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百 科 辞 書 《かんさ》 編集:獨 澄旻
-------- かんさ ------------------------------------------------
かんさ
【感作】
◇[英]sensitization
○[医]生体に抗原(アレルゲン)を与えて抗体を作らせ、抗原に
対して敏感な反応状態にすること。
アレルギーがおこりやすくなる。
⇔だっかんさ(脱感作)
参照⇒あれるぎー(アレルギー)(1)
◎高感作(high sensitization):⇒こうかんさ(高感作)
低感作(low sensitization)。
脱感作/除感作(desensitization):⇒だっかんさ(脱感作)
脱感作療法(desensitization therapy)。
減感作(hyposensitization)。
減感作療法(hyposensitization therapy)。
かんさい
【甘菜】
○[農][植]⇒さとうだいこん(サトウダイコン,砂糖大根)
かんさい
【簡裁】
○[法]⇒かんいさいばんしょ(簡易裁判所)
かんさい
【艦載】
○[軍]軍艦に積み載(ノ)せること。
◎艦載機:⇒かんさいき(艦載機)
がんさい《》
【岩滓】
◇[英](単数形)scoria/(複数形)scoriae
○[鉱]火山から噴出した軽石の一種。
マグネシウム・鉄を多く含み暗褐色で、形は不規則な破片。
「溶岩滓」,「スコリア」とも呼ぶ。
参照⇒かるいし(軽石)
かんさいあーばんぎんこう《くわんさいあーばんぎんかう》
【関西アーバン銀行】
○[経]大阪府の地方銀行。
本店は大阪市。
◎2004. 2. 1(平成16)関西銀行と関西さわやか銀行が合併して
発足。総資産は約2兆円。営業は月曜日2日から。
かんさいがくいんだいがく《くわんさいがくゐんだいがく》
【関西学院大学】
○[教]⇒かんせいがくいんだいがく(関西学院大学)
かんさいき
【艦載機】
○[軍]軍艦に積載する軍用機。
戦艦・巡洋艦などからカタパルトによって発艦する航空機で、
航空母艦(空母)から発艦する艦上機を含むこともある。
参照⇒かたぱると(カタパルト),すいじょうきぼかん(水上機
母艦),かんじょうき(艦上機),すいじょうき(水上機),たっちあ
んどごー(タッチアンドゴー,タッチ・アンド・ゴー)
◎トム・キャット(F−14)
★かんさいこくさいくうこう《くわんさいこくさいくうかう》
【関西国際空港】
○[空]
略称は「関空(カンクウ)」。
〈利用客数〉
1995(平成 7)1,651万人。
2000(平成12)2,049万人。
2001(平成13)1,936万人。
◎兵庫県伊丹市(イタミシ)には大阪国際空港(伊丹空港)がある。
◎1997. 1.23(平成 9)関西国際空港株式会社法に基づき収賄容
疑で、元運輸事務次官で前関西国際空港株式会社社長の服部経
治が逮捕される。贈賄は三菱石油(60億円)と三井鉱山(23億9
千万円)から石油製品取引をめぐり巨額資金が提供された石油
卸売業者泉井(イズイ)石油商会の代表泉井純一。
2002. 1.27(平成14)日本エアシステム(JAS)4月以降、
関西国際空港の国際線の廃止を発表。
かんさいだいがく《くわんさいだいがく》
【関西大学】
○[教]大阪府吹田市に本部を置く私立大学。
◎1886(明治19)関西法律学校として設立。
1905(明治38)専門学校令による関西大学となる。
1922(大正11)設立の認可で、大学令による関西大学となる。
1948(昭和23)新制大学となる。
★かんさいでんりょく
【関西電力】
◇[英]Kansai Electronic Power Co.,Inc.
○[電]電力9社の一社。
略称は「関電(カンデン)」,「KEPCO」。
かんさいにふよんけん《くわんさいにふよんけん》
【関西二府四県】
【関西2府4県】
○本州の近畿地方にある、京都府・大阪府・奈良県・和歌山県
・兵庫県・滋賀県の総称。
「近畿二府四県」とも呼ぶ。
参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県),かんとういっ
とろっけん(関東一都六県,関東1都6県),ほくりくさんけん
(北陸三県,北陸3県),とうかいさんけん(東海三県,東海3県),
ちゅうごくごけん(中国五県,中国5県)
★がんさいぼう《がんさいばう》
【ガン細胞】
【癌細胞】
○[病]ガン化(癌化)した細胞。
参照⇒てろめらーぜ(テロメラーゼ)
★かんさいぼうがん《かんさいばうがん》
【肝細胞ガン】
【肝細胞癌】
◇[英]liver cell carcinoma
○[病]
肝硬変・肝炎ウイルス・血小板などにより、発ガンの予測が
可能。
「かんがん(肝ガン,肝癌)」,「ヘパトカーシノーマ(hepatocar-
cinoma)」とも呼ぶ。
参照⇒かんぞうがん(肝臓ガン,肝臓癌)
◎患者の約70〜80%は肝硬変を併発している。
かんざき
【神崎】
◇[日]Kanzaki
○(1)⇒かんざきぐん(神崎郡)
○(2)⇒かんざきちょう(神崎町)
かんざき
【神埼】
◇[日]Kanzaki
○(1)⇒かんざきぐん(神埼郡)
○(2)⇒かんざきまち(神埼町)
かんざきぐん
【神崎郡】
◇[日]Kanzaki Gun
○(1)滋賀県中東部の郡。
能登川町(ノトガワチョウ)のみ。
◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡の永源寺町(エ
イゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡(エチグン)の愛東町(ア
イトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガシ
オウミシ)を発足。
○(2)兵庫県中央部の郡。
神崎町(カンザキチョウ)・市川町(イチカワチョウ)・福崎町(フクサキチョウ)・大
河内町(オオカワチチョウ)の町。
◎2006. 3.27(平成18)香寺町(コウデラチョウ)、姫路市(ヒメジシ)に編
入。
◎佐賀県には神埼郡(カンザキグン)がある。
かんざきぐん
【神埼郡】
◇[日]Kanzaki Gun
○佐賀県東部の郡。
神埼町(カンザキマチ)・千代田町(チヨダチョウ)・三田川町(ミタガワチョウ)
・東脊振村(ヒガシセフリソン)・脊振村(セフリムラ)・三瀬村(ミツセムラ)の町
村。
◎滋賀県と兵庫県には神崎郡(カンザキグン)がある。
かんざきちょう《かんざきちやう》
【神崎町】
◇[日]Kanzaki Cho
○兵庫県中央部、神崎郡(カンザキグン)の町。
◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
佐賀県神埼郡(カンザキグン)には神埼町(カンザキマチ)がある。
かんざきまち
【神埼町】
◇[日]Kanzaki Machi
○佐賀県東部、神埼郡(カンザキグン)の町。
城原川に成富兵庫茂安(1560〜1634)による治水事業「野越し」
がある。
◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
兵庫県神崎郡(カンザキグン)には神崎町(カンザキチョウ)がある。
★かんざくら
【カンザクラ】
【寒桜】
○(1)[植]([学]Cerasus×kanzakura)バラ目(Rosales)バラ科
(Rosaceae)サクラ亜科(Prunoideae)サクラ属(スモモ属)(Pru-
nus)サクラ亜属(Cerasus)の落葉高木。
オオシマザクラとヒザクラ(カンヒザクラ)の自然交配種とさ
れる。
○(2)[通][植]カンヒザクラ(寒緋桜)の通称。
⇒かんひざくら(カンヒザクラ,寒緋桜)
かんざし
【簪】
○(1)冠(カンムリ)の留め具。
巾子(コジ)の根に外側から挿し入れ、髻(モトドリ)を貫いて留め
るもの。
頭皮が痒(カユ)いときに掻(カ)くときにも使用するので「掻頭(ソ
ウトウ)」とも呼ぶ。
○(2)婦人の頭髪に挿(サ)す飾り。
金や銀などの金属・竹・象牙(ゾウゲ)・鼈甲(ベツコウ)などで作
る。
髷(マゲ)の前方に挿すものを「前挿し」、後方に挿すものを「後
挿(ウシロザ)し」と呼ぶ。
フジ(藤)の花のように簪から垂れ下がるものを「びら(弁)」と
呼び、びらの着いている簪を「びら簪」,「びらびら簪」と呼ぶ。
参照⇒ほよう(歩揺)
◎「髪挿(カミサ)し」の音便。
髷の中央に挿す「中挿し」は「こうがい(笄)」と呼ぶ。
参照⇒なかざし(中挿し,中挿,中差し,中差)
◎花魁(オイラン):⇒よしちょう(芳町)(2)
かんさす
【カンサス】
◇Kansas
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざす
【カンザス】
◇Kansas
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしちー
【カンザスシチー】
◇[英]Kansas City
○⇒かんざすしてぃー(カンザスシティー)
かんざすしてぃー
【カンザスシティー】
◇[英]Kansas City
○アメリカ合衆国中央部のカンザス州(Kansas State)東部およ
びミズーリ州(Missouri State)西部の都市。州境で二分されて
いる。
ミズーリ州ジャクソン郡(Jackson County)の郡都。
ミズーリ川とカンザス川の合流点。
「カンザスシチー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1975(昭和50)47万人。
かんさすしゅう《かんさすしう》
【カンサス州】
◇[英]Kansas State
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしゅう《かんざすしう》
【カンザス州】
◇[英]Kansas State
○アメリカ合衆国中央部の州。北部をネブラスカ州(Nebraska
State)、東部をミズーリ州(Missouri State)、南部をオクラホ
マ州(Oklahoma State)、西部をコロラド州(Colorado State)に
接する。
州都はトピーカ(Topeka)。
「カンサス州」とも呼ぶ。
◎「カンザス」は北米インディアンの部族名で、「南風の民族」の
意味。
★かんさついん《かんさつゐん》
【監察院】
◇[中]Jiancha Yuan
○中華民国国民政府(現:台湾)の中央機関。五院の一つ。
参照⇒ごいん(五院)
★かんさつしょぶん《くわんさつしよぶん》
【観察処分】
○[法]
参照⇒だんたいきせいほう(団体規制法)
かんざらしこ
【寒晒し粉】
【寒晒粉】
○[食]⇒しらたまこ(白玉粉)
かんざん
【寒山】
◇[中]Hanshan
○[人]中国唐代、8〜9世紀の高僧・詩人。生没年不祥で、文
殊菩薩の化身とされる。
天台山(浙江省)国清寺の豊干(ブカン)禅師(Genggan Shanshi)
に師事し、同門の拾得(Shide)(ジットク)と共に住み、奇行が多く
伝説的な人物。
寒山撰という『寒山詩集(付:拾得・豊干の詩)』が伝わる。
参照⇒じっとく(拾得)
◎名前の由来は山中の寒巌幽窟に住んでいたことから。
◎『寒山拾得』として禅宗画の画題とされる。
がんさん《ぐわんさん》
【元三】
○[暦]⇒がんざん(元三)
がんざん《ぐわんざん》
【元三】
○(1)[暦]正月一日。歳・月・日の三つの元(ハジメ)の意。
「三元(サンゲン)」とも呼ぶ。
○(2)[暦]正月一日から三日までの三が日。
元三日(ガンサンニチ)とも呼び、「がんさん」とも読む。
◎元三大師
★かんざんじ
【寒山寺】
◇[中]Hanshan Si
○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南部の蘇州市(Su-
zhou Shi)にある寺。
唐の詩人張継(Zhang Ji)(チョウ・ケイ)の七言絶句『楓橋夜泊(フウキョ
ウヤハク)』で有名。
◎西條八十作詞『蘇州夜曲』で、「……水の蘇州の花散る春を
……鐘が鳴ります寒山寺」と詠われている。
がんざんだいし《ぐわんざんだいし》
【元三大師】
○(1)[人]良源(リョウゲン)の別称。
⇒『人名辞典』りょうげん(良源)
◎ 985(永観 3)の正月三日に入寂(ニュウジャク)したことから。
○(2)魔除けの護符の一つ。
⇒つのだいし(角大師)(3)
がんざんにち《ぐわんざんにち》
【元三日】
○[暦]⇒がんざん(元三)
★かんし
【鉗子】
○[医]外科手術用の器具の一つ。
金属製で、刃のないハサミ(鋏)のような形をしている。
器官・組織などをはさんで固持したり圧迫したりする。
参照⇒ぴんせっと(ピンセット),せんとう(剪刀)(2)
◎英語:フォーセプス(forceps)。
フランス語:フォーセプス(forceps)。
スペイン語:フォルセプス(forceps)。
イタリア語:フォルチペ(forcipe)。
ドイツ語:ツァンゲ(Zange)。
中国語:鉗子(qianzi)。
◎金属加工用:参照⇒やっとこ(ヤットコ,鋏)
★かんし《くわんし》
【管子】
◇[中]Guanzi
○[人]管仲(Guan Zhong)(カン・チュウ)の尊称。
かんしー
【カンシー】
【広西】
◇[中]Guangxi
○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
自治区)
かんじ《くわんぢ》
【完治】
○[病]⇒かんち(完治)
かんじ《くわんじ》
【莞爾】
◇[中]wan'er
○にっこりと笑うさま。にこやか。
◎「にっこり(莞爾)」とも読む。
かんじ
【乾児】
【乾兒】
◇[中]qian'er
○⇒こぶん(子分,乾児)
★かんじ
【漢字】
◇[中]Hanzi、[日]Kanji、[英]Chinese character
○[言]古代中国で作られ、現在も使用されている表意文字。
仮名(カナ)に対して「まな(真名,真字)」とも呼ぶ。
参考⇒そくてんもじ(則天文字),そうけつ(蒼頡,倉頡)
〈書体〉
隷書・秦隷(シンレイ):⇒れいしょ(隷書)
小篆・秦篆(シンテン):⇒しょうてん(小篆)
宋朝体:⇒そうちょうたい(宋朝体)
明朝体:⇒みんちょうたい(明朝体)
清朝体:⇒せいちょうたい(清朝体)
◎漢字の起源とみられる絵文字:参照⇒ちゅうえいし(中衛市)
がんし
【眼脂】
○[医]⇒めやに(目やに,目ヤニ,目脂,眼脂)
[1]がんじー
【ガンジー】
◇Mohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・ガンジー)
○[人]インド独立運動の指導者・建国の父(1869〜1948)。
西インドのアーマダ・バッドのバイシャ(商人階級)に属する
家に生れる。
13歳で同年のカストルバイと結婚。
1888(明治21)ロンドン大学に留学し、卒業後に弁護士となる。
1893(明治26)商社の顧問弁護士となり南アフリカに渡る。そこ
で有色人種に対する差別虐待を受け、南アフリカで人種差別反
対運動を指導。
1915(大正 4)帰国後、国民会議派に加わり、スワラジ(自治)
・スワデシ(国産)実現を目指して、非暴力・非服従・非協同の
スローガンの下に国民会議を指導して、反英抗争を行い(1919〜
1922,1930〜1933)22回投獄され、インド独立に生涯を捧げた。
第二次世界大戦中も1942(昭和17)イギリスのインド撤退要求で
投獄された。
また、不可触賎民(パリア)の地位向上をめざしてハリジャン
(神の子)運動を提唱。
しかし彼の消極的無抵抗主義は、晩年インド民衆の支持が次
第(シダイ)に薄らいできた。
第二次世界大戦後、ヒンズー・イスラム両教徒の分離独立に
反対し、回教連盟と会議派の調停に努めたが失敗して、1948
(昭和23)ヒンズー教徒に暗殺された。
著書は『Hind-Swaraj』(1908)・『The story of my experi-
ments with truth』(1927〜1929)など。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒ろーらっとほう(ローラット法)
◎「マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)」とも呼ばれる。「マ
ハトマ」とは「偉大な魂」の意味の敬称。
◎ガンジーの断食と糸繰車の携帯は西洋文明の否定を象徴する
ものであった。
◎彼の根本思想は三つに要約される。
<1>ブラフマチャルヤ(Brahma-Charya)(克己と純潔)。
<2>アヒンサ(ahimsa)(不害)。
<3>サティアグラハ(Satyagraha)(真理把持)。
参照⇒あひんさ(アヒンサ)
[2]がんじー
【ガンジー】
◇Indira Gandhi(インディラ・ガンジー)
○[人]インドの政治家(1917.11.19〜1984.10.31)。インド共和
国初代首相ネールとカマラの一人娘、ラジブ・ガンジーの母。
オックスフォード大学に留学。
1938(昭和13)インド国民会議派に入党し、独立運動に参加。
1942(昭和17)パールシー教徒のフェローズ・ガンジーと結婚。
1955(昭和30)インド国民会議派執行委員。
1959〜1960(昭和34〜昭和35)国民会議派の議長。
1966〜1977(昭和41〜昭和52)第3代首相に就任。親ソ路線を
取り、国民会議派の右派を抑えて1971.12.(昭和46)バングラデ
ィシュ独立を支援してパキスタンに出兵し第3次インド・パキ
スタン戦争を勝利に導く。1974(昭和49)核保有国となる。1975
(昭和50)政情不安と財政危機が表面化し、憲法を停止して国内
の反体制運動には強硬に臨み、独裁的傾向を強める。1977(昭
和52)首相を辞任し、総選挙にいどんだが落選し、人民党のデ
サイが首相に就任。
1980. 1.〜1984(昭和55〜昭和59)首相に再任。
1984(昭和59)アムリッツァルのゴールデン・テンプル(the
Golden Temple)(黄金寺院)で分離運動のシーク教過激派を弾圧
し、同年10月31日シーク教徒の護衛兵に官邸で銃撃され死亡。
長男ラジブが国民会議派を引き継ぎ、首相に就任。同年11月3
日国葬。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒[2]ねーる(ネール),[3]がんじー(ガンジー),しーくきょ
う(シーク教)
[3]がんじー
【ガンジー】
◇Rajiv Gandhi(ラジブ・ガンジー)
○[人]インドの政治家(1944. 8.20〜1991. 5.21)。祖父はイン
ド共和国初代首相ネール、母は第3代首相インディラ・ガンジ
ー。
ケンブリッジ大学卒業後、一時インド国内航空のパイロット
になったが、1980(昭和55)弟のサンジャイ下院議員の飛行機事
事故による急死で政界入り。
1981(昭和56)補欠選挙で連邦下院議員に当選。
1984(昭和59)インディラ・ガンジー首相が暗殺され、後を継
ぎ首相に就任。
1989.11.(平成元)総選挙に敗北し辞任。野党連合政権のシン
首相が誕生。
1991(平成 3)第10回総選挙で南インドを遊説中、タミル・イ
ーラム解放の虎(LTTE)とみられる爆弾テロにより暗殺。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒[2]がんじー(ガンジー),えるてぃーてぃーいー(LT
TE)
がーんじー
【ガーンジー】
◇Guernsey
○(1)[地](Guernsey Island)⇒がーんじーとう(ガーンジー島)
○(2)[農]乳牛の一品種。イギリスのガーンジー島原産。
脂率分が多く、バター製造に向いている。
「ゲルンジー」とも呼ぶ。
○(3)[服](guernsey)毛糸編みの厚いジャケット。特に船員用
の青いもの。
かんしおん
【カンシオン】
◇[西]cancion
○(スペイン語で)歌。
かんじき
【橇】
◇[英]snow racket/snowshoes
○雪の中に足がもぐりこまないように、履き物の下に着けるも
の。
木の枝やツル(蔓)などを輪にしたもので、接地面積が増えて
新雪でも楽に歩くことができる。また、滑り止めの効果もある。
参照⇒たげた(田下駄)
◎冬の季語。
◎鉄製:⇒あいぜん(アイゼン)(2)
◎「橇」は「そり」とも読む。
(「木」偏+「累」:補助7685)とも書き、この字は「わりご」とも読
む。
◎2004. 3. 7(平成16)秋田県平鹿郡(ヒラカグン)雄物川町(オモノガワマ
チ)、かんじきマラソン大会を開催。
かんじざい《くわんじざい》
【観自在】
○(1)[仏]諸法を観(ミ)ることが自由自在で、衆生(シュジョウ)の苦
しみを明察すること。
○(2)[仏]観自在菩薩(ボサツ)の略称。観世音の新訳名。
⇒かんぜおん(観世音)
かんしじょうこうごう《かんしじやうかうがふ》
【鉗子咬合】
○[医]⇒こうごう(咬合)
★がんじすがわ《がんじすがは》
【ガンジス河】
【ガンジス川】
◇[英]the Ganges
○[地]
〈支流〉
ブラフマプトラ川(the Brahmaputra River):⇒ぶらふまぷ
とらがわ(ブラフマプトラ川)
コシ川(Sapt Kosi):⇒こしがわ(コシ川)
大ガンダク河(Great Gandak):参照⇒がんだきがわ(ガンダ
キ川)
がんじすわに
【ガンジスワニ】
【ガンジス鰐】
○[爬]⇒がびある(ガビアル)
かんじせい
【坎児井】
◇[中]kan'erjing
○⇒[1]かなーと(カナート)
かんしーちわんぞくじちく
【カンシーチワン族自治区】
【広西チワン族自治区】
◇[中]Guangxi Zhuangzu Zizhiqu
○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
自治区)
かんしつ
【間質】
◇[英](単数形)stroma(ストローマ)/(複数形)stromata/in-
terstitium
○[医]ある器官の組織中で、機能を営む細胞群(実質)の間にあっ
て、その機能をもたない組織。実質を支える結合組織の細胞間
物質。血管や神経なども含まれる。実質以外の組織。
⇔じっしつ(実質)(2)
◎間質組織(interstitial tissue)。
間質細胞(stromal cell)。
がんしつせんい《がんしつせんゐ》
【岩質繊維】
◇[英]rock fiber/rock fibre
○[建]⇒ろっくうーる(ロックウール)
がんじつそう《ぐわんじつさう》
【元日草】
○[植]フクジュソウ(福寿草)の別称。
⇒ふくじゅそう(フクジュソウ,福寿草)
がーんじーとう《がーんじーたう》
【ガーンジー島】
◇[英]Guernsey Island
○[地]イギリス海峡(English Channel)南西部にある、イギリ
ス領チャネル諸島(the Channel Islands)の第2に大きい島。
北緯49.45°、西経2.58°の地。
南東方に諸島最大のジャージー島(Jersey Island)がある。
〈面積〉
65平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)5万3,313人。
★かんじゃ
【間者】
○
参考⇒うかみ(斥候,窺見,候,間諜),かまり(かまり,屈り),く
さかまり(草屈),にんじゃ(忍者)
がんじゃ
【ガンジャ】
◇[英]ganja
○[植]⇒たいま(大麻)(2)
かんしゃく
【癇癪】
○(1)神経質ですぐに激しやすい性質。ちょっとしたことにも
すぐ怒(オコ)る性質。ひどく怒りっぽいこと。
「癇癖(カンペキ)」,「かんしょう(癇性,疳性,癇症)」,「癇の病(ヤマイ)」
とも呼ぶ。
◎癇癪持ち
○(2)(1)からくる怒(イカ)り。
「かんしゃく玉(癇癪玉)」とも呼ぶ。
かんしゃくだま
【かんしゃく玉】
【癇癪玉】
○(1)かんしゃく(癇癪)・癇癪を起した怒(イカ)り。
参照⇒かんしゃく(癇癪)
○(2)火薬をまぶした砂を紙に包んだ玩具(オモチャ)。
6〜7ミリメートルくらいの玉に丸めたもので、地面や壁な
どの堅いものに打ち付けると砂同士がこすれて着火し、大きな
音を出して破裂する。
参照⇒にーびー(2B)(2),くらっかー(クラッカー)(3)
かんしゃさい
【感謝祭】
◇[英]Thanksgiving Day(サンクスギビング・デー)
○[宗]キリスト教の新教で、神に収穫(恵み)を感謝する祭り・
行事。
教会では穀物や果物を講壇に飾って祀(マツ)り、家庭では七面
鳥の料理やカボチャのパイを食べる。
アメリカ合衆国やカナダの国の祝日となっている。前者では
11月の第4木曜日、後者では10月の第2月曜日。
◎1620年、イギリスからメイフラワー号でアメリカにやって来
た初期の移住者が、最初の収穫を神に捧(ササ)げたことに始まる
とされる。
★かんしゅ
【看守】
○監獄事務に従事する法務事務官。
参照⇒おうてい(押丁)
〈階級〉
看守長・副看守長・看守部長・看守。
★がんしゅ
【ガン腫】
【癌腫】
○[病]表皮・粘膜・腺組織などの上皮組織に発生する悪性腫瘍
(アクセイシュヨウ)。
参照⇒にくしゅ(肉腫),せんしゅ(腺腫)
◎英語:カーシノーマ(carcinoma)。
ドイツ語:カルチノーム(Karzinom)。
フランス語:カルシノム(carcinome)。
イタリア語:カルチノーマ(carcinoma)。
スペイン語:カルシノマ(carcinoma)。
★かんしゅきごう《かんしゆきがう》
【艦種記号】
○[軍][海]
AGB(Auxiliary Ice Breaker):砕氷艦。
AGS(Oceanographic Research Ship):海洋観測艦。
AGSS(Auxiliary Research Submarine):調査潜水艦。
AOE(Fast Combat Support Ship):補給艦。
AOS(Ocean Surveillance Ship):音響測定艦。
ARC(Repairing or Cable Laying Ship):敷設艦。
AS(Submarine Rescue Tender):潜水艦救難母艦。
ASE(Auxiliary Ship Experiment):試験艦。
ASR(Submarine Rescue Vessel):潜水艦救難艦。
ASU(Auxiliary Ship Utility):特務艦。
ASY(Auxiliary Vessel Special Service Yacht):特務艇。
ATS(Training Support Ship):訓練支援艦。
ASS(Auiliary Training submarine):特務艦(潜水艦)。
BB(Battleship):戦艦。
BC(Battle Cruiser):巡洋戦艦。
CV(Aircraft Carrier):通常型航空母艦。
CVA(Attack Aircraft Carrier):攻撃型航空母艦。
CVAN(Nuclear Powered Attack Carrier):原子力推進の
攻撃型航空母艦。
DD(Destroyer):大型護衛艦(駆逐艦)。
DDH(Helicopter Destroyer):ヘリコプター護衛艦(駆逐
艦)。
DDG(Guided Missile Destroyer):ミサイル護衛艦(駆逐
艦)。
DE(Escoat Vessel):護衛艦(駆逐艦)。
DLGN(Nuclear Powered Guided Missile Frigate):原子
力ミサイル巡洋艦。
LCU(Landing Craft Utility):輸送艇。
LPD(Landing Personnel Dock):ドック型人員揚陸艦。
LST(Tank Landing Ship):戦車揚陸艇。
LSU(Landing Ship Utility):輸送艦。
MCL(Minesweeper Control Ship):掃海管制艇。
MSC(Minesweeper Coastal):掃海艇。
MSO(Minesweeper Ocean):掃海艦。
MST(Minesweeper Tender):掃海母艦。
PG(Fast attack Craft Missile):ミサイル艇。
SS(Submarine):潜水艦。
SSBN(Nuclear Powered Ballistic Missile Submarine)
:戦略型原子力潜水艦。
SSK(Killer Submarine):対潜潜水艦。
SSN(Nuclear Powered Attack Submarine):原子力潜水艦。
TSS(Training Submarine):練習潜水艦。
TV(Training Vessel):練習艦。
かんしゅくしょう《かんしゆくしやう》
【甘粛省】
◇[中]Gansu Sheng、[英]Gansu Province
○中国北西部の省。南部を四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)に
接する。
省都は蘭州(Lanzhou)(ランシュウ)。
イスラム教徒が多く居住。
北西部に敦煌(Dunhuang)(トンコウ)がある。
◎酒泉(シュセン)衛星発射センター(the Jiaquan Satellite Laun-
ching Center)がある。
◎1979(昭和54)阿拉善右旗(Alashan Youqi)と額済納旗(Ejina
Qi)(エジン旗)が内モンゴル自治区に編入。
参照⇒あらしゃんめい(アラシャン盟,阿拉善盟)
かんしゅくそうろう《かんしゆくそうらう》
【甘粛走廊】
◇[中]Gansu zoulang
○[歴]⇒かせい(河西)(2)
かんしょ
【甘蔗】
○[植]サトウキビ(砂糖黍)の別称。
⇒さとうきび(サトウキビ,砂糖黍,甘蔗)
かんしょ
【甘藷】
【甘薯】
○[植]サツマイモ(薩摩芋)の別称。
⇒さつまいも(サツマイモ,薩摩芋,甘藷)
★かんじょ
【漢書】
◇[中]Hanshu
○[歴]八史・二十四史の一つ。
『班書(Banshu)(ハンショ)』,『班史(Banshi)(ハンシ)』とも呼ぶ。
参照⇒はんこ(班固)
かんしょう《くわんしよう》
【冠称】
○[劇][文]⇒つのがき(角書,角書き)
かんしょう《くわんしよう》
【喚鐘】
○(1)[仏]仏堂内の一隅に吊るした小さい鐘。
法要などの行事の開始を知らせ、人々を呼び集めるもの。
高さ60〜75センチメートル。
「行事鐘(ギショウジガネ)」とも、大鐘(梵鐘)に対して「半鐘(ハンショ
ウ)」とも、禅宗では「殿鐘(デンショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぎょばん(魚板)
○(2)書院や床脇などに吊るした青銅の小さい鐘。
茶の湯で、茶席の準備が整った合図に打ち鳴らし、客の入来
を請うもの。
参照⇒しゅもくくぎ(撞木釘)
◎喚鐘釘:⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
かんしょう《くわんしよう》
【換称】
◇[英]antonomasia
○[哲]⇒あんとのめーじあ(アントノメージア)
かんしょう《かんしやう》
【漢装】
◇[中]hanzhuang
○[服]⇒かんぷく(漢服)
★かんしょう《くわんせう》
【観照】
○()
○()[美]([英]contemplation)美の直感。
「観想」とも呼ぶ。
○()[哲]([希]theoria)⇒[2]かんそう(観想)(1)
かんしょう《かんしやう》
【癇性】
【疳性】
【癇症】
○(1)⇒かんしゃく(癇癪)(1)
○(2)[俗]神経質・神経過敏の俗称。
○(3)病的に潔癖(ケッペキ)であること。また、そのさま。
★かんじょう《かんじやう》
【漢城】
◇[朝]Hang Sung
○(1)[歴]古代朝鮮の百済の都。
○(2)([中]Han Cheng)韓国の首都ソウルの別称。
⇒そうる(ソウル)
◎中国では「ソウル」を使用しない。
かんじょう《かんじやう》
【還浄】
○[俗][宗]「げんじょう(還浄)」の誤称。
⇒げんじょう(還浄)
がんしょう《がんしやう》
【岩漿】
○[地]⇒まぐま(マグマ)
かんしょうき《くわんしようき》
【緩衝器】
◇[英]bumper
○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
かんじょうき《かんじやうき》
【艦上機】
○[軍][空][海]航空母艦の甲板から発着できる飛行機。
参照⇒かんさいき(艦載機),すいじょうき(水上機),あれすた
ーけーぶる(アレスターケーブル,アレスター・ケーブル),たっ
ちあんどごー(タッチアンドゴー,タッチ・アンド・ゴー)
◎三式艦上戦闘機。
かんじょうぎんみかた《かんぢやうぎんみかた》
【勘定吟味方】
○[歴]⇒かんじょうぎんみやく(勘定吟味役)
★かんじょうぎんみやく《かんぢやうぎんみやく》
【勘定吟味役】
○[歴]江戸幕府の職名。
「勘定吟味方(ギンミカタ)」とも、また勘定奉行に次ぐ地位に列し、奉
行の横目に座席を置くことから「横座(ヨコザ)」とも呼ぶ。
かんしょうくぎ《くわんしょうくぎ》
【喚鐘釘】
○[建]稲妻釘の別称。
⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
かんじょうこう《くわんじやうけう》
【冠状溝】
◇[英]coronary sulcus
○[医]心房と心室の境界を成す、冠状に走行する溝。
この溝に沿って冠状動脈や冠状静脈洞などが取り巻いている。
参照⇒かんじょうどうみゃく(冠状動脈)
★がんじょうじ《ぐわんじやうじ》
【願成寺】
○福島県いわき市内郷白水町(ウチゴウシラミズマチ)にある真言宗智山
派(チザンハ)の寺院。
白水(シラミズ)阿弥陀堂には阿弥陀三尊像と二天像が安置され、
阿弥陀如来座像は像高241センチメートルと大きく、「会津大仏」
と呼ばれている。
かんじょうせん《かんじやうせん》
【感情線】
○手相学で、感情の働きや、家庭運・愛情などを示すという手
のシワ(皺)。
人差し指・中指の下から小指の下の方に流れる1本のシワ。
参照⇒けっこんせん(結婚線),てそう(手相),ばいおりずむ
(バイオリズム)(2)
かんしょうそうち《くわんしようさうち》
【緩衝装置】
◇[英]bumper
○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
★かんじょうたい《かんじやうたい》
【桿状体】
【杆状体】
◇[羅]rhabdus
○[動][医]脊椎動物の網膜(モウマク)にある、桿体細胞(rod cell)
の円柱状の細胞突起。
弱光に鋭敏に反応するロドプシン(rhodopsin)(視紅)と呼ば
れる感光色素を含む。
「かんたい(桿体,杆体)」とも呼ぶ。
参照⇒もうまく(網膜)
かんじょうどうみゃく《くわんじやうどうみやく》
【冠状動脈】
◇[英]coronary artery
○[医]大動脈の基部から枝分かれして、心臓壁を上から下へと
冠状に取り巻いている動脈。
大動脈弁のすぐ上の大動脈起始部から起り、右冠状動脈と左
冠状動脈の2本があって、心房と心室の境界(冠状溝)に沿って
走行する。
心筋や心臓組織に血液を供給するもので、体全体の酸素消費
量の約11%を消費している。
「冠動脈」とも呼ぶ。
◎冠状動脈血栓症(coronary thrombosis)。
かんしょうばくや《かんしやうばくや》
【干将莫耶】
【干将莫邪】
◇[中]Ganjiang Moye(干将莫耶)/Ganjiang Moxie(干将莫邪)
○(1)[歴]古代中国、春秋時代の二口(二振り)の名剣。
呉の刀工干将が呉王闔閭(Helyu)(コウリョ)の依頼で剣を作る時、
妻莫耶の毛髪を炉に入れて初めて作り上げたもの。
陽を「干将」、陰を「莫耶」と名付けられた。
◎『呉越春秋』から。
○(2)(転じて)名剣・名刀。
かんじょうはちごうせん《くわんじやうはちがうせん》
【環状八号線】
【環状8号線】
○[交]東京都区部の西部、北区岩淵町(イワブチマチ)から大田区羽
田空港を結ぶ道路。全長44.2キロメートル。
通称は「環八通(カンパチドオ)り」。
◎1956(昭和31)工事開始。
2006. 5.28(平成18)全線開通。
★かんじょうみゃく《かんじやうみやく》
【肝静脈】
◇[学]vena hepatica、[英]hepatic vein
○[医]肝臓の毛細血管を集め、肝臓を出て大静脈(main vein)
にはいる静脈。
参照⇒かんもんみゃく(肝門脈)
★かんじょうれっせき《くわんじやうれつせき》
【環状列石】
○[歴]巨石記念物(megalithic monuments)の一種。
イギリス南部にあるストーンヘンジ(Stonehenge)が著名。
「ストーン・サークル(stone circle)」,「ストン・サークル」,
「クロムレック(cromlech)」とも呼ぶ。
参照⇒すとーんへんじ(ストーンヘンジ),おおゆかんじょう
れっせき(大湯環状列石),おしょろかんじょうせきり(忍路環状
石籬)
かんしょく《くわんしよく》
【完食】
○[俗]料理を残さず全(スベ)て食べること。
◎残さず食べる時代には無かった言葉で、好き嫌いから食べ残
すことが当たり前となった平成あたりから使用される。
かんしょく
【間色】
○(1)[色]正色(青・赤・黄・白・黒)の中間の色。
参考⇒せいしょく(正色),えじき(壊色)
○(2)[色]中間色。原色や補色を配合して生ずる色。
参照⇒げんしょく(原色)(1)
かんしょく
【間食】
○(1)(おやつなどを)決まった食事と食事の間に物を食べるこ
と。
「あいだぐい(間食い)」とも呼ぶ。
◎間食する
○(2)[食](転じて)おやつ・スナック([英]snack)。
◎中国語:零食(lingshi)。
かんじん
【寒人】
○貧しい人。
「寒民」とも呼ぶ。
◎『五木の子守唄』:おどまかんじん/かんじん/あん人達ゃ
/よか衆(シュ)。
かんじん《くわんじん》
【勧進】
○(1)[仏]衆生(シュジョウ)を教化(キョウケ)し、勧めて仏道に入らせ
ること。
「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]寺の建物や仏像の建立・修繕のため、信者に金品の
寄進を勧めること。
「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
また、その資金を集める役・人。
参照⇒だいかんじん(大勧進)(1)
○(3)(転じて)金もうけ・商い。
○(4)(転じて)乞食。
○(5)[漢]臣下が君主に帝位につくように勧めること。
★かんしんせい《くわんしんせい》
【完新世】
◇[英]Holocene Epoch
○[歴][地]地質年代区分の一つ。
最も新しい世(epoch)で、最後の氷期が終わってから現在ま
での約1万年の期間。
新生代第四紀に属し、第四紀の更新世(コウシンセイ)(洪積世)に次
ぐ世。
「沖積世(チュウセキセイ)(Alluvial Epoch)」とも呼ぶ。
◎更新世後期(15〜1万年前)には大陸とつながっていた日本列
島が分離・形成された。
かんじんちょう《くわんじんちやう》
【勧進帳】
○(1)[仏]社寺・仏像の建立・修繕などの勧進の趣旨を書いた
文書。
○(2)[劇]歌舞伎十八番の一つ。
源義経(ヨシツネ)らが山伏(ヤマブシ)姿で奥州に落ち延びる途中、
安宅関(アタカノセキ)(石川県小松市)で関守富樫左衛門の厳しい詮議
(センギ)に遭遇。南都東大寺の勧進と称し、弁慶(ベンケイ)が勧進
帳を読み上げ、また怪しまれないように主の義経を折檻(セッカン)
して通過した苦心談。
○(3)[楽]長唄の曲名。
かんじんはっき
【漢人八旗】
◇[中]Hanren baqi
○[歴]⇒はっき(八旗)
★かんす《くわんす》
【鑵子】
○
「茶鐺(チャトウ)」とも呼ぶ。
かんすい
【カンスイ】
【鹹水】
【乾水】
【漢水】
◇[中]jianshui(カン水)、[英]alkaline water
○[食]ラーメン(中華ソバ)を作る時に、小麦粉に加えてメン
(麺)に腰を与え、風味や色艶(イロツヤ)をよくする液体。
アルカリ性の炭酸ナトリウム・炭酸カリウム・炭酸マグネシ
ウムなどを水に溶かしたもの。
◎「カン水」は「(「石」偏+「咸」)水」または「(「木」偏+「見」)水」。
「鹹水(xianshui)」,「乾水(ganshui)」,「漢水(hanshui)」は日本
での表記(当て字)。
◎アルミニウムの鍋(ナベ)でメンを茹(ユ)でると鍋の内側が黒く
なるのはニガリの主成分でもある炭酸マグネシウムのマグネシ
ウムがアルミニウムと入れ替わって析出(セキシュツ)したもの。
かんすい《くわんすい》
【桓水】
◇[中]Huan Shui
○[古][地]⇒はくりゅうこう(白龍江,白竜江)
[1]かんすい
【漢水】
○[食]⇒かんすい(カンスイ,鹹水.乾水,漢水)
★[2]かんすい
【漢水】
◇[中]Han Shui
○[地]中国の長江(Changjiang)(チョウコウ)(揚子江<ヨウスコウ>)の支流。
陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)南西部の秦嶺山脈(Qinling
Shanmai)(シンレイサンミャク)に発源し、南東流して湖北省(Hubei
Sheng)に入って丹江(DanJiang)を合せ、武漢市(Wuhan Shi)で
長江に合流する。
「漢江(Han Jiang)」とも呼ぶ。
〈支流〉
丹江(DanJiang):⇒たんこう(丹江)
[3]かんすい
【漢水】
○[地]朝鮮半島を流れる漢江の別称。
⇒[1]かんこう(漢江)
かんすい
【鹹水】
○(1)塩辛(シオカラ)い水。海の水。
○(2)[地]塩分を含んだ天然の水。
参照⇒きすい(汽水),たんすい(淡水)
◎鹹水湖
○(3)[食]⇒かんすい(カンスイ,鹹水.乾水,漢水)
◎「鹹」は「しおからい(鹹い)」の意味。
がんすいたんそ
【含水炭素】
○[古]⇒たんすいかぶつ(炭水化物)
かんすーん
【カンスーン】
【乾筍】
【干筍】
◇[中]guansun
○[食]⇒めんま(メンマ,麺媽,麺麻)
かんぜ《くわんぜ》
【観世】
○(1)[仏]観世音の略。
⇒かんぜおん(観世音)
○(2)観世流の略。
⇒かんぜりゅう(観世流)
かんせい
【汗青】
【汗】
◇[中]hanqing
○史籍・史書。記録・歴史。
「汗簡(hanjian)(カンカン)」,「殺青(shaqing)(サッセイ)」,「竹簡(zhu-
jian)(チクカン,チッカン)」とも呼ぶ。
◎古代中国でまだ紙がなかった時代に、青竹の札を火にあぶっ
て汗のようにしみ出る油を取り去り、それに文字を書いていた
ことから。
かんせい
【陥穽】
○落し穴。
「穽陥(セイカン)」とも呼ぶ。
★かんせい
【間性】
◇[英]intersex
○[生]雌雄異体の生物の一個体で、雌雄の中間的性質を示すこと。
「インターセックス」とも呼ぶ。
参照⇒はんいんよう(半陰陽)
◎ユニセックス(unisex)は「男女の区別が無い」こと。
★かんせいがくいんだいがく《くわんせいがくゐんだすがく》
【関西学院大学】
○[教]兵庫県西宮市に本部を置く、キリスト教系の私立大学。
◎2009(平成21)聖和大学と合併予定。
★かんせいしょくぶつ
【乾生植物】
◇[英]xerophyte
○[植]乾燥地帯で生育する植物の総称。
「ゼロファイト」とも呼ぶ。
参照⇒すいせいしょぶつ(水生植物),ちゅうせいしょくぶつ
(中生植物)
◎「乾燥の(xero-)植物(-phyte)」の意味。
★かんせいのかいかく《くわんせいのかいかく》
【寛政の改革】
○[歴]江戸後期、幕府老中松平定信が行なった幕政改革。
参照⇒にんそくよせば(人足寄場)
かんせいのさんきじん《くわんせいのさんきじん》
【寛政の三奇人】
○[歴][人]林子平(ハヤシ・シヘイ)・高山彦九郎(ヒコクロウ)・蒲生君平(ガ
モウ・クンペイ)の三名。
◎子平は海外事情から、後2者は尊王(尊皇)を主として海防を
説いている。
かんせいのさんすけ《くわんせいのさんすけ》
【寛政の三助】
○[歴][人]⇒かんせいのさんはかせ(寛政の三博士)
かんせいのさんはかせ《くわんせいのさんはかせ》
【寛政の三博士】
○[歴][人]柴野栗山(シバノ・リツザン)(彦輔)・尾藤二洲(ビトウ・ニシュウ)
(良佐)・岡田寒泉(オカダ・カンセン)(清助)の3名の学者。
岡田のあと、古賀精里(コガ・セイリ)(弥助)。
「寛政の三助」とも呼ぶ。
◎江戸後期、幕府老中松平定信が行なった改革で「寛政異学の
禁」を実行するため、彼らは朱子学による学問・思想統制の中
心となった。
かんぜおん《くわんぜおん》
【観世音】
◇[梵]avolokitesvara(アヴァローキテーシュヴァラ)
○[仏]菩薩(ボサツ)の一つ。阿弥陀(アミダ)如来(ニョライ)の左の脇侍
(キョウジ)菩薩で、右は勢至(セイシ)菩薩。
慈悲の権化(ゴンゲ)で、苦悩する衆生(シュジョウ)がその名を唱
えると、種々の姿で現れて救う(済度<サイド>)のが本願という。
六観音・三十三観音の種類や千手(センジュ)観音・如意輪観音・
馬頭観音など多くの変化(ヘンゲ)観音があるが、その本は正観音
(ショウカンノン,聖観音)。その住居は南海の補陀洛山(フダラクセン)、日
本では那智山という。
持物(ジモツ)は水瓶(スイビョウ)で、この水をかけると一切の穢(ケ
ガ)れが消えるとされる。
参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身),かんのんぎょう(観音
経)
◎5世紀初頭の羅什(クマーラジーヴァ)訳の旧訳では「光世音」,
「観世音」,「観音(カンノン)」,「観世(カンゼ)」、6世紀の玄奘(ゲンジョウ)
訳の新訳では「観自在」,「観世自在」と呼ぶ。また「観世音菩薩」,
「大悲聖者」とも呼ぶ。
チベット仏教の活仏(カツブツ)として信仰されているダライ・
ラマは、現世への観音菩薩の化身(ケシン)とされる。
かんぜおんじ《くわんぜおんじ》
【観世音寺】
○福岡県太宰府市(ダザイフシ)観世音寺にある天台宗の寺。山号
は清水山普門院。
かつて大宰府正庁の東に位置した。
ここの戒壇院(カイダンイン)は三戒壇の一つ。
白鳳時代の梵鐘(ボンショウ)・十一面観音・馬頭観音・不空羂索
観音や、平安時代以降の仏像を所蔵。
現在の建物は江戸時代のもの。
「観音寺(カンノンジ)」とも呼ぶ。
参照⇒さんかいだん(三戒壇)
◎筑紫で崩じた母斉明天皇( 594〜 661)のために天智天皇が発
願し、 746(天平18)にようやく完成。
墾田地五百町と定められたが、平安後期には寺運が傾き、平
安末期には東大寺の末寺となった。
761(天平宝字 5)戒壇院、建立。
かんぜおんぼさつ《くわんぜおんぼさつ》
【観世音菩薩】
○[仏]観世音の尊称。補陀(フダ)大士。施無畏(セムイ)。
⇒かんぜおん(観世音)
かんぜじざい《くわんぜじざい》
【観世自在】
○[仏]⇒かんぜおん(観世音)
★かんせつ《くわんせつ》
【関節】
◇[英]joint
○[医]
俗に「蝶番(チョウツガイ)」とも呼ぶ。
がんせつ
【岩屑】
◇[フ]debris
○[地][運]⇒でぶり(デブリ)(2)
がんせつなだれ
【岩屑雪崩】
◇[フ]debris avalanche
○[地]⇒がんせつりゅう(岩屑流)
がんせつりゅう《がんせつりう》
【岩屑流】
○[地]岩崩れ([英]landslide)の一種。
岩石が崩壊して生じた岩石片や土砂の集合体が、谷などの斜
面に沿って流れ下る現象。
多量の水を含んで泥土が流れ下る泥流(mud flow)と区別する
名称。
「岩屑雪崩(ナダレ)([フ]debris avalanche)」とも呼ぶ。
参照⇒でぶり(デブリ)(2)
★かんぜりゅう《くわんぜりう》
【観世流】
○(1)能楽の一派。
○(2)能楽に用いる小鼓の一派。
○(3)太鼓の一派。
★かんせん
【汗腺】
◇[英]sweat gland/sudoriparous gland
○[医]
参照⇒えくりんせん(エクリン腺),あぽくりんせん(アポクリ
ン腺)
かんせん
【乾癬】
◇[英]psoriasis
○[病]慢性皮膚病(炎症性角化症)の一種。
粟粒(アワツブ)から小豆(アズキ)くらいの盛り上がった紅斑(コウハン)
の表皮上層が、雲脂(フケ)状の銀白色の鱗屑(リンセツ)となって付着
するもの。痒(カユ)みをともない、剥(ハ)がれ落とすと点状の出
血が伴う。
尋常性乾癬(9割)・膿胞性乾癬・関節性乾癬・乾癬性紅皮症
に分類される。
青年期以降に発病し、多くは肘(ヒジ)・膝(ヒザ)・頭部に生じ
る。根治(コンジ)しにくい。
患者の4〜6割が血縁者も発病していることから遺伝的素因
は確認されているが、明確な原因は不明で、遺伝的素因に種々
の環境要因が加わって発症する免疫異常と考えられている。
不潔にしているからや、伝染するは誤解。
患者数は欧米で人口の1〜2%、日本では0.1%。
◎頑癬(ガンセン)とは異なる:参照⇒がんせん(頑癬)
かんせん《くわんせん》
【換銭】
【換錢】
◇[中]huanqian
○[歴]⇒ひせん(飛銭,飛錢)
がんせん
【眼閃】
◇[英]spintheropia
○[医]視覚異常の一種。
機械的・電気的刺激などを眼に加えられると、瞬間的に火花
が飛ぶように見える現象。また。その感覚。
網膜の興奮による一過性の光覚で、一種の幻覚。
網膜裂孔などの眼疾患にも出現する。
「眼華閃発」とも呼ぶ。
参照⇒ひぶんしょう(飛蚊症)
★がんせん《ぐわんせん》
【頑癬】
◇[英]tinea cruris
○[病]皮膚病の一種。
白癬菌(ハクセンキン)という糸状菌(シジョウキン)(カビ)の寄生によっ
て生ずる皮膚の湿疹様(シッシン・ヨウ)疾患。
俗に「たむし(田虫,頑癬)」,「陰金田虫(インキンタムシ)」,「銭虫(ゼニ
ムシ)」,「銭瘡(ゼニガサ)」,「ぜにたむし(銭田虫,銭癬)」とも呼ぶ。
◎乾癬(カンセン)とは異なる:参照⇒かんせん(乾癬)
かんぜんおう《くわんぜんわう》
【完全王】
◇[葡]O principe perfecto
○[人]ジョアン二世(Joao II)の別称。
⇒じょあんにせい(ジョアン二世,ジョアン2世)
がんせんじ
【岩船寺】
○京都府木津川市(キヅガワシ)岩船(イワフネ)にある真言律宗の寺、
高雄山報因院。
三重塔・木造阿弥陀如来像・普賢菩薩騎象像は国の重要文化
財。
◎ 729(天平元)聖武天皇の勅願により行基が阿弥陀堂を建立。
弘仁年間( 810〜 824)智泉が現在名に改称。
◎旧住所は相楽郡(ソウラクグン)加茂町(カモチョウ)岩船。
かんせんしょう《かんせんしやう》
【感染症】
◇[英]infectious disease
○[病]病原微生物が感染によって生体に侵入・増殖して起こす
病気。
うち、空気飛沫感染・間接接触感染・経口感染など人から人
へ感染しやすいものを「伝染病(contagious disease)」、ハンセ
ン病など感染力の弱いものを「非伝染病(anticontagious dis-
ease)」と呼ぶ。
◎三大感染症:エイズ・結核・マラリア。
かんせんしょうしんぽう《かんせんしやうしんぱふ》
【感染症新法】
○[法]1999. 4. 1(平成11)施行された「感染症の予防及び感染
症の患者に対する医療に関する法律」の通称。
従来の伝染病予防法では欠けていた患者の人権への配慮が規
定された。
〈分類〉
1類:ぺスト・エボラ出血熱・クリミヤコンゴ出血熱・マー
ルブルグ病・ラッサ熱など。
2類:腸チフス・パラチフス・ジフテリア・コレラ・細菌性
赤痢・ポリオなど。
3類:O−157(腸管出血性大腸菌感染症)。
4類:インフルエンザ・狂犬病・マラリア・黄熱・梅毒・エ
イズ・ウイルス性肝炎など。
新4類:西ナイル熱などの動物由来感染症。
指定感染症(未知の感染症):政令により1年間限定で指定。
原則入院で、全額公費負担。
◎1998.10.(平成10)成立。
1999. 4. 1(平成11)施行。伝染病予防法・エイズ予防法など
は廃止。
2003.10.10(平成15)参議院本会議で改正法が可決・成立。4
分類に新4類を追加して5分類に変更。重症急性呼吸器症候群
(SARS)を1類に分類。11. 5施行。
参照⇒でんせんびょうよぼうほう(伝染病予防法)
★[1]かんそう《くわんさう》
【観想】
○(1)[仏]仏や浄土の様相を具体的に想起すること。霊的直観。
○(2)[仏]観想念仏の略称。
★[2]かんそう《くわんさう》
【観想】
◇[希]theoria、[羅]contemplatio、[英]contemplation
○(1)[哲](アリストテレスの用語)感覚的知覚では達し得ない
真理や、実践(praxis)・制作(poiesis)では為(ナ)し得ない行為
などを、それ自体を知的に「眺める」ことによって直感すること。
「テオリア」,「テオーリア」,「静観」,「観照」とも呼ぶ。
◎アリストテレスは、快楽を目的とする享楽的生活、栄誉を目
標とする政治的生活、財産を追求する営利的生活に対し、神の
本質を眺める「観想的生活([希]bios theoretikos)」を永遠の幸
福を求める真の生活・最高の生活と考えた。
◎古代から近世にいたるまで多くの思想家に影響を与え、近代
の「理論([英]theory)」の基礎となった。
参照⇒せおりー(セオリー)
○(2)[美]⇒かんしょう(観照)()
★かんぞう《かんざう》
【カンゾウ】
【甘草】
◇[学]Glycyrrhiza uralensis、[英]licorice
○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)カンゾウ属(Glycyr-
rhiza)の多年草。
甘味料や生薬として使用される。
主成分はグリチルリチン(glycyrrhizin)。
かんぞう《くわんざう》
【カンゾウ】
【萱草】
◇[学]Hemerocallis fulva
○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ワスレグサ属(Hem-
erocallis)の多年草。中国原産。
草丈1メートル弱。
原野に自生し、夏に黄橙の花を咲かせる。
古くは「忘れ草(ワスレグサ)」とも呼ばれ、この若い葉を食べると
悩みを忘れるという。
「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
参照⇒はまかんぞう(ハマカンゾウ,浜萱草)
★かんぞう《かんざう》
【肝臓】
◇[英]liver(レバー)
○[医]内臓器官の一種。
参照⇒かんえん(肝炎),しぼうかん(脂肪肝)
◎病気などが悪化しても苦痛が伴わないことから「物言わぬ臓
器(silent liver)」とも呼ぶ。
かんぞう《くわんざう》
【萱草】
○(1)[植]⇒かんぞう(カンゾウ,萱草)
○(2)[色]萱草色の略。
⇒かんぞういろ(萱草色)
かんぞう《かんざう》
【鹹草】
○[漢][植]アシタバ(明日葉)の漢名。
⇒あしたば(アシタバ,明日葉,鹹草)
かんぞういろ《くわんざういろ》
【萱草色】
○[色]染色の名。黄みがちの橙色。
「かんぞう(萱草)」,「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
◎C=0,M=46,Y=78,B=0。
★かんぞうがん《かんざうがん》
【肝臓ガン】
【肝臓癌】
◇[英]liver cancer
○[病]肝臓に発生する癌腫。
「かんがん(肝ガン,肝癌)」,「ヘパトーマ(hepatoma)」とも呼ぶ。
参照⇒かんさいぼうがん(肝細胞ガン,肝細胞癌)
かんそうざい《かんさうざい》
【乾燥剤】
○[化]周囲から水分を奪い乾燥させる、吸湿性の強い物質。
食品に使われるシリカゲル・生石灰(セイセッカイ)のほか、濃硫酸
・無水塩化カルシウム・五酸化燐(リン)などがある。
かんぞく
【韓族】
◇[朝]Hanjok
○⇒ちょうせんぞく(朝鮮族)
かんそくきょう《くわんそくきやう》
【観測鏡】
○[軍]⇒ほうたいきょう(砲隊鏡)
かんそくしょくぶつ《くわんそくしよくぶつ》
【管束植物】
◇[英]tracheophyte
○[植]⇒いかんそくしょくぶつ(維管束植物)
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