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百 科 辞 書 《かた》 編集:獨 澄旻
-------- かた --------------------------------------------------
★かた
【肩】
◇[英]shoulder(ショルダー)、[フ]epaule(エポール)
○
参照⇒しょるだー(ショルダー)
◎肩に乗った神:⇒ぐしょうしん(倶生神)
★かた
【潟】
○[地]
◎干潟(ヒガタ)
「潟」は海に、「州(ス)」は川について用いる。
[1]かーたー
【カーター】
◇Howard Carter(ハワード・カーター)
○[人]イギリスの考古学者・エジプト学者(1873〜1939)。
カーナボン卿(Lord Carnarvon)(1866〜1923)の資金協力を得
て、1922(大正11)王家の谷でツタンカーメンの墓を発見。
参照⇒つたんかーめん(ツタンカーメン)
[2]かーたー
【カーター】
◇Jimmy Carter(ジミー・カーター)
○(1)[人]アメリカ合衆国の第39代大統領(1924〜)。在任:
1977〜1981。
◎2002. 5.12(平成14)カストロ国家評議会議長の招きでキュー
バを訪問。
○(2)[軍]⇒じみーかーたー(ジミー・カーター)(2)
かだ
【カダ】
◇[西]cada
○(1)[形](スペイン語で)各自の、めいめいの([英]each)。
○(2)[形]すべての([英]every)。
かだ
【加太】
◇[日]Kata
○(1)和歌山県和歌山市の北西端、加太瀬戸に面する地名・漁
村。
淡嶋神社がある。
参照⇒あわしまじんじゃ(淡嶋神社)
◎加太和布(カダメ):⇒かだめ(加太和布)
◎もと「紀州加太浦」と呼び、紀州から淡路・四国への重要な港
だった。
かつて軍港だった。
◎三重県鈴鹿郡(スズカグン)関町(セキチョウ)には加太(カブト)がある。
○(2)[交]⇒かだえき(加太駅)
かだ
【伽陀】
◇[梵]gatha、[中]qietuo(伽陀)
○[仏]⇒げ(偈)
「迦陀([中]jiatuo)(カダ)」,「伽他([中]qieta)」,「偈佗([中]
jituo)(ゲタ)」とも呼ぶ。
かだ《くわだ》
【華佗】
【華陀】
◇[中]Huatou
○[人]中国、後漢(Hou Han)末・魏(Wei)初の名医。字(アザナ)は
元化(Yuanhua)。
麻沸散(mafeisan)(一種の麻酔薬)を飲ませて外科手術を行なっ
たという。また、五禽戯(wuqinxi)と称する体操を始める。
魏の曹操(Cao Cao)(ソウ・ソウ)の侍医になったが、のち殺された。
参照⇒とそさん(屠蘇散)
がたー
【ガター】
◇[英]gutter
○(1)排水溝・下水溝・側溝(ソッコウ)。
「ガーター」,「ケンネル」,「ケネル」とも呼ぶ。
○(2)[運]ボウリングで、レーン両側にある溝。
「ガーター」とも呼ぶ。
○(3)[運]ボウリングで、ボールが(2)の溝に落ちること。
「ガーター」とも呼ぶ。
[1]がーたー
【ガーター】
◇[英]garter
○(1)靴下留めの総称。
○(2)(the Garter)⇒がーたーくんしょう(ガーター勲章)
[2]がーたー
【ガーター】
◇[英]gutter
○⇒がたー(ガター)
かたあそび
【型遊び】
○[古]粘土を型に詰めて取り出し、色のついた粉で彩色する遊
び。
粘土屋と呼ばれる子供相手の物売りが放課後を狙って、小学
校の校門前や、子供たちの集まる神社仏閣の境内・公園などで、
粘土と型・色粉などを並べて店を開く。子供たちがそれを小遣
いで買い求め、着色した粘土を粘土屋に見せて点数をもらい、
その点数でまた型や色粉を求めるもの。点数は型の大きさ、色
の数、出来栄え、子供たちの評判で決まり、仲間が多いとワイ
ワイ騒いで評価を高めたりする。粘土はつぶして再利用される。
昭和20〜40年代ころ関東で流行し、粘土屋は飽きられる前に
1日(イチニチ)・2日(フツカ)で他所(ホカ)に行ってしまう。
かたい《かたゐ》
【乞丐】
【傍居】
○(1)乞食(コジキ)・物もらい。
◎道の傍(カタワ)らに居(イ)て、金品を乞(コ)い求める者の意味。
○(2)人を罵(ノノシ)ったり卑(イヤシ)しめて呼ぶ言葉。
「かったい(癩,乞丐)」とも呼ぶ。
○(3)[俗]ハンセン病(癩病)患者。ハンセン病。
「かったい(癩,乞丐)」とも呼ぶ。
参照⇒かったいのかさうらみ(癩の瘡うらみ)
◎昔、ハンセン病の人は放逐され、乞食をしながら放浪してい
たことから。
がたい
【がたい】
【ガタイ】
◇[英]frame/physique(フィジーク)
○[俗]図体(ズウタイ)・体格。骨格。
「骨柄(コツガラ)」とも呼ぶ。
参照⇒たっぱ(立端,建端)(3)
◎語源は「図体」の「図(圖)」を「画(畫)」に換えた、または読み間
違えた「画体」とも。また。一説に「骸体(殻体)」とも。
かだいぐん《くわだいぐん》
【花台郡】
◇[朝]Hwadae-gun、[英]Hwadae County
○⇒ふぁでぐん(ファデ郡,花台郡)
かたいた
【型板】
【形板】
◇[英]template
○(1)ある型に切った薄い木や金属の板。
木工や石工などで材を成形するときに、標準として材に当て
て形を写すのに用いる。
「テンプレート」とも、古くは「かたぎ(形木,模)」とも呼ぶ。
◎鋳型:モールド(mold)。
○(2)捺染(ナッセン)に用いる、模様を彫刻した薄い金属板。
張った布の上に置いて模様を染め付ける。
「テンプレート」,「捺染板(バン)」とも呼ぶ。
参照⇒かたがみ(型紙)(1)
かたいみ
【方忌】
○[暦]陰陽道(オンヨウドウ)で、塞(フサ)がっている方角を忌(イ)み避
(サ)けること。
「ほういみ(方忌)」とも呼ぶ。
参照⇒かたたがえ(方違え),えほう(恵方),さとだいり(里内
裏)
かだえき
【加太駅】
○[交]和歌山県和歌山市加太1038にある、南海電鉄加太線の駅。
磯ノ浦駅の次で、ターミナル駅。
◎JR関西本線には加太(カブト)駅がある。
かたえんにし
【迦多衍尼子】
◇[梵]Katyayaniputra(カーティヤーヤニープトラ)
○[人]『発智論(ホッチロン)』を著した大論師(ダイロンジ)。
かたかい《かたかひ》
【片貝】
◇[日]Katakai
○千葉県東部、山武郡(サンブグン)九十九里町(クジュウクリマチ)東部の
太平洋に面する地名。
町立九十九里いわし博物館がある。
◎片貝漁港,片貝海水浴場
かたがいがすでん《かたがひがすでん》
【片貝ガス田】
○[鉱]新潟県小千谷市(オヂヤシ)にあるガス田。
◎1960(昭和35)開発開始。
★かたかけ
【肩掛け】
○[服]
「ショール(shawl)」,「ストール(stole)」とも呼ぶ。
参照⇒せらーぺ(セラーペ)
かたかた
【かたかた】
【カタカタ】
○(1)堅い物どうしが触れ合って出る軽い音。
○(2)立ち上がりができたくらいの幼児が押して遊ぶ台車。
後部に両手で押す横棒があり、押すと車軸のカムで台車の木
片が上下動してカタカタと鳴る仕掛けが付いている。
★かたがみ
【型紙】
◇[日]katagami
○(1)型染めに用いる、模様を彫り抜いた厚紙。
参照⇒かたいた(型板,形板)(2)
◎厚紙は柿渋を塗った和紙を重ねて作る。
○(2)[服]洋裁・手芸などで、布を裁断する際に用いる紙。
雑誌などに記載されている図形を実寸にして切った紙で、布
地に当ててチャコなどで形を写し、そのチャコの線に従ってハ
サミで裁断する。
参照⇒ちゃこ(チャコ)
かたがみし
【潟上市】
◇[日]Katagami Shi
○秋田県西部の市。南部を秋田市に接し、西部を日本海に面す
る。
◎2005. 3.22(平成17)南秋田郡(ミナミアキタグン)の昭和町(ショウワマチ)
・飯田川町(イイタガワマチ)・天王町(テンノウマチ)が合併して発足。
かたかみてつどう《かたかみてつだう》
【片上鉄道】
○[歴][交]同和鉱業が運行する、岡山県の柵原(ヤナハラ)駅〜本和
気(ホンワケ)駅〜片上駅の路線。
本和気駅はJR山陽本線和気駅と連絡。
片上駅はJR赤穂線西片上駅の側(ソバ)。
参照⇒こさかてつどう(小坂鉄道)
◎1991. 6.30(平成 3)廃止。
★かたぎ
【気質】
◇[英]character
○
かたぎ
【形木】
【模】
◇[英]template(テンプレート)
○(1)物の形を彫り刻んだ板。
その形を布や紙に刷って、染め付けるのに用いる。
○(2)定規(ジョウギ)・定型(テイケイ)・型(カタ)。
○(3)基準・手本・規範。
○(4)版木(ハンギ)・摺形木(スリカタギ)。
○(5)[古]型板(カタイタ)。
⇒かたいた(型板,形板)(1)
かたきうち
【敵討ち】
【敵討】
○⇒あだうち(仇討)
かたく《くわたく》
【火宅】
○[仏]⇒さんがいかたく(三界火宅)
かたく《くわたく》
【花托】
◇[英](単数形)torus(トーラス)/(複数形)tori(トーライ)/
receptacle(リセプタクル)
○[植]花柄の先端で花弁・めしべ(雌蘂)・がく(萼)などの、花
の諸部分をつけている部分。
「花床(カショウ)」とも呼ぶ。
★かたくちいわし
【カタクチイワシ】
【片口鰯】
◇[学]Engraulis japonica
○[魚]ニシン目(Clupeiformes)カタクチイワシ科(Engraulidae)
カタクチイワシ属(Engraulis)の海産の硬骨魚。
参照⇒なまんしょ(なまんしょ,ナマンショ)
かたくらえき
【片倉駅】
○[交]東京都八王子市片倉町(カタクラマチ)にある、JR横浜線の駅。
八王子みなみ野駅と八王子駅の間。
◎京王片倉駅とは連絡していない。
★かたくり
【カタクリ】
【片栗】
◇[学]Erythronium japonicum
○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)カタクリ属(Eryth-
ronium)の多年草。
早春に地下茎から二葉を出し、やや遅れて二葉の間から長い
花柄を伸ばし、先端にユリに似た紅紫色の六弁の花を一個下向
きにつける。
根は深く、乾燥に強い。
鱗茎からデンプンを採り、薬用・食用とする。
◎群生地:⇒とっしょうざん(突哨山)
◎西洋カタクリ(Erythronium dens-canis):ヨーロッパ産。英
名はドッグトゥースバイオレット(dogtooth violet)。
かたくり
【片栗】
○(1)[植]⇒かたくり(カタクリ,片栗)
○(2)[食]片栗粉の略称。
がたくりばしゃ
【がたくり馬車】
○[古]粗末な乗合馬車。
「がた馬車」,「円太郎」,「円太郎馬車」とも呼ぶ。
参照⇒えんたろう(円太郎)(1)
がーたーくんしょう《がーたーくんしやう》
【ガーター勲章】
◇[英]Order of the Garter/the Garter
○イギリスの最高勲章。
ナイトに授けられた者が佩用。
ガーターリボン・首飾り・星章・外套(ガイトウ)からなり、リ
ボンを男子は左ひざ下、女子は左腕に着ける。
参照⇒めいよだいえいくんしょう(名誉大英勲章),びくとり
あじゅうじくんしょう(ビクトリア十字勲章),じょーじじゅう
じくんしょう(ジョージ十字勲章),れじおんどぬーるくんしょ
う(レジオン・ドヌール勲章)
◎1348(<南>正平 3,<北>貞和 4)ころ、エドワード三世(Edward
III)が制定。
エドワード三世が舞踏会で、踊り相手の伯爵夫人が落とした
青い靴下止めをうっかり拾い、周囲の人に笑われた事で制定し
たといわれている。
◎ビロード製のリボンは幅約2.5センチで、青地に金糸でフラ
ンス語による「邪(ヨコシマ)に思う者に恥(ハジ)あれ(Honi soit qui
mal y pense)」という句が縫い取られ、「ブルー・リボン」と呼
ばれている。
かたこむ
【カタコム】
◇[英]catacomb、[フ]catacombes、[蘭]catacombe
○⇒かたこんべ(カタコンベ)
かたこーむ
【カタコーム】
◇[英]catacomb、[フ]catacombes、[蘭]catacombe
○⇒かたこんべ(カタコンベ)
かたこんぶ
【カタコンブ】
◇[フ]catacombes、[蘭]catacombe、[英]catacomb
○⇒かたこんべ(カタコンベ)
かたこんべ
【カタコンベ】
◇[蘭]catacombe、[フ]catacombes、[英]catacomb
○(1)地下墓地・地下埋葬所。
○(2)[歴](特に)初期キリスト教徒の共同墓地兼礼拝所。
フランス語で「カタコンブ」、英語で「カタコム」,「カタコーム」
とも呼ぶ。
○(3)ワイン貯蔵用の穴蔵。
「ワイン・セラー(wine cellar)」とも呼ぶ。
かたしなむら
【片品村】
◇[日]Katashina Mura
○群馬県北部、利根郡(トネグン)の村。
〈面積〉
392.01平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)5929人。
かたしろぐさ
【カタシログサ】
【片白草】
○[植]ハンゲショウ(半夏生)の別称。
⇒はんげしょう(ハンゲショウ,半夏生)
かだじんじゃ
【加太神社】
◇[日]Kada Jinja
○和歌山県和歌山市加太にある淡嶋神社の別称。
⇒あわしまじんじゃ(淡嶋神社)
かたす
【片す】
○(1)物を他の場所に移す。移し変える。どける。片寄せる。
○(2)散らかっている物を整理する・まとめる。片付ける。
★かたず
【固唾】
○
かだせと
【加太瀬戸】
◇[日]Kada Seto
○[地]和歌山県和歌山市の北西端、加太と友ヶ島(トモガシマ)の地
ノ島との間の瀬戸。
紀淡海峡(キタンカイキョウ)の一部で、北は大阪湾、南は紀伊水道に
連なる。
かたたいすうほうがんし《かたたいすうはうがんし》
【片対数方眼紙】
◇[英]semi-log graph paper
○[数]⇒たいすうほうがんし(対数方眼紙)
かたたがい《かたたがひ》
【方違い】
○[暦]⇒かたたがえ(方違え)
かたたがえ《かたたがへ》
【方違え】
○[暦]陰陽道(オンヨウドウ)の説により平安時代以降行われた風習。
他出する時、目的地が忌むべき方角に当たる場合、これを避
(サ)けて前夜に恵方(エホウ)に行って泊まり、方角を変えて目的地
へ出発すること。
「方違い」とも呼ぶ。
参照⇒かたいみ(方忌),えほう(恵方)
◎天一神(ナカガミ)・太白神(ヒトヒメグリ,タイハクジン)・金神(コンジン)な
どの遊行(ユギョウ)の方角を避けたり、生年の干支(エト)によって
避けたりした。
参照⇒なかがみ(中神,天一神),ひとひめぐり(一日巡り,一日
回り,太白神)
かたたたき
【肩たたき】
○[楽]西條八十(サイジョウ・ヤソ)作詞、中山晋平(シンペイ)作曲の童謡。
「タントン/タントン/タントントン」とリズミカルに歌われ
ている。
参照⇒まりととのさま(鞠と殿さま)
かたちんば
【片跛】
○⇒ちんば(跛)
かたつき
【肩ツキ】
○[印]モノルビの一種。縦組で漢字一字一字にルビを振る場合
に漢字の上部に合わせること。
参照⇒ものるび(モノルビ)
かたつきみ
【片月見】
○[古]陰暦八月の十五夜(ジュウゴヤ)と九月の十三夜(ジュウサンヤ)の
うちどちらか一方だけ月見をすること。
◎江戸吉原(ヨシワラ)で、十五夜に遊興をした者が、十三夜に登楼
しないことを言い、忌(イ)むべきこととされていた。
かたつぶり
【カタツブリ】
【蝸牛】
○[動]⇒かたつむり(カタツムリ,蝸牛)
★かたつむり
【カタツムリ】
【蝸牛】
◇[英]snail(スネイル)
○[動]軟体動物腹足綱(Gastropoda)マイマイ目(Pulmonata)の
うち、陸上に住む巻き貝の総称。
「カタツブリ(蝸牛)」,「デンデンムシ(蝸牛)」,「マイマイ(舞舞)」,
「かぎゅう(蝸牛)」とも呼ぶ。
◎食用カタツムリ:エスカルゴ(escargot)。
天敵:参照⇒まいまいかぶり(マイマイカブリ,舞舞被,蝸牛
被)
かたておけ《かたてをけ》
【片手桶】
◇[日]katateoke/kata teoke
○片側にのみ取手(トッテ)のある桶。
◎江戸時代、江戸では「猿頬(サルボオ)」と呼んだ。
かたどまり
【片泊まり】
【片泊り】
○旅館に宿泊して、朝夕どちらか一方だけの食事をすること。
また、その宿料。
「片旅籠(カタハタゴ)」とも呼ぶ。
参照⇒びーあんどひー(B&B,ビーアンドビー)
かたどる
【象る】
【模る】
◇[英]imitate
○(1)物の形を写しとる。模写(モシャ)する・複製する。
参照⇒かたどる(型取る)
◎人間に象る,動物に象る
○(2)真似(マネ)る。似(ニ)せる。
◎古代の作に象る
○(3)⇒かたどる(型取る)
かたどる
【型取る】
○(鋳型などの)型をとる。物に直接紙や粘土・石膏(セッコウ)など
を当てて形を写しとる。
◎主に「かたどる(象る,模る)」は影像に、「型取る」は元の形と
逆になる陰像に用いる。
★かたな
【刀】
○
◎数詞は「振(フ)り」。
幅広:⇒だんびら(段平)
◎武士が訪問宅に上がるときは、腰に差している太刀(タチ)を鞘
(サヤ)ごと抜いて利き手(一般に右手)に持つことが礼儀だった。
また、座るときも利き手側(右側)に置く。
しかし、吉原遊郭では大門(オオモン)で刀を預けてから入る。
◎偽装刀:参照⇒しこみづえ(仕込み杖)(1)
★かたながり
【刀狩】
○[歴]
◎刀狩令
かたながりれい
【刀狩令】
○[歴]1588(天正16)豊臣秀吉の刀狩令など。
⇒かたながり(刀狩)
かたーにあ
【カターニア】
◇Catania
○(1)(Provincia di Catania)⇒かたーにあけん(カターニア県)
○(2)イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)東部のカタ
ーニア県東部にある県都。
シチリア島(Isola Sicilia)東岸に位置する。
「カターニャ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1984(昭和59)37万9,000人。
かたーにあけん
【カターニア県】
◇[伊]Provincia di Catania、[英]Catania District/Cata-
nia Province
○イタリア南部、シチリア州(Regione Sicilia)東部の県。
県都はカターニア。
「カターニャ県」とも呼ぶ。
かたーにゃ
【カターニャ】
◇Catania
○⇒かたーにあ(カターニア)
かたーにゃけん
【カターニャ県】
◇[伊]Provincia di Catania、[英]Catania District/Cata-
nia Province
○⇒かたーにあけん(カターニア県)
かたのし
【交野市】
◇[日]Katano Shi
○大阪府北東部の市。北部を枚方市(ヒラカタシ)、南部を四条畷市
(シジョウナワテシ)、西部を寝屋川市(ネヤガワシ)に接し、東部を奈良県
に隣接。
★かたは
【片刃】
○(1)刀・カミソリなどで、片側にだけ刃のついたもの。
「かたば(片刃)」とも呼ぶ。
○(2)[鉱]選鉱・選炭の過程で生じた中品位の産物。
かたば
【片刃】
○⇒かたは(片刃)(1)
かだばー
【カダバー】
◇[英]cadaver
○(解剖用の)人間の死体。
◎コープス(corpse):(単に)人間の死体。
がたばしゃ
【がた馬車】
○[古]粗末な乗合馬車。
「がたくり馬車」,「円太郎」,「円太郎馬車」とも呼ぶ。
参照⇒えんたろう(円太郎)(1)
かたはたご
【片旅籠】
○[古]⇒かたどまり(片泊まり,片泊り)
かたはぶたえ《かたはぶたへ》
【片羽二重】
○軽目羽二重(カルメハブタエ)の一種。
筬(オサ)に通す経糸(タテイト)を一本にして織ったもの。
参照⇒かるめはぶたえ(軽目羽二重)
◎普通、羽二重は数本の経糸を筬に通す。
★かたばみ
【カタバミ】
【酢漿草】
【酸漿草】
◇[学]Oxalis corniculata
○[植]カタバミ目(Oxalidales)カタバミ科(Oxalidaceae)カタ
バミ属(Oxalis)の多年草。
薬用(疥癬に効く)になる。
◎名称は「葉の片(先端)が食(ハ)まれている」の意味。
かたぱると
【カタパルト】
◇[英]catapult
○(1)[歴]⇒いしゆみ(石弓,弩)(2)
○(2)[軍]艦船から飛行機を発進させる装置。
第一次世界大戦ころから戦艦・巡洋艦などの狭い甲板から偵
察用水上機を発進させるのに使われる。第二次世界大戦後、離
艦に高速を要するジェット機が現われると航空母艦からの発進
にも使用される。
動力に初めは緩燃火薬・圧縮空気などが用いられていたが、
のち主に高圧蒸気が用いられる。シリンダー内のピストンを蒸
気圧で走行させ、それをワイヤーと連動させ、航空機を射出さ
せる。
「射出機」,「ランチャー([英]launcher)」とも呼ぶ。
参照⇒かんさいき(艦載機),かんじょうき(艦上機),あれすた
ーけーぶる(アレスターケーブル,アレスター・ケーブル)
○(3)[空]グライダー始走器。
○(4)(主にイギリスで)パチンコ。
⇒ぱちんこ(パチンコ)(2)
かたぱん
【堅パン】
【堅麺麭】
○(1)[食]堅焼きのパン。
○(2)[食]⇒かんぱん(乾パン,乾麺麭)
かたひざたち
【片膝立ち】
○⇒たちひざ(立ち膝)(2)
かたひざだち
【片膝立ち】
○⇒たちひざ(立ち膝)(2)
かたひざたて
【片膝立て】
○座り方の一種。
片方の膝を折り、他方の膝を立てるもの。
参照⇒たちひざ(立ち膝),そんきょ(蹲踞,蹲居)(1)
◎日本では一般に行儀が悪いとされるが、日本の公家や朝鮮で
は正式な座り方。
がたひし
【我他彼此】
○[仏]我(ワレ)と他(外物)と、彼(カレ)と此(コレ)とが対立して、衝
突の原因となっていること。
我を内に他を外に、彼を非(ヒ)に此を是(ゼ)と対立的に見る
こと。
かたびっこ
【片跛】
○⇒ちんば(跛)
★かたびら
【帷子】
○
◎経帷子:⇒きょうかたびら(経帷子)
鎖帷子:⇒くさりかたびら(鎖帷子)
かたぴらー
【カタピラー】
◇[英]caterpillar
○⇒きゃたぴらー(キャタピラー)
かたびらのつじえき
【帷子ノ辻駅】
○[交]京都府京都市右京区太秦帷子ヶ辻町(ウズマサカタビラガツジチョ
ウ)にある京福電鉄嵐山本線の駅。
太秦広隆寺(ウズマサコウリュウジ)駅と有栖川(アリスガワ)駅の間。
かたふぁじあ
【カタファジア】
◇[英]cataphasia
○(1)[病]同じ言葉を繰り返す症状。
「同語反復」とも呼ぶ。。
参照⇒ちっくしょう(チック症)
○(2)[病](1)の言語障害。同語反復症。
★かだふぃ
【カダフィ】
◇Muammar al-Qaddafi(ムアマル・アル・カダフィ)/Muammar
Qaddafi
○[人]リビアの最高指導者・大佐(1942. 9.〜2011.10.20)。
1969. 9. 1(昭和44)無血クーデターでイドリス国王(Sayyid
Muhammad Idris as-Sanusi)(1890〜1983)を追放。軍事政権を
樹立し、革命評議会議長(元首)に就任。
2003.12.19(平成15)大量破壊兵器開発計画放棄を宣言。
2011.10.20(平成23)故郷シルトで軍車両約100台がNATO
軍機から攻撃を受け、徒歩で逃走して排水溝トンネルに潜んで
いたところを身柄拘束され、その後に兵士によって銃殺(殺害)。
◎エジプトのナセル大統領(1918〜1970)が説くアラブ民族主義
に共鳴し、エジプト革命時にナセルが大佐だったことから、
「カダフィ大佐(Colonel Gaddaffi)」と大佐の称号を変えていな
い。
かだふぃたいさ
【カダフィ大佐】
◇[英]Colonel Gaddaffi
○[人]⇒かだふぃ(カダフィ)
かたふたばしら
【片蓋柱】
◇[英]pilaster
○[建]⇒ぴらすたー(ピラスター)
かたふらくと
【カタフラクト】
◇[英]cataphract
○(1)[軍]全身をおおう鎧(ヨロイ)・鎖帷子([英]mail)。
重騎兵では馬の装甲も含む。
参照⇒くさりかたびら(鎖帷子)
○(2)[軍]重騎兵。
⇒じゅうきへい(重騎兵)
かたぷれきしー
【カタプレキシー】
◇[英]cataplexy
○[病]全身の筋肉の力が突然抜ける情動性興奮で、四肢が動か
なくなる症状。
強い喜びや驚きなどの情動に誘発されて発作が起きる。
「情動脱力発作」,「脱力発作」とも呼ぶ。
◎発作性睡眠:⇒なるこれぷしー(ナルコレプシー)
強硬症:⇒かたれぷしー(カタレプシー)
金縛り:⇒かなしばり(金縛り)(4)
かたぼりずむ
【カタボリズム】
◇[英]catabolism
○[生]異化作用。
◎アナボリズム(anabolism):同化作用。
メタボリズム(metabolism):代謝作用。
かたまちせん
【片町線】
○[交]JR西日本が運行する、京都府南部の相楽郡(ソウラクグン)
木津町(キヅチョウ)と大阪市を結ぶ鉄道路線。全長45.4キロメート
ル。
「学研都市線」とも呼ぶ。
〈停車駅〉
木津駅・西木津駅・祝園(ホウソノ)駅・下狛(シモコマ)駅・JR三山
木(ミヤマキ)駅・同志社前(ドウシシャマエ)駅・京田辺(キョウタナベ)駅・大
住(オオスミ)駅・松井山手(マツイヤマテ)駅・長尾(ナガオ)駅・藤阪(フジサカ)
駅・津田(ツダ)駅・河内磐船(カワチイワフネ)駅・星田(ホシダ)駅・東寝
屋川(ヒガシネヤガワ)駅・忍ヶ丘(シノブガオカ)駅・四条畷(シジョウナワテ)
駅・野崎(ノザキ)駅・住道(スミノドウ)駅・鴻池新田(コウノイケシンデン)駅
・徳庵(トクアン)駅・放出(ハナテン)駅・鴫野(シギノ)駅・京橋(キョウバシ)
駅。
かたまひ
【片麻痺】
◇[英]hemiplegia
○[俗][病]⇒へみぷれじあ(ヘミプレジア)
かたまらん
【カタマラン】
◇[英]catamaran
○[海]⇒そうどうせん(双胴船)
かたまらんせん
【カタマラン船】
◇[英]catamaran
○[海]⇒そうどうせん(双胴船)
がだみす
【ガダミス】
◇Ghadamis
○リビア北西部、ナルート県([英]Nalut District)西部の都市。
北緯30.13°、東経9.49°の地。
チュニジア・アルジェリアの国境に近いオアシス都市。
飛行場がある。
「ガダメス(Gadmes)」,「ガーダメス(Ghadames)」,「グダーミス
(Ghudamis)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1964(昭和39) 2,636人。
1981(昭和56)3万人(推定)。
1984(昭和59)5万2,247人。
◎サハラ隊商路の要地で、世界遺産。
かたむきやま
【傾山】
◇[日]Katamuki Yama
○[地]大分県と宮崎県の県境にある、九州山地北部の山。標高
1,602メートル。
西方の祖母山(ソボサン)(1,756メートル)とともに祖母傾国定公
園に含まれる。
参照⇒そぼかたむきこくていこうえん(祖母傾国定公園)
かだめ
【加太和布】
○[食]和歌山県和歌山市の北西端、加太浦付近で採れるワカメ
(和布)。
美味として珍重される。
がだめす
【ガダメス】
◇Gadames
○⇒がだみす(ガダミス)
がーだめす
【ガーダメス】
◇Ghadames
○⇒がだみす(ガダミス)
かたやきそば
【固焼きそば】
【固焼き蕎麦】
【固焼蕎麦】
○[食]⇒やきそば(焼きそば,焼き蕎麦,焼蕎麦)
★かだやし
【カダヤシ】
【蚊絶やし】
◇[学]Gambusia affinis、[英]gambusia
○[魚]カダヤシ目(Cyprinodontiformes)カダヤシ科(Poecilii-
dae)カダヤシ属(Gambusia)の淡水産の硬骨魚。北アメリカ南部
原産。
卵胎生。
「タップミノー([英]topminnow)」とも呼ぶ。
◎1916(大正 5)台湾から日本に、蚊の幼虫のボウフラ駆除のた
め移入。
〈近縁種〉
グッピー:⇒ぐっぴー(グッピー)
★かだやしもく
【カダヤシ目】
【蚊絶やし目】
◇[学]Cyprinodontiformes
○[魚]
「メダカ目」とも呼ぶ。
かたゆき
【堅雪】
【硬雪】
○[気]⇒くらすと(クラスト)(2)
◎春の季語。
かたより
【片縒り】
【片撚り】
○(1)単糸(タンシ)に左右どちらか一方の縒りをかけること。
参照⇒たんし(単糸)(1)
○(2)⇒かたよりいと(片縒糸,片撚糸,片縒り糸,片撚り糸)
かたよりいと
【片縒糸】
【片撚糸】
【片縒り糸】
【片撚り糸】
○単糸(タンシ)に左右どちらか一方の縒りをかけた糸。
縒りの向きにより左撚単糸(タンネンシ)と右撚単糸がある。
参照⇒たんし(単糸)(1),もろよりいと(諸撚糸,諸撚り糸)
かたらうぬむのたたかい《かたらうぬむのたたかひ》
【カタラウヌムの戦い】
◇[英]the Battle of Catalaunian Fields
○[歴] 451年6月、フランス北部のカタラウヌム(Catalaunum)
平原で行われたフン族(Huns)と西ヨーロッパ諸民族連合軍との
戦い。
ガリアに侵入したフン王アッチラ(Attila)がオルレアンを包
囲。西ローマ帝国のアエティウス(Aetius)将軍と西ゴート王テ
オドリック一世(Theodoric I)が救援に向かい包囲を解く。さ
らにローマと同盟関係にあったフランク軍・ブルグント軍とと
もに、カタラウヌムに陣営を張ったフン軍を撃退。
この戦いでフン族はドナウ川上流域(ハンガリー)に後退した。
参照⇒ふんぞく(フン族,匈族)
かたらくと
【カタラクト】
◇[英]cataract
○(1)(白く泡立つ)瀑布(バクフ)。
参照⇒かすけーど(カスケード)
○(2)洪水。
○(3)[病](英語で)白内障(ハクナイショウ)。
⇒はくないしょう(白内障)
かたらすかこ
【カラタスカ湖】
◇[西]Laguna de Caratasca、[英]Caratasca Lagoon
○[地]ホンジュラス北東部、カリブ海沿岸にある潟湖(セキコ)。
長さ約90キロメートル、幅約40キロメートル。
湖内は多数の島が点在する。
かだらっしゅ
【カダラッシュ】
◇Cadarache
○[原]フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュ
ール地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)南西部のブ
ーシュ・デュ・ローヌ県(Departement Bouches-du-Rhone)にあ
るITER(国際熱核融合実験炉)の建設予定地。
マルセイユ(Marseille)から北東に約70キロメートルの地。
参照⇒いーたー(ITER,イーター)
かたらーに
【カタラーニ】
◇Alfredo Catalani(アルフレード・カタラーニ)
○[人]イタリアの作曲家(1854. 6.19〜1893. 8. 7)。トスカナ
地方ルッカ(Lucca)生れ。
かたりしす
【カタリシス】
◇[英]catalysis
○[化]触媒(ショクバイ)作用・接触反応。
かたりすと
【カタリスト】
◇[英]catalyst
○[化]触媒(ショクバイ)。
★[1]かたりな
【カタリナ】
◇[羅]Catharina de Alexandria、[英]Catherine of Alexan-
dria
○[人]4世紀初頭に殉教した、アレクサンドリアの聖女。
学識が豊かで、異教の学者など多くの人を改宗させる。
ローマ皇帝マクセンティウス(Maxentius)の偶像崇拝に従わ
ず、車裂きの刑に処せられたが、祈りで車が壊れたので斬首さ
れた。
「アレクサンドリアのカタリナ」とも呼ぶ。
◎聖日は11月25日。
★[2]かたりな
【カタリナ】
◇[羅]Caterina Benincasa(カタリーナ・ベニンカーサ)、[英]
Catherine of Siena
○[人]シエナの聖女(1347〜1380)。
十字架上のキリストと同じ形の傷(聖痕)が現れる神秘的な体
験をし、広く人々に指示された。
アビニョンから教皇グレゴリウス九世(Gregorius IX)のロー
マ帰還に尽力。
「シエナのカタリナ(Catarina de Siena)」とも呼ぶ。
◎聖日は4月29日。
かたりなとう《かたりなたう》
【カタリナ島】
◇[英]Catalina Island
○[地]⇒さんたかたりなとう(サンタカタリナ島)
かたりは
【カタリ派】
◇[希]Cathari(清浄なる者)、[英]Catharism
○[宗]中世キリスト教異端派の一派。
12〜13世紀、バルカン半島から十字軍や商人を通じて伝わり、
北イタリア・南フランス・南ドイツに広がった。
マニ教(Manicheism)の善悪二元論の流れをくみ、この世は悪
神に属するとして現世を否定、極端な禁欲的・使徒的生活を実
践した。
南フランスのアルビジョア派(Albigenses)もこの一派。
アルビジョア十字軍([英]Albigensian Crusade)や異端審問
の創設をもたらし、14世紀末に根絶された。
◎ゾロアスター教(Zoroastrianism)・グノーシス主義(Gnos-
ticism)諸派やボゴミル派(Bogomils)の影響もあるとされる。
かたる
【カタル】
◇Qatar
○⇒かたーる(カタール)
かたる
【カタル】
【加答児】
◇[蘭]catarrhe、[英]catarrh
○(1)[病]多量の浸出物を伴う粘膜の炎症。
参照⇒はいせんかたる(肺尖カタル)
◎胃カタル,咽喉カタル,気管支カタル,大腸カタル,鼻カタル
◎カタル熱(catarrhal fever):⇒ぶるーたんぐびょう(ブルー
タング病)
○(2)[病]特に、風邪(カゼ)による鼻・ノド(喉)などの粘膜に起
こる炎症。
かたーる
【カタール】
◇Qatar
○ペルシア湾に臨むアラビア半島中部東岸の首長国。
首都はドーハ(Doha)。
産油国。
「カタル」とも呼ぶ。
〈面積〉
11,000平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)10万人。
1984(昭和59)29万人。
1988(昭和63)34万8,000人。
1999(平成11)72万3,542人(7月推計)。
◎1971. 9. 3(昭和46)イギリス保護領から独立。
1971. 9.21(昭和46)国際連合に加盟。
かだーる
【カダール】
◇Khaddar
○[服]インドの手織り綿布。
がだるかなる
【ガダルカナル】
◇Guadalcanal
○[地]⇒がだるかなるとう(ガダルカナル島)
がだるかなるとう《がだるかなるたう》
【ガダルカナル島】
◇[英]Guadalcanal Island
○[地]南太平洋、ソロモン諸島(the Solomon Islands)南東部
にある火山島。
ソロモン諸島(Solomon Islands)の首都ホニアラ(Honiara)が
ある。
参照⇒がだるかなるのたたかい(ガダルカナルの戦い)
〈面積〉
6,500平方キロメートル。
がだるかなるのたたかい《がだるかなるのたたかひ》
【ガダルカナルの戦い】
◇[英]the Battle for Guadalcanal
○[歴]第二次世界大戦中、日本軍とアメリカ軍との間で行われ
たガダルカナル島の争奪戦。
1942. 5.(昭和17)日本軍、ガダルカナル島を占領。
1942. 8. 7(昭和17)アメリカ軍が全力で反撃を開始。
1942.11.30(昭和17)ルンガ沖夜戦。
約6ヶ月の激戦の末、日本軍は玉砕。
1943. 2. 9(昭和18)日本軍、撤退。
日米の第二次世界大戦(太平洋戦争)の大きな転機となり、こ
の後は日本の敗色が濃厚となった。
参照⇒るんがおきやせん(ルンガ沖夜戦)
◎当初は真相が伏せられ、大本営は「転進」と報道した。
★かたるしす
【カタルシス】
◇[希]katharsis(浄化・排泄)
○(1)[哲]精神の浄化。
悲劇を見るなどの擬似体験で精神・感情を浄化すること。
○(2)[心]抑圧された心の解放・心の緊張の解消。
精神療法として、自分の苦悩・恐怖などの感情や体験を言葉
や行動にして外部に表出して、その原因になった抑圧感情を解
消すること。
○(3)[医](下剤による)便通。
◎英語:(単数形)カタルシス(catharsis)/(複数形)カタルセ
ズ(catharses)。
かたるにあ
【カタルニア】
◇[西]Cataluna、[カタルニア語]Catalunya、[英]Catalonia
○スペイン北東部の地方。
カタルニア語が使用されている。
「カタルーニア」,「カタルーニャ」とも呼ぶ。
英語名は「カタロニア(Catalonia)」。
参照⇒かたるーにあじちしゅう(カタルーニア自治州)
◎東は地中海、西はアラゴン(Aragon)地方、南は海岸沿いにバ
レンシア(Valencia)地方、北はフランス。
参照⇒あんどらこうこく(アンドラ公国)
かたるーにあ
【カタルーニア】
◇[西]Cataluna
○⇒かたるにあ(カタルニア)
かたるーにあじちしゅう《かたるーにあじちしう》
【カタルーニア自治州】
◇[西]Comunidad Autonoma de Cataluna
○スペイン北東部の州。北部をフランスに隣接し、東部・南部
を地中海に面する。
州都はバルセロナ(Barcelona)。
「カタルーニャ自治州」とも呼ぶ。
〈面積〉
3万2,114平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)634万3,110人(11月1日現在)。
〈4県〉
ヘロナ県(Provincia de Gerona)。
バルセロナ県(Provincia de Barcelona)。
レリダ県(Provincia de Lerida)。
タラゴナ県(Provincia de Tarragona)。
◎2010. 7.28(平成22)州議会、州内での闘牛を2012年1月から
禁止する州法改正案を賛成68・反対55で可決。
かたるーにゃ
【カタルーニャ】
◇[西]Cataluna
○⇒かたるにあ(カタルニア)
かたるーにゃじちしゅう《かたるーにやじちしう》
【カタルーニャ自治州】
◇[西]Comunidad Autonoma de Cataluna
○⇒かたるーにあじちしゅう(カタルーニア自治州)
かたるねつ
【カタル熱】
◇[英]catarrhal fever
○[病]⇒ぶるーたんぐびょう(ブルータング病)
がたるわん
【ガタル湾】
◇[英]Gwatar Bay
○[地]⇒がばーてるわん(ガバーテル湾)
かたれぷしー
【カタレプシー】
◇[英]catalepsy
○[病]筋肉が硬直し、四肢などが受動的にとらされた姿勢を保
ち続け、自発的に元に戻そうとしない状態・症状。
統合失調症(旧:精神分裂病)の緊張型(catatonia)に多く見ら
れ、心因性の精神障害・ヒステリー・催眠状態などにも見られ
る。
「強硬症(キョウコウショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒とうごうしっちょうしょう(統合失調症)
◎ギリシア語で「握りしめること」の意味。
◎情動脱力発作:⇒かたぷれきしー(カタプレキシー)
発作性睡眠:⇒なるこれぷしー(ナルコレプシー)
かーだれーん
【カーダレーン】
◇Coeur D'Alene
○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)北西部の
クーテナイ郡(Kootenai County)にあるカーダレーン湖(Coeur
D'Alene Lake)北岸の郡都。
かたろぐ
【カタログ】
【型録】
◇[英]catalog/catalogue
○(小冊子の)目録・要覧・商品目録・営業案内。
◎新製品の型録,パソコンの型録
◎ギリシア語の「以下に細目を掲げる(katalogos)」から。
かたろにあ
【カタロニア】
◇[英]Catalonia
○[地]カタルニアの英語名。
⇒かたるにあ(カタルニア)
かだん《くわだん》
【科段】
○[仏]⇒かもん(科文)
かたんがしゅう《かたんがしう》
【カタンガ州】
◇[英]Katanga Province
○アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧:ザイール)南東部の州。
東部と南部をザンビア共和国に接する。
州都はルブンバシ(Lubumbashi)。
ザイール時代の旧称は「シャバ州(Shaba Region)」。
〈面積〉
49万6,877平方キロメートル。
〈人口〉
1984(昭和59)387万4,000人。
2002(平成14)430万5,900人。
◎1960(昭和35)親ベルギー派のチョンベ(Moise Kapenda Tshom-
be)(1919〜1969)がカタンガ共和国(Republic of Katanga)(1960
〜1963)として分離独立を宣言し、内戦となる(コンゴ動乱の一
因)。
★かたんちゅうてつ《かたんちうてつ》
【可鍛鋳鉄】
◇[英]malleable cast iron
○[冶]硬質の白銑(白鋳鉄)を加熱熔解して急冷した後、焼き鈍
(ナマ)し処理を施し、可鍛性(malleability)をもたせた鋳鉄。
含有炭素を酸化除去(脱炭)させた白心(白心可鍛鋳鉄)と、黒
鉛化させた黒心(黒心可鍛鋳鉄)の2種類がある。
「マリアブル鋳物」とも呼び、略称は「MCI」。
◎白心:⇒はくしん(白心)
黒心:⇒こくしん(黒心),ぱーらいとかたんちゅうてつ(パー
ライト可鍛鋳鉄)
かちいろ
【褐色】
【搗色】
○(1)[色]黒に近い濃い紺色。
縁起(エンギ)をかついで武具や祝賀に用いられた。
「かちんいろ」,「かち」とも呼ぶ。
「褐色」は「かっしょく」とも読む。
参照⇒あいいろ(藍色)
◎褐色縅(オドシ)
◎C=87,M=76,Y=0,B=72。
○(2)[服]襲(カサネ)の色目の名。
表裏とも萌黄(モエギ)色。
かーちぇいす
【カーチェイス】
◇[英]car chase
○[映]自動車同士の追跡シーン。
◎アメリカでは警察と犯罪者のカーチェイスがTVで実況放送
されている。
かちかちやま
【かちかち山】
【カチカチ山】
○日本の昔話の一つ。
悪いタヌキ(狸)が婆(ババ)を殺して婆に化け、婆汁(ババジル)
にして爺(ジジイ)に食べさせる。同情したウサギ(兎)が知恵を
働かせ、タヌキの背負った柴(シバ)に火をつけ火傷(ヤケド)をさ
せて懲(コ)らしめ、最後に泥舟(ドロブネ)に乗せて水に沈めさせ
るという復讐譚(フクシュウタン)。
参照⇒どろぶね(泥舟,泥船)
かちがらす
【カチガラス】
【かち烏】
【勝鴉】
○[鳥]カササギ(鵲)の別称。
⇒かささぎ(カササギ,鵲)
かちくじんやぷー
【家畜人ヤプー】
○[文]沼正三(ヌマ・ショウゾウ)のSM小説。
二千年後の宇宙帝国イースでは白人が支配し、黒人が奴隷、
日本人は家畜人で目的にあわせて肉体を改造されている世界を
描く。
1956(昭和31)SM雑誌「奇譚クラブ」二月号から連載開始。
参照⇒やふー(ヤフー)
◎沼正三の本名は天野哲夫。
参照⇒『人名辞典』あまの てつお(天野 哲夫)
★かちくとりひきほう《かちくとりひきはふ》
【家畜取引法】
○[法]1956(昭和31)成立。
◎1906(明治39)屠場法、成立。
1953(昭和28)畜場法、成立。
★かちぐり
【搗栗】
【勝栗】
○[食]干栗(ホシグリ)を軽く搗(ツ)いて渋皮を取り除いたもの。
正月の祝儀などに用いる。
かちーと
【カチート】
◇[西]cachito
○(スペイン語で)欠片(カケラ)・細片・小片。
◎エスペラ・ウン・カチート(espera un cachito):ちょっと
お待ちください。
かちどき
【勝鬨】
【勝ちどき】
○戦いや勝負に勝ったとき、味方やチームでいっせいにあげる
喜びの声。
参照⇒えいえいおう(えいえいおう)
かちどきばし
【勝鬨橋】
○[交]東京都中央区、隅田川(スミダガワ)下流に架(カ)かる橋。長
さ246メートル、幅22メートル。
築地(ツキジ)と埋立地月島(ツキシマ)とを結ぶ可動橋(ハネ橋)で、
かつては大型船の通過時に開閉したが、現在は交通量が増えて
開かない。
◎1933. 6.(昭和 8)起工。
1940(昭和15)完成。
かちーな
【カチーナ】
◇Katsina
○⇒かつぃな(カツィナ)
かちーなしゅう《かちーなしう》
【カチーナ州】
◇[英]Katsina State
○⇒かつぃなしゅう(カツィナ州)
かちのき
【かちの木】
【勝ちの木】
○[植]ヌルデの別称。
⇒ぬるで(ヌルデ,白膠木)
かちむし
【勝ち虫】
○[俗][虫]トンボ(蜻蛉)の俗称。
⇒とんぼ(トンボ,蜻蛉)(1)
かちめつけ
【徒目付】
○[歴]江戸幕府の職名。
目付の配下(ハイカ)で、江戸城内の警衛や、評定所・伝奏屋敷
・牢獄に出役(デヤク)して取り締り、また探偵などに従事。
「徒横目(カチヨコメ)」,「御徒目付(オカチメツケ)」とも呼ぶ。
参照⇒めつけ(目付)(1)
がちゃがちゃ
【がちゃがちゃ】
【ガチャガチャ】
○(1)[副]堅い物がぶつかり合って発する擬音語。
「かちゃかちゃ」より一層(イッソウ)騒(サワ)がしい音。
○(2)[副]やかましく言い立てるさま。
○(3)[形動]無秩序に入り乱れているさま。整理されず、乱雑
なさま。めちゃめちゃ。
○(4)[虫]クツワムシ(轡虫)の別称。また、その鳴き声。
⇒くつわむし(クツワムシ,轡虫)
○(5)カプセル式自動販売機またはその商品。
金を入れ、商品を取り出す手動式のハンドルを回すと、ガチャ
ガチャと音がすることから。
「ガチャガチャ」,「ガチャポン」,「ガシャポン」は株式会社バン
ダイの、「ガチャンコ」は株式会社タカラトミーの登録商標。
○(6)[古][俗]大正時代の新米巡査の俗称。
腰に下げているサーベルの音から。
参照⇒さーべる(サーベル)(1)
かちゃがりきゃんぷ
【カチャガリ・キャンプ】
◇[英]Kacha Gari camp
○[歴]パキスタン北西部、ペシャワール近郊にあったアフガニ
スタン人難民キャンプ。
◎1979(昭和54)約10万人の難民を収容。
2003. 4.24(平成15)国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、
6月に閉鎖することを決定。
★かちゃーしー
【カチャーシー】
○沖縄伝統の手踊り。
かちゃとーら
【カチャトーラ】
◇[伊]cacciatora
○(1)(イタリア語で)猟師。
⇒りょうし(猟師)
○(2)[食]山菜やカモ肉などを使ったイタリア料理(スパゲティ)。
◎魚介類を使った料理は「ペスカトーレ(pescatore)(漁師)」。
がちゃぽん
【ガチャポン】
○[経]⇒がちゃがちゃ(がちゃがちゃ,ガチャガチャ)(5)
がちゃんこ
【ガチャンコ】
○[経]⇒がちゃがちゃ(がちゃがちゃ,ガチャガチャ)(5)
かちゅあ
【カチュア】
◇Kathua
○(1)(Kathua district)⇒かちゅあちく(カチュア地区)
○(2)インド北部、ジャンム・カシミール州(Jammu Kashmir
State)南端のカチュア地区の中心都市。
北緯32.37°、東経75.52°の地。
「カトラ(Kathua)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)2万3.600人。
2001(平成13)4万0.000人。
2002(平成14)4万0.800人。
かちゅあちく
【カチュア地区】
◇[英]Kathua district
○インド北部、ジャンム・カシミール州(Jammu Kashmir State)
南端にある、パキスタン国境近くの地区。都市ジャンム(Jammu)
の南東方。
中心都市はカチュア。
〈面積〉
2,651平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)49万2,288人。
かちゅーしゃ
【カチューシャ】
◇[露]Katyusha
○(1)[文]トルストイの長編小説『復活』の女主人公の名。
○(2)[服]ヘアバンドの一種。
弾力のある細長い金属板やプラスチック板をC字形にしたも
の。
参照⇒てぃあら(ティアラ)(1),しゅしゅ(シュシュ)
◎もと商品名。
○(3)[楽]第二次世界大戦中に作られたソ連の歌曲。イサコフ
スキー(Mikhail Isakovsky)作詞、ブランテル(Matvei Blanter)
作曲。関鑑子訳詞。
○(4)[軍]第二次世界大戦で開発された、ソ連軍の多連装ロケッ
ト砲。
参照⇒じそうほう(自走砲)
◎ロシア文字では"Катюша"。
かちゅーしゃのうた
【カチューシャの唄】
○[楽]1914(大正 3)公演されたトルストイ作『復活』の劇中歌。
作詞:島村抱月(ホウゲツ)(第一節)・相馬御風(ギョフウ)(第二節
・第三節)。
作曲:中山晋平(シンペイ)。
◎カチューシャに扮(フン)する松井須磨子(スマコ)が歌い、レコー
ドの売り上げ2万枚の大ヒットとなった。
のち『ゴンドラの唄』・『さすらひの唄』などの劇中歌が作
られた。
かーちょ
【カーチョ】
◇[伊]cacio
○[食](イタリア語で)チーズ([英]cheese)。
⇒ちーず(チーズ)
かちょう《かちやう》
【蚊帳】
○⇒かや(蚊帳,蚊屋)
◎夏の季語。
[1]かちょうざん《くわちやうざん》
【華頂山】
◇[日]Kacho Zan
○(1)[地]京都府京都市東山区粟田口(アワダグチ)にある、東山三
十六峰の一つ。
山頂には将軍塚がある。山腹に粟田神社がある。
参照⇒しょうぐんづか(将軍塚)(2)
◎もと三井寺別院の華頂院があった。
○(2)京都府京都市東山区林下町(リンカチョウ)にある知恩院(チオンイン)
の山号。
[2]かちょうざん《くわちやうざん》
【華頂山】
◇[中]Huading Shan
○[地]中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)の天台
山中の一峰。
参照⇒[1]てんだいさん(天台山)
かちよこめ
【徒横目】
○[歴]⇒かちめつけ(徒目付)
かーちょぱるみじゃーの
【カーチョパルミジャーノ】
【カーチョ・パルミジャーノ】
◇[伊]cacio parmigiano
○[食]⇒ぱるめざんちーず(パルメザンチーズ,パルメザン・チ
ーズ)(1)
★がちりん
【月輪】
○(1)完全に丸い月。満月。
「げつりん(月輪)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]月輪観の略称。
かちわたり
【徒渡り】
○歩いて川を渡ること。
「としょう(徒渉,渡渉)」とも呼ぶ。
かちわり
【かちわり】
【搗ち割り】
○(関西地方で)小さく砕(クダ)いた氷。
「ぶっかき(打っ欠き)」,「かきごおり(かき氷,欠氷,欠き氷)」
とも呼ぶ。
◎甲子園球場の夏の名物。
かちん
【カチン】
◇Kachin
○(1)カチン族([英]the Kachin)。中国名はチンポー族(景頗族)。
⇒ちんぽーぞく(チンポー族,景頗族)
○(2)(Yin Kachin)ミャンマー(旧称ビルマ)の地名。
⇒かちんしゅう(カチン州)
かちんいろ
【褐色】
【搗色】
○[色]⇒かちいろ(褐色,搗色)
★かちんじけん
【カチン事件】
◇[英]the Katyn incident/the Katyn affair/the Katyn
Massacre
○[歴]
第二次世界大戦の緒戦、1941. 9.17(昭和16)ソ連がポーラン
ドに進駐、捕虜となったポーランド将兵約1万5,000人を連行し
行方不明となる。
1943. 4.13(昭和18)ドイツ軍、ソ連領スモレンスク(Smolensk)
付近のカチンの森(Katyn Forest)でポーランド将兵の遺体4,000
体以上を発見。
ロンドンのポーランド亡命政府、ソ連の虐殺として国際赤十
字による調査を依頼。
1943. 4.26(昭和18)ソ連、ポーランド亡命政府と断交。
ドイツ、国際法医学調査団を招請し、ソ連の大量殺戮(サツリク)
と断定。
1990(平成 2)ソ連、NKVD(内務人民委員部)による虐殺と
認める。
「カチンの森事件(the Katyn Forest incident)」とも呼ぶ。
参照⇒えぬけーぶぃでぃ(NKVD)
かちんしゅう《かちんしう》
【カチン州】
◇[ビルマ語]Yin Kachin、[英]Kachin State
○ミャンマー(旧称ビルマ)北部の州。南部をシャン州(Shan
State)、西部をサガイン管区(Sagaing Division)に接し、北部
・東部を中国、北西部をインドに隣接。
州都はミチナ(Myitkyina)。
〈管区(県)(Pyine)〉
プタオ管区(Pyine Putao)。
ミチナ管区(Pyine Myitkyina)。
バーモ管区(Pyine Bhamo)。
かちんぞく
【カチン族】
◇[英]the Kachin
○中国名はチンポー族(景頗族)。
⇒ちんぽーぞく(チンポー族,景頗族)
★かちんどくりつきこう
【カチン独立機構】
◇[英]Kachin Independence Organisation
○[政]ミャンマー(旧称ビルマ)北部を実効支配する。
略称は「KIO」。
かちんのもりじけん
【カチンの森事件】
◇[英]the Katyn Forest incident/the Katyn Forest Massa-
cre
○[歴]⇒かちんじけん(カチン事件)
かちんぼ
【カチンボ】
◇Cachimbo
○ブラジル北東部、パラ州(Estado de Para)南西部のカチンボ
山地(Serra do Cachimbo)にある町。
マト・グロッソ州(Estado de Mato Grosso)との州境に位置
する。
「カシンボ」とも呼ぶ。
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