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百 科 辞 書 《こふ》 編集:獨 澄旻
-------- こふ --------------------------------------------------
こふ
【コフ】
◇[英]cough
○[医](英語で)咳。
⇒せき(咳)
こーぷ
【コープ】
◇[英]cope(コウプ)
○(1)[宗][服]高位の聖職者が儀式の際に、アルバ(alb)やサー
プリス(surplice)の上に着用する袖なしの長いマント。
「大法衣」とも呼ぶ。
参照⇒ろーぶ(ローブ)(1)
○(2)[宗][建]教会の祭壇などの上をおおう天蓋(テンガイ)。
参照⇒きゃのぴー(キャノピー)
○(3)[建]笠石(カサイシ)。
⇒かさいし(笠石)(1)
こふぁー
【コファー】
◇[英]coffer
○(1)貴重品箱・金庫。
参照⇒かすけっと(カスケット)(1)
○(2)(coffers)財源・資金。
○(3)[建](天井の)格間(ゴウマ)。
⇒ごうま(格間)
◎ラテン語の「籠(cophinus)」から。
参照⇒こふぃん(コフィン)
こぶい《こぶゐ》
【こぶ胃】
【瘤胃】
○[哺]反芻動物の胃の第一室(第一胃)。
参照⇒はんすうい(反芻胃)(1)
こふぃん
【コフィン】
◇[英]coffin
○(英語で)棺(ヒツギ)・棺桶(カンオケ)。
⇒ひつぎ(棺,柩)
◎ラテン語の「籠(cophinus)」から。
参照⇒こふぁー(コファー)
こぶうし
【コブウシ】
【瘤牛】
◇[英]humped ox、[学]Bos indicus
○[哺]ウシ目(偶蹄目)(Artiodactyla)ウシ科(Bovidae)ウシ亜
科(Bovinae)ウシ属(Bos)の哺乳類。インド原産の家畜牛([英]
cattle)。
オスは肩高約1.3〜1.8メートル。
背に脂肪と筋肉からなる大きな肉瘤があり、首から胸にかけ
て巨大な垂れ肉がある。
角は短く、体色は黄褐色または黒色。
東南アジア・中国・アフリカなどで飼育され、主に農耕用・
運搬用。
「ゼブー(zebu)」,「ゼビュー」,「ゼビウ」,「ゼブ」,「ホウギュウ
(「(「封」の下に「牛」)」牛)」,「インドウシ(Indian cattle)」,「黄
牛(オウギュウ)」とも呼ぶ。
◎ヨーロッパ系のウシ(Bos taurus)とは別系統。
中国語:黄牛(huangniu)。
ごふうじゅうう《ごふうじふう》
【五風十雨】
◇[中]wufeng shiyu
○(1)[気]天候が順調なこと。
「五日一風十日一雨(ゴジツイップウ・ジュウジツイチウ)」とも呼ぶ。
◎五日目ごとに一度風が吹き、十日目ごとに一度雨が降ること。
○(2)[農](転じて)農業に都合のよい気候であること。
「五日一風十日一雨」とも呼ぶ。
○(3)[政](転じて)天下が穏やかに治まっていること。天下太
平であること。
「五日一風十日一雨」とも呼ぶ。
◎王充(Wang Chong)撰『論衡(Lunheng)』是応(shiying)(シオウ)
編:風不鳴条、雨不破塊、五日一風、十日一雨。
風、条(エダ)を鳴らさず、雨、塊(ツチクレ)を破らず、五日にし
て一たび風吹き、十日にして一たび雨降る。
風は枝を鳴らすほど強く吹かず、雨は土のかたまりをこわす
ほど激しく降らず、五日目ごとに一度風が吹き、十日目ごとに
一度雨が降る。
ごぶがり
【五分刈り】
【五分刈】
○(1)男が頭髪を五分(約1.5センチメートル)ほどに短く刈るこ
と。
○(2)(1)の頭髪・(1)の髪形。
○(3)(1)のように刈った頭。
「毬栗頭(イガグリアタマ)」,「毬栗」とも呼ぶ。
ごぶぎょう《ごぶぎやう》
【五奉行】
○[歴]豊臣秀吉の奉行。
浅野長政(司法),石田三成(行政),増田長盛(マシタ・ナガモリ)(土木),
長束正家(ナツカ・マサイエ)(財政),前田玄以(ゲンイ)(宗教)。
秀吉の没後は五大老とあわせて十名により政務を執行する。
◎五大老は有力大名で、五奉行は子飼(コガ)いの大名で構成さ
れていた。
ごふく
【五福】
◇[中]wufu
○(1)人生の五つの幸福。
長寿・富裕・健康・有徳・天命を全うすること。
◎『書経』洪範:一曰寿、二曰富、三曰康寧、四曰攸好徳、五
曰考終命。
○(2)(一説に)長寿・富裕・栄達・安寧喜楽・子孫繁栄。
◎桓譚『新論』:寿、富、貴、安楽、子孫衆多。
ごふくじだんそう
【牛伏寺断層】
◇[日]Gofukuji Danso
○[地]長野県松本市〜塩尻市にある断層。長さ約17キロメート
ル。
ごふくばしもん
【呉服橋門】
○[歴]現在の中央区八重洲にあった、江戸城外濠の郭門の一つ。
◎もと後藤橋門と呼ばれていたが、呉服町に出る門であったた
め、いつしか呉服橋門となった。
1951(昭和26)外濠が埋められ、呉服橋もなくなった。
ごぶさた
【ご無沙汰】
【御無沙汰】
○(1)「無沙汰」の丁寧語。
○(2)(特に)長い間、訪問や便りがないこと。
○(3)(転じて)日常よく食べていたものや、よくやっていたス
ポーツ・趣味、生活圏としていた場所などから遠ざかっている
こと。
◎あの騒ぎ以来、ステーキとはご無沙汰しています
★こぶし
【コブシ】
【辛夷】
◇[学]Magnolia kobus
○[植]モクレン目(Magnoliales)モクレン科(Magnoliaceae)モ
クレン属(Magnolia)の落葉高木。
早春に白い花をつけ、実は「にぎりこぶし(拳)」に似る。
こぶし
【拳】
○拳骨(ゲンコツ)・握(ニギ)り拳(コブシ)・拳固(ゲンコ)。
参照⇒げんこつ(拳骨)
こぶしいも
【コブシイモ】
【拳芋】
○[農]ツクネイモ(捏ね芋)の別称。
⇒つくねいも(ツクネイモ,捏ね芋,仏掌薯)
こぶしがたけ
【甲武信ヶ岳】
◇[日]Kobushigatake/Kobushi ga Take
○[地]関東山地中央部、山梨県・埼玉県・長野県の境にある山。
標高2,475メートル。
奥秩父(オクチチブ)の西部にある主峰の一つで、千曲川・荒川・
笛吹川が発源する。
「こぶしだけ(甲武信岳)」とも呼ぶ。
◎名称は甲斐(カイ)(山梨県)・武蔵(ムサシ)(埼玉県・東京都)・信
濃(シナノ)(長野県)の国境にあることから。
こぶしだけ
【甲武信岳】
◇[日]Kobushi Dake
○[地]⇒こぶしがたけ(甲武信ヶ岳)
こぶしばな
【拳鼻】
◇[日]kobushibana/kobushi-bana
○[建]木鼻(キバナ)の一種。
拳(コブシ)に似た刳形(クリカタ)彫刻を施したもの。
参照⇒きばな(木鼻)
ごふじょう《ごふじやう》
【ご不浄】
【御不浄】
○便所の別称。
⇒べんじょ(便所)
◎「不浄」の丁寧な言い方で、主に女性が使用する。
こぷす
【コプス】
◇[英]copse
○⇒こーぴす(コーピス)
こーぷす
【コープス】
◇[英]corpse
○(英語で、人間の)死体・遺体・死骸(シガイ)。
参照⇒こーぱす(コーパス)(4)
◎カダバー(cadaver):(解剖用の)人間の死体。
こぶちさわちょう《こぶちさはちやう》
【小淵沢町】
◇[日]Kobuchisawa Cho
○山梨県北西部、北巨摩郡(キタコマグン)の町。北西部を長野県に
隣接。
こぶつえいぎょうほう《こぶつえいげふはふ》
【古物営業法】
○[法]窃盗の防止や被害回復の目的のため、古物商の営業に規
制を加える法律。
警察上または犯罪捜査上、古物商は営業所の所在地にある都
道府県公安委員会の許可を受け、取引を帳簿に記録すること、
盗品を発見した場合の通報などが定められている。
◎1895(明治28)古物商取締法、制定。
1949(昭和24)古物営業法、制定。
1995(平成 7)改正。金券類なども規制の対象となる。
こぶつき
【こぶ付き】
【瘤付き】
○(1)(見合い・婚姻などで)相手に子供などの扶養者や同居人
がいること。
○(2)(特に)前の夫や前の妻との子供がいること。
○(3)(転じて)デートなどで、当人同士以外の人が付いて来て
いること。
こぶでんしゅばりえじょうやく《こぶでんしゆばりえでうやく》
【コブデン・シュバリエ条約】
◇[英]the Cobden-Chevalier treaty
○[歴]⇒えいふつつうしょうじょうやく(英仏通商条約)(2)
こぷと
【コプト】
◇Copt
○(1)([英]Copts)⇒こぷとじん(コプト人)
○(2)([英]Copts)コプト教会の信者。
参照⇒こぷときょうかい(コプト教会)
こふどき
【古風土記】
○[歴]⇒ふどき(風土記)(2)
こぷときょうかい《こぷとけうくわい》
【コプト教会】
◇[英]Coptic Church
○[宗]キリスト教の東方教会の一派。エジプトとエチオピアに
信徒が居住。
3世紀にキリスト教を受容したエジプトで土着文化が融合。
451年、カルケドン公会議(Council of Chalcedon)で異端と
されてローマやコンスタンチノポリスの教会から分離してアレ
クサンドリア主教(Patriarch of Alexandria)を中心に起こる。
異端とされる神秘的なキリスト単性説(Monothelitism)を信
仰。
参照⇒かるけどんこうかいぎ(カルケドン公会議)
◎伝説的には、AD. 60ころに使徒マルコ([伊]San Marco)がエ
ジプトのアレクサンドリアに教会を開き、初代教皇となったと
される。
こぷとじん
【コプト人】
◇[英]Copts
○古代エジプト人の子孫。古来からエジプトの地に土着してい
る人々。
コプト語(Coptics)を話す。
こぷともじ
【コプト文字】
◇[英]Coptic Script/Coptic Character
○[言]3世紀ころからエジプトのキリスト教徒たちが用いた音
素文字。
24のギリシア文字と7のエジプトの民衆文字(demotic)を採
用し、子音・母音とも表記。
参照⇒ゆだのふくいんしょ(ユダの福音書)
◎古代エジプト語の古音解明に貴重な資料となっている。
こぶとり
【こぶ取り】
【瘤取り】
○日本の昔話の一つ。
⇒こぶとりじいさん(こぶ取り爺さん,瘤取り爺さん)
こぶとりじいさん
【こぶ取り爺さん】
【瘤取り爺さん】
○日本の昔話の一つ。
ホホ(頬)にコブのある爺(ジジイ)が、雨宿りに入った洞穴(ホラ
アナ)でオニ(鬼)の酒盛りに出合い、仲間入りしてオニと一緒に
踊る。喜んだオニがまた来てもらおうとして爺の大切なものと
教えられたコブを質に取った。
その話を聞いた隣(トナ)りのコブのある爺が、自分もコブを取っ
てもらおうとして行ったが、踊りが下手(ヘタ)でオニが取ったコ
ブを付けられ、コブが二つになって帰ったという話。
「こぶ取り爺」とも、単に「こぶ取り」とも呼ぶ。
◎『宇治拾遺物語(巻一)』にも「鬼に瘤取らるる事」として収録。
こぶとりじじい
【こぶ取り爺】
【瘤取り爺】
○⇒こぶとりじいさん(こぶ取り爺さん,瘤取り爺さん)
★こぶなぐさ
【コブナグサ】
【小鮒草】
○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)の一年草。
「かりやす(刈安,青茅)」とも呼ぶ。
こぶなちょう《こぶなちやう》
【小舟町】
◇[日]Kobuna Cho
○⇒にほんばしこぶなちょう(日本橋小舟町)
こぶの
【コブノ】
◇[露]Kovno
○リトアニアの都市カウナス(Kaunas)のロシア語名。
⇒かうなす(カウナス)
こぷふ
【コプフ】
◇[独]Kopf、[英]head
○(ドイツ語で)頭。
「コップフ」とも呼ぶ。
こぶやはずかみきり
【コブヤハズカミキリ】
○[虫]甲虫目(鞘翅目)(Coleoptera)カミキリムシ科(Cerambyci-
dae)の甲虫の一種。
飛ぶことができない。
★こぶら
【コブラ】
◇[英]cobra
○(1)[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)コブラ科(Elapidae)の
毒ヘビ。
◎インド・コブラ,キング・コブラ
○(2)[交](Cobra)1960年代に生産されたアメリカ製の高級スポ
ーツカー。
○(3)[軍](Cobra)アメリカ軍の攻撃型ヘリコプター。
こぷら
【コプラ】
◇[英]copra
○[食]ココヤシの果実の白色脂肪質の胚乳を乾燥させたもの。
東南アジアが主産地。約70%の脂肪を含み、圧搾(アッサク)して
ココナッツ油を採り、食用油・マーガリン・石鹸などを製造す
る。
こぶらごーるど
【コブラゴールド】
◇[英]Cobra Gold
○[軍]タイ軍とアメリカ軍などがアジア太平洋地域の平和維持
活動を主目的に、毎年共同で行っている合同軍事演習。
在日アメリカ軍も多数参加している。
◎1982(昭和57)アメリカ軍の発案で開始。
2001(平成13)自衛隊、オブザーバーとして指揮所演習(CP
X)にのみ参加。
2005. 5. 2〜 5.13(平成17)自衛隊、初の正式参加。
こぶらぼーる
【コブラボール】
◇[英]Cobra Ball
○[軍]⇒あーるしーいちさんごえす(RC−135S,RC13
5S)
ごぶらんおり
【ゴブラン織り】
【ゴブラン織】
◇[フ]Gobelins、[英]Gobelins
○(1)パリ国立ゴブラン織物工場で製作される綴(ツヅ)れ織り。
さまざまな色糸を使って人物・風景などを精巧に織り出した
もので、壁掛けなどの室内装飾に用いる。
参照⇒たぴすとりー(タピストリー)
◎15世紀半ば、パリのゴブラン家のジャン(Jean Gobelin)が創
製。
○(2)(1)に類似した織物。
こーぷらんど
【コープランド】
◇Aaron Copland(アーロン・コープランド)
○[人]アメリカの作曲家(1900〜1990)。
ごぶりん
【ゴブリン】
◇[英]goblin
○⇒ほぶごぶりん(ホブゴブリン)(1)
★こぶりんしゃーく
【ゴブリン・シャーク】
◇[英]goblin shark、[学]Mitsukurina owstoni Jordan
○[魚]ネズミザメ目(Lamniformes)ミツクリザメ科(Mitsukuri-
nidae)ミツクリザメ属(Mitsukurina)の深海ザメ(鮫)。一属一
種。
東京湾の海底にも生息。
和名は「ミツクリザメ(箕作鮫)」。
◎1897(明治30)相模湾でイギリス人貿易商アラン・オーストン
(Alan Owston)(1853〜1915)が捕獲。
1898(明治31)新種に認定。
こふる
【コフル】
◇[フ]coffre
○箱([英]box)。
参照⇒こふれ(コフレ)
こふれ
【コフレ】
◇[フ]coffret(小箱)
○[服]化粧品・香水のミニボトルなどを一式セットにして入れ
た箱やポーチなど。
参照⇒こふる(コフル)
こぶれ
【コブレ】
◇[西]cobre
○[化](スベイン語で)銅。
⇒どう(銅)
ごぶれっと
【ゴブレット】
◇[英]goblet
○細い脚と台がある、取っ手のない酒杯。
ワイングラスなど。
こぶれんつ
【コブレンツ】
◇Koblenz
○ドイツ南西部、ラインラント・ファルツ州(Bundesland
Rheinland-Pfalz)北東部の都市。
北緯50.35°、東経7.60°の地。
モーゼル川(Fluss Mosel)とライン川(Fluss Rhein)の合流点。
〈人口〉
1970(昭和45)12万0,100人。
1987(昭和62)10万8,200人。
2004(平成16)10万8,100人。
こぷろふぁぎー
【コプロファギー】
◇[英]coprophagy
○[動]⇒しょくふん(食糞)
こぷろふぁぎあ
【コプロファギア】
◇[英]coprophagia
○[病]糞便を好んで食べる異食症。
参照⇒いしょくしょう(異食症)
◎ウロファギア(urophagia):尿。
こぷろふぃりあ
【コプロフィリア】
◇[英]coprophilia
○[病]糞尿・排便などを病的に愛好する症状。
「嗜糞症(シフンショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒こぷろらりあ(コプロラリア)
こぷろぷらきしあ
【コプロプラキシア】
◇[英]copropraxia
○[医]社会的に受容し難い卑猥(ヒワイ)な、また不可解な動作を
不随意的に繰り返す傾向。
参照⇒こぷろらりあ(コプロラリア),ちっくしょう(チック症)
こぷろらいと
【コプロライト】
◇[英]coprolite
○[地]⇒ふんせき(糞石)(2)
こぷろらりー
【コプロラリー】
◇[英]coprolalia
○[病]⇒こぷろらりあ(コプロラリア)
こぷろらりあ
【コプロラリア】
◇[英]coprolalia
○[医]糞便・排泄などに関する汚い音・言葉を不随意的に絶え
ず発する傾向。
4〜5歳では正常な発育過程のものと考えられている。
「コプロラリー」,「汚言(オゲン)」とも呼ぶ。
参照⇒こぷろぷらきしあ(コプロプラキシア),ちっくしょう
(チック症),こぷろふぃりあ(コプロフィリア)
★こふん
【古墳】
○[歴]3世紀末〜7世紀ころの日本で造られた墳墓。
円墳・方墳・上円下方墳・前方後円墳・前方後方墳などの種
類がある。
また、上部や周囲にハニワ(埴輪)と呼ぶ土製品が並べられて
いた。
参照⇒こふんじだい(古墳時代),ふんきゅうぼ(墳丘墓),ふき
いし(葺き石,葺石)
こふん
【股分】
◇[中]gufen
○[経]株式の中国名。
◎繁体字(台湾)では「股(人偏+「分」)」と表記する。
こぶん
【子分】
【乾児】
○(1)親分に従属する配下の者。手下(テシタ)。手下(テカ)。
「かんじ(乾児,乾兒)」とも呼ぶ。
⇔おやぶん(親分)
○(2)かりに子として扱われる者。義子。
「かんじ(乾児,乾兒)」とも呼ぶ。
ごふん
【胡粉】
○[美]貝殻を焼き、砕(クダ)いて粉末にしたもの。成分は炭酸
カルシウム。
室町時代以降、日本画の白色顔料に用いる。
参照⇒ふんぽん(粉本)(1)
◎奈良〜鎌倉時代には「鉛白(エンパク)」と呼ぶ塩基性炭酸鉛を白
色顔料に用いていた。
こぶんじがく
【古文辞学】
○(1)中国明(ミン)代に起った儒学の一派。
参考⇒せいりがく(性理学)
○(2)江戸時代、儒学者荻生徂徠(オギュウ・ソライ)が唱えた古学の一
つ。
宋・明の儒学を否定し、伊藤仁斎(ジンサイ)の古義学より徹底
した復古主義で、中国古代の言語(古文辞)や制度文物の研究に
よって先秦古典の本旨を知ろうとする訓詁学。儒学の政治的側
面を強調する。
「徂徠学」,「享保学(キョウホウガク)」とも呼ぶ。
参照⇒こぶんじがくは(古文辞学派),こぎがくは(古義学派)
こぶんじがくは
【古文辞学派】
○江戸時代、儒学者荻生徂徠(オギュウ・ソライ)が唱えた古学の一学
派。
荻生徂徠とその弟子の服部南郭(ハットリ・ナンカク)・太宰春台(ダザ
イ・シュンダイ)・山県周南(ヤマガタ・シュウナン)や、広瀬淡窓(タンソウ)らの一
派。
「徂徠学派」,「ケン園学派」,「古文辞派」とも呼ぶ。
参照⇒こぎがく(古義学)
★こふんじだい
【古墳時代】
○[歴]日本の考古学上の時代区分で、弥生式時代末期から奈良
時代初期の間の時代。
ほぼ3世紀末から4世紀に始まり、6世紀ころまでで、古墳
の築造は7世紀まで続いている。
弥生時代に始まる農耕から起きた小国家が、畿内を中心とす
る統一国家の成立に至(イタ)る時期。
参照⇒はくそうれい(薄葬令)
〈区分〉
前期:3〜4世紀。
中期:5世紀。
後期:6〜7世紀。
こぶんしょうしょ《こぶんしやうしよ》
【古文尚書】
◇[中]Guwen Sjangshu
○[歴]春秋戦国時代に通用した古文字(蝌蚪文字)で記されてい
る『尚書(書経)』。
前漢の景帝の時、魯の恭王がその宮室を拡張しようとして孔
子旧宅をこわした際、その壁中から発見されたという。
武帝の時に孔子十二世と称する孔安国がこれを献上。後漢の
学者らはこれを多く用いた。
その後の永嘉の乱で紛失したが、東晋の元帝の時に梅(「臣」
偏+「責」)(Mei Ze)(メイ・サク)が『孔安国注』を献上。
宋代以降、朱子ら多くの学者が信憑性に疑問を呈し、魏・晋
時代の偽書とすることが定説となっている。
参照⇒きんぶんしょうしょ(今文尚書),かと(蝌蚪)(2)
◎最初の『古文尚書』は『今文尚書』より十六篇多く、後の
『孔安国注』は『今文尚書』より二十五篇多い。
◎清華大学の研究チーム、放射性炭素年代測定法で紀元前305
年前後の戦国時代中期のものとする竹簡と比較し、竹簡と古文
尚書とで一致する箇所がなかったことから偽作と断定。
◎『尚書』は漢代の呼称で、宋代以降は『書経』と呼ぶ。
★ごへい
【御幣】
○
参照⇒ぬさ(幣)(1)
こぺいか
【コペイカ】
◇kopeika
○(1)[経]ロシア連邦などの補助通貨単位。
1コペイカ=1/100ルーブル([英]rouble)。
「カペイカ」,「コペック(copeck)」とも呼ぶ。
略号は「K」,「kop」。
○(2)[歴][経]旧ソ連の補助通貨単位。アルミ青銅貨。
1コペイカ=1/100ルーブル。
「カペイカ」,「コペック」とも呼ぶ。
略号は「K」,「kop」。
こぺく
【コペク】
◇[トルコ語]kopek(キョペク)
○[哺](トルコ語で)イヌ(犬)。
⇒いぬ(イヌ,犬)
★こーべくろにくる
【コーベ・クロニクル】
◇Kobe chronicle
○[歴]ロバート・ヤング(Robert Young)が刊行した新聞。
のち、「ジャパン・クロニクル」と改題。
こぺっく
【コペック】
◇[英]copeck/kopeck/kopek
○[経]⇒こぺいか(コペイカ)
こーべってんかぴたん
【コーベッテンカビタン】
◇[独]Korvettenkapitan
○[軍](ドイツ語で、海軍の)少佐。
⇒しょうさ(少佐)
こぺとたぐさんみゃく
【コペトダグ山脈】
◇khrebet Kopetdag、[英]Kopet-Dag Range
○[地]トルクメニスタンとイランとの国境に連なる山脈。全長
650キロメートル。
北西端のカスピ海東岸近くから南東端はハリルード川(Rud-
khaneh-ye Harirud)で、その先はアフガニスタン北西部のセ
フィードクー山脈(Selseleh-ye Sefid Kuh)へと続く。南側(イ
ラン側)中央部から、カスピ海に注(ソソ)ぐアトラク川(Rud-e
Atrak)を介してエルブルズ山脈(Elburz Mountains)が東西に連
なる。
最高峰はイラン側のヘザルマスジェド山(Koh-e Hezarmas-
dzed)(3,117メートル)。
参照⇒せふぃーどくーさんみゃく(セフィードクー山脈),え
るぶるずさんみゃく(エルブルズ山脈)
こぺるにくす
【コペルニクス】
【哥白尼】
◇[羅]Nicolaus Copernicus(ニコラウス・コペルニクス)
○[人]ポーランドの天文学者(1473〜1543)。ポーランド名はコ
ペルニク(Mikotaj Kopernik)。プロイセン生れ。
1491年クラクフに学び、医術僧となる。
1496年よりイタリアに遊学しボローニア・パドバで学び、ギ
リシア思想の影響を受ける。
1505年帰国しローマカトリック教会の聖職者となるが天体観
測も続けた。1512年からフラウエンブルク(Frauenburg)の聖堂
参事職。
古代ギリシアの天文学者アリスタルコスの説からヒントを得
て地動説を信じ、友人ギーゼやレチクスの勧めにより『天球の
回転について(De revolutionibus orbium coelestium)』を著
わしたが、天動説をとる教会との摩擦を避けて死の直前に公刊
された。
★こぺるにしうむ
【コペルニシウム】
◇copernicium
○[化]原子番号112の元素。
元素記号は「Cn」。
◎1998(平成10)ドイツの重イオン科学研究所(GSI)が合成を
報告。
◎名称は天文学者コペルニクス(N.Copernicus)に因(チナ)む。
こへれとのことば
【コヘレトの言葉】
◇[英]Words of Qohelet
○[聖]⇒でんどうのしょ(伝道の書)
こぺん
【コペン】
◇[登録商標]Copen
○[古][交]ダイハツ工業の軽オープンスポーツカー。2人乗り。
◎2002. 6.(平成14)新発売。排気量660CC、電動開閉式ルー
フ採用。価格157万2,900円。
2003. 9.(平成15)右ハンドル仕様のままヨーロッパなどに輸
出開始。
2012. 8.(平成24)生産終了。
ごべんてん
【五弁天】
【五辯天】
○近江(オウミ)琵琶湖の竹生島(チクブシマ)・安芸(アキ)の巌島(イツクシマ)
・相模(サガミ)江ノ島の岩窟(イワヤ)・大和の天の川・陸前の金華
山(キンカザン)の弁財天(ベンザイテン)。
参照⇒べんざいてん(弁財天,弁才天)
こべんとがーでん
【コベントガーデン】
◇[英]Covent Garden(修道院の庭)
○イギリス、ロンドン中央部の繁華街。
北緯51.52°、西経0.13°の地。
王立オペラ劇場(Royal Opera House)(別称コベントガーデン
劇場)がある。
◎もとウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の所領。
1671(寛文11)青果卸市場、開設。
1974(昭和49)青果卸市場がナインエルムズ(Nine Elms)(テム
ズ川南岸)に移転し、大規模なショッピングセンターとなる。
こべんとりー
【コベントリー】
◇[英]Coventry
○(1)イギリスのイングランド中南部、ウェストミッドランド
州(West Midlands)東部の都市。
〈人口〉
1991(平成 3)31万8,718人。
◎第二次世界大戦で徹底的に爆撃された。
もとウォリックシャー州(Warwickshire)。
○(2)アメリカ合衆国北東部のロードアイランド州(Rhode Is-
land State)西部、ケント郡(Kent County)中北部の町。
〈人口〉
1990(平成 2)3万1,083人。
◎1643(寛永20)創建。
こぺんはーげん
【コペンハーゲン】
◇[英][独]Copenhagen
○デンマーク王国の首都。シェラン(Zealand)島の東海岸にあ
る港湾都市。
アンデルセンの『人魚姫』の銅像や遊園地チボリなどがある。
デンマーク語で「ケーベンハウン(Kobenhavn)」,「ケベンハウ
ン」と呼ぶ。ラテン語名は「ハフニア(Hafnia)」。
〈人口〉
1976(昭和51)70万人。
1987(昭和62)46万9,000人。
◎1913(大正 2)人魚姫の銅像、建立。
1964(昭和39)人魚姫の銅像、頭部切断。
1998(平成10)人魚姫の銅像、頭部切断。
こぼ
【コボ】
◇kobo
○[経]ナイジェリアの補助通貨単位。
100コボ(kobos)=1ナイラ(naira)。
ごほ
【五保】
○[歴]⇒ほ(保)(2)
★ごほう《ごはふ》
【五法】
○中国伝来とされる射法の極意。
<1>審(shen)・<2>コウ(gou)(*)・<3>(yun)・<4>軽(qing)
・<5>注(zhu)の総称。
「支那(シナ)射法」とも呼ぶ。
参照⇒ごみ(五味)(3),しゃほうはっせつ(射法八節)
◎(*)「(「轂」の「車」を「弓」に替える)」と書く。
ごほう《ごはう》
【午砲】
○[歴]正午を知らせる号砲。
江戸時代の時の鐘に代え、1871(明治 4. 9. 9)から皇居内旧
本丸で毎日正午に空砲を打ち鳴らしたもの。当時、現在の区部
の大部分で聞こえたという。
1929. 5. 1(昭和 4)サイレンに切り換えられ、1938. 9.(昭
和13)まで行われた。
音から「どん」とも呼ばれた。
◎号砲に使用された大砲は東京都小金井市の江戸東京たてもの
園に保管されている。
★ごぼう《ごばう》
【ゴボウ】
【牛蒡】
◇[英]burdock/clotbur
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)の二年草・根菜。
食用(根)。薬用(風邪,利尿,解毒)になる。
種子にはトゲ([英]bur)がある。
ポリフェノールのクロロゲン酸(chlorogenic acid)を含むが、
水に晒(サラ)すと流出する。
古称は「うまふぶき(牛蒡)」。
参照⇒くっつきむし(くっ付き虫),わたしわかいになりたい
(わたしは貝になりたい,私は貝になりたい)
◎切り方:⇒ささがき(笹掻き)
◎堀川ごぼう:⇒ほりかわごぼう(堀川ごぼう,堀川牛蒡)
大浦ごぼう:⇒おおうらごぼう(大浦ごぼう,大浦牛蒡)
八尾ごぼう:⇒やおごぼう(八尾ごぼう,八尾牛蒡)
宇陀金ごぼう:⇒うだごぼう(宇陀ごぼう,宇陀牛蒡)
ごぼう《ごばう》
【御坊】
◇[日]Gobo
○(1)⇒ごぼうし(御坊市)
○(2)[交]⇒ごぼうえき(御坊駅)
ごぼう《ごばう》
【御坊】
【御房】
◇[日]gobo
○(1)寺院またはその僧坊の敬称。
○(2)僧侶の敬称。
○(3)敬(ウヤマ)って僧侶に呼びかける第2人称。
○(4)(Gobo Shi)⇒ごぼうし(御坊市)
ごぼうえき《ごばうえき》
【御坊駅】
○[交]和歌山県御坊市(ゴボウシ)湯川町小松原(ユカワチョウコマツバラ)に
ある紀勢本線(紀勢西線)の駅。
道成寺(ドジョウジ)駅と紀伊内原(キイウチハラ)駅(日高町)の間。
こほうか《こはうか》
【古方家】
○[歴]古医方を奉ずる漢方医。
参照⇒こいほう(古医方)
ごぼうし《ごばうし》
【御坊市】
◇[日]Gobo Shi
○和歌山県西部の市。日高川河口にあり、南西部を太平洋に面
する。
日高御坊(西本願寺日高別院)の門前町。
〈面積〉
43.78平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万8,034人。
◎1540(天文 9)本願寺別院が建立。
1954(昭和29)御坊町・湯川村・藤田村・野口村・名田村・塩
屋村の1町5村が合併して発足。
◎関西電力が沖合いに使用済み核燃料の一時貯蔵施設を計画中。
ごほうじょううじ《ごほうでううぢ》
【後北条氏】
◇[日]go-Hojo uji
○[歴]⇒ごほうじょうし(後北条氏)
ごほうじょうし《ごほうでうし》
【後北条氏】
◇[日]go-Hojo shi
○[歴]北条早雲(ソウウン)(1432〜1519)に始まる北条氏。戦国大名
として関東にひろく勢力を持った。
早雲(伊勢長氏)は伊勢姓だったが、鎌倉幕府の執権北条氏の
後をついで関東の主となるねらいから早雲の子氏綱(ウジツナ)
(1486〜1541)の代に北条姓を称したもの。
「ごほうじょううじ(後北条氏)」とも、本拠地が小田原だった
ことから「小田原北条氏」とも呼ぶ。
ごほうじょうてい《ごはうじやうてい》
【五方上帝】
◇[中]wufang shangdi
○⇒ごてんてい(五天帝)
ごぼうせい《ごばうせい》
【五芒星】
◇[英]pentagram(ペンタグラム)/pentacle(ペンタクル)
○五本の直線による、一筆書きの五角形の星型。
古代エジプトに起源するといわれる。
イスラエルではソロモンの封印の異形とする。
日本では晴明神社の神紋「晴明桔梗(キキョウ)」の異形とされる。
参照⇒そろもんのふういん(ソロモンの封印),せいめいじん
じゃ(晴明神社)(1)
こほくしょう
【湖北省】
◇[中]Hubei Sheng、[英]Hubei Province
○中国中央部の省。長江(Changjiang)(チョウコウ)(揚子江<ヨウスコウ>)
の中流域で、洞庭湖(Dongting Hu)(ドウテイコ)の北方に位置し、
南部を湖南省(Hunan Sheng)に接する。
省都は武漢市(Wuhan Shi)(ブカンシ)。
沙市(Shashi)(シャシ)・宜昌(Yichang)(ギショウ)・襄樊(Xiangfan)
(ジョウヨウ)などの都市がある。
「フーペイ(湖北)」とも呼ぶ。
〈面積〉
19万平方キロメートル。
◎春秋戦国時代、楚の地。
ごほくそん
【吾北村】
◇[日]Gohoku Son
○[古]高知県中西部、吾川郡(アガワグン)にあった村。
2004.10. 1(平成16)吾川郡の伊野町(イノチョウ)・吾北村と土佐
郡(トサグン)本川村(ホンガワムラ)が合併して吾川郡「いの町(イノチョウ)」
を発足。
こぼけ
【コボケ】
【小木瓜】
○[植]クサボケ(草木瓜)の別称。
⇒くさぼけ(クサボケ,草木瓜)
こぼけえき
【小歩危駅】
○[交]徳島県三好市(ミヨシシ)山城町西宇(ヤマシロチョウニシウ)にあるJR
土讃線の駅。
阿波川口(アワカワグチ)駅と大歩危(オオボケ)駅の間。
◎旧住所は三好郡(ミヨシグン)山城町(ヤマシロチョウ)西宇(ニシウ)。
こーほーと
【コーホート】
◇[英]cohort
○(1)[歴]古代ローマで、レギオン([羅]legion)(軍団)の下位
の歩兵隊。
レギオンの10分の1で、300〜600人。
参照⇒れぎおん(レギオン),[1]せんちゅりー(センチュリー)
(3)
○(2)(転じて)一団・仲間。
○(3)人口統計で、同時出生集団(同年齢)などの群。
こぼとけ
【小仏】
○(1)小さい仏像。
○(2)かごめかごめ(籠目籠目)に似た子供の遊び。
真ん中にしゃがむ鬼役の子供の姿を小仏になぞらえたもの。
参照⇒かごめかごめ(かごめかごめ,籠目籠目)(1)
○(3)[楽](2)の時に歌う童歌(ワラベウタ)。
歌い出しは地方によって「回りの回りの小仏」,「回りの回りの
小仏は」,「回りの回りの小仏さんは」,「中の中の小仏」,「中の中
の小坊さん」,「中の中の小僧さん」,「中の中の地蔵様」,「中の中
の地蔵さん」など差異が多い。
〈『守貞謾稿(モリサダマンコウ)』〉
まわりのまわりの小仏/なぜ背が低いな/親の日にとと食っ
て/まま食って/それで背が低いな。
◎「親の日」は「親の命日」。
こぼとけとうげ《こぼとけたうげ》
【小仏峠】
◇[日]Kobotoke Toge
○[地]東京都八王子市の西部と神奈川県津久井郡(ツクイグン)相模
湖町(サガミコマチ)との境にある、旧甲州街道のけわしい峠。標高
548メートル。
高尾山(599メートル)の北西に位置する。
◎小仏関:⇒こぼとけのせき(小仏関,小仏の関)
こぼとけとんねる
【小仏トンネル】
○(1)[交]東京都八王子市裏高尾町(ウラタカオマチ)と神奈川県津久井
郡(ツクイグン)相模湖町(サガミコマチ)との境にある、中央自動車道の
トンネル。
○(2)[交]JR中央線のトンネル。
高尾駅(八王子市)〜相模湖駅(相模湖町)間で、約2キロメー
トル。
こぼとけのせき
【小仏関】
【小仏の関】
○[歴]江戸時代、甲州街道の小仏峠の東側のふもとの駒木野(コ
マギノ)にあった関所。
参照⇒こぼとけとうげ(小仏峠)
◎現在の東京都八王子市裏高尾町(ウラタカオマチ)の地。
こーぽら
【コーポラ】
◇[英](複数形)corpora/(単数形)corpus(コーパス)
○⇒こーぱす(コーパス)
こーぽらる
【コーポラル】
◇[英]Corporal(伍長)
○[軍]アメリカ陸軍の地対地ミサイル。
射程100〜160キロメートルで、核弾頭の積載も可能。
★こぼる
【コボル】
【COBOL】
◇[英]common business oriented language
○[計]事務計算用のプログラム言語の一種。
◎1960(昭和35)アメリカの国防総省の協力で開発。
◎ANSI−COBOL,JIS−COBOL
◎科学技術計算用:⇒ふぉーとらん(フォートラン,FORTR
AN)
こぼると
【コボルト】
◇Kobolt/Kobold
○[チュートン伝説]地の精・小鬼。鉱山に住むという小人(コビ
ト)の鉱夫。
参照⇒のーむ(ノーム),しちにんのこびと(七人の小人)
◎ドイツの俗信では家の精。
◎金属原子コバルト(cobalt)の名前の由来(ユライ)。
こぼろえき
【小幌駅】
○[交]北海道虻田郡(アブタグン)豊浦町(トヨウラチョウ)字(アザ)礼文華
(レブンゲ)にあるJR室蘭本線の駅。
静狩(シズカリ)駅(長万部町)と礼文(レブン)駅の間。
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