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百 科 辞 書 《かけ》 編集:獨 澄旻
-------- かけ --------------------------------------------------
★かげ
【影】
【陰】
○
参照⇒かげふみ(影踏み),おもかげ(面影,俤)
◎三尺(サンジャク)下がって師の影を踏まず:⇒さんじゃくさがっ
てしのかげをふまず(三尺下がって師の影を踏まず)
噂をすれば影:⇒うわさをすればかげ(噂をすれば影)
◎英語で「影」は「シャドー(shadow)」、「陰」は「シェード(shade)」。
インドネシア語で「影」は「バヤンパヤン(bayang-bayang)」、
「陰」は「ケテドゥハン(keteduhan)」。
★かけあし
【駆け歩】
【駆歩】
○()
○()[運]⇒ぎゃろっぷ(ギャロップ)
かけいがい
【仮荊芥】
【假荊芥】
◇[中]jia jingjie
○[植]⇒いぬはっか(イヌハッカ,犬薄荷)
★かげえしばい《かげゑしばゐ》
【影絵芝居】
○[劇]
◎中国:⇒ひえいぎ(皮影戯)
インドネシア:⇒わやん(ワヤン)
かけがわし《かけがはし》
【掛川市】
◇[日]Kakegawa Shi
○静岡県中西部の市。
特産は葛布(クズフ)。
「ねむの木学園」がある。
参照⇒くずふ(葛布)
◎もと東海道の宿場町・城下町。
かけくしー
【カケクシー】
◇[英]cachexy
○[病]⇒あくえきしつ(悪液質)
かけくしあ
【カケクシア】
◇[英]cachexia
○[病]⇒あくえきしつ(悪液質)
★かげこ
【陰子】
【蔭子】
○(1)人知れずに庇護されている子。
参照⇒かくしご(隠し子)
○(2)[古]⇒かげま(陰間,蔭間)
○(3)[古]⇒かぶきこ(歌舞伎子)
かけごぬり
【掛子塗】
【掛子塗り】
【掛け子塗り】
【懸子塗】
【懸子塗り】
【懸け子塗り】
○[建]土蔵の観音扉や窓の縁の重なる部分に段を付けて漆喰(シッ
クイ)塗りすること。また、その漆喰塗り。
閉(シ)めたとき外部の光や湿気、火災の際の火炎の侵入を防
ぐためのもの。
◎火災の際には、日常で使用しているミソ樽のミソをその隙間
(スキマ)に厚く塗り込み、少しでも火が内部に入らないように目
張りにする。
かけこみでら
【駆込寺】
【駆込み寺】
【駆け込み寺】
○[歴]⇒えんきりでら(縁切寺)
かけこみてんじょう《かけこみてんじやう》
【掛け込み天井】
【掛込み天井】
【掛込天井】
【駆込天井】
◇[日]kakekomi tenjo
○[建]庇(ヒサシ)が室内に貫入して、傾斜した屋根裏がそのまま
天井となっているもの。
小間(コマ)の茶室などに多く用いられる。
参照⇒けしょうやねうら(化粧屋根裏)
かけざら
【欠け皿】
【欠皿】
○(1)縁(フチ)が欠けた皿。
○(2)説話上の、美しい姉。
⇒べにざらかけざら(紅皿欠皿)
★かけじく《かけぢく》
【掛け軸】
【掛軸】
○
参照⇒はっそう(八双,発装)
かげぜん
【陰膳】
○旅行や出征などで不在の人が食事に困らず安全であるように
祈り、留守宅で供(ソナ)える食事。
◎陰膳を供えて無事を祈る
◎死者へは飯椀に箸を1本、陰膳は2本、立てるともいわれる。
かけた
【カケタ】
◇Caqueta
○(1)[地](Rio Caqueta)ジャプラ川(Rio Japura)のコロンビア
名。
⇒じゃぷらがわ(ジャプラ川)
○(2)(Departamento del Caqueta)⇒かけたけん(カケタ県)
かけたけん
【カケタ県】
◇[西]Departamento del Caqueta、[英]Caqueta Department
○コロンビア南部の県。南東部をアマソナス県(Departamento
del Amazonas)、北西部をウイラ県(Departamento del Huila)
に接する。
州都はフロレンシア(Florencia)。
コカインの原料となるコカの産地で、左翼ゲリラ組織コロン
ビア革命軍(FARC)などの活動地域。
〈面積〉
8万8,965平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)41万8,998人(6月30日現在)。
2002(平成14)43万6,860人(6月30日現在)。
2003(平成15)44万6,100人。
かけちょう《かけちやう》
【加計町】
◇[日]Kake Cho
○[古]広島県北西部、山県郡(ヤマガタグン)にあった町。
〈面積〉
96.09平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)4,618人。
◎1898(明治31)町制施行。
1956(昭和31)安野村を編入。
2004.10. 1(平成16)加計町・筒賀村(ツツガソン)・戸河内町(トゴ
ウチチョウ)の2町1村が合併して安芸太田町(アキオオタチョウ)を発足。
かけつけん《くわけつけん》
【化血研】
○[医](財)化学及血清療法研究所の略称。
⇒かがくおよびけっせいりょうほうけんきゅうしょ(化学及
血清療法研究所)
かけつとう《くわけつたう》
【火血刀】
○[仏]悪業(アクゴウ)をなした死者が生れる場所、火途(カズ)・血
途(ケツズ)・刀途(トウズ)の総称。三途(サンズ)。
火途を地獄道、血途を餓鬼道、刀途を畜生道に配して「三悪
道」とも呼ぶ。
参照⇒さんあくどう(三悪道)
かけつなぎ
【掛けつなぎ】
【掛け繋ぎ】
○[経]⇒へっじ(ヘッジ)(4)
かけつなぎとりひき
【掛けつなぎ取引】
【掛け繋ぎ取引】
○[経]⇒へっじ(ヘッジ)(4)
かげどうろう
【影灯籠】
【影燈籠】
○⇒まわりどうろう(回り灯籠,回り燈籠)
かげとみ
【影富】
○[古]江戸時代、公認の富くじの当選番号を当てる賭博(トバク)。
参照⇒かくれとみ(隠富),とみくじ(富くじ,富籤,富鬮)
かげのぶさん
【景信山】
◇[日]Kagenobu San
○[地]東京都八王子市(ハチオウジシ)裏高尾町(ウラタカオマチ)と神奈川県
津久井郡(ツクイグン)相模湖町(サガミコマチ)の境にある山。標高727メ
ートル。
かげのりゅう《かげのりう》
【陰の流】
○⇒あいすかげりゅう(愛洲陰流)
かけはぎ
【掛け接ぎ】
【掛け矧ぎ】
【掛接ぎ】
【掛矧ぎ】
○[服]同じ柄(ガラ)の二枚の布や、裂けた布などの縫(ヌ)い合せ
方の一種。
継ぎ目が目立たないように布目(ヌノメ)の方向や柄を合せ、裏
側から布目を細くすくい縫うもの。
「かけつぎ(掛け接ぎ,掛け継ぎ,掛接ぎ,掛矧ぎ」とも、また洋
裁では「インビジブル・メンディング([英]invisible mending)」
とも呼ぶ。
参照⇒つぎはぎ(継ぎ接ぎ,継ぎはぎ)
かげび
【陰日】
○(1)[暦]節日(セチニチ)の翌日。
参照⇒せちにち(節日)
○(2)忌日(キニチ)の別称。
◎「陰火」は「いんか」。
かげふみ
【かげふみ】
○[楽]村下孝蔵作詞・作曲の歌謡曲。
歌は村下孝蔵/高田みづえ。
◎1984.10. 1(昭和59)高田みづえでシングル発売。
かげふみ
【影踏み】
○(1)子供の遊びの一つ。夕日で影が長くなったころ、相手の
影を踏んだり、自分の影を踏まれないように逃げたりするもの。
○(2)[楽]野口雨情(ウジョウ)作詞、藤井清水(キヨミ)作曲の童謡。
○(3)[楽]一青窈(ヒトト・ヨウ)作詞、都志見隆作曲の歌謡曲(日本中
央競馬会のCMソング)。
歌は一青窈。
◎2005. 4.20(平成17)リリース。
かげぼうし《かげぼふし》
【影ぼうし】
【影法師】
○(1)光が当たって映し出される人や物の影。
地面や障子(ショウジ)・壁(カベ)などに映った影を擬人化して呼
んだもの。
○(2)(転じて)常に特定の人の傍(カタワ)らに寄り添っている人。
★かげま
【陰間】
【蔭間】
○(1)[古]江戸時代、まだ舞台に出ていない少年俳優の呼称。
「かげこ(陰子,蔭子)」とも呼ぶ。
参照⇒かぶきこ(歌舞伎子),にやけ(にやけ,若気)(1)
○(2)宴席に侍し、男色を売る少年。
「かげこ(陰子,蔭子)」とも呼ぶ。
参照⇒かげまぢゃや(かげま茶屋,陰間茶屋)
◎中国語で「陰間(yinjian)」は「冥府(メイフ)・地獄」の意味。
かげまぢゃや
【かげま茶屋】
【陰間茶屋】
○[歴]江戸時代、陰間をあげて遊ぶ茶屋。
陰間を招き、または茶屋が抱える陰間を抱えて男色を売って
いた。
陰間を宴席に侍(ハベ)らせ、客の求めに応じて歌舞・音曲も
奏した。
「子供茶屋」,「子供屋」,「子供宿」とも呼ぶ。
[1]かげむしゃ
【影武者】
○(1)敵をあざむき、また身代りとするため、主君と同じ装束
(ショウゾク)・甲冑(カッチュウ)などを着させた武者。
○(2)表面に出ず、手先となる人を陰で指図(サシズ)する人。黒
幕。
[2]かげむしゃ
【影武者】
○[映]黒沢プロ・東宝の時代劇映画。
監督:黒澤明(クロサワ・アキラ)。
出演:仲代達矢(武田信玄と影武者の二役)・山崎努・萩原健
一ら。
◎1980. 4.(昭和55)公開。
かけものくぎ
【掛け物釘】
【掛物釘】
○[建]⇒じくかけくぎ(軸掛け釘,軸掛釘)
かげもりえき
【影森駅】
○[交]埼玉県秩父市にある、秩父鉄道の駅。
御花畑(オハナバタケ)駅と浦山口(ウラヤマグチ)駅の間。
かげもん
【陰紋】
◇[日]kagemon
○紋所の表し方の一つ。
紋所を輪郭だけで描いたもので、略礼装に用いる。
「裏紋(ウラモン)」とも呼ぶ。
参照⇒おもてもん(表紋)(2)
かけやまち
【掛合町】
◇[日]Kakeya Machi
○[古]島根県中東北部、飯石郡(イイシグン)の町。
◎2004.11. 1(平成16)大原郡(オオハラグン)の大東町(ダイトウチョウ)・
加茂町(カモマチ)・木次町(キスキチョウ)と、飯石郡の三刀屋町(ミトヤチョウ)
・吉田村(ヨシダムラ)・掛合町の、5町1村が合併して雲南市(ウンナ
ンシ)を発足。
★かげゆし
【勘解由使】
○[歴]令外官(リョウゲノカン)の一つ。
かけよろい《かけよろひ》
【挂け甲】
【挂甲】
○[歴]古墳時代中期以降から使われた古代の鎧(ヨロイ)。
鉄板の小札(コザネ)を組み糸や革紐(カワヒモ)でつづり合せて作っ
たもの。金銅製もあった。
5世紀ころ、朝鮮から渡来。
8世紀ころには革製も現れる。
平安時代には唐の裲襠(リョウトウ)に似た布帛(フハク)製も作られて
儀礼用の武装となり、実用性は失われた。
「挂甲(ケイコウ)」,「うちかけよろい(打掛鎧,挂甲)」とも呼ぶ。
参照⇒たんこう(短甲)
◎「肩に打ち掛けて着る鎧」の意味。
かげりゅう《かげりう》
【陰流】
○⇒あいすかげりゅう(愛洲陰流)
かげろい《かげろひ》
【陽炎】
○[気]⇒かげろう(陽炎)
★かげろう《かげろふ》
【カゲロウ】
【蜉蝣】
◇[英]mayfly/dayfly/drake fly
○(1)[虫]カゲロウ目(Ephemeroptera)に属する昆虫の総称。
ひらひら飛び、長い二、三本の尾毛がある。
◎「ドレーク(drake)」は「オスガモ(雄鴨)」。
○(2)(転じて)短命または、はかない事のたとえ。
◎蜉蝣の命
かげろう《かげろふ》
【蜻蛉】
○[古][虫]トンボの古名。
⇒とんぼ(トンボ,蜻蛉)
かげろう《かげろふ》
【陽炎】
◇[英]heat haze
○[気]春や夏に、強い日射で地面に近い空気が暖められ、その
先が揺れ動いて見えるもの。
「かげろい(陽炎)」,「糸遊(イトユウ)」,「遊糸(ユウシ)」とも呼ぶ。
◎陽炎が燃える
かげをしたいて《かげをしたひて》
【影を慕いて】
○[楽]古賀政男作詞・作曲の歌謡曲。
歌い出しは「まぼろしの/影を慕いて雨に日に/月にやるせ
ぬ我が想い」。
◎1931. 1.(昭和 6)佐藤千夜子の歌でレコード化。
1932(昭和 7)藤山一郎の歌でレコード化。
かげんじょうじょ《かげんじようぢよ》
【加減乗除】
◇[英]addition,subtraction,multiplication and division
○[数]⇒しそく(四則)
かげんていこうき《かげんていかうき》
【加減抵抗器】
◇[英]potentiometer
○[電]⇒ぽてんしおめーたー(ポテンシオメーター)(2)
かこ
【水夫】
【水手】
【加子】
○舟をこぐ人・船をあやつる人。
「すいふ(水夫)」,「ふなこ(船子,舟子)」,「せんどう(船頭)」と
も呼ぶ。
◎「か」は「梶(カジ)」、「こ」は「(仕事をする)人」の意味。
参照⇒あみこ(網子)
かこ
【加古】
◇[日]Kako
○(1)[地]⇒かこがわ(加古川)
○(2)⇒かこぐん(加古郡)
○(3)[歴][軍]旧日本海軍の重巡洋艦。
グアム島攻略に参加。ウェーク島攻略の第二攻撃に参加。
かこ
【河鼓】
○[天]⇒あるたいる(アルタイル)
★かこ《くわこ》
【過去】
○
かご
【駕籠】
◇[英]litter/palanquin
○人を乗せ、一本の轅(ナガエ)を通して前後から舁(カ)いていく
乗物。
「籃(ラン)」,「轎(キョウ)」とも呼ぶ。
参照⇒しまいがた(四枚肩)
◎「一挺(イッチョウ)」,「二挺(ニチョウ)」と数える。
駕籠舁(カゴカキ):⇒ろくしゃく(陸尺,六尺)(2)
童謡:参照⇒おさるのかごや(お猿のかごや)
◎駕籠に乗る人担(カツ)ぐ人、そのまた草鞋(ワラジ)を作る人。
かーご
【カーゴ】
◇[英]cargo
○船荷・積み荷・貨物。
かごあんどん
【籠行灯】
【籠行燈】
○細い竹を編んで紙を貼った籠に灯(ヒ)を点(トモ)す行灯。
かこいない《かこひない》
【囲内】
○[歴]⇒なか(囲内)
がーごいりずむ
【ガーゴイリズム】
◇[英]gargoylism
○[病]骨格代謝異常・精神障害などを伴う疾患。
「ガルゴイリズム」,「樋嘴症(ヒハシショウ)」とも呼ぶ。
がーごいる
【ガーゴイル】
◇[英]gargoyle
○(1)[建]ゴシック建築で怪物の形に作られた、屋根の水落と
し口。
「樋嘴(ヒハシ)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)鬼・怪獣などグロテスクな怪物の彫刻。
◎古期フランス語の「喉(ノド)(gargole)」から。
フランス語:ガーグイユ(gargouille)/ガルグイユ。
イタリア語:ドッチョーネ(doccione)。
スペイン語:ガルゴラ(gargola)。
ドイツ語:バッサーシュパイア(Wasserspeier)。
かこう
【夏口】
◇[中]Xiakou
○[古]中国の武漢市(Wuhan Shi)(ブカンシ)武昌区(Wuchang Qu)の
古称。
⇒ぶしょうく(武昌区)
◎夏口城
かこう《くわかふ》
【華甲】
○⇒かんれき(還暦)
◎「華」の字は六つの十と一で出来ていることから、「甲」は干支
(エト)の甲子(キノエネ)の意味。
かごう《かがう》
【加号】
◇[英]plus sign
○[数]加法を示(シメ)す「+」記号。
「プラス記号」,「プラス」とも呼ぶ。
◎記号の「+」は、ラテン語の"et(そして)"を簡略化したもの.。
◎正数を示す場合は「正号」と呼ぶ。
がこう《がかう》
【牙行】
◇[中]yahang
○(1)[歴][経]中国で、牙人(yaren)(ガジン)の同業者組合・店。
○(2)[歴][経](転じて)中国の仲介商人。
商取引の仲介をし、売り手と買り手との価格や数量などを調
停して商談をまとめる仲買業者。
秦・漢代では「ソウカイ(*)」、唐・宋代では「牙人」・「牙郎
(yalang)」と呼んでいた。のち、同業者組合・店を意味する「牙
行」でも呼ばれるようになったもの。
明・清代には特権商人として問屋的な業務も行った。
参照⇒ようこう(洋行)(3)
(*)「(「馬」偏+「且」)(「人」偏+「會」)(zangkuai)」。「ソカイ」とも
読む。
がごう《ががう》
【雅号】
○文筆家・画家・書家などが本名以外に付ける風雅な別名。
文筆家の場合は「ペンネーム(pen name)」とも呼ぶ。
参照⇒[1]あざな(字)
★かこうがん《くわかうがん》
【花崗岩】
◇[英]granite
○[鉱]深成岩の一種。
通称は「御影石(ミカゲイシ)」。
「グラニット」とも呼ぶ。
参照⇒みかげいし(御影石),まさど(まさ土,真砂土)
★かこうきりゅう《かかうきりう》
【下降気流】
◇[英]downward air current/downdraft
○[気]
参照⇒だうんばーすと(ダウンバースト)
かこうし
【嘉興市】
◇[中]Jiaxing Shi、[英]Jiaxing City
○中国南東部、浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)北東部の省
直轄市(地級市)。
〈管轄2区〉
南湖区(Nanhu Qu)。
秀洲区(Xiuzhou Qu)。
〈管轄3市〉
平湖市(Pinghu Shi)。
海寧市(Haining Shi)。
桐郷市(Tongxiang Shi)。
〈管轄2県〉
嘉善県(Jiashan Xian)。
海塩県(Haiyan Xian)。
〈管轄総面積〉
3,915平方キロメートル。
★がごうじ《ぐわごうじ》
【元興寺】
○(1)⇒がんごうじ(元興寺)(1)
○(2)鬼の別称。
「がごじ(元興寺)」とも呼ぶ。
◎元興寺(ガンゴウジ)(飛鳥寺)の鐘楼に鬼がいたという伝説から。
○(3)鬼のまねをして、子供を脅すこと。
「がごじ(元興寺)」,「がごぜ(元興寺)」とも呼ぶ。
かこうそん《くわくわうそん》
【火光尊】
○[仏]⇒かてん(火天)
かこうふんりゅう《かかうふんりう》
【下降噴流】
◇[英]downburst
○[気]⇒だうんばーすと(ダウンバースト)
かこがわ《かこがは》
【加古川】
◇[日]Kako Gawa
○(1)[地]丹波山地から流下し、兵庫県中南部を貫流して高砂
市(タカサゴシ)で播磨灘(ハリマナダ)に注(ソソ)ぐ川。長さ約90キロメー
トル。
○(2)⇒かこがわし(加古川市)
○(3)[交]⇒かこがわえき(加古川駅)
かこがわえき《かこがはえき》
【加古川駅】
○(1)[交]兵庫県加古川市加古川町篠原町(カコガワチョウシノハラチョウ)に
あるJR山陽本線(神戸線)の駅。
東加古川(ヒガシカコガワ)駅と宝殿(ホウデン)駅(高砂市)の間。
○(2)[交]JR加古川線の駅。
日岡(ヒオカ)駅の次でターミナル駅(始点)。
かこがわし《かこがはし》
【加古川市】
◇[日]Kakogawa Shi
○兵庫県中南部、播磨灘(ハリマナダ)に面する市。加古川の下流域、
播磨平野の南東部にある。
〈面積〉
1970(昭和45)94平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)16万9,000人。
◎もと西国街道(山陽道)の宿場町。
1950(昭和25)市制。
◎加古川市の東部・南部には加古郡がある。
★かこがわせん《かこがはせん》
【加古川線】
○[交]兵庫県の加古川市と丹波市を南北に結ぶJR西日本の鉄
道路線。
〈停車駅〉
加古川(カコガワ)駅・日岡(ヒオカ)駅・神野(カンノ)駅・厄神(ヤクジン)
駅・市場(イチバ)駅・小野町(オノマチ)駅・粟生(アオ)駅・河合西(カワイ
ニシ)駅・青野ヶ原(アオノガハラ)駅・社町(ヤシロチョウ)駅・滝野(タキノ)駅
・滝(タキ)駅・西脇市(ニシワキシ)駅・新西脇(シンニシワキ)駅・比延(ヒエ)
駅・日本へそ公園(ニホンヘソコウエン)駅・黒田庄(クロダショウ)駅・本黒田
(ホンクロダ)駅・船町口(フナマチグチ)駅・久下村(クゲムラ)駅・谷川(カワタ
ニ)駅。
◎2004(平成16)全線が電化。
かこきゅう《くわこきふ》
【過呼吸】
◇[英]hyperpnea/hyperpnoea
○[医](何らかの原因で一時的に)呼吸が必要以上に速くかつ深
くなること。
激しい運動をした後や、不安・緊張などの精神的な興奮状態
でも発生する。
「呼吸亢進(コウシン)」,「ハイパープネア」,「ハイパープニア」とも
呼ぶ。
参照⇒ひすてりー(ヒステリー)
★かこくほう《くわこくほう》
【華国鋒】
【華國鋒】
◇[中]Hua Guofeng
○[人]中国の政治家(1921〜2008. 8.20)。原名は蘇鋳(Su Zhu)。
山西省出身。
1938(昭和13)中国共産党に入党。
湖南省湘潭県(毛沢東の郷里)の党書記・省の党書記を歴任。
1969(昭和44)党中央委員に就任。
1976. 1.(昭和51)周恩来首相死去後、首相に就任。
1976. 9.(昭和51)毛沢東(Mao Zedong)主席が死去し、10月軍
長老葉剣英(Ye Jianying)の助力を得て文化大革命を主導した
4人組を逮捕し、党主席に就任。
改革・開放路線のトウ小平(Deng Xiaoping)らとの党内権力
闘争に敗れ、1980. 9.(昭和55)首相を辞任。
1981. 6.(昭和56)党主席を辞任して副主席に降格。
1982(昭和57)党中央委員に降格。
2002.11.(平成14)党中央委員を引退。
◎名前は「中華民族抗日救国先鋒隊」から改名したという。
毛沢東の隠し子説がある。
かこぐらふぃー
【カコグラフィー】
◇[英]cacography
○(1)悪筆。
◎カリグラフィー(calligraphy):達筆。
○(2)誤記・誤字。つづり間違い。
◎オーソグラフィー(orthography):正書法・正字法。
かこぐん
【加古郡】
◇[日]Kako Gun
○兵庫県中南部にある郡。
稲美町(イナミチョウ)・播磨町(ハリマチョウ)の町。
◎加古郡の北西部には加古川市がある。
★かごさかおう《かごさかわう》
【香坂王】
◇[日]Kagosaka O
○[日本神話]第14代仲哀天皇の皇子。母は大中媛(天皇の叔父
彦人大兄の娘)。
天皇の死後、同母弟忍熊王(オシクマオウ)とともに皇太子(のちの
応神天皇)と神功皇后を除こうと挙兵。莵餓野(トガノ)(兵庫県)
に進出し、その勝敗を占っていると、突然現れた赤猪に襲われ
て死亡。
「かごさかのみこ(香坂王)」とも呼ぶ。
◎忍熊王はその後、建内宿禰(タケウチノスクネ)の軍に敗れて瀬田(セタ)
で入水(ジュスイ)。
◎「香坂王」は『古事記』で、『日本書紀』では「(「鹿」冠+「弭」)
坂王」と記す。
かごさかのみこ
【香坂王】
◇[日]Kagosaka no Miko
○[日本神話]⇒かごさかおう(香坂王)
かごじ
【籠字】
○籠写(カゴウツ)しにした文字。字の輪郭だけを写した文字。
「双鉤字(ソウコウジ)」,「飛白(ヒハク)」とも呼ぶ。
がごじ《ぐわごじ》
【元興寺】
○(1)⇒がんごうじ(元興寺)(1)
○(2)⇒がごうじ(元興寺)(2)
○(3)⇒がごうじ(元興寺)(3)
かこしちぶつ《くわこしちぶつ》
【過去七仏】
◇[英]Seven Buddhas of the Past
○[仏]釈尊の前生の6仏と釈尊すなわち釈迦牟尼仏(シャカムニブツ)
の総称。
<1>毘婆尸仏(ビバシブツ)。
<2>尸棄仏(シキブツ)。
<3>毘舎浮仏(ビシャフブツ,ビシャブブツ)。
<4>拘留孫仏(クルソンブツ)。
<5>拘那含仏(クナゴンブツ,クナガンブツ)、拘那含牟尼仏(ムニブツ)。
<6>迦葉仏(カショウブツ)。
<7>釈迦仏(シャカブツ)、釈迦牟尼仏。
単に「七仏」とも呼ぶ。
⇔みらいぶつ(未来仏)
参照⇒さんぜぶつ(三世仏)
◎仏の教え(ダルマ)は釈尊以前から諸仏によって順次説き継が
れて来たことを表す言葉。
過去七仏が共通に戒めとした偈(ゲ)は「七仏通戒偈(シチブツツウカ
イゲ)」と呼ばれる。
参照⇒しちぶつつうかいげ(七仏通戒偈)
かごしま
【鹿児島】
◇[日]Kagoshima
○(1)⇒かごしまけん(鹿児島県)
○(2)⇒かごしまし(鹿児島市)
○(3)⇒かごしまぐん(鹿児島郡)
かごしまおはらぶし《かごしまをはらぶし》
【鹿児島おはら節】
【鹿児島小原節】
【鹿児島小原良節】
○[楽]⇒おはらぶし(おはら節,小原節)(1)
かごしまぐん
【鹿児島郡】
◇[日]Kagoshima Gun
○鹿児島県の口之三島(クチノミシマ)・吐カ喇列島(トカラレットウ)にある
郡。
三島村(ミシマムラ)・十島村(トシマムラ)の町村。
◎2004.11. 1(平成16)県中央部の吉田町(ヨシダチョウ)と桜島町(サク
ラジマチョウ)、鹿児島市に編入。
かごしまけん
【鹿児島県】
◇[日]Kagoshima Ken
○九州南部の県。
県庁所在地は鹿児島市。
〈面積〉
1978(昭和53)9,159.38平方キロメートル。
1980(昭和55)9,163平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)172万4,000人。
1980(昭和55)178万4,364人。
◎県花はミヤマキリシマ、県鳥はルリカケス、県木はクスとカ
イコウズ。
◎廃藩置県により1871(明治 4. 7.14)鹿児島藩を廃して鹿児島
県を設置。1876. 8.21(明治 9)宮崎県を併合するが、1883. 5.
9(明治16)宮崎県を分離。
かごしまし
【鹿児島市】
◇[日]Kagoshima Shi
○鹿児島県中部の市。県庁所在地。
繁華街は天文館。
〈面積〉
1970(昭和45)281平方キロメートル。
1994(平成 6)290平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)45万7,000人。
1980(昭和55)50万5,077人。
1995(平成 7)54万6,000人。
◎1980(昭和55)天保山公園に「坂本龍馬新婚の旅碑」、建立。作
者は彫刻家中村晋也。
2004.11. 1(平成16)鹿児島郡の吉田町(ヨシダチョウ)・桜島町(サク
ラジマチョウ)、指宿郡(イブスキグン)の喜入町(キイレチョウ)、日置郡(ヒオキグ
ン)の松元町(マツモトチョウ)・郡山町(コオリヤマチョウ)の5町を編入。
かごしまだいがく
【鹿児島大学】
○[教]鹿児島県鹿児島市に本部を置く国立大学。
◎1773(安永 2)藩主島津重豪(シゲヒデ)が創設した藩校造士館(ゾ
ウシカン)を起源とする。
1901(明治34)官立に移管された第七(ダイシチ)高等学校造士館
を母体とし、鹿児島農専・師範学校などと合併し、1949(昭和
24)鹿児島大学として創立。
★かごしまはん
【鹿児島藩】
◇[日]Kagoshima Han
○[古]版籍奉還後の薩摩藩の呼称。
1871(明治 4. 7.14)鹿児島県となる。
かごしまわん
【鹿児島湾】
◇[日]Kagoshima Wan
○[地]鹿児島県南部の湾。東部を大隅半島(オオスミ・ハントウ)、西部
を薩摩半島(サツマ・ハントウ)に囲まれ、南部を東シナ海に面する。
湾内に桜島がある。
「錦江湾(キンコウワン)」とも呼ぶ。
かごしんげん
【籠信玄】
○⇒しんげんぶくろ(信玄袋)
がごぜ《ぐわごぜ》
【元興寺】
○⇒がごうじ(元興寺)(3)
★かこちょう《くわこちやう》
【過去帳】
○[仏]寺院で、檀家(ダンカ)・信徒の死者の俗名・戒名(法名)・
死亡年月日・年齢などを記録する帳簿。
「点鬼簿(テンキボ)」,「鬼籍(キセキ)」とも呼ぶ。
かこでーもん
【カコデーモン】
◇[英]cacodaemon/cacodemon
○(1)悪霊(アクリョウ)。
⇒[1]あくりょう(悪霊)
○(2)悪魔。
かごのとり
【籠の鳥】
【篭の鳥】
○(1)鳥籠に入れられて飼われている小鳥。
○(2)(転じて)他人に身の自由を束縛されている者。
○(3)特に、遊女・妾(メカケ)など。
○(4)玩具(ガング)の一種。
鳥籠に入ったウグイス(鶯)などの作り物が体を動かしながら
さえずる仕掛け物。
参照⇒はとどけい(はと時計,ハト時計,鳩時計)
◎1897(明治30)に流行。
○(5)[楽]千野かほる作詞、鳥取春陽作曲の歌謡曲。
◎1924〜1925(大正13〜大正14)ころに流行。
かごはらえき
【籠原駅】
○[交]埼玉県熊谷市(クマガヤシ)新堀(ニイボリ)にあるJR高崎線の
駅。
熊谷(クマガヤ)駅と深谷(フカヤ)駅(深谷市)の間。
かごまくら
【籠枕】
○トウ(籐)や竹で編んだ枕。
中空で風通しがよく、夏に用いる。
参照⇒だきまくら(抱き枕)(1)
◎夏の季語。
かごめ
【カゴメ】
◇[英]Kagome Co.,Ltd.
○[経]トマト製品を主力とする大手加工食品会社。
本社は愛知県名古屋市中区。
◎1903(明治36)蟹江一太郎、トマト・ソースの製造販売を開始。
1949(昭和24)愛知トマトとして設立。
1963(昭和38)カゴメ株式会社に社名変更。
かごめ
【籠目】
○(1)竹かごの編み目。
○(2)竹かごの目のような、六角形の模様。
かごめかごめ
【かごめかごめ】
【籠目籠目】
○(1)子供の遊びの一つ。
一人が籠の中の鳥になって目をふさいでしゃがみ、周囲を他
の数人が両手をつないで円を作って歌いながらまわり、歌の終っ
たときに、中にいる子供に後ろに立った子の名前を当てさせる
遊び。当てられるとその子が代りに中に入ってしゃがみ、外れ
たらそのまま遊びが続けられる。
参照⇒こぼとけ(小仏)(2)
◎一説に「かごめ」は「囲(カコ)め」の転。
○(2)[楽](1)の時に歌う童歌(ワラベウタ)。
「かごめかごめ/かごの中の鳥は/いついつ出やる/月夜の
晩に/鶴と亀がつうべった/うしろの正面だあれ」。
がごめこんぶ
【ガゴメコンブ】
【がごめ昆布】
◇[学]Saccharina sculpera
○[植]褐藻綱(Phaeophyceae)コンブ目(Laminariales)コンブ科
(Laminariaceae)カラフトコンブ属(Saccharina)の海藻。北海
道函館市周辺の沿岸で収穫されるコンブの一種。
葉の長さ1.5〜3メートル、幅20〜50センチメートル。表面
かごめ(籠目)に似たでこぼこ模様がある。
ダシは少ないが、水溶性粘性多糖類のアルギン酸やラミナラ
ン・フコイダンなどが豊富で強い粘り気が特徴の食品。
かこん
【仮根】
◇[英]rhizoid
○[植]コケ類(蘚苔類<センタイルイ>)や藻類などの葉状植物にある、
根に似た器官。
水分の吸収や体を基質に付着させる働きがある。
◎種子植物の根と外形は似ているが、維管束がなく根とは構造
的に異なる。
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