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百 科 辞 書 《ほさ》 編集:獨 澄旻
-------- ほさ --------------------------------------------------
ぼーざいと
【ボーザイト】
◇[英]bauxite
○[鉱]⇒ぼーきさいと(ボーキサイト)
ぼさそ
【ボサソ】
◇Boosaaso
○ソマリア北東部、バリ州(gobolka Bari)北西部にある州都。
アデン湾([英]Gulf of Aden)に面する。
旧称は「ベンデル・カシム(Bender Qaasim)」。
ぼさち
【菩薩】
○[仏]⇒ぼさつ(菩薩)
★ぼさつ
【菩薩】
◇[梵]bodhisattva(ボーディサットバ)
○[仏]
「ぼさち(菩薩)」,「医王(イオウ)」,「医王如来」とも呼ぶ。
◎四大(シダイ)菩薩
◎「菩提薩(「土」偏+「垂」:補助2384)(ボダイサッタ)」と音写し、「大
覚有情」と意訳する。
ぼさつざ
【菩薩坐】
○[仏]⇒はんかふざ(半跏趺坐)
★ぼさつびく
【菩薩比丘】
○[仏]出家した菩薩。菩薩には在家(ザイケ)の菩薩もいる。
ぽざーて
【ポザーテ】
◇[伊]posate
○(イタリア語で、食卓の)銀食器類・ナイフやフークの刃物類。
⇒はもの(刃物)
ぽさどにっく
【ポサドニック】
◇Posadnik
○[歴]江戸幕末に対馬に滞泊したロシアの軍艦。
参照⇒つしまじけん(対馬事件)
ほさな
【ホサナ】
◇[ヘブライ語]hosanna(救い給え)
○(1)[歴]イエス・キリストがエルサレムに入った際、歓喜し
た民衆が挙(ア)げた叫(サケ)び。
「ホザンナ」とも呼ぶ。
参照⇒しゅろのしゅじつ(シュロの主日,棕櫚の主日)
○(2)[宗]神を讃(タタ)える言葉。神を賛美する叫び。
「ホザンナ」とも呼ぶ。
ぼさのば
【ボサノバ】
◇[葡]bossa nova(新しい傾向)
○[楽]モダン・ジャズを取り入れたサンバ。ゆったりしたリズ
ムの軽音楽。
◎1950年代にブラジルで始まり、1962(昭和37)世界中に流行。
ぼさびさん
【ボサビ山】
◇[英]Mount Bosavi
○[地]ニューギニア島(パプア島)中東部、パプアニューギニア
中央部にある火山。標高2,469メートル。
★ぼざーるようしき《ぼざーるやうしき》
【ボザール様式】
◇[英]Beaux-Arts style
○[建]19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで流行した建
築様式。
様々な古典様式を自由に取り入れた折衷的な様式。
ニューヨーク中央駅(Grand Central Terminal)・サンフラン
シスコ市庁舎(San Francisco City Hall)・ボストン美術館(Mu-
seum of Fine Arts, Boston)など。
参照⇒えこーるでぼざーる(エコール・デ・ボザール)
ほざんな
【ホザンナ】
◇[ヘブライ語]hosanna(救い給え)
○⇒ほさな(ホサナ)
★ほし
【星】
○(1)[天]夜空に小さく光って見える天体。学問的には見えな
い星も含み、狭義には太陽・地球・月以外の天体。
◎英語で「スター(star)」。
ドイツ語で「シュテルン(Stern)」。
イタリア語で「ステラ(stella)」。
◎星はすばる(昴)ひこぼし(彦星)ゆふづつ(夕星)。
○(2)兜(カブト)の鉢板を矧(ハ)ぎ合わせるために打ちつけた鋲
(ビョウ)の頭。
参照⇒いかぼし(厳星),いらぼし(苛星)
○(3)[運]相撲などで、勝敗を表す丸じるし。
◎白星:勝ち。
黒星:負け。
金星:横綱を負かした勝ち。
○()
○()
○()打ち上げ花火の中に詰める小さい火薬玉。
花火の球が上空で破裂したとき、この火薬玉に火が点いて四
散し、天体の星のように見えるもの。
参照⇒すたーまいん(スターマイン)
○()めあて(目当て)・ねらい(狙い)・めぼし(目星)。
○()[俗](転じて)犯罪容疑者を指す警察の隠語。犯人であると
は限らない。
犯人の確率の高い場合は「ホンボシ(本星)」と呼び、犯人と断
定された場合は「真犯人(シンハンニン)」と呼ぶ。
参照⇒ずき(ずき,付き)
ぼし
【拇指】
【母指】
◇[英]thumb
○[医]人間の手の第一指。
「親指(オヤユビ)」とも呼ぶ。
ぽじ
【ポジ】
◇[英]positive
○(1)[形][写]ボジティブの和略語。
⇒ぽじてぃぶ(ポジティブ)(7)
○(2)[写]陽画(positive picture)。
⇔ねが(ネガ)
◎ポジフィルム
ぽしぇっと
【ポシェット】
◇[フ]pochette
○(1)婦人用の袋状の小さいハンドバッグ。
参照⇒[2]ぽーち(ポーチ),れちきゅーる(レチキュール)
○(2)特に、長い吊り紐がついた肩などにさげるもの。
◎「小さなポケット(poche)」の意味。
★ほじぇんぞく
【ホジェン族】
【赫哲族】
◇[中]Hezhe Zu/Hezhezu
○中国の少数民族。黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュウコウショ
ウ)に居住。
ほじぇんと
【ホジェント】
◇Khujand
○⇒ほじゃんど(ホジャンド)
ほしがき
【干柿】
【乾柿】
○[食]渋柿の果実の皮をむき、陰干しにして甘くしたもの。
「ころがき(転柿,枯露柿)」,「しろがき(白柿)」とも呼ぶ。
ほしかげのこみち
【星影の小径】
○[楽]矢野透作詞、利根一郎作曲の歌謡曲。
歌は小畑実(オバタ・ミノル)。
◎1950. 4.(昭和25)発売。
ほしかげのわるつ
【星影のワルツ】
○[楽]白鳥園枝作詞、遠藤実作曲の歌謡曲。
歌は千昌夫(セン・マサオ)。
◎1968(昭和43)ヒット。
ほしがた
【星形】
【星型】
◇[英]asterisk
○[印]⇒あすたりすく(アスタリスク)
ほしがらす
【ホシガラス】
【星烏】
◇[学]Nucifraga caryocatactes
○[鳥]スズメ目(Passeriformes)カラス科(Corvidae)ホシガラ
ス属(Nucifraga)の鳥。
全長約35センチメートルで、ハト(鳩)くらいの大きさ。
全身暗褐色で、背・胸・腹に小白斑が星のように散在してい
る。
日本各地の高山の針葉樹林に棲み、種子や昆虫などを食す。
「タケガラス(岳鴉,岳烏)」とも呼ぶ。
◎夏の季語。
★[1]ほじきん
【ホジキン】
◇Thomas Hodgkin
○[人]イギリスの医師(1798. 8.17〜1866. 4. 5)。
1832(天保 3)初めてホジキン病(Hodgkin's Disease)を報告。
★[2]ほじきん
【ホジキン】
◇Dorothy Mary Crowfoot Hodgkin
○[人]イギリスの女性化学者(1910〜1994)。
1964(昭和39)ノーベル化学賞を受賞。
★[3]ほじきん
【ホジキン】
◇Alan Lloyd Hodgkin
○[人]イギリスの神経生理学者(1914. 2. 5〜1998.12.20)。
1963(昭和38)ノーベル生理医学賞を受賞。
★ほじきんびょう《ほじきんびやう》
【ホジキン病】
◇[英]Hodgkin's Disease
○[病]悪性リンパ腫の一種。
治療は放射線照射や、抗生物質アクチノマイシン(actino-
mycin)など制癌剤の投与。
◎1832(天保 3)イギリスの医師ホジキン(T.Hodgkin)が初めて
報告。
ほしざめ
【ホシザメ】
【星鮫】
◇[学]Mustelus manazo
○[魚]ネズミザメ目(Lamniformes)ドチザメ科(Triakidae)の海
産の軟骨魚。全長約1.5メートルの小形のサメ。
体色はネズミ色で、側面と背面に小白点が散在する。
胎生で、1度に5〜15匹生む。
日本近海からアフリカにかけて生息する。
刺身・惣菜用や上等のかまぼこ材料となる重要水産魚。
「ホシブカ(星鱶)」,「カノコザメ(鹿子鮫)」とも呼ぶ。
◎小型のホシザメを開いて干したものは「ノウサバ」と呼ぶ。
ほしじるし
【星印】
◇[英]asterisk
○[印]⇒あすたりすく(アスタリスク)
ぽじちぶ
【ポジチブ】
◇[英]positive
○[形]⇒ぽじてぃぶ(ポジティブ)
ほしづかけいあいえん《ほしづかけいあいゑん》
【星塚敬愛園】
○[医]鹿児島県鹿屋市(カノヤシ)星塚町(ホシヅカチョウ)にある、国立ハ
ンセン病療養所。
参照⇒らいよぼうほう(癩予防法,らい予防法),たまぜんせい
えん(多磨全生園),ながしまあいせいえん(長島愛生園)
ほしづき
【星月】
○馬の毛色の一つ。額の上に白い小点のあるもの。
「星額(ホシビタイ)」,「月額(ツキビタイ)」,「月白(ツキジロ)」,「白額(シロビ
タイ)」とも呼ぶ。
ほしづきのうま
【星月の馬】
○額の上に白い小点のある馬。
ぽじてぃぶ
【ポジティブ】
◇[英]positive
○(1)[形]肯定的な。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(1)
○(2)[形]積極的な。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(2)
○(3)[形]確実な。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
○(4)[形][電]陽極の、陽の、正の。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(4)
○(5)[形][数]正の、プラスの。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(5)
○(6)[形][医]陽性の。
「ポジチブ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(6)
○(7)[形][写](明暗や色彩が反転していない)陽画の。
「ポジチブ」とも、和略語で「ポジ」とも呼ぶ。
⇔ねがてぃぶ(ネガティブ)(7)
ぽじてぃぶりすと
【ポジティブリスト】
◇[英]positive list
○[経]輸入制限国が自由化を許可した貿易品目や業種の一覧表。
⇔ねがてぃぶりすと(ネガティブリスト)
★ぽしどにあ
【ポシドニア】
◇[学]Sagittaria trifolia
○[植]オモダカ目(Alismatales)ポシドニア科(Posidoniaceae)
ポシドニア属(Posidonia)の多年草(水草)。オーストラリア原
産。
ぽじとろん
【ポジトロン】
◇positron
○[電]⇒ようでんし(陽電子)
ぽじとろんえみっしょんともぐらふぃー
【ポジトロン・エミッション・トモグラフィー】
◇[英]Positron Emission Tomography
○[医]⇒[2]ぺっと(PET)
ほしにねがいを
【星に願いを】
◇[英]When You Wish upon a Star
○[楽]ディズニーの長編アニメーション『ピノキオ(Pinocchio)』
の挿入歌。
ネッド・ワシントン(Ned Washington)作詞、リー・ハーライ
ン(Leigh Harline)作曲。
ほしのおうじさま《ほしのわうじさま》
【星の王子さま】
◇[フ]Le Petit Prince
○[文]サン・テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の童話。
星から来た小さな王子と主人公との対話を、精神の純粋さと
高貴さで詩的な文章に謳(ウタ)いあげた作品。
自身で挿し絵も手掛けている。
参照⇒さんてぐじゅぺり(サン・テグジュペリ)
◎1943(昭和18)刊行。
ほしのながれに
【星の流れに】
○[楽]清水みのる作詞、利根一郎作曲の歌謡曲。
歌は菊池章子(アキコ)。
◎1947(昭和22)発売。
ほしのふらめんこ
【星のフラメンコ】
○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌は西郷輝彦。
参照⇒ほしむすめ(星娘)
◎1967. 7.(昭和42)レコード発売。
ほしのゆめ
【ほしのゆめ】
○[農][食]銘柄米(ブランド米)の一品種。
北海道で栽培。
ほしのよ
【星の界】
○[楽]杉谷代水作詞、コンバース(Charles Converse)作曲の中
学唱歌。
原曲は賛美歌『いつくしみ深き(What a Friend we have in
Jesus)』で、原詩はジョセフ・スクライベン(Joseph Scriven)。
参照⇒いつくしみふかき(いつくしみ深き)
◎1910(明治43)発行の『教科統合中学唱歌/第二巻』に収録。
ほしびたい《ほしびたひ》
【星額】
○⇒ほしづき(星月)
ほしひょう《ほしへう》
【星標】
◇[英]asterisk
○⇒あすたりすく(アスタリスク)
ほしぶか
【ホシブカ】
【星鱶】
○[魚]⇒ほしざめ(ホシザメ,星鮫)
★ぼしふくしほう《ぼしふくしはふ》
【母子福祉法】
○[法]
◎1964. 7. 1(昭和39)公布。
ほしぶどう《ほしぶだう》
【干しブドウ】
【干し葡萄】
【干葡萄】
【乾し葡萄】
【乾葡萄】
◇[英]raisins
○[食]ブドウの実を乾燥させた食品。
「レーズン」とも呼ぶ。
参照⇒さるたなれーずん(サルタナ・レーズン),かれんつ(カ
レンツ)(1)
◎ドイツ語:ロジーネ(Rosine)。
フランス語:レザンセック(raisin sec)。
イタリア語:ウーバパッサ(uva passa)。
スペイン語:パサ(pasa)。
トルコ語:クルユズム(kuru uzum)。
◎ブドウは英語で「グレープ(grape)」。
ほしむすめ
【星娘】
○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌は西郷輝彦。
参照⇒ほしのふらめんこ(星のフラメンコ)
◎1965. 9.(昭和40)レコード発売。
ほしめぐりのうた
【星めぐりの歌】
○[楽]宮沢賢治作詞作曲の歌謡曲。
◎いろいろな星座を歌い込んでいる。
ほしもち
【干し餅】
【乾し餅】
○[食]冬季、切り餅をワラ(藁)にはさみ、軒下(ノキシタ)で乾燥さ
せた保存食品。
干し飯(イイ)に似て、軟らかくて崩(クズ)れやすく、甘味があ
る。
青ノリを入れたり、赤や黄色の食紅(ショクベニ)で色付けしたり
する。
そのまま食べるか、あぶって食べる。
ぽーしゃ
【ポーシャ】
◇Portia
○[劇]シェークスピア(Shakespeare)の喜劇『ベニスの商人
(The Merchant of Venice)』に登場する女性。
主人公であるベニスの商人アントニオ(Antonio)の親友バッ
サニオ(Bassanio)の恋人。
アントニオと高利貸しシャイロック(Shylock)との裁判で、
男装して裁判官となり、機転を働かして解決する。
参照⇒べにすのしょうにん(ベニスの商人)
ぼじゃけか
【ボジャカ県】
◇[西]Departamento de Boyaca、[英]Boyaca Department
○⇒ぼやかけか(ボヤカ県)
ほしゃしんし
【輔車唇歯】
◇[中]fuche
○[慣用句]⇒しんしほしゃ(唇歯輔車)
ぽじゃればつ
【ポジャレバツ】
◇Pozarevac
○セルビア共和国北西部の都市。
北緯44.63°、東経21.19°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)3万9,735人。
1991(平成 3)4万1,160人。
2002(平成14)4万1,876人。
◎新ユーゴスラビア大統領ミロシェビッチ(S.Milosevic)の生
誕地。
◎ロシア文字では"Пожаревац"。
ほじゃんど
【ホジャンド】
◇Khujand
○タジキスタン北西部、レニナバード州(Viloyati Leninabad)
北部にある州都。
「ホジェント」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)16万4,500人。
◎旧称は「レニナバード(Leninabad)」。
ほしゅ
【鋪首】
◇[中]pushou
○(1)[歴][建]建築の門上部に魔除(マヨ)けとして飾る、怪物の
頭部に象った彫像。獣面。
トラ(虎)・ミズチ(蛟)・カメ(亀)・ヘビ(蛇)などが用いられ、
主に金属の鋳物で造られる。
○(2)[建]怪物の頭部に象った、門扉(モンピ)のノッカー([英]
knocker)。
ぼーしゅ
【ボーシュ】
◇[英]Boche
○(1)[俗]ドイツ人に対する蔑称。
「ボッシェ」,「クラウト(Kraut,kraut)」とも呼ぶ。
○(2)[俗](第一次・第二次世界大戦中、特に)ドイツ兵に対す
る蔑称。
「ボッシェ」とも呼ぶ。
◎イタリア語:(男性形)クルッコ(crucco)/(女性系)クルッカ
(crucca)。
ぼーじゅ
【ボージュ】
◇Vosges
○(1)[地](Vosges montagnes)⇒ぼーじゅさんみゃく(ボージュ
山脈)
○(2)(Departement Vosges)⇒ぼーじゅけん(ボージュ県)
ぼーしゅう《ぼーしう》
【ボー州】
◇[フ]Canton de Vaud、[独]Kanton Waadt
○スイス西部の州。南東端をバレ州(Canton du Valais)に接し、
西部をフランスに隣接し、南部をレマン湖に面する。
州都はローザンヌ(Lausanne)。
〈面積〉
3,211.79平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)62万0,300人。
2001(平成13)62万6,200人。
2004(平成16)64万3,900人。
ぼーじゅけん
【ボージュ県】
◇[フ]Departement Vosges、[英]Vosges Prefecture。
○フランス北東部、ロレーヌ地域圏(Region Lorraine)南部の
県。北部をムルトエモーゼル県(Departement Meurthe-et-Mo-
selle)に接し、東部をアルザス地域圏(Region Alsace)に隣接。
県都はエピナール(Epinal)。
ぼーじゅさんち
【ボージュ山地】
◇[英]Vosges Mountain Range
○[地]⇒ぼーじゅさんみゃく(ボージュ山脈)
★ぼーじゅさんみゃく
【ボージュ山脈】
◇[フ]Vosges montagnes、[英]Vosges Mountains
○[地]フランス北東部、アルザス地方(Region Alsace)とロレ
ーヌ地方(Region Lorraine)の境を成す山地。
東側にはアルザス平原(Plaine d'Alsace)、西側にはロレー
ヌ台地(Plateau Lorrain)がある。
モーゼル川([フ]Riviere Moselle)が発源する。
「ヴォージュ山脈」,「ボージュ山地」とも呼ぶ。
◎グラン・バロン(Grand Ballon):標高1,424メートル。
(Hohneck):標高1,366メートル。
バロン・ダルザス(Ballon d'Alsace):標高1,245メートル。
★ほしゅしんとう《ほしゆしんたう》
【保守新党】
◇[英]New Conservative Party
○[歴][政]
略称は「NCP」。
◎1994. 6.(平成 6)結党。
2003.11.17(平成15)二階博幹事長、自由民主党との合併協議
書に署名。21日解党手続きを終え、正式合併。
★ぼじゅつせいへん
【戊戌政変】
◇[中]Wuxu Zhebian
○[歴]中国の清朝末期、1898(明治31)(戊戌の年)に保守派の西
太后らが、康有為(コウ・ユウイ)らの改革運動を弾圧した事件(クー
デター)。
「戊戌の政変」とも呼ぶ。
参照⇒へんぽうじきょう(変法自強)
ぼじゅつのせいへん
【戊戌の政変】
○[歴]⇒ぼじゅつせいへん(戊戌政変)
ぼじゅつへんぽう《ぼじゆつへんぱふ》
【戊戌変法】
◇[中]Wuxu Bianfa
○[歴]⇒へんぽうじきょう(変法自強)
ぼじゅぷーるちく
【ボジュプール地区】
◇[英]Bhojpur District
○ネパール東部、コシ地方(Koshi Zone)西部の地区。北部・北
東部をサンクワサバ地区(Sankhuwasabha District)、南東部を
ダンクタ地区(Dhankuta District)に接し、南部・西部をサガ
ルマーター地方(Sagarmatha Zone)に隣接。
ほしょー
【ホショー】
◇[モンゴル語]Hoshu/Hushuu/Khoshuu/Khoshun
○⇒き(旗)
★ほしょう《ほせう》
【歩哨】
○[軍]哨兵・番兵。
参照⇒ふどうのしせい(不動の姿勢),うでにつつ(腕に銃),さ
さげつつ(捧げ銃)
◎単哨(タンショウ):1名で任務にあたる歩哨。
複哨(フクショウ):2名で任務にあたる歩哨。
巡察(ジュンサツ):歩哨の立っている所を見廻ること。
上番(ジョウバン):歩哨の任務につくこと。
下番(カバン):歩哨の任務を終えること。
◎英語:セントリー(sentry)/センティネル(sentinel)。
ドイツ語:バッヘ(Wache)。
フランス語:センティネル(sentinelle)。
イタリア語:センティネッラ(sentinella)。
スペイン語:センティネラ(centinela)。
ほしょう《ほせう》
【堡礁】
◇[英]barrier reef
○[地]島や陸地の海岸線に平行して続いているサンゴ礁。
海岸との間は浅い潟になっている。
「バリアリーフ」,「バリアーリーフ」,「バリヤリーフ」,「バリヤ
ーリーフ」とも呼ぶ。
◎大堡礁:⇒ぐれーとばりありーふ(グレートバリアリーフ,グ
レート・バリア・リーフ)
ほじょう《ほぢやう》
【圃場】
○[農]農作物を栽培する田畑。
「農圃(ノウホ)」とも呼ぶ。
ほじょけんほう《ほじよけんはふ》
【補助犬法】
○[法][福]⇒しんたいしょうがいしゃほじょけんほう(身体障
害者補助犬法)
ほじょじく
【補助軸】
○短くなった鉛筆を挿して軸を延長させる文具。
鉛筆の締め具は金属性で、軸は金属製や木製などがある。
補助軸を使うと書いたり削ったりが、短くても容易になる。
鉛筆を挿す反対側に消しゴムが付いているものもある。
ぽじょに
【ポジョニ】
◇[ハンガリー語]Pozsony
○スロバキアの首都ブラチスラバのハンガリー語名。
⇒ぶらちすらば(ブラチスラバ)
ぼじょぬごろけん
【ボジョヌゴロ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Bojonegoro、[英]Bojonegoro
Regency
○⇒ぼじょねごろけん(ボジョネゴロ県)
ぼじょねごろけん
【ボジョネゴロ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Bojonegoro、[英]Bojonegoro
Regency
○インドネシア南部、ジャワティモール州(Propinsi Jawa
Timur)北西部の県。
「ボジョヌゴロ県」とも呼ぶ。
★ほじょよく
【補助翼】
◇[英]aileron(エイルロン)
○[空]飛行機に傾きを与える、または傾きを補正する舵(カジ)。
「エルロン」とも呼ぶ。
◎英語の「エイルロン」はフランス語の「エル(aile)(翼)」から。
フランス語:エルロン(aileron)。
ドイツ語:クアルダー(Querruder)。
ほじょりん
【補助輪】
○(1)[機]可動部の動きをスムーズにする小さい車。
原則、可動部の重量を支えていないもの。
○(2)[交]([英]training wheels)自転車に乗る訓練中に、後輪
の両脇に着ける小さい車輪。
倒れないようにするもので、うまく乗れるようになったら取
り外す。
ぼじょれー
【ボジョレー】
◇[フ]Beaujolais
○[食]フランス、ブルゴーニュ地方ボジョレー産の赤ワイン。
参照⇒ぼじょれーぬーぼー(ボジョレーヌーボー)
ぼじょれーぬーぼー
【ボジョレーヌーボー】
◇[フ]Beaujolais nouveau
○[食]ガメイ種(Gamay)ブドウのボジョレー産ワインの新酒。
毎年11月の第3木曜日に出荷解禁となる。
「ボージョレヌーボー」とも、単に「ヌーボー」とも呼ぶ。
ぼーじょれぬーぼー
【ボージョレヌーボー】
◇[フ]Beaujolais nouveau
○[食]⇒ぼじょれーぬーぼー(ボジョレーヌーボー)
ほじょろすいしんけっと
【補助推進ロケット】
◇[英]booster rocket
○[宇]⇒ぶーすたーろけっと(ブースター・ロケット)
ぽーしょん
【ポーション】
◇[英]portion
○(1)(切り離された)部分。
○(2)分け前・割り当て。
○(3)相続分。(妻の)持参金。
参照⇒じさんきん(持参金)
○(4)(食べ物の)一人前・一人分。
◎ポーション容器。
ほじると
【ホジルト】
◇Hujirt
○モンゴル共和国中央部、ウブルハンガイ県(Ovorkhangai Ai-
mag)北部にある温泉保養地。
ハラホリン(Kharakhorin)の南方。
◎2007(平成19)横綱朝昇龍が治療。
★ぼしんせんそう
【戊辰戦争】
○[歴]1868(慶応 4. 1.)鳥羽・伏見の戦いから1869(明治 2. 5.)
五稜郭の戦いまでの、倒幕派と佐幕派による戦争。
ほーす
【ホース】
◇[英]horse
○[哺]ウマ(馬)の英語名。
⇒うま(ウマ,馬)
[1]ぼす
【ボス】
◇[英]boss
○(1)親方・親分・顔役・上役。
○(2)実力者・支配者・首領。
○(3)(日本で)ヤクザなどの親分・首領。
[2]ぼす
【ボス】
◇[英]boss
○(1)(平らな面につけた)装飾的な突起。装飾的なイボ(疣)状
の鋲(ビョウ)。
○(2)盾(タテ)の中心にある飾り鋲。
○(3)[建]ゴシック建築の天井で、柱と柱に架け渡したアーチ
状のリブ(rib)が幾つか交差する部分につけた浮き出し飾り。
○(4)[生](動植物の)隆起物。イボ状突起(トッキ)。
[3]ぼす
【ボス】
◇[蘭]bos/bosch
○(オランダ語で)森林。
参照⇒ふぉれすと(フォレスト)(1)
◎ハウステンボス(Huis Ten Bosch):森の家。
[3]ぼす
【ボス】
◇Hieronymus Bosch
○[人]オランダ、フランドル派の画家(1450ころ〜1516)。本名
は"Jeroen van Aken"。
妖怪や地獄、人間の欠陥などを風刺した、怪奇・幻想的な作
品が多い。
作品は『愚者の船』・『快楽の園』・『聖アントニウスの誘
惑』など。
ドイツ語読みで「ボッシュ」とも呼ぶ。
[4]ぼす
【ボス】
◇[登録商標]BOSS
○[食]サントリーの缶コーヒーのブランド名。
[1]ぼーす
【ボース】
◇Rash Bihari Bose
○[人]インド独立運動の指導者(1886〜1944)。
インド総督暗殺計画が失敗して官憲に追われ、1915(大正 4)
日本に亡命。
新宿中村屋の主人である相馬夫妻にかくまわれ、夫妻の娘と
結婚。
日本軍と関係を深めてインド解放の達成をもくろむ。第二次
大戦中、インド独立連盟の総裁として日本に協力し、インド国
民軍の創設にも関与。
◎(Rash Behari Bose)(1875〜1945)?
★[2]ぼーす
【ボース】
◇Sarato Chandra Bose(チャンドラ・ボース)
○[人]インドの政治家・弁護士(1889〜1950)。
民族独立運動に参加。
1946(昭和21)労働・鉱業・動力相。
1947(昭和22)国民会議派から脱党し、社会共和党を樹立して
党首となる。
[3]ぼーす
【ボース】
◇Satyendra Nath Bose
○[人]インドの物理学者(1894〜1974)。
1924(大正13)光子の統計的性質(ボース統計)を発見し、アイ
ンシュタインに論文を送付。アインシュタインが光子から気体
分子にまで拡張する端緒を与えた。
参照⇒ぼーすとうけい(ボース統計),ぼーすりゅうし(ボース
粒子)
[4]ぼーす
【ボース】
◇Netaji Subhas Chandra Bose(ネタジ・スバシュ・チャンド
ラ・ボース)
○[人]インド反英独立運動の指導者・革命家(1897〜1945)。
オリッサ州の弁護士の家に生れる。
カルカッタ大学・ケンブリッジ大学で学び公務員となる。
ガンジーが対英独立運動に立ち上がると、1921(大正10)辞職
し国民会議派に入り急進派(左派)として活躍し、カルカッタ市
長・1938〜1939(昭和13〜昭和14)同派議長などを歴任。1939
(昭和14)ガンジーと対立し同派の主流派から除名を受け、ベン
ガル州で前衛ブロック党を組織。
第二次世界大戦勃発の後、1940(昭和15)投獄されるが、1941.
1.(昭和16)脱獄してインドを出国してアフガニスタンに逃れ、
ソ連を通過してナチス・ドイツに渡り、ヒトラーと会談しイン
ド独立のためドイツの対英戦争を支持。ドイツがアフリカ戦線
で得たインド兵捕虜を組織してインド独立軍をつくる。
1943(昭和18)初め、ドイツ潜水艦の乗り、マダガスカルで日
本の潜水艦に乗り換えてマレーに入り、1943. 7.(昭和18)シン
ガポールでインド自由軍を組織し、1943.10.21(昭和18)日本の
支援で発足した自由インド仮政府(アザド・ヒンド)の首班に就
任(10.23日本政府、仮政府を承認)。1943.10.25(昭和18)仮政
府は英米に対し宣戦を布告。1943.11. 5(昭和18)東京の大東亜
会議にオブザーバーとして参加。
1944(昭和19)日本軍のインパール作戦に従軍。
日本軍の敗戦直後、日本経由でソ連に潜入するためサイゴン
を飛び立ち、台湾の台北飛行場で飛行機事故死。
◎脱獄後にアフガニスタンのカブールに滞在中、イギリス対外
情報機関の特殊作戦委員会(SOE)が中東経由でドイツ訪問を
計画していることを知り、1941. 3.(昭和16)イスタンブールと
カイロに駐在する工作員に追跡と殺害を指示していた。
自由インド仮政府は1943.10.21(昭和18)ボースにより樹立し、
同年10.23日本政府承認の形式で発足。
◎「スバス・チャンドラ・ボース」とも呼ぶ。
◎インド民衆は、ボースの死亡を認めなかった。
◎東京都杉並区和田3丁目の蓮光寺に遺骨が安置されていて、
1975(昭和50)銅像が建立されている。
ぼーすあいんしゅたいんとうけい
【ボース・アインシュタイン統計】
○[理]⇒ぼーすとうけい(ボース統計)
★ぼすう
【母数】
◇[英]parameter
○(1)[統計学]母集団の特性を表す定数。母集団特性値。
「パラメータ」,「パラメーター」とも呼ぶ。
○(2)[数]媒介変数(バイカイヘンスウ)。
⇒ばいかいへんすう(媒介変数)
○(3)[経](歩合算で)元金の別称。
ぼずうぇる
【ボズウェル】
◇James Boswell
○[人]スコットランドの伝記作家・弁護士(1740〜1795)。
ぼずうぇるず
【ボズウェルズ】
◇Boswells
○イギリス北部、スコットランド南東部ボーダーズ州(Borders
Region)の州都。
ほすうけい
【歩数計】
◇[英]pedometer
○[運]腰に付けて、歩行の際の振動により歩いた歩数を自動的
に数える器具。
一日一万歩歩くことが健康に良いとして「万歩計」とも、また
「歩度計」,「測歩器」,「ペドメーター」とも呼ぶ。
参照⇒おどめーたー(オドメーター)
ぼすえるきゅー
【POSSLQ】
◇[英]person of the opposite sex sharing living quarters
○(アメリカで)同棲者・内縁の夫または妻。
◎1980年代にアメリカ国勢調査局(United States Census Bu-
reau)が使用。
「ポスエルキュー(posselcue)」と発音する。
ほすげん
【ホスゲン】
◇[独]Phosgen、[英]phosgene、ギリシア語の「光(phos)」と「つ
くられる(gignesthai)」から。
○[化]塩化カルボニル(carbonyl chloride)の別称。分子式は
COCl2。
無色の重い有毒気体で、純粋なものは無臭であるが、毒ガス
としては乾草のような臭(ニオ)いをもつ。
一酸化炭素と塩素とが日光により直接化合して生ずる。クロ
ロホルムや四塩化炭素が燃えるときにも生ずる。工業的には一
酸化炭素と塩素を活性炭などの触媒存在下に加熱してつくる。
融点−128℃、沸点8℃。液化しやすく、水に溶けにくい。
水に溶解すると分解され、塩酸と二酸化炭素になる。
ポリウレタン・農薬などの有機合成の原料に使用される。
「フォスゲン」とも呼ぶ。
◎窒息性・催涙性があり、第一次世界大戦でドイツが毒ガスと
して製造・使用した。
吸入すると呼吸困難になり、肺水腫(ハイスイシュ)で死亡すること
もある。
◎2008. 5.14(平成20)石原産業、2005. 2.〜2006.10.(平成17
〜平成18)四日市工場で届け出せずに約170トン製造したことを
公表。
ぽすこ
【ポスコ】
【POSCO】
◇[英]POSCO Co.Ltd.
○[経]韓国最大の製鉄会社。
旧称は「浦項総合製鉄(Pohang Iron and Steel Co.,Ltd.)」。
ほすちあ
【ホスチア】
◇[羅]hostia、[英]sacramental wafer
○[宗]⇒おすちや(オスチヤ)
ほーすちぇすとなっと
【ホースチェストナット】
◇[英]horse chestnut
○[植]マロニエ([フ]marronnier)の別称。
⇒まろにえ(マロニエ)
[1]ぽすと
【ポスト】
◇[英]post
○(1)[通](投函用の)郵便箱。郵便差し出し箱。
「郵便ポスト」とも呼ぶ。
◎日本では赤いポストだが、世界的には黄色や黒などもある。
日本も明治時代の開設当時は木製で黒かった。
○(2)[通]郵便受け。
◎(1),(2)とも「メールボックス([米]mailbox)」、「ポストボッ
クス([英]postbox)」。
◎アメリカの過疎地では道路端にメールボックスを設置し、手
紙や新聞などが配達されると赤い旗を立て、住民が受け取ると
旗を倒す。また、手紙を送るときもその箱に入れて旗を立てて
おけば、通りがかった郵便配達人が受け取って旗を倒してくれ
る。
[2]ぽすと
【ポスト】
◇[英]post
○(地面から立っている)柱・杭(クイ)。標柱。
[3]ぽすと
【ポスト】
◇[英]post
○(1)地位・役職・勤め口。
○(2)部署・持ち場。
○(3)[軍]駐屯地(チュウトンチ)。
[4]ぽすと
【ポスト】
◇[英]post-
○[接頭辞]「後・次」を表す語形成要素。
⇔[1]ぷれ(プレ),あんて(アンテ)
ぽすといっと
【ポストイット】
◇[登録商標]Post-it
○アメリカの3M社製の貼(ハ)ってきれいに剥(ハ)がせるメモ
(付箋)。
繰り返し使用することもできる。
参照⇒ふせん(付箋,附箋)
ぼーすとうけい
【ボース統計】
◇[英]Bose statistics
○[理]ボース粒子の集団を扱う統計。
光子・パイ中間子などはボース粒子(boson)と呼ばれ、パウ
リの原理にしたがわず、集団として同じ量子状態を持つことが
できる性質があり、スピンの値が整数となる。
「ボース・アインシュタイン統計」とも呼ぶ。
⇔ふぇるみとうけい(フェルミ統計)
◎インドの物理学者ボース(Satyendra Nath Bose)が発見。
参照⇒[3]ぼーす(ボース)
ぼすとぅんこ
【ボストゥン湖】
【博斯騰湖】
◇[中]Bositeng Hu
○[地]中国北西部、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu'er
Zizhiqu)中央部・南東部のバインゴル・モンゴル自治州(Bayin-
guoleng Menggu Zizhizhou)北部にある淡水湖。
面積1,030平方キロメートルで、中国最大の淡水湖。湖面の
平均水位は海拔1,048メートル、最大深度17メートル。
ぽすとおくいんりけすてぃどにんがー
【ポスト・オク・インリケス・ティドニンガー】
◇[スウェーデン語]Post Och Inrikes Tidningar
○[通]⇒ぽすとおっくいんりっけすてぃどにんがー(ポスト・
オック・インリッケス・ティドニンガー)
ぽすとおっくいんりっけすてぃどにんがー
【ポスト・オック・インリッケス・ティドニンガー】
◇[スウェーデン語]Post och Inrikes Tidningar([英]Post
and Domestic Newspapers)
○[通]スウェーデンの新聞社。
1645(正保 2)クリスティーナ女王(Queen Kristina)が国家広
報を国民に知らせるために創刊した世界最古の新聞。
2008. 1. 1(平成20)新聞印刷を終了し、ウェブサイトのみの
情報提供となる予定。
略称は「PoIT」。
「ポスト・オク・インリケス・ティドニンガー」とも呼ぶ。
ぼすとーく
【ボストーク】
◇[露]Vostok
○(1)(vostok)(ロシア語で)東。
⇔ざぱーど(ザパード)
◎ボスホート(voskhod):日の出。
○(2)[歴][宇]旧ソ連の一人乗り宇宙船。
「ヴォストーク」,「ウォストーク」とも呼ぶ。
参照⇒すぷーとにく(スプートニク)
◎1961. 4.12(昭和36)am 9:07(モスクワ時間)世界最初の有人
人工衛星ポストーク1号の打上げに成功。軍人ガガーリン(Yury
Alekseyevich Gagarin)が搭乗し地球を一周(1時間29分)し
「地球は青かった」の言葉を送ったきた。
1961. 8. 6(昭和36)2号、打ち上げ成功。飛行士チトフ(Ger-
man S.Titov)、飛行時間25時間18分。
1962. 8.(昭和37)3号のアンドリアン・ニコラエフ(Andriyan
G.Nikolayev)少佐と4号のパベル・ポポビッチ(Pavel R.Popov-
ich)中佐の編隊飛行に成功。
1963. 6.(昭和38)5号、ワレリー・ブイコフスキー(Valery
F.Bykovsky)中佐。
1963. 6.16(昭和38)計画最後の6号、世界初の女性飛行士テ
レシコワ(Valentina Tereshkova)。5号と極めて近い軌道を飛
行。
◎アメリカの有人衛星:⇒まーきゅりーけいかく(マーキュリ
ー計画)
○(3)ロシア(旧ソ連)の南極観測基地。
南緯78.45°、東経106.85°、標高3,488メートルの地。
[1]ぽすとすくりぷと
【ポストスクリプト】
◇[英]postscript
○(1)[通]手紙の追伸。
略号は「P.S.」,「p.s.」。
○(2)書籍の後書き・後記。
[2]ぽすとすくりぷと
【ポストスクリプト】
◇[登録商標]PostScript
○[計][印]文書作成のためのオブジェクト指向の記述言語。
◎1982(昭和57)アメリカのアドービシステムズ社(Adobe Sys-
tems Inc.)が開発。
◎当初は高価なプリンターに組み込まれた解釈プログラムで印
刷していたが、現在ではコンピュータ側でビットマップに展開
してプリンターに送信・印刷している。
ぼすとちぬいこう《ぼすとちぬいかう》
【ボストチヌイ港】
◇[英]Vostochny Sea Port
○ロシア連邦東部、極東地方プリモルスキー地方(Primorsky
Krai)南部のコンテナ港。
ナホトカ(Nakhodka)から東方約20キロメートルの対岸。
ぽすとぽじしょん
【ポストポジション】
◇[英]postposition
○[言]⇒こうちし(後置詞)
ぽすともーてむ
【ポストモーテム】
◇[英]postmortem
○(1)[形]死後の。
○(2)[法][医]検死。死体解剖。
「オートプシー(autopsy)」とも呼ぶ。
○(3)(事故原因などの)事後検討。
○(4)(失敗・勝敗決定後などの)反省会・討議。
ぼすとん
【ボストン】
◇Boston
○アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州(Massachusetts
State)の州都。
北緯42.34°、西経71.02°の地。
〈人口〉
1975(昭和50)64万人。
1986(昭和61)57万3,000人。
1990(平成 2)57万4,300人。
2000(平成12)58万9,100人。
2002(平成14)59万4,700人。
◎ボストン美術館,ボストン・マラソン
◎1770(明和 7)ボストン虐殺事件。
1773(安永 2)ボストン茶会事件。
ぼすとんてりあ
【ボストンテリア】
◇[英]Boston terrier
○[哺]ブルドッグに似た白ぶちの黒い小型犬。
ぼすとんびじゅつかん《ぼすとんびじゆつくわん》
【ボストン美術館】
◇[英]Museum of Fine Arts,Boston
○アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市にある私立美
術館。建物はボザール様式。
各分野の作品をひろく収蔵し、フェノロサらが収集した日本
・東洋のコレクションでも名高い。
◎1876(明治 9)開館。
岡倉天心が東洋部長をしていたことがある。
★ぼすとんまらそん
【ボストン・マラソン】
◇[英]Boston marathon
○[運]アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市で、毎年
4月19日に行われる国際マラソン競走。
◎1951. 4.19(昭和26)日本初参加で田中茂樹が優勝。
ぽずなに
【ポズナニ】
◇Poznan'
○(1)[古]⇒ぽずなにけん(ポズナニ県)
○(2)ポーランド中西部、ビエルコポルスカ県(Wojewodztwo
Wielkopolskie)の県都。バルタ(Warta)川に臨む河港都市。
北緯52.40°、東経16.90°の地。
「ポズナン(Poznan)」,「ポズネニア(Posnania)」とも呼ぶ。
ドイツ語名は「ポーゼン(Posen)」。
参照⇒ぽずなにぼうどう(ポズナニ暴動)
〈人口〉
1969(昭和44)45万9,700人。
1976(昭和51)52万人。
1994(平成 6)58万2,800人。
1999(平成11)57万8,900人。
2002(平成14)58万0,700人、63万5,900人(都市域)。
2003(平成15)58万1,200人。
◎1793(寛政 5)第2回ポーランド分割によりプロイセンに併合。
参照⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊)
ぽずなにけん
【ポズナニ県】
◇[英]Poznan Province
○[古]ポーランド西部の旧県。
州都はポズナニ。
◎1999. 1. 1(平成11)新設されたビエルコポルスカ県(Woje-
wodztwo Wielkopolskie)に編入。
ぽずなにぼうどう
【ポズナニ暴動】
◇[英]Poznan' Uprising
○[歴]ポーランド西部のポズナニで起きた労働者・学生の反ス
ターリン運動・反政府暴動。
1956. 6.28(昭和31)労働者の待遇改善を発端にスターリン批
判、さらに経済的・政治的不満が爆発。ソ連監視下からの自由
解放を求める大規模なデモに発展。警察・共産党本部・放送局
などが襲われて多数の死傷者を出した。
治安部隊によりすぐ鎮圧されたが、ゴムルカ(W.Gomulka)が
ポーランド統一労働者党第一書記に復帰し(ゴムルカの十月革
命)、対ソ一辺倒は修正され一定の自由が認められた。
「ポズナン暴動」とも呼ぶ。
ぽずなん
【ポズナン】
◇Poznan
◇[英]Poznan Uprising
○⇒ぽずなに(ポズナニ)
ぽずなんぼうどう
【ポズナン暴動】
◇[英]Poznan' Uprising
○[歴]⇒ぽずなにぼうどう(ポズナニ暴動)
★ぼすにあ
【ボスニア】
◇Bosnia
○ユーゴスラビアの中部の地方。
西スラブ系のセルビア人が住む。
★ぼすにあへるつぇごびな
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】
◇Republika Bosna i Hercegovina、[英]Bosnia and Hercego-
vina
○バルカン北西部の共和国。北部のボスニア地方と南部のヘル
ツェゴビナ地方から成る。
首都はサラエボ(Sarajevo)。
住民はイスラム系モスレム人(約1/3)・セルビア人(約1
/3)・クロアチア人(約1/5)、少数民族シプタル人・トル
コ人・ユダヤ人など。
〈面積〉
5万1,129平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)354万9,000人。
◎1965(昭和40)ユーゴスラビア社会主義連邦の一国としてボス
ニア・ヘルツェゴビナ社会主義共和国が設立。
1992. 3.(平成 4)国民投票により連邦から独立宣言。
1992. 4.(平成 4)ECから承認。
1992. 5.(平成 4)国際連合、加盟。
★ぼすにあわん
【ボスニア湾】
◇[英]Gulf of Bothnia
○[地]バルト海(Baltic Sea)北部の支湾。
ぼすぬ
【ボスヌ】
◇Bethune
○フランス北部、ノール・パドカレー地域圏(Region Nord-Pas-
de-Carais)西部にあるパドカレー県(Departement Pas-de-Cal-
ais)東部の都市。
ぽずねにあ
【ポズネニア】
◇Posnania
○⇒ぽずなに(ポズナニ)
ほすぴす
【ホスピス】
◇[英]hospice
○(1)修道院・宗教団体などが経営する、巡礼者や参拝者など
のため休憩所(キュウケイジョ)・宿泊所。
○(2)(転じて)病人・貧困者などの収容所。
○(3)[医]ターミナル・ケア(終末医療)を行う小規模な病院・
施設。また、その活動。
死期の近いガン(癌)患者などを収容し、身体的苦痛の軽減と、
精神的な平安や残された生活の充実、死に臨む心の支援、安ら
かな最期(サイゴ)をみとる介護を目的とする。
参照⇒ほすぴすけあ(ホスピスケア),ほすぴたりすと(ホスピ
タリスト),そんだーす(ソンダース),さなとりうむ(サナトリウ
ム)
◎ラテン語の「歓待・もてなし(hospitium)」から。
◎1967(昭和42)ロンドン南東部にセントクリストファー・ホス
ピス(St.Christopher's Hospice)が開所。
ほすぴすけあ
【ホスピスケア】
◇[英]hospice care
○[医]終末医療患者に対する、主に心理的・精神的な支援を行
う介護・看護。
参照⇒ほすぴす(ホスピス)(3),たなとろじー(タナトロジー)
◎医学的な治療は「ターミナルケア(terminal care)」と呼ぶ。
参照⇒たーみなるけあ(ターミナルケア)
ほすぴたりすと
【ホスピタリスト】
◇[英]hospitalist
○[医]ホスピスケアを専門とする医師。
ほすぴたりてぃー
【ホスピタリティー】
◇[英]hospitality
○(1)(訪問客や外来者を)親切・丁寧にもてなすこと。歓待。
○(2)(訪問客や外来者などに対する)受容力・柔軟性。
○(3)[社]⇒いじんかんたい(異人歓待)
ほすぴたりてぃーいんだすとりー
【ホスピタリティー・インダストリー】
◇[英]hospitality industry
○[経]接客産業・サービス業。ホテルや飲食店などの一般接客
業。
ほすぴたる
【ホスピタル】
◇[英]hospital
○[医]⇒びょういん(病院)
ほすふぁげん
【ホスファゲン】
◇phosphagen
○[生]細胞内でエネルギーを貯蔵する燐酸化合物の総称。
ほすふぁちじるこりん
【ホスファチジルコリン】
◇[英]phosphatidylcoline
○[生化]⇒れしちん(レシチン)
ほーすへあ
【ホースヘア】
◇[英]horsehair
○(1)ウマ(馬)の毛。特にたてがみ(鬣)・尻尾の毛。
マットレスなどの詰め物に用いる。
○(2)⇒ばすおり(馬巣織り,馬巣織)
ぼすほーと
【ボスホート】
◇[露]Voskhod(日の出)
○[歴][宇]旧ソ連が打ち上げた有人飛行船。
1964.10.12(昭和39)1号、3人乗りの宇宙船(愛称ルビー)の
打ち上げ成功。
1965. 3.18(昭和40)2号、2人乗りの宇宙船(愛称ダイアモ
ンド)の打ち上げ成功。レオーノフ(Aleksei Leonov)中佐、史
上初の船外活動を実施
「ヴォスホート」,「ウォスホート」とも呼ぶ。
◎ロシア文字は"Восход"。
◎ボストーク(vostok):東。
★ぼすぽらすかいきょう《ぼすぽらすかいけふ》
【ボスポラス海峡】
◇Bosporus
○(1)[地]⇒ぼすぽらすかいきょう(ボスポラス海峡)
○(2)
古代ギリシア・ローマ時代の古称は「カルケドン(Chalcedon)」。
参照⇒かるけどん(カルケドン)
ぼすぽらすかいきょう《ぼすぽらすかいけふ》
【ボスポラス海峡】
◇[英]Bosporus Strait/the Bosporus/the Bosphorus
○[地]トルコ北西部、黒海(the Black Sea)とマルマラ海(the
Sea of Marmara)とを結ぶ海峡。全長31キロメートル、最狭部
750メートル、深さ36.5〜124 メートル。
ヨーロッパとアジアとの境界で、国際水路となっている。
◎2004 5. 9(平成16)海峡を横断する地下鉄の海底トンネル(約
1.8キロメートル)の起工式が挙行。
トルコ語から「ボアジチ海峡(Bogazici Strait)」,「ボガジチ
海峡」とも呼ぶ。
◎トルコ語では"Istanbul Bogazi","Karadeniz Bogazi"で、
「ボアズ(bogaz)」は「首([英]neck)」,「海峡([英]strait)」,「のど
([英]throat)」、「カラデニズ(Karadeniz)」は「黒海」の意味。
★ぼすぼろすおうこく《ぼすぼろすわうこく》
【ボスポロス王国】
◇[英]Kingdom of the Bosporus
○[歴]紀元前6世紀〜紀元3世紀、現在のウクライナ南部のク
リム半島(クリミア半島)とアゾフ海を中心としたギリシア系の
王国。
「キンメル人のボスポラス([英]Cimmerian Bosporus)」とも呼
ぶ。
ほーすらでぃしゅ
【ホースラディッシュ】
◇[英]horseradish(馬のハツカダイコン)、[学]Armoracia rus-
ticana
○[植]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Brassica-
ceae)セイヨウワサビ属(Armoracia)の多年生根菜。ヨーロッパ
原産。
根は白色で太くて長く、外観は山芋に似る。その根はワサビ
に似た辛味と、ダイコンに似た芳香があり、すりおろしてロー
ストビーフなどの薬味として添える。ソースやスープの辛味付
けもに用いる。また、健胃剤ともする。
「ワサビダイコン(山葵大根)」,「西洋ワサビ(西洋山葵)」,「オ
カワサビ(陸山葵)」,「畑ワサビ」とも、北海道などでは「山ワサ
ビ(山山葵)」とも呼ぶ。
◎サワビ(アブラナ科)の辛味のある部分は根茎(コンケイ)で、厳密
にはクキ(茎)。
ぼーすりゅうし《ぼーすりふし》
【ボース粒子】
◇boson
○[理]スピンの値が整数の素粒子や複合粒子で、ボース統計に
従う粒子。
光子・パイ中間子・質量数が偶数の原子核など。
「ボソン」,「ボゾン」とも呼ぶ。
⇔ふぇるみりゅうし(フェルミ粒子)
参照⇒ぼーすとうけい(ボース統計)
◎ヒグスボソン(Higgs boson):⇒ひっぐすりゅうし(ヒッグス
粒子)
ぼずろじぇーにえとう《ぼずろじえーにえたう》
【ボズロジェーニエ島】
◇[露]Ostrov Vozrozhdeniya、[英]Vozrozhdeniye Island
○[地]中央アジアのアラル海にある孤島。
面積は約2千平方キロメートルで、北側4分の1がカザフス
タン領、南側はウズベキスタン領の無人島。
「ボズロズデニヤ島」,「バズラジジェーニャ(Vozrozhdeniye)
島」とも呼ぶ。
◎"Vozrozhdeniye"はロシア語で「復活」の意味。
◎かつて、旧ソ連最大の生物兵器実験場があり、サルを放し飼
いにし上空から炭疽菌(タンソキン)を散布する実験が行われた。ま
た、ペスト菌・天然痘ウイルス・ツラレミア菌などを使った屋
外実験も繰り返していた。
1937(昭和12)生物兵器実験場を開設。
1988(昭和63)推計数トンに上る炭疽菌を遺棄。
1992. 4.(平成 4)閉鎖。
アラル海の水位低下で陸続きとなりつつあり、感染動物によっ
て菌が持ち出され拡散する恐れが高い。
参照⇒じんちくきょうつうかんせんしょう(人畜共通感染症)
ぼずろずでにやとう《ぼずろずでにやたう》
【ボズロズデニヤ島】
◇[露]Ostrov Vozrozhdeniya、[英]Vozrozhdeniye Island
○[地]⇒ぼずろじぇーにえとう(ボズロジェーニエ島)
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