》
【庚申待】
○[暦]干支(エト)の庚申の日、仏家では帝釈天(タイシャクテン)・青面
金剛(ショウメンコンゴウ)などを、神道では猿田彦(サルタヒコ)を祀(マツ)っ
て、寝ないで徹夜する習俗。
「庚申」とも呼ぶ。
◎本来は中国の道教における守庚申の行事で、日本に伝わって
仏教や神道などが混交して独特の民俗的祭事となった。
平安時代に伝わり一種の宴遊として行われ、室町以降に宗教
的色彩が強まった。
江戸時代に盛行し、各地に庚申講が組織され、持ち回りで祭
事が行われた。終わると酒宴を催し妙り豆を食べ、女は縫い針
の仕事をやめ鉄漿をつけず、夜明けまで宴が続き、庶民の社交
の場となった。
参照⇒さんし(三尸)
◎「庚申祭(コウシンマツリ)」が変化したものという。
こうしんれつ
【口唇裂】
○[医]⇒しんれつ(唇裂)
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