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百 科 辞 書 《かんた》 編集:獨 澄旻
-------- かんた ------------------------------------------------
かんたー
【カンター】
◇[英]canter
○[運]馬術で、トロット(trot)(速歩)とギャロップ(gallop)
(駆け足)の中間の速度で走らすこと。
「キャンター」とも呼ぶ。
参照⇒とろっと(トロット),ぎゃろっぷ(ギャロップ)
◎中世、英国国教総本山のあるカンタベリーへ(Canterbury)の
参詣者が乗っていた馬の進める速度から。
かんだ
【苅田】
◇[日]Kanda
○(1)⇒かんだまち(苅田町)
○(2)[交]⇒かんだえき(苅田駅)
かんだ
【旱獺】
◇[中]hanta
○[哺]⇒たるばがん(タルバガン)
★かんだ
【神田】
◇[日]Kanda
○(1)[地]⇒かんだがわ(神田川)(1)
○(2)東京都千代田区北東部の地域名。
大別して旧外堀(神田川)内側の内神田(ウチカンダ)と外側の外神
田(ソトカンダ)がある。
○(3)[古]⇒かんだく(神田区)
◎「しんでん(神田)」とも読む。
かんたい
【桿体】
【杆体】
○[動][医]⇒かんじょうたい(桿状体,杆状体)
★かんたい
【寒帯】
◇[英]the frigid zone
○[気]
参照⇒ねったい(熱帯),おんたい(温帯)
かんたい
【艦隊】
○(1)[軍]戦隊2個以上で編制する海軍の部隊。
「大艦隊」,「フリート([英]fleet)」とも呼ぶ。
参照⇒せんたい(戦隊)
〈中国海軍の3艦隊司令部〉
北海艦隊:青島(Qingdao)。
東海艦隊:寧波(Ningbo)。
南海艦隊:湛江(Zhanjiang)。
○(2)[軍]軍艦2隻以上で編制する海軍の部隊。
「小艦隊」,「戦隊」,「スクワードロン([英]squadron)」とも呼ぶ。
かんだい
【棺台】
◇[英]bier(ビア)
○遺体または棺(ヒツギ)・棺桶(カンオケ)を載せる台。
安置または墓地に運ぶのに用いるもの。
参照⇒すとれっちゃー(ストレッチャー)(1)
★がんたい
【岩体】
◇[英]complex
○(1)[鉱]地殻・地層を構成する、同質でまとまった岩石塊。
○(2)[鉱]露頭・露岩している岩石の、地中にある本体。
★かんたいじ
【簡体字】
◇[中]jianti zi
○[言]
「簡化字(jianhua zi)」とも呼ぶ。
⇔はんたいじ(繁体字,繁體字)
かんだいちば
【神田市場】
○[歴]東京市営の青果(アオモノ)市場。
千代田区の秋葉原(アキハバラ)駅のかたわらにあった。
かんだえき
【苅田駅】
○[交]福岡県京都郡(ミヤコグン)苅田町(カンダマチ)にある、JR日豊
本線(ニッポウセン)の駅。
朽網(クサミ)駅(北九州市)と小波瀬西工大前(オバセニシコウダイマエ)駅
の間。
◎JR中央快速線・山手線・京葉線と東京地下鉄(東京メトロ)
銀座線には神田(カンダ)駅がある。
かんだえき
【神田駅】
○(1)[交]東京都千代田区内神田(ウチカンダ)にある、JR中央快
速線・山手線・京葉線の駅。
中央快速線:東京駅と御茶ノ水駅の間。
山手線・京葉線:東京駅と秋葉原(アキハバラ)駅の間。
◎1919. 3. 1(大正 8)開業。
○(2)[交]東京地下鉄(東京メトロ)銀座線の駅。
末広町(スエヒロチョウ)駅と三越前駅の間。
◎JR日豊本線(ニッポウセン)には苅田(カンダ)駅がある。
かんだおたまがいけ
【神田お玉ヶ池】
◇[日]Kanda Otama ga Ike
○[歴]⇒おたまがいけ(お玉ヶ池)
★かんだがわ《かんだかは》
【神田川】
◇[日]Kanda Gawa
○(1)[地]
参照⇒かんだじょうすい(神田上水)
◎小赤壁(ショウセキヘキ):参照⇒せきへき(赤壁)(2)
茗渓:⇒めいけい(茗渓)
○(2)[楽]喜多条忠(キタジョウ・マコト)作詞、南こうせつ作曲の歌謡
曲(フォーク・ソング)。
歌は「かぐや姫(南こうせつ・伊勢正三・山田つぐと)」。
◎1973(昭和48)ヒット。
がんだき
【ガンダキ】
◇Gandaki
○(1)[地](Kali Gandaki)⇒がんだきがわ(ガンダキ川)
○(2)(Gandaki Zone)⇒がんだきちほう(ガンダキ地方)
★がんだきがわ《がんだきがは》
【ガンダキ川】
◇Kali Gandaki、[英]Gandaki River
○[地]ヒマラヤ山脈に発源し、ネパール中央部を南流してタン
セン(Tansen)付近で流れを東に変え、さらに南流してインドに
入り大ガンダク河(Great Gandak)となる川。
〈支流〉
セチ川(Seti Gandaki)。
がんだきけん
【ガンダキ県】
◇[英]Gandaki Zone
○⇒がんだきちほう(ガンダキ地方)
がんだきちほう《がんだきちはう》
【ガンダキ地方】
◇[英]Gandaki Zone
○ネパール中央部の地方(県)。
行政所在地はポカラ(Pokhara)。
「ガンダキ県」とも呼ぶ。
〈6地区(郡)〉
マナン地区(Manang District)。
カスキ地区(Kaski District)。
ラムジュン地区(Lamjung District)。
ゴルカ地区(Gorkha District)。
シャンジャ地区(Syangja District)。
タナフ地区(Tanahu District)。
かんだく
【神田区】
◇[日]Kanda Ku
○[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。現在の千代田区の北東部。
参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
十五区)
◎1907.10. 1(明治40)号「滑稽界」の「東京区民代表者」によれば
「書生」。
1943. 6. 1(昭和18)神田区の昭和通りの植樹地帯を農園にす
る。
かんたくん《くわんたくん》
【観太くん】
○[俗][宇]千葉工業大学が開発した鯨生態観測衛星の愛称。
◎2002.12.14(平成14)種子島宇宙センターから打ち上げに成功。
★かんだじょうすい《かんだじやうすい》
【神田上水】
○1590(天正18)徳川家康の命を受けて大久保勝五郎忠行が井の
頭池・善福寺池から3ヶ月で引水に成功した。
かんだじんじゃ
【神田神社】
○東京都千代田区外神田(ソトカンダ)にある神社。
祭神は大已貴命(オオアナムチノミコト)・平将門(タイラノマサカド)。
旧称は「神田明神(ミョウジン)」。旧住所は神田区宮本町。
参照⇒しょうもんづか(将門塚)
◎ 730(天平 2)創建。
2代将軍徳川秀忠の命により江戸総鎮守となる。
江戸時代、祭は「御輿(ミコシ)深川、山車(ダシ)神田」と呼ばれ、
江戸三大祭の一つ。
1999(平成11)大神輿(オオミコシ)を新調。
かんたすこうくうがいしゃ《かんたすかうくうぐわいしや》
【カンタス航空会社】
◇[英]Qantas Airways Ltd.
○[経][空]オーストラリアの国際航空企業。
本部はシドニー。
◎1920(大正 9)全額政府出資の特殊会社カンタス帝国航空(Qan-
tas Empire Airways)(QEA)として創立。
1934(昭和 9)イギリスへの路線を開設。
1930年代、シンガポールへの路線を開設。
1947(昭和22)半官半民会社となる。
1952(昭和27)日本に乗入れ。
1967(昭和42)カンタス航空会社と改称。
1993(平成 5)英国航空と提携。
1995(平成 7)完全民営化。
◎"Qantas"は「クイーンズランド・アンド・ノーザン航空事業
(Queensland and Northern Territory Aerial Services)」から。
◎「カクタス航空会社(CACTUS Air Service Ltd.)」は日本の航
空会社。
参照⇒かくたすこうくうがいしゃ(カクタス航空会社)
がんたちいばら
【ガンタチイバラ】
○[植]⇒さるとりいばら(サルトリイバラ)
かんだちめ
【寒立馬】
○草原や雪原などに風雪に耐えながら立っている馬。また、そ
の姿。
◎1970(昭和45)ころ、尻屋小学校(青森県下北郡東通村)校長の
岩佐勉が命名と言う。
岩佐勉:東雲(シノノメ)に勇みいななく寒立馬/筑紫ヶ原の嵐も
のかは。
かんだつえき
【神立駅】
○[交]茨城県土浦市(ツチウラシ)の北部にある、JR常磐線(ショウバ
ンセン)の駅。
土浦駅と高浜(タカハマ)駅(石岡市)の間。
かんだはる
【カンダハル】
◇Kandahar
○(1)(Velayat-e Kandahar)⇒かんだはるしゅう(カンダハル州)
○(2)アフガニスタン南部、カンダハル州の州都。
カブールやヘラートからパキスタン・インドへの交通・交易
の要所で、ハイウエーが通じる。
「カンダハール」とも呼ぶ。
〈人口〉
1988(昭和63)22万5,500人。
◎アレクサンドロス大王の遠征時には、「アレクサンドリア・
アラコシア([英]Alexandria in Arachosia)」と呼ばれ、付近に
は大王が建てたという都市の遺跡がある。
もとタリバン政権の本拠地。
かんだはーる
【カンダハール】
◇Kandahar
○⇒かんだはる(カンダハル)
かんだはるしゅう《かんだはるしう》
【カンダハル州】
◇Velayat-e Kandahar、[英]Kandahar Province
○アフガニスタン南部の州。北部をウルズガン州(Velayat-e
Oruzgan)、北東部をザブル州(Velayat-e Zabol)、西部をヘル
マンド州(Velayat-e Helmand)、東部・南部をパキスタンに隣
接。
州都はカンダハル。
「カンダハール州」とも呼ぶ。
かんだはーるしゅう《かんだはーるしう》
【カンダハール州】
◇Velayat-e Kandahar
○⇒かんだはるしゅう(カンダハル州)
かんたぷあかい
【カンタブリア海】
◇[羅]Oceanus Cantabrius
○[歴][地]ビスケー湾([英]Bay of Biscay)の古代ローマ時代
の古称。
⇒びすけーわん(ビスケー湾)
かんたぶりあじちしゅう《かんたぶりあじちしう》
【カンタブリア自治州】
◇[西]Comunidad Autonoma de Cantabria、[英]Cantabria
autonomous region
○スペイン北部の州。北部をビスケー湾(the Bay of Biscay)
([西]ビスカヤ湾<Golfo de Vizcaya>)に面する。
州都はサンタンデル(Santander)。
〈面積〉
5,321平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)52万7,326人(3月1日現在)。
2001(平成13)53万5,131人(11月1日現在)。
2003(平成15)54万9,690人(1月1日推計)。
かんたぶりあわん
【カンタブリア湾】
◇[英]Cantabrian Sea、[西]Mar Cantabrico
○[地]⇒びすけーわん(ビスケー湾)
かんたぷりうすかい
【カンタブリウス海】
◇[羅]Oceanus Cantabrius
○[歴][地]ビスケー湾([英]Bay of Biscay)の古代ローマ時代
の古称。
⇒びすけーわん(ビスケー湾)
かんたぶりかさんみゃく
【カンタブリカ山脈】
◇[西]Cordillera Cantabrica、[フ]Monts Cantabriques、[英]
Cantabrian Mountains
○[地]スペイン北部を東西に走る山脈。全長450キロメートル。
東部はイベリア山脈(Cordillera Iberica)に連なる。
かんたぶりじあ
【カンタブリジア】
◇[羅]Cantabrigia
○イギリスの都市ケンブリッジ(Cambridge)のラテン語名。
⇒けんぶりっじ(ケンブリッジ,剣橋,賢武律地)
かんだま
【寒玉】
○[植]冬キャベツの別称。
⇒きゃべつ(キャベツ)
かんだまち
【苅田町】
◇[日]Kanda Machi
○福岡県北東部、京都郡(ミヤコグン)の町。北部・西部を北九州市、
南部を行橋市(ユクハシシ)に接し、東部は瀬戸内海に面する。
◎2000(平成12)苅田港で旧日本軍の毒ガス弾57発、発見。
2004.11. 1(平成16)国土交通省苅田港湾事務所、高精度磁気
探査で新たに毒ガス弾83発を確認と発表。
かんだみょうじん《かんだみやうじん》
【神田明神】
○神田神社の旧称。
⇒かんだじんじゃ(神田神社)
がんだーら
【ガンダーラ】
○[楽]山上路夫・奈良橋陽子作詞、タケカワユキヒデ作曲の歌
謡曲。
歌はゴダイゴ。
◎1978.10.(昭和53)レコード発売。
★がんだーら
【ガンダーラ】
【健駄羅】
◇[梵]Gandhara
○[歴]パキスタン北部、ペシャワール(Peshawar)地方の古名。
古来から中央アジアとインドとの通路の要衝。
紀元前6〜5世紀、アケメネス朝の領土となる。
紀元前4世紀後半、アレクサンドロスの東征でギリシア文化
の影響を受けた。
紀元前2世紀以降はギリシア人やクシャン族などが支配した。
西洋のギリシア文化(ヘレニズム)と東洋のインド文明(仏教)
が融合してガンダーラ文化が花開き、仏教芸術が発達し中国・
日本にも影響を及ぼしている。
「ケンダラ(乾陀羅)」とも呼ぶ。
参照⇒たきしら(タキシラ)
◎仏陀時代の十六大国の一つ。
参照⇒じゅうろくだいこく(十六大国)
かんたりす
【カンタリス】
◇[羅]cantharis、[希]kantharis
○[薬]コウチュウ目(鞘翅類)ツチハンミョウ科(土斑猫科)
(Meloidae)の甲虫を乾燥させた生薬。
主成分はカンタリジン(cantharidin)。
固有の臭気と辛い味を有し、皮膚に接触させると刺激で痒(カ
ユ)くなり、炎症(エンショウ)や発疹(ハッシン)ができる。
軟膏(ナンコウ)・チンキ剤などに使用する。
「芫菁(ゲンセイ)」とも呼ぶ。
◎ヨーロッパでは惚(ホ)れ薬(aphrodisiac)と考えられていた。
かんたりーで
【カンターリデ】
◇[伊]cantaride
○[昆]⇒げんせい(ゲンセイ,芫菁)(1)
がんだれ
【雁垂】
【厂】
○[言][国]漢字の部首(ブシュ)の一つ。
「雁」・「原」・「厚」・「暦」などの「厂」の部分。
◎「广」は「まだれ(麻垂)」。
かんたろうづきようた《かんたらうづきようた》
【勘太郎月夜唄】
○[楽]佐伯孝夫作詞、清水保雄作曲の歌謡曲。
歌は小畑実・藤原亮子。
歌い出しは「影か柳か勘太郎さんか/伊那は七谷(ナナタニ)糸ひ
く煙り」。
◎1943. 2.(昭和18)レコード発売。
★かんたん
【カンタン】
【邯鄲】
◇[英]tree cricket
○[虫]バッタ目(直翅目)(Orthoptera)コオロギ科(Gryllidae)
カンタン亜科(Oecanthinae)の昆虫。
★かんたん
【邯鄲】
◇[中]Handan
○(1)(Handan Shi)⇒かんたんし(邯鄲市)
○(2)[虫]⇒かんたん(カンタン,邯鄲)
○()
★がんたん
【元旦】
◇[中]yuandan
○()[暦]一月一日(イチガツ・ツイタチ)の朝(旦)。
○()[暦]一月一日(イチガツ・ツイタチ)・元日(ガンジツ)の別称。
◎中国の旧正月:参照⇒しゅんせつ(春節)
★かんたんし
【邯鄲市】
◇[中]Handan Shi
○中国北部、河北省(Hebei Sheng)(カホクショウ)南端の省直轄市(地
級市)。
行政所在地は叢台区。
〈面積〉
1万2,087平方キロメートル。
〈人口〉
2006(平成18)885万人。
〈管轄4区〉
邯山区(Hanshan Qu)。
叢台区(Congtai Qu)。
復興区(Fuxing Qu)。
峰峰砿区(Fengfengkuang Qu)。
〈管轄1市〉
武安市(Wu'an Shi)。
〈管轄14県〉
邯鄲県(Hangdan Xian)。
臨(三水+「章」)県(Lingzhang Xian)。
成安県(Cheng'an Xian)。
大名県(Daming Xian)。
渉県(She Xian)。
磁県(Ci Xian)。
肥郷県(Feixiang Xian)。
永年県(Yongnian Xian)。
邱県(Qiu Xian)。
鶏沢県(Jize Xian)。
広平県(Guangping Xian)。
館陶県(Guantao Xian)。
魏県(Wei Xian)。
曲周県(Quzhou Xian)。
◎春秋時代、衛(Wei)(エイ)の都。
戦国時代、趙(Zhao)(チョウ)の都。
がんだんじ
【ガンダン寺】
【甘丹寺】
◇[英]Gandan Temple/Gandan Monastery
○モンゴルの首都ウランバートル市にあるチベット仏教の寺院。
正称はガンダン・テグチン・リン(Gandantegchinleng/Gan-
dan Tegchilen)(ガンダン大乗寺)。
黄教派(黄帽派・ゲルク派)六大寺の一つ。
参照⇒たーるじ(タール寺,塔爾寺,塔尓寺),らぷらんじ(ラプ
ラン寺,拉卜楞寺)
◎1838(天保 9)第5代活仏により建立。
1970(昭和45)宗教大学を併設。
かんたんふ
【感嘆符】
◇[英]exclamation mark
○[言]⇒えくすくらめーしょんまーく(エクスクラメーション
マーク,エクスクラメーション・マーク)(1)
かんち《くわんち》
【完治】
◇[英]complete recovery
○[病]病気やケガ(怪我)が完全に治(?)ること。
「かんじ(完治)」とも呼ぶ。
参照⇒こんじ(根治),かんかい(緩解,寛解)(2)
かんちぇんじゅんが
【カンチェンジュンガ】
◇Kumbhkaran Lungur、[英]Kanchenjunga Peak
○[地]ヒマラヤ山脈(シッキム・ヒマラヤ)中第2、世界第3の
高峰。標高8,598メートル。
ネパールとインドのシッキム州(Sikkim State)の国境にまた
がる。
タルン山(Mt.Talung):7,349メートル。
◎1955(昭和30)イギリスのエバンス(Charles Evans)隊、バン
ド(G.Band)とブラウン(J.Brown)が初登頂。
◎標高は8,586メートルとも、8,603メートルとも言われている。
かんちく《くわんちく》
【患畜】
○[農]家畜感染症に感染した家畜。
移動禁止や殺処分(埋却・焼却)される。
参照⇒ぎじかんちく(疑似患畜)
かんちゅう
【漢中】
◇[中]Hanzhong
○(1)[地]⇒かんちゅうぼんち(漢中盆地)
○(2)⇒かんちゅうし(漢中市)
かんちゅう《くわんちゆう》
【関中】
◇[中]Guanzhong
○(1)[歴][地]中国中北部、陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)
中央部の渭水平原(Weishui Pingyuan)(イスイ・ヘイゲン)(渭水盆地)
の古称。
現在の省都西安市(Xi'an Shi)を中心とする一帯で、地味も
豊かで、西方交通の要地。
周(Zhou)(西周)の鎬京(Haojing)(コウケイ)、秦(Qin)咸陽(Xian-
yang)(カンヨウ)、漢(Han)・唐(Tang)の長安(Chang'an)などの都が
あった。
「関中平原」とも呼ぶ。
◎名称は、東を函谷関(Huanguguan)(カンコクカン)、西を隴関(Long-
guan)(ロウカン)、北を蕭関(Xiaoguan)(ショウカン)、南を武関(Wuguan)
の四関に囲まれていることから。
○(2)陝西省の別称・古称。
⇒せんせいしょう(陝西省.陜西省)
かんちゅうき《くわんちゆうき》
【灌注器】
【浣注器】
◇[英]irrigator
○[医]⇒いるりがーとる(イルリガートル)
かんちゅうし
【漢中市】
◇[中]Hanzhong Shi、[英]Hanchung City
○中国中北部、陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)の南西部の省
直轄市(地級市)。漢中盆地の中心都市。
◎周代に鄭(Zheng)国から人民が移り住み、南鄭(Nanzheng)と
称する。
漢の高祖劉邦(Liu Bang)(リュウ・ホウ)が項羽(Xiang Yu)(コウ・ウ)か
ら封ぜられて漢王(Han Wang)と称し、天下統一の根拠とした。
清代に漢中府が設置。
1913(大正 2)南鄭県。
1949(昭和24)南鄭市に昇格。
1954(昭和29)漢中市と改称。
かんちゅうへいげん《くわんちゆうへいげん》
【関中平原】
◇[中]Guanzhong Pingyuan
○[歴]⇒かんちゅう(関中)
かんちゅうぼんち
【漢中盆地】
◇[中]Hanzhong Pendi
○[地]中国中北部、陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)の南部、
漢水Han Shui上流の盆地。
北部を秦嶺山脈(Qinling Shanmai)(シンレイサンミャク)、南部を大巴
山(Daba Shan)(ダイハザン)(山脈)にはさまれ、東西最大116キロ
メートル、南北5〜25キロメートル、平均標高500メートル前
後。
温暖湿潤の亜熱帯気候。
東の湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)と西の四川省(Sichuan
Sheng)(シセンショウ)を結ぶ要地。
古来から覇権をめぐって争奪の的(マト)となった。
★かんちょう《かんてふ》
【間諜】
○
「うかみ」とも読む。
★かんちょう《くわんちやう》
【灌腸】
【浣腸】
○(1)[医]
参照⇒いるりがーとる(イルリガートル)
◎英語:エネマ(enema)。
フランス語:ラブモ(lavement)。
ドイツ語:クリスティーア(Klistier)。
イタリア語:クリステレ(clistere)。
スペイン語:エネマ(enema)。
中国語:灌腸(guanchang)。
○(2)いたずらの一つ。
◎英語ではガチョウ(鵞鳥)を意味する「グース(goose)」。
★かんつう
【姦通】
◇[英]criminal conversation
○
参照⇒かんつうざい(姦通罪)
かんつうざい
【姦通罪】
◇[英]the crime of adultery
○[法]夫のある婦人(妻)が、夫以外の男性と性交することで成
立する罪。
妻とその相手の男性に成立するはずであるが、多くは妻のみ
に貞操を義務付けている。
イスラム教では石打ち刑に処せられる。
参照⇒かろかり(カロカリ,カロ・カリ)
◎日本:1947.10.26(昭和22)改正刑法公布により姦通罪が廃止
される。
トルコ:1998(平成10)憲法裁判所が姦通罪規定を違憲と判断
し、同罪が消滅。
アメリカ合衆国:バージニア州など10州に姦通罪がある。
かんつうじゅうそう《くわんつうじゆうさう》
【貫通銃創】
◇[英]piercing bullet wound
○[医]被弾した銃弾が身体を貫通してできた負傷。
一般に盲管銃創に比べて治癒は速いが、ダムダム弾(dumdum
bullet)では肉片を大きく削(ソ)ぎ、残酷を極める。
⇔もうかんじゅうそう(盲管銃創)
参照⇒だむだむだん(ダムダム弾)
かんつぉーな
【カンツォーナ】
◇[伊]canzona、[英]canzona
○(1)[文]14〜18世紀、イタリアで流行した抒情詩。
○(2)[楽]16〜17世紀、対位法(contrapuntal)の器楽曲。
かんつぉーね
【カンツォーネ】
◇[伊]canzone
○(1)[楽]イタリアの大衆的歌曲。
○(2)[文]抒情詩。
参照⇒かんつぉーな(カンツォーナ)(1)
かんつぉねった
【カンツォネッタ】
◇[伊]canzonetta、[英]canzonet
○[楽]小歌曲。短く軽い曲。
★かんづめ
【缶詰】
◇[英]tinned food、[米]canned food
○(1)[食]缶に食品を詰めて密封(ミップウ)し、加熱殺菌したもの。
長期保存ができる。
◎ナポレオン一世の率いるフランス軍の食糧確保のため、1804
(文化元)フランスの醸造家アペール(Nicolas Appert)が考案。
○(2)[俗]ある場所に人を閉じ込めておくこと。
がんでぃー
【ガンディー】
◇[英]Gandhi
○[人]⇒がんじー(ガンジー)
かんでぃあ
【カンディア】
◇[伊]Candia
○[古]⇒いらくりお(イラクリオ)
がんていきょう《がんていきやう》
【眼底鏡】
◇[英]funduscope
○[医]⇒けんがんきょう(検眼鏡)
がんでぃせさんみゃく
【ガンディセ山脈】
◇[英]the Gangdise Range/the Gangdise Mountains
○[地]中国チベット自治区南西部、南のヒマラヤ山脈(Great
Himalaya Range)と並行して走る山脈。全長1,500キロメートル。
西端はカラコラム山脈に続く。
主峰はロボ峰(Loinbo Kangri)(羅波崗日)(7,093メートル)、
西部にはカイラス山(6,638メートル)がある。
「カイラス山脈」,「トランスヒマラヤ山脈」とも呼ぶ。
参照⇒かいらすさん(カイラス山),からこらむさんみゃく(カ
ラコラム山脈)
◎中国名は「剛底斯山([中]Gangdisi shan)」。
◎1996(平成 8)ロボ峰、初登頂。
がんでぃながる
【ガンディナガル】
◇Gandhinagar
○インド西部、グジャラート州(Gujarat State)の州都。
ヒンズー教スワミナラヤン派(Swaminarayan Sect)の総本山
アクシャルダム寺院(Akshardham Temple)がある。
◎1970(昭和45)アフマダーバード(Ahmadabad)から遷都。
かんていびょう《くわんていべう》
【関帝廟】
◇[中]Guandi Miao/Guandimiao
○中国の英雄関羽(Guan Yu)(カン・ウ)の霊を祀(マツ)る廟。
中国各地や華僑の間で、武神・財神として広く信仰されてい
る。
「武廟(Wumiao)(ブビョウ)」,「老爺廟(Laoyemiao)(ロウヤビョウ)」と
も呼ぶ。
◎兵庫県神戸市中央区。
神奈川県横浜市中華街:1990(平成 2)創建。
★かんていりゅう《かんていりう》
【勘亭流】
○江戸中村座の手代岡崎屋勘六(1746〜1805)(号は勘亭)から始
まるという書風。
歌舞伎や相撲の看板・番付などに用いられる。
★かんでしゅ
【カンデシュ】
◇Khandesh/Kandesh
○インド中西部、マハラシュトラ州(Maharashtra State)北西
部の地域。
◎イースト・カンデシュ(East Khandesh):⇒じゃるがおん(ジャ
ルガオン)
ウェスト・カンデシュ(West Khandesh):⇒どぅーれ(ドゥー
レ),なんどぅるばる(ナンドゥルバル)
かんてれ
【カンテレ】
◇kantele
○[楽]フィンランドの民族楽器。
翼形の共鳴箱に28〜36本の金属弦を扇状に張った撥弦楽器。
台や膝の上に水平に横たえ、右手の指で旋律を、左手の指で伴
奏を弾く。
叙事詩『カレワラ(Kalevala)』にも登場する。
★かんてん
【カンテン】
【寒天】
◇[英]agar-agar/agar
○[食]テングサ(天草)から作られる食材・食品。
主成分はガラクトース(galactose)の一種、「アガロース
(agarose)」や「アガロペクチン(agaropectin)」。その分解酵素
は「アガラーゼ(agarase)」。
冬季、角柱状に切り分けた生天(ナマテン)を夜間の寒気で凍らせ、
日中の日光で溶かして寒風で乾燥させる作業を繰り返して製す
る。
英語では「アガアガ」と呼ぶ。
参照⇒ところてん(トコロテン,心太,心天),なまてん(生天),
なたでここ(ナタデココ)
◎乾燥カンテン:⇒かくかんてん(角寒天)
寒天橋:参照⇒あまぎとうげ(天城峠)
かんでん《くわんでん》
【関電】
○[電]関西電力の略称。
⇒かんさいでんりょく(関西電力)
◎「東電(トウデン)」は東京電力、「中電(チュウデン)」は中部電力、「四
電(ヨンデン)」は四国電力。
かんてんぎ
【簡天儀】
◇[中]jiantianyi
○[天]天文観測のため、渾天儀(huntianyi)(コンテンギ)を簡略に
した天球儀。
参照⇒こんてんぎ(渾天儀)
がんでんだいそういん《がんでんだいそうゐん》
【ガンデン大僧院】
◇[英]Ganden Monastery
○チベット仏教の大僧院。ラサの東方2日行程の地にある。
1409年、黄教派の開祖ツォンカパによって創建。
参照⇒つぉんかぱ(ツォンカパ,宗喀巴)
★かんでんち
【乾電池】
◇[英]dry cell/dry battery
○[電]
参照⇒あるかりかんでんち(アルカリ乾電池)
〈種類〉
単一型乾電池(D battery):R20、
単二型乾電池(C battery):R14。
単三型乾電池(AA battery):R6。
単四型乾電池(AAA battery):R03。
単五型乾電池(N battery):R1。
9V角電池(9 volt battery)。
かんでんばこう《かんでんばかう》
【乾田馬耕】
○[農]明治末期の改良農法の一つ。
湿田を乾田に作り替え、耕地整理をして、ウマ(馬)にスキ
(犁)を引かせる馬耕を導入すること。
◎日本の稲作技術に大きな変化をもたらした。
[1]かんと
【カント】
◇[英]cant(傾斜)
○(1)[交]鉄道線路のカーブ部分で、外側のレールを内側より
高く敷設すること。また、その高低差。
◎通過する際の遠心力で、車両が軌道から外れるのを防止する
ために設けられている。
○(2)[交]道路などのカーブ部分で、外側の路面の高さを内側
より高くすること。また、その傾き・角度。
◎車の横滑(ヨコスベ)りを防止するために設けられている。
○(3)[交]自転車・自動車などのサーッキットの走路につけら
れた傾斜。また、その角度。
◎傾斜部分はバンク(bank)と呼ぶ。
[2]かんと
【カント】
◇[英]cunt
○[卑語]⇒じょいん(女陰)
[3]かんと
【カント】
◇Kant
○キルギス共和国北部、チュー州(Chuy Oblasty)の都市。
北緯42.89°、東経74.84°の地。首都ビシケクから東方約20
キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)2万4,500人。
2003(平成15)3万2,100人。
◎2003. 9.22(平成15)キルギス共和国、カント空軍基地(旧ソ
連軍基地)にロシア空軍基地を設置することで合意。10.23ロシ
アのプーチン大統領、基地開設式に出席。
★かんと
【カント】
【坎徳】
【韓図】
◇Immanuel Kant(イマヌエル・カント)
○[人]ドイツの哲学者(1724〜1804)。ケーニヒスベルク(Koe-
nigsberg)生れ。
◎『視霊者の夢』(1766年):参照⇒すヴぇーでんぼり(スヴェ
ーデンボリ)
かんとー
【カントー】
◇Can Tho
○(1)(Tinh Can Tho)⇒かんとーしょう(カントー省)
○(2)ベトナム南部、メコンデルタ地帯のカントー省東部にあ
る省都。
かんとう《くわんとう》
【カントウ】
【款冬】
○(1)[植]フキ(蕗)の別称。
⇒ふき(フキ,蕗,苳,款冬)
○(2)[植]ツワブキ(石蕗)の別称。
⇒つわぶき(ツワブキ,石蕗)
○(3)[植]ヤマブキ(山吹)の別称。
⇒やまぶき(ヤマブキ,山吹)
◎中国語で「款冬(kuandong)」は「フキタンポポ」。
参照⇒ふきたんぽぽ(フキタンポポ,蕗蒲公英)
かんとう《かんたう》
【間島】
◇[中]Jiandao、[朝]Kando
○[古]中国東北部、吉林省(Jilin Sheng)(キツリンショウ)東端にある
延辺朝鮮族自治州(Yanbian Chaoxianzu Zizhizhou)(エンペン・チョウ
センゾク・ジチシュウ)の豆満江([朝]Tuman-gang)(トマンコウ)北岸の地方の
歴史的名称。
李氏朝鮮後期ころから多くの朝鮮人が国境を越えて定着し開
拓。
中心都市は局子街(Juzijie)(現:延吉市)。
参照⇒かんとうきょうやく(間島協約),えんきつし(延吉市)
★かんとう《くわんとう》
【関東】
◇[日]Kanto
○(1)[歴]
「東関(トウカン)」とも呼ぶ。
○()[]
○()[地]関東地方の略称。
参照⇒かんとういっとろっけん(関東一都六県,関東1都6県)
かんどう《くわんどう》
【カンドウ】
【款冬】
○[植]⇒かんとう(カントウ,款冬)
★かんどう《かんだう》
【勘当】
○(1)目上の人の不興をこうむること。勘気。
○(2)親子・師弟・主従の縁を絶(タ)つこと。義絶。
◎江戸時代には町・村役人に届け出て、勘当した子弟を除籍す
ることもあった。
○(3)[古]罪を調べ、法に当てること。
かんどう《かんだう》
【間道】
○(1)[交]主要な街道(本道)からそれた道。脇道(ワキミチ)。
○(2)抜け道。隠れ道。
参照⇒おっせき(越関)
○(3)近道(チカミチ)。
○(4)[漢]間(アイダ)の空いた縞模様。
がんどう
【強盗】
○⇒がんどうちょうちん(強盗提燈)
がんどう
【龕燈】
【龕灯】
○(1)仏壇の燈(トモシビ)。燈明(トウミョウ)。
○(2)⇒がんどうちょうちん(強盗提燈)
★かんとうい《くわんとうい》
【貫頭衣】
○[服]
参照⇒かつかんぱく(褐寛博)(1),だるまてぃか(ダルマティ
カ)
かんとういっとろっけん《くわんとういつとろくけん》
【関東一都六県】
【関東1都6県】
○本州の関東地方にある、東京都・茨城県・栃木県・群馬県・
埼玉県・千葉県・神奈川県の総称。
参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県),ほくりくさん
けん(北陸三県,北陸3県),とうかいさんけん(東海三県,東海3
県),かんさいにふよんけん(関西二府四県,関西2府4県),ちゅ
うごくごけん(中国五県,中国5県)
かんとういりょうしょうねんいん《くわんとういれうせうねんゐん》
【関東医療少年院】
○東京都府中市新町(シンマチ)にある医療少年院。
がんどうがえし《がんだうがへし》
【強盗返し】
○[劇]⇒がんどうがえし(龕燈返し)
がんどうがえし《がんどうがへし》
【龕燈返し】
【龕灯返し】
○[劇]芝居で、場面を変化させること。また、その装置。
回り舞台を使わずに、舞台の大道具を後方へひっくり返して、
底になっていた次の大道具と取り替えること。または次の大道
具を下からせり上げて、場面を展開させること。
「どんでんがえし」,「強盗返し(ガンドウガエシ)」とも呼ぶ。
かんとうがくいんだいがく《くわんとうがくゐんだいがく》
【関東学院大学】
○[教]神奈川県横浜市金沢区に本部を置く私立大学。
◎1884(明治17)横浜バプテスト神学校として設立。
1949(昭和24)関東学院経済専門学校・工業専門学校を改組し
て新制大学となる。
かんとうきょうやく《かんたうけふやく》
【間島協約】
◇[英]Jiandao Agreement/Kando Agreement
○[歴]1909. 9. 4(明治42)日本と清国で結ばれた、間島地方
(清国と朝鮮の国境地帯)に関する協約。
日本が清国での鉄道敷設権と交換に、間島地方の領有権を清
国に認める。
参照⇒かんとう(間島)
◎当時、日韓協約により大韓帝国の外交権は日本が持っていた。
★かんとうぐん《くわんとうぐん》
【関東軍】
◇[日]Kanto Gun、[英]Kwantung Army
○[歴]満州(中国東北部)に駐屯(チュウトン)した旧日本陸軍部隊。
司令部は初め旅順、満州事変後は満州国の首都新京(長春)。
◎兵力は最大時でもソビエト連邦の極東軍の三分の一に達する
ことはなかった。
★かんとうぐんだい《くわんとうぐんだい》
【関東郡代】
○[歴]江戸幕府の職名。
かんとうぐんとくしゅえんしゅう《くわんとうぐんとくしゆえんしふ》
【関東軍特殊演習】
○[歴]1941(昭和16)7〜8月、大本営が演習の名目で行った関
東軍の兵力増強。
日ソ中立条約締結中であったが、独ソ開戦を受けてソ連を牽
制するため、対ソ戦を想定して日本本土から兵力を大動員し、
兵員70万名・軍馬14万頭・航空機600機の大演習を満州国国境
で実行。
略称は「関特演(カントクエン)」。
◎1941. 6.(昭和16)独ソ開戦。
1941. 7. 2(昭和16)御前会議で、対ソ戦の準備と南方進出に
よる対英米戦も辞せずの「情勢の推移に伴う帝国国策要綱」を決
定。
かんとうごせいばいしきもく《くわんとうごせいばいしきもく》
【関東御成敗式目】
○[歴]⇒ごせいばいしきもく(御成敗式目)
★がんとうざん《がんたうざん》
【雁蕩山】
◇[中]Yandan Shan
○[地]中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)南部、
温州市の北東方にある山。標高1,057メートル。
山頂に雁湖がある。
★かんとうさんじゅうろくふどうれいじょうふだしょ
《くわんとうさんじふふどうれいじようふだしよ》
【関東三十六不動霊場札所】
○
< 1>雨降山大山寺(真言宗大覚派)大山不動尊:神奈川県伊勢
原市。
< 2>大雄山道了尊(曹洞宗)清瀧不動尊:神奈川県南足柄市。
< 3>成田山延命院(真言宗智山派)野毛山不動尊:神奈川県横
浜市西区。
< 4>大聖山真福寺(高野山真言宗)和田不動尊:神奈川県横浜
市保土ヶ谷区。
< 5>清林山金蔵寺(天台宗)日吉不動尊:神奈川県横浜市港北
区。
< 6>神木山等覚院(天台宗)神木不動尊:神奈川県川崎市宮前
区。
< 7>金剛山平間寺(真言宗智山派)川崎大師不動堂:神奈川県
川崎市川崎区。
< 8>高尾山薬王院(真言宗智山派)飯縄大権現:東京都八王子
市。
< 9>高幡山金剛寺(真言宗智山派)高幡不動尊:東京都日野市。
<10>田無山総持寺(真言宗智山派)田無不動尊:東京都西東京
市(もと田無市)。
<11>亀頂山三寶寺(真言宗智山派)石神井不動尊:東京都練馬
区。
<12>宝勝山南蔵院(真言宗智山派)志村不動尊:東京都板橋区。
<13>大聖山南谷寺(天台宗)目赤不動尊:東京都文京区。
<14>神霊山金乗院(真言宗豊山派)目白不動尊:東京都豊島区。
<15>明王山宝仙寺(真言宗豊山派)中野不動尊:東京都中野区。
<16>竹園山教学院(天台宗)目青不動尊:東京都世田谷区。
<17>瀧轟山満願寺別院(真言宗智山派)等々力不動尊:東京都
世田谷区。
<18>泰叡山瀧泉寺(天台宗)目黒不動尊:東京都目黒区。
<19>牛宝山最勝寺(天台宗)目黄不動尊:東京都江戸川区。
<20>成田山深川不動堂(真言宗智山派)深川不動尊:東京都江
東区。
<21>薬研堀不動院(真言宗智山派)薬研堀不動尊:東京都中央
区。
<22>宝光山大行院(天台宗)浅草不動尊:東京都台東区。
<23>砂尾山不動院(天台宗)橋場不動尊:東京都台東区。
<24>龍光山正寶院(天台系)飛不動尊:東京都台東区。
<25>皿沼山永昌院(天台系)皿沼不動尊:東京都足立区。
<26>五智山総持寺(真言宗豊山派)西新井大師不動明王:東京
都足立区。
<27>成田山本行院(真言宗智山派)川越不動尊:埼玉県川越市。
<28>星野山喜多院(天台宗)川越大師不動尊:埼玉県川越市。
<29>不動山洞昌院(真言宗智山派)苔不動尊:埼玉県秩父郡長
瀞町(ナガトロマチ)。
<30>玉壽山総顧寺(真言宗智山派)不動ヶ岡不動尊:埼玉県加
須市(カゾシ)。
<31>光岩山岩槻大師(真言宗智山派)喜多向厄除不動尊:埼玉
県岩槻市。
<32>普和山最上寺(真言宗智山派)厄除岩瀬不動尊:千葉県富
津市。
<33>妙高山大聖院(真言宗智山派)高塚不動尊:千葉県安房郡
(アワグン)千倉町(チクラマチ)。
<34>幸野山宝勝院(天台宗)夷隅不動尊:千葉県夷隅郡(イスミグ
ン)夷隅町(イスミマチ)。
<35>阿舎羅山大聖寺(天台宗)波切不動尊:千葉県夷隅郡大原
町(オオハラマチ)。
<36>成田山新勝寺(真言宗智山派)成田不動尊:千葉県成田市。
かんとうさんしょうでん《くわんとうさんしやうでん》
【関東三聖天】
○東京都台東区浅草の待乳山(マツチチヤマ)聖天、東京都江戸川区の
平井聖天、埼玉県妻沼聖天の総称。
参照⇒まつちやましょうでん(待乳山聖天),めぬましょうで
ん(妻沼聖天)
かんとうさんだいばいりん《くわんとうさんだいばいりん》
【関東三大梅林】
○関東にある梅の名所。諸説ある。
◎偕楽園(カイラクエン):茨城県水戸市(ミトシ)常磐町(トキワチョウ)。
秋間梅林:群馬県安中市。
越生梅林:埼玉県入間郡(イルマグン)越生町(オゴセマチ)。
吉野梅郷:東京都青梅市梅郷(バイゴウ)。
曽我梅林:神奈川県小田原市。
かんとうさんだいふどうそん《くわんとうさんだいふどうそん》
【関東三大不動尊】
○関東にある、高幡不動尊・高山不動尊・不動ヶ岡不動尊の総
称。
◎高幡不動尊:東京都日野市高幡(タカハタ)にある真言宗智山派。
高山不動尊:埼玉県飯能(ハンノウ)市の北部。
不動ヶ岡不動尊:埼玉県加須市(カゾシ)にある總願寺(ソウガンジ)。
★かんとうさんだいれいじょう《くわんとうさんだいれいじよう》
【関東三大霊場】
○東京都八王子市の高尾山(タカオサン)薬王院など。
かんとうしゅう《くわんとうしう》
【関東州】
○[歴]中国の東北地区(旧:満州)南部、遼寧省(Liaoning Sheng)
(リョウネイショウ)の遼東半島(Liaodong Bandao)南端にあった日本の
租借地(ソシャクチ)。
統治機関は関東庁。
日本の大陸進出の前進基地であった。
◎日清戦争で一旦日本は割譲を受けたが、1895(明治28)三国干
渉を受けて返還。
◎1898. 3.27(明治31)ロシア、旅順(Lyushu)(リョジュン)と大連
(Dalian)(ダイレン)を25年の期限で租借。
日露戦争後、1905(明治38)ポーツマス条約(日露講和条約)に
よって旅順・大連を含む関東州の租借権を継承する。
1906(明治39)関東都督府を旅順に設置。
1915(大正 4)租借期間を99年に延長。
1919(大正 8)関東都督府を廃止し関東庁を設置。
第二次世界大戦後、ソ連(現:ロシア)が占領。
1950(昭和25)中国に返還。
かんとうじゅうはちだんりん《くわんとうじふはちだんりん》
【関東十八檀林】
○[仏]⇒じゅうはちだんりん(十八檀林)
かんとうそうろく《くわんとうそうろく》
【関東総録】
【関東惣録】
○[歴]⇒そうろく(総録,惣録)
★かんとうだいしんさい《くわんとうだいしんさい》
【関東大震災】
○[歴]1923. 9. 1(大正12)11:58:44、関東南部を襲ったマグニ
チュウド7.9の震災。震源地は相摸湾中央。
参照⇒とうきょうといれいどう(東京都慰霊堂)
◎社会不安から朝鮮人6,000余名が虐殺されたり、「亀戸事件」・
「甘粕事件」が引き起された。
参考⇒あまかすじけん(甘粕事件),おおしまじけん(大島事件),
かめいどじけん(亀戸事件),ちょうせんじんぎゃくさつじけん
(朝鮮人虐殺事件),ふくだむらじけん(福田村事件)
かんとうだけ《くわんとうだけ》
【月出山岳】
◇[日]Kanto Dake
○[地]大分県北西部、日田市北東部と玖珠郡(クスグン)玖珠町(クス
マチ)西部の境にある山。標高708.7メートル。
「日田富士」とも呼ぶ。
◎名称は、景行天皇が山を指して尋ねたところ、久津姫が方角
と勘違いして「関東」と答えたからという。
がんどうちょうちん《がんだうちやうちん》
【強盗提燈】
【強盗提灯】
○江戸時代の提燈(携帯用灯火具)。
銅やブリキで釣鐘形の外枠を作り、中のロウソク立てが地球
ゴマのように自由に回転し、振り回してもロウソクが垂直にな
るように工夫された提燈。
提燈を向けた方だけを照らし、下向きに伏せると周りから燈
火が見えないので、夜間隠密な行動をとる時に用いた。
「がんどう(強盗,龕燈)」,「遮眼燈(シャガントウ)」とも呼ぶ。
かんとうとりしまりでやく《くわんとうとりしまりでやく》
【関東取締出役】
○[歴]江戸幕府の職名。勘定奉行の配下(ハイカ)。
関東に分散していた幕府などの小領地を利して統轄し、主に
上野(コウヅケ)・下野(シモツケ)・下総(シモフサ)・武蔵(ムサシ)を中心に公
領・私領を問わず広域に警察権を行使した役人。
関東の代官の部下から選出した、二人一組の4組が巡回して
いた。
俗に「はっしゅうまわり(八州廻り,八州回り)」と呼ばれ、恐
れられた。
◎利根川筋などで犯罪が多発したため、1805(文化 2)新設。
◎水戸藩領は除かれていた。
かんとうねこま《くわんとうねこま》
【関東猫間】
◇[日]Kanto nekoma
○[建]猫間障子の一種。
小障子が左右(水平)方向に開閉するもの。
参照⇒ねこましょうじ(猫間障子)
かんとうのつれしょうべん《くわんとうのつれせうべん》
【関東の連れ小便】
【関東の連小便】
○⇒つれしょうべん(連れ小便,連小便)
かんとうのつれしょん《くわんとうのつれせうん》
【関東の連れしょん】
【関東の連れション】
○⇒つれしょうべん(連れ小便,連小便)
かんとうはっしゅう《くわんとうはつしう》
【関東八州】
◇[日]Kanto Hasshu
○[歴]⇒かんはっしゅう(関八州)
かんとうふ《くわんとうふ》
【関東府】
◇[日]Kanto Fu
○[歴]⇒かまくらふ(鎌倉府)
かんどうみゃく《くわんどうみやく》
【冠動脈】
◇[英]coronary artery
○[医]⇒かんじょうどうみゃく(冠状動脈)
かんどぅーら
【カンドゥーラ】
◇kandura
○[服]アラビア半島のドバイ地方で着用する、ゆったりとした
白いカフタン(caftan)。男性の最も一般的な服装。
「ディスダーシュ(dishdash)」とも、クウェートでは「ズーブ
(thoub)」とも呼ぶ。
かんとうれん
【韓統連】
○在日韓国民主統一連合の略称。
韓国の民主化を支援する在日韓国人らの団体。
参照⇒みんだん(民団)
◎1973(昭和48)在日韓国人と金大中らにより設立。
1978(昭和53)韓国政府(朴正煕)、国家保安法に基づく反国家
団体に指定。
2003(平成15)反国家団体指定のまま、韓国政府(盧武鉉)はメ
ンバーの無条件入国を許可。
がんとく
【ガントク】
◇Gangtok
○インド東部、シッキム州(Sikkim State)南東部にある州都。
イースト地区(East District)の行政所在地。
北緯27.34°、東経88.61°の地。
「ガントック」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)2万5,024人。
2001(平成13)2万9,354人。
かんとくえん《くわんとくえん》
【関特演】
○[歴]⇒かんとうぐんとくしゅえんしゅう(関東軍特殊演習)
かんとーしょう《かんとーしやう》
【カントー省】
◇[ベトナム語]Tinh Can Tho、[英]Can Tho Province
○ベトナム南部、メコンデルタ地帯の省。北部をアンジャン省
(Tinh An Giang)、東部をビンロン省(Tinh Vinh Long)、西部
をキエンジャン省(Tinh Kien Giang)に接する。
省都はカントー。
がんとじょう《ぐわんとじやう》
【丸都城】
◇[中]Wandu Cheng
○[歴]3世紀〜5世紀前半、高句麗(コウクリ)の首都輯安(Ji'an)
(シュウアン)にあった王城。
鴨緑江(オウリョッコウ)岸に位置し、現在の中国吉林省(Jilin
Sheng)(キツリンショウ)集安市(Ji'an Shi)(シュウアンシ)付近。
「国内城(コクナイジョウ)」とも呼ぶ。
参照⇒こうくり(高句麗,高勾麗)
◎ 427年、南進して平壌(ピョンヤン)に遷都。
がんとっく
【ガントック】
◇Gangtok
○⇒がんとく(ガントク)
かんとーら
【カントーラ】
◇kandura
○[服]⇒かんどぅーら(カンドゥーラ)
かんとりーはむ
【カントリーハム】
◇[英]country ham
○[食]乾燥させた生ハム(dry-cured ham)。
参照⇒なまはむ(生ハム)
[1]かんとる
【カントル】
◇[英]cantle
○(1)洋式の鞍(クラ)(saddle)後部の上方に突起した部分。
和式の後輪(シズワ)に相当する。
◎前部:⇒ぽんめる(ポンメル)(1)
○(2)すみ(角)。
○(3)一部分。壊れたものの一部。
[2]かんとる
【カントル】
◇Georg Ferdinand Ludwig Philipp Cantor
○[人]ドイツの数学者(1845. 3. 3〜1918. 1. 6)。
[1]がんとれっと
【ガントレット】
◇[英]gauntlet/gantlet
○(1)[歴]中世の騎士が用いた甲冑(カッチュウ)のコテ(籠手)。また
は武装用の長手袋。
主に皮製で、甲(コウ)などは鉄板などで覆(オオ)われている。
参照⇒それれっと(ソレレット),されっと(サレット)
◎決闘を挑(イド)む騎士は相手の目の前でガントレットを投げ
捨て、その相手が挑戦に応じるときはガントレットを拾い上げ
た。
参照⇒ふぇーで(フェーデ),[2]げいじ(ゲイジ)(1)
○(2)[運]作業・乗馬・フェンシング用の長手袋。
○(3)[服]手首のところが広がった手袋。
○(4)[軍](Gauntlet)ロシアの地対空ミサイル・システムTO
R−M1のNATO名。
⇒とるえむわん(TOR−M1,TORM1,トルM1)
◎語源はフランス語から。
[2]がんとれっと
【ガントレット】
◇[英]gantlet/gauntlet
○[軍](昔、西洋の軍隊で行われた)棒打ち刑・笞打ち刑。
刑の執行者が二列に並び、過失を犯した者がその間を歩いて
両側から叩(タタ)かれるもの。
◎語源はスウェーデン語から。
かんどれまんどれ
【カンドレ・マンドレ】
○[楽]マンドレ作詞・作曲の歌謡曲。
歌はアンドレ・カンドレ(井上陽水のデビュー名)。
◎1969. 9. 1(昭和44)CBSソニーからレコード発売。
[1]かんとん
【カントン】
◇[独]Kanton
○スイス連邦の州。
フランス語名は「キャントン(canton)」。
[2]かんとん
【カントン】
◇Canton
○アメリカ合衆国の都市。
⇒[2]きゃんとん(キャントン)
かんとん
【カントン】
【広東】
◇[中]Guangdong、[英]Canton
○(1)(Guangdong Sheng)⇒かんとんしょう(広東省)
○(2)[俗]広州市の別称。
⇒こうしゅうし(広州市)
かんとん
【嵌頓】
◇[英]strangulation
○[病]腸や子宮などの内臓諸器官が、組織の病的な隙間(スキマ)
からとび出し、そのまま増大して腫れ上がり、元の位置に戻れ
なくなった状態。
「絞扼(コウヤク)」とも呼ぶ。
◎嵌頓ヘルニア,ヘルニア嵌頓
かんとんしょう《かんとんしやう》
【広東省】
◇[中]Guangdong Sheng、[英]Kwangtung Province
○中国南東部の省。北東部を江西省(Jiangxi Sheng)、東部を
福建省(Fujian Sheng)(フッケンショウ)、西部を広西チワン族自治区
(Guangxi Zhuangzu Zizhiqu)、北西部を湖南省(Hunan Sheng)
に接、南部を南シナ海(南海)に面する。
省都は広州市(Guangzhou Shi)(コウシュウシ)。
〈面積〉
17万7,933平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)6,321万0,000人。
2000(平成12)7,264万6,200人。
2004(平成16)7,601万3,800人。
◎1988(昭和63)海南島を分離し、海南省となる。
参照⇒かいなんしょう(海南省)
かんとんしょうしだいめいざん《かんとんしやうしだいめいざん》
【広東省四大名山】
◇[中]Guangdong Sheng
○[地]中国南東部の広東省(Guangdong Sheng)にある、
丹霞山(Danxia Shan)・羅浮山(Luofu Shan)・西樵山(Xiqiao
Shan)・鼎湖山(Dinghu Shan)の総称。
参照⇒たんかさん(丹霞山),らふざん(羅浮山)
かんとんぶくろ
【カントン袋】
【広東袋】
○[俗]⇒なんきんぶくろ(ナンキン袋,南京袋)
★かんな
【カンナ】
◇[羅]Canna、[英]canna
○[植]ショウガ目(Zingiberales)カンナ科(Cannaceae)の多年
草の総称・属名。
原種は中南米産やインドのダンドク(檀特)(Canna indica)で、
ヨーロッパ各国で改良されて観賞用品種が非常に多い。
◎秋の季語。
かんな
【鉋】
◇[英]plane
○(1)[建]材木の表面を削(ケズ)って、平らまたは滑(ナメ)らかに
する大工(ダイク)道具。
古くは槍鉋(ヤリガンナ)を用い、江戸時代以降は台鉋(ダイガンナ)
が中心となる。
参照⇒ちょうな(手斧,丁鉋,釿)
◎鉋をかけていない板:⇒あらいた(粗板)
○(2)[建](特に)台鉋。
⇒だいがんな(台鉋)
○(3)轆轤鉋(ロクロガンナ,ロクロガナ)。
かんな《かむな》
【神流】
◇[日]Kanna
○(1)[地]⇒かんながわ(神流川)
○(2)[地]⇒かんなこ(神流湖)
○(3)⇒かんなまち(神流町)
かんない《くわんない》
【関内】
◇[日]Kannai
○(1)神奈川県横浜市中区(ナカク)の地名。
○(2)[交]⇒かんないえき(関内駅)
○(3)([中]guannei)(中国で)長城以南。
がんないあつ
【眼内圧】
○[医]眼圧の別称。
⇒がんあつ(眼圧)
かんないえき《くわんないえき》
【関内駅】
○(1)[交]神奈川県横浜市中区(ナカク)にある、JR根岸線の駅。
桜木町(サクラギチョウ)駅と石川駅の間。
○(2)[交]横浜市営地下鉄1号線の駅。
桜木町(サクラギチョウ)駅と伊勢佐木長者町(イセザキチョウジャマチ)駅の
間。
○(3)[交]横浜市営地下鉄3号線の駅。
桜木町駅の次でターミナル駅(終点)。
かんなうじ
【カンナウジ】
◇Kannauj/Kanauj
○(1)(Kannauj District)⇒かんなうじけん(カンナウジ県)
○(2)インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)中西部のカンナウジ県東部にある県都。
北緯27.06°、東経79.91°の地。
東部をガンジス河が南流する。
〈人口〉
1991(平成 3)5万8,932人。
2001(平成13)7万1,727人。
○(3)[歴]北インド中央部、ガンジス河流域にあった古代都市。
七世紀初め、北インドを統一したハルシャバルダナ(Harsa-
vardhana)(戒日王<カイニチオウ>)が都を置き、政治・文化の中心地
として栄えた。
唐代の僧玄奘(ゲンジョウ)の『大唐西域記』には「羯若鞠闍
(Kanyakubja,Jieruojudu)(曲女城<Qunyu Cheng,キョクニョジョウ>)」
と記載されている。
東晋の法顕(ホッケン)の『仏国記』には「ケイ(*)饒夷城(Jierao-
yi Cheng)」と記載されている。
8世紀の慧超(エチョウ)の『往五天竺国伝』には「葛那及(Genaji)」
と記載されている。
「カナウジ」,「カノージ(Kanoj)」とも呼ぶ。
(*)「ケイ」は「(「置」-「直」)冠+「厂」の中に(「炎」+「サ」-「金」)」。
かんなうじけん
【カンナウジ県】
◇[英]Kannauj District/Kanauj District
○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)中西部の県。
県都はカンナウジ。
〈面積〉
1,994.5平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)115万5,847人(3月1日現在)。
2001(平成13)138万8,923人(3月1日現在)。
2011(平成23)165万8,005人(3月1日現在)。
かんながら《かむながら》
【神ながら】
【随神】
【惟神】
○[副詞]神であるがままに。
◎神ながらの道(神道)
◎「な」は格助詞「の」に同じく、「から」は「性質・本性・性格」の
意味。
かんながらのみち《かむながらのみち》
【神ながらの道】
【惟神の道】
○[宗]神道(シントウ)の別称。
神代から伝わってきた、人為を加えない日本固有の道。
かんながわ《かむながは》
【神流川】
◇[日]Kanna Gawa
○[地]群馬県南端部を流れ、烏川に注(ソソ)ぐ川。全長77キロメ
ートル。
参照⇒かんなこ(神流湖)
かんなぎ《かむなぎ》
【巫】
【覡】
○神を祭り、神楽(カグラ)を奏し、また神おろしなどをする人。
「かむなぎ(巫)」,「かみなぎ(巫)」,「みこ(巫女,神子)」とも呼
ぶ。
かんなこ《かむなこ》
【神流湖】
◇[日]Kanna Ko
○[地]群馬県多野郡(タノグン)鬼石町(オニシマチ)と埼玉県児玉郡(コダ
マグン)神泉村(カミイズミムラ)の境にある、下久保(シモクボ)ダムによる
神流川の堰止湖(セキトメコ)。
かんなぜん《かんわぜん》
【看話禅】
○[仏]座禅を組みながら師の与える公案(コウアン)を工夫参究し解
決して修行する禅法。
⇔もくしょうぜん(黙照禅)
◎禅宗の一派、臨済宗が看話禅の立場をとる。
★かんなだご
【カンナダ語】
◇[英]Kannada language
○[言]インド南部、カルナータカ州(Karnataka State)で使用
されている言語。
◎2006.11. 1(平成18)カルナータカ州、州都バンガロール
(Bangalore)をカンナダ語のベンガルール(Bengalooru)に改称。
かんなづき《かむなづき》
【神無月】
○[暦]陰暦十月の別称。
「孟冬(モウトウ)」,「小春(コハル)」,「初冬(ショトウ)」とも呼ぶ。
「かみなづき」とも読む。
◎この月には神々が出雲大社(イズモタイシャ)に集まるとされ、出雲
では「かみありづき(神在月)」、その他の地では「かみさりづき
(神去月)」とも呼ぶ。
かんなび
【神名備】
【神南備】
【神奈備】
◇[日]kannabi
○⇒かむなび(神名備,神南備,神奈備)
かんなびさん
【神南備山】
◇[日]Kannabi San
○[地]岡山県津山市南部の井口(イノクチ)にある山。標高356メー
トル。
かんなびす
【カンナビス】
◇[英]cannabis
○(1)[植]⇒たいま(大麻)(2)
○(2)[生化]インド大麻の乾燥した雌蘂(シズイ)。
麻薬の原料となる。
参照⇒はっしし(ハッシシ),まりふぁな(マリファナ),てとら
はいどろかんなびのーる(テトラハイドロカンナビノール),か
んなびのいど(カンナビノイド),[2]ばんぐ(バング)
かんなびのいど
【カンナビノイド】
◇[英]cannabinoid
○[化]インド大麻のカンナビス(cannabis)に類似する有機物質
の総称。
参照⇒かんなびす(カンナビス),てとらはいどろかんなびの
ーる(テトラハイドロカンナビノール)
かんなびやま
【甘南備山】
◇[日]Kannabi Yama
○[地]京都府京田辺市西端の薪(タキギ)、大阪府との境にある山。
標高221メートル。
北西麓の水晶谷からは水晶が産出。
「薪甘南備山」とも呼ぶ。
◎3008. 5.(平成20)水晶谷、不法採掘による崩落の危険から封
鎖。
かんなべちょう《かむなべちやう》
【神辺町】
◇[日]Kannabe Cho
○広島県東部、深安郡(フカヤスグン)の町。西部を福山市、東部を
岡山県に隣接。
〈面積〉
56.81平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)3万9,977人。
◎1927(昭和 2)町制施行。
1954(昭和29)御野村・竹尋村・湯田村・中条村・道上村を編
入。
かんなべやま《かむなべやま》
【神鍋山】
◇[日]Kannabe Yama
○[地]兵庫県北部にある火山。標高469メートル。
かんなまち《かむなまち》
【神流町】
◇[日]Kanna Machi
○群馬県南西部、多野郡(タノグン)の町。
◎2003. 4. 1(平成15)万場町(マンバマチ)・中里村(ナカサトムラ)が合併
して発足。
★かんなむ
【カンナム】
【広南】
◇[ベトナム語]Quang Nam
○(1)[歴]17〜18世紀、ベトナム中央部を支配したグエン氏(阮氏)
の前期王朝(1592〜1777)。
首都はユエ(順化)。
黎朝(Le Dynasty)(1428〜1789)の重臣の鄭氏(テイシ)と阮氏が
権力を争い、阮氏が広南地方に移って広南王として独立化した
もの。
北部ハノイの鄭氏と勢力を争う。
1771(明和 8)西山(タイソン)党の乱(西山阮氏)が起こる。
1777(安永 6)南下した鄭氏と和した西山党に滅ぼされる。
「カンナン(広南)」,「こうなん(広南)」とも呼ぶ。
◎1787(天明 7)西山党、鄭氏を滅ぼす。
1789(寛政元)西山党、黎朝を滅ぼす(西山朝)。
1802(享和 2)一族の阮福映(Nguyen Phuoc Noan)がグエン朝
(阮朝)を起こしてベトナムを統一。
参照⇒ぐえんちょう(グエン朝,阮朝)
○(2)⇒くあんなむしょう(クアンナム省,広南省)
★かんなめさい《かむなめさい》
【神嘗祭】
○
かんなりちょう《かんなりちやう》
【金成町】
◇[日]Kannari Cho
○[古]宮城県北部、栗原郡(クリハラグン)の町。
◎2005. 4. 1(平成17)栗原郡の全9町1村が合併して栗原市を
発足。
かんなん
【カンナン】
【広南】
◇[ベトナム語]Quang Nam
○[歴]⇒かんなむ(カンナム,広南)
かんなんじけん《くわんなんじけん》
【皖南事件】
◇[中]Wannan Shibian(皖南事変)
○[歴]1941. 1.(昭和16)中国東部の安徽省(Anhui Sheng)(アンキショ
ウ)南部で、国民党軍が長江(揚子江)以北へ移動中の新四軍(シンシ
グン)を攻撃して大損害を与えた事件。
参照⇒ようてい(葉挺)
◎「皖」は「安徽省」の別称。
かんなんちべっとぞくじちしゅう《かんなんちべつとぞくじちしう》
【甘南チベット族自治州】
【甘南蔵族自治州】
◇[中]Gannan Zangzu Zizhizhou
○中国北西部、甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)南部の自治州。
州都は合作市(Hezuo Shi)(ゴウサクシ)。
〈総面積〉
4万0,201平方キロメートル。
〈総人口〉
2004(平成16)68万人。
〈管轄1市(県級市)〉
合作市(Hezuo Shi)。
〈管轄7県〉
臨潭県(Lintan Xian)。
卓尼県(Zhuoni Xian)。
舟曲県(Zhouqu Xian)。
迭部県(Diebu Xian)。
瑪曲県(Maqu Xian)。
碌曲県(Luqu Xian)。
夏河県(Xiahe Xian)。
かんにち
【坎日】
○[暦]日々の吉凶(キッキョウ)・生活の指針を示す暦注(レキチュウ)の一
つ。万事に凶であるとして、外出などの諸行事を忌(イ)む日。
参照⇒れきちゅう(暦注)
◎旧暦の正月は辰(タツ)の日、二月は丑(ウシ)の日、三月は戌(イヌ)
の日、四月は未(ヒツジ)の日、五月は卯(ウ)の日、六月は子(ネ)の
日、七月は酉(トリ)の日、八月は午(ウマ)の日、九月は寅(トラ)の日、
十月は亥(イ)の日、十一月は申(サル)の日、十二月は巳(ミ)の日。
★かんにゅう《くわんにふ》
【貫入】
○()
○()⇒かんにゅう(貫乳)
かんにゅう《くわんにゆう》
【貫乳】
○陶磁器の表面に現れた細かいヒビ。
素焼きした陶磁器に釉(ウワグスリ)をかけて再び焼いた後、冷(サ)
ます工程で収縮差から発生する。
観賞時の重要な着眼点となる。
「貫入(カンニュウ)」,「にゅう(乳)」とも呼ぶ。
参照⇒うわぐすり(釉,上薬)
がんにゅうじ《がんにふじ》
【願入寺】
○茨城県東茨城郡大洗町(オオアライマチ)にある厳船山願入寺。
親鸞の嫡孫如信(本願寺第二世)を開基とする。
京都にあった本願寺第二世が大綱の地(現:福島県石川郡古殿
町<フルドノマチ>竹貫<タカヌキ>)に移り、奥の御坊を営む。
のち大根田(現:茨城県那珂郡<ナカグン>緒川村<オガワムラ>)などを
転々とし、1675(延宝 3)水戸藩主徳川光圀(ミツクニ)から本堂・七
堂伽藍(シチドウガラン)の寄進を受け現在地に移る。
かんにんぐ
【カンニング】
◇[英]cunning
○(1)[形]ずるい、悪賢い。
○(2)[日]試験で、受験者が監督目を盗すんで不正行為をする
こと。
隠し持ったメモ(カンニング・ペーパー)や他人の答案を見た
り、携帯電話などで外部と連絡を取ったりすること。
◎電卓の持ち込みを許可する試験もある。
◎日本語独自の用法で、英語で「カンニング」は"cribbing"、
「カンニングする」は"crib"。
かんぬ
【カンヌ】
◇Cannes
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)東部のアルプマ
リティーム県(Departement Alpes-Maritimes)南西部にある、
地中海に面するリビエラ海岸の国際的観光保養都市。
参照⇒かんぬこくさいえいがさい(カンヌ国際映画祭)
★かんぬき
【閂】
【関木】
【貫木】
○
かんぬこくさいえいがさい《かんぬこくさいえいぐわさい》
【カンヌ国際映画祭】
◇[フ]le Festival International du Film de Cannes、[英]
the Cannes International Film Festival
○[映]フランスの保養都市カンヌで毎年開かれる映画祭。
最高の賞はパルムドール賞。
◎1946(昭和21)フランス中央映画センターにより創設。
1954(昭和29)衣笠貞之助監督『地獄門』パルムドール賞、受
賞。
1980(昭和55)黒澤明(クロサワ・アキラ)監督『影武者』パルムドール
賞、受賞。
1983(昭和58)今村昌平(ショウヘイ)監督『楢山節考(ナラヤマブシコウ)』
パルムドール賞、受賞。
1997(平成 9)今村昌平監督『うなぎ』パルムドール賞、受賞。
◎ベネチア国際映画祭・ベルリン国際映画祭とともに世界の三
大映画祭の一つ。
かんぬひ《くわんぬひ》
【官奴婢】
○[歴]⇒くぬひ(公奴婢)
かんぬら
【カンヌラ】
◇[伊]cannula
○[医](イタリア語で)カニューレ(Kanuele)。
⇒かにゅーれ(カニューレ)
かんぬん
【カンヌン】
【江陵】
◇[朝]Gangneung/Kangnung
○⇒[2]こうりょう(江陵)
かんねいし
【咸寧市】
◇[中]Xianning Shi
○中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)南西部にある省
直轄市(地級市)。
〈管轄区〉
咸安区(Xian'an Qu)。
〈管轄市〉
赤壁市(Chibi Shi)。
〈管轄県〉
嘉魚県(Jiayu Xian)。
通城県(Tongcheng Xian)。
崇陽県(Chongyang Xian)。
通山県(Tongshan Xian)。
がんねぐり
【岸根栗】
○[農]大粒のクリ(栗)の一品種。山口県岩国市美和町(ミワチョウ)
の特産。
大きいものでは鶏卵Lサイズほど。
かんねりあ
【カンネリア】
◇[西]caneria
○⇒とぅーぼ(トゥーボ)
がんねる
【ガンネル】
◇[英]gunwale/gunnel
○[海]舷側の上縁。
「舷縁(ゲンエン)」とも呼ぶ。
参照⇒げんそく(舷側)
★かんねんろん
【観念論】
◇[英]idealism,
○[哲]
⇔ゆいぶつろん(唯物論)
かんのいり
【寒の入り】
○(1)[暦]寒さのきびしい時期の寒に入ること。
「寒入り」とも呼ぶ。
⇔かんあけ(寒明け)(1)
○(2)[暦](1)の日。
太陽の黄経が285度の時で、陽暦では1月5日ころ、陰暦で
は十二月上旬。
「寒入り」とも呼び、二十四節気では「小寒(ショウカン)」と呼ぶ。
◎冬の季語。
かんのういでん《かんおうゐでん》
【感応遺伝】
○[生]⇒てれごにー(テレゴニー)
かんのうじ《かんおうじ》
【感応寺】
○[古]江戸谷中にあった寺。
⇒てんのうじ(天王寺)(1)
★かんのわのなのこくおうのいん《かんのわのなこくわうのいん》
【漢委奴国王印】
○[歴]1784(天明 4. 2.23)博多湾の筑前国粕屋郡(カスヤグン)志賀
島(シカノシマ)(現:福岡県福岡市東区)から出土した金印。
一辺2.3センチメートル、厚さ0.8センチメートル、全体の高
さ2.3センチメートル、重さ108グラム。
印面に隷書体(レイショタイ)で「漢/委奴/国王」の5文字が刻まれ
ている。
『後漢書』東夷伝に、AD. 57に後漢の光武帝が朝貢した倭
奴国に賜(タマワ)った印綬(インジュ)とされる。
「倭奴国王印(ワノナコクオウノイン)」とも呼ぶ。
◎中国にある金印『広陵王璽(コウリョウオウジ)』と同じ工房で作ら
れたと考えられている。
かんのん《くわんおん》
【観音】
○[仏]⇒かんぜおん(観世音)
★かんのんぎょう《くわんおんぎやう》
【観音経】
○[仏]『妙法蓮華経』観世音菩薩普門品(フモンボン)の別称。
仏が無尽意(ムジンニ)菩薩に答える形で、観音が衆生の諸難を
救い、願いをかなえ、あまねく教化することを説いている。
◎口に観音の名を称えると火難・水難・風難・刀杖難・羅刹難
(ラセツナン)・枷鎖難(カサナン)・怨賊難(オンゾクナン)の七難を逃れるとい
う。
心に観音を念ずると貪(トン)・瞋(シン)・痴(チ)の三毒が離れる
という。
身に観音を礼拝すれば二求両願を満足させるという。
参照⇒さんどく(三毒)
かんのんざき《くわんおんざき》
【観音崎】
◇[日]Kannon Zaki
○[地]神奈川県三浦半島の東端、東京湾に突き出た岬。
◎観音埼灯台
かんのんざきとうだい《くわんおんざきとうだい》
【観音埼灯台】
【観音崎灯台】
○[海]神奈川県横須賀市、三浦半島の観音崎にある洋式灯台。
◎かつて走水(ハシリミズ)観音があった。
江戸末期には船見番所が置かれ、砲台が設置されていた。
1869(明治 2)日本最初の灯台が点灯。フランス人技師ヴェル
ニーの設計。
1925(大正14)現在の灯台(3代目)に建替えられる。
かんのんじ《くわんおんじ》
【観音寺】
○(1)⇒かんぜおんじ(観世音寺)
○(2)[交]⇒かんのんじえき(観音寺駅)
かんのんじえき《くわんおんじえき》
【観音寺駅】
○[交]愛知県一宮市(イチノミヤシ)観音寺にある、名鉄尾西線(ビサイセ
ン)の駅。
苅安賀(カリヤスカ)駅と名鉄一宮(メイテツイチノミヤ)駅の間。
◎JR四国予讃線(ヨサンセン)には「かんおんじ(観音寺)」駅がある。
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