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百 科 辞 書 《こる》 編集:獨 澄旻
-------- こる --------------------------------------------------
[1]こーる
【コール】
◇[英]coal
○[鉱]石炭の英語名。
⇒せきたん(石炭)
[2]こーる
【コール】
◇Cole
○[軍]アメリカ海軍のイージス駆逐艦(DDG67)。
◎1996. 6.(平成 8)竣工。
2000.10.12(平成12)イエメンのアデン港内に停泊中、爆弾テ
ロにより乗組員17人死亡・39人負傷。
[3]こーる
【コール】
◇George Douglas Howard Cole(ジョージ・コール)
○[人]イギリスの経済学者(1889〜1959)。
[4]こーる
【コール】
◇Nat King Cole(ナット・キング・コール)
○[人]アメリカの黒人ジャズピアニスト・ジャズシンガー(1917
〜1965)。本名はナサニエル(Nathaniel Cole)。
[5]こーる
【コール】
◇Helmut Kohl
○[人]ドイツの政治家(1930〜)。
1973(昭和48)キリスト教民主同盟(CDU)党首。
1982(昭和57)西ドイツ首相。
1990(平成 2)東西統一後のドイツ初代首相。
◎不正献金疑惑:参照⇒しゅたーじ(シュタージ)
◎次期首相はシュレーダー(Gerhard Schroeder)。
ごる
【ゴル】
◇[モンゴル語]gol
○(モンゴル語で)川。
[1]ごーる
【ゴール】
◇[英]goal
○(1)(最終的な)目標・目的。
○(2)目的地・行き先・終着点。
○(3)[運]競技の決勝線・決勝点。
○(4)[運]球技で、球を入れると得点になる門柱や区画。また、
球を入れて得点すること。
[2]ごーる
【ゴール】
◇[英]Gaul
○[歴]ガリア(Gallia)の英語名。
⇒がりあ(ガリア)
[4]ごーる
【ゴール】
◇Galle
○(1)(Galle District)⇒ごーるけん(ゴール県)
○(2)スリランカ南部、サザン州(Southern Province)西部のゴ
ール県南部にある州都・県都。
◎2011.11.27(平成23)旧首都コロンボ(Colombo)とを結ぶ高速
道路が開通。
[5]ごーる
【ゴール】
◇Ghowr
○(Velayat-e Ghowr)アフガニスタンの一州。
⇒ごーるしゅう(ゴール州)
こるいまがわ《こるいまがは》
【コルイマ川】
◇[露]Reka Kolyma、[英]Kolyma River
○[地]ロシア連邦北東部、マガダン州(Magadanskaya Oblast)
とサハ共和国(Respublika Sakha)をほぼ北流して東シベリア海
(East Siberian Sea)に注(ソソ)ぐ川。全長2,148キロメートル。
上流には豊富な金鉱床がある。
ごーるうぇー
【ゴールウェー】
◇Galway
○(1)(Galway County)⇒ごーるうぇーけん(ゴールウェー県)
○(2)アイルランド北西部、コノート州(Connacht Province)南
部のゴールウェー県中央部にある県都。
大西洋のゴールウェー湾(Galway Bay)に面する。
毎年、カキ(牡蠣)の殻むき大会が開催される。
ごーるうぇーけん
【ゴールウェー県】
◇[英]Galway County
○アイルランド北西部、コノート州(Connacht Province)南部
の県。北部をメーヨー県(Mayo County)、北東部・東部をロス
コモン県(Roscommon County)に接する。
県都はゴールウェー。
ごるか
【ゴルカ】
◇Gorkha
○(1)(Gorkha District)⇒ごるかちく(ゴルカ地区)
○(2)ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)東部のゴ
ルカ地区の行政所在地。
○(3)(Gorkhas)⇒ぐるかぞく(グルカ族)
ごるかぐん
【ゴルカ郡】
◇[英]Gorkha District
○⇒ごるかちく(ゴルカ地区)
ごるかぞく
【ゴルカ族】
◇[英]Gorkhas
○⇒ぐるかぞく(グルカ族)
こるかた
【コルカタ】
◇Kolkata
○インド東部、ウエストベンガル州(West Bengal State)の州
都。
北緯22.57°、東経88.36°の地。
フーグリ川(the Hugli River)を挟(ハサ)みハウラ(Howrah)が
ある。
旧称はカルカッタ(Calcutta)。
「コルカタ県(Kolkata District)」とも呼ぶ。
参照⇒はうら(ハウラ)
〈面積〉
185平方キロメート。
〈人口〉
1971(昭和46)315万人。
1981(昭和56)330万5,000人。
1991(平成 3)439万9,819人(3月1日現在)。
2001(平成13)458万0,544人(3月1日現在)。
2003(平成15)476万0,800人。
◎1686年、イギリスが占領。
1833〜1912(天保 4〜大正元)イギリス領インド(British In-
dia)の首都。
2001. 1. 1(平成13)カルカッタからコルカタに改称。
こるかたけん
【コルカタ県】
◇[英]Kolkata District
○⇒こるかた(コルカタ)
ごるかちく
【ゴルカ地区】
◇[英]Gorkha District
○ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)東部の地区。
行政所在地はゴルカ。
「ゴルカ郡」とも呼ぶ。
参照⇒ぐるかぞく(グルカ族)
ごるがーん
【ゴルガーン】
◇Gorgan
○イラン北北東部、ゴレスターン州(Golestan Ostan)の州都。
北緯36.83°、東経54.48°の地。
旧称は「アスタラバード(Astarabad)」,「アストラバード(As-
trabad)」,「アステラバード(Asterabad)」。
〈人口〉
1986(昭和61)13万9,430人。
1991(平成 3)16万2,468人。
1996(平成 8)18万8,710人。
2006(平成18)26万9,226人。
こるぎー
【コルギー】
◇corgi
○[哺]⇒うぇるしゅこーぎー(ウェルシュコーギー)
ごるきー
【ゴルキー】
◇Gorkii、[英]Gorky/Gorki
○[古]⇒にじにのぶごろど(ニジニノブゴロド)
ごるぎあす
【ゴルギアス】
◇Gorgias
○[人]古代ギリシアのソフィスト・弁論家(BC. 483ころ〜 376
ころ)。シチリア島のイオニア人の小都市国家(ポリス)レオン
ティノイ(Leontinoi)の生れ。
BC. 427、レオンティノイの全権大使としてアテナイを訪問
し、その雄弁で外交を変えさせてアテナイの援助を得るのに成
功し、名声を博した。
のち故国がシラクサ(Siracusa)に占領され、諸国をめぐって
弁論術を教えて生活した。
エレアのゼノン([英]Zenon of Elea))の影響を受け、存在を
否定し、虚無主義を説いた。
◎「何も存在しない。存在するとしても認識できない。認識で
きても伝えることができない」と論じたという。
こるきす
【コルキス】
◇[英]Colchis
○(1)[歴]黒海南部、コーカサス地方(カフカズ)の古称。
⇒かふかず(カフカズ)
○(2)[ギ神]魔法使いメデイア([希]Medeia)の故郷。
テッサリア(Thessalia)の王子イアソン([希]Iason)がメデイ
アの助けで金毛の羊皮([英]Golden Fleece)を獲得する。
参照⇒めでいあ(メデイア),いあそん(イアソン)
◎ユリ科植物イヌサフラン([学]Colchicum autumnale)のの属
名「コルヒカム(colchicum)」の語源。
参照⇒いぬさふらん(イヌサフラン,犬サフラン),こるひちん
(コルヒチン)
★こるく
【コルク】
【木栓】
◇[蘭]kurk、[英]cork
○コルクガシの外皮下にあるコルク層をはぎとったもの。
畳床(タタミドコ)にも用いる。
★こるくがし
【コルクガシ】
【コルク樫】
◇[学]Quercus suber、[英]cork oak
○[植]ブナ目(Fagales)ブナ科(Fagaceae)コナラ属(Quercus)の
常緑高木。
ごーるげったー
【ゴールゲッター】
◇[英]goal getter
○[運]⇒[1]すとらいかー(ストライカー)(1)
ごーるけん
【ゴール県】
◇[英]Galle District
○スリランカ南部、サザン州(Southern Province)西部の県。
東部をマタラ県(Matara District)に接する。
県都は州都ゴール。
〈面積〉
1,673平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)99万0,539人(3月17日)。
2001(平成13)81万4,579人(7月17日)。
ごるご
【ゴルゴ】
◇[希]Gorgo、[英]Gorgon(ゴルゴン)
○[ギ神]三人姉妹の怪物。
フォルキュス(Phorcus)とその姉妹ケト(Ceto)との間に生れ
たステノ(Stheno)・エウリュアレ(Euryale)・メドゥーサ(Me-
dousa)。
頭髪は生きた蛇、歯はイノシシの牙、腕は青銅で、体にはう
ろこがあり、黄金の翼を持ち飛行し、その目でにらまれた者は
石になった。
◎一説に三姉妹のうちメドゥサのみ不死身ではなく、美人の女
性であったが、美しい髪を自慢しすぎてアテナの神罰でゴルゴ
に変身させられた。
ごるごさーてぃーん
【ゴルゴ13】
○[漫]さいとう・たかを作のハードボイルド劇画。
小学館「ビッグコミック」連載。
◎2002. 5. 7(平成14)日本漫画家協会主催の第31回日本漫画家
協会賞大賞に決定、 6.14贈賞式。
ごるごた
【ゴルゴタ】
◇[アラム語]Golgotha(頭蓋骨)、[ヘブライ語]gulgoleth
○[聖]イスラエルのエルサレム北部にある岩の丘。高さ約20メ
ートル。
『新約聖書』にあらわれる、キリストが十字架の刑に処せら
れた地。
英語で「カルバリ(Calvary)」、ラテン語で「カルバリア(calva-
ria)」とも呼ばれる。
参照⇒ぺろにか(ベロニカ)(1),せいふんぼきょうかい(聖墳
墓教会)
◎丘の形が頭蓋骨(ズガイコツ)に似ているとも、人間の祖先アダ
ムの頭部が埋められているからともいう。
こーるこーひー
【コールコーヒー】
◇[和製英語]cold coffee
○[食][関西方言]⇒あいすこーひー(アイスコーヒー)
ごるごん
【ゴルゴン】
◇[英]Gorgon(ゴルゴン)、[希]Gorgo
○[ギ神]⇒ごるご(ゴルゴ)
ごるごんぞら
【ゴルゴンゾラ】
◇[伊]Gorgonzola
○[食]イタリア産のブルーチーズ。刺すような風味と芳香があ
り、やわらかい。
「ゴルゴンゾーラ」,「ゴーゴンゾラ」とも呼ぶ。
◎産地のミラノ付近の小村ゴルゴンゾラ(Gorgonzola)の名に因
(チナ)む。
ごるごんぞーら
【ゴルゴンゾーラ】
◇[伊]Gorgonzola
○[食]⇒ごるごんぞら(ゴルゴンゾラ)
[1]こるさ
【コルサ】
◇[伊](女性形)corsa/(男性形)corso
○(イタリア語で)コルシカ島の女性。
[2]こるさ
【コルサ】
◇[登録商標]Corsa
○(1)[交]トヨタ自動車(株)社製の乗用車。
◎1978. 8.(昭和53)発売。
○(2)[交]オペル(Opel)社製の乗用車(ハッチバック)。
すでにトヨタに同名車があるため、日本ではヴィータ(Vita)
名で発売。
[1]こるさこふ
【コルサコフ】
◇Korsakov
○ロシア連邦サハリン州南部、アニワ湾(Zaliv Aniva)に面す
る港湾都市。
漁業のほか、パルプ・缶詰などの水産化工・船舶修理などの
工場がある。
北部への鉄道の基点。
◎1991(平成 3)国際貿易港として開港。
1995(平成 7)小樽・稚内に定期フェリーが開通。
◎日本領有時代は「大泊(オオドマリ)」。
参照⇒おおどまり(大泊)
[2]こるさこふ
【コルサコフ】
◇Nikolai Andreevich Rimskii-Korsakov(ニコライ・アンドレ
イビッチ・リムスキー・コルサコフ)
○[人]⇒りむすきーこるさこふ(リムスキー・コルサコフ)
[3]こるさこふ
【コルサコフ】
◇Sergei Sergeevich Korsakov(セルゲイ・セルゲビッチ・コ
ルサコフ)
○[人]ロシアの精神病理学者(1854〜1900)。精神病理学の確立
者の一人。
モスクワ大学で神経・精神病の研究グループ、コルサコフ学
派を形成。
1889(明治22)コルサコフ症候群を発見して報告。
◎コルサコフ症候群,コルサコフ病
こるさーじゅ
【コルサージュ】
◇[フ]corsage
○[服]⇒こさーじゅ(コサージュ)(2)
こるさん
【コルサン】
◇[トルコ語]korsan
○(トルコ語で)海賊。
⇒かいぞく(海賊)
ごるじ
【ゴルジ】
◇Camillo Golgi(カミーロ・ゴルジ)
○[人]イタリアの病理学者(1844〜1926)。
神経細胞を黒く染めるゴルジ染色法を発明。
バッタからゴルジ体(Golgi body)を発見。
1906(明治39)ノーベル生理・医学賞を受賞。
参照⇒ごるじたい(ゴルジ体)
こるしかとう《こるしかたう》
【コルシカ島】
◇[伊]Isola di Corsica
○[地]地中海北西部、イタリア半島の西方にある島。
イタリア領サルジニア島の北方にあり、フランス領でコルス
地域圏(Region Corse)(旧コルス県)を成す。
主都は西海岸のアジャッショ(Ajaccio)。
フランス語名は「コルス島(Corse ile)」。
参照⇒[1]まき(マキ)(1),こるすちいきけん(コルス地域圏)
〈面積〉
8,720平方キロメートル。
8,680平方キロメートル。
〈人口〉
1968(昭和43)26万9,831人。
1990(平成 2)24万9,737人。
◎ナポレオン一世の出生地(アジャッショ)。
最高峰はチント山(Monte Cinto)(2,706メートル)。
◎1347(<南>正平 2,<北>貞和 3)ジェノバ領。
1768(明和 5)フランス、ジェノバより買収し、住民が反乱。
1796(寛政 8)フランス、支配権を回復。
1975. 5.(昭和50)コルス県(Departement Corse)、南部のコ
ルスデュシュド県(Departement Corse-du-Sud)と北部のオート
コルス県(Departement Haute-Corse)に分割。
こるしかみんぞくかいほうせんせん
《こるしかみんぞくかいはうせんせん》
【コルシカ民族解放戦線】
◇[フ]Front de liberation national de la Corse
○⇒えふえるえぬしー(FLNC)
こるじせぷす
【コルジセプス】
◇[学]Codyceps sinensis
○[生]⇒とうちゅうかそう(冬虫夏草)
ごるじそうち
【ゴルジ装置】
◇[英]Golgi apparatus
○[生]⇒ごるじたい(ゴルジ体)
ごるじたい
【ゴルジ体】
◇[英]Golgi body
○[生]動植物の細胞質中に見られる細胞小器官の一つ。
5〜6枚が積み重なった扁平な嚢とその周辺に付随する小胞
・液胞から成る、複雑な網状または粒状の構造体。
神経細胞や消化管などの分泌腺細胞に多く見られ、酵素を多
く含むことから、分泌物・排出物・脂肪などの形成に関係する
機能を持つと考えられている。
「ゴルジ装置(Golgi apparatus)」とも呼ぶ。
◎イタリアの病理学者ゴルジ(Camillo Golgi)(1844〜1926)が
発見。
ごーるしゅう《ごーるしう》
【ゴール州】
◇Velayat-e Ghowr、[英]Ghowr Province/Ghor Province
○アフガニスタン中西部の州。北部をファリャブ州(Velayat-e
Faryab)・サレポル州(Velayat-e Sar-e-Pol)、東部をバーミヤ
ン州(Velayat-e Bamian)、東南部をウルズガン州(Velayat-e
Oruzgan)、南部をヘルマンド州(Velayat-e Helmand)・ファラ
州(Velayat-e Farah)、西部をヘラート州(Velayat-e Herat)、
北西部をバドギス州(Velayat-e Badghis)に接する。
◎2002(平成14)高さ65メートルのミナレットを含むジャム(Jam)
遺跡、世界遺産に登録。
ごるじょ
【ゴルジョ】
◇[ロマ語]gorgio
○ロマ(ジプシー)でない人。
参照⇒ろま(ロマ)
こるす
【コルス】
◇Corse
○(1)[地](Corse ile)⇒こるしかとう(コルシカ島)
○(2)(Region Corse)⇒こるすちいきけん(コルス地域圏)
○(3)[古](Departement Corse)⇒こるすけん(コルス県)
こるすけん
【コルス県】
◇[フ]Departement Corse
○[古]地中海北西部にあるフランス領コルス島(コルシカ島)か
ら成る県。
県都はアジャッショ(Ajaccio)。
現在のコルス地域圏(Region Corse)。
参照⇒こるすちいきけん(コルス地域圏)
◎1975. 5.(昭和50)南部のコルスデュシュド県(Departement
Corse-du-Sud)と北部のオートコルス県(Departement Haute-
Corse)に分割。
こるすちいきけん《こるすちゐきけん》
【コルス地域圏】
◇[フ]Region Corse、[英]Corse Region
○地中海北西部にあるフランス領コルス島(コルシカ島)から成
る地域圏(地方)。
主都はアジャッショ(Ajaccio)。
参照⇒こるすけん(コルス県)
〈2県〉
オートコルス県(Departement Haute-Corse)。
コルスデュシュド県(Departement Corse-du-Sud)。
こるすでゅしゅどけん
【コルスデュシュド県】
◇[フ]Departement Corse-du-Sud
○地中海北西部のフランス領コルシカ島南部にある県。
県都はアジャッショ(Ajaccio)。
〈面積〉
4,014平方キロメートル。
こるすとう《こるすたう》
【コルス島】
◇[フ]Corse ile
○[地]コルシカ島のフランス語名。
⇒こるしかとう(コルシカ島)
こーるすろー
【コールスロー】
◇[英]coleslaw
○[食]生のキャベツを細かく刻んだものにドレッシングなどを
あえたサラダ。
◎オランダ語の"kool(キャベツ)"+"salade(サラダ)"から。
ごーるずわーじー
【ゴールズワージー】
◇John Galsworthy(ジョン・ゴールズワージー)
○[人]イギリスの小説家・劇作家(1867〜1933)。
人道主義的立場から、資本主義社会の矛盾を写実的・批判的
に描く。
1932(昭和 7)ノーベル文学賞を受賞。
作品は連作小説『フォーサイト家物語』、戯曲『正義』・
『銀の箱』・『勝利者と敗北者』など。
こるすん
【コルスン】
◇Korsun
○ウクライナ共和国南東部、ドネツク州(Donets'ka Oblast)北
部の町。
北緯48.20°、東経38.10°の地。
〈人口〉
2001(平成13)3,124人。
◎ロシア文字では"Корсунь"。
[1]こるせあ
【コルセア】
◇[英]corsair
○(1)[歴]14世紀ころ、北アフリカ沿岸(Barbary Coast)を荒ら
した私掠船(シリャクセン)(privateer)。
オスマントルコ帝国などのイスラム教国から承認を得て、キ
リスト教団の船を略奪していた。
参照⇒すぽりえいしょん(スポリエイション)(2)
◎ラテン語の「コルサーロ(corsaro)(略奪する人)」から。
○(2)(転じて、一般に)海賊船。
[2]こるせあ
【コルセア】
◇[英]Corsair(海賊船)
○[歴][軍]アメリカ海軍の艦上戦闘爆撃機F4−Uの通称。
チャンスボート(Chance Vought)社製。
こるそ
【コルソ】
◇[伊](男性形)corso/(女性形)corsa
○(イタリア語で)コルシカ島の男性。
[1]こるだ
【コルダ】
◇[伊]
○(1)(イタリア語で)縄・紐(ヒモ)・コード([英]chord)。
○(2)[楽](イタリア語で)弦。
[2]こるだ
【コルダ】
◇Alexander Korda(アレクサンダー・コルダ)
○[人]イギリスの映画製作者・監督(1893〜1956)。ハンガリー
生れ。
プロデュース作品は『第三の男(The Third Man)』・『ホフ
マン物語(The Tales of Hoffmann)』など。
参照⇒だいさんのおとこ(第三の男)
こるだー
【コルダー】
◇Khordha
○(1)(Khordha District)⇒こるだーけん(コルダー県)
○(2)インド中東部、オリッサ州(Orissa State)東部のコルダ
ー県中央部にある県都。
◎2000(平成12)クルダ(Khurda)から改称。
こるだいと
【コルダイト】
◇[英]cordite
○ひも状の無煙火薬
ニトロセルロース(nitrocellulose)・ニトログリセリン(ni-
troglycerin)・ペトロラタム(petrolatum)をアセトン(acetone)
で溶解して混合し、ひも状にして乾燥させたもの。
こるだーけん
【コルダー県】
◇[英]Khordha District
○インド中東部、オリッサ州(Orissa State)東部の県。
県都はコルダー。
北東部に州都ブバネシュワル(Bhubaneswar)がある。
◎2000(平成12)クルダ県(Khurda District)から改称。
こるだしゅう《こるだしう》
【コルダ州】
◇[フ]Region de Kolda、[英]Kolda Region
○セネガル南部、カサマンス川(La Casamance)中・上流域の州。
東部をタンバクンダ州(Region de Tambacounda)、西部をジガ
ンショール州(Region de Ziguinchor)に接し、北部をガンビア、
南部をギニアビサウに隣接。
〈面積〉
2万1,011平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)83万4,753人(1月1日推計)。
〈5県〉
コルダ県(Departement Kolda)。
ピキン県(Departement Pikine)。
ルフィスク県(Departement Rufisque)。
セディウ県(Departement Sedhiou)。
ヴェリンガラ県(Departement Velingara)。
◎1984. 3.24(昭和59)カサマンス州(Region de Casamance)が
コルダ州とジガンショール州に分割されて設置。
こーるだーほーる
【コールダーホール】
◇[英]Calder Hall
○[歴][原]イギリスのイングランド北西部、カンブリア州(Cum-
bria)セラフィールドの南方、シースケール(Seascale)にあっ
た世界初の商業用原子力発電所。
核兵器向けのプルトニウム製造を目的としていたことが、の
ちに判明した。
参照⇒こくえんろ(黒鉛炉)
◎1956.10.17(昭和31)1号炉(GCR)、運転を開始。
1957. 3.(昭和32)2号炉(GCR)、運転を開始。
1959. 4.(昭和34)3号炉(GCR)、運転を開始。
1959. 5.(昭和34)4号炉(GCR)、運転を開始。
1961. 6.(昭和36)冷却水クーリングタワーが再処理工場のプ
ルトニウム蒸発缶の故障により汚染。
2003. 3.31(平成15)閉鎖。
こるちことろぴん
【コルチコトロピン】
◇[英]corticotropin
○[医]⇒ふくじんひしつしげきほるもん(副腎皮質刺激ホルモ
ン)
こるちことろぴんほうしゅついんし
《こるちことろぴんはうしゆついんし》
【コルチコトロピン放出因子】
◇[英]corticotropin-releasing factor
○[生]⇒しーあーるえふ(CRF)
こるちしん
【コルチシン】
◇[英]colchicine
○[生化](英語で)コルヒチン([独]Kolchizin)。
⇒こるひちん(コルヒチン)
こるちぞーる
【コルチゾール】
◇[英]cortisol
○[生化][薬]⇒ひどろこるちぞん(ヒドロコルチゾン)
こるちぞん
【コルチゾン】
◇[英]cortisone、[独]Kortison/Cortison
○(1)[生化]副腎皮質糖質ホルモンの一種。
副腎皮質から分泌されるホルモンで、タンパク質からの糖新
生を促進して血糖量を高める働きあり、また免疫力を低下させ
る強い抗アレルギー・抗炎症作用がある。
「コーチゾン」,「コーチソン」とも呼ぶ。
◎1937(昭和12)アメリカのケンドル(Edward Calvin Kendall)
・ヘンチ(Philip Showalter Hench)、スイスのライシュタイン
(Tadeus Reichstein)が結晶として抽出。
1946(昭和21)ケンドルが合成に成功。
1950(昭和25)ケンドルら3人、ノーベル生理学医学賞を受賞。
◎名称は「コルチコステロン(corticosterone)」の短縮形。
ラテン語の「皮質の(cortico-)」と「有機アルコール(sterol)」
に化合物の名詞をつくる接尾辞(-one)から。
○(2)[薬](dehydrocorticosterone)(1)を主成分とする治療薬。
リューマチ性関節炎・アレルギー性皮膚炎・膠原病(コウゲンビョ
ウ)・ネフローゼ症候群などの治療に用いる。
「コーチゾン」,「コーチソン」とも呼ぶ。
◎コルチゾール([英]cortisol):⇒ひどろこるちぞん(ヒドロ
コルチゾン)
こるちゃーく
【コルチャーク】
◇Aleksandr Vasil'evich Kolchak、[英]Alexander Kolchak
○[人]ロシアの軍人(1874.11.〜1920. 2. 7)。
第一次世界大戦ではバルト海・黒海艦隊司令長官。
1917. 3.(大正 6)二月革命(三月革命)後の臨時政府(Provi-
sional Government)の使節としてアメリカに向かい、帰途で十
月革命(十一月革命)に遭う。
1918(大正 7)イギリスの援助で西シベリアのオムスク(Omsk)
に反革命政権を樹立。一時はボルガ川付近まで勢力を伸ばした
が、赤衛軍に敗れイルクーツク(Irkutsk)で銃殺。
「コルチャック」とも呼ぶ。
◎ロシア文字では"Александр Васильевич
Колчак"。
こるちゃっく
【コルチャック】
◇Aleksandr Vasil'evich Kolchak
○[人]⇒こるちゃーく(コルチャーク)
★ごーるちょう《ごーるてう》
【ゴール朝】
◇[朝]Ghori Dynasty/Ghorid Dynasty
○[歴]アフガニスタンのゴール(Ghor)に建国された王朝(1149
〜1212)。
参照⇒ごーるしゅう(ゴール州)
こるつぁ
【コルツァ】
◇[西]corza
○[哺](スペイン語で)雌のノロジカ(麕鹿)。
⇒のろ(ノロ,麕)
こるつぉ
【コルツォ】
◇[西]corzo
○[哺](スペイン語で)雄のノロジカ(麕鹿)。
⇒のろ(ノロ,麕)
ごるでぃあす
【ゴルディアス】
◇Gordius
○[ギ神]小アジアの古代国家フリギア(Phrygia)の王。
「ゴルディオス」とも呼ぶ。
参照⇒ごるでぃあすのむすびめ(ゴルディアスの結び目)
ごるでぃあすのむすびめ
【ゴルディアスの結び目】
◇[英]Gordian knot
○[ギ神]小アジアの古代国家フリギア(Phrygia)のゴルディア
ス(Gordius)王が結んだ複雑な結び目。
王は、この結び目を解いた者はアジアの支配者となる、と託
宣したが、長い間だれも解くことができなかった。
のち、マケドニアのアレクサンドロス大王(Alexandros the
Great)は解く代りに剣を抜いて両断し、この難題を解決した。
「ゴルディオスの結び目」とも呼ぶ。
こるでぃえ
【コルディエ】
◇Henri Cordier
○[人]フランスの東洋学者(1849〜1925)。アメリカ生れ。
東西交渉史・書誌学に造詣が深い。
著書は『ビブリオテカ・シニカ(Bibliotheca Sinica)(支那
書志)』・『ビブリオテカ・ヤポニカ(Bibliotheca Japonica)
(日本書志)』・『中国通史』など。
ごるでぃおす
【ゴルディオス】
◇Gordius
○[ギ神]⇒ごるでぃあす(ゴルディアス)
ごるでぃおすのむすびめ
【ゴルディオスの結び目】
◇[英]Gordian knot
○[ギ神]⇒ごるでぃあすのむすびめ(ゴルディアスの結び目)
こるでぃせぷす
【コルディセプス】
◇[学]Codyceps sinensis
○[生]⇒とうちゅうかそう(冬虫夏草)
こるでぃっつ
【コルディッツ】
◇Colditz
○ドイツ東部のザクセン州(Bundesland Sachsen)、ライプチヒ
(Leipzig)とドレスデン(Dresden)の間にある村。
第二次世界大戦中、古城にドイツ軍の将校用捕虜収容所が作
られた。
こるでぃれら
【コルディレラ】
◇[西]Cordillera(小さな紐)
○[地]南北アメリカ大陸西部を、アラスカからホーン岬(Cape
Horn)まで貫く大山脈。
ロッキー山脈(Rocky Mountains)・シエラネバダ(Sierra
Nevada)・シエラマドレ(Sierra Madre)などが含まれる。
こるでぃれらさんみゃく
【コルディレラ山脈】
◇[英]Cordillera Mountains
○[地]⇒こるでぃれらすさんみゃく(コルディレラス山脈)
こるでぃれらすさんち
【コルディレラス山地】
◇[英]Cordilleras Range
○[地]フィリピン中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)北西
部のパナイ島(Panay Island)西部を南北に連なる山脈。
こるでぃれらすさんみゃく
【コルディレラス山脈】
◇[英]Cordilleras Mountains
○[地]フィリピン北部、ルソン島(Luzon Island)北部の中央西
寄を南北に連なる山脈。
「コルディレラ山脈(Cordillera Mountains)」,「セントラル山
系(Cordillera Central)」とも呼ぶ。
◎1995(平成 7)イフガオ族(Ifugao Tribe)が築いた大規模な棚
田(rice terrace)、世界遺産に登録。
◎東岸を南北に連なる山脈はシエラマドレ(Sierra Madre)。
参照⇒しえらまどれ(シエラマドレ,シエラ・マドレ)(2)
ごーるでぃんぐ
【ゴールディング】
◇William Golding
○[人]イギリスの作家(1911〜1993)。
寓意小説『蠅の王』で、核戦争の後に孤島に漂着した少年た
ちが脱落してゆくさまを、現代人の原罪意識を追求して描き、
有名となる。
1983(昭和58)ノーベル文学賞、受賞。
作品は『後継者たち』・『通過儀礼』など。
[1]こるてす
【コルテス】
◇Cortes
○(1)(Departamento de Cortes)⇒こるてすけん(コルテス県)
○(2)[人](Hernan Cortes)⇒[2]こるてす(コルテス)
★[2]こるてす
【コルテス】
◇Hernan Cortes(エルナン・コルテス)
○[人]スペインの武将(1485〜1547)。
1519年、兵500人・馬16頭・船11隻でユカタン半島に上陸し、
アステカ帝国を征服。
参照⇒こんきすたどーる(コンキスタドール)
こるてすけん
【コルテス県】
◇[西]Departamento de Cortes、[英]Cortes Department
○中央アメリカ、ホンジュラス北西部の県。北部をカリブ海
(Caribbean Sea)のホンジュラス湾(Gulf of Honduras)に面し、
北西部をグアテマラに隣接。
県都はサンペドロスラ(San Pedro Sula)。
〈面積〉
3,242平方キロメートル。
〈人口〉
1988(昭和63) 68万8,225人(5月29日現在)。
2001(平成13)107万7,538人(7月28日現在)。
こるてねる
【コルテネル】
◇Kortenaer
○[歴][軍]オランダ海軍の駆逐艦。
◎1928(昭和 3)竣工。
1942. 2.26(昭和17)スラバヤ沖海戦で日本海軍第五戦隊の魚
雷攻撃により撃沈。
こーるてん
【コールテン】
【コール天】
◇[英]corduroy
○(1)[服]縦方向に毛羽(ケバ)の畝(ウネ)を織り出した綿(メン)のビ
ロード。
摩擦に強く丈夫で、洋服地・足袋地(タビジ)などに用いる。
「コーデュロイ」とも呼ぶ。
◎"corded(畝織りの)"と「ビロード(天鵞絨)」を合成した言葉。
また、"corded velveteen(ベッチン)"の略とも。
参照⇒べっちん(ベッチン,別珍)(1)
○(2)[服](corduroys)(1)で作った衣服。
[1]ごーるでん
【ゴールデン】
◇[英]golden
○(1)[形]金色の・山吹色(ヤマブキイロ)の。金製の。
○(2)[形]価値のある、貴重な、素晴らしい。
[2]ごーるでん
【ゴールデン】
◇Golden
○アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)中北部
のジェファーソン郡(Jefferson County)北部にある郡都。
ごーるでんういーく
【ゴールデンウイーク】
◇[和製英語]golden week
○[暦]⇒ごーるでんうぃーく(ゴールデンウィーク)
ごーるでんうぃーく
【ゴールデンウィーク】
◇[和製英語]golden week
○[暦]4月末から5月上旬にかけての、祝祭日の多い週。
有休などを使用すると大型連休となり、帰省や海外旅行など
に利用される。
高速道路・鉄道・空港などの渋滞時期でもある。
「ゴールデンウイーク」,「黄金週間」とも、略称で「GW」とも
呼ぶ。
◎この週に映画館などの入場者が多かったので最初は映画界で
用いられ、1952〜1953(昭和27〜昭和28)には一般にも用いられ
るようになった。
ごーるでんがい
【ゴールデン街】
○[俗]東京都新宿区歌舞伎町(カブキチョウ)1丁目、新宿区役所の
東側から花園神社までの間にある飲み屋街(盛り場)の通称。
参照⇒はなぞのじんじゃ(花園神社)(2),おもいでよこちょう
(思い出横丁)
◎第二次世界大戦後、青線地帯。
新宿駅周辺の露店が移転したもの。
参照⇒青線地帯
ごーるでんげーと
【ゴールデンゲート】
◇[英]the Golden Gate/Golden Gate Strait
○[地]アメリカ合衆国カリフォルニア州の中部、太平洋とサン
フランシスコ湾をつなぐ狭い海峡。
幅約2キロメートル、延長約8キロメートル。
南岸にサンフランシスコがあり、ゴールデンゲートブリッジ
(Golden Gate Bridge)が架(カ)かり、大型の船舶が通過してい
る。
「金門(キンモン)海峡」とも呼ぶ。
ごーるでんげーとくらぶ
【ゴールデンゲートクラブ】
◇[英]Golden Gate Club
○アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ市にある
元陸軍将校集会所。
◎1951. 9. 8(昭和26)日米安全保障条約の調印が行われた。
参照⇒おぺらはうす(オペラハウス)
ごーるでんげーとぶりっじ
【ゴールデンゲートブリッジ】
◇[英]Golden Gate Bridge
○アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンフランシスコにある、
海峡ゴールデンブリッジに架(カ)かる橋。全長2,825メートル。
北のマリン郡(Marin County)と南のサンフランシスコ郡(San
Francisco County)とが連絡されている。
「金門橋(キンモンキョウ)」とも呼ぶ。
◎1937. 5.27(昭和12)完成。
◎世界一の自殺の名所となっている。
ごーるでんでりしゃす
【ゴールデンデリシャス】
◇[英]Golden Delicious
○[農]リンゴ(林檎)の栽培品種の一つ。
⇒でりしゃす(デリシャス)(4)
ごーるでんとらいあんぐる
【ゴールデン・トライアングル】
◇[英]Golden Triangle
○⇒おうごんのさんかくちたい(黄金の三角地帯)
ごーるでんばっと
【ゴールデンバット】
◇[英]golden bat(黄金のコウモリ)
○日本の紙巻きタバコの銘柄の一つ。
大衆向けの安価なもの。葉が少なくそのままでは味が薄いの
で、縦にして切口を机などにトントンと指から落とすようにし
て葉を固め集めてから吸うことが多かった。
略称は「バット」。
参照⇒たんぷ(タンプ)(2)
◎1906(明治39)発売。
1940(昭和15)敵性外国語追放運動により、デザインを変更し
て「金鵄(キンシ)」と改称。
1949(昭和24)旧名称・旧デザインに復帰。
◎「黄金バット」は紙芝居の一つ。
⇒おうごんばっと(黄金バット)
ごーるでんはむすたー
【ゴールデン・ハムスター】
◇[英]golden hamster
○[哺]⇒はむすたー(ハムスター)
ごーるでんりとりばー
【ゴールデンリトリバー】
◇[英]golden retriever
○[哺]イギリス原産の、黄金の毛をした中型犬。もと、猟犬。
ごーるでんるーる
【ゴールデン・ルール】
◇[英]golden rule
○[聖]⇒おうごんりつ(黄金律)
[1]こると
【コルト】
◇[英]colt
○4歳までの雄の若駒(ワカゴマ)。
[2]こると
【コルト】
◇Colt
○(1)[人](Samuel Colt)アメリカの銃器製造者・発明家(1814.
7.19〜1862. 1.10)。コネチカット州ハートフォード(Hartford)
生れ。
1829(文政12)家出してインドに向かう途中、木製の回転式拳
銃(リボルバー)の雛形を作成。
1835(天保 6)撃鉄を起こすと回転弾倉が連動するシングルア
クションの回転式拳銃の特許をイギリス・フランスで取得。
翌1836(天保 7)アメリカでも特許を取得し、銃器製造所(Pat-
ent Arms Manufacturing Co.)をニュージャージー州パターソ
ン(Paterson)に設立。
1842(天保13)宣伝不足とセミノール戦争(Seminole War)の終
結で銃器製造所を閉鎖。
メキシコ戦争(Mexican War)が始まると、1847(弘化 4)陸軍
からコルト拳銃1千丁注文を受け、E.ホイットニー(Eli Whit-
ney)の工場で製造。
1843(天保14)電気式起爆水雷を考案、ニューヨーク市で世界
初の水底電線の実験に成功。
1855(安政 2)ハートフォードにコルト社(Colt Industries)
を創建。
○(2)(Colt's Manufacturing Company,Inc.)アメリカの銃器製
造会社。
1873(明治 6)45口径のピースメーカー・モデルを製造。
○(3)コルト社製の拳銃。
◎コルト・ピースメーカー:⇒ぴーすめーかー(ピースメーカ
ー)(3)
コルト・ガバメント:⇒こるとがばめんと(コルト・ガバメ
ント)
○(4)[交]三菱自動車工業の小型乗用車(コンパクトカー)。
参照⇒こるとぷらす(コルトプラス)
◎1962(昭和37)発売。
1972(昭和47)販売中止。
2002.11.11(平成14)新型コンパクトカーを発表。Zカーとし
てダイムラー・クライス社と共同開発。
こーるど
【コールド】
◇[英]cold
○(1)[形](温度が)寒い、(適温を外れて)冷たい。
参照⇒[1]くーる(クール)(1)
○(2)[形](感情が)冷淡な、関心のない。
参照⇒[1]くーる(クール)(2)
○(3)[形]不感症の。
○(4)[形]死んだ。
○(5)[形][運]得点のない。
◎野球の「コールドゲーム」は"called game"。
○(6)[名]寒さ。
○(7)[名][病]かぜ(風邪)。
⇒かぜ(風邪)
ごるど
【ゴルド】
◇Gordes
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)北西部のボーク
リューズ県(Departement Vaucluse)中南部にある村。
北緯43.90°、東経5.20°の地。
中世の城や修道院、風車・水車などが点在。
〈人口〉
1999(平成11)2,127人。
★ごーるど
【ゴールド】
◇[英]gold
○(1)(英語で)金。
⇒きん(金)()
○(2)[色]金色。
★こるとがばめんと
【コルト・ガバメント】
◇[英]M1911A1 goverment model
○[歴][軍]アメリカ軍の制式拳銃(service handgun)。
自動拳銃。45口径、装弾数7(弾倉)+1(薬室)。
◎1911(明治44)採用。
こーるどくりーむ
【コールドクリーム】
◇[英]cold cream
○化粧用の油性クリーム(乳液)。
動植物性脂肪を主とした、肌に脂肪分を補うもの。
白粉(オシロイ)やよごれ落とし、化粧下(ケショウシタ)、顔のマッサー
ジなどに使用する。
◎使用すると肌にひんやりと感じることから。
ごーるどこーすと
【ゴールドコースト】
◇[英]Gold Coast
○(1)[歴][地]⇒おうごんかいがん(黄金海岸)
○(2)オーストラリア北東部、クイーンズランド州(Queensland
State)南東端の都市。
ごーるどすぽんさー
【ゴールド・スポンサー】
◇[英]Gold Sponsor
○[経][運]⇒おふぃしゃるぱーとなー(オフィシャル・パート
ナー)
[1]こるどば
【コルドバ】
◇Cordoba
○(1)(Provincia de Cordoba)⇒こるどばけん(コルドバ県)
○(2)スペイン南部、アンダルシア自治州(Region de Andalu-
cia)北部のコルドバ県中央部にある県都。商工業都市。
イスラム文化の遺跡が多い。
参照⇒こーどばん(コードバン)
〈人口〉
1986(昭和61)29万6,000人。
◎ 711年、アラブ人が渡来。
756年、後ウマイア朝の首都となる。
1236(嘉禎 2)カスティリア王国、占領。
1808(文化 5)フランス軍により破壊。
○(3)(Cordoba Province)⇒こるどばしゅう(コルドバ州)
○(4)アルゼンチンのコルドバ州中央部にある州都。
南緯31.40°、西経64.19°の地。
商工業の中心地で、化学・自動車・機械工業や皮革・織物工
業が行われる。また農産物の集散地。
スペイン植民地時代の面影(オモカゲ)を残した美しい町並みの
古都。
〈人口〉
1975(昭和50) 78万人。
1991(平成 3)114万8,305人/119万7,900人。
2003(平成15)148万6,200人。
◎1573(天正元)創設。
1613(慶長18)大学創建(アルゼンチン最古)。
○(5)メキシコ南東部、ベラクルス州(estado de Veracruz)の
都市。
[2]こるどば
【コルドバ】
◇cordoba
○[経]ニカラグア共和国の貨幣単位。
◎スペインの探検家F.コルドバから。
[3]こるどば
【コルドバ】
◇Francisco Fernandez de Cordoba/Francisco Hernandez de
Cordova(フランシスコ・ヘルデナンド・デ・コルドバ)
○[人]スペインのメキシコ探検家・軍人(14XX〜1518)。
スペイン人として始めてマヤ文明を確認。
[4]こるどば
【コルドバ】
◇Francisco Fernandez de Cordoba/Francisco Hernandez de
Cordova(フランシスコ・ヘルデナンド・デ・コルドバ)
○[人]スペインの中央アメリカ探検家・軍人(1475?〜1526)。
[5]こるどば
【コルドバ】
◇Jose Maria Cordoba(ホセ・マリア・コルドバ)
○[人]コロンビアの将軍・愛国者(1800?〜1830)。
暗殺される。
こるどばけん
【コルドバ県】
◇[西]Provincia de Cordoba、[英]Cordoba Province
○スペイン南部、アンダルシア自治州(Region de Andalucia)
北部の県。東部をハエン県(Provincia de Jaen)、南東部をグ
ラナダ県(Provincia de Granada)、南部をマラガ県(Provincia
de Malaga)、西部をセビリア県(Provincia de Sevilla)に接す
る。
県都はコルドバ。
こるどばしゅう《こるどばしう》
【コルドバ州】
◇[英]Cordoba Province
○アルゼンチン中央部の州。
州都はコルドバ。
〈面積〉
16万8,766平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)276万6,700人。
2003(平成15)313万4,600人。
こるとぴーすめーかー
【コルト・ピースメーカー】
◇[英]Colt Peacemaker
○[歴]⇒ぴーすめーかー(ピースメーカー)(3)
ごーるどびーち
【ゴールドビーチ】
◇[英]Gold Beach
○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)南西端の
カリー郡(Curry County)の郡都。
こるとぷらす
【コルトプラス】
◇[登録商標]COLT PLUS
○[交]三菱自動車工業の小型ワゴン車(ワゴン・コンパクト)。
◎2004.10.25(平成16)発売。
こるとよんじゅうご《こるとよんじふご》
【コルト45】
◇[英]Colt 45
○(1)[歴]⇒ぴーすめーかー(ピースメーカー)(3)
○(2)[歴][軍]⇒こるとがばめんと(コルト・ガバメント)
ごーるどらっしゅ
【ゴールドラッシュ】
【ゴールド・ラッシュ】
◇[英]gold rush
○(1)新しく金鉱が発見された土地の人口が急激に増加する現
象。
○(2)[歴]特に、1848(嘉永元)アメリカ合衆国カリフォルニア
州での現象。
サクラメント近くのアメリカ川(American River)で金鉱が発
見されると、一獲千金を夢みて多数の人が殺到した。
◎この言葉はこのときに生れた。
のち、アラスカ・オーストラリア・南アメリカでも発生して
いる。
○(3)[映](The Gold Rush)⇒おうごんきょうじだい(黄金狂時
代)
こるどろん
【コルドロン】
◇[英]caldron/cauldron
○(英語で)大釜(オオガマ)。
深く、取っ手と蓋(フタ)がある。脚付きもある。
「コールドロン」とも呼ぶ。
◎スペイン語のカルデラ(caldera)と同系語。
参照⇒[1]かるでら(カルデラ)
こーるどろん
【コールドロン】
◇[英]cauldron/caldron
○⇒こるどろん(コルドロン)
ごーるとん
【ゴールトン】
◇Francis Galton(フランシス・ゴールトン)
○[人]イギリスの遺伝学者・人類学者(1822〜1911)。
1883(明治16)優生学(eugenics)を提唱。
参照⇒ゆうせいがく(優生学)
こるな
【コルナ】
◇koruna
○(1)[経]チェコ共和国の通貨単位。単位記号は「Kc」。
1Kc=100ハレル(halers)。
○(2)[古][経]チェコスロバキアの通貨単位。
こるぬこぴあ
【コルヌコピア】
◇[英]cornucopia
○(1)[ギ神]幼児のゼウス(Zeus)に乳を与えたという「豊饒(ホウジョ
ウノ)の角」。
ヤギ(山羊)の妖精アマルテア(Amalthea)の角で、果物・穀物
・花などもあふれ出たという。
参照⇒あまるてあ(アマルテア)
○(2)(転じて)豊かさ・繁栄の象徴。
○(3)角の中に果物・穀物・花などがあふれている図柄・デザイン。
○(4)角・角型の装飾品。
○(5)角型の容器。角杯。
こるね
【コルネ】
◇[フ]cornet(小さい角)
○[食]フランス風の菓子。パイなどを角状(ラッパ状)に巻いた
もの。
◎ラテン語の「コルヌ(cornu)(角)」から。
こるねあ
【コルネア】
◇[伊]cornea
○[医](イタリア語で)角膜。
⇒かくまく(角膜)
★[1]こるねっと
【コルネット】
◇[英]cornet(小さい角)
○(1)[楽]金管楽器の一種。
○(2)[楽]木製吹奏楽器の一種。
○(3)円錐形の紙袋。
○(4)[歴]12〜15世紀、修道女(nun)がかぶっていた、角のよう
に布が左右に飛び出している白く大きな頭飾り。
◎ラテン語の「コルヌ(cornu)(角)」から。
[2]こるねっと
【コルネット】
◇[露]Kornet、[英]Cornet
○[軍]ロシア製の対戦車ミサイルAT−14。
軽量かつ操作が容易な、目視によるレーザー誘導ミサイル。
◎ロシア文字では"Корнет"。
こるねりあ
【コルネリア】
◇Cornelia
○[人]古代ローマ、紀元前2世紀ころの賢婦人。グラックス
(Gracchus)兄弟の母。
貴婦人から宝石を見せてほしいと言われ、「二人の息子です」
と答えたという。
★こるねりあでらんげしょうこうぐん
《こるねりあでらんげしやうこうぐん》
【コルネリア・デ・ランゲ症候群】
◇[英]Cornelia de Lange Syndrome
○[病]遺伝子疾患の一つ。
症状は手足の形成異常や発達遅延など。
ごるのあるたいきょうわこく
【ゴルノアルタイ共和国】
◇[露]Respublika Gorno-Altay、[英]Republic of Gorniy-
Altay
○[古]⇒あるたいきょうわこく(アルタイ共和国)
ごるのあるたいじちかんく《ごるのあるたいじちくわんく》
【ゴルノアルタイ自治管区】
◇[英]Gorno-Altai Autonomous Region
○[古]⇒あるたいきょうわこく(アルタイ共和国)
ごるのあるたいすく
【ゴルノアルタイスク】
◇Gorno-Altaisk
○ロシア連邦南部、アルタイ共和国(Respublika Altay)の首都。
北緯51.96°、東経85.96°の地。
〈人口〉
1989(平成元)4万6,000人。
1991(平成 3)4万7,500人(推計)。
2000(平成12)5万2,200人。
2003(平成15)5万4,200人。
◎ロシア文字では"Горно-Алтайск"。
◎1932(昭和 7)ウララ(Ulala)からオイロートトゥラー(Oirot-
Tura)に改称。
1948(昭和23)現名に改称。
こるのぐらんで
【コルノグランデ】
◇[伊]Corno Grande
○[地]イタリア中南部、グランサッソ山脈(Montagne del Gran
Sasso)にある最高峰。標高2,914メートル。
北緯42.47°、東経13.57°の地。
「コルノ山([英]Monte Corno)」,「グランサッソ(Gran Sasso
d'Italia)」とも呼ぶ。
こるのさん
【コルノ山】
◇[伊]Monte Corno、[英]Mount Corno/Mt.Corno
○[地]⇒こるのぐらんで(コルノグランデ)
ごるのばだふしゃんじちしゅう《ごるのばだふしやんじちしう》
【ゴルノバダフシャン自治州】
◇[タジク語]Viloyati Mukhtori Kuhistoni Badakhshon、Gomo-
Badakhshanskaya Autonomous oblast、[露]Gorno-Badakhshan
Autonomous Oblast/Gorno-Badakhshan A.O.
○タジキスタン東部の自治州。
州都はホローグ(Khorog)。
「バダクシャン自治州」とも呼ぶ。
〈面積〉
6万3,710平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)16万7,100人。
◎1927(昭和 2)設置。
★ごるばちょふ
【ゴルバチョフ】
◇Mikhail Sergeevich Gorbachev/Mikhail Sergeevich Gorba-
chyov(ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ)
○[人]旧ソビエト連邦の政治家(1931〜)。
1985〜1991. 8.(昭和60〜平成 3)ソ連共産党書記長。
1989. 5.25(平成元)ソ連最高会議議長。
1990〜1991(平成 2〜平成 3)大統領。
1991. 8.19(平成 3)保守派クーデターで一時拘束される。
1991.12.25(平成 3)大統領を辞任。
ノーベル平和賞、受賞。
愛称は「ゴルビー(Gorby)」。
参照⇒ぺれすとろいか(ペレストロイカ)
◎2002.12.14(平成14)那覇市(ナハシ)にゴルバチョフ財団日本本
部を開設。
ごるぱらけん
【ゴルパラ県】
◇[英]Goalpara District
○インド東北部、アッサム州(Assam State)西部の県。南部を
メガラヤ州(Meghalaya State)に隣接。
ごるびー
【ゴルビー】
◇Gorby
○[人]旧ソビエト連邦の大統領ゴルバチョフの愛称。
⇒ごるばちょふ(ゴルバチョフ)
こるひかむ
【コルヒカム】
◇[英]colchicum
○[植]⇒いぬさふらん(イヌサフラン,犬サフラン)
こるひだていち
【コルヒダ低地】
◇[英]Kolkhida Lowland/Colchis Lowland
○黒海東岸、アブハジア自治共和国からグルジア共和国にかけ
て幅約30キロメートルの低地。
北部をコドリ山地(Kodori Range)、南部をメスへティ山地
(Meskheti Range)に限られた、黒海に流入するコドリ川(Kodori
River)・イングリ川(Inguri River)・リオニ川(Rioni River)
などの下流地域。
こるひちん
【コルヒチン】
◇[独]Kolchizin
○[生化]ユリ科植物イヌサフラン([学]Colchicum autumnale)
の種子や鱗茎に含まれるアルカロイド(有毒物質)。淡黄色の針
状結晶。
古くからリューマチ(痛風)の特効薬として用いられた。
細胞が有糸核分裂する際に、紡錘体の形成を妨げて染色体の
倍加した核を生じさせる働きがある。
植物の種子を薄い水溶液につけて、倍数体など染色体異常を
人工的につくり、タネナシスイカなど品種改良に利用される。
参照⇒いぬさふらん(イヌサフラン,犬サフラン)
◎名称はイヌサフランの属名「コルヒカム(colchicum)」から。
参照⇒こるきす(コルキス)(2)
◎1937(昭和12)染色体の倍加作用が発見。
◎英語:コルチシン(colchicine)。
こるびゅじえ
【コルビュジエ】
◇Le Corbusier
○[人]⇒るこるびゅじえ(ル・コルビュジエ)
★[1]ごるふ
【ゴルフ】
◇[英]golf
○[運]クラブでボールを打ってホール(穴)に入れる球技。
[2]ごるふ
【ゴルフ】
◇[独]Golf
○[地](ドイツ語で)湾。
[3]ごるふ
【ゴルフ】
◇[登録商標]Golf
○[交]ドイツの自動車製造会社フォルクスワーゲンの小型乗用
車。
◎1974(昭和49)生産開始。
2004. 4. 6(平成16)日本でミニバンのトゥーラン(Touran)を
発売。
2004. 6. 9(平成16)全面改良して発売。
2004. 9.10(平成16)日本で特別仕様車ゴルフワゴン・フライ
ハイト(Freiheit)を発売。
2005. 3. 5(平成17)日本で最上級モデルのゴルフGTXを発
売(367万5,000円)。
こるふぁくす
【コルファクス】
◇Colfax
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)中北
西部のグラント郡(Grant Parish)南西端にある郡都。
★ごるふぼーる
【ゴルフボール】
◇[英]golf ball
○(1)[運]ゴルフに使われる硬いボール。
参照⇒でぃんぷる(ディンプル)(3)
○(2)[古][計]IBM製の電動TTY(テレタイプ)・タイプラ
イター(簡易ライン・プリンター)の俗称。
印字ヘッドがゴルフボール状で、回転し、かつ上下に傾いて
一文字づつ印字するもの。
◎のちに改良されてシリンダー状の印字ヘッドに替わった。
こるぷる
【コルプル】
◇Kolpur
○パキスタン南西部、バルチスタン州(Baluchistan Province)
中北部の都市。州都クエッタ(Quetta)の南東約30キロメートル。
北緯29.90°、東経67.13°、標高2,087メートルの地。
「コルプル・バザール(Kolpur Bazar)」とも呼ぶ。
こるぷるばざーる
【コルプル・バザール】
◇Kolpur Bazar
○⇒こるぷる(コルプル)
こるべっと
【コルベット】
◇[英]corvette
○(1)[歴][海](17〜19世紀半ば)木造の小型帆裝戦艦。平甲板
・一段砲装で、末期には汽帆船もあった。
参照⇒ふりげーと(フリゲート)(1)
○(2)[軍][海]近海で対潜・対空・輸送船護衛・哨戒に用いる
フリゲートより小型の快速艦。
参照⇒ふりげーと(フリゲート)(3)
○(3)[交](Corvette)シボレーの乗用車(コンバーチブルモデル)。
◎1953. 6.(昭和28)初代、登場。
こるべっとかん
【コルベット艦】
◇[英]corvette
○[軍][海]⇒こるべっと(コルベット)
こるべん
【コルベン】
◇[独]Kolben
○(1)[機]ピストン。
○(2)[化]フラスコ。
⇒ふらすこ(フラスコ)
○(3)(銃の)床尾(ショウビ)。
⇒しょうび(床尾)
[1]こるぼ
【コルボ】
◇[フ]corbeau
○[鳥](フランス語で)カラス(烏)。
⇒からす(カラス,烏)
[2]こるぼ
【コルボ】
◇[伊]corvo
○[鳥](イタリア語で)カラス(烏)。
⇒からす(カラス,烏)
こるぼいんぺりあーれ
【コルボインペリアーレ】
◇[伊]corvo imperiale
○[鳥](イタリア語で)ワタリガラス。
⇒わたりがらす(ワタリガラス,渡り烏,渡烏)
こるほご
【コルホゴ】
◇Korhogo
○西アフリカ、コートジボワール北部の都市。
北緯9.45°、西経5.65°の地。
〈人口〉
1988(昭和63)10万9,700人。
1996(平成 8)15万8,300人。
2002(平成14)16万3,400人。
こるほーず
【コルホーズ】
◇[露]kolkhoz、"kollektivnoe(集団の)"+"khozyaistvo(農場)"
から。
○[歴]旧ソ連の集団農場。土地・建物・農具・機械・家畜など
主要な生産手段を協同組合の所有に移した協同組合形式で、農
民が共同労働により社会主義的大農経営を行う。収益は各自の
労働に応じて分配される。
1927年ころに誕生し、1929年に全面的集団化運動が始まった。
協同化の度合いで3段階があり、アルテリの形態が主流だっ
た。
<1>トーズ(TOZ):土地協同耕作組合。
<2>アルテリ(artel):農業生産協同組合。
<3>コムーナ(commune):生産消費共産自治体。
参照⇒そほーず(ソホーズ),きぶつ(キブツ)
こるま
【コルマ】
◇Korma
○[料]ヨーグルトが入ってやや酸味のある、中辛のカレー料理。
参照⇒かれーらいす(カレーライス)
こるまーる
【コルマール】
◇Colmar
○フランス北東部、アルザス地域圏(Region Alsace)南部のオ
ーラン県(Departement Haut-Rhin)の県都。
★ごるむどし
【ゴルムド市】
【格尓木市】
【格爾木市】
◇Golmud、[中]Geermu Shi
○中国西部、青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)北西部の海西モ
ンゴル族チベット族自治州(Haixi Menggezu Cangzu Zizhizhou)
南西部にある市(県級市)。
南西方に飛び地がある。
こるらし
【コルラ市】
【庫尓勒市】
【庫爾勒市】
◇[中]Ku'erle Shi、[英]Korla City
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南東部、バインゴル・モンゴル自治州(巴音郭楞蒙
古自治州<Bayinguoleng Menggu Zizhizhou>)中北部にある自治
州の州都。
区都ウルムチ(Urumqi)(烏魯木斉)から鉄道が通じている。
「クルレ市(Kurle City)」とも呼ぶ。
◎1979(昭和54)コルラ市とコルラ県を設置。
1984(昭和59)コルラ市、コルラ県を編入。
〈面積〉
7,219平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)27万5,500人。
2002(平成14)41万人。
こーるらび
【コールラビ】
◇[独]Kohlrabi、[学]Brassica oleracea var.gongylodes/
Brassica caulocarpa
○[植][農]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Bras-
sicaceae)アブラナ属(Brassica)の一年草または二年草。キャ
ベツ(Brassica oleracea var.capitata)の一変種。地中海沿岸
原産。
茎がカブ状に肥大し、直径5〜10センチメートル。色は白緑
が一般的で、紫(purple Vienna)・白(white Vienna)・白黄な
どもあり、品種が多い。
茎はスジが多いため若いうちに収穫する。生食・いため物・
ピクルスなどに用いるほか、飼料用にする。
明治時代に導入されたが、日本では栽培が少なく、なじみも
薄い野菜。
「カブカンラン(蕪甘藍)」,「キュウケイカンラン(球形甘藍)」,
「カブラタマナ(蕪玉菜)」,「カブタマナ(蕪玉菜)」とも呼ぶ。
◎カブ(Brassica campestris var.glabra)は同属別種。
◎英語:コールラビ(kohlrabi)/ターニップキャベジ(turnip
cabbage)。
フランス語:(単数形)シューラーベ(chou-rave)/(複数形)
(choux-raves)。
イタリア語:(単数形)カーボロラーパ(cavolo rapa)/(複数
形)カーボリラーペ(cavoli rape)。
スペイン語:コリナボ(colinabo)。
こーるりっじ
【コールリッジ】
◇Samuel Taylor Coleridge
○[人]イギリスの詩人・批評家(1772.10.21〜1834. 7.25)。
ワーズワース(William Wordsworth)とともに湖畔詩人(Lake
Poets)と呼ばれ、合作『抒情民謡集』はイギリス・ロマン主義
に一時期を画した。
作品は『老水夫行』・『クブラ・カーン(Kubla Khan)』・
『クリスタベル』・評論『文学的自伝』など。
参照⇒ざなどぅ(ザナドゥ)
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