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                    PDD図書館管理番号       0001.0021.1000.08

                 百   科   辞   書   《かんさ》    編集:獨  澄旻

-------- かんさ ------------------------------------------------
かんさ
	【感作】
	◇[英]sensitization
	○[医]生体に抗原(アレルゲン)を与えて抗体を作らせ、抗原に
	対して敏感な反応状態にすること。
	 アレルギーがおこりやすくなる。
	 ⇔だっかんさ(脱感作)
	 参照⇒あれるぎー(アレルギー)(1)
	◎高感作(high sensitization):⇒こうかんさ(高感作)
	 低感作(low sensitization)。
	 脱感作/除感作(desensitization):⇒だっかんさ(脱感作)
	 脱感作療法(desensitization therapy)。
	 減感作(hyposensitization)。
	 減感作療法(hyposensitization therapy)。
かんさい
	【甘菜】
	○[農][植]⇒さとうだいこん(サトウダイコン,砂糖大根)
かんさい
	【簡裁】
	○[法]⇒かんいさいばんしょ(簡易裁判所)
かんさい
	【艦載】
	○[軍]軍艦に積み載(ノ)せること。
	◎艦載機:⇒かんさいき(艦載機)
がんさい《》
	【岩滓】
	◇[英](単数形)scoria/(複数形)scoriae
	○[鉱]火山から噴出した軽石の一種。
	 マグネシウム・鉄を多く含み暗褐色で、形は不規則な破片。
	 「溶岩滓」,「スコリア」とも呼ぶ。
	 参照⇒かるいし(軽石)
かんさいあーばんぎんこう《くわんさいあーばんぎんかう》
	【関西アーバン銀行】
	○[経]大阪府の地方銀行。
	 本店は大阪市。
	◎2004. 2. 1(平成16)関西銀行と関西さわやか銀行が合併して
	発足。総資産は約2兆円。営業は月曜日2日から。
かんさいがくいんだいがく《くわんさいがくゐんだいがく》
	【関西学院大学】
	○[教]⇒かんせいがくいんだいがく(関西学院大学)
かんさいき
	【艦載機】
	○[軍]軍艦に積載する軍用機。
	 戦艦・巡洋艦などからカタパルトによって発艦する航空機で、
	航空母艦(空母)から発艦する艦上機を含むこともある。
	 参照⇒かたぱると(カタパルト),すいじょうきぼかん(水上機
	母艦),かんじょうき(艦上機),すいじょうき(水上機),たっちあ
	んどごー(タッチアンドゴー,タッチ・アンド・ゴー)
	◎トム・キャット(F−14)
★かんさいこくさいくうこう《くわんさいこくさいくうかう》
	【関西国際空港】
	○[空]
	 略称は「関空(カンクウ)」。
	〈利用客数〉
	 1995(平成 7)1,651万人。
	 2000(平成12)2,049万人。
	 2001(平成13)1,936万人。
	◎兵庫県伊丹市(イタミシ)には大阪国際空港(伊丹空港)がある。
	◎1997. 1.23(平成 9)関西国際空港株式会社法に基づき収賄容
	疑で、元運輸事務次官で前関西国際空港株式会社社長の服部経
	治が逮捕される。贈賄は三菱石油(60億円)と三井鉱山(23億9
	千万円)から石油製品取引をめぐり巨額資金が提供された石油
	卸売業者泉井(イズイ)石油商会の代表泉井純一。
	 2002. 1.27(平成14)日本エアシステム(JAS)4月以降、
	関西国際空港の国際線の廃止を発表。
かんさいだいがく《くわんさいだいがく》
	【関西大学】
	○[教]大阪府吹田市に本部を置く私立大学。
	◎1886(明治19)関西法律学校として設立。
	 1905(明治38)専門学校令による関西大学となる。
	 1922(大正11)設立の認可で、大学令による関西大学となる。
	 1948(昭和23)新制大学となる。
★かんさいでんりょく
	【関西電力】
	◇[英]Kansai Electronic Power Co.,Inc.
	○[電]電力9社の一社。
	 略称は「関電(カンデン)」,「KEPCO」。
かんさいにふよんけん《くわんさいにふよんけん》
	【関西二府四県】
	【関西2府4県】
	○本州の近畿地方にある、京都府・大阪府・奈良県・和歌山県
	・兵庫県・滋賀県の総称。
	 「近畿二府四県」とも呼ぶ。
	 参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県),かんとういっ
	とろっけん(関東一都六県,関東1都6県),ほくりくさんけん
	(北陸三県,北陸3県),とうかいさんけん(東海三県,東海3県),
	ちゅうごくごけん(中国五県,中国5県)
★がんさいぼう《がんさいばう》
	【ガン細胞】
	【癌細胞】
	○[病]ガン化(癌化)した細胞。
	 参照⇒てろめらーぜ(テロメラーゼ)
★かんさいぼうがん《かんさいばうがん》
	【肝細胞ガン】
	【肝細胞癌】
	◇[英]liver cell carcinoma
	○[病]
	 肝硬変・肝炎ウイルス・血小板などにより、発ガンの予測が
	可能。
	 「かんがん(肝ガン,肝癌)」,「ヘパトカーシノーマ(hepatocar-
	cinoma)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かんぞうがん(肝臓ガン,肝臓癌)
	◎患者の約70〜80%は肝硬変を併発している。
かんざき
	【神崎】
	◇[日]Kanzaki
	○(1)⇒かんざきぐん(神崎郡)
	○(2)⇒かんざきちょう(神崎町)
かんざき
	【神埼】
	◇[日]Kanzaki
	○(1)⇒かんざきぐん(神埼郡)
	○(2)⇒かんざきまち(神埼町)
かんざきぐん
	【神崎郡】
	◇[日]Kanzaki Gun
	○(1)滋賀県中東部の郡。
	 能登川町(ノトガワチョウ)のみ。
	◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡の永源寺町(エ
	イゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡(エチグン)の愛東町(ア
	イトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガシ
	オウミシ)を発足。
	○(2)兵庫県中央部の郡。
	 神崎町(カンザキチョウ)・市川町(イチカワチョウ)・福崎町(フクサキチョウ)・大
	河内町(オオカワチチョウ)の町。
	◎2006. 3.27(平成18)香寺町(コウデラチョウ)、姫路市(ヒメジシ)に編
	入。
	◎佐賀県には神埼郡(カンザキグン)がある。
かんざきぐん
	【神埼郡】
	◇[日]Kanzaki Gun
	○佐賀県東部の郡。
	 神埼町(カンザキマチ)・千代田町(チヨダチョウ)・三田川町(ミタガワチョウ)
	・東脊振村(ヒガシセフリソン)・脊振村(セフリムラ)・三瀬村(ミツセムラ)の町
	村。
	◎滋賀県と兵庫県には神崎郡(カンザキグン)がある。
かんざきちょう《かんざきちやう》
	【神崎町】
	◇[日]Kanzaki Cho
	○兵庫県中央部、神崎郡(カンザキグン)の町。
	◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
	 佐賀県神埼郡(カンザキグン)には神埼町(カンザキマチ)がある。
かんざきまち
	【神埼町】
	◇[日]Kanzaki Machi
	○佐賀県東部、神埼郡(カンザキグン)の町。
	 城原川に成富兵庫茂安(1560〜1634)による治水事業「野越し」
	がある。
	◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
	 兵庫県神崎郡(カンザキグン)には神崎町(カンザキチョウ)がある。
★かんざくら
	【カンザクラ】
	【寒桜】
	○(1)[植]([学]Cerasus×kanzakura)バラ目(Rosales)バラ科
	(Rosaceae)サクラ亜科(Prunoideae)サクラ属(スモモ属)(Pru-
	nus)サクラ亜属(Cerasus)の落葉高木。
	 オオシマザクラとヒザクラ(カンヒザクラ)の自然交配種とさ
	れる。
	○(2)[通][植]カンヒザクラ(寒緋桜)の通称。
	 ⇒かんひざくら(カンヒザクラ,寒緋桜)
かんざし
	【簪】
	○(1)冠(カンムリ)の留め具。
	 巾子(コジ)の根に外側から挿し入れ、髻(モトドリ)を貫いて留め
	るもの。
	 頭皮が痒(カユ)いときに掻(カ)くときにも使用するので「掻頭(ソ
	ウトウ)」とも呼ぶ。
	○(2)婦人の頭髪に挿(サ)す飾り。
	 金や銀などの金属・竹・象牙(ゾウゲ)・鼈甲(ベツコウ)などで作
	る。
	 髷(マゲ)の前方に挿すものを「前挿し」、後方に挿すものを「後
	挿(ウシロザ)し」と呼ぶ。
	 フジ(藤)の花のように簪から垂れ下がるものを「びら(弁)」と
	呼び、びらの着いている簪を「びら簪」,「びらびら簪」と呼ぶ。
	 参照⇒ほよう(歩揺)
	◎「髪挿(カミサ)し」の音便。
	 髷の中央に挿す「中挿し」は「こうがい(笄)」と呼ぶ。
	 参照⇒なかざし(中挿し,中挿,中差し,中差)
	◎花魁(オイラン):⇒よしちょう(芳町)(2)
かんさす
	【カンサス】
	◇Kansas
	○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざす
	【カンザス】
	◇Kansas
	○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしちー
	【カンザスシチー】
	◇[英]Kansas City
	○⇒かんざすしてぃー(カンザスシティー)
かんざすしてぃー
	【カンザスシティー】
	◇[英]Kansas City
	○アメリカ合衆国中央部のカンザス州(Kansas State)東部およ
	びミズーリ州(Missouri State)西部の都市。州境で二分されて
	いる。
	 ミズーリ州ジャクソン郡(Jackson County)の郡都。
	 ミズーリ川とカンザス川の合流点。
	 「カンザスシチー」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)47万人。
かんさすしゅう《かんさすしう》
	【カンサス州】
	◇[英]Kansas State
	○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしゅう《かんざすしう》
	【カンザス州】
	◇[英]Kansas State
	○アメリカ合衆国中央部の州。北部をネブラスカ州(Nebraska 
	State)、東部をミズーリ州(Missouri State)、南部をオクラホ
	マ州(Oklahoma State)、西部をコロラド州(Colorado State)に
	接する。
	 州都はトピーカ(Topeka)。
	 「カンサス州」とも呼ぶ。
	◎「カンザス」は北米インディアンの部族名で、「南風の民族」の
	意味。
★かんさついん《かんさつゐん》
	【監察院】
	◇[中]Jiancha Yuan
	○中華民国国民政府(現:台湾)の中央機関。五院の一つ。
	 参照⇒ごいん(五院)
★かんさつしょぶん《くわんさつしよぶん》
	【観察処分】
	○[法]
	 参照⇒だんたいきせいほう(団体規制法)
かんざらしこ
	【寒晒し粉】
	【寒晒粉】
	○[食]⇒しらたまこ(白玉粉)
かんざん
	【寒山】
	◇[中]Hanshan
	○[人]中国唐代、8〜9世紀の高僧・詩人。生没年不祥で、文
	殊菩薩の化身とされる。
	 天台山(浙江省)国清寺の豊干(ブカン)禅師(Genggan Shanshi)
	に師事し、同門の拾得(Shide)(ジットク)と共に住み、奇行が多く
	伝説的な人物。
	 寒山撰という『寒山詩集(付:拾得・豊干の詩)』が伝わる。
	 参照⇒じっとく(拾得)
	◎名前の由来は山中の寒巌幽窟に住んでいたことから。
	◎『寒山拾得』として禅宗画の画題とされる。
がんさん《ぐわんさん》
	【元三】
	○[暦]⇒がんざん(元三)
がんざん《ぐわんざん》
	【元三】
	○(1)[暦]正月一日。歳・月・日の三つの元(ハジメ)の意。
	 「三元(サンゲン)」とも呼ぶ。
	○(2)[暦]正月一日から三日までの三が日。
	 元三日(ガンサンニチ)とも呼び、「がんさん」とも読む。
	◎元三大師
★かんざんじ
	【寒山寺】
	◇[中]Hanshan Si
	○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南部の蘇州市(Su-
	zhou Shi)にある寺。
	 唐の詩人張継(Zhang Ji)(チョウ・ケイ)の七言絶句『楓橋夜泊(フウキョ
	ウヤハク)』で有名。
	◎西條八十作詞『蘇州夜曲』で、「……水の蘇州の花散る春を
	……鐘が鳴ります寒山寺」と詠われている。
がんざんだいし《ぐわんざんだいし》
	【元三大師】
	○(1)[人]良源(リョウゲン)の別称。
	 ⇒『人名辞典』りょうげん(良源)
	◎ 985(永観 3)の正月三日に入寂(ニュウジャク)したことから。
	○(2)魔除けの護符の一つ。
	 ⇒つのだいし(角大師)(3)
がんざんにち《ぐわんざんにち》
	【元三日】
	○[暦]⇒がんざん(元三)
★かんし
	【鉗子】
	○[医]外科手術用の器具の一つ。
	 金属製で、刃のないハサミ(鋏)のような形をしている。
	 器官・組織などをはさんで固持したり圧迫したりする。
	 参照⇒ぴんせっと(ピンセット),せんとう(剪刀)(2)
	◎英語:フォーセプス(forceps)。
	 フランス語:フォーセプス(forceps)。
	 スペイン語:フォルセプス(forceps)。
	 イタリア語:フォルチペ(forcipe)。
	 ドイツ語:ツァンゲ(Zange)。
	 中国語:鉗子(qianzi)。
	◎金属加工用:参照⇒やっとこ(ヤットコ,鋏)
★かんし《くわんし》
	【管子】
	◇[中]Guanzi
	○[人]管仲(Guan Zhong)(カン・チュウ)の尊称。
かんしー
	【カンシー】
	【広西】
	◇[中]Guangxi
	○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
	自治区)
かんじ《くわんぢ》
	【完治】
	○[病]⇒かんち(完治)
かんじ《くわんじ》
	【莞爾】
	◇[中]wan'er
	○にっこりと笑うさま。にこやか。
	◎「にっこり(莞爾)」とも読む。
かんじ
	【乾児】
	【乾兒】
	◇[中]qian'er
	○⇒こぶん(子分,乾児)
★かんじ
	【漢字】
	◇[中]Hanzi、[日]Kanji、[英]Chinese character
	○[言]古代中国で作られ、現在も使用されている表意文字。
	 仮名(カナ)に対して「まな(真名,真字)」とも呼ぶ。
	 参考⇒そくてんもじ(則天文字),そうけつ(蒼頡,倉頡)
	〈書体〉
	 隷書・秦隷(シンレイ):⇒れいしょ(隷書)
	 小篆・秦篆(シンテン):⇒しょうてん(小篆)
	 宋朝体:⇒そうちょうたい(宋朝体)
	 明朝体:⇒みんちょうたい(明朝体)
	 清朝体:⇒せいちょうたい(清朝体)
	◎漢字の起源とみられる絵文字:参照⇒ちゅうえいし(中衛市)
がんし
	【眼脂】
	○[医]⇒めやに(目やに,目ヤニ,目脂,眼脂)
[1]がんじー
	【ガンジー】
	◇Mohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・ガンジー)
	○[人]インド独立運動の指導者・建国の父(1869〜1948)。
	 西インドのアーマダ・バッドのバイシャ(商人階級)に属する
	家に生れる。
	 13歳で同年のカストルバイと結婚。
	 1888(明治21)ロンドン大学に留学し、卒業後に弁護士となる。
	1893(明治26)商社の顧問弁護士となり南アフリカに渡る。そこ
	で有色人種に対する差別虐待を受け、南アフリカで人種差別反
	対運動を指導。
	 1915(大正 4)帰国後、国民会議派に加わり、スワラジ(自治)
	・スワデシ(国産)実現を目指して、非暴力・非服従・非協同の
	スローガンの下に国民会議を指導して、反英抗争を行い(1919〜
	1922,1930〜1933)22回投獄され、インド独立に生涯を捧げた。
	第二次世界大戦中も1942(昭和17)イギリスのインド撤退要求で
	投獄された。
	 また、不可触賎民(パリア)の地位向上をめざしてハリジャン
	(神の子)運動を提唱。
	 しかし彼の消極的無抵抗主義は、晩年インド民衆の支持が次
	第(シダイ)に薄らいできた。
	 第二次世界大戦後、ヒンズー・イスラム両教徒の分離独立に
	反対し、回教連盟と会議派の調停に努めたが失敗して、1948
	(昭和23)ヒンズー教徒に暗殺された。
	 著書は『Hind-Swaraj』(1908)・『The story of my experi-
	ments with truth』(1927〜1929)など。
	 「ガンディー」とも呼ぶ。
	 参照⇒ろーらっとほう(ローラット法)
	◎「マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)」とも呼ばれる。「マ
	ハトマ」とは「偉大な魂」の意味の敬称。
	◎ガンジーの断食と糸繰車の携帯は西洋文明の否定を象徴する
	ものであった。
	◎彼の根本思想は三つに要約される。
	 <1>ブラフマチャルヤ(Brahma-Charya)(克己と純潔)。
	 <2>アヒンサ(ahimsa)(不害)。
	 <3>サティアグラハ(Satyagraha)(真理把持)。
	 参照⇒あひんさ(アヒンサ)
[2]がんじー
	【ガンジー】
	◇Indira Gandhi(インディラ・ガンジー)
	○[人]インドの政治家(1917.11.19〜1984.10.31)。インド共和
	国初代首相ネールとカマラの一人娘、ラジブ・ガンジーの母。
	 オックスフォード大学に留学。
	 1938(昭和13)インド国民会議派に入党し、独立運動に参加。
	 1942(昭和17)パールシー教徒のフェローズ・ガンジーと結婚。
	 1955(昭和30)インド国民会議派執行委員。
	 1959〜1960(昭和34〜昭和35)国民会議派の議長。
	 1966〜1977(昭和41〜昭和52)第3代首相に就任。親ソ路線を
	取り、国民会議派の右派を抑えて1971.12.(昭和46)バングラデ
	ィシュ独立を支援してパキスタンに出兵し第3次インド・パキ
	スタン戦争を勝利に導く。1974(昭和49)核保有国となる。1975
	(昭和50)政情不安と財政危機が表面化し、憲法を停止して国内
	の反体制運動には強硬に臨み、独裁的傾向を強める。1977(昭
	和52)首相を辞任し、総選挙にいどんだが落選し、人民党のデ
	サイが首相に就任。
	 1980. 1.〜1984(昭和55〜昭和59)首相に再任。
	 1984(昭和59)アムリッツァルのゴールデン・テンプル(the 
	Golden Temple)(黄金寺院)で分離運動のシーク教過激派を弾圧
	し、同年10月31日シーク教徒の護衛兵に官邸で銃撃され死亡。
	長男ラジブが国民会議派を引き継ぎ、首相に就任。同年11月3
	日国葬。
	 「ガンディー」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]ねーる(ネール),[3]がんじー(ガンジー),しーくきょ
	う(シーク教)
[3]がんじー
	【ガンジー】
	◇Rajiv Gandhi(ラジブ・ガンジー)
	○[人]インドの政治家(1944. 8.20〜1991. 5.21)。祖父はイン
	ド共和国初代首相ネール、母は第3代首相インディラ・ガンジ
	ー。
	 ケンブリッジ大学卒業後、一時インド国内航空のパイロット
	になったが、1980(昭和55)弟のサンジャイ下院議員の飛行機事
	事故による急死で政界入り。
	 1981(昭和56)補欠選挙で連邦下院議員に当選。
	 1984(昭和59)インディラ・ガンジー首相が暗殺され、後を継
	ぎ首相に就任。
	 1989.11.(平成元)総選挙に敗北し辞任。野党連合政権のシン
	首相が誕生。
	 1991(平成 3)第10回総選挙で南インドを遊説中、タミル・イ
	ーラム解放の虎(LTTE)とみられる爆弾テロにより暗殺。
	 「ガンディー」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]がんじー(ガンジー),えるてぃーてぃーいー(LT
	TE)
がーんじー
	【ガーンジー】
	◇Guernsey
	○(1)[地](Guernsey Island)⇒がーんじーとう(ガーンジー島)
	○(2)[農]乳牛の一品種。イギリスのガーンジー島原産。
	 脂率分が多く、バター製造に向いている。
	 「ゲルンジー」とも呼ぶ。
	○(3)[服](guernsey)毛糸編みの厚いジャケット。特に船員用
	の青いもの。
かんしおん
	【カンシオン】
	◇[西]cancion
	○(スペイン語で)歌。
かんじき
	【橇】
	◇[英]snow racket/snowshoes
	○雪の中に足がもぐりこまないように、履き物の下に着けるも
	の。
	 木の枝やツル(蔓)などを輪にしたもので、接地面積が増えて
	新雪でも楽に歩くことができる。また、滑り止めの効果もある。
	 参照⇒たげた(田下駄)
	◎冬の季語。
	◎鉄製:⇒あいぜん(アイゼン)(2)
	◎「橇」は「そり」とも読む。
	 (「木」偏+「累」:補助7685)とも書き、この字は「わりご」とも読
	む。
	◎2004. 3. 7(平成16)秋田県平鹿郡(ヒラカグン)雄物川町(オモノガワマ
	チ)、かんじきマラソン大会を開催。
かんじざい《くわんじざい》
	【観自在】
	○(1)[仏]諸法を観(ミ)ることが自由自在で、衆生(シュジョウ)の苦
	しみを明察すること。
	○(2)[仏]観自在菩薩(ボサツ)の略称。観世音の新訳名。
	 ⇒かんぜおん(観世音)
かんしじょうこうごう《かんしじやうかうがふ》
	【鉗子咬合】
	○[医]⇒こうごう(咬合)
★がんじすがわ《がんじすがは》
	【ガンジス河】
	【ガンジス川】
	◇[英]the Ganges
	○[地]
	〈支流〉
	 ブラフマプトラ川(the Brahmaputra River):⇒ぶらふまぷ
	とらがわ(ブラフマプトラ川)
	 コシ川(Sapt Kosi):⇒こしがわ(コシ川)
	 大ガンダク河(Great Gandak):参照⇒がんだきがわ(ガンダ
	キ川)
がんじすわに
	【ガンジスワニ】
	【ガンジス鰐】
	○[爬]⇒がびある(ガビアル)
かんじせい
	【坎児井】
	◇[中]kan'erjing
	○⇒[1]かなーと(カナート)
かんしーちわんぞくじちく
	【カンシーチワン族自治区】
	【広西チワン族自治区】
	◇[中]Guangxi Zhuangzu Zizhiqu
	○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
	自治区)
かんしつ
	【間質】
	◇[英](単数形)stroma(ストローマ)/(複数形)stromata/in-
	terstitium
	○[医]ある器官の組織中で、機能を営む細胞群(実質)の間にあっ
	て、その機能をもたない組織。実質を支える結合組織の細胞間
	物質。血管や神経なども含まれる。実質以外の組織。
	 ⇔じっしつ(実質)(2)
	◎間質組織(interstitial tissue)。
	 間質細胞(stromal cell)。
がんしつせんい《がんしつせんゐ》
	【岩質繊維】
	◇[英]rock fiber/rock fibre
	○[建]⇒ろっくうーる(ロックウール)
がんじつそう《ぐわんじつさう》
	【元日草】
	○[植]フクジュソウ(福寿草)の別称。
	 ⇒ふくじゅそう(フクジュソウ,福寿草)
がーんじーとう《がーんじーたう》
	【ガーンジー島】
	◇[英]Guernsey Island
	○[地]イギリス海峡(English Channel)南西部にある、イギリ
	ス領チャネル諸島(the Channel Islands)の第2に大きい島。
	 北緯49.45°、西経2.58°の地。
	 南東方に諸島最大のジャージー島(Jersey Island)がある。
	〈面積〉
	 65平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)5万3,313人。
★かんじゃ
	【間者】
	○
	 参考⇒うかみ(斥候,窺見,候,間諜),かまり(かまり,屈り),く
	さかまり(草屈),にんじゃ(忍者)
がんじゃ
	【ガンジャ】
	◇[英]ganja
	○[植]⇒たいま(大麻)(2)
かんしゃく
	【癇癪】
	○(1)神経質ですぐに激しやすい性質。ちょっとしたことにも
	すぐ怒(オコ)る性質。ひどく怒りっぽいこと。
	 「癇癖(カンペキ)」,「かんしょう(癇性,疳性,癇症)」,「癇の病(ヤマイ)」
	とも呼ぶ。
	◎癇癪持ち
	○(2)(1)からくる怒(イカ)り。
	 「かんしゃく玉(癇癪玉)」とも呼ぶ。
かんしゃくだま
	【かんしゃく玉】
	【癇癪玉】
	○(1)かんしゃく(癇癪)・癇癪を起した怒(イカ)り。
	 参照⇒かんしゃく(癇癪)
	○(2)火薬をまぶした砂を紙に包んだ玩具(オモチャ)。
	 6〜7ミリメートルくらいの玉に丸めたもので、地面や壁な
	どの堅いものに打ち付けると砂同士がこすれて着火し、大きな
	音を出して破裂する。
	 参照⇒にーびー(2B)(2),くらっかー(クラッカー)(3)
かんしゃさい
	【感謝祭】
	◇[英]Thanksgiving Day(サンクスギビング・デー)
	○[宗]キリスト教の新教で、神に収穫(恵み)を感謝する祭り・
	行事。
	 教会では穀物や果物を講壇に飾って祀(マツ)り、家庭では七面
	鳥の料理やカボチャのパイを食べる。
	 アメリカ合衆国やカナダの国の祝日となっている。前者では
	11月の第4木曜日、後者では10月の第2月曜日。
	◎1620年、イギリスからメイフラワー号でアメリカにやって来
	た初期の移住者が、最初の収穫を神に捧(ササ)げたことに始まる
	とされる。
★かんしゅ
	【看守】
	○監獄事務に従事する法務事務官。
	 参照⇒おうてい(押丁)
	〈階級〉
	 看守長・副看守長・看守部長・看守。
★がんしゅ
	【ガン腫】
	【癌腫】
	○[病]表皮・粘膜・腺組織などの上皮組織に発生する悪性腫瘍
	(アクセイシュヨウ)。
	 参照⇒にくしゅ(肉腫),せんしゅ(腺腫)
	◎英語:カーシノーマ(carcinoma)。
	 ドイツ語:カルチノーム(Karzinom)。
	 フランス語:カルシノム(carcinome)。
	 イタリア語:カルチノーマ(carcinoma)。
	 スペイン語:カルシノマ(carcinoma)。
★かんしゅきごう《かんしゆきがう》
	【艦種記号】
	○[軍][海]
	 AGB(Auxiliary Ice Breaker):砕氷艦。
	 AGS(Oceanographic Research Ship):海洋観測艦。
	 AGSS(Auxiliary Research Submarine):調査潜水艦。
	 AOE(Fast Combat Support Ship):補給艦。
	 AOS(Ocean Surveillance Ship):音響測定艦。
	 ARC(Repairing or Cable Laying Ship):敷設艦。
	 AS(Submarine Rescue Tender):潜水艦救難母艦。
	 ASE(Auxiliary Ship Experiment):試験艦。
	 ASR(Submarine Rescue Vessel):潜水艦救難艦。
	 ASU(Auxiliary Ship Utility):特務艦。
	 ASY(Auxiliary Vessel Special Service Yacht):特務艇。
	 ATS(Training Support Ship):訓練支援艦。
	 ASS(Auiliary Training submarine):特務艦(潜水艦)。 
	 BB(Battleship):戦艦。
	 BC(Battle Cruiser):巡洋戦艦。
	 CV(Aircraft Carrier):通常型航空母艦。
	 CVA(Attack Aircraft Carrier):攻撃型航空母艦。
	 CVAN(Nuclear Powered Attack Carrier):原子力推進の
	攻撃型航空母艦。
	 DD(Destroyer):大型護衛艦(駆逐艦)。
	 DDH(Helicopter Destroyer):ヘリコプター護衛艦(駆逐
	艦)。
	 DDG(Guided Missile Destroyer):ミサイル護衛艦(駆逐
	艦)。
	 DE(Escoat Vessel):護衛艦(駆逐艦)。
	 DLGN(Nuclear Powered Guided Missile Frigate):原子
	力ミサイル巡洋艦。
	 LCU(Landing Craft Utility):輸送艇。
	 LPD(Landing Personnel Dock):ドック型人員揚陸艦。
	 LST(Tank Landing Ship):戦車揚陸艇。
	 LSU(Landing Ship Utility):輸送艦。
	 MCL(Minesweeper Control Ship):掃海管制艇。
	 MSC(Minesweeper Coastal):掃海艇。
	 MSO(Minesweeper Ocean):掃海艦。
	 MST(Minesweeper Tender):掃海母艦。
	 PG(Fast attack Craft Missile):ミサイル艇。
	 SS(Submarine):潜水艦。
	 SSBN(Nuclear Powered Ballistic Missile Submarine)
	:戦略型原子力潜水艦。
	 SSK(Killer Submarine):対潜潜水艦。
	 SSN(Nuclear Powered Attack Submarine):原子力潜水艦。
	 TSS(Training Submarine):練習潜水艦。
	 TV(Training Vessel):練習艦。
かんしゅくしょう《かんしゆくしやう》
	【甘粛省】
	◇[中]Gansu Sheng、[英]Gansu Province
	○中国北西部の省。南部を四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)に
	接する。
	 省都は蘭州(Lanzhou)(ランシュウ)。
	 イスラム教徒が多く居住。
	 北西部に敦煌(Dunhuang)(トンコウ)がある。
	◎酒泉(シュセン)衛星発射センター(the Jiaquan Satellite Laun-
	ching Center)がある。
	◎1979(昭和54)阿拉善右旗(Alashan Youqi)と額済納旗(Ejina 
	Qi)(エジン旗)が内モンゴル自治区に編入。
	 参照⇒あらしゃんめい(アラシャン盟,阿拉善盟)
かんしゅくそうろう《かんしゆくそうらう》
	【甘粛走廊】
	◇[中]Gansu zoulang
	○[歴]⇒かせい(河西)(2)
かんしょ
	【甘蔗】
	○[植]サトウキビ(砂糖黍)の別称。
	 ⇒さとうきび(サトウキビ,砂糖黍,甘蔗)
かんしょ
	【甘藷】
	【甘薯】
	○[植]サツマイモ(薩摩芋)の別称。
	 ⇒さつまいも(サツマイモ,薩摩芋,甘藷)
★かんじょ
	【漢書】
	◇[中]Hanshu
	○[歴]八史・二十四史の一つ。
	 『班書(Banshu)(ハンショ)』,『班史(Banshi)(ハンシ)』とも呼ぶ。
	 参照⇒はんこ(班固)
かんしょう《くわんしよう》
	【冠称】
	○[劇][文]⇒つのがき(角書,角書き)
かんしょう《くわんしよう》
	【喚鐘】
	○(1)[仏]仏堂内の一隅に吊るした小さい鐘。
	 法要などの行事の開始を知らせ、人々を呼び集めるもの。
	 高さ60〜75センチメートル。
	 「行事鐘(ギショウジガネ)」とも、大鐘(梵鐘)に対して「半鐘(ハンショ
	ウ)」とも、禅宗では「殿鐘(デンショウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぎょばん(魚板)
	○(2)書院や床脇などに吊るした青銅の小さい鐘。
	 茶の湯で、茶席の準備が整った合図に打ち鳴らし、客の入来
	を請うもの。
	 参照⇒しゅもくくぎ(撞木釘)
	◎喚鐘釘:⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
かんしょう《くわんしよう》
	【換称】
	◇[英]antonomasia
	○[哲]⇒あんとのめーじあ(アントノメージア)
かんしょう《かんしやう》
	【漢装】
	◇[中]hanzhuang
	○[服]⇒かんぷく(漢服)
★かんしょう《くわんせう》
	【観照】
	○()
	○()[美]([英]contemplation)美の直感。
	 「観想」とも呼ぶ。
	○()[哲]([希]theoria)⇒[2]かんそう(観想)(1)
かんしょう《かんしやう》
	【癇性】
	【疳性】
	【癇症】
	○(1)⇒かんしゃく(癇癪)(1)
	○(2)[俗]神経質・神経過敏の俗称。
	○(3)病的に潔癖(ケッペキ)であること。また、そのさま。
★かんじょう《かんじやう》
	【漢城】
	◇[朝]Hang Sung
	○(1)[歴]古代朝鮮の百済の都。
	○(2)([中]Han Cheng)韓国の首都ソウルの別称。
	 ⇒そうる(ソウル)
	◎中国では「ソウル」を使用しない。
かんじょう《かんじやう》
	【還浄】
	○[俗][宗]「げんじょう(還浄)」の誤称。
	 ⇒げんじょう(還浄)
がんしょう《がんしやう》
	【岩漿】
	○[地]⇒まぐま(マグマ)
かんしょうき《くわんしようき》
	【緩衝器】
	◇[英]bumper
	○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
かんじょうき《かんじやうき》
	【艦上機】
	○[軍][空][海]航空母艦の甲板から発着できる飛行機。
	 参照⇒かんさいき(艦載機),すいじょうき(水上機),あれすた
	ーけーぶる(アレスターケーブル,アレスター・ケーブル),たっ
	ちあんどごー(タッチアンドゴー,タッチ・アンド・ゴー)
	◎三式艦上戦闘機。
かんじょうぎんみかた《かんぢやうぎんみかた》
	【勘定吟味方】
	○[歴]⇒かんじょうぎんみやく(勘定吟味役)
★かんじょうぎんみやく《かんぢやうぎんみやく》
	【勘定吟味役】
	○[歴]江戸幕府の職名。
	 「勘定吟味方(ギンミカタ)」とも、また勘定奉行に次ぐ地位に列し、奉
	行の横目に座席を置くことから「横座(ヨコザ)」とも呼ぶ。
かんしょうくぎ《くわんしょうくぎ》
	【喚鐘釘】
	○[建]稲妻釘の別称。
	 ⇒いなづまくぎ(稲妻釘)(1)
かんじょうこう《くわんじやうけう》
	【冠状溝】
	◇[英]coronary sulcus
	○[医]心房と心室の境界を成す、冠状に走行する溝。
	 この溝に沿って冠状動脈や冠状静脈洞などが取り巻いている。
	 参照⇒かんじょうどうみゃく(冠状動脈)
★がんじょうじ《ぐわんじやうじ》
	【願成寺】
	○福島県いわき市内郷白水町(ウチゴウシラミズマチ)にある真言宗智山
	派(チザンハ)の寺院。
	 白水(シラミズ)阿弥陀堂には阿弥陀三尊像と二天像が安置され、
	阿弥陀如来座像は像高241センチメートルと大きく、「会津大仏」
	と呼ばれている。
かんじょうせん《かんじやうせん》
	【感情線】
	○手相学で、感情の働きや、家庭運・愛情などを示すという手
	のシワ(皺)。
	 人差し指・中指の下から小指の下の方に流れる1本のシワ。
	 参照⇒けっこんせん(結婚線),てそう(手相),ばいおりずむ
	(バイオリズム)(2)
かんしょうそうち《くわんしようさうち》
	【緩衝装置】
	◇[英]bumper
	○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
★かんじょうたい《かんじやうたい》
	【桿状体】
	【杆状体】
	◇[羅]rhabdus
	○[動][医]脊椎動物の網膜(モウマク)にある、桿体細胞(rod cell)
	の円柱状の細胞突起。
	 弱光に鋭敏に反応するロドプシン(rhodopsin)(視紅)と呼ば
	れる感光色素を含む。
	 「かんたい(桿体,杆体)」とも呼ぶ。
	 参照⇒もうまく(網膜)
かんじょうどうみゃく《くわんじやうどうみやく》
	【冠状動脈】
	◇[英]coronary artery
	○[医]大動脈の基部から枝分かれして、心臓壁を上から下へと
	冠状に取り巻いている動脈。
	 大動脈弁のすぐ上の大動脈起始部から起り、右冠状動脈と左
	冠状動脈の2本があって、心房と心室の境界(冠状溝)に沿って
	走行する。
	 心筋や心臓組織に血液を供給するもので、体全体の酸素消費
	量の約11%を消費している。
	 「冠動脈」とも呼ぶ。
	◎冠状動脈血栓症(coronary thrombosis)。
かんしょうばくや《かんしやうばくや》
	【干将莫耶】
	【干将莫邪】
	◇[中]Ganjiang Moye(干将莫耶)/Ganjiang Moxie(干将莫邪)
	○(1)[歴]古代中国、春秋時代の二口(二振り)の名剣。
	 呉の刀工干将が呉王闔閭(Helyu)(コウリョ)の依頼で剣を作る時、
	妻莫耶の毛髪を炉に入れて初めて作り上げたもの。
	 陽を「干将」、陰を「莫耶」と名付けられた。
	◎『呉越春秋』から。
	○(2)(転じて)名剣・名刀。
かんじょうはちごうせん《くわんじやうはちがうせん》
	【環状八号線】
	【環状8号線】
	○[交]東京都区部の西部、北区岩淵町(イワブチマチ)から大田区羽
	田空港を結ぶ道路。全長44.2キロメートル。
	 通称は「環八通(カンパチドオ)り」。
	◎1956(昭和31)工事開始。
	 2006. 5.28(平成18)全線開通。
★かんじょうみゃく《かんじやうみやく》
	【肝静脈】
	◇[学]vena hepatica、[英]hepatic vein
	○[医]肝臓の毛細血管を集め、肝臓を出て大静脈(main vein)
	にはいる静脈。
	 参照⇒かんもんみゃく(肝門脈)
★かんじょうれっせき《くわんじやうれつせき》
	【環状列石】
	○[歴]巨石記念物(megalithic monuments)の一種。
	 イギリス南部にあるストーンヘンジ(Stonehenge)が著名。
	 「ストーン・サークル(stone circle)」,「ストン・サークル」,
	「クロムレック(cromlech)」とも呼ぶ。
	 参照⇒すとーんへんじ(ストーンヘンジ),おおゆかんじょう
	れっせき(大湯環状列石),おしょろかんじょうせきり(忍路環状
	石籬)
かんしょく《くわんしよく》
	【完食】
	○[俗]料理を残さず全(スベ)て食べること。
	◎残さず食べる時代には無かった言葉で、好き嫌いから食べ残
	すことが当たり前となった平成あたりから使用される。
かんしょく
	【間色】
	○(1)[色]正色(青・赤・黄・白・黒)の中間の色。
	 参考⇒せいしょく(正色),えじき(壊色)
	○(2)[色]中間色。原色や補色を配合して生ずる色。
	 参照⇒げんしょく(原色)(1)
かんしょく
	【間食】
	○(1)(おやつなどを)決まった食事と食事の間に物を食べるこ
	と。
	 「あいだぐい(間食い)」とも呼ぶ。
	◎間食する
	○(2)[食](転じて)おやつ・スナック([英]snack)。
	◎中国語:零食(lingshi)。
かんじん
	【寒人】
	○貧しい人。
	 「寒民」とも呼ぶ。
	◎『五木の子守唄』:おどまかんじん/かんじん/あん人達ゃ
	/よか衆(シュ)。
かんじん《くわんじん》
	【勧進】
	○(1)[仏]衆生(シュジョウ)を教化(キョウケ)し、勧めて仏道に入らせ
	ること。
	 「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
	○(2)[仏]寺の建物や仏像の建立・修繕のため、信者に金品の
	寄進を勧めること。
	 「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
	 また、その資金を集める役・人。
	 参照⇒だいかんじん(大勧進)(1)
	○(3)(転じて)金もうけ・商い。
	○(4)(転じて)乞食。
	○(5)[漢]臣下が君主に帝位につくように勧めること。
★かんしんせい《くわんしんせい》
	【完新世】
	◇[英]Holocene Epoch
	○[歴][地]地質年代区分の一つ。
	 最も新しい世(epoch)で、最後の氷期が終わってから現在ま
	での約1万年の期間。
	 新生代第四紀に属し、第四紀の更新世(コウシンセイ)(洪積世)に次
	ぐ世。
	 「沖積世(チュウセキセイ)(Alluvial Epoch)」とも呼ぶ。
	◎更新世後期(15〜1万年前)には大陸とつながっていた日本列
	島が分離・形成された。
かんじんちょう《くわんじんちやう》
	【勧進帳】
	○(1)[仏]社寺・仏像の建立・修繕などの勧進の趣旨を書いた
	文書。
	○(2)[劇]歌舞伎十八番の一つ。
	 源義経(ヨシツネ)らが山伏(ヤマブシ)姿で奥州に落ち延びる途中、
	安宅関(アタカノセキ)(石川県小松市)で関守富樫左衛門の厳しい詮議
	(センギ)に遭遇。南都東大寺の勧進と称し、弁慶(ベンケイ)が勧進
	帳を読み上げ、また怪しまれないように主の義経を折檻(セッカン)
	して通過した苦心談。
	○(3)[楽]長唄の曲名。
かんじんはっき
	【漢人八旗】
	◇[中]Hanren baqi
	○[歴]⇒はっき(八旗)
★かんす《くわんす》
	【鑵子】
	○
	 「茶鐺(チャトウ)」とも呼ぶ。
かんすい
	【カンスイ】
	【鹹水】
	【乾水】
	【漢水】
	◇[中]jianshui(カン水)、[英]alkaline water
	○[食]ラーメン(中華ソバ)を作る時に、小麦粉に加えてメン
	(麺)に腰を与え、風味や色艶(イロツヤ)をよくする液体。
	 アルカリ性の炭酸ナトリウム・炭酸カリウム・炭酸マグネシ
	ウムなどを水に溶かしたもの。
	◎「カン水」は「(「石」偏+「咸」)水」または「(「木」偏+「見」)水」。
	 「鹹水(xianshui)」,「乾水(ganshui)」,「漢水(hanshui)」は日本
	での表記(当て字)。
	◎アルミニウムの鍋(ナベ)でメンを茹(ユ)でると鍋の内側が黒く
	なるのはニガリの主成分でもある炭酸マグネシウムのマグネシ
	ウムがアルミニウムと入れ替わって析出(セキシュツ)したもの。
かんすい《くわんすい》
	【桓水】
	◇[中]Huan Shui
	○[古][地]⇒はくりゅうこう(白龍江,白竜江)
[1]かんすい
	【漢水】
	○[食]⇒かんすい(カンスイ,鹹水.乾水,漢水)
★[2]かんすい
	【漢水】
	◇[中]Han Shui
	○[地]中国の長江(Changjiang)(チョウコウ)(揚子江<ヨウスコウ>)の支流。
	 陝西省(Shangxi Sheng)(センセイショウ)南西部の秦嶺山脈(Qinling 
	Shanmai)(シンレイサンミャク)に発源し、南東流して湖北省(Hubei 
	Sheng)に入って丹江(DanJiang)を合せ、武漢市(Wuhan Shi)で
	長江に合流する。
	 「漢江(Han Jiang)」とも呼ぶ。
	〈支流〉
	 丹江(DanJiang):⇒たんこう(丹江)
[3]かんすい
	【漢水】
	○[地]朝鮮半島を流れる漢江の別称。
	 ⇒[1]かんこう(漢江)
かんすい
	【鹹水】
	○(1)塩辛(シオカラ)い水。海の水。
	○(2)[地]塩分を含んだ天然の水。
	 参照⇒きすい(汽水),たんすい(淡水)
	◎鹹水湖
	○(3)[食]⇒かんすい(カンスイ,鹹水.乾水,漢水)
	◎「鹹」は「しおからい(鹹い)」の意味。
がんすいたんそ
	【含水炭素】
	○[古]⇒たんすいかぶつ(炭水化物)
かんすーん
	【カンスーン】
	【乾筍】
	【干筍】
	◇[中]guansun
	○[食]⇒めんま(メンマ,麺媽,麺麻)
かんぜ《くわんぜ》
	【観世】
	○(1)[仏]観世音の略。
	 ⇒かんぜおん(観世音)
	○(2)観世流の略。
	 ⇒かんぜりゅう(観世流)
かんせい
	【汗青】
	【汗】
	◇[中]hanqing
	○史籍・史書。記録・歴史。
	 「汗簡(hanjian)(カンカン)」,「殺青(shaqing)(サッセイ)」,「竹簡(zhu-
	jian)(チクカン,チッカン)」とも呼ぶ。
	◎古代中国でまだ紙がなかった時代に、青竹の札を火にあぶっ
	て汗のようにしみ出る油を取り去り、それに文字を書いていた
	ことから。
かんせい
	【陥穽】
	○落し穴。
	 「穽陥(セイカン)」とも呼ぶ。
★かんせい
	【間性】
	◇[英]intersex
	○[生]雌雄異体の生物の一個体で、雌雄の中間的性質を示すこと。
	 「インターセックス」とも呼ぶ。
	 参照⇒はんいんよう(半陰陽)
	◎ユニセックス(unisex)は「男女の区別が無い」こと。
★かんせいがくいんだいがく《くわんせいがくゐんだすがく》
	【関西学院大学】
	○[教]兵庫県西宮市に本部を置く、キリスト教系の私立大学。
	◎2009(平成21)聖和大学と合併予定。
★かんせいしょくぶつ
	【乾生植物】
	◇[英]xerophyte
	○[植]乾燥地帯で生育する植物の総称。
	 「ゼロファイト」とも呼ぶ。
	 参照⇒すいせいしょぶつ(水生植物),ちゅうせいしょくぶつ
	(中生植物)
	◎「乾燥の(xero-)植物(-phyte)」の意味。
★かんせいのかいかく《くわんせいのかいかく》
	【寛政の改革】
	○[歴]江戸後期、幕府老中松平定信が行なった幕政改革。
	 参照⇒にんそくよせば(人足寄場)
かんせいのさんきじん《くわんせいのさんきじん》
	【寛政の三奇人】
	○[歴][人]林子平(ハヤシ・シヘイ)・高山彦九郎(ヒコクロウ)・蒲生君平(ガ
	モウ・クンペイ)の三名。
	◎子平は海外事情から、後2者は尊王(尊皇)を主として海防を
	説いている。
かんせいのさんすけ《くわんせいのさんすけ》
	【寛政の三助】
	○[歴][人]⇒かんせいのさんはかせ(寛政の三博士)
かんせいのさんはかせ《くわんせいのさんはかせ》
	【寛政の三博士】
	○[歴][人]柴野栗山(シバノ・リツザン)(彦輔)・尾藤二洲(ビトウ・ニシュウ)
	(良佐)・岡田寒泉(オカダ・カンセン)(清助)の3名の学者。
	 岡田のあと、古賀精里(コガ・セイリ)(弥助)。
	 「寛政の三助」とも呼ぶ。
	◎江戸後期、幕府老中松平定信が行なった改革で「寛政異学の
	禁」を実行するため、彼らは朱子学による学問・思想統制の中
	心となった。
かんぜおん《くわんぜおん》
	【観世音】
	◇[梵]avolokitesvara(アヴァローキテーシュヴァラ)
	○[仏]菩薩(ボサツ)の一つ。阿弥陀(アミダ)如来(ニョライ)の左の脇侍
	(キョウジ)菩薩で、右は勢至(セイシ)菩薩。
	 慈悲の権化(ゴンゲ)で、苦悩する衆生(シュジョウ)がその名を唱
	えると、種々の姿で現れて救う(済度<サイド>)のが本願という。
	六観音・三十三観音の種類や千手(センジュ)観音・如意輪観音・
	馬頭観音など多くの変化(ヘンゲ)観音があるが、その本は正観音
	(ショウカンノン,聖観音)。その住居は南海の補陀洛山(フダラクセン)、日
	本では那智山という。
	 持物(ジモツ)は水瓶(スイビョウ)で、この水をかけると一切の穢(ケ
	ガ)れが消えるとされる。
	 参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身),かんのんぎょう(観音
	経)
	◎5世紀初頭の羅什(クマーラジーヴァ)訳の旧訳では「光世音」,
	「観世音」,「観音(カンノン)」,「観世(カンゼ)」、6世紀の玄奘(ゲンジョウ)
	訳の新訳では「観自在」,「観世自在」と呼ぶ。また「観世音菩薩」,
	「大悲聖者」とも呼ぶ。
	 チベット仏教の活仏(カツブツ)として信仰されているダライ・
	ラマは、現世への観音菩薩の化身(ケシン)とされる。
かんぜおんじ《くわんぜおんじ》
	【観世音寺】
	○福岡県太宰府市(ダザイフシ)観世音寺にある天台宗の寺。山号
	は清水山普門院。
	 かつて大宰府正庁の東に位置した。
	 ここの戒壇院(カイダンイン)は三戒壇の一つ。
	 白鳳時代の梵鐘(ボンショウ)・十一面観音・馬頭観音・不空羂索
	観音や、平安時代以降の仏像を所蔵。
	 現在の建物は江戸時代のもの。
	 「観音寺(カンノンジ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒さんかいだん(三戒壇)
	◎筑紫で崩じた母斉明天皇( 594〜 661)のために天智天皇が発
	願し、 746(天平18)にようやく完成。
	 墾田地五百町と定められたが、平安後期には寺運が傾き、平
	安末期には東大寺の末寺となった。
	  761(天平宝字 5)戒壇院、建立。
かんぜおんぼさつ《くわんぜおんぼさつ》
	【観世音菩薩】
	○[仏]観世音の尊称。補陀(フダ)大士。施無畏(セムイ)。
	 ⇒かんぜおん(観世音)
かんぜじざい《くわんぜじざい》
	【観世自在】
	○[仏]⇒かんぜおん(観世音)
★かんせつ《くわんせつ》
	【関節】
	◇[英]joint
	○[医]
	 俗に「蝶番(チョウツガイ)」とも呼ぶ。
がんせつ
	【岩屑】
	◇[フ]debris
	○[地][運]⇒でぶり(デブリ)(2)
がんせつなだれ
	【岩屑雪崩】
	◇[フ]debris avalanche
	○[地]⇒がんせつりゅう(岩屑流)
がんせつりゅう《がんせつりう》
	【岩屑流】
	○[地]岩崩れ([英]landslide)の一種。
	 岩石が崩壊して生じた岩石片や土砂の集合体が、谷などの斜
	面に沿って流れ下る現象。
	 多量の水を含んで泥土が流れ下る泥流(mud flow)と区別する
	名称。
	 「岩屑雪崩(ナダレ)([フ]debris avalanche)」とも呼ぶ。
	 参照⇒でぶり(デブリ)(2)
★かんぜりゅう《くわんぜりう》
	【観世流】
	○(1)能楽の一派。
	○(2)能楽に用いる小鼓の一派。
	○(3)太鼓の一派。
★かんせん
	【汗腺】
	◇[英]sweat gland/sudoriparous gland
	○[医]
	 参照⇒えくりんせん(エクリン腺),あぽくりんせん(アポクリ
	ン腺)
かんせん
	【乾癬】
	◇[英]psoriasis
	○[病]慢性皮膚病(炎症性角化症)の一種。
	 粟粒(アワツブ)から小豆(アズキ)くらいの盛り上がった紅斑(コウハン)
	の表皮上層が、雲脂(フケ)状の銀白色の鱗屑(リンセツ)となって付着
	するもの。痒(カユ)みをともない、剥(ハ)がれ落とすと点状の出
	血が伴う。
	 尋常性乾癬(9割)・膿胞性乾癬・関節性乾癬・乾癬性紅皮症
	に分類される。
	 青年期以降に発病し、多くは肘(ヒジ)・膝(ヒザ)・頭部に生じ
	る。根治(コンジ)しにくい。
	 患者の4〜6割が血縁者も発病していることから遺伝的素因
	は確認されているが、明確な原因は不明で、遺伝的素因に種々
	の環境要因が加わって発症する免疫異常と考えられている。
	 不潔にしているからや、伝染するは誤解。
	 患者数は欧米で人口の1〜2%、日本では0.1%。
	◎頑癬(ガンセン)とは異なる:参照⇒がんせん(頑癬)
かんせん《くわんせん》
	【換銭】
	【換錢】
	◇[中]huanqian
	○[歴]⇒ひせん(飛銭,飛錢)
がんせん
	【眼閃】
	◇[英]spintheropia
	○[医]視覚異常の一種。
	 機械的・電気的刺激などを眼に加えられると、瞬間的に火花
	が飛ぶように見える現象。また。その感覚。
	 網膜の興奮による一過性の光覚で、一種の幻覚。
	 網膜裂孔などの眼疾患にも出現する。
	 「眼華閃発」とも呼ぶ。
	 参照⇒ひぶんしょう(飛蚊症)
★がんせん《ぐわんせん》
	【頑癬】
	◇[英]tinea cruris
	○[病]皮膚病の一種。
	 白癬菌(ハクセンキン)という糸状菌(シジョウキン)(カビ)の寄生によっ
	て生ずる皮膚の湿疹様(シッシン・ヨウ)疾患。
	 俗に「たむし(田虫,頑癬)」,「陰金田虫(インキンタムシ)」,「銭虫(ゼニ
	ムシ)」,「銭瘡(ゼニガサ)」,「ぜにたむし(銭田虫,銭癬)」とも呼ぶ。
	◎乾癬(カンセン)とは異なる:参照⇒かんせん(乾癬)
かんぜんおう《くわんぜんわう》
	【完全王】
	◇[葡]O principe perfecto
	○[人]ジョアン二世(Joao II)の別称。
	 ⇒じょあんにせい(ジョアン二世,ジョアン2世)
がんせんじ
	【岩船寺】
	○京都府木津川市(キヅガワシ)岩船(イワフネ)にある真言律宗の寺、
	高雄山報因院。
	 三重塔・木造阿弥陀如来像・普賢菩薩騎象像は国の重要文化
	財。
	◎ 729(天平元)聖武天皇の勅願により行基が阿弥陀堂を建立。
	 弘仁年間( 810〜 824)智泉が現在名に改称。
	◎旧住所は相楽郡(ソウラクグン)加茂町(カモチョウ)岩船。
かんせんしょう《かんせんしやう》
	【感染症】
	◇[英]infectious disease
	○[病]病原微生物が感染によって生体に侵入・増殖して起こす
	病気。
	 うち、空気飛沫感染・間接接触感染・経口感染など人から人
	へ感染しやすいものを「伝染病(contagious disease)」、ハンセ
	ン病など感染力の弱いものを「非伝染病(anticontagious dis-
	ease)」と呼ぶ。
	◎三大感染症:エイズ・結核・マラリア。
かんせんしょうしんぽう《かんせんしやうしんぱふ》
	【感染症新法】
	○[法]1999. 4. 1(平成11)施行された「感染症の予防及び感染
	症の患者に対する医療に関する法律」の通称。
	 従来の伝染病予防法では欠けていた患者の人権への配慮が規
	定された。
	〈分類〉
	 1類:ぺスト・エボラ出血熱・クリミヤコンゴ出血熱・マー
	ルブルグ病・ラッサ熱など。
	 2類:腸チフス・パラチフス・ジフテリア・コレラ・細菌性
	赤痢・ポリオなど。
	 3類:O−157(腸管出血性大腸菌感染症)。
	 4類:インフルエンザ・狂犬病・マラリア・黄熱・梅毒・エ
	イズ・ウイルス性肝炎など。
	 新4類:西ナイル熱などの動物由来感染症。
	 指定感染症(未知の感染症):政令により1年間限定で指定。
	原則入院で、全額公費負担。
	◎1998.10.(平成10)成立。
	 1999. 4. 1(平成11)施行。伝染病予防法・エイズ予防法など
	は廃止。
	 2003.10.10(平成15)参議院本会議で改正法が可決・成立。4
	分類に新4類を追加して5分類に変更。重症急性呼吸器症候群
	(SARS)を1類に分類。11. 5施行。
	 参照⇒でんせんびょうよぼうほう(伝染病予防法)
★[1]かんそう《くわんさう》
	【観想】
	○(1)[仏]仏や浄土の様相を具体的に想起すること。霊的直観。
	○(2)[仏]観想念仏の略称。
★[2]かんそう《くわんさう》
	【観想】
	◇[希]theoria、[羅]contemplatio、[英]contemplation
	○(1)[哲](アリストテレスの用語)感覚的知覚では達し得ない
	真理や、実践(praxis)・制作(poiesis)では為(ナ)し得ない行為
	などを、それ自体を知的に「眺める」ことによって直感すること。
	 「テオリア」,「テオーリア」,「静観」,「観照」とも呼ぶ。
	◎アリストテレスは、快楽を目的とする享楽的生活、栄誉を目
	標とする政治的生活、財産を追求する営利的生活に対し、神の
	本質を眺める「観想的生活([希]bios theoretikos)」を永遠の幸
	福を求める真の生活・最高の生活と考えた。
	◎古代から近世にいたるまで多くの思想家に影響を与え、近代
	の「理論([英]theory)」の基礎となった。
	 参照⇒せおりー(セオリー)
	○(2)[美]⇒かんしょう(観照)()
★かんぞう《かんざう》
	【カンゾウ】
	【甘草】
	◇[学]Glycyrrhiza uralensis、[英]licorice
	○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)カンゾウ属(Glycyr-
	rhiza)の多年草。
	 甘味料や生薬として使用される。
	 主成分はグリチルリチン(glycyrrhizin)。
かんぞう《くわんざう》
	【カンゾウ】
	【萱草】
	◇[学]Hemerocallis fulva
	○[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ワスレグサ属(Hem-
	erocallis)の多年草。中国原産。
	 草丈1メートル弱。
	 原野に自生し、夏に黄橙の花を咲かせる。
	 古くは「忘れ草(ワスレグサ)」とも呼ばれ、この若い葉を食べると
	悩みを忘れるという。
	 「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
	 参照⇒はまかんぞう(ハマカンゾウ,浜萱草)
★かんぞう《かんざう》
	【肝臓】
	◇[英]liver(レバー)
	○[医]内臓器官の一種。
	 参照⇒かんえん(肝炎),しぼうかん(脂肪肝)
	◎病気などが悪化しても苦痛が伴わないことから「物言わぬ臓
	器(silent liver)」とも呼ぶ。
かんぞう《くわんざう》
	【萱草】
	○(1)[植]⇒かんぞう(カンゾウ,萱草)
	○(2)[色]萱草色の略。
	 ⇒かんぞういろ(萱草色)
かんぞう《かんざう》
	【鹹草】
	○[漢][植]アシタバ(明日葉)の漢名。
	 ⇒あしたば(アシタバ,明日葉,鹹草)
かんぞういろ《くわんざういろ》
	【萱草色】
	○[色]染色の名。黄みがちの橙色。
	 「かんぞう(萱草)」,「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
	◎C=0,M=46,Y=78,B=0。
★かんぞうがん《かんざうがん》
	【肝臓ガン】
	【肝臓癌】
	◇[英]liver cancer
	○[病]肝臓に発生する癌腫。
	 「かんがん(肝ガン,肝癌)」,「ヘパトーマ(hepatoma)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かんさいぼうがん(肝細胞ガン,肝細胞癌)
かんそうざい《かんさうざい》
	【乾燥剤】
	○[化]周囲から水分を奪い乾燥させる、吸湿性の強い物質。
	 食品に使われるシリカゲル・生石灰(セイセッカイ)のほか、濃硫酸
	・無水塩化カルシウム・五酸化燐(リン)などがある。
かんぞく
	【韓族】
	◇[朝]Hanjok
	○⇒ちょうせんぞく(朝鮮族)
かんそくきょう《くわんそくきやう》
	【観測鏡】
	○[軍]⇒ほうたいきょう(砲隊鏡)
かんそくしょくぶつ《くわんそくしよくぶつ》
	【管束植物】
	◇[英]tracheophyte
	○[植]⇒いかんそくしょくぶつ(維管束植物)
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