フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0031.9000.08

                 百   科   辞   書   《こくり》    編集:獨  澄旻

-------- こくり ------------------------------------------------
こくり
	【こくり】
	【高句麗】
	○[歴]高麗軍(コウクリ)の転訛。
	 ⇒こうくり(高句麗,高勾麗)
こくりこ
	【コクリコ】
	【雛罌粟】
	◇[フ]coquelicot
	○[植](フランス語で)ヒナゲシ(雛罌粟)。
	 ⇒ひなげし(ヒナゲシ,雛罌粟)
★こくりついんさつきょく
	【国立印刷局】
	◇[英]National Printing Bureau
	○独立行政法人。
	 王子工場内に展示室、市ヶ谷センターに「お札と切手の博物
	館」がある。
	◎2003. 4. 1(平成15)財務省印刷局、独立行政法人国立印刷局
	となる。
	 参照⇒いんさつきょく(印刷局)
こくりつかがくはくぶつかん《こくりつくわがくはくぶつくわん》
	【国立科学博物館】
	◇[英]National Science Museum
	○東京都台東区上野公園にある、文部科学省所轄の博物館。
	 自然科学と応用工学知識の普及を目的とする。
	 屋外に蒸気機関車D51や実物大のシロナガスクジラの模型
	を展示。
	 「東京科学博物館」とも呼ばれる。
	◎筑波研究施設:茨城県つくば市。
	◎1871(明治 4)湯島聖堂に開設。
	 1877(明治10)教育博物館、開設。
	 1931.11. 5(昭和 6)現在地に本館(現:日本館)完成。
	 1949(昭和24)設置。
	 2004.11. 2(平成16)新館(地球館)を一般公開。
★こくりつかんせんしょうけんきゅうじょ
	《こくりつかんせんしやうけんきうじよ》
	【国立感染症研究所】
	◇[英]National Institute of Infectious Diseases
	○[医]東京都新宿区。
こくりつきぬがわがくいん《こくりつきぬがはがくゐん》
	【国立きぬ川学院】
	○[法]栃木県さくら市にある児童自立支援施設。
	 女児の強制措置が可能な個室がある。
	 参照⇒きょうごいん(教護院)
	◎旧住所は塩谷郡(シオヤグン)氏家町(ウジイエマチ)。
こくりつきょうぎじょう《こくりつきやうぎぢやう》
	【国立競技場】
	○(1)[運]⇒こくりつよよぎきょうぎじょう(国立代々木競技場)
	○(2)[交]⇒こくりつきょうぎじょうえき(国立競技場駅)
こくりつきょうぎじょうえき《こくりつきやうぎぢやうえき》
	【国立競技場駅】
	○[交]東京都新宿区霞岳町(カスミガオカマチ)にある、都営大江戸線
	の駅。
	 代々木(ヨヨギ)駅(渋谷区)と青山一丁目駅(港区)の間。
こくりつぎょうせいがくいん《こくりつぎやうせいがくゐん》
	【国立行政学院】
	◇[フ]Ecole nationale d'administration
	○[教]⇒えな(エナ,ENA)
★こくりつぎんこう《こくりつぎんかう》
	【国立銀行】
	○[歴][経]明治初期、国立銀行条例に基づき設立された民営の
	商業銀行。
	 1872(明治 5.11.)国立銀行条例公布。正貨兌換が義務づけら
	れていたが、銀行券を手にしたものは正貨と兌換したので、国
	立銀行の正貨は底をつき銀行経営は不振に陥った。
	 1876. 8.(明治 9)国立銀行条例改正、正貨兌換義務が廃止さ
	れ、不換紙幣の発行が可能となり、銀行設立は1879(明治12)に
	は153行にも及んだ。
	 参照⇒だいいちこくりつぎんこう(第一国立銀行)
	◎1873. 7.20(明治 6)第一国立銀行(東京)開業。
	 1873.12.10(明治 6)第五国立銀行(大阪)開業。
	 1874. 3. 1(明治 7)第四国立銀行(新潟)開業。
	 1874. 8.15(明治 7)第二国立銀行(横浜)開業。
	 1876(明治 9)第三国立銀行、開業。
	 1877(明治10)第十三国立銀行(大阪)、開業。
	 1877(明治10)第十五国立銀行、開業。
	 1877(明治10)第四十一国立銀行、開業。
	 1878(明治11)第七十七国立銀行、開業。
	 1878.12. 4(明治11)第百五国立銀行(三重県)、設立。翌年、
	開業。
	◎英語の"National Bank(国法銀行)"の和訳語。
こくりつきんだいびじゅつかん《こくりつきんだいびじゆつくわん》
	【国立近代美術館】
	○[美]⇒とうきょうこくりつきんだいびじゅつかん(東京国立
	近代美術館)
★こくりつげきじょう《こくりつげきぢやう》
	【国立劇場】
	◇[英]National Theatre
	○[劇]国立劇場法により東京都千代田区に開設された劇場。
	◎1966.11.(昭和41)開場。
	◎新国立劇場は渋谷区。
こくりつげきじょうおきなわ《こくりつげきぢやうおきなは》
	【国立劇場おきなわ】
	○[劇]沖縄県浦添市(ウラソエシ)勢理客(ジッチャク)にある国立劇場。
	 沖縄伝統芸能などを公演。
	◎2004. 1.18(平成16)開館。
★こくりつこうえん《こくりつこうゑん》
	【国立公園】
	○
	◎1931(昭和 6)国立公園法(現:自然公園法)が制定。
	 1934. 3.(昭和 9)瀬戸内・雲仙・霧島が初の指定。
	 1936(昭和11)富士箱根伊豆などが指定。
★こくりつこうぶんしょかん《こくりつこうぶんしよくわん》
	【国立公文書館】
	◇[英]National Archives of Japan
	○東京都千代田区北の丸公園内。
	 参照⇒ないかくぶんこ(内閣文庫)
	◎1971(昭和46)開館。
	 2001(平成13)独立行政法人。
	 2005. 4.(平成17)電子資料館(デジタルアーカイブ)、運用開
	始。
★こくりつこくごけんきゅうじょ《こくりつこくごけんきうじよ》
	【国立国語研究所】
	◇[英]National Language Research Institute
	○東京都北区西が丘にある、文部科学省所管の独立行政法人。
	 1948(昭和23)設立、初代所長は西尾実(ニシオ・ミノル)。
こくりつこくさいびじゅつかん《こくりつこくさいびじゆつくわん》
	【国立国際美術館】
	◇[英]the National Museum of Art,Osaka
	○[歴]大阪府吹田市(スイタシ)千里万博公園(センリバンパクコウエン)にあっ
	た美術館。
	◎1969(昭和44)万国博美術館として開館され、博覧会終了後に
	閉館。
	 1977(昭和52)国立国際美術館として再出発。
	 2004. 1.17(平成16)閉館記念式典。
	 2004. 1.18(平成16)午後5時で閉館。
	 中之島に移転予定。
こくりつこっかいとしょかん《こくりつこつくわいとしよくわん》
	【国立国会図書館】
	◇[英]National Diet Library
	○日本国内唯一の国立図書館。
	 図書その他の資料を収集し、国会議員の職務遂行のための調
	査・研究に役立たせるとともに、行政・司法の各部門および国
	民に対し図書館奉仕を行う国会付属の図書館。
	 原則として国内出版物のすべての納本を受け、保存を行う。
	 中央館は東京都千代田区永田町(ナガタチョウ)。国会分館・国際
	子ども図書館(上野図書館)・東洋文庫のほか35の支部図書館が
	ある。
	 国民の利用は成人(20歳以上)または大学生に限られる。
	◎1948. 2. 9(昭和23)国立国会図書館法、公布。 6. 5旧赤坂
	離宮に本館開館。館長、金森徳次郎。
	 1949. 9.(昭和24)国会支部に憲政資料室を開設。
	 1961.11. 1(昭和36)永田町の新築中央館、開館。
	 1986(昭和61)新館、開館。
	 2004.10. 1(平成16)平日の開館時間を2時間延長(am09:30〜
	pm07:00)し、土曜(am09:30〜pm05:00)も第1・3から毎週開館
	となる。
	 2005. 4.(平成17)改正国立国会図書館法、6日参議院本会議
	で可決し、7日衆議院本会議で可決・成立。館長は衆参両院の
	事務総長の天下り先でありながら事務総長より年収が高額なた
	め減額となる。
	〈関西館〉
	 京都府相楽郡(ソウラクグン)精華町(セイカチョウ)精華台にある分館。
	 地上4階、地下4階建て、延べ約5万9,500平方メートル。収
	蔵能力600万冊。利用は18歳以上。
	◎1998(平成10)着工。
	 2002.10. 5(平成14)開館記念式。7日(月曜日)から開館。蔵
	書約320万冊。
	 参照⇒ていこくとしょかん(帝国図書館,帝國圖書館)
★こくりつしんびじゅつかん《こくりつしんびじゆつくわん》
	【国立新美術館】
	◇[英]the National New Art Museum
	○[美]東京都港区六本木にある、独立行政法人国立美術館の美
	術館。
	 作品の収集は行わず、企画・展示のみ。
	 地上4階・地下1階、高さ160メートル、展示スペース1万
	4千平方メートル。
	◎場所は東京大学生産技術研究所の跡地。
	 2006. 6.14(平成18)完工式。
	 2007. 1.(平成19)開館予定。
★こくりつせいようびじゅつかん《こくりつせいやうびじゆつくわん》
	【国立西洋美術館】
	◇[英]National Museum of Western Art
	○[美]東京都台東区上野公園にある美術館。
	 フランス政府の好意で、1959(昭和34)返還された松方コレク
	ションを収蔵するため、フランス人建築家ル・コルビュジエ
	(Le Corbusier)の設計で建設。
	 1959. 6.10(昭和34)開館。
こくりつだいいちぎんこう《こくりつだいいちぎんかう》
	【国立第一銀行】
	○[古]第一国立銀行の誤称。
	 ⇒だいいちこくりつぎんこう(第一国立銀行)
こくりつだいがく
	【国立大学】
	○[教]国が設置する大学。国立学校設置法によって所在・名称
	などが定められ、文部科学省が所轄する。
	 旧称は「官立大学」。
	◎公立・私立の大学に対する語。
	◎2003. 7. 9(平成15)参議院本会議で国立大学法人法など関連
	6法が可決・成立。
	 2004年度から独立行政法人化される予定。
こくりつてんもんだい
	【国立天文台】
	◇[英]National Astronimical Observatory
	○[天]東京都三鷹市(ミタカシ)大沢(オオサワ)にある国立の天文台。
	 日本標準時の決定と現示・暦書編製・天体観測を行うほか、
	天文に関する各種の研究部門を付設。「理科年表」を編纂。
	 付属の観測施設に乗鞍コロナ観測所・岡山天体物理観測所
	(口径188センチの反射望遠鏡)・堂平観測所・野辺山宇宙電波
	観測所(口径45メートルの電波望遠鏡)などがある。
	 「東京天文台」とも呼ぶ。
	 参照⇒さんかくてん(三角点)
	◎岡山天体物理観測所:岡山県浅口郡(アサクチグン)鴨方町(カモガタチョ
	ウ)。
	◎1888(明治21)麻布区(現:港区)飯倉に設立。
	 1924(大正13)現在地に移転。
	 1925. 2.20(大正14)「理科年表」を丸善から出版。
	 1988. 7. 1(昭和63)東京大学付属東京天文台を文部省所轄に
	移管し、文部省水沢緯度観測所・名古屋大学空電研究所(一部)
	と統合し、共同利用研究施設に改組。
こくりつはくぶつかん《こくりつはくぶつくわん》
	【国立博物館】
	○東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国
	立博物館の4館を運営する独立行政法人。
	 本部は東京都台東区上野公園の東京国立博物館内。
	 参照⇒とうきょうこくりつはくぶつかん(東京国立博物館),
	きょうとこくりつはくぶつかん(京都国立博物館),ならこくり
	つはくぶつかん(奈良国立博物館)
	◎2001. 4. 1(平成13)設立。
	 2005.10.16(平成17)九州国立博物館(福岡県太宰府市)を開館。
こくりつはんせんびょうしりょうかん
	《こくりつはんせんびやうしれうくわん》
	【国立ハンセン病資料館】
	○東京都東村山市青葉町にある資料館。国立ハンセン病療養所
	の多磨全生園(タマゼンセイエン)に隣接。
	 入所者の生活用品や、逃亡を防ぐため療養所内で通貨の代用
	で使われた園内通用券、入所者が制作した絵画・彫刻作品など
	を展示。
	 栗生楽泉園(クリュウラクセンエン)の重監房(独房)も復元されている。
	 参照⇒はんせんびょう(ハンセン病)
	◎1993(平成 5)民間の寄付で高松宮記念ハンセン病資料館とし
	て開館。
	 2007(平成19)国の資料館に衣替えしてリニューアル・オープ
	ン。運営委託先は旧厚生省幹部が理事長を務める社会福祉法人
	ふれあい福祉協会。
	 2009. 4.(平成21)再開前の展示に比べ国の責任があいまいに
	変更されたとして運営委託先を財団法人日本科学技術振興財団
	に変更。
	 2007. 4. 1(平成19)国立施設としてリニューアルオープン。
こくりつみんぞくがくはくぶつかん
	《こくりつみんぞくがくはくぶつくわん》
	【国立民族学博物館】
	◇[英]National Museum of Ethnology
	○大阪府吹田市(スイタシ)千里(センリ)にある民族学・文化人類学研
	究のための国立大学共同利用機関。
	 国内および世界の諸民族に関する資料の収集・整備・保管・
	展示および調査・研究を行なう。
	 集められた約18万点の標本資料のうち、一部を展示。
	 参照⇒こくりつれきしみんぞくはくぶつかん(国立歴史民俗
	博物館),てんりさんこうかん(天理参考館),あいぬみんぞくは
	くぶつかん(アイヌ民族博物館)
	◎1974(昭和49)万国博記念公園内に設立。初代館長(1974〜
	1993)梅棹忠夫(ウメサオ・タダオ)。
	 1977(昭和52)開館。
★こくりつよよぎきょうぎじょう《こくりつよよぎきやうぎぢやう》
	【国立代々木競技場】
	○東京都渋谷区神南(ジンナン)にある国立の競技場。
	 第一体育館は屋内プール(収容15,000人)、第二体育館は屋内
	バスケット・コート(収容4,000人)。
	 デザインは東京大学名誉教授丹下健三。
	 東京オリンピック会場となる。
	◎1958. 3.30(昭和33)落成。
★こくりつれきしみんぞくはくぶつかん
	《こくりつれきしみんぞくはくぶつくわん》
	【国立歴史民俗博物館】
	◇[英]National Museum of Japanese History
	○千葉県佐倉市にある国立の歴史博物館。
	 参照⇒こくりつみんぞくがくはくぶつかん(国立民族がく博
	物館),てんりさんこうかん(天理参考館)
	◎1981. 4.14(昭和56)設置。館長、井上光貞。
	 1983. 3.16(昭和58)開館式。
	〈歴代館長〉
	 井上光貞。
	 佐原真(サハラ・マコト)(〜2002. 7.10)。
こくりむくり
	【こくりむくり】
	【高句麗蒙古】
	○⇒むくりこくり(むくりこくり,蒙古高句麗)
こくりゅうかい《こくりゆうくわい》
	【黒竜会】
	○[歴]明治中期〜昭和前期の国家主義的政治結社。
	 1901(明治34)内田良平(リョウヘイ)が主宰し、頭山満(トウヤマ・ミツル)
	を顧問にして創立される。大アジア主義を掲げ、大陸進出を主
	張。
	 1919(大正 8)猶存社(ユウゾンシャ)結成などファシズム団体がつ
	ぎつぎに誕生する中、黒竜会は明治以来の対外政策の尖兵とし
	てだけの非近代的な組織であったため次第に衰弱し、1931. 6.
	28(昭和 6)大日本生産党(総裁内田良平)を組織し再編成をねら
	う。
	 1946(昭和21)GHQの指令により解散。
	 参照⇒げんようしゃ(玄洋社),ゆうぞんしゃ(猶存社),しんぺ
	いたいじけん(神兵隊事件)
	◎1895(明治28)三国干渉に憤慨した内田良平らが、1899(明治
	32)義和団事件(北清事変)を機に、玄洋社などに所属する大陸
	浪人を中心に組織したもの。
	 会の名称は黒竜江(アムール川)から命名。
	 1904〜1905(明治37〜明治38)日露戦争の密偵活動、1910(明
	治43)日韓併合推進・1911(明治44)辛亥革命などに活躍。また、
	労働運動・社会主義運動の排斥などを通じて軍部に呼応してい
	る。
★こくりゅうこう《こくりゆうかう》
	【黒竜江】
	【黒龍江】
	◇[中]Heilong Jiang
	○(1)[地]中国東北地方とロシアのシベリア地方の境を東流し
	て、間宮海峡(マミヤ・カイキョウ)に注(ソソ)ぐ川。
	 ロシア語で「アムール川(Reka Amur)」とも呼ぶ。
	〈支流〉
	 ウスリー川(烏蘇里江):⇒うすりーがわ(ウスリー川)
	 松花江:⇒しょうかこう(松花江)
	 布列亜河(Bulieya He)。
	 ゼーヤ川(Reku Zeya)/結雅河(Jieya He):⇒ぜーやがわ(ゼ
	ーヤ川)
	 シルカ川(Reka Shilka)。
	◎古称は「黒水(Heishui)」。
	○(2)⇒こくりゅうこうしょう(黒竜江省,黒龍江省)
こくりゅうこうしょう《こくりゆうかうしやう》
	【黒竜江省】
	【黒龍江省】
	◇[中]Heilongjiang Sheng、[英]Heilongjiang Province
	○中国の東北地方北部の省。南部を吉林省(Jilin Sheng)(キツリン
	ショウ)に接し、北部・東部をロシア連邦に隣接。
	 省都は哈爾浜市(Ha'erbin Shi)(ハルビンシ)。
	〈面積〉
	 約46万平方キロメートル。
こくりょう《こくりやう》
	【国領】
	◇[日]kokuryo/Kokuryo
	○(1)[歴]⇒こくがりょう(国衙領)
	○(2)東京都調布市(チョウフシ)中央部の地名。
	○(3)[交]⇒こくりょうえき(国衙駅)
こくりょうえき《こくりやうえき》
	【国領駅】
	○[交]東京都調布市(チョウフシ)国領町(コクリョウチョウ)にある、京王京
	王線の駅。
	 柴崎(シバサキ)駅と布田(フダ)駅の間。
	◎2012. 8.19(平成24)地下へ路線変更に伴い地下駅となる。
[1]こくる
	【こくる】
	○(1)強くこする。こすり取る。
	○(2)くくる。
	◎木で鼻をこくる。
	○(3)ほれる。
	○(4)[接尾辞](動詞の連用形について)「激しく……する」を表
	す語形成要素。
	◎黙りこくる:⇒だまりこくる(黙りこくる)
[2]こくる
	【こくる】
	【告る】
	○[俗]告(ツ)げる、告白する。
	 参照⇒ちくる(ちくる)
	◎平成からの用法。
こくれん
	【コクレン】
	【黒レン】
	◇[中]heilian
	○[魚]⇒れんぎょ(レン魚)
	◎「レン」は「(「魚」偏+「連」)」。
こくれん
	【国連】
	◇[英]United Nations
	○⇒こくさいれんごう(国際連合)
	◎国連本部ビル
★こくれんかいようほう《こくれんかいやうはふ》
	【国連海洋法】
	○[法][海]海洋に関する国際法。
	 単に「海洋法」とも呼ぶ。
	 参照⇒はいたてきけいざいすいいき(排他的経済水域),にひゃ
	くかいり(二百カイリ,二百海里),たいりくだなじょうやく(大
	陸棚条約)
	◎1982(昭和57)国連で「海洋法に関する国際連合条約」が採択。
	117ヶ国が署名し、日米英など22ヶ国が見送り。
	 1994.11.(平成 6)発効。
	 1996. 7.(平成 8)日本、国連海洋法条約を批准。
こくれんかんきょうけいかく《こくれんくわんきやうけいくわく》
	【国連環境計画】
	◇[英]United Nations Environment Programme
	○⇒ゆねっぷ(ユネップ,UNEP)
こくれんかんきょうとくべついいんかい
	《こくれんくわんきやうゐゐんくわい》
	【国連環境特別委員会】
	○⇒だぶりゅしーいーでぃ(WCED)
こくれんきこうへんどうわくぐみじょうやく
	《こくれんきこうへんどうわくぐみでうやく》
	【国連気候変動枠組み条約】
	【国連気候変動枠組条約】
	◇[英]United Nations Framework Convention on Climate 
	Change
	○[気]国連による地球温暖化防止条約。正称は「気候変動に関
	する国際連合枠組条約」。
	 地球温暖化などの気候変化の原因となる、二酸化炭素などの
	温室効果ガス濃度の安定化を目標とする条約。
	 略称は「UNFCCC」。
	 参照⇒こっぷ(COP)
	◎1992(平成 4)国連環境開発会議で155ヶ国が署名して成立。
こくれんけんしょう《こくれんけんしやう》
	【国連憲章】
	◇[英]Charter of the United Nations
	○⇒こくさいれんごうけんしょう(国際連合憲章)
★こくれんこうかいぎょぎょうきょうてい
	《こくれんこうかいぎよげふけふてい》
	【国連公海漁業協定】
	○
	◎2001.12.15(平成13)発効。アメリカ・オーストラリアなど計
	30ヶ国が批准。日本は改善要求している中西部太平洋マグロ条
	約(MHLC条約)との関係で批准を見送る。
こくれんふはいぼうしじょうやく《こくれんふはいばうしでうやく》
	【国連腐敗防止条約】
	◇[英]UN Convention against Corruption
	○各国の公務員による贈収賄・横領・不正蓄財、他国での資金
	洗浄などに対する防止措置・取り締まりや国際協力などを定め
	た包括的な枠組み条約。
	◎2002. 1.(平成14)国連総会の下に特別委員会を設置。
	 2003.10.31(平成15)国連総会で採択。
	 2003.12. 9(平成15)メキシコ東部メリダで国連汚職防止会議
	が開催され、
こくれんほんぶびる
	【国連本部ビル】
	○[建]アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンにある国際
	連合(国連)の事務局が入っているビル。
	 39階建ての青いビルで、フランス人建築家ル・コルビュジエ
	(Le Corbusier)の設計。
	◎1952(昭和27)完成。
	 2003. 9. 1(平成15)全館禁煙。
こくろう《こくらう》
	【国労】
	○[歴]国鉄労働組合の略称。
こくろかみしま
	【小黒神島】
	◇[日]Kokurokami Shima/Ko Kurakami Shima
	○[地]瀬戸内海にある広島湾内の無人島。
	 広島県佐伯郡(サエキグン)沖美町(オキミチョウ)に属し、宮島(厳島)(ミ
	ヤジマ)と能美島(ノウミシマ)(西能美島)の間にある。
	〈面積〉
	 0.8平方キロメートル。
	◎沖美町には大黒神島(オオクロカミシマ)もある。
[1]こくーん
	【コクーン】
	◇[英]cocoon
	○(英語で)繭(マユ)。
	 ⇒まゆ(繭)
[2]こくーん
	【コクーン】
	◇[英]Cocoon
	○[映]1985(昭和60)公開のアメリカSF映画。
	 監督:ロン・ハワード(Ron Howard)。
ごくん
	【五葷】
	◇[中]wu hun
	○(1)[食]臭気の強い5種の野菜。
	 仏家と道家では異なるが、いづれも食べることを禁じている。
	 「五辛(ゴシン)([中]wu xin)」とも呼ぶ。
	〈仏家〉
	 <1>ニンニク(大蒜)。
	 <2>ヒル(小蒜,蘭葱)。
	 <3>ニラ(興渠)。
	 <4>ネギ(慈葱)。
	 <5>ラッキョウ(茖葱,薤)。
	◎葷酒山門に入るを許さず(不許葷酒入山門)。
	〈道家〉
	 <1>ニラ(韭,韮)。
	 <2>オオニラ(薤)。
	 <3>ニンニク(蒜)。
	 <4>アブラナ(壼V)。
	 <5>コエンドロ(胡<草冠+「妥」>)。
	○(2)[食]⇒ごしん(五辛)(1)
ごぐん
	【語群】
	◇[英]group of languages
	○[言]言語の小分類。一語派の中で同一の発展段階から発達し
	た諸言語。
	 参照⇒ごぞく(語族),ごは(語派)
	◎インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派中のロマンス語群
	など。
★こけ
	【コケ】
	【苔】
	○[植]
	◎英語:モス(moss)。
	 フランス語:ムース(mousse)。
★ごけ
	【後家】
	○
	 「未亡人(ミボウジン)」,「寡婦(カフ)」,「女やもめ(寡婦)」とも呼ぶ。
ごげ
	【五礙】
	○[仏]⇒ごしょう(五障)
こけい
	【虎渓】
	◇[中]Huxi
	○[地]中国南東部、江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)北部の九
	江市(Jiujiang Shi)(キュウコウシ)の南、廬山(Lu Shan)(ロザン)にあ
	る谷川。
	 参照⇒えいほうじ(永保寺)
★ごけい
	【五刑】
	◇[中]wu xing
	○(1)[歴]中国古代で行われた五つの刑罰。
	 参照⇒きゅうけい(宮刑)
	○(2)[歴]中国の隋(Sui)(ズイ)の法制にならって定められた律
	令制(リツリョウセイ)の刑罰。大宝律・養老律によって定められた。
	 笞(chi)(チ)・杖(zhang)(ジョウ)・徒(tu)(ズ)・流(liu)(ル)・
	死(si)(シ)の5種。
	 笞・杖はムチ打つ刑、徒は懲役、流は配所に流す刑、死は死
	刑。
	 参照⇒るざい(流罪)(3),ち(笞)(3),はちぎゃく(八虐,八逆)
こけいじ
	【古渓寺】
	【巨景寺】
	○⇒えいほうじ(永保寺)
こけいろ
	【苔色】
	○(1)[色]⇒もすぐりーん(モスグリーン,モス・グリーン)
	○(2)[色]染め色の名前。濃い萌葱(モエギ)色。
	○(3)[服]襲(カサネ)の色目(イロメ)の一つ。表裏ともに濃い萌葱色。
こけいん
	【コケイン】
	◇[英]Cockaigne/Cockayne
	○(想像上の)歓楽郷・逸楽の国。
★こけいんしょうこうぐん《こけいんしやうこうぐん》
	【コケイン症候群】
	◇[英]Cockayne syndrome
	○[病]常染色体劣性遺伝疾患の一種。
	 低身長で、老人様顔貌や小頭症が特徴。
	 日光(紫外線)に過敏で、皮膚炎・白内障などを発症しやすい。
	また、知能障害・不随意運動障害・難聴なども伴う。
	 夭折(ヨウセツ)する。
★こけざる
	【こけ猿】
	○(1)群れを追放され、離れて一匹でいる野生のサル(猿)。
	 「孤猿(コエン)」とも呼ぶ。
	 参照⇒はなれざる(離れ猿)
	○()
★こけし
	【こけし】
	【小芥子】
	○東北地方の郷土人形。
	 伝統こけしには、宮城県の鳴子(ナルコ)(鳴子町)・作並(サクナミ)
	(仙台市)・遠刈田(トウガツタ)(蔵王町)・弥治郎(ヤジロウ)(白石市福
	岡八宮)、山形県の肘折(ヒジオリ)(大蔵村)、福島県の土湯(ツチユ)
	(福島市)などの系統がある。
	◎青森県黒石市に津軽こけし館がある。
こげちゃ
	【焦茶】
	○[色]黒っぽい茶色。
	 「焦茶色」とも呼ぶ。さらに黒みが増すと「極焦茶(ゴクコゲチャ)」
	と呼ぶ。
	 ⇔しらちゃ(白茶)
	◎C=55,M=74,Y=76,B=63。
こげちゃいろ
	【焦茶色】
	○[色]黒っぽい茶色。
	 「焦茶」とも呼ぶ。
こけつ
	【虎穴】
	○(1)トラ(虎)の棲(ス)む穴。
	○(2)(転じて)非常に危険な場所。
	 参照⇒こけつにいらずんばこじをえず(虎穴に入らずんば虎
	子を得ず),ここう(虎口)(2)
こけつにいらずんばこじをえず
	【虎穴に入らずんば虎子を得ず】
	○[故事]危険を冒(オカ)さなければ望みのもの(虎の子)は得られ
	ないことのたとえ。
	◎『後漢書(ゴカンジョ)』「班超伝(ハンチョウデン)」:超曰、不入虎穴
	、不得虎子。
★こけもも
	【コケモモ】
	【苔桃】
	◇[学]Vaccinium vitis-idaea var. minus
	○[植]ツツジ目(Ericales)ツツジ科(Ericaceae)スノキ属(Vac-
	cinium)(コケモモ属)の常緑小低木。
	 高さ約15センチメートル。
	 「イワグミ(岩組み,岩組)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぶるーべりー(ブルーベリー),くらんべりー(クランベ
	リー)(1)
	◎フレップ:⇒ふれっぷ(フレップ)
	 英語:/ブレイベリー(blaeberry)。
こけももぞく
	【コケモモ属】
	【苔桃属】
	◇[学]Vacciniaceae
	○[植]⇒すのきぞく(スノキ属,酸木属)
★こけら
	【柿】
	【木屑】
	○(1)
	○(2)[建]柿板(コケライタ)の略称。
	 ⇒こけらいた(こけら板,柿板)
こけら
	【鱗】
	○[古][魚]うろこ(鱗)。
	 ⇒うろこ(鱗)(1)
★こげら
	【コゲラ】
	【小啄木鳥】
	◇[学]Dendrocopos kizuki
	○[鳥]キツツキ目(Piciformes)キツツキ科(Picidae)アカゲラ
	属(Dendrocopos)の鳥。
	 日本産キツツキ類では最小で、全長約15センチメートルとス
	ズメほど。
	 参照⇒あかげら(アカゲラ,赤啄木鳥)
こけらいた
	【こけら板】
	【柿板】
	○[建]屋根を葺(フ)くのに用いる薄板。幅約15センチメートル、
	長さ約25センチメートル。
	 スギ(杉)・マキ(槙)・ヒノキ(檜)・サワラ(椹)などの木材を、
	薄く削(ケズ)り剥(ハ)がして製する。
	 「木瓦(コガワラ)」,「こけら(柿)」とも呼ぶ。
	 参照⇒とくさいた(木賊板),とちいた(栩板),こがらわぶき
	(木瓦葺き,木瓦葺)
★こけらおとし
	【柿落とし】
	○
ごげん
	【五眼】
	○[仏]人間の肉眼(ニクゲン)、天人(テンニン)の天眼(テンゲン)、声聞(ショ
	ウモン)・縁覚(エンガク)の慧眼(ケイゲン)、菩薩の法眼(ホウゲン)、仏の
	仏眼(ブツゲン)の総称。
	 <1>肉眼:ものごとの表面しか見ることができない肉体の眼
	(マナコ)。
	 <2>天眼:ものごとの奥(真理)まで見通す、いわば科学的な
	眼。
	 参照⇒てんげん(天眼)(1)
	 <3>慧眼:真実の在り方を見分ける、いわば哲学的な眼。仏
	教では諸法の「空」を見る眼力(ガンリキ)。
	 <4>法眼:諸法を観察する、いわば理性を超えた芸術的な眼。
	 参照⇒ほうげん(法眼)
	 <5>仏眼:慈悲の心を持って見る眼。
★ごげん
	【語源】
	【語原】
	◇[英]etymology
	○[言]
	 「エティモロジー」,「エチモロジー」とも呼ぶ。
	 参照⇒えぽにむ(エポニム)
	◎語源俗解
	 参照⇒ふぉるくすえてぃもろじー(フォルクスエティモロジ
	ー)
ごげんがく
	【語源学】
	◇[英]etymology
	○[言]語源を研究する、言語学の一部門。
	 単語の意味や形態の歴史的変化を、起源にさかのぼって研究
	・解釈する学問。
	 「エティモロジー」,「エチモロジー」とも呼ぶ。
ごけんさんぱ
	【護憲三派】
	○[歴]大正後期、第二次護憲運動の中核となった三つの政党
	(憲政会・立憲政友会・革新倶楽部)。
	 また、その共同戦線(特権的官僚内閣反対・憲政擁護・普通
	選挙法実施・貴族院改革)。
	 参照⇒ふつうせんきょほう(普通選挙法),ちあんいじほう(治
	安維持法)
	◎1924. 1.(大正13)貴族院を基礎にした清浦奎吾(キヨウラ・ケイゴ)
	内閣(超然内閣)が成立。
	 1924. 5.(大正13)総選挙で大勝。
	 1924. 6.(大正13)憲政会総裁加藤高明、護憲三派内閣を組織。
	 1925. 3.(大正14)治安維持法・普通選挙法を制定させるが、
	貴族院改革に失敗。
	 1925. 7.(大正14)内閣不統一で総辞職。
	◎1925. 8.(大正14)第二次加藤高明内閣、成立。
ごげんぞっかい《ごげんぞくかい》
	【語源俗解】
	○[言]⇒ふぉるくすえてぃもろじー(フォルクスエティモロジ
	ー)
ごけんてい
	【五賢帝】
	◇[英]Five Good Emperors
	○[歴]古代ローマ帝国の最盛期を現出させた5人の優れた皇帝
	の総称。
	 1〜2世紀(AD.  96〜 180)相次ぎ、在位した。
	 <1>ネルウァ(ネルワ)(Marcus Cocceius Nerva):  96〜  98。
	 <2>トラヤヌス(Marcus Ulpius Crinitus Trajanus):  98〜
	 117。
	 <3>ハドリアヌス(Publius Aelius Hadrianus): 117〜 138。
	 <4>アントニヌス・ピウス(Titus Aelius Antonius Pius):
	 138〜 161。
	 <5>マルクス・アウレリウス・アントニヌス(Marcus Aelius 
	Antonius): 161〜 180。
	◎イギリスの歴史家ギボン(Edward Gibbon)が『ローマ帝国衰
	亡史(The History of the Decline and Fall of the Roman Em-
	pire)』で使用した言葉。
ここ
	【ココ】
	◇[英]coco
	○[植]ココヤシ。
	 ⇒ここやし(ココヤシ,ココ椰子,古々椰子)
ここ
	【此所】
	【此処】
	【此】
	【是】
	【茲】
	【斯】
	○(1)この所。話し手が「ここ」と指せる範囲の場所。
	 ⇔よそ
	 参照⇒よそ(他所,余所,他処,余処)(1)
	◎英語では「ここ」は「ヒア(here)」で、「よそ」は「アザー(other)」、
	「そこ」は「ゼア(there)」。
	○(2)自分の居る所。自分の国。自分の家。
	 ⇔よそ(他所,余所,他処,余処)(2)
	○(3)この点。この事。
	○(4)現在。今。この世。
	○(5)このような状態。
	○(6)自分。
	 ⇔よそ(他所,余所,他処,余処)(3)
ごこ
	【五鈷】
	○[仏]⇒こんごうしょ(金剛杵)
★ここあ
	【ココア】
	◇[英]cocoa
	○(1)[植]カカオの別称。
	 ⇒かかお(カカオ,加加阿)
	○(2)[食]カカオマス(cacao mass)からカカオバター(cacao 
	butter)を除いてすりつぶした粉末。
	 参照⇒かかおます(カカオマス)
	○(3)[食](2)に砂糖などを加えて湯で溶(ト)いた飲み物。
	◎ミルクココア
ここう
	【戸口】
	○(1)世帯数(戸数)と人口。
	○(2)([中]hukou)(中国で)戸籍。
	 参照⇒ここうぼ(戸口簿)
ここう
	【虎口】
	○(1)トラ(虎)の口。
	○(2)非常に危険な場所・状態。
	 「虎口(コグチ)」,「虎穴(コケツ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒こぐち(虎口)(1),こけつにいらずんばこじをえず(虎
	穴に入らずんば虎子を得ず)
	◎虎口を逃れて竜穴に入る。
ここう《こかう》
	【枯槁】
	○(1)草木がしぼみ枯れること。
	◎「枯」も「槁」も「枯れ木」のこと。
	○(2)(転じて)おちぶれること。
	○(3)(転じて)からだがやせ衰えること。
ここう《こくわう》
	【弧光】
	◇[英]arc
	○(1)弧状の光。
	○(2)アーク放電の光。電弧(デンコ)。
	◎弧光灯:⇒あーくとう(アーク灯)
ごこう《ごかう》
	【五更】
	○(1)夜の8時ころから翌朝の6時ころまでを5等分した時刻
	の名前。初更(ショコウ)・二更(ニコウ)・三更(サンコウ)・四更(シコウ)・五
	更の総称。
	 「五夜(ゴヤ)」とも呼ぶ。
	◎初更・甲夜(コウヤ):午後8時ころから午後10時ころまで。
	 二更・乙夜(イツヤ,オツヤ):午後10時ころから午後12時ころまで。
	 三更・丙夜(ヘイヤ):午前0時ころから午前2時ころまで。
	 四更・丁夜(テイヤ):午前2時ころから午前4時ころまで。
	 五更・戊夜(ボヤ):午前4時ころから午前6時ころまで。
	○(2)五更のうちの第5の時刻。午前4時ころから午前6時こ
	ろまで。
	 「戊夜(ボヤ)」,「寅(トラ)の刻」とも呼ぶ。
	 参照⇒めきら(迷企羅)
★ごこう《ごかう》
	【五香】
	○(1)[仏]密教で護摩(ゴマ)・灌頂(カンジョウ)などの儀式に用いる
	五種の香。
	 経典や儀式によって異なるが、主なものは栴檀(センダン)・沈
	香(ジンコウ)・丁字(チヨウジ)・安息香(アンソクコウ)・鶏舌香(ケイゼツコウ)
	・鬱金(ウコン)・竜脳(リュウノウ)など。
	○(2)[古]江戸時代、小児に与えた胎毒下(タイドククダ)し用の薬。
	 江戸王子権現から万病の妙薬として出されたもので、当初は
	栴檀・沈水香・丁子香・安息香・鶏舌香の五種を紅絹(モミ)の袋
	に入れ、小児に含めさせた。
	 後には、海人草(マクリ)・甘草(カンゾウ)・大黄(ダイオウ)などを調
	合した振り出し薬(グスリ)となる。
	○(3)[料]([中]wuxiang)中国料理の代表的な五種の香辛料。
	 花椒(カショウ)・八角(ハッカク)・桂皮(ケイヒ)・丁香(チョウジ)・茴香(ウ
	イキョウ)の総称。
ごこう《ごくわう》
	【呉広】
	◇[中]Wu Guang
	○[人]中国の秦(Qin)末期の人(?〜BC. 208)。字(アザナ)は叔
	(Shu)(シュク)。陽夏(Yangxia)(現:河南省太康)の人。
	 BC.209、陳勝(Chen Sheng)(チン・ショウ)とともに挙兵し、秦打
	倒の口火を切る。
	 参照⇒ちんしょう(陳勝)
ごこう《ごくわう》
	【後光】
	○(1)[仏]仏・菩薩の体から仏身から発する光明(コウミョウ)。
	○(2)[仏]仏像で(1)を表す装飾。
	 ⇒こうはい(光背)
	○(3)[宗]⇒おりおーる(オリオール)(2)
	○(4)光源または明確な陰影の周囲に見える、円形・輪状の暈
	(カサ)や放射状の光線。
	 参照⇒ごこう(御光)(1)
	○(5)⇒ごこう(御光)(1)
ごこう《ごくわう》
	【御光】
	○(1)[気]山頂・海・平地などの開けた場所で日の出や日没に
	見られる、太陽の後光(ゴコウ)。
	 「御来迎(ゴライゴウ,ゴライコウ)」,「らいこう(来光,来迎)」,「グロー
	リー(glory)」とも、また場所によって「山の御光」,「海の御光」,
	「稲田(イナダ)の御光」などとも呼ぶ。
	 参照⇒ごこう(後光)(4)
	○(2)⇒ごこう(後光)
ごこうこうか《ごくわうかうくわ》
	【後光効果】
	○[心]⇒はろーこうか(ハロー効果)
ここうとう《こくわうとう》
	【弧光灯】
	○[電]⇒あーくとう(アーク灯)
ごこうふん《ごかうふん》
	【五香粉】
	◇[中]wuxianfen
	○[食]中国のミックススパイス(香辛料)。
	 八角(ハッカク)(スターアニス)・肉桂(ニッケイ)(シナモン)・花椒(カ
	ショウ)・丁字(チョウジ)(クローブ)・陳皮(チンピ)の5種を混合した
	もの。
	 肉料理などに用いる。
	 「ウーシャンフェン(五香粉)」とも呼ぶ。
ここうぼ
	【戸口簿】
	◇[中]hukoubu
	○中国の戸籍簿。
	 姓名・原籍・年齢・職業が記録されている。
ここく
	【涸谷】
	○[地]⇒わでぃ(ワディ)(2)
ごこく
	【五穀】
	◇[中]wugu
	○(1)人が常食とする主要な五種の穀物。
	 諸説あり一定しないが、日本では普通は米・麦・粟(アワ)・豆
	・黍(キビ)または稗(ヒエ)を指し、中国の『周礼(シュライ)』では麻
	・黍(ショ)・稷(ショク)・麦・豆とする。
	 古くは「いつつのたなつもの(五つの穀)」,「いつくさのたなつ
	もの(五穀,五種の種つ物)」と呼んだ。
	◎中国語では「五谷(wugu)」と表記する。
	○(2)穀類の総称。
	 古くは「たなつもの(穀)」と呼んだ。
	◎五穀豊穣(ホウジョウ)
	 『古事記』:参照⇒おおげつひめ(オオゲツヒメ,大宜都比売,
	大気都比売,大気津比売)
ごこくきょう《ごこくきやう》
	【護国卿】
	◇[英]Lord Protector
	○[歴]イギリスのピューリタン革命末期に成立した、共和制形
	式の独裁政権における最高官職名。
	 1653(承応 2)クロムウェル(Oliver Cromwell)(1599〜1658)
	が権力を委託されて就任。
	 1658(万治元)クロムウェルの死後にその子リチャード(Rich-
	ard Cromwell)(1626〜1712)が継ぐ。
	 1660(万治 3)王制復古とともに廃止。
ごこくじ
	【護国寺】
	○(1)東京都文京区大塚5丁目にある新義真言宗豊山派(ブザンハ)
	の大本山。神齢山番地院。本尊は如意輪観音。
	 1681年、第5代将軍徳川綱吉(犬公方)の母桂昌院の発願によ
	り建立。開基は亮賢僧正。
	 1695(元禄 8)以降将軍家祈祷寺院。
	 神田にあった護持院が明暦の大火で焼けて併合されて以来、
	本坊を護持院、観音堂を護国寺と称したが、明治初年に護国寺
	に復した。
	 本堂は1697(元禄10)建立で、国指定の重要文化財、都内最大
	級の木造建築。
	 月光殿は、滋賀県大津市の三井寺にあった日光院の客殿を、
	1928(昭和 3)移築したもので桃山後期の建築物。
	 山門は2つあり、東(向かって右)が護国寺門、西が神齢山門。
	 明治の元勲三条実美(サネトミ)・山県有朋(ヤマガタ・アリトモ)・大隈重
	信(オオクマ・シゲノブ)や、南部藩主の南部利剛(トシヒサ)、陸軍大将の
	武藤信義(ノブヨシ)などの墓がある。
	◎隣りには皇族墓地である豊島ヶ岡(トシマガオカ)墓所が、近くに
	は雑司ヶ谷(ゾウシガヤ)霊園がある。
	 参照⇒としまがおかぼしょ(豊島ヶ岡墓所),ぞうしがやれい
	えん(雑司ヶ谷霊園)
	◎京都には教王護国寺(キョウオウゴコクジ)(別称は東寺<トウジ>)があ
	る。
	○(2)[交]⇒ごこくじえき(護国寺駅)
ごこくじえき
	【護国寺駅】
	○[交]東京都文京区音羽(オトワ)にある、東京地下鉄(東京メトロ)
	有楽町線の駅。
	 江戸川橋駅と東池袋駅の間。
★ごこくじんじゃ
	【護国神社】
	○
	 軍人関係者のみを祀(マツ)り、戦災などによる一般人の戦没者
	は祀られていない。
	 参照⇒しょうこんしゃ(招魂社),やすくにじんじゃ(靖国神社)
	◎1939. 3.15(昭和14)各地の招魂社が護国神社と改称。
	◎石川護国神社(金沢市):⇒いしかわごこくじんじゃ(石川護
	国神社)
ここし
	【子子し】
	○[古][形]子供らしい、子供っぽい。
こごし
	【小腰】
	○(1)腰・腰のあたり。腰のちょっとした動作。
	 参照⇒こごしをかがめる(小腰をかがめる,小腰を屈める)
	◎「こ(小)」は「軽い動作」を示す接頭語。
	○(2)[服]女房装束で、裳(モ)の上端の大腰(オオゴシ)の左右両端
	についている、腰に結ぶための細い紐(ヒモ)。
	 参照⇒おおごし(大腰)(1),ひきごし(引腰,引き腰)
★ごこじゅうろっこく《ごこじふろくこく》
	【五胡十六国】
	○[歴]中国で、西晋(Xi Jin)末期から北魏の華北統一まで( 304
	〜 439)、華北に興亡した小国の総称。
	 文化史上からは六朝時代に含まれる。
	 参照⇒りくちょう(六朝)
ここしゅか
	【ココシュカ】
	◇Oskar Kokoschka
	○[人]イギリスの表現派の画家(1886〜1980)。オーストリア生
	れ。
こごしょ
	【小御所】
	○(1)内裏で東宮・皇后・女院などの居所。
	○(2)[歴]京都御所内にあった殿舎の一つ。紫宸殿(もと清涼殿)
	の東北にある書院造りで、会所・対面所・儀式の場などに使用
	された。
	 室町時代には将軍参内の際に装束着換えや休息に用いられ、
	江戸時代には天皇が幕府からの使者や所司代などの引見(対面)
	に、幕末には藩士・公卿の謀議所となった。
	◎1954(昭和29)焼失。
	○(3)鎌倉・室町時代、将軍の後嗣(アトツギ)の住い。また、その
	後嗣。
	 ⇔おおごしょ(大御所)(2)
ごこしょ
	【五鈷杵】
	○[仏]⇒こんごうしょ(金剛杵)
ここしょとう《ここしよたう》
	【ココ諸島】
	◇[英]Coco Islands
	○[地]ミャンマー南部、ベンガル湾(Bay of Bengal)とアンダ
	マン海(Andaman Sea)の境、アンダマン諸島(Andaman Islands)
	北部にある群島。
	 北緯14.15°、東経93.35°の地。
	 南東にインド領ナルコンダム島(Narcondam Island)、南西に
	インド領アンダマン諸島がある。
ここしり
	【ココシリ】
	【可可西里】
	◇[中]Kekexili、[英]Hoh Xil
	○(1)[地]⇒ここしりさんみゃく(ココシリ山脈,可可西里山脈)
	○(2)[地]⇒ここしりこ(ココシリ湖,可可西里湖)
ここしりこ
	【ココシリ湖】
	【可可西里湖】
	◇[中]Kekexili hu、[英]Hoh Xil Lake
	○[地]中国中西部の青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)西部、コ
	ンロン山脈(崑崙山脈<Kunlun Shanmai>)とココシリ山脈(Keke-
	xili Shanmai)との間の盆地にある湖。
	◎「ココシリ」はモンゴル語の現地方言で「青い丘」の意味。
	 ココノール(青海):参照⇒せいかいこ(青海湖)(1)
ここしりさん
	【ココシリ山】
	【可可西里山】
	◇[中]Kekexili shan、[英]Hoh Xil Mountains
	○[地]⇒ここしりさんみゃく(ココシリ山脈,可可西里山脈)
ここしりさんみゃく
	【ココシリ山脈】
	【可可西里山脉】
	◇[中]Kekexili Shanmai、[英]Hoh Xil Mountains
	○[地]中国西部、コンロン山脈(崑崙山脈<Kunlun Shanmai>)と
	タングラ山脈(唐古拉山脈<Tanggula Shanmai>)との間の山脈。
	東は青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)西部から、西は新疆(シンキョ
	ウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu'er Zizhiqu)とチベット自
	治区(Xizang Zizhiqu)の境を東西に走る。
	 中国名は「ココシリ山(可可西里山)」。
こごしをかがめる
	【小腰をかがめる】
	【小腰を屈める】
	○腰をちょっとかがめる。
ここすしょとう《ここすしよたう》
	【ココス諸島】
	◇[英]Cocos Islands
	○[地]インド洋東部、オーストラリア領の環礁。
	 南緯12.00°、東経96.70°の地。
	 南方の南キーリング群島(South Keeling Islands)と呼ばれ
	る26の小島の環礁と、北キーリング島(North Keeling Island)
	の南北2群から成る。主島はホーム島(Home Island)。
	 ココヤシ栽培を行いコプラを採取する。
	 1945(昭和20)ウエスト島(West Island)に空港が建設され、
	1967(昭和42)までオーストラリア〜南アフリカ間の燃料補給地
	となっていた。
	 また海底電線の中継基地でもある。
	 「キーリング諸島(Keeling Islands)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 14.4平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1967(昭和42)631人。
	 1992(平成 4)593人。
	◎1609(慶長14)イギリスの東インド会社のキーリング(William 
	Keeling)が発見し上陸。
	 1857(安政 4)イギリス領。
	 1903(明治36)シンガポール(the British crown colony of 
	Singapore)に属する。
	 1955(昭和30)オーストラリア領。
	 1979(昭和54)地方自治体(The Cocos Islands Co-operative 
	Society)が成立。
	◎第一次世界大戦中、1914(大正 3)オーストラリア海軍の巡洋
	艦シドニーがドイツの仮装巡洋艦エムデンをこの沖で撃沈。
★ここすぷれーと
	【ココスプレート】
	【ココス・プレート】
	◇[英]Cocos Plate
	○[地]太平洋東部、中央アメリカ西岸の海洋プレート。
	 参照⇒たいへいようぷれーと(太平洋プレート)
ここだ
	【幾許】
	◇[日]kokoda
	○[副](経験したことがないほど)こんなに多く・こんなに甚(ハ
	ナハ)だしく。
	 「幾許(ここだ)く」,「幾許(ここば)」,「幾許(ここば)く」,「幾許
	(ここら)」とも呼ぶ。
	 参照⇒そこら(そこら,許多)
ここだく
	【幾許く】
	◇[日]kokodaku
	○[副]⇒ここだ(幾許)
こごたちょう《こごたちやう》
	【小牛田町】
	◇[日]Kogota Cho
	○宮城県中央部、遠田郡(トオダグン)の町。
	〈面積〉
	 35.55平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)2万0,245人。
	◎1907(明治40)町制施行。
	 1954(昭和29)不動堂町・北浦村・中埣(ナカゾネ)村を編入。
ここっと
	【ココット】
	◇[英]cocotte
	○(1)高級売春婦。プロスティチュート([英]prostitute)。
	○(2)[料]一人用の小さな耐火鍋。
	◎フランスの古語「メンドリ(coq)」から。
	 「コケット(coquette)」,「コケティッシュ(coquettish)」と同
	源語。
ここなっつ
	【ココナッツ】
	◇[英]coconut/coconuts
	○[食]ココヤシ(椰子)の実。
	 参照⇒ここやし(ココヤシ,ココ椰子,古々椰子),なたでここ
	(ナタデココ)
ここにさちあり
	【ここに幸あり】
	○[楽]高橋掬太郎作詞、飯田三郎作曲の歌謡曲。
	 歌は大津美子(ヨシコ)。
	◎1956(昭和31)。
	 1985. 8.(昭和60)北海道根室市の市役所前庭に「ここに幸あ
	り」音楽碑、建立。
ここのえまち《ここのへまち》
	【九重町】
	◇[日]Kokonoe Machi
	○大分県北西部、玖珠郡(クスグン)の町。南部を直入郡(ナオイリグン)
	久住町(クジュウマチ)に接し、南西部を熊本県に隣接。
	 JR久大本線(キュウダイホンセン)の引治(ヒキジ)駅・豊後中村駅があ
	る。
	〈面積〉
	 271.41平方キロメートル。
	 (*)境界未定がある。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万1,566人。
	◎1955(昭和30)野上町・飯田村・東飯田村・南山田村の1町3
	村が合併して発足。
	 2006.10.30(平成18)田野の鳴子川渓谷に歩行者専用の九重夢
	大吊橋が開通。全長390メートル、川床からの高さ173メートル、
	幅1.5メートル。有料。
	◎大分県大野郡(オオノグン)には三重町(ミエマチ)があった。
ここのしな
	【九品】
	○[仏]⇒くほん(九品)(1)
ここのーる
	【ココノール】
	◇[モンゴル語]Kokonor
	○[地]⇒せいかい(青海)(1)
ここば
	【幾許】
	◇[日]kokoba
	○[副]⇒ここだ(幾許)
ここばく
	【幾許く】
	◇[日]kokobaku
	○[副]⇒ここだ(幾許)
こごみ
	【屈】
	【屈み】
	○(1)かがむこと。
	○(2)[植]クサソテツ(草蘇鉄)の別称。
	 ⇒くさそてつ(クサソテツ,草蘇鉄)
	○(3)[植]([英]fiddlehrhead)クサソテツの若芽。山菜として
	食用にする。
	 参照⇒くさそてつ(クサソテツ,草蘇鉄)
	◎若芽が巻いている形状から。
★ここむ
	【ココム】
	【COCOM】
	◇[英]Coordinating Committee for Export Control
	○[歴][経]対共産圏輸出規制についての資本主義国政府間の協
	議機関。
	 本部はパリ。
	 1949(昭和24)設立、1952(昭和27)日本が参加。
	 日本では輸出貿易管理令と外国為替管理令により輸出規制が
	行われている。
	 1987. 5.(昭和62)東芝機械がココム違反により行政処分を受
	ける。
	 1994(平成 6)解散。
	◎新ココム:⇒わっせなーきょうやく(ワッセナー協約)
こごめざくら
	【コゴメザクラ】
	【小米桜】
	○(1)[植]ユキヤナギ(雪柳)の別称。
	 ⇒ゆきやなぎ(ユキヤナギ,雪柳)
	○(2)[植]シジミバナ(蜆花)の別称。
	 ⇒しじみばな(シジミバナ,蜆花)
こごめばな
	【コゴメバナ】
	【小米花】
	○(1)[植]ユキヤナギ(雪柳)の別称。
	 ⇒ゆきやなぎ(ユキヤナギ,雪柳)
	○(2)[植]シジミバナ(蜆花)の別称。
	 ⇒しじみばな(シジミバナ,蜆花)
こごめやなぎ
	【コゴメヤナギ】
	【小米柳】
	○[植]ユキヤナギ(雪柳)の別称。
	 ⇒ゆきやなぎ(ユキヤナギ,雪柳)
★ここやし
	【ココヤシ】
	【ココ椰子】
	【古々椰子】
	◇[英]coconut palm/coconut tree/coco、[学]Cocos nuci-
	fera
	○[植]ヤシ目(Arecales)ヤシ科(Arecaceae)ココヤシ属(Cocos)
	の高木。
	 実はココナッツ(coconuts)と呼ぶ。
	 英語で「ココ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ねったい(熱帯)
こごやま《こぐわやま》
	【古光山】
	◇[日]Kogo Yama
	○[地]奈良県北東部、宇陀郡(ウダグン)の曽爾村(ソニムラ)太良路(タ
	ロジ)と御杖村(ミツエムラ)の境にある山。標高953メートル。
ここら
	【幾許】
	◇[日]kokora
	○[副]⇒ここだ(幾許)
★ここら
	【ここら】
	【此所ら】
	【此所等】
	【爰ら】
	【爰等】
	◇[日]kokora
	○
ごーごり
	【ゴーゴリ】
	◇Nikolai Gogol
	○[人]ロシアの小説家・戯曲作家(1809〜1852)
こごりどうふ
	【凝り豆腐】
	【凝豆腐】
	○[食]凍(シ)み豆腐の別称。
	 ⇒しみどうふ(凍み豆腐,しみ豆腐)
ごこれい
	【五鈷鈴】
	○[仏]⇒こんごうしょ(金剛杵)
こころ
	【こゝろ】
	○[文]夏目漱石晩年の中編小説。
	 1914(大正 3) 4.20〜 8.11、「朝日新聞」に『心』のタイトル
	で連載し、同年『こゝろ』で刊行。
	 「先生と私」,「両親と私」,「先生の遺書」の3部作。
	 両親の遺産を叔父にだまし取られた主人公「先生」が、恋人を
	得るため親友Kを裏切って死に追いやり、明治天皇の死と乃木
	希典(マレスケ)の殉死に触発されて自殺する物語。その罪の意識に
	よる自己苛責や人間憎悪の念、孤独感・絶望などの内面を描く。
	 前半は「私」という学生の目をとおして間接的に表現し、後半
	は「先生」の遺書という書簡体をとって直接的告白体で描かれて
	いる。
	◎前作『行人』の発展とみられる作品。
こころあたたまる
	【心温まる】
	【心暖まる】
	○(1)[自動]人の優しさ・親切、またその様な話や出来事に接
	して、気持ちがなごむ・うれしくなる。
	○(2)[形]([英]heartwarming)心が和む。
	◎心温まるお話。
こころあたり
	【心当り】
	【心当たり】
	○(1)あることについて、心にこれと思いあたること・思い浮
	かぶこと。
	◎心当りがない
	○(2)おしはかった目当て・見当(ケントウ)・見込み。
	○(3)(特に)見当をつけた所。
	◎心当りを探す
こころこおらせて《こころこほらせて》
	【心凍らせて】
	○[楽]荒木とよひさ作詞、浜圭介作曲の歌謡曲。
	 歌は高山厳。
	◎1992. 8.(平成 4)発売。
こころのこり
	【心のこり】
	○[楽]なかにし礼(レイ)作詞、中村泰士作曲の歌謡曲。
	 歌は細川たかし。
	◎1975. 4.(昭和50)レコード発売。
こころのたび
	【心の旅】
	○[楽]財津和夫作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌はチューリップ。
	◎1973. 4.20(昭和48)シングル・レコード発売。
こころのとも
	【心の友】
	○[楽]五輪真弓(イツワ・マユミ)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌も五輪真弓。
	◎1982(昭和57)リリース。
こころもよう《こころもやう》
	【心もよう】
	○[楽]井上陽水(ヨウスイ)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌も井上陽水。
	◎1973. 9.(昭和48)レコード発売。
★ごこん
	【五根】
	○[仏]
	 眼(ゲン)・耳(ニ)・鼻(ビ)・舌(ゼツ)・身(シン)(触覚)。
	 参照⇒ろっこん(六根),ごきょう(五境)
ごーごんぞら
	【ゴーゴンゾラ】
	◇[伊]Gorgonzola
	○[食]⇒ごるごんぞら(ゴルゴンゾラ)
----------------------------------------------------------------