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百 科 辞 書 《こうは》 編集:獨 澄旻
-------- こうは ------------------------------------------------
ごうは《ごふは》
【劫波】
◇[梵]kalpa
○[仏]⇒こう(劫)(1)
★こうはい《くわうはい》
【光背】
◇[英]halo(ヘイロー)/nimbus(ニムバス)
○[仏]仏像の背後に配(ハイ)する、仏身から発する光明(コウミョウ)
を表す装飾。
多くは金色(コンジキ)に施している。
「後光(ゴコウ)」,「御光(ゴコウ)」とも呼ぶ。
参照⇒おりおーる(オリオール)(2),てんがい(天蓋)(1)
◎頭部の後ろに配する円形または宝珠形(ホウジュケイ)のものを「頭
光(ズコウ)」、身体の後ろに配する楕円形(ダエンケイ)のものを「身光
(シンコウ)」、両者を合せたものを「二重光背」、立像の二重光背を
「挙身光(キョシンコウ)」と呼ぶ。
◎舟形光背:⇒ふながたこうはい(舟形光背)
不動明王の光背:⇒かるらえん(迦楼羅炎)
こうばい
【紅梅】
○(1)紅色の花が咲く梅。
◎紅梅が中国から渡来して中古から賞美され、それ以前の梅は
野梅(白梅)をさす。
○(2)[色]紅梅色。
⇒こうばいいろ(紅梅色)
○(3)[服]紅梅襲。
⇒こうばいがさね(紅梅襲)
○(4)[服]織物の一つ。縦糸を紫に横糸を紅で、または縦糸を
紅に横糸を白で織ったもの。若い人が着用する。
こうばい《くわうばい》
【黄梅】
◇[中]huangmei
○[漢]黄色に熟したウメ(梅)の実。
「おうばい(黄梅)」とも呼ぶ。
参照⇒おうばい(オウバイ,黄梅)
こうばいいろ
【紅梅色】
○(1)[色]古くは濃い桃色、のちに紫がかった赤色。
「紅梅」とも呼ぶ。やや薄い色は「薄紅梅(ウスコウバイ)」,「一重梅
(ヒトエウメ)」と、やや濃い色は「莟紅梅(ツボミコウバイ)」,「梅重(ウメカサネ)」
と呼ぶ。
◎C=3,M=54,Y=20,B=0。
○(2)[服]紅梅襲。
⇒こうばいがさね(紅梅襲)
こうばいがさね
【紅梅襲】
○[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は白または紅、裏は蘇芳(スオウ)、
春の装束。
「紅梅」,「紅梅色」とも呼ぶ。
こうはいこうか《くわうはいかうくわ》
【光背効果】
○[心]⇒はろーこうか(ハロー効果)
こうばうんちょう《こうばうんてう》
【コンバウン朝】
◇[英]Konbaung Dynasty
○[歴]⇒あらうんぱやーちょう(アラウンパヤー朝)
★こうはくうたがっせん
【紅白歌合戦】
○[放]
◎1951. 1. 3(昭和26)第1回NHK紅白歌合戦を放送。
1953.12.31(昭和28)日劇から公開放送、以降大晦日に放送。
こうばこ《かうばこ》
【香箱】
○⇒こうごう(香合,香盒)
こうばこがに《かふばこがに》
【コウバコガニ】
【甲箱蟹】
○[動]⇒こうばこがに(コウバコガニ,香箱蟹)
こうばこがに《かうばこがに》
【コウバコガニ】
【香箱蟹】
○[動](主に石川県・富山県で)ズワイガニ(頭矮蟹)のメス(雌)。
「コウバコガニ(甲箱蟹)」,「コバコガニ(子箱蟹)」とも呼ぶ。
参照⇒ずわいがに(ズワイガニ,頭矮蟹)
こうはついやくひん
【後発医薬品】
◇[英]generic drug
○[薬]特許期限が過ぎた医薬品。新薬として開発された時と同
じ成分で作られ、効能は同じ医薬品。
「ジェネリック医薬品」とも呼ぶ。
◎欧米では普及しているが、日本では2000年代で3%程度。
★ごうはら《ごふはら》
【業腹】
○ひどく癪(シャク)に障(サワ)ること。非常に腹の立つこと。忌々
(イマイマシイ)しいこと。
◎業腹な仕打ち
こうはん《かふはん》
【甲板】
◇[英]deck
○[海]⇒かんぱん(甲板)
こうはん
【洪範】
○(1)天下を治める、模範(モハン)となる大法。
○(2)『書経』周書の編名。古代中国、夏(カ)王朝の始祖禹(ウ)
が尭(ギョウ)・舜(シュン)以来の思想を整理・集大成したといわれ、
天の常道と治世の要道が書かれた天下の大法。
儒家の政治道徳の基本とされる書。
殷(イン)の箕子(キシ)を経て周の武王に伝えられたとされる。
参照⇒こうはんきゅうちゅう(洪範九疇),う(禹)
◎伝説では、禹王のとき、洛水から亀(カメ)がこの書を背負って
出たいう。
こうばん《かうばん》
【交番】
○(1)交替(コウタイ)にある任務(番)につくこと。
○(2)[俗]警察官が詰める、派出所(ハシュツジョ)・駐在所(チュウザイショ)
の一般的な通称。
参照⇒じゅんさはしゅつじょ(巡査派出所),ちゅうざいしょ
(駐在所)(2)
◎もとは、巡査派出所の旧称「交番所」の略称。
ごうはん《がふはん》
【合板】
◇[英]plywood
○[建]ラワンなどの木材を1ミリメートルくらいに削りとった
薄板(単板)を何枚か、繊維方向(木目)が互いに直交するように
接着剤で貼り合せて一枚の板にしたもの。
歪みが少なく湿気にも強くなる。
「ごうばん(合板)」,「プライウッド」とも、俗に「ベニヤ(ve-
neer)」,「ベニヤ板」とも呼ぶ。
参照⇒ぷりんとごうはん(プリント合板),べにや(ベニヤ)
ごうばん《がふばん》
【合板】
◇[英]plywood
○[建]⇒ごうはん(合板)
こうはんきゅうちゅう《こうはんきうちう》
【洪範九疇】
○『書経』の洪範に記されている政治道徳に関する九原則。
五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福の
九つの範疇(ハンチュウ)。
古代中国、夏(カ)王朝の始祖禹(ウ)が定めたとされる。
参照⇒う(禹)
こうばんしょ《かうばんしよ》
【交番所】
○[古]巡査派出所の旧称。
参照⇒こうばん(交番)(2)
こうはんせいろうそう《こうはんせいらうさう》
【紅斑性狼瘡】
◇[独]Erythematodes、[英]erythematosus
○[病]エリテマトーデスの別称。
⇒えりてまとーです(エリテマトーデス)
ごうひ《がふひ》
【合肥】
◇[中]Hefei、[英]Hefei/Hofei
○⇒ごうひし(合肥市)
こうびえんちょう《かうびゑんてうせん》
【抗美援朝】
◇[中]kang Mei yuan Chao
○[古]アメリカ(美国)に抗戦し、朝鮮を援助すること。
朝鮮戦争当時の中国のスローガン。
★こうびこう
【後鼻孔】
◇[英](単数形)posterior naris/(複数形)posterior nares
○[医]
参照⇒びこう(鼻孔),こうびろう(後鼻漏)
ごうひし《がふひし》
【合肥市】
◇[中]Hefei Shi、[英]Hefei City/Hofei City
○中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)中央部にある省都。
製鋼・機械・化学などの工業が発達。中国科学院プラズマ物
理研究所がある。
「ホーフェイ市(合肥市)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1987(昭和62)93万人。
1994(平成 6)86万6,800人。
◎1949(昭和24)市が設置され、省都が安慶(Anqing)(アンケイ)から
移転。
こうひつ《かうひつ》
【硬筆】
◇[英]pen
○先の硬(カタ)い筆記用具。
鉛筆・ペン・ボールペンなど。
◎毛筆に対する言葉。
こうひつ《かうひつ》
【鋼筆】
○(1)⇒からすぐち(烏口)
○(2)([中]gangbi)中国語で、ペン([英]pen)。
こうひておどら《くわうひておどら》
【皇妃テオドラ】
◇[英]Empress Theodora
○[人]⇒ておどら(テオドラ)
★こうひゃくさい
【後百済】
◇[朝]Hu-Paekche
○[歴]朝鮮の新羅(シラギ)末期、甄萱(シン・ケン,ケン・ケン)が百済(クダラ,
ヒャクサイ)の再興を名目として建てた国( 900〜 936)。
こうびょう《こうべう》
【孔廟】
◇[中]Kongmiao
○⇒こうしびょう(孔子廟)
こうひょうてき《かふへうてき》
【甲標的】
○[軍]⇒とくしゅせんこうてい(特殊潜航艇)
こうひょうてきていがた《かふへうてきていがた》
【甲標的丁型】
○[軍]⇒こうりゅう(蛟竜,蛟龍)(2)
こうびろう
【後鼻漏】
◇[英]postnasal drip
○[医]鼻水(鼻漏)がノド(喉)側に流れること。
通常は咽頭(イントウ)を経て食道に流れるが、喉頭(コウトウ)を経て
気道に入ってむせることもある。
⇔ぜんびろう(前鼻漏)
参照⇒ごえんせいはいえん(誤嚥性肺炎)
◎後鼻漏症候群
★こうひんな
【劫賓那】
○[仏][人]釈迦(シャカ)の弟子。教団中で勇猛(ユウミョウ)端正(タンショウ)
第一と言われた。
こうふ《かうふ》
【江府】
◇[日]Kofu
○⇒こうふちょう(江府町)
こうふ《かふふ》
【甲府】
◇[日]Kofu
○⇒こうふし(甲府市)
こうふ《かうふ》
【硬布】
◇[英]buckram
○[印][服]⇒ばっくらむ(バックラム)
こうぶ《かふぶ》
【甲武】
○甲府(現:山梨県)と武蔵(現:東京都・埼玉県)の併称。
こうぶきょう《こうぶきやう》
【工部卿】
○[古]工部省の長官。
★こうふく《かうふく》
【幸福】
○(1)
◎かつてスイスに暮らし、忠実なイギリス人の執事と料理上手
な中国人のコックを雇い、しとやかな日本女性と結婚すること、
と言われていた。
○(2)[歴][交]⇒こうふくえき(幸福駅)
こうふく《かうふく》
【降福】
◇[中]jiangfu
○天からの祝福。
ごうぶく《がうぶく》
【降伏】
○(1)[仏]威力をもって他を降し伏せること。
○(2)神仏に祈って悪魔・敵を鎮めること。
「じょうぶく(調伏)」,「ちょうぶく(調伏)」とも呼ぶ。
参照⇒えんしょう(厭勝)
◎降伏法:⇒ごうぶくほう(降伏法)
◎「こうふく」とも読む。
こうふくえき《かうふくえき》
【幸福駅】
○[歴][交]北海道帯広市幸福町(コウフクチョウ)にあった、国鉄広尾
線の駅。
大正(タイショウ)駅と中札内(ナカサツナイ)駅の間。
◎1956.11. 1(昭和31)開業。
1974(昭和49)愛国駅発・幸福駅行き乗車券が爆発的に売れ、
10月20日発売数300万枚を突破。
1987. 2. 1(昭和62)広尾線廃止に伴い廃業。
★こうふくじ
【興福寺】
○奈良県奈良市登大路町(ノボリオオジチョウ)にある法相宗(ホッソウシュウ)
の大本山。南都七大寺の一つ。
参照⇒やまだでらのぶっとう(山田寺の仏頭),だいじょうい
ん(大乗院),ろくそうあん(六窓庵)
◎藤原鎌足(カマタリ)が病気のときに発願し、夫人鏡女王(カガミノオオ
キミ)が遺志をついで建てた山城国山科に山階寺(ヤマシナデラ)として
創建。
のち藤原京に移転して廏坂寺(ウマヤサカデラ)と称する。
さらに平城京遷都とともに現在地に移転して現名と改称。
実際には8世紀初頭、藤原不比等が現在地に創建し、藤原氏
の氏寺として栄える。
1717(享保 2)火災で中金堂などを焼失。
2005.10.20(平成17)中門と回廊の基壇を復元し、一般公開。
こうふくせつ《くわうふくせつ》
【光復節】
○[暦]韓国(大韓民国)の祝日。8月15日。
日本の植民地支配からの解放を祝う記念日。
◎北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)では「解放記念日」と呼ぶ。
日本では終戦記念日:⇒しゅうせんきねんび(終戦記念日)
こうふくなおうじ《かうふくなわうじ》
【幸福な王子】
◇[英]The Happy Prince
○[文]イギリスの作家ワイルド(Oscar Wilde)の童話。
★こうふくのかがく《こうふくのくわがく》
【幸福の科学】
○[宗]宗教法人の一つ。
関連政党は幸福実現党。
ごうぶくほう《がうぶくはふ》
【降伏法】
○[仏]四種法(シシュホウ)・三種法の一つ。
密教で、法力によって邪悪な対象・怨敵(オンテキ)・魔障(マショウ)
を屈伏させる修法(シュウホウ)。
尊格として五大明王(ミョウオウ)などの明王を選び本尊として、
行者(ギョウジャ)が南方に向い、護摩(ゴマ)壇や護摩炉も三角形青
黒色のものを用い、怨敵の破滅を祈る。
時として一種の形代(カタシロ)(ヤントラ)を作り、それを焼いた
り、釘を打ちつけるなどの呪術的な治罰(ジバツ)行為も行われ
る。
「降伏」,「調伏法(チョウブクホウ)」,「調伏」とも呼ぶ。
参照⇒ししゅほう(四種法),やんとら(ヤントラ)(1)
◎古代インドのベーダの祭典に起源がある。
日本の密教では、国土に害をなす外敵降伏のために太元帥(タ
イゲンスイ)明王などを尊格とすることもある。また密教以外でも、
蒙古来襲に際しては日蓮の祈念などの例がある
こうふくやく《かうふくやく》
【幸福薬】
◇[英]happy drug
○[社][薬]⇒はっぴーどらっぐ(ハッピー・ドラッグ)
こうふし《かふふし》
【甲府市】
◇[日]Kofu Shi
○山梨県中部の市。県庁所在地。
〈面積〉
1970(昭和45)171平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)19万4,000人。
1980(昭和55)19万9,272人。
◎もと武田氏の城下町。
江戸時代は幕府の天領。
2004(平成16)最高気温40.4度Cを記録。
2006. 3. 1(平成18)東八代郡(ヒガシヤツシログン)中道町(ナカミチマチ)
と、西八代郡(ニシヤツシログン)上九一色村(カミクイシキムラ)の一部(北部地
域)を編入。
こうぶしょ《かうぶしよ》
【講武所】
○[歴]江戸末期、幕府の設置した武術の講習所。
老中阿部正弘が対外危機に備えて旗本・御家人およびその子
弟を対象に、砲術・槍術・剣道・弓術を習得させるため、1854
(嘉永 7,安政元.12.)講武場として開設。
1856(安政 3)築地鉄砲洲に正式開設、洋式調練も実施。1857
(安政 4)軍艦操練所を加える。のち神田小川町に移転。
1866(慶応 2)陸軍所が開設され、吸収されて廃止。
◎講武所の旅籠町三丁目の附属地が1856(安政 3. 5.)払い下げ
られ、翌年その一角に講武稲荷神社が建てられたが、区画整理
を受けて移転し、東京都千代田区外神田1丁目に現存。
こうぶしょう《こうぶしやう》
【工部省】
○[歴]明治政府の中央行政機関の一つ。
1870(明治 3.閏10.)鉱山・製鉄・鉄道・燈明台・伝信機の1
司4掛で発足。1871(明治 4. 8.)の官制改革で工学・勧工・鉱
山・鉄道の4一等寮、土木・燈台・造船・電信・製鉄・製作の
6二等寮、および測量司を所管。まもなく土木寮は大蔵省に移
管、測量司は内務省に移管、製鉄・造船・勧工寮は製作寮に吸
収、さらに製作寮は工学寮と合併し工作局に改編。工部大学校
を設立し日本人技師の養成も行った。
官営事業の民間払い下げ方針により、1885(明治18)工部省廃
止。
工部省の官営事業は殖産興業政策とわかちがたく、つぎの3
つの要素から成りたっていた。
<1>幕府や藩営の鉱山・製鉄所・造船所を官収したもの。
<2>鉄道・電信などの運輸通信部門。
<3>模範工場的意味を持つ官営工場。
参照⇒こうぶだいがっこう(工部大学校)
〈工部卿〉
初 代:伊藤博文。
こうぶじょう《かうぶぢやう》
【講武場】
○[歴]講武所の前身。
⇒こうぶしょ(講武所)
こうぶだいがっこう《こうぶだいがくかう》
【工部大学校】
○[歴]明治初期、日本最初の総合的な工業教育機関。
6年制をとり、予科・専門科・実地科の3期に分けられてい
た。
現在の東京大学工学部の前身。
◎前身は工部省の事業をになう日本人技術者を養成するために
1871(明治 4)発足した工部寮。
1873(明治 6)イギリス人教師を招き、工学校を開設。
1876(明治 9)イギリス人地質学者ミルン(John Milne)、来日。
同年、工部美術学校を併設し、西洋美術を移植。
1877(明治10)工部大学校と改称。
1885(明治18)工部省が廃止されて文部省管轄の工科大学とな
り、1886(明治19)帝国大学に合併。
参照⇒こうぶびじゅつがっこう(工部美術学校),[1]みるん
(ミルン)
ごうぶち《がうぶち》
【格縁】
◇[日]gobuchi/go-buchi
○[建]格天井(ゴウテンジョウ)の各区画を仕切る、格子(コウシ)に組ん
だ縦横(タテヨコ)の細長い角材(桟<サン>)。
参照⇒ごうてんじょう(格天井),ごうま(格間)
こうふちょう《かうふてう》
【好不調】
○好調と不調。(体調・株価などの)浮き沈み。
◎好不調の波
◎比較的短期間のことに使用し、長期間では「栄枯盛衰」などと
呼ぶ。
こうふちょう《かうふちやう》
【江府町】
◇[日]Kofu Cho
○鳥取県南西部、日野郡(ヒノグン)の町。
こうぶてい《くわうぶてい》
【光武帝】
◇[中]Guangwu Di
○[人]⇒りゅうしゅう(劉秀)
こうぶてい
【洪武帝】
◇[中]Hongwu Di
○[人]⇒しゅげんしょう(朱元璋)
★こうぶてつどう《かふぶてつだう》
【甲武鉄道】
○[歴][交]JR中央線の前身。
◎1889. 4.11(明治22)新宿駅から立川駅まで開通。
1894.10. 9(明治27)牛込駅を起点駅にして八王子駅までが開
通。
1904. 8.21(明治37)飯田町駅〜中野駅間で電車併用運転を開
始。
御茶ノ水駅から八王子駅間は甲武鉄道が敷設し、1906(明治
39)鉄道国有法により買収され国鉄となった。
★こうぶびじゅつがっこう《こうぶびじゆつがくかう》
【工部美術学校】
○[歴]
画学・彫刻学の2科。
参照⇒こうぶだいがっこう(工部大学校)
◎1876.11. 6(明治 9)工部省工学寮に開設。校長、大鳥圭介。
1883. 1.23(明治16)廃校。
こうぶりとうげ《かほぶりたうげ》
【顔振峠】
◇[日]Koburi Toge/Kohburi Tohge
○[地]埼玉県入間郡(イルマグン)越生町(オゴセマチ)と飯能市(ハンノウシ)
の境にある標高500メートルの峠。
「かあぶりとうげ(顔振峠)」とも呼ぶ。
◎源義経・弁慶一行が奥州へ逃げる途中、美しい眺めに顔を左
右に振り振り越えたことに由来するという。
こうふん
【公分】
◇[中]gongfen
○(中国語で)センチメートル。
1公分(gongfen)=1厘米(limi)=10公厘(gongli)=10毫米
(haomi)。
100公分=1公尺=1米(mi)。
参照⇒せんちめーとる(センチメートル,糎)
★こうぶんいん《こうぶんゐん》
【弘文院】
○[歴]平安初期の 800(延暦19)〜 808(大同 3)ころ、和気広世
(ワケノヒロヨ)(清麻呂の長男)が京都に創立した、和気氏の私学校。
こうぶんかん《こうぶんくわん》
【弘文館】
○(1)[歴]([中]Hongwen Guan)中国の唐代に置かれた学校の一
つ。
皇族・外戚・高官の子弟を収容。
門下省に属し、学校のほか図書館の役割もしていた。
◎初め、修文館とも昭文館とも呼ばれていた。
○(2)[歴]江戸幕府の儒官林家(リンケ)の私塾。
◎1630(寛永 7)林羅山(ハヤシ・ラザン)が第3代将軍徳川家光から宅
地を賜わり上野忍ヶ岡(シノブガオカ)の地に聖堂を創建。
1663(寛文 3)羅山の子鵞峯(ガホウ)(春斎)が第4代将軍徳川家
綱より弘文館学士の称を受けたことから弘文館と呼んだ。
1690(元禄 3)第5代将軍徳川綱吉の命により湯島に移り、幕
府の官学として昌平坂(ショウヘイザカ)学問所となる。
1797(寛政 9)官立の昌平坂学問所と改称。
参照⇒しょうへいざかがくもんじょ(昌平坂学問所)
こうぶんしゃ《くわうぶんしや》
【光文社】
○[経]大手の出版社。
本社は東京都文京区。
写真週刊誌「FLASH」・女性向け週刊誌「女性自身」などを
発行。
★こうぶんしょ
【公文書】
○
公文書管理法では「国民共有の知的資源」。
◎2009. 6.24(平成21)公文書管理法、参議院本会議で可決・成
立。
★こうぶんしょかん《こうぶんしよくわん》
【公文書館】
◇[英]national archives
○(1)
「アーカイブ([英]archive)」とも呼ぶ。
◎英語:パブリック・レコード・オフィス(public records of-
fice)。
中国:⇒とうあんかん(档案館)
デポジトリー・ライブラリー(depesitory library):官庁出
版物保管図書館。
○(2)⇒こくりつこうぶんしょかん(国立公文書館)
こうぶんてい《かうぶんてい》
【好文亭】
○茨城県水戸市(ミトシ)常磐町(トキワチョウ)の偕楽園(カイラクエン)内にあ
る亭(チン)。
木造2層3階建ての本殿と木造平屋建ての奥御殿から成る。
◎1842(天保13)第9代水戸藩主徳川斉昭(ナリアキ)が偕楽園を造営。
1945. 8. 2(昭和20)米軍機の水戸市空襲で好文亭も全焼。
1958. 3.31(昭和33)復元工事竣工。
1969. 9. 2(昭和44)落雷で奥御殿焼失。
1972. 2.14(昭和47)復元工事竣工。
こうぶんぼ
【公分母】
○[数]2個以上の分数式を通分して得られる共通の分母。
こうぶんぼく《かうぶんぼく》
【好文木】
◇[中]haowenmu
○梅の別称。
⇒うめ(ウメ,梅)
◎中国の晋(Jin)(シン)の武帝(Wu Di)が学問に親しむときは梅の
花が咲き、廃すると咲かなかった故事に由来。
◎「ごうど」,「かんべ」とも読む。
こうへい
【工兵】
◇[英]engineer/sapper
○[軍]帝国陸軍の一兵種。
築城・架橋・爆破・交通・通信・測量などの技術的作業を行
う。
のちに通信を分離。
◎自衛隊での呼称は「施設科」。
★こうべぎんこう《かうべぎんかう》
【神戸銀行】
○[歴][経]
◎1936(昭和11)兵庫県下の7行が合併して(株)神戸銀行を設立。
1945(昭和20)信託業務の兼営を開始。
1960(昭和35)信託業務と勘定を東洋信託銀行(株)に譲渡。
1973. 3. 5(昭和48)(株)太陽銀行との合併契約を調印、同年.
10. 1(株)太陽神戸銀行として発足。
参照⇒たいようこうべぎんこう(太陽神戸銀行)
こうべくうこう《かうべくうかう》
【神戸空港】
○[空]兵庫県神戸市の神戸沖にある空港。
◎2006. 2.16(平成18)開港。
こうべげた《かうべげた》
【神戸下駄】
○[服]駒下駄(コマゲタ)の一種。
台の前方になるほど薄くなるように(前のめり)、後歯は板状
に削ったもの。
台に表を貼ったものは「堂島下駄」と呼ぶ。
参照⇒こまげた(駒下駄),どうじまげた(堂島下駄),あとばげ
た(後歯下駄)
★こうべこう《かうべかう》
【神戸港】
◇[日]Kobe Ko
○
参照⇒おおわだのとまり(大輪田の泊)
◎1867(慶応 3)開港。
こうべし《かうべし》
【神戸市】
◇[日]Kobe Shi
○兵庫県南東部の市。県庁所在地。
大阪湾に臨み、背後に六甲山地が迫る。
〈面積〉
1970(昭和45)537平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)136万1,000人。
1980(昭和55)136万7,392人。
◎1956(昭和31)政令指定都市。
1995. 1.17(平成 7) 5:46、阪神淡路大震災が発生し大きな
被害を受ける。
◎岐阜県安八郡(アンパチグン)には神戸町(ゴウドチョウ)がある。
★こうべじけん《かうべじけん》
【神戸事件】
○[歴][社]1997(平成 9)神戸市で発生した連続児童殺傷事件。
酒鬼薔薇聖斗(サカキバラ・セイト)と名乗る14歳の少年による犯行だっ
た。
こうべしょうせんだいがく《かうべしやうせんだいがく》
【神戸商船大学】
○[歴][教]兵庫県神戸市に本部を置く国立大学。
◎1917. 9.(大正 6)私立川崎商船学校、設立。
1920. 8.12(大正 9)川崎商船学校が国家に献納されて文部省
直轄の官立神戸高等商船学校となる。
1945. 4. 1(昭和20)神戸高等商船学校、東京高等商船学校・
清水高等商船学校と統合し高等商船学校(清水市)となる。
1952. 5.26(昭和27)神戸商船大学となる。
2003.10. 1(平成15)神戸大学と統合し、神戸大学海事科学部
となる。
こうべせいこうしょ《かうべせいかうしよ》
【神戸製鋼所】
◇[日]K.K.Kobe Seikosho、[英]Kobe Steel,Ltd.
○[歴][経]大手鉄鋼製造会社の一社。
本社は兵庫県神戸市中央区。
製鉄から鉄鋼まで一貫生産。アルミなどの軽金属・チタン・
銅などの加工、コンプレッサーなどの機械・産業用ロボットの
製造、製鉄プラント輸出も行う。
国内で鉄鋼4位・アルミ圧延3位。
略称は「神鋼(シンコウ)」。
「こうべせいこうじょ」とも呼ぶ。
◎1905. 9. 1(明治38)鈴木商店が神戸の鉄鋼会社を買収。
1911(明治44)鈴木商店の金属部門が独立。
2012.10. 1(平成24)新日本製鉄に吸収・合併。
こうべせいこうじょ《かうべせいかうじよ》
【神戸製鋼所】
◇[日]Kobe Seikojo
○[歴][経]⇒こうべせいこうしょ(神戸製鋼所)
こうべだいがく《かうべだいがく》
【神戸大学】
○[教]兵庫県神戸市灘区に本部を置く国立大学。
◎1902(明治35)神戸高等商業学校(のち神戸経済大学)として創
立。
1949(昭和24)姫路高校・神戸工専・兵庫師範学校・兵庫青年
師範学校などと合併して新制大学の神戸大学となる。
1964(昭和39)県立神戸医科大学を合併。
1966(昭和41)兵庫農業大学を合併。
2003.10. 1(平成15)神戸商船大学を統合。
こうべぽーとぴあらんど《かうべぽーとぴあらんど》
【神戸ポートピアランド】
○[歴]兵庫県神戸市中央区にあった遊園地。
阪急電鉄が運営。
面積約4.4ヘクタール。
◎1981(昭和56)神戸ポートアイランド博覧会の終了後、跡地に
開業。
2006. 3.(平成18)閉園予定。
こうべや《かうべや》
【神戸屋】
○[経]パン製造販売会社の一社。
本社は大阪府大阪市東淀川区。
こうぺらぐらいんし《かうぺらぐらいんし》
【抗ペラグラ因子】
◇[英]antipellagra factor
○[化]⇒にこちんさん(ニコチン酸)
こうべれんぞくじどうさっしょうじけん
《かうべれんぞくじどうさつしやうじけん》
【神戸連続児童殺傷事件】
○[歴][社]⇒さかきばらせいとじけん(酒鬼薔薇聖斗事件)
こうぼ《かうぼ》
【航母】
◇[中]hangmu
○[軍]中国語で、航空母艦(hangkong mujian)の略称。
⇒こうくうぼかん(航空母艦)
こうぼう《こうばふ》
【弘法】
○[人]弘法大師(ダイシ)(空海)の略称。
参照⇒『人名辞典』くうかい(空海)
縁日:参照⇒あめふりてんじんひよりこうぼう(雨降り天神、
日和弘法)
こうぼうさん《こうばふさん》
【弘法山】
◇[日]Kobo San
○[地]神奈川県秦野市(ハダノシ)の南東部にある山。標高230メー
トル。
参照⇒こうぼうやま(弘法山)
ごうほうどらっぐ《がうはふどらつぐ》
【合法ドラッグ】
○[古][化]⇒だっぽうどらっぐ(脱法ドラッグ)
こうぼうは
【紅帽派】
○[仏]チベット仏教(ラマ教)の紅教派の別称。
⇒こうきょう(紅教)
こうぼうは《くわうぼうは》
【黄帽派】
○[仏]チベット仏教(ラマ教)の黄教派の別称。
⇒こうきょう(黄教)
★こうぼうむぎ《こうぼふむぎ》
【コウボウムギ】
【弘法麦】
◇[学]Carex kobomugi
○[植]イネ目(Poales)カヤツリグサ科(Cyperaceae)スゲ属(Ca-
rex)の多年草。海岸の砂地に自生。
「フデクサ(筆草)」とも呼ぶ。
こうぼうやま《こうばふやま》
【弘法山】
◇[日]Kobo Yama
○[地]埼玉県入間郡(イルマグン)越生町(オゴセマチ)成瀬(ナルセ)にある
山。
参照⇒こうぼうさん(弘法山)
こうほく《かうほく》
【江北】
◇[中]Jiangbei
○(1)大河の北。
○(2)中国南東部の長江(Chang Jiang)(揚子江<ヨウスコウ>)以北、
中流・下流域の地方。
江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)北部・安徽省(Anhui Sheng)
(アンキショウ)北部を指す。
⇔[1]こうなん(江南)(2)
こうほく《くわうほく》
【黄浦区】
◇[中]Huangpu Qu
○中国南東部、上海(Shanghai)(シャンハイ)市内東部の区。
黄浦江(Huangpujiang)(コウホコウ)西岸(左岸)で、外灘(Waitan)
(ワイタン)の中心地。
参照⇒わいたん(ワイタン,外灘)
こうぼく
【公僕】
◇[英]public servant
○公務員の別称。
公衆・国民に奉仕する人の意味。
◎第二次世界大戦後、GHQの民主化指導で、明治期から官憲
として公務員は公衆より上位にあるという意識改革から普及し
たもの。
しかし朝鮮戦争などによって時代は逆行し、死語となった。
こうぼく《かうぼく》
【高木】
○(1)高い木。
○(2)[植]([英]arbor)植物分類で喬木(キョウボク)の新しい呼び名。
主幹と側枝との区別が明らかで、樹高が8メートル以上に成
長する高い木の総称。
⇔ていぼく(低木)
◎亜高木(小高木)(subarbor):3〜8メートルに成長するもの。
こうほくく《かうほくく》
【港北区】
◇[日]Kohoku Ku
○神奈川県横浜市の区。
こうほこう《くわうほかう》
【黄浦江】
◇[中]Huangpu Jiang
○[地]中国南東部、上海(Shanghai)(シャンハイ)西端の淀山湖(Dian-
shan Hu)に発源し、市内を貫流して呉淞口(Wusong Kou)から長
江(Chang Jiang)(揚子江)の河口に注(ソソ)ぐ川。幅約500メート
ル。
「ホアンプーチアン(黄浦江)」とも呼ぶ。
参照⇒わいたん(ワイタン,外灘)
◎2003. 6.28(平成15)盧浦大橋、開通。
参照⇒ろほだいきょう(盧浦大橋)
★こうほね《かうほね》
【コウホネ】
【河骨】
【川骨】
◇[学]Nuphar japonicum
○[植]スイレン目(Nymphaeales)スイレン科(Nymphaeaceae)コ
ウホネ属(Nuphar)の多年生水草。
北海道南部〜九州・朝鮮半島の池沼や小川などの浅水に自生。
7〜8月ころ、長い花柄を水上に出し、その頂に径約5セン
チメートルの黄色い花を一個つける。
乾燥させた根茎を「川骨(センコツ)」と呼び、薬用にする。
「カワホネ(河骨,川骨)」とも呼ぶ。
参照⇒せんこつ(川骨)
◎夏の季語。
◎名称は太く白い根茎を「骨」に見立てたもの。
こうま《くわうま》
【コウマ】
【黄麻】
○[植]ツナソ(綱麻)の別称。
⇒つなそ(ツナソ,綱麻)
こうま
【小馬】
○[楽]作詞作曲不詳の文部省唱歌。
「はいしいはいしい/あゆめよ小馬」と歌われている。
◎1910. 7.(明治43)『尋常小学読本唱歌(二年)』に収録。
◎オウマノ/オヤコハ/ナカヨシ/コヨシ:⇒おうま(おうま,
オウマ)
ごうま《がうま》
【格間】
◇[英]coffer(コファー)
○[建]格天井(ゴウテンジョウ)(coffered ceiling)で、格縁(ゴウブチ)
を格子(コウシ)に組んだ方形の一区画。
参照⇒ごうてんじょう(格天井),ごうぶち(格縁),つぼ(坪,壺)
(3)
ごうま《がうま》
【降魔】
○(1)[仏]悪魔を降伏(ゴウブク)すること。悪魔を降参させるこ
と。悟りの妨げとなるものを払い除けること。
◎降魔の利剣
○(2)[仏]釈迦八相の第五。苦行のあと禅定にふけるのを妨害
・誘惑する悪魔を降伏させること。
参照⇒しゃかはっそう(釈迦八相)
こうまく《かうまく》
【硬膜】
◇[英]dura mater/dura
○[医]脳や脊髄(セキズイ)を包む三層の脳脊髄膜(cerebrospinal
meninges)の外層をなす強靱(キョウジンナ)な膜(membrane)。
脳のものは脳硬膜(brain dura mater)、脊髄のものは脊髄硬
膜(spinal cord dura mater)と呼ぶ。
脳硬膜には硬膜静脈洞(dural venous sinuses)が含まれる。
硬膜と中層の蜘蛛膜(クモマク)(arachnoid membrane)との間には
硬膜下腔(subdural space)と呼ぶ間隙があり、少量のリンパが
入っている。
硬膜と外側の骨膜(periosteum)との間には硬膜上腔(硬膜外
腔)(epidural space)があって、脂肪組織が入っている。
参照⇒なんまく(軟膜)
◎硬膜下出血(subdural hemorrhage)。
硬膜下血腫(subdural hematoma)。
ごうまのたけのこ《がふまのたけのこ》
【合馬の竹の子】
【合馬の筍】
○[農]福岡県北九州市小倉南区合馬地区産の早掘りのタケノコ。
アクが少なく豊かな風味と柔らかい舌触りで知られ、各地の
高級割烹(カッポウ)・料亭で使用される。
こうみ
【小海】
◇[日]Koumi
○(1)⇒こうみまち(小海町)
○(2)[交]⇒こうみえき(小海駅)
こうみえき
【小海駅】
○[交]長野県南佐久郡(ミナミサクグン)小海町(コウミマチ)にある、JR
小海線の駅。
松原湖(マツバラコ)駅と馬流(マナガシ)駅の間。
こうみせん
【小海線】
○[交]JR東日本が運行する、小淵沢(コブチザワ)駅(中央本線)
〜小諸(コモロ)駅(信越本線)間の鉄道路線。全長78.9キロメート
ル。
愛称は「八ヶ岳高原線」。
〈停車駅〉
小淵沢駅・甲斐小泉(カイコイズミ)駅・甲斐大泉(カイオオイズミ)駅・
清里(キヨサト)駅・野辺山(ノベヤマ)駅・信濃川上(シナノカワカミ)駅・佐久
瀬(サクヒロセ)駅・佐久海ノ口(サクノウミノクチ)駅・海尻(ウミジリ)駅・松原
湖(マツバラコ)駅・小海駅・馬流(マナガシ)駅・高岩(タカイワ)駅・八千
穂(ヤチホ)駅・海瀬(カイゼ)駅・羽黒下(ハグロシタ)駅・青沼(アオヌマ)駅
・臼田(ウスダ)駅・龍岡城(タツオカジョウ)駅・太田部(オオタベ)駅・中
込(ナカゴミ)駅・滑津(ナメツ)駅・北中込(キタナカゴミ)駅・岩村田(イワムラ
タ)駅・佐久平(サクダイラ)駅・中佐都(ナカサト)駅・美里(ミサト)駅・三
岡(ミツオカ)駅・乙女(オトメ)駅・東小諸(ヒガシコモロ)駅・小諸駅。
こうみまち
【小海町】
◇[日]Koumi Machi
○長野県東部、南佐久郡(ミナミサクグン)の町。
八ヶ岳北東部の裾野、千曲川に沿う町。
こうみょう《かうめう》
【巧妙】
○すぐれて巧(タク)みであること。
◎巧妙な細工
こうみょう《くわうみやう》
【光明】
○(1)明るい光。
○(2)[仏]仏の徳の光り。仏の身の光り。
○(3)[仏]真理を照らし出す仏の光。
◎光明遍照(ヘンジョウ)
こうみょうせい《くわうみやうせい》
【光明星】
○[宇]北朝鮮の通信実験衛星。
⇒くあんみょんそん(クアンミョンソン,光明星)
こうみょうたん《くわうみやうたん》
【光明丹】
○⇒えんたん(鉛丹)
こうみょうにっぽう《くわうみやうにつぽう》
【光明日報】
◇[中]Guangming Ribao
○[通]中国の知識人向け新聞。中国の主要な全国紙の一つ。
こうみょうへんじょう《くわうみやうへんぜう》
【光明遍照】
○(1)[仏]阿弥陀仏(アミダブツ)の慈悲が広大無辺であること。
阿弥陀仏の体から発する光明は広く十方世界を照らし、称名
(ショウミョウ)や念仏をする衆生(シュジョウ)を光明の中に集めて一人も
捨てないという。
○(2)[仏]念仏の時に唱える言葉。
★こうみん
【公民】
○旧市町村制で、公務に参与する権利・義務を有した者。
◎公民館
★こうみんかせいさく《くわうみかくわせいさく》
【皇民化政策】
○[歴]
参考⇒そうしかいめい(創氏改名)
こうみんかん《こうみんくわん》
【公民館】
○[社]社会教育法に基づき、市区町村が設置している施設・集
会所。
住民のために実生活に即した教育・学術・文化に関する各種
事業を行う施設で、住民の自主的な社会活動の場として提供さ
れる。
◎1946. 7. 5(昭和21)文部省、市町村に公民館設置を通牒。
1959(昭和34)文部省、面積を330平方メートル以上、会議室
・図書室などを敷設、小中学校の通学区域や人口密度などに応
じて対象区域を定める、などの基準を告示。
こうむ
【校務】
○(1)[教]学校で行われる業務全般。
○(2)[教]特に、教職員の用務。
こうむいん《こうむゐん》
【校務員】
○[教]用務員の言い換え。
⇒ようむいん(用務員)
ごうむね《がふむね》
【合棟】
○[歴]⇒ごうむね(乞胸)
ごうむね《ごふむね》
【乞胸】
○[歴]江戸時代、編笠(アミガサ)をかぶり市中の辻(ツジ)で芸など
をして銭(ゼニ)を乞(コ)うた乞食(コジキ)芸人の集団。
浅草寺の裏の奥山(オクヤマ)や両国広小路などで、辻噺(ツジバナシ)
・辻講釈・物まね・あやつり・綾取(アヤトリ)・猿若(サルワカ)・江戸
万歳(マンザイ)・辻放下(ツジホウカ)などを演じた。
「合棟(ゴウムネ)」とも書く。
◎当時、乞食は非人(ヒニン)に扱われ、乞胸は非人ではないが芸
能を統轄する非人頭の配下にあった。
参照⇒ひにんよせば(非人寄場)
★こうむる
【蒙る】
○
こうめい
【孔明】
◇[中]Kongming
○[人]⇒しょかつこうめい(諸葛孔明)
ごうめいしょう《がふめいしよう》
【合鳴鐘】
◇[フ]carillon
○[楽]⇒かりよん(カリヨン)
こうめいとう《こうめいたう》
【公明党】
○[政]創価学会を母体に発足した政党。
党本部は東京都新宿区南元町(ミナミモトマチ)。
参照⇒そうかがっかい(創価学会)
〈歴代代表〉
神崎武法:1998.11.〜。
太田昭宏:2006. 9.30〜。
◎創価学会政治連盟として発足。
1962. 1.17(昭和37)公明政治連盟(公政連)と改称。
1964(昭和39)改組して政党を結成。
1970. 5. 3(昭和45)池田大作会長、政教分離を表明。
1970. 6.25(昭和45)第8回党大会で創価学会依存を解消。
1998.11.(平成10)神崎武法、党代表に就任。
1999.10.(平成11)自由民主党・自由党と連立政権を樹立。
こうめいとう
【孔明灯】
◇[中]Kongming deng
○中国の三国時代の軍師、諸葛亮(ショカツ・リョウ)孔明が夜間連絡の
ために発明したという熱気球の一種。
春節(旧正月)・結婚式などのお祝いの夜、紙風船にロウソク
を入れ、その熱気で空に飛ばすもの。
「天灯(tiandeng)」とも呼ぶ。
参照⇒にしきむら(西木村)
こうめん《くわうめん》
【光綿】
◇[英]staple fiber
○⇒すてーぷるふぁいばー(ステープルファイバー,ステープル
・ファイバー)
こうもう《かうまう》
【膏肓】
○⇒こうこう(膏肓)
こうもうい
【紅毛夷】
○[古]中国明朝時代の北欧系オランダ人・ドイツ人の呼称。
参照⇒ふらんき(仏朗機,仏狼機)(1)
★こうもくてん《くわうもくてん》
【広目天】
【廣目天】
○[仏]四天王の一つ。西方を守護するインドの神。
龍と冨單那(フタンナ)を足の下に踏み従えている。
◎目が大きいので「広目天」と呼ばれる。
★こうもり《かうもり》
【コウモリ】
【蝙蝠】
○(1)[哺]哺乳類翼手目に属する動物の総称。
超音波を出し、その反射で物体を感知する(エコーロケーショ
ン)。
古称は「かわほり(蝙蝠)」。
参照⇒ちすいこうもり(チスイコウコリ,血吸蝙蝠)
◎英語:バット(bat)/フリターマウス(flittermouse)。
ドイツ語:フレーダーマオス(Fledermaus)。
フランス語:ショブスリ(chauve-souris)。
スペイン語:ムルシエラゴ(murcielago)。
イタリア語:ピピストレッロ(pipistrello)。
◎アブラコウモリ(イエコウモリ):ピピストレル(pipistrel)。
フルーツコウモリ(オオコウモリ属):フルーツバット(fruit
bat)/カロング(kalong)。
オオコウモリ(ヤマコウモリ属):ノクチュール(noctule)/
フライングフォックス(flying fox)。
チスイコウモリ(吸血コウモリ)(中南米産):バンパイアパッ
ト(vampire bat)。
○(2)⇒こうもりがさ(こうもり傘,コウモリ傘,蝙蝠傘)
★こうもりが《かうもりが》
【コウモリガ】
【蝙蝠蛾】
○(1)[昆]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)コウモリガ上科
(Hepialoidea)コウモリガ科(Hepialidae)のガの総称。
幼虫はスギ・キリなど多くの樹幹に穴をあける害虫。
○(2)[昆]([学]Endoclita excrescens)(1)の一種、属(Endoclita)
開張8〜9センチメートル。
こうもりがさ《かうものがさ》
【こうもり傘】
【コウモリ傘】
【蝙蝠傘】
◇[英]umbrella
○細い鉄の骨に絹・木綿・ナイロンなどの布を張って、柄(エ)
をつけた雨天用の洋傘。
単に「こうもり(コウモリ,蝙蝠)」とも呼ぶ。
参照⇒あんぶれら(アンブレラ)
◎イギリスの首都ロンドンでは紳士の必需品とされ、傘を細く
巻く職人もいる。しかし、一度差すと巻いてもらう必要がある
ので、多少の雨では傘を差さないという。
◎傘を開いた形が、翼を広げたコウモリの姿に似ているから。
こうもりもく《かうもりもく》
【コウモリ目】
【蝙蝠目】
○[哺]翼手目の別称。
⇒よくしゅもく(翼手目)
こうもん《かうもん》
【江門】
◇[中]Jiangmen
○⇒こうもんし(江門市)
こうもん《かうもん》
【肛門】
◇[英]anus
○[医]消化器官の末端で、直腸の終る所にある孔(アナ)。尻の孔。
大便を排出する器官。
俗に「菊座(キクザ)」とも呼ぶ。
◎「アナル(anal)」は「アヌス(anus)」の形容詞。
こうもん《くわうもん》
【黄門】
○(1)中納言の唐名。
○(2)[人]水戸権中納言の徳川光圀(ミツクニ)の異称。
⇒『人名辞典』とくがわ みつくに(徳川 光圀)
★こうもん《かふもん》
【閘門】
◇[英]lock gate/sluice( スルース)/sluice gate
○(1)運河・放水路・貯水池などで、水量調節する水門・堰(セキ)。
○(2)高低差のある運河で、閘室(sluice chamber)の水面を昇
降させて船舶を航行させる装置。
こうもん《かうもん》
【衡門】
○[建]⇒かぶきもん(冠木門)
★ごうもん《がうもん》
【拷問】
◇[英]torture
○
参照⇒いしだき(石抱き)
こうもんし《かうもんし》
【江門市】
◇[中]Jiangmen Shi
○中国南東部、広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)南部の省直
轄市(地級市)。
行政所在地は江海区。
〈面積〉
9,443平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)383万人。
〈管轄3区〉
江海区(Jianghai Qu)。
蓬江区(Pengjiang Qu)。
新会区(Xinhui Qu)。
〈管轄4市〉
台山市(Taishan Shi):⇒たいざんし(台山市)
開平市(Kaiping Shi)。
鶴山市(Heshan Shi)。
恩平市(Enping Shi)。
★ごうもんとうきんしじょうやく《がうもんとうきんしでうやく》
【拷問等禁止条約】
○[法]受刑者などへの非人道的な取り扱いを禁止した国際条約。
◎1999(平成11)日本、加入。
2002. 8.(平成14)加入国数、130ヶ国。
参照⇒なごやけいむしょ(名古屋刑務所)
こうもんのじってつ
【孔門の十哲】
○[人]孔子(Kongzi)の門人三千人の中で特に優(スグ)れた十人
の弟子(デシ)の総称。
「四科十傑(sike shijie)(シカジッケツ)」とも呼ぶ。
〈徳行〉
顔回(Yan Hui)(ガン・カイ)(顔淵)。
閔子騫(Min Ziqian)(ビン・シケン)。
冉伯牛(Ran Boniu)(ゼン・ハクギュウ)。
仲弓(Zhonggong)(チュウキュウ)(冉雍)。
〈言語〉
宰予(Zai Yu)(サイ・ヨ)(宰我)。
子貢(Zigong)(シコウ)。
〈政事〉
冉求(Ran Qiu)(ゼン・キュウ)(冉有)。
子路(Zilu)(シロ)(季路)。
〈文学〉
子游(Ziyou)(シユウ)。
子夏(Zixia)(シカ)。
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