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百 科 辞 書 《ほ》 編集:獨 澄旻
-------- ほ ----------------------------------------------------
ほ
【保】
○(1)[歴]([中]bao)中国で、古くから行われた隣保組織の単位。
参照⇒ほこうほう(保甲法)
○(2)[歴]中国の制度をまねて、律令制で定めた隣保組織。
五戸で保を編成した行政末端組織で、保長は保内の相互検察
(犯罪告発)や、逃亡戸の捜索、租税滞納の代納(連帯責任)、旅
行者や宿泊者の告知などの義務を負った。
律令制の形骸化とともに平安後期には崩壊した。
「五保(ゴホ)」とも呼ぶ。
参照⇒ごにんぐみ(五人組)
◎秋田県の払田柵跡から保を記録した平安時代前期の漆紙文書
(ウルシガミモンジョ)が出土している。
参照⇒ほったのさくあと(払田柵跡)
★ほ
【帆】
○(1)風を受けて船を進ませる船具。
多くは帆柱(ホバシラ)を上下する帆桁(ホゲタ)に取り付ける布。
◎英語:セイル(sail)/セール。
◎横帆(オウハン)(square sail)。
横帆船(square-rigger)。
縦帆(ジュウハン)(fore-and-aft sail)。
縦帆船(fore-and-after,fore-and-aft rigged ship)。
◎帆船:⇒はんせん(帆船)
三反帆:⇒さんだんぼ(三反帆)
○(2)[]
ほー
【ホー】
◇[英]hoe
○[農](英語で)鍬。
⇒くわ(クワ,鍬)
[1]ぼー
【ボー】
◇[英]baud
○[通]データ伝送の情報単位。
デジタル信号とアナログ信号を相互に変換する変調速度で、
1秒あたりに伝送できるビット(bit)数。
参照⇒びっと(ビット,bit),[2]おくてっと(オクテット),
もでむ(モデム,MODEM)
[2]ぼー
【ボー】
◇Bo
○アフリカ西部、シエラレオネ中南部の都市。
北緯7.97°、西経11.74°の地。
〈人口〉
1985(昭和60)5万9,800人。
2002(平成14)8万1,000人。
ぽ
【ポ】
◇[英]point
○[印]ポイントの略。
⇒ぽいんと(ポイント)(4)
[1]ぽー
【ポー】
◇[フ]porc
○[哺](フランス語で)ブタ(豚)。
⇒ぶた(ブタ,豚)
[2]ぽー
【ポー】
◇Pau
○フランス南西部、アキテーヌ地域圏(Region Aqujtaine)南西
端のピレネーアトランティク県(Departement Pyrenees-Atlan-
tiques)の県都。
〈人口〉
1990(平成 2)8万3,928人。
[3]ぽー
【ポー】
◇[伊]fiume Po、[英]the Po
○[地]⇒ぽーがわ(ポー川)
[4]ぽー
【ポー】
◇Edgar Allan Poe(エドガー・アラン・ポー)
○[人]アメリカの詩人・小説家(1809. 1.19〜1849.10. 7)。ボ
ストン生れ。
墓はメリーランド州ボルティモア。
[1]ぼあ
【ボア】
◇[英]boa
○(1)[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)ニシキヘビ科(Pythoni-
dae)ボア亜科(Boinae)のヘビの総称。約60種。
オーストラリアを除く熱帯・亜熱帯に生息し、大半は中・小
形で卵胎生。
参照⇒あなこんだ(アナコンダ)
◎中国語:蟒蛇(mangshe)。
○(2)[爬](特に)(1)の一種、ボア属(Boa)のボアコンストリク
ター([学]Boa constrictor)。
南アメリカ・中央アメリカの熱帯に生息する無毒の大ヘビ。
全長3〜6メートル。
無毒で、獲物を絞め殺してから呑(ノ)み込む。
「コモンボア([英]common boa)」,「王蛇(オウジャ)」とも呼ぶ。
○(3)[服]婦人用襟巻の一種。
毛皮または羽毛製で、首にゆるく巻いてまとうもの。
○(4)(転じて)毛足の長い織物。
洋服の襟や袖口などにつけたり、敷布などに用いる。
[2]ぼあ
【ボア】
◇[英]bore
○[地]⇒かいしょう(海嘯)
[1]ぼーあ
【ボーア】
◇[トルコ語]boga
○[哺](トルコ語で)雄牛。
★[2]ぼーあ
【ボーア】
◇Niels Bohr(ニールス・ボーア)
○[人]デンマークの理論物理学者(1885〜1962)。
ぽあ
【ポア】
◇[チベット語]phowa
○[仏]チベット仏教で、(死後の)人の意識を仏界に移すこと。
参照⇒ちべっとぶっきょう(チベット仏教)
◎麻原彰晃(アサハラ・ショウコウ)(本名は松本智津夫)のオウム真理教で
は拡大解釈して、生きている人を仏界に送る、つまり殺人を正
当化する教義となった。
ほあいがわ《ほあいがは》
【ホアイ河】
【ホアイ川】
◇[中]Huai He、[英]the Huai River
○[地]⇒わいが(淮河)
ほあいほー
【ホアイホー】
【淮河】
◇[中]Huai He
○[地]⇒わいが(淮河)
ぼあお
【ボアオ】
【博鰲】
◇[中]Boao/Bo'ao
○中国南部、南シナ海にある海南島(カイナントウ)東海岸のリゾート
地。
海南省に属する。
ぼあこんすとりくたー
【ボアコンストリクター】
◇[英]boa constrictor、[学]Boa constrictor
○[爬]⇒ぼあ(ボア)(2)
ぼあじちかいきょう《ぼあじちかいけふ》
【ボアジチ海峡】
◇[英]Bogazici Strait
○[地]⇒ぼすぽらすかいきょう(ボスポラス海峡)
ほあしゃん
【ホアシャン】
【華山】
◇[中]Hua Shan/Huashan、[英]Hwa Shan
○[地]⇒かざん(華山)
ぼーあしゅう《ぼーあしう》
【ボーア州】
◇[英]Boer State
○[古]⇒[2]じゆうしゅう(自由州)
[1]ぼあず
【ボアズ】
◇[トルコ語]bogaz
○(1)(トルコ語で)首([英]neck)。
○(2)(トルコ語で)海峡([英]strait)。
○(3)(トルコ語で)のど([英]throat)。
[2]ぼあず
【ボアズ】
◇Franz Boas(フランツ・ボアズ)
○[人]アメリカの人類学者(1858. 7. 9〜1942.12.21)。ドイツ
生れ。
「アメリカ人類学の父(Father of American Anthropology)」
と呼ばれる。
★ぽあず
【ポアズ】
◇poise
○[物]粘性率(粘度)のCGS単位。
単位記号は「P」。
◎フランスの物理学者ポアズイユ(J.L.M.Poiseuille)に因(チナ)
む。
★ぽあずいゆ
【ポアズイユ】
◇Jean Louis Marie Poiseuille
○[人]フランスの物理学者(1799. 4.22〜1869.12.26)。
粘性流体を研究。
参照⇒ぽあず(ポアズ)
ぼあずかれ
【ボアズカレ】
◇Bogazkale
○トルコ中北部、チョルム県(Corum Ili)の小村。首都アンカ
ラの東方。
北緯40.02°、東経34.62°の地。
旧称は「ボアズキョイ(Bogazkoy)」,「ボガズキョイ(Bogazkoy)」,
「ボガズケイ(Bogazkoy)」。
◎もとヒッタイト帝国の首都ハットゥサ(Hattusa)。
1905〜1907(明治38〜明治40)発掘され、楔形文字(クサビガタモジ)
の文書が多数出土してヒッタイト帝国の歴史が明らかとなった。
参照⇒はっとぅさ(ハットゥサ)
ぼあずきょい
【ボアズキョイ】
◇Bogazkoy
○[古]⇒ぼあずかれ(ボアズカレ)
★ぼーあせんそう《ぼーあせんさう》
【ボーア戦争】
◇[英]Boer War
○[歴]ボーア人の国(トランスバール共和国・オレンジ自由国)
に対するイギリス帝国主義の侵略戦争(1899.10.〜1902. 5.)。
「ブール戦争」とも呼ぶ。
[1]ぽあそん
【ポアソン】
◇[フ]poisson、[英]fish
○(1)魚。魚類・魚介(ギョカイ)。
○(2)(転じて)魚料理・魚介料理。
★[2]ぽあそん
【ポアソン】
◇Simeon Denis Poisson(シメオン・ポアソン)
○[人]フランスの数学者・物理学者(1781〜1840)。
ぽあそんしゃ
【ポアソンシャ】
◇[フ]poisson-chat
○[魚](フランス語で)ナマズ(鯰)。
⇒なまず(ナマズ,鯰)(1)
ぽあちえ
【ポアチエ】
◇Poitiers
○フランス西部、ポアトー・シャラント地域圏(Region Poitou-
Charentes)の主都。ビエンヌ県(Departement Vienne)の県都。
「ポワチエ」,「ポワティエ」とも呼ぶ。
参照⇒とぅーるぽあちえのたたかい(トゥール・ポアチエの
戦い),ぽあちえのたたかい(ポアチエの戦い)
★ぽあちえのたたかい《ぽあちえのたたかひ》
【ポアチエの戦い】
◇[英]Battle of Poitiers、[フ]Bataille de Poitiers
○[歴]百年戦争初期、西部フランスのポアチエでフランス軍が
敗北した戦い。
1356. 9.19(<南>正平11,<北>延文元)。
「ポワチエの戦い」とも呼ぶ。
参照⇒あじゃんくーるのたたかい(アジャンクールの戦い)
◎「トゥール・ポアチエの戦い」はフランク王国の宮宰カール・
マルテルがイスラム教徒軍を撃退した戦い。
参照⇒とぅーるぽあちえのたたかい(トゥール・ポアチエの
戦い)
ぽあとーしゃらんとちいきけん《ぽあとーしやらんとちゐきけん》
【ポアトー・シャラント地域圏】
◇[フ]Region Poitou-Charentes、[英]Poitou-Charentes re-
gion
○フランス西部にある地域圏(地方)。北西部をサントル地域圏
(Region Centre)、南部をアキテーヌ地域圏(Region Aquitaine)、
北西部をペイ・ド・ラ・ロアール地域圏(Region Pays de la
Loire)接し、西部をビスケー湾(the Bay of Biscay)に面する。
主都はポアチエ(Poitiers)。
「ポワトー・シャラント地域圏」とも呼ぶ。
〈4県〉
ビエンヌ県(Departement Vienne)。
シャラント県(Departement Charente)。
ドゥーセーブル県(Departement Deux-Sevres)。
シャラントマリティム県(Departement Charente-Maritime)。
ぼあびすた
【ボアビスタ】
◇Boa Vista
○ブラジル北西部、ロライマ州(Estado de Roraima)の州都。
〈人口〉
1996(平成 8)15万4,166人(推計)。
ほあひん
【ホアヒン】
◇Hua Hin
○タイ王国南部、マレー半島基部のプラチャップキリカン県
(Changwat Prachuap Khiri Khan)北東部の都市。リゾート地。
2001(平成13)から毎年、ゾウのポロ競技大会を開催。
「フワヒン」とも呼ぶ。
ほあびん
【ホアビン】
◇Hoa Binh
○(1)(Tinh Hoa Binh)⇒ほあびんしょう(ホアビン省)
○(2)ベトナム北部、ホアビン省北部にある省都。
◎漢字表記は「和平([中]heping)」。
ほあびんしょう《ほあびんしやう》
【ホアビン省】
◇[ベトナム語]Tinh Hoa Binh、[英]Hoa Binh Province
○ベトナム北部の省。北西部をソンラー省(Tinh Son La)に接
する。
省都はホアビン。
〈面積〉
4,663平方キロメートル。
ぽあぶる
【ポアブル】
◇[フ]poivre(プワバ)
○(フランス語で)コショウ(胡椒)。
⇒こしょう(コショウ,胡椒)
ぽあろ
【ポアロ】
◇Hercule Poirot(エルキュール・ポアロ)
○[文]イギリスの作家アガサ・クリスティ(Dame Agatha Chris-
tie)の推理小説に登場する、ベルギー人の名探偵。
参照⇒くりすてぃ(クリスティ)
◎「ポワロ(Poireaux)」は野菜リーキ([英]leek)のフランス語名。
ほあんいん《ほあんゐん》
【保安院】
○[俗][原]原子力安全・保安院の略称。
⇒げんしりょくあんぜんほあんいん(原子力安全・保安院)
[1]ぽあんかれ
【ポアンカレ】
◇Jules Henri Poincare(アンリ・ボアンカレ)
○[人]フランスの数学者・物理学者(1854. 4.29〜1912. 7.17)。
ナンシー生れ。[2]ポアンカレの従兄弟。
鉱山学校に入学し、鉱山技師となる。
1879(明治12)カーン大学講師。
1881(明治14)パリ大学講師、1885(明治18)パリ大学教授。
1887(明治20)パリ科学アカデミー会員。
「ポアンカレー」とも呼ぶ。
[2]ぽあんかれ
【ポアンカレ】
◇Raymond Nicolas Landry Poincare
○[人]フランスの政治家(1860〜1934)。[1]ポアンカレの従兄
弟。
1912〜1913(明治45〜大正 2)第三共和国の首相。
1913〜1920(大正 2〜大正 9)第9代大統領。
1922〜1924(大正11〜大正13)首相。
1926〜1929(大正15〜昭和 4)首相。
「ポアンカレー」とも呼ぶ。
ぽあんかれー
【ポアンカレー】
◇Poincare
○(1)[人](Jules Henri Poincare)⇒[1]ぽあんかれ(ポアンカ
レ)
○(2)[人](Raymond Nicolas Landry Poincare)⇒[2]ぽあんか
れ(ポアンカレ)
ほあんかん《ほあんくわん》
【保安官】
◇[英]sheriff
○⇒しぇりふ(シェリフ)(1)
★ほあんじょうれい
【保安条例】
○[歴]1887.12.25(明治20)公布された反政府運動弾圧の勅令。
帝国憲法の制定直前、自由民権運動を取り締まる目的で制定。
★ほあんたい
【保安隊】
○[歴]自衛隊の前身。
◎1950(昭和25)警察予備隊として創設。
1952. 7.31(昭和27)保安庁法が公布。
1952.10. 1(昭和27)警察予備隊、保安隊に改組・発足。
1954(昭和29)保安隊、自衛隊に改組。
ほあんだいがっこう《ほあんだいがくかう》
【保安大学校】
○[歴]防衛大学校の前身。
⇒ぼうえいだいがっこう(防衛大学校)
◎海上保安大学校:⇒かいじょうほあんだいがっこう(海上保
安大学校)
航空保安大学校:⇒こうくうほあんだいがっこう(航空保安
大学校)
ぽあんたらあしぇ
【ポアンタラアシェ】
◇[フ]Pointe a la Hache
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)南西
端のプラークマインズ郡(Plaquemines Parish)中央部にある郡
都。
ほあんちょう《ほあんちやう》
【保安庁】
○[歴]警察予備隊と警備隊とを管理・運営した機関。防衛庁
(現:防衛省)の前身。
国家防衛と警察を任務とし、警察予備隊を発展強化させたも
の。
◎1952. 8.(昭和27)保安庁法により総理府の外局として設置。
警察予備隊を保安隊、海上警備隊を警備隊に改組し統括。
1954. 6. 4(昭和29)自衛隊法による防衛庁に移行。
ほあんぺそあ
【ホアンペソア】
◇Joao Pessoa
○⇒じょあんぺそあ(ジョアンペソア)
ほあんぼう
【保安帽】
◇[英]helmet
○⇒へるめっと(ヘルメット)(1)
ぽい
【ぽい】
○(1)(小さな物)を捨てること。
◎ぽい捨て禁止,(幼児語)ぽいしなさい
○(2)軽く放(ホウ)ること。また、そのさま。
◎ぽいと投げる
ぽい
【ポイ】
○金魚すくいに使用する、取っ手付きの輪。
針金やプラスチック製で、これに和紙を張って金魚を掬(スク)
う。
一時期、和菓子に使用する丸いモナカ(最中)の皮に針金の取っ
手を差したものもあった。
ほいあん
【ホイアン】
◇Hoi An
○ベトナム中央部、クアンナム省(Tinh Quang Nam)にある古都。
◎1999(平成11)世界文化遺産に登録。
ぼいおてぃあけん
【ボイオティア県】
◇[希]Nomos Voiotias、[英]Voiotia Prefecture
○ギリシア中央部の県。南東部をアッティキ県(Nomos Attikis)
に接する。
県都はレバデイア(Levadeia)。
ほいくえん《ほいくゑん》
【保育園】
○⇒ほいくしょ(保育所)
★ほいくしょ
【保育所】
○厚生労働省(旧:厚生省)所管。
「保育園」,「デイケア・センター」とも呼ぶ。
参照⇒たくじしょ(託児所)
◎幼稚園は文部科学省所管。
ほいぐん
【宝飯郡】
◇[日]Hoi Gun
○愛知県南東部の郡。
音羽町(オトワチョウ)・一宮町(イチノミヤチョウ)・小坂井町(コザカイチョウ)・
御津町(ミトチョウ)の町。
★[1]ぼいこっと
【ボイコット】
◇boycott
○不買同盟。
[2]ぼいこっと
【ボイコット】
◇Charles Cunningham Boycott
○[人]イギリスの農場差配人(1832. 3.12〜1897. 6.19)。
1873(明治 6)アイルランドのメーヨー県(County Mayo)アー
ン伯(Lord Erne)領の農場差配人(管理人)となる。
1880. 9.(明治13)滞納小作人の立ち退き令状を送達しようと
して、パーネル(C.S.Parnell)の率いる土地同盟(Land League)
による非暴力の抵抗行動にあった。
ぼいし
【ボイシ】
◇Boise
○(1)アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)南西部
にある州都。エイダ郡(Ada County)の郡都。
「ボイジー」,「ボイス」とも呼ぶ。
○(2)(Boise County)⇒ぼいしぐん(ボイシ郡)
ぼいじー
【ボイジー】
◇Boise
○⇒ぼいし(ボイシ)
ぼいしぐん
【ボイシ郡】
◇[英]Boise County
○アメリカ合衆国北西部、アイダホ州(Idaho State)南西部の
郡。南西部をエイダ郡(Ada County)に接する。
郡都はアイダホシティー(Idaho City)。
「ボイジー郡」,「ボイス郡」とも呼ぶ。
ぼいじーぐん
【ボイジー郡】
◇[英]Boise County
○⇒ぼいしぐん(ボイシ郡)
ぼいじゃー
【ボイジャー】
◇[英]Voyager(航海者)
○(1)[天]アメリカの惑星探査機。
◎1989. 8.24(平成元)ボイジャー2号、海王星に最接近。
○(2)[空]アメリカの軽飛行機の名前。
◎1987(昭和62)9日間、無給油・無着陸で地球を一周。
○(3)[交]ダイムラー・クライスラー社製のミニバン。
ぼいじゃーけいかく《ぼいじやーけいくわく》
【ボイジャー計画】
◇[英]Voyager project
○[歴][天]アメリカの惑星探査計画。
宇宙生物の有無などを調査。
ほいじんが
【ホイジンガ】
◇Johan Huizinga
○[人]⇒ほいじんは(ホイジンハ)
★ほいじんは
【ホイジンハ】
◇Johan Huizinga
○[人]オランダの歴史学者(1872〜1945)。
「ハイジンハ」,「ホイジンガ」とも呼ぶ。
ほいす
【ホイス】
◇Theodor Heuss
○[人]ドイツの政治家(1884〜1963)。
1948(昭和23)自由民主党の党首。
1949〜1959(昭和24〜昭和34)ドイツ連邦共和国(西ドイツ)の
初代大統領。
1954(昭和29)再選。
1959(昭和34)引退。
ぼいす
【ボイス】
◇Boise
○⇒ぼいし(ボイシ)
ぼーいすかうと
【ボーイスカウト】
◇[英]Boy Scouts(少年斥候団)
○[社]団体訓練・野外活動によって青少年の心身を鍛練し、国
家・社会の善良・有為な公民にすることを目的とする国際的な
団体。
参照⇒じゃんぼりー(ジャンボリー)(1),がーるすかうと(ガ
ールスカウト)
〈三つの誓い(Scout Promise)〉
<1>名誉にかけて神と国に誠を尽くし、スカウトの掟<オキテ>を
守ります(On my honor I will do my best To do my duty to
God and my country and to obey the Scout Law)。
<2>いつも他の人々を助けます(To help other people at
all times)。
<3>体を強くし、心を健やかに、徳を養います(To keep my-
self physically strong, mentally awake, and morally
straight)。
◎ビーバースカウト(Beaver Scout):6〜8歳の最年少団員。
カブスカウト(Cub Scout):8〜10歳の年少団員。
ボーイスカウト:11〜15歳の団員。
ベンチャースカウト(Venture Scout):16〜20歳の年長団員。
◎イギリスのロバート・ベーデン・パウエル(Robert Stephen-
son Smyth Baden-Powell)(1857〜1941)将軍が南ア戦争(1899〜
1902)で少年兵を斥候(セッコウ)・偵察に使って成功を収めた経験
から、1907(明治40)ブラウンシー島(Brownsea Island)で20人
の少年と実験キャンプを実施し、翌1908(明治41)ボーイスカウ
トを組織。
1910(明治43)アメリカ・ボーイスカウト(BSA)が設立。
1922(大正11)日本に少年団日本連盟が設立。
1926(大正15)ドイツにヒトラー・ユーゲント(Hitler Jugend)
が発足。
1982(昭和57)ビーバースカウトを新設。
参照⇒ひとらーゆーげんと(ヒトラー・ユーゲント)
ぼいすぐん
【ボイス郡】
◇[英]Boise County
○⇒ぼいしぐん(ボイシ郡)
ぽーいすしゅう《ぽーいすしう》
【ポーイス州】
◇[英]the County of Powys
○イギリス、ウェールズ中東部の州。
州都はランドリンドッドウェルズ(Llandrindod Wells)。
◎1974(昭和49)ブレコンシャー州(Breconshire)・モンゴメリ
ーシャー州(Montgomeryshire)・ラドノールシャー州(Radnor-
shire)が合併して新設。
1994(平成 6)クルーイド州(the County of Clwyd)の一部を
編入。
ぼーいずびーあんびしゃす
【ボーイズ・ビー・アンビシャス!】
◇[英]Boys,be ambitious!
○⇒せいねんねんよたいしをいだけ(青年よ大志を抱け)
ぼいすれこーだー
【ボイスレコーダー】
◇[英]voice recorder
○[空]音声記録装置。飛行機の操縦室内の会話や管制塔との交
信を自動的に、30分のエンドレス・テープに録音する装置。
事故調査のため搭載が義務づけられ、飛行機の墜落や火災に
も耐えられるように、堅牢なカプセルに納められている。
ぽいずん
【ポイズン】
◇[英]poison
○(1)毒・毒物。毒薬・劇薬。
○(2)(社会に対する)害毒・弊害。有害なもの・悪影響のある
もの。
ぽいずんぴる
【ポイズン・ピル】
【ポイズンピル】
◇[英]poison pill
○[経]敵対的企業買収を予防する代表的な手法。
買収者が一定の割合を超える株式を取得した場合、被買収企
業側が他の既存株主に対し新規株を発行し、買収者の持ち株比
率を引き下げる仕組み。
買収コストが増大するため、買収を仕掛けにくくする抑止効
果があるとされる。
「毒薬条項」とも呼ぶ。
参照⇒くらうんじゅえる(クラウン・ジュエル)(3)
◎アメリカでは1980年代から導入する企業が増えている。
★ほいっぐとう《ほいつぐたう》
【ホイッグ党】
◇[英]Whig Party/the Whigs
○(1)[歴]17〜19世紀、イギリスの政党。
1830(文政13)成立したホイッグ内閣が、1832(天保 3)選挙法
改正を成立させた後にトーリー党(Tory Party)の進歩派を取り
込み、自由党(Liberal Party)に発展した。
「ウイッグ党」とも呼ぶ。
◎1832年、トーリー党は保守党(Conservative Party)に改称。
○(2)[歴]独立戦争当時、アメリカの政党。独立派。
ほいっする
【ホイッスル】
◇[英]whistle
○(1)[自動]笛を吹く。
○(2)口笛。
⇒くちぶえ(口笛)(1)
○(3)汽笛(steam whistle)。
⇒きてき(汽笛)
○(4)呼子・警笛。
⇒よびこ(呼子,呼び子)
○(5)[運]競技で審判が合図(アイズ)に鳴らす笛。
◎共鳴胴のあるものと1〜数本の金属管のものがある。
共鳴胴には小さなコルク玉が入っていて、吹くの胴内を回転
移動して空気穴を開いたり閉じたりして音を出す。胴内が湿る
とコルク玉が張り付いて鳴らなくなる。
◎楽器の笛は「フルート(flute)」,「パイプ(pipe)」。
スペイン語:シルバト(silbato)。
フランス語:シフレ(sifflet)。
ドイツ語:パイフェ(Pfeife)。
イタリア語:フィスキエット(fischietto)。
中国語:哨子(shaozi)。
[1]ほいっとにー
【ホイットニー】
◇Whitney
○(1)[地](Mount Whitney)⇒ほいっとにーさん(ホイットニー
山)
○(2)[人](Eli Whitney)⇒[2]ほいっとにー(ホイットニー)
○(3)[人](William Dwight Whitney)⇒[2]ほいっとにー(ホイッ
トニー)
[2]ほいっとにー
【ホイットニー】
◇Eli Whitney
○[人]アメリカの発明家(1765〜1825)。
1793(寛政 5)綿繰機(ワタクリキ)を発明。
[2]ほいっとにー
【ホイットニー】
◇William Dwight Whitney(ウィリアム・ドワイト・ホイット
ニー)
○[人]アメリカの言語学者・サンスクリット学者(1827〜1894)。
ほいっとにーさん
【ホイットニー山】
◇[英]Mount Whitney
○[地]アメリカ合衆国カリフォルニア州(California State)東
部にあるシエラネバダ山脈の最高峰。標高4,418メートル。
参照⇒しえらねばだ(シエラネバダ,シエラ・ネバダ)(2)
★ほいっとまん
【ホイットマン】
◇Walt Whitman(ウォルト・ホイットマン)
○[人]アメリカの詩人(1819〜1892)。
ほいっぴんぐくりーむ
【ホイッピングクリーム】
◇[英]whipping cream
○[食]一般の生クリームより乳脂肪含有量が多い、泡立て用の
生クリーム。
参照⇒ほいっぷくりーむ(ホイップクリーム)
ほいっぷ
【ホイップ】
◇[英]whip
○(1)[動]ムチ(鞭)打つ。
○(2)[動]卵やクリームなどを泡立てる。
○(3)[名]ムチ(鞭)。
○(4)[名]馭者(ギョシャ)・御者。
○(5)[名]泡立てた卵やクリーム。
参照⇒ほいっぷくりーむ(ホイップクリーム)
ほいっぷくりーむ
【ホイップクリーム】
◇[英]whipped cream
○[料]生クリームを固まるまで泡立て、砂糖・香料などを加え
たもの。
ケーキの間にはさんだり、表面を飾るのに使用する。
また、コーヒーの表面に浮かせる。
単に「ホイップ」とも、「ホイップドクリーム」とも呼ぶ。
参照⇒ういんなーこーひー(ウインナコーヒー),[1]しゃんてぃ
じ(シャンティジ)
◎ホイップ用の生クリームは「ホイッピングクリーム(whipping
cream)」。
卵白を泡立てたものは「メレンゲ([フ]meringue)」。
泡立て器:⇒びーたー(ビーター)(2)
参照⇒ほいっぴんぐくりーむ(ホイッピングクリーム)
ほいっぷどくりーむ
【ホイップドクリーム】
◇[英]whipped cream
○[料]⇒ほいっぷくりーむ(ホイップクリーム)
ほいと
【陪堂】
【乞児】
【乞食】
○(1)物貰(モノモラ)い・乞食(コジキ)。
「ほいど(陪堂,乞児,乞食)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)欲しがるばかりの意地汚い人。
◎語源は「ほいとう(陪堂)(4)」とも、「ほぎひと(祝人)」とも。
参照⇒ほいとう(陪堂)
ほいど
【陪堂】
【乞児】
【乞食】
○⇒ほいと(陪堂,乞児,乞食)
ぼいど
【ボイド】
◇[英]void
○(1)空間・空虚・真空。空き・隙間(スキマ)。
○(2)[宇](the void)宇宙の空間。
○(3)空虚感・心の穴・空(ムナ)しさ。
○(4)トランプで、配られた札(カード)の中にある組(スーツ)
の札が全くないこと。
○(5)[計]C言語などの関数(ファンクション)や副プログラム
(サブルーチン)に復帰値がないこと。また、その指定。
ほいとう《ほいたう》
【ホイ島】
◇[英]Hoy Island
○[地]イギリス北部、スコットランド北方沖オークニー諸島
(Orkney Islands)南西部にある島。北東部をスカパフロー
(Scapa Flow)に面する。
北緯58.83°、西経3.28°の地。
〈面積〉
153平方キロメートル。
ほいとう《ほいたう》
【陪堂】
◇[中]peitang
○(1)[仏]禅宗などで、僧堂の外で陪食(バイショク)(もてなし)を
受けること。
○(2)[仏]禅宗で、僧の食事の世話をすること。また、その僧
や飯米。
○(3)他人に飯米や食事を施(ホドコ)すこと。また、その飯米や
食事。
○(4)金品をもらって回ること。
○(5)⇒ほいと(陪堂,乞児,乞食)
◎「ほい(陪)」は唐音。
ほいーとん
【ホイートン】
◇Wheaton
○アメリカ合衆国東部、メリーランド州(Maryland State)中西
部のモンゴメリー郡(Montgomery County)南東部にある都市。
ぼいな
【ボイナ】
◇[ポーランド語]wojna(ヴォイナ)
○(ポーランド語で)戦争。
ぼーいーないふ
【ボーイーナイフ】
【ボーイー・ナイフ】
◇[英]bowie knife
○⇒ぼういーないふ(ボウイーナイフ,ボウイー・ナイフ)
ぼーいはんと
【ボーイ・ハント】
◇[英]Where The Boys Are
○[楽]ニール・セダカ(Neil Sedaka)、ハワード・グリーンフィ
ールド(Howard Greenfield)作詞・作曲の歌謡曲(アメリカン・
ポップス)。
歌はコニー・フランシス。
◎1961(昭和36)。
日本では漣健児の訳詞・伊東ゆかりの歌でカバー。
ほいべ
【ホイベ】
◇Phoebe
○[ギ神]月の女神。アルテミスの別名。
⇒あるてみす(アルテミス)
★[1]ほいへんす
【ホイヘンス】
◇Christiaan Huygens(クリスチャン・ホイヘンス)
○[人]オランダの物理学者・天文学者(1629〜1695)。
自作の望遠鏡で土星の環を発見。
1659(万治 2)振子時計を製作。
「ホイゲンス」,「ハイゲンス」とも呼ぶ。
[2]ほいへんす
【ホイヘンス】
◇[英]the unmanned probe Huygens
○[天]アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関
(ESA)の共同企画による大型土星周回探査機カッシーニの小
型観測機。
参照⇒[2]かっしーに(カッシーニ)
◎2005. 1.14(平成17)土星最大の衛星タイタンに着陸。
ぼいぼでぃなじちしゅう《ぼいぼぢなじちしう》
【ボイボディナ自治州】
◇[英]Vojvodina Autonomous Province
○セルビア共和国北部にある自治州。北部をハンガリー、東部
をルーマニア、西部をクロアチアに隣接。
州都はノービサード(Novi Sad)。
〈面積〉
2万1,506平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)193万7,000人(推計)。
ほいま
【ホイマ】
◇Hoima
○アフリカ中東部のウガンダ共和国内の西部にあるブニョロ・
キタラ王国(Bunyoro-Kitara Kingdum)の王都。
ぼいやー
【ボイヤー】
◇[露]boyarin、[英]boyar/boiar/bolyar
○[歴](ピョートル大帝以前の)ロシア貴族の一員。
◎ロシア文字では"боярин"。
ほいらー
【ホイラー】
◇John Archibald Wheeler(ジョン・ホイラー)
○[人]アメリカの物理学者(1911〜)。
1969(昭和44)大質量・高密度の星の最終段階で重力崩壊して
外部から観測不能になったものを「ブラックホール(black hole)」
と命名。
ぼいりんぐれいく
【ボイリング・レイク】
◇[英]Boiling Lake(沸騰している池)
○[地]ドミニカ連邦(ドミニカ国)中南部、モーン・トロワ・ピ
トン国立公園(Morne Trois Pitons National Park)内にある火
口湖。海抜762メートル。
湖水温度は82〜91℃。
ほいーる
【ホイール】
◇[英]wheel
○(1)車輪・円輪。
参照⇒はぶ(ハブ,HUB)(1),[2]すぽーく(スポーク)(1)
○(2)[交](自動車の)ハンドル。
○(3)[海](船の)舵輪(ダリン)。
参照⇒[2]すぽーく(スポーク)(2)
○(4)紡ぎ車。
○(5)(製陶用の)ろくろ(轆轤)。
○(6)(ルーレットの)回転円板。
○(7)輪転・回転・旋回。旋回運動。
ぼいる
【ボイル】
◇[英]boil
○(1)(液体を)沸(ワ)かす。
○(2)(容器を)煮沸(シャフツ)する。
○(3)[料](材料を)茹(ユ)でる、煮(ニ)る。
ぼいるゆ
【ボイル油】
◇[英]boiled oil
○乾燥性を高めた油。
アマニ油(亜麻仁油)・荏油(エノアブラ)などの乾性油に、マンガ
ン・コバルトなどの金属酸化物を乾燥剤として加え、空気を通
じながら130〜250℃に加熱して製したもの。
ペンキ・印刷インク・油絵の具・印肉などの溶剤、油紙など
に用いる。
ほいーるろーだー
【ホイールローダー】
◇[英]Wheel loader
○[建]土木・建設機械の一種。
四輪駆動のゴムタイヤで走行するショベルローダー(shovel
loader)。
前面のショベルを使ってダンプカー(dump car)に土砂などを
積み込む重機だが、キャタピラで走行するブルドーザー(bull-
dozer)のように簡単な整地や掘削もできる。
参照⇒ぶるどーざー(ブルドーザー),ぱわーしょべる(パワー
ショベル),だんぷかー(ダンプカー)(1)
ぼいん
【ボイン】
◇[英]bazoom
○[俗]⇒ちぶさ(乳房)
ぼいんがわのたたかい《ぼいんがはのたたかひ》
【ボイン川の戦い】
◇[英]the Battle of the Boyne
○[歴]⇒ぼいんのたたかい(ボインの戦い)
[1]ぼーいんぐ
【ボーイング】
◇[英]bowing
○[楽]⇒ぼういんぐ(ボウイング)
★[2]ぼーいんぐ
【ボーイング】
◇Boeing、[中]Boyin(波音)
○(1)[経](Boeing Company)アメリカ合衆国の航空機製造会社。
参照⇒あとらすふぁいぶ(アトラス5)
本社はエバレット。
◎1916(大正 5)創業。
1996(平成 8)ロックウェル・インターナショナル(Rockwell
International)社から宇宙部門を買収。
○(2)[空]ボーイング社製の航空機。
◎B707:。
B737(100型):初期型。
B737(200型):100の胴体延長型。
B737(400型):。
B737(500型):。
B737(700型):小型ジェット旅客機(定員142人)。
B737(700ER型):700の長距離型。
B737(800型):短距離用旅客機。
B737NG(New Generation):700/800/700E
Rの総称。
B747:大型旅客機(ジャンボ)。日本の政府専用機はB7
47−400。
B747アドバンスト:大型旅客機(ジャンボ)。定員450人。
B747−8:大型貨物機。
B757:大型貨物機。
B767:中距離用旅客機。
B777(200LR)(ワールドライナー):長距離中型旅客
機(最長1万7,446キロメートル、301席)。エアバスのA−34
0シリーズのライバル機。
B787(ドリームライナー):次世代中型旅客機(200〜250
席)。
参照⇒じぇっとりょきゃくき(ジェット旅客機)
◎B−52:大型爆撃機。
E−8C:⇒じょいんとすたーず(ジョイントスターズ)
E−767:⇒えーわっくす(AWACS)
MMA(多任務洋上哨戒機):⇒えむえむえー(MMA)
ぼいんこうたい《ぼいんかうたい》
【母音交替】
◇[独]Ablaut
○[言]⇒あぶらうと(アブラウト)
ほいんしゃ
【保因者】
◇[英]carrier
○⇒[2]きゃりあ(キャリア)(4)
ぼいんせつぞく
【母音接続】
◇[英]hiatus
○[言]⇒はいえいたす(ハイエイタス)(5)
★ぽいんたー
【ポインター】
◇[英]pointer
○(1)針・指針。
「スタイラス([英]stylus)」とも呼ぶ。
○(2)[哺]イヌ(犬)の一品種。スペイン原産。
○()
○()[計]マウスカーソル(mouse cursor)の別称。
ぽいんつまん
【ポインツマン】
◇[英]pointsman
○(1)[交](鉄道で)ポイント(転轍機)を切り替える転轍手(テンテツ
シュ)。
参照⇒てんてつき(転轍機,転てつ機)
○(2)[交](立番の)交通巡査。
◎参照⇒ぽいんとまん(ポイントマン,ポイント・マン)
★ぽいんと
【ポイント】
◇[英]point
○(1)点。
○(2)地点。
○(3)(特に、川などの)良い釣り場。
○(4)[印]ポイント活字(欧文活字)の大きさの単位。
「ポ」とも略称する。
◎アメリカ式:1ポイント=0.3514ミリメートル。
ディドー式(didot point Unit):1ポイント=0.3759ミリメ
ートル。
ダイヤ(diamond):4.5ポイント活字。
パール(pearl):5ポイント活字。
ルビー(ruby):5.5ポイント活字。
エゲート(agate):5.5ポイント活字。
ノンパイレル(nonpareil):6ポイント活字。
ミニオネット(minionette):6.5ポイント活字。
ミニオン(minion):7ポイント活字。
ブレビア(brevier):8ポイント活字。
バージョイス(bourgeois):9ポイント活字。
エリート(elite):10ポイント活字。
小プリマ(long primer) :10ポイント活字。
パイカ(pica):12ポイント活字。
大プリマ(great primer):18ポイント活字。
パラゴン(paragon):20ポイント活字。
◎1886(明治19)アメリカでパイカ活字の12分の1(1/72インチ)
を1ポイントと定める。
1898(明治31)イギリスでもアメリカ式を採用。
日本でもJISでアメリカ式を採用。
◎ディドー式はフランスやドイツで採用されているもので、6
分の1リニユ(0.0149インチ=0.38ミリメートル)を1ポイント
とする。
○(5)[交]⇒てんてつき(転轍機,転てつ機)
○(6)[歴]⇒せんとうき(尖頭器)
○(7)[計]マウスカーソル(mouse cursor)の先端が指し示して
いる位置。
ぼいんとくーぴーぐん
【ポイントクーピー郡】
◇[英]Pointe Coupee Parish
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)中央
部の郡。
郡都はニューローズ(New Roads)。
〈面積〉
1,530平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)2万2,763人。
ぽいんとせっとぐん
【ポインセット郡】
◇[英]Poinsett County
○アメリカ合衆国中南部、アーカンソー州(Arkansas State)北
東部の郡。
郡都はハリスバーグ(Harrisburg)。
〈人口〉
1980(昭和55)2万7,099人。
1990(平成 2)2万4,664人。
2000(平成12)2万5,614人。
2005(平成17)2万5,349人。
ぽいんとまん
【ポイントマン】
【ポイント・マン】
◇[英]point man
○(1)先頭に立つ人。
○(2)(転じて)代表者(leader)・代弁者(spokesman)。
○(3)[軍]隊列の先頭で、安全を確認しながら先導する兵士。
◎参照⇒ぽいんつまん(ポインツマン)
★ぼいんのたたかい《ぼいんのたたかひ》
【ボインの戦い】
◇[英]the Battle of the Boyne
○[歴]1690. 7.12(元禄 3)イギリス国王ウィリアム三世(Wil-
liam III)(オレンジ公ウィリアム)がカトリック王(Catholic
King)ジェームズ二世(James II)に勝利した戦い。
名誉革命で追放されたジェームズ二世がフランス王ルイ十四
世の支援を得てアイルランドに上陸し、イングランド反攻を図っ
たもの。
「ボイン川の戦い」とも呼ぶ。
参照⇒うぃりあむさんせい(ウィリアム三世,ウィリアム3世),
じぇーむずにせい(ジェームズ二世,ジェームズ2世)
ぼいんりんせつ
【母音隣接】
◇[英]hiatus
○[言]⇒はいえいたす(ハイエイタス)(5)
ほう
【烽】
○[歴]⇒とぶひ(飛ぶ火,烽,燧)
[1]ぼう
【ボウ】
◇[英]bow
○⇒ばう(バウ)
[2]ぼう
【ボウ】
◇[英]bow
○(1)弓・洋弓。
日本では「アーチェリー(archery)」とも呼ぶ。
参照⇒あーちぇりー(アーチェリー),ぼうがん(ボウガン)
○(2)[楽]弦楽器の弓。
参照⇒ぼういんぐ(ボウイング)
○(3)弓形。
◎レインボウ(rainbow):虹(ニジ)。
ぽぅ
【ポゥ】
◇[フ]peau
○(フランス語で)ひふ(皮膚)・はだ(肌)。
⇒はだ(肌,膚)
ほうあんでん
【奉安殿】
○[歴]第二次世界大戦の戦前・戦中に、学校の講堂などに天皇
・皇后の写真と教育勅語謄本を安置していたところ。
戦後、GHQから破壊を指示されたが、実際には昭和40〜50
年代ころまで、体育道具などの格納に使用されていた。
参考⇒ごしんえい(御真影)
★ほうい《はうゐ》
【方位】
○
◎四方(シホウ):東・西・南・北。
四維(シイ):西北・西南・東北・東南。
ぼういーないふ
【ボウイーナイフ】
【ボウイー・ナイフ】
◇[英]bowie knife
○アメリカで猟師が使う、鞘(サヤ)付きで片刃の短刀。
「ボーイーナイフ」とも呼ぶ。
参照⇒さばいばるないふ(サバイバル・ナイフ)
ほういみ《はういみ》
【方忌】
○⇒かたいみ(方忌)
ほういん《ほふゐん》
【法院】
◇[中]fayuan
○(1)(中国語で)裁判所。
○(2)[歴]日本統治下の朝鮮総督府・台湾総督府・関東庁・南
洋庁に設置した裁判所。
参照⇒[3]こうとうほういん(高等法院)(2),ふくしんほうい
ん(覆審法院),ちほうほういん(地方法院)
ぼういん《ばういん》
【卯飲】
○卯(ウ)の刻(午前6時ころ)に酒を飲むこと、またその酒。
「朝酒(アサザケ)」,「卯酒(ボウシュ)」ともいう。
ぼういんぐ
【ボウイング】
◇[英]bowing
○[楽]バイオリンやチェロなどの弦楽器を演奏する際の、弓(ユ
ミ)(bow)の使い方。
「ボーイング」,「運弓法(ウンキュウホウ)」とも呼ぶ。
★ほうえ《はふゑ》
【法会】
○[仏]
参照⇒しちそう(七僧)(2)
ぼーヴぇ
【ボーヴェ】
◇Beauvais
○⇒ぼーべ(ボーベ)
ほうえい
【宝永】
○[歴]東山・中御門(ナカミカド)天皇朝の年号(1704. 3.13〜1711.
4.25)。
元禄の後、正徳の前。
参照⇒ほうえいじしん(宝永地震),ほうえいふんか(宝永噴火)
★ぼうえい《ばうゑい》
【防衛】
○
参照⇒せんしゅぼうえい(専守防衛),ごそうぼうえい(誤想防
衛)
★ぼうえいいかだいがっこう《ばうゑいいくわだいがくかう》
【防衛医科大学校】
○[軍][医]埼玉県所沢市(トコロザワシ)並木。
6年制。
参照⇒ぼうえいだいがっこう(防衛大学校)
◎1973.10.16(昭和48)防衛医科大学校、設置。
1974. 4.25(昭和49)開校。初代学長は松林久吉。
ぼうえいけんきゅうじょ《ばうゑいけんきうじよ》
【防衛研究所】
◇[英]National Institute for Defense Studies
○[軍]東京都目黒区中目黒にある防衛省の付属機関。
第一研究部:防衛政策や自衛隊の運営・管理に関連する調査
研究を行う。
第二研究部:国際関係や海外情勢の分析などを行う。
教育部:幹部自衛官らに対する専門教育を行う。
戦史部:太平洋戦争に関する貴重な資料などを保管、作戦や
戦闘の歴史を研究する。
◎2000. 9.(平成12)第二研究部に所属する三等海佐萩崎繁の、
ロシアへの秘密情報漏洩(ロウエイ)事件が発覚。
★ぼうえいけんしゅうじょ《ばうゑいけんしうじよ》
【防衛研修所】
○[軍]防衛省の付属機関。
◎1952(昭和27)保安庁付属の保安研修所として設立。
1954(昭和29)保安庁が防衛庁に移行し現名となる。
ほうえいじしん《ほうえいぢしん》
【宝永地震】
○[歴][地]1707.10.28(宝永 4.10. 4)北緯33.3°・東経135.9°
を震源とする、推定マグニチュード8.4の大地震。
東海道から中国・九州におよぶ被害が出、死者約4.900人。
遠州灘沖と紀伊半島沖の二つの地震とも考えられている。
参照⇒ほうえいふんか(宝永噴火)
★ぼうえいしせつちょう《ばうゑいしせつちやう》
【防衛施設庁】
◇[英]Japan Defense Facilities Administration Agency
○[歴][軍]防衛省(旧:防衛庁)の外局。
戦史室を付置。
◎1962(昭和37)調達庁と建設本部を統合して設置。
2007. 9. 1(平成19)防衛省に統合し、防衛監察本部を設置。
ぼうえいしゅつどう《ばうゑいしゆつどう》
【防衛出動】
○[法]外部からの武力攻撃やそのおそれのある場合、必要とす
る国会の承認を得て内閣総理大臣の命令により、自衛隊が防衛
のために出動すること。
自衛隊法76条で定義。
◎災害派遣では防衛大臣(旧:防衛庁長官)の判断のみで自衛隊
を出動できる。
★ぼうえいしょう《ばうゑいしやう》
【防衛省】
○[軍]
参照⇒ぼうえいちょう(防衛庁)
〈歴代大臣〉
久間章生(キュウマ・フミオ)(1940.12. 4〜):2007. 1. 9〜2007. 7.
3。
小池百合子(ユリコ)(1952. 7.15〜):2007. 7. 4〜。
◎2007. 1. 9(平成19)総務省外局の防衛庁から防衛省に昇格。
2007. 7. 3(平成19)久間防衛大臣、広島・長崎への原爆投下
はしょうがないとの発言で引責辞任。
ぼうえいそうび《ばうゑいさうび》
【防衛装備】
○(1)[軍]兵器を装備すること。兵器類を取り揃えること。兵
器類を開発・製造・購入・維持すること。
○(2)[軍]⇒ぼうえいそうびひん(防衛装備品)
ぼうえいそうびいてんさんげんそく
《ばうゑいさうびいてんさんげんそく》
【防衛装備移転三原則】
【防衛装備移転3原則】
○[政][軍]2014. 4.(平成26)安倍晋三内閣が発表した、武器輸
出を可能とする日本政府の統一見解。
国家安全保障会議(日本版NSC)が許認可権を持つ。
それまでの武器輸出を禁じていた武器輸出三原則に対し「新
三原則」とも呼ぶ。
参照⇒ぶきゆしゅつさんげんそく(武器輸出三原則,武器輸出
3原則)
◎1967(昭和42)佐藤栄作内閣、武器輸出を禁じる武器輸出三原
則を発表。
2013.12.(平成25)国家安全保障会議、発足。
ぼうえいそうびひん《ばうゑいさうびひん》
【防衛装備品】
○[軍]兵器の呼び替え。
単に「防衛装備」とも呼ぶ。
◎自衛隊は軍隊ではないという政府の立場からの名称。
ぼうえいだいがっこう《ばうゑいだいがくかう》
【防衛大学校】
◇[英]National Defense Academy
○[軍]自衛隊の幹部自衛官を養成と補充を目的とする、防衛省
付属機関の一つ。
本部は神奈川県横須賀市走水(ハシリミズ)。
年限は4年で、理工学教育を重視。
参照⇒ぼうえいいかだいがっこう(防衛医科大学校)
◎卒業生は1年間の幹部候補生(曹長)を経て三等陸・海・空尉
(少尉)に任官。
さらに上級の教育機関として統合幕僚学校がある。
参照⇒とうごうばくりょうがっこう(統合幕僚学校)
◎学校教育法に基づく大学ではない。
◎1952(昭和27)保安庁付属の保安大学校として開校。
1954(昭和29)保安庁が防衛庁に移行し現名に改称。横須賀市
久里浜(クリハマ)から横須賀市小原台(オバラダイ)(走水)に移転。
1991(平成 3)学士号の取得可能となる。
1992. 4.(平成 4)女性第一期生39人、入学(27人卒業)。
1996(平成 8)アジア・太平洋地域の留学生、受け入れ開始。
ぼうえいちょう《ばうゑいちやう》
【防衛庁】
◇[英]the Defense Agency
○[歴][軍]自衛隊を管理・運営する総理府の外局。
国防を主務とし警察を副務とする。また、条約に基づく在日
米軍関係の事務も行なう。
長官は国務大臣で、総理大臣の指揮・監督を受ける。
内部部局のほかに陸上・海上・航空各自衛隊の幕僚監部、統
合幕僚会議、諸部隊などを置く。
外局として防衛施設庁、付属機関として防衛研修所・防衛大
学校がある。
参照⇒ばくりょうかんぶ(幕僚監部),ぼうえいしゅつどう(防
衛出動)
◎1954. 6. 4(昭和29)自衛隊法とともに防衛庁設置法が公布、
保安庁に代って設置。
1997. 1.20(平成 9)情報本部、発足。従来の統合幕僚会議第
二幕僚室・陸上幕僚監部調査部調査第二課・調査第二課別室・
海上幕僚監部調査部調査第二課・航空幕僚監部調査部調査第二
課を統合したもの。
六本木(港区赤坂9丁目)から2000.05.08(平成12)市ヶ谷(新
宿区市谷本村町)の新庁舎へ移転。
2006. 3.27(平成18)統合幕僚監部を設置。
2006.12.15(平成18)参議院本会議で、防衛庁の省昇格関連法
が自由民主党・公明党と野党の民主党などの賛成で可決・成立。
2007. 1. 9に外局から防衛省に昇格する。
◎情報本部の通信所:大刀洗(福岡県)・美保(鳥取県)・小舟渡
(新潟県)・大井(埼玉県)・東千歳(北海道)・喜界島(鹿児島県)。
参照⇒きかいじまつうしんじょ(喜界島通信所)
ぼうえいにほう《ばうゑいにはふ》
【防衛二法】
○[法]防衛庁設置法と自衛隊法。
◎1954. 6. 9(昭和29)防衛庁設置法・自衛隊法、公布。 7. 1、
施行。
1967. 7.28(昭和42)防衛庁設置法・自衛隊法、改正法公布。
2005. 7.22(平成17)改正防衛庁設置法、成立。
★ぼうえいひみつほごほう《ばうゑいひみつほごはふ》
【防衛秘密保護法】
○[法]1954(昭和29)制定された「日米相互防衛援助協定等に伴
う秘密保護法」の略称。
「秘密保護法」とも呼ぶ。
ほうえいふんか《ほうえいふんくわ》
【宝永噴火】
○[歴]1707.12.16〜1708. 1. 1(宝永 4.11.23〜宝永 4.12. 9)
富士山の最大級の大噴火。
参照⇒ほうえいじしん(宝永地震),じょうがんふんか(貞観噴
火)
★ぼうえき
【貿易】
○
◎貿易記念日:6月28日。
ぼうえききょうりょくきこう《ぼうえきけふりよくきこう》
【貿易協力機構】
◇[英]Organization for Trade Cooperation
○[経]⇒おーてぃーしー(OTC)
★ぼうえきふう
【貿易風】
◇[英]trade wind
○[気]緯度30度付近から赤道に向かって絶えず吹いている気流。
北半球では北東風、南半球では南東風となる。
参照⇒はどれーじゅんかん(ハドレー循環)
ぼうえる
【ボウエル】
◇[英]Sir Mackenzie Bowell
○[人]カナダの第6代首相(1823.12.27〜1917.12.10)。在任:
1894.12.21〜1896. 4.27。
★ぼうえんきょう《ばうゑんきやう》
【望遠鏡】
◇[英]telescope、[蘭]Telescoop
○[光]
「テレスコープ」,「千里鏡(センリキョウ)」,「天眼鏡(テンガンキョウ)」とも
呼ぶ。
参照⇒てんたいぼうえんきょう(天体望遠鏡),そうがんきょ
う(双眼鏡),れちくる(レチクル)
ぼうえんれんず《ばうゑんれんず》
【望遠レンズ】
◇[英]telephoto lens
○[写]遠距離の物を拡大撮影するためのカメラ用レンズ。
標準レンズより焦点距離が長いもの。
拡大率が大きいほど長く、また暗くなる。
俗に「ながたま(長玉)」とも呼ぶ。
★ほうおう《ほふわう》
【法王】
○()
○()[宗]教皇(ローマ法王)の別称。
⇒きょうこう(教皇)
★ほうおう《ほうわう》
【鳳凰】
◇[中]
○[中国伝説]
「鳳」はオス(雄)、「凰」はメス(雌)を指す。
参照⇒[1]ふぇにっくす(フェニックス)(1)
ほうおうざん《ほうわうざん》
【鳳凰山】
◇[日]Ho'o Zan/Hoou Zan
○[地]秋田県大館市にある山。標高約520メートル。
毎年8月16日の送り火で「大文字焼き」が行われる。
◎2009. 8.16(平成21)pm 8:08:08アメリカ映画『HACHI
約束の犬』の公開に因み、8分間のみ「犬」にする。
ほうおうちく《ほうわうちく》
【ホウオウチク】
【鳳凰竹】
◇[学]Bambusa liukiuensis var.nana/Bambusa nana
○[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)タケ亜科(Bambusioid-
eae)ホウライチク属(Bambusa)のホウライチク(蓬莱竹)の一変
種。
高さ1〜3メートル。茎は細く褐色で、密に分枝する。葉は
1〜6センチメートルで、小枝の先に羽状につく。
庭園に栽植、または盆栽にする。
枝葉を鳳凰の尾に見立て、「ホウビチク(鳳尾竹)」とも呼ぶ。
参照⇒ほうらいちく(ホウライチク,蓬莱竹)
◎中国語:鳳凰竹(fenghuang zhu)/鳳尾竹(fengwei zhu)/観
音竹(guanyin zhu)。
ほうおん《はふおん》
【法音】
○(1)説法(セッポウ)または読経(ドキョウ)の声。
○(2)[仏]法の音、つまり仏陀の説法のこと。
★ほうおんこう《ほうおんかう》
【報恩講】
○(1)[仏]諸宗派で、宗祖・祖師・開祖・派祖の恩に報ずるた
め、その忌日に営(イトナ)まれる法会(ホウエ)。
○(2)[仏](特に)浄土真宗で、宗祖親鸞の忌日(陰暦十一月二十
八日)に営まれる法会。
◎食膳:参照⇒ひゃくぜん(百膳)(3(
[1]ほうおんじ
【報恩寺】
○(1)東京都台東区東上野にある真宗大谷派の寺。山号は高龍
山。
◎1214(建保 2)親鸞聖人の直弟性信上人が下総国横曾根(現:茨
城県水海道市)に創建。
1602(慶長 7)江戸に移転し、「坂東(バンドウ)報恩寺」と呼ばれ
る。
1806(文化 3)現在地に移転。
○(2)京都にある真言宗智山派の寺。
⇒だいほうおんじ(大報恩寺)
★[2]ほうおんじ
【報恩寺】
◇[中]Bao'ensi
○(1)中国東部、安徽省(Anhui Sheng)(アンキショウ)西部の六安市
(Liu'an Shi)寿県(Shou Xian)にある古刹。
◎唐代、貞観年間( 627〜 649)に創建。
○()
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