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                    PDD図書館管理番号       0001.0007.3000.19

                 百   科   辞   書    《いま》     編集:獨  澄旻

-------- いま --------------------------------------------------
いまいちかぶら
	【今市カブラ】
	【今市蕪】
	○[農]奈良地方で栽培されるカブの一品種。
	 根はやや扁平で白く、漬物にする。
	◎早稲今市(ワセイマイチ)
いまいちし
	【今市市】
	◇[日]Imaichi Shi
	○[古]栃木県中央部の市。
	 木工品・家具などを生産。
	 日光や鬼怒川への交通要地で、日光杉並木街道(約35キロメ
	ートル)で知られる。
	◎江戸時代、日光街道・日光例幣使街道の宿場町・市場町とし
	て発展。
	 1954(昭和29)市制施行。
	 2006. 3.20(平成18)日光市に編入。
いまおおみたから《いまおほみたから》
	【今良】
	○[歴]⇒こんりょう(今良)
いまかねちょう《いまかねちやう》
	【今金町】
	◇[日]Imakane Cho
	○北海道南西部、檜山支庁(ヒヤマシチョウ)瀬棚郡(セタナグン)の町。
いまかの
	【イマカノ】
	○[俗]現在付き合っている彼女。
	 「今の彼女」の略称。
	 ⇔いまかれ(イマカレ,今彼)
	◎「イマカレ(今彼)」からの派生語。
いまかれ
	【イマカレ】
	【今彼】
	○[俗]現在付き合っている彼氏。
	 「今の彼氏」の略称。
	 ⇔いまかの(イマカノ)
	◎「モトカレ(元彼)」からの派生語。
	 参照⇒もとかれ(モトカレ,元彼)
★いまがわやき《いまがはやき》
	【今川焼き】
	【今川焼】
	○[食]銅板の焼き型に水で溶いた小麦粉を流し入れ、中にアン
	(餡)を入れて両面を焼いた菓子。
	 「太鼓(タイコ)焼き」,「大判焼き」,「小判焼き」とも呼ぶ。
	 参照⇒たいやき(たい焼き,鯛焼き,鯛焼)
	◎名称は、江戸時代に江戸神田今川橋付近の店で売り始めたか
	らという。
いまき
	【湯巻】
	【今木】
	○(1)[古][服]⇒ゆまき(湯巻)(2)
	○(2)[服]和装の腰巻。
	 ⇒こしまき(腰巻,腰巻き)(2)
	◎「ゆまき(湯巻)」の転化。
いまくまの
	【今熊野】
	○新熊野神社の別称。
	 ⇒いまくまのじんじゃ(新熊野神社)
いまぐまの
	【今熊野】
	◇[日]Imagumano
	○(1)京都府京都市東山区(ヒガシヤマク)の地名。
	○(2)新熊野神社の別称。
	 ⇒いまくまのじんじゃ(新熊野神社)
いまくまのしゃ
	【新熊野社】
	○新熊野神社の別称。
	 ⇒いまくまのじんじゃ(新熊野神社)
いまくまのじんじゃ
	【新熊野神社】
	○京都府京都市東山区(ヒガシヤマク)にある、熊野神社を分祀(ブンシ)
	した神社。祭神は熊野権現。
	 天然記念物に指定された熊野樟(クマノクス)の老木がある。
	 「新熊野社」,「今熊野(イマグマノ,イマクマノ)」とも呼ぶ。
	◎応保年間(1161〜1163)後白河法皇が勧請(カンジョウ)して建立(コ
	ンリュウ)。
	 参照⇒いまひえじんじゃ(今日吉神社)
いまざとしんち
	【今里新地】
	◇[日]Imazato Shinchi
	○大阪府大阪市生野区(イクノク)にある歓楽街。
いまざとすじせん
	【今里筋線】
	○[交]大阪市営地下鉄8号線の通称。
	 井高野駅(東淀川区北江口)〜今里駅(東成区大今里)間、12.1
	キロメートル。
	◎2000. 3.(平成12)着工。
	 2006. 7. 6(平成18)地下鉄8号線の名称が決定。
	 2006.12.(平成18)開業予定。
いまざりる
	【イマザリル】
	◇imazalil
	○[農][化]収穫した後に使用する防カビ剤。
	 ミカンを除く柑橘類(カンキツルイ)とバナナに認可された食品添加
	物。
いまじねーしょん
	【イマジネーション】
	◇[英]imagination
	○(1)想像。想像力。
	○(2)(文学・芸術・科学などの)創作力・創意・創造力・構想
	力。
	○(3)空想。
いまじょうちょう《いまじやうちやう》
	【今庄町】
	◇[日]Imajo Cho
	○[古]福井県中南部、南条郡(ナンジョウグン)の町。
	◎2005. 1. 1(平成17)南条郡の南条町(ナンジョウチョウ)・今庄町・
	河野村(コウノムラ)の2町1村が合併して南越前町(ミナミエチゼンチョウ)を
	発足。
いましろづかこふん
	【今城塚古墳】
	○[歴]大阪府高槻市(タカツキシ)郡家新町(グンゲシンマチ)にある、6世
	紀前半の前方後円墳。
	 継体天皇の陵墓と目されている。
	 参照⇒おおたちゃうすやまこふん(太田茶臼山古墳),みしま
	こふんぐん(三島古墳群)
	◎2001. 9.(平成13)日本最大の家形埴輪(ハニワ)が出土。高さ170
	センチメートル、幅102センチメートル、奥行き78センチメー
	トル。
	 2002.11.28(平成14)市教育委員会、国内最大規模の埴輪祭祀
	(サイシ)跡が確認されたと発表。東西約60メートル、南北約6メ
	ートル。
	 2004. 2.10(平成16)市立埋蔵文化財調査センター、後円部か
	ら石組みの排水溝など埋葬施設の一部が確認されと発表。
いまじん
	【イマジン】
	◇[英]Imagine(想像する・考える)
	○[楽]ジョン・レノン(John Lennon)の平和を訴える曲。
いますべらぎ
	【今皇】
	○今上天皇(キンジョウ・テンノウ)。
いまだ
	【未だ】
	○[副]その時に至っていないこと。今なお。今もって。未だに。
	まだ。
	 文語的で、あとに打消しを伴うことが多い。
	 「まだ」とも読む。
いまだいり
	【今内裏】
	○[歴]⇒さとだいり(里内裏)
いまだて
	【今立】
	◇[日]Imadate
	○(1)⇒いまだてぐん(今立郡)
	○(2)[古]⇒いまだてちょう(今立町)
いまだてぐん
	【今立郡】
	◇[日]Imadate Gun
	○福井県中東部の郡。
	 池田町(イケダチョウ)のみ。
	◎2005.10. 1(平成17)今立町(イマダテチョウ)、武生市(タケフシ)と合併
	して越前市を発足。
いまだてちょう《いまだてちやう》
	【今立町】
	◇[日]Imadate Cho
	○[古]福井県中東部、今立郡(イマダテグン)の町。北部を鯖江市(サバエシ)、
	南部・西部を武生市(タケフシ)に接する。
	〈面積〉
	 45.43平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万3,907人。
	◎1926(大正15)粟田部村が町制施行。
	 1956(昭和31)今立町に改称し、岡本村を編入。
	◎2005.10. 1(平成17)武生市(タケフシ)と合併して越前市を発足。
いまづちょう《いまづちやう》
	【今津町】
	◇[日]Imazu Cho/Imadu Cho
	○[古]滋賀県北西部、高島郡(タカシマグン)の町。
	 陸上自衛隊の饗庭野(アイバノ)演習場がある。
	◎2005. 1. 1(平成17)高島郡の全5町1村が合併して高島市を
	発足。
いまなりひら
	【今業平】
	○[古]『伊勢物語』の主人公と目される在原業平(アリワラノナリラ)を
	典型的美男子とし、美男子を業平にたとえる言葉。
	 参照⇒『人名辞典』ありわらのなりひら(在原 業平)
いまぬえる
	【イマヌエル】
	◇[英]Immanuel(イマニュエル)
	○(1)救世主・キリスト。
	○(2)[人]男性のクリスチャンネーム。
	 派生名は「エマヌエル(Emmanuel)」,「マヌエル(Manuel)」。
いまはま
	【今浜】
	◇[日]Imahama
	○[古]⇒ながはまし(長浜市)
いまばりし
	【今治市】
	◇[日]Imabari Shi
	○愛媛県北部の市。
	〈面積〉
	 1970(昭和45)74平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1975(昭和50)12万0,000人。
	◎もと藤堂氏・松平氏の城下町。
いまひえ
	【今比叡】
	○今日吉神社の別称。
	 ⇒いまひえじんじゃ(今日吉神社)
いまひえじんじゃ
	【今日吉神社】
	○京都府京都市東山区(ヒガシヤマク)にある、比叡山(ヒエイザン)の日
	吉神社(日吉大社)を分祀(ブンシ)した神社。
	 「今比叡(イマヒエ)」とも呼ぶ。
	◎応保年間(1161〜1163)後白河法皇が邸宅の法住寺(ホウジュウジ)
	の鎮守神として勧請(カンジョウ)して建立(コンリュウ)。
	 参照⇒いまくまのじんじゃ(新熊野神社),さんじゅうさんげ
	んどう(三十三間堂)
いまべつまち
	【今別町】
	◇[日]Imabetsu Machi
	○青森県北西部、東津軽郡(ヒガシツガルグン)の町。津軽半島の北
	部に位置する。
	 JR北海道の海峡線の津軽今別(ツガルイマベツ)駅と、JR東日
	本の津軽線の津軽二股駅がある。
いまーま
	【イマーマ】
	◇[アラビア語]Imamah、[英]Imamate(イマーメイト)
	○(1)[宗]イスラム教のイマーム(imam)の有する職務・役割・
	権限。
	○(2)[宗]イスラム教のイマームが管轄する区域・領域。
	 参照⇒いまーむ(イマーム)
いままいり《いままゐり》
	【今良】
	○[歴]⇒こんりょう(今良)
いまみやえびすじんじゃ
	【今宮戎神社】
	○大阪府大阪市浪速区恵美須町にある神社。
	 祭神は事代主命(コトシロヌシノミコト)など。
	 旧郷社。
	 正月9〜11日の十日戎(トオカエビス)は有名。
	 俗称は「えべっさん」。
	 参照⇒とおかえびす(十日えびす,十日恵比須,十日戎)
いまーむ
	【イマーム】
	◇[アラビア語]imam(指導者)
	○(1)[宗]イスラム教で、モスク(寺院)で行われる集団礼拝を
	指揮し、また説教を行う司式僧・導師。
	 参照⇒いまーま(イマーマ)
	○(2)[宗]イスラム教スンニ派で、最高指導者カリフの別称。
	○(3)[宗]イスラム教シーア派で、マホメットの正統な後継者
	である最高指導者。
	 参照⇒あみーるあるむーみにーん(アミール・アルムーミニ
	ーン)
	○(4)イスラム教徒で、学識のすぐれた学者・指導者。
	○(5)イスラム教国の宗教的元首の称号。
いまーむほめいにこくさいくうこう
	《いまーむほめいにこくさいくうかう》
	【イマーム・ホメイニ国際空港】
	◇[英]Imam Khomeini International Airport/Emam Khomeini 
	International Airport
	○[空]イラクの首都テヘランの新国際空港。
	 略称は「IKIA」。
	◎2004. 2.(平成16)開港式典を挙行。
	 2004. 5. 8(平成16)供用開始し、ドバイから第1便が到着後
	に軍の車両で滑走路を閉鎖され使用不能状態となる。
いまーめいと
	【イマーメイト】
	◇[英]Imamate
	○[宗]⇒いまーま(イマーマ)
いまよういろ《いまやういろ》
	【今様色】
	○(1)[色]濃い紅梅色。
	◎C=4,M=79,Y=40,B=20。
	○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は紅梅、裏は濃い紅梅。
いまよし
	【今良】
	○[歴]⇒こんりょう(今良)
いまり
	【伊万里】
	◇[日]Imari
	○(1)⇒いまりし(伊万里市)
	○(2)伊万里焼の略称。
	 ⇒いまりやき(伊万里焼)
	○(3)[交]⇒いまりえき(伊万里駅)
いまりえき
	【伊万里駅】
	○(1)[交]佐賀県伊万里市新天町(シンテンチョウ)にあるJR筑肥線の
	駅。
	 上伊万里(カミイマリ)駅の次でターミナル駅(終点)。
	○(2)[交]松浦鉄道西九州線の駅。
	 東山代(ヒガシヤマシロ)駅の次でターミナル駅(始点)。
	○(3)[交]松浦鉄道西九州線の駅。
	 川東(カワヒガシ)駅の次でターミナル駅(終点)。
	◎2011.12.(平成23)駅前に3体の鍋島唐子人形を設置。それぞ
	れ軍配・皿・笛を持つ。
いまりし
	【伊万里市】
	◇[日]Imari Shi
	○佐賀県西部の市。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)6万1,428人。
★いまりやき
	【伊万里焼】
	○伊万里港から積み出された磁器の総称。
	 大半が有田焼。
いまろう《いまらう》
	【今良】
	○[歴]⇒こんりょう(今良)
いみがき
	【斎垣】
	◇[日]imigaki/imi-gaki
	○⇒みずがき(瑞垣,瑞籬,水垣)(1)
★いみくら
	【斎蔵】
	○[歴]大和時代の三蔵(ミツクラ)の一つ。
	 参照⇒みつくら(三蔵)
いみぐらんと
	【イミグラント】
	◇[英]immigrant
	○(1)(外国からの)移民。
	 参照⇒いみぐれーしょん(イミグレーション)
	◎自国から他国への移民は「エミグラント(emigrant)」、単なる
	移住者は「マイグラント(migrant)」。
	 放浪者は「ベイグラント(vagrant)」。
	○(2)[生]外来種。帰化植物・外来動物。
	 参照⇒きか(帰化)(2),えきぞちっくあにまる(エキゾチック
	アニマル)(1)
いみぐれーしょん
	【イミグレーション】
	◇[英]immigration
	○(1)(他国・他地域からの)移住・入植・移民・移民団。
	 参照⇒いみん(移民)
	◎自国から他国への移住は「エミグレーション(emigration)」、
	単に移住は「マイグレーション(migration)」。
	 転生(魂の生れ変り)は「トランスマイグレーション(transmi-
	gration)」。
	○(2)(空港などの)出入国管理・出入国審査・出入国管理事務
	所。
いみじ
	【いみじ】
	○(1)(程度が普通でない場合)はなはだしい、なみなみでない、
	ひどい、すさまじい。
	○(2)(望ましくなく忌避したいものの場合)たいへんだ、とん
	でもない、恐ろしい、困った、つらい、情けない、たいへん悲
	しい、不快だ。
	○(3)(讃美したいものの場合)すばらしい、立派だ、たいへん
	嬉しい。
	◎本来、けがれを避けて身を清め慎む状態を指していたが、
	「けがれだから大変だ」、「不吉なほどはなはだしい」、「極端に
	はなはだしい」と転じたもので、善悪いづれの場合にも使用さ
	れる。
	 平安朝女流文学などではさかんに使われるが、漢文訓読体や
	軍記物語ではほとんど使われていない。
	◎他動詞「いみ(忌)」に形容詞を作る接尾語「じ」の付いた形容詞。
	 副詞は「いみじくも」。
いみしおーん
	【イミシオーン】
	◇[独]Immission
	○[法](ドイツ語で)公害防止法。
いみじくも
	【いみじくも】
	○[副]まことにうまく、適切に、非常に巧みに。
	◎いみじくも言い得た
	◎形容詞「いみじ」の連用形に助詞「も」の付いた副詞。
いみしょう《いみしやう》
	【異味症】
	○[病]⇒いしょくしょう(異食症)
いみずぐん《いみづぐん》
	【射水郡】
	◇[日]Imizu Gun/Imidu Gun
	○富山県中央部西の郡。
	 小杉町(コスギマチ)・大門町(ダイモンマチ)・下村(シモムラ)・大島町(オオ
	シママチ)の町村。
いみだす
	【イミダス】
	【imidas】
	○[歴][言]集英社が刊行する、年刊の新語・用語辞典。
	 参照⇒げんだいようごのきそちしき(現代用語の基礎知識),
	ちえぞう(知恵蔵)
	◎1986(昭和61)創刊。売上げ113万8,000部。
	 2006.11.(平成18)2007年度版を刊行。売上げ14万5000部。
	 2007(平成19)休刊。
★いみだぞーる
	【イミダゾール】
	◇[英]imidazole、[独]Imidazol(イミダツォール)
	○[生化]無色の固体。分子式はC3H4N2。
	 「イミナゾール(iminazole)」,「グリオキサリン(glyoxaline)」
	とも呼ぶ。
★いみだぞーるじぺぷちど
	【イミダゾールジペプチド】
	◇[英]imidazole dipeptide
	○[生化]イミダゾール基を含む2個のアミノ酸がペプチド結合
	した化合物の総称。
	 カルノシン(carnosine)・アンセリン(anserine)・バレニン
	(balenine)など。
	 動物の筋肉中に広く存在し、抗酸化作用・疲労回復効果があ
	るとされる。
	 「イミダペプチド(imidapeptide)」とも呼ぶ。
	◎食品ではトリ(鶏)のムネ肉に多く含まれる。
いみだぺぷちど
	【イミダペプチド】
	◇imidapeptide
	○[生化]
	 ⇒いみだぞーるじぺぷちど(イミダゾールジペプチド)
★いみつ
	【意密】
	○[仏]密教の三密の一つ。
	 また、心の修行。
	 参照⇒さんみつ(三密)
いみな
	【諱】
	○(1)[漢]死者の生前の名・実名。
	 通常は生前の名前は使用せず、死後に追贈された諡(オクリナ)を
	用いる。日本ではこの「おくりな(諡)」をも「いみな(諱)」と呼ぶ。
	○(2)[国]死後に尊んで付けた称号。諡(オクリナ)。
	○(3)実名の敬称。
	 参照⇒おくりな(諡)
	◎「忌(イ)み名」の意味。
いみなぞーる
	【イミナゾール】
	◇[英]iminazole
	○[生化]イミダゾール(imidazole)の別称。
	 ⇒いみだぞーる(イミダゾール)
いみのにょうそ《いみのねうそ》
	【イミノ尿素】
	◇[英]iminourea
	○[生化]⇒ぐあにじん(グアニジン)
いみゅの
	【イミュノ】
	◇[英]immuno-/immun-
	○[接頭辞]「免疫」を表す語形成要素。
	 「イムノ」とも呼ぶ。
	◎母音の前では"immun-"。
	◎イミュニティ(immunity)/イムニティ:免疫。
	 イミュノロジー(immunology)/イムノロジー:免疫学。
	 イミュノヘマトロジー(immunohematology)/イムノヘマトロ
	ジー:免疫血液学。
	 イミュノファーマコロジー(immunopharmacology)/イムノファ
	ーマコロジー:免疫薬理学。
	 イミューンリアクション(immune reaction)/イムーンリア
	クション:免疫反応。
	 イミューンパーソン(immune person)/イムーンパーソン:
	免疫者。
	 イミュノデフィシェンシー(immunodeficiency)/イムノデフィ
	シェンシー:免疫不全。
	 イミュノサプレッション(immunosuppression)/イムノサプ
	レッション:免疫抑制。
	 イミュノセラピー(immunotherapy)/イムノセラピー:免疫
	療法。
	 イミュノアッセイ(immunoassay)/イムノアッセイ:免疫測
	定法。
いみん
	【移民】
	○(1)他郷または他国に移り住むこと。
	 参照⇒いみぐらんと(イミグラント),むはじーる(ムハジール)
	○(2)労働に従事する目的で外国に移り住むこと。また、その
	人。
	 現在では、「移住」,「移住民」が多く用いられる。
	 参照⇒いみんほう(移民法),いみぐれーしょん(イミグレーショ
	ン)
	◎1868(慶応 4. 4.25)ハワイ名誉領事の依頼で農業従事者とし
	て集まった男150名・女3名、初のハワイ移民が出発。
	 1908. 1.(明治41)外務省はハワイ移民を停止し、同年4月28
	日第1回ブラジル移民781人が移民船笠戸丸で出発。約200人が
	サンパウロ州プラドポリス(Pradopolis)市のグァタパラ(Guata-
	para)移住地に入植。
	 参照⇒[2]さんとす(サントス)
★いみんきょく
	【移民局】
	◇[英]the Immigration Office
	○
	 もとニューヨーク港の小島エリス島(Ellis Island)にあった。
	 参照⇒いみぐれーしょん(イミグレーション)
	◎移民帰化局:⇒あいえぬえす(INS)(4)
★いみんほう《いみんはふ》
	【移民法】
	◇[英]Immigration Acts
	○(1)[歴][法]アメリカが1882年以降、移民を制限するために
	制定した一連の法律。
	 参照⇒こうか(黄禍)
	◎1907〜1908(明治40〜明治41)日米紳士協約を交換。
	 1924(大正13)アメリカ、日本移民を禁止(排日移民法)。
	 1952(昭和27)アメリカ、日本移民を解禁。
	 2007. 1.(平成19)軍隊入隊を条件に不法移民が市民権取得の
	手続きを可能とする改正を実施。
	 参照⇒にちべいしんしきょうやく(日米紳士協約)
	◎移民帰化局:⇒あいえぬえす(INS)(4)
	○(2)[歴][法]2002. 3.22(平成14)ドイツ連邦参議院で成立し
	た「外国人の滞在、労働、吸収統合に関する法律」の略称。
	 2002.12.18(平成14)ドイツ連邦憲法裁判所、連邦参議院の採
	決手続きが違憲として同法の無効を宣言。
いむおぐんらん
	【イムオグンラン】
	【壬午軍乱】
	◇[朝]Imogunran
	○[歴]⇒じんごのへん(壬午の変)
いむこ
	【イムコ】
	【IMCO】
	◇[英]Inter-Governmental Maritime Consultative Organiza-
	tion
	○[古][海]政府間海事協議機関の略称。国際海事機関(IMO)
	の旧称。
	 ⇒[1]あいえむおー(IMO)
いむじゃこ
	【イムジャ湖】
	◇[英]Imja Lake
	○[地]ヒマラヤ山脈のエベレスト(Everest)南部、標高5,050メ
	ートル付近にある氷河湖(glacial lake)。
	 温暖化の影響で決壊する恐れがある。
いむじんがわ《いむじんがは》
	【イムジン河】
	【臨津江】
	◇[朝]Imjingang(リムジンガン)
	○(1)[地]朝鮮半島の38度線を北から南へ流れる川。
	 参照⇒さんじゅうはちどせん(三十八度線,38度線),[1]か
	んこう(漢江)
	◎2009. 9.(平成21)北朝鮮のダム放流によって韓国側で6人が
	死亡。
	○(2)[楽]朴世永(Pak Seyeng)(パク・セヨン)作詞、松山猛訳詩、高
	宗漢(Ko Jonghan)(コ・ジョンハン)作曲の歌謡曲。
	 歌はザ・フォーク・クルセダーズ(端田宣彦・北山修・加藤
	和彦)。
	◎1968(昭和43)レコードの発売直前に発売中止。
	○(3)[通]韓国で北朝鮮の内情を告発する隔月刊雑誌。
	 北朝鮮住民の取材とされる。
	◎2007.11.20(平成19)創刊。
いむな
	【イムナ】
	【任那】
	◇[朝]Imna、[日]Mimana
	○[歴]⇒みまな(任那)
いむぬなしょなる
	【イムヌナショナル】
	◇[フ]hymne national
	○[楽](フランス語で)国歌。
	 ⇒こっか(国歌)(1)
いむの
	【イムノ】
	◇[英]immuno-(イミュノ)
	○[接頭辞]⇒いみゅの(イミュノ)
いむのなしょなる
	【イムノナショナル】
	◇[西]himno nacional
	○[楽](スペイン語で)国歌。
	 ⇒こっか(国歌)(1)
いむらやせいか《ゐむらやせいくわ》
	【井村屋製菓】
	○[経]食品製造会社。
	 本社は三重県津市(ツシ)。
	 参照⇒あんなみらーず(アンナミラーズ)
いめーじすきゃな
	【イメージスキャナ】
	◇[英]image scanner
	○[計]⇒すきゃな(スキャナ)(1)
いめーじちぇんじ
	【イメージチェンジ】
	【イメージ・チェンジ】
	◇[和製英語]image change
	○外観・服装・化粧や、やり方・人への接し方などをすっかり
	変えて、見る側・接する側の人に新鮮な印象(image)を与える
	こと。
	 評判や印象をリフレッシュさせること。
	 略した「イメチェン」の方が多く使用される。
	◎イメージチェンジを計る,イメチェンする
いめーじんぐてくのろじー
	【イメージング・テクノロジー】
	◇[英]imaging technology
	○[工]⇒がぞうこうがく(画像工学)
いめちぇん
	【イメチェン】
	◇[和製英語]image change
	○⇒いめーじちぇんじ(イメージチェンジ,イメージ・チェンジ)
★いめれてぃあ
	【イメレティア】
	◇Imeretia
	○グルジア共和国中西部、リオニ川(Rioni River)上流にある
	盆地地域の歴史的呼称。
	 中心都市はクタイシ(Kutaisi)。
いめれてぃちく
	【イメレティ地区】
	◇Mkhare Imereti、[英]Imereti Region
	○グルジア共和国中西部の地区。
	 行政所在地はクタイシ(Kutaisi)。
	〈面積〉
	 6,475平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1989(平成元)76万6,892人(1月12日現在)。
	 2002(平成14)69万9,666人(1月17日現在)。
いも
	【イモ】
	◇Imo
	○(Imo State)⇒いもしゅう(イモ州)
いも
	【痘】
	【痘痕】
	○⇒あばた(あばた,アバタ,痘痕)
いもあらい《いもあらひ》
	【一口】
	◇[日]Imoarai
	○京都府久世郡(クセグン)久御山町(クミヤマチョウ)の地域名。
	 地名としては東一口(ヒガシイモアライ)と西一口(ニシイモアライ)がある。
	◎古称は「ひとくち(一口)」で、天然痘(いも)が流行ったとき、
	村の入り口に天然痘除(ヨ)けとして稲荷を祀(マツ)り、「一口の芋
	洗い」と呼ばれていたのがいつしか「いもあらい」と略されて呼
	ばれるようになったもの。
いもあらいばし《いもあらひばし》
	【一口橋】
	【芋洗橋】
	○[古][交]⇒しょうへいばし(昌平橋)
いもけんぴ
	【芋ケンピ】
	【芋巻餅】
	○[食]細切りにしたサツマイモ(薩摩芋)に白砂糖・黒ゴマ(胡
	麻)に溜り醤油を加えたものをまぶして焼いた干菓子。
	 参照⇒けんぴん(巻餅)
いもじ
	【い文字】
	○イカ(烏賊)の女房ことば。
	 ⇒いか(イカ,烏賊)
いもじ
	【鋳物師】
	○[古]金属を鎔(ト)かして諸種の型に流し込み、像・釜・鍋な
	どをつくる職人。
	◎「いものし(鋳物師)」の略。
いもしゅう《いもしう》
	【イモ州】
	◇[英]Imo State
	○ナイジェリア連邦共和国南部の州。
	 州都はオウェリ(Owerri)。
	〈面積〉
	 5,288平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)248万5,635人(11月26日現在)。
	 2006(平成18)392万7,563人(3月21日現在)。
いもじょうちゃう《いもぜうちう》
	【いも焼酎】
	【イモ焼酎】
	【芋焼酎】
	【藷焼酎】
	○[食]サツマイモと米麹(コメコウジ)を原料に作る焼酎。
	 蒸留したあと、地面に埋めたカメ(甕)で数年熟成させる。
	 鹿児島の特産で、主な原料はコガネセンガン(黄金千貫)。
	◎夏の季語。
いもせどり
	【妹背鳥】
	○(1)[鳥](女房詞)ホトトギス。
	 ⇒ほととぎす(ホトトギス,不如帰,時鳥,子規,杜鵑)
	○(2)[鳥]セキレイの異名。
	 ⇒せきれい(セキレイ,鶺鴒)
いもせろり
	【芋セロリ】
	○[植][農]⇒せろりあーく(セロリアーク)
いもーたる
	【イモータル】
	◇[英]immortal
	○(1)[形]不死の、不滅の。
	○(2)[形]不朽の、永遠に残る、永久の。
	○(3)不死の人。
	○(4)不朽の名声を保つ人。
	○(5)(immortals)⇒いもーたるず(イモータルズ)
いもーたるず
	【イモータルズ】
	◇[英]the immortals
	○(1)(ギリシア神話・ローマ神話の)神々。
	○(2)[歴]([伊]Gli Immortali)アケメネス朝ペルシアの不死隊。
	 精鋭隊員1万人から成る親衛隊。
★いもちびょう《いもちびやう》
	【稲熱病】
	○[農]
	 発生部位により葉いもち・穂首(ホクビ)いもち・節いもち・苗
	いもちなどに分けられる。
いものき
	【イモノキ】
	【芋の木】
	○(1)[植]セリ目(Apiales)ウコギ科(Araliaceae)のタカノツメ
	(鷹の爪)の別称。
	 ⇒たかのつめ(タカノツメ,鷹の爪)
	○(2)[植]キャッサバの別称。
	 ⇒きゃっさば(キャッサバ)
いものし
	【鋳物師】
	○鋳物を作る職人。
	 「いもじ(鋳物師)」とも呼ぶ。
	 参照⇒いもじ(鋳物師)
いもひく
	【いもひく】
	【イモひく】
	○[俗][自動]気後れする・ひるむ・びびる。
	◎中国・九州地方の方言。
いもびらいざー
	【イモビライザー】
	◇[英]Immobilizer(固定させるもの)
	○[交]車両の盗難防止用に開発された電子式エンジンロック装
	置。
	 固有のIDコードを割り当てた電子チップをエンジンキーに
	埋め込み、車両側のエンジン・コンピュータ・ユニット(EC
	U)のIDコードと照合し、一致しない場合はエンジンを始動
	させないシステム。
	 盗難防止効果は高いが、エンジンキーを前もって盗んでおく、
	レッカー車を使用する、EUCを交換するなどによる盗難もす
	でに発生している。
	◎東西冷戦の終結後、旧西側諸国で自動車盗難が多発して旧東
	側諸国に不正輸出されたため、1995(平成 7)EUの交通法学会
	議で装着を提唱。1997. 1.(平成 9)EU内で出荷される新車全
	てに標準仕様で装備することが義務化された。
いもびらいず
	【イモビライズ】
	◇[英]immobilize
	○(1)[他動]動けなくする・動きがとれなくする。固定する・
	拘束(コウソク)する。
	○(2)[他動][機]機能させなくする・無効にする。
	○(3)[他動][医](ギブス・添え木などで)(関節・患部などを)
	固定する。
	○(4)[他動][経](貨幣の)流通を止める・(貨幣を)回収する。
	○(4)[他動][経](流動資本を)固定資本化する。
いもむし
	【イモムシ】
	【芋虫】
	◇[英]green caterpillar
	○(1)[虫]チョウ(蝶)やガ(蛾)の幼虫で、体表に毛の無いもの
	の総称。
	 木の葉などを食いあらす。
	 参照⇒ゆずぼう(柚子坊),きゃたぴらー(キャタピラー)(1)
	◎秋の季語。
	 童謡:参照⇒ひょうたんぼっくりこ(ひょうたんぼっくりこ)
	○(2)[虫](特に)チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)スズメガ科
	(Sphingidae)のガの幼虫。
いもめいげつ
	【芋名月】
	【芋明月】
	○[暦](陰暦九月十三夜の豆名月に対して)八月十五夜の月。
	 参照⇒じゅうごや(十五夜),まめめいげつ(豆名月)
	◎秋の季語。
いもようかん《いもやうかん》
	【芋ようかん】
	【芋ヨウカン】
	【芋羊羹】
	○[食]サツマイモをふかして潰(ツブ)した餡(アン)ら、砂糖また
	は水飴・寒天を加えて作ったヨウカン。
	 東京浅草の舟和(フナワ)が有名。
★いもり《ゐもり》
	【イモリ】
	【井守】
	◇[英]newt
	○(1)[両]有尾目(Caudata)イモリ亜目(Salamandroidea)イモリ
	科(Salamandridae)の両生類。
	○(2)[両]⇒にほんいもり(ニホンイモリ,日本イモリ)
	◎アシナシイモリ目:⇒あしなしいもり(アシナシイモリ,足無
	し井守,足無井守)
いもんぶくろ《ゐもんぶくろ》
	【慰問袋】
	◇[英]comfort bag
	○[軍]戦地の兵士などを慰めるために、中に日用品・娯楽物や
	手紙などを入れて送る袋。
	 参照⇒じゅっぺい(恤兵)
いやいとこ
	【弥従兄弟】
	【弥従姉妹】
	○⇒またいとこ(又従兄弟,又従姉妹)
いやくぶがいひん《いやくぶぐわいひん》
	【医薬部外品】
	◇[英]over the counter drug
	○[薬]医師の処方箋(ショホウセン)がなくても、薬局・薬店などで
	「カウンター越し」に購入できる、合法的な一般用医薬品。
	 「OTC薬」,「OTC医薬品」とも呼ぶ。通称は「大衆薬」。
	 また、2004(平成16)に医薬品から医薬部外品に移行したもの
	は「スイッチOTC薬(switching drugs to OTC)」とも呼ぶ。
	 参照⇒れいばい(零売)
	◎1960(昭和35)薬事法(現行法)公布により、「売薬部外品」から
	「医薬部外品」に改称。
	 1999(平成11)栄養ドリンクなどが医薬部外品に移行され、一
	般小売店・コンビニなどでの販売ができるようになる。
	 2004. 7.30(平成16)うがい薬や整腸薬など371品目が医薬部
	外品に移行。
いやごー
	【イヤゴー】
	◇Iago
	○[文]⇒いあーご(イアーゴ)
いやなわん
	【イヤナ湾】
	◇[英]Illana Bay
	○[地]⇒いりゃなわん(イリャナ湾)
いやのかずらばし《いやのかづらばし》
	【祖谷のかずら橋】
	○[交]徳島県西部、三好市(ミヨシシ)西祖谷山村善徳(ニシイヤヤマムラゼン
	トク)にある吊(ツ)り橋。
	 全長約45メートルのかずら橋で、高さは祖谷川の水面から約
	14メートル、両端は岸の樹木に繋(ツナ)ぎ止(ト)められている。
	 山地に野生するシラクチカズラ約6トンを編んで作られ、定
	期的に架(カ)け替えられる。現在は年間約30〜35万人の観光客
	が通るため傷みが早く、3年ごとに架け替えている。
	 日本三大奇橋の一つとされ、平家の落人が源氏の追っ手から
	逃げる際に切り落とし易(ヤス)いようにしたという伝説がある。
	 参照⇒かずらばし(かずら橋,蔓橋)
	◎1955(昭和30)重要文化財民俗資料に指定。
	 1979(昭和54)重要伝統的建造物郡保存地区に指定。
	◎旧住所は三好郡(ミヨシグン)西祖谷山村(ニシイヤヤマソン)善徳(ゼントク)。
いやひこじんじゃ
	【弥彦神社】
	○⇒やひこじんじゃ(弥彦神社)
いやまーく
	【イヤマーク】
	◇[英]earmark
	○(1)放牧しているヒツジ・ウシなどの家畜の所有主を示す印。
	耳を切ったり、焼印を押したりするもの。
	 「イヤーマーク」とも呼ぶ。
	○(2)[経](転じて)特定の用途や目的のために準備している資
	金。また、資金の用途を指定すること。
	 「イヤーマーク」とも呼ぶ。
	○(3)[経](特に)国際間の為替尻(カワセジリ)決済の支払準備など
	の目的で、外国で取得した正貨または地金をそのまま外国の中
	央銀行に寄託して保管を依頼すること。
	 「イヤーマーク」とも呼ぶ。
	○(4)[服]メーカー名などを洋服生地の端に織り出したマーク。
	 「イヤーマーク」とも呼ぶ。
	○(5)⇒どっぐいやー(ドックイヤー)(2)
いやーまーく
	【イヤーマーク】
	◇[英]earmark
	○⇒いやまーく(イヤマーク)
いやりんぐ
	【イヤリング】
	◇[英]earring/earrings
	○[服]耳飾り。
	 広義には耳に穴を開けるピアス(pierced earring)も含む。
	 ピアスに対して一般のイヤリングは「クリップ・イヤリング
	(clip earrings)」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]ぴあす(ピアス)
いやる
	【イヤル】
	◇[ヘブライ語]Iyar/Iyyar
	○[暦]ユダヤ暦の第8月(旧第2月)。
	 参照⇒ゆだやれき(ユダヤ暦)
いやんぷさん
	【イヤンプ山】
	◇[西]Monte Illampu、[英]Mount Illampu
	○[地]⇒いりゃんぷさん(イリャンプ山)
★いゆ
	【胃兪】
	○[医]つぼの一つ。第12胸椎の下から左右の外側に2〜3セン
	チのところにある。
★いーゆー
	【EU】
	◇[英]European Union
	○[経]欧州連合の略称。
	◎1952. 7.(昭和27)ECSC(欧州石炭鉄鋼共同体)、設立。
	 1957(昭和32)EEC(欧州経済共同体)、発足。
	 1960. 5.(昭和35)EFTA(欧州自由貿易連合)、発足。
	 1967. 7.(昭和42)EC(欧州共同体)、発足。
	 1973(昭和48)イギリス・アイルランド・デンマーク、ECに
	加盟。
	 1981(昭和56)ギリシア、ECに加盟。
	 1986(昭和61)スペイン・ポルトガル、ECに加盟。
	 1993(平成 5)EU、発足。
	 1999. 1. 1(平成11)ユーロ圏通貨の為替レートを固定。
	 2001. 1. 1(平成14)EU内のイギリス・スウェーデン・デン
	マークを除く12ヶ国でユーロの紙幣・貨幣の現金流通を開始。
	 2002.10. 9(平成14)欧州委員会、新加盟国としてポーランド
	・ハンガリー・チェコ・スロバキア・スロベニア・エストニア
	・ラトビア・リトアニア・キプロス・マルタの10ヶ国を発表。
	トルコについては交渉の段階にないとされ、トルコは反発。
	 2002.10.25(平成14)首脳会議、中東欧・地中海諸国10ヶ国の
	次期加盟を承認。
	 2003. 4.16(平成15)キプロス、加盟条約に調印。
	 2003. 9.14(平成15)エストニアの国民投票でEU加盟が承認。
	 2003. 9.20(平成15)ラトビアの国民投票を実施。
	 2004. 5. 1(平成16)中東欧・地中海諸国10ヶ国が加盟し25ヶ
	国に拡大。
	 2005. 3.17(平成17)EU外相会議、クロアチアのEU加盟交
	渉を延期。
	 2005. 4.25(平成17)ブルガリア・ルーマニア、新規加盟条約
	に調印。
	 2007. 1. 1(平成19)ブルガリア・ルーマニアの2ヶ国が加盟。
	 参照⇒いーいーしー(EEC),[1]いーしー(EC)
いーゆー
	【Eu】
	◇europium
	○[化]ユウロピウムの元素記号。
	 ⇒ゆうろぴうむ(ユウロピウム)
いよ
	【伊予】
	◇[日]Iyo
	○(1)⇒いよし(伊予市)
	○(2)⇒いよぐん(伊予郡)
いよ
	【伊予】
	【伊余】
	◇[日]Iyo
	○[歴]旧国名。南海道六ヶ国の一国。現在の愛媛県。
	 「よしゅう(予州)」とも呼ぶ。
いよかみなだえき
	【伊予上灘駅】
	○[交]愛媛県伊予市双海町高岸(フタミチョウタカギシ)にある、JR予
	讃線(ヨサンセン)の駅。
	 高野川(コウノカワ)駅と下灘(シモナダ)駅の間。
	◎旧住所は伊予郡(イヨグン)双海町高岸。
いよぐん
	【伊予郡】
	◇[日]Iyo Gun
	○愛媛県中西部の郡。
	 松前町(マサキチョウ)・砥部町(トベチョウ)・中山町(ナカヤマチョウ)・双海
	町(フタミチョウ)の町村。
	◎2005. 1. 1(平成17)砥部町と広田村(ヒロタムラ)が合併して(新)
	砥部町を発足。
いよし
	【伊予市】
	◇[日]Iyo Shi
	○愛媛県中部、伊予灘(イヨナダ)に面する市。
	◎愛媛県には伊予三島市(イヨミシマシ)があった。
いよしもなだえき
	【伊予下灘駅】
	○[古][交]⇒しもなだえき(下灘駅)
いよしんのうのへん《いよしんわうのへん》
	【伊予親王の変】
	○[歴]平安初期の朝廷内部の抗争事件。
	 桓武天皇の第三皇子伊予親王(?〜 807)が反逆を計画したと
	して、その母藤原吉子(フジワラノヨシコ)(?〜 807)とともに川原寺
	に幽閉され、自殺する。
	◎ 807(大同 2)事件が発覚。
	◎藤原氏の式家が南家(ナンケ)の失脚をねらった事件。
	 藤原吉子は南家出身だった。
	 参照⇒くすこのへん(薬子の変),ろくしょごりょう(六所御霊)
★いよてつどう《いよてつだう》
	【伊予鉄道】
	○[交]
	◎1888.10.28(明治21)松山外側停車場〜三津浜停車場間、開業。
いよなだ
	【伊予灘】
	◇[日]Iyo Nada
	○[地]瀬戸内海西部、北東部を防予諸島、南部を四国北西岸・
	佐田岬半島、西部を九州の国東半島(クニサキハントウ)、北西部を祝島
	・姫島に囲まれた海域。
	 北東は斎灘(イツキナダ)・安芸灘(アキナダ)、北西は周防灘(スオウナダ)、
	南西は豊後水道に通じる。
	 参照⇒すおうなだ(周防灘)
	◎伊予上灘(イヨカミナダ)はJR予讃線(ヨサンセン)の駅名。
いよまんて
	【イヨマンテ】
	◇[アイヌ語]Iyomante/Iomande
	○アイヌ民族が冬に行う熊祭り。
	 神が仮装して人間界に現れたのが熊で、その皮や肉の仮装を
	脱がせて、その霊を熊の国に送り返す儀礼。
	 2〜3年飼育した子熊を弓矢で射(イ)て共食(キョウショク)する。
	 「イオマンテ」とも呼ぶ。
	 参照⇒きょうしょく(共食)
	◎1955(昭和30)北海道知事、野蛮な行為として事実上の禁止を
	通達。
	 2007. 4.(平成19)禁止通達を撤廃。
いよまんてのよる
	【熊祭の夜】
	【イヨマンテの夜】
	○[楽]菊田一夫作詞、古関裕而(コセキ・ユウジ)作曲の歌謡曲。
	 歌は伊藤久男。
	◎1950. 2.(昭和25)レコード発売。
いよみしまし
	【伊予三島市】
	◇[日]Iyomishima Shi/Iyo Mishima Shi
	○[古]愛媛県東部の市。
	◎2004. 4. 1(平成17)川之江市(カワノエシ)・伊予三島市と宇摩郡
	(ウマグン)の新宮村(シングウムラ)・土居町(ドイチョウ)の2市1町1村が
	合併して四国中央市を発足。
	◎愛媛県には伊予市もある。
	 静岡県には三島市がある。
いよんのっか
	【イヨンノッカ】
	○[楽]⇒いふんけ(イフンケ)
いよんまるいち
	【伊401】
	○[歴][軍]旧日本海軍の大型潜水艦。
	 全長122メートル、高さ約12メートル。乗員最大144名。
	 水上戦闘機晴嵐(セイラン)を3機搭載。
	◎第二次世界大戦末期、パナマ運河空爆を予定していたが終戦
	を迎え、アメリカ軍に引き渡される。
	 引渡しを求めるソ連に潜水艦情報が渡るのを恐れて、1946.
	 5.31(昭和21)ハワイ・オアフ島沖で魚雷によって撃沈処分。
	 2005. 3.(平成17)オアフ島沖の海底で船体が確認。
いよんるいか
	【イヨンルイカ】
	○[楽]⇒いふんけ(イフンケ)
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