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百 科 辞 書 《こま》 編集:獨 澄旻
-------- こま --------------------------------------------------
こま
【コマ】
【齣】
○(1)[写]ロールフィルムの1枚の画像。
○(2)[映]映画フィルムの1画面。また、それを数える単位。
映画・アニメでは1秒=24コマ(フレーム)。テレビは30コマ。
「フレーム(frame)」とも呼ぶ。
◎無声映画では1秒=16コマ。
○(3)[映]⇒しょっと(ショット)
○(4)[文][劇]小説・戯曲などの一区切り・一場面。
○(5)(転じて、人生などの)ある場面・局面。
◎青春の一齣
○(6)[教]大学・各種学校などで、授業・講義などの時間割の
一区画。
◎主に事務局や教師・講師側が使用し、学生は「時限」を用いる。
★こま
【コマ】
【独楽】
◇[英]top/spinning top、[独]Kreisel(クライゼル)
○子供のオモチャ(玩具)の一種。
参照⇒でぃあぼろ(ディアボロ),ちきゅうごま(地球ゴマ)
◎「どくらく(独楽)」とも読む。
◎独楽を回す([英]spin a top)
こま
【高麗】
【狛】
◇[日]Koma
○(1)[歴]高句麗(コウクリ)の別称。
⇒こうくり(高句麗,高勾麗)
○(2)[歴]高麗(コウライ)の別称。
⇒こうらい(高麗)
○(3)[古]朝鮮の別称。
⇒ちょうせん(朝鮮)
○(4)[歴]日本の旧郡。
⇒こまぐん(高麗郡)
○(5)[交]西武池袋線の駅名。
⇒こまえき(高麗駅)
こま
【古満】
◇[日]Koma
○[歴]江戸時代、徳川家御用の蒔絵師(マキエシ)の家系。
初代は古満休意(キュウイ)(?〜1663)、二代は古満休伯(キュウハク)
(?〜1715)、三代以降は休伯を名乗り、幕末まで11代を数える。
参照⇒こうあみ(幸阿弥),『人名辞典』こうあみ ……(幸阿
弥 ……)
◎古満巨柳(コリュウ)(?〜1793)は、五代休伯の門人。
[1]こーま
【コーマ】
◇[英]coma
○[植]⇒しゅはつ(種髪)
[2]こーま
【コーマ】
◇[英]coma
○[医]昏睡(コンスイ)・昏睡状態。
参照⇒こんみん(昏眠)(1)
ごま
【ゴマ】
◇Goma
○コンゴ民主共和国(旧:ザイール)東部、北キブ州(Province
du Nord-Kivu)の州都。
南緯1.69°、東経29.22°の地。
〈人口〉
1984(昭和59) 7万7,900人。
2004(平成16)16万0,200人。
★ごま
【ゴマ】
【胡麻】
◇[学]Sesamum indicum
○(1)[植][農]シソ目(Lamiales)ゴマ科(Pedaliaceae)ゴマ属
(Sesamum)の一年生作物。
◎エゴマ(荏胡麻)はシソ目シソ科(Labiatae)。
○(2)[食]ゴマの実。
◎胡麻を使った料理は「利久」と呼ぶ。
参照⇒りきゅう(利久)
◎英語:セサミ(sesame)。
◎開けゴマ!(open sesami!):⇒ひらけごま(開けゴマ!)
◎海外では"e"の抜けた誤記"Pedaliacae"が流布している。
ごま
【胡麻】
○(1)⇒ごま(ゴマ,胡麻)
○(2)[交]⇒ごまえき(胡麻駅)
ごま
【護摩】
◇[梵]homa(ホーマ)
○[仏]弘法大師が中国より伝えたという密教の秘法の一つ。
経典に規定された形・寸法の火炉を持つ護摩壇(ゴマダン)を設
け、不動明王(フドウミョウオウ)・愛染明王(アイゼンミョウオウ)などを本尊
として招き、乳木(ニュウボク)・段木(ダンボク)と呼ばれる規定の護
摩木(ゴマギ)を積んで焚き、その火中に五穀・五香などを投じ
香油を注ぎ、願主の息災・増益・降伏・敬愛などを本尊に祈る。
護摩木は人の悩みや災難を、火は智慧や真理を表わし、智慧
の火で煩悩を焚くことを象徴する。
◎バラモン教のアグニ神(火天)を祀(マツ)る火の供犠(クギ)が密
教に取り入れられたものという。
参照⇒かてん(火天)
◎「ホーマ(homa)」の音写、「焚焼・火祭」の意味。
こまい《こまひ》
【木舞】
【小舞】
◇[日]komai
○(1)[建]壁の下地に用いる竹や細長い材。
また、それを格子に組んだもの。」
参照⇒さげなわ(下げ縄)(2)
◎アシ(葦)や金網(metal lath)なども用いる。
◎英語:ラス(lath)。
ドイツ語:ラテ(Latte)。
イタリア語:アッシチェッラ(assicella)。
○(2)[建]屋根の垂木(タルキ)や軒(ノキ)の上に渡す細長い材。
屋根裏板や柿板(コケライタ)などを受けるもの。
参照⇒ひろこまい(広小舞,広木舞),つきやく(月役)(2)
こまい
【古米】
○(1)[食]収穫してから、1年以上たった米。
2〜3以上たったものは「ここまい(古古米)」と呼ぶ。
○(2)[食](特に)前年の米で、梅雨(ツユ)をこしたもの。
◎昔は保管が不完全で黄変など変質しやすかった。
参照⇒おうへんまい(黄変米)
こまい
【細い】
○(1)[形]こまかい・ちいさい。
○(2)[形](転じて)幼い。
★こまいぬ
【狛犬】
○神社や寺院の社殿前にある獅子に似た獣の、「あ・うん」一対
の像。
参照⇒あうん(阿吽)(2)
◎ウサギの狛犬:⇒つきじんしゃ(調神社)
ネコの狛犬:京都府京丹後市峰山町の金刀比羅神社の境内社
である木島神社(キシマジンジャ)。
ギネスに登録されている狛犬:参照⇒みずなみし(瑞浪市)
◎寺院山門の仁王(ニオウ)に相当する。
こまえ《こまへ》
【小前】
○(1)規模や程度が小さいこと。
◎「前」は「一人前」の「前」と同じ。
○(2)格式が低いこと。
○(3)商売や家業などを小規模に営むこと。また、その小商人や
下請け職人。
○(4)[歴]江戸時代の農民(百姓)階層の一つ。
本百姓ではあるが、村役人などの格式や権利のある大前(オオマ
エ)(乙名百姓)に対し、一般の平百姓(ヒラビャクショウ)を指した言葉。
「小前百姓(コマエビャクショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒おとなびゃくしょう(乙名百姓,長百姓)
◎幕末の村方騒動(小前騒動)や百姓一揆の主体となった。
○(5)[歴]水呑百姓(ミズノミビャクショウ)の別称。
⇒みずのみびゃくしょう'水呑百姓,水呑み百姓)
こまえ
【狛江】
◇[日]Komae
○(1)⇒こまえし(狛江市)
○(2)[交]⇒こまええき(狛江駅)
こまええき
【狛江駅】
○[交]東京都狛江市元和泉(モトイズミ)にある、小田急小田原線の
駅。
喜多見駅(世田谷区)と和泉多摩川駅の間。
こまえき
【高麗駅】
○[交]埼玉県日高市にある、西武池袋線の駅。
東飯能(ヒガシハンノウ)駅(駅間4.0キロメートル)(飯能市)と武蔵
横手(ムサシヨコテ)駅の間。
◎近くを流れる高麗川(コマガワ)の川辺に曼珠沙華(マンジャシャゲ)が
群生する巾着田(キンチャクダ)や高麗郷民俗資料館がある。
◎JR八高線(ハチコウセン)の高麗川駅とは連絡していない。
参照⇒こまがわえき(高麗川駅)
ごまえき
【胡麻駅】
○[交]京都府南丹市(ナンタンシ)日吉町胡麻(ヒヨシチョウゴマ)にある、J
R山陰本線(嵯峨野線)の駅。
鍼灸大学前(シンキュウダイガクマエ)駅と下山(シモヤマ)駅(京丹波町)の
間。
◎旧住所は船井郡(フナイグン)日吉町(ヒヨシチョウ)字胡麻。
こまえし
【狛江市】
◇[日]Komae Shi
○東京都南部、多摩川北岸の市。
〈面積〉
6.39平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)7万5,711人。
◎1952.11.10(昭和27)北多摩郡(キタタマグン)狛江村、町制施行。
1970.10. 1(昭和45)狛江町、市制施行。
こまえびゃくしょう《こまへびやくしやう》
【小前百姓】
○(1)[歴]⇒こまえ(小前)(4)
○(2)[歴]水呑百姓(ミズノミビャクショウ)の別称。
⇒みずのみびゃくしょう'水呑百姓,水呑み百姓)
★ごまかす
【誤魔化す】
○
こまがたけ
【駒ヶ岳】
◇[日]Komagatake/Koma ga Take
○(1)[地]北海道南西部、渡島半島(オシマハントウ)の東側、内浦湾の
南方にそびえる成層活火山。最高点の剣ヶ峰は標高1,133メー
トル。
南麓(ナンロク)に大沼などの堰止湖(セキトメコ)がある。
大沼国定公園に属し、駒ヶ岳温泉がある。
1640(寛永17)以来しばしば噴火。
「渡島富士(オシマフジ)」とも呼ぶ。
◎1929(昭和 4)軽石流を噴出。
○(2)[地]秋田県東部、岩手県境にそびえる二重式火山。標高
1,637メートル。
カルデラには最高峰の女目(オナメ)岳(標高1,637メート)・男岳、
カルデラ内には女岳のドームがある。高山植物に富み、コマク
サなどが天然記念物となっている。
十和田八幡平国立公園に含まれる。
「秋田駒ヶ岳」,「秋田駒」とも呼ぶ。
○(3)[地]福島県南西部にある山。標高2,132メートル。
「会津駒ヶ岳」,「会津駒」とも呼ぶ。
○(4)[地]山梨・長野県境、南アルプスの赤石山脈北端にある
山。標高2,967メートル。
南アルプス国立公園に含まれる。
「甲斐駒ヶ岳」,「甲斐駒」,「東駒」とも呼ぶ。
◎支峰の摩利支天とともに花崗岩(カコウガン)の白砂に輝く秀峰で、
古くから信仰登山も行われ、聖徳太子をめぐる伝説が多い。
○(5)[地]長野県中南部、木曾山脈の主峰。標高2,956メートル。
「木曾駒ヶ岳」,「木曾駒」,「西駒」とも呼ぶ。
◎伊那盆地をへだてて赤石山脈の木曾駒ヶ岳(東駒)と相対する。
○(6)[地]新潟県中南部にある山。標高2,003メートル。
「越後駒ヶ岳」,「越後駒」とも呼ぶ。
◎八海山(ハッカイサン)・中ノ岳(ナカノタケ)とともに越後三山の一つ。
○(7)[地]神奈川県にある箱根山の一峰。標高1,327メートル。
参照⇒はこねやま(箱根山)
○(8)[地]その他、日本各地にある山の名称。山の形が駒に似
ていたり、春から初夏にかけての残雪模様が駒の形に見えたり
することから呼ばれている。
○(9)[交]⇒こまがたけえき(駒ヶ岳駅)
こまがたけえき
【駒ヶ岳駅】
○[交]北海道渡島支庁(オシマシチョウ)茅部郡(カヤベグン)森町(モリマチ)に
ある、JR北海道函館本線の駅。
赤井川(アカイガワ)駅と東山(ヒガシヤマ)駅の間。
こまがたばし
【駒形橋】
○東京都の台東区(タイトウク)雷門(カミナリモン)・駒形と墨田区(スミダク)
東駒形を結ぶ、隅田川(スミダガワ)に架(カ)かる橋。長さ、149.6
メートル。
◎1927(昭和 2)完成。
こまかどちゅうとんち
【駒門駐屯地】
○[軍]静岡県御殿場市(ゴテンバシ)駒門にある、陸上自衛隊の駐
屯地。
こまかどぱーきんぐえりあ
【駒門パーキングエリア】
【駒門PA】
○[交]静岡県御殿場市(ゴテンバシ)駒門にある、東名高速道路の
パーキングエリア。
御殿場IC(インターチェンジ)と裾野ICの間。
こまがねし
【駒ヶ根市】
◇[日]Komagane Shi
○長野県南部の市。木曾駒ヶ岳の南東麓。
ソース・カツ丼が名物。
参照⇒こまがたけ(駒ヶ岳)(5)
★こまがわ《こまかは》
【高麗川】
◇[日]Koma Gawa
○(1)[地]
参照⇒きんちゃくだ(巾着田)
○(2)[交]JR八高線(ハチコウセン)・川越線の駅名。
⇒こまがわえき(高麗川駅)
こまがわえき《こまかはえき》
【高麗川駅】
○[交]埼玉県日高市にある、JR八高線(ハチコウセン)・川越線の駅。
八高線:東飯能(ヒガシハンノウ)駅(飯能市)と毛呂(モロ)駅(毛呂山
町)の間。
川越線:武蔵高萩(ムサシタカハギ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
参照⇒はちこうせんだっせんてんらくじこ(八高線脱線転落
事故)
◎西武池袋線の高麗(コマ)駅とは連絡していない。
こまき
【小牧】
◇[日]Komaki
○⇒こまきし(小牧市)
こまき
【小巻き】
【小巻】
○[建]頭巻釘の別称。
⇒がしらまきくぎ(頭巻釘)
★ごまき
【護摩木】
○[仏]
参照⇒ごま(護摩)
◎ヌルデ(白膠木)などを使用する。
こまきし
【小牧市】
◇[日]Komaki Shi
○愛知県北西部、濃尾(ノウビ)平野にある市。
田県町(タガタチョウ)の田縣神社(タガタジンジャ)の豊年祭は珍祭と
して知られる。
航空自衛隊の小牧基地がある。
参照⇒たがたじんじゃ(田縣神社)
〈面積〉
62.82平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)14万3,122人。
◎1955(昭和30)小牧町・味岡村・篠岡(シノオカ)村が合併して市制
施行。
1963(昭和38)北里村の大部分を編入。
◎小牧長久手(ナガクテ)の戦い
こまきやま
【小牧山】
◇[日]Komaki Yama
○[地]愛知県北西部、小牧市西部にある丘。標高85.5メートル。
小牧・長久手の戦いの古戦場。
◎1563(永禄 6)織田信長が築城。
1584(天正12)小牧・長久手の戦いで徳川家康が本陣を置く。
こまぐん
【高麗郡】
◇[日]Koma Gun
○[歴]武蔵国中央部にあった旧郡。現在の埼玉県日高市(ヒダカシ)
周辺。
北部・東部を入間郡(イルマグン)、南部を多麻郡、西部を秩父郡
に接する。
◎ 716(霊亀 2)設置。
こまけ
【古満家】
◇[日]Koma Ke
○[歴]⇒こま(古満)
こまげきじょう《こまげきじやう》
【コマ劇場】
○(1)[歴][劇]⇒しんじゅくこまげきじょう(新宿コマ劇場)
○(2)[歴][劇]大阪府大阪市北区にあった梅田コマ劇場。
◎2005(平成17)閉館。
こまげた
【駒下駄】
○[服]一つの材から台と歯を刳(ク)り抜いて作った下駄。
主に庭下駄として、男女ともに使用する。
「駒の爪(コマノツメ)」,「馬下駄(ウマゲタ)」,「連歯下駄(レンシゲタ)」,「く
りぬきげた(くりぬき下駄,くり貫き下駄,刳り貫き下駄,刳貫下
駄)」とも、
関東では「日光下駄」とも呼ぶ。
◎もと形が馬のヒヅメ(蹄)に似ていたことから。
◎貞享年間(1684〜1687)ころ、庭下駄として登場し、「書院下
駄」とも呼ばれた。
参照⇒にわげた(庭下駄)
◎堂島下駄:⇒どうじまげた(堂島下駄)
神戸下駄:⇒こうべげた(神戸下駄)
後丸下駄:⇒あとまるげた(後丸下駄)
小町下駄:⇒こまちげた(小町下駄)
右近:⇒うこん(右近)(3)
相丸:⇒あいまる(相丸)
芳町:⇒よしちょう(芳町,芳丁)(3)
御免下駄:⇒ごめんげた(御免下駄)
日光下駄:⇒にっこうげた(日光下駄)(1)
道中下駄:⇒どうちゅうげた(道中下駄)
刳抜下駄:⇒くりぬきげた(くりぬき下駄,くり抜き下駄,刳
り抜き下駄,刳抜下駄)(2)
引付下駄:⇒ひきつけげた(引き付け下駄,引付け下駄,引付
下駄)
こまごめ
【駒込】
◇[日]Komagome
○(1)東京都豊島区(トシマク)東部の地名。
◎文京区には「本駒込(ホンコマゴメ)」がある。
○(2)[古]武蔵国の地名。現在の東京都豊島区東部から文京区
北部にまたがっている。
参照⇒しもこまごめ(下駒込)
◎古来、馬の牧場があったといわれている。
参照⇒うしごめ(牛込)(1)
○(3)[交]⇒こまごめえき(駒込駅)
こまごめえき
【駒込駅】
○(1)[交]東京都豊島区(トシマク)駒込にある、JR山手線の駅。
田端(タバタ)駅と巣鴨(スガモ)駅の間。
◎1910.11.15(明治43)開業。
○(2)[交]東京地下鉄(東京メトロ)南北線の駅。
西ヶ原(ニシガハラ)駅と本駒込(ホンコマゴメ)駅の間。
こまごめおおがんのん《こまごめおほぐわんおん》
【駒込大観音】
○東京都文京区向丘二丁目の光源寺にある十一面観音菩薩立像。
大和国(奈良県)長谷寺(ハセデラ)本尊の十一面観音を模して
1697(元禄10)建立、像高は2丈6尺(約8メートル)。1945. 5.
25(昭和20)東京大空襲で焼失。
1993. 5.18(平成 5)再興、像高は6メートル余。
仏頭の表情の問題から寺側が仏頭をすげ替え、仏師の遺族と
裁判沙汰になる。
こまざらい《こまざらひ》
【細杷】
【細攫い】
◇[日]komazarai/koma-zarai
○[農]杷(サライ)の一種。
熊手(クマデ)のような爪が普通の杷より細かく並んだもの。
落ち葉などを掻(カ)き集めるのに用いる。
「こまざらえ(細杷,細攫え)」,「手杷(シュハ)」,「」,「」
参照⇒さらい(杷)
こまざらえ《こまざらへ》
【細杷】
【細攫え】
◇[日]komazarae/koma-zarae
○[農]⇒こまざらい(細杷,細攫い)
こまざわ《こまざは》
【駒沢】
◇[日]Komazawa
○東京都世田谷区(セタガヤク)中東部の地名。
こまざわだいがく《こまざはだいがく》
【駒沢大学】
【駒澤大學】
○(1)[教]東京都世田谷区(セタガヤク)駒沢に本部を置く、仏教系
の私立大学。
◎1592(天正20)曹洞宗の旃檀林(センダンリン)として設立。
1882(明治15)曹洞宗大学林専門学本校となる。
1925(大正14)大学令による駒沢大学となる。
1949(昭和24)新制大学に移行。
○(2)[交]⇒こまざわだいがくえき(駒沢大学駅)
こまざわだいがくえき《こまざはだいがくえき》
【駒沢大学駅】
○[交]東京都世田谷区(セタガヤク)上馬(カミウマ)にある、東急田園都
市線の駅。
三軒茶屋(サンゲンヂャヤ)駅と桜新町(サクラシンマチ)駅の間。
こまーしゃる
【コマーシャル】
◇[英]commercial
○(1)[形][経]商業の、商業上の。通商の、貿易の。
○(2)[形][経]業務用の。
○(3)[形][放]スポンサー付きの。
○(4)[放][経]コマーシャルメッセージの略称。
⇒こまーしゃるめっせーじ(コマーシャルメッセージ)
○(5)[放][映][経]コマーシャルフィルムの略称。
⇒こまーしゃるふぃるむ(コマーシャルフィルム)
◎名詞は「コマース(commerce)」。
こまーしゃるばんく
【コマーシャルバンク】
◇[英]commercial bank
○[経]商業銀行・市中銀行(city bank)。
こまーしゃるふぃるむ
【コマーシャルフィルム】
◇[英]commercial film
○[放][映][経]テレビ放送や映画館・劇場で宣伝・広告のため
に映写するビデオ・映画・アニメなどの総称。
単に「コマーシャル」とも、略称で「CF」とも呼ぶ。
こまーしゃるぷろぐらむ
【コマーシャルプログラム】
【コマーシャル・プログラム】
◇[英]commercial program
○[放]⇒すぽんさーどぷろぐらむ(スポンサードプログラム,ス
ポンサード・プログラム)
こまーしゃるぺーぱー
【コマーシャルペーパー】
◇[英]commercial paper
○(1)[経]商業手形。
○(2)[経]信用度の高い大企業・優良企業が、短期資金調達の
ために発行する無担保の約束手形。
期間は通常3〜4ヶ月で、金利は銀行貸出金利よりやや低い。
略称は「CP」。
◎アメリカで発達。
1987(昭和62)日本で導入。
こまーしゃるめっせーじ
【コマーシャルメッセージ】
◇[英]commercial message
○[放][経]宣伝・広告などの商業活動のため、民間放送の番組
の間などに挿入される、宣伝文句・音楽・映像などによる広告
放送。
単に「コマーシャル」とも、略称で「CM」とも呼ぶ。
参照⇒[1]しーえむ(CM)
こまじんじゃ
【高麗神社】
○埼玉県日高市(ヒダカシ)新堀(ニイホリ)にある旧県社。
祭神は高麗王若光(コマノコキシ・ジャッコウ)・猿田彦命・武内宿禰。
近代に入り、参拝した政治家が相次いで総理大臣に就任した
ので、出世開運の神として信仰されている。
◎朝鮮半島より高句麗滅亡の国難で来住した高麗王若光が 716
(霊亀 2)武蔵国のこの地、高麗郡に一族1,799人とともに移さ
れて郡司となり、王の没後に村人がその霊を祀(マツ)り、高麗明
神を創建したのが始まりとされる。
若光は「白鬚さま」とも呼ばれ、各地の白鬚神社にもゆかりが
多い。
高麗王若光の墓は近くの聖天院(ショウデンイン)にある。
参照⇒しょうでんいん(聖天院)
◎神社の駐車場に朝鮮ゆかりの将軍標が建てられている。
参照⇒しょうぐんしょう(将軍標)
こまーす
【コマース】
◇[英]commerce
○(1)[経]商業・通商・貿易。
○(2)(世間的な)交際・交渉・社交。
◎ラテン語の「交易・商品」から。
形容詞は「コマーシャル(commercial)」。
★ごまだらちょう《ごまだらてふ》
【ゴマダラチョウ】
【胡麻斑蝶】
○[虫]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)タテハチョウ科(Nympha-
lidae)のチョウ(蝶)の一種。
九州以北の日本各地から朝鮮・中国に生息。
参照⇒おおごまだら(オオゴマダラ,大胡麻斑)
ごまだん
【護摩壇】
○[仏]密教で護摩を焚(タ)く護摩炉を中央に設けた方形の壇。
壇の四隅に杭(クイ)を立て、その頭部をつないで結界し、前面
に鳥居を立てる。
行者はその前に坐し、本尊として不動明王(フドウミョウオウ)・愛
染明王(アイゼンミョウオウ)などを招き、炉に護摩木(ゴマギ)を積んで
燃やし、五穀・五香などを火中に投じ、香油を注ぐ。
インド・チベットでは屋外に土製の土壇を築いていたが、中
国・日本では屋内に木製の木壇を常設するものが多い。
「炉壇(ロダン)」とも呼ぶ。
ごまだんざん
【護摩壇山】
◇[日]Gomadan Zan
○[地]和歌山県日高郡(ヒダカグン)龍神村(リュウジンムラ)と奈良県吉
野郡(ヨシノグン)十津川村(トツカワムラ)の境にある山。標高1,372メー
トル。
日高川(ヒダカガワ)の水源。
高野龍神国定公園に含まれる。
「ごまだんやま(護摩壇山)」とも呼ぶ。
ごまだんやま
【護摩壇山】
◇[日]Gomadan Yama
○[地]⇒ごまだんざん(護摩壇山)
こまち
【こまち】
○[交]秋田新幹線の愛称。
⇒あきたしんかんせん(秋田新幹線)
こまち【古町】
○⇒こちょう(古町)(1)
こまちげた
【小町下駄】
○[服]駒下駄(コマゲタ)の一種。
前歯は刳り歯(クリバ)で、台の前方になるほど薄くなるよう
(前のめり)に刳り、後歯は台の丸みに合せて丸くしたもの。
歯の低いものは「後丸下駄(アトマルゲタ)」と呼ぶ。
参照⇒こまげた(駒下駄).あとまるげた(後丸下駄)
◎明治中期ころから男女ともに使用する。
堂島下駄に似るが、堂島は後歯が板状。
参照⇒どうじまげた(堂島下駄)
こまつ
【コマツ】
◇[英]Komatsu Ltd.
○[経]建設・産業機械の製造会社。登記社名は株式会社小松製
作所。
本社は東京都港区赤坂二丁目。
◎1917(大正 6)竹内鉱業株式会社の小松鉄工所として創業。
1921. 5.13(大正10)独立して株式会社小松製作所を創立。
1951(昭和26)本社を石川県小松から東京へ移転。
こまつ
【小松】
◇[日]Komatsu
○(1)⇒こまつし(小松市)
○(2)[古]⇒こまつちょう(小松町)
こまついし
【小松石】
◇[日]komatsuishi/komatsu-ishi
○[建][鉱]⇒いずいし(伊豆石)
こまつくうこう《こまつくうかう》
【小松空港】
○[空]石川県小松市にある地方空港。
参照⇒のとくうこう(能登空港)
◎四大基地訴訟の一つ。
こまつし
【小松市】
◇[日]Komatsu Shi
○石川県南部の市。
安宅関(アタカノセキ)跡がある。
〈面積〉
1970(昭和45)375平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)10万0,000人。
1980(昭和55)10万4,327人。
こまつせいさくしょ
【小松製作所】
○[経]⇒こまつ(コマツ)
こまっちゃうな
【こまっちゃうナ】
○[楽]遠藤実作詞・作曲の歌謡曲。
歌は山本リンダ。
◎1966. 9.(昭和41)レコード発売。
こまつちょう《こまつちやう》
【小松町】
◇[日]Komatsu Cho
○[古]愛媛県中央部北東の周桑郡(シュウソウグン)にあった町。
◎2004.11. 1(平成16)西条市(サイジョウシ)に編入。
こまつな
【コマツナ】
【小松菜】
○[農]アブラナの一品種。一年生または二年生の葉菜。
寒さに強く冬期に収穫でき、日本各地で栽培されている。
葉は濃緑色・長円形で繊維は少なくやわらかい。ミソ汁(シル)
の実(ミ)・お浸(ヒタ)しなどにする。
ウグイスの鳴く春先に出荷される若苗は「ウグイスナ(鶯菜)」
とも呼ぶ。
◎東京都江戸川区西部の小松川で栽培されていたことから。
こまつのみや
【小松宮】
○[歴]⇒ひがしふしみのみや(東伏見宮)
こまつひき
【小松引き】
○[古]⇒ねのひのあそび(子の日の遊び)
こまでら
【高麗寺】
○[歴]京都府木津川市(キヅガワシ)にあった、渡来系の狛(高麗)
氏の氏寺。寺跡は国の史跡。
伽藍(ガラン)は法起寺式(ホッキジシキ)で、西側に金堂、東側に塔
を配して回廊で囲み、金堂の正面に中門や南門が並ぶ。
白鳳時代の 660年代に完成。
11世紀中ころ以前に廃絶。
1938(昭和13)発掘調査が始まる。
◎旧住所は相楽郡(ソウラクグン)山城町(ヤマシロチョウ)上狛(カミコマ)。
★こまどり
【コマドリ】
【駒鳥】
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)ヒタキ科(Muscicapinae)ツグ
ミ亜科(Turdinae)の鳥。
◎奈良県・愛媛県の県鳥。
こまのつめ
【コマノツメ】
【駒の爪】
○[植]ツボスミレの別称。
⇒つぼすみれ(ツボスミレ,壷菫,菫菜)
こまのつめ
【駒の爪】
○(1)[植]ツボスミレの別称。
⇒つぼすみれ(ツボスミレ,壷菫,菫菜)
○(2)[服]駒下駄の別称。
⇒こまげた(駒下駄)
○(3)鐘(カネ)の最下端、縁(フチ)の外側に膨(フク)らんでいる部分。
★ごまのはぐさ
【ゴマノハグサ】
【胡麻の葉草】
◇[学]Scrophularia buergeriana
○[植]シソ目(Lamiales)ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)ゴ
マノハグサ属(Scrophularia)の多年草。
◎ジギタリス属(Digitalis):⇒じぎたりす(ジギタリス)(1)
ミゾホオズキ属(Mimulus):⇒みぞほおずき(ミゾホオズキ,
溝酸漿)
ウンラン属(Linaria):⇒うんらん(ウンラン,海蘭)
キンギョソウ属(Antirrhinum):⇒きんぎょそう(キンギョソ
ウ,金魚草)
こまのゆおんせん《こまのゆをんせん》
【駒ノ湯温泉】
○(1)宮城県北部の栗原郡(クリハラグン)栗駒町(クリコママチ)沼倉(ヌマクラ)、
栗駒山(クリコマヤマ)東麓にある温泉。
栗駒五湯の一つ。
泉質は含硫黄・カルシウム一硫酸塩泉。
○(2)長野県木曽郡(キソグン)木曽福島町(キソフクシママチ)にある温泉。
泉質は重曹(ジュウソウ)泉。
こまば
【駒場】
◇[日]Komaba
○(1)東京都目黒区北端の地名。
◎江戸時代は幕府の狩場や馬の調教場に利用された原野。
◎駒場農学校
○(2)[俗][教]東京大学教養学部の別称。
駒場にある。
○(3)[古][教]旧制第一高等学校の別称。
駒場にあった。
こまばのうがっこう《こまばのうがくかう》
【駒場農学校】
○[歴][教]東京大学農学部の前身。
明治前期における近代的農業の研究・教育の機関であった。
◎1874(明治 7)東京新宿に内務省勧学寮の農事修学場として設
立。
1877(明治10)農学校と改称し、駒場野に移転。
1878. 1.(明治11)駒場農学校、開設。
1886(明治19)東京農林学校。
1890(明治23)東京帝国大学農科大学となる。
参照⇒しんじゅくぎょえん(新宿御苑)
◎「東京農学校」は私立「東京農業大学」の前身。
★ごまふあざらし
【ゴマフアザラシ】
【胡麻斑海豹】
◇[学]Phoca largha、[英]spotted seal
○[哺]ネコ目(食肉目)(Carnivora)アシカ上科(Pinnipedia)ア
ザラシ科(Phocidae)ゴマフアザラシ属(Phoca)の海獣。
〈ゴマフアザラシ属〉
ゴマフアザラシ(Phoca largha)。
ゼニガタアザラシ(Phoca vitulina)。
ワモンアザラシ(Phoca hispida)。
ごまぶっくす
【ゴマブックス】
○[経]中堅の出版社。
本社は東京都港区。
ビジネス書やケータイ小説『赤い糸』などで知られる。
◎1988(昭和63)設立。
2009. 9. 7(平成21)東京地方裁判所に民事再生法の適用を申
請。
ごまめ
【ゴマメ】
【五万米】
【田作】
○[食]カタクチイワシを素干しにしたもの。
砂糖と醤油(ショウユ)で甘辛く炒(イタ)めて、正月のおせち料理な
どにする。
「たづくり(田作り,田作)」,「ことのばら(小殿原)」とも呼ぶ。
◎(「魚」偏+「單」:補助7537)とも書く。
「田作り」の名称は、昔、カタクチイワシを田畑の肥料(ヒリョウ)
にしたことから。
◎新年の季語。
★ごまもんがら
【ゴマモンガラ】
【胡麻紋殻】
◇[学]Balistoides viridescens
○[魚]フグ目(Tetraodontiformes)モンガラカワハギ科(Balist-
idae)モンガラカワハギ属(Balistoides)の海魚。
全長40〜70センチメートル。
産卵時のメスは気が荒く獰猛(ドウモウ)。
熱帯海域に分布し、日本では屋久島沿岸に生息。
こまやま
【高麗山】
◇[日]Koma Yama
○[地]神奈川県中郡(ナカグン)大磯町(オオイソマチ)高麗にある山。標
高168メートル。
こまんたれぶー
【コマンタレブー】
◇[フ]Comment allez-vous?
○(フランス語で)ご機嫌いかが?。
こまんち
【コマンチ】
◇Comanche
○(1)北米インディアンの一部族。ショショーニ族(Shoshone
Indians)の分派。
もとワイオミング州からテキサス州一帯の大平原地帯に暮ら
し、乗馬技術がすぐれていて白人の侵入に激しく抵抗した。
現在は多くがオクラホマ州に住む。
参照⇒しょしょーにぞく(ショショーニ族),ちぇろきー(チェ
ロキー)(1)
○(2)[軍]アメリカ陸軍が開発したステルス型の多目的戦闘ヘ
リコプターRAH−66。
参照⇒あぱっち(アパッチ)(3)
○(3)(Comanche County)⇒こまんちぐん(コマンチ郡)
こまんちぐん
【コマンチ郡】
◇[英]Comanche County
○アメリカ合衆国中南部、オクラホマ州(Oklahoma State)南西
部の郡。
郡都はロートン(Lawton)。
陸軍の砲兵学校(Artillery School)などがある。
参照⇒ふぉーとしる(フォートシル)
★[1]こまんど
【コマンド】
◇[英]command
○(1)命令。
○(2)
[2]こまんど
【コマンド】
◇[英]commando
○[軍]突撃隊員・奇襲隊員。
⇒[1]れんじゃー(レンジャー)(6)
ごまんと
【ごまんと】
【五万と】
○[副][俗]山ほど、非常にたくさん、いくらでも。
◎「五万と」は当て字。
こまんどーるしょう《こまんどーるしやう》
【コマンドール章】
◇[フ]Commandeur de l'Ordre
○フランスのレジオン・ドヌール勲章の三等章。
参照⇒れじおんどぬーるくんしょう(レジオン・ドヌール勲
章)
こまんどるしょとう《こまんどるしよたう》
【コマンドル諸島】
◇[露]Komandorskiye Ostrova、[英]Commander Islands
○[地]太平洋北部、アリューシャン列島(Aleutian Islands)西
端の群島。ロシア領に属する。
ベーリング島(Ostrov Beringa)とメドヌイ島(Ostrov Mednyi)、
および周辺の小島から成る。
西方約200キロメートルにカムチャツカ海峡(Kamchatskiy
Proliv)を挟んでカムチャツカ半島(Poluostrov Kamchatka)が
ある。
〈面積〉
1,848平方キロメートル。
◎ロシア文字では"Командорские Остров
а"。
★ごみ
【ゴミ】
【塵】
【芥】
◇[日]gomi
○(1)
俗に「護美」とも表記する。
参照⇒さんぎょうはいきぶつ(産業廃棄物)
◎ゴミ固形化燃料:⇒あーるでぃえふ(RDF)(3)
◎1996.12. 1(平成 8)東京都は企業系のゴミを有料化。
○(2)役に立たない物・役に立たない人。
ごみ
【五味】
◇[日]gomi
○(1)五種の味。酸(すっぱい)・苦(にがい)・甘(あまい)・辛
(からい)・鹹(しおからい)の総称。
○(2)[仏]乳を精製する発酵過程の五段階の味。乳味(ニュウミ)・
酪味(ラクミ)・生酥味(ショウソミ)・熟酥味(ジュクソミ)・醍醐味(ダイゴミ)
の総称。
『涅槃経(ネハンギョウ)』では教法の深浅にたとえ、醍醐味を最
高とし、『涅槃経』に比定する。
天台宗では、五時教に配し、釈迦の教法が次第に円熟するこ
とにたとえる。
参照⇒[1]だいご(醍醐)
○(3)弓術で、一本の矢を射(イ)る五つの心構え。
<1>目付け・<2>引込み・<3>伸合い・<4>離れ・<5>見込みの
総称。
参照⇒しゃほうはっせつ(射法八節)
こみきょうわこく
【コミ共和国】
◇[露]Komi Respublika、[英]the Republic of Komi
○ロシア連邦北西部の一共和国。西部をアルハンゲリスク州
(Arkhangelskaya oblast)に接する。
首都はスイクトイフカル(Syktyvkar)。
〈面積〉
41万5,900平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)113万4,500人(1月1日推計)。
2002(平成14)111万7,200人(1月1日推計)。
2002(平成14)101万8,674人(10月9日現在)。
こみけ
【コミケ】
◇[登録商標]Comic Market
○[俗][漫]コミックマーケットの略称。
マンガ本(コミック)やマンガ同人誌の即売会の一つ。
参照⇒こみこみ(コミコミ)
こみこみ
【コミコミ】
◇[登録商標]ComicCommunication
○[俗][漫]コミックコミュニケーションの略称。
マンガ本(コミック)やマンガ同人誌の即売会の一つ。
参照⇒こみけ(コミケ)
こみこみ
【込み込み】
○[俗](旅館・飲食店などで)宿泊料または飲食代に、税金・サ
ービス料などのすべてを含んだ料金。
◎「税込み・サービス料込み」の意味。
こみせ
【小店】
○(1)小さな店。こだな(小店)。
○(2)[東北地方]積雪の時に人の通路となる、商店街などの軒
下(ノキシタ)。
参照⇒あーけーど(アーケード)(2)
こみせ
【小見世】
【小店】
○[古]江戸吉原で、最下級の格の遊女屋。
主として二朱女郎を置き、揚代金が一分以下の遊女がいた。
籬(マガキ)は格子の造りが低い半籬(ハンマガキ)。
「大見世(オオミセ)」,「中見世(チュウミセ)」に対して用いる。
こみっくぼんぼん
【コミックボンボン】
○[歴][漫]講談社が刊行した小中学生向けの月刊漫画誌。
「SDガンダム」などを連載。
◎1981(昭和56)創刊。
2007.11.15(平成19)12月号を発売して休刊。
こみなと
【小湊】
◇[日]Kominato
○(1)青森県東津軽郡(ヒガシツガルグン)平内町(ヒラナイマチ)の地名。
◎青森県むつ市には大湊(オオミナト)がある。
○(2)[交]⇒こみなとえき(小湊駅)
○(3)[古]千葉県安房郡(アワグン)天津小湊町の旧称。
⇒あまつこみなとまち(天津小湊町)
こみなとえき
【小湊駅】
○[交]青森県東津軽郡(ヒガシツガルグン)平内町(ヒラナイマチ)小湊にあ
る、JR東北本線の駅。
清水川(シミズガワ)駅と西平内駅の間。
こみなとかいがん
【小湊海岸】
○[地]鹿児島県南西部の薩摩半島、加世田市(カセダシ)から川辺
郡(カワナベグン)大浦町(オオウラチョウ)にかけての海岸。
★こみなとてつどう《こみなとてつだう》
【小湊鉄道】
○[交]
〈停車駅〉
五井(ゴイ)駅・上総村上(カズサムラカミ)駅・海士有木(アマアリキ)駅・
上総三叉(カズサミツマタ)駅・上総山田(カズサヤマダ)駅・光風台(コウフウダ
イ)駅・馬立(ウマタテ)駅・上総牛久(カズサウシク)駅・上総川間(カズサカワ
マ)駅・上総鶴舞(カズサツルマイ)駅・上総久保(カズサクボ)駅・高滝(タカ
タキ)駅・里見(ミサト)駅・飯給(イタブ)駅・月崎(ツキザキ)駅・上総大
久保(カズサオオクボ)駅・養老渓谷(ヨウロウケイコク)駅・上総中野(カズサナカ
ノ)駅。
こみのとう《こみのたう》
【コミノ島】
◇[伊]Isola di Comino、[英]Comino Island
○[地]地中海中央部にある、マルタ共和国の島。
マルタ島(Isola di Malta)とゴゾ島(Isola di Gozo)との間
にある小島。
こみまいら《こみまひらど》
【繁舞良戸】
◇[日]komi mairado
○[建]舞良子(マイラコ)の間隔を狭く取り付けた舞良戸(マイラド)。
参照⇒まいらど(舞良戸)
こみゅーたー
【コミューター】
◇[英]commuter
○(1)定期券通勤者、回数券の利用者。郊外からの通勤者。
○(2)[交]小回りの利く超小型自動車。
○(3)[空]⇒こみゅーたーき(コミューター機)
こみゅーたーき
【コミューター機】
◇[英]commuter aitcraft
○[空]短・中距離路線で用いられる座席が60以下の小型旅客機。
普通は20〜30人乗りくらいのプロペラ機を指す。
大都市とその周辺の小都市間、中都市間、離島間の路線を運
航する。
単に「コミューター」とも、「地域航空機」とも呼ぶ。
参照⇒えーあーるじぇー(ARJ)
こみゅーたこうくう《こみゆーたーかうくう》
【コミューター航空】
◇[英]commuter airline
○[空]小型機(コミューター機)による地域空港路線。
「地域航空便」とも呼ぶ。
参照⇒こみゅーたーき(コミューター機)
こみゅぬ
【コミュヌ】
◇[フ]commune
○⇒こみゅーん(コミューン)
こみゅーぬ
【コミューヌ】
◇[フ]commune
○⇒こみゅーん(コミューン)
こみゅーん
【コミューン】
◇[英]commune
○(1)[歴]中世ヨーロッパで、自治的な共同社会。
特に、領主・国王から住民によるある程度の自治を許されて
いた都市。
「コンミューン」とも呼ぶ。
○(2)[歴]⇒ぱりこみゅーん(パリ・コミューン)
○(3)フランス・ベルギー・イタリアなどの地方自治体。
◎日本の市町村に相当する。
○(4)中国の人民公社。
⇒じんみんこうしゃ(人民公社)
○(5)共同体・生活共同体・利益共同体。
参照⇒げまいんしゃふと(ゲマインシャフト)
◎フランス語:コミュヌ(commune)。
イタリア語:コムーネ(comune)。
ドイツ語:ゲマインデ(Gemeinde)/コムネ(Kommune)。
ごーみよー
【ゴー・ミヨー】
◇GaultMillau
○[料]パリにあるホテル・レストランを20点満点で評価してい
るガイド誌。
料理の味のみを評価する。
◎料理批評家アンリ・ゴー(Henri Gault)とクリスチャン・ミ
ヨー(Christian Millau)の二人の名前から。
◎ライバル誌:⇒みしゅらん(ミシュラン)(2)
ごみょう《ごみやう》
【五明】
◇[梵]panca vidya-sthanani
○[仏]古代インドにおける学芸を五つの分野に分類した科目の
総称。
仏教では仏教徒として学ぶ「内の五明」と世俗一般の学芸であ
る「外(ゲ)の五明」に分ける。
参照⇒しょうみょう(声明)(1)
〈内の五明〉
<1>声明(ショウミョウ):(sabda-vidya)文法学・言語学・音韻学。
<2>因明(インミョウ):(hetu-vidya)論理学。
<3>内明(ナイミョウ):(adhyatmavidya)宗教・哲学。
<4>医方明(イホウミョウ):(vyadhi-cikitsa-vidyasthana)医学・
薬学。
<5>工巧明(クギョウミョウ):(silpa-karma-sthanavidya)工学・数
学・暦学・建築・技術など造形の学。
〈外の五明〉
<1>声明・<2>医方明・<3>工巧明・<4>呪術明・<5>符印明。
◎『瑜伽師地論(ユガシジロン)』で述べられている。
「明」は「学んで明らかにする」、つまり知識・学問の意味。
★ごみょうおん
【五妙音】
○[仏]妙音(ミョウオン)・観世音(カンゼオン)・梵音(ボンノン)・海潮音(カ
イチョウオン)・勝彼世間音(ショウヒセケンノン)の総称。
<1>妙音:真理のことば。
<2>観世音:。
<3>梵音:我のまじらない、清らかなことば。
<4>海潮音:海鳴りのように重々しいことば。
<5>勝彼世間音:世間の苦悩を消滅することば。
こみんてるん
【コミンテルン】
◇[露][独]Komintern、[英]Comintern(Communist International
の略)
○[歴]第三インターナショナルの別称。
⇒だいさんいんたーなしょなる(第三インターナショナル)
★こみんと
【コミント】
【COMINT】
【COMMINT】
◇[英]Communication Intelligence
○[軍]通信情報収集の略称。
参照⇒えりんと(エリント,ELINT,elint)(1)
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