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百 科 辞 書 《こは》 編集:獨 澄旻
-------- こは --------------------------------------------------
こば
【小刃】
○(ハサミの)表刃(外刃)の刃先。
実際に物を切断する箇所。
参照⇒はさみ(鋏,剪刀)(1)
◎小刃がないとすぐに刃こぼれする。
ハサミの刃を研(ト)ぐのはこの部分のみ。
こぱー
【コパー】
◇[英]copper
○[化]銅の英語名。
⇒どう(銅)
ごは
【五覇】
◇[中]wuba、[英]the five hegemons
○(1)五人の覇者。
特に、中国春秋時代の指導的な五人の諸侯。
周王室が衰えて異民族の侵入が起きたことから有力な諸侯は
会盟を結んで、周王室の奉戴(ホウタイ)・異民族の撃攘(ゲキジョウ)
(尊王攘夷)にあたった。
参照⇒しゅんじゅうじだい(春秋時代),せんごくしちゆう(戦
国七雄)
○(2)[歴](『孟子』告子下)中国春秋時代の、斉(Qi)の桓公
(Huan Gong)(カンコウ)・晋(Jin)(シン)の文公(Wen Gong)・秦(Qin)
の穆公(Mu Gong)(ボクコウ)・宋(Song)の襄公(Xiang Gong)(ジョウコ
ウ)・楚(Chu)(ソ)の荘王(Zhuang Gong)の総称。
「春秋五覇(Chunqiu wuba)」とも呼ぶ。
○(3)[歴](『荀子』王覇)中国春秋時代の、斉の桓公・晋の文
公・楚の荘王・呉王(Wu Wang)闔閭(Helu)(コウリョ)・越王(Yue
Wang)(エツオウ)勾践(Goujian)(コウセン)の総称。
「春秋五覇」とも呼ぶ。
◎その他、(2)で楚の荘王を呉王夫差(Fucha)(フサ)に代えること
もあり、一定しない。
ごは
【語派】
◇[英]branch of languages
○[言]言語の中分類。同一語族の中で同一時期に分化したと考
えられる諸言語。
参照⇒ごぞく(語族),ごぐん(語群)
◎インド・ヨーロッパ語族中のケルト語派・イタリック語派・
ギリシア語派など。
こばいけい《ばいけい》
【コバイケイ】
【小梅ケイ】
○[植]⇒こばいけいそう(コバイケイソウ,小梅ケイ草)
◎「ケイ」は「(草冠+「惠」)」。
こばいけいそう《ばいけいさう》
【コバイケイソウ】
【小梅ケイ草】
◇[学]Veratrum stamineum
○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)シュロソウ属(Ve-
ratrum)の多年草。
本州中部以北の高山〜亜高山の湿った草原に群生する。
高さ0.5〜1メートル。茎は太く、葉は長楕円形で長さ10〜
20センチメートル、縦じわがあり互生する。基部は鞘(サヤ)となっ
て茎を包む。
初夏、茎頂に大きな円錐花序を出し、多数の白い六弁の小花
をつける。花被片はオシベより短い。
根茎はアルカロイドを含み有毒。
「コバイケイ」,「シシノハバキ(ししの脛巾)」とも呼ぶ。
◎近縁種のバイケイソウに似る。
バイケイソウは山中に生(ハ)え、コバイケイソウより大きい。
また、花被片は白〜淡緑色で、オシベより長い。
食用になるギョウジャニンニクやギボウシにも似る。
◎「ケイ」は「(草冠+「惠」)」。
こぱかばーな
【コパカバーナ】
◇Copacabana
○ブラジル南東部、リオデジャネイロ州(Estado de Rio de
Janeiro)の州都リオデジャネイロ南部の、太平洋に面する砂浜
海岸。
国際的な海水浴場・保養地。
こはく
【コハク】
【琥珀】
【琥魄】
◇[英]amber
○[鉱]地質時代の樹脂が地中で固まって石のように変質したも
の。
黄色で透明または半透明。磨いて装飾に用いるが、燃えやす
い。
虫などが混入されているものもある。
古くは「くはく(琥珀,琥魄)」と呼んだ。英語名は「アンバー」。
◎ギリシア神話ではヘリアデス(Heliades)の涙:参照⇒ふぁえ
とん(ファエトン)
◎岩手県久慈市(クジシ)に久慈琥珀博物館ががある。
ごはく
【五泊】
◇[日]Gohaku
○[歴]⇒はりまごはく(播磨五泊)
こはくいろ
【琥珀色】
○[色]明るい黄茶色。
「飴色(アメイロ)」とも呼ぶ。
◎C=0,M=44,Y=72,B=31。
★こはくおり
【琥珀織】
【琥珀織り】
○[服]
参照⇒たふた(タフタ)
★こばくけい
【庫莫奚】
◇[中]Kumoxi
○[歴]中国の南北朝時代の一部族。
10世紀に契丹に征服・吸収される。
「コムシ」,「奚」,「奚部」とも呼ぶ。
★こはくちょう《こはくてう》
【コハクチョウ】
【小白鳥】
◇[学]Cygnus columbianus
○[鳥]ガンカモ目(Anseres)ガンカモ科(Anatidae)ハクチョウ
属(Cygnus)の水鳥。
全長120センチメートルくらい。
北海道では旅鳥として、本州以南の北日本や日本海側に飛
来する冬鳥で、湖沼や河川で越冬する。
旧和名は「ハクチョウ(白鳥)」。
こばこがに
【コバコガニ】
【子箱蟹】
○[動]⇒こうばこがに(コウバコガニ,香箱蟹)
こばしら
【小柱】
○[食]バカ貝の生(ナマ)の貝柱。
◎バカ貝のむき身は「アオヤギ(青柳)」と呼ぶ。
こばす
【小バス】
◇[英]euphonium
○[楽]ユーフォニアムの別称。
⇒ゆーふぉにあむ(ユーフォニアム)
こーぱす
【コーパス】
◇[英](単数形)corpus/(複数形)corpora(コーポラ)
○(1)(特定の文書などの)集成・集積。
○(2)(分析・研究用の)大規模な資料・集成資料。
○(3)(人間・動物の)体。
○(4)(特に)死体。
参照⇒こーぷす(コープス)
こーぱすくりすてぃ
【コーパスクリスティ】
◇Corpus Christi
○(1)[宗]キリスト聖体節。
三位一体の祝日(Trinity Sunday)の後の木曜日。
○(2)アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)東南部の
ニュエセス郡(Nueces County)東部にある郡都。
メキシコ湾(Gulf of Mexico)の支湾コーパスクリスティ湾
(Corpus Christi Bay)に面する。
こぱすす
【コパスス】
◇Kopassus
○[軍]インドネシア陸軍の特殊部隊。
こはぜ
【小鉤】
【鞐】
○(1)[服]足袋(タビ)・脚絆(キャハン)などの合せ目を留める爪形の
具。
○(2)書物を保護する帙(チツ)の上蓋(ウワブタ)を綴じる爪形の具。
参照⇒ちつ(帙)(1)
○(3)[建]金属板で屋根を葺(フ)く時、端(ハジ)を折り返すため
に用いる短冊(タンザク)状の金物(カナモノ)。
参照⇒こはぜつぎ(小鉤継ぎ)
こはぜつぎ
【小鉤継ぎ】
○[建]屋根を葺(フ)く金属板の継ぎ方。板の端の折り返しを互
いに引っ掛けて留めつなぐもの。
参照⇒こはぜ(小鉤,鞐)(3)
こはた
【木幡】
○(1)京都府宇治市北部の地名。
山科街道(現:京都府道35号)の道筋にあたり、古くから大和
と山城を結ぶ交通の要衝。
許波多神社がある。
◎万葉集:「山しろの木幡の里に馬はあれど、徒歩よりぞ来る
君を思へば」。
○(2)[交]⇒こはたえき(木幡駅)
○(3)[交]⇒こわたえき(木幡駅)
こはだ
【コハダ】
【小鰭】
○[魚]コノシロが体長10センチほどになった若魚の名称。
鮨種となる。
参照⇒このしろ(コノシロ,鮗)
こはたえき
【木幡駅】
○[交]京都府宇治市(ウジシ)木幡にある、JR奈良線の駅。
六地蔵(ロクジゾウ)駅(京都市)と黄檗(オウバク)駅の間。
◎京阪宇治線には木幡(コワタ)駅がある。
ごはちのが
【五八の賀】
◇「四十(シジュウ)」の音を忌んで。
○年齢40歳の祝い。
参照⇒ふわく(不惑)
◎昔は老いの起点とみなされた。
こはっと
【コハット】
◇Kohat
○⇒こはーと(コハート)
こはっとけん
【コハット県】
◇[英]Kohat Division
○⇒こはーとけん(コハート県)
こはっとちく
【コハット地区】
◇[英]Kohat District
○⇒こはーとちく(コハート地区)
こはと
【コハト】
◇Kohat
○⇒こはーと(コハート)
こはーと
【コハート】
◇Kohat
○(1)(Kohat Division)⇒こはーとけん(コハート県)
○(2)(Kohat District)⇒こはーとちく(コハート地区)
○(3)パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)中南部のコハート県東部のコハート地
区北部にある中心地・県都。
北緯33.60°、東経71.44°の地。
「コハト」,「コハット」とも呼ぶ。
〈人口〉
1998(平成10)12万5,300人。
2003(平成15)14万2,400人。
こはとけん
【コハト県】
◇[英]Kohat Division
○⇒こはーとけん(コハート県)
こはーとけん
【コハート県】
◇[英]Kohat Division
○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)中南部の県。
県都はコハート。
「コハト県」,「コハット県」とも呼ぶ。
〈3地区〉
コハート地区(Kohat District)。
カラク地区(Karak District)。
ハング地区(Hangu District)。
こはとちく
【コハト地区】
◇[英]Kohat District
○⇒こはーとちく(コハート地区)
こはーとちく
【コハート地区】
◇[英]Kohat District
○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)中南部のコハート県(Kohat Division)
東部にある地区。南西部をカラク地区(Karak District)、西部
をハング地区(Hangu District)に接する。
中心地はコハート。
「コハト地区」,「コハット地区」とも呼ぶ。
こはまじま
【小浜島】
◇[日]Kohama Jima
○[地]沖縄県南西部、八重山諸島(ヤエヤマショトウ)の一島。
沖縄県八重山郡(ヤエヤマグン)竹富町(タケトミチョウ)に所属。
リゾート施設から逃げ出したインドクジャクが野生化してい
る。
◎1979(昭和54)大型YAMAHAリゾート施設「はいむるぶし」、
オープン。
2001(平成13)4〜9月に放送されたNHK連続テレビ小説
『ちゅらさん』の舞台。
ごばまめ
【五葉豆】
○[農]雁食豆(ガンクイマメ)の別称。
⇒がんくいまめ(雁食い豆,雁食豆,雁喰豆)
こばむ
【拒む】
○(1)(要求・依頼・働きかけなどを)拒否する。拒絶する。応
じない。
◎要求を拒む
○(2)(進むのを)はばむ。押さえ止(トド)める。
◎進行を拒む
こばやし
【小林】
◇[日]Kobayashi
○(1)⇒こばやしし(小林市)
○(2)姓氏の一つ。
こばやしし
【小林市】
◇[日]Kobayashi Shi
○宮崎県南西部の市。
〈面積〉
230.72平方キロメートル。
(*)一部境界未定。
〈人口〉
1970(昭和45)3万8,674人。
1995(平成 7)4万0,841人。
2005(平成17)4万0,029人。
◎江戸時代は薩摩藩領。
1950(昭和25)市制施行。
2006. 3.20(平成18)西諸県郡(ニシモロカタグン)須木村(スキソン)を編
入。
★こばやしせいやく
【小林製薬】
◇[英]Kobayashi Pharmaceutical Co.,Ltd.
○[経]家庭衛生雑貨・医薬品の製造販売会社の一社。
本社は大阪府大阪市中央区。
こばら
【小腹】
◇[日]kobara
○腹。特に、腹に関するちょっとしたこと。
参照⇒べつばら(別腹)(2)
◎「小」は接頭辞(接頭語)。
◎小腹が減る,小腹が空(ス)く,小腹が立つ
こーばりす
【コーバリス】
◇Corvallis
○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)西部にあ
るベントン郡(Benton County)の郡都。
こはる
【小春】
○[暦]陰暦十月の別称。
春のような暖かな日和(ヒヨリ)が続くのでいう。
「小(コ)六月」とも呼ぶ。
◎小春日和(ビヨリ):⇒こはるびより(小春日和)
◎冬の季語。
こばる
【コバル】
◇Kobar Sink
○[地]エチオピアにある海面下のくぼ地。海抜約マイナス110
メートル。
アサル湖(Lake Asale)がある。
こばーる
【コバール】
◇[登録商標]Kovar
○[工]硬質ガラスと金属の封着用合金。
成分は鉄54%・ニッケル29%・コバルト17%、その他。
常温での熱膨張率が低い。
★こばると
【コバルト】
◇[英]cobalt、[独]Kobalt
○(1)[化]鉄族の金属元素の一つ。原子番号27。
元素記号は「Co」。
◎名前の由来(ユライ)は地の精コボルト(Kobolt)から。
参照⇒こぼると(コボルト)
◎コバルト60
○(2)[色]
こばるとばくだん
【コバルト爆弾】
◇[英]cobalt bomb
○[軍]外側をコバルトでおおった核爆弾。
核爆発とともに、そこから発生する中性子の照射でコバルト
を核物質コバルト60に変化させるもの。
コバルト60の半減期は5.3年で、強いガンマ線を長期間放
射し、周囲を汚染し続ける。
◎放射能効果を増大させるために考案されたもの。
参照⇒ちゅうせいしばくだん(中性子爆弾)
こはるびより
【小春日和】
◇[米]Indian summer(インディアン・サマー)、[英]St. Mar-
tin's summer
○[気]小春(陰暦十月)のころ、晩秋の10月から初冬の11月にか
けての暖かい天気。そのような天気の日。
日中は空が澄み切って暖かいが、夜は放射冷却で冷え込み、
また朝はもや(靄)がかかることが多い。
参照⇒ふゆびより(冬日和)(1)
◎日本では移動性高気圧におおわれたときに起こる。
英語の「サン・マルタン(Saint Martin)の夏」は、11月11日の
「聖マルタン祭(St.Martin's Day)」から。
参照⇒ごっさまー(ゴッサマー)(1)
◎冬の季語。
こばん
【小判】
○(1)[歴][経]安土桃山から江戸末期まで使用された金貨の一
種。
薄い長円形、打ち展(ノ)ばした鎚(ツチ)の後がタタミの目のよ
うに着いている。
江戸時代、慶長小判・元禄小判・宝永小判・正徳享保小判・
元文小判・文政小判・天保小判・安政小判・万延小判など十種
が発行され、発行時によって大きさ・量目・金含有率などは異
なるが、一枚一両として通用した。
「一両判(イチリョウバン)」とも呼ぶ。
参照⇒きりもち(切り餅,切餅)(3),おおばん(大判)(2)
◎1595(文禄 4)徳川家康が豊臣秀吉の許可を得て鋳造。
1601(慶長 6)慶長小判が大量に鋳造され、全国で通貨として
流通。
○(2)小判形(ガタ)の略称。
○(3)[印]紙・本などの判(ハン)(サイズ)が普通より小さいもの。
⇔おおばん(大判)(1)
こばん
【枯礬】
○[化]⇒やきみょうばん(焼きミョウバン,焼き明礬,焼明礬)
こばーん
【コバーン】
◇James Coburn(ジェームズ・コバーン)
○[人]アメリカの俳優(1928〜2002.11.18)。ネブラスカ州シー
ダー郡(Cedar County)ローレル(Laurel)生れ。
ビバリーヒルズの自宅で心臓発作により死去。
出演作品は1960(昭和35)『荒野の七人(The Magnificent Sev-
en)』・1963(昭和38)『大脱走(The Great Escape)』・1975(昭
和50)『戦争のはらわた(Cross of Iron)』・1997(平成 9)『白
い刻印(Affliction)』など。
こぱん
【コパン】
◇Copan
○[歴]ホンジュラス西部にあった古代マヤ王朝の都市国家。
参照⇒こぱんいせき(コパン遺跡)
★ごはん
【ご飯】
【御飯】
○[食]
◎御飯をよそおう,御飯を据(ス)える
★こぱんいせき《こぱんゐせき》
【コパン遺跡】
◇[英]Copan Ruins、[西]Ruinas de Copan
○[歴]ホンジュラス西部にあった古代マヤ王朝の都市国家コパ
ンの遺跡。ピラミッド型の神殿で知られる。
4〜9世紀に繁栄。
◎太陽神のイェフナル神殿(Yehnal Temple)やマルガリータ神
殿(Margarita Temple)・ロサリラ神殿(Rosalila Temple)。
ごばんがいのまりーへ
【五番街のマリーへ】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、都倉俊一(トクラ・シュンイチ)作曲の歌謡曲。
歌は高橋真梨子(マリコ)とペドロ&カプリシャス。
◎1973.10.(昭和48)レコード発売。
★こばんざめ
【コバンザメ】
【小判鮫】
◇[学]Echeneis naucrates、[英]remora/suck fish
○[魚]スズキ目(Perciformes)コバンザメ科(Echeneidae)コバ
ンザメ属(Echeneis)の海産の硬骨魚の総称。
細長い頭部背面にセビレ(背鰭)が変形した小判形の吸盤があ
り、これでエイ・サメ・クジラ類などの大形の水生動物に吸着
し、その食べこぼしや排泄物などを餌とする。
〈コバンザメ科(Echeneidae)〉
コバンザメ属(Echeneis)。
スジコバン属(Phtheirichthys)。
ナガコバン属(Remora)。
シロコバン属(Remorina)。
こばんざめのうた
【小判鮫の唄】
○[楽]高橋掬太郎作詞、大村能章作曲の歌謡曲。
歌は小畑実。
◎1948(昭和23)。
こはんのやど
【湖畔の宿】
○[楽]佐藤惣之助作詞、服部良一(リョウイチ)作曲の歌謡曲。
歌は高峰三枝子(ミエコ)。
◎1940. 6.(昭和15)レコード発売。
こばんやき
【小判焼き】
【小判焼】
○[食]今川焼きの別称。
⇒いまがわやき(今川焼き,今川焼)
こーひー
【コーヒー】
◇Coffee
○(Coffee County)⇒こーひーぐん(コーヒー郡)
こーひー
【コーヒー】
【珈琲】
◇[蘭]koffie、[英]coffee
○(1)[植]([学]Coffea arabica)リンドウ目(Gentianales)アカ
ネ科(Rubiaceae)コーヒー属(Coffea)の常緑高木。熱帯中央ア
フリカ原産。
夏、葉腋(ヨウエキ)に白い花が咲き、香気がある。
果実は楕円体の核果(カッカ)で、中に2個の種子(コーヒー豆)
があり、赤紫色に熟する。
「コーヒーノキ」とも呼ぶ。
参照⇒かふぇまろん(カフェ・マロン)
◎エチオピア南西部にあったカッファ地方(Kaffa province)で
産出されていたことから。
◎コーヒーの日:10月1日。
1983(昭和58)社団法人全日本コーヒー協会が制定。ブラジル
のコーヒー豆の収穫が9月で、国際協定によって10月1日から
新年度としていることから。
○(2)[食]コーヒーの種子。またその種子を炒(イ)って挽(ヒ)い
た粉。
種子は「コーヒー豆(マメ)」とも呼ぶ。
参照⇒もか(モカ)(2)
◎コーヒー・ミル
◎薄皮(ウスカワ):チャフ([英]chaff)。
ポリフェノール:参照⇒くろろげんさん(クロロゲン酸)
○(3)[食]コーヒーの粉に熱湯をそそいで抽出した飲み物。
参照⇒かぷちーの(カプチーノ)
◎フランス語:カフェ(cafe)。
◎コーヒー・カップ
こーびー
【コービー】
【COBE】
○[天]アメリカ航空宇宙局(NASA)の天文衛星。
◎1989(平成元)打ち上げ。
こぴー
【コピー】
◇[英]copy
○(1)模写・複写・写し。原稿・下書き。
◎コピー用紙
○(2)複製・本物に似せたもの。
ほとんど同じ製品は「クローン」とも呼ぶ。
◎コピー商品
○(3)広告のキャッチフレーズ・広告文案・広告文。
◎コピーライター
ごび
【ゴビ】
◇Gobi
○[地]⇒ごびさばく(ゴビ砂漠)
ごび
【寤寐】
○目覚めることと寝ること。
◎「寤」は「さめる」、「寐」は「ねむる」こと。
こぴあぽ
【コピアポ】
◇Copiapo
○(1)南アメリカ南西岸、チリ共和国北部のアタカマ州(Region
de Atacama)中央部にある州都。コピアポ県の県都。
南緯27.36°、西経70.34°の地。
アタカマ砂漠(Desierto de Atacama)南端のオアシス地帯に
位置し、周辺の鉱山の鉱業中心地。
太平洋岸のカルデラ(Caldera)と鉄道が通じる。
〈人口〉
1992(平成 4) 9万8,188人。
2002(平成14)12万5,983人。
◎1540(天文 9)スペイン人が砂漠探検の基地を建設。
2010. 8. 5(平成22)近郊のサンホセ鉱山(San Jose Mine)で
落盤により作業員33人が生き埋め。
2010. 8.22(平成22)全員生存が確認(落盤から17日目)。
2010.10.13(平成22)全員が救助(落盤から69〜70日目)。
○(2)(Provincia Copiapo)⇒こぴあぽけん(コピアポ県)
こぴあぽけん
【コピアポ県】
◇[西]Provincia Copiapo
○南アメリカ南西岸、チリ共和国北部のアタカマ州(Region de
Atacama)中央部の県。北部をチャナラル県(Provincia Chana-
ral)、南部をウアスコ県(Provincia Huasco)に接し、東部をア
ルゼンチンに隣接し、西部を太平洋に面する。
県都はコピアポ(州都)。
〈面積〉
3万2,539.0平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)12万4,692人。
2002(平成14)15万5,713人。
ごびあるたいけん
【ゴビアルタイ県】
【ゴビ・アルタイ県】
◇[モンゴル語]Govi-Altay Aimag、[英]Gobi Altai Prov-
ince
○モンゴル共和国南西部の県。
県都はアルタイ(Altay)。
★ごびあるたいさんみゃく
【ゴビ・アルタイ山脈】
◇[モンゴル語]Govi-Altayn Nuruu、[英]Gobi Altai Moun-
tains
○[地]モンゴル共和国南部の山脈。
北西部はモンゴル・アルタイ山脈(Mongol-Altayn Nuruu)に
連なる。
参照⇒もんごるあるたいさんみゃく(モンゴル・アルタイ山
脈)
こびき
【木挽き】
【木挽】
○木材を大鋸(オガ)で挽き切ること。また、それを業とする人。
こぴーき
【コピー機】
○(1)([英]copying machine)複写機。
⇒ふくしゃき(複写機)
○(2)⇒くろーん(クローン)(2)
こびきちょう《こびきちやう》
【木挽町】
◇[日]Kobiki Cho
○(1)[古]東京都中央区、銀座南東部の旧町名。
東銀座を経て銀座となる。
○(2)[俗]歌舞伎座の別称。
⇒かぶきざ(歌舞伎座)(2)
◎木挽町と呼ばれているときから歌舞伎座があったことから。
こびくたがすでん
【コビクタ・ガス田】
◇[英]Kovykta gas condensate field
○[地]ロシア東シベリアのイルクーツク州、バイカル湖西部に
あるガス田。イルクーツク市の北西約450キロメートル。
確認埋蔵量は8億4,000万トン
韓国までパイプラインを引く計画がある。
◎1975(昭和50)試掘で確認。
1987(昭和62)発見を公式発表。
こーひーぐん
【コーヒー郡】
◇[英]Coffee County
○(1)アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)中
南部の郡。北部をキャノン郡(Cannon County)、南部をフラン
クリン郡(Franklin County)に接する。
郡都はマンチェスター(Manchester)。
○(2)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)南
部の郡。南西部をバーリン郡(Berrien County)に接する。
郡都はダグラス(Douglas)。
○(3)アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)南東
部の郡。東部をデイル郡(Dale County)に接する。
郡都はエルバ(Elba)。
○(4)アメリカ合衆国中央部、カンザス州(Kansas State)東部
の郡。北部をオセージ郡(Osage County)に接する。
郡都はバーリントン(Burlington)。
〈人口〉
1980(昭和55)9,391人。
1990(平成 2)8,404人。
2000(平成12)8,865人。
★ごびさばく
【ゴビ砂漠】
◇[英]Gobi Desert
○[地]アジア大陸東部の内陸、モンゴル南部から中国北西部に
かけて広がる高原砂漠。面積約129.5万平方キロメートル。
◎中国語では「戈壁沙漠(Gebi Shamo)」。
こーぴす
【コーピス】
◇[英]coppice
○(英語で)低木(shrub)がまばらに生(ハ)えた雑木林。
「コプス(copse)」とも呼ぶ。
◎密集したものは「スクラブ(scrub)」。
こびちゃ
【媚茶】
○[色]黒みをおびた濃い茶色。
◎C=0,M=16,Y=39,B=72。
★こびと
【小人】
○
「一寸法師」,「しゅじゅ(侏儒,朱儒)」とも呼ぶ。
参照⇒どわーふ(ドワーフ),いっすんぼうし(),(4)
〈別称〉
英語では「ミゼット(midget)」,「ホムンクル(homuncle)」。
ドイツ語では「ホムンクルス([独]Homunkulus)」,「ツベルク
(Zwerg)」。
◎物語・妖精・精霊:参照⇒どわーふ(ドワーフ),しちにんの
こびと(七人の小人)
こぴーと
【コピート】
◇[西]copito
○(スペイン語で)小さなかけら。
★こびとしょう《こぴとしやう》
【小人症】
○[病]⇒しょうじんしょう(小人症)
こびとびょう《こびとびやう》
【小人病】
○(1)[古][病]⇒しょうじんしょう(小人症)
○(2)[古][病]⇒かしんべっくびょう(カシン・ベック病)
こーひーどりっぱー
【コーヒードリッパー】
【コーヒー・ドリッパー】
◇[英]coffee dripper
○[食]コーヒー粉末からコーヒーを抽出する容器。
底に幾つかの穴が開いた取っ手付きの容器で、コーヒーサー
バー(voffee server)または直接コーヒーカップの上にのせて
使用する。
専用の濾紙(ロシ)(ペーパー・フィルター)をドリッパーに入れ、
その中にコーヒー粉末を人数分測って入れ、上から熱湯を少し
づつ注ぎ入れ、下の容器にコーヒーを滴(シタタ)り落とす。
単に「ドリッパー」とも呼ぶ。
参照⇒どりっぷ(ドリップ)
こーひーのき
【コーヒーノキ】
【コーヒーの木】
【コーヒーの樹】
○[植]⇒こーひー(コーヒー,珈琲)(1)
こびは
【コビハ】
◇Cobija
○ボリビア北西部、パンド県(Departamento de Pando)北西部
にある県都。
北部をブラジルの町ブラジレイア(Brasileia)に面する。
こひま
【コヒマ】
◇Kohima
○(1)(Kohima District)⇒こひまけん(コヒマ県)
○(2)インド北東部、ナガランド州(Nagaland State)南西部の
コヒマ県にある州都・県都。
〈人口〉
2001(平成13)7万8,584人(3月1日国勢調査)。
こひまけん
【コヒマ県】
◇[英]Kohima District
○インド北東部、ナガランド州(Nagaland State)南西部の県。
県都はコヒマ。
〈面積〉
3,114平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)38万7,581人(3月1日国勢調査)。
2001(平成13)31万4,366人(3月1日国勢調査)。
◎1973(昭和48)ペク県(Phek District)を分離。
1998(平成10)ディマプル県(Dimapur District)を分離。
ごひゃくあらかん
【五百阿羅漢】
○[仏]⇒ごひゃくらかん(五百羅漢)
ごひゃくさいせつ
【五百歳説】
○[仏]仏教の史観で、仏教が500年ごとに正法(ショウボウ)・像法
(ゾウホウ)・末法(マッポウ)・法滅(ホウメツ)と推移するという説。
正法では仏教の教(教え)・行(実践)・証(さとり)の3つが備
わっている。像法では証が消え、末法では教のみとなる。法滅
ではすべてが消滅してしまう。
末法突入は中国では南北朝末期の 552年、日本では平安中期
の1052(永承 7)にさかんに叫ばれた。
ごひゃくらかん
【五百羅漢】
○(1)[仏]釈迦の弟子である五百人の聖者。
「五百阿羅漢(アラカン)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]「五百羅漢(1)」の像のある場所。
参考⇒きたいん(喜多院),ぎょうにんざかかじ(行人坂火事)
○(3)[交]
ごひゃくらかんえき
【五百羅漢駅】
○[交]神奈川県小田原市扇町(オウギチョウ)5丁目にある伊豆箱根
鉄道大雄山線(ダイユウザンセン)の駅。
井細田(イサイダ)駅と穴部(アナベ)駅の間。
こひょう《こへう》
【虎豹】
◇[中]hu-bao
○(1)トラ(虎)とヒョウ(豹)。
○(2)(転じて)残虐な人のたとえ。
○(3)勇猛な戦士。
こひょうき《こへうき》
【虎豹騎】
◇[中]hubaoqi
○[文]『三国志演義』に登場する、魏(Wei)(ギ)の曹操(Cao
Cao)(ソウ・ソウ)の精鋭部隊。
ごびょうやまこふん
【御廟山古墳】
○[歴]大阪市堺市北区にある、百舌鳥(モズ)古墳群の一つ。宮
内庁の陵墓参考地の一つ。
全長200メートル。
参照⇒もずこふんぐん(百舌鳥古墳群)
ごびょうるーる《ごべうるーる》
【5秒ルール】
◇[英]the Five-Second Rule
○床に食べ物を落としても、5秒内に拾えば大丈夫という規則。
アメリカの高校生ジリアン・クラーク(Jillian Clarke)が考
案。
◎2004. 9.30(平成16)イグ・ノーベル賞(Ig Nobel prize)を受
賞。
こひらー
【コヒラー】
◇[英]coherer
○[古][通]⇒こひーらー(コヒーラー)
こひーらー
【コヒーラー】
◇[英]coherer
○[古][通]検波器(detector)の一種、無線電信の初期に用いた
検波管。
金属電極の二極間にニッケル細粉を封入したガラス管。
「コヒラー」とも呼ぶ。
参照⇒けんぱき(検波器),こひーれんと(コヒーレント)(3)
こひる
【小昼】
○⇒こびる(小昼)
こびる
【小昼】
○(1)昼・正午に近いころ。
○(2)朝食と昼食、または昼食と夕食との間にする簡単な食事。
参照⇒やむちゃ(飲茶,ヤム茶)
○(3)間食・おやつ。特に農作業の途中でとる簡単な食事。
「こひる(小昼)」とも呼ぶ。
◎岩手県では「なかたばこ」、福島県では「こじはん」と呼ぶ。
こーひーるんば
【コーヒー・ルンバ】
◇[西]Moliendo Cafe(コーヒーをひきながら)
○[楽]ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)作詞・作
曲の歌謡曲。
歌はフリオ・イグレシアス(Julio Iglesias)ら。
参照⇒もかまたり(モカマタリ,モカ・マタリ)
◎日本では中沢清二作詞で1961(昭和36)西田佐知子・1992(平
成 4)荻野目洋子らがリリース。
こひーれんと
【コヒーレント】
◇[英]coherent
○(1)[形](話・理論・文体などが)筋の通った、理路整然とし
た、首尾一貫した、整合性のある。
⇔いんこひーれんと(インコヒーレント)(1)
○(2)[形]密着した、密着する、粘着する。
⇔いんこひーれんと(インコヒーレント)(2)
○(3)[形][物](位相が近く)波動が互いに干渉し合う、可干渉
性の、干渉性を持つ。
参照⇒こひーらー(コヒーラー)
◎動詞は「コヒーア(cohere)」、名詞は「ヒコージョン(cohesion)」。
こひーれんと
【コヒーレント】
【Coherent】
○[古][計]マーク・ウィリアムズ社(Mark Williams Company)
製のUNIX系の基本ソフト(OS)の一つ。
◎1980(昭和55)供給開始。
1983(昭和58)販売開始。
[1]こーぴんぐ
【コーピング】
◇[英]coping
○対処・対抗。
◎"cope(対処する)"の動名詞。
[2]こーぴんぐ
【コーピング】
◇[英]coping
○(1)[建]笠石(カサイシ)・笠瓦(カサガワラ)・冠石(カムリイシ)。
参照⇒かさいし(笠石)(1)
○(2)[建]笠木(カサギ)・冠木(カブキ)。
参照⇒かさぎ(笠木,蓋木)(1)
◎"cope"の動名詞。
参照⇒こーぷ(コープ)
こびんぐとん
【コビングトン】
◇Covington
○(1)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)西部のアレガニー郡(Alleghany County)中央部にある
郡都。
「コビントン」とも呼ぶ。
○(2)アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Com-
monwealth)北端、ケントン郡(Kenton County)の郡都。
北緯39.08°、西経84.51°の地。
オハイオ川(the Ohio River)に面し、オハイオ州(Ohio State)
シンシナチ(Cincinnati)に対峙する。
「コビントン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)4万3,264人。
○(3)アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)中
北部にあるニュートン郡(Newton County)の郡都。
北緯33.60°、西経83.85°の地。
「コビントン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)1万0,026人。
○(3)アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)南
東部の町。
北緯30.48°、西経90.12°の地。
国立チューレーン霊長類研究所(Tulane National Primate
Research Center)がある。
「コビントン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)7,691人。
こびんとん
【コビントン】
◇Covington
○⇒こびんぐとん(コビングトン)
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