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百 科 辞 書 《こさ》 編集:獨 澄旻
-------- こさ --------------------------------------------------
こーさ
【コーサ】
◇Xhosa
○⇒こーさぞく(コーサ族)
こざ
【コザ】
◇[日]Koza
○[古]⇒こざし(コザ市)
こさい
【湖西】
◇[日]Kosai
○⇒こさいし(湖西市)
★ごさい
【後妻】
○
「継室(ケイシツ)」,「後添(ノチゾ)い」とも呼ぶ。
参照⇒そろれーと(ソロレート)
◎東北方言では「茶貰(チャモラ)い」。
◎先妻の子から見れば「継母(ママハハ)」。
ごさい
【五彩】
【五采】
○⇒ごしき(五色)
◎「采」は「彩」のことで「いろどり」の意味。
★こさいきん
【古細菌】
○[生]他の生物では生存できない特殊な環境で生育する細菌の
総称。
深海の熱水が噴出する高圧・高温や高酸・高濃度塩分などの
環境で生きている。
核をもたず、細菌と異なる化学成分の細胞壁をもつ。
真正細菌(原核生物)と真核生物との中間に位置する。
◎2008. 7,(平成20)海洋研究開発機構極限環境生物圏研究セン
ターの高井研ディレクターら、インド洋中央海嶺(カイレイ)の深海
底から採取した超好熱メタン菌を、高圧培養装置で400気圧・
122度の環境で増殖させることに成功。採取場所は水深2,450メ
ートル、360度の熱水が噴出する箇所で、その環境を人工的に
作るのは技術的にできないだけとする。
こさいし
【湖西市】
◇[日]Kosai Shi
○静岡県南西端の市。浜名湖西岸に位置し、西部を愛知県に隣
接。
◎1972(昭和47)市制施行。
ございしょがたけ
【御在所岳】
◇[日]Gozaisho ga Take
○[地]⇒ございしょやま(御在所山)
ございしょだけ
【御在所岳】
◇[日]Gozaisho Dake
○[地]⇒ございしょやま(御在所山)
ございしょやま
【御在所山】
◇[日]Gozaisho Yama
○[地]滋賀県東近江市(ヒガシオウミシ)と三重県三重郡(ミエグン)菰野
町(コモノチョウ)の境にある、鈴鹿山脈(スズカサンミャク)の主峰。標高
1,212メートル。
鈴鹿国定公園に含まれる。
「御在所岳(ゴザイショダケ,ゴザイショガタケ)」とも呼ぶ。
◎1891(明治24)1,209.1メートルと測量。
1980(昭和55)1.209.8メートルに修正。
1990(平成 2)1,212メートルに修正。
◎垂仁天皇の皇女倭姫命の巡行の際に御在所を営まれたことか
らという。
滋賀県側の旧住所は神崎郡(カンザキグン)永源寺町(エイゲンジチョウ)
甲津畑(コウヅハタ)。
ごさいみんあんじ
【後催眠暗示】
◇[英]posthypnotic suggestion
○[心]催眠状態中にある暗示を与え、被催眠者が覚醒した後に
特定の合図でその暗示通りの行動をとるようにこと。また、そ
の暗示。
参照⇒さぶりみなるこうこく(サブリミナル広告)
こさいん
【コサイン】
【cos】
◇[英]cosine
○[数]三角関数の一つ。
三角形ABCで、ABが斜辺、BCが底辺で、角Cが直角の
とき、BC/ABを角B(α)のコサインという。
cosα=BC/AB
「余弦(ヨゲン)」とも呼ぶ。
◎逆数:⇒せかんと(セカント,sec)
ごさいんたん
【ゴサインタン】
◇[梵]Gosainthan(聖者の居所)
○[地]⇒ししゃぱんま(シシャパンマ)
ごさいんたーん
【ゴサインターン】
◇[梵]Gosainthan(聖者の居所)
○[地]⇒ししゃぱんま(シシャパンマ)
こざかあいいせき《こざかあひゐせき》
【小阪合遺跡】
○[歴]大阪府八尾市(ヤオシ)小阪合町(コザカアイチョウ)にある古墳時代
の遺跡。
こざかいちょう《こざかゐちやう》
【小坂井町】
◇[日]Kozakai Cho
○愛知県南東部、宝飯郡(ホイグン)の町。
◎弥生式遺跡がある。
こさかこうざん《こさかくわうざん》
【小坂鉱山】
◇[日]Kosaka Kozan
○[鉱]秋田県北部、鹿角郡(カヅノグン)小坂町(コサカマチ)にある鉱山。
産出する鉱石は黒鉱(クロコウ)と呼ばれ、銅・鉛・亜鉛・銀・金
などを精製。
参照⇒はなおかこうざん(花岡鉱山)
◎1861(文久元)発見され、南部藩の直営。
明治維新で官営となる。
民営。
こさかてつどう《こさかてつだう》
【小坂鉄道】
○[鉱][交]秋田県北東部、大館市(オオダテシ)と秋田県鹿角郡(カヅ
ノグン)小坂町(コサカマチ)を結ぶ小坂製錬株式会社の鉱山鉄道。延長、
22.5キロメートル。
小坂製錬所の製錬の際に回収される濃硫酸の輸送に使用され
ている。
◎小坂鉱山で産出される銅・鉛などの鉱石・精製品の輸送は、
現在はすべてトラック輸送で行われているが、トラックでは濃
硫酸の輸送に問題があるため、鉄道輸送が行われているもの。
◎1989.10.(平成元)同和鉱業から小坂製錬所が小坂製錬株式会
社として分離されたため、小坂鉄道も新会社に移管。
1994. 9.(平成 6)旅客輸送を廃止。
精錬所ではその高い精錬技術を応用して、電子基板から金な
どの貴金属・レアメタルの回収を行っている。
参照⇒かたかみてつどう(片上鉄道)
◎旅客輸送当時の停車駅。
大館駅・岱野(タイノ)駅・東岱野駅・小雪沢(コユキサワ)駅・雪沢温
泉駅・新沢(シンサワ)駅・深沢(フカサワ)駅・茂内(シゲナイ)駅・籠谷(カゴ
ヤ)駅・古館(フルダテ)駅・小坂駅。
こさかまち
【小坂町】
◇[日]Kosaka Machi
○秋田県北東部、鹿角郡(カヅノグン)の町。
◎岐阜県益田郡(マシタグン)には小坂町(オサカチョウ)があった。
こざがわちょう《みざがはちやう》
【古座川町】
◇[日]Kozagawa Cho
○和歌山県東南部、東牟婁郡(ヒガシムログン)の町。
◎東牟婁郡には古座町(コザチョウ)もある。
★こさく
【小作】
◇[英]farm tenancy
○[農]
参照⇒かじし(加地子)
こさくそうぎ《こさくさうぎ》
【小作争議】
○[経]地主と小作人との間で、小作料・耕作権など小作関係に
ついて起る紛争。
◎農業恐慌や労働運動の発展とあいまって、大正中期から昭和
初期にかけて各地で勃発。
1935(昭和10)戦前の最高を記録する。
こさくにん
【小作人】
○小作に従事する農民。
「かまど(竈,竃)」とも呼ぶ。
参照⇒かいんのまつえい(カインの末裔)
こさーじ
【コサージ】
◇[英]corsage
○⇒こさーじゅ(コサージュ)
こざし
【コザ市】
◇[日]Koza Shi
○[古]沖縄県、沖縄島の中南部にあった市。
米軍用地が市域の75%を占め、市民の82.2%がバー・飲食店
・みやげもの店などサービス業・商業に依存する典型的な基地
の町であった。
〈面積〉
25.58平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)5万8,658人。
◎第二次世界大戦前は畑作農村。
戦後、アメリカ軍が駐留して急激に都市化。
1956(昭和31)市制。
1974(昭和49)美里村と合併し、沖縄市となる。
参照⇒おきなわし(沖縄市)
◎「コザ」はアメリカ軍が越来村(ゴエクソン)胡屋(ゴヤ)を呼び誤っ
て定着したもの。
ごさしこふん
【五社神古墳】
○[歴]奈良県奈良市山陵町(ミササギチョウ)にある、4世紀後半から
5世紀初めと考えられている古墳。全長約275メートルの前方
後円墳。
宮内庁が管理する陵墓の一つで、狭城盾列池上陵(サキノタタナミノイ
ケノエノミササギ)(神功皇后陵)に比定されている。
参照⇒じんぐうこうごう(神功皇后)
◎2008. 2.22(平成20)宮内庁初の許可で、日本考古学協会など
16学会が墳丘最下段部分を1周を一周する立ち入り調査を実施。
こさーじゅ
【コサージュ】
◇[フ]corsage、[英]corsage
○(1)婦人が襟元・胸・胴・肩などにアクセサリーとしてつけ
る小さな花や花飾り。
「コサージ」とも呼ぶ。
◎本来は生花であるが、今日では主に造花。
○(2)[服]婦人服の胴部。また、胴着。
「コルサージュ」とも呼ぶ。
こーさぞく
【コーサ族】
◇Xhosa
○南アフリカ共和国南東部に住む一部族。
バンツー諸語のコーサ語を話す。
こざちょう《みざちやう》
【古座町】
◇[日]Koza Cho
○和歌山県東南部、東牟婁郡(ヒガシムログン)の町。
◎東牟婁郡には古座川町(コザガワチョウ)もある。
こさつ
【故殺】
○(1)故意に人を殺すこと。
○(2)[古][法]一時の激情によって生じた殺意で、過失からで
はなく故意に人を殺すこと。
◎旧刑法では謀殺(ボウサツ)と区別したが、現行法では認めてい
ない。
ごさつ
【誤殺】
○(1)誤って人を殺すこと。
○(2)[法]目的の人と間違えて他の人を殺すこと。
こさつき
【小五月会】
○⇒こさつきえ(小五月会)
こさつきえ《こさつきゑ》
【小五月会】
○中世、近江国(オウミノクニ)(滋賀県)坂本の日吉神社(ヒエジンジャ)
(現:日吉大社)で陰暦五月九日に行われた祭礼。
「小五月祭(マツリ)」とも、単に「小五月」とも呼ぶ。
こさつきまつり
【小五月会祭】
○⇒こさつきえ(小五月会)
★こさっく
【コサック】
【哥薩克】
◇[英]Cossack(コサック)、[露]Kazak(カザーク,カザック)、
[独]Kosak(コザック)、[フ]Cosaque、[中]Gesake(哥薩克)
○(1)[歴]ロシア辺境地の農民・戦士集団。南方の辺境に移住
した農民とその子孫や、トルコ族との混血。
◎ウラル・コサックの拠点はウラル山脈南西部のオレンブルグ
(Orenburg)。
○(2)[古]カザフスタン(Kazakhstan)・カザフ共和国の別称。
⇒かざふすたんきょうわこく(カザフスタン共和国)
こざっく
【コザック】
◇[独]Kosak
○[歴]⇒こさっく(コサック,哥薩克)
こさっくだんす
【コサック・ダンス】
◇[英]Cossack dance
○(1)ロシア・ウクライナ(小ロシア)などの農民による民族舞
踊。男女で踊る。
○(2)特に、腕を組み、腰を低く落として跳ねながら、足を交
互に伸ばしたり曲げたりして踊る、男の激しい舞踊。
◎戦いに勝ったときに酔いどれて踊ったのが始まりとされる。
こざなか
【小魚】
【小肴】
○小さい魚。
「ざこ(雑魚,雑喉)」,「じゃこ(雑魚,雑喉)」とも呼ぶ。
こーさのすとら
【コーサノストラ】
◇[伊]La Cosa Nostra
○⇒まふぃあ(マフィア)(1)
こーざのすとら
【コーザノストラ】
◇[英]Cosa Nostra
○⇒まふぃあ(マフィア)(2)
ごさん
【五山】
○⇒ござん(五山)
ござん
【五山】
○(1)[地]五岳(Wu Yue)。
⇒ごがく(五岳)
○(2)[中国伝説](Wu Shan)仙人が住むという、渤海(ボッカイ)の
東方の海上にあるという五つの霊山の総称。
岱輿(Daiyu)(タイヨ)。
員(「山」偏+「喬」)(Yuanjiao)(インキョウ)。
方壺(Fanghu)(ホウコ):⇒ほうじょうさん(方丈山)
瀛州(Yingzhou)(エイシュウ):⇒えいしゅう(瀛州)
蓬莱(Penglai)(ホウライ):⇒ほうらい(蓬莱)
参照⇒さんしんざん(三神山)
○(3)[歴](Wu Shan)中国南宋(Nan Song)の官寺制度で、国家が
住持を任命する最高の禅寺五寺の総称。最高位で、十刹(ジッセツ)
の上位。
径山寺(Jingshan Si)(キンザンジ)。
育王寺(Yuwang Si)。
天竜寺(Tianlong Si)。
霊隠寺(Lingyin Si)(リンニジ)。
浄慈寺(Jingci Si)(ジンズジ):⇒じんずじ(浄慈寺)
住持は輪番で国祚(コクソ)の長久を祈願した。
◎首都の臨安府(Lin'an Fu)を中心に名刹から選定したもの。
○(4)[歴]足利幕府の庇護を受けた禅宗の公認された官寺とし
ての制度。
1386(<北>至徳 3)に一応の完成をみる。五山・十刹(ジッサツ,
ジッセツ)・諸山の三段階の寺格に編成される。
◎中国の南宋に始まる。
○(5)京都にある臨済宗の五大寺(六大寺)。
南禅寺を別格として、第一天竜寺・第二相国寺・第三建仁寺
・第四東福寺・第五万寿寺の寺。
「京都五山」,「京五山」,「北都五山」とも呼ぶ。
参照⇒まんじゅじ(万寿寺)
○(6)鎌倉にある建長寺・円覚寺(エンガクジ)・寿福寺・浄智寺・
浄妙寺の総称。
建長寺:鎌倉市山ノ内8:⇒けんちょうじ(建長寺)
円覚寺:鎌倉市山ノ内409:⇒えんがくじ(円覚寺,圓覺寺)
寿福寺:鎌倉市扇ガ谷1−17−7。
浄智寺:鎌倉市山ノ内1402:⇒じょうちじ(浄智寺)
浄妙寺:鎌倉市浄明寺3−8−31。
「鎌倉五山」とも呼ぶ。
参照⇒あまでらごさん(尼寺五山)
ごさんかにひそ《ごさんくわにひそ》
【五酸化二砒素】
○[化]⇒さんかひそ(酸化砒素)(2)
★ごさんきょう《ごさんきやう》
【御三卿】
○[歴]徳川家の一族、田安(タヤス)・一橋(ヒトツバシ)・清水(シミズ)
の三家。
賄料(マカナイリョウ)十万石であるが、大名ではなく藩や家臣を持
たない。
「三卿(サンキョウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ごさんけ(御三家)
ごさんけ
【御三家】
○(1)[歴]徳川家の一族、尾張(オワリ)・紀伊(キイ)(紀州)・水戸(ミ
ト)の三藩。親藩中の大藩で、諸大名の上に位した。
将軍を助け、将軍に子がない時は御三卿(ゴサンキョウ)とともに
尾張・紀伊家は継嗣を出した。
「三家(サンケ)」とも呼ぶ。
参照⇒きしゅうとくがわけ(紀州徳川家),ごさんきょう(御三
卿)
◎水戸藩主のみ、将軍の継嗣を出す特典はなく、代々副将軍と
して参勤交代をせず江戸に常駐した。
◎尾張徳川家の祖:徳川家康の第9子、徳川義直(ヨシナオ)。
紀州徳川家の祖:徳川家康の第10子、徳川頼宣(ヨリノブ)。
水戸徳川家の祖:徳川家康の第11子、徳川頼房(ヨリフサ)。
○(2)[社]1960年代の男性アイドル歌手、橋幸夫(ユキオ)・舟木一
夫・西郷輝彦(テルヒコ)の総称。
★ごさんけい
【呉三桂】
◇[中]Wu Sangui
○[人]中国、明末〜清初の武将(1612〜1678)。
ごさんじゅうじけん《ごさんじふじけん》
【五・三〇事件】
【五・三十事件】
【五卅事件】
◇[中]Wusa Can'an(五卅惨案)/Wusa Yundong(五卅運動)
○[歴]1925. 5.30(大正14)中国上海(シャンハイ)で起った反帝国主
義の民族運動。
同年2月日本人が経営する上海の紡績工場で中国人労働者の
労働争議が起き、ついに内外綿工場の争議で死傷者が出た。日
本人の工場で始まったにもかかわらず、イギリス人署長が発砲
命令を出したことから、 5.30これに抗議する学生の游行隊が
共同租界に入りイギリス官憲と衝突、英仏陸戦隊が発砲して多
数の死傷者が出た。
この事件を発端として各地に波及し、上海のみならず漢口・
南京・天津など各地で反帝運動が行われた。
特に広東・香港の場合は「沙面事件(Shamian Shijian)」と呼
ばれ、対英ゼネストに発展、同年6月から16ヶ月間にわたり外
国人に対する食料・水道の供給を絶ち、中国人の使用を禁止し
た。
参考⇒ごしうんどう(五・四運動),ひし(罷市)(2)
ごさんちく
【五三竹】
○[植]⇒ほていちく(ホテイチク,布袋竹)
ごさんねんのえき
【後三年の役】
○[歴]平安末期、前九年の役に続く奥州の戦乱、1083〜1087
(永保 3〜応徳 4,寛治元)。
前九年の役後、清原武則(タケノリ)が鎮守府将軍となったが、死
後に、清原家衡(イエヒラ)・武衡と一族の真衡らが内紛を起こす。
陸奥守源義家は藤原清衡を助けて、家衡・武衡らを金沢柵(カ
ネザワノキ)に攻めて平定。1088(寛治 2)義家は凱旋したが、これ
を清原氏の内紛と見なされたため、朝廷の恩賞はなかった。義
家は私財をもって部下をねぎらい、以後源氏は東国武士の間に
地盤を築いた。
◎京都では、源義家の介入(1086)から凱旋(1088)までを数えて、
「後三年の役」と呼んだもの。
ごさんぱん
【後三藩】
◇[中]Hou Sanfan
○[歴]⇒さんぱんのらん(三藩の乱)
こし
【コシ】
◇Koshi
○(1)(Koshi Zone)⇒こしちほう(コシ地方)
○(2)[地](Sapt Kosi)⇒こしがわ(コシ川)
こし
【故紙】
【古紙】
◇[英]used paper
○使って不要となった紙。
◎2008. 1.(平成20)大手製紙5社による年賀はがきの古紙配合
率の偽装が発覚。コピー用紙でも古紙100%が40%、70%が0
%などという偽装が発覚。
参照⇒せいし(製紙)
こーし
【コーシ】
◇[英]Mount Koussi
○[地]⇒えみこーし(エミコーシ)
こーしー
【コーシー】
◇Augustin Louis Cauchy
○[人]フランスの数学者(1789〜1857) 。
★こじ
【居士】
◇[梵]grhapati(グリハパティ)
○(1)[仏]
◎「在家(ザイケ)の男子」の意味。
古代インドでは商工業者を主とする富豪をさし、中国では学
徳が高くても仕官していない人を呼び、現在の日本では仏教に
帰依(キエ)している在家の男子をいう。
○(2)[仏]三十三身(サンジュウサンシン)の一つ、五人身(ゴニシンシ)の一
つ。
「居士身」とも呼ぶ。
参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身)
★ごし
【呉子】
◇[中]Wuzi
○[人]中国、戦国時代の政治家・兵法家呉起(Qi)(ゴ・キ)の尊称。
こじあく
【コジアク】
◇Kodiak
○⇒こでぃあっく(コディアック)
こじあくとう《こぢあくたう》
【コジアク島】
◇[英]Kodiak Island
○[地]⇒こでぃあっくとう(コディアック島)
こしあすこ
【コシアスコ】
◇[英]Thaddeus Kosciusko
○[人]⇒こしゅーしこ(コシューシコ)
こしあすこさん
【コシアスコ山】
◇[英]Mount Kosciusko
○[地]オーストリア大陸南東部、オーストラリア・アルプス
(Australian Alps)にある最高峰。
標高2,230メートルで、大陸の最高峰でもある。
◎アメリカ独立戦争に活躍したポーランドの軍人コシューシコ
(Tadeusz Kosciuszko)に因(チナ)む。
参照⇒こしゅーしこ(コシューシコ)
こじあっく
【コジアック】
◇Kodiak
○⇒こでぃあっく(コディアック)
こじあっくとう《こぢあつくたう》
【コジアック島】
◇[英]Kodiak Island
○[地]⇒こでぃあっくとう(コディアック島)
★こしあぶら
【コシアブラ】
【漉し油】
【漉油】
【金漆】
◇[学]Acanthopanax sciadophylloides
○[植]セリ目(Apiales)ウコギ科(Araliaceae)ウコギ属(Acan-
thopanax)の落葉高木。
若芽はタラの芽のようにテンプラ・お浸しなどにして食べる。
「ゴンゼツノキ(金漆の木)」,「ゴンゼツノキ(金漆)」とも呼ぶ。
参照⇒ごんぜつ(ゴンゼツ,金漆)(2)
◎タラノキはウコギ科タラノキ属(Aralia)。
こしあぶら
【漉し油】
【漉油】
【金漆】
○⇒ごんぜつ(ゴンゼツ,金漆)(2)
こしいた
【腰板】
◇[日]koshi'ita
○(1)[建]壁・障子(ショウジ)・垣根などの下部に張った板。
「こしばりいた(腰張り板,腰張板)」とも呼ぶ。
参照⇒こししょうじ(腰障子),ささもく(笹目,笹木,笹杢)
○(2)[服]男子用の袴(ハカマ)の後ろ腰(袴腰)に当てる台形の板。
参照⇒はかまごし(袴腰)(1)
◎女袴(オンナバカマ)では腰板がない。
参照⇒おんなばかま(女袴)
★こじいん《こじゐん》
【孤児院】
○[古]
参照⇒ようごしせつ(養護施設)
◎日本最初の孤児院は、石井十次(ジュウジ)が1887(明治20)岡山
に創設した孤児教育会(のち岡山孤児院)。
◎英語では「オーファニッジ(orphanage)」。
ドイツ語では「ワイゼンハオス(Waisenhaus)」。
★ごじいん《ごぢゐん》
【護持院】
○[歴]江戸神田橋外(現:千代田区神田錦町)にあった真言宗の
寺。山号は元禄山。
こしうすこさん
【コシウスコ山】
◇[英]Mount Kosciusko
○[地]オーストラリア大陸南東端、オーストラリアアルプス
(Australian Alps)(スノーウィ山地)にある高山。
標高2,230メートルで、オーストラリア大陸の最高峰。
参照⇒じゃや(ジャヤ)
ごしうんどう
【五・四運動】
◇[中]Wusi Yundong、[英]May Fourth Movement
○[歴]1919. 5. 4(大正 8)中国北京(ペキン)で始まった愛国・反
帝の民族運動。
第一次世界大戦のパリ講和会議で中国が提訴した日本の二十
一ヶ条要求の廃棄や山東の利権返還が容(イ)れられなかったた
め、ベルサイユ条約調印反対・反日本帝国主義を唱えて北京の
学生約3,000人がデモ(示威運動)を起した。全国的に波及し、
段祺瑞(ダン・キズイ)内閣の親日要人を罷免(ヒメン)、条約調印を拒
否させた。
また、人民大衆による日貨排斥や労働者のスト(罷業)が起き、
民族産業擁護運動・反帝国主義にまで発展した。さらに儒教排
斥などの反封建主義の性格を持つ思想運動・白話運動などの文
学革命・注音字母による識字運動など各種の啓蒙運動が行われ、
中国の民主主義革命の発端となった。
参考⇒ごさんじゅうじけん(五・三〇事件)
◎同年3月に起きた朝鮮の三・一独立運動から大きな影響を受
けた。
参照⇒さんいちどくりつうんどう(三・一独立運動)
こじぇど
【コジェド】
【巨済島】
◇[朝]Kojedo
○[地]⇒きょさいとう(巨済島)
こじぇね
【コジェネ】
◇[英]cogeneration
○コジェネレーションの和略語。
⇒こじぇねれーしょん(コジェネレーション)
こじぇねれーしょん
【コジェネレーション】
◇[英]cogeneration
○同一燃料・同一エネルギー源から、電力と熱など二つ以上の
エネルギーを取り出して有効利用すること。または炉などの廃
熱(排熱)を発電や給湯・暖冷房に再利用すること。
「コージェネレーション」,「コジェネ」,「熱電併給」,「熱併給発
電」,「電気・熱併給」,「廃熱発電」とも呼ぶ。
参照⇒えくせるぎー(エクセルギー)
こーじぇねれーしょん
【コージェネレーション】
◇[英]cogeneration
○⇒こじぇねれーしょん(コジェネレーション)
こじぇま
【コジェマ】
【COGEMA】
◇[フ]Compagnie Generale des Matieres Nucleaires
○[原]⇒こじま(コジマ,COGEMA)
こしぇる
【コシェル】
◇[英]Kosher
○[宗][食]⇒こしゃー(コシャー)
こーしぇる
【コーシェル】
◇[英]Kosher
○[宗][食]⇒こしゃー(コシャー)
ごーしぇん
【ゴーシェン】
◇Goshen
○(1)[宗]⇒ごせん(ゴセン)
○(2)アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)
南部にあるオレンジ郡(Orange County)の郡都。
○(3)アメリカ合衆国中東部、インディアナ州(Indiana State)
北端のエルクハート郡(Elkhart County)中央部にある郡都。
アーミッシュ派(Amish)とメノー派教徒(Mennonites)の居住
地区がある。
〈人口〉
1990(平成 2)2万3,797人。
こしお《こしほ》
【小潮】
◇[日]koshio、[英]neap tide
○[気]潮の満(ミ)ち干(ヒ)きの差が最小となる潮汐。また、その
ような状態や時期。
地球から見て月と太陽とが直角の方向に位置する時、互いの
起潮力が打ち消しあって起き、上弦(ジョウゲン)または下弦(カゲン)
の月の1・2後、約半月ごとに生ずる。
⇔おおしお(大潮)
こしおれやね《こしをれやね》
【腰折れ屋根】
○[建]⇒まんさーどりーふ(マンサード・リーフ)
こじがた
【巾子形】
◇[日]kojigata
○[建]左右に開く門扉(モンピ)(ドア)の中央の地面に据(ス)えら
れている石。
門扉を閉じたときに抑え止めるためのもの。
こじかのばんび
【子鹿のバンビ】
○[楽]坂口淳作詞、平岡照章作曲の童謡。
こしかべ
【腰壁】
◇[英](単数形)podium/(複数形)podiums/podia
○[建]競技場と観客席の間などにある、腰くらいの高さの囲い。
「ポディウム」とも呼ぶ。
こしがみ
【濾紙】
【濾し紙】
【漉し紙】
○⇒ろし(濾紙,ろ紙)
こしがや
【越谷】
◇[日]Koshigaya
○(1)⇒こしがやし(越谷市)
○(2)[交]⇒こしがやえき(越谷駅)
こしがやえき
【越谷駅】
○[交]埼玉県越谷市弥生町(ヤヨイチョウ)にある東武伊勢崎線の駅。
新越谷(シンコシガヤ)駅と北越谷(キタコシガヤ)駅の間。
◎JR武蔵野線には南越谷(ミナミコシガヤ)駅と越谷レイクタウン駅
がある。
こしがやし
【越谷市】
◇[日]Koshigaya Shi
○埼玉県南東部の市。
桐ダンスなど桐工芸が盛ん。
〈面積〉
1970(昭和45)60平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)19万6,000人。
◎もと奥州街道の宿駅町。
こしがわ《こしがは》
【コシ川】
◇Sapt Kosi、[英]the Koshi River
○[地]ネパール東部からインド北部を流れるガンジス川(the
Ganges)の支流。全長725キロメートル。
★こしき
【甑】
○(1)[料]米・豆などを蒸(ム)すのに用いた土器。
のち、木製の蒸籠(セイロウ)が用いられるようになった。
参照⇒せいろう(蒸籠)
○(2)[俗][工]小型のキューポラ。
⇒きゅーぽら(キューポラ)(2)
★こじき
【乞食】
○
「こつじき(乞食)」,「かたい(乞丐,傍居)」,「垣外(カイト)」,「御薦
(オコモ)」,「御薦さん」,「ほいと(陪堂,乞児,乞食)」,「ほいど(陪堂,
乞児,乞食)」とも呼ぶ。
ごしき
【五色】
○(1)[色]五種類の色。また、種々の色。
特に青・黄・赤・白・黒のこと。
「ごさい(五彩,五采)」とも呼ぶ。
参考⇒せいしょく(正色),ごてい(五帝)(2),ごしきのいと(五
色の糸)(2)
◎五色不動
◎「しき(色)」は呉音で、漢音で「ごしょく(五色)」とも呼ぶ。
◎チベット仏教では、青(天)・白(水)・赤(火)・緑(気)・黄
(地)。
○(2)いろいろな種類。多種。多様。とりどり。
○(3)[植]ウリの別称。
⇒うり(ウリ,瓜)
○(4)[古]⇒ごしきちょう(五色町)
ごしき
【五識】
○(1)[仏]五根(五つの感覚)によって生ずる認識作用。眼識・
耳識(ニシキ)・鼻識・舌識・身識の五つの総称。
眼根による色境、耳根による声境、鼻根による香境、舌根に
よる味境、身根による触境の五境を認知する五つの心。
○(2)[仏]『起信論』の業識・転識・現識・智識・相続識の総
称。
ごしきがわ《ごしきがは》
【五色革】
○⇒はるしゃがわ(波斯革)
こじききょうだん《こじきけうだん》
【乞食教団】
○[俗][宗]⇒たくはつしゅうどうかい(托鉢修道会)
こしきじまれっとう《こしきじまれつたう》
【甑島列島】
◇[日]Koshikijima Retto
○[地]九州南西部、鹿児島県串木野市(クシキノシ)の沖合にある列
島。
下甑島(シモコシキジマ)を主島に中甑島(ナカコシキジマ)・上甑島(カミコシキ
ジマ)の3島と、その他の小島から成る。
鹿児島県薩摩郡(サツマグン)の里村(サトムラ)・上甑村(カミコシキムラ)・
鹿島村(カシマムラ)・下甑村(シモコシキソン)に所属。
「甑列島(コシキレットウ)」とも呼ぶ。
こじきそうだん
【乞食僧団】
○[俗][宗]⇒たくはつしゅうどうかい(托鉢修道会)
ごしきだい
【五色台】
◇[日]Goshikidai/Goshiki Dai
○[地]香川県北部、高松市(タカマツシ)・坂出市(サカイデシ)の境界に
広がる溶岩台地。
南北約10キロメートル・東西約8キロメートルのほぼ平坦な
台地に、白峰(シラミネ)・青峰(アオミネ)・黒峰(クロミネ)・紅峰(コウノミネ)
・黄ノ峰(キイノミネ)の五つの峰がほぼ南北に連なり、最高点は大
平山(オオヒラヤマ)(479メートル)。
瀬戸内海国立公園に含まれ、瀬戸内海が一望できる景勝地。
四国八十八箇所の第81番札所の陵松山(リョウショウザン)白峯寺(シロ
ミネジ)(坂出市)と第82番札所の青峰山(アオミネザン)根香寺(ネゴロジ)
(高松市)がある。
参照⇒しらみね(白峰)(1),こくぶだい(国分台),さぬきがん
(讃岐岩)
◎第二次世界大戦後の名称。
ごしきちょう《ごしきちやう》
【五色町】
◇[日]Goshiki Cho
○[古]兵庫県の淡路島(アワジシマ)、津名郡(ツナグン)の町。
◎2006. 2.11(平成18)洲本市(スモトシ)に編入。
ごしきのいと
【五色の糸】
○(1)青・黄・赤・白・黒の五色の糸。五色の糸を一条により
合わせたもの。
○(2)[仏]念仏信者の臨終の儀式として、阿弥陀像の手から自
分の手へ掛け渡し、浄土へ極楽往生できるように引接(インジョウ)
を願った青・黄・赤・白・黒の五色の糸。
参照⇒やまごえあみだ(山越え阿弥陀,山越阿弥陀,山越阿彌
陀),じょうるりじ(浄瑠璃寺)
○(3)[暦]七夕(タナバタ)に、女性が機織(ハタオリ)や裁縫(サイホウ)が上
手になることを願って、笹竹(ササダケ)に飾る五つの色の糸。
○(4)[楽]長唄の一つ。二世杵屋勝三郎、作曲。
七夕に恋人を思う娘心を歌った素唄。
ごしきのくも
【五色の雲】
○⇒さいうん(彩雲)
ごしきのせん
【五色の賤】
【五色の賎】
○[歴]律令制下の五種の賤民の総称。
陵戸(リョウコ)・官戸(カンコ)・家人(ケニン)・公奴婢(クヌヒ)・私奴婢
(シヌヒ)の等級があり、陵戸・官戸・公奴婢は官有で、家人・私
奴婢は民有。
朝廷・官司(カンシ)・豪族の雑役に従事した。
うち、公奴婢と私奴婢は重労働に従事し、家族生活も許され
なかった。しかし、公奴婢は66歳以上になると官戸に昇格する。
良民との婚姻は禁止されていた。
単に「五賤(五賎)」とも呼ぶ。
参照⇒くぬひ(公奴婢),こんりょう(今良)
◎ 789(延暦 8)良賤通婚で生れた子はすべて良民に編入となり、
この制度は次第にすたれていった。
ごしきふどう
【五色不動】
○第3代将軍徳川家光のとき、江戸市中の主な不動尊を選び五
色に割り当て、国家安穏と天下太平を祈願したのがはじまり。
「江戸五色不動」,「府内五色不動」とも呼ぶ。
◎<1>目黒不動は天台宗滝泉寺(ロウセンジ)(目黒区下目黒3丁目)。
<2>目白不動は真言宗豊山派金乗院(豊島区高田2丁目)。も
と新長谷寺(文京区関口2丁目)にあったが廃寺になったために
金乗院に移転。
<3>目青不動は天台宗数学院(世田谷区太子堂4丁目)。もと
港区麻布谷町(現:六本木)の勧行寺(または正善寺)にあったが
1882(明治15)青山南町にあった数学院に移転。数学院は1910
(明治43)三軒茶屋に移転。
<4>目赤不動は天台宗南谷寺(文京区本駒込1丁目)。三重県
赤目山で授かった赤目不動が本尊であるが、家光の命で改名。
<5>目黄不動は天台宗永久寺(台東区三ノ輪2丁目)。
◎天台宗最勝寺(江戸川区平井1丁目)の目黄不動も江戸五色不
動に含めることもある。墨田区東駒形にあったが、大正時代に
現在地に移転。
こしきれっとう《こしきれつたう》
【甑列島】
◇[日]Koshiki Retto
○[地]⇒こしきじまれっとう(甑島列島)
こしぐん
【古志郡】
◇[日]Koshi Gun
○[古]新潟県中央部にあった郡。
2005. 4. 1(平成17)山古志村(ヤマコシムラ)が長岡市に編入し、郡
は消滅。
ごしけん
【五指剣】
◇[伊]cinquedea
○[歴]⇒ちんくえであ(チンクエデア)
こしごえ【腰越】
◇[日]Koshigoe
○神奈川県鎌倉市西部の地名。
こーしさん
【コーシ山】
◇[英]Mount Koussi
○[地]⇒えみこーしさん(エミコーシ山)
こしじ《こしぢ》
【越路】
◇[日]Koshiji
○[古]北陸道の古称。また、越(北陸道)へ行く道。
こししょうじ《こししやうじ》
【腰障子】
○[建]腰板の丈(タケ)が30センチメートルほどの明り障子。
参照⇒こしいた(腰板)(1),こしだかしょうじ(腰高障子)
こじしん
【居士身】
○[仏]⇒こじ(居士)(2)
ごじしんごん
【五字真言】
○[仏]⇒あびらうんけん(阿毘羅吽欠)(1)
こじそう《こじさう》
【虎耳草】
◇[中]hu'ercao
○[植]ユキノシタ(雪の下)の漢名。
⇒ゆきのした(ユキノシタ,雪の下)
こした
【袴下】
◇[日]koshita
○[軍][服]ズボン下。
⇒ずぼんした(ズボン下)
★こしだか
【腰高】
○(1)
○(2)
○(3)[建]⇒こしだかしょうじ(腰高障子)
こしだかしょうじ《こしだかしやうじ》
【腰高障子】
○[建]腰障子の腰板の丈(タケ)が障子の高さの半分ほどある障子。
単に「腰高」とも呼ぶ。
参照⇒こしいた(腰板)(1),こししょうじ(腰障子)
こしだめ
【腰だめ】
○(1)[軍]連発式の自動小銃などの銃床(ジュウショウ)を腰に当てて、
銃口を目より低く構え、よく狙(ネラ)わずにおおざっぱな見当(ケ
ントウ)で連射すること。
◎主に見えない敵や、相手の威嚇(イカク)などに使用される。
○(2)(転じて)準備や計画を整えずに大体の見当で物事を始め
ること。
ごじだらに
【五字陀羅尼】
○[仏]⇒あびらうんけん(阿毘羅吽欠)(1)
こしちほう《こしちはう》
【コシ地方】
◇[英]Koshi Zone
○ネパール東部の地方。東部をメチ地方(Mechi Zone)、西部を
サガルマーター地方(Sagarmatha Zone)に接し、北部を中国、
南部をインドに隣接。
〈地区(郡)〉
サンクワサバ地区(Sankhuwasabha District)。
テーラトゥム地区(Terhathum District)。
ダンクタ地区(Dhankuta District)。
ボジュプール地区(Bhojpur District)。
モラン地区(Morang District)。
スンサリ地区(Sunsari District)。
〈面積〉
9,669平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)263万1,800人。
こしちゅーしこ
【コシチューシコ】
◇Taddeusz Kosciuszko
○[人]⇒こしゅーしこ(コシューシコ)
こしつ
【個室】
○(1)(a private room)個人用の部屋。
◎寮・研究室など長期に使用されるもの。
○(2)(a single room)一人用の部屋。
参照⇒たしょうしつ(多床室)
◎ホテル・病室・寝台車など短期に使用されるもの。
仕切られた個人用小室:⇒きゅーびくる(キュービクル)(2)
○(3)[俗]トイレの別称。
ごじついっぷうじゅうじついちう《ごじついつぷうじふじついちう》
【五日一風十日一雨】
◇[中]wuri yifeng shiri yiyu
○⇒ごふうじゅうう(五風十雨)
こしつぇ
【コシツェ】
◇Kosice
○(1)(Kosicky Kraj)⇒こしつぇけん(コシツェ県)
○(2)スロバキア東南部、コシツェ県の県都。
北緯48.73°、東経21.26°の地。
ハンガリー名は「カシャ(Kassa)」、ドイツ名は「カシャウ
(Kaschau)」。
〈人口〉
1984(昭和59)21万4,000人(推計)。
1991(平成 3)23万4,840人。
2001(平成13)23万6,093人。
◎1920(大正 9)トリアノン条約(Treaty of Trianon)でハンガ
リー領からチェコスロバキア領となる。
1945. 4.(昭和20)コシツェ綱領、採択。
参照⇒とりあのんじょうやく(トリアノン条約)
こしつぇけん
【コシツェ県】
◇Kosicky Kraj、[英]Kosice Department
○スロバキア東南部の県。東部をウクライナ、南部をハンガリ
ーに隣接。
県都はコシツェ。
ごしっくたい
【ゴシック体】
◇[英]Gothic type
○[印]⇒ぼーるどたい(ボールド体)
こしつしょうこつ《こしつせうこつ》
【鼓室小骨】
○[医]⇒じしょうこつ(耳小骨)
ごしっぷ
【ゴシップ】
◇[英]gossip
○(1)(他人の私事に関する興味本位の)うわさ話・世間話。陰
口(カゲグチ)。
○(2)(新聞・雑誌などが書き立てる)有名人のうわさ話。スキャ
ンダル記事。
◎新聞のゴシップ欄
ごじっぽひゃっぽ《ごじつほひやくほ》
【五十歩百歩】
○[諺]少しの差はあっても、たいした違いがあるわけではなく、
似たり寄ったりであること。大同小異(ダイドウショウイ)。
◎『孟子』「梁恵王(上)」にある故事。
五十歩逃げた者が百歩逃げた者を臆病(オクビョウ)だと笑ったが、
逃げたという点では本質的に違いがなく、笑う資格はないとい
う話。
こしのむら
【越廼村】
◇[日]Koshino Mura
○[古]福井県中西部、丹生郡(ニュウグン)の村。
◎2006. 2. 1(平成18)福井市に編入。
こしはめ
【腰羽目】
○[建]外壁下部を破目(板張り)にすること。また。その仕上げ。
参照⇒はめ(羽目)(1)
こしばりいた
【腰張り板】
【腰張板】
○[建]⇒こしいた(腰板)(1)
こしぱん
【腰パン】
◇[英]saggy pants/sagging
○[服]ダブダブのズボンをパンツが見えるまでズリ下げたヒッ
プホップ・ファッション。
もともとはアメリカの刑務所内で騒動防止のために囚人たち
にサイズの大きな服を、また自殺防止のためにベルトなしで着
用させたのに始まるとされる。
1990年代以降、黒人やヒスパニックの貧困層で刑務所帰りを
誇示するファッションとして広まった。
「サギーパンツ」とも呼ぶ。
参照⇒むしょがえり(ムショ帰り),ひっぷほっぷ(ヒップホッ
プ),はんけつ(半ケツ)(2)
◎2007. 6.(平成19)アメリカ合衆国ルイジアナ州(Louisiana
State)バーミリオン郡(Vermilion Parish)の町デルカンバー
(Delcambre)で腰パンを禁止する条例が施行。
◎"sag"は「たるむ・垂れ下がる」の意味。
こじはん
【こじはん】
○[福島県方言]⇒こびる(小昼)
こしひかり
【コシヒカリ】
○[農][食]銘柄米(ブランド米)の一品種。
新潟県を中心に、全国各地で栽培。
◎1956(昭和31)誕生。
こしぼそばち
【コシボソバチ】
【腰細蜂】
○[虫]ジガバチ(似我蜂)の別称。
⇒じがばち(ジガバチ,似我蜂)(2)
★ごしぽーる
【ゴシポール】
◇[英]gossypol、[独]Gossypol
○[化]ワタ(綿)に含まれるポリフェノール色素。昆虫などから
身を守る働きを持つ有害物質。
◎中国の綿実油から発見され、男性避妊薬として用いられた。
こじま
【コジマ】
○[経]大手の家電量販店の一社。
本社は群馬県宇都宮市。
◎1955(昭和30)小島勝平(カツヘイ)(〜2007. 4.24)、宇都宮市で小
島電気商会として創業。
2012. 3.11(平成24)ビックカメラの傘下に入ると発表。
こじま
【コジマ】
【COGEMA】
◇[フ]Compagnie Generale des Matieres Nucleaires
○[原]フランスの総合核燃料公社。
「コジェマ」とも呼ぶ。
参照⇒おーとびえんぬけん(オートビエンヌ県)
★こじま
【小島】
◇[日]Kojima
○(1)[地]北海道、渡島支庁(オシマシチョウ)にある火山。標高282メー
トル。
参照⇒おおしま(大島)(1)
○()
★こしまき
【腰巻】
【腰巻き】
○(1)[歴][服]室町時代以降、女官や武家の夫人が夏に着用し
た礼装用の衣服。
○(2)[服]女性が和装の時に着用する、腰から下に巻きつけて
肌に直接まとう下着。
「湯文字(ユモジ)」,「湯巻(ユマキ)」,「いまき(湯巻,今木)」,「御腰(オ
コシ)」,「ふたの(二幅,二布)」,「湯具(ユグ)」,「下帯(シタオビ)」とも呼
ぶ。
◎「ふたの」は二幅(フタノ,フタハバ)の布で作ることから。
○()[服]
○()[建]土蔵の外回りの下部に、特に厚く土を塗り回した部分。
○()[俗]本の帯紙(オビガミ)。
⇒おびがみ(帯紙)(2)
こしまきじけん
【腰巻事件】
○[歴][美]1901(明治34)白馬会第6回展で、裸体婦人像が警察
署の指示で腰から下に布を巻いて展示されたこと。
こじまぐん
【児島郡】
◇[日]Kojima Gun
○岡山県南部の郡。
灘崎町(ナダサキチョウ)のみ。
こじまたかのり
【児島高徳】
○(1)[人]鎌倉末期、南北朝時代の忠臣(チュウシン)。姓は三宅、通
称は備後三郎。範長の子。備前の人。
『太平記』によれば、元弘の乱で後醍醐天皇が北条方に敗れ
て隠岐に流される途中、その身を奪回しようとしたが果たせず、
潜入(センニュウ)した美作(ミマサカ)院ノ庄(インノショウ)の行在所(アンザイショ)
で桜の幹に「天莫空勾践、時非無范蠡(天<テン>勾践<コウセン>を空<ム
ナ>しゅうする莫<ナカ>れ、時<トキ>に范蠡<コウセン>無<ナ>きにしも非
<アラ>ず)」と刻んでその志を告げたという。のち、南朝に仕え諸
方を転戦したとされる。
生没年不詳。実在・架空も不明。
○(2)[楽]作詞不詳、岡野貞一作曲の小学唱歌。
◎1914(大正 3)発表。
ごじみょう《ごじみやう》
【五字明】
○[仏]⇒あびらうんけん(阿毘羅吽欠)(1)
こしゃー
【コシャー】
◇[英]Kosher
○[宗][食]ユダヤ教のカシュルート(Kashrut)(食品規定)をパ
スした清浄食品。
魚類以外の水中生物(エビ・イカ・貝類など)、およびウロコ
とヒレのない魚類(ウナギ・アナゴなど)は禁止。
「コーシャー」,「コシェル」,「コーシェル」とも呼ぶ。
◎ヘブライ語の「正しい」から。
◎イスラム教の清浄食品:⇒はらーる(ハラール)
こーしゃー
【コーシャー】
◇[英]Kosher
○[宗][食]⇒こしゃー(コシャー)
こーじゃ
【コージャ】
◇[露]kozha
○(ロシア語で)ひふ(皮膚)・はだ(肌)。
⇒はだ(肌,膚)
◎ロシア文字では"кожа"。
ごしゃ
【五舎】
○[歴]平安京の内裏(ダイリ)にあって、女御(ニョウゴ)・更衣(コウイ)
などの居住した五つの殿舎。
昭陽舎(ショウヨウシャ)・淑景舎(シゲイシャ)・飛香舎(ヒギョウシャ)・凝華
舎(ギョウカシャ)・襲芳舎(シュウホウシャ,シホウシャ)の総称。
「宮中五舎」とも呼ぶ。
〈別名〉
昭陽舎:梨壺(ナシツボ)。
淑景舎:桐壺(キリツボ)。
飛香舎:藤壺(フジツボ)。
凝華舎:梅壺(ウメツボ)。
襲芳舎:雷鳴壺(カミナリノツボ)。
こじゃえり
【コジャエリ】
◇Kocaeli
○(1)(Kocaeli Ili)⇒こじゃえりけん(コジャエリ県)
○(2)[古]トルコの都市イズミット(Izmit)の旧称。
⇒いずみっと(イズミット)
こじゃえりけん
【コジャエリ県】
◇[トルコ語]Kocaeli Ili、[英]Kocaeli Province
○トルコ北西部、小アジア半島北西端のコジャエリ半島の基部
にある県。東部をサカリヤ県(Sakarya Ili)に接し、北部を黒海
に面する。
県都はイズミット(Izmit)。
〈面積〉
3,524平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2) 92万0,300人。
2000(平成12)120万3,300人。
2002(平成14)126万5,900人。
こしゃく
【コシャク】
【コしゃく】
◇[学]Anthriscus aemula
○[植]⇒しゃく(シャク,しゃく)
こじゃく
【コジャク】
【コじゃく】
◇[学]Anthriscus aemula
○[植]⇒しゃく(シャク,しゃく)
ごしゃく
【五爵】
◇[英]five peerages/five grades of the peerage
○公爵・侯爵・伯爵・爵子・男爵の5等級の爵位。
参照⇒ころねっと(コロネット)(1)
こしやね
【越屋根】
【腰屋根】
◇[日]koshiyane/koshi-yane
○[建]採光・換気・煙抜きなどのため、普通の屋根の上に、さ
らに一段高く設けた小屋根。
★こしゃまいんのたたかい《こしやまいんのたたかひ》
【コシャマインの戦い】
【胡奢魔尹の戦い】
○[歴]1457年蝦夷地のアイヌ人の蜂起(ホウキ)。
北海道東部に勢力をふるっていたアイヌの首長コシャマイン
が、渡島半島の南部を征服していた安東氏と対立し、1456(康
正 2)反乱を起こし、多くの和人の館を攻め落とす。
翌年、蛎崎(カキザキ)氏の客将武田信広が平定。信広は功によ
り蛎崎氏の家督を受け継ぐ。
「コシャマインの乱(胡奢魔尹の乱)」とも呼ぶ。
参照⇒しゃくしゃいんのたたかい(シャクシャインの戦い,沙
牟奢允の戦い)
◎1599(慶長 4)蛎崎慶広(ヨシヒロ)、松前氏に改姓。
こしゃまいんのらん
【コシャマインの乱】
【胡奢魔尹の乱】
○[歴]⇒こしゃまいんのたたかい(コシャマインの戦い,胡奢魔
尹の戦い)
こしゃりん
【コシャリン】
◇Koszalin
○ポーランド北西部、ザホドニオ・ポモルスキエ県(Zachodnio-
pomorskie wojewodztwo)北東部の都市。
北緯54.19°、東経16.18°の地。
ドイツ語名は「ケスリン(Koeslin)」。
〈人口〉
1985(昭和60)10万1,000人(推計)。
1990(平成 2)10万8,000人(推計)。
1999(平成11)11万2,660人(推計)。
2002(平成14)10万8,689人。
◎もとコシャリン県の県都。
こしゃりんけん
【コシャリン県】
◇Wojewodztwo koszalinskie
○[歴]ポーランド北西部にあった県。現在のザホドニオ・ポモ
ルスキエ県(Zachodniopomorskie wojewodztwo)東部。
県都はコシャリン。
〈面積〉
8,470平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)50万9,700人(推計)。
こしゅう《こしう》
【湖州】
◇[中]Huzhou
○⇒こしゅうし(湖州市)
ごじゅううで《ごじふうで》
【五十腕】
○[病]⇒ごじゅうかた(五十肩)
ごじゅうかいな《ごじふかひな》
【五十腕】
○[病]⇒ごじゅうかた(五十肩)
ごじゅうかた《ごじふかた》
【五十肩】
○[病]関節組織の慢性炎症よって、50歳くらいにみられる肩関
節の運動制限や痛みなどを呈(テイ)する疾患。
「ごじゅううで(五十腕)」,「ごじゅうかいな(五十腕)」,「デュ
プレイ病(Duplay's disease)」とも呼ぶ。
★ごじゅうから《ごじふから》
【ゴジュウカラ】
【五十雀】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)ゴジュウカラ科(Sittidae)の
鳥の総称。
「キネズミ(木鼠)」とも呼ぶ。
ごじゅうさんつぎ《ごじふさんつぎ》
【五十三次】
○[歴]東海道五十三次の略。
⇒とうかいどうごじゅうさんつぎ(東海道五十三次)
こしゅうし《こしうし》
【湖州市】
◇[中]Huzhou Shi
○中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)北部の省直
轄市(地級市)。
南部を省都杭州市(Hangzhou Shi)(コウシュウシ)に接し、北部を江
蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)、西部を安徽省(Anhui Sheng)(ア
ンキショウ)に隣接。
〈管轄2区〉
呉興区(Wuxing Qu)。
南潯区(Nanxun Qu)。
〈管轄3県〉
徳清県(Deqing Xian)。
長興県(Chengxing Xian)。
安吉県(Anji Xian)。
ごしゅうしょうさま《ごしうしやうさま》
【ご愁傷さま】
【御愁傷様】
○(1)人が死んだとき、その家族や身内(ミウチ)・縁者に言う挨拶
(アイサツ)の言葉。
お気の毒さま・ご同情します、の意味。
◎病気や怪我(ケガ)などでは決して言ってはならない。
○(2)(転じて)計画が失敗したり、期待が外れた場合に皮肉っ
て言う言葉。
ごじゅうのとう《ごぢゆうのたふ》
【五重塔】
○[文]幸田露伴(コウダ・ロハン)の小説。
名人肌の大工が谷中感応寺の五重塔建立のため、親方と争い
全てをなげうって塔を建立した情熱と執念を描く。
◎1891〜1892(明治24〜明治25)新聞「国会」に連載。
1957(昭和32)五重塔、焼失。
ごじゅうのとう《ごぢゆうのたふ》
【五重塔】
【五重の塔】
○[建]層塔(ソウトウ)が五重になっている仏塔。
地・水・火・風・空の五大をかたどっているという。
参照⇒さんじゅうのうとう(三重塔,三重の塔)
こーしゅか
【コーシュカ】
◇[露]koshka
○(ロシア語で)ネコ(猫)。
★こじゅけい
【コジュケイ】
【小綬鶏】
○[鳥]キジ目(Galliformes)キジ科(Phasianidae)の鳥。
こしゅーしこ
【コシューシコ】
◇Tadeusz Andrzej Bonawentura Kosciuszko
○[人]ポーランドの軍人・独立運動の英雄(1746〜1817)。貴族
出身。
アランスで自由主義思想を学ぶ。
1765(明和 2)アメリカ独立戦争に参加。
1793(寛政 5)第二次ポーランド分割後、反ロシアの国民軍を
組織。
1794(寛政 6)独立戦争を起して活躍するが、ロシア軍に捕わ
れる。
1797(寛政 9)特赦でアメリカに渡る。
1798(寛政10)パリに移る。
「コシチューシコ」とも、英語名で「コシアスコ(Thaddeus
Kosciusko)」とも呼ぶ。
参照⇒こしあすこさん(コシアスコ山)
ごじゅっぽひゃっぽ《ごじふほひやくほ》
【五十歩百歩】
○[諺]⇒ごじっぽひゃっぽ(五十歩百歩)
◎一般には「ごじっぽひゃっぽ(五十歩百歩)」と呼ぶ。
★ごしゅゆ
【ゴシュユ】
【呉茱萸】
◇[学]Euodia rutaecarpa
○[植]ムクロジ目(Sapindales)ミカン科(Rutaceae)ゴシュユ属
(Euodia)の落葉小高木。
「茱萸(シュユ)」,「川薑(カワハジカミ)」とも呼ぶ。
ごじゅんせつ
【五旬節】
◇[ヘブライ語]Shavu'ot(シャヴオット)、[英]Shabuoth/Sha-
vuot
○[宗]⇒ぺんてこすて(ペンテコステ)
★こしょう《こせう》
【コショウ】
【胡椒】
◇[英]pepper
○(1)[植]([学]Piper nigrum)コショウ目(Piperales)コショウ
科(Piperaceae)コショウ属(Piper)のツル性(蔓性)常緑低木。
「ペッパー」,「ペパー」とも呼ぶ。
○(2)[食](1)の乾燥した実を粉にした香辛料。
「ペッパー」,「ペパー」とも呼ぶ。
◎ドイツ語:プフェッファー(Pfeffer)。
フランス語:ポアブル(poivre)。
イタリア語:ペーペ(pepe)。
スペイン語:ピミエンタ(pimienta)。
トルコ語:ビベル(biber)。
〈コショウ科〉
コショウ属(Piper)。
サダソウ属(Peperomia)。
こしょう《こせう》
【湖沼】
○みずうみ(湖)とぬま(沼)。
◎1984. 7.(昭和59)湖沼水質保全特別措置法(通称は湖沼法)、
施行。
1984. 8.28(昭和59)世界湖沼環境会議、大津市で開催。
2005. 6.14(平成17)衆議院本会議で改正湖沼水質保全特別措
置法が可決・成立。
こじょう《こじやう》
【古城】
○(1)昔からある古い城。昔の城。古びた城。
参照⇒こうじょう(荒城)
○(2)[楽]高橋掬太郎作詞、細川潤一作曲の歌謡曲。
歌は三橋美智也(ミチヤ)。
◎1958. 7.(昭和33)レコード発売。
ごしょう《ごしやう》
【五障】
○(1)[仏]女性が生れながらに持っているという成仏(ジョウブツ)
を妨(サマタ)げる障害。
そのため、女性の身では梵天王(ボンテンノウ)・帝釈天(タイシャクテン)
・魔王・転輪聖王(テンリンジョウオウ)・仏(ホトケ)の五種になることが
できないとされる。
「五礙(ゴゲ)」,「五つの障(サワ)り」とも呼ぶ。
参照⇒ごしょうさんじゅう(五障三従),へんじょうなんし(変
成男子)
○(2)[仏]修行の妨げとなる五つの障害。
煩悩障(ボンノウショウ)・業障(ゴッショウ)・生障(ショウショウ)・法障(ホッショ
ウ)・所知障(ショチショウ)の総称。
「五礙(ゴゲ)」,「五つの障(サワ)り」とも呼ぶ。
○(3)[仏]悟(サト)りの智慧(チエ)を得る妨げとなる五つの障害。
欺・怠・瞋・恨・怨の総称。
「五礙(ゴゲ)」,「五つの障(サワ)り」とも呼ぶ。
ごしょう《ごせう》
【護照】
◇[中]huzhao
○(1)(中国で)旅券(パスポート)。
⇒りょけん(旅券)
○(2)[古]中国で、外国人に発行した国内の旅行許可証。また
は、貨物輸送の証明書。
ごじょう《ごでう》
【五条】
◇[日]Gojo
○平城京・平安京の条坊の一つ。また、東西に通じる大路で、
北から五番目。五条大路。
◎五条通り
ごじょう《ごでう》
【五條】
◇[日]Gojo
○⇒ごじょうし(五條市
★ごじょう《ごじゃう》
【五常】
○(1)仁・義・礼・智・信の五つの徳目。
○(2)⇒ごりん(五倫)
○(3)父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝を守るべき徳
目とする。
こしょうかいがん《こせうかいがん》
【胡椒海岸】
◇[英]Pepper Coast
○[古]イギリス保護領時代、アフリカ大陸西部、現在のシエラ
レオネからリベリアへかけての沿岸地域名。
15〜16世紀からヨーロッパ人が来航して交易を行っていた。
「穀物海岸(Grain Coast)」とも呼ぶ。また、厳しい気候から
「白人の墓場(White Man's Grave)」とも呼ばれた。
参照⇒しえられおね(シエラレオネ),りべりあ(リベリア)
◎マニゲット(Melegueta pepper)(カルダモン)という香辛料を
得たことから。
★こしょうがつ《こしやうぐわつ》
【小正月】
○[暦]正月十五日、または正月十四日から十六日までの呼称。
また、その祝(イワ)い。
「二番正月」とも呼ぶ。
参照⇒あずきがゆ(小豆粥),きまじない(木呪い,木呪)
◎正月一日の大正月に対する呼称。
飾り:まゆだま(まゆ玉,繭玉)
◎中国:元宵(yuanxiao)。
朝鮮(韓国・北朝鮮):テボルム(daeboreum)。
こじょうき
【小蒸気】
○(1)小型の蒸気船。
○(2)(転じて)小型の汽船、小型の動力船。
川や港で旅客の送迎・通船などに用いる。
参照⇒ぽんぽんじょうき(ポンポン蒸気,ぽんぽん蒸気)
ごしょうぐるま《ごしやうぐるま》
【後生車】
○[仏]地蔵堂のわきなどに設置され、回転する円輪を付けた石
造または木造の柱。
参詣者がそれを廻して後生の安楽を願うもの。
「天気輪(テンキリン)」,「地蔵車(ジゾウグルマ)」,「念仏車(ネンブツグルマ)」,
「菩提車(ボダイグルマ)」,「血縁車(ケツエングルマ)」とも呼ぶ。
参照⇒まにぐるま(マニ車,摩尼車)
こじょうぐん《こじやうぐん》
【固城郡】
◇[朝]Goseong-gun
○⇒こそんぐん(コソン郡,固城郡)
ごじょうげん《ごぢやうげん》
【五丈原】
◇[中]Wuzhangyuan
○[地]中国中北部、陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)岐山県
(Qishan Xian)の南、秦嶺(シンレイ)山脈(Qinling Shanmai)の北麓
にある平原。
◎三国時代の古戦場で、 234年蜀(Shu)の諸葛孔明(Zhuge Kong-
ming)(ショカツ・コウメイ)が魏(Wei)の司馬懿(Shima Yi)(シバ・イ)と対陣
中に病死した地。
参照⇒しょかつこうめい(諸葛孔明)
ごしょうさんじゅう《ごしやうさんじゆう》
【五障三従】
○[仏]女性である宿命によって課せられている五つの障害と三
種の忍従。
参照⇒ごしょう(五障)(1),さんじゅう(三従),へんじょうな
んし(変成男子)
ごじょうし《ごでうし》
【五條市】
◇[日]Gojo Shi
○奈良県西部の市。北部を御所市(ゴセシ)に接し、西部を和歌山
県、北西端を大阪府に隣接。
〈面積〉
89.04平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)3万5,205人。
◎1957(昭和32)2町6村が合併して市制施行。
2005. 9.25(平成17)吉野郡(ヨシノグン)の西吉野村(ニシヨシノムラ)・
大塔村(オオトウムラ)を編入。
★ごしょうじき《ごしやうじき》
【五正色】
○[仏]
ごしょうてんのしゅくじつ
【御昇天の祝日】
◇[英]Ascension Day
○[宗]⇒しょうてんさい(昇天祭)
こしょうなりがたし《こしやうなりがたし》
【孤掌難鳴】
○[慣用句]相手がいなければ事を成し得ないたとえ。
◎『水滸伝』「單絲不v成v線、豈孤掌能鳴」から。
ごじょうめまち《ごじやうめまち》
【五城目町】
◇[日]Gojome Machi
○秋田県西部、南秋田郡の町。
◎二・五・七・〇の付く日の月12回行われる青空市場(朝市)が
ある。
ごしょうらまち
【御所浦町】
◇[日]Gosho'ura Machi
○[古]熊本県南西部、天草郡(アマクサグン)の町。
◎2006. 3.27(平成18)本渡市(ホンドシ)・牛深市(ウシブカシ)と天草
郡の有明町(アリアケマチ)・御所浦町・倉岳町(クラタケマチ)・栖本町(スモト
マチ)・新和町(シンワマチ)・五和町(イツワマチ)・天草町(アマクサマチ)・河浦
町(カワウラマチ)の2市8町が合併して天草市を発足。
ごしょがわら《ごしよがはら》
【五所川原】
◇[日]Goshogawara
○(1)⇒ごしょがわらし(五所川原市)
○(2)[交]⇒ごしょがわらえき(五所川原駅)
ごしょがわらえき《ごしよがはらえき》
【五所川原駅】
○(1)[交]青森県中西部の五所川原市にある、JR五能線(ゴノウ
セン)の駅。
木造(キヅクリ)駅(木造町)と陸奥鶴田(ムツツルタ)駅(鶴田町)の間。
○(2)[交]津軽鉄道の駅。
津軽飯詰(ツガルイイヅメ)駅の次で、ターミナル駅。
ごしょがわらし《ごしよがはらし》
【五所川原市】
◇[日]Goshogawara Shi
○青森県中西部、津軽平野の中央部にある市。東端を青森市に
接する。
JR五能線(ゴノウセン)と津軽鉄道の分岐点。
夏祭りの「立佞武多(たちねぷた)」で知られる。
〈面積〉
166.86平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1970(昭和45)4万7,567人。
1995(平成 7)4万8,549人。
2000(平成12)4万9,193人。
◎第四代津軽藩主の津軽信政の命により多くの新田が開発され
た。
1954(昭和29)五所川原町・栄(サカエ)村・中川村・三好村・長
橋(ナガハシ)村・松島村・飯詰(イイヅメ)村の1町6村が合併して市
制施行。
1956(昭和31)七和(ナワ)村を編入。
2005. 3.28(平成17)北津軽郡(キタツガルグン)の金木町(カナギマチ)
・市浦村(シウラムラ)を編入。
こしょく
【孤食】
○独(ヒト)りでとる孤独な食事。
参照⇒しょくいく(食育)
ごしょく
【五色】
○⇒ごしき(五色)
ごしょく
【誤植】
◇[英]misprint/typo
○[印]活版や写植の印刷物で、文字・記号などに誤りのあるこ
と。
「ミスプリント」,「タイポ」とも、和略語で「ミスプリ」とも呼
ぶ。
◎"typo"は"typographic error(印刷上の誤り)"の略称。
★ごじょく
【五濁】
○[仏]世の中の汚(ヨゴ)れ・濁(ニゴ)りの原因やありさま。
<1>「劫濁(コウジョク)」:時代が永く、古くなったための悪。
<2>「煩悩濁(ボンノウジョク)」:人の煩悩からおこる悪。
<3>「衆生濁(シュジョウジョク)」:人それぞれの立場の違いからお
こる対立。
<4>「見濁(ケンジョク)」:人それぞれの見方からおこる世の乱れ。
<5>「命濁(ミョウジョク)」:人の寿命(ジュミョウ)が短くなること(太
古は寿命が永かったという考えから)。
ごじょぐるま
【御所車】
○(1)公家乗用の牛車(ギッシャ)の俗称。
「源氏車(ゲンジグルマ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぎっしゃ(牛車)
◎応仁の乱以後は禁中の大儀などのみに用いられるようになっ
たところから。
○(2)紋所(モンドコロ)の一つ。牛車の車輪を図案化したもの。
○(3)[服]女性の和服の文様の一つ。牛車に四季の花鳥・雲な
どをあしらったもの。
○(4)[俗][食](おでん種の)ゆで卵の別称。
◎中に黄身(君)がある(いる)ことから。
こしょざん
【古処山】
◇[日]Kosho San
○[地]福岡県中央部、三郡山地(サングンサンチ)南部の山。標高860
メートル。
甘木市(アマギシ)と嘉穂郡(カホグン)嘉穂町(カホマチ)の境にあり、筑
後川県立自然公園に属する。
ごしょざん
【御所山】
◇[日]Gosho San
○[地]船形山(フナガタヤマ)の別称。
⇒ふながたやま(船形山)
こしよろい《こしよろひ》
【腰鎧】
◇[日]koshiyoroi/koshi-yoroi
○草摺(クサズ)りの別称。
⇒くさずり(草摺り,草摺)(2)
こしょん
【コション】
◇[フ]cochon
○[哺](フランス語で)ブタ(豚)。
⇒ぶた(ブタ,豚)
こじょん
【コジョン】
【高宗】
◇[朝]Gojong
○[人]⇒こうそう(高宗)(6)
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