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百 科 辞 書 《ほれ》 編集:獨 澄旻
-------- ほれ --------------------------------------------------
ぼれー
【ボレー】
◇[英]volley
○(1)[軍](英語で)一斉射撃。
⇒いっせいしゃげき(一斉射撃)
○(2)[運]テニスで、ボールが地に落ちる前に打ち返すこと。
○(3)[運]サッカー・フットボールで、ボールが地につかない
うちに蹴り返すこと。
◎バレーボール(volleyball)。
ぼれあす
【ボレアス】
◇[英]Boreas
○[ギ神]北風の神。
◎東風の神:⇒えうろす(エウロス)
西風の神:⇒ぜふぃろす(ゼフィロス)
南風の神:⇒のとす(ノトス)
ほーれす
【ホーレス】
◇[英]Horace
○(1)[人]男性の名前。
○(2)[人]⇒ほらてぃうす(ホラティウス)
ほれずむ
【ホレズム】
◇Khorezm
○[歴]⇒ほらずむ(ホラズム,花剌子模)(1)
ぽれのーしす
【ポレノーシス】
◇[英]pollenosis/pollinosis
○[病]⇒かふんしょう(花粉症)
◎「ポーレン(pollen)(花粉)」から。
ぽれぽれ
【ポレポレ】
◇[スワヒリ語]pole pole
○のんびり・ゆっくり。
★ほれる
【惚れる】
【恍れる】
◇[英]fall in love
○[他動](異性を)恋い慕う。
「フォーリンラブ」とも呼ぶ。
★ほれる
【耄れる】
◇[英]be absentminded
○(1)[自動]頭がぼんやりする・放心する。
○(2)[自動](歳をとって)耄碌(モウロク)する。
○()
ぼれろ
【ボレロ】
◇[西]bolero、[英]bolero
○(1)[楽]スペインの民族舞踊。
四分の三拍子で、軽快・活発なもの。踊り子がカスタネット
でリズムを助奏する。
参照⇒[1]ふらめんこ(フラメンコ)(2)
◎18世紀末に成立。
○(2)[楽]その舞曲。
フランスの作曲家ラベル(Maurice Ravel)のバレエ曲が有名。
○(3)[服]前打合せやボタンがなく、ウエストまでの短い上着。
スペイン闘牛士(matador)の衣裳で知られ、婦人服・子供服
に取り入れられている。
[1]ほろ
【ホロ】
◇[希]holo-
○[接頭辞]「全体」ほ表す語形成要素。
◎ホロコースト(holocaust):⇒ほろこーすと(ホロコースト)
ホロン(holon):⇒ほろん(ホロン)
ホロヘドロン(holohedron):全面結晶体。
ホログラフィー(holography):⇒ほろぐらふぃー(ホログラ
フィー)
[2]ほろ
【ホロ】
◇Jolo
○(1)[地](Jolo Island)⇒ほろとう(ホロ島)
○(2)フィリピン南部、スル諸島(Sulu Archipelago)のホロ島
(Jolo Island)北西部にある港湾都市。
フィリピンのスル州(Sulu Province)の州都。
〈人口〉
1980(昭和55)5万2,429人。
◎15〜19世紀、スル王国の中心地。
ほろ
【母衣】
【幌】
○鎧(ヨロイ)の上から被(カブ)って流れ矢を防ぐ布(ヌノ)。長く靡か
せたり、背負った籠に被せることもある。
ぼろ
【梵論】
【暮露】
○(1)[古]有髪(ウハツ)の乞食僧(コツジキソウ)。いわゆる乞食坊主(コジ
キボウズ)。
「ぼろぼろ(梵論梵論,暮露暮露)」,「梵論子(ボロンジ)」とも呼ぶ。
◎室町時代に普化宗が現れるとしだいにその僧、虚無僧(コムソウ)
の別称となり、江戸時代にはほぼ虚無僧の代名詞となった。
○(2)⇒こむそう(虚無僧)
ぼろ
【襤縷】
○(1)着古して破けた着物。役に立たない布。
◎襤縷きれ
○(2)隠している欠点・短所、失敗。
◎襤縷を出す,襤縷を隠す
ぼろー
【ボロー】
◇[英]borough
○(1)イギリスの首都大ロンドン(Greater London)の自治区。
○(2)アメリカの自治町村。
○(3)アメリカのニューヨーク市(New York City)の行政区。
○(4)アメリカのアラスカ州の地方行政区(郡)。
⇒かうんてぃ(カウンティ)(2)
[1]ぽろ
【ポロ】
◇[英]polo
○(1)[運]ホッケー(hockey)に似た騎乗球技の一種。
四人づつ二組に分れ、馬上からマレット(mallet)と呼ぶ先が
T字型になったスティクで木製のボールを打ち、相手側のゴー
ルへ打ち込み合い、得点数を競うもの。
参照⇒ぽろしゃつ(ポロシャツ,ポロ・シャツ(
◎語源はチベット語の"pulu(球)"から。
紀元前にペルシアで始まり、インド・チベットなどで盛ん。
○(2)[運]ウォーターポロ(water polo)(水球)の略称。
[2]ぽろ
【ポロ】
◇[西]polo
○[食](スペイン語で)アイスキャンディー。
⇒あいすきゃんでぃー(アイスキャンディー)
[3]ぽろ
【ポロ】
◇[登録商標]POLO
○[交]ドイツの自動車製造会社フォルクスワーゲン(VW)の小
型乗用車。
◎2003.12.(平成15)中国の上海汽車との合弁会社「上海大衆」の
製造した600台をオーストラリアに輸出。
[4]ぽろ
【ポロ】
◇Paolo Ignazio Pietro Porro
○[人]⇒[2]ぽっろ(ポッロ)
[1]ぽーろ
【ポーロ】
◇[葡]Paulo、[希]Paulos
○[人]⇒ぱうろ(パウロ)
[2]ぽーろ
【ポーロ】
◇[伊]Polo
○[人]⇒まるこぽーろ(マルコ・ポーロ)
ほろいずみぐん《ほろいづみぐん》
【幌泉郡】
◇[日]Horoizumi Gun/Horoidumi Gun
○北海道南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)の郡。
えりも町のみ。
ほろう《ほらう》
【歩廊】
○(1)寺院・神社・宮殿などで、板敷ではない廊下・回廊。
床を敲土(タタキツチ)・石・敷瓦などで仕上げたもの。
○(2)[交]プラットホーム(platform)。
⇒ぷらっとほーむ(プラットホーム)(1)
ぼろきし
【ボロキシ】
◇Boloxi
○⇒ぼろくし(ボロクシ)
ほろーぐ
【ホローグ】
◇Khorog/Horog
○タジキスタン東部、ゴルノバダフシャン自治州(Gorno-Bada-
khshan Autonomous Oblast)西部にある州都。
ぼろくし
【ボロクシ】
◇Boloxi
○アメリカ合衆国中南部、ミシシッピー州(Mississippi State)
南東部のハリソン郡(Harrison County)南東部にある町。ミシ
シッピー湾(Mississippi Sound)に面する海岸リゾート地。
郡都ガルフポート(Gulfport)とビロクシ(Biloxi)の中間に位
置する。
「ボロキシ」とも呼ぶ。
ぼろぐだ
【ボログダ】
◇Vologda
○(1)(Vologdskaya Oblast)⇒ぼろぐだしゅう(ボログダ州)
○(2)ロシア連邦北西部、ボログダ州南部にある州都。
「ヴォログダ」,「ウォログダ」とも呼ぶ。
ぼろぐだしゅう《ぼろぐだしう》
【ボログダ州】
◇[露]Vologdskaya Oblast、[英]Vologda Region
○ロシア連邦北西部の州。北部をアルハンゲリスク州(Arkhan-
gelskaya Oblast)、西部をレニングラード州(Leningradskaya
Oblast)に接する。
州都はボログダ(Vologda)。
「ヴォログダ州」,「ウォログダ州」とも呼ぶ。
ほろぐらふ
【ホログラフ】
◇[英]holograph
○(1)自筆の文書・証書。
○(2)[写][印]ホログラム(hologram)の別称。
⇒ほろぐらむ(ホログラム)
ほろぐらふぃー
【ホログラフィー】
◇[英]holography
○[光][写][印]映像記録・再生法の一種。
レーザー光のように干渉性のよい光を2つの光路に分け、一
方(信号波)を被写体(物体)に当て、もとの一様な光波(参照波)
とを干渉させてできる干渉縞を感光材料に記録するもの。
見る角度により別の画像が現れるので、ある物体を様々な角
度から撮影して一枚の写真(ホログラム)にすることで、平面上
にあたかも立体像があるように再現できる。
複製が困難なことから紙幣の模造防止にも利用される。
参照⇒せんぞう(潜像)(2)
◎中国語:全息攝影術(quanxisheyingshu)/全息。
ほろぐらむ
【ホログラム】
◇[英]hologram
○[写][印]ホログラフィー(holography)の技術で記録した写真
・印刷物。
「ホログラフ(holograph)」とも呼ぶ。
参照⇒ほろぐらふぃー(ホログラフィー)
ほろこーすと
【ホロコースト】
◇[希]holocaust(全体を燃やす)
○(1)[宗]ユダヤ教の全燔祭(ゼンハンサイ)。
獣(ケモノ)を祭壇で丸焼きにし、神前に供える祭事。
参照⇒はんさい(燔祭)
○(2)(転じて、特に火による)大虐殺・大惨害・大破壊。
参照⇒じぇのさいど(ジェノサイド),ぽぐろむ(ポグロム)
○(3)[歴](the Holocaust)(特に)第二次世界大戦中のナチス・
ドイツによる、ユダヤ人の大量虐殺(ギャクサツ)。
ヒットラーの反ユダヤ人政策の一つで、1942(昭和17)ユダヤ
人の組織的抹殺(マッサツ)が立案された。占領下の各地からユダヤ
人がポーランドなどの収容所に集められ、ガス室などで約600
万人が殺害された。
参照⇒やどばしぇむ(ヤドバシェム),ゆだやはくぶつかん(ユ
ダヤ博物館)
◎1995(平成 7)広島県福山市にホロコースト記念館が開館。館
長は大塚信(牧師)、入館無料。
2007.10. 2(平成19)ホロコースト記念館、新館を開館。
◎2005.12.14(平成17)イランのアフマディネジャード大統領、
「ヨーロッパ人は、ホロコーストの名前で神話を作り上げてい
る。それは神よりも貴い存在なのだ」と述べる。
ぼろじののたたかい《ぼろぢののたたかひ》
【ボロジノの戦い】
◇[英]the Battle of Borodino
○[歴]ナポレオン一世のロシア遠征で行われた最大の戦闘。
1812. 9.(文化 9)モスクワの南西約100キロメートルのボロ
ジノ(Borodino)村で、迎撃するクツーゾフ(Mikhail Kutuzov)
将軍の率いるロシア軍をフランス軍は激戦の後に撃破し、9月
14日モスクワに入城した。
しかし、その損害やロシアの焦土戦術から、10月19日フラン
ス軍は撤退することになった。
「ボロディノの戦い」とも呼ぶ。
参照⇒くつーぞふ(クツーゾフ)
◎トルストイの『戦争と平和』にも、その戦闘の模様が描かれ
ている。
ぽろしゃつ
【ポロシャツ】
【ポロ・シャツ】
◇[英]polo shirt
○[服]かぶり型の襟(エリ)付き半袖シャツ。
オープンカラー(open collar)の前開きで、ボタンが二つま
たは三つ付いている。
参照⇒[1]ぽろ(ポロ)(1)
◎語源はポロ競技で着たことから。
ほろしりだけ
【幌尻岳】
◇[日]Horoshiri Dake
○[地]北海道南部、日高支庁(ヒダカシチョウ)沙流郡(サルグン)平取町
(ビラトリチョウ)にある日高山脈の主峰。標高2,052メートル。
ぼろじん
【ボロジン】
◇Borodin
○(1)[人](Aleksandr Porfirevich Borodin)⇒[1]ぼろでぃん
(ボロディン)
○(2)[人](Mikhail Markovich Borodin)⇒[2]ぼろでぃん(ボロ
ディン)
ぼろす
【ボロス】
◇Volos
○ギリシア中央部、テッサリア地方(Thessalia Region)南東部
のマグネシア県(Nomos Magnessia)中央部の県都。
西方にペリオン山(Mount Pelion)(1,651メートル)があり、
南部をパガシティコス湾(Pagasitikos Kolpos)に面する。
「ヴォロス」とも呼ぶ。
★ほろすこーぷ
【ホロスコープ】
◇[英]horoscope
○(1)⇒せいざ(星座)(2)
○(2)西洋の占星術。星占い。
ぽろすとう《ぽろすたう》
【ポロス島】
◇[希]Nisos Poros、[英]Poros Island
○[地]ギリシア南部、ペロポネソス半島(the Peloponnesian
Peninsula)北東部のアルゴリス半島(Argolis Peninsula)東岸
沖にある島。
アッティキ県(Nomos Attikis)に属する。
◎キクラデス諸島(Mikres Kyklades)にはパロス島(Nisos Pa-
ros)がある。
ぽろっく
【ポロック】
◇Jackson Pollock(ジャクソン・ポロック)
○[人]アメリカの画家(1912〜1956)。
絵の具や塗料を滴らせるなどの制作行為自体を重視するアク
ションペインティングによる抽象表現主義の代表者の一人。
ぼろでぃの
【ボロディノ】
◇Borodino
○(1)ロシア共和国西部、モスクワ州(Moskovskaya Oblast)西
部の村。
参照⇒ぼろじののたたかい(ボロジノの戦い)
○(2)ロシア共和国東部、クラスノヤルスク地方(Krasnoyarsky
Krai)の町。
北緯55.91°、東経94.89°の地。
〈人口〉
1979(昭和54)1万1,100人。
1989(平成元)1万8,400人。
2002(平成14)1万9,181人。
◎ロシア文字では"Бородино"。
ぼろでぃののたたかい《ぼろぢののたたかひ》
【ボロディノの戦い】
◇[英]the Battle of Borodino
○[歴]⇒ぼろじののたたかい(ボロジノの戦い)
[1]ぼろでぃん
【ボロディン】
◇Aleksandr Porfirevich Borodin(アレクサンドル・ボロディ
ン)、[英]Alexander Borodin
○[人]ロシアの作曲家・化学者(1833〜1887)。ペテルブルク生
れ。
ペテルブルグ薬科外科アカデミーで薬学と化学を学ぶ。
1856(安政 3)ムソルグスキーの知遇を得る。
1858(安政 5)薬学博士号を取得。
1862(文久 2)バラーキレフ(Milii Alekseevich Balakirev)
の知遇を得、ロシア国民楽派に参加。
1864(元治元)ペテルブルグ薬科外科アカデミーの教授となる。
本職の有機化学の研究を続けながら、ロシア民族音楽の創造
に努力し、ロシア国民楽派の五人組の一人となる。
代表作は1862(文久 2)『ピアノ五重奏曲』・1867(慶応 3)
『交響曲一番』・1876(明治 9)『交響曲二番』・『交響曲三番』
・1881(明治14)『弦楽四重奏曲第2番』、歌劇『イーゴリ公
([露]Knyazi Igori)』、1880(明治13)交響詩『中央アジアの草
原にて([英]In the Steppes of Central Asia)』など。
「ボロジン」とも呼ぶ。
参照⇒いごーりこう(イーゴリ公)
[2]ぼろでぃん
【ボロディン】
◇Mikhail Markovich Borodin(ミハイル・ボロディン)
○[人]ソ連の革命家(1884〜1951)。本名はグルーゼンベルグ
(Grusenberg)。
ラトビアのユダヤ人家庭に生れる。
共産党員として活躍し、1919(大正 8)から海外各地に赴(オモム)
く。
トルコのケマル・アタチェルクの顧問となる。
1923(大正12)中国国民党・広東政府最高顧問として中国に赴
き、国民革命を指導。
1927(昭和 2)武漢における国共分裂とともに中国から放逐。
1951(昭和26)粛清(シュクセイ)。
「ボロジン」とも呼ぶ。
◎1964(昭和39)名誉回復。
ほろとう《ほろたう》
【ホロ島】
◇[英]Jolo Island
○[地]フィリピン南部、ミンダナオ島とボルネオ島(カリマン
タン島)の間にあるスル諸島(Sulu Archipelago)の一島。
中心地は島の北西の港湾都市ホロ(Jolo)。
住民の大半はタウスグ人。
〈面積〉
894平方キロメートル。
◎カラワン地区。
ぽろとさんみゃく
【ポロト山脈】
◇[英]Poroto Mountains
○[地]アフリカ東部、タンザニア南部のキペンゲレ山地(Kipen-
gere Range)中央部を構成する山脈。東西約100キロメートル。
参照⇒きぺんげれさんち(キペンゲレ山地)
★ほろないたんこう《ほろないたんくわう》
【幌内炭鉱】
○[歴]北海道三笠市(ミカサシ)幌内地区にあった炭鉱。
◎1878(明治11)官営。
1879(明治12)幌内村に北海道初の近代炭鉱を開く。
1889(明治22)民営。
1989(平成元)閉山。
★ほろないてつどう《ほろないてつだう》
【幌内鉄道】
○[歴][交]
◎1880.11.28(明治13)札幌停車場〜手宮停車場間、開通。
ぼろーにあ
【ボローニア】
◇Bologna
○(1)(Provincia di Bologna)⇒ぼろーにあけん(ボローニア県)
○(2)イタリア北部、エミリア・ロマーナ州(Regione Emilia-
Romagna)の州都。ボローニア県の県都。
アペニン山脈(the Apennines)の北麓、エミリア街道(the
Aemilian Way)沿いに位置する都市。
「ボローニャ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1969(昭和44)48万9,593人。
1984(昭和59)44万5,000人。
1991(平成 3)40万4,378人。
2000(平成12)38万1,161人(推計)。
○(3)[食](Bologna sausage)ソーセージの一種。
⇒ぼろーにゃそーせじ(ボローニャソーセージ)
ぽろにあ
【ポロニア】
◇[羅]Polonia
○ポーランドのラテン語名。
参照⇒ぽろにうむ(ポロニウム)
ぼろーにあけん
【ボローニア県】
◇[伊]Provincia di Bologna、[英]Bologna District/Bolo-
gna Province
○イタリア中北部、エミリア・ロマーナ州(Regione Emilia
Romagna)中東部の県。
県都はボローニア(Bologna)。
「ボローニャ県」とも呼ぶ。
ぽろーにあす
【ポローニアス】
◇[英]Polonius
○[文]シェークスピアの悲劇『ハムレット(Hamlet)』に登場す
る、ハムレットの恋人オフィーリア(Ophelia)の父。
参照⇒おふぃーりあ(オフィーリア)(1)
ぽろにうむ
【ポロニウム】
◇polonium
○[化][原]放射性元素の一種。元素記号は「Po」、原子番号84。
銀白色の固体金属で、酸素族元素の中で唯一の金属元素。融
点254℃、沸点962℃。
ウラン鉱石などに含まれる。
α線源として利用される。
ベリリウムとの合金にすると連鎖反応を起こすため、中性子
源として核爆弾の起爆装置や原子力電池の原料として使用され
る。
〈同位体〉
ポロニウム208:半減期約3年。
ポロニウム209:半減期103年。
ポロニウム210:半減期138日。
◎1898(明治31)フランスのキュリー夫妻が、同位体ポロニウム
210をラジウムとともに発見。夫人の生国ポーランドのラテ
ン語名ポロニア(Polonia)に因(チナ)み命名。
◎2006.11. 1(平成18)イギリスに亡命中の元ロシア連邦保安局
(FSB)中佐アレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Lit-
vinenko)、ロンドンでポロニウム210を摂取させられて暗殺。
放射能により骨髄や肝臓などに障害を起こし、23日心臓発作で
死亡。
[1]ぼろーにゃ
【ボローニャ】
◇Bologna
○⇒ぼろーにあ(ボローニア)
[2]ぼろーにゃ
【ボローニャ】
◇[英]bologna
○[食]⇒ぼろーにゃそーせじ(ボローニャソーセージ)
ぼろーにゃけん
【ボローニャ県】
◇[伊]Provincia di Bologna、[英]Bologna District/Bolo-
gna Province
○⇒ぼろーにあけん(ボローニア県)
ぼろーにゃそーせじ
【ボローニャソーセージ】
◇[英]Bologna sausage
○[食]仔牛(コウシ)肉・豚肉や豚の脂身などを用いた大形の燻製
(クンセイ)ソーセージ。
単に「ボローニャ(bologna)」,「ボローニャ」とも呼ぶ。
ぽろねぎ
【ポロネギ】
○[農]⇒りーき(リーキ)
ぼろねじ
【ボロネジ】
◇Voronezh
○(1)(Voronezhskaya Oblast)⇒ぼろねじしゅう(ボロネジ州)
○(2)ロシア共和国西部、ボロネジ州の州都。ドン川の支流ボ
ロネジの河港都市。
〈人口〉
1970(昭和45)66万人。
1977(昭和52)76万人。
1994(平成 6)90万4,600人。
ぼろねじしゅう《ぼろねじしう》
【ボロネジ州】
◇[露]Voronezhskaya Oblast、[英]Voronezh Region
○ロシア共和国西部の州。
州都はボロネジ。
〈面積〉
5万2,400平方キロメートル。
ぽろねーず
【ポロネーズ】
◇[フ]polonaise(ポーランドの)
○[楽]16世紀ころポーランドに始まって、のちにフランスに伝
わった、ゆるやかな四分の三拍子の舞踏。また、その舞踏曲。
祝祭的な感じから宮廷の儀式や隊列行進に好んで使われた。
ほろのべちょう《ほろのべちやう》
【幌延町】
◇[日]Horonobe Cho
○北海道北西部、留萌支庁(ルモイシチョウ)天塩郡(テシオグン)の町。
北進(ホクシン)地区に核燃料サイクル開発機構の深地層研究所
(高レベル放射性廃棄物の処分研究施設)を建設中。
ほろばしゃ
【ほろ馬車】
【幌馬車】
◇[英]covered wagon
○(1)幌をかけた馬車。
参照⇒しちょう(輜重)(1)
◎二人乗りの一頭立て二輪:カブリオレ(Cabriole)。
ジプシーのほろ馬車:バン(van)。
○(2)[歴](prairie schooner)(特に)アメリカの西部開拓時代、
西部に列をなして向かった開拓民の大型の馬車。
野営するときは強盗やインディアンの襲撃に備えて馬車で円
陣を組む。
参照⇒えきばしゃ(駅馬車)(1)
ほろばしゃ
【幌馬車】
◇[英]Wagon Master
○[映]アメリカの西部劇映画。
監督:ジョン・フォード(John Ford)。
◎1950. 4.19(昭和25)アメリカで公開。
1951. 2.(昭和26)日本で公開。
ほろーばっく
【ホローバック】
◇[英]hollow back
○[印]本の表紙の背(back)と中身の背が離れ、空胴(hollow)が
できる装丁(ソウテイ)。
表紙の背は硬く堅牢で、中身の背は柔軟で本の開閉が容易で
あるが、表紙の背と中身の背のつなぎ目(node)が壊れやすい欠
点がある。
高価な書籍に使われる。
「腔背」とも呼ぶ。
参照⇒ふれきしぶるばっく(フレキシブルバック),たいとばっ
く(タイトバック)
ほろふぁいばー
【ホロファイバー】
◇[登録商標]HOLOFIBER
○[化]⇒ほろーふぁいばー(ホローファイバー)
ほろーふぁいばー
【ホローファイバー】
◇[英]hollow fiber
○[化]中が空洞の繊維素材。中空系高分子繊維材料。
衣類のほか、透析装置の透析膜などに使用する。
「ホロファイバー([登録商標]HOLOFIBER)」とも呼ぶ。
★ぼろぶどーる
【ボロブドール】
◇Boro-budur
○[歴]インドネシア南部のジャワ島(Pulau Jawa)中央部にある、
大乗仏教の世界をあらわした石造遺跡。
参照⇒ぷらんばなん(プランバナン)
◎7〜8世紀に建造。
1814(文化11)発見。
1991(平成 3)世界文化遺産に登録。
参照⇒しゃいれんどらちょう(シャイレンドラ朝)
ほろへどろん
【ホロヘドロン】
◇[英]holohedron
○[鉱]全面結晶体。
参照⇒ほろ(ホロ),へどろん(ヘドロン)
ほろーぽいんと
【ホローポイント】
◇[英]hollow point
○先端が窪(クボ)んでいる弾丸(bullet)。
命中時に弾頭がつぶれて裂(サ)け広がり、貫通しにくい構造
になっている。
先端の丸い一般的ラウンドノーズ(round nose)や先端の平ら
なフラットノーズ(flat nose)に比べて破壊力が格段に大きい。
流れ弾が固いものに当ると砕けちり、周辺の人を負傷させる
ことがある。
参照⇒だむだむだん(ダムダム弾)
◎1998(平成10)ニューヨーク市警察、ホローポイント弾を採用。
ぼろぼろ
【梵論梵論】
【暮露暮露】
○[古]⇒ぼろ(梵論,暮露)
ほろまんくうぐんきち
【ホロマン空軍基地】
◇[英]Holloman Air Force Base
○[軍]アメリカ合衆国南部、ニューメキシコ州南部のアラモゴ
ード(Alamogordo)砂漠のホワイトサンズ(White Sands)にある
空軍基地。
旧称は「アラモゴード航空基地(Alamogordo Air Base)」。
◎1945. 7.16(昭和20)人類史上初の原爆実験トリニティー(Tri-
nity)が行われた。
ぼろめーたー
【ボロメーター】
◇[英]bolometer
○[工]抵抗温度計の一種。微小な放射熱を測定する装置。
赤外線の放射エネルギーを吸収してわずかに変化した温度を
電気抵抗として測定するもの。
ほろろじー
【ホロロジー】
◇[英]horology
○(1)測時学・測時法。
○(2)時計学・時計製作術。
★ぽろろっかがわ《ぽろろつかがは》
【ポロロッカ川】
◇[葡]Rio Pororoca、[英]Pororoca River
○[地]ブラジルにあるアマゾン川(Rio Amazonas)の支流。
川が逆流する海嘯(カイショウ)で知られる。
ほろん
【ホロン】
◇holon
○[哲]全体という一つの単位で、かつ、上位のより大きな全体
を構成し、また調和している段階的な構造。
たとえば、生物の細胞は自律的まとまりをもって組織を構成
し、組織は器官を、器官は個体を構成するように、個々が独自
の機能をもって活動しつつ、かつ全体としても機能しているこ
と。
「全体子」とも呼ぶ。
◎1967(昭和42)イギリスの作家ケストラー(A.O.Koestler)(1905
〜1983)が『機械の中の幽霊(The Ghost in the Machine)』で
提唱した概念。
科学の要素還元主義を批判し、全体を見失う危険への警告を
意味する。
ぼろん
【ボロン】
◇[英]boron
○[化]硼素(ホウソ)の英名。
⇒ほうそ(ホウ素,硼素)
ぼろんかずら《》
【ボロンカズラ】
【ボロン蔓】
○[植]⇒とけいそう(トケイソウ,時計草)
ぼろんじ
【梵論字】
【梵論師】
○[古]⇒ぼろ(梵論,暮露)
ほろんばいる
【ホロンバイル】
【呼倫貝爾】
【呼倫貝尓】
◇[中]Hulunbei'er
○⇒ふるんぶいる(フルンブイル,呼倫貝爾,呼倫貝尓)
ほろんぼいる
【ホロンボイル】
【呼倫貝爾】
【呼倫貝尓】
◇[中]Hulunbei'er
○⇒ふるんぶいる(フルンブイル,呼倫貝爾,呼倫貝尓)
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