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                    PDD図書館管理番号       0001.0015.5000.07

                 百   科   辞   書   《かいら》    編集:獨  澄旻

-------- かいら ------------------------------------------------
かいらい《くわいらい》
	【傀儡】
	○(1)あやつり人形。
	 参照⇒くぐつ(傀儡)
	○(2)人の手先となって、その意のままに動く者。
	◎傀儡政権
	◎「くぐつ(傀儡)」とも読む。
がいらいしゅ
	【外来種】
	○[生]本来の生息地域から人為的に持ち込まれた生物。
	◎2003.10. 6(平成15)環境省、従来の「移入種」を「外来種」の呼
	称に改めることを決定。
	 2005. 6. 1(平成17)特定外来生物被害防止法(外来生物法)、
	施行。
	◎生物学上は、生物が自力で移動したものを「移入種」と呼ぶ。
★かいらくえん《かいらくゑん》
	【偕楽園】
	○(1)茨城県水戸市(ミトシ)常磐町(トキワチョウ)にある庭園。
	 園内に好文亭(3階建て)がある。
	 約100種3,000本の梅の名所として知られる。
	 参照⇒こうぶんてい(好文亭)
	◎1842(天保13)第9代水戸藩主徳川斉昭(ナリアキ)、造園。
	 参照⇒かいてんかん(回天館)
	◎後楽園(岡山)・兼六園(金沢)とともに日本三大名園の一つ。
	◎常磐神社(トキワジンジャ)と隣接:⇒ときわじんじゃ(常磐神社)
	○(2)[交]⇒かいらくえんえき(偕楽園駅)
かいらくえんえき《かいらくゑんえき》
	【偕楽園駅】
	○[交]茨城県水戸市(ミトシ)常磐町(トキワチョウ)にある、JR常磐線
	の臨時駅。
	 赤塚駅と水戸駅の間。
かいらすさん
	【カイラス山】
	◇[英]Mount Kailas、[中]岡底斯山(Gangdisi shan)
	○[地]中国チベット自治区南西部、ガンディセ山脈(Gangdise 
	Shan)の一峰。標高6,638メートル。
	 南のナムナニ山(Naimona'nyi)との間には、東のマパムヤム
	ツォ(Mapam Yumco)、西のラカス湖(La'nga Co)の二つの湖があ
	る。北チベット高原の内陸水系の分水嶺をなし、マパムヤムツォ
	からはブラフマプトラ川(the Brahmaputra River)が、ラカス
	湖からはサトレジ川(the Sutlej River)が流出する。
	 「カンリンボチェ峰(Kangrinboqe Feng)(岡仁波斉峰)」,「カン
	リンボチェ」,「カンリンポチェ峰」,「カンリンポチェ」とも呼ぶ。
	◎チベット仏教とヒンズー教の聖山。
	 チベット仏教では、行者がカイラス山とマパムヤムツォの周
	囲51.488キロメートルを数年かけて五体投地で巡礼している。
	 ヒンズー教では、シバ神が360の神々とともに鎮座する場所
	とされる。また、マパムユムツォもインド神話上の神聖な湖マ
	ーナサとされる。
	 参照⇒ごたいとうち(五体投地),まぱむやむつぉ(マパムヤム
	ツォ)
かいらすさんみゃく
	【カイラス山脈】
	○[地]⇒がんでぃせさんみゃく(ガンディセ山脈)
がいらるでぃあ
	【ガイラルディア】
	◇[英]gaillardia
	○[植]⇒てんにんぎく(テンニンギク,天人菊)
かいらん《くわいらん》
	【回鑾】
	【廻鑾】
	○(1)天子の乗る鑾駕(ランガ)(車)が向きを変えること。
	 参照⇒らん(鑾)
	○(2)(転じて)天子が宮城に帰ること。
かいり《くわいり》
	【乖離】
	○そむき離れること。はなればなれになること。離反。
	◎人心の乖離
	◎乖離概念:⇒かいりがいねん(乖離概念)
かいり
	【カイリ】
	【海里】
	【浬】
	◇[英]sea mile/nautical mile
	○[海]航海および航空に使われる距離の単位。
	 国際単位の1海里は1,852メートル。
	 記号は「M」または「nm」。
	◎時速1海里を1ノットという。
	◎本来は「地球の平均子午円の中心角1分(緯度1分)に対する
	地表上の長さ」。
	 しかし、船の測程儀の機能などから国によって差異があった
	ため、1929(昭和 4)臨時水路会議で「1海里は1,852メートル」
	に決定された。
	 それ以前、イギリスの1海里は1853.18メートルであった。
かいり
	【海狸】
	◇[英]beaver
	○[哺]⇒[1]びーばー(ビーバー)
かいりがいねん《くわいりがいねん》
	【乖離概念】
	○[哲]同一類概念に包摂(ホウセツ)できない、二つの概念の相互の
	関係。
	 例えば、「机」と「徳」、「三角形」と「失敗」、「黒」と「高い」など。
	 「離隔概念」,「不等概念」,「異類概念」とも呼ぶ。
かいりききゅう《くわいりききう》
	【回力球】
	◇[西]jai alai
	○[運]ハイアライの別称。
	 ⇒はいあらい(ハイアライ)
かいりくほうそびえと
	【海陸豊ソビエト】
	【海陸豊蘇維埃】
	◇[中]Hailufeng Suweiai、[英]Hailufeng Soviet
	○[歴]1927.11.(昭和 2)成立した中国最初のソビエト政権。
	 第一次国共合作に失敗後、中国共産党が中国南部の農民運動
	が盛んだった広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)南東部の海豊
	県(Haifeng Xian)・陸豊県(Lufeng Xian)に樹立。
	 土地改革を断行したが、軍閥の攻撃を受け、1928. 2.(昭和
	 3)陥落して革命軍は四散した。
	 参照⇒しいちにじけん(四・一二事件)
かいりせいしょうがい《くわいりせいしやうがい》
	【乖離性障害】
	◇[英]dissociative disorder
	○[病]⇒かいりせいどういつせいしょうがい(解離性同一性障
	害)
かいりせいしょうがい《かいりせいしやうがい》
	【解離性障害】
	◇[英]dissociative disorder
	○[病]⇒かいりせいどういつせいしょうがい(解離性同一性障
	害)
★かいりせいどういつせいしょうがい
	《かいりせいどういつせいしやうがい》
	【解離性同一性障害】
	◇[英]dissociative identity disorder
	○[病]
	 「解離性障害」,「乖離性(カイリセイ)障害」,「多重人格障害(multi-
	ple personality disorder)」とも呼ぶ。
	 略称は「DID」。
	 参照⇒にじゅうじんかく(二重人格),じきるはかせとはいど
	し(ジキル博士とハイド氏)
	◎性同一性障害(gender identity disorders)とは異質。
かいりつ
	【戒律】
	○(1)[仏]僧尼(ソウニ)や信者が守るべき規範。
	 自発的に守るべき戒と、罰則のある律のこと。
	◎"sila(戒)"と"vinaya(律)"の合成語。
	 「戒」は戒律規則を守ろうとする自発的な心の働きで、「律」は
	他律的な規則をいう。
	 最澄(サイチョウ)はその「律」を捨てて「梵網戒」のみを大乗仏教の
	修行規範とすべきことを主張し実行した。この天台宗の円戒は
	当初猛烈に反対されたが、最澄の死後一週間目には勅許がおり
	た。
	○(2)[宗](一般に)宗教上の生活規律。
かいりつ
	【開立】
	◇[英]extraction of cubic root
	○[数]ある数の立方根を求めること。立方に開くこと。
	 「かいりゅう(開立)」,「開立法」とも呼ぶ。
	◎平方根を求めることは「開平(カイヘイ)」と呼ぶ。
かいりつほう《かいりつほう》
	【開立法】
	○[数]⇒かいりつ(開立)
かいりねずみ
	【海狸鼠】
	◇[西]nutria
	○[哺]⇒[1]ぬーとりあ(ヌートリア)
	◎「海狸」とは「ビーバー(beaver)」のこと。
かいりゅう《かいりふ》
	【開立】
	○[数]⇒かいりつ(開立)
かいりゅう
	【海竜】
	【海龍】
	○[歴][軍]太平洋戦争末期、日本軍が開発した特別攻撃兵器。
	特殊潜航艇。
	 開発名(暗号名)は「SS金物」。
	 実戦に使用されることはなかった。
	 参考⇒こうりゅう(蛟竜,蛟龍),かいてん(回天),しんよう(震
	洋),おうか(桜花)(2),しゅうすい(秋水)(4)
	◎1944. 7.(昭和19)原型を開発。
かいりゅうほう《かいりふほう》
	【開立法】
	○[数]⇒かいりつ(開立)
かいれい
	【海嶺】
	◇[英]ridge/ocean ridge
	○[地]海底地形の一種。
	 海底にある幅狭く長く連なった山脈状の起伏。
	 プレートが生成される地帯で、大洋底をいくつかの海盆(ba-
	sin)に分けていることがある。
	 「海底山脈(submarine ridge)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かいぼう(海膨),とらんすふぉーむだんそう(トランス
	フォーム断層)
	〈日本付近の海嶺〉
	 七島・硫黄島海嶺(Shichito-Iwo Jima Ridge)。
	 九州・パラオ海嶺(Kyushu-Palau Ridge)。
	 大和海嶺(Yamato Ridge)。
かいれつ
	【解列】
	◇[英]parallel off
	○[電](発電装置を停止するため)電力系統から発電設備を切り
	離すこと。
	 ⇔へいれつ(並列)(3)
かいれつか《かいれつくわ》
	【開裂果】
	○[植]裂開果の別称。
	 ⇒れっかいか(裂開果)
がいれんきるへんきち
	【ガイレンキルヘン基地】
	◇[英]Geilenkirchen Airbase
	○[軍]ドイツ西部、ノルトライン・ベストファーレン州
	(Bundesland Nordrhein-Westfalen)西端にあるAWACS基地。
	アーヘンの北方。
かいろ
	【カイロ】
	◇[英]Cairo、[アラビア語]al Qahirah
	○(1)エジプトアラブ共和国の首都。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)592万人。
	 1986(昭和61)605万2,000人。
	 1990(平成 2)645万2,000人。
	○(2)アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)南
	西端のアレキサンダー郡(Alexander County)南端にある郡都。
かいろ《くわいろ》
	【カイロ】
	【懐炉】
	◇[英]portable body warmer
	○衣服の内側に入れて体を温める小さな器具。
	 元禄年間(1688〜1704)初めに金属製の小さな容器に懐炉灰を
	入れたものが発明され、従来の温石(オンジャク)に代って使用され
	た。
	 ベンジン(揮発油)を使用した懐炉も使用されたが、現在は鉄
	粉の酸化熱を利用した使い捨てカイロ(商品名ホカロンなど)が
	主流。
	 参照⇒かいろばい(懐炉灰),はくきんかいろ(ハクキンカイロ,
	白金懐炉),おんじゃく(温石)(1),ゆたんぽ(湯たんぽ,湯湯婆),
	ひいれ(火入れ)(4)
	◎冬の季語。
★かいろ《くわいろ》
	【回路】
	◇[英]circuit、[独]Kreis(クライス)
	○(1)[電]電流の通路。
	 「サーキット」とも呼ぶ。
	◎ショート・サーキット(short circuit):⇒しょーと(ショー
	ト)(2)
	○(2)[電]ある程度まとまった機能を持つように、電気部品を
	まとめた部分。
	 基板または基板の一部分や、IC(集積回路)またはIC内の
	一部分など。
	◎発振回路,加算回路,乗算回路,演算回路
	○(3)[生]生体の物質代謝経路のうち、化学反応の経路が循環
	する部分。
	◎クエン酸回路
かいろ
	【開炉】
	○[暦]禅宗の行事の一つ。冬季防寒のため、毎年陰暦十月一日
	(または新暦十一月一日)から室内で炉や火鉢を使い始めること。
	 ⇔へいろ(閉炉)
	 参照⇒ろびらき(炉開き)
かいろう《かいらう》
	【偕老】
	○夫婦が共に老(オ)いるまで、仲(ナカ)むつまじく連れ添(ソ)うこ
	と。
	 「あいおい(相老,相老い)」とも呼ぶ。
	◎偕老同穴
がいろう《ぐわいらう》
	【外郎】
	◇[中]wailang
	○[歴][漢]中国の官名。宮中で宿直・警備にあたる郎官の定員
	外の職員。
	 のち郎官は広く事務を扱う者や侍従なども指すようになり、
	外郎も下級の官吏を指すようになった。
	 「散郎(sanlang)(サンロウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ういろう(外郎)
かいろうちたい《くわいらうちたい》
	【回廊地帯】
	◇[英]corridor strip
	○(1)内陸国などの、他国内を通る細長い地域。
	 特に、港運のための海に達するもの。
	◎ポーランド回廊:⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊)
	 河西回廊([中]Hexi huilang)。
	○(2)[歴](Polish Corridor)⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊)
かいろけい《くわいろけい》
	【回路計】
	◇[英]tester
	○[電]⇒てすたー(テスター)
★がいろじゅ
	【街路樹】
	○
	◎日本の街路樹の始めは、明治初年に岩倉具視が洋行した際に
	街路樹を知り、銀座の煉瓦地に試みた柳。
	 土手の柳並木などは、古来から柳原(ヤナギワラ)など各地にあっ
	た。また、一里塚の多くは傍(カタワ)らにエノキ(榎)が植えられ
	ていた。
かいろばい《くわいろばひ》
	【懐炉灰】
	○カイロ(懐炉)用の燃料。
	 キリ(桐)などの木炭末に、ワラ(藁)・ヨモギ(艾)などの草木
	灰を混ぜ、硝石などの助燃剤を加えて細長い紙に包んだもの。
	 参照⇒きりばい(桐灰)
	◎現在ではベンジンを燃料とするカイロ、さらには使い捨てカ
	イロに取って代わられた。
かいろぷたー
	【カイロプター】
	◇[英]chiropter
	○[哺](英語で)翼手類。
	 ⇒よくしゅるい(翼手類)
かいろまんしー
	【カイロマンシー】
	◇[米]chiromancy
	○手相術・手相占い。
	 「キロマンシー([英]chiromancy)」とも呼ぶ。
	◎「手の([希]chiro-)占い([接尾辞]-mancy)」から。
かいわれだいこん《かひわれだいこん》
	【貝割れダイコン】
	【貝割れ大根】
	【穎割れダイコン】
	【穎割れ大根】
	◇[日]kaiware daikon
	○[食]ダイコン(大根)のもやし(萌やし)・貝割り菜(ナ)。
	 ダイコンの種子を容器などに密に播(マ)き、水に浸し、日光
	を遮(サエギ)って発芽・軟白させ、子葉が開いたころに収穫した
	もの。
	 ダイコン特有の辛みがあり、サラダ・料理の付け合せや汁の
	具などに用いる。
	 「さわやけ(黄菜)」とも呼ぶ。
[1]かいん
	【カイン】
	◇[ヘブライ語]Qajin、[英]Cain
	○[聖]『旧訳聖書』「創世記」に記されている人類の祖先アダム
	(Adam)とイブ(Eve)の長男。
	 羊飼いの弟アベル(Abel)の供物が神エホバによろこばれ、自
	分の供物は顧みられなかった事で、嫉妬のあまり弟を殺し、神
	に追われた。
	◎殺人者の第1号といわれ、殺人者・不道徳者の表象とされる。
	◎『カインの末裔』:⇒かいんのまつえい(カインの末裔)
★[2]かいん
	【カイン】
	◇Kine
	○[理][地]毎秒1センチメートルの速度(速さ)。
	 地震を表す単位の一つ。
	 参照⇒しんど(震度)
	◎地震の被害状況は、経験的に最大加速度に比べ最大速度の方
	がより一致することが知られている。
かいん《かゐん》
	【下院】
	◇[英]Lower House/Chamber
	○[政]二院制の議会で、国民の直接選挙で選ばれる議員で構成
	する議院(合議機関)。
	 日本の衆議院。
	 イギリスの"House of Commons"。
	 アメリカの"House of Representatives"。
	 ロシア連邦の国家ドゥーマ([露]Gosudarstvennaya Duma)。
かいんしゅう《かいんしう》
	【カイン州】
	◇[英]Kayin State
	○⇒かれんしゅう(カレン州)
かいんのまつえい
	【カインの末裔】
	○[文]有島武郎(タケオ)の小説。
	 北海道の小作人仁右衛門の悲惨な生活を描く。
	◎1917(大正 6)発表。
	 2003. 6. 9(平成15)北海道後志支庁(シリベシシチョウ)虻田郡(アブタ
	グン)ニセコ町(チョウ)の有島記念公園に、有島武郎の没後80年を
	記念して『カインの末裔』の文学碑が建立。
かいんほあしょう《かいんほあしやう》
	【カインホア省】
	◇[ベトナム語]Tinh Khanh Hoa、[英]Khanh Hoa Province
	○ベトナム中南部の省。北部をフーイエン省(Tinh Phu Yen)、
	南部をニントゥアン省(Tinh Ninh Thuan)、西部をラムドン省
	(Tinh Lam Dong)、北西部をダクラク省(Tinh Dac Lak)に接し、
	東部は南シナ海に面する。
	 省都はニャチャン(Nha Trang)。
かう
	【カウ】
	◇[英]cow
	○(1)[農]メス牛(雌牛)。
	 参照⇒かうぼーい(カウボーイ)
	○(2)[農](特に)乳牛。
	◎去勢していないオス牛(雄牛)は「ブル(bull)」、去勢した牛は
	「オックス(ox)」。
	 畜牛の総称は「キャトル(cattle)」。
かう
	【夏禹】
	◇[中]Xiayu
	○[中国伝説]⇒う(禹)
かう《くわう》
	【過雨】
	○[気]⇒とおりあめ(通り雨)
がヴぁーてるわん
	【ガヴァーテル湾】
	◇[ペルシア語]Khalij-e Gavater、[英]Gavater Bay
	○[地]⇒がばーてるわん(ガバーテル湾)
がヴぁる
	【ガヴァル】
	◇Gavar
	○⇒がばる(ガバル)
かうかけん
	【カウカ県】
	◇[西]Departamento del Cauca、[英]Cauca Department
	○コロンビア南西部の県。北西部を太平洋に面する。
	 県都はポパヤン(Popayan)。
	〈面積〉
	 2万9,308平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2005(平成17)118万2,022人(5月22日現在)。
がうちょ
	【ガウチョ】
	◇[西]gaucho(牧童)
	○南アメリカ、特にアルゼンチンのパンパ草原で働く牧場労働
	者(カウボーイ)。
	 メスティーソ(白人と先住民グアラニー族<Guaranies>などと
	の混血)が多く、初めは野生化した牛の捕獲を行い、乗馬にす
	ぐれ、流れ者の生活を送り、独立不羈・男らしさのシンボルと
	されていた。
	 のち牧畜業の近代化とともに、後進性と野蛮のシンボルとし
	て19世紀後半には消滅した。
	 参照⇒かうぼーい(カウボーイ)(1)
がうでぃ
	【ガウディ】
	◇Antonio Gaudi y Cornet(アントニオ・ガウディ)
	○[人]スペイン、カタルニアの建築家(1852〜1926)。
	 曲線や曲面を使用した特異な造形の建築を創造した。
	 作品は未完成の『聖家族教会(El Temple Expiatori de la 
	Sagrada Familia)』など。
	 参照⇒さぐらだふぁみりあ(サグラダ・ファミリア)
がうと
	【ガウト】
	◇[英]gout
	○[病](英語で)痛風。
	 ⇒つうふう(痛風)
かうなす
	【カウナス】
	◇Kaunas
	○リトアニア中央部、カウノ州(Kauno apskritis)の州都。カ
	ウノ県(Kauno rajonas)の県都。同国第二の都市。
	 北緯54.90°、東経23.91°の地。
	 ポーランド語名は「コウノ(Kowno)」、ロシア語名は「コブノ
	(Kovno)」。
	〈人口〉
	 1989(平成元)41万8,100人。
	 1992(平成 4)43万3,600人。
	 2001(平成13)37万8,900人。
	 2004(平成16)38万0,100人。
	◎1915(大正 4)第一次世界大戦でドイツが占領。
	 1918〜1940(大正 7〜昭和15)首都ビーリニュス(Vilnius)が
	ポーランドに占領されていたため暫定首都となる。
かうなすしゅう《かうなすしう》
	【カウナス州】
	◇[英]Kaunas County
	○⇒かうのしゅう(カウノ州)
かうのけん
	【カウノ県】
	◇Kauno rajonas、[英]Kauno Province
	○リトアニア中央部、カウナス州中西部の県。
	 県都はカウナス(Kaunas)。
かうのしゅう《かうのしう》
	【カウノ州】
	◇Kauno apskritis、[英]Kauno County
	○リトアニア中央部の州。
	 州都はカウナス(Kaunas)。
	 「カウナス州([英]Kaunas County)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 8,170平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1989(平成元)75万5,500人。
	 2001(平成13)70万1,500人。
	 2004(平成16)70万3,700人。
がうはてぃ
	【ガウハティ】
	◇Guwahati
	○⇒ぐわはてぃ(グワハティ)
かうはよき
	【カウハヨキ】
	◇Kauhajoki
	○フィンランド南西部、ランシ・スオミ県(Lansi-Suomen Laani)
	西部の町。
	 北緯62.44°、東経22.18°の地。
	〈人口〉
	 1985(昭和60)1万5,600人(推計)。
	 1995(平成 7)1万5,400人(推計)。
	 2001(平成13)1万4,716人(推計)。
	 2006(平成18)1万4,465人(推計)。
かうべる
	【カウベル】
	◇[英]cowbell
	○(1)[農]牛の居所を知るために、牛の首に吊(ツ)るすやや平た
	い金属製の鈴。
	○(2)[楽]柄(エ)の付いた、音程を揃(ソロ)えた大小さまざまな鈴。
	 一般に、一人で数音を担当し、大勢が一体となって演奏する。
	 金属製やガラス製などがある。
	 参照⇒あんくるん(アンクルン)
かうぺんす
	【カウペンス】
	◇Cowpens
	○[軍]アメリカ海軍のイージス艦(ミサイル巡洋艦)(CG63)。
	 乗員約400人。
	◎2000(平成12)横須賀基地に配備。
かうぼーい
	【カウボーイ】
	◇[英]cowboy
	○(1)[農]アメリカ西部の牧場で働く牛飼いの牧童。
	 19世紀初めテキサスに始まり、牧場で牛の世話をするほか、
	鉄道の駅まで輸送する役も担っていた。そのため、馬乗りや投
	げナワ(縄)(lasso)のほかに、盗賊から牛を守るために小銃や
	拳銃も使いこなせなくてはならなかった。
	 そのスタイルは、テンガロンハット(カウボーイハット)をか
	ぶり、首に派手なバンダナを巻き、腰に拳銃とガンベルトを帯
	びる。拍車(ハクシャ)の付いたブーツを履(ハ)き、またベッドで寝
	るときもブーツを脱(ヌ)がないという。
	 「カーボーイ」とも呼ぶ。
	 参照⇒ろでお(ロデオ),ばんだな(バンダナ),ちゃぷす(チャ
	プス)
	◎メキシコや南アメリカでは「ガウチョ(gaucho)」と呼ぶ。
	 参照⇒がうちょ(ガウチョ)
	○(2)[映](転じて、西部劇の)ガンマン・拳銃使い。
	 「カーボーイ」とも呼ぶ。
かうぼーいはっと
	【カウボーイハット】
	【カウボーイ・ハット】
	◇[英]cowboy hat
	○[服]⇒てんがろんはっと(テンガロンハット,テンガロン・ハッ
	ト)
かうら
	【カウラ】
	◇Cowra
	○オーストラリア南東部、ニューサウスウェールズ州(New South 
	Wales State)南東部の町。
	 日本人戦没者墓地がある。
	〈人口〉
	 1981(昭和56)7,900人。
	◎1846(弘化 3)建設。
	 第2次世界大戦中、日本兵捕虜収容所を設置。
	 1944. 8. 5(昭和19)日本兵捕虜の集団脱走事件が発生して、
	247人が脱出し、231人が死亡(カウラ事件)。オーストラリア兵
	も4人死亡。
	 1964(昭和39)日本政府により日本人戦没者墓地を建設。
かうらがわ《かうらかは》
	【カウラ川】
	◇[西]Rio Caura、[英]Caura River
	○[地]ベネズエラを北流するオリノコ川(Rio Orinoco)の支流。
	 参照⇒おりのこがわ(オリノコ川)
がうり
	【ガウリ】
	◇Ghauri(光輝な女神)
	○[軍]パキスタン国産の中距離弾道ミサイル・ハトフ5型の通
	称。液体燃料を使用。
	 射程距離は約1,500〜2,000キロメートル。
	 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の技術供与を受けたカフタ
	研究所が開発し、ガウリは北朝鮮の「ノドン」、ガウリ2は同じ
	く北朝鮮の「テポドン」の導入と言われている。
	 ガウリ1:射程距離1,500キロメートル。
	 ガウリ2:射程距離2,000キロメートル。
	 ガウリ3:射程距離2,800〜3,000キロメートル。積載1トン
	で、核弾頭も可能。
	 参照⇒はとふ(ハトフ),しゃひーん(シャヒーン),あぶだり
	(アブダリ),はいだー(ハイダー)
	◎1998. 4.(平成10)ガウリの発射実験に成功。
	 1999. 3.(平成11)軍事パレードで一般公開。
	 1999. 4.14(平成11)ガウリ2の発射実験を行なう。
	 2002. 5.25(平成14)ガウリ3の発射実験に成功。
	 2004. 5.29(平成16)ガウリ1の発射実験に成功。
	 2004. 6. 4(平成16)ガウリ1の発射実験に成功。
	 2004.10.12(平成16)ガウリ1の発射実験に成功と発表。
	◎インド国産の弾道ミサイルはアグニ。
	 参照⇒あぐに(アグニ)(2)
かうりっつがわ
	【カウリッツ川】
	◇[英]Cowlitz River
	○アメリカ合衆国北西端、ワシントン州(Washington State)南
	西部を流れる、コロンビア川(Columbia River)の支流。全長約
	209キロメートル。
かうりっつぐん
	【カウリッツ郡】
	◇[英]Cowlitz County
	○アメリカ合衆国北西端、ワシントン州(Washington State)南
	西部の郡。
	 郡都はケルソー(Kelso)。
がうりぷーる
	【ガウリプール】
	◇Gauripur
	○インド東北部、アッサム州(Assam State)西部のドゥブリ県
	(Dhubri District)の町。
	 北緯26.08°、東経89.97°の地。
かヴーる
	【カヴール】
	◇Camillo Benso conte di Cavour(カミロ・ベンソ・ディ・カ
	ヴール)
	○[人]⇒[2]かぶーる(カブール)
かうん
	【夏運】
	◇[中]xiayun
	○[交]中国での夏休み( 7. 1〜 8.31)前後の帰省・旅行ラッシュ。
かうんたーえすぴおなーじ
	【カウンターエスビオナージ】
	◇[英]counterespionage
	○(英語で)防諜。
	 ⇒ぼうちょう(防諜)
かうんたーぱーと
	【カウンターパート】
	◇[英]counterpart
	○(1)謄本・副本。写本・写し。
	○(2)対の片方・片われ。
	○(3)(形や機能などが似ている)対照物・相対物。
	○(4)匹敵する人物、対応する人物。
かうんてぃ
	【カウンティ】
	◇[英]county
	○(1)イギリス・アイルランドの州。
	 パーリッシュ(parish)の上位区画。
	 「シャー(-shire)」も用いられる。
	 参照⇒ぱーりっしゅ(パーリッシュ)(2)
	○(2)アメリカの地方行政区(郡)。
	 ルイジアナ州では「パーリッシュ(parish)」、アラスカ州では
	「ボロー(borough)」を使用する。
	◎NACo'National Association of Counties):全米カウン
	ティ協議会。
かうんてす
	【カウンテス】
	◇[英]countess
	○(英語で)伯爵夫人。
	 ⇒はくしゃく(伯爵)
★[1]かうんと
	【カウント】
	◇[英]count
	○(1)数え上げること。
	 「計上(ケイジョウ)」とも呼ぶ。
	○(2)計算・勘定。
	○()
[2]かうんと
	【カウント】
	◇[英]count
	○英語で、イギリス以外の伯爵。
	 ⇒はくしゃく(伯爵)
かえがわ《かへがは》
	【替川】
	◇[日]Kae Gawa
	○[地]⇒かみやがわ(紙屋川)
★かえさる
	【カエサル】
	◇Gaius Julius Caesar
	○[人]ローマの武将・政治家(BC. 100ころ〜BC.  44)。
	 「シーザー」とも呼ぶ。
	 参照⇒るびこん(ルビコン)
	◎「カエサル」はローマ皇帝の称号。
	◎クレオパトラ七世(Kleopatra VII)とは30歳以上の歳(トシ)の
	差があった。
[1]かえされあ
	【カエサレア】
	◇Caesarea
	○[古]⇒かいせり(カイセリ)
[2]かえされあ
	【カエサレア】
	◇Qaesarea/Caesarea/Qesari/Qeisari
	○イスラエル北西部、ハイファ地区(Haifa District)南西部の
	地中海に面する町。
	 北緯32.48°、東経23.88°の地。
	 ハデラ(Hadera)の北方で、古代遺跡カエサレア・マリティマ
	(Caesarea Maritima,[ヘブライ語]Horbat Qesari)(海沿いのカ
	エサレア)がある。
かえされいあ
	【カエサレイア】
	◇Caesaria
	○[古]⇒かいせり(カイセリ)
かえし《かへし》
	【かえし】
	【返し】
	○[料]醤油(ショウユ)に砂糖・ミリン(味醂)を合せ、一週間ほど寝
	かせた合せ調味料。
	 数度、煮返したものを「本がえし」、香りのために合せたまま
	のものを「生がえし」、砂糖が溶ける分だけの醤油・ミリンで煮
	てから加熱しない醤油を加える「半生がえし」がある。
	 これをダシ汁で割って、ソバつゆ・天つゆや、どんぶり物な
	どの煮汁に用いる。
	◎昭和中期までは醤油がカビやすく、保存のために砂糖などを
	加え、更に何度も煮返すことでカビにくくしていたもの。
かえしべら《かへしべら》
	【返しべら】
	◇[英]turner
	○[料]⇒ふらいがえし(フライ返し)
かえつ《かゑつ》
	【下越】
	◇[日]Kaetsu
	○新潟県(越後)の北部地方。
	 参照⇒さんえつ(三越)(2)
かえつ《かゑつ》
	【加越】
	◇[日]Kaetsu/Ka-Etsu
	○(1)加賀国(現:石川県)と越前国(現:福井県)の併称。
	 参照⇒かえつさんち(加越山地)
	○(2)[歴][交]JR西日本が運行した、北陸本線のL特急列車。
	 金沢駅(石川県)〜米原(マイバラ)駅(滋賀県)間を運転。
	◎1975. 3.(昭和50)湖西線の開通に伴い、運行開始。
	 2003.10.(平成15)ダイヤ改正に伴い廃止。
かえつさんち《かゑつさんち》
	【加越山地】
	◇[日]Kaetsu Sanchi
	○[地]石川県(加賀)と福井県(越前)の県をなす山地。
	 主峰は白山(ハクサン)(2,702メートル)。
	 福井県と岐阜県(美濃)の境をなす越美山地(エツミサンチ)と併称し、
	「両白山地(リョウハクサンチ)」とも呼ぶ。
かえってきたよっぱらい《かへつてきたよつぱらひ》
	【帰って来たヨッパライ】
	○[楽]ザ・フォーク・パロディ・ギャング作詞、加藤和彦作曲
	の歌謡曲。
	 歌はザ・フォーク・クルセダース。
	◎1967(昭和42)自主製作。
かえってこいよ《かへつてこいよ》
	【帰ってこいよ】
	○[楽]平山忠夫作詞、一代のぼる作詞の歌謡曲。
	 歌は松村和子。
	◎1980. 4.(昭和55)レコード発売。
★かえつのうてつどう《かゑつのうてつだう》
	【加越能鉄道】
	○[交]富山県西部のパス会社。路線バス・貸し切りバスなどを
	運行。
	 本社は富山県高岡市江尻(エジリ)。
	◎1950.10.23(昭和25)富山地方鉄道の加越線と沿線のバス部門
	が分離独立して設立。
	 1959(昭和34)富山地方鉄道から高岡軌道線(のちの万葉線)を
	譲り受ける。
	 1972(昭和47)加越線、廃止。
	 2002(平成14)万葉線を譲渡し鉄道会社ではなくなる。
★かえで《かへで》
	【カエデ】
	【楓】
	【槭樹】
	○[植]ムクロジ目(Sapindales)カエデ科(Aceraceae)カエデ属
	(Acer)の総称。
	 「もみじ(紅葉,黄葉)」とも呼ぶ。
	 古称は「カエルデ(蛙手,鶏冠木,楓)」。
	 参照⇒いろはかえで(イロハカエデ,以呂波楓)
	◎「かえるで(蛙手)」の転訛で、葉の形から。
	 山梨県の県木。
	◎英語:メープル(maple)/メイプル。
かえでえき
	【楓駅】
	○[古][交]北海道夕張市(ユウバリシ)にあったJR石勝線(セキショウセン)
	の無人駅。
	 新夕張駅と占冠(シムカップ)駅(占冠村)の間。
	◎1907(明治40)開業。
	 2004. 3.12(平成16)臨時列車の最終運行をもって廃止。
かえでとう《かえでたう》
	【カエデ糖】
	【楓糖】
	◇[英]maple sugar
	○[食]⇒めーぷるしゅがー(メープルシュガー)
かえでとうみつ《かえでたうみつ》
	【カエデ糖蜜】
	【楓糖蜜】
	◇[英]maple syrup
	○[食]⇒めーぷるしろっぷ(メープルシロップ)
かえぼし《かへぼし》
	【換か乾し】
	【換乾】
	○⇒かいぼり(掻い掘り,かい掘り,掻掘)(1)
かえぼり《かへぼり》
	【換え掘り】
	【換掘】
	○⇒かいぼり(掻い掘り,かい掘り,掻掘)(1)
かえもん《かへもん》
	【代紋】
	【替紋】
	【代え紋】
	【替え紋】
	◇[日]kaemon
	○定紋(ジョウモン)に替えて用いる紋。
	 「裏紋(ウラモン)」とも呼ぶ。
	 参照⇒じょうもん(定紋),かくしもん(隠し紋,隠紋)(1)
	◎「代紋」は「だいもん」とも読む。
	 参照⇒だいもん(代紋)
かえやぐら《かへやぐら》
	【代櫓】
	○[歴]⇒ひかえやぐら(控櫓)
かえらざるかわ《かへらざるかは》
	【帰らざる河】
	◇[英]River of No Return
	○(1)[映]1954(昭和29)公開のアメリカ映画。
	 監督:オットー・プレミンジャー(Otto Preminger)。
	 出演:ロバート・ミッチャム(Robert Mitchum)、マリリン・
	モンロー(Marilyn Monroe)など。
	○(2)[楽](1)の主題歌。
	 歌はマリリン・モンロー。
かえりうす
	【カエリウス】
	◇[羅]Caelius
	○[歴]ローマの七丘の一つ。
	 ⇒ろーまのしちきゅう(ローマの七丘)
★かえりてん《かへりてん》
	【返点】
	【返り点】
	○[国]漢文を訓読するときに使用する符号。
	 「レ点」・「一二点」・「上下点」・「甲乙丙点」・「天地人」などが
	ある。
	 参照⇒いちにてん(一二点,一・二点)
かえりなんいざ《かへりなんいざ》
	【帰りなんいざ】
	【帰去来】
	◇[中]guiqulau
	○⇒ききょらい(帰去来)
かえりぶね《かへりぶね》
	【かへり船】
	【かえり船】
	○[楽]清水みのる作詞、倉若晴生作曲の歌謡曲。
	 歌は田端義夫(タバタ・ヨシオ)。
	 参照⇒わかれぶね(別れ船)
	◎1946.11.(昭和21)レコード発売。
かえりみられないびょうき《かへりみられないびやうき》
	【顧みられない病気】
	◇[英]Neglected Diseases
	○[医]主に経済的理由から問題解決に取り組まれない疾病の総
	称。
	 後開発途上国に多い、マラリア・眠り病・リーシュマニア症
	・シャーガス病など。
	 参照⇒おーふぁんどらっぐ(オーファンドラッグ),とりっぷ
	すきょうてい(トリップス協定,TRIPS協定)
かえりもうし《かへりまうし》
	【返り申し】
	○(1)帰った使者が、その報告すること。復命。
	○(2)⇒がんほどき(願解き,願ほどき)(1)
★かえる《かへる》
	【カエル】
	【蛙】
	【蛤】
	【蝦】
	◇[英]frog(フロッグ)
	○[両]カエル目(無尾目)(Anura)の両生類の総称。
	 古称は「かわず(蛙)」。
	〈俳句〉
	 芭蕉:古池や蛙(カワズ)飛び込む水の音(オト)。
	 小林一茶(イッサ):やせ蛙(ガヘル)まけるな一茶これにあり。
	◎ドイツ語では「フロッシュ(Frosch)」。
	 フランス語では「グルヌイユ(grenouille)」。
	 スペイン語では「アルサ(alza)」。
	 イタリア語では「ラーナ(rana)」。
	 ポーランド語では「ザバ(zaba)」。
	 スロバキア語では「ザバ(zaba)」。
	 スロベニア語では「ザバ(zaba)」。
	 チェコ語では「ザバ(zaba)」。
	 トルコ語では「クルバーア(kurbaga)」。
かえるご《かへるご》
	【蛙子】
	◇[英]tadpole
	○[両]⇒おたまじゃくし(お玉杓子,御玉杓子)(2)
かえるで《かへるで》
	【カエルデ】
	【蛙手】
	【鶏冠木】
	【楓】
	○[古][植]カエデ(楓)の古称。
	 ⇒かえで(カエデ,楓,槭樹)
かえるにょうぼう《かへるにようばう》
	【蛙女房】
	◇[日]kaeru nyobo
	○夫より年上の妻(女房)・姉(アネ)さん女房。
	 「かわずにょうぼう(蛙女房)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あねさんにょうぼう(姉さん女房)
	◎カエルは目が上にある、つまり「妻(メ)が上」の意味。
かえるまた《かへるまた》
	【蛙股】
	◇[日]kaerumata/kaeru-mata
	○(1)[服]簪(カンザシ)の足が、カエルの股を広げた形になったも
	の。
	○(2)[海]網地(アミジ)を編むときの結び目の一種。
	 結び目が締まり、固くてずれ難(ニク)く、また網目がよく開く
	ので、刺し網(サシアミ)などの漁網(ギョモウ)に用いる。
	◎名称は、下方が開いてカエルが股を広げたような形から。
かえるまた《かへるまた》
	【蟇股】
	◇[日]kaerumata/kaeru-mata
	○[建]社寺建築などで、束柱の役をなす、人形または山形の部
	材。
	 頭貫(カシラヌキ)または梁(ハリ)の上と桁(ケタ)との間や、組物(クミモノ)
	などに用いる。
	 本来は上部構造の荷重を支えるものだが、後には単に装飾用
	として、唐草文や動植物など様々な彫刻をして破風(ハフ)や高欄
	(コウラン)などを飾る。
	 厚い板でできた板蟇股と、内部を透かした本蟇股(透し蟇股)
	とがある。
	 参照⇒わりづか(割り束,割束)
	◎名称は、下方が開いてカエルが股を広げたような形から。
	 毒を持つ「ガマ(蟇)」の字を用いるのは魔除けのため。
かえるれうむ
	【カエルレウム】
	◇[羅]caeruleum
	○[色]⇒えじぷしゃんぶるー(エジプシャンブルー,エジプシャ
	ン・ブルー)
かえれそれんとへ《かへれそれんとへ》
	【帰れソレントへ】
	◇[伊]Torna A Surriento、[英]Come Back To Sorrento
	○[楽]クルティス(Ernesto De Curtis)作詞・作曲の歌謡曲(カ
	ンツォーネ)。
かえろかな《かへろかな》
	【帰ろかな】
	○[楽]永六輔(エイ・ロクスケ)作詞、中村八大(ハチダイ)作曲の歌謡曲。
	 歌は北島三郎。
	◎1965(昭和40)シングル発売。
★がえん《ぐわえん》
	【臥煙】
	【臥烟】
	○(1)[歴]江戸時代の火消し人足。
	 定火消の役屋敷に寝とまりした。
	◎勇ましい気風から刺青(イレズミ)をしたり、乱暴な振る舞いを
	するものが多かった。
	○(2)[歴]江戸城の見附(ミツケ)の警固に当った奴(ヤッコ)。
	○(3)[古]無頼漢(ブライカン)・ならず者・ごろつき。
	 参照⇒がえんはだ(臥煙肌)
	◎(1)に乱暴な者が多かったことから。
かえんさい《くわえんさい》
	【カエンサイ】
	【火焔菜】
	◇[英]beet
	○[植][農]⇒びーと(ビート)(1)
かえんざん《くわえんざん》
	【火焔山】
	◇[中]Huoyan Shan/Huoyanshan、[英]Flaming Mountains
	○[地]中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Wei-
	wu'er Zizhiqu)にある天山山脈(Tianshan Shanmai)の低い褶曲
	山地。
	 トルファン盆地(吐魯蕃盆地<Tulufan pendi>)中央部を東西
	約100キロメートル、南北約7〜10キロメートル、平均標高500
	メートル。最高峰は勝金口(Shengjinkou)付近で標高851メート
	ル。
	 名前の通りの炎暑の地として知られる。
	 「赤石山(Chishishan)(セキセキサン)」とも呼ぶ。
	 参照⇒べぜくりくせんぶつどう(ベゼクリク千仏洞,伯孜克里
	克千仏洞)
	◎1993.10. 9(平成 5)車師国の人々とみられる、二千年以上前
	の男女のミイラ10数体が発見。
	 2012. 6.(平成24)地表温度、最高で75℃を記録。
	◎『西遊記』にも登場する。
かえんたけ《くわえんたけ》
	【カエンタケ】
	【火焔茸】
	◇[学]Podostroma cornu-damae
	○[植]ニクザキン目(Hypocreales)ニクザキン科(Hypocreaceae)
	ツノタケ属(Podostroma)の毒キノコ。
	 傘はなく、手のひら状から指のように分岐した柄は細長く赤
	い。
	 ブナ目(Fagales)ブナ科の枯れ木や切り株の周辺に自生し、
	分岐した柄が5〜10センチメートルに成長。
	 食用となるベニナギナタタケ(ホウキタケ科<Clavariaceae>)
	に似るが、汁に触れるだけで皮膚がただれ、のた誤食による食
	中毒や死亡事故も発生している。
	◎毒はトリコテセン系マイコトキシン(trichothecene mycotox-
	in)。
がえんはだ《ぐわえんはだ》
	【臥煙肌】
	○[古]無頼漢(ブライカン)のような気風。男っぽく粗暴な気質。
	◎女性には主に「伝法肌(デンボウハダ)」が用いられる。
	 参照⇒でんぼうはだ(伝法肌,伝法膚)
かえんびん《くわえんびん》
	【火炎瓶】
	◇[英]petrol bomb
	○[軍]ビン(瓶)にガソリンなどを詰め、口を布(ヌノ)で栓(セン)を
	して点火し投げつける一種の武器。
	 物などに当たってビンが割れ、ガソリンが飛び散って燃えあ
	がる仕掛けに成っている。
	 「モロトフ・カクテル(Molotov cocktail)」とも呼ぶ。
	 参照⇒もろとふかくてる(モロトフ・カクテル)
かえんほうしゃき《くわえんはうしやき》
	【火炎放射器】
	◇[英]flamethrower/flame thrower/flame gun
	○[軍]ガソリンなどの液体燃料を圧縮空気で噴射させて点火し、
	敵兵を焼き殺したり、構築物などを焼却したりする兵器。
	◎日本では第二次世界大戦中にアメリカ軍が南洋戦線で使用し
	て著名だが、日本軍も開戦当初にインドシナ戦線で小規模なが
	ら使用していた。
かお
	【カオ】
	◇[葡]cao
	○[哺](ポルトガル語で)イヌ(犬)。
	 ⇒いぬ(イヌ,犬)
★かお《かほ》
	【顔】
	【貌】
	◇[英]face
	○
	 「フェイス」,「フェース」とも呼ぶ。
	◎面影:⇒おもかげ(面影,俤)
	 面変り:⇒おもがわり(面変り)
かおう《くわわう》
	【花王】
	○(1)[植]ボタン(牡丹)の別称。
	 ⇒ぼたん(ボタン,牡丹)
	◎中国では昔、ボタンに花王、シャクヤクに宰相の位を与えた
	ことから。
	○(2)[経](KAO)東京に本社を置く、洗剤・化粧品などの化学工
	業会社。また、その登録商標。
	 第二次世界大戦後、いち早く合成洗剤を販売。洗剤から歯磨
	き製品・化粧品などに進出。
	 化粧品のブランド名は「ソフィーナ(SOFINA)」。
	 旧称は「花王石鹸(セッケン)」。
	◎1887(明治20)長瀬富郎が日本橋馬喰町(バクロチョウ)に洋小間物
	商の長瀬商店として創業。アメリカ製の石鹸などを販売。
	 1890(明治23)石鹸の製造に成功し、花王石鹸を発売。石鹸の
	別称「顔洗い」から「花王」と命名、また「美と清浄のシンボル」と
	して月のマークを採用。
	 1911(明治44)合資会社長瀬商会となる。
	 1925(大正14)花王石鹸株式会社長瀬商会となる。
	 1935(昭和10)吾嬬町工場を大日本油脂株式会社として分離・
	独立。
	 1940(昭和15)日本有機株式会社、分離。
	 1946(昭和21)花王石鹸株式会社長瀬商会、株式会社花王と改
	称。
	 1949(昭和24)日本有機株式会社、花王石鹸株式会社に改称。
	 1949(昭和24)株式会社花王と大日本油脂株式会社が合併し、
	花王油脂株式会社となる。
	 1954(昭和29)花王油脂株式会社と花王石鹸株式会社が合併し、
	花王石鹸株式会社となる。
	 1960(昭和35)石油系洗剤の衣料用洗剤「ザブ」を発売。
	 1968(昭和43)現在、資本金20億円。
	 1985(昭和60)社名を花王株式会社に改称。
	 1987(昭和62)コンパクト洗剤「アタック」を発売。
	 1998(平成10)現在、資本金780億円。
★かおう《くわあふ》
	【花押】
	【華押】
	◇[英]paraph
	○署名の下に印(イン)を押す代りに自筆で書く判(ハン)。
	 楷書体の自署が草書体で書かれるようになり、次第(シダイ)に
	様式化したもので、本来は自署に代るものであったが鎌倉時代
	ころから署名の下に書かれることも多くなった。
	 平安中期から始まり、鎌倉時代に盛んになる。しかし、室町
	時代には押花を木版に彫ったものが現れ形式化をたどり、現在
	は内閣閣議の書類に使用されるのみとなっている。
	 「かきはん(書判,書き判)」,「花書(カショ)」とも呼ぶ。
	◎西洋:⇒ものぐらむ(モノグラム)
かおうせっけん《くわわうせきけん》
	【花王石鹸】
	○[古]花王株式会社の旧称。
	 ⇒かおう(花王)(2)
★かおうちょう《かわうてう》
	【夏王朝】
	◇[中]Xia wangchao
	○[歴]殷(商)王朝(紀元前16〜11世紀)以前にあったとされる中
	国最古の王朝(紀元前21〜16世紀)。
	 参照⇒にりとういせき(二里頭遺跡)
かおうまち《かあうまち》
	【鹿央町】
	◇[日]Kao Machi
	○熊本県北部、鹿本郡(カモトグン)の町。
	〈面積〉
	 31.47平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)5,211人。
	◎1955(昭和30)米野岳(メノダケ)村・千田(チダ)村・山内(ヤマウチ)村
	の3村が合併して鹿央村を発足。
	 1965(昭和40)町制施行。
かおかおな
	【カオカオナ】
	◇Kaokaona
	○⇒きらきら(キラキラ)
★かおこふぇると
	【カオコフェルト】
	◇Kaokoveld
	○ナミビア北西部の地域。北東部をオバンボランド(Ovambo-
	land)、南部をダマラランド(Damaraland)に接し、北部をアン
	ゴラに隣接。
	 沿海部は含まれない。
	 南アフリカの旧黒人居住地区(homeland)の一つ。
	 「カオコランド(Kaokoland)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ひんばぞく(ヒンバ族),ほーむらんど(ホームランド)
かおこらんど
	【カオコランド】
	◇Kaokoland
	○⇒かおこふぇると(カオコフェルト)
かおしぉん
	【カオシォン】
	【高雄】
	◇[中]Gaoxiong
	○⇒[1]たかお(高雄)
かおしゅん
	【カオシュン】
	【高雄】
	◇[中]Gaoxiong
	○⇒[1]たかお(高雄)
かおす
	【カオス】
	◇[希]khaos、[英]chaos
	○(1)[ギ神]万物発生以前の、混沌(コントン)として秩序のない状
	態。全ての神や万物はこの中から生れ出たとされる。
	 「ケーオス(chaos)」とも呼ぶ。
	 ⇔こすもす(コスモス)
	 参照⇒[1]がいあ(ガイア)
	◎娘:参照⇒[2]にくす(ニクス)
	○(2)(転じて)無秩序・大混乱。
	 「ケーオス(chaos)」とも呼ぶ。
	○(3)[数][物]数学・物理学などで、不規則・不安定などの状
	態を表す概念。またはそのモデル。
	 「ケーオス(chaos)」とも呼ぶ。
	◎気象のカオス理論:参照⇒[3]ろーれんつ(ローレンツ)
かおふはうす
	【カオフハオス】
	◇[独]Kaufhaus(買い物の建物)
	○[経](ドイツ語で)デパートメント・ストア(百貨店)。
	 ⇒ひゃっかてん(百貨店)
かおぷらびーはん
	【カオ・プラビーハン】
	◇[タイ語]Khao Phra Viharn
	○⇒ぷれあびひあじいん(プレアビヒア寺院)
かおよぐさ《かほよぐさ》
	【顔佳草】
	【貌佳草】
	○(1)[植]カキツバタの別称。
	 ⇒かきつばた(カキツバタ,杜若,燕子花)
	○(2)[植]シャクヤクの別称。
	 ⇒しゃくやく(シャクヤク,芍薬)
かおらっく
	【カオラック】
	◇Khao Lak
	○タイ王国南西部、パンガー県(Changwat Phangnga)西部の海
	浜地区。国際的なリゾート観光地。
	 マレー半島基部の西岸で、アンダマン海(Andaman Sea)に面
	する。
かおり《かをり》
	【かおり】
	○[農]大果の高級ナシ(梨)の一品種。青梨系。
	 参照⇒なし(ナシ,梨)
★かおり《かをり》
	【香り】
	【薫り】
	【香】
	【薫】
	○(1)(よい)におい。
	◎香り立つ
	○()[]
かおりん
	【カオリン】
	◇[英]kaolin/kaoline
	○[鉱]長石を多く含む岩石の風化によってできた粘土。主成分
	はカオリナイト(kaolinite)。
	 主に白色で、色を帯びた蛙目粘土(ガエロメ・ネンド)・木節粘土(キ
	ブシ・ネンド)などもある。
	 陶磁器・耐火材の原料、製紙の填料(テンリョウ)、ゴム用充填剤、
	化粧品の製造原料などに使用する。
	 「高嶺土(コウリョウド)」,「高陵土(コウリョウド)」,「白陶土」とも呼ぶ。
	 参照⇒てんりょう(填料)
	◎名称は、中国江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)景徳鎮(Jing-
	dezhen)(ケイトクチン)近くの高嶺([中]Gaoling)に産したことから。
かおーる
	【カオール】
	◇Cahors
	○フランス南部、ミディ・ピレネー地域圏(Region Midi-Pyre-
	nees)北部のロート県(Lot Department)中南部にある県都。
かおるん
	【カオルン】
	【九竜】
	【九龍】
	◇[広東方言]Kowloon、[中]Jiulong
	○⇒きゅうりゅう(九竜,九龍)(2)
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