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                    PDD図書館管理番号       0001.0084.9000.16

                 百   科   辞   書    《ほわ》     編集:獨  澄旻

-------- ほわ --------------------------------------------------
ぼわ
	【ボワ】
	◇[フ]bois
	○(1)(フランス語で)木。材木。
	○(2)(フランス語で)林・藪(ヤブ)。
	◎フォーレ(foret):森林。
ほわいくらい
	【ホワイクライ】
	◇[登録商標]WhyCry
	○スペインの育児用品販売会社が開発した赤ちゃんの泣き声分
	析器。
	 泣き声や息継ぎなどで、本体に描かれている五つのイラスト、
	空腹・退屈・不快・眠気・ストレスの中から表示する。
	 参照⇒ばうりんがる(バウリンガル)
ほわいと
	【ホワイト】
	◇[英]white
	○(1)[色]白の英語名。
	 ⇒しろ(白)(1)
	○(2)(White County)⇒ほわいとぐん(ホワイト郡)
ほわいとうおーたー
	【ホワイトウオーター】
	◇[英]white water
	○⇒ほわいとうぉーたー(ホワイトウォーター)
ほわいとうぉーたー
	【ホワイトウォーター】
	◇[英]white water
	○(1)(急流などの)白く泡立った水。
	 「ホワイトウオーター」とも呼ぶ。
	○(2)(転じて)急流。
	 「ホワイトウオーター」とも呼ぶ。
ほわいとからー
	【ホワイトカラー】
	◇[英]white-collar worker
	○事務労働者。
	 ⇔ぶるーからー(ブルーカラー)
	◎青い作業服を着た肉体労働者(ブルーカラー)に対し、白い襟
	の服を着ていることから。
[1]ほわいとくりすます
	【ホワイトクリスマス】
	【ホワイト・クリスマス】
	◇[英]white Christmas
	○(1)当日に雪が降っているクリスマス。
	○(2)イリスマス・イブなど、前に降った残雪があるクリスマ
	ス。
[2]ほわいとくりすます
	【ホワイトクリスマス】
	【ホワイト・クリスマス】
	◇[英]White Christmas
	○(1)[楽]アービング・バーリン(Irving Berlin)作詞・作曲の
	歌謡曲(クリスマス・ソング)。
	◎1942(昭和17)映画『スイング・ホテル(Holiday Inn)』でビ
	ング・クロスビー(Bing Crosby)が歌ってヒット。
	○(2)[映]1954(昭和29)アメリカのミュージカル映画。『スイ
	ング・ホテル』の再映画化。
	 監督:マイケル・カーティス(Michael Curtiz)。
	 出演:ビング・クロスビー:ボブ(Bob Wallace)。
	    ダニー・ケイ(Danny Kaye):フィル(Phil Davis)。
ほわいとぐん
	【ホワイト郡】
	◇[英]White County
	○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)中
	北東部の郡。西部をフォークナー郡(Faulkner County)に接す
	る。
	 郡都はサーシー(Searcy)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)5万0,693人。
	 1990(平成 2)5万4,676人。
	 2000(平成12)6万7,165人。
	 2005(平成17)7万1,332人。
ほわいとごーるど
	【ホワイトゴールド】
	◇[英]white gold
	○白金(プラチナ)の代用とする装飾用合金。
	 金・ニッケル系と、金・パラジウム系の2種がある。
	 歯科材料としても用いる。
	〈金・ニッケル系〉
	 金75〜83%、ニッケル14〜16%、銅2〜6%、亜鉛2〜5%。
ほわいとさんず
	【ホワイトサンズ】
	◇[英]White Sands
	○[地]アメリカ合衆国南部、ニューメキシコ州南部のアラモゴ
	ード(Alamogordo)西方にある地名、白い砂漠。
	 ホワイトサンズ国定公園(White Sands National Monument)、
	宇宙通信センター、ホワイトサンズ・ミサイル試射場(White 
	Sabds Missile Range)などがある。
	 参照⇒ほろまんくうぐんきち(ホロマン空軍基地)
ほわいとすとーんばし
	【ホワイトストーン橋】
	◇[英]Whitestone Bridge
	○アメリカ合衆国東部、ニューヨーク市(New York city)のブ
	ロンクス区(the Bronx)とクイーンズ区(the Queens)を結ぶ橋。
	 正称は「ブロンクス・ホワイトストーン・ブリッジ(Bronx-
	Whitestone Bridge)」。
ほわいとそーす
	【ホワイトソース】
	◇[英]white sauce
	○[料]⇒べしゃめるそーす(ベシャメルソース)
ほわいとたい
	【ホワイトタイ】
	◇[英]white tie
	○(1)[服]燕尾服(エンビフク)(swallow-tailed coat)に着用する白
	の蝶ネクタイ。
	○(2)[服](転じて)燕尾服の別称。
	 ⇒えんびふく(燕尾服)
ほわいとたいがーゆでん
	【ホワイトタイガー油田】
	◇[英]the White Tiger oil field
	○[鉱]⇒ばっくほーゆでん(バックホー油田)
★ほわいとちゃーびる
	【ホワイトチャービル】
	◇[英]white chervil、[学]Cryptotaenia canadensis
	○[植]バセリに似た、ミツバ(三つ葉)の近縁種。
	 参照⇒みつば(ミツバ,三つ葉,三葉),ちゃーびる(チャービル)
ほわいとでー
	【ホワイト・デー】
	◇[和製英語]white day
	○[暦]バレンタイン・デーのお返しとして、男性から女性にキャ
	ンデーを贈る日、3月14日。
	 バレンタイン・デーに注目した全国飴菓子工業協同組合が策
	定た日本独自の日で、バレンタイン・デー(2月14日)の単なる
	月遅れ。
	 参照⇒ばれんたいんでー(バレンタイン・デー)
ほわいとないる
	【ホワイトナイル】
	【ホワイト・ナイル】
	◇[英]White Nile
	○[地]⇒しろないる(白ナイル)
ほわいとないるがわ《ほわいとないるがは》
	【ホワイトナイル川】
	【ホワイト・ナイル川】
	◇[英]White Nile River
	○[地]⇒しろないる(白ナイル)
ほわいとはうす
	【ホワイトハウス】
	◇[英]White House
	○(1)[俗]アメリカの首都ワシントン市にある大統領官邸の通
	称。
	 白亜([英]chalk)を塗った石造二階建て。ラファエット広場
	(Lafayette Park)、別称大統領公園(President's Park)に面し
	ている。
	 正称は「エグゼクティブ・マンション(Executive Mansion)」。
	 「はくあかん(白亜館,白堊館)」とも呼ぶ。
	◎1782(天明 2)創建。
	◎迎賓館はブレアハウス(Blair House)。
	○(2)[俗](転じて)アメリカ合衆国政府の別称。
ほわいとびーち
	【ホワイトビーチ】
	【ホワイト・ビーチ】
	◇[英]White Beach
	○[軍]沖縄本島中南部の勝連半島の先端部、沖縄県うるま市に
	ある、アメリカ海軍・陸軍の港湾施設。
	 原子力軍艦や原子力潜水艦の寄港地。
	◎旧住所は中頭郡(ナカガミグン)勝連町(カツレンチョウ)字(アザ)平敷屋(ヘ
	シキヤ)。
ほわいとぷれーんず
	【ホワイトプレーンズ】
	◇[英]White Plains
	○アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州(New York State)南
	東部のウエストチェスター郡(Westchester County)南部にある
	郡都。
	 北緯41.02°、西経73.76°の地。
	〈人口〉
	 2000(平成12)5万3,077人。
ほわいとへっど
	【ホワイトヘッド】
	◇Alfred North Whitehead(アルフレッド・ホワイトヘッド)
	○[人]イギリスの数学者・哲学者(1861〜1947)。
	 ロンドン大学の応用数学教授。
	 のち、アメリカのハーバード大学の哲学教授。
	 1910〜1913(明治43〜大正 2)ラッセルとの共著『数学原理
	(Principia mathematica)』(3巻)で数学的論理学(記号論理学)
	の確立者の一人となる。
	 哲学的立場は実在論的な基礎の上に物心二元論を退け、独自
	の形而上学を展開。
	 晩年はプラトン主義的になり、永遠な客体(eternal object)
	を想定して神学につながって行く。
	 著書は1920(大正 9)『(The concept of nature)』・1925(大
	正14)『科学と近代世界(Science and the modern world)』・
	1929(昭和 4)『過程と実在(Process and reality)』・1933(昭
	和 8)『(Adventures of ideas)』など。
[1]ほわいとほーす
	【ホワイトホース】
	◇[登録商標]White Horse(白い馬)
	○[食]スコッチウイスキーの銘柄の一つ。
	◎1880年代、エジンバラ市の旅館の専用ウイスキーとしてブレ
	ンドされたことに始まる。
[2]ほわいとほーす
	【ホワイトホース】
	◇Whitehorse
	○カナダ北西部、ユーコン地方(Yukon Territory)の州都。
	 北緯60.73°、西経135.05°の地。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)1万7,925 人。
	 2001(平成13)1万6,843人。
	 2006(平成18)1万8,122人。
ほわいとぼーど
	【ホワイトボード】
	◇[英]white board/whiteboard
	○会議室・事務所などで、速乾性の水性マーカーで文字や絵を
	書き示す白い板。
	 書いた文字や絵はイレーザー(eraser)で拭き消し、繰り返し
	て使用する。
	 「白板(ハクバン)」とも呼ぶ。
	◎濡れ布巾(ブキン)でも拭き消すことができるので、チョーク
	(chalk)(白墨<ハクボク>)を使用する黒板に比べ、飛び散る粉が非
	常に少ない。
	 参照⇒こくばん(黒板)
ほわいとめたる
	【ホワイトメタル】
	◇[英]white metal
	○(1)白っぽい易融(イユウ)合金の総称。
	 スズ(錫)・鉛・亜鉛・アルミニウム・アンチモンなどの低融
	点金属が用いられる。
	 軸受合金・活字合金・板金細工のロウ(鑞)(半田)・ダイカス
	ト合金・洋銀など。
	 参照⇒しろめ(白鑞,白目)
	○(2)軸受合金の一種。
	 スズ・鉛・亜鉛を主成分とし、アンチモン・銅・アルミニウ
	ムなどを含む。
	 スズ80〜90%、または鉛60〜80%、または亜鉛50〜90%を主
	体とする。
	 スズを主体としたものは「バビットメタル(babbitt metal)」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒ばびっとめたる(バビットメタル)
ほわいとりかー
	【ホワイトリカー】
	◇[和製英語]white liquor、[英]clear liquor
	○[俗][食]甲類焼酎(ショウチュウ)の別称。
	 無味・無臭に近く、主に果実を漬けるもの。
	 参照⇒こうるい(甲類)(1)
	◎焼酎のイメージアップのための造語。
ほわしゃん
	【ホワシャン】
	【華山】
	◇[中]Hua Shan/Huashan、[英]Hwa Shan
	○[地]⇒かざん(華山)
ぽわちえ
	【ポワチエ】
	◇Poitiers
	○⇒ぽあちえ(ポアチエ)
ぽわちえのたたかい《ぽわちえのたたかひ》
	【ポワチエの戦い】
	◇[英]Battle of Poitiers、[フ]Bataille de Poitiers
	○[歴]⇒ぽあちえのたたかい(ポアチエの戦い)
ぽわてぃえ
	【ポワティエ】
	◇Poitiers
	○⇒ぽあちえ(ポアチエ)
ぼわてゅーる
	【ボワテュール】
	◇[フ]voiture(ヴォワテュール)
	○[交](フランス語で)自動車・車。
ぽわとーしゃらんとちいきけん《ぽあとーしやらんとちゐきけん》
	【ポワトー・シャラント地域圏】
	◇[フ]Region Poitou-Charentes、[英]Poitou-Charentes re-
	gion
	○⇒ぽあとーしゃらんとちいきけん(ポアトー・シャラント地
	域圏)
ぽわにーどぅま
	【ポワニードゥマ】
	◇[フ]poignee de main(プワニードゥマ)
	○(フランス語で)握手(アクシュ)。
	 ⇒あくしゅ(握手)(1)
	◎「マ(main)」は「手」。
ぼわやー
	【ボワヤー】
	◇[英]voyeur(ヴォワヤー)
	○(1)(他人の性行為の)のぞき趣味の人・のぞき魔・デバカメ
	(出歯亀)。
	 参照⇒ぴーぴんぐとむ(ピーピング・トム),でばかめ(出歯亀)
	◎イタリア語:グワルドーネ(guardone)。
	○(2)詮索(センサク)好きな人。
ぽわりゅ
	【ポワリュ】
	◇[フ]poilu
	○(1)[形](フランス語で)毛深い。
	○(2)[俗](英語で)フランス兵。
ぽわろ
	【ポワロ】
	◇[フ]Poireaux
	○[農]⇒りーき(リーキ)
	◎アガサ・クリスティ(Dame Agatha Christie)の推理小説に登
	場する、ベルギー人の名探偵は「エルキュール・ポアロ(Hercu-
	le Poirot)」。
ぽわろー
	【ポワロー】
	◇[フ]Poireaux
	○[農]⇒りーき(リーキ)
ほん
	【品】
	○(1)書物の章や段を示す語。
	○(2)[仏]階級を示す語。
	◎上品(ジョウボン),中品(チュウボン),下品(ゲボン),九品(クホン)
	○(3)親王の位階で、一品から四品までの4等がある。
	 位のないのを「無品(ムホン)」という。
	○(4)位階を示す語。
[1]ぼん
	【ボン】
	◇[フ]bon
	○(フランス語で)良い、美味い。
	◎イタリア語の"buono(ブオノ)","bono(ボーノ)"、スペイン語
	の"bueno(ブエノ)"、英語の"good(グッド)"に相当。
[2]ぼん
	【ボン】
	◇Bonn
	○ドイツ西部、ノルトライン・ベストファーレン州(Bundes-
	land Nordrhein-Westfalen)南西部の都市。
	 北緯50.73°、東経7.10°の地。
	〈人口〉
	 1970(昭和45)27万4,500人。
	 1976(昭和51)29万人。
	 1986(昭和61)29万1,000人。
	 1987(昭和62)27万6,700人。
	 1992(平成 4)29万7,400人。
	 1994(平成 6)29万6,860人。
	 2004(平成16)31万1,000人。
	◎ベートーベンの生地。
	 1949(昭和24)ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の首都となる。
	 1990(平成 2)東西ドイツの統一でベルリンが首都となる。
[3]ぼん
	【ボン】
	◇[フ]bone
	○[古]アルジェリアの地名アンナバ(Annaba)の旧称。
	 ⇒あんなば(アンナバ)
★ぼん
	【凡】
	○[仏]⇔しょう(聖)
	○
★ぼん
	【盆】
	○()物をのせる浅く平たい器。
	○()
	○()[仏]盂蘭盆(ウラボン)・盂蘭盆会(エ)の略称。
	 ⇒うらぼんえ(盂蘭盆会)
ぼん
	【梵】
	○ブラフマン(brahman)。
	 ⇒ぶらふまん(ブラフマン)
ぼーん
	【ボーン】
	◇[英]bone
	○骨。
	 参照⇒おす(オス)
ぽん
	【ポン】
	◇[中]peng、[日]pon、[英]pong
	○マージャン(麻雀)の鳴き(もらうこと)の一つ。
	 自分の手牌(テハイ)に同種の牌が二つあって、他家からそれと
	同種の牌が捨てられた直後に、その牌をもらうこと。また、そ
	の時の掛け声。
	 同種の牌が三つで刻子(keze)(コーツ)と成る。この場合、明
	刻(mingke)(ミンコー)と呼び、その刻子は卓上の右端にさらし、
	もらった牌を横にしてどの他家からもらったかを示す。左を横
	にすれば上家(shangjia)(カミチャ)、真ん中であれば対家(dui-
	jia)(トイチャ)、右であれば下家(xiajia)(シモチャ)を意味す
	る。
	◎「(「石」偏*+「並」)」と書き、「偶然に出合う」の意味。
ほんあまりりす
	【ホンアマリリス】
	【本アマリリス】
	○[植]⇒あまりりす(アマリリス)(2)
ほんあろえ
	【ホンアロエ】
	【本アロエ】
	○[植]アロエベラ([学]Aloe vera)の別称。
	 ⇒あろえべら(アロエベラ)
★ほんいんぼう《ほういんばう》
	【本因坊】
	○(1)江戸幕府碁所(ゴドコロ)四家の筆頭家元。
	〈歴代〉
	 初世:算砂(サンサ)(1559〜1623):1612〜1623。
	 2世:算悦(サンエツ)(1611〜1658):1630〜1658。
	 3世:道悦(ドウエツ)(1636〜1727):1658〜1677。
	 4世:道策(ドウサク)(1645〜1702):1677〜1702。
	 5世:道知(ドウチ)(1690〜1727):1702〜1727。
	 6世:知伯(チハク)(1710〜1733):1727〜1733。
	 7世:秀伯(シュウハク)(1716〜1741):1733〜1741。
	 8世:伯元(ハクゲン)(1726〜1754):1741〜1754。
	 9世:察元(サツゲン)(1733〜1788):1754〜1788。
	 10世:烈元(レツゲン)(1750〜1808):1788〜1808。
	 11世:元丈(ゲンジョウ)(1775〜1832):1808〜1827。
	 12世:丈和(ジョウワ)(1787〜1846):1827〜1839。
	 13世:丈策(ジョウサク)(1801〜1847):1839〜1847。
	 14世:秀和(シュウワ)(1820〜1873):1847〜1873。
	 15世:秀悦(シュウエツ)(1850〜1890):1873〜1879。
	 16世:秀元(シュウゲン)(1854〜1917):1879〜1884。
	 17世:秀栄(シュウエイ)(1852〜1907):1884〜1886。
	 18世:秀甫(シュウホ)(1838〜1886):1886。
	 19世:秀栄(復位):1887〜1907。
	 20世:秀元(復位):1907〜1908。
	 21世:秀哉(シュウサイ)(1874. 6.24〜1940. 1.18):1908〜1940。
	○(2)囲碁棋士が争奪する、最高のタイトル。
ほんう
	【本有】
	○(1)先天的にそなわっていること。また、その清浄な心・徳。
	○(2)[仏]⇒ほんぬ(本有)
ほんえい
	【本影】
	◇[羅]umbra
	○(1)[物]光線が物体にさえぎられてできる影のうち、光線が
	全く達しない部分。
	 影のうち、内側の特に暗い部分を指し、光線が部分的に達し
	てやや明るい縁(フチ)の「半影(penumbra)」と区別する呼称。
	 「アンブラ」とも呼ぶ。
	○(2)[天]月食の時、地球の本影に入って全く日光の当たらな
	い部分。
	 「アンブラ」とも呼ぶ。
ほんえびす
	【本戎】
	○[暦]⇒とおかえびす(十日えびす,十日恵比須,十日戎)
ほんがい
	【ホンガイ】
	◇Hong Gai/Hon Gai
	○ベトナム北東部、クアンニン省(Tinh Quang Ninh)南部にあ
	る省都。
	 北緯20.97°、東経107.08°の地。
	 世界自然遺産のハロン湾(Ha Long Bay)に面する。
	 「ハロン(Ha Long,Halong)」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1979(昭和54)11万4,600人。
	 1989(平成元)12万3,100人。
	 2003(平成15)14万4,300人。
ぼんがいがおん
	【ボンガイガオン】
	◇Bongaigaon
	○(1)(Bongaigaon District)⇒ぼんがいがおんけん(ボンガイ
	ガオン県)
	○(2)インド北東部、アッサム州(Assam State)西部のボンガイ
	ガオン県の県都。
	 北緯26.48°、東経90.54°の地。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)4万8,900人。
	 2001(平成13)6万0,600人。
	 2004(平成16)6万4,100人。
ぼんがいがおんけん
	【ボンガイガオン県】
	◇[英]Bongaigaon District
	○インド北東部、アッサム州(Assam State)西部の県。東部を
	バルペタ県(Barpeta)、南西部をドゥブリ県(Dhubri District)
	に接する。
	 県都はボンガイガオン。
	 ビジニ(Bijni)がある。
	〈面積〉
	 2,510平方キロメートル。
ぼんがいちにょ
	【梵我一如】
	○[仏][哲]インドの正統バラモン教の中心思想。
	 自然世界の宇宙的原理である梵(ブラフマン)と、人格的な自
	我の原理である我(アートマン)とは、本体が同一無差別である
	という思想。
ほんがえし《ほんがへし》
	【本がえし】
	【本返し】
	○[料]醤油(ショウユ)を使った合せ調味料の一種。
	 ⇒かえし(かえし,返し)
ぽんがし《ぽんぐわし》
	【ポン菓子】
	○[食]⇒ばくだんあられ(爆弾あられ)
ぼんかれー
	【ボンカレー】
	◇[和製英語]boncurry
	○[食]1968. 2.12(昭43)大塚食品工業が発売した、市販では世
	界初のレトルトパウチ食品。
	 パッケージのキャラクターに和服姿の女優松山容子(1937〜)
	を長年使用していたが、2005. 8.29(平成17)販売のボンカレー
	クラシックで女優松坂慶子(1952〜)を起用。
	 参照⇒れとるとぱうちしょくひん(レトルトパウチ食品)
	◎1978(昭和53)ボンカレーゴールド、発売。
ほんがわ《ほんがは》
	【ホン川】
	◇[ベトナム語]Song Hong、[英]Red River
	○[地]インドシナ半島北東部の川。全長1,175キロメートル。
	 中国南西部の雲南省に源を発し、ベトナム北部を南東流して
	トンキン湾に注(ソソ)ぐ。下流域でトンキン・デルタ([英]Red 
	River delta)を形成。
	 川の水が鉄分を含み、赤みを帯びている。
	 中国名は「紅河(コウガ)(Hong He)」。
	 「ソンコイ川(Songcoi,Songkoi)」とも呼ぶ。
	〈支流〉
	 ダー川(Song Da、[英]Black River):⇒だーがわ(ダー川)
	 李仙江([中]Lixian Jiang)。
ほんかわねちょう《ほんかはねちやう》
	【本川根町】
	◇[日]Honkawane Cho/Hon Kawane Cho
	○[古]静岡県北部、榛原郡(ハイバラグン)の町。
	 参照⇒すまたきょう(寸又峡)
	◎2005. 9.20(平成17)中川根町(ナカカワネチョウ)と合併して川根本町
	(カワネホンチョウ)を発足。
	◎榛原郡には川根町(カワネチョウ)もある。
ほんがわむら《ほんがはむら》
	【本川村】
	◇[日]Hongawa Mura
	○[古]高知県北部、土佐郡(トサグン)の村。
	◎2004.10. 1(平成16)吾川郡(アガワグン)の伊野町(イノチョウ)・吾北
	村(ゴホクソン)と合併して吾川郡「いの町(イノチョウ)」を発足。
ほんがわらぶき《ほんがはらぶき》
	【本瓦葺き】
	【本瓦葺】
	○[建]瓦葺きの一形式。
	 平瓦(ヒラガワラ)(牝瓦<メガワラ>)を並べ、その間を下側から上側
	へ半円筒形の丸瓦(マルガワラ)(牡瓦<オガワラ)で順々に覆(オオ)ってい
	くもの。
	 現在は寺院・神社などに用いられる。
	 「ほんぶき(本葺き,本葺)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かわらぶき(瓦葺き,瓦葺),ぎょうきぶき(行基葺き,行
	基葺),おがわら(牡瓦,男瓦),めがわら(牝瓦,女瓦)
	◎この形式は、仏教とともに寺院建築として伝来してから江戸
	時代中期に桟瓦(サンガワラ)(普通の瓦)が発明まで、瓦葺きと言え
	ばすべてがこの形式だったため、桟瓦の瓦葺きと区別して「本
	瓦葺き」と呼ぶようになった。
	 参照⇒さんがわら(桟瓦)
	◎木瓦葺き:参照⇒こがらわぶき(木瓦葺き,木瓦葺)
ほんかん《ほんくわん》
	【本貫】
	○⇒ほんがん(本貫)
ほんがん《ほんぐわん》
	【本貫】
	○(1)[歴]律令制で、戸籍に記載された土地
	○(2)(転じて)本籍地または出身地。
	 「ほんかん」とも呼ぶ。
	◎朝鮮では同姓で本貫が同じ場合(同姓同本)は結婚できなかっ
	た。
	 韓国では法律でも禁止されて来た。
	 2005(平成17)8親等以内は禁止と改正。
★ほんがんじ《ほんぐわんじ》
	【本願寺】
	○()
	○()[仏]宗教法人の一つ。
	◎1978(昭和53)真宗大谷派から独立を宣言。
	 2007. 2.(平成19)法人設立。
ほんがんじでんどういん《ほんぐわんじでんだうゐん》
	【本願寺伝道院】
	○[建]京都府京都市下京区東中筋通正面下る紅葉町にある、明
	治期のレンガ建築。市指定の有形文化財。
	 2階建て、高さ18.8メートル。
	◎1912(明治45)伊東忠太設計で真宗信徒生命保険株式会社の社
	屋として建設。
	 1988. 5. 2(昭和63)京都市指定の登録文化財となる。
ほんがんじは《ほんぐわんじは》
	【本願寺派】
	○[仏]浄土真宗十派の一派。京都府京都市下京区堀川通花屋町
	(ハナヤチョウ)下ルにある西本願寺を本山とする。
	◎浄土真宗は現世利益(リヤク)を求めない、「祈らない宗教」とさ
	れてきたが、2002(平成14)本願寺派の教学研究所は祈りを「宗
	教の原点であり本質」と公認する。
	◎1946(昭和21)「宗制(宗派の最高法規)」を制定。
	 2007. 9.20(平成19)宗会(最高議決機関)で「宗制」の改正を可
	決。「聖教(ショウギョウ)(聖典)」は親鸞(宗祖)・覚如(3代)・蓮如
	(8代)に限定し、戦争協力を僧侶や門信徒に求めた戦時中の大
	谷光照門主の「御消息(ゴショウソク)(手紙)」60通は「聖教」から除外
	される。施行は2008年4月から。
★ぼんきょう《ぼんけう》
	【ボン教】
	◇[チベット語]Bon po/Bonpo
	○[宗]チベットに古代から伝わる民間信仰。
	 シェンラプ・ミボ(Shenrab Miwo)を教祖とする。
	 9世紀以降、仏教の影響を受けて教団を組織。
	◎ボン教では左巻きの卍を、チベット仏教では右巻きの逆さ卍
	を使用する。
	◎中国語では「ベン教(Benjiao)」。「ベン」は「(草冠+「本」)」。
ほんぐ
	【反故】
	【反古】
	○⇒ほご(反故,反古)
★ほんぐう
	【本宮】
	◇[日]Hongu
	○(1)
	○(2)熊野本宮大社の別称。
	 ⇒くまのほんぐうたいしゃ(熊野本宮大社)
	○(3)[古]⇒ほんぐうちょう(本宮町)
ほんぐうさん
	【本宮山】
	◇[日]Hongu San
	○[地]愛知県南東部にある山。標高789メートル。
	 美濃三河高原の南端、額田郡(ヌカタグン)額田町(ヌカタチョウ)・南設
	楽郡(ミナミシタラグン)作手村(ツクデムラ)・新城市(シンシロシ)・宝飯郡(ホイグ
	ン)一宮町(イチノミヤチョウ)の4境に位置する。
	 山頂の一宮町側には砥鹿神社(トガジンジャ)の奥宮がある。
	 本宮山県立自然公園に含まれる。
★ほんぐうじんじゃ
	【本宮神社】
	○栃木県。
ほんぐうちょう《ほんぐうちやう》
	【本宮町】
	◇[日]Hongu Cho
	○[古]和歌山県東南部、東牟婁郡(ヒガシムログン)の町。奈良県吉
	野郡(ヨシノグン)十津川村(トツカワムラ)に隣接する。
	 熊野詣(モウデ)の湯垢離場(ユゴリバ)である湯の峰(ユノミネ)温泉が
	ある。
	◎2005. 5. 1(平成17)田辺市に編入。
	◎福島県安達郡(アダチグン)には本宮町(モトミヤマチ)があった。
ぼんくら
	【ぼんくら】
	【盆暗】
	○[俗](頭の働きがにぶく)ぼんやりしていること。ぼんやりし
	ている人。
	 主に、人をののしるときに使用する言葉。
	◎もと博打(バクチ)用語。
	 「盆」とは丁半博打(チョウハンバクチ)で賽子(サイコロ)を入れたツボを
	伏せる場所を意味し、「盆の上の勝負に暗い(人)」の意味。
ほんくるわ
	【本曲輪】
	○⇒ほんまる(本丸)
ほんけがえり《ほんけがへり》
	【本卦還り】
	【本卦帰り】
	○⇒かんれき(還暦)
ほんこ
	【本子】
	○(1)本当の子・実子(ジッシ)。
	 養子などに対する言葉。
	○(2)[古][劇]江戸時代、歌舞伎若衆(ワカシュ)の中で主に舞台に
	立って芝居する少年俳優。
	 売色を主とした色子(イロコ)などに対する言葉。
	 「舞台子(ブタイコ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かぶきこ(歌舞伎子)
ほんご
	【反故】
	【反古】
	○⇒ほご(反故,反古)
★[1]ぼんご
	【ボンゴ】
	◇[西]bongo/bongoes
	○[楽]ラテンアメリカ音楽で使用される打楽器の一種。
	 音高の異なる一対の小さい太鼓(タイコ)で、股(マタ)に挟(ハサ)み、
	両手の指で叩(タタ)いてリズムをとる。
[2]ぼんご
	【ボンゴ】
	◇bongo、[学]Boocercus eurycerus
	○[哺]ウシ目(偶蹄目)(Artiodactyla)ウシ科(Bovidae)の大型
	アンテロープ(antelope)(羚羊<レイヨウ>)。
	 雌雄とも角を持ち、体色は赤茶色で、体側に白い縦縞(タテジマ)
	がある。
	 中央アフリカの森林地帯に生息する。
[3]ぼんご
	【ボンゴ】
	◇[登録商標]BONGO
	○[交]マツダ社製のバン(箱型有蓋トラック)。
	 ボンゴフレンディ(FRIENDEE):⇒ぼんごふれんでぃ(ボンゴ
	フレンディ)
	 ボンゴブローニィ(Brownie)。
ほんごう《ほんがう》
	【本郷】
	◇[日]Hongo
	○(1)東京都文京区南東部の一地区。
	 もと東京市本郷区。
	 参照⇒ほんごうく(本郷区)
	◎東京大学がある。
	◎川柳:本郷もかねやすまでは江戸の内。
	 参照⇒えど(江戸)
	○(2)⇒ほんごうちょう(本郷町)
	○(3)[歴]⇒ほんごうく(本郷区)
	○(4)[交]⇒ほんごうえき(本郷駅)
★ほんごうえき《ほんがうえき》
	【本郷駅】
	○()[交]広島県三原市本郷町にある、JR山陽本線の駅。
	 三原駅と河内(コウチ)駅(東広島市)の間。
	○()[交]
ほんごうく《ほんがうく》
	【本郷区】
	◇[日]Hongo Ku
	○[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。現在の文京区内。
	 参照⇒ぶんきょうく(文京区),とうきょうしさんじゅうごく
	(東京市三五区,東京市三十五区)
	◎1907.10. 1(明治40)号「滑稽界」の「東京区民代表者」によれば
	「女学生」。
ほんごうさんちょうめえき《ほんがうさんちやうめえき》
	【本郷三丁目駅】
	○[交]東京都文京区本郷にある、東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ
	内線の駅。
	 御茶ノ水駅と後楽園駅の間。
	◎駅は本郷二丁目にある。
★ほんごうだい《ほんがうだい》
	【本郷台】
	◇[日]Hongodai
	○(1)現在の東京大学構内。
	○(2)[交]⇒ほんごうだいえき(本郷台駅)
ほんごうだいえき《ほんがうだいえき》
	【本郷台駅】
	○[交]神奈川県横浜市栄区にあるJR根岸線の駅。
	 港南台(コウナンダイ)駅(港南区)と大船(オオフナ)駅の間。
ほんごうちょう《ほんがうちゆう》
	【本郷町】
	◇[日]Hongo Cho
	○広島県南部、豊田郡(トヨタグン)の町。
ほんごうねづ《ほんがうねづ》
	【本郷根津】
	◇[日]Hongo Nezu/Hongo Nedu
	○[古]⇒ねづ(根津)
★ほんこくじ
	【本圀寺】
	○京都府京都市東山区にある日蓮宗大本山。山号は大光山。
	 日蓮宗の四大本山の一つ。
ぼんごふれんでぃ
	【ボンゴフレンディ】
	◇[登録商標]BONGO FRIENDEE
	○[交]マツダ社製のワンボックス・カー(ミニバン)。
	 フォード・モーターのフリーダ(FREDA)としてOEM提供。
ほんこまごめ
	【本駒込】
	◇[日]Honkomagome/Hon Komagome
	○(1)東京都文京区北部の地名。
	 六義園・東洋文庫などがある。
	 参照⇒りくぎえん(六義園)
	◎「本郷の駒込」の意味。
	 豊島区には「駒込」がある。
	○(2)[交]⇒ほんこまごめえき(本駒込駅)
ほんこまごめえき
	【本駒込駅】
	○[交]東京都文京区本駒込にある、東京地下鉄(東京メトロ)南
	北線の駅。
	 駒込駅と東大前駅の間。
ぼんごら
	【ボンゴラ】
	◇[伊]vongola
	○[貝]イタリア語でセイヨウアサリ(西洋浅蜊)。
	 参照⇒ぼんごれ(ボンゴレ)
ぼんごれ
	【ボンゴレ】
	◇[伊]vongole
	○(1)[食]セイヨウアサリ(ボンゴラ)を使ったイタリア料理。
	○(2)[食](特に)殻付きのアサリをのせたスパゲッティ。
★ほんこん
	【ホンコン】
	【香港】
	◇[英]Hong Kong、[中]Xianggang
	○中国南東部、広東省(Guangdong Sheng)南部の島。特別行政
	区。
	 対岸の九竜半島と共に元イギリス領。
	 略称は「HK」。
	 参照⇒ちゅうかん(中環)
	〈面積〉
	 約1千平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)451万人。
	 1984(昭和59)536万人。
	 1990(平成 2)570万人。
	◎1841(天保12)香港島が南京条約でイギリスに割譲。
	 1860(万延元)九竜半島が北京条約でイギリスに割譲。
	 1873(明治 6)日本総領事館開設。
	 1898(明治31)新界、イギリスの租借地となる。
	 1904. 7.30(明治37)路面電車、開業。
	 1912(大正元)路面電車、2階建て車両を導入。
	 太平洋戦争開戦の翌日、1941.12. 8(昭和16)三十八師団と野
	戦重砲隊は南支(中国南部)から越境し九竜半島に進出。第二遣
	支艦隊は海上封鎖。12.21香港島の給水場を占領。12.25イギリ
	ス軍、全面降伏。
	 1945. 8.(昭和20)太平洋戦争終結で再び英国統治下に復帰。
	 1997. 7. 1(平成 9)午前0時、租借地の九竜半島とともに主
	権が中国に返還され、香港特別行政区が発足。
	◎1996(平成 8)返還直前、反日デモが発生。
	 参照⇒せんかくしょとう(尖閣諸島)
ほんこんかぜ
	【ホンコン風邪】
	【香港風邪】
	○[歴]1968. 6.(昭和43)香港から始まって世界的に流行した悪
	性のインフルエンザ。
	 参照⇒いんふるえんざ(インフルエンザ),あじあかぜ(アジア
	風邪),それんかぜ(ソ連風邪),すぺいんかぜ(スペイン風邪)
ほんこんしゃつ
	【ホンコン・シャツ】
	【香港シャツ】
	○[古][服]半袖(ハンソデ)のワイシャツ。
	 エリ(襟)は普通の台襟(ダイエリ)で、ネクタイを締(シメ)めるこ
	とができる。
	◎昭和30年代、事務所にクーラー(冷房)が普及し始めるにつれ、
	それまでのネクタイが締められない開襟(カイキン)シャツに比べる
	とフォーマルだして営業マンが着用し、それがネクタイをしな
	い学生などにも普及して一般化した。
	 その後エアコンが一般化すると、夏期には事務員までも背広
	と長袖のワイシャツを着用するようになり廃(スタ)れた。
	◎ホンコンの営業マンが最初に着用し始めたと言われ、1961
	(昭和36)ファッションデザイナー石津謙介(イシヅ・ケンスケ)が命名
	して帝人から発売。
ほんこんふらわー
	【ホンコンフラワー】
	【香港フラワー】
	◇[英]Hong Kong flower
	○プラスチックやビニール製の安価な造花。ポリエチレン製が
	多かった。
	 1962〜1973(昭和37〜昭和48)ころに香港から輸入されていた。
ぼんさいちょう《ぼんさいちやう》
	【盆栽町】
	◇[日]Bonsai Cho
	○埼玉県さいたま市北区の地名。
	 さいたま市大宮盆栽美術館がある。
	 参照⇒あんぎょう(安行)
	◎旧住所は大宮市(オオミヤシ)盆栽町。
ぼんさん《ばんさん》
	【坊さん】
	○(関西弁で)坊主(ボウズ)。
ぼんさんがへをこいた《ばんさんがへをこいた》
	【坊さんが屁をこいた】
	【坊さんが屁を放いた】
	○⇒だるまさんがころんだ(だるまさんが転んだ,達磨さんが転
	んだ)
ほんさんご
	【ホンサンゴ】
	【本サンゴ】
	【本珊瑚】
	○[動]真性サンゴの別称。
	 ⇒しんせいさんご(真性サンゴ,真性珊瑚)
ほんざんしゅう
	【本山衆】
	○修験道(シュゲンドウ)本山派の修行者衆。
	 参照⇒ほんざんは(本山派)
ほんざんしゅげんしゅう
	【本山修験宗】
	○⇒ほんざんは(本山派)
ぼんさんす
	【ボンサンス】
	【ボン・サンス】
	◇[フ]bon sens([英]good sence)、[羅]bona mens、[英]com-
	mon sense
	○良識・思慮分別。
	◎教養ある人の常識で、一般的な「常識」よりも普遍性があると
	される。
ほんざんは
	【本山派】
	○修験道(シュゲンドウ)二派の一派。
	 天台宗寺門派の増誉を派祖とし、本山は京都の聖護院(ショウゴ
	インハ)。
	 熊野を中心に修行する。
	 「本山修験宗」,「聖護院派」とも呼ぶ。
	 参照⇒しょうごいん(聖護院)(2),とうざんは(当山派)
ほんし
	【本四】
	○[古][俗]本州四国連絡橋公団の略称。
	 ⇒ほんしゅうしこくれんらくきょうこうだん(本州四国連絡
	橋公団)
★ぼんし
	【梵志】
	○[宗]バラモン教の修行者。
ぼんじ
	【梵字】
	○[言]梵天が作ったとされる古代インド文字。12の母音と、35
	の子音とから成る。
	 梵語(ボンゴ)を表記するのに用いられ、経文(キョウモン)や卒塔婆
	(ソトバ)などにも使われる。
	 参照⇒でーばなーがりーもじ(デーバナーガリー文字)
ほんしこうそく《ほんしかうそく》
	【本四高速】
	○[俗]本州四国連絡高速道路会社の略称。
	 ⇒ほんしゅうしこくれんらくこうそくどうろがいしゃ(本州
	四国連絡高速道路会社)
ほんしこうだん
	【本四公団】
	○[古][俗]本州四国連絡橋公団の略称。
	 ⇒ほんしゅうしこくれんらくきょうこうだん(本州四国連絡
	橋公団)
ほんじすいじゃくせつ《ほんぢすいじやくせつ》
	【本地垂迹説】
	○[仏]本地である仏・菩薩が衆生(シュジョウ)を救うため、仮の姿
	である日本の神となって現われたという神仏習合説。
	 この説によって神社などでは宮曼陀羅(ミヤマンダラ)が描かれて
	いる。
	 平安時代以前に発生し、鎌倉時代に整備され、明治時代初期
	の神仏分離により衰えた。
	 参照⇒りょうぶしんとう(両部神道),さんじゅうばんじん(三
	十番神)
	◎鎌倉時代には、逆に神を本地とする反本地垂迹説も現れた。
ほんじま
	【本島】
	◇[日]Hon Jima/Honjima
	○[地]瀬戸内海の備讃(ビサン)諸島の中の塩飽(シワク)七島の一島。
	香川県丸亀市(マルガメシ)に属する。
	 笠島地区は三方が山に囲まれて、かつて塩飽水軍の本拠地で
	あり、塩飽勤番所が残っている。
	 参照⇒しわくしょとう(塩飽諸島)
	〈面積〉
	 6.74平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)768人。
	◎2002. 8.20(平成14)山林火災が発生し、4日目には焼失面積
	約160ヘクタール(24%)に達する。
ほんしめじ《ほんしめぢ》
	【ホンシメジ】
	【本占地】
	○[植]⇒しめじ(シメジ,占地,湿地)(2)
ほんしゃん
	【ホンシャン】
	【恒山】
	◇[中]Heng Shan/Hengshan
	○[地]⇒こうざん(恒山)
★ほんしゅう《ほんしう》
	【本州】
	◇[日]Honshu
	○[地]日本列島最大の島、四大島の中の一島。
	〈面積〉
	 1961(昭和36)227,414平方キロメートル。
	◎一般に東北・関東・中部・近畿・中国の5地方に区分される。
★ほんしゅうしこくれんらくきょう《ほんしうしこくれんらくけう》
	【本州四国連絡橋】
	○[交]本州と四国を結ぶ三つの連絡橋の総称。
	 「本四(ホンシ)連絡橋」とも呼ぶ。
	 参照⇒ほんしゅうしこくれんらくきょうこうだん(本州四国
	連絡橋公団)
	◎瀬戸大橋:児島〜坂出ルート。
	 明石海峡大橋:神戸〜鳴門ルート。
	 来島海峡大橋:尾道〜今治ルート。
★ほんしゅうしこくれんらくきょうこうだん
	《ほんしうしこくれんらくけうこうだん》
	【本州四国連絡橋公団】
	◇[英]Honshu-Shikoku Bridge Authority
	○[歴]国土交通省所管の特殊法人。
	 略称は「ほんし(本四)」,「本四公団」。
	 参照⇒ほんしゅうしこくれんらくきょう(本州四国連絡橋)
	◎1970. 5.20(昭和45)本州四国連絡橋公団設置法、施行。
	 1970. 7. 1(昭和45)発足。
	 1978.10.10(昭和53)児島〜坂出ルート、建設に着工。
	 1979. 5.12(昭和54)尾道〜今治ルート、大三島橋(全長328メ
	ートル)の開通。
	 1988(昭和63)児島〜坂出ルート、瀬戸大橋の完成・開通。
	 2003. 4.15(平成15)本州四国連絡橋公団の債務1兆3,400億円
	を切り離す特別措置法、参議院本会議で可決・成立。
	 2005.10. 1(平成17)民営化で本州四国連絡高速道路会社(本
	四高速)となる。
★ほんしゅうしこくれんらくこうそくどうろがいしゃ
	《ほんしうしこくれんらくかうそくだうろぐわいしや》
	【本州四国連絡高速道路会社】
	○[経]
	 略称は「本四高速」,「JB(ジャパン・ブリッジ)」。
	◎2005.10. 1(平成17)本州四国連絡橋公団が民営化され、本州
	四国連絡高速道路会社となる。
ぼんじゅく
	【ボンジュク】
	◇[トルコ語]boncuk
	○(トルコ語で)ビーズ([英]beads)。
	 ⇒びーず(ビーズ)
ぼんじゅさん
	【梵珠山】
	◇[日]Bonju San
	○[地]青森県中西部、南津軽郡(ミナミツガルグン)浪岡町(ナミオカマチ)と
	五所川原市(ゴショガワラシ)の境にある山。標高468メートル。
ぽんじゅーす
	【ポンジュース】
	【POMジュース】
	○[食]株式会社えひめ飲料(愛媛県松山市)製の愛媛みかんジュ
	ース。
ほんじゅらす
	【ホンジュラス】
	◇Honduras
	○中央アメリカの共和国。
	 首都はテグシガルパ(Tegucigalpa)。
	 通貨単位はレンピラ(lempira)。
	 国花は赤バラ。
	〈面積〉
	 11万2,000平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1976(昭和51)314万人。
	 1984(昭和59)423万人。
	 1988(昭和63)480万人。
	◎県:[西]Departamento de(del) *、[英]* Department。
ぼんじゅーる
	【ボンジュール】
	◇[フ]bonjour
	○(フランス語で)おはよう。こんにちは。
	 朝から夕方までの挨拶(アイサツ)。
	◎夕方から夜にかけては「ボンソワール(bonsoir)」。
ほんじょ
	【本所】
	◇[日]Honjo
	○(1)東京都墨田区南西部の一地区。もと東京市三五区の一つ。
	◎江戸時代には岡場所(オカバショ)の一つで、ここの私娼は川に舟
	を浮かべて客を呼ぶことから河童(カッパ)と呼ばれていた。
	 参照⇒おかばしょ(岡場所)
	○(2)[歴]⇒ほんじょく(本所区)
	○(3)[古][交]錦糸町駅の旧称。
	 ⇒きんしちょうえき(錦糸町駅)
ぽんじょ《ぼんぢよ》
	【ポンジョ】
	【ぽんじょ】
	【ポン女】
	【ぽん女】
	○[俗]日本女子大学の学生。
	 参照⇒にほんじょしだいがく(日本女子大学)
ほんじょう《ほんじやう》
	【本生】
	○[仏]⇒ぜんせ(前世)
ほんじょう《ほんじやう》
	【本庄】
	◇[日]Honjo
	○(1)⇒ほんじょうし(本庄市)
	○(2)[交]⇒ほんじょうえき(本庄駅)
ほんじょう《ほんじやう》
	【本城】
	○(1)領主が本拠とする根城(ネジロ)。
	◎出城(デジロ)・支城(シジョウ)に対する言葉。
	○(2)⇒ほんまる(本丸)
★ぼんしょう
	【梵鐘】
	○
	 「洪鐘(オオガネ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちのま(乳の間),こまのつめ(駒の爪)(3)
	◎鎌倉の三大名鐘:⇒かまくらのさんだいめいしょう(鎌倉の
	三大名鐘)
ほんじょうえき《ほんじやうえき》
	【本庄駅】
	○[交]埼玉県本庄市にある、JR高崎線の駅。
	 岡部駅(岡部町)と神保原(ジンボハラ)駅(上里町)の間。
	◎JR上越新幹線には本庄早稲田駅がある。
ほんじょうがわ《ほんじやうがは》
	【本荘川】
	◇[日]Honjo Gawa
	○[古]子吉川(コヨシガワ)の旧称。
	 ⇒こよしがわ(子吉川)
ほんしょうきょう《ほんしやうきやう》
	【本生経】
	○[仏]⇒じゃーたか(ジャータカ)
ほんじょうきょう《ほんじやうきやう》
	【本生経】
	○[仏]⇒じゃーたか(ジャータカ)
ぼんじょうざん《ぼんじやうざん》
	【梵浄山】
	◇[中]Fanjing Shan/Fanjingshan
	○[地]中国南西部、貴州省(Guizhou Sheng)(キシュウショウ)北東部に
	ある武陵山脈(Wuling Shanmai)の主峰。標高2,494メートル。
	◎標高2,572メートルとも。
ほんじょうし《ほんじやうし》
	【本庄市】
	◇[日]Honjo Shi
	○埼玉県北部の市。
	 利根川中流の南岸(右岸)に位置する。
	◎鎌倉時代、若泉荘の中心地。
	 江戸時代、中山道最大の宿場町(深谷と新町の間)。
	 明治時代以降、生糸・絹織物の生産地。
	 1954(昭和29)市制施行。
	◎秋田県には由利本荘市(ユリホンジョウシ)がある。
ほんじょうし《ほんじやうし》
	【本荘市】
	◇[日]Honjo Shi
	○[古]秋田県南西部の市。
	◎2005. 3.22(平成17)由利郡(ユリグン)の矢島町(ヤシママチ)・岩城町
	(イワキマチ)・由利町(ユリマチ)・西目町(ニシメマチ)・鳥海町(チョウカイマチ)・
	東由利町(ヒガシユリマチ)・大内町(オオウチマチ)と合併して由利本庄市を
	発足。
ほんじょうじ《ほんじやうじ》
	【本成寺】
	○新潟県三条市にある法華宗陣門流の総本山。山号は長久山。
	 本門三大秘密根本道場で、勅願寺。
	◎1297(永仁 5)日朗の高弟日印が青蓮華寺を創建。
	 1313(正和 2)日朗を開山として本成寺と改称。
	 1876(明治 9)日蓮宗本成派を称する。
	 1898(明治31)法華宗を公称。
ほんじょうわせだえき《ほんじやうわせだえき》
	【本庄早稲田駅】
	○[交]埼玉県本庄市にある、JR上越新幹線の駅。
	 熊谷(クマガヤ)駅(熊谷市)と高崎(タカサキ)駅(群馬県)の間。
	 本庄市南部に早稲田大学本庄キャンパスがある。
	◎2004. 3.13(平成16)開業。
	◎JR高崎線には本庄駅がある。
ほんじょえき
	【本所駅】
	○[古][交]錦糸町駅の旧称。
	 ⇒きんしちょうえき(錦糸町駅)
ほんじょく
	【本所区】
	◇[日]Honjo Ku
	○[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。現在の墨田区内。
	 参照⇒すみだく(墨田区),とうきょうしさんじゅうごく(東京
	市三五区,東京市三十五区)
	◎1907.10. 1(明治40)号「滑稽界」の「東京区民代表者」によれば
	「力士」。
	 本所松坂公園は吉良邸跡の一部であり、石碑が建てられてい
	る。
	 参照⇒ほんじょつきじぶぎょう(本所築地奉行)
ほんしょしごせん
	【本初子午線】
	◇[英]prime meridian
	○[天]イギリスの旧グリニジ天文台エアリー子午環を通過する
	子午線。
	 「グリニジ子午線」,「グリニッジ子午線」,「グリニッチ子午線」
	とも呼ぶ。
	◎1884(明治17)ワシントンの国際会議で、これを零度として地
	球上の経度測定の基準とすることを決定。
ほんじょつきじぶぎょう《ほんじよつきぢぶぎやう》
	【本所築地奉行】
	○[歴]江戸前期、本所・築地を管轄した町奉行。
	 1657(明暦 3)明暦(メイレキ)の大火後、万治(マンジ)年間(1658〜
	1661)に設置。
	 1719(享保 4)廃止され、本所地区は江戸町奉行の管轄となる。
	◎赤穂義士の討入りの1702(元禄15.12.14)、本所は江戸ではな
	かった。
ぼんじょるの
	【ボンジョルノ】
	◇[伊]buon giorno
	○(イタリア語で)こんにちは。ようこそ。
	◎"giorno"は「日・昼間」の意味。
ほんしれんらくきょう《ほんしれんらくけう》
	【本四連絡橋】
	○[交]⇒ほんしゅうしこくれんらくきょう(本州四国連絡橋)
ほんじろ
	【本代】
	○[農]⇒うえしろかき(植代掻き)
ぽんす
	【ポンス】
	◇[蘭]pons
	○(1)[食]⇒[2]ぽんち(ポンチ)
	○(2)[食]⇒ぽんず(ポン酢)
ぽんず
	【ポン酢】
	○[食]ダイダイ(橙)・スダチ(酸橘)などを絞(シボ)った汁。
	◎オランダ語の「ポンス(pons)」の転訛。
ほーんすびー
	【ホーンスビー】
	◇Hornsby
	○オーストラリア、ニューサウスウェールズ州(New South 
	Wales State)の州都シドニー(Sydney)北郊の地区。
	 南緯33.70°、東経151.10°の地。
ぽんすれ
	【ポンスレ】
	◇Jean Victor Poncelet
	○[人]フランスの数学者(1788〜1867)。
	 1810(文化 7)エコール・ポリテクニーク(Ecole Polytech-
	nique)(理工科学校)を卒業。
	 1812(文化 9)工兵将校(military engineer)としてナポレオ
	ンのロシア遠征に従軍し、捕虜となって収容所に収容中に射影
	幾何学(projective geometry)を研究。
	 1814(文化11)帰国後、論文を発表。
★ほんぞうこうもく《ほんざうかうもく》
	【本草綱目】
	◇[中]Bencao Gangmu
	○[薬]中国の代表的な本草書、52巻。
	 明の李時珍(Li Shizhen)(リ・ジチン)の著。
	 漢薬に釈名・集解・弁疑・気味・主治・修治・発明・正誤・
	附方を設けて説明。
	◎本草綱目啓蒙(ケイモウ)
	◎林羅山によって徳川家康に献上されて以来、日本でも版行。
ほんぞこ
	【本底】
	◇[英]outsole
	○[服]⇒あうとそーる(アウトソール)
ぼんそわーる
	【ボンソワール】
	◇[フ]bonsoir
	○(フランス語で)こんばんは。
	 夕方から夜にかけての挨拶(アイサツ)。
	 参照⇒そわれ(ソワレ)
	◎朝から夕方までは「ボンジュール(bonjour)」。
	 おやすみなさい:ボンニュイ(bonne nuit)。
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