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百 科 辞 書 《ほま》 編集:獨 澄旻
-------- ほま --------------------------------------------------
ほーまー
【ホーマー】
◇[英]Homer
○[人]⇒ほめろす(ホメロス)
ぼまー
【ボマー】
◇[英]bomber
○[軍]爆撃機の英語名。
⇒ばくげきき(爆撃機)
◎日本語訛りでは「ボンバー」。
ぽます
【ポマス】
◇[英]pomace
○(1)果実や野菜などからジュースを搾(シボ)った残った粕(カス)。
搾り粕。
○(2)木の実・種(タネ)・魚などから油を搾った残った粕。油粕
(アブラカス)。
ほますしゅう《ほますしう》
【ホマス州】
◇[英]Khomas Region
○アフリカ南西部、ナミビア中央部の州。
州都は首都ウィントフーク(Windhoek)。
〈面積〉
3万7,007平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)16万7,071人(10月21日)。
2001(平成13)25万0,262人(8月27日)。
ぼーまるしぇ
【ボーマルシェ】
◇Pierre Augustin Caron de Beaumarchais(ピエール・オーギュ
スタン・キャロン・ド・ボーマルシェ)
○[人]フランスの劇作家・事業家(1732〜1799)。時計商の子。
音楽師として宮廷に出入し、やがて貴族の未亡人と結婚して
ボーマルシェ姓を名乗り、かつ買官して貴族の地位を買う。
政治・実業など多方面に活躍する。
アンシャン・レジームの腐敗を風刺した喜劇で知られる。
作品は1775(安永 4)『セビリアの理髪師([英]The Barber of
Seville)』・1784(天明 4)『フィガロの結婚([英]The Mar-
riage of Figaro)』など。
◎『セビリアの理髪師』はロッシーニが、『フィガロの結婚』
はモーツァルトがオペラ化。
ほみー
【ホミー】
◇[英]homey
○(1)[形]家庭的な、アットホーム(at-home)な、くつろげる。
○(2)[名]同郷の人。
◎ホームボーイ(homeboy):同郷の男性。
ホームガール(homegirl):同郷の女性。
○(3)[名]だまされやすい人。田舎者([英]yokel)。
ほーみー
【ホーミー】
◇[モンゴル語]khoomii/khoomij
○[楽]モンゴル族の伝統的歌唱法で、一人で複数の音を出す喉
歌。また、その倍音唱法。
「フーミー」,「ホーメイ(khoomei)」,「フーメイ」とも、中国語
で「フーマイ(呼麦,humai)」とも呼ぶ。
参照⇒ばとうきん(馬頭琴)
ほみさいど
【ホミサイド】
◇[英]homicide
○(1)殺人。
「マーダー(murder)」とも呼ぶ。
○(2)殺人者・人殺し。
「キラー(killer)」,「マーダラー(murderer)」,「スレイヤー
(slayer)」とも呼ぶ。
ほみにっど
【ホミニッド】
◇[学]hominid
○[生]⇒ほみにど(ホミニド)
ほみにど
【ホミニド】
◇[学]hominid
○[哺]霊長目(Primates)ヒト科(Hominidae)に含まれる哺乳類
の総称。
現世の人類と絶滅した化石人類を含む。
「ホミニッド」とも呼ぶ。
参照⇒じんるい(人類),でにそわじん(デニソワ人)
◎類人猿を含む場合は「ホミノイド(hominoid)」。
ほみのいど
【ホミノイド】
◇[学]hominoid
○[哺]霊長目(Primates)のヒト科(Hominidae)と類人猿(anthro-
poid)を含む哺乳類の総称。
絶滅種も含まれる。
参照⇒ほみにど(ホミニド)
ほみのふぉびあ
【ホミノフォビア】
◇[英]hominophobia
○(1)[病]対人恐怖症。
○(2)[病]男性恐怖症。
ほみろふぉびあ
【ホミロフォビア】
◇[英]homilophobia
○[病]説教恐怖症。
★ほーみんぐ
【ホーミング】
◇[英]homing
○(1)[動](homing instinct)⇒きそうせい(帰巣性)
○(2)[軍]ミサイルや魚雷の自動追尾。
参照⇒ろっくおん(ロックオン)(2)
◎アクティブホーミング(active homing):⇒あくてぃぶほー
みんぐ(アクティブホーミング,アクティブ・ホーミング)
パッシブホーミング(passive homing):⇒ぱっしぶほーみん
ぐ(パッシブホーミング,パッシブ・ホーミング)
ほーみんぐびーこん
【ホーミング・ビーコン】
◇[英]homing beacon
○[空]⇒えぬでぃびー(NDB)
[1]ほーむ
【ホーム】
◇[英]home
○(1)家庭・自宅・家。
◎ホーム・ビデオ
○(2)故郷・国・本国。
◎ヤンキー・ゴー・ホーム
ホームボーイ(homeboy):同郷の男性。
ホームガール(homegirl):同郷の女性。
ホミー(homey):同郷の人。
○(3)[福]療養所・孤児院・母子寮・養老院などの、家庭的な
形態をとっている施設。
◎老人ホーム,サンダース・ホーム
○(4)[運](野球の)ホーム・ベースの略。
[2]ほーむ
【ホーム】
◇[英]platform
○プラットホームの和略語。
⇒ぷらっとほーむ(プラットホーム)
ぼーむ
【ボーム】
◇Lyman Frank Baum
○[人]アメリカのジャーナリスト・作家(1856〜1919)。
代表作は児童文学1900(明治33)『オズの魔法使(The Wonder-
ful Wizard of Oz)』。
参照⇒おずのまほうつかい(オズの魔法使,オズの魔法使い)
ぽーむ
【ポーム】
◇[フ]pomme
○[植](フランス語で)リンゴ(林檎)。
⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)
ほーむがーる
【ホームガール】
◇[英]homegirl
○同郷の女性。
◎ホームボーイ(homeboy):同郷の男性。
ホミー(homey):同郷の人。
ほーむぐろうん
【ホームグロウン】
◇[英]homegrown
○(1)[形]自家製の。
○(2)[形](農産物が)国内産の、地元産の。
○(3)[形]地元出身の。
ほむす
【ホムス】
◇Hims
○(1)(Muhafazat Hims)⇒ほむすしゅう(ホムス州)
○(2)シリア中南部、ホムス州北西部にある州都。
「ヒムス」とも呼ぶ。
〈人口〉
1993(平成 5)53万7,000人。
ほむすしゅう《ほむすしう》
【ホムス州】
◇Muhafazat Hims、[英]Hims Province
○シリア中南部の州。
州都はホムス。
「ヒムス州」とも呼ぶ。
ほーむすぱん
【ホームスパン】
◇[英]homespun
○(1)[形](家庭で紡<ツム>いだ)手織りの。
○(2)[形](転じて)質素な、平凡な。
○(3)手紡ぎの太い羊毛糸で織った、厚手の粗い毛織物。
数色の羊毛を紡いだツイード(tweed)など。
洋服地・ネクタイ地などに用いる。
○(4)(2)に似せて機械紡績糸で織った毛織物。
ほむた
【鞆】
○⇒とも(鞆)
ほーむぺーじ
【ホーム・ページ】
◇[英]home page
○[通]⇒えっちぴー(HP)
ほーむへるぱー
【ホームヘルパー】
◇[和製英語]home helper
○(1)(家事の)お手伝い(家政婦)。
○(2)[福]病人や高齢者などの家庭を訪問し、家事などの日常
生活の世話や介護(カイゴ)を行う人。
「家庭奉仕員」とも呼ぶ。
参照⇒ほーむへるぷさーびす(ホームヘルプサービス)
◎英語では「ホームヘルプ(home help)」。
ほーむへるぷ
【ホームヘルプ】
◇[英]home help
○⇒ほーむへるぱー(ホームヘルパー)
ほーむへるぷさーびす
【ホームヘルプサービス】
◇[英]home-help service
○[福]ホームヘルパー(奉仕員)が家庭を訪問して、病人や高齢
者などの介護(カイゴ)や家事援助を行う制度。
「訪問介護」とも呼ぶ。
参照⇒でいさーびす(デイサービス),しょーとすてい(ショー
トステイ)
◎2007. 6. 6(平成19)厚生労働省、虚偽申請で事業所指定を不
正に取得していたとして訪問介護の最大手コムスン(グッドウィ
ル・グループ<GWG>傘下)を新規事業所を指定せず、また指
定されている事業所は更新せず2011年度までに指定を打ち切る
ことを都道府県に通知。しかし、グッドウィルはコムスンの全
事業を同傘下の介護サービス会社日本シルバーサービス(NS
S)への譲渡を表明。
ほーむぼーい
【ホームボーイ】
◇[英]homeboy
○同郷の男性。
◎ホームガール(homegirl):同郷の女性。
ホミー(homey):同郷の人。
★ほーむらんど
【ホームランド】
◇[英]homeland(祖国)
○[歴]南アフリカのアパルトヘイト政策により、部族ごとに作
られた旧黒人居住地区。
参照⇒あぱるとへいと(アパルトヘイト)
◎ボプタツワナ(Bophuthatswana)。
シスカイ(Ciskei)。
ガザンクル(Gazankulu)。
カングワネ(KaNgwane)。
クワンデベレ(KwaNdebele)。
クワズールー(KwaZulu)。
レボワ(Lebowa)。
クワクワ(Qwaqwa)。
トランスカイ(Transkei)。
ベンダ(Venda)。
〈南アフリカ統治下のナミビアにあったホームランド〉
ダマラランド(Damaraland):⇒だまららんど(ダマラランド)
カオコフェルト(Kaokoveld):⇒かおこふぇると(カオコフェ
ルト)
オバンボランド(Ovamboland):⇒おばんぼらんど(オバンボ
ランド)
カバンゴランド(Kavangoland):⇒かばんごらんど(カバンゴ
ランド)
ブッシュマンランド(Bushmanland):⇒ぶっしゅまんらんど
(ブッシュマンランド)
ヘレロランド(Hereroland):⇒へれろらんど(ヘレロランド)
ツワナランド(Tswanaland):⇒つわならんど(ツワナランド)
バスターランド(Basterland):⇒ばすたーらんど(バスター
ランド)
ナマカランド(Namaqualand):⇒なまからんど(ナマカランド)
ほむんくらす
【ホムンクラス】
◇[英]homunculus
○⇒ほむんくるす(ホムンクルス)
ほむんくる
【ホムンクル】
◇[英]homuncule
○⇒ほむんくるす(ホムンクルス)
ほむんくるす
【ホムンクルス】
◇[独]Homunkulus
○(1)[西洋伝説]人体(精子や耳など)にいて感覚などをあやつっ
ていると考えられた小人。
◎中国:参照⇒さんし(三尸)
○(2)[西洋伝説]妖術によって作られた小さな妖怪(生命)。
○(3)こびと(小人)。一寸法師。
⇒こびと(小人)
○(4)[医](解剖実験用の)人体模型。
「アナトミー(anatomy)」とも呼ぶ。
○(5)[医]感覚・運動をつかさどる脳の領域を、分かりやすい
ようにその感覚器官がある体部の絵で表わした図。
◎カナダの脳外科医ペンフィールド(Wilder Graves Penfield)
とボルドレイ(Edwin Boldrey)が描いた。
◎英語:ホムンクラス(homunculus)/ホムンクル(homuncule)。
フランス語:オムンキュール(homuncule)。
イタリア語:オムンクルス(homunculus)。
ほーめい
【ホーメイ】
◇[モンゴル語]khoomei
○[楽]⇒ほーみー(ホーミー)
ほめいに
【ホメイニ】
◇Imam Ayatollah Ruhollah Khomeini
○[人]イランの宗教学者・イスラム教シーア派の最高指導者
(1902〜1989. 6. 3)。長男はモスタファ師(Hajj Aqa Mustafa
Khomeini)(1930〜1977)。
パフレビー(パーレビ)王政下、反体制運動を指導して国外追
放。
1979(昭和54)イラン革命に伴い帰国。
参照⇒ぱふれびーちょう(パフレビー朝)
◎1900年生れとも。
ほめおすたしす
【ホメオスタシス】
◇[英]homeostasis
○[生]生物体がさまざまな外的環境や生物体自身の変化に対応
して、体内の諸器官がつねに一定の状態を保持して生存を維持
する機能・現象。
外的環境には気温や湿度など、生物体自身の変化には姿勢や
運動など、体内環境には体温・血流量・血液成分などがある。
哺乳類では自律神経やホルモンなどで行われ、体温調節はそ
の一例。
最近では精神内部のバランスをも指すようになっている。
「恒常性(コウジョウセイ)」とも呼ぶ。
◎ラテン語の「同一の(homeo)」と「状態(stasis)」から。
アメリカの生理学者キャノン(W.B.Cannon)が命名。
ほめおぱしー
【ホメオパシー】
◇[英]homeopathy
○[医]同毒療法・同種療法・類似療法。
健康体に用いれば患者の症状に似た作用を起こさせる劇毒薬
を、少量づつ患者に投薬する治療法。
凍傷に氷を、下痢に下剤を用いるような方法で、ドイツを中
心に今日も民間療法として残っている。
「ホメオパチー([独]Homeopathie)」とも呼ぶ。
⇔あろぱしー(アロパシー)
◎19世紀前半、ハーネマン(S.Hahnemann)(1755〜1843)が提唱
し、体系化された。
◎ホメオパス(homeopath):同種療法医。
ほめおぱす
【ホメオパス】
◇[英]homeopath
○[医]同種療法医。
参照⇒ほめおぱしー(ホメオパシー)
◎アロパス(allopath):逆症療法医。
ほめおぱちー
【ホメオパチー】
◇[独]Homeopathie
○[医]⇒ほめおぱしー(ホメオパシー)
ほめごろし
【誉め殺し】
【褒め殺し】
○[俗]悪意を持って、相手が慢心(マンシン)するまで極度に誉めそ
やすこと。
そのため、おごり高ぶった相手は周囲から見放されるように
なる。
参照⇒いつびいつあく(溢美溢悪)
ほめしゅ
【ホメシュ】
◇Homesh
○パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)北部にある
ユダヤ人入植地。
トゥルカレム(Tulkarem)の東方で、北東には同じユダヤ人入
植地のサヌル(Sanur)がある。
◎2005. 8.23(平成17)イスラエル軍、サヌルとともに入植者の
強制排除に着手。
ぽめらにあ
【ポメラニア】
◇[英]Pomerania/Pomeranian Province
○[歴]ドイツ東北部、バルト海沿岸にあった州。
州都はシュテッチン([独]Stettin)。
ドイツ語名は「ポンメルン州(Provinz Pommern)」、ポーラン
ド語名は「ポモジェ(Pomorze)」。
〈面積〉
3万8,410平方キロメートル。
◎第二次世界大戦後、オーデル川(Fluss Oder)以東および河口
近くの西側一部1万6,408平方キロメートルがポーランドに分割
され、残り7,250平方キロメートルが東ドイツのシュベリン県
(Bezirk Schwerin)に所属した。
参照⇒ざほどにおぽもるすきえけん(ザホドニオ・ポモルス
キエ県),めくれんぶるくふぉあぽんめるんしゅう(メクレンブ
ルクフォアポンメルン州,メクレンブルク・フォアポンメルン
州)
★ぽめらにあわん
【ポメラニア湾】
◇[独]Pommersche Bucht、[ポーランド語]Zatoka Pomorska、
[英]Pomeranian Bay/Bay of Pomerania
○[地]ドイツとポーランドの境にある、バルト海(Ostsee)の湾。
オーデル川が流入する。
「オーデル湾(Oderbucht)」とも呼ぶ。
ぽめらにあん
【ポメラニアン】
◇Pomeranian
○[哺]イヌの一品種。毛足の長い小型犬。ポメラニア原産。
ほめる
【ホメル】
◇Homel/Homyel'
○⇒ごーめり(ゴーメリ)
ほめるしゅう《ほめるしう》
【ホメル州】
◇Homelskaya Voblasts'
○⇒ごーめりしゅう(ゴーメリ州)
ぽめれ
【ポメレ】
◇[フ]pommele
○[形](フランス語で)斑(マダラ)の、斑(ブチ)の。
ぽめろ
【ポメロ】
◇pomelo/pommelo、[学]Citrus maxima
○[農]⇒ざぼん(ザボン,朱欒)
★ほめろす
【ホメロス】
◇Homeros、[英]Homer
○[人]紀元前9〜8世紀の古代ギリシアの詩人。生没年不詳。
生れは小アジア。
『イリアス(Ilias)』・『オデュッセイア(Odysseia)』の作
者とされる。
英語名は「ホーマー」。
◎生れはヒオス島(Nisos Khios)とも言われている。
ほも
【ホモ】
◇[希]homo
○(1)[接尾辞]「同一の・同質の・同形の・同種の・同性の」を
表す語形成要素。。
⇔へてろ(ヘテロ)(1)
参照⇒いそ(イソ)(1)
○(2)[生]ホモ接合体の略称。
⇒ほもせつごうたい(ホモ接合体)
○(3)ホモセクシャリティー(homosexuality)(同性愛)の略称。
⇒ほもせくしゃりてぃー(ホモセクシャリティー)
○(4)[形]ホモセクシャアル(homosexual)(同性愛の)の略称。
⇒ほもせくしゃる(ホモセクシャル)
ぽも
【ポモ】
◇[フ]pommeau
○(1)(フランス語で)握り・取っ手。
○(2)(フランス語で)柄頭(ツカガシラ)([英]pommel)。
参照⇒ぽんめる(ポンメル)(2)
ぽーも
【ポーモ】
◇[伊]pomo
○(1)[植](イタリア語で)リンゴ(林檎)。
⇒りんご(りんご,リンゴ,林檎,苹果)
○(2)(イタリア語で)柄頭(ツカガシラ)([英]pommel)。
参照⇒ぽんめる(ポンメル)(2)
○(3)(イタリア語で)握り・取っ手。
ほもえるがすたー
【ホモ・エルガスター】
◇[羅]Homo ergaster
○[化生]180〜140万年前の原人。
参照⇒どまにしいせき(ドマニシ遺跡)
ほもぐらふと
【ホモグラフト】
◇[英]homograft
○(1)[医]同種移植。
○(2)[医]同種移植片。
○(3)[医](特に人の遺体から採取した)移植組織。
参照⇒ぐらふと(グラフト),おーとぐらふと(オートグラフト),
せいたいべん(生体弁)
ほもさぴえんす
【ホモ・サピエンス】
◇[羅]Homo sapiens(賢い人)
○[化生]現生人類(Homo sapiens sapiens)・人類。
このうち洪積世末期に生れた現代人の直接の祖先で、化石骨
で発見されている旧石器時代のクロマニョン人・上洞人(ジョウド
ウジン)などは新人類(シンジンルイ)と呼ぶ。
参照⇒ほもでめんす(ホモ・デメンス)
ほもさぴえんすいだるつ
【ホモ・サピエンス・イダルツ】
◇[羅]Homo sapiens idaltu
○[化生]約16万年前の新人の亜種。
「ホモ・サピエンス・イダルトゥ」とも呼ぶ。
◎1997(平成 9)エチオピア中部、アファール地区のアワシュ川
中流域渓谷で頭部化石が出土。
現代人のアフリカ単一起源説を裏付ける有力な資料とされる。
◎イダルツは現地の言葉で「長老」を意味する。
ほもさぴえんすいだるとぅ
【ホモ・サピエンス・イダルトゥ】
◇[羅]Homo sapiens idaltu
○[化生]⇒ほもさぴえんすいだるつ(ホモ・サピエンス・イダ
ルツ)
ぽもじぇ
【ポモジェ】
◇[ポーランド語]Pomorze
○(1)ポメラニア([英]Pomerania)のポーランド語名。
⇒ぽめらにあ(ポメラニア)
○(2)(ojewodztwo Pomorskie)⇒ぽもじぇけん(ポモジェ県)
ぽもじぇけん
【ポモジェ県】
◇[ポーランド語]Wojewodztwo Pomorskie
○ポーランド北部の県。北部をバルト海に面する。
県都はグダニスク(Gdansk)。
◎第二次世界大戦後、ポーランド領。
参照⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊)
ほもせくしゃりてぃー
【ホモセクシャリティー】
◇[英]homosexuality
○同性愛。
単に「ホモ(homo)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぇありー(フェアリー)(2),がにみーど(ガニミード)
(3),かみんぐあうと(カミングアウト)(2),しびるゆにおん(シ
ビルユニオン)
◎主に男性同士の同性愛を呼び、女性同士は「レズ」,「レズビア
ン」と呼ぶ。
参照⇒れすびあん(レスビアン)
◎形容詞は「ホモセクシャル(homosexual)」。
ヘテロセクシャリティー(heterosexuality):異性愛。
ヘテロセクシズム(heterosexism):同性愛者に対する偏見・
差別。
ほもせくしゃる
【ホモセクシャル】
◇[英]homosexual
○(1)[形]同性愛の。
単に「ホモ(homo)」とも呼ぶ。
◎名詞は「ホモセクシャリティー(homosexuality)」。
ヘテロセクシャル(heterosexual):異性愛の。
○(2)[名]同性愛の人・同性愛者。
「ホモファイル(homophile)」とも、単に「ホモ(homo)」とも呼
ぶ。
参照⇒ふぇありー(フェアリー)(2),がにみーど(ガニミード)
(3),どらっぐくいーん(ドラッグクイーン)
◎主に男性同士の同性愛を呼び、男性同士に限定するときは
「ゲイ(gay)」,「ゲイボーイ(gay boy)」、女性同士は「レズ(les)」,
「レズビアン(lesbian)」と呼ぶ。
参照⇒れすびあん(レスビアン)
ほもせつごうたい《ほもせつがふたい》
【ホモ接合体】
○[生]対応する特定の遺伝子が同一の配偶子同士が接合して生
じた個体。また、その遺伝子構成。
「ホモ」,「同型接合体」とも呼ぶ。
⇔へてろせつごうたい(ヘテロ接合体)
ほもでめんす
【ホモ・デメンス】
◇[羅]Homo denmens
○愚かな人・良識のない人・発狂した人。
主に「賢い人」の意味を持つ「ホモ・サピエンス(Homo sapiens)
に対極する言葉として用いられる。
◎「デメンス」は「痴呆(dementia)」と同源語。
ぽもどーろ
【ポモドーロ】
◇[伊](単数形)pomodoro/(複数形)pomodori(ポモドーリ)
○(イタリア語で)トマト。
⇒とまと(トマト)
ぽもな
【ポモナ】
◇Pomona
○[ロ神]果実の女神。
「ポモーナ」とも呼ぶ。
ぽもーな
【ポモーナ】
◇Pomona
○[ロ神]⇒ぽもな(ポモナ)
ほもはびりす
【ホモ・ハビリス】
◇[羅]Homo habilis(器用な人)
○[化生]最新世初頭の化石人類。200〜160万年前で、ホモ属最
古。
アフリカ東部、タンガニーカ(現:タンザニア)のオルドバイ
峡谷(Olduvai Gorge)で1960(昭和35)以来、発掘されている人
骨で、1964(昭和39)学会に発表された。
身長1〜1.5メートルでアウストラロピテクス類(猿人)に似
ているが、脳容積は500〜800ccで脳の容量が大きく、歯の構
造もものを話せるくらいに発達している。
猿人と原人の間に位置付けられるが、猿人とする考え方もあ
る。
参照⇒おるどわんせっき(オルドワン石器),あうすとらろぴ
てくすあふぁれんしす(アウストラロピテクス・アファレンシ
ス)
ほもふぁいる
【ホモファイル】
◇[英]homophile
○同性愛者
⇒ほもせくしゃる(ホモセクシャル)(2)
★ほもふぁーべる
【ホモ・ファーベル】
◇[羅]Homo faber(工作する人)
○[哲]
◎ドイツの哲学者シェーラー(Max Scheler)の造語。
★ほもふぉにー
【ホモフォニー】
◇[英]homophony
○(1)[楽]一つの主旋律の声部と、和声的な伴奏で従属する他
の声部から成る音楽。
参照⇒ぽりふぉにー(ポリフォニー)
○(2)[楽](monophony)⇒ものふぉにー(モノフォニー)(1)
ほもふぉびあ
【ホモフォビア】
◇[英]homophobia
○[心]同性愛嫌い。
ほもふろれしえんしす
【ホモ・フロレシエンシス】
◇[学]Homo floresiensis
○[化生]⇒ほもふろーれしえんしす(ホモ・フローレシエンシ
ス)
ほもふろーれしえんしす
【ホモ・フローレシエンシス】
◇[学]Homo floresiensis
○[化生]インドネシアのフロレス島(Flores Island)で発見さ
れた、約1万8,000年前の化石人類。
ピテカントロプス・エレクトゥス(Pithecanthropus erectus)
(ジャワ原人)の子孫と見られる。
脳の大きさは417cc、身長約1メートル、体重30キログラ
ム前後。
二足歩行や、打製石器の使用が確認されている。
約1万2,000年前まで生存した可能性がある。
「ホモ・フロレシエンシス」,「フローレス原人([英]Man of
Flores)」,「フロレス原人」とも呼ぶ。
参照⇒ぴてかんとろぷすえれくとぅす(ピテカントロプス・
エレクトゥス),めがんとろぷすぱれおじゃばにくす(メガント
ロプス・パレオジャバニクス)
◎2003. 9.(平成15)フローレス島西部のリアンブア洞窟(Liang
Bua cave)から発掘。
2005. 4.28(平成17)インドネシア国立ガジャマダ大学(Uni-
versitas Gajah Mada)(UGM)の研究グループ、発見場所から
約1キロメートルに男性の身長145センチメートル・女性135セ
ンチメートル以下の小さい人が住む村(77世帯)を発見し、現代
人(ホモサピエンス)と結論付ける。
2005.10.13(平成17)オーストラリア・ニューイングランド大
学やインドネシア考古学センターなどのチーム、イギリスの科
学雑誌「ネイチャー」で下あご部分を新たに発見したと発表。
◎従来は約2万8,000年前にネアンデルタール人(Homo sapiens
neanderthalensis)が絶滅した後はホモ・サピエンス(Homo sa-
piens)(現生人類)のみと考えられていた。
ホモサピエンスの亜種との説もある。
小型化したのは「島嶼化」によると考えられている。
参照⇒とうしょか(島嶼化)
ぽもるにくがたえあくっしょんようりょくかん
《ぽもるにくがたえあくつしょんやうりよくかん》
【ポモルニク型エアクッション揚陸艦】
○[軍]⇒ぽもるにくがたえあくっしょんようりょくてい(ポモ
ルニク型エアクッション揚陸艇)
ぽもるにくがたえあくっしょんようりょくてい
《ぽもるにくがたえあくつしょんやうりよくてい》
【ポモルニク型エアクッション揚陸艇】
◇[英]Pomornik class hovercraft/Zubr class LCAC
○[軍]ロシア(旧:ソ連)の大型軍用ホバークラフト。
全長56.2メートルで世界最大の軍用ホバークラフト。
「ポモルニク型エアクッション揚陸艦」とも呼ぶ。
参照⇒えるしーえーしー(LCAC)
ほもろじー
【ホモロジー】
◇[英]homology
○(1)(構造や機能の)相同・相似。相同関係。
○(2)[生](異種生物の部分・器官の)相同。
参照⇒あなろじー(アナロジー)(3)
◎相同器官
○(3)[化]同族関係。
○(4)[数](幾何学の)相同。
ぼーもんと
【ボーモント】
◇Beaumont
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南東部、ジェ
ファーソン郡(Jefferson County)北部にある郡都。工業都市。
毎年、ロデオ大会が行われる。
〈人口〉
1990(平成 2)11万4,323人。
◎バーモント州(Vermont State)は合衆国ニューイングランド
(New England)地方の州。
ほや
【ホヤ】
【海鞘】
◇[英]sea squirt
○[生]ホヤ(海鞘<カイショウ>)目に属する原索動物の総称。
球状に近い厚い皮に包まれ海底に棲む。食用で、ほろ苦い。
旬は身が厚くなる5〜8月。養殖も行われ、生産日本一は宮
城県。
「海のパイナップル(ocean pineapple)」とも呼ぶ。
◎夏の季語。
◎英語名の"squirt"は「水鉄砲」。
朝鮮語では「モンゲ(meongge)」。
ほや
【火屋】
○(1)⇒ほや(火屋,火舎)
○(2)火葬場の別称。
⇒かそうば(火葬場)
ほや
【火屋】
【火舎】
○(1)香炉(コウロ)や手焙(テアブ)りなどの蓋(フタ)。
◎「火舎」は「かしゃ」とも読む。
参照⇒かしゃ(火舎)
○(2)石油ランプ・ガス灯などの火をおおい包むガラス製の筒。
「チムニー([英]chimney)」とも呼ぶ。
★ほーや
【HOYA】
【ホーヤ】
◇[英]HOYA Corporation
○[経]光学ガラス製造の最大手会社。
本社は東京都新宿区。
◎1941.11. 1(昭和16)山中正一・茂兄弟が創業。
1944. 8.23(昭和19)東洋光学硝子製造所を設立。
1984(昭和59)現名に社名変更。
2006.12.21(平成18)精密機器大手ペンタックスとの合併に基
本合意と発表。
2007.10. 1(平成19)HOYAペンタックスHDを設立予定。
ぼや
【戊夜】
○⇒ごこう(五更)(2)
ぼやい
【ボヤイ】
◇Janos Bolyai(ヤノス・ボヤイ)
○[人]ハンガリアの数学者(1802〜1860)。
1823(文政 6)非ユークリッド幾何学(non-Euclidean geome-
try)を考案。
◎1826(文政 9)ロシアの数学者ロバチェフスキー(Nikolai
Ivanovich Lobachevskii)もボヤイとは無関係に非ユークリッ
ド幾何学を創始した。
ぼやかけか
【ボヤカ県】
◇[西]Departamento de Boyaca、[英]Boyaca Department
○南アメリカ、コロンビア中央部の県。
県都はトゥンハ(Tunja)。
「ボジャカ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万3,189平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)117万4,031人(10月24日現在)。
ぽーやんふー
【ポーヤンフー】
【ハ陽湖】
◇[中]Poyang Hu
○[地]⇒はようこ(ハ陽湖)
ほよう《ほえう》
【歩揺】
○[歴]古代中国の女性の髪飾り。
参照⇒かんざし(簪)(2)
◎白居易『長恨歌』:雲鬢(ウンビン)花顔、金歩揺。
◎歩くと揺(ユ)れることから。
★ほら
【法螺】
○
ほらー
【ホラー】
◇[英]horror
○(1)恐怖。
○(2)嫌悪(ケンオ)。
○(3)[映][劇]小説・映画・演劇などで、読者や観客に恐怖を
感じさせる要素に富んだ作品。
◎類語:⇒すりらー(スリラー),さすぺんす(サスペンス)(2)
ほーら
【ホーラ】
◇[英]hora/horah
○[楽]ルーマニア・イスラエルの民族舞踊。その舞曲。
◎イスラエルのものは、ルーマニア系ユダヤ人から伝わったも
の。
ぼら
【ぼら】
【ボラ】
○[俗][地]鹿児島県南東部に分布する、軽石質火山灰土・降下
軽石層の俗称。
多孔質・吸湿性大で、地表近くでは植物生育を妨げるので、
作物を植えるにはブルドーザーなどで排除して肥料を多くする
必要がある。
桜島起源の「大正ボラ」,「安永ボラ」が有名。
ぼら
【ボラ】
◇bora
○(1)[気]バルカン半島西部のディナルアルプス山脈([英]the
Dinaric Alps)で、冬季にアドリア海の東岸に吹き下ろす強い
北東風。
半島内陸で気圧が高く、海側で気圧が低いときに発生する。
◎ギリシア神話の「ボレアス(boreas)(北風の神)」に因(チナ)む。
○(2)[気](一般に)突風を伴う寒冷な斜面降下風。
参照⇒ふぇーんげんしょう(フェーン現象)
★ぼら
【ボラ】
【鯔】
◇[学]Mugil cephalus cephalus
○[魚]ボラ目(Mugiliformes)ボラ科(Mugilidae)ボラ属(Mugil)
の海魚。
出世魚でオボコまたはスバシリ、イナ、ボラ、トドの順。
卵巣からカラスミをつくる。
参照⇒からすみ(カラスミ)
[1]ぽーら
【ポーラ】
◇[伊]pola
○[鳥](ベネト方言で)カラス(烏)。
[2]ぽーら
【ポーラ】
◇[伊]Pola
○[古]クロアチアの都市プーラ(Pula)のイタリア語名。
⇒ぷーら(プーラ)
[3]ぽーら
【ポーラ】
◇[英]Pola,Inc
○(1)[経]化粧品会社の一社。
本社は東京都品川区西五反田。
◎1929(昭和 4)鈴木忍が静岡で創業。
1946(昭和21)株式会社ポーラ化粧品本舗(POLA Cosmetics,
Inc)を設立。
2007. 7.(平成19)株式会社ポーラに社名変更。
2010.12.10(平成22)ポーラ・オルビスホールディングス、東
証1部に上場。
○(2)その化粧品ブランド名。
ほらい
【ホライ】
◇[希](複数形)Horai/(単数形)Horae
○[ギ神]⇒ほーらい(ホーライ)
ほーらい
【ホーライ】
◇[希](複数形)Horai/(単数形)Horae
○[ギ神]時の女神で、時期・季節をつかさどる三姉妹。平和の
女神エイレネー(Eirene)・正義の女神ディケ(Dike)・秩序の女
神エウノミア(Eunomia)の総称。
ゼウス(Zeus)とテミス(Themis)の娘。
「ホライ」とも呼ぶ。
参照⇒てみす(テミス)
[1]ほらいぞん
【ホライゾン】
◇[英]horizon
○(1)地平線・水平線の英語名。
参照⇒ちへいせん(地平線),すいへいせん(水平線)
◎形容詞は「ホリゾンタル(horizontal)」。
垂直の英語名は「バーティカリティー(verticality)」。
◎ドイツ語:ホリゾント(Horizont)。
フランス語:オリゾン(horizon)。
イタリア語:オリッゾンテ(orizzonte)。
スペイン語:オリソンテ(horizonte)。
ロシア語:ゴリゾント(gorizont)。
トルコ語:ウフク(ufuk)。
○(2)視野。
○(3)(転じて)思考・知識・理解などの、範囲・限界。
[2]ほらいぞん
【ホライゾン】
◇[登録商標]Horizon
○[交]本田技研工業(株)の四輪駆動車。
いすゞ自動車(株)がビッグホーン(BIGHORN)をベースにOE
M生産・供給する。
ぽらいな
【ポライナ】
◇[西]polaina
○[服](スペイン語で)ゲートル([フ]guetres)。
⇒げーとる(ゲートル)
ほらがとうげ《ほらがたうげ》
【洞ヶ峠】
◇[日]Horagatoge/Hora ga Toge
○(1)[地]京都府南部と大阪府枚方市(ヒラカタシ)との境にある峠。
天王山の南、約7キロメートルにある。
参照⇒てんのうざん(天王山)(1)
○(2)有利な方につこうとして形勢を観望すること。二心を抱
いて去就を決しないこと。
「順慶流(ジュンケイリュウ)」,「日和見(ヒヨリミ)」,「二股膏薬(フタマタコウヤク)」
とも呼ぶ。
参照⇒つついじゅんけい(筒井順慶)
ぽらくるせん
【ポラクル船】
◇[英]polacre ship
○[海]⇒ぽらっか(ポラッカ)
★ほらさん
【ホラサン】
【呼羅珊】
◇Khorasan/Khurasan
○(1)(Khorasan Ostan)⇒ほらさんしゅう(ホラサン州)
○(2)[歴]イラン北東部を中心としてアフガニスタン・トルク
メニスタン共和国にまたがる地方。アム・ダリヤ川(Amu-Darya)
以南、ヒンズークシ山脈以北の地域。
中央アジアからイラン・インドへの要路。
古代、パルティア帝国の発祥地。
ササン朝ペルシアの滅亡後、イスラム化する。
「ホラーサーン」,「フラーサーン(Khurasan)」とも呼ぶ。
ほらーさーん
【ホラーサーン】
◇Khorasan
○⇒ほらさん(ホラサン,呼羅珊)
ほらさんこうげん《ほらさんかうげん》
【ホラサン高原】
◇[英]Khorasan Plateau
○[地]イラン高原の別称。
⇒いらんこうげん(イラン高原)
ほらさんしゅう《ほらさんしう》
【ホラサン州】
◇Khorasan Ostan、[英]Khorasan Province
○イラン北東部の州。南東部をシースターン・バ・バルチスタ
ーン州(Sistan va Baluchestan Ostan)、南部をケルマン州
(Kerman Ostan)、南西部をヤズド州(Yazd Ostan)、北西部をセ
ムナン州(Semnan Ostan)に接し、北部をトルクメニスタン、東
部をアフガニスタンに隣接。
州都はメシェッド(Meshed)。
「ホラーサーン州」とも呼ぶ。
〈面積〉
118,854平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)490万7,970人(10月21日現在)。
2006(平成18)559万3,079人(10月28日現在)。
ほらーさーんしゅう《ほらーさーんしう》
【ホラーサーン州】
◇Khorasan ostan
○⇒ほらさんしゅう(ホラサン州)
ぼーらす
【ボーラス】
◇[英](単数形)bolus/(複数形)boluses
○(1)[哺](boluses)反芻動物の食い戻し。
⇒かっど(カッド)
○(2)[動][医](牛馬用の)大きい丸薬。
○(3)[医]大量急速投与薬。
また、静脈などから薬液を短時間で大量に投与すること。
参照⇒じょうみゃくちゅうしゃ(静脈注射)
◎ボーラス投与
ぽーらすきんぞく
【ポーラス金属】
◇[英]porous metal
○[工]多孔質金属。
軽量だが、穴が均一で強度は従来の金属とほぼ変わらない。
ほらずむ
【ホラズム】
【花剌子模】
◇Khorezm/Khwarazm
○[歴]中央アジアのアム・ダリヤ川(Amu-Darya)下流、アラル
海(Aral Sea)南方の地域の古称。
現在のウズベキスタン共和国のカラカルパク自治共和国とト
ルクメニスタンの一部にまたがる、ヒバを中心とする地方。
古くからアム川(アム・ダリヤ川)下流域の肥沃な三角州地帯
に灌漑農耕が発達し、ゾロアスター文化がさかえた中央アジア
古代文明の一中心地。
中継貿易の拠点でもあり、8世紀にアラビア人が占領してイ
スラム化が進んだ。
11世紀にはガズニ朝とセルジュク・トルコに征服されたが、
11世紀末にセルジュク朝からホラズム帝国が独立。
13世紀にモンゴル軍に征服され、のちキプチャク汗国・チム
ール帝国を経て、16世紀初頭にウズベク人のヒバ汗国(the Khan-
ate of Khiva)が建国され、1873(明治 6)ロシアの保護国。
ソビエト連邦成立後はホラズム共和国を経て、ウズベク・ト
ルクメン両共和国に二分される。
「コラズム(Khorazm)」,「ホレズム(Khorezm)」とも、アラビア
語で「フワーリズム(Khwarizm)」とも呼ぶ。
◎ギリシア人は「コラスミア(Chorasmia)」と呼んだ。
○(2)[歴]⇒ほらずむちょう(ホラズム朝)
○(3)[歴]⇒ほらずむきょうわこく(ホラズム共和国)
ほらずむきょうわこく
【ホラズム共和国】
◇[英]the Khorezm Soviet People's Republic
○[歴]ソビエト連邦成立後、ホラズムにあった共和国。
1873(明治 6)ヒバ汗国(the Khanate of Khiva)、ロシアの保
護国となる。
1920(大正 9)ホラズム共和国となる。
1924(大正13)ウズベク共和国とトルクメン共和国に分割。
参照⇒うずべきすたんきょうわこく(ウズベキスタン共和国)
ほらずむちょう《ほらずむてう》
【ホラズム朝】
◇[英]Khwarazm Dynasty/Khwarezm-Shah Dynasty
○[歴]中央アジアのホラズムを中心としたトルコ系イスラム王
朝(1077〜1231)。
1077年、ガズニ朝のホラズム軍政府総督アヌーシュティーギ
ーン(Anush Tigin)がセルジュク朝から独立し、ホラズム・シャ
ー(Khwarazm Shah)と称して王朝を建設。
アトシーズ(Atsiz)時代(1127〜1156)に、セルジュク朝に代
わってイランを領有し、首都をウルゲンチ(Urgentch)からサマ
ルカンド(Samarkand)に移し大帝国を築いた。
アラー・ウッディーン・ムハンマド(Ala ad-Din Muhammad)
時代(1200〜1220)に最盛期を迎え、ゴール朝を滅ぼしてアフガ
ニスタンを領有。
ジンギス汗の西アジア遠征により、1220年ホラズムが征服さ
れ、1231年に滅亡。
「フワーリズム・シャー朝(the Khorezm Shah State)」,「ホラ
ズム帝国(the Khorezm Empire)」とも呼ぶ。
ほらずむていこく
【ホラズム帝国】
◇[英]the Khorezm Empire/Khwarezmian Empire
○[歴]⇒ほらずむちょう(ホラズム朝)
ほらちうす
【ホラチウス】
◇Quintus Horatius Flaccus、[英]Horace
○[人]⇒ほらてぃうす(ホラティウス)
ぽらっか
【ポラッカ】
◇[伊]polacca(ポーランドの)、[フ]polacre、[英]polacre
○[海]地中海で商船として使用された、2〜3本マストの帆船。
「ポラクル船(polacre ship)」とも呼ぶ。
参照⇒じーべっく(ジーベック)
ぼーらっくす
【ポーラックス】
◇[英]poleaxe/poleax
○(1)畜殺用の斧(オノ)(axe)。
一方が刃物、他方がハンマーになったもの。
○(2)中世ヨーロッパで使用された、斧と矛(ホコ)を組み合せた
武器。
★ほらてぃうす
【ホラティウス】
◇Quintus Horatius Flaccus、[英]Horace(ホーレス)
○[人]ローマ帝政初期の叙情詩人(BC. 65〜BC. 8)。
著書『詩論(Ars poetica)』は詩人が書いた詩論として後世
に影響を与えた。
「ホラチウス」とも呼ぶ。
ぼらてぃこてりうむあんてぃくうす
【ボラティコテリウム・アンティクウス】
◇[学]Volaticotherium antiquus(古代の空飛ぶ獣)
○[化生]ジュラ紀中期から白亜紀前期(1億7,500万年前〜1億
2,500万年前)の中生代に生存した小型の哺乳類。
長い手足に飛膜を持ち、モモンガのように滑空したと考えら
れている。
◎2006.12.14(平成18)イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に発表。
中国内モンゴル自治区の1億2,500万年以上前の地層から化石が
発見され、全長12〜14センチメートル・体重約70グラムと推定
されている。
ぼらてぃりてぃー
【ボラティリティー】
◇[英]volatility
○(1)[化]揮発性。
○(2)移り気・気まぐれ。
参照⇒ぼらてぃりてぃーしすう(ボラティリティー指数)
ぼらてぃりてぃーしすう
【ボラティリティー指数】
◇[英]volatility index
○[経](シカゴ・オプション取引所の)相場が変動する可能性を
示す尺度。
略称は「VIX」。
「予想変動率」とも、投資家の不安心理を示す指標として俗に
「恐怖心指数」とも呼ぶ。
ほらどこ
【洞床】
◇[日]horadoko/hora-doko
○[建]茶室の床の間の一形式。
袋床(フクロドコ)のように間口の一方に袖壁(ソデカベ)(小壁)を設
け、正面上方の小壁には落掛(オトシガ)け(横木)を用いず、洞の
ような形に壁土で塗り回したもの。
床の間口より床の奥の方が広く、また薄暗くなっていて、袋
床や室床(ムロドコ)に比べ幽玄さが深まっている。
参照⇒むろどこ(室床),ふくろどこ(袋床),つちてんじょう
(土天井)
ぼらーの
【ボラーノ】
◇[伊]volano(ヴォラーノ)
○(1)(イタリア語で)羽根付き([英]shuttlecock)。
⇒しゃとるこっく(シャトルコック)(2)
○(2)[運](イタリア語で)バドミントンの羽根。
⇒しゃとるこっく(シャトルコック)(1)
○(3)[運](イタリア語で)バドミントン。
○(4)[機](イタリア語で)弾み車。
⇒はずみぐるま(はずみ車,弾み車,勢車)
ほらのみや
【保良宮】
○[歴]奈良時代の淳仁天皇(ジュンニン・テンノウ)(在位: 758〜 764)の
時、藤原仲麻呂によって近江国滋賀郡石山付近(現:滋賀県大津
市)に造営された離宮。未完。
平城京との位置関係から「北京(ホッキョウ)」とも呼ばれた。
ぼらぴゅーく
【ボラピューク】
◇Volapuek(世界語)/Volapuk
○[言]⇒ぼらぴゅっく(ボラピュック)
ぼらぴゅっく
【ボラピュック】
◇Volapuek(世界語)/Volapuk
○[言]国際人工語の一つ。
英語を基礎に開発されたが、合成語が多いため綴(ツヅ)りが
長く、意味も不明瞭になりがちでほとんど使用されていない。
「ボラピューク」,「ヴォラピューク」とも呼ぶ。
参照⇒えすぺらんと(エスペラント)
◎1879(明治12)ドイツのカトリック僧シュライヤー(Johann
Martin Schleyer)(1831〜1912)が創始。
1880(明治13)発表。
ほらふきだんしゃくのぼうけん
【ほら吹き男爵の冒険】
【法螺吹き男爵の冒険】
◇[独]Wunderbare Reisen zu Wasser und zu Lande: Feldzuge
und lustige Abenteuer des Freiherrn von Muenchhausen 、
[英]Marvellous Travels on Water and Land: Campaigns and
Comical Adventures of the Baron of Munchhausen
○[文]ドイツの詩人ビュルガー(Gottfried August Buerger)
(1748〜1794)が著した小説。
主人公が経験したという大ぼらを吹く嘘物語の古典。
参照⇒[2]びゅるがー(ビュルガー)
◎1786(天明 6)刊行。
◎モデルはミュンヒハウゼン(Karl Friedrich Hieronymus von
Muenchhausen)男爵(1720. 5.11〜1797. 2.22)。
参照⇒みゅんひはうぜんしょうこうぐん(ミュンヒハウゼン
症候群)
★ぼらぼらとう《ぼらぼらたう》
【ボラボラ島】
◇[フ]Ile de Bora-Bora、[英]Bora-Bora Island
○[地]南太平洋、フランス領ポリネシアにある火山島。
ほーらまばーど
【ホーラマバード】
◇Khorramabad
○イラン西部、ロレスタン州(Lorestan Ostan)中央部にある州
都。
〈人口〉
1991(平成 3)24万9,256人。
1996(平成 8)27万2,815人。
ぽらりす
【ポラリス】
◇[英]Polaris
○(1)[天]北極星。
⇒ほっきょくせい(北極星)
○(2)[軍]アメリカ軍の中距離弾道ミサイル(SLBM)の一つ。
原子力潜水艦に装備し、潜航中に発射できる。
A3型では発射重量13.5トンの固体燃料ロケット2段、1メ
ガトンの核弾頭を装着し、慣性誘導で射程4,700キロメートル。
◎1960年代は主力であったが1970年代にポセイドンに置き替え
られた。
○(3)[軍]戦略型原子力潜水艦(SSBN)の通称。
⇒えすえすびーえぬ(SSBN)
ぽらりすがたげんしりょくせんすいかん
【ポラリス型原子力潜水艦】
○[軍]戦略型原子力潜水艦(SSBN)の通称。
⇒えすえすびーえぬ(SSBN)
[1]ぼらーれ
【ボラーレ】
◇[伊]volare(ヴォラーレ)、[英]fly
○[自動](イタリア語で)飛ぶ。
[2]ぼらーれ
【ボラーレ】
◇[伊]Volare(飛ぶ)、[英]Volare
○[楽]モドゥーニョ(Domenico Modugno)・ミグリアッチ(Fran-
co Migliacci)作詞、モドゥーニョ作曲の歌謡曲(カンツォーネ)。
歌はモドゥーニョ。
原題は『青く塗られた青の中(Nel blu dipinto di blu)』。
ぽらろいど
【ポラロイド】
◇[商標名]Polaroid
○(1)アメリカ合衆国の写真機メーカー(Polaroid Corporation)。
本社はマサチューセッツ州ウォルサム市(Waltham City)。
インスタントカメラの「ポラロイド・カメラ」で知られる。
◎1937(昭和12)創業。
2001.10.12(平成13)デジタルカメラの普及で業績が悪化し、
米連邦破産法11条(日本の会社更生法に相当)の適用を申請。
2005. 4.27(平成17)投資会社ペターズ・グループ・ワールド
ワイド(Petters Group Worldwide)が買収し、家電事業に参入。
2008(平成20)デジタルカメラに押されてインスタントカメラ
の生産中止。
2008.12.20(平成20)親会社ペターズ・グループ・ワールドワ
イドの不正疑惑で財政状況が悪化し、米連邦破産法11条の適用
を申請したことが判明。
2009. 6.(平成21)米サミットグループ(写真関連製品の開発
販売会社)、全世界におけるポラロイド製品の独占生産・販売
権を取得。
○(2)ポラロイド社のサングラスなどに用いられる人造偏光板。
○(3)[写]⇒ぽらろいどかめら(ポラロイド・カメラ)
ぽらろいどかめら
【ポラロイド・カメラ】
◇[商標名]Polaroid camera
○[写]米国ポラロイド社の即時現像・印画方式の特殊写真機。
撮影後約1分でカラーの陽画ができる。
「ポラロイド・ランド・カメラ」とも呼ぶ。
◎E.H.Land(ランド)が発明。
ぽらろいどらんどかめら
【ポラロイド・ランド・カメラ】
◇Polaroid Land camera
○[写]⇒ぽらろいどかめら(ポラロイド・カメラ)
[1]ぼらん
【ボラン】
◇[英]borane
○[化]ホウ素(硼素)(boron)の水素化物の総称。
構造・組成により種類が多い。
水に不溶、二硫化炭素に可溶。有毒。
空気・水などと激しく反応し、燃焼熱が大きいのでロケット
燃料などに使用される。
「水素化ホウ素」,「ホウ化水素」とも呼ぶ。
◎ジボラン(diborane)(B2H6):比重0.447(-112℃)、融点
165.5℃、沸点-92.5℃。
テトラボラン(tetraborane)(B4H10):比重0.59(-70℃)、
融点-120.0℃、沸点18.0℃。
ペンタボラン(pentaborane)(B5H9):比重0.61(0℃)、融点
ヘキサボラン(hexaborane)(B6H10):比重0.70(0℃)、融点
-65.1℃、沸点110℃。
デカボラン(decaborane)(B10H14):比重0.78(100℃)、融
点99.6℃、沸点213℃。
[2]ぼらん
【ボラン】
◇[フ]volant
○[服]スカートや下着などの裾飾り。
ほーらんじゃ
【ホーランジャ】
◇Hollandia
○[古]⇒じゃやぷら(ジャヤプラ)
★ほらんだるせりあ
【ホランダ・ルセリア】
◇[学]Hollanda luceria
○[化生]鳥類の始祖グループのオルニチュウロモルファ類
(Ornithuromorpha)(真鳥類)の一種。
翼があり飛べるが、主に地上を走り回っていたと考えられて
いる。
参照⇒しそちょう(始祖鳥)
◎1997(平成 9)モンゴルのゴビ砂漠の白亜紀後期(約7,500万〜
7,000万年前)の地層から足の化石が発見される。
ほらんでぃあ
【ホランディア】
◇Hollandia
○[古]⇒じゃやぷら(ジャヤプラ)
★ぼーらんど
【ボーランド】
◇[英]Borland Software Corporation
○[経]アメリカの開発言語のソフトウェア会社。
参照⇒でるふぉい(デルフォイ)(2)
★ぽーらんど
【ポーランド】
【波蘭】
◇[英]Poland、[ポーランド語]Polska(ポルスカ)
○ドイツとロシアの間に位置する東ヨーロッパの共和国。
首都はワルシャワ(Warsaw)。
〈面積〉
31.3万平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)3,470万人。
1984(昭和59)3,691万人。
1988(昭和63)3,786万人。
◎地方行政:県([ポーランド語]Wojewodztwo *、[英]* Prov-
ince)、郡(powiat)、市(miasto)・グミナ(gmina)。
〈歴代大統領〉
ワレサ(Lech Walesa)(1943〜):1990.12.22〜1995.12.23。
クワシニエフスキ(Aleksander Kwasniewski)(1954〜):1995.
12.23〜2005.12.23。
レフ・カチンスキ:2005.12.23〜。
〈歴代首相〉
ミレル(Leszek Miller)(1946〜):2001.10.19〜2004. 5.2。
マルチンキエビッチ(Kazimierz Marcinkiewicz)(1959〜):
2005.10.31〜。
◎自由ポーランドの日:10月10日。
参照⇒わるしゃわじけん(ワルシャワ事件)
〈ピアスト朝〉10世紀〜1370ころ。
〈ヤゲロー朝〉1386〜1572。
〈選挙王制〉1572〜。
◎1918.11.(大正 7)独立宣言。
1939. 9. 1(昭和14)ナチス・ドイツ、ポーランドに侵攻。
1956. 6.28(昭和31)ポズナニ暴動、発生。
2004. 5. 1(平成16)EU(欧州連合)に加盟。
参照⇒ぽずなにぼうどう(ポズナニ暴動)
◎ラテン語名はポロニア(Polonia)。
ぽーらんどかいろう《ぽーらんどくわいらう》
【ポーランド回廊】
◇[英]Polish Corridor
○[歴]第一次世界大戦後のベルサイユ条約でポーランドに編入
された、旧ドイツ領の西プロイセンおよびポーゼン(Posen)地
方北部の地域。
ドイツ本国と東プロイセンとの間にあるウィスワ川(Fluss
Wisla)下流域地方で、内陸国だったポーランドのバルト海への
通路(回廊)となった。
一方で東プロイセンは本国から分離されることにもなった。
その後、ドイツの反ベルサイユ体制の立場からポーランドと
の紛争の地となった。
「回廊地帯(Corridor Strip)」とも呼ぶ。
参照⇒びーでぃぶい(BdV)
◎1772. 8. 5(明和 9)第一次ポーランド分割でプロイセン領
(ドイツ領)西プロイセンとなる。
1793. 1.23(寛政 5)第二次ポーランド分割でポーゼン地方が
南プロイセンとなる。
1919. 6.(大正 8)ドイツ、ベルサイユ条約でポーランドに復
帰。
1938(昭和13)以来、ナチス・ドイツは本国と東プロイセンと
の間に治外法権を有する道路・鉄道の敷設を要求して国際問題
となる。
1939. 9. 1(昭和14)ドイツ帰属を口実にドイツ軍が侵入を開
始し、 9.17にはソ連も侵攻して分割占領し、第二次世界大戦
が起きた。
第二次世界大戦後、再びポーランド領ポモジェ地方([英]Pom-
orze Region)となる。
◎ドイツ語:ポルニシェコリドール(Polnische Korridor)。
ぽーらんどご
【ポーランド語】
◇[英]Polish
○[言]インド・ヨーロッパ語族のスラブ語派西スラブ語群に属
する言語。表記はラテン文字(ローマ字)を使用。
ポーランドの公用語。
ぽーらんどのじゅうがつかくめい《ぽーらんどのじふぐわつかくめい》
【ポーランドの十月革命】
◇[英]Polish October Revolution
○[歴]⇒ごむるかのじゅうがつかくめい(ゴムルカの十月革命)
★ぽーらんどぶんかつ
【ポーランド分割】
◇[英]Partitions of Poland
○(1)[歴]
参照⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊)
〈第一次ポーランド分割〉
1772. 8. 5(明和 9)。
国土の四分の一を失う。
〈第二次ポーランド分割〉
1793. 1.23(寛政 5)、フロドナ(Hrdona)で署名。
〈第三次ポーランド分割〉
1795.10.24(寛政 7)。
◎英雄:参照⇒こしゅーしこ(コシューシコ)
○(2)[歴]1939. 9.(昭和14)ドイツ軍とソ連軍が進軍して行わ
れたポーランドの分割。
参照⇒かちんじけん(カチン事件)
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