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                    PDD図書館管理番号       0001.0018.6000.24

                 百   科   辞   書    《かま》     編集:獨  澄旻

-------- かま --------------------------------------------------
かま
	【かま】
	○[料]魚の鰓(エラ)の下の、胸びれのついている部分。
	 「かま下」とも呼ぶ。
	 参照⇒あら(粗,麁),はらす(ハラス)
	◎ブリ大根など煮付けに使われる。
かま
	【カマ】
	◇Kama
	○[地]⇒かまがわ(カマ川)
★かま
	【鎌】
	○(1)[農]草・柴・稲・麦などを刈る農具。小鎌。
	 内側に刃がある三日月形の刃物の一端に木の柄をつけたもの。
	 参照⇒なぎがま(薙ぎ鎌,薙鎌)
	◎草刈り鎌
	◎英語:シクル(sickle)。
	 フランス語:フォシヤ(faucille)。
	○()
	○()
かま
	【窯】
	○[工]⇒ようろ(窯炉)
かま
	【竈】
	【竃】
	○⇒かまど(竈,竃)(1)
かーま
	【カーマ】
	◇[梵]kama
	○(1)(サンスクリット語で)享楽。性愛・愛欲。
	 参照⇒かーますーとら(カーマスートラ),よくかい(欲界)
	◎ダルマ(dharma)(法)・アルタ(artha)(実利)とともに、古代
	インド人の三大目的とした一つ。
	○(2)[インド神話](Kama)愛の神。
	 人の心を花でできた5本の矢で射て愛をかきたてるという。
	 また、シバ神に焼かれて「アナンガ(Ananga)(体なきもの)」に
	なったという。
	◎ローマ神話:⇒きゅーぴっど(キューピッド)
がま
	【がま】
	◇[英]vug/vugg/vugh
	○[鉱]晶洞の別称。
	 ⇒しょうどう(晶洞)
★がま
	【ガマ】
	【蒲】
	【香蒲】
	◇[学]Typha latifolia
	○[植] イネ目(Poales)ガマ科(Typhaceae)ガマ属(Typha)の多
	年草。
	 花粉は薬用(止血・利尿剤)になる。
がま
	【ガマ】
	【蝦蟇】
	【蝦蟆】
	○[両]ヒキガエルの俗称。
	 ⇒ひきがえる(ヒキガエル,蟇蛙,蟾蜍,蟇)
かまあげ
	【釜揚げ】
	○(1)[食]釜揚げ饂飩(ウドン)の略称。
	○(2)[食]シラス(白子)を塩水で茹(ユ)でたままのもの。
	 参照⇒しらすぼし(しらす干し,白子干し,白子乾し)
かまいしこういきふうりょくはつでん
	《かまいしくわうゐきふうりよくはつでん》
	【釜石広域風力発電】
	○[電]トーメンパワー釜石が岩手県中央部の高原で行っている
	風力発電。
	 釜石市(カマイシシ)・遠野市(トオノシ)・上閉伊郡(カミヘイグン)大槌町(オ
	オツチチョウ)・盛岡市(モリオカシ)にまたがる。
	 風車43基、出力4万2,900キロワット。
かまいしし
	【釜石市】
	◇[日]Kamaishi Shi
	○岩手県東部の市。
	 参照⇒きょうじょういちば(橋上市場)
	〈面積〉
	 441.29平方キロメートル。
	 (*)境界未定がある。
	〈人口〉
	 2000(平成12)4万6,521人。
	◎1937(昭和12)市制施行。
	 第二次世界大戦中、捕虜収容所があった。
	 1945. 7.14(昭和20)米軍の艦砲射撃を受ける。
	 1945. 8. 9(昭和20)米軍の2回目の艦砲射撃を受ける。
	 1955(昭和30)甲子(カッシ)村・鵜住居(ウノスマイ)村・栗橋村・唐丹
	村を編入。
かまいしせん
	【釜石線】
	○[交]岩手県の花巻(ハナマキ)駅(花巻市)〜釜石駅(釜石市)間を運
	行する、JR東日本の鉄道路線。全長90.2キロメートル。旧国
	鉄路線。
	〈停車駅〉
	 花巻駅・似内(ニタナイ)駅・新花巻(シンハナマキ)駅・小山田(オヤマダ)
	駅・土沢(ツチザワ)駅・晴山(ハルヤマ)駅・岩根橋(イワネバシ)駅・宮守
	(ミヤモリ)駅・柏木平(カシワギダイラ)駅・鱒沢(マスザワ)駅・荒谷前(アラヤ
	マエ)駅・岩手二日町(イワテフツカマチ)駅・綾織(アヤオリ)駅・遠野(トオノ)駅
	・青笹(アオザサ)駅・岩手上郷(イワテカミゴウ)駅・平倉(ヒラクラ)駅・足ヶ
	瀬(アシガセ)駅・上有住(カミアリス)駅・陸中大橋(リクチュウオオハシ)駅・洞
	泉(ドウセン)駅・松倉(マツクラ)駅・小佐野(コサノ)駅・釜石駅。
	◎1913.10.25(大正 2)岩手軽便鉄道、花巻駅〜土沢駅間を開業。
	 1914. 4.(大正 3)土沢駅〜晴山駅間、遠野駅〜仙人峠駅間を
	開業。
	 1914.12.(大正 3)晴山駅〜岩根橋駅間、鱒沢駅〜遠野駅間を
	開業。
	 1915. 4.(大正 4)柏木平駅〜鱒沢駅間を開業。
	 1915.11.23(大正 4)岩根橋駅〜柏木平駅間を開業。
	 1936. 8. 1(昭和11)岩手軽便鉄道(花巻駅〜仙人峠駅間)を国
	有化。
	 1944(昭和19)釜石駅〜陸中大橋駅間を開業。
	 1949.12.20(昭和24)足ヶ瀬駅〜仙人峠駅間、廃止。
	 1950(昭和25)全線開通。
かまいたち
	【カマイタチ】
	【鎌鼬】
	○体を物にぶつけても触れてもいないのに突然、鋭利な鎌にで
	も切られたように皮膚が裂ける現象。
	 厳寒の時に小さな旋風(ツムジカゼ)の中心に真空部分ができ、
	人体がこれに触れておこる現象といわれる。
	◎昔は鼬(イタチ)のような目に見えない魔獣の仕業(シワザ)と信じ
	られ、旋風に乗って来て人を切り生き血を吸うと考えられてい
	た。
	 日本各地、特に信越地方にこの言い伝えが多く、越後七不思
	議の一つに数えられ、暦を踏むと鎌鼬にあうといわれる。
	 神奈川県では「鎌風(カマカゼ)」と呼ぶ。
かまいと
	【釜糸】
	○(1)釜から繰り取ったままの生糸(キイト)。
	 参照⇒たんし(単糸)(2)
	○(2)⇒ひらいと(平糸)
かーまいん
	【カーマイン】
	◇[英]carmine、[蘭]karmijn(カルミン)
	○エンジムシ(臙脂虫)の一つケルメス(kermes)から採(ト)った
	有機染料。
	 メキシコ・中米に住む昆虫ケルメスのメス(雌)を煮沸した水
	溶液から得る。赤インキ製造・食品の着色・友禅染の染料・化
	粧品などに使用する。
	 「洋紅(ヨウコウ)」,「カーミン」,「カーミンレーキ(carmine lake)」,
	「カルミン」,「コチニール([英]cochineal)」とも呼ばれる。
	 参照⇒くりむそんれーき(クリムソンレーキ,クリムソン・レ
	ーキ)
	◎この染料で染めた色は「スカーレット(scarlet)」と呼ばれ、
	「緋色(ヒイロ)」と訳される。
かまう
	【カマウ】
	◇Ca Mau
	○(1)(Tinh Ca Mau)⇒かまうしょう(カマウ省)
	○(2)ベトナム南西端、カマウ省の省都。
	◎漢字表記は「金甌」。
かーまう
	【カーマウ】
	◇Ca Mau
	○(1)(Tinh Ca Mau)⇒かまうしょう(カマウ省)
	○(2)⇒かまう(カマウ)(2)
かまうしょう《かまうしやう》
	【カマウ省】
	◇[ベトナム語]Tinh Ca Mau、[英]Ca Mau province
	○ベトナム南西端の省。北部をキエンジャン省(Tinh Kien 
	Giang)に接し、南東部・南部を南シナ海、西部をタイランド湾
	に面する。
	 省都はカマウ。
	 カマウ岬(Ca Mau cape)の沖合に景勝地コアイ島(Hon Khoai)
	がある。
	 「カーマウ省」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 5,331.7平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1999(平成11)111万8,830人(4月1日現在)。
	◎漢字表記は「金甌省」。
かーまうしょう《かーまうしやう》
	【カーマウ省】
	◇[ベトナム語]Tinh Ca Mau、[英]Ca Mau province
	○⇒かまうしょう(カマウ省)
★かまえ《かまへ》
	【構え】
	○()
	○()[言]漢字の部首(構成部分)の名称。
	 「くにがまえ(囗)」,「もんがまえ(門)」,「きがまえ(气)」など。
かまがさき
	【釜ヶ崎】
	◇[日]Kamagasaki
	○[古]大阪府大阪市にある愛隣地区の旧称。
	 ⇒あいりんちく(あいりん地区,愛隣地区)
かまかぜ
	【鎌風】
	○⇒かまいたち(鎌鼬)
かまがたけ
	【鎌ヶ岳】
	◇[日]Kamagatake/Kama ga Take
	○[地]滋賀県と三重県の県境にある山。標高1,161メートル。
かまがやし
	【鎌ヶ谷市】
	◇[日]Kamagaya Shi
	○千葉県北西部の市。北東部を柏市・白井市(シロイシ)、南東部・
	南部を船橋市、南西部を市川市、北西部を松戸市に接する。
	 東日光往還と木下(キオロシ)街道が交差する宿駅から発達。
	 参照⇒きおろしかいどう(木下街道)
かまがやだいぶつ
	【鎌ヶ谷大仏】
	○(1)千葉県鎌ヶ谷市鎌ヶ谷にある青銅製の大仏坐像。露座。
	 高さ1.8メートル。
	◎1776(安永 5)鎌ヶ谷宿の大黒屋文右衛門が先祖供養のために
	江戸神田の鋳物師多川主膳に鋳造させたもの。
	 等身大以上が大仏で、鎌ヶ谷大仏は坐像であることから大仏
	と呼ぶ。
	○(2)[交]⇒かまがやだいぶつえき(鎌ヶ谷大仏駅)
かまがやだいぶつえき
	【鎌ヶ谷大仏駅】
	○[交]千葉県鎌ヶ谷市鎌ヶ谷にある、新京成電鉄(シンケイセイ・デンテ
	ツ)の駅。
	 初富(ハツトミ)駅と二和向台(フタワムコウダイ)駅(船橋市)の間。
かまがりちょう《かまがりちやう》
	【蒲刈町】
	◇[日]Kamagari Cho
	○広島県南部、安芸郡(アキグン)の町。
	◎朝鮮通信使の資料館がある。
★かまがわ《かまがは》
	【カマ川】
	◇[露]Reka Kama、[英]the Kama River
	○[地]ロシア連邦中西部、ペルミ州(Permskaya Oblast)を南流
	し、タタルスタン共和国(Respublika Tatarstan)を西流してボ
	ルガ川(Reka Volga)に合流する支流。全長2,030キロメートル。
かまきたこ
	【鎌北湖】
	◇[日]Kamakita Ko
	○[地]埼玉県入間郡(イルマグン)毛呂山町(モロヤママチ)の南東にある湖。
	 東岸から大谷木川が流出。
★かまきり
	【カマキリ】
	【鎌切】
	【蟷螂】
	【螳螂】
	○(1)[虫]カマキリ目(Mantodea)カマキリ科(Mantidae)の昆虫。
	 頭は三角形で複眼が大きい。体は細長く、前肢は鎌状の捕獲
	肢(ホカクシ)となり小昆虫を捕えて食う。
	 また、交尾のあと、メスがオスを食うという。
	◎英語:マンティス(mantis)。
	〈カマキリ目〉
	 カマキリ科(Mantidae)。
	 ハナカマキリ科(ヒメカマキリ科)(Hymenopodidae)。
	○(2)[魚]カサゴ目(Scorpaeniformes)カジカ科(Cottidae)の川魚。
がまぐち
	【がま口】
	【蝦蟇口】
	◇[英]purse(パース)
	○大きく開く口金(クチガネ)のついた小銭(コゼニ)入れ。
	 「鰐口(ワニグチ)」とも呼ぶ。
	◎開いた口が、がまの口の形に似ていることから。
	 金属部と布の固定はコヨリ(紙縒り)を差し入れて行う。
	 明治期に普及。
かまくら
	【かまくら】
	○(1)雪で作った、釜(カマ)を伏せたような形の室(ムロ)。雪室(ユキ
	ムロ)。
	◎形はイヌイット(Inuit)(エスキモー)が氷で作る小屋イグル
	ー(igloo)に似る。
	○(2)[暦]秋田県横手地方で子供たちが行う小正月の行事。
	 二月十五日または陰暦一月十五日に、子供たちが(1)の雪室
	を作り、中に水神の祭壇を設け、餅(モチ)などを食べたり、甘酒
	を飲んだりする。
	 また、(1)の前で火を焚いて鳥追いの歌を歌ったりして遊ぶ。
	◎新年・春の季語。
[1]かまくら
	【鎌倉】
	◇[日]Kamakura
	○⇒かまくらし(鎌倉市)
[2]かまくら
	【鎌倉】
	○[楽]芳賀矢一作詞、作曲者不詳の文部省唱歌。
かまくらあかでみあ
	【鎌倉アカデミア】
	○[歴][教]在野的知識人が中心になり、神奈川県鎌倉市材木座
	(ザイモクザ)に創設された私立学園。
	 文部省の統制を受けない自由大学として、1946. 4.(昭和21)
	鎌倉大学校を創設。三枝博音(サイグサ・ヒロト)(学長)・林達夫らが
	運営。日本の文化と民主主義再興を担う人材の養成と、教授と
	学生の相互練磨をめざした。6年制を採用。
	 1948. 4.(昭和23)鎌倉アカデミアと改称。
	 1950.10.(昭和25)財政難により廃校。
	◎1949(昭和24)新制大学が開設される。
かまくらあまごさん
	【鎌倉尼五山】
	○⇒あまでらごさん(尼寺五山)
かまくらいぶき
	【カマクライブキ】
	【鎌倉伊吹】
	○[植]⇒いぶき(イブキ,伊吹)
かまくらかいどう《かまくらかいだう》
	【カマクラカイドウ】
	【鎌倉海棠】
	◇[葡]marmelo
	○[植]マルメロの別称。
	 ⇒まるめろ(マルメロ,木瓜)
★かまくらかんのんれいじょう《かまくらくわんおんれいぢやう》
	【鎌倉観音霊場】
	○
	 第33番:円覚寺(エンガクジ)佛日庵(ブツニチアン)。
かまくらぐう
	【鎌倉宮】
	○神奈川県鎌倉市二階堂(ニカイドウ)にある神社。元官幣中社。
	 祭神は、後醍醐天皇の第三皇子護良親王(モリナガ・シンノウ)。
	◎1869(明治 2)創建。
★かまくらくぼう《かまくらくばう》
	【鎌倉公方】
	○[歴]室町時代、鎌倉府の長官。
	 「鎌倉殿(カマクラドノ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かまくらふ(鎌倉府)
かまくらござん
	【鎌倉五山】
	○⇒ござん(五山)(6)
かまくらし
	【鎌倉市】
	◇[日]Kamakura Shi
	○神奈川県南東部の市。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)40平方キロメートル。
	 39.60平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)16万6,000人。
	 1995(平成 7)17万0,319人。
かまくらしねまわーるど
	【鎌倉シネマワールド】
	○[歴]神奈川県鎌倉市大船(オオフナ)にあったテーマパーク。
	 1995.10.(平成 7)松竹が百億円を投じて大船撮影所敷地内に
	オープン。同社のヒット作『男はつらいよ』の柴又商店街など
	映画の舞台を再現。
	 入場者数の減少で1998.12.15(平成10)閉鎖。
かまくらだいがっこう《かまくらだいがくかう》
	【鎌倉大学校】
	○[古][教]鎌倉アカデミアの旧称。
	 ⇒かまくらあかでみあ(鎌倉アカデミア)
★かまくらだいぶつ
	【鎌倉大仏】
	○神奈川県鎌倉市長谷(ハセ)の浄土宗高徳院清浄泉寺の庭中に露
	座する金銅阿弥陀如来像。
	 全高11.39トル(八丈)。国宝。
	 初め仏殿があったが、1495(明応 4)以後は露座となった。
	 「鎌倉の大仏」,「長谷の大仏」とも呼ぶ。
	 参照⇒だいぶつ(大仏)
	◎1252(建長 4)造仏開始。
	 14世紀、被災。
	 1495(明応 4)大津波で仏殿が倒壊。
かまくらどの
	【鎌倉殿】
	○(1)鎌倉幕府の将軍の敬称。
	○(2)特に、源頼朝の敬称。
	 ⇒『人名辞典』みなもとのよりとも(源 頼朝)
	○(3)[歴]室町時代、鎌倉府の長官(鎌倉公方)の敬称。
	 ⇒かまくらくぼう(鎌倉公方)
かまくらななきりどおし《かまくらななきりどほし》
	【鎌倉七切通し】
	○[歴]⇒かまくらななくち(鎌倉七口)
かまくらななくち
	【鎌倉七口】
	○[歴]鎌倉と外部との七ヶ所の通路。
	 極楽寺坂(ゴクラクジザカ)・大仏坂(ダイブツザカ)・化粧坂(仮粧坂)
	(ケワイザカ)・亀ヶ谷坂(カメガヤツザカ)・小袋坂(巨福呂坂)(コブクロザカ)
	・朝比奈(アサヒナ)・名越坂(ナゴエザカ)の切通しの総称。
	 「鎌倉七切通し」とも呼ぶ。
	◎1333(<南>元弘 3,<北>正慶 2. 5.22)新田義貞(ニッタ・ヨシサダ)は
	七口を通らずに海岸の稲村ヶ崎(イナムラガサキ)から鎌倉に突入し、
	鎌倉幕府を倒した。
かまくらのさんだいめいしょう
	【鎌倉の三大名鐘】
	○神奈川県鎌倉市にある建長寺・円覚寺・常楽寺の三つの梵鐘
	(ボンショウ)の総称。
かまくらのだいぶつ
	【鎌倉の大仏】
	○⇒かまくらだいぶつ(鎌倉大仏)
★かまくらばくふ
	【鎌倉幕府】
	◇[日]Kamakura Bakufu
	○[歴]源頼朝が創始した武家政権(幕府)。
	 参照⇒かまくらふ(鎌倉府)
	〈将軍〉
	 <1>源 頼朝(1147〜1199):在位1192〜1199。
	 <2>源 頼家(1182〜1204):在位1202〜1203。
	 <3>源 実朝(1192〜1219):在位1203〜1219。
	 <4>九条頼経(1218〜1256):在位1226〜1244。
	 <5>九条頼嗣(1239〜1256):在位1244〜1252。
	 <6>宗尊親王(1242〜1274):在位1252〜1266。
	 <7>惟康親王(1264〜1326):在位1266〜1289。
	 <8>久明親王(1276〜1328):在位1289〜1308。
	 <9>守邦親王(1301〜1333):在位1308〜1333。
	◎本拠地が鎌倉にあったことから鎌倉幕府と呼ばれる。
	〈幕府の成立〉
	 幕府の成立時期は諸説がある。
	 <1>1183(寿永 2.10.)頼朝が東国の行政権を獲得したとき。
	 <2>1185(文治元.11.)守護・地頭を設置したとき。
	 <3>1190(建久元.11.)右近衛大将に任じられたとき。
	 <4>1192(建久 3. 7.)征夷大将軍に任じられたとき。
	 一般には1192年とされ、受験勉強の記憶法では「いい国(イイクニ)
	作ろう鎌倉幕府」とする。
	〈幕府の滅亡〉
	 1333(<南>元弘 3,<北>正慶 2. 5.22)新田義貞(ニッタ・ヨシサダ)が
	稲村ヶ崎(イナムラガサキ)から鎌倉に突入し、高時(タカトキ)ら北条一族
	を滅ぼし、幕府は滅亡する。
かまくらはちまんぐう
	【鎌倉八幡宮】
	○⇒つるがおかはちまんぐう(鶴岡八幡宮)
かまくらひば
	【カマクラヒバ】
	【鎌倉檜葉】
	○[植]チャボヒバ(矮鶏檜葉)の別称。
	 ⇒ちゃぼひば(チャボヒバ,矮鶏檜葉)
かまくらふ
	【鎌倉府】
	◇[日]Kamakura Fu
	○[歴]室町幕府が関東10ヶ国支配のため鎌倉に置いた地方機関。
	 長官は鎌倉公方(クボウ)、その下で補佐として関東管領が実際
	の政務を執った。
	 「関東府」とも呼ぶ。
	 参照⇒かまくらばくふ(鎌倉幕府)
かまくらぶんがくかん《かまくらぶんがくくわん》
	【鎌倉文学館】
	○[文]神奈川県鎌倉市長谷(ハセ)にある、鎌倉ゆかりの文人の資
	料館。
	◎建物は旧加賀藩主前田家の別邸。
かまくらぼり
	【鎌倉彫】
	○漆(ウルシ)細工の一種。
	 木地に種々の彫刻を施して黒漆を塗り、更に朱・青・黄など
	の色漆を塗り重ね、研磨して下地の漆を浮き出させた漆器(シッキ)。
	 鎌倉時代に宋の仏師陳和卿(Chen Heqing)(チン・ナケイ)がもたら
	した紅花緑葉(コウカリョクヨウ)をまねて、仏師康運または康円が仏具
	を作ったことに始まると伝えられる。
がまごおりし《がまごほりし》
	【蒲郡市】
	◇[日]Gamagori Shi/Gamagoori Shi
	○愛知県中南東部の市。北部を岡崎市、東部を豊川市に接し、
	南部を渥美湾(アツミワン)に面する。
がましぇ
	【ガマシェ】
	◇[独]Gamasche
	○(1)[服](ドイツ語で)ゲートル([フ]guetres)。
	 ⇒げーとる(ゲートル)
	○(2)[服](ドイツ語で)スパッツ([英]spats)。
	 ⇒すぱっつ(スパッツ)
かます
	【カマス】
	【梭魚】
	【梭子魚】
	◇[英]barracuda(バラクーダ)
	○(1)[魚]硬骨魚綱スズキ目(Perciformes)カマス科(Sphyraen-
	idae)の硬骨魚の総称。
	 カマス科はカマス属(sphyraena)1属のみ。18種が知られる。
	 体は細長く、頭も長大で口先がとがり、強い歯をもち、下あ
	ごがやや突き出している。
	 太平洋・インド洋・大西洋の熱帯から亜熱帯の海域を中心に
	生息する。小型の種類は群れをなして、大型のものは単独で遊
	泳する。
	 ヤマトカマスを除き、セビレ(背鰭)がハラビレ(腹鰭)の前縁
	より後方からはじまる。オビレ(尾鰭)は二股(フタマタ)に分かれる。
	 食用となるものは、アヤマトカマス・アカカマス・アオカマ
	ス・オオカマスなど。
	 オニカマス(ドクカマス)は有毒。
	 参照⇒やまとます(ヤマトカマス,大和カマス),あかかます
	(アカカマス,赤カマス),おおかます(オオカマス,大カマス),お
	にかます(オニカマス,鬼カマス)
	○(2)[魚]日本では特に、本州中部〜太平洋熱帯部に生息する、
	ヤマトカマス・アカカマスの2種、またはアオカマスを加えた
	3種を指す。
	 干物や塩焼きとなり美味。
	◎「(「魚」偏+「市」)」とも書く。
かます
	【叺】
	○ワラ・ムシロを二つ折りにし、左右のヘリをナワでとじた袋。
	 穀物・塩・石炭・肥料などを入れる。
	 また、土などを入れて土嚢(ドノウ)にする。
	 参照⇒どのう(土嚢)(1),[2]じゅーと(ジュート)(2),しなぶ
	くろ(科袋),たわら(俵)
かます
	【噛ます】
	【嚼ます】
	【咬ます】
	○(1)上下の歯の間に押し入れ、くわえさせる。
	 参照⇒かませいぬ(噛ませ犬)
	◎猿轡(サルグツワ)をかます
	○(2)動かないように物と物の間に押し入れる。
	◎楔(クサビ)をかます
	○(3)相手がひるむように、何かをしかける。
	◎急所に一発かます,ハッタリをかます,ボケをかます
かますご
	【カマスゴ】
	【叺子】
	○[魚]イカナゴという魚の別名。
	 ⇒いかなご(イカナゴ,玉筋魚)
	◎関西で叺(カマス)に包んで出荷したことに由来。
★かますさわら
	【カマスサワラ】
	【カマス鰆】
	○[魚]スズキ目(Perciformes)サバ科(Scombridae)サワラ属
	(scomberomorus)の海産の硬骨魚。
	 「沖サワラ(沖鰆)」とも呼ぶ。
★かますとがりざめ
	【カマストガリザメ】
	【梭魚尖鮫】
	◇[学]Carcharhinus limbatus、[英]blacktip shark
	○[魚]メジロザメ目メジロザメ科(Carcharhinidae)メジロザメ
	属(Carcharhinus)の大型のサメ。
	 オーストラリア南東部沿岸の亜熱帯および温暖海域に生息。
	◎近縁種:オーストラリアカマストガリザメ(Carcharhinus 
	tilstoni):⇒おーすとらりあかますとがりざめ(オーストラリ
	アカマストガリザメ,オーストラリア梭魚尖鮫)
かーますーとら
	【カーマスートラ】
	◇[梵]Kamasutra
	○[文]古代インドの性愛論書の一つ。
	 4世紀ころに成立したインド最古の愛欲(kama)の経典(sutra)。
	 バーツヤーヤナ(Vatsyayana)の作といわれ、サンスクリット
	語の韻文で書かれている。
	 参照⇒いんどう(陰道)(2)
	◎1915(大正 4)大隅為三が初訳し『婆羅門神学』を出版したが
	直後に発禁となる。
★がまずみ
	【ガマズミ】
	◇[学]Viburnum dilatatum
	○[植]マツムシソウ目(Dipsacales)スイカズラ科(Caprifolia-
	ceae)ガマズミ属(Viburnum)の落葉低木。
	 樹高1.5〜4メートル。
	 山野に自生し、庭木にもする。
	 北海道南部以南・朝鮮半島・中国の華北以南に分布。
	◎「莢(艸冠+「迷」)」と書く。
かませいぬ
	【噛ませ犬】
	○(1)闘犬に闘争心や自信をつさせるために噛ませる専用の犬。
	○(2)[俗](転じて)ドラマやプロレスなどで、主人公などを引
	き立てる人。また、その役割・役目。
かまーぜん
	【カマーゼン】
	◇Carmarthen
	○イギリス、ウェールズ南西部ダベッド州(the County of Dyf-
	ed)の州都。
かまーぜんしゃーしゅう《かまーぜんしやしう》
	【カマーゼンシャー州】
	◇[英]Carmarthenshire
	○[歴]イギリス、ウェールズ南西部にあった州。
	 1974(昭和49)新設されたダベッド州(the County of Dyfed)
	に編入。
がませんにん
	【蝦蟇仙人】
	○(1)中国で、ガマを使う妖術(ヨウジュツ)をおこなった仙人。
	 画題となり、また日本の歌舞伎・浄瑠璃も登場する。
	○(2)[人]中国三国時代の葛玄(Ge Xuan)の別称。
	 ⇒かつげん(葛玄)
	○(3)[人]中国、五代後梁の劉海蟾(Kie Haichan)(リュウ・カイセン)の
	別称。
かまた
	【蒲田】
	◇[日]Kamata
	○(1)東京都大田区中南部の地域名。南部を六郷(ロクゴウ)に接する。
	 蒲田1〜5丁目・蒲田本町(カマタホンチョウ)1〜2丁目・新蒲田1
	〜3・西蒲田1〜8丁目・東蒲田1〜2丁目・南蒲田1〜3丁
	目がある。
	○(2)[交]⇒かまたえき(蒲田駅)
	○(3)[歴]⇒かまたく(蒲田区)
かまたえき
	【蒲田駅】
	○(1)[交]東京都大田区蒲田5丁目にあるJR京浜東北線の駅。
	 大森(オオモリ)駅と川崎(カワサキ)駅(神奈川県川崎市)の間。
	○(2)[交]東急池上線の駅。
	 蓮沼(ハスヌマ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
	○(3)[交]東急多摩川線の駅。
	 矢口渡(ヤグチノワタシ)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
	◎京急本線・京急空港線の京急蒲田駅とは約800メートル離れ
	ている。
かまたえき
	【鎌田駅】
	○[交]愛媛県松山市余戸南(ヨウゴミナミ)にある伊予鉄道郡中線(グ
	ンチュウセン)の駅。
	 余戸(ヨウゴ)駅と岡田(オカダ)駅(松前町)の間。
かまたく
	【蒲田区】
	◇[日]Kamata Ku
	○[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。現在の東京都大田区の一
	地区。
	 参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
	十五区)
かまち
	【框】
	○(1)[建]戸・窓・障子(ショウジ)などの建具の周囲の枠(ワク)。
	○(2)[建]玄関(ゲンカン)・床の間・縁側(エンガワ)などの端を隠す
	ためにわたす化粧横木。
	 上(ア)がり框・床框・縁框など。
	○(3)石工道具の一つ。玄翁(ゲンノウ)に似て一方のとがった大型
	のかなづち。
	 参照⇒げんのう(玄翁)
★かまつか
	【カマツカ】
	【鎌柄】
	○(1)鎌の柄(エ)。
	○(2)[植]([学]Pourthiaea villosa)バラ目(Rosales)バラ科
	(Rosaceae)カマツカ属(Pourthiaea)の落葉小高木。
	○(3)[植]ハゲイトウ(葉鶏頭)の別称。
	 ⇒はげいとう(ハゲイトウ,葉鶏頭)
	○(4)[植]ツユクサ(露草)の別称。
	○(5)[魚]コイ目の淡水魚。
がまてんじょう《がまてんじやう》
	【蒲天井】
	◇[日]gama tenjo
	○[建]⇒がまむしろてんじょう(蒲筵天井,蒲蓆天井)
かまど
	【竈】
	【竃】
	◇[日]kamado
	○(1)鍋(ナベ)・釜(カマ)などをかけ、下から火を焚(タ)き煮炊(ニタ)
	きするようにした設備。
	 土・石・レンガ(煉瓦)・セメントなどで周りを築き、中をう
	つろ(空)にして横に焚き口を設(モウ)け、上に鍋・釜をのせる穴
	をあけたもの。
	 「かま(竈,竃)」,「くど(竈,竃)」,「置所(オクド)」,「へっつい(竈,
	竃)」とも呼ぶ。
	◎京都方言:⇒おくどさん(おくどさん,お竈さん)
	 炊飯釜:⇒はがま(羽釜,歯釜)
	◎ローマ神話の竈の女神:ウェスタ(Vesta)。
	○(2)(転じて)独立の生活を立てる一家。所帯。
	 参照⇒かまどをかえす(竃を還す)
	◎古くは一つの家に一つの竈しかなかったことから。
	 一軒に二世帯同居する場合は二竈と数える。
	○(3)靫(ウツボ)の矢を入れる口。
	 「蒲戸」とも書く。
	○(4)小作人。
かまど
	【蒲戸】
	○⇒かまど(竈,竃)(3)
★かまどうま
	【カマドウマ】
	【竈馬】
	○[虫]バッタ目(Orthoptera)カマドウマ科(Stenopelmatidae)
	の昆虫の総称。
	 ハネ(翅)がなく、鳴かず、夜に活動する。
	 屋内の湿気の多い暗所を好み、台所・便所などに出る。
	 俗に「ベンジョコオロギ(便所蟋蟀)」とも呼ぶ。
かまとと
	【かまとと】
	【蒲魚】
	○[慣用句]知っているのに知らないふりをすること。また、そ
	の人。
	 初心(うぶ)または上品ぶって下世話(ゲセワ)の事は知らないと
	見せかけること。
	 多くは女性に対して使用する言葉。
	◎知っているのに「かまぼこ(蒲鉾)っておとと(魚)からできて
	るの?」と質問するようなことだ、という意味。
かまとりえき
	【鎌取駅】
	○[交]千葉県千葉市緑区鎌取町(カマトリチョウ)にある、JR外房線
	(ソトボウセン)の駅。
	 蘇我(ソガ)駅(中央区)と誉田(ホンダ)駅の間。
かまどをかえす《かまどをかへす》
	【竃を還す】
	○破産する。
	 参照⇒かまど(竈,竃)(2)
かまなしがわ《かまなしがは》
	【釜無川】
	◇[日]Kamanashi Gawa
	○[地]山梨県西部を南流する川。全長68キロメートル。
	 赤石山脈北部に発源し、西八代郡(ニシヤツシログン)市川大門町(イチ
	カワダイモンチョウ)で笛吹川(フエフキガワ)と合流して富士川となる。
	 古来から甲府盆地でたびたび氾濫(ハンラン)し、治水のため武田
	信玄が築いた堤防の信玄堤(シンゲンヅツミ)は有名。
	 参照⇒ふえふきがわ(笛吹川)
	◎流域に「信玄の隠し金山」と呼ばれた湯之奥金山(身延町)や雨
	畑金山(アメハタキンザン)などがあった。
がまのあぶら
	【ガマの油】
	【蝦蟇の油】
	【蝦蟇の膏】
	○筑波山(ツクバサン)に住む四六のガマの体表から分泌した液を原
	料に製したという軟膏(ナンコウ)。
	 切り傷・ひび・あかぎれ・火傷(ヤケド)などに効能があるされ
	る。
	 四六のガマとは、前肢の指が四本、後肢の指が六本のガマ
	(ヒキガエル)。そのガマの前に鏡を置くと、己(オノレ)の醜(ミニク)
	さから脂汗(アブラアセ)をタラリタラリと流すという。
	 昔から香具師(ヤシ)が大道(ダイドウ)でその口上を面白く語り、
	刀を取り出して一枚の紙を半分にして二枚に切り、さらに半分
	にして四枚とどんどん小さく切って、最後に紙吹雪(カミフブキ)を
	散らし、その刀で自分の腕を軽くこすって血を出させ、軟膏を
	塗ると傷口もなく直っている。
	 しかし、実際は刀の刃は先の方だけで、元の方は刃を潰して
	紅をつけてあり、そこでこするとあたかも切れて血が出たよう
	にみえるが、紅も軟膏とともに拭き取っただけのイカサマであっ
	た。
	 参照⇒やし(香具師,野師,矢師,弥四)
かまぶさやま
	【鎌房山】
	◇[日]Kamabusa Yama
	○[地]福島県の岩瀬郡(イワセグン)天栄村(テンエイムラ)と西白河郡(ニシシ
	ラカワグン)西郷村(ニシゴウムラ)の境にある火山。標高1,510メートル。
かまぶせやま
	【釜臥山】
	◇[日]Kamabuse Yama
	○(1)[地]青森県むつ市にある山。下北半島の最高峰で標高879
	メートル。
	 宇田川の源流。
	○(2)[地]埼玉県大里郡(オオサトグン)寄居町(ヨリイマチ)の南東、風布
	(フップ)にある山。標高582メートル。
	 参照⇒やまとみず(日本水)
かまぶちえき
	【釜淵駅】
	○[交]山形県最上郡(モガミグン)真室川町(マムロガワマチ)にある、J
	R奥羽本線(オウウホンセン)の駅。
	 真室川駅と大滝駅(オオタキ)の間。
★かまぶろ
	【竈風呂】
	○蒸し風呂の一種。
	◎洛北の八瀬(ヤセ)の名物だった。
	 参照⇒やせ(八瀬)
★かまぼこ
	【かまぼこ】
	【蒲鉾】
	○[食]
	◎細工かまぼこ:⇒あおやま(青山)(2),なるとまき(鳴門巻き,
	鳴門巻)
	 かにかま:⇒かにかま(かにかま,カニカマ,蟹蒲)
	 かまぼこの日:11月15日。
	◎焼き蒲鉾,蒸し蒲鉾
	◎かまとと(蒲魚):⇒かまとと(かまとと,蒲魚)
がまむしろてんじょう《がまむしろてんじやう》
	【蒲筵天井】
	【蒲蓆天井】
	◇[日]gamamushiro tenjo/gama-mushiro tenjo
	○[建]ガマ(蒲)のムシロ(筵,蓆)を張った天井。
	 「蒲天井」とも呼ぶ。
	 参照⇒むしろてんじょう(筵天井,蓆天井)
★かまめし
	【釜飯】
	○[食]
	◎駅弁の容器は多治見焼(タジミヤキ)が多い。
	 参照⇒とうげのかまめし(峠の釜めし,峠の釜飯)
かまやうすえき
	【釜谷臼駅】
	○[古][交]⇒あいのさとこうえんえき(あいの里公園駅)
かまらしーら
	【カマラシーラ】
	◇Kamalasila
	○[人]8世紀末のインド人学僧(?〜 797ころ)。インドのナー
	ランダー大僧院の中観派(チュウガンハ)の大学匠。シャーンタラク
	シタ(寂護)の弟子。
	 当時チベットには唐の摩訶衍(マカエン)和尚の説く不思不観の坐
	禅による解脱が流行していた。チベットのティソン・デツェン
	王がこの教えの反社会性を憂え、シャーンタラクシタの没後で
	あったため、 794年ナーランダー大僧院から招かれ、摩訶衍と
	論争。折伏(シャクブツ)しインド仏教の正統を守ったが、反対派に
	暗殺された。
	 参照⇒しゃーんたらくした(シャーンタラクシタ)
	◎ 786年に敦煌(トンコウ)は唐に占領され、中国の勢力は強かった
	が、論争で敗北した中国仏教は、以後チベットから公に追放さ
	れた。
	◎日本では 805(延暦24)最澄が天台宗を、 806(延暦25)空海が
	真言宗を伝えている。
かまらーど
	【カマラード】
	◇[フ]camarade、[独]Kamerad
	○⇒かめらーと(カメラート)
かまり
	【かまり】
	【屈り】
	◇[日]kamari
	○[古]忍びの斥候(セッコウ)。
	 主に下忍(ゲニン)(下級の忍者)が担当した。
	 多人数で相手を騙(ダマ)し欺(アザム)く者を「大かまり」、一人
	から数人で隠れて情報を探る者は「伏せかまり」,「草屈(クサカマリ)」
	と呼ぶ。
	 「さぐり」,「かまり物見(モノミ)」とも呼ぶ。
	 参考⇒かんじゃ(間者),うかみ(斥候,窺見,候,間諜),げにん
	(下忍)
	◎足利時代、散所奉行を新設し南朝方の残党が隠れ住んでいる
	地帯に「かまり」を送り込み、発見すると散所(特殊部落)とした。
	 『室町御所文書』では「覗人」と記録されている。『武家名目
	抄(職名)』には伊賀衆として現れる。
	 参照⇒いがもの(伊賀者)
	◎語源は「かが(屈)まり」の変化とも、「かまをかける」からとも
	言う。
かまりものみ
	【かまり物見】
	○[古]⇒かまり(かまり,屈り)
かまりろ
	【カマリロ】
	◇Camarillo
	○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
	南部、ベンチュラ郡(Ventura county)の都市。ロスアンゼルス
	西方に位置する。
	 カマリロ空港(Camarillo Airport)がある。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)5万2,303人。
かまるぐ
	【カマルグ】
	◇Camargue
	○[地]フランス南東部、ローヌ川(le fleuve Rhone)河口のデ
	ルタ地帯。東部をグラン・ローヌ(Grande-Rhone)、西部をプチ
	・ローヌ(Petit-Rhone)に挟まれ、リヨン湾(Golfe du Lion)に
	面する大湿地帯を形成。
	 プロバンス・アルプス・コートダジュール地域圏(Region 
	Provence-Alpes-Cote d'azur)南西部のブーシュデュローヌ県
	(Departement Bouches-du-Rhone)西部に位置する。また、西部
	に隣接するラングドック・ルシヨン地域圏(Region Languedoc-
	Roussillon)のガール県(Departement Gard)南部、プチ・ロー
	ヌ以西は「プチ・カマルグ(Petit-Camargue)」と呼ばれる。
	 バカレス湖(Etang de Vaccares)を中心に海岸部までカマル
	グ地方自然公園(Parc Naturel Regional de Camargue)に指定。
	 フラミンゴの生息地。
	〈面積〉
	 約780平方キロメートル。
かまろ
	【カマロ】
	◇[登録商標]Chevrolet Camaro
	○[古][交]アメリカのゼネラル・モーターズ社製シボレーのス
	ポーツカー。
	 参照⇒しぼれー(シボレー)(1)
	◎2002年型車で生産中止。
かまろん
	【カマロン】
	◇[西]camaron
	○[動](スペイン語で)シバエビ(芝海老)などの、小エビ。
かまん
	【カマン】
	◇Kaman
	○インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)東部、バ
	ラトプル県(Bharatpur District)北部の都市
	 北緯27.65°、東経77.27°の地。
がまん
	【我慢】
	○(1)[国]自分の欲望や感情を抑え、堪え忍ぶこと・辛抱(シンボ
	ウ)すること。自己を抑制すること。
	◎江戸後期からの用法で、本来の意味は(2)。
	○(2)我意を張ること・わがまま・傲慢(ゴウマン)・強情(ゴウジョウ)。
	○(3)[仏]自分の才能や能力から強い自我意識を生み、他者を
	軽視する驕(オゴ)り高ぶる心・思い上がった心。
	○(4)[俗]刺青の俗称。
	 ⇒いれずみ(刺青,文身,入れ墨)
	◎彫るときの痛みを我慢することから。
かまんかれほゆっくいせき《かまんかれほゆつくゐせき》
	【カマン・カレホユック遺跡】
	◇[英]the Remains on Kaman-Kalehoyuk
	○[歴]トルコ共和国中央部、クルシェヒル県(Kirsehir Ili)に
	ある丘状遺跡(テル)。
	 基底部が長径約280メートルの楕円形(ダエンケイ)で、高さ約16
	メートル。
	 銅石器時代からオスマントルコ時代までに渡る約6千年の文
	化が重層している。
	 参照⇒てる(テル)
	◎出土したアッシリア植民地時代(紀元前18世紀)の鉄片が、
	2005(平成17)鋼(ハガネ)と判定される。
	 2010. 7.10(平成22)出土品を展示する博物館の落成式を挙行。
かまんがんさんかり《くわまんがんさんかり》
	【過マンガン酸カリ】
	◇[英]potassium permanganate
	○[化]⇒かまんがんさんかりうむ(過マンガン酸カリウム)
かまんがんさんかりうむ《くわまんがんさんかりうむ》
	【過マンガン酸カリウム】
	◇[英]potassium permanganate
	○[化]緑色の金属光沢をもつ、濃赤紫色の斜方晶系柱状結晶。
	化学式はKMnO4。比重は2.703。
	 水・アセトン・アルコールなどに可溶で、水溶液は過マンガ
	ン酸イオン(MnO4-)の赤紫色を示す。加熱すると分解して酸
	素を放出。
	 工業的な製造法は、軟マンガン鉱(pyrolusite)(MnO2)に
	水酸化カリウム(KOH)を加え空気酸化させて水で抽出し、塩
	素または電解などでさらに酸化させる。
	 強い酸化剤で、酸性溶液では第二マンガン塩に、塩基性溶液
	では二酸化マンガン(MnO2)に還元され、分析化学の酸化還
	元滴定に広く用いられる。
	 分析試薬の他、有機合成・収斂剤(シゥウレンザイ)などの医薬品・
	殺菌剤・火薬原料などに使用される。
	 「過マンガン酸カリ」とも呼ぶ。
かまんべーる
	【カマンベール】
	◇Camembert
	○(1)フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region 
	Basse-Normandie)南東部のオルヌ県(Departement Orne)北部に
	ある町。
	 カマンベール・チーズの原産地として知られる。
	○(2)[食](Camembert cheese)⇒かまんべーるちーず(カマンベ
	ール・チーズ)
かまんべーるちーず
	【カマンベール・チーズ】
	◇[英]Camembert cheese/camembert cheese
	○[食]フランスのノルマンディー地方のカマンベール産のナチュ
	ラル・チーズ。
	 白カビで1〜2週間熟成させた、特有の芳香があり柔らかく、
	薄い塩味で濃厚な風味がある。表面の白い皮層も食べられる。
	 単に「カマンベール」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぶりーちーず(ブリー・チーズ)
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