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百 科 辞 書 《ほか》 編集:獨 澄旻
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ぽーかー
【ポーカー】
◇[英]poker
○トランプ遊戯の一種。賭博(トバク)にも使用される。
ジョーカー(joker)を含む53枚の札を使って、二人以上でプ
レーする。
各自に配られた5枚の手札を基に、手札を替えながらより強
い手役(hand)を作っていくもの。
手役が悪くても良いように思わせて、相手を勝負から下ろさ
せて勝つこともできる。
参照⇒ぽーかーふぇいす(ポーカーフェイス)
〈手役(強い順)〉
ファイブカード(five of a kind)。
ロイヤル・フラッシュ(royal flush)。
ストレート・フラッシュ(straight flush)。
フォアカード(four of a kind)。
フルハウス(full house)。
フラッシュ(flush)。
ストレート(straight)。
スリーカード(three of a kind)。
ツーペア(two pairs)。
ワンペア(one pair)。
ノーベア(no pair)。
ほかく
【保革】
○(1)保守と革新。保守派と革新派。
◎保革伯仲(ハクチュウ)
○(2)革の乾燥を防ぎ、柔軟性を保つこと。
◎保革油(ホカクユ):参照⇒らのりん(ラノリン)
ほかくいし《ほくわくいし》
【捕獲石】
◇[英]xenolith
○[地]⇒ぜのりす(ゼノリス)
ほかくせき《ほくわくせき》
【捕獲石】
◇[英]xenolith
○[地]⇒ぜのりす(ゼノリス)
ぼがじちかいきょう《ぼがじちかいけふ》
【ボガジチ海峡】
◇[英]Bogazici Strait
○[地]⇒ぼすぽらすかいきょう(ボスポラス海峡)
ほかじょうろう《ほかじやうろう》
【ほかじょうろう】
【外精霊】
○⇒ふけじょろ(ふけじょろ,外精霊)
ほかす
【ほかす】
○[関西方言]片付ける。
ほかす
【放す】
【放下す】
○(1)うち捨てて置く、放(ホウ)って置く。放置(ホウチ)する。
○(2)捨てる。
◎「放下(ホウカ)す」の転とも、「放下す」は当て字とも。
ぼがずきょい
【ボガズキョイ】
◇Bogazkoy
○[古]⇒ぼあずかれ(ボアズカレ)
ぼがずけい
【ボガズケイ】
◇Bogazkoy
○[古]⇒ぼあずかれ(ボアズカレ)
ほかだな
【外棚】
○[暦]⇒がきだな(餓鬼棚)
ぽーかーふぇいす
【ポーカーフェイス】
◇[英]poker face
○無表情を装(ヨソオ)った顔。何食わぬ顔・とぼけ顔。
「ポーカーフェース」とも呼ぶ。
参照⇒ぶらふ(ブラフ)
◎ポーカーをする時、手札の内容を顔色から相手に知られない
ように、表情を変えないようにすることから。
日本では「能面(ノウメン)のような」と表現する。
ぽーかーふぇーす
【ポーカーフェース】
◇[英]poker face
○⇒ぽーかーふぇいす(ポーカーフェイス)
ぽから
【ポカラ】
◇Pokhara
○ネパール中央部、ガンダキ地方(Gandaki Zone)の行政所在地、
カスキ地区(Kaski District)の行政所在地。ガンダキ川(Kali
Gandaki)の支流セチ川(Seti Gandaki)沿岸の都市。
北緯28.22°、東経3.99°の地。
〈人口〉
1991(平成 3) 9万5,300人。
2001(平成13)15万9,100人。
2002(平成14)16万2,700人。
ぽからだいがく
【ポカラ大学】
◇Pokhara BishwaBidyalaya
○[教]ネパールの国立大学。
◎1998(平成10)創立。
ぼからとん
【ボカラトン】
◇Boca Raton
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州南東の、大西洋に面する
都市。
北緯26.37°、西経80.11°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)6万2,900人。
2000(平成12)7万4,800人。
2002(平成14)7万8,600人。
ぽからん
【ポカラン】
◇Pokaran
○インドのラジャスタン州(Rajasthan State)西部、パキスタ
ン国境近くの地名。
ラジャスタン砂漠(the Rajasthan Desert)に核実験場がある。
ほかろん
【ホカロン】
○ロッテ健康産業社製の使い捨てカイロ。
鉄粉の酸化熱を利用したもの。
参照⇒かいろ(カイロ,懐炉)
ぽーがわ《ぽーがは》
【ポー川】
◇[伊]fiume Po、[英]the Po
○[地]イタリア北部のロンバルディア平原を東流する大河。全
長約652キロメートル、流域面積約7万平方キロメートルでイ
タリア最大。
イタリア北西部でフランスとの国境、アルプスのモンテビゾ
(Monte Viso)の小湖に発し、東へ流れてアドリア海(Mare Adri-
atico)のベネチア湾(Golfo di Venezia)の南部に注(ソソ)ぐ。
上流は急流で水力発電に、中流域から下流域は標高130メー
トル以下でゆるやかに流れ、工業・灌漑(カンガイ)用水などに利
用され、農業・米作地帯にもなっている。
河口部は多くの分流を持つ広大な三角州が発達している。
〈支流〉
アッダ川(fiume Adda)。
ミンチョ川(fiume Mincio)。
サルカ川(fiume Sarca)。
ぼーがん
【ボーガン】
◇[英]bowgun
○⇒ぼうがん(ボウガン)
ほーかんど
【ホーカンド】
◇Khoqand/Khokand
○⇒こーかんど(コーカンド)
ほーかんどかんこく
【ホーカンド汗国】
【ホーカンド・カン国】
◇[英]Khanate of Khoqand
○[歴]⇒こーかんどはんこく(コーカンド汗国,コーカンド・ハ
ン国)
ほーかんどはんこく
【ホーカンド汗国】
【ホーカンド・ハン国】
◇[英]Khanate of Khoqand
○[歴]⇒こーかんどはんこく(コーカンド汗国,コーカンド・ハ
ン国)
[1]ぼぎー
【ボギー】
◇[英]bogey
○(1)(bogy)⇒[2]ぼぎー(ボギー)(1)
○(2)[運]ゴルフで、そのホールの標準打数(パー<par>)より1
つ多い打数でホールアウトすること。
◎ダブルボギー
[2]ぼぎー
【ボギー】
◇[英]bogy
○(1)(bogey,bogle)お化け・小鬼・妖怪。
○(2)怖いもの・恐ろしいもの。
○(3)悩み・不安。悩みの種。
○(4)[軍][俗]国籍不明の飛行機。敵機。
◎未確認飛行物体:⇒ゆーふぉー(UFO)(1)
○(5)[俗](イギリスで)鼻くそ。
[3]ぼぎー
【ボギー】
◇[英]bogie
○(1)[交]鉄道で、車体の下に取り付ける転向台車。
車体の揺れを少なくしたり、カーブを楽に回れるようにした、
2軸または3軸1組の車輪枠。
参照⇒ぼぎーしゃ(ボギー車)
○(2)[交](bogie car)⇒ぼぎーしゃ(ボギー車)
ぼーきさいと
【ボーキサイト】
◇[英]bauxite
○[鉱]酸化アルミニウム(Al2O3)を主成分とする鉱物。
アルミニウムの原鉱石。
主産地はオーストラリア北部・ジャマイカなどで、日本にボ
ーキサイト鉱床はない。
「ボーザイト(bauxite)」とも呼ぶ。
参照⇒こうぎょく(鋼玉),あらんだむ(アランダム)
ぼぎーしゃ
【ボギー車】
◇[英]bogie car
○[交]鉄道で、2組の転向台車(bogie)の上に車体をのせた車
両。
線路と接した台車に拘束されない構造で、車体はカーブで自
由に回転して動揺脱線を防ぎ、安定した状態で通過できるため、
高速運転が可能になる。
単に「ボギー」とも呼ぶ。
参照⇒[3]ぼぎー(ボギー)(1)
ほきゃく
【歩脚】
◇[英]walking leg
○(1)[動]([英]ambulatory leg)節足動物で、胸部付属肢(pe-
reiopod)のうち、歩行に用いる長いもの。
エビ・シャコなどの胸脚や、昆虫の脚など。
○(2)[動]広く陸上動物で、歩行に用いる脚。
ほきゃく
【捕脚】
◇[英]raptorial claw
○[動]シャコ(蝦蛄)の第二胸脚。
カマキリの前脚のような、鎌状に折り曲げた把握肢。
★ほきゅうかん《ほきふかん》
【補給艦】
◇[英]supply ship
○[軍]
◎とわだ:⇒とわだ(とわだ)
ほきゅうたいしんこうていかい《ほきうたいしんくわうていくわい》
【保救大清皇帝会】
◇[中]Baojiu Daqing Huangdi Hui
○[歴]中国清朝末期の政治団体。略称は保皇会。
⇒ほこうかい(保皇会)
ぽーきゅぱいん
【ポーキュパイン】
◇[英]porcupine
○[哺]ヤマアラシの英語名。
⇒やまあらし(ヤマアラシ,山荒,山荒らし,豪猪)(1)
ほーきんぐ
【ホーキング】
◇Stephen William Hawking(ステファン・ホーキング)
○[人]イギリスの理論物理学者・宇宙物理学者(1942〜)。
1979(昭和54)ケンブリッジ大学の数学教授。
天体のブラックホールが徐々にエネルギーを放出して蒸発す
るという理論を提唱。
2004(平成16)ブラックホール内の物質情報はこの宇宙に留ま
ると、理論の一部を訂正。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者。
ほーきんす
【ホーキンス】
◇John Hawkins/John Hawkyns(ジョン・ホーキンス)
○[人]⇒ほーきんず(ホーキンズ)
ほーきんず
【ホーキンズ】
◇John Hawkins/John Hawkyns(ジョン・ホーキンズ)
○[人]イギリスの提督(1532〜1595)。リチャード・ホーキンズ
(Richard Hawkins)の父。
1562.10.(永禄 5)イギリス最初の奴隷貿易に従事。
のち、海軍軍人となる。
1588(天正16)スペインの無敵艦隊([西]rmada Invencible)撃
滅に副官として参加。
「ホーキンス」とも呼ぶ。
◎彼の奴隷貿易にはエリザベス女王も関与していた。
ほーきんすぐん
【ホーキンス郡】
◇[英]Hawkins County
○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)北東
部の郡。北東部をケンタッキー州に隣接。
郡都はロジャーズビル(Rogersville)。
ほきんせいぶつ
【保菌生物】
○[医][動]⇒べくたー(ベクター)(2)
[1]ほーく
【ホーク】
◇[英]hawk
○(1)タカ(鷹)の英語名。
◎南海ホークス:⇒ほーくす(ホークス)
○(2)[政]タカ派・タカ派の人。
○(3)[軍](Hawk)アメリカ陸軍の低高度用地対空ミサイル(SA
M)の一つ(MIM−23)。
移動式の部隊防空用。誘導はセミアクティブ・レーダー・ホ
ーミング方式で行う。
◎陸上自衛隊に配備。
自衛隊には更に低高度の侵入機撃墜用に短距離地対空ミサイ
ル81式(国産)を配備。
[2]ほーく
【ホーク】
◇[英]fork
○[食]⇒[2]ふぉーく(フォーク)(1)
[3]ほーく
【ホーク】
◇Hoke
○(Hoke County)⇒ほーくぐん(ホーク郡)
ほぐ
【反故】
【反古】
○⇒ほご(反故,反古)
ぼく
【ボク】
◇[フ]beaucoup
○[副](フランス語で)多くの、大いに。
◎メルシーボク(merci beaucoup):どうも有り難うございます。
ぼく
【牧】
◇[中]mu
○(1)[農]牛を追うこと。
◎牧羊
○(2)[農]家畜を放し飼いにすること(牧畜)。
○(3)[農]家畜を放し飼いにする場所(牧場)。
○(4)(転じて)養い導くこと。
◎牧師
○(5)[漢]古代中国で、州(地方)の長官。
「州牧([中]zhoumu)(シュウボク)」とも呼ぶ。
参照⇒ぼくはく(牧伯)
ぽーく
【ポーク】
◇[英]pork
○[食]豚肉。
◎英語で「ブタ(豚)」は「ピッグ(pig)」または「スワイン(swine)」。
ぽーく
【ポーク】
◇Polk
○(Polk County)⇒ぽーくぐん(ポーク郡)
ほーくあい
【ホークアイ】
◇[英]Hawkeye
○[軍]早期警戒機E2Cの通称。
⇒いーにしー(E2C)
ほくあん
【北安】
◇[中]Beian
○中国北東部、黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュウコウショウ)中
央部の市。
「ペイアン(北安)」とも呼ぶ。
旧称は「龍鎮県(Longzhen Xian)(リュウチンケン)」。
〈人口〉
1984(昭和59)44万1,500人。
ほくえいちょう《ほくえいちやう》
【北栄町】
◇[日]Hokuei Cho
○鳥取県中央部、東伯郡(トウハクグン)の町。
◎江戸中期、由良宿(ユラシュク)(旧:大栄町)は鳥取藩の藩倉が立ち
並ぶ宿場町。
2005.10. 1(平成17)北条町(ホウジョウチョウ)と大栄町(ダイエイチョウ)
が合併して発足。
ほくえつ《ほくゑつ》
【北越】
◇[日]Hokuetsu
○(1)越中(エッチュウ)(現:富山県)・越後(エチゴ)(現:新潟県)の二国。
○(2)(特に)越後の別称。
★ほくえつきゅうこう《ほくゑつきふかう》
【北越急行】
○[交]第三セクター鉄道の一つ。
本社は新潟県南魚沼市(ミナミウオヌマシ)。
◎ほくほく線:六日町(ムイカマチ)駅〜犀潟(サイガタ)駅(59.5キロメ
ートル)。
◎本社の旧住所は南魚沼郡六日町。
★ほくえつせいし《ほくゑつせいし》
【北越製紙】
○[経]製紙会社の一社。
◎1907(明治40)新潟県長岡市に設立。
2000. 7.(平成12)三菱製紙と資本・業務提携を結ぶ。
ほくえん
【北燕】
◇[中]Bei Yan、[英]Northern Yan
○[歴]中国、五胡十六国の一国(AD. 409〜 436)。河北・遼西
の小国家。
漢族で後燕(Hou Yan)(コウエン)の将馮跋(Feng Ba)(フウ・バツ)が後
燕(Hou Yan)を奪って竜城(Longcheng)(現:遼寧省朝陽県)に都
して建国。
二代で北魏(Bei Wai)(ホクギ)に滅ぼされた。
ほくが《ほくぐわ》
【北画】
◇[中]Beihua
○[美]北宗画の略。
⇒ほくしゅうが(北宗画)
ぼくか
【墨家】
◇[中]Mojia
○[歴]⇒ぼっか(墨家)
ぽーくかいきょう《ぽーくかいけふ》
【ポーク海峡】
◇[英]Palk Strait
○[地]インド洋北部、インド南西端とセイロン島(Ceylon Is-
land)北部のジャフナ半島(Jaffna Peninsula)との間の、ベン
ガル湾(Bay of Bengal)とマンナール湾(Gulf of Mannar)を結
ぶ海峡。幅約64〜137キロメートル。
互いの先端部の間は7つの島と砂州(サス)が点在して、アダム
ズ・ブリッジ(Adam's Bridge)と呼ばれる。
ほくがく
【北岳】
◇[中]Beiyue
○[地]⇒こうざん(恒山)(1)
★ほくかん
【北漢】
◇[中]Bei Han/Beihan
○[歴]中国の五代十国の一国( 951〜 979)。
★ほくぎ
【北魏】
◇[中]Bei Wei/Beiwei、[英]Northern Wei
○[歴]中国の南北朝時代の北朝の一国( 386〜 534)。
首都は盛楽(Shengle)(和林格爾)、のち平城(Pingcheng)(大
同)。
386年、鮮卑族(Xianbei Zu)の拓跋氏(Taba Shi)(タクバツシ)が
建国。
439年、華北を統一。
496年、孝文帝が鮮卑族の胡姓を禁止し中国風に改めるよう
に指示。拓跋も元に改姓。
534年、東魏(Dong Wei)・西魏(Xi Wei)に分裂。
550年、東魏滅亡。
554年、西魏滅亡。
「拓跋魏(Taba Wei)(タクバツギ)」,「後魏(Hou Wei)(コウギ)」,「元
魏(Yuan Wei)(ゲンギ)」とも呼ぶ。
〈歴代皇帝〉
初 代:道武帝(Daowu Di)(ドウブテイ)。在位: 386〜 408。
第2代:明元帝(Mingyuan Di)。在位: 409〜 423。
第3代:太武帝(Taiwu Di)(タイブテイ)( 408〜 452)。在位:
423〜 452。
第4代:文成帝(Wencheng Di)。在位: 452〜 465。
第5代:獻文帝(Xianwen Di)。在位: 465〜 470。
第6代:孝文帝(Xiaowen Di)(コウブンテイ)( 467〜 499)。在位
: 471〜 499。
第7代:宣武帝(Xuanwu Di)。在位: 499〜 515。
第8代:孝明帝(Xiaoming Di)。在位: 515〜 528。
第9代:孝荘帝(Xiaozhuang Di)。在位: 528〜 529。
第10代:前廃帝(Qian Feidi)。在位: 531〜 531。
第11代:後廃帝(Hou Feidi)。在位: 531〜 531。
第12代:孝武帝(Xiaowu Di)。在位: 532〜 534。
ぼくぐう
【木偶】
○⇒でく(木偶)(1)
ぼくぐうじん
【木偶人】
○⇒でく(木偶)(1)
ほくくるしゅう《ほくくるしう》
【北倶盧洲】
◇[梵]uttara-kuru
○[仏]⇒うつたんおつ(鬱単越,欝単越)
ほーくぐん
【ホーク郡】
◇[英]Hoke County
○アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Carolina
State)中南部の郡。東部をカンバーランド郡(Cumberland Coun-
ty)、西部をスコットランド郡(Scotland County)に接する。
郡都はラーフォード(Raeford)。
ぽーくぐん
【ポーク郡】
◇[英]Polk County
○アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)中央部の郡。
北部をストーリー郡(Story County)、南部をウォーレン郡(War-
ren County)に接する。
郡都は州都のデモイン(Des Moines)。
★ほくげん
【北元】
◇[中]Bei Yuan/Beiyuan
○[歴]明軍に追われて中国から北方のモンゴル高原に退いた元
朝の残存勢力(1368〜1388)。
元朝最後の皇帝トゴン・テムル(Togon Temur)(順帝)の子ア
ユシリダラ(Ayusiridara)(昭宗)がカラコルムに拠(ヨ)って元朝
再興に努め、元号を宣光と定める。
アユシリダラの死後、弟のトグス・ティムール(Togus Temur)
が即位。明軍の北征を受けて大敗して、反臣に殺され、北元は
衰亡。
参照⇒げんちょう(元朝)
◎明朝からは「韃靼([中]Dada)」と呼ばれた。
参照⇒だったん(韃靼)
ぼくし
【墨子】
◇[中]Mozi、[英]Mo-tzu、[羅]Micius
○(1)[人]中国、春秋戦国時代初期の思想家・墨家(Mojia)(ボッ
カ)の始祖。姓は墨(ボク)、名はテキ(「濯」-「三水」)(Di)。魯(ロ)
の人。生没年不詳。
宋(Song)(ソウ)に仕官して大夫となる。
初め儒家(ジュカ)に学ぶが、儒家の仁(ジン)は血縁による差別
愛であるとして、兼愛(博愛平等)・非戦(平和)・交利(相互扶
助)を唱える。
「墨テキ(Mo Di)」とも呼ぶ。
参照⇒ぼっか(墨家),ぼくしゅ(墨守),ぼくとつくろまず(墨
突黔まず,墨突不黔),ぼくしいとになく(墨子糸に泣く,墨子泣
絲)
◎「墨」は学派の名前であるとも、顔が黒かったからとも、入墨
(イレズミ)を施された賤民(センミン)に由来するとも、大工の棟梁の
子供でその墨縄(スミナワ)に由来するとも言われている。
また、宋または楚の国の人とも。
生没年はBC. 468ころ〜BC. 376ころ。
○(2)墨子の著書。15巻・71編あったというが現存本は53編。
墨子の十大主張である尚賢・尚同(賢者への絶対服従)・兼愛
・非攻(侵略戦争反対)・節用・節葬(葬儀の簡素化)・天志・明
鬼・非楽(音楽廃止)・非命を10論23編に説く。
また経編・経説編など別墨と呼ばれる論理学的思惟、備城門
編などの築城術・守城法なども記され、門弟の説も含まれてい
るという。
参照⇒ぼっか(墨家),ぼくしゅ(墨守)
ぼくじ
【卜辞】
○[歴]⇒こうこつもじ(甲骨文字)
ぼくしいとになく
【墨子糸に泣く】
【墨子泣絲】
◇[中]Mozi qi si
○(1)[慣用句](『淮南子(Huainanzi)(エナンジ)』説林)中国の戦
国時代、墨子(Mozi)(ボクシ)が白い練り糸が黄色にも黒色にも染
まるという話を聞いて泣いたという故事。
「墨子染(セン)を悲しむ」とも呼ぶ。
○(2)[慣用句](転じて)人の性質の善悪は、環境や教育次第に
よって決まってしまうことのたとえ。
「墨子染(セン)を悲しむ」とも呼ぶ。
ぼくしせんをかなしむ
【墨子染を悲しむ】
【墨子悲染】
◇[中]Mozi bei ran
○[慣用句]⇒ぼくしいとになく(墨子糸に泣く,墨子泣絲)
ぼくしゅ
【木主】
○儒教の霊代(タマシロ)。
仏教の位牌(イハイ)の源となった。
参照⇒たましろ(霊代),てんぱい(天牌)(1)
ぼくしゅ
【墨守】
◇[中]Moshou
○(1)[歴](『戦国策(Zhanguoce)』斉<セイ>)中国の戦国時代、墨
子(Mozi)(ボクシ)が宋(Song)(ソウ)に仕官していたとき、楚(Chu)
(ソ)からよく城を守った故事。
魯(Lu)(ロ)の公輸盤(Gongshu Pan)(コウシュ・バン)が発明した新兵
器の雲梯(yunti)(ウンテイ)を用いて楚が攻めてくるのを、墨子は
机上(キジョウ)で9回模擬戦を行い、いづれも撃退に成功したと
いう。
「墨テキの守(マモ)り」とも呼ぶ。
参照⇒うんてい(雲梯)(1)
○(2)[慣用句](転じて)自説や伝統・旧習を堅く守ること。
○(3)[慣用句](転じて)頑固(ガンコ)で融通(ユウズウ)が利かないこ
と。
ほくしゅう《ほくしう》
【北洲】
○[仏]北倶盧洲(ホックルシュウ)の略。
⇒うつたんおつ(鬱単越,欝単越)
ほくしゅう《ほくしう》
【北州】
【北洲】
○(1)北方にある国。北国(キタグニ)。
○(2)江戸新吉原の別称。
⇒よしわら(吉原)
○(3)[楽]清元節の一つ。本名題『北州千歳寿(ホクシュウセンネンノコトブ
キ)』の通称。
大田蜀山人作詞・川口お直作曲。1818(文政元)年発表。
吉原の四季の風物をうたった曲で、『梅の春』と並ぶ代表的
祝儀曲。
ほくしゅう《ほくしう》
【北周】
◇[中]Bei Zhou/Beizhou、[英]Northern Zhou
○[歴]⇒しゅう(周)(2)
ぼくじゅう《ぼくじふ》
【墨汁】
○(1)墨(スミ)をすった黒い汁。
参照⇒けんだくえき(懸濁液)
○(2)(特に)すぐに使えるように製造された黒色の液。
筆で字を書くほか、製図・漫画などではペン先につけて使用
する。
○(3)[魚]イカ・タコが分泌する黒い液。
◎墨汁嚢(ノウ)
ほくしゅうが《ほくしゆうぐわ》
【北宗画】
◇[中]Beizong Hua
○[美]中国、山水画における二大様式の一つ。
明末の文人系の画家董其昌(Dong Qichang)(トウ・キショウ)らによっ
て、南宗画(Nanzong Hua)に対して名づけられた。
唐の李思訓(Li Sixun)父子に始まるとされ、宋代に全盛期を
現出。
画態としては馬遠(Ma Yuan)・夏珪(Xia Gui)などから明代の
浙派(セッパ)にいたる山水画がその中心と考えられ、水墨画もあ
るが極彩色で描かれ、写実的な鋭い輪郭線や斧劈皴(フヘキシュン)を
用いた山や崖によって自然の一角を捕えた厳しい構成を特色と
する。
日本では室町時代の水墨画・漢画が影響を受け、雪舟(セッシュウ)
から狩野派の山水画にまで及ぶ。
「ほくそうが(北宗画)」,「北画(Beihua)(ホクガ)」とも呼ぶ。
ぼくしょう《ぼくしやう》
【墨床】
○墨台の別称。
⇒ぼくだい(墨台)
ぼくじょう《ぼくぢやう》
【卜定】
○事の吉凶(キッキョウ)を亀卜(キボク)などで占(ウラナ)い、その事を定
めること。
「ぼくてい(卜定)」とも呼ぶ。
ぼくしょく
【墨色】
○[色]⇒すみいろ(墨色)(1)
★ほくしん
【北辰】
◇[中]Beichen
○[天]
◎仏教では妙見菩薩の妙見信仰、陰陽道では北辰信仰、日本の
宮中では北斗祭・大属星祭が陰陽寮を中心に行われ信仰されて
いる。
参照⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
ほくしん
【北信】
◇[日]Hokushin
○[地]長野県(旧:信濃)の北半分の地域。
⇔なんしん(南信)
ぼくしん
【牧神】
○(1)[ギ神]⇒[3]ぱん(パン)
○(2)[ロ神]⇒しるばぬす(シルバヌス)
○(3)[ロ神]⇒ふぁうぬす(ファウヌス)
★ぼくしんぐ
【ボクシング】
◇[英]boxing
○[運]
「拳闘(ケントウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぱんちどらんかー(パンチ・ドランカー,パンチドラン
カー)
ぼくしんぐでー
【ボクシングデー】
◇[英]Boxing Day
○[暦]イギリスの法定休日(bank holidays)の一つ。
12月26日で、日曜日であればその翌日。
使用人や郵便配達人などに1年の労をねぎらって祝儀(シュウギ)
(Christmas box)(お金やプレゼント)を贈る心付けの日。
クリスマスも法定休日で、現在では通例、休暇に入る前日に
贈り物をする。
ほくしんじへん
【北清事変】
○[国]義和団事件の日本での別称。
⇒ぎわだんじけん(義和団事件)
ほくしんしゃぼくじょう《ほくしんしやぼくじやう》
【北辰社牧場】
○[歴]明治初期、榎本武揚が旧幕臣子弟のために東京市麹町区
(コウジマチク)飯田町(イイダマチ)に開いた牧場。
最盛期には乳牛が40〜50頭いて、当時新しい飲み物だった牛
乳を提供した。
ほくしんぼさつ
【北辰菩薩】
○[仏]⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
ほくしんみょうけんぼさつ《ほくしんめうけんぼさつ》
【北辰妙見菩薩】
○[仏]⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
★ほーくす
【ホークス】
◇[英]hawks(鷹)
○[運]パシフィック・リーグに所属するプロ野球球団の一つ。
◎1938(昭和13)南海として設立。
1944(昭和19)近畿日本と改称。
1946(昭和21)近畿グレートリングと改称。
1947(昭和22)南海ホークスと改称。
1988. 9.21(昭和63)ダイエー、南海ホークスを買収。
1989(平成元)福岡ダイエーホークスと改称。
ぼくすたー
【ボクスター】
◇[登録商標]BOXSTER
○[交]ポルシェ社製のコンパクト・オープンカー(スポーツカ
ー)。
ぼくせいき
【朴正煕】
◇[朝]Pak Chong-hui、[英]Park Chung-hee
○[人]⇒ぱくちょんひ(パク・チョンヒ,朴正煕)
ほくせいけん
【北西県】
◇[フ]Departement du Nord-Ouest、[英]Northwest Depart-
ment
○ハイチ共和国の県。
⇒のーるうぇすとけん(ノールウェスト県,ノール・ウェスト
県)
ほくせいじゅんしゅう《ほくせいじゆんしう》
【北西準州】
◇[英]Northwest Territories
○カナダの準州。
⇒のーすうぇすとじゅんしゅう(ノースウェスト準州)
ほくせいちょう《ほくせいちやう》
【北勢町】
◇[日]Kokusei Cho
○[古]三重県北部、員弁郡(イナベグン)の町。
◎2003.12. 1(平成15)員弁町(イナベチョウ)・大安町(ダイアンチョウ)・
藤原町(フジワラチョウ)と合併して「いなべ市」を発足。
ほくせいぶしゅう《ほくせいぶしう》
【北西部州】
◇[英]North Western Province
○⇒のーすうぇすたんしゅう(ノースウェスタン州)
ほくせいへんきょうしゅう《ほくせいへんきやうしう》
【北西辺境州】
◇[英]North West Frontier Province(NWFP)
○[古]パキスタン北部のカイバル・パシュトゥンハ州の旧称。
⇒かいばるぱしゅとぅんはしゅう(カイバル・パシュトゥン
ハ州)
ほくせん
【北鮮】
◇[英]North Korea、[フ]Coree du Nord
○(1)北部朝鮮の略称。
○(2)[俗]朝鮮民主主義人民共和国の蔑称。
⇒ちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく(朝鮮民
主主義人民共和国)
◎韓国では「北韓」と呼ぶ。
ほくせんかいりゅう《ほくせんかいりう》
【北鮮海流】
◇[英]North Korea Current
○[地]リマン海流の分派。
⇒りまんかいりゅう(リマン海流)(2)
ほくせんかんりゅう《ほくせんかんりう》
【北鮮寒流】
◇[英]North Korea Cold Current
○[地]リマン海流の分派。
⇒りまんかいりゅう(リマン海流)(2)
ほくせんちゃんぞくじちけん
【北川チャン族自治県】
【北川羌族自治県】
◇[中]Beichuan Qiangzu Zizhixian
○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)東北部の綿陽
市(Mianyang Shi)が管轄する市西部の自治県。
県都は曲山鎮(Qushan Zhen)。
〈面積〉
2869平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)16万人。
ほくそ
【火糞】
○(1)ロウソク(蝋燭)燃えがら。
「ほそくず」とも呼ぶ。
○(2)⇒ほくち(火口)
ほくそ
【黒子】
○⇒ほくろ(ホクロ,黒子)
★ほくそう
【北宋】
◇[中]Bei Song
○[歴]中国宋代( 960〜1279)の前半期の呼称( 960〜1127)。
〈歴代皇帝〉
初 代:太祖(Taizu)(趙匡胤<Zhao Kuangyin>): 960〜 975。
第2代:太宗(Taizong)( 939〜 997): 976〜 997。
第3代:真宗(Zhenzong)(趙恒<Zhao Heng>)( 968〜1022):
997〜1022。
第4代:仁宗(Renzong):1022〜1063。
第5代:英宗(Yingzong):1063〜1067。
第6代:神宗(Shenzong):1067〜1085。
第7代:哲宗(Zhezong):1085〜1100。
第8代:徽宗(Huizong):1100〜1125。
第9代:欽宗(Qinzong):1125〜1126。
ほくそう
【北総】
○[歴]旧国名。下総(シモウサ)の別称。
⇒しもうさ(下総)
◎北総鉄道:⇒ほくそうてつどう(北総鉄道)
ほくそうが《ほくそうぐわ》
【北宗画】
◇[中]Beizong Hua
○[美]⇒ほくしゅうが(北宗画)
ほくそうかいはつてつどう《ほくそうかいはつてつだう》
【北総開発鉄道】
○[古][交]⇒ほくそうてつどう(北総鉄道)
ぼくそうがつ《ぼくさうがつ》
【牧草月】
◇[フ]Prairial
○[暦]⇒ぷれーりある(プレーリアル)
ぼくそうげつ《ぼくさうがつ》
【牧草月】
◇[フ]Prairial
○[暦]⇒ぷれーりある(プレーリアル)
ほくそうせん
【北総線】
○[交]東京都北東部から千葉県北部を運行する、北総鉄道の鉄
道路線。
京成電鉄が乗り入れ。
〈停車駅〉
京成高砂(ケイセイタカサゴ)駅・新柴又(シンシバマタ)駅・矢切(ヤギリ)駅
・北国分(キタコクブン)駅・秋山(アキヤマ)駅・東松戸(ヒガシマツド)駅・
松飛台(マツヒダイ)駅・大町(オオマチ)駅・新鎌ヶ谷(シンカマガヤ)駅・西
白井(ニシシロイ)駅・白井(シロイ)駅・小室(コムロ)駅・千葉ニュータウ
ン中央駅・印西牧の原(インザイマキノハラ)駅・印旛日本医大(インバニホン
イダイ)駅。
★ほくそうてつどう《ほくそうてつだう》
【北総鉄道】
○[交]北総線を運行する鉄道会社。
本社は千葉県鎌ヶ谷市。
旧称は「北総開発鉄道」。
ぼぐぞーる
【ボグゾール】
◇Vauxhall
○(1)(Vauxhall Road)イギリスの首都ロンドン、テムズ河畔南
ランペス(South Lambeth)地区の通り。ボクソール橋(Vauxhall
Bridge)、地下鉄や国鉄のボクソール駅(Vauxhall Station)、
ボクソール公園(Vauxhall Park)などがある。
○(2)[交]イギリスの自動車製造会社。また、その車名。
◎1903(明治36)設立。
1925(大正14)アメリカのゼネラル・モーターズ(GM)の子会
社となる。
ぼくだい
【墨台】
○すりかけの墨をのせて置く小さな台。
「墨床(ボクショウ)」とも呼ぶ。
★ぼくたく
【木鐸】
○
ぼぐだーのふ
【ボグダーノフ】
◇Aleksandr Aleksandrovich Bogdanov
○[人]ロシアの哲学者・医学者(1873〜1928)。
ほくたん
【北炭】
○[経]北海道炭礦汽船の略称。
⇒ほっかいどうたんこうきせん(北海道炭礦汽船)
ほくだんちょう《ほくだんちやう》
【北淡町】
◇[日]Hokudan Cho
○[古]兵庫県の淡路島北部・中部の津名郡(ツナグン)北部の播磨
灘(ハリマナダ)側にあった町。
◎2005. 4. 1(平成17)津名町(ツナチョウ)・淡路町(アワジチョウ)・北淡
町・一宮町(イチノミヤチョウ)・東浦町(ヒガシウラチョウ)の5町が合併して
淡路市を発足。
ほくち
【火口】
◇[英]tinder
○昔、火灯ち石の火を移し取るのに用いた燃えやすいもの。
イチビの茎を焼いたものや、ツバナ(茅花)・パンヤに焼酎(ショ
ウチュウ)・硝石(ショウセキ)を加え、煮て作った。
「ほくそ(火糞)」とも呼ぶ。
ぼくてい
【卜定】
○⇒ぼくじょう(卜定)
ほくていとごふ
【北庭都護府】
◇[中]Beiting duhufu
○[歴]中国の唐代、中央アジアの天山北路(テンザンホクロ)の庭州
(Tingzhou)(テイシュウ)に設置された都護府。
参照⇒とごふ(都護府),びしゅばりく(ビシュバリク,別失八
里)
ぼくてき
【墨テキ】
◇[中]Mo Di
○[人]墨子(Mozi)(ボクシ)の本名。
⇒ぼくし(墨子)
◎「テキ」は「(濯)-(三水)」。
ぼくてきのまもり
【墨テキの守り】
○(1)[慣用句]敵を防ぐ堅固な守りのたとえ。
参照⇒ぼくしゅ(墨守)
○(2)[慣用句]⇒ぼくしゅ(墨守)
ほくでん
【北電】
○[電]北海道電力の略称。
⇒ほっかいどうでんりょく(北海道電力)
ほくと
【北斗】
○(1)[天](Dipper)⇒ほくとしちせい(北斗七星)
○(2)⇒ほくとし(北斗市)
○(3)[宇](Beidou)中国の測位衛星。
2020年までに30機で全世界をカバーする衛星測位システムを
構築予定。
タイ・ラオス・ブルネイ・ミャンマー・パキスタンが採用。
参照⇒じーぴーえす(GPS)
◎2000.10.30(平成12)中国、BNTS−1(Beidou Navigation
Test Satellite-1)を打ち上げ。1基目。
2000.12.20(平成12)北斗(Beidou 01B)を打ち上げ。2基目。
2003. 5.25(平成15)西昌衛星発射センターから北斗(3基目)
の打ち上げに成功。
2007. 4.14(平成19)北斗(COMPASS-M1)の打ち上げに成功。
2009. 4.15(平成21)長征三号甲で打ち上げに成功。
2010.11. 1(平成22)北斗(6基目)の打ち上げに成功。
2010.12.18(平成22)北斗(7基目)の打ち上げに成功。
2011. 4.10(平成23)北斗(8基目)の打ち上げに成功。
2011. 7.27(平成23)北斗(9基目)の打ち上げに成功。
2011.12. 2(平成23)北斗(10基目)の打ち上げに成功。
2011.12.27(平成23)全世界カバーする無料試験サービスを開
始。
2012. 4.30(平成24)ロケット1機で北斗の12番目と13番目の
打ち上げに成功。
2012.10.25(平成24)長征3号丙運搬ロケットで打ち上げに成
功し、計15基となる。
2012.12.27(平成24)16基体制で正式運用開始。
ぼくとう《ぼくたう》
【朴刀】
◇[中]podao
○[軍]中国古代の武器。
長い柄(エ)の先に、幅が狭く反(ソ)りのある長い片刃の刀身が
付いたもの。両手で持って使用する。
日本の薙刀(ナギナタ)に似る。
参照⇒なぎなた(薙刀,長刀,眉尖刀)(1)
◎両刃:⇒ほこ(矛,鉾,戈,鋒,戟)(1)
★ぼくとうが
【ボクトウガ】
【木蠹蛾】
◇[学]Cossus jezoensis
○[昆]チョウ目(鱗翅目)(Lepidoptera)ボクトウガ上科(Cosso-
idea)ボクトウガ科(Cossidae)ボクトウガ属(Cossus)のガ。
開張約4センチメートル。
幼虫はクヌギなどの樹幹に穴をあける害虫。
〈ボクトウガ科の亜科〉
ボクトウガ亜科(Cossinae)。
亜科(Cossulinae)。
亜科(Hypoptinae)。
亜科(Metarbelinae)。
シャチホコモドキガ亜科(Ratardinae)。
ゴマフボクトウ亜科(Zeuzerinae)。
ほくとうく
【北投区】
◇[中]Beitou Qu
○台湾北部、台北市(Taibei Shi)北西部の区。
日本統治下に開発された日本式の北投温泉がある。
参照⇒ほくとうせき(北投石)
ほくとうせき
【北投石】
◇[英]Hokutolite
○[鉱]ラジウムなどの放射線を発する鉛重晶石(Anglesobarite)。
台湾台北市(Taibei Shi)北投区(Beitou Qu)と秋田県大仙市
(ダイセンシ)田沢湖町(タザワコマチ)玉川(タマガワ)で産出。
「ホクトライト」とも呼ぶ。
◎1905(明治38)岡本要八郎、台湾で発見。
1922(大正11)国の天然記念物に指定。
1952(昭和27)秋田県の北投石、特別天然記念物に指定。
ほくとぎんこう《ほくとぎんかう》
【北都銀行】
○[経]秋田県秋田市に本店を置く地方銀行。
◎1895(明治28)増田銀行として設立。
のち、羽後銀行に商号変更。
1993(平成 5)秋田あけぼの銀行と合併して北都銀行となる。
★ぼぐどげげん
【ボグド・ゲゲン】
◇Bogdo Gegen
○[宗]外モンゴルの活仏(カツブツ)。
参照⇒かつぶつ(活仏)(3)
〈歴代〉
(Zanabazar Ondur gegeen Luvsadambiyjaltsan):1635〜
1723。
(Luvsandambiydonmi):1724〜1757。
(Ishdambiynyam):1758〜1773。
(Luvsantuvdenvanchug):1775〜1813。
(Luvsanchultimjigmed):1815〜1841。
(Luvsantuvdenchoyjijaltsan):1843〜1848。
(Agvaanchoyjivanchugperenlaijamts):1850〜1868。
(Agvaanluvsanchoyjindanzanvaanchigbalsambuu):1870〜
1911。
ジェブツンダンバ・フトクト(Jedsundamba Khutukhtu):
1911〜1917,1921〜1924。
ほくとごさん
【北都五山】
○⇒ござん(五山)(5)
ほくとござん
【北都五山】
○⇒ござん(五山)(6)
ほくとし
【北斗市】
◇[日]Hokuto Shi
○北海道南西部の市。
◎2006. 2. 1(平成18)北海道渡島支庁(オシマシチョウ)の上磯郡(カミイソ
グン)上磯町(カミイソチョウ)と亀田郡(カメダグン)大野町(オオノチョウ)が合併
して発足。
ほくとし
【北杜市】
◇[日]Hokuto Shi
○山梨県北西部の市。
明野町に県立フラワーセンター「ハイジの村」がある。
◎2004.11. 1(平成16)北巨摩郡(キタコマグン)の明野村(アケノムラ)・須
玉町(スタマチョウ)・高根町(タカネチョウ)・長坂町(ナガサカチョウ)・大泉村(オ
オイズミムラ)・白州町(ハクシュウマチ)・武川村(ムカワムラ)の町村が合併して
発足。
★ほくとしちせい
【北斗七星】
◇[米]the Big Dipper/the Plow、[英]the Plough
○[天]大熊座(the Great Bear)の七個の星。
「北斗星」,「七つ星」,「七曜星(シチヨウセイ)」,「九星([中]jiuxing)
(キュウセイ)」とも呼ぶ。
参照⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩),けんじょ(建除)
◎九星は中国で七星の間に二つの顆星があると考えたことから。
ほくとせい
【北斗星】
○(1)[天](Dipper)北天の大熊座(the Great Bear)にある七つ
の星。
⇒ほくとしちせい(北斗七星)
○(2)[歴][交]JR東日本とJR北海道が上野駅〜札幌駅間を
共同運行する寝台特急列車。
東北本線・津軽海峡線・函館本線・室蘭本線・千歳線経由の
1,214.7キロメートル。約16時間。
車両は他のブルートレインと同じ24系25形客車(寒冷地
仕様タイプ)。
◎1988. 3.13(昭和63)青函トンネル開業・青函連絡船廃止に合
わせて運行開始。1日2往復。
1989. 3.(平成元)1日3往復に増便。
1989. 7.(平成元)全車両B寝台の臨時列車エルム号を運行。
1992. 1.(平成 4)インテリアを豪華にした夢空間北斗星(3
両編成)を運行。
1999. 7.16(平成11)2階建て・オール個室A寝台のカシオペ
アを運行。
2015. 3.(平成27)ダイヤ改定に合わせて廃止予定。
参照⇒かしおぺあ(カシオペア)(3)
○(3)[天]([中]beidouxing)中国の衛星ナビゲーションシステ
ム。また、その衛星。
5個の静止衛星と30個の非静止衛星で構成される。
◎2007. 2. 3(平成19)キャリアロケット長征3号甲で打ち上げ。
ほくとそんしょうおうほう《ほくとそんしやうわうはふ》
【北斗尊星王法】
○[仏]園城寺(オンジョウジ)智証門流で妙見菩薩を勧請祈願する秘
法。
参照⇒みょうけんぼさつ(妙見菩薩)
ぼくとつくろまず
【墨突黔まず】
【墨突不黔】
○(1)[慣用句](韓愈『争臣論』)中国の戦国時代の墨子(ボクシ)
は、自分の教えを天下に広めるため各地を奔走(ホンソウ)していた
ため、家で炊事をすることが少なく竈(カマド)の煙出しが黒くな
らなかったという故事。
参照⇒ぼくし(墨子)
◎孔席不暇暖、而墨突不得黔(孔席<コウセキ>暖まるに暇<イトマ>あら
ず、墨突黔<クロ>むを得ず)
参照⇒こうせきあたたまらずぼくとつくろまず(孔席暖まら
ず墨突黔まず)
○(2)[慣用句](転じて)忙しくて家にいる暇(ヒマ)がないこと。
ほくとらいと
【ホクトライト】
◇[英]Hokutolite
○[鉱]⇒ほくとうせき(北投石)
ぼくにょう《ぼくねう》
【攴繞】
【攵繞】
○[言]漢字の繞(ニョウ)の一つ。
「敍」・「敲」などの「攴」と、「放」・「改」・「教」などの「攵」の部
分。
俗に「とまた(ト又)」とも呼ぶ。
ほぐのーずすねーく
【ホグノーズ・スネーク】
◇[英]hognose snake
○[爬]有鱗目(Squamata)ナミヘビ科(Colubridae)シシバナヘビ
属(Heterodon)の毒ヘビ。北アメリカ産。
「シシバナヘビ(獅子鼻蛇)」,「ブタハナヘビ(豚鼻蛇)」,「パフ
アダー(puff adder)」とも呼ぶ。
★ほくばく
【北爆】
○[歴]ベトナム戦争中にアメリカ軍が行った北ベトナムへの空
爆。
1964. 8. 2(昭和39)のトンキン湾事件を口実に米軍は北爆を
1965. 2.(昭和40)開始。
1968. 5.(昭和43)アメリカ大統領ジョンソンがパリ和平会談
を開始し、同年10月北爆は全面停止。
1970.11.(昭和45)米軍、北爆を再開。
参照⇒とんきんわんじけん(トンキン湾事件),べへいれん(ベ
平連)
ぼくはく
【牧伯】
◇[中]mubo
○(1)[漢]州牧(地方長官)と方伯(地方豪族)の併称。
参照⇒ぼく(牧)(5),ほうはく(方伯)(1)
○(2)[漢](転じて)諸侯。
ぼくはとっきゅうのきかんしで《ぼくはとくきふきくわんしで》
【僕は特急の機関士で】
○[楽]三木鶏郎作詩・作曲のラジオ放送劇挿入曲。
歌は三木鶏郎・丹下キヨ子・森繁久彌(ヒサヤ)。
◎1950(昭和25)。
ぼくはないちっち
【僕は泣いちっち】
○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌は守屋浩(ヒロシ)。
◎1959. 9.(昭和34)発売。
ほくび
【穂首】
○(1)稲などの茎(クキ)の先にある穂の部分。
◎穂首刈,穂首稲熱(イモチ)
○(2)槍の穂先の柄(エ)に接する部分。
「けらくび(螻蛄首,螻首)」とも呼ぶ。
ほくびいもち
【穂首稲熱】
○[植]稲熱病(イモチビョウ)の一つ。
⇒いもちびょう(稲熱病)
ほくびがり
【穂首刈】
【穂首刈り】
○[歴][農]弥生時代から奈良時代まで行われた稲(イネ)・穀類の
収穫方法。
石包丁などを用いて穂首の部分のみを刈り取る。
◎のち鉄製の鎌が普及すると根刈が行われるようになった。
参照⇒ねがり(根刈,根刈り)
★ぼくひつ
【土筆】
○(1)
○(2)鉛筆。
⇒えんぴつ(鉛筆)
◎「つくし(土筆)」とも読む。
ほくぶしゅう《ほくぶしう》
【北部州】
◇[シンハラ語]Uturu Palata、[英]Northern Province
○スリランカ北部の州。
州都はジャフナ(Jaffna)。
参照⇒のーすいーすたんしゅう(ノースイースタン州)
〈面積〉
8,882平方キロメートル。
〈5県〉
ジャフナ県(Jaffna Distrikkaya)。
キリノッチ県(Kilinochchi Distrikkaya)。
マンナール県(Mannar Distrikkaya)。
ムライティブ県(Mullaitivu Distrikkaya)。
ワウニア県(Vavuniya Distrikkaya)。
ほくぶすらうぇししゅう《ほくぶすらゑししう》
【北部スラウェシ州】
◇[インドネシア語]Propinsi Sulawesi Utara
○⇒すらうぇしうたらしゅう(スラウェシウタラ州,スラウェシ
・ウタラ州)
★ほくぶちほう《ほくぶちはう》
【北部地方】
◇[英]the Northern Territory
○⇒のーざんてりとりー(ノーザンテリトリー)
◎パキスタンは北方地域(Northern Areas)。
★ほくぶどうめい
【北部同盟】
◇[英]Afghanistan's Northern Alliance rebels
○[歴]アフガニスタンの反タリバン勢力。
主にタジク人・ウズベク人・ハザラ人で構成。
国連はアフガンの正統政権として承認している。
「反タリバン連合」とも呼ぶ。
◎1996. 9.(平成 8)首都カブールを制圧したタリバンに対し、
ラバニ(Burhannudin Rabbani)前大統領派のマスード将軍が率
いるタジク人を中心とするイスラム協会、ドスタム将軍(Gen.
Abdul Rashid Dostum)率いるウズベク人中心のアフガニスタン
・イスラム運動、ハザラ人中心のイスラム統一党が大同団結し
て結成。
1998(平成10)アフガニスタン・イスラム運動の根拠地マザリ
シャリフ、イスラム統一党の本拠地バーミヤンが陥落。
2001. 9.14(平成13)最高指導者アハマド・シャー・マスード
(Ahmad Shah Massoud/Ahmed Shah Massood)(48歳)、同月9日
の自爆テロによる傷がもとで死亡。
◎パキスタンがタリバンを支援する関係からインドは北部同盟
を支援。
イランは同じイスラム教シーア派のハザラ人を支援。
ほくぶまち
【北部町】
◇[日]Kokubu Machi
○[古]熊本県飽託郡(ホウタクグン)にあった町。熊本市の北に接す
る。
〈面積〉
29.52平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万0,474人。
◎1991. 2. 1(平成 3)飽託郡の河内町(カワチマチ)・飽田町(アキタマチ)
・天明町(テンメイマチ)とともに熊本市に編入(飽託郡は消滅)。
ほくぶわん
【北部湾】
◇[中]Beibu Wan
○[地]トンキン湾の中国名。
⇒とんきんわん(トンキン湾)
ほくへい
【北平】
◇[中]Beiping
○[古]ペキン(北京)(Beijing)の旧称。
⇒ぺきん(ペキン,北京)
★ほくぼ
【火窪】
◇[日]hokubo
○(1)囲炉裏(イロリ)の中心部の火をたく所。
○(2)[工]鍛冶(カジ)で、鞴(フイゴ)を横に据えた火床(ホド)(簡単
な炉)の火をたく所。
ほくめん
【北面】
○(1)北方に面すること。北側。
「北向き」,「きたおもて(北面)」とも呼ぶ。
⇔なんめん(南面)
○(2)[漢]臣下または弟子の座位・着座の作法。また、臣下と
して主君に仕える、あるいは弟子として師事すること。
◎中国で、天子・師は南に面し、臣下・弟子は北に面して対面
することから。
○(3)[歴]上皇(院)の御所の北方にある、北面の武士が伺候(シコ
ウ)する詰め所。
参照⇒ほくめんのぶし(北面の武士)
◎1095(嘉保 2)白河上皇の院政時代に初めて設置された院司(イ
ンシ)。
○(4)[歴]北面の武士の略。
⇒ほくめんのぶし(北面の武士)
○(5)[古]下級の遊女。
ほくめんのぶし
【北面の武士】
○[歴]上皇(院)の御所の北面で警衛にあたった武士。
上皇に直属し、畿内・近国の在地の小武士団を直接にその配
下として、院政を支える重要な武力組織。員数は不定。
「北面(ホクメン,キタオモテ)」,「北面の侍(サムライ)」,「北面の者(モノ)」とも
呼ぶ。
参照⇒ほくめん(北面)(3),さいめんのぶし(西面の武士),た
きぐちのぶし(滝口の武士)
◎四位・五位の者を上北面、六位の者を下(ゲ)北面または北面
の下臈(ゲロウ)という。
◎北面の設置は、武士の中央進出の契機となった。
ほくようかいぐん《ほくやうかいぐん》
【北洋海軍】
○[歴]⇒ほくようかんたい(北洋艦隊)(1)
★ほくようかんたい《ほくやうかんたい》
【北洋艦隊】
◇[中]Beiyang Jiandui
○(1)[歴]清朝の直隷総督兼北洋大臣李鴻章(Li Hongzhang)(リ・
コウショウ)が、1888(明治21)<光緒14>創設。
本拠地は威海衛(Weihaiwei)(イカイエイ)。
日清戦争のとき、1894. 9.17(明治27)黄海で日本連合艦隊と
戦い、五艦を失う。
「北洋海軍」,「北洋水師」とも呼ぶ。
〈水師提督〉
丁汝昌。
◎定遠:7,300トン、30サンチ砲4門。
鎮遠:7,300トン、30サンチ砲4門(のち日本海軍艦)。
経遠:2,900トン。
来遠:2,900トン。
致遠:2,300トン、巡洋艦。
靖遠:2,300トン。
済遠:2,300トン。
平遠:2,200トン。
超勇:1,350トン。
揚威:1,350トン。
○(2)[軍](Northern Fleet)ロシア海軍。
司令部はムルマンスク州(Murmanskaya Oblast)のセベロモル
スク(Severomorsk)軍港。
ほくようぎんこう《ほくやうぎんかう》
【北洋銀行】
○[経]第二種地方銀行の一行。
本店は北海道札幌市。
ほくようぐんばつ《ほくやうぐんばつ》
【北洋軍閥】
◇[中]Beiyang Junfa
○[歴]中国の清代末期〜中華民国初期、北洋大臣袁世凱(Yuan
Shikai)(エン・セイガイ)が編成した近代的な陸軍を基盤とする軍閥。
李鴻章(Li Hongzhang)(リ・コウショウ)の部下であった袁世凱が、
李鴻章の淮軍(Huaijun)(ワイグン)を受け継いだもの。
1911(明治44)辛亥革命の勃発(ボッパツ)後、袁世凱は途中から
革命側につき北京の政権を掌握。
1916(大正 5)袁世凱の死後、安徽派(アンキハ)・直隷派(チヨクレイハ)
・奉天派(ホウテンハ)に分裂し、1920(大正 9)安直戦争・1922(大正
11)第一次奉直戦争・1924(大正13)第二次奉直戦争と各地方に
割拠した軍閥間の争いが続いた。
参照⇒えんせいがい(袁世凱)
ぼくようしん《ぼくやうしん》
【牧羊神】
○(1)[ギ神]⇒[2]ぱん(パン)
○(2)[ロ神]⇒しるばぬす(シルバヌス)
○(3)[ロ神]⇒ふぁうぬす(ファウヌス)
ほくようすいし《ほくやうすいし》
【北洋水師】
◇[中]Beiyang Shuishi
○[歴]⇒ほくようかんたい(北洋艦隊)(1)
ぼーくらん
【ボークラン】
◇Louis Nicolas Vauquelin
○[人]フランスの化学者(1763〜1829)。
1797(寛政 9)緑柱石からベリリウム(beryllium)を発見。
[1]ほくりく
【北陸】
◇[日]Hokuriku
○北陸道の略。
⇒ほくりくどう(北陸道)
[2]ほくりく
【北陸】
○[交]JR寝台特急の愛称。
上野駅〜金沢駅間を運行。
ほくりくぎんこう《ほくりくぎんかう》
【北陸銀行】
○[経]富山県富山市に本店を置く地方銀行。
ほくりくさんけん
【北陸三県】
【北陸3県】
○本州の中部地方北部にある、富山県・石川県・福井県の総称。
参照⇒とうほくろっけん(東北六県,東北6県),かんとういっ
とろっけん(関東一都六県,関東1都6県),うかいさんけん(東
海三県,東海3県),かんさいにふよんけん(関西二府四県,関西
2府4県),ちゅうごくごけん(中国五県,中国5県)
★ほくりくしんかんせん
【北陸新幹線】
○[交]JRが運行する、東京駅〜長野駅間の在来線形新幹線。
◎1997.10. 1(平成 9)開通(高崎駅〜長野駅)。
ほくりくせん
【北陸線】
○[交]⇒ほくりくほんせん(北陸本線)
★ほくりくてつどう《ほくりくてつだう》
【北陸鉄道】
○[交]
石川線:野町駅〜加賀一の宮駅。15.6キロメートル。
浅野川線(アサノガワセン):北鉄金沢駅〜内灘駅。6.8キロメート
ル。
〈廃線〉
加南線:1971(昭和46)廃線。
能登線:。
名金線:。
能美線:。
金石線:1973(昭和48)廃線。
金沢市内線:路面電車。1919(大正 8)開通、1967. 2.(昭和
42)廃線。通称は「金沢市電」。
★ほくりくどう《ほくりくだう》
【北陸道】
◇[日]Hokuriku Do
○[歴]八道の一つ。
若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡の七ヶ国。
「ほくろくどう(北陸道)」,「北陸」とも呼ぶ。
◎「北国(ホッコク)」とも呼ぶが、この場合には東山道の出羽国を含
むときがある。
ほくりくとんねる
【北陸トンネル】
○[交]JR北陸本線の敦賀駅〜南今庄駅間を結ぶトンネル。
全長13.87キロメートル。
◎1962. 6.10(昭和37)開通し、急勾配の敦賀駅〜今庄駅間の線
路は変更された。
1972.11. 6(昭和47)トンネル内で急行「きたぐに」に火災発生。
死者30人、重傷・軽傷719人。
★ほくりくほんせん
【北陸本線】
○[交]JR線。
「北陸線」とも呼ぶ。
◎1898(明治31)小松駅〜金沢駅間、開通。
1913(大正 2)全通。
1961.10.(昭和36)長距離特急白鳥(ハクチョウ)(大阪駅〜青森駅)
を運行。
ぼーくりゅーずけん
【ボークリューズ県】
◇[フ]Departement Vaucluse、[英]Vaucluse Prefecture
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)北西部の県。
県都はアビニョン(Avignon)。
〈人口〉
1990(平成 2)47万1,800人。
★ほくりょなんわ
【北虜南倭】
○[歴]
「南倭北虜」とも呼ぶ。
参照⇒どぼくのへん(土木の変),わこう(倭寇,和寇)
ぼーぐる
【ボーグル】
◇[英]bogle
○(1)お化け・小鬼・妖怪。
「ボギー(bogy,bogey)」とも呼ぶ。
○(2)(スコットランドで)カカシ(案山子)。
「スケアクロー(scarecrow)」とも呼ぶ。
参照⇒かかし(カカシ,案山子,鹿驚)
ほくれい
【北嶺】
◇[日]Hokurei
○(1)[地]比叡山の別称。
高野山を南山と呼ぶのに対していう。
⇒ひえいざん(比叡山)(1)
○(2)比叡山延暦寺の別称。
奈良の興福寺を南嶺または南都と呼ぶのに対していう。
⇔なんと(南都)(2)
参照⇒なんとほくれい(南都北嶺)(2)
ぼくれつかいしゃしんじけん《ぼくれつくわいしやしんじけん》
【朴烈怪写真事件】
○[歴]⇒ぼくれつじけん(朴烈事件)
ぼくれつじけん
【朴烈事件】
○[歴]1923(大正12)関東大震災後に朴烈夫妻が大逆罪で逮捕さ
れ、その後に政治問題化した事件。
1923(大正12)在日朝鮮人無政府主義者朴烈(準植)(1902〜1974)
と同棲中の金子文子(1905〜1926)が天皇・皇太子暗殺のため義
烈団から爆弾を入手したとして保護検束され、治安警察法違反
などで起訴。
1926. 3.25(大正15)大審院は天皇暗殺を謀ったとして大逆罪
により死刑を宣告。死刑判決は内閣の奏請により恩赦で同年4
月5日無期懲役に減刑される。
同年7月29日東京地裁の予審調室で取調中の両人の怪写真
(抱擁写真)が東京市内各所に流布された。流布の首謀者は北一
輝で、同年8月27日検挙。
両人の獄内優遇は、右翼や野党である政友会・政友本党(床
次竹二郎総裁)が第1次若槻礼次郎内閣を攻撃して政治問題化
し、数ヶ月にわたり紛糾が続いた。
「朴烈怪写真事件」とも呼ぶ。
◎金子文子は獄中で1926. 7.(大正15)自殺。
朴烈は戦後に釈放され、民団(在日朝鮮居留民団)団長・李承
晩政権の国務委員などを歴任。1950(昭和25)朝鮮戦争の際に北
朝鮮に連行され、のち南北平和統一委員会副委員長として活動。
ほくろ
【ホクロ】
【黒子】
○皮膚に点在する黒色または暗褐色の色素斑。母斑(ボハン)の一
種。
「ほくそ(黒子)」,「ははくそ(黒子)」,「ははくろ(黒子)」とも呼
ぶ。
◎泣き黒子(ボクロ)
◎英語:モール(mole)。
ほくろくどう《ほくろくだう》
【北陸道】
◇[日]Hokuroku Do
○⇒ほくりくどう(北陸道)
ほくろくはりすとすせいきょうかいせいどう
《ほくろくはりすとかせいけうくわいせいだう》
【北鹿ハリストス正教会聖堂】
○[建]1892(明治25)秋田県曲田(マガタ)(現:大館市)の豪農によ
り建てられたビザンチン様式の木造建築。
建坪15坪、良質の天然秋田杉がふんだんに使われている。秋
田県重要文化財指定。
ぽくろふか
【ポクロフカ】
◇Pokrovka
○ロシア連邦共和国の極東地方、アムール州(Amurskaya Oblast)
南西部にある、中国との国境、アムール川沿いの町。
ぽぐろむ
【ポグロム】
◇[露]pogrom(破壊)
○(1)(官憲による組織的・計画的な)大量虐殺。虐殺政策。
参照⇒はくしょくてろ(白色テロ)
○(2)[歴](特に)ユダヤ人住民とその住宅・店舗などに対する、
非ユダヤ人住民による集団的な迫害・虐殺。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ロシアを中心にポーラ
ンド・ウクライナなどで激しかった。
参照⇒ほろこーすと(ホロコースト),へいとくらいむ(ヘイト
・クライム,ヘイトクライム)
ぼけ
【ボケ】
◇Boke
○(1)(Boke Prefecture)⇒ぼけけん(ボケ県)
○(2)ギニア西端、ボケ県中央部にある県都。
◎もと奴隷貿易の集積地。
★ぼけ
【ボケ】
【木瓜】
◇[学]Chaenomeles speciosa
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)ボケ属(Chaenomeles)
の落葉低木。
◎「木瓜」は「マルメロ([葡]marmelo)」とも読む。
クサボケ:⇒くさぼけ(クサボケ,草木瓜)
ほげい
【捕鯨】
◇[英]whaling
○[海]クジラ(鯨)を捕獲すること。
◎1982. 7.23(昭和57)国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会で、
3年後の商業捕鯨の実質的な全面規制を決定。
1985. 4. 4(昭和60)日本政府、1988年3月までに商業捕鯨か
らの撤退に同意。
1987. 3.14(昭和62)日本、商業捕鯨を終了。
1987.12.23(昭和62)日本、調査捕鯨に出航。
1988. 2.10(昭和63)アメリカ政府、対日制裁を発表。
参照⇒こくさいほげいいいんかい(国際捕鯨委員会)
◎捕鯨船:⇒きゃっちゃーぼーと(キャッチャーボート,キャッ
チャー・ボート)
捕鯨用のモリ:⇒はーぷーん(ハープーン)(1)
ぼけおけん
【ボケオ県】
◇[ラオ語]Khoueng Bokeo、[英]Bokeo Province
○ラオス北西部の県。北東部をルアンナムタ県(Khoueng Luang-
namtha)に接し、西部・北西部をミャンマーに隣接。
県都はバンフエイサイ(Ban Houayxay)。
★ほけきょう《ほけきやう》
【法華経】
◇[梵]Saddharma-pundarika-sutra
○[仏]大乗仏教の重要経典。
「授記経(ジュキキョウ)」,「妙法蓮華経(ミョウホウレンゲキョウ)」,「妙法」と
も呼ぶ。
◎略法華(リャクホッケ):⇒じゅうにょぜ(十如是)
南無妙法蓮華経(ミョウホウレンゲキョウ):⇒なむみょうほうれんげきょ
う(南無妙法蓮華経)
ほけきょうじ《ほけきやうじ》
【法華経寺】
○千葉県市川市中山(ナカヤマ)にある中山妙宗の大本山。山号は正
中山(ショウチュウザン)、院号は霊蹟寺院。
法華堂・四足門(シソクモン)・五重塔は重要文化財。
日蓮自筆の『観心本尊鈔』や国宝の『立正安国論』などを所
蔵。
◎1260(文応元)日蓮の檀越(ダンオツ)(信徒)富木常忍(トキ・ジョウニン)
(胤継)が出家して日常と称し、日蓮を招き自邸に法華堂を建て
たのに始まる。
第2代日高(ニチコウ)が本妙寺を創建し、法華寺の貫首を兼ねる。
日蓮宗四本山の一つとして栄える。
1545(天文14)法華寺と本妙寺が法華経寺と称する。
1946(昭和21)日蓮宗から独立。
ぼけけん
【ボケ県】
◇[英]Boke Prefecture
○ギニア西端の県。南西部を大西洋に面し、北部・北西部をギ
ニアビサウに隣接。
県都はボケ。
ほげつ
【歩月】
○月の光のあたるところ(月下)を歩くこと。月の出ている夜、
風雅を楽しむために歩くこと。
★ぽけっと
【ポケット】
◇[英]pocket
○(1)[服]洋服などに縫い付けてある物入れの袋。
幼児語では「ポッケ」,「ポッポ」。
◎ポケットのたれぶたは「フラップ(flap)」。
○(2)(転じて)ふところ具合。
○()[]
○()[]
○()[運]ビリヤード(billiards)で、球を落とし入れる球受け
台の四隅と両側中央にある。
ぽけっとちーふ
【ポケットチーフ】
【ポケット・チーフ】
◇[英]pocket square/pocket handkerchief
○背広の胸ポケットに差し込むハンカチ(ハンカチーフ)。
★ぽけっとべる
【ポケットベル】
○[歴][通]
携帯電話やPHSの普及で加入者数が落ち込んでいた。
略称は「ポケベル」。
◎1968. 7.(昭和43)サービス、開始。
1999. 5.25(平成11)東京周辺でポケットベルのサービスを行っ
ていた東京テレメッセージが負債総額は約250億円で倒産。
2001(平成13)NTTドコモ、クイックキャスト(Quickcast)
と改称。
2004. 5.17(平成16)NTTドコモ、新規加入受け付けを6月
末で終了すると発表。
2005. 4.25(平成17)NTTドコモ、2007年3月31日に無線呼
出サービスを終了すると発表。
ほけのやまこふん
【ホケノ山古墳】
○[歴]奈良県桜井市箸中(ハシナカ)にある、日本最古の古墳。
全長約80メートルの前方後円墳。画文帯(ガモンタイ)神獣鏡など
が出土。
纒向(マキムク)古墳群の一つ。
◎2000. 3.27(平成12)大和(オオヤマト)古墳群調査委員会は、邪馬
台国の時代にあたる3世紀中葉の築造で、最古の前方後円墳と
確認されたと発表。
参照⇒おおやまとこふんぐん(大和古墳群)
ぽけべる
【ポケベル】
○[古][通]⇒ぽけっとべる(ポケットベル)
ぼけまつたけ
【ぼけマツタケ】
【ぼけ松茸】
○[植]⇒まつたけ(マツタケ,松茸)
★ぽけもん
【ポケモン】
○[計]クリーチャーズが開発したゲームソフト「ポケットモン
スター」の略称。
東京都港区浜松町に関連グッズ専門店ポケモンセンタートウ
キョーがある。
◎1996. 2.(平成 8)任天堂のゲームボーイ用ソフト「ポケット
モンスター赤・緑」が発売。
1997. 4.(平成 9)小学館集英社プロダクションによりアニメ
化されてTV放送開始。
★ほけん
【保険】
◇[英]insurance(インシュアランス)
○[経]
◎2008. 5.30(平成20)参議院本会議で保険法が可決・成立。商
法から保険に関する規定を独立させたもの。
ぼーげん
【ボーゲン】
◇[独]Bogen
○(1)弧形・弓形。
「アーチ([英]arch)」とも呼ぶ。
○(2)[楽]擦弦(サツゲン)楽器の弓。
⇒ゆみ(弓)()
○(3)[運]滑降中、板の後端を「八」の字形に開いて蛇行するこ
と。また、その技術。
「制動回転([英]stem turn)」とも呼ぶ。
○(4)[建]アーチ。
⇒あーち(アーチ)
★ほけんぎょうほう《ほけんげふはふ》
【保険業法】
○[法]保険事業に関する基本法。
◎1900(明治33)旧法。
1939(昭和14)公布、1940(昭和15)施行。
1995. 6.(平成 7)新保険業法成立、1996. 4.(平成 8)施行。
2003. 7.18(平成15)参議院本会議で改正保険業法が可決・成
立。 7.25公布、 8.24施行。契約者に約束した予定利率(運用
利回り)の引き下げが可能となる。
ほけんけいりにん
【保険計理人】
◇[英]actuary
○[経]⇒あくちゅありー(アクチュアリー)
ほけんし
【保健師】
◇[英]health nurse
○[医]保健指導に従事する医療担当者。
保健師の国家資格のほかに看護師の国家資格も必要。
都道府県の保健所・市町村の保健センター・病院などに勤務
し、地域社会に根ざした住民の健康相談や助言、健康診断を行
う。
旧称は「保健婦」。
参照⇒かんごし(看護師)
ほけんすうりし
【保険数理士】
◇[英]actuary
○[経]⇒あくちゅありー(アクチュアリー)
ほけんつなぎ
【保険つなぎ】
【保険繋ぎ】
○[経]⇒へっじ(ヘッジ)(4)
ほけんふ
【保健婦】
○[古][医]⇒ほけんし(保健師)
ほこ
【戈】
【戟】
○[軍]長い柄(エ)に両刃(リョウバ)の剣(ケン)を直角に付けた、鳶口
(トビグチ)に似た武器。
敵を引っ掛けたり、突き刺したりする。
参照⇒ほこ(矛,鉾,戈,鋒,戟)(1)
ほこ
【矛】
【鉾】
【戈】
【鋒】
【戟】
○(1)[軍]長い柄(エ)に両刃(リョウバ)の剣(ケン)を付けた、
槍(ヤリ)に似た武器。さらに枝を付けたものもある。
敵を突き刺すほか、儀式・祭祀(サイシ)などにも用いる。
参照⇒ほこをおさめる(鉾をおさめる)
◎日本では、鎌倉前期までは実際に用いられたが、すでに平安
末期ころから薙刀(ナギナタ)などに移り始め、儀式用になった。
参照⇒なぎなた(薙刀,長刀,眉尖刀),ぱるちざん(パルチザン)
(1)
◎片刃:⇒ぼくとう(朴刀)
〈音〉
矛:[呉]む、[漢]ぼう、[中]mao。
鉾:[呉]む、[漢]ぼう、[中]mou。
戈:[呉][漢]か、[中]ge。
鋒:[呉]ふ・ふう、[漢]ほう、[中]feng。訓は「ほこさき」。
戟:[呉]きゃく、[漢]けき、[慣用]げき、[中]ji。
参照⇒ほこ(戈,戟)
○(2)弓(ユミ)の幹(カラ)。
⇒ゆがら(弓幹)
○(3)⇒たかほこ(鷹槊)
○(4)⇒やまぼこ(山鉾)
ほご
【反故】
【反古】
○(1)書画などを書き損じて、不用になった紙。
「ほぐ(反故,反古)」,「ほうご(反故,反古)」,「ほんぐ(反故,反
古)」,「ほんご(反故,反古)」,「ほうぐ(反故,反古)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)不要なもの。役立たないもの。
○(3)(転じて)取り消し・破棄(ハキ)。無効。
◎約束を反故にする。
ぼこ
【ぼこ】
○(1)赤ん坊・ちのみご(乳呑み児)。
「ぼっこ」とも呼ぶ。
○(2)幼児(オサナゴ)・童(ワラベ)・子供。
「ぼっこ」とも呼ぶ。
◎座敷ぼっこ:⇒ざしきわらし(座敷童,座敷童子)
◎うら若い娘を意味する「おぼこ」は「うぶこ(産子)」の転訛(テンカ)。
「ひなたぼこ,ひなたぼっこ」は「ひなたぼこり」の転訛という。
ぼこ
【ボコ】
◇[英]boko
○[俗]鼻([英]nose)。
⇒はな(鼻)
ぼご
【戊午】
○[暦]干支(エト)の一つ。60種のうちの55番目。
「つちのえうま(戊午)」とも呼ぶ。
ぽこ
【ポコ】
◇[西]poco
○(1)[名](スペイン語で)少量・少数。
○(2)[形](スペイン語で)少しの。
◎ポコアポコ(poco a poco):少しづつ。
◎イタリア語の「ポーコ(poco)」、フランス語の「プ(peu)」に相
当する。
ぽーこ
【ポーコ】
◇[伊]poco
○(1)[名](イタリア語で)少量・少数。
○(2)[形](イタリア語で)少しの。
◎ポーコデポーコ(poco de poco):少しづつ。
◎スペイン語の「ポコ(poco)」、フランス語の「プ(peu)」に相当
する。
ぼこいえき
【母恋駅】
○[交]北海道室蘭市茶津町(チャツチョウ)にあるJR室蘭本線の駅。
御崎(ミサキ)駅と室蘭(ムロラン)駅の間
ほこう《ほかう》
【浦項】
◇[朝]Pohang
○朝鮮半島南東部、韓国東部の慶尚北道(Kyongsang-buk-do)(ケ
イショウホクドウ)南東部、迎日湾(Yong-il man)(ヨンイルマン)に面
する港湾都市。
空港や製鉄基地がある。
「ポハン(浦項)」とも呼ぶ。
参照⇒ぽすこ(ポスコ,POSCO)
ほこうかい《ほくわうくわい》
【保皇会】
◇[中]Baohuang Hui
○[歴]保救大清皇帝会(Baojiu Daqing Huangdi Hui)の略称。
本部はマカオ。
中国清朝末期、西太后(Xi Taihou)のクーデターで亡命した
変法派の康有為(Kang Youwei)(コウ・ユウイ)・梁啓超(Liang Qichao)
(リョウ・ケイチョウ)らが華僑(カキョウ)の支援を受けて、1899. 7.20(明治
32)カナダで結成した政治団体。日米加など世界に11の本部会、
103の支部会を設置。
清朝存続を策して立憲運動と西太后の独裁反対運動を展開。
参照⇒ちゅうごくかくめいどうめいかい(中国革命同盟会)
ほこうしゃてんごく《ほかうしやてんごく》
【歩行者天国】
○[社]ある区間の一般道を、土曜・日曜・祝祭日などの一定時
間、自動車の乗り入れを禁止して歩行者に開放すること。
主に、商店街で行われる。
略称は「ホコ天」
参照⇒たけのこぞく(竹の子族)
◎1970. 8. 2(昭和45)東京銀座などでスタート。
1977(昭和52)東京原宿、開始。竹の子族・ホコ天バンドなど
が出現。
2001. 9. 1(平成13)原宿(表参道通り約970メートル)・上野
(中央通り約750メートル,春日通り約530メートル)、廃止。
2008. 6. 8(平成20)秋葉原で無差別殺傷事件(7人死亡)が発
生して当面中止となる。
ほこうそ《ほかうそ》
【補酵素】
◇[英]coenzyme/prosthetic group
○[生化]⇒こえんざいむ(コエンザイム)
ほこうそうごうせいてつ《ほかうそうがふせいてつ》
【浦項総合製鉄】
◇[英]Pohang Iron and Steel Co.,Ltd.
○[古][経]⇒ぽすこ(ポスコ,POSCO)
★ほこうほう《ほかふはふ》
【保甲法】
◇[中]Baojia Fa
○[歴]中国、北宋(Bei Song)の王安石(Wang Anshi)(オウ・アンセキ)
の新法の一つ。
参照⇒ほ(保)
ほごかんさつかん《ほごくわんさつくわん》
【保護観察官】
○[法]保護観察所に勤務する国家公務員。
心理学・教育学・社会学などの保護観察・犯罪防止に関する
専門知識を有し、保護司を指導・協力しながら刑余者の支援を
行い、保護観察中に問題が発生した際には適切に処理する。
参照⇒ほごし(保護司)
ほごし
【保護司】
○[法]保護観察中や仮出所した刑余者の改善・更生を助け、再
犯予防に当る民間の篤志家(ボランティア)。
保護観察官の指導を受けながら、定期的に刑余者に会って相
談に乗ったり、就職先を確保したりして社会復帰を支援する。
社会的に信望のあるなどの要件を満たす民間人の中から、法
務大臣が委託し、無給であるが身分は国家公務員となる。
参照⇒ほごかんさつかん(保護観察官)
◎1950(昭和25)保護司法で規定・設置。
ほこた
【鉾田】
◇[日]Hokota
○(1)⇒ほこたまち(鉾田町)
○(2)[交]⇒ほこたえき(鉾田駅)
ぼごた
【ボゴタ】
◇Bogota
○[古]南アメリカ、コロンビアの首都サンタ・フェ・デ・ボゴ
タの旧称、または略称。
⇒さんたふぇでぼごた(サンタ・フェ・デ・ボゴタ)
ほこたえき
【鉾田駅】
○(1)[交]茨城県鹿島郡(カシマグン)鉾田町(ホコタマチ)にある、鹿島鉄
道の駅。
坂戸(サカド)駅の次で、ターミナル駅(終点)。
◎鹿島臨海鉄道大洗鹿島線には新鉾田駅がある。
ほこたまち
【鉾田町】
◇[日]Hokota Machi
○茨城県南部、鹿島郡(カシマグン)の町。
ほこてん
【ホコ天】
○[俗]歩行者天国の略称。
⇒ほこうしゃてんごく(歩行者天国)
ぽごのふぉら
【ポゴノフォラ】
◇[羅]Pogonophora
○[動]⇒ゆうしゅどうぶつ(有鬚動物)
ぽごのほら
【ポゴノホラ】
◇[羅]Pogonophora
○[動]⇒ゆうしゅどうぶつ(有鬚動物)
★ぼごのみっちょく
【戊午の密勅】
○[歴]
幕府への反発を募らせた朝廷は、1859(安政 6. 8.)幕政を批
判する内容の密勅を水戸藩、次いで幕府に伝達。井伊直弼はこ
れを水戸藩の策謀と考え、老中間部詮勝(マナベ・アキカツ)を上洛さ
せ、朝廷を説得する一方、関係する志士や公家の家臣を逮捕し
た。
安政の大獄へつながる。
ぼこはらむ
【ボコ・ハラム】
◇Boko Haram
○ナイジェリアのイスラム過激派組織。
◎比喩的に「(西洋化)教育は罪」の意味。
「ボコ」はハウサ語の「(非イスラムの)悪意」、「ハラム」はアラ
ビア語で「(罪として)禁じた」の意味。
ぽこぺん
【ポコペン】
◇[中]bu gouben
○[俗]だめだ・話にならない。
◎「元値に足りない」の意味。
「不(「穀」の「禾」を(「一」の下に「弓」)に替える)本」と書く。
「コ(gou)」は「(「句」偏+「多」)」・「(「多」偏+「句」)」とも書き、
意味は「充分な([英]enough)」。
ほこやま
【鉾山】
○⇒やまぼこ(山鉾)
ほこやり
【矛槍】
○(1)[歴]古代中国の武器。
⇒げき(戟)
○(2)[歴]中世ヨーロッパの武器。
⇒はるばーど(ハルバード)
ぼこる
【ぼこる】
【ボコる】
◇[英]rain blows
○[俗][他動]相手が弱る(くたばる)まで殴(ナグ)る。ぼこぼこ
にする。
原則、一人で一人を叩くこと。
参照⇒ふくろだたき(袋叩き,袋だたき)(1),ふるぼっこ(フル
ボッコ)
◎叩(タタ)く音の「ぼこぼこ」を動詞化した言葉。
ぼごーる
【ボゴール】
◇Bogor
○(1)(Kabupaten Bogor)⇒ぼごーるけん(ボゴール県)
○(2)インドネシア南部、ジャワ島西部のジャワバラト州(Pro-
pinsi Jawa Barat)北西部の都市。
南緯6.58°、東経106.79°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)54万4,600人。 2004(平成16)69万7,100人。
★ぼごーるけん
【ボゴール県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Bogor、[英]Bogor Regency
○インドネシア南部、ジャワ島西部のジャワバラト州(Propin-
si Jawa Barat)北西部の県。
ほこをおさめて《ほこををさめて》
【鉾をおさめて】
○[楽]時雨音羽(シグレ・オトワ)作詞、中山晋平(シンペイ)作曲の歌謡
曲。
◎1930(昭和 5)『世界音楽全集13(日本民謡曲集)』に収録。
ほこをおさめる《ほこををさめる》
【鉾をおさめる】
○戦闘や争いをやめる。
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