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百 科 辞 書 《かん》 編集:獨 澄旻
-------- かん --------------------------------------------------
かん
【カン】
【汗】
◇[中]han
○[歴]⇒かかん(可汗)
★かん
【カン】
【槓】
◇[中]gang、[日]kan、[英]kong
○マージャン(麻雀)の鳴きの一つ。
アンカン(暗槓)とミンカン(明槓)がある。
かん
【皖】
◇[中]Wan
○中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)の別称。
⇒あんきしょう(安徽省)
◎直皖戦争(Zhiwan Zhangzheng):⇒あんちょくせんそう(安直
戦争)
皖南事変(Wannan Shibian):⇒かんなんじけん(皖南事件)
かん
【漢】
◇[中]Han
○(1)中国本土、または中国の主要な民族の名前。
◎もとは中国の川の名前「漢水(Hanshui)」,「漢江(Hanjiang)」か
ら。
○(2)中国の文物・事物。
◎漢の文化が栄えたことから。
◎漢字,漢文,漢方
○(3)男(オトコ)。男子。
◎好漢,悪漢
○(4)[歴]中国の歴史上の国名。
普通は前漢(Qian Han)(BC. 202〜AD. 8)と後漢(Hou Han)
(AD. 25〜 220)の両漢を指す。古代のギリシア人・ローマ人
は「セリカ(Serica)(絹の国)」と呼んだ。
◎<1>秦(Qin)につづく、劉邦(Liu Bang)(リュウ・ホウ)が建国した統
一王朝(BC. 202〜AD. 8)。普通「前漢」と呼ぶ。「西漢(Xi Han)
(セイカン)」とも呼ぶ。
⇒ぜんかん(前漢)
<2>劉秀(Liu Xiu)(リュウ・シュウ)が再興(AD. 25〜 220)。普通
「後漢(ゴカン)」と呼び、「東漢(Dong Han)(トウカン)」とも呼ぶ。
⇒ごかん(後漢)
<3>三国時代の国( 221〜 263)。「蜀漢(Shu Han)(ショクカン)」,
「蜀(ショク)」とも呼ぶ。
<4>五胡十六国の一つ( 304〜 329)。匈奴(キョウド)の劉淵(Liu
Yuan)(リュウ・エン)が建国、のち「趙(Zhao)(チョウ)」と改称。
<5>五胡十六国の一つ( 304〜 347)。「てい(「低」-「人」偏:補
助3841)」の李特(Li Te)が建国し、李雄(Xiong)が成都に都した
大成国。李寿(Shou)のとき「漢」と改称。「成漢(Cheng Han)(セイカ
ン)」,「後蜀(Hou Shu)」とも呼ぶ。
<6>五代十国の一つ( 917〜 971)。南漢(Nan Han)。
<7>五代十国の一つ( 947〜 950)。後漢(Hou Han)(コウカン)。:
⇒こうかん(後漢)
<8>五代十国の一つ( 951〜 979)。北漢(Bei Han)(ホクカン)。
○(5)[天]天の川。
◎天漢,銀漢
かん
【澗】
○[数]数の単位。10の36乗。溝(コウ)の一万倍、正(セイ)の一万分
の一。
かん
【燗】
○[食]酒、特に日本酒を器に入れて温めること。
一般に熱(ネッ)したお湯に、酒の入った徳利(トックリ)などを浸し
て温める。
熱(アツ)く熱したものを熱燗(アツカン)、体温くらいに温めたもの
を人肌(ヒトハダ)、逆に温めないまたは冷やしたものは冷酒(ヒヤザ
ケ)と呼ぶ。
参照⇒とっくり(徳利)(1)
★[1]かん《くわん》
【観】
○(1)見えること。外見。
◎外観
○(2)ながめ。見物。
◎観光
○(3)([中]guan)高い建物。
「楼(lou)(ロウ)」とも呼ぶ。
○(4)見方。
◎世界観
[2]かん《くわん》
【観】
◇[梵]vipasyana(ヴィパシャナー)
○[仏]思慮分別する能力。
[1]かーん
【カーン】
◇[英]kern
○[印]欧文活字の上下の突き出た部分。
「t」の上部、「y」の下部、イタリック体の「f」の上下部など。
参照⇒かーにんぐ(カーニング),せりふ(セリフ)
[2]かーん
【カーン】
◇Caen
○フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region
Basse-Normandie)北部のカルバドス県(Departement du Cal-
vados)にある地域圏の主都・県都。
オール川(le fleuve Orne)沿いにある。
〈人口〉
1990(平成 2)11万5,624人。
[3]かーん
【カーン】
◇Albert Kahn
○[人]アメリカの建築家(1869〜1942)。ドイツ生れ。
[4]かーん
【カーン】
◇Jerome Kern(ジェローム・カーン)
○[人]アメリカのポピュラーソング作曲家(1885〜1945)。ニュ
ーヨーク生れ。
[5]かーん
【カーン】
◇Louis Isadore Kahn
○[人]アメリカの建築家(1901〜1974)。エストニア生れ。
1905(明治38)移民として渡米。
1915(大正 4)帰化。
[6]かーん
【カーン】
◇Ghulam Ishaq Khan(イスハク・カーン)
○[人]パキスタンの大統領(1915〜2006.10.27)。在任:1988.
8.12〜1993. 7.18。
1990(平成 2)ベナジル・ブット(Benazir Bhutto)首相を解任。
1993. 4.(平成 5)ナワズ・シャリフ(Mohammad Nawaz Sharif)
首相を汚職などを理由に解任し、その後の混乱で大統領を辞任。
[7]かーん
【カーン】
◇Abdul Qadeer Khan(アブドル・カディール・カーン)
○[人]パキスタンの科学者(1935〜)。
パキスタンの「核開発の父(father of Pakistan's nuclear
bomb)」と呼ばれる。
◎2004. 2. 4(平成16)北朝鮮・リビア・イランに核開発技術を
漏洩(ロウエイ)したことを認める。
[1]がん
【ガン】
◇[英]gun
○(1)銃砲・銃器。鉄砲・銃。
⇒じゅう(銃)
○(2)銃砲に似たもの。
○(3)[写]特に、フラッシュガン。
[2]がん
【ガン】
◇[フ]Gand
○ベルギーの都市ヘント(Gent)のフランス語名。
⇒へんと(ヘント)
★がん
【ガン】
【雁】
【鴈】
○[鳥]カモ目ガンカモ科の水鳥で、ハクチョウ類に次いで体の
大きい一群の総称。
「カリ(雁)」,「カリガネ(雁が音,雁金)」,「つつなわせ鳥」と
も呼ぶ。
◎宮城県の県鳥。
★がん
【ガン】
【癌】
◇[英]cancer
○[病]
ガン組織では糖代謝が活発。
ガン細胞は正常細胞より熱に弱い。
「キャンサー」とも呼ぶ。
参考⇒あぽとーしす(アポトーシス),てろめらーぜ(テロメラ
ーゼ),[2]ぺっと(PET)(1)
◎英語の「キャンサー」はカニ(蟹)の意味で、乳ガンに冒(オカ)さ
れた部位が、カニが張り付いたように見えることから。
血液のガン:⇒はっけつびょう(白血病)
◎1981(昭和56)脳卒中を抜き、死亡原因のトップになる。
2007. 4.(平成19)がん対策基本法が施行。
★がん《ぐわん》
【願】
○
◎願を解(ホド)く
かんあつし
【感圧紙】
◇[英]pressure sensitive paper
○カーボン紙を用いない複写する紙。
上になる紙の裏に無色色素溶液の入っている微小なカプセル
を塗り、下になる紙の複写面にフェノール樹脂・酸性白土など
を塗ったもの。
手書きの筆圧やタイプライターの活字の圧力でカプセルがつ
ぶれ、無色色素が下の紙の発色剤と反応して色が出る。
「感圧複写紙」,「ノーカーボン紙(no carbon required paper)」,
「ノーカーボン・ペーパー」,「カーボンレス・ペーパー(carbon-
less paper)」とも呼ぶ。
◎NCR(No Carbon Required)社が開発。
1971(昭和46)カプセルに使用しているPCBが問題になる。
かんあつふくしゃし
【感圧複写紙】
◇[英]pressure sensitive paper
○⇒かんあつし(感圧紙)
かんいきょく
【簡易局】
○[通]⇒かんいゆうびんきょく(簡易郵便局)
かんいさいばんしょ
【簡易裁判所】
○[法]最下級の裁判所。軽微な民事・刑事事件の第一審を扱う。
上限額が140万円未満の民事訴訟、および罰金以下の刑にあ
たる罪の刑事訴訟を処理する。
略称は「簡裁」。
◎1988(昭和63)全国の簡裁を452ヶ所に統廃合。
2003. 7.18(平成15)参議院本会議で裁判所法・弁護士法など
8法の「司法制度改革のための裁判所法等改正法」が可決・成立。
民事訴訟の上限額が90万円から140万円に引き上げられる。
かんいじゅうにかい《くわんゐじふにかい》
【冠位十二階】
○[歴] 603[推古11]に制定された位階。朝廷での席次を示す制
度。
儒教の徳目を参考にして冠名を徳・仁・礼・信・義・智とし、
さらに大・小に分けて十二階とした。
冠衣を色は、六種の色(紫・青・赤・黄・白・黒)とその濃淡
によって区分けされ、各位階に相当する服の色という意味で
「当色(トウジキ)」と呼ばれた。
参照⇒とうじき(当色)
◎初めて摂政の聖徳太子により制定。従来の氏姓(ウジカバネ)に
よる政治的地位の世襲制を打破し、個人の功労・能力により位
階を授与・昇進させて人材登用をしようと図ったもの。
中国や百済・高句麗などの制度の影響が指摘されている。
しかし授与の範囲は畿内の大和朝廷構成者の一部に過ぎず、
蘇我(ソガ)氏には一人もいないため、蘇我氏は皇室と共に授与
者側に立っていたと推測されている。
647(大化 3)十三階に改定など、大化改新後たびたび改定さ
れ、律令制の位階制に移った。
参照⇒いかい(位階)
★かんいせいめいほけん
【簡易生命保険】
○[経]日本郵政グループの株式会社かんぽ生命保険が行う生命
保険。
◎1916.10. 1(大正 5)逓信省によって創業。
2007.10. 1(平成20)日本郵政公社の民営化で株式会社かんぽ
生命保険に移管。
かんいたどり
【カンイタドリ】
○[植]⇒ひめつるそば(ヒメツルソバ,姫蔓蕎麦)
かんいちご
【寒苺】
○[植]フユイチゴ(冬苺)の別称。
⇒(フユイチゴ,冬苺)
かんいゆうびんきょく《かんいいうびんきよく》
【簡易郵便局】
○[通]日本郵政グループの郵便局株式会社から委託を受けた、
地方公共団体・農業協同組合・漁業協同組合・消費生活協同組
合などの非営利団体や個人が、郵便・貯金・保険その他の窓口
事務を行う施設。
略称は「簡易局」。
◎2007. 8.(平成19)8月末現在で4,299局で、うち一時閉鎖の
局は310局。
2007.10. 1(平成19)日本郵政公社の民営化で郵便局株式会社
に移管。簡易郵便局68局が閉鎖され、一時閉鎖の局は417局と
なる。
◎郵政省時代は郵政大臣の委託を受けたもの。
かんいんのみや《かんゐんのみや》
【閑院宮】
○⇒みやけ(宮家)
かんう《くわんう》
【関羽】
◇[中]Guan Yu
○[人]中国三国時代の蜀漢(Shu Han)の武将(?〜 219)。字(アザ
ナ)は雲長(Yunchang)。
張飛(Zhang Fei)(チョウ・ヒ)とともに桃園で義を誓い、一生を捧
げて劉備(Liu Bei)(リュウ・ビ)玄徳(Xuande)(ゲントク)を助けて活躍
したが、呉(Wu)に謀殺された。
◎中唐のころから軍神として崇拝され、特に宋代以降は関帝廟
(Dimiao)・関王廟(Wangmiao)が建てられ、小説『三国志演義』
でもてはやされ、民衆の信仰を得ている。
清代では、清軍の中国統一に関羽の加護があったとして特に
崇拝し、関羽を祭る関帝廟が各地に建てられた。
かんうぉんど
【カンウォンド】
【江原道】
◇[朝]Kang-won-do
○⇒こうげんどう(江原道)
かんえい《くわんえい》
【寛永】
◇[日]Kan'ei
○[歴]江戸初期、後水尾天皇・明正天皇・後光明天皇の年号。
1624(元和10,寛永元. 2.30)〜1644(寛永21,正保元.12.16)。
◎寛永寺,寛永の三筆,寛永の町割り
★かんえいじ《くわんえいじ》
【寛永寺】
○東京都台東区桜木にある天台宗の関東総本山。山号は東叡山
(トウエイザン)。
江戸城の鬼門鎮護のため幕府の意を受けて1625(寛永 2)天海
(テンカイ)僧正(慈眼大師)が寛永寺を創建。寺領は現在のほぼ上野
公園全域。はじめ藤堂家・津軽家・堀家・水谷家などの屋敷が
あり、幕府が諸大名に替え地を命じて立ち退かせ、2年半の歳
月をかけて落慶。
1648(慶安元)守澄親王を座主に迎えて以来、明治維新まで代
々座主に法親王を迎え、輪王寺宮(リンノウジノミヤ)と呼ばれた。
明治維新の際、彰義隊と官軍の戦いで境内の大部分が焼失し、
清水堂・東照宮・五重塔などをわずかに残すだけとなり、寺領
は明治政府に没収された。
参照⇒しょうぎたい(彰義隊)
1871(明治 4)徳川家の墓地がある寛永寺子院の大慈院跡に、
天海僧正にゆかりある川越喜多院の本堂を移築し、現在の寛永
寺となる。
参考⇒とうえいざん(東叡山)
◎江戸城の裏鬼門には増上寺が建てられた。
◎15代将軍慶喜(ヨシノブ)が蟄居した「葵の間」は現存。
◎明治維新の際の彰義隊戦争で、弾痕や刀傷が残る上野山本門
(黒門)は円通寺に移築されている。
参照⇒えんつうじ(円通寺)
◎五重塔は1639(寛永16)造営で、現在は上野動物園の敷地内と
なっている。江戸初期の塔婆建築の典型といわれる。五階部分
の屋根のみ銅板葺(ブ)きで、その他は瓦葺きとなっている。
かんえいたばこ《くわんえいたばこ》
【官営煙草】
○[歴]1904. 4.(明治37)煙草専売法の公布によって発売された
煙草。
米国産の葉を使用した銘柄「スター」・「チェリー」・「リリー」、
国産の葉の「敷島」・「大和」・「朝日」・「山桜」が同年7月1日発
売され、日清(1894. 8.〜1895. 3.)・日露(1904. 2.〜1905. 9.)
の軍費に充てられた。
◎国産煙草の名は、国学者本居宣長(モトオリ・ノリナガ)の和歌「しき
島の倭心(ヤマトゴコロ)を人とはば朝日に匂ふ山桜花」から命名され
た。
戦時増収のため民間煙草より約2割も高く、敷島8銭、大和
7銭、朝日6銭であった。
かんえいのさんぴつ《くわんえいのさんぴつ》
【寛永の三筆】
○[人]本阿弥光悦(ホンアミ・コウエツ)・近衛信尹(コノエ・ノブタダ)・松花
堂昭乗(ショウカドウ・ショウジョウ)の総称。
「慶安の三筆」とも呼ぶ。
参照⇒さんぴつ(三筆)
かんえいのまちわり《くわんえいのまちわり》
【寛永の町割り】
○[歴]⇒めいれきのたいか(明暦の大火)
参考⇒こちょう(古町)
かんえつじどうしゃどう《くわんゑつじどうしやだう》
【関越自動車道】
○[交]東京都練馬区と新潟県長岡市を結ぶ高速道路。国道。全
長245キロメートル。
群馬県藤岡市で上信越自動車道に、長岡市で北陸自動車道に
接続する。
◎1971(昭和46)練馬区〜埼玉県川越市間、開通。
1985(昭和60)全線開通。
★かんえん
【肝炎】
○[病]肝臓に起こる炎症の総称。
大半がウイルス性肝炎で、他にアルコール性肝炎・薬物性肝
炎・自己免疫性肝炎などがある。
症状からは、急性肝炎・劇症肝炎・持続性肝炎・慢性肝炎な
どに分類される。
参照⇒ういるすせいかんえん(ウイルス性肝炎)
◎1988(昭和63)E型肝炎ウイルス、発見。
1989(平成元)C型肝炎ウイルス、発見。
1995(平成 7)G型ウイルスを特定。感染経路は血液。
がんえん
【岩塩】
◇[英]halite/rock salt
○[鉱]天然に産出する、塩化ナトリウム(NaCl)から成る鉱
物。
工業原料や精製して食塩とする。
がんえん《がんゑん》
【顔淵】
◇[中]Yan Yuan
○[人]⇒がんかい(顔回)
かんおけ《くわんをけ》
【棺桶】
○死人を入れて葬(ホウム)る棺(ヒツギ)に用いる木製の丸い桶。
参照⇒はやおけ(早桶),ひつぎ(棺,柩)
かんおんじ《くわんおんじ》
【観音寺】
◇[日]Kan'onji
○(1)⇒かんおんじし(観音寺市)
○(2)[交]⇒かんおんじえき(観音寺駅)
かんおんじえき《くわんおんじえき》
【観音寺駅】
○[交]香川県観音寺市にある、JR四国予讃線(ヨサンセン)の駅。
本山(モトヤマ)駅(三豊市)と豊浜(トヨハマ)駅の間。
◎名鉄尾西線には「かんのんじ(観音寺)」駅がある。
かんおんじし《くわんおんじし》
【観音寺市】
◇[日]Kan'onji Shi
○香川県西部の市。南東部を徳島県、南西部を愛媛県に隣接し、
西部を瀬戸内海に面する。
かんか《かんくわ》
【干戈】
○(1)たて(干)とほこ(戈)。武器。
参照⇒むじゅん(矛盾)
○(2)(転じて)たたかい・いくさ。
◎干戈を交(マジ)える:交戦する。
がんかい《がんくわい》
【顔回】
◇[中]Yan Hui
○[人]中国、春秋末期の学者(BC. 514〜BC. 483)。名は回、字
(アザナ)は子淵(Ziyuan)(シエン)。魯(ロ)の人。孔門十哲の第一(首
位)。
貧家に生れたが、よく学問を好み、徳行に厚(アツ)く(徳行第
一)、孔子(Kongzi)に重んじられた。
32歳で孔子より先に没し、孔子を大いに嘆かせた。
後世に「亜聖(Yasheng)(アセイ)」と称される。
「顔淵(Yuan)(ガン・エン)」とも呼ぶ。
参照⇒こうもんのじってつ(孔門の十哲)
◎生年はBC. 522/ 521とも、没年はBC. 490とも。
◎『論語』(公冶長)回也聞一以知十:回(カイ)や一(イチ)を聞いて
以(モッ)て十(ジュウ)を知(シ)る。
参照⇒しこう(子貢)
かんがく
【侃諤】
◇[中]kan'e
○遠慮せずに盛んに論議すること。
「侃侃諤諤(カンカンガクガク)」の略。
★かんがくいん
【勧学院】
○ 821(弘仁12)当時右大臣の藤原冬嗣(フユツグ)が設立。
かんがくじいせき《くわんがくじゐせき》
【観覚寺遺跡】
○[歴]奈良県高市郡(タカイチグン)高取町(タカトリチョウ)観覚寺にある、
5世紀後半〜6世紀の遺跡。
一帯は渡来系の東漢氏(ヤマトノアヤウジ)の本拠地で、暖房施設オ
ンドルを備えた建物跡や、朝鮮半島特有の形状の方形池跡(東
西約5メートル、南北約4メートル)などが出土。
かんかくもう
【感覚毛】
◇[英](単数形)vibrissa/(複数形)vibrissae
○[生]動植物にある、外界からの刺激を受容する毛の総称。
基部に特殊な神経末端をもつ、一種の受容装置で、味覚・嗅
覚・触覚・振動覚をつかさどる。
哺乳類ではネコなどのヒゲ(洞毛)、昆虫類では毛状の感覚子、
食虫植物ではハエジゴクなどの葉上面の毛などがこれに当たる。
参照⇒どうもう(洞毛)
★かんがみる
【鑑みる】
○
かんがる
【カンガル】
◇Kangar
○マレーシア北西端、ペルリス州(negeri Perlis)の州都。
★かんがるー
【カンガルー】
◇kangaroo
○(1)[哺]有袋類(フクロネズミ目)カンガルー科の哺乳類の総
称。
参照⇒わらるー(ワラルー),わらびー(ワラビー)
◎オーストラリアの先住民アボリジニ(Aborigine)の言葉で「私
は知らない」の意味とも、「跳ぶもの」,「食べられる動物」とも。
○(2)[地](Kangaroo Island)⇒かんがるーとう(カンガルー島)
かんがるーとう《かんがるーたう》
【カンガルー島】
◇[英]Kangaroo Island
○[地]オーストラリア大陸南部、インド洋にある島。
南緯35.82°、東経137.30°の地。
大陸と北東部をバックステアーズ水路(Backstairs Passage)、
北部をインベスティゲーター海峡(Investigator Strait)で隔
てられている。
オーストラリア南部のサウスオーストラリア州(the State
of South Australia)に属する。
〈面積〉
4,373.7平方キロメートル。
かんがるーびん
【カンガルー便】
○[経][交]西濃運輸(セイノウウンユ)の宅配便。
参照⇒たくはいびん(宅配便)
★かんかん
【カンカン】
◇[フ]cancan
○[劇]19世紀後半から20世紀初頭、キャバレーで流行したテン
ポの早いショーダンス。
ダンサーが一列に並び、スカートをまくって足を高く上げて
踊るラインダンス。
「フレンチカンカン([英]French cancan)」とも呼ぶ。
参照⇒むーらんるーじゅ(ムーランルージュ,ムーラン・ルー
ジュ)(1)
◎歌謡曲:⇒ぎんざかんかんむすめ(銀座カンカン娘)
かんかん
【汗汗】
◇[中]hanhan
○水が限りなく広がっているさま。
かんかん
【汗簡】
◇[中]hanjian
○⇒かんせい(汗青,汗)
かんかん
【侃侃】
◇[中]kankan
○性格が強く、物事に臆(オク)せず、のびのびとして正直なさま。
川の流れのように堂々として怯(ヒル)まぬまさ。
◎侃侃諤諤(カンカンガクガク)
かんかん
【漢奸】
◇[中]hanjian
○(1)[漢]中国で、敵に通じる者。売国奴・スパイ。
○(2)[古][漢]中国清朝時代、満州人に通じた漢人。
○(3)[古][漢](特に)日中戦争前・戦中、日本に協力した中国
人。
かんがん
【汗顔】
◇[中]hanyan
○(1)たいへん恥ずかしく思って顔に汗をかくこと。極めて恥
ずかしく感ずること。赤面。
○(2)[漢](顔に汗す)激しく労働すること。
★かんがん《くわんぐわん》
【宦官】
◇[中]huanguan、[英]eunuch
○[歴]主に東洋の後宮で、女性の監督などに従事した、去勢男
子の小役人。
◎1923. 7.16(大正12)清朝最後の皇帝愛新覚羅溥儀(アイシンカクラ・フ
ギ)、約1,000人の宦官を解雇して紫禁城内から追放。ただし、
太妃らの願いから身の回りの世話をする数十人は除かれた。
かんかんがくがく
【侃侃諤諤】
【侃々諤々】
◇[中]kankan e'e
○遠慮せずに盛んに論議すること。
略して「侃諤(カンガク)」ともいう。
★かんき
【乾季】
○[気]
⇔うき(雨季)
かんき《くわんき》
【歓喜】
○喜(ヨロコ)び。
「かんぎ(歓喜)」とも読む。
参照⇒かんぎ(歓喜)
かんぎ《くわんぎ》
【官妓】
○(1)([中]guanji)中国で昔、官に仕えて歌舞を行なった女。
○(2)[歴]高麗王朝以後の朝鮮の妓生(キーセン)。
⇒きーせん(妓生)
かんぎ《くわんぎ》
【歓喜】
◇[梵]pramudita
○[仏]仏法を聴聞(チョウモン)し信心を得て身心ともに喜ぶこと。
「かんき(歓喜)」とも読む。
参照⇒かんき(歓喜)
かんぎがん《くわんぎぐわん》
【歓喜丸】
○⇒かんぎだん(歓喜団)
かんぎじざいてん《くわんぎじざいてん》
【歓喜自在天】
○[仏]「大聖歓喜自在天(ダイショウカンギジザイテン)」の略。
⇒だいしょうかんぎじざいてん(大聖歓喜自在天)
かんぎだん《くわんぎだん》
【歓喜団】
○歓喜天(カンギテン)に供える菓子。穀類・薬種・酥(ソ)(練乳)・
蜜などをこね合せて油で揚げたインドの菓子。
寺からこれをもらって帰り近所に配ると、食べた人々の福が
自分に集まるという。
「歓喜丸(カンギガン)」,「団喜(ダンギ)」とも呼ぶ。
参照⇒だいしょうかんぎじざいてん(大聖歓喜自在天)
かんぎてん《くわんぎてん》
【歓喜天】
○[仏]「大聖歓喜自在天(ダイショウカンギジザイテン)」の略。
⇒だいしょうかんぎじざいてん(大聖歓喜自在天)
がんぎばしご
【雁木梯子】
○(1)[建]一本の太い棒に数本の横木をとりつけた梯子。
○(2)[建]一本の太い木材に踏み段を階段状に刻み出した梯子。
かんきゅう《くわんきう》
【圜丘】
○⇒えんきゅう(圜丘)
かんぎょう《くわんぎやう》
【観経】
○(1)⇒かんきん(看経)
○(2)[仏]観無量寿経の略。
★かんきょうきほんほう《くわんきやうきほんはふ》
【環境基本法】
○[法]1993.11.12(平成 5)成立し、公害対策基本法は廃止。
かんぎょうぎんこう《くわんげふぎんかう》
【勧業銀行】
○[古]日本勧業銀行の略称。
⇒にほんかんぎょうぎんこう(日本勧業銀行)
かんきょうさんみゃく《かんきやうさんみやく》
【咸鏡山脈】
◇[朝]Hamgyong Sanmaek、[英]Hamgyong Mountains
○[地]朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東
部にある山脈。
咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)の中央部を南西から北東に走る。
主峰はクアンモ峰(冠帽峰)(Kwanmo-bong)(2,540メートル)。
「ハムギョン山脈」とも呼ぶ。
★かんきょうしょう《くわんきやうしやう》
【環境省】
○
◎1971. 7. 1(昭和46)環境庁として発足。
2001. 1. 6(平成13)省庁再編により、環境庁から環境省に格
上げ。
かんきょうちょう《くわんきやうちやう》
【環境庁】
◇[英]Enviroment Agency
○[歴]環境省の旧称。
⇒かんきょうしょう(環境省)
かんきょうどう《かんきやうだう》
【咸鏡道】
◇[朝]Hamgyong-do
○[古]朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東
部の道。
1896(明治29)咸鏡南道(Hamgyong-nam-do)と咸鏡北道(Ham-
gyong-buk-do)に分離。
参照⇒かんきょうなんどう(咸鏡南道),かんきょうほくどう
(咸鏡北道)
かんきょうなんどう《かんきやうなんだう》
【咸鏡南道】
◇[朝]Hamgyong-nam-do
○朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)東部の道。
北部を両江道(Yanggang-do)、北東部を咸鏡北道(Hamgyong-buk-
do)に接し、東部を日本海に面する。
道都(道庁所在地)は咸興(Hamhung)(カンコウ;ハムフン)。
「ハムギョンナムド(咸鏡南道)」とも呼ぶ。
◎1896(明治29)咸鏡道、南北に分離。
1954(昭和29)両江道を分離。
かんぎょうはくらんかい《くわんげふはくらんくわい》
【勧業博覧会】
○[歴]⇒ないこくかんぎょうはくらんかい(内国勧業博覧会)
かんきょうほくどう《かんきやうほくだう》
【咸鏡北道】
◇[朝]Hamgyong-buk-do
○朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東部の
道。南西部を咸鏡南道(Hamgyong-nam-do)に接し、北部を中国
に隣接し、東部・南部を日本海に面する。
道都(道庁所在地)は清津(Cheongjin)(セイシン;チョンジン)。
大部分が山岳地帯で、炭田や鉄鉱山がある。
「ハムギョンブクド(咸鏡北道)」とも呼ぶ。
◎長距離ミサイル「テポドン」の試射場の舞水端里(ムスタンリ)
や、地下核実験場と目される吉州郡(Kilju-gun)がある。
参照⇒きるじゅぐん(キルジュ郡,吉州郡)
◎1896(明治29)咸鏡道、南北に分離。
★かんきょうほるもん《くわんきやうほるもん》
【環境ホルモン】
○[化]内分泌撹乱(カクラン)物質。
参照⇒でぃいーえす(DES),のにるふぇのーる(ノニルフェ
ノール),ふたるさんえすてるるい(フタル酸エステル類),びす
ふぇのーるえー(ビスフェノールA),てぃーびーてぃー(TBT),
おくちるふぇのーる(オクチルフェノール)
かんきり
【缶切り】
◇[米]can opener、[英]tin opener
○[食]缶詰めを蓋(フタ)を切って開ける道具。
現在は缶詰の縁(フチ)に缶切りを引っ掛け刃を差し込み、縁に
沿ってギザギザと切るもの。また、縁の外側に刃を当ててネジ
を回す、ギザギサのない安全なものもある。
昔は缶蓋の中心に錐(キリ)の部分を差し込み、さらに刃を縁に
差し込んでギザギザと切るものだった。古い絵や写真で、缶蓋
の中心に穴のあるものはこのタイプ。
◎缶きり不用(パッカン):参照⇒ぷるとっぷ(プルトップ)
かんきん
【看経】
○(1)経文を黙読すること。
参照⇒ふぎん(諷経)
○(2)のちに経文を静かに読むこと。読経(ドキョウ)。諷経(フギン)。
◎「きん(経)」は唐音読み。
かんぎん《くわんぎん》
【勧銀】
○[古]日本勧業銀行の略称。
⇒にほんかんぎょうぎんこう(日本勧業銀行)
[1]かんぐー
【カングー】
◇[ハウサ語]kangoo、[英]ruins
○遺物・廃墟・遺跡。難破・破滅。
[2]かんぐー
【カングー】
◇[登録商標]Kangoo
○[交]フランスのルノー社製の商用・乗用の小型ワゴン車(M
PV)。
◎1997(平成 9)発売。
がんくいまめ《がんくひまめ》
【雁食い豆】
【雁食豆】
【雁喰豆】
○[農]ダイズ(大豆)の一品種。
東北産で、かつて関東では正月の黒豆(クロマメ)として使用され
ていた。豆を煮ると皮にシワができ、「まめに働く」に「長寿」の
意味を含めて食された。
名称は、豆粒の中央にある凹みをガン(雁)が啄(ツイ)ばんだ痕
(アト)に見立てたもの。また、一葉柄から五枚の小葉を出すこと
から「五葉豆(ゴバマメ)」とも呼ぶ。
かんくう《くわんくう》
【関空】
○[空]関西国際空港の略称。
⇒かんさいこくさいくうこう(関西国際空港)
かんくたい《くわんくたい》
【管区隊】
○[古][軍]陸上自衛隊での師団の旧称。
参照⇒しだん(師団)(2)
がんくつおう《がんくつわう》
【岩窟王】
○[文]黒岩涙香(ルイコウ)がアレクサンドル・デュマ(Alexandre
Dumas)(大デュマ)作『モンテ・クリスト伯』を英訳本から重訳
した題名。
参照⇒もんてくりすとはく(モンテクリスト伯)
★がんくつほてる
【岩窟ホテル】
○埼玉県比企郡(ヒキグン)吉見町(ヨシミマチ)。
参照⇒よしみひゃっけつ(吉見百穴)
がんぐりおん
【ガングリオン】
◇[英]ganglion
○(1)[生]⇒しんけいせつ(神経節)
○(2)[病]関節を包んでいる関節包という軟らかい組織や、腱
(ケン)を包む鞘(サヤ)の腱鞘(ケンショウ)に、粘液がたまって膨(フク)ら
む良性の嚢腫(ノウシュ)(しこり)。
大きさは米粒大からピンポン球ぐらいまであり、外見は骨が
隆起したように見えるが、弾性があって軟らかい。
女性の手首の甲(コウ)側に好発し、運動選手にも発生する。
がんぐろ
【ガングロ】
○[古][社]1990年代初頭から東京の渋谷で女子高生を中心に広
まった、顔を真っ黒に塗ったファッション。また、その化粧。
唇は白く塗り、金髪または銀髪(白髪)に染め、派手な色の超
ミニスカートに厚底靴を履(ハ)き、独特のアクセントでコギャル
語を話した。
彼女達は「やまんば」とも呼ばれた。
◎「がんがんに黒い」という意味だが、「顔黒」とも表記された。
かんくん
【カンクン】
◇Cancun
○メキシコ南東部、ユカタン半島(Yucatan Peninsula)東部の
キンタナロー州(estado de Quintana Roo)北東部にある国際的
な海岸リゾート地。
ヌーディストビーチがある。
〈人口〉
1990(平成 2)16万7,730人。
かーんぐん
【カーン郡】
◇[英]Kern County
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
中南部の郡。北東端をイニョ郡(Inyo County)、東部をサンバ
ーナディノ郡(San Bernardino County)、南部をロスアンゼル
ス郡(Los Angels County)、南西部をベンチュラ郡(Ventura
County)に接する。
郡都はベーカーズフィールド(Bakersfield)。
★かんげ《くわんげ》
【勧化】
○
○勧進のこと。
⇒かんじん(勧進)
かんけつ
【汗血】
○(1)汗(アセ)と血(チ)。
○(2)血のような汗を流すこと。非常に努力すること。また、
ひどく苦労すること。
○(3)汗血馬の略称。
⇒かんけつば(汗血馬)
かんけつのうま
【汗血の馬】
○⇒かんけつば(汗血馬)(1)
かんけつば
【汗血馬】
○(1)一日に千里を走り、血のような赤い汗を流すという名馬。
前漢の武将李広利(Li Guangli)(リ・コウリ)が大宛(Gawan)(ダイエン)
を陥落させて得たことから、西域のフェルガナ地方が産地とさ
れる。
「汗血の馬」とも、単に「汗血」,「汗馬(カンバ)」とも呼ぶ。
参照⇒だいえん(大宛)
○(2)(転じて)駿馬(シュンメ)・名馬の別称。
○(3)(転じて)優れた才能のある人。
かんけり
【カンケリ】
【缶蹴り】
○空き缶を使った子供の遊びの一つ。
一人、または数人で道端に落ちている空き缶を蹴り合うこと。
勝ち負けなどはなく、学校の帰り道などで蹴りながら帰り、
下水に落ちたり、草むらに入ったりしたら終る。
かんけん
【乾繭】
【干繭】
○[農]生の繭(マユ)を保存できるように熱処理して内部の蛹(サナギ)
を殺し、乾燥器で乾燥させること。また、乾燥した繭。
生糸(キイト)の原料となり、乾繭2.5トンから生糸が1トン得ら
れる。
⇔せいけん(生繭)
◎1952(昭和27)前橋乾繭取引所(横浜商品取引所の前身)、取引
開始。
1969(昭和44)年間42万3,000トンの取引を記録。
2004. 3.18(平成15)横浜商品取引所の乾繭先物取引の決済で、
世界唯一の先物取引を終える。
かんこう
【咸興】
◇[朝]Hamhung
○朝鮮民主主義人民共和国の東部、朝鮮咸鏡南道(Hamgyong-
nam-do)にある道都(道庁所在地)。日本海に面する港湾都市。
咸興平野を控えた農産物の集散地。化学・金属・肥料工業も
発達。
朝鮮語名は「ハムフン(咸興)」。
〈人口〉
2001(平成13)86万8,300人(推計)。
◎李氏朝鮮王朝の発祥地。
★かんこう
【漢口】
◇[中]Hankou、[英]Hankow
○中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)の省都武漢市(Wu-
han Shi)(ブカンシ)北部の一地区。
漢水(Hanshui)(カンスイ)の右岸。
「ハンコウ(漢口)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶかん(武漢)
◎新中国成立後の1949. 5.16(昭和24)武昌(Wuchang)・漢口・
漢陽(Hanyang)の3市が合併して武漢市となる。
★[1]かんこう《かんかう》
【漢江】
◇[朝]Han-gang
○[地]朝鮮半島の中南部を流れる大河。全長514キロメートル。
太白山脈(Taebaek Sanmaek)の五台山(Odaesan)大関嶺(Tae-
gwallyong)に源を発し、江原道(Kangwon-do)・忠清北道(Chung-
chong-buk-do)を経て京畿道(Kyonggi-do)の忠州湖(Chungjuho)
から北西流し、ソウル(Seoul)(京城)南郊を流れ、坡州市(Paju
Si)西方で臨津江を合流して、江華島(Kanghwa-do)付近で京畿
湾に注(ソソ)ぐ。
ソウル下流域は金浦平野を成し、穀倉地帯を形成。
支流の春川上流に韓国最大の昭陽江ダムがある。
「ハンガン(漢江)」,「漢水」とも呼ぶ。
〈支流〉
春川(Chunchon)。
洪川(Hongchon)。
内麟川(Naerinchon)。
臨津江(Imjingang)。
北漢江。
◎かつて河口から330キロメートルの寧越(Yeongwol)(ヨンウォ
ル)まで航行可能だった。
[2]かんこう《かんかう》
【漢江】
◇[中]Han Jiang
○[地]中国の漢水の別称。
⇒かんすい(漢水)
★かんこう《かんかう》
【韓江】
◇[中]Han Jiang
○[地]中国南部、広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)東部を流
れ、汕頭市(Shantou Shi)(スワトウ市)で南シナ海に注(ソソ)ぐ
川。
かんこうちょう《くわんくわうちやう》
【観光庁】
○国土交通省の外局。
◎2008.10. 1(平成20)国土交通省の観光政策課など6課が移行
して発足。
★かんごうぼうえき《かんがふぼうえき》
【勘合貿易】
○[歴]室町時代、明国の勘合を用いて行われた日明貿易。
1404(応永11)明使が勘合とその底簿を持参。
1523(大永 3. 4.)大内氏の使者が細川氏の船を焼き打ちた寧
波(ニンポー)の乱以後は大内氏が独占し、1551(天文20)大内氏
滅亡まで続いた。
参照⇒にんぽーし(ニンポー市,寧波市),であいぼうえき(出
会貿易)
★かんこうまる《くわんくわうまる》
【観光丸】
○[歴]江戸末期、オランダから幕府に贈られた軍艦スムービン
グ(Sumbing)号の日本名称。
海軍伝習所で教育に使用された。
かんごおり《かんごほり》
【寒氷】
○[食]寒天(カンテン)を使った和菓子の材料。
砂糖・水あめに水を加えて煮詰め、その液を擂粉木(スリコギ)
で摺(ス)って白い不透明な「すりみつ」を作り、これに寒天液を
加えて凝固させたもの。
型抜きして和菓子に散らしたりする。
参照⇒あけがらす(明けがらす,明けがら寿)
かんこく
【韓国】
◇[日]Kankoku
○大韓民国の略称。
⇒だいかんみんこく(大韓民国)
かんごく
【監獄】
○[古][法]死刑・自由刑の言渡しを受けた者、および勾留(コウリュ
ウ)された刑事被疑者・刑事被告人などを拘禁する施設。
受刑者を拘禁する懲役監・禁錮監・拘留場と、被告人・被疑
者を拘留する拘置監があった。
現在、名称としては、受刑者を拘禁する刑務所・少年刑務所
と、被告人・被疑者を勾留する拘置所を使用する。
参照⇒だいようかんごく(代用監獄),いちがやかんごく(市ヶ
谷監獄),かじばしかんごく(鍛冶橋監獄),こすげかんごく(小菅
監獄),えいじゅかんごく(衛戍監獄)
◎1908(明治41)監獄法、施行。
1922(大正11)監獄を刑務所と改称。
参照⇒かんごくほう(監獄法)
◎石川島監獄,巣鴨監獄
◎「勾留」は未決に、「拘留」は既決に用いる。
かんこくかん《かんこくくわん》
【函谷関】
【函谷關】
◇[中]Hanguguan
○[地]中国北部、河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)北西部にある
交通の要地。
長安(Chang'an)・洛陽(Luoyang)(ラクヨウ)間の要衝で、河南省
洛陽から渭水(Wei Shui)(イスイ)盆地の潼関(Tongguan)(ドウカン)に
至る隘路(アイロ)に関所が置かれていた。
秦代に現在の河南省霊宝県(Lingbao Xian)の西南に東方の守
として古関が築かれたが、漢(Han)の武帝(Wu Di)は将軍楊僕
(Yang Pu)の献言によりBC. 114<元鼎 3>東方150キロメートル
へ移し、河南省新安県(Xin'an Xuan)の北東に新関が築かれた。
日暮れには門が閉ざされ、鶏鳴(ケイメイ)とともに開かれた。
◎黄土層の絶壁に囲まれた谷に築かれ、あたかも函(箱)のよう
なところから呼ばれた。
◎函谷関の鶏鳴
★かんこくぎんこう《かんこくぎんかう》
【韓国銀行】
○[歴]大韓帝国の中央銀行。
1909(明治42)創設。
日韓併合後、1911(明治44)朝鮮銀行と改称。
参照⇒ちょうせんぎんこう(朝鮮銀行)
かんこくこうふくぐん《かんこくくわうふくぐん》
【韓国光復軍】
○[歴]1940(昭和15)上海(シャンハイ)にあった大韓臨時政府の軍隊。
しかし太平洋戦争中、一度も日本軍と交戦しなかった。
参照⇒だいかんりんじせいふ(大韓臨時政府)
◎植民地時代の独立運動は金日成の主導で行われていた。
参照⇒きむいるそん(金日成)
かんこくせんそう《かんこくせんさう》
【韓国戦争】
○[歴]朝鮮戦争の韓国での呼称。
⇒ちょうせんせんそう(朝鮮戦争)
★かんこくとうかんふ
【韓国統監府】
○[歴]1905(明治38)第二次日韓協約で韓国から外交権を奪い保
護国化し、京城(ソウル)に統監府設置を規定。
1905.12.20(明治38)勅令267号「統監府及理事庁官制」公布。
1906. 2. 1(明治39)京城に開府(臨時庁舎)、同年 3. 2初代統
監伊藤博文が着任。
「朝鮮統監府」とも呼ばれる。
◎1905.12.21(明治38)伊藤博文、初代統監就任。
1909. 6.14(明治42)曾禰荒助、第2代統監就任。
1910. 5.30(明治43)寺内正毅(マサタケ)(陸軍)、第3代統監就任。
1910. 8.22(明治43)日韓併合条約調印、 朝鮮総督府を設置。
初代朝鮮総督は寺内正毅。
かんこくへいごう《かんこくへいがふ》
【韓国併合】
○[歴]⇒にっかんへいごう(日韓併合)
かんごくほう《かんごくはふ》
【監獄法】
○[法]刑務所(旧:監獄)において、受刑者の自由を剥奪(ハクダツ)
する自由刑の執行に関する基本的事項や、死刑の執行などにつ
いて規定する法律。
拘禁(コウキン)・作業・教誨(キョウカイ)・接見(セッケン)など、自由束
縛(ソクバク)の限度・方法などを定める。
参照⇒かんごく(監獄),しぼうちょう(死亡帳)
◎1908(明治41)制定。
1922(大正11)監獄を刑務所と改称。
2005. 5.18(平成17)参議院本会議で刑事施設・受刑者処遇法
が可決・成立。監獄(刑務所)を刑事施設と改称。
かんこくほごじょうやく《かんこくほごでうやく》
【韓国保護条約】
○[歴]1905.11.(明治38)に締結された第二次日韓協約の別称。
⇒にっかんきょうやく(日韓協約)
かんごくろっく
【監獄ロック】
◇[英]Jailhouse Rock
○[楽]リーバー(Jerry Leiber)とストーラー(Mike Stoller)作
詞・作曲の歌謡曲(ロックンロール)。
歌はエルビス・プレスリー(Elvis Presley)。
◎1957(昭和32)リリース。
かんごしゅうかん《かんごしうかん》
【看護週間】
○[暦]⇒かんごのひ(看護の日)
かんこどり
【閑古鳥】
○[鳥]カッコウの別称。
⇒かっこう(郭公)
◎閑古鳥が鳴く
かんごのひ
【看護の日】
○[暦]1991(平成 3)厚生省(現:厚生労働省)がイギリスの看護
婦ナイチンゲールの誕生日の5月12日を「看護の日」、この日
を含む1週間を「看護週間」と定めたもの。
参照⇒ないちんげーるきしょう(ナイチンゲール記章)
かんこんそうさい《くほんこくさうさい》
【冠婚葬祭】
○人生で重要な四つの儀式。
◎冠:元服(ゲンプク)(成人式)。冠(カンムリ)をかぶることから。
婚:婚礼(結婚式)。
葬:葬儀(ソウギ)(葬式)。
祭:祖先の祭祀(サイシ)。
かんさ
【感作】
◇[英]sensitization
○[医]生体に抗原(アレルゲン)を与えて抗体を作らせ、抗原に
対して敏感な反応状態にすること。
アレルギーがおこりやすくなる。
⇔だっかんさ(脱感作)
参照⇒あれるぎー(アレルギー)(1)
かんさい
【甘菜】
○[農][植]⇒さとうだいこん(サトウダイコン,砂糖大根)
かんさい
【簡裁】
○[法]⇒かんいさいばんしょ(簡易裁判所)
かんさい
【艦載】
○[軍]軍艦に積み載(ノ)せること。
◎艦載機:⇒かんさいき(艦載機)
かんさいあーばんぎんこう《くわんさいあーばんぎんかう》
【関西アーバン銀行】
○[経]大阪府の地方銀行。
本店は大阪市。
◎2004. 2. 1(平成16)関西銀行と関西さわやか銀行が合併して
発足。総資産は約2兆円。営業は月曜日2日から。
かんさいがくいんだいがく《くわんさいがくゐんだいがく》
【関西学院大学】
○[教]⇒かんせいがくいんだいがく(関西学院大学)
かんさいき
【艦載機】
○[軍]軍艦に積載する軍用機。
戦艦・巡洋艦などからカタパルトによって発艦する航空機で、
航空母艦(空母)から発艦する艦上機を含むこともある。
参照⇒かたぱると(カタパルト),すいじょうきぼかん(水上機
母艦),かんじょうき(艦上機),すいじょうき(水上機)
◎トム・キャット(F−14)
★かんさいこくさいくうこう《くわんさいこくさいくうかう》
【関西国際空港】
○[空]
略称は「関空(カンクウ)」。
〈利用客数〉
1995(平成 7)1,651万人。
2000(平成12)2,049万人。
2001(平成13)1,936万人。
◎兵庫県伊丹市(イタミシ)には大阪国際空港(伊丹空港)がある。
◎1997. 1.23(平成 9)関西国際空港株式会社法に基づき収賄容
疑で、元運輸事務次官で前関西国際空港株式会社社長の服部経
治が逮捕される。贈賄は三菱石油(60億円)と三井鉱山(23億9
千万円)から石油製品取引をめぐり巨額資金が提供された石油
卸売業者泉井(イズイ)石油商会の代表泉井純一。
2002. 1.27(平成14)日本エアシステム(JAS)4月以降、
関西国際空港の国際線の廃止を発表。
かんさいだいがく《くわんさいだいがく》
【関西大学】
○[教]大阪府吹田市に本部を置く私立大学。
◎1886(明治19)関西法律学校として設立。
1905(明治38)専門学校令による関西大学となる。
1922(大正11)設立の認可で、大学令による関西大学となる。
1948(昭和23)新制大学となる。
★かんさいでんりょく
【関西電力】
◇[英]Kansai Electronic Power Co.,Inc.
○[電]電力9社の一社。
略称は「関電(カンデン)」,「KEPCO」。
かんさいにふよんけん《くわんさいにふよんけん》
【関西二府四県】
【関西2府4県】
○本州の近畿地方にある、京都府・大阪府・奈良県・和歌山県
・兵庫県・滋賀県の総称。
「近畿二府四県」とも呼ぶ。
参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県),かんとういっ
とろっけん(関東一都六県,関東1都6県),ほくりくさんけん
(北陸三県,北陸3県),とうかいさんけん(東海三県,東海3県),
ちゅうごくごけん(中国五県,中国5県)
★がんさいぼう《がんさいばう》
【ガン細胞】
【癌細胞】
○[病]ガン化(癌化)した細胞。
参照⇒てろめらーぜ(テロメラーゼ)
かんざき
【神崎】
◇[日]Kanzaki
○(1)⇒かんざきぐん(神崎郡)
○(2)⇒かんざきちょう(神崎町)
かんざき
【神埼】
◇[日]Kanzaki
○(1)⇒かんざきぐん(神埼郡)
○(2)⇒かんざきまち(神埼町)
かんざきぐん
【神崎郡】
◇[日]Kanzaki Gun
○(1)滋賀県中東部の郡。
能登川町(ノトガワチョウ)のみ。
◎2005. 2.11(平成17)八日市市(ヨウカイチシ)、神崎郡の永源寺町(エ
イゲンジチョウ)・五個荘町(ゴカショウチョウ)、愛知郡(エチグン)の愛東町(ア
イトウチョウ)・湖東町(コトウチョウ)の1市4町が合併して東近江市(ヒガシ
オウミシ)を発足。
○(2)兵庫県中央部の郡。
神崎町(カンザキチョウ)・市川町(イチカワチョウ)・福崎町(フクサキチョウ)・香
寺町(コウデラチョウ)・大河内町(オオカワチチョウ)の町。
◎佐賀県には神埼郡(カンザキグン)がある。
かんざきぐん
【神埼郡】
◇[日]Kanzaki Gun
○佐賀県東部の郡。
神埼町(カンザキマチ)・千代田町(チヨダチョウ)・三田川町(ミタガワチョウ)
・東脊振村(ヒガシセフリソン)・脊振村(セフリムラ)・三瀬村(ミツセムラ)の町
村。
◎滋賀県と兵庫県には神崎郡(カンザキグン)がある。
かんざきちょう《かんざきちやう》
【神崎町】
◇[日]Kanzaki Cho
○兵庫県中央部、神崎郡(カンザキグン)の町。
◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
佐賀県神埼郡(カンザキグン)には神埼町(カンザキマチ)がある。
かんざきまち
【神埼町】
◇[日]Kanzaki Machi
○佐賀県東部、神埼郡(カンザキグン)の町。
城原川に成富兵庫茂安(1560〜1634)による治水事業「野越し」
がある。
◎千葉県香取郡(カトリグン)には神崎町(コウザキマチ)がある。
兵庫県神崎郡(カンザキグン)には神崎町(カンザキチョウ)がある。
かんざし
【簪】
○(1)冠(カンムリ)の留め具。
巾子(コジ)の根に外側から挿し入れ、髻(モトドリ)を貫いて留め
るもの。
頭皮が痒(カユ)いときに掻(カ)くときにも使用するので「掻頭(ソ
ウトウ)」とも呼ぶ。
○(2)婦人の頭髪に挿す飾り。
金や銀などの金属・竹・象牙(ゾウゲ)・鼈甲(ベツコウ)などで作
る。
髷(マゲ)の前方に挿すものを「前挿し」、後方に挿すものを「後
挿(ウシロザ)し」と呼ぶ。
参照⇒ほよう(歩揺)
◎「髪挿(カミサ)し」の音便。
髷の中央に挿す「中挿し」は「こうがい(笄)」と呼ぶ。
参照⇒なかざし(中挿し,中挿,中差し,中差)
かんさす
【カンサス】
◇Kansas
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざす
【カンザス】
◇Kansas
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしちー
【カンザスシチー】
◇[英]Kansas City
○⇒かんざすしてぃー(カンザスシティー)
かんざすしてぃー
【カンザスシティー】
◇[英]Kansas City
○アメリカ合衆国中央部のカンザス州(Kansas State)東部およ
びミズーリ州(Missouri State)西部の都市。州境で二分されて
いる。
ミズーリ州ジャクソン郡(Jackson County)の郡都。
ミズーリ川とカンザス川の合流点。
「カンザスシチー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1975(昭和50)47万人。
かんさすしゅう《かんさすしう》
【カンサス州】
◇[英]Kansas State
○⇒かんざすしゅう(カンザス州)
かんざすしゅう《かんざすしう》
【カンザス州】
◇[英]Kansas State
○アメリカ合衆国中央部の州。北部をネブラスカ州(Nebraska
State)、東部をミズーリ州(Missouri State)、南部をオクラホ
マ州(Oklahoma State)、西部をコロラド州(Colorado State)に
接する。
州都はトピーカ(Topeka)。
「カンサス州」とも呼ぶ。
◎「カンザス」は北米インディアンの部族名で、「南風の民族」の
意味。
★かんさついん《かんさつゐん》
【監察院】
◇[中]Jiancha Yuan
○中華民国国民政府(現:台湾)の中央機関。五院の一つ。
参照⇒ごいん(五院)
★かんさつしょぶん《くわんさつしよぶん》
【観察処分】
○[法]
参照⇒だんたいきせいほう(団体規制法)
かんざん
【寒山】
◇[中]Hanshan
○[人]中国唐代、8〜9世紀の高僧・詩人。生没年不祥で、文
殊菩薩の化身とされる。
天台山(浙江省)国清寺の豊干(ブカン)禅師(Genggan Shanshi)
に師事し、同門の拾得(Shide)(ジットク)と共に住み、奇行が多く
伝説的な人物。
寒山撰という『寒山詩集(付:拾得・豊干の詩)』が伝わる。
参照⇒じっとく(拾得)
◎名前の由来は山中の寒巌幽窟に住んでいたことから。
◎『寒山拾得』として禅宗画の画題とされる。
がんざん《ぐわんざん》
【元三】
○(1)正月一日。歳・月・日の三つの元(ハジメ)の意。
「三元(サンゲン)」とも呼ぶ。
○(2)正月一日から三日までの三が日。
元三日(ガンサンニチ)とも呼び、「がんさん」とも読む。
◎元三大師
★かんざんじ
【寒山寺】
◇[中]Hanshan Si
○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)南部の蘇州市(Su-
zhou Shi)にある寺。
唐の詩人張継(Zhang Ji)(チョウ・ケイ)の七言絶句『楓橋夜泊(フウキョ
ウヤハク)』で有名。
◎西條八十作詞『蘇州夜曲』で、「……水の蘇州の花散る春を
……鐘が鳴ります寒山寺」と詠われている。
がんざんだいし《ぐわんざんだいし》
【元三大師】
○(1)[人]良源のこと。
⇒『人名辞典』りょうげん(良源)
◎ 985(永観 3)の正月三日に入寂(ニュウジャク)したことから。
○(2)魔除けの護符の一つ。
がんざんにち《ぐわんざんにち》
【元三日】
○⇒がんざん(元三)
★かんし《くわんし》
【管子】
◇[中]Guanzi
○[人]管仲(Guan Zhong)(カン・チュウ)の尊称。
かんしー
【カンシー】
【広西】
◇[中]Guangxi
○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
自治区)
かんじ
【乾児】
【乾兒】
◇[中]qian'er
○⇒こぶん(子分,乾児)
★かんじ
【漢字】
◇[中]Hanzi、[日]Kanji、[英]Chinese character
○[言]古代中国で作られ、現在も使用されている表意文字。
仮名(カナ)に対して「まな(真名,真字)」とも呼ぶ。
参考⇒そくてんもじ(則天文字),そうけつ(蒼頡,倉頡)
〈書体〉
隷書・秦隷(シンレイ):⇒れいしょ(隷書)
小篆・秦篆(シンテン):⇒しょうてん(小篆)
宋朝体:⇒そうちょうたい(宋朝体)
明朝体:⇒みんちょうたい(明朝体)
清朝体:⇒せいちょうたい(清朝体)
◎漢字の起源とみられる絵文字:参照⇒ちゅうえいし(中衛市)
[1]がんじー
【ガンジー】
◇Mohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・ガンジー)
○[人]インド独立運動の指導者・建国の父(1869〜1948)。
西インドのアーマダ・バッドのバイシャ(商人階級)に属する
家に生れる。
13歳で同年のカストルバイと結婚。
1888(明治21)ロンドン大学に留学し、卒業後に弁護士となる。
1893(明治26)商社の顧問弁護士となり南アフリカに渡る。そこ
で有色人種に対する差別虐待を受け、南アフリカで人種差別反
対運動を指導。
1915(大正 4)帰国後、国民会議派に加わり、スワラジ(自治)
・スワデシ(国産)実現を目指して、非暴力・非服従・非協同の
スローガンの下に国民会議を指導して、反英抗争を行い(1919〜
1922,1930〜1933)22回投獄され、インド独立に生涯を捧げた。
第二次世界大戦中も1942(昭和17)イギリスのインド撤退要求で
投獄された。
また、不可触賎民(パリア)の地位向上をめざしてハリジャン
(神の子)運動を提唱。
しかし彼の消極的無抵抗主義は、晩年インド民衆の支持が次
第(シダイ)に薄らいできた。
第二次世界大戦後、ヒンズー・イスラム両教徒の分離独立に
反対し、回教連盟と会議派の調停に努めたが失敗して、1948
(昭和23)ヒンズー教徒に暗殺された。
著書は『Hind-Swaraj』(1908)・『The story of my experi-
ments with truth』(1927〜1929)など。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒ろーらっとほう(ローラット法)
◎「マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)」とも呼ばれる。「マ
ハトマ」とは「偉大な魂」の意味の敬称。
◎ガンジーの断食と糸繰車の携帯は西洋文明の否定を象徴する
ものであった。
◎彼の根本思想は三つに要約される。
<1>ブラフマチャルヤ(Brahma-Charya)(克己と純潔)。
<2>アヒンサ(ahimsa)(不害)。
<3>サティアグラハ(Satyagraha)(真理把持)。
参照⇒あひんさ(アヒンサ)
[2]がんじー
【ガンジー】
◇Indira Gandhi(インディラ・ガンジー)
○[人]インドの政治家(1917.11.19〜1984.10.31)。インド共和
国初代首相ネールとカマラの一人娘、ラジブ・ガンジーの母。
オックスフォード大学に留学。
1938(昭和13)インド国民会議派に入党し、独立運動に参加。
1942(昭和17)パールシー教徒のフェローズ・ガンジーと結婚。
1955(昭和30)インド国民会議派執行委員。
1959〜1960(昭和34〜昭和35)国民会議派の議長。
1966〜1977(昭和41〜昭和52)第3代首相に就任。親ソ路線を
取り、国民会議派の右派を抑えて1971.12.(昭和46)バングラデ
ィシュ独立を支援してパキスタンに出兵し第3次インド・パキ
スタン戦争を勝利に導く。1974(昭和49)核保有国となる。1975
(昭和50)政情不安と財政危機が表面化し、憲法を停止して国内
の反体制運動には強硬に臨み、独裁的傾向を強める。1977(昭
和52)首相を辞任し、総選挙にいどんだが落選し、人民党のデ
サイが首相に就任。
1980. 1.〜1984(昭和55〜昭和59)首相に再任。
1984(昭和59)アムリッツァルのゴールデン・テンプル(the
Golden Temple)(黄金寺院)で分離運動のシーク教過激派を弾圧
し、同年10月31日シーク教徒の護衛兵に官邸で銃撃され死亡。
長男ラジブが国民会議派を引き継ぎ、首相に就任。同年11月3
日国葬。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒[2]ねーる(ネール),[3]がんじー(ガンジー),しーくきょ
う(シーク教)
[3]がんじー
【ガンジー】
◇Rajiv Gandhi(ラジブ・ガンジー)
○[人]インドの政治家(1944. 8.20〜1991. 5.21)。祖父はイン
ド共和国初代首相ネール、母は第3代首相インディラ・ガンジ
ー。
ケンブリッジ大学卒業後、一時インド国内航空のパイロット
になったが、1980(昭和55)弟のサンジャイ下院議員の飛行機事
事故による急死で政界入り。
1981(昭和56)補欠選挙で連邦下院議員に当選。
1984(昭和59)インディラ・ガンジー首相が暗殺され、後を継
ぎ首相に就任。
1989.11.(平成元)総選挙に敗北し辞任。野党連合政権のシン
首相が誕生。
1991(平成 3)第10回総選挙で南インドを遊説中、タミル・イ
ーラム解放の虎(LTTE)とみられる爆弾テロにより暗殺。
「ガンディー」とも呼ぶ。
参照⇒[2]がんじー(ガンジー),えるてぃーてぃーいー(LT
TE)
がーんじー
【ガーンジー】
◇Guernsey
○(1)[地](Guernsey Island)⇒がーんじーとう(ガーンジー島)
○(2)[農]乳牛の一品種。イギリスのガーンジー島原産。
脂率分が多く、バター製造に向いている。
「ゲルンジー」とも呼ぶ。
○(3)[服](guernsey)毛糸編みの厚いジャケット。特に船員用
の青いもの。
★かんじき
【橇】
○
◎「橇」は「そり」とも読む。
(「木」偏+「累」:補助7685)とも書き、この字は「わりご」とも読
む。
◎2004. 3. 7(平成16)秋田県平鹿郡(ヒラカグン)雄物川町(オモノガワマ
チ)、かんじきマラソン大会を開催。
かんじざい《くわんじざい》
【観自在】
○(1)[仏]諸法を観(ミ)ることが自由自在で、衆生(シュジョウ)の苦
しみを明察すること。
○(2)[仏]観自在菩薩(ボサツ)の略称。観世音の新訳名。
⇒かんぜおん(観世音)
かんしじょうこうごう《かんしじやうかうがふ》
【鉗子咬合】
○[医]⇒こうごう(咬合)
★がんじすがわ《がんじすがは》
【ガンジス河】
【ガンジス川】
◇[英]the Ganges
○[地]
〈支流〉
ブラフマプトラ川(the Brahmaputra River):⇒ぶらふまぷ
とらがわ(ブラフマプトラ川)
コシ川(Sapt Kosi):⇒こしがわ(コシ川)
大ガンダク河(Great Gandak):参照⇒がんだきがわ(ガンダ
キ川)
がんじすわに
【ガンジスワニ】
【ガンジス鰐】
○[爬]⇒がびある(ガビアル)
かんじせい
【坎児井】
◇[中]kan'erjing
○⇒かなーと(カナート)
かんしーちわんぞくじちく
【カンシーチワン族自治区】
【広西チワン族自治区】
◇[中]Guangxi Zhuangzu Zizhiqu
○⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西壮族
自治区)
がんしつせんい《がんしつせんゐ》
【岩質繊維】
◇[英]rock fiber/rock fibre
○[建]⇒ろっくうーる(ロックウール)
がんじつそう《ぐわんじつさう》
【元日草】
○[植]フクジュソウ(福寿草)の別称。
⇒ふくじゅそう(フクジュソウ,福寿草)
がーんじーとう《がーんじーたう》
【ガーンジー島】
◇[英]Guernsey Island
○[地]イギリス海峡(English Channel)南西部にある、イギリ
ス領チャネル諸島(the Channel Islands)の第2に大きい島。
北緯49.45°、西経2.58°の地。
南東方に諸島最大のジャージー島(Jersey Island)がある。
〈面積〉
65平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)5万3,313人。
★かんじゃ
【間者】
○
参考⇒うかみ(斥候,窺見,候,間諜),かまり(かまり,屈り),く
さかまり(草屈),にんじゃ(忍者)
かんしゃく
【癇癪】
○(1)神経質ですぐに激しやすい性質。ちょっとしたことにも
すぐ怒(オコ)る性質。ひどく怒りっぽいこと。
「癇癖(カンペキ)」,「かんしょう(癇性,疳性,癇症)」,「癇の病(ヤマイ)」
とも呼ぶ。
◎癇癪持ち
○(2)(1)からくる怒(イカ)り。
「かんしゃく玉(癇癪玉)」とも呼ぶ。
かんしゃくだま
【かんしゃく玉】
【癇癪玉】
○(1)かんしゃく(癇癪)・癇癪を起した怒(イカ)り。
○(2)火薬をまぶした砂を紙に包んだ玩具(オモチャ)。
6〜7ミリメートルくらいの玉に丸めたもので、地面や壁な
どの堅いものに打ち付けると大きな音を出して破裂するもの。
参照⇒にーびー(2B)(2),くらっかー(クラッカー)(3)
かんしゃさい
【感謝祭】
◇[英]Thanksgiving Day(サンクスギビング・デー)
○[宗]キリスト教の新教で、神に収穫(恵み)を感謝する祭り・
行事。
教会では穀物や果物を講壇に飾って祀(マツ)り、家庭では七面
鳥の料理やカボチャのパイを食べる。
アメリカ合衆国やカナダの国の祝日となっている。前者では
11月の第4木曜日、後者では10月の第2月曜日。
◎1620年、イギリスからメイフラワー号でアメリカにやって来
た初期の移住者が、最初の収穫を神に捧(ササ)げたことに始まる
とされる。
★かんしゅ
【看守】
○監獄事務に従事する法務事務官。
参照⇒おうてい(押丁)
〈階級〉
看守長・副看守長・看守部長・看守。
★かんしゅきごう《かんしゆきがう》
【艦種記号】
○[軍][海]
AGB(Auxiliary Ice Breaker):砕氷艦。
AGS(Oceanographic Research Ship):海洋観測艦。
AGSS(Auxiliary Research Submarine):調査潜水艦。
AOE(Fast Combat Support Ship):補給艦。
AOS(Ocean Surveillance Ship):音響測定艦。
ARC(Repairing or Cable Laying Ship):敷設艦。
AS(Submarine Rescue Tender):潜水艦救難母艦。
ASE(Auxiliary Ship Experiment):試験艦。
ASR(Submarine Rescue Vessel):潜水艦救難艦。
ASU(Auxiliary Ship Utility):特務艦。
ASY(Auxiliary Vessel Special Service Yacht):特務艇。
ATS(Training Support Ship):訓練支援艦。
ASS(Auiliary Training submarine):特務艦(潜水艦)。
BB(Battleship):戦艦。
BC(Battle Cruiser):巡洋戦艦。
CV(Aircraft Carrier):通常型航空母艦。
CVA(Attack Aircraft Carrier):攻撃型航空母艦。
CVAN(Nuclear Powered Attack Carrier):原子力推進の
攻撃型航空母艦。
DD(Destroyer):大型護衛艦(駆逐艦)。
DDH(Helicopter Destroyer):ヘリコプター護衛艦(駆逐
艦)。
DDG(Guided Missile Destroyer):ミサイル護衛艦(駆逐
艦)。
DE(Escoat Vessel):護衛艦(駆逐艦)。
DLGN(Nuclear Powered Guided Missile Frigate):原子
力ミサイル巡洋艦。
LCU(Landing Craft Utility):輸送艇。
LPD(Landing Personnel Dock):ドック型人員揚陸艦。
LST(Tank Landing Ship):戦車揚陸艇。
LSU(Landing Ship Utility):輸送艦。
MCL(Minesweeper Control Ship):掃海管制艇。
MSC(Minesweeper Coastal):掃海艇。
MSO(Minesweeper Ocean):掃海艦。
MST(Minesweeper Tender):掃海母艦。
PG(Fast attack Craft Missile):ミサイル艇。
SS(Submarine):潜水艦。
SSBN(Nuclear Powered Ballistic Missile Submarine)
:戦略型原子力潜水艦。
SSK(Killer Submarine):対潜潜水艦。
SSN(Nuclear Powered Attack Submarine):原子力潜水艦。
TSS(Training Submarine):練習潜水艦。
TV(Training Vessel):練習艦。
かんしゅくしょう
【甘粛省】
◇[中]Gansu Sheng、[英]Gansu Province
○中国北西部の省。南部を四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)に
接する。
省都は蘭州(Lanzhou)(ランシュウ)。
イスラム教徒が多く居住。
北西部に敦煌(Dunhuang)(トンコウ)がある。
◎酒泉(シュセン)衛星発射センター(the Jiaquan Satellite Laun-
ching Center)がある。
◎1979(昭和54)阿拉善右旗(Alashan Youqi)と額済納旗(Ejina
Qi)(エジン旗)が内モンゴル自治区に編入。
参照⇒あらしゃんめい(アラシャン盟,阿拉善盟)
かんしょ
【甘蔗】
○[植]サトウキビ(砂糖黍)の別称。
⇒さとうきび(サトウキビ,砂糖黍,甘蔗)
かんしょ
【甘藷】
【甘薯】
○[植]サツマイモ(薩摩芋)の別称。
⇒さつまいも(サツマイモ,薩摩芋,甘藷)
★かんじょ
【漢書】
◇[中]Hanshu
○[歴]八史・二十四史の一つ。
『班書(Banshu)(ハンショ)』,『班史(Banshi)(ハンシ)』とも呼ぶ。
参照⇒はんこ(班固)
かんしょう《くわんしよう》
【冠称】
○[劇][文]⇒つのがき(角書,角書き)
かんしょう《くわんしよう》
【換称】
◇[英]antonomasia
○[哲]⇒あんとのめーじあ(アントノメージア)
★かんしょう《くわんせう》
【観照】
○()
○()[美]([英]contemplation)美の直感。
「観想」とも呼ぶ。
○()[哲]([希]theoria)⇒[2]かんそう(観想)(1)
かんしょう《かんしやう》
【癇性】
【疳性】
【癇症】
○(1)⇒かんしゃく(癇癪)(1)
○(2)[俗]神経質・神経過敏の俗称。
○(3)病的に潔癖(ケッペキ)であること。また、そのさま。
★かんじょう《かんじやう》
【漢城】
◇[朝]Hang Sung
○(1)[歴]古代朝鮮の百済の都。
○(2)([中]Han Cheng)韓国の首都ソウルの別称。
⇒そうる(ソウル)
◎中国では「ソウル」を使用しない。
がんしょう《がんしやう》
【岩漿】
○[地]⇒まぐま(マグマ)
かんしょうき《くわんしようき》
【緩衝器】
◇[英]bumper
○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
かんじょうき《かんじやうき》
【艦上機】
○[軍][空][海]航空母艦の甲板から発着できる飛行機。
参照⇒かんさいき(艦載機),すいじょうき(水上機)
◎三式艦上戦闘機。
★がんじょうじ《ぐわんじやうじ》
【願成寺】
○福島県いわき市内郷白水町(ウチゴウシラミズマチ)にある真言宗智山
派(チザンハ)の寺院。
白水(シラミズ)阿弥陀堂には阿弥陀三尊像と二天像が安置され、
阿弥陀如来座像は像高241センチメートルと大きく、「会津大仏」
と呼ばれている。
かんしょうそうち《くわんしようさうち》
【緩衝装置】
◇[英]bumper
○[機][交]⇒ばんぱー(バンパー)
かんしょうばくや《かんしやうばくや》
【干将莫耶】
【干将莫邪】
◇[中]Ganjiang Moye(干将莫耶)/Ganjiang Moxie(干将莫邪)
○(1)[歴]古代中国、春秋時代の二口(二振り)の名剣。
呉の刀工干将が呉王闔閭(Helyu)(コウリョ)の依頼で剣を作る時、
妻莫耶の毛髪を炉に入れて初めて作り上げたもの。
陽を「干将」、陰を「莫耶」と名付けられた。
◎『呉越春秋』から。
○(2)(転じて)名剣。
かんじょうはちごうせん《くわんじやうはちがうせん》
【環状八号線】
【環状8号線】
○[交]東京都区部の西部、北区岩淵町(イワブチマチ)から大田区羽
田空港を結ぶ道路。全長44.2キロメートル。
通称は「環八通(カンパチドオ)り」。
◎1956(昭和31)工事開始。
2006. 5.28(平成18)全線開通。
★かんじょうれっせき《くわんじやうれつせき》
【環状列石】
○[歴]巨石記念物の一種。
「ストーン・サークル(stone circle)」,「クロムレック(crom-
lech)」とも呼ぶ。
かんしょく《くわんしよく》
【完食】
○[俗]料理を残さず全(スベ)て食べること。
◎残さず食べる時代には無かった言葉で、好き嫌いから食べ残
すことが当たり前となった平成あたりから使用される。
かんしょく
【間色】
○(1)[色]正色(青・赤・黄・白・黒)の中間の色。
参考⇒せいしょく(正色),えじき(壊色)
○(2)[色]中間色。原色や補色を配合して生ずる色。
参照⇒げんしょく(原色)(1)
かんじん
【寒人】
○貧しい人。
「寒民」とも呼ぶ。
◎『五木の子守唄』:おどまかんじん/かんじん/あん人達ゃ
/よか衆(シュ)。
かんじん《くわんじん》
【勧進】
○(1)[仏]衆生(シュジョウ)を教化(キョウケ)し、勧めて仏道に入らせ
ること。
「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
○(2)[仏]寺の建物や仏像の建立・修繕のため、信者に金品の
寄進を勧めること。
「勧化(カンゲ)」とも呼ぶ。
また、その資金を集める役・人。
参照⇒だいかんじん(大勧進)(1)
○(3)(転じて)金もうけ・商い。
○(4)(転じて)乞食。
○(5)[漢]臣下が君主に帝位につくように勧めること。
かんじんちょう《くわんじんちやう》
【勧進帳】
○(1)[仏]社寺・仏像の建立・修繕などの勧進の趣旨を書いた
文書。
○(2)[劇]歌舞伎十八番の一つ。
源義経(ヨシツネ)らが山伏(ヤマブシ)姿で奥州に落ち延びる途中、
安宅関(アタカノセキ)(石川県小松市)で関守富樫左衛門の厳しい詮議
(センギ)に遭遇。南都東大寺の勧進と称し、弁慶(ベンケイ)が勧進
帳を読み上げ、また怪しまれないように主の義経を折檻(セッカン)
して通過した苦心談。
○(3)[楽]長唄の曲名。
かんじんはっき
【漢人八旗】
◇[中]Hanren baqi
○[歴]⇒はっき(八旗)
★かんす《くわんす》
【鑵子】
○
「茶鐺(チャトウ)」とも呼ぶ。
★[1]かんすい
【漢水】
◇[中]Han Shui
○[地]長江(揚子江)の支流。
「漢江(Han Jiang)」とも呼ぶ。
[2]かんすい
【漢水】
○[地]朝鮮半島を流れる漢江の別称。
⇒[1]かんこう(漢江)
がんすいたんそ
【含水炭素】
○[古]⇒たんすいかぶつ(炭水化物)
かんすーん
【カンスーン】
【乾筍】
【干筍】
◇[中]guansun
○[食]⇒めんま(メンマ,麺媽,麺麻)
かんぜ《くわんぜ》
【観世】
○(1)[仏]観世音の略。
⇒かんぜおん(観世音)
○(2)観世流の略。
⇒かんぜりゅう(観世流)
かんせい
【汗青】
【汗】
◇[中]hanqing
○史籍・史書。記録・歴史。
「汗簡(hanjian)(カンカン)」,「殺青(shaqing)(サッセイ)」,「竹簡(zhu-
jian)(チクカン,チッカン)」とも呼ぶ。
◎古代中国でまだ紙がなかった時代に、青竹の札を火にあぶっ
て汗のようにしみ出る油を取り去り、それに文字を書いていた
ことから。
かんせい
【陥穽】
○落し穴。
「穽陥(セイカン)」とも呼ぶ。
★かんせい
【間性】
◇[英]intersex
○[生]雌雄異体の生物の一個体で、雌雄の中間的性質を示すこと。
「インターセックス」とも呼ぶ。
参照⇒はんいんよう(半陰陽)
◎ユニセックス(unisex)は「男女の区別が無い」こと。
★かんせいがくいんだいがく《くわんせいがくゐんだすがく》
【関西学院大学】
○[教]兵庫県西宮市に本部を置く、キリスト教系の私立大学。
◎2009(平成21)聖和大学と合併予定。
★かんせいのかいかく《くわんせいのかいかく》
【寛政の改革】
○[歴]江戸後期、幕府老中松平定信が行なった幕政改革。
参照⇒にんそくよせば(人足寄場)
かんせいのさんきじん《くわんせいのさんきじん》
【寛政の三奇人】
○[歴][人]林子平(ハヤシ・シヘイ)・高山彦九郎(ヒコクロウ)・蒲生君平(ガ
モウ・クンペイ)の三名。
◎子平は海外事情から、後2者は尊王(尊皇)を主として海防を
説いている。
かんせいのさんすけ《くわんせいのさんすけ》
【寛政の三助】
○[歴][人]⇒かんせいのさんはかせ(寛政の三博士)
かんせいのさんはかせ《くわんせいのさんはかせ》
【寛政の三博士】
○[歴][人]柴野栗山(シバノ・リツザン)(彦輔)・尾藤二洲(ビトウ・ニシュウ)
(良佐)・岡田寒泉(オカダ・カンセン)(清助)の3名の学者。
岡田のあと、古賀精里(コガ・セイリ)(弥助)。
「寛政の三助」とも呼ぶ。
◎江戸後期、幕府老中松平定信が行なった改革で「寛政異学の
禁」を実行するため、彼らは朱子学による学問・思想統制の中
心となった。
かんぜおん《くわんぜおん》
【観世音】
◇[梵]avolokitesvara(アヴァローキテーシュヴァラ)
○[仏]菩薩(ボサツ)の一つ。阿弥陀(アミダ)如来(ニョライ)の左の脇侍
(キョウジ)菩薩で、右は勢至(セイシ)菩薩。
慈悲の権化(ゴンゲ)で、苦悩する衆生(シュジョウ)がその名を唱
えると、種々の姿で現れて救う(済度<サイド>)のが本願という。
六観音・三十三観音の種類や千手(センジュ)観音・如意輪観音・
馬頭観音など多くの変化(ヘンゲ)観音があるが、その本は正観音
(ショウカンノン,聖観音)。その住居は南海の補陀洛山(フダラクセン)、日
本では那智山という。
持物(ジモツ)は水瓶(スイビョウ)で、この水をかけると一切の穢(ケ
ガ)れが消えるとされる。
参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身),かんのんぎょう(観音
経)
◎5世紀初頭の羅什(クマーラジーヴァ)訳の旧訳では「光世音」,
「観世音」,「観音(カンノン)」,「観世(カンゼ)」、6世紀の玄奘(ゲンジョウ)
訳の新訳では「観自在」,「観世自在」と呼ぶ。また「観世音菩薩」,
「大悲聖者」とも呼ぶ。
チベット仏教の活仏(カツブツ)として信仰されているダライ・
ラマは、現世への観音菩薩の化身(ケシン)とされる。
かんぜおんじ《くわんぜおんじ》
【観世音寺】
○福岡県太宰府市(ダザイフシ)観世音寺にある天台宗の寺。山号
は清水山普門院。
かつて大宰府正庁の東に位置した。
ここの戒壇院(カイダンイン)は三戒壇の一つ。
白鳳時代の梵鐘(ボンショウ)・十一面観音・馬頭観音・不空羂索
観音や、平安時代以降の仏像を所蔵。
現在の建物は江戸時代のもの。
「観音寺(カンノンジ)」とも呼ぶ。
参照⇒さんかいだん(三戒壇)
◎筑紫で崩じた母斉明天皇( 594〜 661)のために天智天皇が発
願し、 746(天平18)にようやく完成。
墾田地五百町と定められたが、平安後期には寺運が傾き、平
安末期には東大寺の末寺となった。
761(天平宝字 5)戒壇院、建立。
かんぜおんぼさつ《くわんぜおんぼさつ》
【観世音菩薩】
○[仏]観世音の尊称。補陀(フダ)大士。施無畏(セムイ)。
⇒かんぜおん(観世音)
かんぜじざい《くわんぜじざい》
【観世自在】
○[仏]⇒かんぜおん(観世音)
★かんせつ《くわんせつ》
【関節】
◇[英]joint
○[医]
俗に「蝶番(チョウツガイ)」とも呼ぶ。
★かんぜりゅう《くわんぜりう》
【観世流】
○(1)能楽の一派。
○(2)能楽に用いる小鼓の一派。
○(3)太鼓の一派。
かんせん
【乾癬】
○[病]慢性皮膚病の一種。
粟粒(アワツブ)から小豆(アズキ)くらいの盛り上がった紅斑(コウハン)
の表皮上層が、雲脂(フケ)状の銀白色の鱗屑(リンセツ)となって剥(ハ)
がれ落ちるもの。
尋常性乾癬(9割)・膿胞性乾癬・関節性乾癬・乾癬性紅皮症
に分類される。
青年期以降に発病し、多くは肘(ヒジ)・膝(ヒザ)・頭部に生じ
る。痒みをともない、根治(コンジ)しにくい。
患者の4〜6割が血縁者も発病していることから遺伝的素因
は確認されているが、明確な原因は不明で、種々の環境要因が
加わって発症すると考えられている。
◎頑癬(ガンセン)とは異なる:参照⇒がんせん(頑癬)
かんせん《くわんせん》
【換銭】
【換錢】
◇[中]huanqian
○[歴]⇒ひせん(飛銭,飛錢)
★がんせん《ぐわんせん》
【頑癬】
◇[英]tinea cruris
○[病]皮膚病の一種。
白癬菌(ハクセンキン)という糸状菌(シジョウキン)(カビ)の寄生によっ
て生ずる皮膚の湿疹様(シッシン・ヨウ)疾患。
◎乾癬(カンセン)とは異なる:参照⇒かんせん(乾癬)
かんぜんおう《くわんぜんわう》
【完全王】
◇[葡]O principe perfecto
○[人]ジョアン二世(Joao II)の別称。
⇒じょあんにせい(ジョアン二世,ジョアン2世)
がんせんじ
【岩船寺】
○京都府相楽郡(ソウラクグン)加茂町(カモチョウ)岩船(イワフネ)にある真言
律宗の寺、高雄山報因院。
三重塔・木造阿弥陀如来像・普賢菩薩騎象像は国の重要文化
財。
◎ 729(天平元)聖武天皇の勅願により行基が阿弥陀堂を建立。
弘仁年間( 810〜 824)智泉が現在名に改称。
かんせんしょう《かんせんしやう》
【感染症】
◇[英]infectious disease
○[病]病原微生物が感染によって生体に侵入・増殖して起こす
病気。
◎伝染病より広義である。
◎三大感染症:エイズ・結核・マラリア。
かんせんしょうしんぽう《かんせんしやうしんぱふ》
【感染症新法】
○[法]1999. 4. 1(平成11)施行された「感染症の予防及び感染
症の患者に対する医療に関する法律」の通称。
従来の伝染病予防法では欠けていた患者の人権への配慮が規
定された。
〈分類〉
1類:ぺスト・エボラ出血熱・クリミヤコンゴ出血熱・マー
ルブルグ病・ラッサ熱など。
2類:腸チフス・パラチフス・ジフテリア・コレラ・細菌性
赤痢・ポリオなど。
3類:O−157(腸管出血性大腸菌感染症)。
4類:インフルエンザ・狂犬病・マラリア・黄熱・梅毒・エ
イズ・ウイルス性肝炎など。
新4類:西ナイル熱などの動物由来感染症。
指定感染症(未知の感染症):政令により1年間限定で指定。
原則入院で、全額公費負担。
◎1998.10.(平成10)成立。
1999. 4. 1(平成11)施行。伝染病予防法・エイズ予防法など
は廃止。
2003.10.10(平成15)参議院本会議で改正法が可決・成立。4
分類に新4類を追加して5分類に変更。重症急性呼吸器症候群
(SARS)を1類に分類。11. 5施行。
参照⇒でんせんびょうよぼうほう(伝染病予防法)
★[1]かんそう《くわんさう》
【観想】
○(1)[仏]仏や浄土の様相を具体的に想起すること。霊的直観。
○(2)[仏]観想念仏の略称。
★[2]かんそう《くわんさう》
【観想】
◇[希]theoria、[羅]contemplatio、[英]contemplation
○(1)[哲](アリストテレスの用語)感覚的知覚では達し得ない
真理や、実践(praxis)・制作(poiesis)では為(ナ)し得ない行為
などを、それ自体を知的に「眺める」ことによって直感すること。
「テオリア」,「テオーリア」,「静観」,「観照」とも呼ぶ。
◎アリストテレスは、快楽を目的とする享楽的生活、栄誉を目
標とする政治的生活、財産を追求する営利的生活に対し、神の
本質を眺める「観想的生活([希]bios theoretikos)」を永遠の幸
福を求める真の生活・最高の生活と考えた。
◎古代から近世にいたるまで多くの思想家に影響を与え、近代
の「理論([英]theory)」の基礎となった。
参照⇒せおりー(セオリー)
○(2)[美]⇒かんしょう(観照)()
★かんぞう《かんざう》
【カンゾウ】
【甘草】
◇[学]Glycyrrhiza uralensis、[英]licorice
○[植]マメ科(Leguminosae)の多年草。
甘味料や生薬として使用される。
主成分はグリチルリチン(glycyrrhizin)。
かんぞう《くわんざう》
【カンゾウ】
【萱草】
○[植]ユリ科の多年草。中国原産。原野に自生し、夏に黄橙の
花を咲かせる。
古くは「忘れ草(ワスレグサ)」とも呼ばれ、この若い葉を食べると
悩みを忘れるという。
「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
★かんぞう《かんざう》
【肝臓】
◇[英]liver(レバー)
○[医]内臓器官の一種。
参照⇒かんえん(肝炎),しぼうかん(脂肪肝)
◎病気などが悪化しても苦痛が伴わないことから「物言わぬ臓
器(silent liver)」とも呼ぶ。
かんぞう《くわんざう》
【萱草】
○(1)[植]⇒かんぞう(カンゾウ,萱草)
○(2)[色]萱草色の略。
⇒かんぞういろ(萱草色)
かんぞういろ《くわんざういろ》
【萱草色】
○[色]染色の名。黄みがちの橙色。
「かんぞう(萱草)」,「かぞう(萱草)」とも呼ぶ。
◎C=0,M=46,Y=78,B=0。
かんそうざい《かんさうざい》
【乾燥剤】
○周囲から水分を奪い乾燥させる、吸湿性の強い物質。
食品に使われるシリカゲル・生石灰(セイセッカイ)のほか、濃硫酸
・無水塩化カルシウム・五酸化燐(リン)などがある。
かんぞく
【韓族】
◇[朝]Hanjok
○⇒ちょうせんぞく(朝鮮族)
かんそくきょう《くわんそくきやう》
【観測鏡】
○[軍]⇒ほうたいきょう(砲隊鏡)
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