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百 科 辞 書 《かるな》 編集:獨 澄旻
-------- かるな ------------------------------------------------
かるなたかしゅう《かるなたかしう》
【カルナタカ州】
◇[英]Karnataka State
○⇒かるなーたかしゅう(カルナータカ州)
かるなーたかしゅう《かるなーたかしう》
【カルナータカ州】
◇[英]Karnataka State
○インド南部、デカン高原南部の州。北部をマハラシュトラ州
(Maharashtra State)、東部をアンドラ・プラデシュ州(Andhra
Pradesh State)、南東部をタミルナドゥ州(Tamil Nadu State)、
南西部をケララ州(Kerala State)に接し、西部をアラビア海
(Arabian Sea)に面する。
州都はベンガルール(Bengalooru)。
「カルナタカ州」とも呼ぶ。
◎1973(昭和48)マイソール州、カルナータカ州と改称。
2006.11. 1(平成18)州都バンガロール(Bangalore)をカンナ
ダ語(Kannada language)のベンガルールに改称。
かるなちっく
【カルナチック】
◇[英]Carnatic
○[古]⇒かるなてぃっく(カルナティック)
[1]かるなっく
【カルナック】
◇Carnac
○フランス北西部、ブルターニュ地域圏(Region Bretagne)南
部、モルビアン県(Departement Morbihan)南部のビスケー湾
([英]Bay of Biscay)に面する村。
北緯47.58°、西経3.08°の地。
前史時代の巨石記念物で知られる。
〈人口〉
1999(平成11)4,569人。
[2]かるなっく
【カルナック】
◇al-Karnak
○エジプト中東部、ケナ県(Muhafazat Qina)中南部にある村。
ナイル川中流域の東岸、ルクソル(Luxor)の北方に位置する。
古代エジプトの遺跡のカルナック神殿([英]Karnak Temple)
がある。
参照⇒るくそる(ルクソル)
かるなてぃっく
【カルナティック】
◇[英]Carnatic
○[古]インド南端、タミルナドゥ州(Tamil Nadu State)(旧:マ
ドラス州)の東海岸の地方。
18世紀、ポリガール(Poligar)と呼ぶ村落単位の軍政指導者
が支配する地域だった。
西部は東ガーツ山脈(Eastern Ghats)を挟んでマイソール藩
王国(Princely State of Mysore)に接する。
イギリスとフランスが領有を争い、七年戦争(1756〜1763)終
結のパリ条約でイギリスの支配権が確定。
「カルナチック」とも呼ぶ。
参照⇒まいそーるせんそう(マイソール戦争)
かるなば
【カルナバ】
◇[英]carnauba(カーノーバ)
○(1)[植]ブラジルロウヤシ(蝋椰子)([学]Copernicia prunif-
era)。
「カナウバ」とも呼ぶ。
○(2)(carnauba wax)⇒かるなばワックス(カルナバワックス)
かるなばろう《かるなばらふ》
【カルナバ蝋】
◇[英]carnauba wax
○⇒かるなばワックス(カルナバワックス)
かるなばわっくす
【カルナバワックス】
◇[英]carnauba wax
○ブラジルロウヤシの葉から製した固めのワックス。
融点が高く良質。ロウソク・靴クリーム・カーワックスなど
に使用する。
「カナウバワックス」,「カルナバ蝋(ロウ)」「カナウバ蝋」とも、
単に「カルナバ」,「カナウバ」とも呼ぶ。
かるなりちほう《かるなりちはう》
【カルナリ地方】
◇[英]Karnali Zone
○ネパール北西部の地方。南東部をダウラギリ地方(Dhawala-
giri Zone)、西部をセティ地方(Seti Zone)に接し、北部・東
部を中国に隣接。
行政所在地はジュムラ(Jumla)。
〈5地区(郡)〉
ドルパ地区(Dolpa District)。
ムグ地区(Mugu District)。
ジュムラ地区(Jumla District)。
カリコット地区(Kalikot District)。
フムラ地区(Humla District)。
かるに
【軽荷】
○(1)軽い荷物。
○(2)[海]船舶の積み荷が軽く、喫水(キッスイ)の浅いときに船底
に積む石や水などのバラスト。
参照⇒ばらすと(バラスト)(1)
かるにけあるぷす
【カルニケアルプス】
【カルニケ・アルプス】
◇[伊]Alpi Carniche、[英]Carnic Alps
○[地]⇒かるにっくあるぷす(カルニックアルプス,カルニック
・アルプス)
かるにけさんち
【カルニケ山地】
◇[伊]Alpi Carniche、[英]Carnic Alps
○[地]⇒かるにっくあるぷす(カルニックアルプス,カルニック
・アルプス)
かるにけんもんじょ
【カルニ検問所】
◇[英]Qarni crossing
○地中海沿岸のガザ地区(Gaza Strip)中央部にある検問所。
ガザの南方、ユダヤ人入植地ネツァリム(Netzarim)の東方に
位置する。
かーるにこばるとう《かーるにこばるたう》
【カールニコバル島】
【カール・ニコバル島】
◇[英]Car Nicobar Island
○[地]ベンガル湾(Bay of Bengal)南東部、ニコバル諸島(Nico-
bar Islands)北端の島。
北方のテンデグリー海峡(Ten Degree Channel)を介してアン
ダマン諸島(Andaman Islands)が連なる。
かーるにせい
【カール二世】
【カール2世】
◇Karl II
○[人]西フランク王国の王( 823〜 877)。国王在位: 840〜
877、西ローマ皇帝在位: 875〜 877。
カール大帝(Karl der Grosse)の孫、敬虔王(ケイケンオウ)ルード
ウィヒ一世(Ludwig I)の末子。
次兄ルードウィヒ二世(Ludwig II)と組んで長兄の皇帝ロタ
ール一世(Lothar I)を攻め、 843年ベルダン条約で王国が三分
割され、西フランク王国を取得。
ロタール一世の死後、再び次兄と協力し、 870年メルセン条
約でその遺領ロタール王国(ロタリンギア)を分割する。
地方貴族の台頭に悩み、ノルマン人の侵入に屈して朝貢。
876年東フランク王国に進入するが敗退。
「禿頭王(トクトウオウ)(der Kahle)」とも呼ぶ。
かるにちん
【カルニチン】
◇[英]carnitine
○[生化]⇒えるかるにちん(Lカルニチン)
かるにっくあるぷす
【カルニックアルプス】
【カルニック・アルプス】
◇[英]Carnic Alps/Carnian Alps、[伊]Alpi Carniche
○[地]オーストリア南部とイタリア北東部を東西に走る山地。
全長約120キロメートル。
「カルニケアルプス」,「カルニケ山地」とも呼ぶ。
[1]かるね
【カルネ】
◇[フ]carnet
○(1)[交]バスや地下鉄などの回数券。
○(2)[歴][交]EEC諸国を車で通過するための無関税国境通
過証。
○(3)切手帳。
[2]かるね
【カルネ】
◇Marcel Carne
○[人]フランスの映画監督(1906〜1996)。
作品は『霧の波止場』・『北ホテル』・『悪魔が夜来る』・
『天井桟敷の人々』など。
かるのー
【カルノー】
◇Nicolas Leonard Sadi Carnot(ニコラ・サディ・カルノー)
○[人]フランスの物理学者・数学者(1796〜1832)。
熱力学を研究。
1824(文政 7)カルノー・サイクル(Carnot cycle)を考案。
かるのたいと
【カルノタイト】
◇carnotite
○[鉱][原]ウラニウムの原鉱。
かるのーのほうそく《かるのーのはふそく》
【カルノーの法則】
◇[英]Carnot's law
○[化]⇒ふっそほう(フッ素法,弗素法)
[1]かるぱ
【カルパ】
◇[梵]kalpa
○[仏]⇒こう(劫)(1)
[2]かるぱ
【カルパ】
◇[伊]carpa、[英]carp
○[魚](イタリア語で)コイ(鯉)。
⇒こい(コイ,鯉)
かるばーしてぃー
【カルバーシティー】
◇[英]Culver City
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
南部のロスアンゼルス郡(Los Angeles County)の都市。ロスア
ンゼルスの西方、約10キロメートル。
かるぱすーとら
【カルパスートラ】
◇[梵]kalpa sutra
○[仏]『祭儀規定経』。
かるぱそすとう《かるぱそすたう》
【カルパソス島】
◇[希]Nisos Karpathos、[英]Karpathos Island、[伊]Isola
di Scarpanto
○[地]エーゲ海南東部のドデカニソス諸島(Dhodhekanisos)南
部の島。ギリシア領。
北緯35.70°、東経27.15°の地。
ロードス島(Nisos Rodhos)とクレタ島(Nisos Kriti)のほぼ
中間に位置する。
北方に属島のサリア島(Nisos Saria)、南西方にカソス島
(Nisos Kasos,[英]Kassos Island)がある。
古代ギリシア語で「カルパトス」とも呼ぶ。
〈面積〉
280平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)5,323人。
◎1947(昭和22)イタリア領からギリシア領になる。
かるぱちあさんみゃく
【カルパチア山脈】
◇[英]Carpathian Mountains/the Carpathians
○[地]ヨーロッパ中部の山脈。
ポーランドとチェコ・スロパキアの国境からウクライナ西部
を経てルーマニア中央部にいたる、半円状に湾曲した山脈で、
延長約1,500キロメートル。最高峰タトラは標高2,663メートル。
森林に富み、銅・鉄・石油・岩塩などを産出。
ロシア語名は「カルパート(Karpat)」。
〈支脈〉
ハイ・タトラ山脈(High Tatra Mountains):⇒はいたとらさ
んみゃく(ハイ・タトラ山脈)
ロー・タトラ山脈(Low Tatra Mountains):⇒ろーたとらさ
んみゃく(ロー・タトラ山脈)
◎ルーマニア中央部の「南カルパチア山脈」は「トランシルバニ
ア山脈(Transylvanian Mountains)」と呼ばれる。
参照⇒とらんしるばにあさんみゃく(トランシルバニア山脈)
かるぱっかむげんぱつ
【カルパッカム原発】
◇[英]Kalpakkam nuclear power plant
○[原]インド南部、タミルナドゥ州(Tamil Nadu State)の州都
チェンナイ(Chennai)近郊にある原子力発電所。
かるぱっちお
【カルパッチオ】
◇Vittore Carpaccio(ビットーレ・カルパッチオ)
○[人]イタリアの初期ルネサンス(ベネチア派)の画家(1455こ
ろ〜1525ころ)。ベネチア生れ。
ベリーニ兄弟(Bellini Brothers)の門人で、風俗画的な宗教
画を克明に描いた。
作品は連作『聖女ウルスラ物語』など。
「カルパッチョ」とも呼ぶ。
[1]かるぱっちょ
【カルパッチョ】
◇[伊]carpaccio(薄切りにしたもの)
○[料]薄切り牛肉や魚貝類を、香辛料で生のまま食べる料理。
参照⇒なます(ナマス,膾,鱠)(3)
[2]かるぱっちょ
【カルパッチョ】
◇Vittore Carpaccio(ビットーレ・カルパッチョ)
○[人]⇒かるぱっちお(カルパッチオ)
かるぱーと
【カルパート】
◇[露]Karpat
○[地]⇒かるぱちあさんみゃく(カルパチア山脈)
かるばどす
【カルバドス】
○(1)(Departement du Calvados)⇒かるばどすけん(カルバド
ス県)
○(2)[食](calvados)リンゴの実から作られた蒸留酒(ブランデ
ー)。
フランス北西部のノルマンディー地方、カルバドス県で生産。
かるぱとす
【カルパトス】
◇[希]Karpathos
○[地]⇒かるぱそすとう(カルパソス島)
かるばどすけん
【カルバドス県】
◇[フ]Departement du Calvados/Departement Calvados、[英]
Calvados Prefecture
○フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region
Basse-Normandie)北部の県。北部を英仏海峡に面する。
県都はカーン(Caen)。
「カルヴァドス県」とも呼ぶ。
〈面積〉
5,693平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)62万1,300人。
がるばーに
【ガルバーニ】
◇Luigi Galvani(ルイジ・ガルバーニ)
○[人]イタリアの解剖学者・生理学者(1737〜1798)。
ボロニア大学の解剖学教授。
1780(安永 9)カエルの脚(アシ)が金属に触れて痙攣(ケイレン)を
起す現象に気付き、これは筋肉中の生物電気によるものと考
え、生体の電気現象の研究の端緒を開いた。
「ガルヴァーニ」とも呼ぶ。
◎この現象の解釈をめぐる論争が、ボルタ電池の原理の発見
のきっかけとなった。
がるばのめーたー
【ガルバノメーター】
◇[英]galvanometer
○[電](微細な電流を測る)可動コイル型の電流計。
「検流計」とも呼ぶ。
◎名称は発明者ガルバーニ(Luigi Galvani)の名前から。
参照⇒がるばーに(ガルバーニ)
がるばはーれい
【ガルバハーレイ】
◇Garbahaarrey
○ソマリア南西部、ゲド州(gobolka Gedo)中北部にある州都。
★かるばぺねむけい
【カルバペネム系】
◇[英]carbapenem family
○[薬]ペニシリン系より強力な抗生物質の一種。
患者の常在細菌も殺す副作用がある。
かるばみじん
【カルバミジン】
◇[英]carbamidine
○[生化]⇒ぐあにじん(グアニジン)
かるばら
【カルバラ】
◇Karbala
○(1)(Muhafazat Karbala)⇒かるばらしゅう(カルバラ州)
○(2)イラク中央部、カルバラ州北東部にある州都。ユーフラ
テス河畔の都市。
北緯32.61°、東経44.08°の地。
北東約88キロメートルのバグダッドと鉄道で結ばれ、商業も
盛ん。
ナジャフ(Najaf)とならぶシーア派イスラム教最大の聖地。
「カルバラー」,「ケルベラ(Kerbela)」,「ケルバラ(Kerbala)」と
も呼ぶ。
〈人口〉
1957(昭和32) 6万0,800人。
1965(昭和40) 6万5,000人/ 8万1,500人。
1985(昭和60)18万4,574人(推計)。
2002(平成14)54万9,700人。
◎ 680年、第4代正統カリフのアリーの次子フサインが殺され
た殉教の地。
参照⇒あしゅら(アシュラ)(1),あるばいん(アルバイン)
かるばらー
【カルバラー】
◇Karbala
○⇒かるばら(カルバラ)
かるばらしゅう《かるばらしう》
【カルバラ州】
◇Muhafazat Karbala、[英]Karbala Province
○イラク中央部の州。南部をナジャフ州(Muhafazat Najaf)に
接する。
州都はカルバラ。
〈面積〉
5,034平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)74万0,900人。
かるばり
【カルバリ】
◇[英]Calvary
○(1)[宗]キリストが十字架にかけられたゴルゴタの別称。
⇒ごるごた(ゴルゴタ)
○(2)[宗]キリストの十字架像。
「クルシフィクス(crucifix)」,「クルシフィックス」とも呼ぶ。
◎ラテン語の「頭蓋骨(calvaria)」から。
かるばりあ
【カルバリア】
◇[羅]calvaria
○(1)[医]頭蓋骨(トウガイコツ,ズガイコツ)。特に、頭頂骨(ズチョウコツ)。
「クレイニアム([英]cranium)」とも呼ぶ。
○(2)[宗](Calvaria)キリストが十字架にかけられたゴルゴタ
の別称。
⇒ごるごた(ゴルゴタ)
かるばりん
【カルバリン】
◇[英]culverin
○(1)[歴]中世の小銃。初期のマスケット銃(musket)。
参照⇒ますけっとじゅう(マスケット銃)
○(2)[歴]16〜17世紀の長いカノン砲。
丸い砲弾を撃つ。
参照⇒かのんほう(カノン砲)
★かるばん
【カルバン】
◇Jean Calvin
○[人]スイスの宗教改革者(1509〜1564)。フランス生れ。
ジュネーブの宗教改革を指導。
「カルヴァン」とも、英語読みで「カルビン(John Calvin)」と
も呼ぶ。
参照⇒ゆぐのー(ユグノー)
がるばんそ
【ガルバンソ】
◇[西]garbanzo
○[植]⇒ひよこまめ(ヒヨコマメ,ひよこ豆,雛豆)
かるびー
【カルビー】
◇[登録商標]Calbee
○[経]菓子製造会社。
本社は東京都北区。
スナック菓子「かっぱえびせん」などを販売。
がるひ
【ガルヒ】
◇[学]Australopithecus garhi
○[哺]⇒あうすとらろぴてくすがるひ(アウストラロピテクス
・ガルヒ)
かるびあんろんけん
【カルビアンロン県】
◇[英]Karbi Anglong District
○インド北東部、アッサム州(Assam State)中東部の県。南部
をナガランド州(Nagaland State)に隣接。
県都はディプー(Diphu)。
〈面積〉
1万0,434平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)66万3,000人(3月1日国勢調査)。
2001(平成13)81万2,320人(3月1日国勢調査)。
★がるひえんじん《がるひゑんじん》
【ガルヒ猿人】
◇[学]Australopithecus garhi
○[生]
1999(平成11)エチオピア北部で発見された人骨化石。
参照⇒[2]るーしー(ルーシー)
かるぴこ
【カルピコ】
◇[登録商標]CALPICO
○[食]⇒かるぴす(カルピス)
かるぴす
【カルピス】
◇[登録商標]CALPIS
○[食]カルピス食品工業(株)が販売する乳酸飲料水の商品名。
甘酸っぱい味で、キャッチフレーズの「初恋の味」で知られる。
◎1919. 7. 7(大正 8)発売。
1990(平成 2)味の素と資本・業務提携。
2007.10. 1(平成19)カルピス食品工業、味の素の完全子会社
となる。
2012.10. 1(平成24)アサヒグループホールディングス、味の
素保有の全株式を取得し、完全子会社とする。
◎名称は「カルシウム(calcium)」とサンスクリット語で無上の
味を意味する「サルピス(salpis)」からの造語。
英語圏では「牛(cow)の尿(piss)」と誤解されないよう、「カル
ピコ(CALPICO)」で販売。
がるびーやけん
【ガルビーヤ県】
◇[アラビア語]Muhafazat al-Gharbiyah、[英]Gharbiya Gov-
ernorate
○エジプト北部の県。
県都はタンタ(Tanta)。
[1]かるびん
【カルビン】
◇[英]John Calvin、[フ]Jean Calvin
○[人]⇒かるばん(カルバン)
★[2]かるびん
【カルビン】
◇Melvin Calvin
○[人]メリカの生化学者(1911〜1997)。
光化学反応を解明。
1961(昭和36)ノーベル化学賞を受賞。
かーるびんそん
【カール・ビンソン】
◇Carl Vinson
○[軍]アメリカ海軍のニミッツ級原子力航空母艦(CVN70)。
満載排水量9万5,000トン。
◎1982. 2.26(昭和57)竣工、 3.13就役。
かるふ
【カルフ】
◇Kalah/Calah
○[古]イラク北部の町ニムルド(Nimrud)の古代アッシリア帝国
城塞都市当時の名前。
⇒にむるど(ニムルド)
かるぶ
【カルブ】
◇[アラビア語]kalb
○[哺](アラビア語で)イヌ(犬)。
⇒いぬ(イヌ,犬)
がるふぽーと
【ガルフポート】
◇Gulfport
○アメリカ合衆国中南部、ミシシッピー州(Mississippi State)
南東部のハリソン郡(Harrison County)南端にある郡都。ミシ
シッピー湾(Mississippi Sound)に面する。
かるふーる
【カルフール】
◇[登録商標]Carrefour
○[経]フランスの大手小売業者(ディスカウント・ストア)。
小売業で世界2位。
◎2000.12.(平成12)千葉・幕張に第1号店を出店。以後、東京
・南町田、埼玉・狭山、大阪・東大阪、兵庫・尼崎など、計8
店舗を展開。
2005. 3.10(平成17)日本の全8店舗をイオンに売却と発表。
◎中国語表記は「家楽福([中]Jialefu)」。
がるぶれいす
【ガルブレイス】
◇John Kenneth Galbraith(ジョン・ケネス・ガルブレイス)
○[人]アメリカの経済学者(1908.10.〜2006. 4.29)。カナダの
オンタリオ州生れ。
トロント大学卒業。
1931(昭和 6)カリフォルニア大学を卒業し、博士号を取得。
1937(昭和12)アメリカの市民権を得る。
1949〜1975(昭和24〜昭和50)ハーバード大学教授。
1961〜1963(昭和36〜昭和38)インド大使。
著書は1958(昭和33)『ゆたかな社会(The Affluent Society)』
・『不確実性の時代(The age of uncertainty)』・『バブルの
物語(A Short History of Financial Euphoria)』など。
かるぶんける
【カルブンケル】
◇[英]carbuncle
○[病]⇒よう(癰)
がるべすとん
【ガルベストン】
◇Galveston
○(1)(Galveston County)⇒がるべすとんぐん(ガルベストン郡)
○(2)アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)東南部の
ガルベストン郡の南東部にあるガルベストン島(Galveston Is-
land)北東部に位置する郡都。
がるべすとんぐん
【ガルベストン郡】
◇[英]Galveston County
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)東南部の郡。
北西部をハリス郡(Harris County)に接し、南東部の沿岸にガ
ルベストン島(Galveston Island)があり、東部をメキシコ湾
(Gulf of Mexico)の支湾ガルベストン湾(Galveston Bay)に面
する。
郡都はガルベストン。
かるぺでぃえむ
【カルペディエム】
【カルペ・ディエム】
◇[羅]carpe diem(その日を掴め)
○[文]古代ローマの抒情詩人ホラティウス(Quintus Horatius
Flaccus)(BC. 65〜BC. 8)の詩の一句。
「今を楽しめ」の意味。
がるへぴっげんさん
【ガルヘピッゲン山】
◇[英]Galdhopiggen Mountain
○[地]スカンジナビア半島南西部、スカンジナビア山脈(Scan-
dinavian Mountains)の最高峰。標高2,469メートル。
北緯61.63°、東経8.32°の地。
ノルウェーのオップランド県(Oppland Fylke)北西部に位置
する。
がるぼ
【ガルボ】
◇Greta Garbo(グレタ・ガルボ)
○[人]スウェーデン生れの女優(1905. 9.18〜1990. 4.15)。本
名は"Greta Lovisa Gustafsson"。
1920(大正 9)子役でデビュー。
1924(大正13)芸名「グレタ・ガルボ」を使用。
スウェーデンやドイツの映画に出演。
1927(昭和 2)アメリカ映画『肉体と悪魔(Flesh and the Dev-
il)』に出演。
1935(昭和10)アメリカ映画『アンナ・カレーニナ(Anna Kar-
enina)』に出演。
1942(昭和17)36歳で引退。
84歳で死去。
かるぼきしちるせるろーすなとりうむ
【カルボキシメチルセルロースナトリウム】
◇[英]Sodium Carboxymethyl Cellulose
○[化][食]植物繊維のセルロースを水酸化ナトリウムなどで処
理して製造される増粘安定剤の一種。
かるぼきしるき
【カルボキシル基】
◇[英]carboxyl group
○[化]有機化合物の基の一つ。
化学式−COOHで表される、原子価1の原子団。
かるぼなーど
【カルボナード】
◇[西][葡]carbonado
○[鉱]暗灰色または黒色のダイヤモンド(金剛石)。ブラジル産
で、不純物を含むので鑿岩機(サクガンキ)などに使用する。
「カーボナード」,「黒(クロ)ダイヤ」とも呼ぶ。
かるぼなーら
【カルボナーラ】
◇[伊]carbonara
○[料]スパゲッティ料理の一つ。
卵やベーコンと炒めて、黒コショウをふりかける。
かるぼなり《かるぼなり》
【カルボナリ】
◇[伊]Carbonari(炭焼き)
○[歴]19世紀前半のイタリアの秘密結社。
反ナポレオン運動としてナポリの自由主義者が炭焼きを装っ
て団結。
不満を持つ小地主や商工業者などの加盟で勢力が拡大し、反
オーストリア・イタリアの統合を掲げた。統一組織を持たなかっ
たため具体的方策に欠け、1820年ナポリ・1821年ピエモンテ・
1831年中部イタリアなど各地で革命を起こしたが、それぞれオ
ーストリアの干渉で失敗。
のち、しだいに衰微し、青年イタリア党やサルジニアの統一
運動に引き継がれていった。
「カルボナリ党」,「炭焼党」とも呼ぶ。
参照⇒りそるじめんと(リソルジメント),せいねんいたりあ
とう(青年イタリア党)
かるぼなりとう《かるぼなりたう》
【カルボナリ党】
◇[伊]Carbonaria
○[歴]⇒かるぼなり(カルボナリ)
かるほーんぐん
【カルホーン郡】
◇[英]Calhoun County
○アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)北東部
の郡。
郡都はアニストン(Anniston)。
★かるぼんさん
【カルボン酸】
◇[英]carboxylic acid
○[化]カルボキシル基(-COOH)をもつ有機化合物の総称。
一般式はR-COOH。
参照⇒あるでひど(アルデヒド)(1)
かるま
【カルマ】
◇[梵]karma
○[仏]⇒[1]かるまん(カルマン)
★かるまにあ
【カルマニア】
◇Carmania
○[歴]イラン中南東部、ケルマン州(Kerman Ostan)からホルム
ズ海峡北岸一帯の歴史的地域名。
アケメネス朝ペルシアの大守領([英]satrapy)。
◎イラン南西部の歴史的地域名は「ペルシス(Persis)」。
イラン南東部の歴史的地域名は「バロチスタン(Balochistan)」。
★かるまぱ
【カルマパ】
◇Karmapa
○[宗]チベットのチベット仏教(ラマ教)カギュ派の最高位活仏。
黒帽活仏。
参照⇒だらいらま(ダライ・ラマ,達頼喇嘛)
◎14世紀なかば、カギュ派の法主の選出に初めて活仏を採用。
1992(平成 4)カルマパ十七世、活仏として見いだされ、中国
政府とダライ・ラマの双方から承認される。
2000. 1.(平成12)カルマパ十七世、中国当局に無断でチベッ
トからインドに出国。ダライ・ラマの亡命政府があるダラムサ
ラに身を寄せる。
かるまる
【カルマル】
◇Kalmar
○(1)(Kalmar Lan)⇒かるまるしゅう(カルマル県)
○(2)スウェーデン南部、カルマル州(Kalmar Lan)南部にある
州都。
バルト海に面する海港都市。
かるまるけん
【カルマル県】
◇[スウェーデン語]Kalmar Lan、[英]Kalmar County
○スウェーデン南部の州。北部をエステルゴトランド県(Oest-
ergotland Lan)に接し、東部をバルト海に面する。
州都はカルマル。
エーランド島([英]Oland Island)を含む。
〈面積〉
1万1,666平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)23万5,320人(12月31日現在)。
2002(平成14)23万4,647人(6月30日現在)。
かーるまるてる
【カール・マルテル】
◇Karl Martell
○[人]メロビング朝(Merowinger)フランク王国の宮宰( 688?
〜 741)。ピピン二世(Pippin II)(中ピピン)の庶子、ピピン三
世(Pippin III)(小ピピン)の父、カール大帝(Karl der Grosse)
(シャルルマーニュ)の祖父。
714年父の死で実権を握り、ザクセン・フリーゼン・チュー
リンゲンなどを平定し、弱体化した王国を再興。
732年イベリア半島から侵入したイスラム教徒軍(ウマイア
朝)をトゥール・ポアチエの戦いで撃破し、ヨーロッパのイス
ラム化を阻止。
737年以降、王空位のまま全権を握り、子ピピン三世に始ま
るカロリング朝(Karolinger)樹立の基礎を確立。
フランス語で「シャルル・マルテル(Charles Martel)」とも呼
ぶ。
参照⇒とぅーるぽあちえのたたかい(トゥール・ポアチエの
戦い)
◎「マルテル」は「ハンマー(hammer)」の意味。
かるまるどうめい
【カルマル同盟】
◇[英]Union of Kalmar
○[歴]⇒かるまるのかいめい(カルマルの会盟)
★かるまるのかいめい《かるまるのくわいめい》
【カルマルの会盟】
◇[英]Union of Kalmar
○[歴]デンマーク・スウェーデン・ノルウェーによる連合王国
・同君連合(personal union)。
1397(応永 4)3国の有力貴族がスウェーデンの海港カルマル
に集まって締結。
1523(大永 3)スウェーデンが分離・独立して解体。
「カルマル同盟」とも呼ぶ。
参照⇒どうくんれんごう(同君連合)
◎1814(文化11)ウィーン会議でスウェーデンがデンマークから
ノルウェーを獲得してデンマーク・ノルウェー連合は解体。
★[1]かるまん
【カルマン】
◇[梵]karman
○[仏]
身や心で行なった行為。
「カルマ(karma)」,「業(ゴウ)」とも呼ぶ。
参考⇒かつま(羯磨)
[2]かるまん
【カルマン】
◇Theodore von Karman
○[人]アメリカの航空工学者・流体力学者(1881〜1963)。ハン
ガリアのブダペスト生れ。
ドイツのゲッティンゲン大学でプラントル(Ludwig Prandtl)
に学ぶ。
1911(明治44)カルマン渦(ウズ)が安定して発生することを発
見。
1930(昭和 5)渡米して、カリフォルニア工科大学グッゲンハ
イム航空研究所(Guggenheim Aeronautical Laboratory)所長に
就任。
1963(昭和38)第一回科学栄誉賞(National Medal of Science)
を受賞。
「近代航空学の父(the father of modern aeronautics)」と呼
ばれる。
◎カルマン渦:⇒かるまんうず(カルマン渦)
かーるまん
【カールマン】
◇Karlmann
○[人]フランク王国の国王( 751ころ〜 771)。
ピピン三世(Pippin III)(小ピピン)の子で、兄カール大帝
(Karl der Grosse)と共同で継承しフランク王国を分治。
参照⇒かーるたいてい(カール大帝)
◎カール大帝の兄とする説もある。
かるまんうず
【カルマン渦】
◇[英]Karman vortex
○[気]流体中にある柱状の障害物の下流に、物体の左右両側か
ら逆向きの渦が交互に発生し、規則正しく2列に並ぶ現象。
冬の北風が電線や柵などに吹き付けて鳴る虎落笛(モガリブエ)
も、この渦によって発生したエオルス音(aeolian tone)。
「カルマン渦列(カレツ)(Karman vortex street)」とも呼ぶ。
◎アメリカの航空工学者カルマン(Theodore von Karman)に因
(チナ)む。
かるまんかれつ《かるまんくわれつ》
【カルマン渦列】
◇[英]Karman vortex street
○[気]⇒かるまんうず(カルマン渦)
かるまんぎあ
【カルマン・ギア】
◇[登録商標]Karmann Ghia
○[歴]ドイツのフォルクス・ワーゲン社製の乗用車。スポーツ
・タイプ。
がるみっしゅぱるてんきるへん
【ガルミッシュパルテンキルヘン】
◇Garmisch-Partenkirchen
○ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)南部の都
市。オーストリア国境近く。
1993(平成 5)創立のマーシャルセンター(Marshall Center)
(米独安保研究センター)がある。
かるみん
【カルミン】
◇[蘭]karmijn、[英]carmine
○⇒かーまいん(カーマイン)
かるむいきやきょうわこく
【カルムイキヤ共和国】
◇[露]Respublika Kalmkiya、[英]the Republic of Kalmykia
○ロシア連邦南西部、カフカス山脈の北側にある一共和国。
東部をアストラハン州(Astrakhanskaya Oblast)に接し、南
東部をカスピ海に面する。
首都はエリスタ(Elista)。
正称は「カルムイキア・ハリムグ・タングチ共和国(Respub-
lika Kalmkiya Hal'mg Tangch)」。
「カルムイク自治共和国」とも呼ぶ。
〈面積〉
7万6,150平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)32万9,000人。
〈大統領〉
キルサン・ニコラエビッチ・イルムジーノフ(Kirsan Niko-
layevich llyumzhinov)。
◎1935(昭和10)ソビエト連邦のカルムイク自治ソビエト社会主
義共和国(Kalmyk ASSR)を組織。
1992. 2.(平成 4)現名に改称。
かるむいくじちきょうわこく
【カルムイク自治共和国】
◇Kalmyk ASSR/Kalmitskaya ASSR
○[古]⇒かるむいきやきょうわこく(カルムイキヤ共和国)
かるむいくぞく
【カルムイク族】
◇Kalmyk
○(1)オイラート系モンゴル族の一支族。カルムイク語を使用
する。
ロシア連邦カルムイキヤ共和国や中国新疆(シンキョウ)ウイグル
自治区に居住。
チベット仏教徒。
「カルムック(Kalmuck)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]ヨーロッパでのジュンガル(Dzungar)の別称。
⇒じゅんがる(ジュンガル)
かるむすちん
【カルムスチン】
◇[英]carmustine
○[薬]悪性神経膠腫(コウシュ)の摘出術後に使用する、ニトロソウ
レア(nitrosourea)系の脳内留置用薬。
骨髄抑制や肺毒性などの副作用がある。
◎神経膠腫([英]glioma):⇒ぐりおーま(グリオーマ)
かるむっく
【カルムック】
◇Kalmuck
○[歴]⇒かるむいくぞく(カルムイク族)
かるむっくぞく
【カルムック族】
○[歴]⇒かるむいくぞく(カルムイク族)
かるめっし
【カルメッシ】
◇[西]carmesi、[英]crimson
○[色](スペイン語で)深紅色。
⇒くりむそん(クリムソン)
かるめはぶたえ《かるめはぶたへ》
【軽目羽二重】
○目方の軽い羽二重の総称。
撚(ヨ)りを少なくした極細のキイト(生糸)を使ったり、本数
を減らすなどで軽くした羽二重で、透けるように薄く柔らかい。
「片羽二重(カタハブタエ)」など。
参照⇒かたはぶたえ(片羽二重)
かるめやき
【カルメ焼き】
【軽目焼き】
◇[フ]caramelo、[英]foam candy
○[食]⇒かるめら(カルメラ)
かるめら
【カルメラ】
◇[フ]caramelo、[英]foam candy
○[食]砂糖菓子の一種。
赤ザラメに水を加えて煮立て、キャラメル状になったところ
へ重曹(ジュウソウ)または卵白を加えて泡立たせ、そのまま冷やし
固まらせたもの。
「カルメル」,「カルメロ」,「かるめやき(カルメ焼き,軽目焼き)」
とも呼ぶ。
参照⇒からめる(カラメル)(1)
◎日本には室町末期に渡来した南蛮菓子の一種。
参照⇒あるへいとう(アルヘイ糖,有平糖)
[1]かるめる
【カルメル】
◇[フ]caramelo、[英]foam candy
○[食]⇒かるめら(カルメラ)
[2]かるめる
【カルメル】
◇Carmel
○(1)[地](Mount Carmel)⇒かるめるさん(カルメル山)
○(2)⇒かーめる(カーメル)
かるめるさん
【カルメル山】
◇[英]Mount Carmel
○[地]イスラエル北方、地中海に面するハイファ(Haifa)の南
方にある山。標高546メートル。
参照⇒[2]えりや(エリヤ)
◎山頂にテクニオン(Teknion)(イスラエル工科大学)がある。
かるめろ
【カルメロ】
◇[フ]caramelo、[英]foam candy
○[食]⇒かるめら(カルメラ)
[1]かるめん
【カルメン】
◇[西]carmen
○(1)(スペイン語で)別荘。
○(2)(スペイン語で)詩・歌詞・歌。
[2]かるめん
【カルメン】
◇Carmen
○(1)[文]フランスの作家メリメ(Prosper Merimee)の中編小説。
スペインのアンダルシア地方を舞台に繰り広げられる、野性
的なジプシー女カルメンと若い竜騎隊の伍長ドン・ホセ(Don
Jose)との恋愛から、嫉妬に狂ったホセによって刺されるまで
を描いたもの。
◎1845(弘化 2)刊行。
1915(大正 4)厨川白村・一宮栄誠共訳『メリメエ傑作集』
(大日本図書)の中の1編として日本初訳。
○(2)[劇](1)をもとにしたビゼー(Georges Bizet)作曲の歌劇。
全4幕。「ハバネラ(abanera)」・「闘牛士の歌(Chanson du Tore-
ador)」などが有名。
◎1875(明治 8)パリで初演。
1922(大正11)東京の金竜館で日本初演。
かるめんこきょうにかえる《かるめんこきやうにかへる》
【カルメン故郷に帰る】
○[映]1951(昭和26)公開の松竹映画。国産初のオールカラー映
画。
監督:木下恵介。
主演:高峰秀子(ストリッパー役)。
かるめんでぱたごねす
【カルメンデパタゴネス】
【カルメン・デ・パタゴネス】
◇Carmen de Patagones
○アルゼンチン東部、ブエノスアイレス州(Provincia de Buen-
os Aires)最南端の町。ネグロ川(Rio Negro)の下流。
かるめんななじゅうなな《かるめんななじぶなな》
【カルメン’77】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、都倉俊一(トクラ・シュンイチ)作曲の歌謡曲。
歌はピンクレディー。
◎1977. 3.(昭和52)レコード発売。
かるもちん
【カルモチン】
◇[商品名]Calmotine
○[化]催眠・鎮静剤ブロムワレリル尿素(bromvalerylurea)の
商品名。
白色結晶状無臭粉末で、やや苦みがある。
◎太宰治『人間失格』:「カルモチンを買って来て」。
◎英語の「カーム(calm)(平静な)」から。
かーるよんせい
【カール四世】
【カール4世】
◇Karl IV
○[人]神聖ローマ皇帝(1316〜1378)。ドイツ王・ボヘミア王在
位:1347〜1378、神聖ローマ皇帝在位:1355〜1378。
ルクセンブルク家出身のボヘミア王ヨハンの子。
大空位時代の後、1346年皇帝ルードウィヒ四世(Ludwig IV)
の対立王に選ばれる。1355年戴冠し、1356年金印勅書を発布し
て選挙侯の地位を保証し国内を整備したが、帝位の弱体化を招
き諸侯の勢力を増大させる。
1377年アビニョン捕囚中の教皇のローマ帰還を実現。
★かるら
【迦楼羅】
◇[梵]Garuda
○[仏]仏法守護神の八部衆(ハチブシュウ)の一つ。
参照⇒がるーだ(ガルーダ),はちぶしゅう(八部衆)
かるらえ
【カルラエ】
◇Carrhae
○[古]トルコのハラーン(Harran)の古称。
⇒はらーん(ハラーン)
★かるらえのたたかい《かるらえのたたかひ》
【カルラエの戦い】
◇[英]Battle of Carrhae
○[歴]BC. 53、メソポタミアのカルラエで行われた古代ロー
マのクラッスス(Marcus Licinius Crassus)が率いる4万の軍
とパルティア王国軍との戦い。
5. 9、開戦。
5.10、クラッススが部下に暗殺され、ローマ軍は敗北。
かるらえん
【迦楼羅炎】
○不動明王の光背(コウハイ)の名称。
参照⇒こうはい(光背)
◎カルラの口から吐く火炎に似るからいう。
かるるすばーど
【カルルスバート】
◇[独]Karlsbad
○チェコの都市カルロビバリ(Karlovy Vary)のドイツ語名。
⇒かるろびばり(カルロビバリ)
かるるするーえ
【カルルスルーエ】
◇Karlsruhe
○⇒かーるするーえ(カールスルーエ)
かるろヴぃヴぁり
【カルロヴィヴァリ】
◇Karlovy Vary、[英]Karlsbad
○⇒かるろびばり(カルロビバリ)
かるろヴぃヴぁりしゅう《かるろびばりしう》
【カルロヴィヴァリ州】
◇Karlovarsky kraj、[英]Karlsbad Region
○⇒かるろびばりしゅう(カルロビバリ州)
かるろヴぇろーちぇ
【カルロヴェローチェ】
◇Carro Veloce
○[歴][軍]⇒かるろべろーちぇ(カルロベローチェ)
かるろえまぬえれい
【カルロ・エマヌエレ】
【カルロ・エマヌエレ】
◇[伊]Carlo Emanuele、[英]Charles Emmanuel
○[人]イタリア国王。サボイア家(Casa Savoia)。
参照⇒さぼいあけ(サボイア家)
◎一世:⇒かるろえまぬえれいっせい(カルロ・エマヌエレ一
世,カルロ・エマヌエレ1世)
二世:⇒かるろえまぬえれにせい(カルロ・エマヌエレ二世,
カルロ・エマヌエレ2世)
三世:⇒かるろえまぬえれさんせい(カルロ・エマヌエレ三
世,カルロ・エマヌエレ3世)
四世:⇒かるろえまぬえれよんせい(カルロ・エマヌエレ四
世,カルロ・エマヌエレ4世)
★かるろえまぬえれいっせい
【カルロ・エマヌエレ一世】
【カルロ・エマヌエレ1世】
◇[伊]Carlo Emanuele I、[英]Charles Emmanuel I
○[人]イタリア国王。在位:1580〜1630。
★かるろえまぬえれさんせい
【カルロ・エマヌエレ三世】
【カルロ・エマヌエレ3世】
◇[伊]Carlo Emanuele III、[英]Charles Emmanuel III
○[人]イタリア国王。在位:1730〜1773。
★かるろえまぬえれにせい
【カルロ・エマヌエレ二世】
【カルロ・エマヌエレ2世】
◇[伊]Carlo Emanuele II、[英]Charles Emmanuel II
○[人]イタリア国王。在位:1637〜1675。
★かるろえまぬえれよんせい
【カルロ・エマヌエレ四世】
【カルロ・エマヌエレ4世】
◇[伊]Carlo Emanuele IV、[英]Charles Emmanuel IV
○[人]イタリア国王。在位:1796〜1802。
★かーるろくせい
【カール六世】
【カール6世】
◇Karl VI
○[人]神聖ローマ皇帝。在位:1711〜1740。
レオポルト一世の子、ヨーゼフ一世の兄弟、マリア・テレジ
アの父。
参照⇒まりあてれじあ(マリア・テレジア)
かるろすいっせい
【カルロス一世】
【カルロス1世】
◇Carlos I
○[人]カール五世の、スペイン王としての別名。
⇒かーるごせい(カール五世,カール5世)
かるろばつ
【カルロバツ】
◇Karlovac
○⇒かるろばっつ(カルロバッツ)
かるろばつぐん
【カルロバツ郡】
◇[クロアチア語]Karlovacka Zupanija
○⇒かるろばっつぐん(カルロバッツ郡)
かるろばっつ
【カルロバッツ】
◇Karlovac
○(1)(Karlovacka Zupanija)⇒かるろばっつぐん(カルロバッ
ツ郡)
○(2)バルカン半島北西部、クロアチア中北西部のカルロバッ
ツ郡北部にある郡都。
サバ川(Sava River)の支流のクーパ川(Rijeka Kupa)とコラ
ナ川(Rijeka Korana)の合流点。
「カルロバツ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)5万9,999人(3月31日現在)。
2001(平成13)4万9,082人(3月31日現在)。
かるろばっつぐん
【カルロバッツ郡】
◇[クロアチア語]Karlovacka Zupanija
○バルカン半島北西部、クロアチア中北西部の郡。北部をスロ
ベニア、南東部をボスニア・ヘルツェゴビナに隣接。
郡都はカルロバッツ。
「カルロバツ郡」とも呼ぶ。
〈面積〉
3,626平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)18万4,577人(3月31日現在)。
2001(平成13)14万1,787人(3月31日現在)。
かるろびばり
【カルロビバリ】
◇Karlovy Vary
○(1)(Karlovarsky kraj)⇒かるろびばりしゅう(カルロビバリ
州)
○(2)チェコ西部、ボヘミア地方北西部のカルロビバリ州の州
都。温泉保養地。
ドイツ語名は「カールスバート(Karlsbad)」,「カルルスバート」。
「カルロヴィヴァリ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)5万6,291人(推計)。
かるろびばりしゅう《かるろびばりしう》
【カルロビバリ州】
◇[チェコ語]Karlovarsky kraj、[英]Karlovy Vary Region
○チェコ西部、ボヘミア地方北西部の州。南部をプルゼニュ州
(Plzensky kraj)に接し、北部・西部をドイツに隣接。
県都はカルロビバリ(Karlovy Vary)。
「カルロヴィヴァリ県」とも呼ぶ。
かるろべろーちぇ
【カルロベローチェ】
◇[伊]Carro Veloce
○[歴][軍]20世紀前半のイタリア陸軍の快速軽戦車(cingolet-
ta)(CV33/CV35)。
「カルロヴェローチェ」とも呼ぶ。
◎1935(昭和10)イギリスのカーデンロイド(Carden Lloyd)Mk
6戦車をベースにCV33を開発。
◎"carro(馬車・輸送車)"の発音は「カッロ」。
"veloce"は「速い・迅速な」の意味。
かるん
【カルン】
◇Qarun
○[地]エジプトのファユン(Fayyun)くぼ地にある湖。湖面は海
抜約マイナス45メートル。
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